はてなキーワード: 書庫とは
本編に戻る : anond:20211105031842
基本的にGoogleの検索オプションや、Twitterの検索コマンドは各自で検索していただきたい。
...が、コイツ何やってんだよサッパリわからん!と言われないために記しておく。
参考サイト : https://mag.app-liv.jp/archive/81735/
くらい。これらを検索語句に加える。本当に出て来なかったら調べると吉。
このように除外する。
-"XXXXX"
このようにしないと働かない (何で?) 。
参考サイト : https://liginc.co.jp/web/service/google/86222
-(除外検索)
before:20XX-XX-XX (指定した年月日 以前)
after:20XX-XX-XX (指定した年月日 以後)
辺り。OR AND *などを使用する機会は、うろおぼえが混み入ってない限り少ない。
本当に出ないときに思い出す程度で。
参考サイト : https://www.google.co.jp/imghp?hl=ja
よくネットの拾い画像の出典を知りたい、と来るが、7割はGoogle画像検索で出る。
出なかった際に、検索欄にdotやfictional characterなどの文字が入っている。
この辺りの仕組みはよくわからないのだが、画像から推測したワードが打ち込まれるもよう。
なので、画像に関連した語句と指定期間を加えると出ることが多い。
その場合は、画像編集で余計なものをトリミングで切ってあげるのも手。
Twitterで見たという自信があるのなら、TwiGaTenを使うとベネ。
もちろん鍵垢になってる場合は見られないけどね。
WayBackMachine : http://web.archive.org/
うろおぼえの内容を漁っていたら、情報源が切れたリンクの先にある。
そういう場合、WayBackMachineを利用する。
通常はGoogle検索で事足りるが、便利なのは国会図書館のデータベース。
https://crd.ndl.go.jp/reference/
Twitterで見た、類の検索はツイコミ(仮)や、蒼天画廊といったサイトもある。
またマンガの検索については、Googleの画像文字認識の精度が上がっているため、
参考サイト : https://www.baka-ke.com/2020/06/19/google-ocr/
正直このように列挙していく必要はない。なぜかというと、
うろおぼえ対象にあったジャンルのデータベースで検索しているに過ぎないから。
ほんとデータベースを公開してくれている人に頭上がらん...
Twitterでも出ないし、かなりのサイトを巡っても出ない場合。もしくはうろおぼえ対象が古い場合。
part1: anond:20211105031842
part2: anond:20211106011219
part3: anond:20211108012801
発売日に買ってようやく4ルート+灰狼をクリアしたのでつらつら書いてみる。
水増しするくらいなら1ルートに絞って徹底的に作りこむべきだったのではなかろうか。
過去作品はそこそこやっているが、ここまでガッカリした、時間を無駄にしたと感じる作品ははじめて。
世の中でなぜこんなに売れてもてはやされているのかまったく理解できなかった。
「入れ込みすぎ」たキャラクターというのは最後までいないままだった。
ターン制限やクリア条件がシビアなマップはほとんどないせいで、頭を使わずに戦闘を繰り返すだけ。
使いまわしが多いため周回するともはやプレイに苦痛を感じるレベル。
様々な制限があるなかでどう勝つか、考える要素が多く非常に面白い。
これのせいで適当に突撃して失敗したら天拍で巻き戻すという繰り返しでクリアできてしまう。
雑にプレイして平気なら何かを考える方があほらしく感じてしまってだめ。
「命中30%?とりあえず振ってみるか」こんな思考でFEをやりたくなかった。
使わなければいいという声もあるが、なぜ公式に存在する選択肢を縛ってプレイしなければならないのか。
ハードより上の難易度なら多少は何か変わるかもしれないが、そこに挑戦する熱意は生まれなかった。
黄はかろうじてそれっぽい締めがあるが、白赤青は中途半端になげっぱなし。
大団円はなくとも、風花雪月の話が終わったという感じは欲しかった。
赤なんて闇うごを討伐までがエガちゃんの想いのはずなのにレア倒してエンドでは、ただ闇うごの願いを成就させただけじゃないかと。
短く綺麗にまとまっている。級長の団結も見られて楽しい。
父親が死んで1回失敗したらもう諦めちゃうのか。青ルートでロドリグ死んときは「ディミトリ正気に戻ったからまあいっか」なのか。
不意打ちで死ぬ系はすべてが天拍でどうにからならないのか?と思ってしまう。ストーリーに組み込んだのは失敗だったと思う。
謎のまま明かされないアレコレが多すぎてもやもやする。
地下書庫を見ると解消するらしいが、それならオマケと感じる程度にどうでもいい感じまで薄めて提供して欲しい。
レオニーとジェラルトが出会ったときいベレトスがいなかった理由が最後までわからなかった。
無口な上に過去の記憶も曖昧なせいでベレトスは何からなにまで終始謎のキャラクターだった。
それでいて周囲の人からひたすら信頼・信用されるという状況には違和感しかない。
立ち位置も非常に弱く、ストーリーを動かすキャラクターではない。風花雪月の主人公は3級長とレア。
プレイヤーキャラクターがわき役となるとゲームへの没入感はなくなる。
落とし物さがしでやる気を得たり、花を育てたり、釣りをしたりと、生徒たちを強くするには欠かせない工程。
これがとにかくつらい。落とし物は誰のものか見つけて渡すためにマップをひたすら走る必要があるし、魚釣りは単調な繰り返し。
「嫌ならやるな」「スキップ機能がある」そういう声もあるけれど、やらないデメリットが大きい。
不幸自慢大会がひらすら繰り広げられ、どの組み合わせでも特定の話題が繰り返されることが多い。
そのキャラの持ちネタはわかるが、それしかないのかと。例えばリシテアで言いうと寿命が短い話になることが多い。みんな陰鬱。
ただ舞台装置として存在し、ストーリーを成立させるために動くキャラクターが多い。このキャラクターならこう動くだろうというものが感じられない。
キャラクターを潰している。
なんとなくとか、ベレトスを信じるとかそれだけで家と国を裏切る人たちが多すぎる。
どこの会社でもやってることですが、非正規社員は昼食は食堂は使わず
冷暖房のない薄暗い書庫でコンビニ弁当を食べるというルールがあります。
外食する店も近くにはありません。この時期非常に寒いから通勤のコート着てかき込んでます。
Aという派遣が、正社員と仲のいいことを逆手にとって勝手に食堂に入り込んでランチしてることが発覚しました。
さらに、正社員にたびたびおごってもらってるという驚愕の事実まで。
これが人事にばれたらA自身だけでなく、普通に書庫で食べてる私らまで契約解除されるでしょう。
これはヤバいと思って、今日仕事の後にAを呼び出して注意しました。
「あのさ、派遣ならウチラと同じ場所でご飯食べてよ!違反だってわかってるの?」
「H田(正社員)さんが一緒に食べよっていうから仕方ないじゃん」
「少し正社員と仲がいいと思って調子乗ってない?そういう勝手なことするとウチラまで迷惑すんの!」
「は!全然わかってないね。ウチラと一緒に行動しないと困るの!」
とまあそんな感じの水掛け論、確かなのはAにはルール違反してるという自覚が全くないことです。
私とAは離れたフロアで働いてるからAの仕事ぶりは分かりませんが、Aの方が1個上です。
明日は集団で食堂に乗り込んで、Aを首に縄つけても書庫に引っ張りこんで飯を食わせる予定。
派遣はこれくらいやらないと生き残れないんです。
現状を整理する。
院進学時に大きく分野を変えて今の研究室に進学し、3年目の終わり。
博士課程後期にも差し掛かると、研究計画から論文化まで全て自分でできるものとして放任の指導がなされる。
自分の勉強不足および実力不足で修士から今に至るまで殆ど業績はない。
半ば信じられないだろうが、D1の現在で業績は国内の学会での発表1件のみ。
それも、去年学会が中止になったので要旨を出しただけの幻の発表だ。
学会発表の要旨に研究が間に合ったためしがなく、期限を過ぎてから指導教員に発表しないとだめだよと指導される。
そんなことわかっているが、正しい研究の進め方が会得できていないので、結局翌年も同じことの繰り返しになってしまう。
修士の頃から院生なのだから自分で研究できるよねと言われ続け、研究の正しい進め方などがよく理解できていないまま現在に至る。
院生なのだから当然放任指導で、研究の進め方を乞うても一からできるようになることが醍醐味だと諭されて結局何も得られていない。
指導教員に手取り足取り指導されても学位取得後どうするのだという話になるので、厳しいがこれは合理的だ。
発達障害で時間の管理が苦手で、絶望的にスケジュール調整ができない。
準備に2週間かかる実験で、結果が出るまでに少なくとも1か月はかかるので、1回の失敗が重くもう6回失敗した。
半年もデータが出ない時点で危惧して指導教員に相談したが、実りのある議論はできなかった。
何か足がかりになるデータがあるわけでもなく、このままだと3年で出られるどころか、5年かかっても出られるとは思い難い。
片親で経済状況が悪く、3年で出られないと博士後期課程を継続することは困難。
親は大丈夫というが、利子すら返せない借金がもう400万円にも膨れ上がっているのに全くもって大丈夫ではない。
最近、学振に出すためだけに業績を積もうとして指導教員と揉めた。
20万円もらえる治験に参加し、文字通り売血してまで治験協力費からゲノム解読の費用を捻出し、研究発表しようとしたからだ。
指導教員の意見としては、業績が少なすぎて通るわけないし、君は学振に出すために研究をしているわけではないということだ。
それはわかるが、昨年同じような状況でDC2の申請を蹴ったら蹴ったで指導教員に遠回しに嫌味を言われた。
飛び級して同期になった元後輩がDC2に受かったこともあり、事あるごとに嫌味を言われる現状出さないという選択肢はないのだ。
話し合いの末、指導教員の方針にそぐわない形で研究がしたいなら指導教員を変えろと言われてしまった。
同時に、学振に通らなかったら大学院を辞めるつもりでいるんだろうなとも脅された。
結局、指導教員の考えているストーリーや指導方針に忖度して研究を進める宣言をするに至った。
事実上の隷属だが、指導教員が忖度を強要したしたわけではないことは留意。
指導教員には入学時から現在に至るまでかなりお世話になっている。
研究の話をしているときは殺したいが、人柄は好きなので不思議だ。
子供の頃から昆虫博士になりたいと夢見て、アカデミアの研究者になることを志して現在に至るのだが、どうにも夢は叶いそうにない。
学部生時代から日本学生支援機構の奨学金を借り続け、博士後期課程の修了時点で1000万を超える借金の返済義務が発生する。
2年後に学位が取れなくて単位取得退学すると、29歳修士卒職歴なし借金1000万円おじさんになって人生が詰む。
学位がとれていても29歳Ph.D職歴なし借金1000万円おじさんになってしまうが、結婚しなければ細々と生きていけるだろう。
現状、どう考えても詰んでおり別の道を志して生きるべきだが、どうしても夢が捨てきれない。
アカデミアの研究者になるか自殺するか、極端な二択に追い詰められている。
アカデミアの研究者にはもうなれそうにもないので、自殺一択なのだ。
中退してから自殺すると無職の自殺になってしまうので、学籍があるうちに自殺したい。
親にはもう学位がとれなかったら学生のうちに自殺するとは通告済みで、許さないとの回答を得ている。
しかし、私が死んだ方が親の負担は確実に減るし、私が自殺すれば日本学生支援機構の奨学金も死亡時の返済免除を受けられるのでいいことづくめだ。
私には二人の兄弟がおり、残機は2つ残っているのだから、私が死んだところで2人が子孫を残せば家計も絶えない。
長男の私が死ねば弟が全ての財産を引き継げるようになるのだから、私が死んだ方が世界がよく回るのではないかとすら思えてくる。
出来損ないが一人消えた方が家計も家督も、そして研究室も最適化されるのでないだろうか。
科学を志した以上、科学に貢献できないのなら自害すべきだと思う。
幸いにして、うちは自殺者が多い大学とのイメージ通り、広大なキャンパスと大自然を持ちどこでも首が吊れる。
図書館1階のX-1書庫は地上3メートルあたりに剝き出しの梁があり、ロープをかけやすい。
しかし、問題の本質は如何に片付けが不要な死に方で死に、蘇生が不可能になった時点で速やかに発見されるかだ。
現在ではエレベーターの中で液体窒素の運搬容器をひっくり返し、酸欠空気を吸引することで自殺しようと考えている。
当研究棟のエレベーター内部には液体窒素の運搬容器と同乗する危険性を示す張り紙がある。
酸欠空気を吸えば一息で即死だと示してあり、エレベーターは昼夜を問わず利用者が多いので自殺後すぐに発見されるだろう。
死体を除去後十分に換気すればエレベーターの利用にも問題がない。
液体窒素の入手は大変容易だ。
当大学では責任者の捺印がされた専用の用紙が必要だが、研究室に捺印された用紙が大量にストックしてあって、いつでも汲みに行ける。
少しでも楽しいことがあると自殺への意思が揺らいでしまうのでできるだけ早く、また指導教員に嫌味を言われるとかで致命的な出来事が起きて欲しい。
嫌味を言われただけで死ぬなんて馬鹿げているが、あまりにも突発的に死ぬと他殺を疑われてしまう。
指導教員と揉めて、将来への不安感からかねてより病んでいた精神が崩壊し自殺に至ったというわかりやすいストーリーが重要だ。
直近ならばDC2の最後のチャンスでまた揉めて、結局申請できなくされるか、申請して落ちた後に嫌味を言われた時点で突発的に自殺できるといいな。
書庫に本を取りに行ったら遅い!と怒鳴り散らす人や
茅野市民館の平面図を見て、併せて「市民館管理運営計画」を走り読みして推察してみた。間違ってたらごめんなさい。
組織計画の基本方針で「3部門」=ホール機能、美術館機能、コミュニティ機能が挙げられており、図書室は挙げられていない(設計概要の建築用途には図書室の記載あり)。
美術館部門には、付属する収蔵庫があり、展示室と同じくらいの面積が確保され、コンクリートらしき壁で閉鎖されている。対して、近い機能が求められる閉架式書庫は(作ろうと思えば可能だったはずが)見当たらない。
普通の図書館では、日焼けや虫食いを避ける貴重本は閉架式の書庫で保存し、貸し出しも制限される。また開架式の書庫でも、閲覧ゾーンは日当たりの良い窓辺に計画されることも多いが、本棚自体は空間の中央付近に固められるのが一般的。
美術館には収蔵庫という似たような機能の設備を付属させたのに、図書室にまともな書庫が見当たらないのは、発注者・設計者とも書庫は不要だと判断したと考えられる。というか、そもそも図書館を造るつもりが無かったのだと。
図書「館」の機能:収集・整理・保存・提供のうち、ココの図書室では提供だけが行われている、つまり図書「館」の機能は当初から求められていないと考えられる。ガラスの箱の部屋に本棚を作っている時点で、図書館としての保存機能は切り捨てたのだろう。
開かれたコミュニティを目指し、開放感のあるガラスの箱が造られ、その中で本に自由に触れられるスペース=図書室が設けられた、と考えるべき。
自分は今現在無職だからこんな時間にはてな匿名ダイアリーを見ていられる。
好きな時に起きて好きな時に眠り、好きな時に食べて好きな時に出せる。
とても不規則で不健康な生活だとは思うけど、ストレスは殆ど無いと感じている。
数年に一度のペースでこれでは駄目だ、と派遣会社やアルバイトに応募して少し働いてみるけど結局数日で辞めてしまう。
1日7時間程度の労働でこれなのだから、週5で8時間労働に加えて残業や通勤時間も込みで半日以上働いている社会人の体力はとんでもないと思う。
自分には到底同じ事は出来ない。もし何かの間違いで働くようになれたとしても、結局へまばかりで周りに迷惑をかけ給料泥棒と馬鹿にされるだろう。
自分が嫌な思いをしてまで薄給のために働きたい、と思えない。自分に出来る仕事といえば時給900円ほどの簡単な仕事だけで、それも正直難しい。
どうしても働かなければいけない事情や、働きたくて仕方がないというやる気が出てくるまできっと真剣に働こうとは思えないだろう。
ならもう働かなくて良いと割り切った。毎日好きなだけネットを泳ぎテレビを見てゲームを遊ぶ。それでも本当に時間が足りなくて困っている。
学生時代に積んだまま10年以上経っても一度も読んでない本が沢山ある。家の中はゴチャゴチャしているので整理整頓しなくてはいけない。
買ったまま一度も起動していないゲームはいつか最後まで遊びたい。もう本棚に入らない読み終えた本が床に平積みされた書庫に足の踏み場を取り戻したい。
働いていなくても自分にはどうしてもやりたい事が沢山ある。働くのはそれを終えてからでも良いだろう、と最近考えている。欲を言えば不労所得で生きていきたいな。
アカデミックをあきらめた博士号保持者の記事が目に留まったので、運よく大学に残れた側のエッセイを書く。小さなころから科学者になりたかったんです、なんていう大学教員を見ると、眩しくてクラクラしちゃうんだ。すまんな、憧れもなく大学教員になってしまって。
僕は少年時代に、科学者に対する憧れというものがほとんどなかった。ニュートンとかガウスとかアインシュタインなんかの伝記を読み漁ったりして、心惹かれるものがあった。だけど、それは自分が科学者になりたいという憧れとは少し違って、科学者は仮面ライダーやウルトラマンのように現実と断絶した世界にいるヒーローのようだった。
大学に入ると、教員たち講義を受けて、ずいぶん大学の先生は楽しそうだと思った。あとでわかるが、それは誤解だった。ただ一人、すごく楽しそうに熱く語る先生がいた。専門を簡単に説明する。それでいて奥が深い講義だった。僕はその講義に夢中になったが、周りの学生からは評判が良くないのが不思議だった。こういう先生なら、なってみたいかもしれない、とぼんやりと思った。
僕は研究者というよりは科学ファンだった。自ら新しい科学を切り開くということに、それほど魅力を感じなかった。それなのに、大学院へ進んだのは「もっといろいろなことが知りたい」という一言に尽きる。このセリフは厄介で、一見すると科学者適性がありそうだが、実際は逆だ。「ただ自分の興味が向くことを、気の赴くままに知りたい」という僕のような人は研究者に向かない。いったい僕は何になればよかったのだろう。大学院生としての一番の幸福は、図書館の薄暗い書庫に顔パスで入り、紙が焼けているのにピンピンしていて、全く手を付けられていないような文献を読むことだった。だから、論文が書けず苦労した。今もしている。研究者の世界は手を動かす、アウトプットをするのが貴ばれる。研究の世界に飛び込むことは少し違和感を覚えたが、もっと良い場所もなかったので居続けた。卒業したいので、しかたなく研究した。
学会で一流の知性に出会うのは、本当に楽しいことだ。僕にとってはスターのライブであり、学会の懇親会で大物に研究の着想を聴いてみることほど楽しいことはない。
大学院から、学位記と一緒に追い出されるように飛び出し、一つ目の職場に就職した。就職が上手く決まらなかったので、ダメなら別の業界に行こうと思っていた。だけれど何とか職場が見つかった。そこへ行った理由は、この業界にいれば、また暗い図書館での心躍る体験が、いつかできるかもしれないと、不純な希望を持ったからだ。着任した先では、学力が酷かったけれど、教員は博士号持ちの熱血教師ぞろいだった。教員たちの教育に対する熱いパッションを聞かされて、なぜだかすっかり気持ちが冷めてしまって、他に居場所を探した。転職するためには、論文が必要だったので必死に研究した。欲しがりません勝つまでは、を地で行くスタイルで無理をした。体調を崩して大病してしまった。
なんとか次の職場を見つけ、落ち着いている。学生時代の環境を思えば、ここの学生は世界が狭くかわいそうだと感じることもあるが、一つ目の職場と比べればだいぶましだ。すべては相対的だ。転職して、自分の時間が増えたのでぼちぼち研究している。いつか解明したいテーマも懐にしまっている。いつか、は来ないので少しずつチャレンジしている。だけれども、ほとんどの研究時間は一日も早く給料を上げたい、そう思って不純だと思いながら心の血を流しながら論文を書いている。僕は興味が散発的なんだ、だから論文がこれほど憎たらしく感じられるんだと思い続けている。
博士号取ったのに大学教員にならなかった氏が言うように、大学が残念な場所であるとは認める。成績不良の学生を面接したときは、部屋に一人残って泣いてしまうこともある、僕が。これから、教員の仕事どうなっちゃうんだろうかって悩みつづける。実にこの業界はジリ貧だ。だけれど、大学教員以外に僕のふわっとした欲求を満たせる場所を知らない。雑用を投げてくるスーパースプレッター同僚もいるが、傷付きやすい僕を大学以上に放っておいてくれる職場を知らない。
文科省も大学経営陣も学生も同僚もみんなクソだ。クソだけれど、僕はそんな奴らの戯言を骨抜きにしながら、今の場所に居座ってみようと思う。僕の興味と幸運の続く限り。
研究者にもなれない、だが学生を思いやる教育者にもなれなかった。一人でいたいから、学内政治家はもっとごめんだ。いったい僕は何になればよかったのだろう。
自分の事を才能と知性が溢れ、冷静で思慮深く寛大な心を持ってると思い込んでた元同僚、退職してくれてありがとう。あれから数ヶ月職場は平和です。
・所定の位置に書類を収納出来ない。書庫の扉に●●置場、ファイル表紙・背表紙に●●と書いてあっても△△置場に●●のファイルを入れてしまう。色分けをしても出来ない。
・関数だけならまだしもマクロも壊す。関数はシート丸ごとを非表示にしてるのに「何もしてないのに壊れた」と言う。(しっかり再表示させたまま) マクロに関しては読めない癖に「この部分は機能していないから削除した」と心臓部分をごっそり削除。
・歴代担当者は1ヶ月に1件しかエラーを出さなかった処理をやらせると毎日20件以上エラーを出す。複雑なものではなくチェックボタンを押すだけ。当人曰く相当な技能が必要な事でこれくらいのミスは許容されるべきと反論される。
・謝らない。自分のミスを指摘されると激昂する。「ごめん!ここAからBに書き換えてくれるかな?」って優しく言ってもキレて机を蹴る。
・舌打ち、ため息、睨み、無視、会話中に背を向けて他の作業をすると言った一連の行動を慎むよう指摘すると、「そんな事はするはずが無い。現にこうやって冷静に会話をしている」と怒鳴りながら捲し立てる。そういうのもやめようねと諭すと無視。
どこに自分を優秀だと思える部分があるのか未だに謎。
(前)
https://anond.hatelabo.jp/20191209210931
演出:のがみかずお
霧間誠一のもとに届いた一通の手紙。その手紙には、自らの死を予言する言葉とともに、霧間誠一への感謝が綴られていた。
霧間誠一の本と出会ったことで、ずっと隠してきた生まれもった才能を少しずつ世に現そうと考え、その結果、社会の敵となってしまったことから、最後にお礼を述べるために手紙を送ったという。
この手紙のことが気になった霧間誠一が、友人である榊原弦に調査を依頼すると、手紙の差し出し人は手紙を送った翌日に命を落としており、彼には本当に不思議な能力があったことが明らかになる。
原作4話「パブリック・エナミー・ナンバーワン」及び5話「虫」前半に相当。
この構成では「パブリック〜」はかなり割りを食いそうなものだが、出来事自体の省略は意外なほど少ない。元々が短い章であり、霧間誠一の内面での考察等が多めだからだろう。
霧間誠一と水乃星透子の出会い。
セリフ含めて流れは概ね原作通り。ただ、原作では「少女」の正体は章終盤まで伏せているが、アニメはここで既に水乃星の顔を見せている。どうせ声の問題で隠しようがないので、これで正解だろう。
また、原作のこの時の誠一の容貌は「どう見ても怪しい不審人物」となっているが、無精髭こそ生えているもののそこまでではない。
原作の初読時にも、それまでの巻で(架空の)著書の引用やエピソードから形成されていた尖った印象からすると、本人は物腰が柔らかくて意外に感じたことを思い出した。
「かなりの美人さん」というか、あざといほどのかわいらしさ。「黒っぽい服を着ていて、長い髪の毛を額の真ん中で分けて」という記述にも忠実。高校生時同様、黒ストを着用している。一種のトレードマークか。
誠一が受け取った読者からの手紙が、本人の声で読み上げられる。
アニメ本編内はもちろん、原作でもこの時点では名前は不明の少年だが、エンドクレジットでは後の「エンブリオ」で明かされる「キョウ」の名前で記載されている。これは「エンブリオ」も何らかのメディア展開があり得るのではと、一部で期待されたのだが……
誠一の友人であることは分かるだろうが、格闘家で凪と谷口正樹の師匠、という情報はアニメ本編だけからはさすがに伝わりづらい。出番がここだけなので、分からなくても特に問題はないのだが。
中学生からさらに順当に幼くした、という印象。エプロンをしていることから、この後の夕飯は凪の作ったもの。
当番制なのかもしれないし、誠一の生活力の無さの表現でも別にいいのだが、小学生の娘が洗い物をしているのを座って見ている父親という図は、どこかの方面から怒られそうで心配になる。
死を覚悟した誠一が、いざという時は弦を頼れと凪に告げる会話はカット。
アバンの続き。基本的に二人が会話するだけのパートだが、何度か水乃星が誠一との距離を変化させる動きがアクセントになっている。
ハッとする水乃星。
オリジナルの質問。この後に、本来はもう少し前の位置にあった誠一からの質問を問い返しとして置くことで、水乃星の名乗りで前半を締める構成になっている。
水乃星といえば笑顔だが、ここでの表情はどうしても「ドヤ顔」と呼びたくなる。幼い頃からラスボスはラスボス、という貫禄としてアリ。
というテロップをここで出せれば最高だったのだが、英題どころか章タイトルそのものが未使用ではしかたない。
原作の章構成自体にある程度そういう意図があるとはいえ、霧間誠一の死を媒介にして「パブリック〜」から「虫」へ自然に繋ぐのは上手い。
振動能力による内臓破壊という説明は特に無し。「笑わない」編で表向きの死因(「胃穿孔による内臓溶解」)が語られることもなかった。
原作では「笑わない」で既出のセリフだが、アニメはここが初めて。
隠れ場所を「書斎の隣の書庫室」から変更したことで、遥かにインパクトがある画になった。
原作でこのとき回想していたのは、キョウの死に際の方。そちらもすぐ後に回想がある。
原作ではこの時点で既に黒いつなぎを着ているが、聞き込みなどをする格好ではないと判断したのか、黄色いパーカー等に変更。
佐々木の表向きの立場の名刺。第一食品という会社名はオリジナル。
原作では、強化された視力で500メートル先の二人もはっきり視認、というシーンだが、普通の距離になってる?
後の伏線だけあって、しっかり戸惑った演技になっている。
後ろ数文字は画面外。
年齢を聞かれた凪がしれっと26と答え、佐々木が「こけそうに」なる流れから変更。ギャグっぽくなり過ぎることを避けたのか、簡潔にして尺の節約か。
このセリフからの連想で凪が前話での来生とのやり取りを思い出し、さらに里香が凪たちと出会う直前の来生との遭遇を語る、という一連の流れはオリジナル。
原作の「君の父親を殺しているんだぞ」に相当する感情を込めた、硬い声。
原作では、凪が来生にたどり着く根拠がやや薄いので、来生自身が情報を与えておびき寄せたというアレンジで補強したものと思われる。
(次)
ここに投稿したところで状況は何も変わらないのは百も承知でしたが、以下表題の件について書きます。
早大では図書館のシステムWINE(1)が9月に新しくなったが、これが非常に使いづらい。何がつらいのかというと、
ここで出てくる「読み込み」とは蔵書検索結果の読み込み時間である他に、貸出返却の際のシステムの処理時間も含んでいる者もいた。
実際にどういう声が出ているのかというのは「WINE OR KOSMOS 図書館 OR 早稲田 OR 慶應」等の言葉でTwitter検索をかけてもらいたい。賛成の声も見られるが、不満の声が多く投稿されている。
ことの発端は2017年5月に、早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンターが図書館システムの共同運用に向けた覚書締結を行ったことからだった。そして翌年にはEx Libris社のシステムを採用することが決まった。前者に関してはこちら、後者に関してはこちらを参照されたい。
また、サービス開始にあたって早稲田大学図書館報『ふみくら』96号に早慶図書館業務共同化プロジェクト担当調査役の方が新図書館システム「WINE」によるサービス開始」を記しているので、こちらも参照されたい。
実際に使いづらさを体験してもらったほうがわかりやすいので、旧WINEと新WINEで検索してみてほしい。例えば、『文藝春秋』第88巻第1号(2010年1月)を戸山図書館で探していたとする。
「タイトル」
→少々見づらいが、図書館所蔵の欄から当該の号は戸山図書館にはなく「中央 3F雑誌(バックナンバー書庫)」へ行き、請求記号「サヘ 0116」の場所へ行けば良いことがわかる。
これに対して新WINEは、
→戸山図書館の戸山-B1を選択 ※「配架場所の確認」ではない
→Holdingsが2017-2019となっているため、一覧に戻る
→別の図書館を選ぶ(政治経済が戸山からは一番近いが、蔵書で言えば中央のほうが多い、など経験が物を言う)
→Holdingsに69-96(69巻から96巻が欠号なしで所蔵されている)とあるためここの請求記号「サヘ 0116」をメモする。
ここまでクリック/タップ数は6回。もちろん初めから中央図書館のものを探していれば3回でたどり着く。
以上のような行動を早大生はとることになる。
クリック/タップ数は基本的には変化はないが、この検索画面の読み込みの遅さが利用者に負担をかけていると感じる。一冊だけならまだしも、何冊も検索するとなると、相当なストレスを感じるだろう。この例においては、検索結果のトップに出てくるものであったが、例えば夏目漱石『吾輩は猫である』など何回も出版されているものであると、目的のものが出てくるまで「結果をさらに読み込む」を選択する必要がある。
今回の図書館システムの変更は早慶での書誌情報合同運用によるコスト削減という部分に主眼が置かれ、教員と学生の利便性というものが二の次になってしまっているように感じた。読み込みだけでも速くならないだろうか。
(1): なおWINEはWaseda university Information NEtworkの略であるが、ほとんど知るものはいない。
まだ第一部終わっていないけど、近作での不満点がすべて解消されたことに感動したので書く。
FEは暁の女神を最後に十年以上ずっと携帯機でリリースされてきた。その評価は概ね、SLGパートは練りこまれており携帯機の狭い画面でも遊びやすいUI、プレイをじゃ生しないゲームリズムではあるが、絵(グラフィック)とストーリーがいまいちというものであった。携帯機のスペック上どうしてもキャラクターモデルを用いたシーンは人形劇のようにチープになり、結果的に没入感が得られなかったのが原因だと思う。おそらくハードウェアの性能が足かせとなって製作陣が表現したい品質に達していないかったのだろう。しかし今、ようやくハードウェアの足かせが外れて携帯機で培ってきた遊びやすさと据え置き機のスペックを十分に生かしたストーリー表現を手に入れたのだ。
まだストーリの先、いつものFEのように悪竜を倒すのかトラキアのように人間の戦争になるのか、は分からないけどゲームの節々から作り込みが伝わってきて期待大である。つまるところついにストーリーに期待できるぞということだ。
FEというと歯ごたえのある難易度、パーマネントデス、そしてそれらの要素を盛り上げる魅力的な登場人物という評価であった。
古くは、話すコマンドによる会話とボスとの掛け合い、支援システム以後は支援レベル毎の仲間内での会話。このコミュニケーションスタイルは代を重ねる毎にキャラクターを掘り下げる方向へ発展していった。ただ、if(Echoesやっていない)あたりになると、コミュニケーション有りきの幕間パートとなっており、王道シリアスなストーリーとその幕間が乖離していた。例えばifではストーリーでどんな衝撃的な展開があっても(次元の間という設定の)拠点は平和そのものであり、仲間達も遊んだり風呂を楽しんだりしており呑気なものであった(個人的にこのマイキャッスルおよび子供世代による外伝というフォーマットは失敗していたと思う)。
つまりストーリー展開に対してキャラクターコミュニケーションの側面が機能不全を起こしていた。
だがしかし本作では学園という箱庭を極めて精密に作り上げることで、この不整合を完璧に解消したように感じる。主人公はクラスの担任であり、仲間は生徒や同僚である。彼らが週末の時間を各々好きなように過ごしているのは当然であり、話をしたり、お茶に誘うのも普通の学園生活で不自然さはない。例えばある食いしん坊筋肉バカは食堂や訓練場におり、動物好きで信仰にすがる少女は厩舎や聖堂で見かける(どのクラスを選んだのかバレバレの例)。キャラクターが自由に動ける空間を用意したことはキャラクターの掘り下げの面で素晴らしい決断だと思う。
個人的にハードウェアの性能向上により一番恩恵を受けた部分は世界観だと思う。今までFEはSLGパートがメインで、章の合間にストーリーが挟まるという感覚であった。魅力的なキャラクター達による群像劇というストーリーは一定の面白さはあったのだが、やはり世界は語られるものであり読むものであった。
しかし、学園という箱庭世界を用意し、プレイヤー自らその世界の要素へインタラクションをすることで、世界観に対する理解をぐんと深めることができるようになった。例えば今まで設定資料はメニューからただ読むだけであったが、本作では書庫まで足を運んでプレイヤーの分身が本を手に取る必要がある。例えば学園の様々なところで生徒や先生達が己が時間を過ごしているのを近くから遠くから眺め、話しかけることができる。世界観への没入度の深化により、魅力的なキャラクター達とストーリーの間を埋めることに成功したのが一番の改善点だと感じている。
実はこの路線はifのマイキャッスルですでにチャレンジされていた。しかしハードの制約があり中途半端なものになってしまっていた(自室に招くとか恥ずかしいしハラスメントだし…)。学園というしっかりとストーリーに裏付けされた舞台を与え、ハードウェアの性能を生かしてリッチな箱庭体験を用意する。それができて初めてストーリーとキャラクターの両輪が回り始めたのだ。
共同開発のコーエーの力かは分からないが、本作はとにかくテキストの語彙が格調高い。貴女、貴君などいわゆる古風(田舎風やロココ風の風)な言葉遣いではなく、本当に古い言い回しを多用する。三十年近く生きてきてそれなりに言葉を知っているつもりだったが「疾(と)く」はフルボイスで読まれるまで分からなかった。また言葉の使い分けも見事で、例えば三人の学級長だと歴史ある帝国の次期皇帝である皇女はそれはそれは帝王学を納めた口調であり、騎士の国の次期国王は力強く青年らしいが高潔な言葉遣いで、つかみ所のない同盟連邦の嫡子はくだけた話ぶりである。(歴史ゲームとか昔の小説でしかないような単語や読みが多くて、声優さん大変だったんだろうなーって思った。)
この確かな語彙に裏付けされた会話は、普段はテキスト速度をノーウェイにしてばしばし読み飛ばす自分も、つい自動送りで全部聞いてしまう魅力がある。
いまのところ全てのピースが完全に合致しているFEだと感じている。気になる点としては釣り用の餌が全然手に入らないところ。散策する毎に駆けずり回って餌を集めている。釣りがしたいよ。
お気に入りのキャラクターは、鼻持ちならない貴族で行動言動すべてが面白い愛されキャラのローレンツくん(ウォッチ対象)と青い長髪を持ちペガサスナイトまったなしの薄幸少女マリアンヌ(推し)です。
義務教育は受けた、高校も大学も出た、なのに文章の書き方がわからない。
今こうしてキーボードを叩いていても、語句の前後はこれであってるのかとか、語尾はこれでいいのかとか、改行はどこですればいいのかしか考えていない。
なにか特定のお題やキーワード、事象に対する感想なんてまったく書ける気がしない。
どういう順序で書けばいいの?見出しってどうやって決めてるの?その見出しにぶら下がる文章は適切なの?って考えるだけで終わってしまう。
私はなにかしらの障がいを持っているのかな。
本を読むのは好き。1-2日に1冊は読み自宅には本屋みたいな書庫がある。kindleも持ち歩き、暇さえあれば本を読んでいる。
ニュースやブログ記事を読むのも好き。なんなら仕事でライターさんやブロガーに記事を発注することさえある。
そのときは、書いてほしい内容が決まっていて、訴求ポイントはこうだからって構成もちゃんと伝えられる。
でもじゃあそれを元に自分で文章を書けるかやってみても書けない。ライターさんにはこいつめちゃくちゃだなって思われてるのかな。
なぜだろう。頭で考えるのは得意だし、言葉ならスラスラ出てくるのに文字にできない。
もし誰か、今これを読んでいたら教えてほしい。書いてあることはめちゃくちゃですか?日本語として通じてますか?
絵を描けるわけでもない、物理的な創作もできない、エンジニアでもなければ芸もない。
せめて人間誰しもができることであろう考えを書き留める、ただそれだけもできない私はこの先どうすればいいのだろうと考えてしまう。
しがない社会人。恋人なし。交際・性的行為(キス、マスターベーションも含めて)の経験もない。
少しひねくれているけれど、優しくて、干渉しすぎず、趣味も合う。指の節や髪のくせも愛おしい。友達としても完璧だった。
1ヶ月前、告白された。当然舞い上がった。でも、咄嗟に「1ヶ月だけ待ってほしい」と言ってしまった。
自分の気持ち悪い部分を理解してもらえるだろうか、不安になってしまった。
中学生の頃、父の書庫にあった谷崎潤一郎の「少年」をこっそり盗んで読んだ時、気持ち悪さよりも憧れの方が勝った。
人間の気持ち悪い、深いところを突くような愛し合い方にひどく興奮した。
それからは、異性とそういう雰囲気になった時も、自分の気持ち悪い部分を曝け出す勇気も自信もなく、逃げてばかりだった。
AVでも見て発散したほうがいいのではないかと、この前初めてビデオを借りたものの、生理的嫌悪が勝ってしまいすぐに見るのをやめてしまった。
結局本を読み、写真を眺めて、自分に都合のいい妄想をして、自己嫌悪して、の繰り返しだった。
多分、好きな人と一緒にいたらいずれ我慢できなくなってしまうと思う。
胸の奥に燻っているものが吹き出してしまうんじゃないだろうかと不安で仕方がない。相手を傷つけたくないし、身勝手だから自分も傷つきたくない。
でも好きだ。頭がおかしくなりそうだ。
ごめんなさいと一言言えば済む話なのに、未練が残る。
1ヶ月も待ってくれているのだから、きちんと返事をしたい。期限は明後日。今回は何故か逃げられなかったから、何かしらの意味があるんだと思う。なかなか決着は吐きそうにもないけど。