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はてなキーワード: 保証とは

2022-09-22

anond:20220922141606

零細経営者なんか借り入れに個人保証が付いとるからそれ引き継いでくれる人とかおらんで・・・

2022-09-21

中古PC販売の闇のようなもの

最近とある中古PC販売者の界隈で話題の件

販売者が全方位に噛みついてくる性格なので

怖いので個別名称は出さな

  

あくま妄想です。

個別のどこかの販売業者を名指しで批判する意図目的はありません

  

※ちなみに自分ソフト開発業界10年以上携わり

自社環境顧客サービスの一環でPC関係については一般の人よりも経験がある程度です

大手企業でもないので、大手PC購入についてや

実際のPC販売ノウハウ等があるわけではありません

    

※ここに書いてある内容は厳密に間違っていたり

やってはダメなことも書いてあるかもしれないですが

実情はこんなところだろうという想像妄想を書いています

  

  

まず何があったかというと、

販売されている中古PCに入っているOSやその他ソフトライセンス違反ではないか?という話題が挙がっています

  

何故こんなことが出てくるかというと、

販売されているPC価格OSソフト代を考えると圧倒的に安い

  

PC屋でソフトを購入してインストールするよりも安い

  

  

インストールされているソフトは現行のバージョンよりも古く

企業向けに販売されている多ユーザー向けライセンスバージョンでした

  

これは大企業のように多くのユーザーを抱えている会社のために

ユーザー数に応じて割引されているお得ライセンスで、

これを悪用して、切り売りすることで単価の安いソフト提供することができます

  

これをやられてしまったらソフトメーカーは儲けが減ってしまうので、

当然ライセンス規約禁止にしています

  

ちなみにヤフオクで『office』で検索すると、

異常に安い値段で売られていますが、この類いかクラック版のライセンスなので、

購入するのは良くないです

正規品をPC屋さんから買いましょう

  

※ちなみにEUではこの切り売り等について、ソフトメーカーとの裁判の結果緩和されています

https://www.li-x.com/en/legal-framework

Appleライトニング端子問題と同じくEUでは独占している企業に対してかなり強気で攻めた結果かと思われます

  

この結果を根拠に同じことを日本でやるのはダメです

全力でソフトメーカーと対決してEUのような結果を得るのであれば良いかもしれないですが

負ける可能性の方が高いでしょう

仮に引き分けだったとしてもソフトで稼いだ小銭は簡単に吹き飛ぶだけのコストがかかるはずです

※実際のところ、ヤフオク放置されているように見逃される可能性は高いですが

  

  

それはさておき、何故こんなことをしてしまうのか

根本的にPC販売するためにネックになるものソフト価格です

  

自作PCをする人ならわかります

大手PC屋で購入する場合自作する場合価格の大きな違いとして

ソフト価格分どう足掻いても高くなってしまます

  

大手販売数が多いので、仕入れが安くなる分有利です

  

そのため個人的PC販売をやろうと思っても

大手PC屋よりも当然高くなるので売れるわけがありません

  

※弊社では顧客サービスの一環でPC購入代行をしますが

PCを1から組み立てて納品するのは大して儲けがなく面倒なだけなので

DELLで購入して納品するだけのお仕事をしています

  

  

さて実際このソフト価格をどう補うかですが

メーカー中古PCを入手すると

大体の筐体にOSライセンスシールが貼ってあります

付属品があればソフトインストールメディアライセンス証があったりしま

  

これを流用してしまうわけですね

中古PCであればジャンク品等タダ同然で入手することもできるので

実質OSソフトがタダ同然で手に入ります

  

厳密にはソフトライセンスは色々あるので全部が全部そのままタダで利用できるわけではないですが、

メーカー中古PC場合だとHDD換装するだけ程度だと

そこに付与されるライセンス利用は問題なく、MRRライセンスという形で

正規再生中古パソコンとしてメーカーも認めていたりしま

https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/prodinfo/mrr/default.aspx

  

格安販売している販売者正規でこのMRRライセンスも取らずに勝手にやっている場合もあるので注意が必要です

  

またMRRライセンス準拠してソフトインストールしていて

付属していたライセンスシールソフトメディアをそのまま付属して販売しているのであれば

使用上大きな問題はありません

  

件の販売者販売しているPCには付属品ライセンスシールメディアもないらしく

インストールしようと思ってもできません

その上で企業向けソフトオマケで同梱インストールされているらしいです(通常オマケで付けていい値段のものではない)

価格から考えても販売者企業規模から考えても明らかにOSソフトコストはどうなっているの?という値段設定のため

慈善事業赤字販売をしていない限り謎です

商いとして利益を得るのが当たり前なので、

これまで述べたような何らかの不正をして本来かかるコストを減らして販売しているのではないか話題になりました

企業向けのソフト個人利用は禁止しているソフトも同梱されているらしく

ライセンス違反を犯している可能性があるとも

  

購入者からすると安くPCが手に入って通常買うと高いソフトインストールされているのでありがたいようにも見えます

最近ソフトオンライン認証チェックしているので、突然不正ソフトですと警告がでて使えなくなる可能性があります

  

安く買える分当然ですがサポートも充実していないはずです

格安で買える分運が悪いと丸々損になる可能性があるわけですね

当然ですが誰もそれを保証してくれません

  

  

PCに詳しくない方は特にこういった個人店のような販売者や、

ヤフオク等で格安で購入するのではなく

大手メーカー製の保証があるPCを購入するか

PC屋としても大手のところから購入する方が良いですよ

  

  

安いものには理由があるというお話

  

  

大手以外の小さなお店は全部グレーな事をしているというわけではありません

注意しましょうと言いたいけど、PCに詳しくない人にはその判断ができない

anond:20220921140905

普通郵便って着日の指定も着いたかの追跡も紛失の保証も何一つないので重要書類を送るのはNG

俺の頭の中で浮浪者どもがゲラゲラ笑っている

通り過ぎる俺は横目でそいつらを眺める。俺のことを笑ってるわけじゃない。アイツラは俺の方なんて見ていない。だから大丈夫だ。

逆立ちした犬と緑色シャツを着た飼い主とすれ違う。犬に服を着せるなんて傲慢も良いところだ。お前だってそう思うだろ。

犬がワンと叫ぶ。犬は喋らない。犬の顔を通して俺の頭の中の俺が頭の中の俺に話しかける。



お前こんな所で何してるんだ?



俺はどこにも居ない。どこにも行けない。世界は平らで、俺が収まるべきくぼみはどこにも無かった。

いつしか犬も緑色シャツ浮浪者も消えていなくなっていた。

夕暮れが俺と誰もいない世界を包む。

孤独な夕暮れが俺が収まるべきくぼみだった。世界に俺のためのくぼみが無かったから、俺が俺のために用意した、保証されていない独りよがりのくぼみだった。

もし、今の生活保証される代わりに仕事をしてもお金が貰えなくなっても今の仕事を続けたい人ってどれぐらいいる?

仕事趣味範囲になった的な

2022-09-20

youtube麻婆豆腐レシピ比べ

youtube大人気の麻婆豆腐レシピを、難易度とこだわりで比較してみた。

(見出し動画へのリンクになっています)

リュウジ氏

本格中華エッセンス必要十分な美味しさが保証されているレシピで、これ以上の簡略化は多分難しいと思う。

たいてい鍋1個orフライパン1個で済ますことで後片付けにも優しい氏のレシピにしては、珍しくフライパンと鍋を1個ずつ使う。

しかし1つは豆腐の塩茹で用なので、そこまで片付けは面倒にならないと思う。

創味シャンタンを使って豆鼓鶏ガラスープ味の素その他諸々の調味料を集約しハードルを下げ、かつパンチのある味にしているのがポイント

その上で、花椒ではなく日本山椒を使うことで食べやすくしているのも良い工夫だと思う。

陳建一氏(家庭向け)

俺的超おすすめレシピ

素朴で、なおかつ品もある美味しさは流石のクオリティで、毎月作りたくなるレベル

というかニンニクチューブでいいよーという気楽さに救われている説あり。

石垣島ラー油も空の容器とそれに対応する袋売りが出て、だいぶ扱いやすくなった。

あと調理用油をピーナッツオイル(できればフランス産)にするとより美味しくなる。

その他レシピを補足するとお酒紹興酒を小さじ2、中華あじは小さじ1/2、うま味調味料(味の素)は3振り、胡椒エスビーのテーブルコショーを3振りしている。

なお絶対抜きにできないのが味の素で、入れないと豆板醤の辛さが立ち過ぎて食べる人を選ぶ、トゲのある味になってしまう。

というわけで一度は絶対作ってみて欲しいのだが、「こんな難しいレシピ作れないよー」という人はリュウジ氏のレシピで慣れてからでも遅くないと思う。

もちろんリュウジ氏のレシピと食べ比べてみるのも楽しい

武島たけし氏

ここ数ヶ月で人気急上昇したレシピ

こちらは家庭で作れる内容として、限界までこだわり抜いたレシピと言っていい。

「極主夫道」を謳っていることもあり、かなり料理に慣れた経験値高めの人向けな内容だと思う。

なお調味料の入手先にカルディ業務スーパー多めだったりするので、作る前に食材調味料が揃うかは要確認

陳建一氏(プロ向け)

お客さんからお金を頂いて食事を出す人が見るレシピ

なので読者の殆どは作る可能性皆無と思われるが、プロ仕事として麻婆豆腐調理するとはどういうことか確認することで、家での煮炊きにも何らかのフィードバックが得られそうな気がしている。

他にもオススメレシピがあったらどんどんトラバブコメに書いて欲しい。

2022-09-19

anond:20220919072120

とりあえず下働きでも生活が一生の保証されてることが必須なような

anond:20220919184817

そういう人のための保険はありかもなあ。

もしものときのために、って月々2万くらいの掛け金で

ベーシックインカム制度がなくなった場合には20保証するとか。

絶対ベーシックインカムは無くならないに一点張りして勝負かけるやつ。

anond:20220919073444

士官学校を出たからと言って資質保証されてるわけじゃねーだろ

それでもそういう差を作るのはどういう合理性があるんだろうな?って疑問なんだから

anond:20220918233032

杉がなくなれば花粉症が根絶できるのであればいいけど、そうなる保証はないよな

2022-09-16

国葬より納得できない章

大勲位菊花大綬章が授与されていたらしい。なんで。

戦後以降は没後叙勲のみのようだ。「総理大臣経験者のうち若くして亡くなると受勲」らしい。若いってなんだろう、ということはさておき、関係なくない? と思う。

一時期は新聞の影響で首相が降ろせることを面白がっているかのように、ものすごくどうでもいいことですぐ降ろされていた。今それを行われない理由は知らない。けれど、当時の誰かがすぐ成ってすぐ降ろされ別のが上がる感じは馬鹿馬鹿しかった。あの中でも総理大臣経験なのだろう。

全然尊敬できないのだ。彼らが総理大臣になったのは政治家実業家の内輪でネゴが内輪の中で比較的上手かっただけとしか見えない。企業では通用しない方言のようなものに巧みだったのだろう。そして色々な苦難がある総理大臣成るのは、経験しておくとその後の評価がまるで違うからのように見える。あの無能の極みのように見える M 氏があれだけ力を持つのから

それが見て取れる国際イベントは最悪だった。観測範囲では全員が似た印象を抱いているのに、どうやら政界では発言力があるらしい。それは、「偉い立場についたら発言力が保証される」ということが「偉い立場につく」メリットとして共有されているからだと思う。そうでなければ苦労して総理大臣など引き受けない、とでもいうような。

民主主義ってもっと合理的だと思っていたかった。客観的事実を基にして合理的判断を行う人がハンドルするものだと思っていた。

現在民主主義国家資本主義合理主義に基づいている。儲けさえすれば法律も変えられるということをやってのけた企業があった。それでも保っていられるのは憲法があるからで、首長が変わってもなんとかやっていけるのは憲法があるからだ。

でもそれは憲法を変えようとした。私欲、というか、お仲間たちのために。それは民主主義破壊する行為であるようにしか思えない。

昨今、資本主義合理性に基づく判断が、社会主義国家の理想主義的行動を非道と叫ぶ。多数派から。私としても縄張り争いの戦争前世のものと思いたい。

でも、民主主義国家でまかり通っているよく分からない慣習が民主主義であるとも思えない。だから彼らの行動を思想が異なるからこその違いとして咎める気が怒らない。何なんだろうこれは。主義で分けるべき問題なのだろうか。主義を全うしない人が元首になって、章まで受けるのに。

2022-09-15

ウクライナの急速な前進の背後にある重要な瞬間:NY紙(翻訳

https://www.nytimes.com/2022/09/13/us/politics/ukraine-russia-pentagon.htm

By Julian E. Barnes, Eric Schmitt and Helene Cooper

ワシントン - アメリカ当局者によると、ウクライナがここ数日で急速に軍事的利益を得た背景には、数カ月前に対ロシア戦争の進め方についてウクライナアメリカ当局者が何度も激しく話し合った際に、その戦略が具体化し始めたという。

この夏、米・ウクライナ高官による緊急協議の末に原型から修正された反攻作戦は、大方の予想を超える成功を収めている。ウクライナ軍はロシアの指揮統制を壊滅させ、同国北東部での前進南部での別の作戦に生かす態勢を整えているように見える。

この作戦は、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が、ロシアの侵攻を押し返すことができることを示すために、劇的な行動を取りたいと将軍たちに告げた直後から始まった。ゼレンスキー大統領の指示の下、ウクライナ軍は南部全域でケルソンを奪還し、マリウポルを東部ロシアから切り離す大規模な攻撃を行う計画立案した。

ウクライナ将兵アメリカ政府関係者は、このような大規模な攻撃は膨大な犠牲者を出し、大量の領土を迅速に奪還することができないと考えた。ウクライナ軍はすでに1日に何百人もの死傷者を出しており、戦闘は激化していた。ロシア軍も同じような犠牲者を出しながらも、ドンバス東部地域ウクライナの町を蹂躙しながら、じりじりと前進していた。

ウクライナ司令官たちは、長い間、計画の詳細を共有することに消極的だったが、米英の情報当局に対してより心を開き、助言を求めるようになった。

政権高官によれば、国家安全保障顧問ジェイク・サリバン氏とゼレンスキー氏の最高顧問であるアンドリー・ヤーマク氏は、反攻の計画について何度も話をしたとのことである統合参謀本部議長マーク・A・ミリ元首相とウクライナ幹部は、情報軍事支援について定期的に話し合っていた。

また、キエフでは、ウクライナ英国の軍当局者が引き続き協力し、米国の新しい国防アタッシェであるギャリック・ハーモン准将は、ウクライナの最高幹部毎日セッションを持つようになった。

米軍ウクライナ側は、「一刻を争う」と考えていた。ウクライナ側が効果的な反撃を行うには、ロシアプーチン大統領がガス供給コントロールを利用してヨーロッパ圧力をかけることができる初雪の前に動く必要があった。

この反攻作戦までの経緯は、ウクライナ指揮官戦闘形成するのに役立った、ワシントンキエフ間の機密協議について説明を受けた複数米国高官やその他の人々へのインタビューに基づいて書かれている。多くの高官は、協議の内容が秘密であることを理由に、匿名を条件に話した。

米国政府関係者は、反攻の完全な影響を判断することをためらい、それがどのように展開し続けるかを見守ることを懸念していた。今のところ、キエフが有利である

この夏、米軍ウクライナ軍による戦争ゲームでは、南部への大規模な攻勢が成功するかどうかが試され、ひとつの決定的な瞬間があった。CNNが先に報じたこの演習では、そのような攻勢は失敗することが示唆されていた。アメリカ懐疑的見方を受けて、ウクライナ関係者はゼレンスキー氏のところに戻ってきた。

国防総省の政策主任であるコリンカールは、電話インタビューで、「我々はいくつかのモデル化と卓上演習を行った」と語った。「その演習では、ある種の反撃の方法他の方法よりも成功しそうだと示唆された。我々はその助言を行い、ウクライナ側はそれを理解し、自分たち決断したのです」。

賭け金は大きかった。ウクライナは、これが単なる凍結した紛争に終わらないこと、領土を奪還できることを示す必要があり、国民士気を高め、西側諸国の支持を強化するためだった。

8 月に入ってからウクライナ側の要請で、米国当局ロシア軍の位置に関する情報提供を強化し、 ロシア軍の戦線の弱点を浮き彫りにした。また、ウクライナの反攻準備を察知しても、モスクワウクライナ北東部部隊を迅速に強化したり、南部から部隊を移動させたりすることは困難であるとの情報もあった。

ロシア軍は、ウクライナ軍が開始した反攻作戦に備え、優秀な部隊の多くを南部に移動させたという事実がある。「ロシア軍の士気の低下とウクライナ軍の圧力により、ロシア軍の一部は見た目よりも脆くなっていると思われる。

ウクライナ軍は大規模な攻撃を1回行う代わりに、2回の攻撃提案した。一つはケルソンで、ロシア軍が集中しているため、劇的な成果が出るまで数日から数週間かかると思われる。もう1つは、ハリコフ近郊で計画されていた。

イギリスアメリカウクライナの3カ国は、この新計画評価し、もう一度、戦争ゲームにしようとした。そして、ゼレンスキー氏が望んでいた「明確な大勝利」を得ることができた。

しかし、キエフのある参謀によれば、この計画は、米国からの追加軍事援助の規模とペースに全面的依存しているという。

旧ソ連製の旧式兵器使用していたウクライナは、自国弾薬ほとんど使い果たしていた。戦争最中に新しい兵器システムの使い方を学ぶのは難しい。しかし、これまでのところ、この危険な行動は成功している。例えば、155ミリ砲弾は80万発以上がキエフに送られ、現在の攻勢に一役買っている。米国は、2月の開戦以来、145億ドル以上の軍事支援を行っている。

ウクライナ将校によると、反攻作戦の前に、ウクライナ軍は米国計画成功させるために必要兵器の詳細なリストを送ったという。

高機動砲ロケットシステム(HIMARS)のような特定兵器は、戦場で圧倒的な効果を発揮している。GMLRSと呼ばれるこの発射台から発射される衛星誘導ロケットは、それぞれ200ポンド爆薬が入った弾頭を持ち、ここ数週間、ウクライナ軍が400以上のロシア武器庫、司令部、その他の目標破壊するために使用されているとアメリカ政府関係者は述べている。

さら最近ウクライナ軍は、ソ連設計したMiG-29戦闘機に、アメリカ供給したHARM空中発射ミサイルを搭載した。このミサイルは、ロシアレーダー破壊するのに特に効果である

先週ドイツで開かれた、ウクライナ軍事人道支援を行う50カ国の会議で、ミルリー将軍は「これらのシステム使用で、ウクライナから実際に測定可能利益が得られている」と述べた。"彼らは軍隊補給し、戦闘損失を補うのに非常に苦労している "と述べた。

ウクライナアメリカ政府関係者は、ペンタゴンが毎週または隔週で発表するアメリカ備蓄から武器弾薬の新出荷が、キエフ上級司令官に複雑な同時攻撃計画する自信を与えていると語った。

西側軍事支援重要性は、特定兵器システムだけでなく、ウクライナ人が将来の計画に利用できる保証と自信にある」と、最近ウクライナから帰国したロンドンの王立連合サービス研究所ジャック・ワトリング上級研究員は言う。

週末にウクライナ兵士北東部地域に移動すると、ロシア軍は崩れ落ちた。米国当局によれば、ハリコフ周辺のいくつかの場所では、ロシア軍は装備や弾薬を残して戦闘から立ち去っただけだという。

計画について説明を受けた人々によれば、ケルソン攻撃は決してフェイントや陽動作戦ではなかったという。そして、モスクワに、ケルソン地域の一部がロシアに加わることを望むかどうかの偽の投票を延期させることに成功したのであるしかし、ハリコフに比べれば、ロシア軍の数がはるかに多いため、予想通り、反攻はよりゆっくりとしたものになった。

結局、ウクライナ当局は、長期的な成功には、ザポリジャの原子力発電所の奪還、マリウポルのロシア軍の遮断、ケルソンのロシア軍をドニプロ川を越えて押し戻すなど、破棄された戦略の当初の目標に進展が必要だと考えていると、アメリカ政府関係者は述べた。

ロシアは弱体化した。ハリコフ周辺でのウクライナの増強を察知できなかったことで、ロシア軍は無能さを示し、確かな情報力を欠いていることが明らかになった。その指揮統制は壊滅的で、部隊への供給にも問題があり、今後数週間でウクライナに隙を与えることになる、と米政府高官は述べた。

ウクライナ東部でより多くの領土を奪還する機会があるかもしれないが、米国ウクライナ当局者は、南部戦争の最も重要舞台であると述べている。

国防研究機関CNAのロシア研究ディレクターマイケル・コフマン氏は、「ケルソンとザポリジャー潜在的目標になりそうだ。「将来、そこで突破口を開くために、ウクライナ軍のさらなる作戦が見られるかもしれない」と述べた。

真夏の話し合いから生まれ計画は、アメリカ情報ハイテク兵器に大きく依存したものだった。しかし、アメリカ側は、ハリコフ比較的小さな部隊を大勝利に導いたゼレンスキー氏とウクライナ軍の功績が大きいと主張している。

「まだ誰もサッカーボールスパイクを踏んでいない」とカール氏。しかし、「ウクライナ人が複雑な攻撃作戦を行えることを世界に示したと思う」とも付け加えた。

静的な為替取引

普通為替取引と言えば二つの通貨間で金を転がして相場の変動に伴う差額を儲けとして得ることを目的としたものを言うと思う。

これはもし固定相場制だったら成り立たない方法論だ。

相場が変化する中でこそ可能方法という意味で動的な為替取引と言えると思う。

上記のような方法しか為替取引で儲ける方法など存在しないと思われる人たちににとって今ある唯一の方法論を「動的」とまるで別の何かと区別したような呼び方は単なる無駄に映るかもしれない。

しか既存方法論とは志向するところが異なる「静的な為替取引」と呼べそうな方法論を見つけたかもしれないということをこれから説明していこうと思う。

そもそも現在において固定相場制をとっているところはない。

しかし「相場が固定されていたとしても」儲けることができるというのが今回説明したい方法なのだ

しろ相場が固定されていてくれていたほうがありがたいようなやり方なのである

実際一個人市場介入相場を固定することはできないが、相場が大きく動いていく前に一連の取引を済ませてしまうということならできる。

そういう視点で考えれば今自分が行いたい全ての取引を一瞬で終えることが可能ならば大ざっぱに言えばその取引は固定相場制のなかでの取引と同等なものになる(大ざっぱに言えばと断ったのは、自分自身の取引による相場の変動が考慮されるため)。

一瞬のうちに全ての取引を済ませたときに得られる儲けが数学における極限的な意味での、儲け得る金額理想的な値に相当する。

この理想値に近い儲けを手にするためにできるだけ俊敏な取引が望まれるというわけだ。

まり説明していく方法を実行するにあたっては手動ではなくプログラムを組んで行うことが望まれるということには留意してほしい。

またあえてこの時点で両者の為替取引を端的に表現しておくなら、動的な為替取引とは時間経過に伴う相場の変動を利用して儲けを得ること、静的な為替取引とは一時点における相場の「ひずみ」を利用して儲けを得ること、というところになると思う。

具体的に説明するために仮想的な通貨とそのレートを仮定しておこう。

A,B,C,Dの通貨仮定する。

そのレートについての条件は以下の通り。(円に対して100円というように100Aや50Bと表記していく)

1.1C=100A(1.でこれから指し示すための通し番号となっており小数点ではない。以降同様の表記法を用いる)

2.1C=1B

AとBについては以下の2通りのレートを適宜考える(都度どのレートで考えているか示す)

3.1B=1A

4.1B=100A

同様に以下の通り

5.100D=1C

6.90D=100A

7.100D=1B

また取引者として甲、乙、丙、丁を仮定する。

以降、文章だけで伝わるように努めたが、一応解説図のようなもの作成したので適宜imgur投稿した画像へのリンクを貼る(増田では1つの記事に貼れるリンク数には限りがあるためhttps://は省略させていただく)。

核心の部分を説明するまでの準備的な説明が多いので回りくどく思われるかもしれないが、読み飛ばしたりしてはおそらく理解できないはずなので辛抱強くついていってほしい(もちろん直截簡明に説明できない私の文章力不足もある)。

では具体的な説明をしていこう。

3つの通貨場合

まずA,B,Cの三つだけで考える。

甲が100A、乙が100B、丙が100C持っていたとしよう。

まず甲と乙の間での取引が起こる。

レート3(1B=1A)の関係により、100Aと100Bがそのまま交換されることになる。

これにより甲は100B、乙は100A、丙が100C持っていることになる。

次に甲と丙で取引が行われる。

レート2により、今度は100Bと100Cの持主がそっくりそのまま入れ替わるわけだ。

これにより甲は100C、乙は100A、丙が100B持っていることになる。

ここで今甲が持っているお金価値の変化に注目したい。

甲は100C持っているわけだが、これはレート1により10000Aに相当する。

まりお金100倍になったわけだ。

通貨Aに戻してから同様のことをサイクルとして繰り返すことで100倍ずつ資産の増やせるというわけである(厳密には甲と乙が行う取引自体によって取引中にレート3がAの価値が下がる方向に変化していく効果考慮されることになるので、1サイクルにおいて変換させようとする通貨AとBの量の多いほどぴったり100倍にはならずそれを下回る成果となる)。

反面、乙がこの1サイクルで最終的に得たお金通貨Cに換算すると、レート1により、1Cになっていることになる。

最初持っていた100Bはレート2により100Cに相当するのだったから、資産100分の1に目減りしていることになるのだ。

これらのことはレート1とレート2が相場として確かにあることから起こることだ。

レート1とレート2の関係を知っていて、誰がレート3のような100分の1目減りする取引を行うだろうか。

まりこの情報社会ではレート1とレート2が既にあるときレート3のような相場は発生しない。

ここで早速簡易な表を添付しておく。これを見ながらの方が俯瞰的に状況を見ることができ分かりやすいかもしれない。

i.imgur.com/GAPemA3.jpg

結論としてはレート1とレート2であるときはレート4の相場相場全体がこなれることになる。

これらの等式はまとめて1C=100A=1Bとすることができることから明らかなように、これら3つの相場が成り立っているときにはこの3つの通貨の間でいかお金を転がそうとも損も得もしない。

まりAのような一人勝ちできる勝者は発生し得ない。世の中そう上手い話はないというわけだ。

一応レート1,2,4のときの表も添付しておく。

i.imgur.com/R6asCyk.jpg

ここまで分かりにくく感じるところがあったという人は、通貨A,B,Cをそれぞれ円、ビットコインドル、に具体的な通貨に置き換えてみるといいかもしれない。

このときレートも具体化すれば1ドル=100円、1ドル=1ビット、1ビット=1円または1ビット=100円となる。

今まで円をビットコインを経由してドルにしてから円に戻すだけで資本が増やせるなんて話を聞いたことがあるだろうか?仮にそんな話があったとしてそれは確固たる成功例だったろうか?

そういうわけで、1ドル=100円、1ドル=1ビットのようになっているときは1ビット=1円のような誰かに都合のいい相場ではなく、1ビット=100円のようになっているはずだということである

具体化した表も付しておく(レート4の場合)。

i.imgur.com/X936BcL.jpg

これは当然レート1とレート2のような相場に限ってしか言えないものではなく、ドルと円あるいはドルビットのレートがどのようになっていても残りのビットと円のレートについて必ずそうなるということである

ただしこれらの話は3つの通貨間での話である

4つの通貨で考えると「ひずみ」が見えてくる

ここから考える通貨取引者を一つ増える。

ただしAとBの関係についてはレート4が成り立っているものとする。

表を見ればより一目瞭然かと思うが、上に書いたサイクルで甲が通貨Cを通貨Aに戻す直前には甲は持っている。

ここで甲と丁による通貨Aと通貨Dの取引を考える。丁は90D持っているものとする。

このとき甲と丁の取引が行われるとレート5により甲に100D、丁に1Aが渡ることになる。

今甲が持っている100Dを通貨Aに換算するには、レート6により、90:100=100:xという比例式を解く計算をすればよい。

x=10000/90ということで、もともと持っていた100Aより資産が増大しているのだ。

レート7があまりにも恣意的な設定なだけではないかと思われるかもしれない。

しかし肝心なのは、レート6であってはならないという必然性がないということだ。

丁が通貨Aなど念頭になく、通貨B,C,D間での取引しか興味がない(そして多くの人もその傾向である)ならば、少なくともその三者間の相場を表すレート2,5,7は先ほどと同様一つの式にまとめられる関係にあるので、丁はこの取引において損も得もしていない。

丁(あるいはその他多数)にとっては安心して支払いなどと用として通貨を替えることができる環境にあるわけだ。

自分がした取引によってその取引相手である甲という一個人が得しているかどうかなどあずかり知らぬこである、ということだ。

同様に乙や丙にとっても通貨Dなど念頭になく、またそのような人々が多数派なのであれば、レート4を含む今のレート状態で乙や丙のようなA,B,Cの三通貨間の取引を期する人々にとって損も得もないことは表も交えて先述した通りだ。

レート6がどのようであっても先ほどの甲が100倍得したときに乙の資産100分の1に目減りするような状況にはならないので、乙やその他通貨Bを持っている人たちの投資家心理はレート6には干渉しない・独立しているということなのだ。

概念図では念頭埒外蚊帳の外という様子を破線で示している(図中の数字はレートの通し番号に対応)。

i.imgur.com/tp78LuJ.png

為替取引に「キルヒホッフの法則」は成り立つの

私はレート6のような状態相場のひずみとでも呼ぶことにしたい。

相場が固定するなかでは二通貨間の取引は言うまでもなく、一つのサイクルの間にどれだけ多くの通貨を噛ませても損も得も起こらないと考えるのが普通だろう。

いわば電気回路で一周すると電圧が元に戻るというキルヒホッフの法則のようなもの為替においても(手数料を抜きにすれば)成り立つはずだというのが素朴な考えとして多くの人に支持されるはずだ。

次々と自国貨幣よりもより価値の高い通貨に替えていっても最終的に自国通貨に戻したときには最初と全く同じ価値に戻ってしまうということである

しかし大半の投資家心理とは独立した通貨ペアがあれば、そのレートも投資家心理の束縛を受けず、場合によっては誰かが得できる状況もあり得るのではないかという説を上では具体的に例示したわけだ。

ここでそのような通貨ペア=ひずみを生じる根源が成立条件について自信は無いが挙げておこうと思う。

さら

条件として挙げたのはどれもAとDの為替を含む取引になっている。

逆に条件に挙げた取引がある程度存在するとAとDの相場であるレート6にも投資家心理が影響していくので誰も損得しない方向にレート6のひずみも解消されていくのではないかということだ。

また余計な条件があるのではないかという懸念もある。

たとえば1番目と2番目の条件はようするに金の流れが逆なだけなので、いずれか一つを挙げれば事足りる同値な重複した条件なのではないかということだ。

また別の条件として、この方法論は3通貨では不可能に思える。

4通貨でひずみが生じる例を示したわけだがこの場合のひずみも解消され得るものである

しかしそれ以上のある数以上の通貨間の関係のなかではそれらに内包されるそれぞれの二者間の相場いかなるものであろうとも、どこかしらにひずみが生じてしまものなのかもしれないと直感的に感じられる。

まりある数以上の通貨を介せば必ず儲けを生み出す為替の経路が存在しているのではないかという主張であるわけだが、その通貨数がいくつであるのか、私にはそれを数学的に証明する技量はないのは悔やまれる。

話を戻せばこうしたひずみがあると、一見成り立ちそうな為替版のキルヒホッフの法則でも相殺しきれない差額が生まれ、それを儲けとして得ることができるかもしれないということだ。

これらの概念図を示しておく。

i.imgur.com/DB22Ef7.png

今までの話はこのようなごく単純な話に置き換えられるかもしれない(ただし以下は知人が見出したたとえ話なので語弊もある恐れがあり正しさは保証しない)。

プレステ3の卸値が日本で3万円、アメリカで280ドルだとする。このとき100円=1ドル相場である

手持ちが29000円しかないなら日本プレステを買うことは不可能だが、この相場ならドルでなら買える。

それどころかこのプレステ3日本で売れば売ればお釣りが来るかもしれない。

ただし日本で売るにはアメリカで買ったそのプレステ3日本まで運搬してもらう配送料がかかる。

この配送料次第では損かもしれないが、ここが先ほどまで説明してきた方法論の手数料負けするというおそれに相当するわけだ。

実践するには

効率よく上記の条件を押さえた通貨ペアを探すなら、通貨ペアの相関係数表をチェックする方法検討される。相関表の例:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000299.000003206.html

まず日本円の列か行の中で相関係数絶対値が0に近いものを探す。

0に近いものを見つけたら、今度は前の時点で列の中で眺めていたなら行を、行を眺めていたなら列を探して、同様にその通貨にとって相関がほとんどない通貨を見つけ出す。

こうして行から列、列から行と渡っていくことを繰り返し、最終的に日本円に戻ってくるループを見出す。

ただしこのループの中に同じ種類の通貨が二度以上あってはいけない。

もし同じ通貨があればそこで一つの完結したループができてしまっていると思われる(もちろん始点と終点として円だけは必ず二度登場しているはずである)。

そのようなループが今回の方法論を適用するのに優先的に試すべき候補であるが、実際にそのうちに手数料込みで儲けを生み出すひずみが生じているのかどれかといった計算や、このようなループを探し出す作業自体プログラムで行なったほうが良いと思われる。

計算から取引完了までの間に人力でもたもたしていると、その間にひずみの状況が変わり、行なっていた計算適用できなくなるはずだからだ。

そもそも通貨の組み合わせも膨大であり、為替で利用できる通貨10個だったとしても、順列の概念うろ覚えで自信がないのだが、ひずみが発生し得る通貨数が4つ以上だと仮定してもその組み合わせ10P4+10P5+・・・+10P10のようになり、その中から候補ループを探すというのは人間が人力で行うべきことではないように思われる。

ともすれば量子コンピュータ実用化を待った方がいいぐらいかもしれない(なんとなくNP問題匂いがする)。

ただしそれだけの組み合わせ数があるというのは良いことでもある。

プレステ3のような規格化された工業品はさておき具体的な物においてはひずみが生じやすい、しか原油貨幣統一されたものなのでそのようなひずみは起こらないだろうというようなことを知人は言っていた。

しかしこれだけの数の組合せがあるなら、やはりそのなかにはまだ見出されていない、得できるような通貨ペア、ループが眠っていてもおかしくないと思うのだ。

終わりに

頭の中で考えても俺の脳内スタックでは何か行ったり来たりするような状態を繰り返すばかりになっていたので埒が明かないと感じたし、また自分の中でも判然としないところが多いので、批判を乞う目的も兼ねて今回言語化を試みた。

そういう経緯ゆえに直観に頼ってごまかして書いたところもある。

ただし増田で間違ってると言われてもそれを鵜呑みにするようなことはしないつもりだ。

それを参考にはしながらも、今後金融や経済学の専門的なことを学び、もっと理詰めで考えられるような頭になった後で、この方法論が理屈として間違っているかどうか、また机上の空論ではなく有用あるいは実効性があるといえるかどうか確かな理解のもとで判定させていきたい。

給与デジタル払い

対応する業者には

振り込まれた日から1円単位現金化が可能かつ月一度は手数料なしで引き出せるサービスをつける

破綻した場合は全額保証

義務付けられるのでアホが騒いでるブラック企業独自ペイを作って~みたいなのは無理です

2022-09-14

Amazon Clitoris (アマゾン クリトリス)

Amazon Clitoris (ACR) は、伝統的なCRを発展させ、より現代ソーシャルアーキテクチャ最適化することで、センシティティアベイラビリティレスポンシビネスを向上させ、より豊かなオーガズム創生のソリューション提供します。

ACR伝統的なオーガニズム機構エクステンドし、従来のMNKをセキュアに保ったままACRを直接操作することでコンプライアンスを維持しつつ、瞬間的、または制限された時間以内にオーガズムを発生させることを保証します。

周辺技術である DMMFANZA、SOD、一部PIXIVなどの既存技術と組み合わせることで、より深く味わい深い体験を構築することができ、業界リードするオーガズムクリエイター世界最高峰技術提供します。

また、ACRでは従来、複雑で煩雑プロセスであったコンプレックスアクメジェネレーションが、シンプルかつイージーに発出され、セーフティーハイクオリティオーガズム創出が期待できます

2022-09-13

anond:20220913220658

収入保証する保険ってなかった?

それが離職に対応してたら保険やさん大変かも💦

物販せどりyoutuberの謎and闇

youtubeせどりとか見込み利益(後述)とかで検索してみてほしい。

ドンキ・ホーテやブックオフなど安売りをしているお店で商品を買い込み、Amazonヤフオクメルカリ販売するスキームを紹介する動画がたくさん出てくる。

本稿では、仮にこれらを物販せどり動画投稿者を物販せどりyoutuberとし、そのスキーム紹介方法の疑問点や、そこから考えられる彼らの実際の利益のあげ方についての推測を行う。

謎ーー「見込み利益」という謎表現

物販せどりyoutuberの界隈でしか出てこない謎概念に「見込み利益」がある。

彼らのサムネを見ると「時給10000円」「見込み利益20000円」「15分で一撃5000円」みたいな表現が踊る。

この金額は何を指すのかというと「想定される販売価格仕入れ値」で計算される推定利益をいう。

具体的には店舗せどり用のアプリケーションを用いて、その商品がどの程度の頻度でどれくらいの価格販売されているのかを調査する。

そのアプリで導き出されるAmazon等での昨今の販売価格帯および送料と、ドンキなどでの販売価格仕入れ価格)との差額を計算し「時給10000円」「見込み利益20000円」「15分で一撃5000円」などと称しているのである

要するにドンキなどでネットより安く買えるものを探すということになる。

少しでも商売に触れたことのある増田諸賢であれば、これがかなり胡散臭いことはご理解いただけるであろう。

端的に言えば「令和デジタル取らぬ狸の皮算用」みたいな感じだ。

まだ売れていないのに、売れた場合利益の多さをアピールし、競い合っているのだ。

そして著者が1番の問題と思う点は、物販せどりyoutuberのほぼ全員が売れたところを見せていないことだ。

月額数十万稼ぎました、みたいな表現サムネなどでいくらでもみられる。

しかし、実際にAmazonなりメカリなどの画面で利益が出ていることを明示している者はかなり少ない

ということで、ネット上での価格帯と販売店での価格帯の差異だけでアピールして購入した画面を流しているという大変奇妙な状況が起こっている。

闇(への想像)ーー情報商材への誘導

ここから現象から遊離して、実際に仕入れたことを想定した話をしよう。したがって私の所感や経験が含まれる。

実際にアプリケーション使用お菓子なり中古家電仕入れたとする。

まず、これら商品がこれまでの需要のまま購入され続ける保証は一切ない。

季節や流行の変化により価格は容易に変化する。そして人気がなくなる可能性もある。

もちろん逆に人気が出て価格が上昇することも十分にあるだろう。

これらの事柄があるため、販売の経過や結果を見せるべきなのだが、物販せどりyoutuberは新たな仕入れに勤しむ動画ばかりアップロードするのである

さて、なぜ彼らはこうした動画アップを繰り返すのかを考えてみたい。

推測になってしまうのだが、おそらくせどりに関する情報商材があるのではないかと考えられる。

物販せどり系youtuerは特徴として高確率LINEアカウントへの誘導を行っている。

いわく、「相談したい方はLINEへご連絡ください」みたいな感じだ。

こっから商材やセミナーに持っていくという可能性がある。数十万する商材である。せこせこAmazonとの差額を気にする必要はない。

実際のせどりから利益からではなく、商材やセミナーに誰かを行かせることで利益を生むスキームであると推測したい。

さら想像をたくましくすると、物販せどりyoutuber本人がそうした商材・セミナーに参加した者であり、新規購入者を紹介すると紹介料をもらえるシステムなんかだと辻褄が合いそうだが、憶断の域をでない。

なお物販せどりyoutuberはなぜか20〜30代が多いことを付言しておく。

物販せどりyoutuberはかなり独特なジャンルで、天然のガラパゴスである

その近くには「メルカリで売れやす説明文の書き方」「メルカリで高額で販売する方法紹介」「メルカリ失敗談から学ぶ対策」「2022最新版メルカリラクマヤフオク比較」といった動画投稿する販売促進系youtuberがいる。

販売促進系youtuberはそんなに怪しい感じはしない。もちろんルールすれすれの技法を紹介している場合もありそうした意味では怪しいのだが、商材感はなく、また動画バリエーション豊富である

物販せどりyoutuberは動画の柔軟性が乏しい場合が多く、ほぼネット上との差額をアピールするだけの動画ばかりが並ぶのが特徴と言える。


個人の物販は可能なのか?

さて蛇足めくが、個人商品仕入れ販売して利益を生むスキームは本当に実現可能なのか? について最後お話ししたい。

結論的に言えば可能である。なぜなら私がしているからだ。

ただし、証拠は見せない(上の記述矛盾しているが許してほしい)。

なぜなら他の人に知られ、もしその人が私の方法再現できるのであれば、ただライバルを増やし販売価格を低減させる結果になるからだ。

逆にいうと、如上の物販せどりyoutuberたちは臆面もなく自分手法(といっても仕入れまでだが)を晒していて、そうした点でも不自然と思う。

諸賢も自分仕入れ販売することを想像してみてほしい。自分の編み出した儲かる方法ライバルに教えるだろうか。

ということで詳しい話をしないのが普通である

でもちょっとだけ紹介する。

私は仕入れ価格はほぼゼロで、腐らないし、厚さがとても薄い品を商っている。これで仕入れ管理、送料などの低減を図る。

そしてその品を修理したり詳しい解説をつける。これで商品価格や売れやすさを担保する。

こうした自分経験からすると、ぶっちゃけドンキお菓子を買って儲けようとするのはおかしいと思うのだ。

youtube上で比較的確かな物販系youtuberの傾向を紹介しよう。

まず10年以上やっている40代以上のおっさんおばさんに注目。彼らは時代の波を超えてきた強(つよandしたたか)さがある。

まり高齢の人は見かけない。ネットがまだ発達していなかったからだろう。

物販系せどりyoutuberのなかでも、しっかり利益報告している人はほぼおっさんである

彼らは余裕がある。「暑くなってきましたから気をつけてがんばりましょう」みたいなセリフが気取ることなく出てくる。

また私のところでも述べたが「一工夫」がある。

一番わかりやすいのが、家電などのジャンク品を修理して使えるようにする、その品の個数や種類を集めるみたいなものだ。逆に分解するのもあり。

「一工夫」をしている人々は、単純な転売行為限界を指摘する場合も多い。

こうした実際にもうけている人々は、会社にして成長してしまって個人とは言い難いパターンもあるけど、学ぶべきは彼らのアイデア思考だろう。

発言権保証などされていない

このサイトには開示請求削除依頼が出来る

から、例えばある界隈やある企業への愚痴とか、告発を書いても

された側はもっともらしい理由をつけて、圧力をかける為にソイツを特定出来るようなシステムになっている

カネを払えばあっという間にそれが何者かを特定でき、カネと権力と広い顔を持つ強者や、後ろめたい何かをバックに持つような存在弱者に脅しをかけられるようになっている

広く青い空の幻想や、Equus caballusに似た特徴を持つHomo sapiensの突然変異種の若い雌が徒競走するゲームで有名なある企業により、増田投稿されたその企業の黒い裏側暴露を抹消したというのもあった

とあるオープン手紙に関連する事を書いた増田も、削除依頼と開示請求を受けて自主削除させられた

これ以外にも恐らく、いろんな告発や切実な叫びを消されている、なんなら物理的にもきっと消されている

強いものによって、弱者告発は全て握りつぶされているんだよ

2022-09-12

東京大空襲の死者が10万人以上もいた理由

防空法によって、消火活動をせずに避難することが禁止されてたからという説が有力だ。

まり

避難違法行為犯罪者

という扱いだ。

次の国政選挙では、空襲時に国民による避難禁止するこのような法律絶対に成立させないことを公約として保証してくれる候補者投票したいと思うのだが、

それは虫の良すぎる話だろうか?

ただでさえ、空襲で家が焼かれたら保険なんて1円も出ないというのに、その上、避難することすら許されないのが当然だという考えは、国内基準ならともかく、国際基準で考えたら流石にありえない話だと思うのだが、

私はこの国の国民として、そんなに自己中心的すぎるだろうか?????

anond:20220912090846

そんな事よりホームレスが生まれないように福祉社会保証を充実しろよって言うのはだめなのか?

anond:20220911210619

その出力はバグってる。

1の派生案も2も不誠実極まりないし、相手を思うと言いながら提案するのは些か思慮に欠ける。

そのため、現在彼女と別れて他の方と付き合ってもまたバグった出力をして繰り返す可能性が高い。

ただ、暴走するような大恋愛の末では無いというのは懸念がある。

自分も大恋愛暴走結婚相手微熱くらいで付き合える人を選んだので。

とはいえ引くにしても2年半相手を拘束して2を提案するのは流石に人の心がなさすぎる。

それをするなら彼女キープせずにキッパリ別れてから試すべきである

と、言うわけで一旦提案にある1で良いと思うが正直、結婚する「前」に1年同棲をするが正しいと思う。

生活リズム、食の好み、相手への配慮自分が何が出来て相手が何が出来ないのかを検証する必要がある。

自分のケースだと同棲してから嫁側に借金(リボ付)が出てきて冷や汗が出た事がある(幸い返せたが)

より子供を前提とするなら夫婦資産を合わせて1年後に100万貯めれたら結婚のような形にする方が一番良いと思う。

中古物件買っても1500-2000万程度子供作る場合は更に1800-2000万程度は絶対にかかる。

物件は2人で済むならコスパは大変良いが子供は将来ペイできる保証が無い茨の道となる。

色々描いたが結婚以前に同棲しないと決まらないし、もし「次」を筋を通して分かれても同棲経験が無いとまた失敗する。

次失敗して後が無いのは20代後半の君の方だという事は忘れない方が良い。

がんばって。

anond:20220912032650

中年に入ると相応のスキルがなければ貧困まっしぐら

相応のスキルが身につく保証はない

バリバリ稼いで勉強までできる体力があるのは今のうちだけって感じする。

年取って体がボロボロになって無理できなくなった時こそ金が必要なので

貯金

anond:20220911210619

結婚したいなら、まずは、そもそも迷わない。男の結婚したいは、まじで好きな人から

でもそのうえで、まじで好きなひととまではいかないが、一緒にいると楽な相手というのはいる。これが、今の状況だがこのパターンでは、女のほうが迫っての結婚になる。

男としては、他に可愛い人ゲットしたいけど、難しそうだなっていうモヤモヤがありつつも、生活自体は楽だし気が合うから関係を崩すならば、結婚を選ぶ。

だが、今の状況で良くないのが、同棲していないのにこの話になっているということだ。同棲していて、今の状況ならば、結婚してもいいと思う。なぜなら、今の生活がそこまで変わらないことが保証されるからだ。友達と遊びに行くのも、同棲していたら、だいたいリズムがわかるようになる。土日のどっちかは自分時間が欲しい人なんだな、夜はゆっくりネットサーフィンしたい人なんだな、等。

本当のタイプな人と結婚しても、向こうのほうが立場が上になっちゃ可能性が高いから、その生活が維持できるかは保証できないし、そこそこの人で向こうのほうが自分のことを好きな関係場合自分生活を維持しやすいし、長期的に見ると持続可能性は高い。だが持続させることに意味があるか?という問題も出てくる。好きな人本音でぶつかったほうが人生はいいのでは、みたいなやつ。

ただ、繰り返すが、同棲していないので、同棲した上で、自分時間を作れないとわかれば、すぐに別れたらいいだろう。

2022-09-11

anond:20220911182716

これ

審査承認する側も公的保証された立場確認できなければ面倒なことになるから、内容は変わったとしても婚姻に相当する枠組みが必要とされることに変わりはない

ゆえに、同性愛者やその他の性自認志向者向けの婚姻制度は必要

きょうだいについて

 人間の脳とはどうにも不便なもので、積み重ね続けているはずの明るく優しい記憶はその隙間に挟まる嫌な記憶に塗りつぶされてしまう。古来より経験から学習して危機回避するために必要仕様なのだと考えれば理解はできるのだが、現代に慣らされたわたしにとっては、ずっと自分を縛り続ける鎖のように重苦しい。

 虐待、という言葉日常的に――さまざまなニュースネット記事大学の授業、書籍なんかで――目にする。その程度に軽重はなく、そしてその辛さに貴賎はなく、当事者が辛かったと感じ、または自覚なくとも傷つき、倫理と法に照らし合わせたときにそう判じられたのなら、それは虐待になるのだろう。

 多くの人が、まずぱっと想像するのは保護者から子への虐待であろう。母から、父から扶養から祖父母から。近年では、養護者による高齢者に対する虐待問題視されている。わたしiPhoneに標準搭載された辞書によると、虐待とは「むごい取り扱いをすること」。調べれば、厚生労働省による児童虐待のページも出てくる。それによれば、児童虐待は「身体虐待」「性的虐待」「ネグレクト」「心理的虐待」の四つに定義されるらしい。なるほど、思いつく大体はさらっていそうだ。長くなるのでそれぞれの具体的な例は省略するが、暴力言葉による脅しなどが挙げられている。

 そして、本題である

 きょうだい間の虐待を知っているだろうか。

 寓話だと、シンデレラの義姉が一応それに当てはまる。義理の兄姉、弟妹、そして実のきょうだいから虐待である

 わたしは未だ、自らのそれを虐待ということに疑問を覚えている。確かに暴力があって、辛い言葉があった。けれどやっぱりきょうだいから、そして自分でも信じられないことに、生まれてこの方家族のことを明確に「嫌い」になったことがない上、いくつかの発端は自分に非がある喧嘩だった覚えがあるために、はっきりとした定義けができないのだろう。

 でもたぶん、あれは虐待だった、と言っていいのだと思う。

 わたしには、四つ上の姉がいる。はっきりとした実感では思い出せないが、間違いなくわたしは姉が好きだった。生意気だったし、変な子どもだったけれど、姉のやることをいつも真似して、遊んでほしがった記憶がある。面白いと言っていた漫画を読んで、図書館で本を借りて、拙い四コマを描いていた。女の子のお人形ミニチュアが家にあったから、それで一緒に遊んでほしかった。まあ姉は真似されるのを嫌がっていたし、あまり遊んではもらえなかった気がするが。母に諸々が露見するまで部屋も一緒で、二段ベッドの上下で眠っていた。

 ひとつ、間違いなく自分に非がある発端として思い出せるのは、借りた本のことだ。当時姉はあるシリーズ小説にはまっていて、それをわたしも読んでいた。今思うと意味が分からないのだけど、ホラー作品の影響か、知らない内に血痕が増えていたらおもしろいだろう、と、当時のわたしは考えた。ちょっとした騒ぎになることで、家族の気を引きたかったのかもしれない。馬鹿な思いつきで、抜けた歯かなんかの血液を、本のページになすりつけたのだ。

 単純に汚いし、本当に意味不明だ。弁償しろと言われたらそうすべきだし、怒られたら謝るべきだ。

 姉は怒った。当たり前だ、妹が自分の本を読んでいたと思ったら、返ってきたときに謎の薄茶けた汚れが付いていて、あまつさえそれが不衛生な血液なのだから生理的に拒絶して責められても仕方ない。

 それで、姉はわたしを蹴った。蹴って、床に置いてある座布団の上に転がして、そこで背中を踏みつけた。座布団の上だったのは一縷の優しさなのか、当時の部屋は恐ろしく汚かったので、床に放置された物ものわたし身体が潰すのを嫌がったかもわからない。とにかくそんな感じで、わたしは泣いて謝って、しばらくののちに姉は怒ったままひとまず足を退けた。本をどうしたかは覚えていない。

 そんな調子だった。二人とも通っていた小学校の校門前で、下校時刻にみぞおちを蹴られて――これは何が原因だったか忘れてしまった――動けなくなり、野次馬にじろじろ見られながらどうにか帰ったこともあった。姉はさっさと帰ってしまったので、持っていた傘を杖にして耐えていた。わざとかどうか分からないけれど、的確にみぞおちへ爪先が入って、ちょっと吐きかけた。

 ここで弁明しておくのだが、両親は見て見ぬふりをしていたわけではない。というのも、わたしたちは鍵っ子で、昼間は父母ともに家にはいなかったのだ。そういったいざこざが起こるのは大体ふたりが帰ってくるまでの時間帯だったので、そしてわたしは姉に言い含められ、かつ自分の受けているダメージの深さに無自覚だったので、親にあまり言い募ることもなかった。父母の見ている前で姉の手が出たらさすがに止められたし、姉は叱られていた。まあそれによって機嫌の悪くなった姉の言動さら悪化することもあったのだが、とにかくそういうことだった。

 契機は、特に姉の機嫌がひどい夜だった。母は父を迎えに行っていたので、両親ともいない。子どもは夕飯もお風呂も済ませて、あとは寝るだけという時間だった。

「ねえ、電気消して」と言われて、わたしは断った。前述したが、わたしたち姉妹は二段ベッドの上下で寝ていて、付け足すと姉が上段、わたしが下段だった。部屋の照明にはよくある紐が付いていて、天井の真ん中から垂れている。姉のいる上段からは手を伸ばせば届くが、わたしは一度ベッドから出ないと届かない。舌打ちが聞こえた。電気消せよ、と言われて、お姉ちゃんの方が近いんだから自分で消してよ、ともう一度断った。それで、姉は怒った。

 足音を荒らげてはしごから降りてくる音に身体が強ばった。怒られるんだと思うと本当に嫌で嫌で、それでも、今日ばっかりはわたしは悪くないのだから、と頭の中で唱えていた。電気をどっちが消すかなんて、どう考えても至極どっちでもいい張り合いだ。変な意地は、それでも道理に合わないことに従いたくない一心で、そのあとに予期される出来事よりも優先されてしまった。

 ぎゅっと身体に力を入れ、壁側に背中を向ける。お腹は内蔵に直接響いて辛いので、せめて背中側ならという発想だった。ベッドから引きずりだされるのが一番怖くて、でもそうはならずに、背を向けたわたしへ、そのまま足が飛んできた。電気消せよ、消さない、の、文字だけだと死ぬほどしようもない、馬鹿みたいなやり取りをしながら、ひたすら泣いて背中を蹴られていたと思う。どれだけやってもわたしが動かないことを察したのか、姉は苛立たしげに身を引いた。そして戻り際、「絶対チクんなよ」と残してはしごを再び上がっていった。電気はそのままだったので、結局どっちが消すかなんてやっぱり大事じゃなくて、「妹が自分の言うことを聞かずに口ごたえしてくる」ということがとにかく気に食わなかったのだろう。

 ほどなくして、父と母が帰ってきた。ただいま、と言って部屋に入り、声をかけてくる母からわたしはとにかく顔を隠した。顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃで、それでもうまく強ばった身体は動かない。異変を察知した母にどうしたのと問われても「なんでもない」で通した記憶があるが、声が震えてぼろぼろだったので、そんな嘘はあっけなくばれてしまった。

 そのあとは、わたしリビング、姉はそのまま自室にと引き離され、事情聴取が行われ、部屋はやっぱり離すべきだ、という結論に両親が落ち着いた。そのあともしばらく姉の気性は荒かったが、思春期の前半を過ぎて彼女高校に入ったあたりから本格的に落ち着いて、そんな騒動はぱったりと止んだ。ギターで頭を殴られたりだとか、背中ものを投げつけられたりだとか、怒って一瞬包丁を持ち出されたり(見せられただけだったが)だとか、壁に首を足で押さえつけられたりだとか、まあ色々あったが、そんな感じだった。

 「口ごたえするな」「使えない」「気持ち悪い」「何で生まれてきたの」――そしてまた、言葉というのは厄介で、簡単に口からこぼれるのに、言われた側はその感情まで受け取ってずっと抱えてしまう。身体に対する物理的なあれこれは間違いなく痛くて、それも勿論辛かった。でもたぶんその根本にあるのは、自分がそういう扱いをされていること、そうしてもいいと思われていること、好意や情の非対称性だったのではないかと今は考えている。お前は愛されていない、だめな人間で、嫌われていて、いない方がよかった。それの真偽はともかくとして、真正から突きつけられるには痛すぎる。身体的な暴力は衝撃的に覚えているけれど、思い出したときじわじわと首が締まっていくのは言葉のほうだ。そして、日常的に放り投げられるのにいつだって避けようがなかったのも、言葉のほうだ。

 姉はいわゆる癇癪持ちというやつで、怒ったら自分制御ができずに手が出てしまっていたのだという。でもそれが友人に向くことはなかったし、たぶん妹は格下の、彼女にとってそれをしてもいい人間だったのだろう。自分の中で、怒ったら手が出てもいいし、ひどい言葉を投げてもいいし、言うことを聞かないのはおかし存在。何なら、日常的に何を言ってもいい存在

 幼い頃から培った「この人と自分平等ではない」という意識根深い。何ならそれは今でも、姉妹揃って無自覚に残っている。実は現在姉妹間の仲はそこそこに良好だ。ただその前提に、姉は大人になったけれど、間違いなくわたしのことは下だと思っている。わたしは大きくなったけれど、姉に対して嫌に思うことがあっても諦めているし、そういうものだと思っている。そういう暗黙の了解存在しているから、比較的穏やかな日常保証されるようになった。

 でも、色々なことがぼやけてしまった幼少期の記憶の中で、ぐちゃぐちゃとした嫌なものばかりが輪郭を持ち続けて、わたしはそれを手放せない。姉と笑顔で話しながら、ふっと影がよぎるみたいに、昔のことを思い出してしまう。やっぱり、した側が覚えてなかったとしても、された側は覚えているものらしい。

 この文章は間違いなく恨み言だ。でも、これを姉にぶつけたいわけじゃない。やっぱり姉のことを嫌いになりたくなくて、でも傷ついた自分のことも認めてあげたくて、好きなものが好きでいたいだけだ。だから、取り残された感情記憶を吐き出して保っている。

 わたしは今も、生まれ育った家で姉と共に暮らしている。実家を出ようとはあまり思っていなかったのだが、最近になってふと、「この人と一緒にいたら、わたしはこの先もずっと自尊心を削られつづけるんだ」と悟って――そのうち、家を出なければならないことに気がついた。母は姉を出すと言っているものの、姉を一人暮らしさせてうまくやっていける気がしない(わたしもあまりできる自信はないけれど)ので、全員の健康を考えたらそのうちここを離れることになるのだろう。

 あのときと比べて、身体はずいぶん大きくなったし、精神成熟したところはあるはずだ。それでもわたしはまだ、自分の中にずうっと、声を殺して泣いている子どもがいるような気がしている。

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