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2021-07-10

ロッキンが中止せざるを得ず、プロ野球Jリーグ普通に客入れて開催している理由

プロ野球Jリーグは観客入れてやってるじゃねーか!なんでそっちにも中止や無観客の要請を出さないんだ医師会は!」という的外れな騒ぎを起こしている連中が居るので解説しておく。

1.プロ野球Jリーグは上位組織専門家を巻き込んでイベント開催ガイドラインを作り、随時改善しながら1年以上興行を続けた実績がある

まずこれを指摘しておきたい。Jリーグ村井チェアマンが発起人となり、プロ野球感染学の専門家政府をも巻き込んだ「新型コロナウイルス対策連絡会議」が2020年春に作られ、そこで1から開催ガイドラインを作り、同年夏から試合という興行を再開に持ち込んだ。新型コロナウイルス対策連絡会議は今でも定期的に開催されており、7月5日に第35回目の会合が開かれている。試合開催ガイドラインも随時更新されており、違反したらチームや選手や観客個人にも罰則がある強制力のあるものだ(この強制力重要なのだが後述)。そして、もちろん最近デルタ株やワクチンの動向も考慮されている。ここまでやっている組織に対して、茨城県医師会という一地域医師団体が何か要望を出せるわけがないのだ。

2.ロッキンの想定規模に対応したガイドライン日本存在しない

ロッキンは1日あたり3万人を動員予定だったとされている。ところが、3万人を想定したガイドラインはいまだに日本にない。プロ野球Jリーグガイドラインは上限2万人(または収容人数の50%の少ない方)を想定しており、3万人規模の客を正式に入れて試合開催した実績はない。正確には昨年秋に、プロ野球試験的に3万人前後の客を入れた実績が数試合あるが、あくま空気の流れなどを測定する試験目的で行われたものだ。試験結果のフィードバック公表されていないが、その試験からわずか1か月半後に感染爆発が起きて2回目の緊急事態宣言に至ったことや、(結局ほぼ無観客になったが)五輪の観客数を「1万人」に制限する方針が少し前に政府からたことを鑑みると、試験結果は感染拡大防止の観点で芳しくなかったと推察される。つまりロッキンの規模に応じたガイドラインはいまだに存在しないのだ。

3.コロナに加え、熱中症の客が多発することを想定したガイドライン日本存在しない

ロッキンは例年、開催期間中熱中症の客が多発し、近隣の医療機関はその対応に追われる。その考慮も加えたイベント開催ガイドラインもいまだ日本にないのだ。先述のプロ野球Jリーグガイドラインは、そもそも炎天下の中での試合実施を想定していない(正確にはJリーグの3部では夏の日中試合も一部あるが、その試合の観客は多くて2000人にも満たない程度なのでロッキンとは比べ物にならない)し、他の音楽イベントガイドラインも同様だ。

4.客の行動を制御できない

プロ野球Jリーグガイドラインには、違反者への罰則も含めた強制力のあるものとなっている。チームが違反したらJリーグだと最悪勝ち点剥奪罰則があり、実際コロナ関連で選手登録ミスやらかし浦和レッズが当該試合の結果を0-3の敗戦扱いにさせられた実績がある。この試合自体は元々2-3の敗戦だったので勝ち点変動はないが、得失点差マイナス2となったので、後々の順位変動に影響が出てくる。また違反した選手は最悪解雇になるケースもあり(岐阜に飛ばされた柏木陽介の事例や、昨年西武解雇になった相内誠の事例など)、客ですら、マスクをしていなかったことで数試合入場禁止になったケースもある。

このように強制力のあるガイドラインがあるからこそプロ野球Jリーグは客の行動を制御できるわけであるが、多数のアーティストによる合同イベントであるロッキンのようなフェスでは、そのような強制力のあるガイドラインは作れない。アーティスト違反しても運営側は何もできないし、客が違反しても入場禁止処分を施すことが出来ない。施したとしても他のイベントに行けばいいだけであって実効性がないのである。だからロッキンは客の行動を制御できず、性善説に頼るしかなくなるのだ。

5.じゃあ、ロッキンはどうすればよかったのか?

今回のように「中止」という判断普通にあるとは思うが、熱中症リスクが下がる秋に延期したり、スポーツイベントなどで散々実績のある1万人規模に抑えるとかの案は取り得たはずである

どうしても3万人集めたいのなら、それは日本と言う国として前例がない規模・時期のイベント開催となるので、国家レベル医療専門家政治家などのステークホルダーを巻き込んで、プロ野球Jリーグガイドラインの上位となる興行ガイドラインを作り、それを遵守できるような運営態勢を整える・・・そこまでやるべきだった。茨城県内の自治体医療機関との連携程度で済ませるレベルの話ではなかったのだ。

これは増田の推測だが、イベントが近くなって、医療機関との連携部分でロッキン運営現場医療機関との間でもめて、医療現場から医師会エスカレーションが行われたのが医師会からの中止要請に繋がったのではないだろうか。

簡単に言えばステークホルダーマネジメントに失敗し、中止と言う選択肢しか残らなくなってしまったのが、ロッキン中止の本質だと増田はみている。コロナ禍で一人一人が言いようのない不安毎日襲われているからこそ、ステークホルダーマネジメント重要なのである。それに成功してイベントを開催できているのがプロ野球Jリーグで、失敗してイベント中止に追い込まれたのがロッキンという構図なのだ

追記

団体の強さや規模の違い」というコメントがちらほらあるので反応しておく。そういう点は確かにあるだろうが、実はJリーグ村井チェアマン自分達が作り上げた仕組みを他業界にも役立てたい意向を持っており、「他の業界から相談はいつでも乗るので相談して欲しい」と兼ねてから公言していた(1年前に報道されていた)。ロッキンの主催者JリーグまたはNPB一言相談持ちかけていれば、それだけでもだいぶ展開は異なっていたのではないだろうか。J2水戸ホーリーホックがロッキンと関連させたホームゲームイベントをやるくらいだし、相談ルートはいくらでもあっただろう。実際は相談していたのかもしれないが、ロッキンの中止プレスリリースで出てきた協議相手に「医療側」「専門家」というフレーズが無かったから、ロクに専門家サイドには相談していなかったと思われる。

追記2

ツイッター眺めてたら「違和感がある。ロッキングオン社は5月の1万人規模のフェスで人流のデータを取っていたから」という反応と、「スポーツのほうは(茨城県医師会要求した)会場外の行動にまで触れてないだろ」という意見があったので反応しておく。

前者についてはその取組自体は良いことだし、ロッキン側もフェス実施に向けて努力していたのは否定しない。だが、この増田ステークホルダーマネジメントの誤りを指摘するものであり、ロッキン側が自分達でデータを取っていたからというのは反論にすらならない。ずれている。

後者については、Jリーグガイドラインは客の会場外の行動にまで触れている節がある。内容は「サポーターが会場外で集結しないような取組を各チームに求める」という簡素ものだが、この一文があることでJリーグチームのサポーターは会場外で大人数で集まることを自粛せざるを得なくなるのだ。集まってることがバレたらチームが罰せられてしまうからだ。茨城県医師会はそういう規定までスポーツ側は用意していたのを知っていたのかも知れないね鹿島アントラーズとはPCR検査会場の提供などで協力関係にあるし。ロッキン側も、実効性はともかく「ファンが会場外で集結しないような取組を出演アーティスト側に求める」という一文を書いて公表することをやれば、茨城県医師会は折れてくれたかも知れないね

あとついでに書いておくけど、ロッキン中止に対して怒りの声を挙げたRADWIMPS野田洋次郎が直後に飲酒泥酔大規模誕生日パーティーやってたネタをすっぱ抜かれたのは美しいと思いました。JとNPBガイドラインに照らし合わせたら、初犯で当面の間試合出場停止再犯解雇になるレベル

追記3

五輪は?という問いが複数あるので触れておく。五輪については、JとNPBとの比較という観点では無観客が妥当と考えている。

NPB試合数が多いという特性上、試合のために都道府県をまたいだ多人数の移動は発生しづらい。発生するのは首都圏チーム同士の対戦くらいだ。

逆にJリーグは同じチームとのアウェイゲームが年に1回しかないという特性上、都道府県をまたいだ多人数の移動が発生しやすいが、いまは収容人数を絞ってることで1試合あたり1000人を超える都道府県をまたいだ移動はまず起きないし(県外客が元々多い鹿島例外だが、彼等は基本直行直帰だ)、さらに対戦相手緊急事態宣言地域のチームである場合アウェイサポーター席は用意されない。つまり緊急事態宣言が出ている東京都沖縄県Jリーグチームのサポーターアウェイ試合を現地に遠征して観ることが出来ない。このようにして都道府県をまたいだ人流を抑えている。

五輪はそのような都道府県をまたぐ移動を抑制できる特性も仕組みもないので、東京都緊急事態宣言が出た時点で、オール無観客にしないとJやNPB比較しても平仄が取れないし、だから無観客で仕方ないと考える。

追記4

最後追記にするが、他のフェスとの比較も書いておく。

まずJAPAN JAM。これはやったのが5月であり、人数は2万人規模。この増田で指摘しているロッキンの「3万人+炎天下」の条件に合致しない。

それから今後予定されているフジロック。これも1日あたりの人数は2万人規模を想定していると聞いている。つまり実績のある人数規模。また苗場でやるので熱中症リスクは低地開催の他フェスと比べて低い。ただそれでも日差しが出ればリスクはそれなりにあるので、日照が強い10~15時は避けて開催すべきなんじゃないかなと個人的には思っている。それでも省庁や地元を適切に巻き込めているようなので、予断は許さないが、開催にはこぎつけられるんじゃないかと思う。というか開催されて欲しい。増田の知り合いには音楽業界で飯食ってる人も何名か居るし、彼らが「またイベント中止になった」と悲鳴を上げる姿を見るのはそろそろ打ち止めになって欲しい。

2021-07-08

anond:20210708163535

与党系がイヤなら野党系でもいいんだからちゃんと外に立って矢に当たったり話付けたりしてくれる、ラグビーの森会長みたいな政治家立ててやんなきゃダメだろうに。

ういういざこざをなぎ倒しながらみんなやっているって、ロックインジャパン主催者は知らなかったんじゃない?

サンバダンサー性的ねじ曲げないで」

主催者の方は理解してくれているが、まだ

日本人には『裸踊り』と思われているところもある」と、一部の行為で誤解され、

サンバ性的イメージが広められることに苦言を呈した。

https://nordot.app/783603426224062464

anond:20210708113644

別にあの程度の要請なら、ロッキンできたと思うよ。

主催者は、若者を怒らせて立ち上がらせたかったんじゃない?

2021-07-07

スポンサー側の人間だけど

社内では、某祭典に誰が出席するかで揉めている。

誰も出たがらないが、欠席するわけにもいかない(親会社意向により)

ついには俺のところ(一応役職はあるが末端レベル)にまで話が回ってきた。

参加すれば、見栄えの良い肩書にしてくれるらしい(ある意味昇進)

俺は断ったが、同期1名は断り切れずに参加となった。

ただし、テレビカメラに映らない席は、主催者政府系、大手スポンサーが抑えているそうな。

まああれだ。

スポンサー側も観戦したくないのだよ。

2021-07-05

勇気ちひろさんが好きでした

にじさんじ勇気ちひろさんが好きでした。

過去形なのは、にじPEXから一切配信見てないため、もう好きかどうかわからなくなったためです。

反転アンチ等ではありません。このモヤモヤを吐き出す場所がない、同士がほしいので書きます

自分の話をすると、にじさんじは二期生が入ったあたりからハマったので結構息が長い方だと思います

APEXを始める前から口が結構回って、プロレスをしたりと面白い子だなと思い、

2018年誕生日凸待ちで泣きながら手紙を読んだりしていて、普段は元気な印象だけど実際はすごく仲間想いな所に惹かれました。

APEXを連投したあたりで、FPSを知らないことや、見ていると酔うために一度離れたのですが

毎週土曜日すもも師匠とAPEXをするようになり、その雰囲気の良さから配信をまた追うようになりました。

そして現在、にじPEXあたりから勇気ちひろさんの配信を見なくなりました。

理由

・意地でAPEXをしているように見えるから

・にじPEX開催前からコメが荒れるのがわかっていたか

アンチコメをまともに相手にするから

・単純に追う体力が無いか

などが主です。


・にじPEX開催前からコメが荒れるのがわかっていたか

昨日のパチンコ大会主催者運営と協力会社にしっかり感謝してて初心者わずいい戦いが出来る大会になったことや、

ギャンブルから印象良くないけどパチンコの良さを伝えたかった」って話がすごい良かった。

にじPEXもこうなれたはずなのになあって思った。

ちーちゃんも昔はAPEXが好きで、APEXを布教するために初心者講座とか、箱内キルリレーとかで盛り上げて、いざAPEXコラボをする時は相手が下手でもすごい楽しそうにやってた記憶がある。

にじさんじAPEX部とか作って、部長ちーちゃんで、副部長は叶くんで、盛り上げたいって話をしている頃が一番楽しかたかもしれない。

実際箱内2434キルリレーの後にAPEXをはじめたライバーも多かったし、すごく良い企画だった。


にじPEXのどこが悪かったとか、ルールがどうのこうのは他の人が話してるから置いといて。


一番印象的だったのが、グウェルが経験0からAPEXをはじめても良いか?と聞いた時に

「ご自身が良いならどうぞ」と返したと言ってて、もちろん0からだと流石にすぐ終わっちゃって楽しくないかも……とか心配はあると思うんだが

昔の、APEX盛り上げたい!って言ってた頃のちーちゃんなら「全然いいよー!」「立候補してくれただけありがてぇ」とか言ったよなぁ……

と見てて思った。

そんなんエンタメ臭いしかしないし、エンタメ大事にしているちーちゃんだったからこそもっと面白がりそうなのにな。と思いました。

こういう大会ってドラマがあるから楽しいのであって、いつメンゆきコーチ連れてきて勝っちゃって、勝ってもあんまり嬉しそうじゃなかったのも少し引きました。

昔のちーちゃんなら大会終わりにAPEX神ゲー!っていって、協力してくれたDTNやEA運営感謝一言くらい言えたはずなんだけどな。


・意地でAPEXをしているように見えるから

大会に呼ばれたり、実際人口が増えたりしてからなんかおかしくなったと思う。

もちろん、他のライバーと比べて煽られたり、アンチコメが大量に湧いたりしてメンタル不安定になるのも仕方ない。

というかあれだけ叩かれてもまた復帰してくれたのは本当に嬉しかった。


APEX楽しくないならもう無理しないでいいよとすら思う。

他のライバーやストリーマーは気軽に他の流行ゲームに手を出したりAPEXやったりしてるんだからちーちゃんもやればいいのに。


でも、追っててわかるけど過去登録者が伸びなかった事があって、APEXでチャンネル登録者数増えて「これでいいんだ」って安心できたんだろうなとも思う。

専業ライバーするにしても食ってかなきゃいけないわけで、安定できるのは当然いいことで。


「APEXばっかやるな」ってマシュマロで言われて「APEXしかちひろにはない…」って泣いてたこともあったからもう辞めるに辞められないんだろうなと思う。

もうAPEXが好きなんじゃなくて本当に「自分にはこれしかない」と思って惰性でやってる時もあるんじゃないかと思う。


前述の通り、自分はAPEXの前からちーちゃん配信みてたけど「上手いAPEX」が見たいんじゃなくて「ちーちゃんが楽しそうに配信してるのを見たかった」だけなんだ。

ちーちゃんが下手というわけではないが「上手いAPEX」をする人を見るのであればプロゲーマー配信を見に行った方がいいに決まってる。

それでもちーちゃん配信を見に来ている人達ちーちゃんを見に来てることを思い出してほしい。


アンチコメをまともに相手にするから

最近は拾わなくなって良かった。

APEXを泣きながら、苦しそうにやったり、GCに煽られて無言でやったり、

そういうのを何度も繰り返されてにぃにねぇねたちのはげましの言葉も伝わらなくて、本当に苦しかった。

ちーちゃんリスナー想いなのは十分知ってるけど、それでもそういう時はアンチコメの方がちーちゃんに届くんだなって感じた。


べぇりんがるで大会に出た時、大会本番で荒らしが来て遅延がかかってるのに泣きながらコメ消しして

メンバー限定コメにしな」ってアドバイスされて、メンバーじゃない人も「メンバー限定でいい」ってコメしたり、

続々とメンバーに入る人達を尻目に「メンバー限定にはしたくない」って言って荒らしコメ相手にしてて。


ちーちゃんメンバー以外の人のコメもよく拾うし、メンバー以外の人も大切にしてることを知ってたけど

流石にこれは「アンチの思い通りになりたくないだけ」なんだなと思った。


にじPEX二回目ある?って聞かれて「二回目はないんじゃない?」とか言っちゃうのも、ちーちゃんは大変だったのはもちろんあるけど

純粋ちーちゃん応援して楽しんでいたリスナーの前でそんな砂かけみたいなこと言わんでも……となった。


やっぱりこの人は、純粋応援しているリスナーの声が届きにくいんだなって思った。


・単純に追う体力が無いか

これは自分の体力の問題です。

ちーちゃんもにぃにねぇねも無理なさらず。


ちーちゃんが30時間くらい配信してた時に、最後の方本当に死にそうだったのでさすがに休憩は取ってほしいなと思いました。



プレモルの件はどう思ってる?

なんであんなに怒ったのかわかりません。

虫の居所が悪かったのかなという印象です。


野良への暴言(と言われているが暴言とは思ってないです)について

「nigero」と言われて「命令形から逃げない」の件について

あそこまで燃える程ではなかったかなと思います

ただ当時アンチコメも多かったので、やはりこれも虫の居所が悪かったのだと思います

勇気ちひろさんがアンチをまともに相手にするが故に、余計Vアンチの燃料になったと感じます



自分が望むのはちーちゃんが、また楽しく、リスペクトを持って配信ができるようになることです。

強くなりたいのは構わないけど、同じくらい楽しんでほしいです。

疲れてるなって時は沢山休んでください。

勇気ちひろさんが好きでした

にじさんじ勇気ちひろさんが好きでした。

過去形なのは、にじPEXから一切配信見てないため、もう好きかどうかわからなくなったためです。

反転アンチ等ではありません。このモヤモヤを吐き出す場所がない、同士がほしいので書きます

自分の話をすると、にじさんじは二期生が入ったあたりからハマったので結構息が長い方だと思います

APEXを始める前から口が結構回って、プロレスをしたりと面白い子だなと思い、

2018年誕生日凸待ちで泣きながら手紙を読んだりしていて、普段は元気な印象だけど実際はすごく仲間想いな所に惹かれました。

APEXを連投したあたりで、FPSを知らないことや、見ていると酔うために一度離れたのですが

毎週土曜日すもも師匠とAPEXをするようになり、その雰囲気の良さから配信をまた追うようになりました。

そして現在、にじPEXあたりから勇気ちひろさんの配信を見なくなりました。

理由

・意地でAPEXをしているように見えるから

・にじPEX開催前からコメが荒れるのがわかっていたか

アンチコメをまともに相手にするから

・単純に追う体力が無いか

などが主です。

~~にじPEX開催前からコメが荒れるのがわかっていたか

昨日のパチンコ大会主催者運営と協力会社にしっかり感謝してて初心者わずいい戦いが出来る大会になったことや、

ギャンブルから印象良くないけどパチンコの良さを伝えたかった」って話がすごい良かった。

にじPEXもこうなれたはずなのになあって思った。

ちーちゃんも昔はAPEXが好きで、APEXを布教するために初心者講座とか、箱内キルリレーとかで盛り上げて、いざAPEXコラボをする時は相手が下手でもすごい楽しそうにやってた記憶がある。

にじさんじAPEX部とか作って、部長ちーちゃんで、副部長は叶くんで、盛り上げたいって話をしている頃が一番楽しかたかもしれない。

実際箱内2434キルリレーの後にAPEXをはじめたライバーも多かったし、すごく良い企画だった。

にじPEXのどこが悪かったとか、ルールがどうのこうのは他の人が話してるから置いといて。

一番印象的だったのが、グウェルが経験0からAPEXをはじめても良いか?と聞いた時に

「ご自身が良いならどうぞ」と返したと言ってて、もちろん0からだと流石にすぐ終わっちゃって楽しくないかも……とか心配はあると思うんだが

昔の、APEX盛り上げたい!って言ってた頃のちーちゃんなら「全然いいよー!」「立候補してくれただけありがてぇ」とか言ったよなぁ……

と見てて思った。

そんなんエンタメ臭いしかしないし、エンタメ大事にしているちーちゃんだったからこそもっと面白がりそうなのにな。と思いました。

こういう大会ってドラマがあるから楽しいのであって、いつメンゆきコーチ連れてきて勝っちゃって、勝ってもあんまり嬉しそうじゃなかったのも少し引きました。

昔のちーちゃんなら大会終わりにAPEX神ゲー!っていって、協力してくれたDTNやEA運営感謝一言くらい言えたはずなんだけどな。

~~・意地でAPEXをしているように見えるから

大会に呼ばれたり、実際人口が増えたりしてからなんかおかしくなったと思う。

もちろん、他のライバーと比べて煽られたり、アンチコメが大量に湧いたりしてメンタル不安定になるのも仕方ない。

というかあれだけ叩かれてもまた復帰してくれたのは本当に嬉しかった。

APEX楽しくないならもう無理しないでいいよとすら思う。

他のライバーやストリーマーは気軽に他の流行ゲームに手を出したりAPEXやったりしてるんだからちーちゃんもやればいいのに。

でも、追っててわかるけど過去登録者が伸びなかった事があって、APEXでチャンネル登録者数増えて「これでいいんだ」って安心できたんだろうなとも思う。

専業ライバーするにしても食ってかなきゃいけないわけで、安定できるのは当然いいことで。

「APEXばっかやるな」ってマシュマロで言われて「APEXしかちひろにはない…」って泣いてたこともあったからもう辞めるに辞められないんだろうなと思う。

もうAPEXが好きなんじゃなくて本当に「自分にはこれしかない」と思って惰性でやってる時もあるんじゃないかと思う。

前述の通り、自分はAPEXの前からちーちゃん配信みてたけど「上手いAPEX」が見たいんじゃなくて「ちーちゃんが楽しそうに配信してるのを見たかった」だけなんだ。

ちーちゃんが下手というわけではないが「上手いAPEX」をする人を見るのであればプロゲーマー配信を見に行った方がいいに決まってる。

それでもちーちゃん配信を見に来ている人達ちーちゃんを見に来てることを思い出してほしい。

~~・アンチコメをまともに相手にするから

最近は拾わなくなって良かった。

APEXを泣きながら、苦しそうにやったり、GCに煽られて無言でやったり、

そういうのを何度も繰り返されてにぃにねぇねたちのはげましの言葉も伝わらなくて、本当に苦しかった。

ちーちゃんリスナー想いなのは十分知ってるけど、それでもそういう時はアンチコメの方がちーちゃんに届くんだなって感じた。

べぇりんがるで大会に出た時、大会本番で荒らしが来て遅延がかかってるのに泣きながらコメ消しして

メンバー限定コメにしな」ってアドバイスされて、メンバーじゃない人も「メンバー限定でいい」ってコメしたり、

続々とメンバーに入る人達を尻目に「メンバー限定にはしたくない」って言って荒らしコメ相手にしてて。

ちーちゃんメンバー以外の人のコメもよく拾うし、メンバー以外の人も大切にしてることを知ってたけど

流石にこれは「アンチの思い通りになりたくないだけ」なんだなと思った。

にじPEX二回目ある?って聞かれて「二回目はないんじゃない?」とか言っちゃうのも、ちーちゃんは大変だったのはもちろんあるけど

純粋ちーちゃん応援して楽しんでいたリスナーの前でそんな砂かけみたいなこと言わんでも……となった。

やっぱりこの人は、純粋応援しているリスナーの声が届きにくいんだなって思った。

~~・単純に追う体力が無いか

これは自分の体力の問題です。

ちーちゃんもにぃにねぇねも無理なさらず。

ちーちゃんが30時間くらい配信してた時に、最後の方本当に死にそうだったのでさすがに休憩は取ってほしいなと思いました。

プレモルの件はどう思ってる?

なんであんなに怒ったのかわかりません。

虫の居所が悪かったのかなという印象です。

野良への暴言(と言われているが暴言とは思ってないです)について

「nigero」と言われて「命令形から逃げない」の件について

あそこまで燃える程ではなかったかなと思います

ただ当時アンチコメも多かったので、やはりこれも虫の居所が悪かったのだと思います

勇気ちひろさんがアンチをまともに相手にするが故に、余計Vアンチの燃料になったと感じます

自分が望むのはちーちゃんが、また楽しく、リスペクトを持って配信ができるようになることです。

強くなりたいのは構わないけど、同じくらい楽しんでほしいです。

疲れてるなって時は沢山休んでください。

2021-07-03

叩かれるべきはスマートニュースではなく政府でしょ?

職域接種の受付ができないタイミングスマートニュースの発表が丸かぶりしてしまって、職域接種を受けられない人にとっては、まるでスマートニュース元凶のように感じられるのだろうな。

ほんそれ。過去の経緯を無視した悪意ある伝え方にみんなが乗っかってしまって、スマートニュースが謂れのない批判を受けることになってしまった。

別の増田が指摘しているように、そもそも職域接種の枠組みでの地域住民への接種は河野太郎自身が推奨してきたもの。実際に、例えばソフトバンク近隣住民10万人を含む25万人規模の接種を明確に容認している。これが6月15日で、この時点ではモデルワクチンは「なんか打ちきれないほどいっぱいある」という風潮があり、政府もそれを煽っていた。

ところが6月23日になって、河野太郎は突然「想定外の数が来たからやっぱナシで!」と手のひらを返した。そんなのは事前に予測きたろうと思うが、ともかくそこで、「なんかいっぱいある」が一夜にして「実は限りある資源だった」という話に変わってしまった。そのとばっちりで、当初の認識で枠を多めに取り、渋谷区とも話をつけ、会場と打ち手(もちろんタダではない)も用意して「炊き出し」を地域住民提供しようとしたスマートニュースが「蔵から盗んだ米を貧民に配る盗人」と悪人にされている。これはどう考えてもおかしい。責められるべきは、自治体向けのファイザーでの混乱も含め、供給計画を全くコントロールできていない政府の方だろう。

そもそも政府が職域接種なんて話を言い出したのは、6月前半までのボトルネックが「ワクチン供給」ではなく「打ち手不足」だったからだ。ならば、国のカネで打ち手を雇って大規模接種のキャパを増やすなり、自治体提供するなりすればいいはずだが、そうはならずに、なぜか「キミの会社ワクチンを恵んでやるから自分で打ち手を雇って勝手に打ってね、感謝しろよ」という話にすり替わった。これが「職域接種」の実態で、オリンピックまでに接種数を可能な限り積み増したい」「だけどこれ以上予算を増やしたくない」という、政府にとってひたすら都合のいい話の野合と言ってもいい。

その職域接種だが、当初からいくつか問題が指摘されていた。そのうちの一つは不公平制度ということ。職域接種は、一つの会場で希望者を1,000人以上確保しないと申込みができない。これ自体はロジの都合上仕方のないことだが、翻せば、一会社ごとの申し込みだと1,000人未満の中小企業応募すらできないスマートニュース社員数250人らしいので、当然、本来一社だけでは応募できない側だった。

 中小企業勤務:「大手に入ってないから打てないみたいな理由は、ちょっと。働いている会社が違うだけで、あとは同じ人間から。勤めている場所は、変えられないし。不公平だとは思います

 中小企業勤務:「平等にはしてほしいかなというのは、あります」「下で頑張ってる人たちが受けられないという現状は、すごく自分勝手というか。本当に国民のことを思ってるのかなとは思います

これを乗り越えるために、民間では、中小企業同士が連絡を取り合い連合して数を束ねて申し込むということが行われた。当然の動きだが、結局は僅かな受付期間のうちに希望者の頭数を揃えられなかった「真面目な」会社が取り残されることになった。しかもこれは都市部からできる技で、地方企業コネがなければこの輪に入ることすらできない。地方格差という観点で見てもひどい。

そもそも論として、職域接種では企業に属していない人や自営業者には機会すら与えられない。それを考えれば、スマートニュースの取り組みは盗人どころか、渋谷区限定で限られた数とはいえ、会場と打ち手の確保を通じて接種機会を公平に提供することに貢献したわけだ。スマートニュースは、今回、他の中小ITベンチャーと組んで申請することだってできたはずだが、あえて自社で全て用意することを選んだ。地域住民への接種にあたっては、各種の事務処理や折衝、接種者への連絡と追跡主催者責任になるので、従業員以外を対象とすることでむしろ負担は増す。これが称賛されるべきでないとしたら何だろう?

もう一つは優先順位問題だ。国の当初の言い分では、高齢者や基礎疾患のある人(高リスク群)から優先的に打つ、ということになっていたが、職域接種でそこが有耶無耶になった。職域接種で使われるモデルナは、元をたどれば大規模接種で使われていたものだ。つまり本来そこで接種を受けられるはずだった高リスク群の公平な接種機会を奪っていることになる。その結果、大規模接種センターは当初9月以降も運営予定だったもの8月で閉鎖することになり、「当初の予定通り」「ノウハウは示せた」といい話だった風に総括しようとしているが、明らかに計画な職域接種の破綻とばっちりを受けたものだろう。

もちろん、不公平から直ちに辞めるべきだというわけではないし、職域接種で打った若い人が罪悪感を感じる必要もない。若者感染やす変異株が蔓延する現在の状況では、都市部若い層の接種が加速するのはそれなりに利益もあるからだ。だが、それは本来自治体接種への打ち手の追加という形で、自治体ごとの接種状況を見ながら計画的に進めるべきだったものだ。目先のオリンピックしか見えていない政府の行き当たりばったりな政策で大規模な混乱が生じ、そのせいで自社の持ち出しで打ち手を用意して協力した会社が盗人がごとく叩かれるって、日本という国はどんな地獄だ?

anond:20210703111532

追記:

“自社の持ち出しで打ち手を用意して” 持ち出しなの?今は普通のクリニックで打つと、補助金やら合計するとクリニックには一発で4000円入るので、打てば打つほど儲かって、バイト高値でかき集めているのだが。

厚労省職域接種についての説明資料より抜粋(太字は筆者):

職域接種とは

企業等に求めること(実施要件

補助金の話は分からないが、実際に接種するのは (1) 自社で抱えている産業医 か (2) 委託された医療機関 のどちらかだと思うので、少なくとも主催企業補助金ゲットできるという話ではないんじゃないかな。

SB従業員家族15万人と近隣住民10万人を全国15カ所でやるんだよ。SNの何がダメだったかって、全国に対象企業はあるのに渋谷区限定にしてしまたことだよ。

「たった」250人の中から貴重な経営資源を割いた会社に、全国を対象とした事業でなければ善行と認めない、とまで言う勇気は私にはないなー。渋谷区だけでも十分じゃないですかね。上でも書いたけど、全国レベル公平性担保されてないのは国の失政が原因でスマートニュース責任ではない。

ICFPC2021 (ICFP Contest 2021) Rules

原文: https://icfpcontest2021.github.io/rules.html

以下全て deepl による自動翻訳

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コンテストは、オープンコンテストです。ICFP2021コンテスト主催者を除き、どなたでもICFP2021プログラミングコンテストに参加できます

事前の登録や参加費は必要ありません。

出場者は、自由にチームを編成することができます。出場者は、1つのチームにの所属することができますコンテスト開始後にチームを分割、合併、共同作業することはできません。

チームは、コンテスト間中登録を行い、認証情報を取得する必要がありますコンテスト中に2つ以上の認証情報使用したチームは失格となります

賞品の獲得を希望するチームは、コンテスト終了時にソースコードを提出しなければなりません。コンテストへの応募に関する詳細は、コンテストの開始時に発表されますコンテスト間中、チームは複数回応募することができます。初期の応募作品コンテスト間中ライブラキングとして評価されることがありますが、賞品の検討対象となるのは、ライトニング部門およびコンテスト全体の最後の応募作品のみです。

主催者は、参加者およびチームの提出物、その他のコンテスト関連活動、またはその欠如を監視、記録、および調査する権利を有する。記録は審査のみを目的として使用され、コンテスト関連のイベントが終了すると破棄されます

コンテスト参加者は、コンテストサーバーへの攻撃を試みないようにお願いします。これは、他のチームや主催者の楽しみを奪うことになります。これらのルール違反したり、コンテストインフラの完全性を損なわせようとしたり、他の出場者を妨害しようとしたり、チーム間で結託したり、コンテスト精神に反する行為を行った場合関係する出場者やチームは失格となります

応募者は、応募前に保有していた応募ソリューションソースコードカスタムツール、および関連資料(以下、「応募作品」といいます)に関するすべての知的財産権保有しています。提出の条件として、応募者は主催者に対し、提出物の使用、複製、公開、配布、公の場での上演および公の場での展示に関する非独占的、恒久的、取消不能、全世界的、無償ライセンス付与し、主催者が本コンテスト目的のために提出物をテストおよび評価することを許可するものします。

主催者の決定はすべて最終的なものです。

2021-07-02

anond:20210702091902

俺もほとんど目にしてない>再発防止論

おばさん叩きと、おばさん叩き叩きが主流

おばさん叩き叩きの傍論として、たま〜に「再発防止しない主催者が悪い」って話が出てくる程度

2021-07-01

ツール・ド・フランスについて少し書く

(7/2 再追記しました)

先日からこんなブクマが次々とホッテントリに入って戸惑っています

ツール・ド・フランス、クソ観客のせいで大規模落車 - Togetter

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.afpbb.com/articles/-/3354342

ツール開幕ステージで大クラッシュ主催者は観客訴える意向 写真7枚 国際ニュースAFPBB News

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.afpbb.com/articles/-/3353664

ツールの大クラッシュ、原因つくった観客逮捕 写真13枚 国際ニュースAFPBB News

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.afpbb.com/articles/-/3354342

まり熱心とは言えないけれどNHK BS時代から30年近くツール・ド・フランス(TDF)をテレビ観戦しているいちファンとして、こういうかたちでTDFが俎上にのぼるのはあまりうれしいこととは言えないし、寄せられたコメントを眺めていて感じるところもあったので、少し思ったことを書こうと思います

 

なぜ観客を柵とかロープとかで規制しないの?

もっとも多い疑問がこれでした。無理もないと思います

古代マケドニア歩兵みたいに密集して50km/h以上のスピードで驀進してくる集団を、手を伸ばせば触れる位置一般観客が観戦できるというのは、あらためて考えるとかなり異様な光景ですよね……。

ロードレース距離

なぜ観客を柵とかロープとかで規制しないのか、この疑問へのおそらく一番単純な答えは「距離が長いから無理」だと思います

3週間にわたって行われるTDFの各ステージ走行距離は大半が150km~200kmの間です。3週間合わせて、ではないです。1日にそのくらいの距離を走り、それを3週間続けます。最終的に全行程は3,000kmを超えます

TDFに限らず、一般公道で行われる自転車ロードレースは1レース距離が200km前後あります。たとえば、もうすぐ開催される東京五輪自転車ロードレース調布だか府中だかをスタートして、富士山がゴールです。244kmありますコースの左右両側に規制必要ですからロープを張るとしたらその総延長は488kmになりますね。おそらく安全運営にやかまし日本東京五輪でも、全コースロープ規制などしないと思います(つまり東京五輪は、誰でも・タダで・選手に触れる場所で観戦できます!)。

ガードレールなんかほとんどない

どこに行っても車道歩道がきちんとガードレールで分けられた日本道路事情に慣れているとあまりピンと来ないかもしれませんが、ヨーロッパの道(少なくとも自転車レースコースに使われる道)にはガードレールという無粋な調度がほとんどありません。そもそもTDFは「田舎町を出発し田舎道を通って隣の田舎町に到着するのを繰り返してフランス一周する」というコンセプトのレースなので、スタートからゴールまでガードレールというものほとんど目にしない日も多いです。

柵は部分的にはある

コース最初から最後まで野放しというわけではなく、スタート地点やゴール地点、ポイント賞のチェックポイント付近、町中のタイトコーナーなど、選手も客も白熱するエリア走行上の危険があるエリアには鉄柵やバリケードが置かれ、安全対策されます

とは言っても、柵のないところで観たい人はたくさんいるわけです。安全対策の手は及んでいないが勝負が白熱しそうなところ、観戦に慣れているファンたちはそういうポイントに集まります

下り坂の広い一本道なんかは選手たちは80km/hくらいでカッ飛んでいくので、集団は秒で通り過ぎてしまます。そんなところで待っていても面白くないですよね。

逆に、峠道の急勾配では走行スピードが20km/h以下まで落ちるし、勝負のかかった叩き合いになっていることが多いのでお客さんが集まります。そういうところではコース上いっぱいにまで観客があふれ(コースぎわじゃないですよ、コース「内」です)、選手の接近とともにモーゼの十戒みたいに群衆が左右に割れていく光景をよく目にします。「ラルプデュエズ オランダコーナー」などで画像検索していただくと雰囲気がわかるかと思います

とにかく選手と客が「近い」競技

距離が近いだけでなく、選手と観客の関係性もほかの競技からするとびっくりするくらい近いのが自転車ロードレースです。

上り坂でへたばりかけている下位の選手を観客が手で押してやったり(審判団は見て見ぬ振りをするのが普通)、転んだ選手を観客が介抱したり転がったマシンを脇にどけたり、沿道の客が差し出す水のボトル選手が受け取ったり(何が入っているかからないので飲んだりはしない・身体にかけて冷却に利用する)。

このように、勝敗に直接関わらないようなかたちで観客がレースある意味「関与」することは当然のように行われてきましたし、その関係性は100年以上かけて育んできたサイクルロードレース文化の一部と言えます

後を絶たない観客との接触事故

件のプラカードガールは訴追されることになりましたが、大会運営がこのように厳しい措置をとるのは珍しいことです。長く観戦していますが、初めてのことかもしれません。

近年、セルフィー撮影するためにコース上に身を乗り出したりカメラ突き出したりして選手接触する事例が目立ち始めて問題視されたりもしていますが、選手と観客が接触するのは(まったく歓迎できない出来事とは言え)TDFでは毎年必ず起こる事故ひとつであり、それを理由に観客を沿道から締め出せとか選手と観客をきっちり隔離しろといった議論にはなっていません。100年かけて育んだレースと観客の関係性にクサビを打ち込むことは選手も望んでいないでしょう。良識ある観戦マナーの周知を徹底する、というのが大会運営基本方針かと思います

しかし多くはない

観客との接触事故は時折起こるものの、落車の原因としてはまれなケースです。大半の落車は普通の原因のアクシデントです。

普通の原因というのは、選手同士の接触です。前輪が前走者の後輪と触れ合って転んだり、ゴールスプリントで絡んだりといったものです。

中でも近年のTDFで増えているのは選手の不注意による落車で、よそ見していてほかの選手とぶつかったり、ほかの選手が投棄したボトルを踏んで転んだりといったものです。ひと昔前はこういったアクシデントは今より少なかったように思いますレースハイレベル化・高速化が進んでリスクが高まっているのかもしれません。

選手たちの抗議行動

第4ステージではスタート後しばらく選手たちがレースをせずにスロー走行デモンストレーションしました。

が、このデモは実はプラカード落車とは関係ありません。選手たちの抗議のメインテーマコース設定の安全性であり、沿道警備の強化ではありませんでした。プラカードの件も少しはあるかもしれませんが比重はかなり小さいと思います

コース設定の安全性というのは、第3ステージではゴール付近コースレイアウトが狭くてカーブが多く、事故を誘発しやすものだったことを指します。ゴール寸前の選手集団制御のきかなくなったオッコトヌシ様のようなもので、そんなものを狭くてくねくねした道に突っ込ませたら何が起こるかわかりません。少なくとも万が一そこで転んでもタイムを失わないような特例を設けよ、というのが彼らの主張です。

大会運営に対して選手たちが一丸となってこのような抗議行動をとることは珍しくなく、私も過去に何度か目にしたことがあります

マフィアに消される? ん?

プラカード女性マフィアからひどい目に遭うのでは、と心配するコメントがいくつもありましたが、いったい誰が言い出したことだろうという感じです。

様々なブックメーカーがTDFを賭けの対象にしているのはきっと事実しょうがマフィアがもしそれに関与しているとしても常識的に考えて胴元の側でしょう。そもそも、3週間にわたって不確定要素が連続し続けるTDFの、それも初日に起きた落車事故で賭けを台無しにされたと腹を立てる人などいるでしょうか? レースは始まったばかりです。これから先にだって何が起こるかわかりません。

そして、ここが大事なところですが、プラカード落車に巻き込まれて転んだうちの一人、ジュリアン・アラフリップはそのステージで優勝しています選手たちがペースを落とし、落車に巻き込まれた人たちを待ったのです。このように、自転車ロードレースでは不測の事故で不平等が起こった時はそれを是正するようにわざと脚を止めてレースを仕切り直すことがよくあります

プラカード落車でリタイヤすることになった選手もいましたが有力選手ではありませんでしたし、後続車に頭を轢かれたトニーマルティンも続くステージを元気に走っています。つまり落車は大規模でしたが、レース全体に及ぼした影響は軽微だったと言えます

というわけで、プラカードガールマフィアに消されるなんて話は噴飯ものの与太話です。

あと、プラカードガール自殺してしまうのではと心配している人がたくさんいることにも驚きました。イマジネーションが豊かなのは結構ですが、そんな微粒子レベル可能性を心配するくらいなら実際に転んで実際の怪我をして実際の痛みを抱えて走ることになった選手たちのほうを思いやってほしいと思います

最後

今年のツール・ド・フランスはまだ2/3ほどの日程を残して開催中です。

アマゾンプライム有料チャンネルやJSPORTSオンデマンドで視聴できます。いずれも登録料は2000円ほどです。

この大会が終わりしだい来日して東京五輪を走る選手もいます

選手には長身痩躯、金髪碧眼の美丈夫も多くいるので女性の方もお楽しみいただけるのではないかと思います

この機会にぜひ。

伝わらないこの思い(追記とも言う)

まり噛み砕いて言えば「伝統」や「文化」だから、どんな危険事態が起ころうと、外野はとやかく言うな、と。甲子園の支持者とかが喜びそうだな。

さっそくこんな頓珍漢なコメントがついてしかもそれに星がつき始めてるのを見ると、自分文章力のなさが本当にイヤになります

沿道をロープ規制しないもっとも単純な理由レース距離にあるとかなり前のほうで書いたのですが、ご理解いただけなかったのはひとえに私の筆力不足です。

私の想像ですが、ロープ程度の規制なら大会運営側もできるだけやりたいと思っているだろうと思います。去年のTDFはコロナ蔓延下での開催だったためそのような措置がとられている区間もありました。が、やはり距離200km、両側の沿道400kmをロープ規制するとなるといささか非現実的です。たとえばモノタロウで売っているトラロープは一巻き50m、約3kgです。400kmの規制をしようとするとこれが8千ロール必要ということです。重さにして24トンです。

文化があるから規制しないのではなく、物理的にそんな規制ができないためにいつしかそういう文化が育まれた、という順番です。

 

ついでなのでもうひとつ疑問にお答えしておきます

スタート直後くらいは規制してもいいんじゃないかな。

問題プラカード落車は198kmのレースの残り45km付近で発生しており、スタート直後ではありません。スタート直後と誤認したコメントをよそでも見ましたが、もしかしたら「ツール・ド・フランス開幕直後」を「スタート直後」と読み間違えているのではないでしょうか。問題出来事は3週間のツアー初日に起きています

なお、スタート地点はたいてい大きな町だしセレモニーなどもあって観客も多いので、バリケード規制があります。が、スタート地点からしばらく集団のんびりとパレード走行をするので、バリケードはあってもなくても基本的にたいした危険はありません。交通整理程度の意味合いです。数キロ走ったあたりで号令がかかり、実際のスタートとなりますフォーメーションラップからローリングスタートみたいなもの、と言えばわかりやすいでしょうか(わかりにくい)。

お礼(7/2 再追記

予想以上に多くの方に読んでもらえたようで光栄です。あたたか感想をたくさんいただき、書いてよかったーと思いました。個人的には徳丸先生Webセキュリティのとても偉い人)から文章をおほめいただいたのが特にうれしかったです。心臓がでんぐり返るかと思った。

私の不徳から批判をいただいた箇所もあり、それらの点については言い訳がましいことは申しません。真摯反省いたします。

中途半端知識でとんでもない勘違い知ったかぶりやらかしていないか心配だったのですが、どうやら今のところそういったツッコミわずかなようで一安心しています

加えて、

抜粋)概ね同意だけど、ちょっと現状追認しすぎじゃない?

抜粋)言いたいことは伝わったけど、じゃぁ今後どうするの?感が拭えないな。

このようなご指摘はごもっともと思います

というか、〈議論スタートラインを揃えるための現状把握〉を目的にまとめた記事なので、そうなるのが当然というか。基本的には、TDFがどんな催しか客観的に知った上で語ってほしい、そのための参考資料ひとつ、という位置付けです。いささか無責任スタンスではありますし、ところどころ私自身の思想漏れ出てしまっているところもありますが……。

そして! 多かったのが! こういう疑問!

抜粋コース半ばでもあんな揃って走ってくることあるんやな…

抜粋)あれだけ団子になってるとスタート直後に思えてしまうんだが

抜粋)てか、150キロほど走ってもあんなに密集してるんだ。

ですよねー不思議ですよねー!(興奮)

マラソンのような個人競技を見慣れていると、200kmも集団がほぐれずに固まったままでいるのは不自然に感じると思います。でも、みんな仲良くサイクリングしているわけではなくて、これにはちゃんとした意味があります。そして、これこそが自転車競技もっとも特徴的なところなんです。

ただ、ここでそれをご説明するには紙幅が足りません。いずれ稿をあらためてサイクルロードレース基本的な仕組みや楽しみどころをご紹介できたらなあと思っています。(誰かが代わりにやってくれてもいいです)

参考

ツール・ド・フランスの楽しさ

https://anond.hatelabo.jp/20210704190113

2021-06-30

批判されている発言の主はマナー講師ではないのではという疑問

はてな国語力が心配って増田が少し前にあがってたけど、元記事自体を知らなかったのであまり深く読んではいなかった。

……のだが、マナー講師記事の件で思うことがあり、自分も(自分自身の読解力も含め)心配になってきた。

記事ブコメも(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/b1db3381daf47f209c12b69c6d8bd962e7caa6ad

これを紹介したブログ記事ブコメも(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/koshian.hateblo.jp/entry/2021/06/29/162343

マナー講師リモートワークをわかっていないと責める声が多い。

でもあげつらわれている以下の箇所。

Mさんは「チームメンバーと話す際は、カメラはオンにすべき」だと考えている

この発言の主だが、少し前を見れば

メーカーインフラ事業部所属するMさん(47)

だとわかる。Mさんマナー講師ではない(と読める)。というか、この発言の時点では記事内にマナー講師は出てきていない。

Mさんは、この4月から新人育成の一環として業務トレーナーも務めることになった

ともあるからトレーナーだってマナー講師みたいなものだそんな気持ちじゃダメだ!みたいな感じなのかと思ったけど、それだけでここまでマナー講師という名詞を出されない気がする。

マナー講師と言える人たちの意見が出てくるのは記事の後半。以下にその方々のインタビューの答えを、元記事https://news.yahoo.co.jp/articles/b1db3381daf47f209c12b69c6d8bd962e7caa6adから引用する。

一人目:オンライン会議マナーについて

画面上の配置は、いわゆる“謎マナー”なのかもしれません。画面上の席次にこだわる方もいらっしゃいますが、そこまで気にする必要はないと考えます。話している人がきちんとわかるような配置にすることを重要視した方が良いでしょう。それよりも、主催者時間を守ること、また参加する人たちは会議を中断させないよう事前にネット環境確認しておくことなどが、マナーとしては大切なのではないでしょうか

オンラインでも、できる範囲で顔出しするのがマナーとしてはいいのかな、と私は考えています。これまでは出社して必ず顔を合わせてきたわけですからバーチャル背景やお肌をきれいに見せる機能もあるので、そういったものを駆使されるといいですね。ただオン・オフは、企業部署によって、認識が違います上司の方々がオフでいきましょうとおっしゃれば、オフでいいですよね。そのあたりは、柔軟に。いいとか悪いとかいうことではなくて、中にはオフにすることを印象として残念に思う人がいる、ということを知っておく。どのシーンでも、自分相手にどういう印象を与えるか、という想像力が大切です

二人目:謎マナーについて

マニュアルが先行することで、目の前にいる方への配慮がおろそかになるのは本末転倒です。『ビールのラベルを上に』という謎マナーも、例えばそのビール会社の方への接待であれば敬意を示すことになるかもしれませんが、一般的には、心を込めて注いでいるという態度があれば、ラベルの向きはどうでもいいこと。ローカルルール本来マナーとを混同しないことです



もちろんこれでも重箱の隅をつついて「できる範囲で顔出しがいいとも言うべきじゃない!」と批判できるのかもしれない。また二人目はマナー講師関連の協会理事長から、それだけで叩きたくなる人もいるかもしれない。

自分だってマナーを吹聴する自称マナー講師の話は大嫌いで、この元記事穿った見方で読み始めた。

でも、マナー講師インタビュー部分は案外無難なことを言っているという印象を抱いた。強いて言えばつつけそうな「できる範囲で顔出し」にせよ「私は」と一言置いている。

少なくとも記事だけから判断する限りは全体的に二人ともブコメマナー講師死すべきレベルで叩かれてるほどのことは言っていないように思えて、名前を出している記事内のマナー講師が気の毒になった。

マナー講師憎しできちんと記事読んでない人も多いのかな。

リモートワークではなるべくテキスト誤読しないことが重要スキルになると思うのだが、でも、紹介ブログブコメの読み取り方が正しいなら、今度は自分の読解力のまずさが心配になってくる。

予想される反論

記事構成が悪い、誤解しやす

記事を分割するのが悪い

・この記事マナー講師も当たり障りのないことしか言っていない

2021-06-29

コロナはただの風邪、これがもう世界常識

ロシアで観戦、フィンランドの300人感染 サッカー準々決勝強行へ

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062900206&g=int

サッカー欧州選手権をロシア第2の都市サンクトペテルブルクで観戦したフィンランドサポーターら「約300人の新型コロナウイルス感染確認された」と発表した。

ただ、7月2日の準々決勝について、主催者は「予定通り開催する」方針だ。収容人数は半分に制限されるが、それでも2万6000人が観戦する見通し。



変異ウイルス拡大のイギリス 一日の感染者2万超える

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210629/k10013109131000.html

一方で政府は、死者の数については、ワクチン効果によって抑えられているなどとして、感染対策規制撤廃を来月、予定どおり行う構えです。

そして「ウイルスを根絶することはできない。共生する必要がある。ビジネスにとっては確実性が必要だ」と述べ、現在も続く、ナイトクラブなどに対する規制をほぼすべて撤廃する計画を、7月19日に予定どおり行う考えを示しました。



意識アップデートしていこう

2021-06-27

ツールドフランスの落車の話

主催者からするとレースを観客に妨害されたということになるが、観客目線からすると主催者必要予防措置を講じなかった(から私が路上に出てしま事故が起きた)とも言えそう。

あの客も週明けに弁護士見つけて出頭するだろうし、ASOとopiomiで訴訟合戦してみてほしいわ。

2021-06-19

anond:20210619130915

マスコミ解説は、主催者説明ではない。

国が主催する立場でないと言うなら促進する立場ものを言わず、会場を貸す東京都発言を促す、議論の場を設けることもできたはず。

それらすらやらずに忖度せよ、は中立的スタンスに思えない。

ワクチン打ちたくない人って、飲食店イベント主催者が「うちで感染者が出ましたが、この人は特別理由もなくワクチンを打っていなかったので、我々の責任ではありません」と主張する権利もセットで認めてくれてんのかな

2021-06-14

anond:20210614103015

から男女平等からと言って、トランスジェンダー排除しちゃいけないよね、という話をしているわけ。国民平等のために外国人差別するのが良くないのと同じで、何かの平等を実現するために、別の差別をするのがよくないのは当たり前で。

そりゃわかるよ。トランスジェンダーの人が女性枠で出場して圧勝しまくることに、何の違和感も覚えないという人はいないと思うし、不公平感を訴える女性アスリート意見もきわめて当然だと思う。だけど「反差別」というのは、そういう個別的違和感を圧倒するほど優先されるべきことのはず。妥協点が難しいのはわかるけど、妥協点を探るために汗をかくのは個々のトランスジェンダーアスリートではなく、競技主催者の側のはずだ。

要は「トランスジェンダーの人は我慢して男性枠で出場すべき」という意見に対して、それが「差別」だと考える人と、そうは考えられない人の違いなのだろうと思う。

2021-06-11

anond:20210611151425

別にテニスツアーでも野球でもサッカーでも感染者出てるけど

本人がこっそり飲みに行ったんじゃねーの?みたいな目を向けられるだけで主催者どうこうの話にはならんでしょ

2021-06-08

子ども欲しくないけど子作りしないと手遅れですか?

32歳になり周りの友人達もみんな結婚し、そろそろ一人目を妊娠出産し二人目を作る人が増えてきた。最近私の夫も「子どもに少し興味出てきた」と言い出し、年齢的にもう一刻の猶予もなく、子作りし始めた方が良い時期に差し掛かってきたと感じている。が、私はなかなか子どもが欲しい気持ちになれない。

子ども嫌いではない。昔から小さい子の遊び相手をするのは好きで、以前は子ども相手イベントをやってきたし、近所に住む友達の子どもを預かってご飯を食べさせたり、風呂に入れて帰らせたりしている程度には子どもは嫌いじゃない。(最近コロナで会えてない。寂しい)

子どもって面白くてかわいいなとか、友達を見てこういう家族って良いなと純粋に思う瞬間もあるので、心の底では「子どもが欲しい」と思っているのかもしれない。が、今すぐ欲しいかと言われると完全にNOで、いつも想像する未来家族の姿は私と夫の二人だけの状態子どもがいたり孫を抱いている自分が全く想像できないし、無理に想像しようとすると奇妙な感覚になる。

子どもを持つのに躊躇しているのは何故か、ここ1年近くずっと考えてきた。細かなものは色々あるが頭の整理も兼ねて子どもが欲しいと思えない理由を3つに絞って書いてみる。なんでもいいので子持ちの方からコメントが欲しい。

(1)夫が主催者になれない

そもそも結婚自体結婚式、新婚旅行住まいの決定、車の購入など、大きなイベント事はすべて夫が主催してきた。これは私がどん臭くリーダーになるのが嫌いなのもあるが、夫は何でも自分で決めたがり自分物事を進めたがるタチなので、あえて放任して上手く回してもらったとも言える。私は「いいと思う」「それはいや」「なんでもいいよ」しか言ってない状態で、気がつけば万事上手くいってきたなと感じている。夫には本当に感謝している。

逆に夫は自分物事を進められない、自分主催者になれないイベント事は分かりやすくやる気を無くす。妊娠出産は女しかできないことで、どれだけ夫が主催者になろうと頑張ってもそれは無理だろう。私としても主催死ぬほどやりたがっている人の隣で、命懸けで嫌々主催をやるのは抵抗がある。また勤務時間関係で、私が一番子どもと長く関わり私が一番子どもに詳しくなるだろう。そうなると、シングルファザーにならない限り夫は更にやる気を無くすと思われる。勿論一生懸命「手伝って」はくれるだろうが、夫が心からやりたいのは「育児主催」であり、「手伝い」ポジションではない。

主催」「手伝い」の感覚を止め「共同主催」でいけばいいとも思うが、結婚する前からつの作業を一緒に行うことといったらセックスくらいで、あとは何でも個々にやってきた為、今更共同主催といった感覚ちょっと持てないなと思っている。正直私と夫の性別が逆だったら今頃二人目が生まれていたんじゃないかなと思うことはある。

(2)親を許さざるを得なくなる(暴力共感性羞恥が無理な人は読まないで)

 高収入だった私の父は、ギャンブル好きで多額の借金があり多くをその多くを返済に回してきており、また人を家に縛り付ける為にお金を使う人だった。お金はすべて条件付きの支給で月々の小遣いも貰ったことがない。学費も、父が指定する家から一番近い高校以外には金を出さないと言うので渋々そこに通った。大学も家から一番近い大学なら学費を出すと言われたので、さすがに奨学金と稼いだお金を使い、自分で進学した。(当時援助交際をしていたのでお金はあった)そこからちょくちょく父に罵倒される様になり、貸したお金が返ってこないこともあって今もあまり関係は良くない。

母は典型的な過干渉親で、幼い頃から勉強妨害から友達の親への嫌がらせ、陰部の汚れチェックまで、脳みそ身体も隅々まで干渉された。特に思春期は気色悪いことを沢山された(使った生理用品の中を開けて父と見たり、自慰を盗聴・盗撮されて「これはなんなの」と聞いてきたり、彼氏のことを勝手に調べたり、勝手下着を捨てられて地味なものと入れ替えてきたり、他にも色々ある)。社会人になると稼ぎの干渉も始まり給料の三分の一は家に入れないといけなくなった。一度キレると際限なく言葉暴力を投げてくるのも辛かったが、学習性無気力になり結婚するまで実家を出ることはできなかった。今でも母と話していて少しでも彼女の機嫌が悪くなると、身体がうっすら震えてきて声が出なくなるときがある。

 「自分が親になって、親の気持ちが少し分かった気がする」という話を耳にする度にゾッとする。自分の子育ての辛さを認めることは、親の辛さも認めることにならないだろうか。「うちの親も大変だったんだ」なんてふと感じてしまったとき、親としての自分と、自分の親との板挟みの中で心を保てなくなってしまいそうな気がする。

(3)せっかく見つけた生活を失ってしまうのが怖い

 今私は自分お金を稼ぎ、結婚して実家を離れ、夫に愛され、休日も気ままに過ごしている。私は実家を出てようやく自分の好きなことは何で、何に楽しいと思えるのか少し分かるようになってきた。休日趣味に興じるのが楽しいし、夫としょうもないことでゲラゲラ笑う生活が送れて幸せだ。健康に気をつけながらこんな生活がずっと続けば良いと思っている。

 もし子どもができたら自分立場からまた実家(厳密にいうと実家の親の気持ち)と向き合わないといけなくなるし、アラサーになってようやく見つけた子どものように楽しめる時間が無くなってしまうのは嫌だ。自分で稼いだお金をまた誰かに使わないといけなくなると思うとゲンナリする。(夫に使うのは構わない。彼ももう十分すぎるくらい私に尽くしてくれているし私も尽くしたい。)せっかく幸せになれたのにまた苦しみたくないという思いと、「毒親」という誰もが反論できないような御大層な盾を掲げて、ただ単に目の前の問題から逃げているだけなのではという思いを毎日繰り返している。

社会的問題ではなくて、私の意志問題

今年結婚5年目を迎える会社員女性比較的ゆるい業界テレワーク会社産休育休実績あり。年収350万弱でほぼ残業なし。夫は年収800万弱のサラリーマン残業もあるが常識的時間に出ていって常識的時間に帰ってくる。近くに住む義実家は少し裕福で、適度な距離感で穏やかな良い人達。近所には気軽に遊びに行ける子持ちの友達が2人いて、小中学校もあるし保育園も多く、公園もある。少し行けば大きな病院もある。

これだけ恵まれ環境の中、夫も最近子どもに興味を持ち始めて、あとは私の気持ち問題だけなのに、私だけが独りよがりに悩み、言い訳を並べてしまっている気がしている。

判断が遅くなればそれだけ子どもは持てなくなるのに今は絶対に欲しくない。欲しくないが、「来たるべき子どもが欲しくなった時」に備えて無理して中出しをしたり、不妊検査を受けたり、何か行動を起こすべきだろうか。そして妊娠してしまったとき自分意志とは無関係に大きくなっていくお腹を私は受入れられるだろうか。それとも「案ずるより産むが易し」で、妊娠すると悩みや苦しみなど吹き飛んでしまものなのだろうか。

子どもってかわいい子どもが大きくなっていくのを見るのはさぞかし楽しいだろう。

でもそれでほんとに全部が全部吹き飛んで、救われるものなんだろうか。

2021-06-04

大坂なおみカードバトル勝手右往左往してて草

大会主催者側「選手メンタルヘルスに関して最大限サポートする、会見の在り方については話し合おう、でも会見は必要なことで出場選手義務一方的拒否すれば規定ペナルティはやむを得ない」

周りの選手「酷い内容の会見もあるので気持ちはわかる、でも会見は必要なことで出場選手義務大坂メンタルヘルスに関しては出来る限りサポートしたい」


別に発言者スタンス大阪最初会見拒否を発表したときから変わってなくて

質問によってどの部分が回答のメインになるかが変わったり、報道の切り取られ方が変わってるだけなんだけど

手のひら返した!こっちの勝ち!」「この発言を見ろ!こっちの味方だあー!」とか都合よく解釈して勝手右往左往してて草なんだ

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