はてなキーワード: プロフとは
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/matsumotory/status/1274654682598608896
「職業柄、若い経営者とよく会う。彼らはみなスティーブのクソなところばっかりマネをする。天才のところを真似することは誰もできない。」
と言っていたのを思い出した。
本人たちにとっては、「バグを憎んで人を憎まず」とか「マサカリは発展に必要」とか「これに耐えられないやつは業界から去れ」くらいに思ってるのかもしれない。
この業界、「エンジニア・プロフラマ・経営者として優秀」と「口汚い」が揃っている人間が結構多い。敢えて名前を挙げることはしないが、皆さんが頭に浮かべた彼や彼女やあのグループとかだ。
こういう存在(便宜上、「クソなエンジニアのThey」と呼ぶ)に憧れを持つと、
しかし、Theyが優秀であることとクソであることには全く因果が無い。優秀なエンジニアにクソな人間とクソではない人間がいるのと同時に、クソなエンジニアにも優秀な人間と優秀ではない人間がいるのだ。
似たような例は、「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか」という文章を見て、「長財布を使うと、稼ぐ人になれる」と勘違いするものがある。
非常にセンシティブな話題になるが、要は、ある種の発達・人格に関する障害の影響で、他人に対するコミュニケーションに問題が生じているということだ。
もちろん、この文章は特定の個人の特性や人格にレッテルを貼るものではない。個人のレベルでは、
といったことが考えられる。当然、業界内の「クソな人」全員がこれに当てはまるとは言えない。
コミュニケーション上の問題が多く目立つ理由は、「人格的にクソな人間を排除するルールがこの生態系に存在しない」というのもある
前述の分類の仕方をすると、
の2軸で分けたとすると、この業界という生態系でまず排除される(生き残れないのは)「人格的にクソであり・かつ技術的に劣っている」個体であろう。
では、次に誰が排除されるかというと、「人格的にクソではなく・技術的に劣っている」者と「人格的にクソであり・技術的に優れている」」者である。
この二択に対して、前者が排除されつづけた結果、現在の状況となっているのではないか。
正直わからない。ただ、上述の3つの悪影響を可能な限り排除するのであれば、
であろうか。
前者はいわゆる「優しい独裁者」モデルだ。言い方を変えると、「そのコミュニティに属する限り、クソである部分も含めて特定の人物の価値観に従う」ということを全員で合意する。
つまり、「クソであることを否定することを許可しない」ことである。当然、このコミュニティにおけるすべての責任は、その「特定の人物」が負う。
後者は、「クソな振る舞い・発言を定義して、それを厳しく戒める」ものだ。つまり、「クソであることそのものを否定する」」ことである。
でも学生時代にいじめられたこともあるし、いじめたこともある。
先生に反抗したこともあるし、やんちゃな子を諫めたり先生に報告したこともある。
職場ではいろんな自分を試して、あまり主張しないキャラで生活してみたり、
リーダーシップバリバリ発揮するキャラを演じてみたり、いろいろためした。
その経験からすると、結局、どんな立ち位置であれ視点を変えれば加害的な要素はあるのだ。
いじめられていた時は、自分の思い通りにならない時に不機嫌になってグループの楽しい雰囲気を台無しにしていた。
いじめていた時は言わずもがな相手の子に精神的なダメージを与えていただろう。
先生に反抗したことも、視野の狭い自分の意見を振りかざして授業時間を削り、先生に負担を強いていただろう。
やんちゃな子を諫めた時も、それを諫めようが諫めまいが誰も傷つかないはずなのに、規範を彼らに押し付けていた。
主張しないキャラでいることは、こちらの意思伝達コストを相手に丸々ぶん投げる行為でもあるし、
リーダーシップを発揮することは、チームの個々の利益(楽して稼ぎたいとかプライベートを充実させたいとか)を損ない、自分の社会的評価を獲得することでもあっただろう。
そんな具合で、どの立場であっても加害性というのは多かれ少なかれ存在する。
にもかかわらず、twitterやnoteなんかで見かける、「自分は絶対的な被害者だ」と言わんばかりの未熟な主張を見ると共感性羞恥とやらを感じると同時に、社会悪を見た時のようなモヤモヤした気持ちがわいてくる。
私の日常にある似たもので言えば、会社の禿げた課長が毎日鏡とにらめっこして、日本人なのにハゲててもクールなナイスミドルですねという称賛を強要してくるのだが、そんなナルシズムと同じ気持ち悪さだ。
20代前半ならまだいい。あれぐらいの年頃は自分が一番かわいくて、自分が一番かわいそうだって思いたいものだ。
だけど40代主婦です!30代です!なんてプロフに書いている人が、誰にも言うことができなかった状況なの!
なんて錦の旗をブンブン振り回して自省をしない様を見ていると、彼女らが苦労するのはある種自業自得だと思ってしまう。
ちょっと前にはてなで本当にヤバイ奴らは風俗などですらセーフティーネットにかからないって書いていたけど、
まさにそういう人たちはたくさん存在して、ほんの少しの画力や表現力が添加されているだけで、人間性としてはあまり関わりたくない、そんな人々たちが犇めいているんだなあと思うと、
やっぱり社会はまだまだまだ不条理で生きづらいんだろうなと、明日の出社準備をしながら悲しくなってしまった。
いや、この悲しさは明日出社しなくちゃいけないという憂鬱由来が8割だな。
憂鬱だからこそどうでもいいことを嘆いてモヤモヤしているだけなんだろう。歯磨いて寝るわ。
思ったより見てもらえてびっくりしている。
が、寝る前に勢いで書いたのでところどころ雑だなあと我ながら恥ずかしくなった。
さて、私はたぶん絶対的な弱者ではなくて偏差値で言えば40くらいの弱者だと思う。
記事中では自身が絶対的弱者だと主張していないのだが、ブコメを見るに私は強者だということになっているので、
せっかくなので、私の記事を見てもやっとしたり、攻撃されているという気分になった同じ偏差値40くらいの弱者の人にアドバイスがしたい
私は弱者を克服してはいないのだが、個人的な感覚としてはだいぶ生きやすくなった
未だに人が多い食堂は利用できないし、バスや電車に乗ると定期的に気持ち悪くなって降りてしまう後遺症があってもだ。
不便ではあるが絶対的な不幸ではなくなった。
ここでいう偏差値40とは、本人の自己研鑽で主観的な生きやすさが偏差値48~52くらいには上げることができる人を指したい
弱者の中にも努力でどうしようもならない人もいるし、努力をすればある程度は不便が解消される人もいる。
努力をすれば生きやすくなるのに、絶対的弱者に落ち込むことで努力をしない状態に自分を固定してしまう人もいるだろう
だけど、最近の風潮としては弱者に努力を要求することはご法度だ。
その中にはそれでこそ生きにくさを解消できる人も大勢いるとしても。
弱者に甘んじるということは、一般の人から見ると権力の行使としてとらえられる。
それはそれで生きにくいし、なんなら属性を明かさない方が生きやすい人も多いだろう
けど、絶対的な弱者は椅子取りゲームのようなもので、そこでも目に見えない戦いがある
また、人は遠くの石油王より、身近な時給が100円高い人に憎悪がわくものだ。
弱者を少しばかり克服して、医者から薬が必要ないことを仲間に告げたときに、
陰でいろいろ噂を流されたり露骨に嫌がらせをされたり人格否定をされたりと、
だからこそ、最近の風潮ではマチズモとレッテルを貼られて見向きもされないかもしれないけど、
気持ち悪い話し方だと言われたら3日坊主を何回も繰り返して話し方を改善したり、
生きやすくなった私のような例も示したいのだ。
もちろん、疲れた時に毒を吐くのもいいし、感情的になるのも大切なことだ
だけど、研鑽でのみ救われるタイプの弱者はそれに加えて自省内省が必要なのだ。
だれもそのことは表で言わない。今なら袋叩きになるだけだから。
そして、弱者は自分の身を立てることだけを考えて、絶対的弱者に近づいてはいけない。
上述の通り足の引っ張りあいも存在するし、何しろそこで他人に配慮している余裕なんてないのだ。
同情している健康な人たちは、気持ちを注ぐことである種の消費をしているものだ。
加えて、それを心得るだけで、ある種の人からは好かれるようになるのでオススメだ。彼らはいい人が多いので、少しばかり繋がることで本当に生きやすくなる。
こんな感じで、私は病名がつく障害を持っていて、
非正規で低所得で独身でも弱者の中の強者らしいので、強者は強者らしく振舞いたいと思う。
7/7
ブックマークの増加に衝撃を受けました…公開してから2週間ほどブクマ数はゼロでした。
多分誰かがSNSに上げてくれたのだと思います。ありがとうございました。
(以下本文)
後悔している。
今付き合っている恋人のことだ。
別れたい。
相手は22才。もうすぐ23になる。付き合い始めたばかり。同じ会社で働いてる。
綺麗だ。身長は160で、細身でもなければ太くもない。
髪型がおしゃれだ。今時な感じ。「髪が長すぎるよ。垂れてるし不潔に見えるよ」って言ったら、次の週にはセミロングだった。
仕事ができる。初めてのイベント運営でも、一生懸命に仕事をこなした。何十人と並んでいても、受付事務のスピードが落ちることはなかった。たとえ遅くてもちゃんとやってた。
気質が優しい。弾んだ声で笑いながらしゃべる。今時の女の子なんだけど、ちょっと影がある。
この年で人事に期待されている。今は国に対して数億円の補助金を請求する仕事をしている。
ミオはモテる。アタックしている男性社員は少なく見積もって2人。みんな男前だ。人柄もいい。
ミオと早く付き合ってくれよと願いながら、社員食堂で同年代の男と話しているのを見て思う。
俺の話をする。
結婚活動を始めて1年ちょっとになる。30代半ばのリーマン。土木の測量をしている。
婚活は母親に言われて始めた。35になる頃だった。母親に泣かれた。早く結婚しろって。孫の顔が見たいって。いい年なんだから家から出ていけって。
月に6万も家賃を払っているのに、農業だって、親の会社の手伝いだって、町内会活動だってやってるのにひどいなと思ったけど、さすがになと思って婚活を始めた。
マッチングアプリをやり慣れてる人ならしないようなミスをやらかしていた。
・いいねされる数が少ない。月に3人とか
・メッセージは自分のことばかり。返信しにくい。さっき見返して噴き出した
3か月が経って、ようやく会える子が見つかった。テルコとする。
写真がかわいいなって思って、いいねを送って、マッチングして、メッセージが長続きして、会う約束をして、会う前に電話をして、マッチングしてから2週間後に初めて会った。
地元の駅で待ち合わせした。駅の外でなかなか見つからないなと思ってたら、テルコが集合場所を駅の中だと勘違いしていた。場所の詳細を写真で送ったのに。
……駅の正面入口からテルコが出てきた。ようやく会えた!と思った。人生初のデートだと期待していた。
思い違いだった。その子が俺の前に来た時、「あ!?」って思って、唇が歪んだ。
違う人だった。
まず、顔の輪郭が違う。写真では細いのに、本人はなんかもう小倉トーストだった。
マッチングアプリの初心者だった。違う人の写真を使う奴がいるというのをわかってなかった。
テルコ(実物)の顔は真っ黒で、ニキビが多い。髪は長め。身長に嘘はない。確かに170センチある。
「お疲れ様です」と俺は言った。テルコは「どこにいるのかと思いました」と低い声で言った。
それから、一緒に市街を歩いたけど、向こうは俺と話す気はないようだった。常に俺の前を歩いて、話しかけてもいい反応はない。ぶっきらぼうだ。冗談を言うと、「さよなら」「知らないです」「じゃあ帰りましょう」みたいな答えを返す。
我慢して我慢して、候補にしていた店のひとつであるハンバーグレストランに着いた。
店の出入口で、「おごりでもいいし、そっちがちょっと出すのでもいいよ」と聞くと、「どっちでもいいです」って返事だった。「じゃあ千円だけ出してね」と言った。
レストランの店内でも最悪だった。食事が出てくる前はひたすらに携帯電話を触っていた。ハンバーグの定食が出てきた後で携帯を触るのをやめたけど、それでも会話にならない。たまに何往復か続くけど、それだけだ。
1時間もしないうちに会食は終わった。また携帯を触ろうとしていたので会計にした。5,500円だったかな?ごちそうさまはない。
店を出て、テルコは足早に歩き出した。俺のことなど眼中にない。追い抜くと逆に速度を下げる。その繰り返しだ。
百貨店の前の地下階段まで来ると、「もうここでいい!」とテルコは言った。「うん。じゃあね」って言ったら、何も言わずに階下に降りて行った。
帰りの電車の中、「今日はありがとうございました」というメッセージを送ったら、「こちらこそ」というメッセージと一緒にスタンプが送られてきた。
寝床につくとき、ペアーズでテルコの顔写真を確認しようとすると、テルコはどうやら俺をブロックしていた。
何が悪かったんだろうと考えた。1時間は考えたろうか。結論は出なかった。
次の日になって、とりあえずできることを考えた。
テルコをペアーズの運営に通報した。事実として、違う人間の顔写真を使っていたからだ。許されることじゃない。人を騙しているじゃないか。俺以外の人間にもおそらくこんなことをしている。
翌日、運営から、「本人に警告します」みたいなテンプレメールが返ってきた。本当に警告なんてしたんだろうか、実はしてないんじゃないのか?って考えた。前科〇犯になったら初めて警告が行くとか……
反対の考えが込み上げてきた。もし本当に警告を受けたのだとしたら、かわいそうに思えてきた。テルコはどうしてあんな態度を俺に取り続けたんだろう。そういえば、仕事の話だけは頑なにしなかった。仕事のことは話したくないって言ってた気がする。
テルコはストレスが溜まってたんだろうか。だから、あんなことをしたんじゃないか?
と思ったら、可哀そうなことをしてしまったのかな、という感情が込み上げてきた。昨日までは俺以外の騙された人に同情していたのに、この日はテルコに同情していた。
ひとつだけ感情が残った。悔しさ、そして不甲斐なさだ。ふたつあるけど気にしないで。
悔しかった。
チャンス自体はあった。
中学生の時だった。放課後に同級生の子に「家まで送ってよ」と言われた。「1人で帰れ」って言ったら、口のへの字に曲げて瞼を落として、顔が石みたいになってた。今でも覚えている。お地蔵みたいな顔。
高校生の時だった。柔道部の合宿帰りに、先生が運転するハイエースの中で、ゴトウという仲間に「チハヤがお前のこと好きなんだって」と教えられた。ほかの部員も何人かその場に居て、ゴトウの携帯電話のメール画面を覗いていた。
チハヤは、たまに話す程度のクラスメイトだった。小柄でおとなしくて明るい子だ。恥ずかしがりなところがある。よく教室を走り回る。
友達から携帯を渡されて、画面を見ると、「〇〇(※俺の名前)のことが好き。伝える方法があったらゴトウ教えて」みたいなことが書いてあった。
先生のハイエースから降りる時、ゴトウは俺に、「7時30分にチハヤがお前に電話するからな」と言った。
俺は黙っていた。いたずらだと思ったからだ。現に、俺が通う高等学校は底辺に近いところだったので、告白系のいたずらもあった。携帯を所有していない俺は、そのメールの文面はゴトウが作った偽物だと考えた。
でも、友達がいない俺にゴトウはよく話しかけてくれる。それが嬉しかった。ゴトウの言葉を信じようという気持ちが湧いていた。
午後7時30分。電話がかかってきた!クラシックな着信メロディが鳴っている。ゴトウに電話番号を教えてもらっていたので、コードレス電話の着信画面を見てチハヤだとわかった。7コールほど鳴った時に受話器を取ろうとして切れた。
心臓が痛い。どうしようかって思って、ちょっと開いた襖の戸に手をかけて、握りしめて離してを繰り返した。カーペットに落ちているリモコンを足でつついて、炬燵の方まで軽く蹴飛ばした。炬燵の足に当たって高い音がした。
……受話器を握ってリダイヤルした。何コールだったかな?諦めて受話器を置いて、リモコンを炬燵机の上に置いて、カレンダーをボーっと眺めた後で2階にある自分の部屋に帰った。
8時半にもう一度着信画面を見ると、チハヤからの着信があった。あれから4,5分後だった。俺は夕食を食べに離れの家に向かった。それから電話はしなかった。
以後、学校で出くわしてもチハヤの態度に変化はなかった。いつもどおりの低い声で、恥ずかしそうに喋っていた。卒業までずっと、小柄でおとなしくて明るい子だった。
大学生の時にもチャンスはたくさんあった。
当時は気が付かなかったけど、とにかくチャンスはたくさんあった。ぜんぶ棒に振ったけど。
今なら、あれがチャンスだったんだなってわかる。
教職課程の最難関と言われる講義で、半年間一緒に戦った仲間たち。
『みやこ音楽祭』なる学生イベントで、出演者側の芸能事務所のマネージャーや現場スタッフに舐められ、バカにされながらも、当日本番の舞台管理をやり切ってイベントを成功させた。
でも、恋愛はできなかった。できればしたいなと思うばかりで、自分から前に進むことはなかった。相手から来てくれればいいなと思っていた。男として三流以下だ。ナンパに挑戦しているダサい男の方がまだいい。男として優れている。
ここから本題だ。
ミオと出会ったのは、会社のイベントにスタッフとして参加した時だ。
冬にやるウォーキングイベントで、毎年何百人もの人が参加して長距離を歩く。
ウォーキングコースの中間地点(兼昼食場所)にミオはいた。年配の社員と一緒に中間受付用のテントや机を並べていた。
ミオと挨拶を交わす前に感じたことがある――この子は俺よりも格上だ。
まず、気品がある。上品な笑顔に、さらさらとしたロングヘアに、真白のワンピースみたいな冬物のコート。コートの下はジャージだけど、ウォーキング大会の雰囲気に合っている。
この子がいるのは社長の肝いりで作られた部署だ。そこに入社何年目かの女子が入って、会社の威信に関わる仕事をしている。
ひとまず、「お疲れ様です」と挨拶をした。そしたら、ミオの『お疲れ様です』という落ち着いた声とともに、トラブルの話が始まった。
ミオの話によると、休憩場所になっている体育館の照明が点かないという。現場に行くと、奥の方にあるブレーカーが落ちていた。古い体育館なので、普段から切ってあったのかもしれない。
体育館を出て、受付場所に戻って報告を済ませ、ミオと年配の職員との3人でしばらく雑談をした後、本来のポジションである参加者を誘導する仕事に戻った。
それで、1時間ほど経って、昼食をしに戻ったんだよ。そしたら、イベント参加者がもの凄い行列を作っていた。100人以上はいる。初めてのイベントなのに大丈夫かなって思って、サポートをしようとしてテントを覗いた時、ミオの凄さが伝わってきた。
逃げてない。普通の人だったら、そんなに並ばれたら怖じ気づいて投げやりな受付になるだろうに、テンパってしまうだろうに、ミオは逃げてなかった。戦っていた。参加者の番号を聞いて、名簿に消し込みを入れて、到着時刻の記入と出発の説明をして、昼食場所を案内する。
この人は物事に対して本気になることができるんだな、凄いなって感心した。
イベントが終わる頃、参加者誘導の仕事を終えた俺は、ゴール地点の最終受付で記念品を配る仕事をしていた。
残りの参加者はあと半分くらいかなってところで、ミオの存在に気が付いた。今いる建物の入口あたりで携帯をいじっている。手持ち無沙汰らしい。
仕事を中断して、ミオのところに行った。「俺、このイベントやってる部署にもういないし、よかったら〇〇さん(ミオの苗字)、記念品渡す仕事やる?」って声をかけた。「どっちでもいいです」と言われたので、「じゃあついてきて」って言って、仕事の内容を説明して交代した。
それがきっかけだ。
イベントの数日後に、駐輪場でミオとばったり会った。彼女も自転車通勤だったらしい。イベントお疲れ様でしたと伝えあった。
ミオと駐輪場でよく会うようになった。最初は挨拶だけだったけど、お互いの仕事の話とか、経歴の話とか、休日に何をしてるとか話すようになっていった。
ラインの交換をして、1日で数回程度のやりとりをして、食事に行く約束をして、携帯電話の番号を教えあって、実際に食事に行って、次はデートに行って、さらにまたデートに行って……こないだのゴールデンウイークだった。一緒に夕食を食べた帰りに寄った公園で告白した。
嬉しかった。喜びというよりは、これで俺は一歩前進したんだって、一人前に近づくことができたんだって、救いようのない人間じゃないんだって安心できた。
別れたい。
これが今の気持ちだ。
コロナ禍の渦巻く中、ひっそりとデートを重ねた。手を繋いで、体を寄せ合って、口づけを交わした。
あぁ、こんなもんかという感想だった。
デートの最中、何度も冷たい気分になった。ミオに対して何も感じない。
その時、何年も前のことを思い出した。夜の散歩中に野良猫に出くわしたことを。そいつは茶トラで、怖がりで、そそくさと俺から逃げて行った。
でも、そいつを振り向かせたくて、ゆっくりと追いかけた。茶トラはやがて、田んぼの中にある収穫間際の稲の中に入っていった。
しゃがんだ姿勢で、ずっとそいつを待った。指を振ったり、声を掛けたりして、目の前の猫に届けばなと思ってずっと待った。撫でつけるような、不安そうな猫の声が響いている。
……30分ほどが経つと、ザザッという音がした。茶トラは稲の中を縫うようにして出てきて、こちらに寄ってきた。
体を擦り付けてくる猫を正面から抱きかかえて俺は、歩き出した。柔らかい温度が腕に伝わってくる。
同時に冷たい気分になった。
猫がキモい。猫がウザい。さっきまで、この茶トラに懐いてほしい、信頼してほしいって確かに願っていたのに――抱きかかえたところで、俺の中の何かが変わってしまった。
ミオに対する無感情。この猫とのことを思い出した瞬間に、本当の自分に気が付いた。
本質的な意味で、他人に興味がなかったんだ。だから、友達はいないし、恋人も作れなかった。思い出してみれば、他人と会話が弾んだことがないじゃないか。最初は自分から話すけど、段々と何も話さなくなっていって、他人と俺は単なる存在同士になる。
そんな人生だった。
俺は人間に興味を持つことができない。そういう人間なのだとわかった。
でも遅い。俺には彼女ができてしまった。もうすぐ1ヶ月になる。
週に一度はデートをするけど、ミオが塩ビの人形みたいに思えてくる。
セックスしたくない。肌がきれいだとは思うけど、なんだか気持ちが悪い。自慰をすることはできるのに。
ラインに返事をしなくなったら文句を言われた。うざいなこいつって思った。ミオがキモい。ミオがウザい。こんな感情は持ちたくない。
昨日、廊下ですれ違った。あっちは俺をチラッと見るけど、俺は彼女を見ない。
朝の駐輪場。今は、ミオと絶対に会わないであろう時間に家を出ている。
ミオと別れたい。
どうしたら平穏に別れられる?
増田の人、教えてくれ。頼むよ。
ミオのために。
茶トラの猫は家に持って帰った。今も飼っている。
後日の話
https://anond.hatelabo.jp/20200708194035
そうだね。うんちだね泣
助言ありがとう。あなたの言うとおりだ。全力を尽くすよ。目標は来月中。
助言ありがとう。男に性的な興奮はしないんだよ。たぶん俺は人間が好きじゃないんだと思う。
幸せな方だとわかっている。本当にきれいな子なんだよ。俺はまともな人間じゃないけど、まともな人間に擬態することができる。人生で一度はノロケてみたい。
彼女金持ちなんだよ。すごくお金持ち…苗字がすごい。めちゃくちゃ難しいうえに普通読みが不可能。
明らかな嘘はつきたくない。つかない。でも、あなたのアドバイスで気が付いたことがある。助言ありがとう。
先週、伝えた。怒った顔をしてた。すぐに辛そうな顔になったよ。なんて言っていいかわからなかったけど、話し合いを続けた。それはまた追記する。コメントありがとうございます。
それは間違いなく違う人なのです…
私は異常なんだと思う。普通の人は、性格いいし綺麗な子と付き合えたら幸せな気分がドバドバと湧いてくるんだよな。俺にはそれがない。それが治ったら治療完了になるのかな?
ググったよ。近いかもしれない。もっと勉強してみる。コメントありがとう!
別れないことにした。ミオのことが気持ち悪いという感情は今でもある。でも、ここで諦めたら駄目だと思った。最低1年は続けてみせる。
あいつら何で隙あらば、自分の出身大学を学部つきで紹介しちゃうの?すぐTwitterとかnoteのプロフに書きやがって。
少なくとも慶應SFC出身のやつらが「慶應卒です」で言ってるとこみたことないしね。絶対「慶應SFC卒です」っていうよね。
そもそもなんでSFCって言ってみんなに通じると思ってんだよ、俺にとってはSFCはスーパーファミコンのことだわ、最初はググったよマジで。湘南の湿気に長年さらされて脳味噌が傷んじゃったのかなって感想を抱いたよね。
なんか、やつらって、慶應卒に加えてSFC卒?の選民意識が二重であってマジきついわ。
その癖、自分たちで思ってるほど変人でも優秀でもない凡人ばかりで、合計三重できついんだよね。
京大卒が隣に来ちゃったら変人さも優秀さも一瞬でかすむし、やつらを見てると早稲田政経卒の俺は人前で出身大学のこと語るなんて絶対しちゃいけないって思うよね。
シーとランドに分かれていて、シーの方が大人向けらしいことだけ知ってます!一体どのくらいいるんだろう、行ったことない人。分からんけどいるって信じてるよ。
「TDL行ったことない」って言うだけで「ええ?!なんで?!」って驚かれるけど、こっちが「なんで?!」ッスよ。毎回毎回憤っていて疲れたので、僕は「浜名湖パルパル行ったことない」って言われても「ええ?!なんで?!」とは返さないことを心に決めた。そもそも浜名湖パルパルが通じないので意味のない決心でした。(浜名湖パルパルにはアンパンマンでおなじみやなせたかし大先生のデザインしたキャラクターがたくさんいるので公式HPだけでも是非見てね!)
遊園地が嫌いなわけではない。ジェットコースターも観覧車も、なんならコーヒーカップも割と好きだ。浜名湖パルパルは飽きるくらい行ってるし、富士Qもひらかたパークも志摩スペイン村も行った。チョイスがおかしい?USJも1回だけ行ったことあるよ。ひらかたパークは10回くらい行った。
「TDL行ったことない」を言うと4割くらいの確率で返ってくるのが、「修学旅行で行かなかったの?」だ。行かなかったよ。修学旅行における全国都市伝説の一つ「卒業生がマスコットキャラクターを池に突き落としたので行けない」ってやつがささやかれていて、普通に旅程には入っていなかった。たぶん皇居とか国会議事堂とか行ったんじゃなかったかな。もう覚えてないや。てかあの都市伝説、今もあるのかな。あったら教えてくれさい。
もし将来TDLに行った時のために、おすすめのアトラクションを教えてください。上から下にザーーーッて降りるやつ(パルパルで言うとエビーノジャンプ)とかが好き。あと水の上を進む系(パルパルで言うとどんぶら~こ)とか。あ、あと遭遇したら硬直するトラウママスコット(パルパルで言うとマスケラーナ)も教えてください。
【即追記】
思いの外パルパルが通じて嬉しかったので僕の好きなパルパルファミリーの紹介をします!
『トマトーナ』:公式プロフに「三枚目」と記される非業のトマト。「トマトーナのもりもりトマトーレ」(※アトラクション)は一度ハマると抜け出せない。
『マスケラーナ』:僕のトラウマ。二次元で見るとポップな感じだが着ぐるみに妙な圧があり、追いかけられると普通にビビる。ただ落とし物を拾ってくれただけだったのに逃げてごめん。怖いよ。昔はマスケラーナのトリックルームみたいな名前の面白いトラップ迷路があったんだけど、いまは「マスケラーナの4Dシアター」になった。時代だね。
他にもいろいろいるんだけど(『タコラッチョ』のはかとない人間臭とか)、紹介しきれないので是非パルパル公式HPを見てください。ちなみにもっといます。あと園内のおすすめフードは「桜えびのペペロンチーノ」です。いまは休園中ですが、いまのうちにパルパルの予習をしておいて損はないです!
現在30歳。
29歳で、8年付き合った彼氏に振られたのでもう恋愛結婚は無理だろうということで婚活アプリに登録。
いろんな男性がいるなーってすごく楽しいのですが、ひとつだけ疑問点がある。
プロフを見ると足跡がつくんですけど足跡つけてくれない人から「いいね!」が来てる事があるんだけどあれって本気なの?
足跡つけなくても見れるアイコン写真はもちろん、サブ写真も自分から見て結構いい写りのを選んでる。
さらに趣味嗜好やアピールしたいこととかすごく細やかに書いてる。
あと私の注意事項についても書いてある。(病気のこととか親のこととか)
だから読んだ上での「いいね!」が来るととてもありがたい気持ちになる。
あれはスパムなの?なんなの?
アイコン写真と名前と年齢だけの情報で生涯のパートナー候補にしたくなる人、いるの?!?!
言っておくけどアイコン写真は痩せてる頃の写真でサブ写真に最近の写真載せてんだよ。それをプロフ文章に書いてる。
よく知らない話題の真意とか背景とか知るのに、なんだかんだでブコメは多様な識者が言及していて有用なんですよ。
でも政治系の話題では罵倒コメントで溢れて、集合知がまともに機能していない。
昔からその傾向はあったけれど、ここ最近はより先鋭化している。
他の話題では鋭い視点でコメントを多数付けているのに、政治系にはほぼ言及しないユーザーも多いですよね。
これもう敢えてなんだと思う。
プロフ開示してたり、他サービスでアカウントあったりすると害しかないことは容易に想像できるし。
この人はこの話題どう捉えているんだろうと、意見知りたいことは多々あるんだけどな。
「自由闊達に政治の話をしていくべきだ」的なことを謳っているんですよね。
聞いて呆れる、という思いはよぎる。
ブコメはそういう場所だ、と言われればその通りなんだがライトユーザーとしては
という状況がずっと放置され、誰も表立って指摘しない状況には見えていた。
その経緯があった上で、先鋭化が臨界点を突破し、ホッテントリは政治系で占められコメントも罵倒ばかり。
政治関係ない話題でも政治に絡めて罵倒ばかり。一部ユーザーの雑な罵倒がスターを集める。というここ最近の状況。
だから今になってこれだけ声が上がってきていると思うし、そのお気持ちに私も賛同したい。
少なくとも運営には気づいて欲しい。
酔っ払ってキーボードが叩きたくなったので,とりあえず書いている。
筆者は,平田オリザ氏のコミュニケーションに関する記事で,製造業を批判した(受け止め方をすでに間違っている可能性あり)記事が炎上していると感じている。
これについて批判記事も各種出ていて,「コミュニケーション教育」について批判のエントリも多く見かける。
筆者にとって思うところを書く。
前提として,筆者は
・平田オリザ氏の記事が炎上している事で初めて平田オリザ氏を初めて知ったため,氏の過去の言動を知らない
・筆者は,とある製造技術分野のエンジニアを自認する人間である
である。
自身のプロフェッショナリズムに基づいて本件についての意見を述べると,
「コミュニケーション能力は,受信機の仕様が確定している場合にのみ,発信機責任になる」
という考えから,平田オリザ氏の発言はイマイチだなぁ,と感じる次第である。
森博嗣著書の「すべてがFになる」から始まるシリーズで犀川先生が発言する「コミュニケーションは発信側の責任」(正確な文言は忘れた)という言葉は,
受信機のプロトコルを送信側が理解している前提による。つまり「AMラジオに対してAM波で語りかけない方が悪い」という考えである。
受信機がAMラジオであれば,AM波で送信しない送信者は前提を無視しているため伝わらなくて当然である。
筆者の考え方では,コミュニケーションを「伝える力」と定義としたとき,「受信機の仕様に合わせた送信」ができていないことが「コミュニケーション能力の不足」
と感じる。このことから,平田オリザ氏の発言が炎上する理由は,氏が受信側に受け止めてもらえる内容になっていない時点で,氏が言うところの「コミュニケーション能力の不足」に感じる。
筆者は,普段から受信機の仕様に合わせた送信が上手くできない事を悩んでいるためなおさらそう感じる。
コミュニケーション能力について問題提起する人物は,常に自身の発言が「受信側のプロトコルに合わせた送信か?」を考え続ける必要があるし,それを批判された
際に反省できないのであれば,自身のコミュニケーション能力を疑う必要がある,と筆者は考える。
と,書いてはみたが,何が書きたいのかよくわからなくなってきた。とりあえずブラックニッカディープブレンドはそんなに悪くない。
もうすぐ30なんだが、なにげに自分をオジサンと自虐しないといけなくなる風潮がすげーいやだ
やたら自称するやついるじゃん。ブログでも自称おじさんとかいって、プロフ見るとまだ30前半みたいなやつ。
あれまじやめてほしい。
お前が自虐として軽くいってるの、周りにも効いてる。
大学生が後輩に「俺なんてもうおっさんだよ」とか、新卒が在学生に言ってるが、あれはある意味本当はそうでないという余裕から言えるものなんだと今になって確信している。
日本では…っていうか日本しか知らないんだが、30そこそこのやつがやたら自分を高齢カテゴリーに入れようとするきらいないか?
みんな自分の老化を必要以上に自己暗示して一体何がしたいんだよ。
そう言いまくってたら本当に老化が速まるし自分の言い訳を作っちまうしいいことだとは思えない。
そりゃ自分が10代のころは30代なんてヨユーでオッサンじゃんとか思ってたが自分がなってみたら全然違ったよ。
かなり昔の話だが、思い返す度にモヤモヤする話をする。
概要はよくわからないが、友人がオンラインで自分でキャラクターを作って、他のユーザーと交流する?ネトゲみたいな物にハマった。
その友人は絵が描けないので、アバターになるキャラクターを描いて欲しいと頼まれた。
そのネトゲ?では他のユーザーと交流して仲良くなった絵師同士で相手の自キャラをお互い描いて交流したりするのが主だったようで、「他ユーザーさんがあなたの描いたキャラを描いてくれたからお返しを描いて」と友人に言われるまま描いていた(今思えばなんで私が影武者みたいなことしなきゃならんのだと思うが)
で、友人が仲良くなった人の中に現在も活動中のプロ絵師がいた。
その人の作ったキャラなども私は知らずに描いたりしていた。
ある日そのプロ絵師が結婚する、私にウェルカムボードを描いて欲しいと言っていると聞かされた。
でも私にしてみれば面識もない知らない人だし、プロの絵師として活動してるような人が「なんでこんな素人の絵を、しかも面識もないのに頼んでくるんだ?」と思い1度は断ったが、友人にどうしても私の絵がいいって言われた、お願いと言われてそれならと思って描いた。
その後、直接、もしくは友人を介してお礼の言葉など頂けるのかなと思っていたが、結婚式など終わってしばらく経っても何も来ない。
どうしてもと依頼してきたのは向こうなのに?と思いつつも、友人からは「結婚してるのは非公表だから、公表するまで何もしないで」と言われていたのでその通りにした。
後日プロ絵師のプロフに「既婚者」と書いてあったのを機にメールを送ってみた。
でも反応が無かったので別経由でメッセージを送ってみたところ返事を頂けた。
要約すると、
「あの時はありがとうございました、今も大事に全部飾ってます」と。
私は「そうですか、気に入って頂けたなら何よりです、お仕事頑張ってください」的な返事を返した。
もしかして友人は私の絵を自分が描いていたと偽ってたのではないか?とか
プロ絵師の反応が薄かったのは別に頼んでないけど友人が「私が」祝いたいからと無理にウェルカムボード描かせてやってと頼んだのではないか?と思い出す度モヤモヤしてしまう。
かつては嫌いだった、というべきかも知れない口語。
~じゃね。
~(だ)(なる)からな。
~だろ。
おまえは~。
等2ch・5ch由来の、一様に皆同じでイキった喋り方をする口語。
なぜ皆一様に同じ喋り方なのか当時は疑問だった。
というより、今でも多少疑問はある。
悪口を言われた際彼らは一意の人格性を自らに認めている。すなわち反論する。
みな名無しであると自覚するならば、単なる群れの一種である彼らに個別性など存在しないはずだ。
ところが彼らは同じように他人に合わせながら自分は個別であるというおかしなコンプレックスに陥ってる。
(スタンドアローン・コンプレックスといえばまるで攻殻機動隊だ)
コテハンなど個性があればそれを否定しにかかるが、レス番付きの「我」のことになるとコテハンのごとく振る舞う。
このダブルバインドの矛盾は柔軟性として機能していない。したがってあの場所ではよく闘争が起こる。
一つはまるでAIのような群体としての5ch、もう一つは匿名なだけで個別性しかない5ch。
個別性しかない連中が「荒らさない」という共同作業するには「押さえ込み」しかない。
いまならTwitterのプロフがそれに近い。話しによれば、どうやらプロフでは以下の者達がNGらしい。
曰く、
見ての通り3,4番目は相反する。1,2に至っては思い込みでしかない。
あるいは傾向がある、程度の話だ。ここでも個性に対する検閲が入る。
しかし一方でTwitterはそれぞれが個性を発露してユーザーを獲得するという大矛盾した構造がある。
その割に上記「押さえ込み」により発生した「空気」により同調圧力を強いられる。
ここに至りSNSで疲れは発生する。言い合うときは「空気」が恐ろしいので集団で襲いかかる。
いわゆる炎上である。抑圧が「空気」を発生させ、その空気が炎上の火種になるとは、まさに化学反応的ではないか。
空気は抑圧の結果生まれるので、水面下では皆本当の自分を容認されたいという承認欲求を抱えることになる。
日本人はディスカッション文化ではない、ディスカッションが苦手であり訓練されていないという。
もちろん嫌味や嫌がらせも多くあるためこの可能性は除外できない。
しかしながら、反論は直ちに人格攻撃ではなく、意見の穴に対する指摘であったり、改善案であったりする。
ディスカッションが苦手となると、結果的にお互いを傷つけない「大人の対応」という欺瞞を皆実践することになる。
増田主は歯磨きこそはしてたものの、歯医者にずっと行けずじまいの生活をしていた。タイミングが全く無いわけではなかったが、結果的に虫歯を放置し続け散々な目に合っている。
もし歯医者に行ってない虫歯持ちの増田がいたら、今すぐ行くんだ。
約二時間ほど、鎮痛剤も全く効果のない激痛にのたうち回りたくなければ行くんだ。とにかく痛みの原因は取り除いてもらえ。
以下は痛くなった時の状況と時間を簡単にまとめたものである。ただ時計を見てる余裕なんてなかったので、時間はおおよそである。
①午前3:55ぐらい
→歯に痛みが生じはじめる。まだ激痛というほどではないが、まあまあ気になるので鎮痛剤(バイエルアスピリン)を飲む。
②午前4:08ぐらい
→いよいよ痛みが増してくる。もう少ししたら薬効いてくるだろ…と甘い考えをまだ持っている。
五分後、口を開くのも嫌になるぐらいの痛みになってきて、冷えたペットボトルドリンクで冷やしてみたり歯痛に効くツボを押してみるが気休め。当たり前体操。
③午前4:15ぐらい
→ここからずっと激痛。とりあえず痛む箇所を手で押さえながらベッドに横たわると気持ちマシになるようなならないような…。
歯の激痛は人間が感じる最大の痛みトップ3だか5だかに入るらしい。このへんで「自分は今最大の痛みと戦ってるんだあ…」とかしょうもないことを考え始める。
40分ぐらいにロキソプロフェンを飲んだ気がするが、勿論効かなかった。
④午前5:10ぐらい
→この時間ぐらいまでは激痛が絶え間なく続く。もうずっと神様仏様に祈りと許しを請い続けてたが、すべて自業自得である。
ただここから痛みに波が出はじめ、激痛→痛くない→激痛→痛くない…と繰り返し。激痛の時は膝から先をばたつかせたり寝返り打ったりした。たぶん30〜40分ぐらい?
⑤午前6:00前ぐらい
→激痛の荒波を堪えてるうち、気がつけばフッ…と痛みが消えていた。完全に消えたわけではなく、微かな鈍痛というか余韻のようなものがまだ残っていたが、激痛はない。神経死んだかなとか頭の片隅で考えてた気がする。
家の近所には朝夕の6時に鐘を鳴らすお寺があるのだが、その鐘を聞いた瞬間(終わったんだ…)と身に沁みていた。何一つ終わっちゃいないが。
とまあこんな感じだったわけで、この増田だけだといまいち虫歯を放置することのしんどさが伝わるかは微妙だが、大の大人が半泣きで歯痛にのたうち回るって結構みっともないから歯医者に行ける増田は今すぐ行ったほうがいい。今の状況だと開いてる歯医者も多くはないかもしれないが。
とりあえず増田主は近所の歯医者開いてたので少し先だけど予約入れました。なんだったらこの増田を書いてる今もたまに歯が軽く疼いて少し怯えてる。
歯の激痛は出産時の痛みの次ぐらいに痛いそうで、尿路結石よりは痛いらしい。ただ痛みの感じ方は人それぞれなので個人差はあるけど、最大の痛みトップ3だか5に入るだけあるなって思いながら堪えていた。
どこから書けばいいのかわからないから、とりあえず思いついたことから書いていこうと思う。
好きな人は誰のこと言ってるのかわかるかもしれないし、多分検索すればもしかしてこの人かな?なんてたどり着けるとも思う。ないと思うけど本人が見たら数行でわかる程度には情報がボロボロ落ちてる。
自分は女で、幼馴染は男。中学生になってからは別の中学に行ったのもあって頻度は減ったけど、小学生の頃は家に遊びに行ったりご飯を食べたり預けられたりする程度には家同士仲が良かった…と思う。ゲームやアニメ、ラノベの話もしてた。私は当然のようにオタクだし、幼馴染はプロフやツイッターでアニメ好きを公言して何が良かったとか何を見終わったとかそういう話をツイートしたりしてる。
こういうときによく言われる「遠くに行ってしまった…」みたいな感じは無かった。今でも無い。中学生に上がってから数えられる程度しか交流がなかったし、元々家の付き合いがなければ話もしなかっただろうクラスの中心、モテモテ陽キャといじめられっこ陰キャだったから、元から遠い人だったな、という感覚。家の中でだけ仲が良かった。
高校生の時に幼馴染がオーディションを受けてアイドルになった。音楽番組などでは見たことは無いが、結構大手の事務所?だからマイナーではないんだと思う。
ネット配信の生放送やネットドラマに出たり、ニチアサにゲスト出演したのは聞いてた。幼馴染に対して演技が上手いとか歌が上手いとか思ったことは無かったけど、事務所が大手だからレッスンとかちゃんと受けてるんだろうなーみたいなことはぼんやり思ってた。
実際の順番がどうだったのかはわからないけど、はじめにアプリゲーの舞台化に出たのを知った。演じたキャラクターの性格と私の知ってる幼馴染が結びつかなくてちょっと笑った。
めちゃくちゃ有名な漫画の舞台化で、結構人気の高い(主観)キャラを演じた。少し検索しただけでは、演技が下手とかそういうツイートは見られなくて、演技うまいんだなあなんて思ってた。これは自分でも思うけどわざわざ検索するのは性格が悪いと思う。
そしてついに去年、アニメの舞台化で主演になった。私はそのアニメを履修していなかったけど、フォロワーさんが履修してたみたいでバンバン舞台化ツイートが流れてきて、そのアニメ舞台化関係のツイをRTする相互のRTを非表示にした。4人くらい。このあたりでちょっとしんどかった。やばい妄想ツイートした直後に幼馴染の顔がTLに流れてくる。地獄でしかない。
そしてついに幼馴染が私のやっているゲームの舞台化でキャラクターを演じた。私が普段使ってるパーティーメンバーの一人だった。それからキャラクターのことはパーティーから外した。好きだけど立ち絵を見るたびに幼馴染の顔が浮かんでゲームをするのが少し楽しくなくなってしまったから。
小学生の時ご飯を食べながら一緒に見たアニメのパラレルとして放映されていたアニメの舞台化で主演が決まった。
今のメインジャンルは2.5の舞台やミュージカルがとても盛んだ。私の推しは既に舞台に出ており、映画にも出た。そこだけは安心している。でも新しいキャラクターは結構出てくるし、焦点を当てるキャラクターが変われば出るキャラクターも変わる。一番好きなジャンルの、舞台化。新作。オタクとしては喜ばしい知らせのはずなのに、新作発表が怖いし、キャストが発表されると過呼吸手前の呼吸で名前が無いようにと願いながらキャストの欄を見る。公式が何かを発表するそぶりを見せるたびに恐怖する。キャストが気になって気になって集中できないというのは、もう私はオタク失格なんじゃないかと考えてしまう。ツイッターを開くのも少し怖い。オタクをやめたいけどやめられない、しんどい。