2014-04-25

限界集落ジャンク土地を「50万円均一」で売り出せ

ブックオフビジネスモデルは、一定スペック古本なら買い取り価格も売り出し価格も均一化したこと。

 細かく言えば、古本に多少の価格差がつく筈だが、査定要員の人件費カットしたのがミソ。

 宅急便も、サイズ毎に価格均一化して、料金計測要員人件費カットしたのがブレークきっかけ、と聞いている。

★この「一定スペックを満たしていれば、均一価格」というビジネスモデル不動産に応用できないか?

 特に二束三文にすらならない、限界集落空き家空き地取引に。

 「100坪以上なら、面積に関係なく、場所関係なく、古家付きか否かに関係なく、日当たりに関係なく、

  農地か山林か荒地かに関係なく、一律50万円」てな感じ。

 「俺の土地はそんなに田舎じゃない、もっと高く売れる筈」という人は、そのサービスを利用しなければいい

★例えば「50万円均一不動産サイト」を国土交通省が立ち上げる。

 田舎土地を売り出したい人は、そのサイト土地情報をアップする。

 田舎土地を50万円で買いたい人は、そのサイトを閲覧し、1000件近い物件掲載から、お目当ての土地を入手する

 つまり不動産業者を一切介在させず、個人間取引にする。

 個人間取引なので、重説不要になる。

 50万円程度の土地なので、仲介手数料の法定上限額が少額で、不動産業者を介在させられない(不動産業者の人件費倒れ)、

 という事情もある。

 個人間取引なので、価格交渉トラブルは避けたい。だから50万円均一にして、トラブルを避ける。

★想定売り主は、「タダでもいいから、親の遺産土地を早く手放したい」的な人。

 「自分は都会住まいなので、田舎への交通費や、権利書類の用意だけで数万円かかる、だからタダでも手放したい」という人。

★逆に想定買い主は、「なんでもいいから田舎土地が欲しい」という人。

 以前北海道で、荒野を1万円でセールスしたら、購入希望殺到したらしい。

 そういうニーズは意外とある

 ヤフオクで「なんでこんなガラクタに?」という高値が付いたりする。

 世の中広いからガラクタマニアも中にはいる、ということ。

 ただ、「ガラクタマニアが小遣いで出せる額」のアッパーは数十万円じゃないか、と。

 (100万円だと、心理的抵抗感がある)

 だから50万円均一にしておく。

★厳密に言えば、

 「100坪50万円なら、150坪は75万円に、200坪は100万円にならなければオカシイ」。

 しかし、いちいち土地を実測するのは、土地家屋調査士人件費無駄

 だから面積に無関係価格均一にする。

 「100坪以上あるかどうか?」のエビデンスは、グーグルアース代用すればいい。

★「別にタダにしてもいいのでは?」との意見もあるが、50万円程度の対価がないと、

 売り主側は登記手続費用などの諸費用も出ないと思う。

 (つまり、売り出そう、というインセンティブ喪失してしまう)

 対価50万円で、やっと諸費用トントンでは?

 一方、買い主側にもある程度の対価を要求した方がいい。タダだとイタズラ目当てが横行する

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