はてなキーワード: ストレートとは
1.ドワンゴが将棋ソフトとプロ棋士の団体戦である電王戦を開催
2.2015年に団体戦としての電王戦は終了。プロ棋士と将棋ソフト双方ともトーナメントを戦い、勝ち抜いた両者が3番勝負を行う「叡王戦」が開催されることになる。
この時の叡王戦は一般棋戦(ノンタイトル扱い)。参加はエントリー制で、タイトルホルダーでも段位で呼ばれるという特徴があった。
なので、羽生善治三冠(当時)も参加当時は「羽生善治九段」と呼ばれることに。
2015年は将棋フォーカスの司会を務めている山崎隆之八段、2016年は佐藤天彦名人がトーナメント優勝。将棋ソフトとの対局は両者ともストレート負け。
3.2017年からドワンゴと将棋連盟協議の上、将棋ソフトとの対局を廃止してタイトル戦に昇格。タイトルホルダーとしての初代叡王は高見泰地七段。
ゲーム愛とディズニー小ネタ良いなー、
インターネットの世界をあのように表現するとか考えたこともなかったな(3Mbps以下のクソ回線はシュガーラッシュでは罰金です)、
1も2も面白いとか珍しいじゃん?とか思っていたが、
以下、ストレートにメッセージをぶっ込んでくる中盤以降についてのネタバレ
正直、とてもよくわかる。と言うか、自分とリアルの友人も、仕事へのスタンス/住む場所/経済レベルが異なる
・完璧なハッピーエンド
・危惧していた危険もご都合よく無くなった
言わんとしていることは非常に健全で正しい
しかし、マッチョであるし、(ラルフ目線では) ハッピーエンドではない
弱肉強食の社会なので、日本よりも圧倒的に「現状維持」or「前へ進むか」のシーンがリアルでも多いのかもしれない
そして、米国で弱さ?を見せることが許されるのは、
この2しか無いんじゃね?という印象すら受けた。それとも見たサイトが悪かったの?
自分がいた劇場では女性客が途中で何名か帰ってしまった。またエンドロールの最後まで劇場に残ったのは10人もいなかった
ヴァネロペは別の場所で新しい仲間(お友達)を得るのだけど、自分はそうはいかなかった
前に進もうが深い付き合いの出来る相手は生まれ育った場所の友人だけ
というか自分も友人も『友達』に対する認識がラルフがごとく重く、
食べるに困る、事故災難、家族恋人友人とのトラブルの際は、何度も経済的にも精神的にも助け合った
会えば、変わらず心地良い時間を過ごせるのだけど、心地良いと同時にすごく退屈なのだ
距離が近ければお互いのあるあるを話せるし、一緒に出掛けて、共通項目を作れるが作れない、
経済力が近ければ、お互いのあるあるネタを話せるが、違うのであるあるしない、
仕事の価値観が違うので、お互いであるあるしない、
結局、「お!」というビックイベントや突飛なことをやってやったぜ!がない時は、
会えたことに感謝しつつも、モヤっと終わる
少子高齢化を解決するにはこれしかない。若くして生むほど金額が増える。2人目3人目でも金額が増える。20〜25歳なら小学校から大学まで私立、しかも医学部進学にかかる費用相当の金額でも出してやればいい。2人目は1人目の20%増し、3人目は30%増し。若いうちに生んでもらったほうがメリットが大きいから生んだ年齢が高いほど金額はもちろん減らす。
もちろん子供が生まれても働きたい女性もいるだろうから、そのためにも保育所託児所の増設。いっそ保育士は公務員扱いにして高賃金にしてしまえばいいと思う。でも子供を作っても経済的負担が増えないだけでも出生率は上がるんじゃないかねと思う。もちろん問題も生じるだろうけど。
生まれた子供が税金払うまでにストレートでも22年はかかるわけなんだけど、今50歳でも22年後はまだ72歳、60でも82歳だ。医療の進歩も考えたら全然ピンピンしてる。そう考えたらメリットは大きい。もちろんすぐ効果はでないだろうけど、若者ばかりが得をする制度ではない。
世の中クリスマスですよね。
この時期、街のイルミネーションを見たり、ネットで非モテ男女の孤独な慟哭を見るものいとをかしという感じだが、みなさん一つの文化に振り回され過ぎじゃないですかね。
年々国際化する日本で、ここに住む人々が年末のこの時期をどのように過ごすのかに興味があって、神社、教会、寺などを写真に収めてみたかった(別に上手くはない。思い通りの光を撮る方法も知らない)。
なのでクリスマスイブ前日の23日に、前から興味はあったが、なんか門前払いされるんじゃないかと思っていけなかったモスクにいってみた。
予報は曇りだったので傘をもたずに出たが、小雨が降ってきて、肌寒かった。
東京ジャーミーは1階がトルコ文化の交流会館、2階がモスクだった。
写真撮影OKとのネット情報を得ていたが、「商業撮影、美術などで撮影する方はひと声かけて欲しい」との注意書きがある。
気になったものを気になったタイミングで写真を撮っていくつもりだったが、ここは宗教施設であって、信徒にとって神聖な場所であるので、指示に従う事にした。
1階の交流会館でヒジャブをかけた女性に「美術の興味があるので写真が撮りたい」旨をつたえると、すこし逡巡した様な感じで、責任者っぽい人を呼びにいった。
しばらくしてヒゲを蓄えた壮年のムスリムの日本人男性が現れて「写真を撮るなら、イスラムの正しい知識を得てからにしてほしい。しばらくすると、館内を案内するツアーが始まるので、それに参加するのを期待する。」という様なことをいわれた。
美術に興味があって写真が撮りたい、というところが引っかかったようで、広告や美術でイスラムの文脈を無視してイスラム的なビジュアルを使われるケースを懸念しているようだった。
なるほど、その懸念は分かるし、もし自分がイスラム的な美的要素で何かを作ろうとしたときに、精神と関係なくビジュアルだけを抽出するのも「志が低い話だ」と思ったので、館内のイスラム解説の書籍を読みながら待つ事にした。
サラッと読むと
・ムハンマドは元々商業をいそしんでいた時期があるので、商業取り引きの話が結構出てくる
・ムハンマドは既婚者で、姉さん女房、もともとムハンマドを雇用していたが、彼の機智に感じ入る所があり結婚した
・非ムスリムは地獄に堕ちるとはっきり書いており「イスラムが正しいのは自明」という前提だが、同時にムスリムへの改宗は決して強制してはならないとも明言している
という感じだった。
しばらくすると、ツアーが始まった。
会館にあつまった見学者の前でイスラムやトルコについて熱弁する先ほどの先生。
日本でイスラムやムスリムについてあまりにも知られていないという事で、とにかく「知ってもらおう」という熱意がこもっており、しばしば時間をオーバーした。
・貧しい人との分かちあいを大切にしており、食事の振る舞いはイスラムにとって大切な行為である
・イスラムの世界では神と人(その他)には明確な上下関係があるが、それ以外は全て平等
との事だった。
しばらくして礼拝の始まりをしめす館内放送がながれ(言葉は分からない)、2階のモスクに上がる事にした。
モスクは土足厳禁。
靴を脱いで館内に入り、見上げると、白亜のドームの頂点にアラビア文字のシンボルがあり、その周囲を赤やシアンの繊細な文様が踊っていた。
館内は白、赤、シアン、紺、黒、ゴールド、緑で、文様やアラビア文字があしらわれた色鮮やかな空間を形作っていた。
教会におけるマリア象のような人間の様を象徴したシンボルはなく、偶像崇拝への禁忌をかなりストレートに守っている。
そういった具体的、象徴的なものがないので、装飾はアラビア文字であったり、植物を単純化したパターンであったり、幾何学文様であったりする。
モスクの中は照明が押さえられて薄明るい程の感じで、正面のゴールドの燭台が輝いていた。
先生がモスクについて解説している最中にも、在日のトルコ人や、たぶんアジアのムスリムが礼拝をしている。
・イエス・キリストもイスラムにとっては予言者の一人ではあるが、クリスマスはムスリムにとって大きな意味はもたない
・基本的に太陰暦なので、生活習慣としての1年の区切りがちがう
・幾何学文様はイスラムの宇宙の姿を表したものということであり、つまりはユダヤ教のカバラや密教の曼荼羅のような方向性のモノ(この例えは自分の解釈)。当初先生が懸念を示したように、たしかにこういったモノを文脈無視で使うと変な表現にはなるように思う
ということだった。
これから日本にマレーシアやインドネシアの人も来るだろうし、年末のお休みにモスク見学をして、多様な日本社会に思いを馳せるのもいいのではないでしょうか。
ちなみにモスクを出る時に、脱いだ靴にくしゃくしゃのペーパータオルを捨てられていて、「宗教施設に来てるのに志が低いのがいるなあ」とはちょっと思った。
自炊しているが、食品の消費期限とかを気にして生きるとか、一週間レシピを決めて計画的に消費するとかが無理なので最近はなんでも冷凍するようにしている。
安いスーパーで買って冷凍する。一度に使う最小単位(うちでは100g)ごとにラップして、購入日と品名(豚バラ、鶏むね等)を書いたジップロック袋Lでまとめておく。
袋への品名記載は当初していなかったが、自分の目は死んでおりしょっちゅう冷凍豚バラと冷凍鶏モモを取り違えるので記載するようになった。
20時とか21時に帰宅してこれは何だったかな……。と考える手間も省けるし、解凍して豚でなく鶏だ!と気づくこともなくなるので良かった。(3敗)
同じく安いスーパーで買ってラップして保存。魚なら切り身単位で売っているものを購入できるので楽。
エビの場合背ワタを取ってから冷凍するのでちょっと面倒くさい。
この連中は加工食品のくせに意外と足が早く、期限内で使い切るのも割と難しいので冷凍する。
冷凍庫の中で常備しておくと煮物のボリュームが足りない時に足せたりするので便利。
ちなみに油抜きしてから冷凍したほうが持つらしい。今この記事を書くために調べた。次からそうする。
油揚げ系より日持ちするが、使い切れないことが多い。気づいたら賞味期限後一週間とかなってることがあるので、その日使う分以外は冷凍庫行にする。
スープ・みそ汁・ポトフなど冷凍したまま調理開始できるレシピに突っ込むと楽。
ひとかけごとにラップし、袋に入れて冷凍。当初は野菜室で保存していたが、毎回使い切る前にカピカピに乾燥させていたので今は購入即冷凍している。(n敗)
通常は週初めに作り、冷蔵で3~5日で消費している。たまに急な外食が入ったり、そもそも作りすぎたりしてたまに余るので、保存容器に入れて冷凍する。
何もしたくなくて限界なとき、解凍してそのまま食卓に並べるので楽。
下味を付けた揚げる前の唐揚げ・とんかつ、焼く前のグラタンなんかも凍らせることができる。作るときは大目に作り、冷蔵庫に入れとくと便利。
豆を挽いた状態だと冷暗所では一週間、冷蔵庫でも2~3週間で酸化するが、冷凍庫なら一か月持つらしい。
専門店で購入して持ち帰ったらジップロックに移して空気を抜いて、すぐ冷凍している。
一か月冷凍保存したものを飲んだが、バカ舌なので正直「うまい」ということしかわからない。俺は雰囲気でコーヒーを飲んでいる。
定期的にはてブでは「めんつゆは家庭料理の味方! 手抜き扱いするヤツはクソ!」という記事が盛り上がり、そのたびにはいはいそうですねと見ているが誰も保存方法の話をしてくれない。
開封後のめんつゆの目安は、ストレートなら三日、三倍濃縮で三週間。分量にもよるが毎日めんつゆ料理を作らないと無くならないと思う。
仕方ないので自分で色々試した。結論から言うとフタつきコンテナ型の保存容器に流し込んで冷凍庫におけばよい。
めんつゆ・白だしは内容物のせいで、家庭用冷蔵庫では凍りきらずシャーベット状になる。冷凍しておけば開封後も保存期間を気遣う必要はなくなる。
スプーンですくえるぐらい柔らかいサクサクの状態なので、使うときは料理用のサジですくって使用する。
白みそ、赤みそも別容器に移す必要はないが同様に冷凍保存できる。めんつゆ以上に凍らないので同じ感覚で使用できる。
同じ調味料でも水分の多いもの(レモン汁等)は凍りきってしまう場合がある。100均で製氷機を買って凍らせる前にキューブ状にしたほうが良かった(1敗)
水分が多い野菜(キャベツ・レタス・玉ねぎ)や、それらを使った総菜は凍らせると質感がわかるぐらい落ちるので避けた方がよい。
また試してないけど調味料でもゴマ系は劣化するので冷蔵・冷凍しない方がいいらしいぞ。
ここに出てないネタとか指摘があったら教えて
ブコメとトラバに知見が集まっててまさに集合知って感じなのでここまで読んだ人はみんな見てみてね。
シュレッドチーズ小分けと油抜きした油揚げを刻むやつはなんで思いつかなかったのかってぐらいいいアイデアなのですぐやります。
あとトラバ読んでて気づいたことだが、同じめんつゆでもストレートなら製氷機に入れてキューブ上で凍らせられるんじゃないかという気がする。
自分も当初は製氷皿に入れてみたのだが、試したやつが三倍濃縮だったので、シャーベット状、より正確にいうと半液状になって固まらなかった。
それで上記の結論(コンテナに入れて保存すればよい)となったが、ストレートめんつゆや自家製めんつゆ保存の場合は製氷皿で一度凍らせた方がいいのかもしれない。
LINE Pay | 3,000円(うち1,000円はキャンペーンで獲得) |
現金 | 3,480円 |
合計 | 6,480円 |
実費用 | 5,480円 |
LINE Pay | 6,285円 |
LINEポイント | 332円 |
合計 | 6,617円 |
LINEポイントはLINE Payに移行し、LINE Payはコード決済で消化することを想定。
どうしても使い切れなければLINE PayカードからSuicaにチャージする。
和風チキン | 6P |
ナゲット | 24P |
ウイングストレート(プレーン) | 12P |
ウイングストレート(パクチキ) | 12P |
ポテト | たくさん |
ポテトはチキン+ナゲットのコンボにすると同じ値段でついてくる。
ピザを注文しなかったのは、最初から冷凍保存することを目的にしていたため。
でも、見てない人というか、本編見ずに外から見た限りでは「今時単なるホラーか…」と思われてんだろうな…というか自分も見る前はそうだったし…。
しかしまあ、予想外というか予想通りにというか、全然そんなよくある感じの凡百ホラー映画では全くなかったので、今回ここでその真の魅力が伝わるように、興奮冷めやらぬ内に感想を書き殴らせてください。
あと、そのためにここからまあまあガンガン本編のネタバレも盛り込んでいかざるを得ないんですけども、まあネタバレされて面白さが減るという映画でもないと個人的には思いますし、この映画をネタバレなしで見たいと思うような人ならとっくの昔に自分の意志で見に行っているだろうとも思いますし、大体の二の足踏んでるか興味がない人にはがっつりネタバレしないとこの映画の一番興味を持ってもらえるだろう部分が伝えられないと思うので、そこら辺御了承の上で以下から読んでください。
まずなんでしょうねこの映画、ジャンル分けするとしたら単なる「ホラー映画」というよりも「スタイリッシュ&ハードボイルドホラーアクション」です。
でも、スタイリッシュ&ハードボイルドホラーなのはマジです。ガチです。
そうジャンル分けした理由を説明するためにも、とりあえず簡単なあらすじなんかと共にこの映画の面白い部分を紹介していきたいと思います。
でもなー、ぶっちゃけ序盤かなりつまんない…とまでは言わないんですけど、ペース遅くてキツいんですよねこの映画……。
とにかくまあ、ざっくり説明すると、とある新婚かつ二歳の娘を持つごく普通の家庭が不可解な怪異によって崩壊していくのがまず第一部なんですが。
このパートで描かれる「ごく普通の人生」というものの生々しさがもう凄いんです。すっごいキツい。
まず妻夫木聡演じる「今時のSNSによくいる感じの男」が本当にキツい。
極々普通のどこにでもあるような田舎のそこそこいい家に生まれて、ただただ一般的かつ真っ当な人生を歩んできて、そこそこいい会社に入り、そこそこの女とまともな結婚をしてまともに子供も出来てまともな家庭を築くという、本当にこれこそ日本の中央値みたいな人生をまあ恐ろしい程の生々しさで描いてくる。
これは多分人によっては描写の嫌なリアルさとかも含めて相当キツいし退屈だと思います。
実際自分も序盤20分ほどこれを見せられている時はチラッと帰ろうかなという思考が過ぎった程に生々しいつらさがありました。
しかし安心してください。最終的にこの異様な程の怪演っぷりを見せるSNSによくいる男こと妻夫木聡はこの先もうホント無惨に死にますから。
というよりも、こういう家庭が徐々に忍び寄る怪異によって崩壊していく辺りもそれはそれで面白かったりもするんですよ。
まあとにかくそんな感じで、徐々に周囲に不可解な現象が増え、家庭内に不和や異常が発生し始めたことで初めて妻夫木は他人に助けを求めます。
そこで友人に紹介されて出てくるのはやたらアウトローな雰囲気を漂わせるフリーライターの岡田准一と、明らかメンヘラビッチスタイルなキャバ嬢兼霊媒師の小松菜奈。
まずここで結構勘のいい人なら「ん?」となるかと思います。自分も完全に「ん?」となりました。
そして、ここら辺から徐々に映画本編の雰囲気も変わり始めます。
しかし、残念なことにこのかなり惹かれる感じの雰囲気を漂わせるキャバ嬢霊媒師は、見た目と設定に反して完全な雑魚なので怪異を祓いきれずに更に別の助けを求めることとなります。
そして次に出てくるのが片目が潰れ、ホームレス一歩手前みたいな雰囲気を漂わせる元テレビタレント的な霊媒師でもあった柴田理恵。
この人も相当怪演で、というかこの映画出てくる人達全員マジで演技が凄いんですけども、その中でもトップスリーに入るくらいヤバい柴田理恵です。
そんな只者ではない雰囲気を漂わせる柴田理恵とその辺の中華定食屋で対策を話し合おうとするんですが、何とそこにいきなり姿の見えない怪異がやってくる。
そして公衆の面前でいきなり片腕を斬り飛ばされる柴田理恵。こちらの想定以上に相手はヤバいヤツでした。
「マジ!?」といきなりの急展開についていけない我々を尻目に映画は急にアクセルを吹かして猛加速を始めます。
実家である新築マンションに残してきた家族が危ない。家族を守るために妻夫木は家に戻って怪異に立ち向かおうとしますが、アッサリと返り討ち。
結構なレベルの悲惨な殺されっぷりを晒してしまったところで第一部は終了します。
そして映画はここから第二部へ。そこまでの急加速からしばしスローダウンして残された妻夫木の妻子の陰鬱なシングルマザー生活が始まります。
時もあれから一年後へと移っているのですが、事件はまだ解決はしていませんでした。
まあ一部と同じくやたら生々しいシングルマザーの生きづらさ描写を挟みつつも、怪異の影響を未だに気にしている岡田准一とキャバ嬢霊媒師が何とか彼女達を支えようと頑張ります。
頑張りますが、やはり彼らの手に負えるようなレベルではなく、父親の次は娘を狙う怪異にキャバ嬢霊媒師は撃退されて重傷。
そして母親も無惨に殺され、娘は怪異に連れ去られてしまいます。
何も出来なかった岡田准一は何とかキャバ嬢を助け出して第二部終了です。
そして映画は最終部、かつここからが真の本編と言って過言ではない部分へと突入していきます。
一部の妻夫木、二部の母を経て、ここから主人公はアウトローなフリーライターこと岡田准一へと移ってきます。
というか、スタッフロールの順番的にも岡田准一は最初から普通に主人公のはずなのですが、初登場がとにかくスルッと怪しい脇役のような体で入ってくるのでここに至るまで全然主人公だとは思っていませんでした。
そんな、キャバ嬢霊媒師を助け出して病院で付き添う岡田准一の前に、突如キャバ嬢霊媒師の姉を名乗る黒ずくめかつ黒髪ストレートの怪しい女が現れます。
この女こそが! この映画の面白い部分がギュッと凝縮されて塊になったような存在こと超凄腕霊媒師の松たか子なのです!
そしてこの明らかに圧倒的な強者の雰囲気を漂わせまくる松たか子の登場を発端に、映画本編も完全にスタイリッシュ&ハードボイルドホラーへとギアを入れ替えます。
そう、もうこれが言いたいというか、これだけが言いたくて、紹介したくてこれを書いていると言っていいくらいにとにかくもうこの凄腕霊媒師松たか子がメチャクチャカッコいいんですよ!!
それに映画本編もここからずっともう松たか子がカッコいいだけの描写をひたすら繰り返していくんですよ。
もうとにかく例を挙げればキリがない。
まず黒ずくめにコートを着て黒髪ストレートでサングラスをかけ、それを外した左眼には引き攣れたような傷のある、病人のような白い肌の松たか子。この時点でもうキャラデザが120点。
その松たか子が終始抑揚のない喋り方をしつつ、とにかく煙草を吸う、吸う、吸いまくる!
そしてこの松たか子が宇宙一かっこよく病院の食堂でラーメンを啜る!
底知れぬ権力との繋がりを匂わせつつ怪異との対決の準備を進める!
そして病院の待合フロアで松たか子がスマホでKOFをプレイしつつ岡田准一の買ってきた缶ビールをグビグビ飲む!
松たか子の招集で怪異との対決のために日本全国から霊能者が呼び寄せられる!
そんな中でかなりの実力者である雰囲気を纏っていた沖縄の巫女集団ババアいきなり全滅!
相手が相当の強敵であることを認めて身を引き締め、散らばって現場を目指す霊能者達!
かつて片腕を奪われながらも、再び怪異との対決に臨む柴田理恵!
松たか子の指示で原因となったマンションの前にセッティングされる大がかりな神楽殿と祭壇!
科学分析班なども加えて、まるで双亡亭壊すべしのような雰囲気を漂わせながら松たか子率いる霊能者集団と怪異との対決が遂に始まる――!
とまあ、映画本編のあらすじの紹介は一応ここまでとしておきましょう。
勿論この後もあまりにもキレが良すぎる松たか子チョッピングライトや松たか子タックルなど見所を挙げればキリがないのですが、そこら辺は実際に見ることで映画の結末と共に確認していただければと思います。
さて、これらの語り口の熱量の差からもうおわかりいただているかと思いますが、この映画はそんな風にもうとにかくスタリッシュかつハードボイルドな松たか子を堪能する映画なんですよ。
でも、一番の魅力であり見所は何なのかと言われたらやっぱりもう完全に松たか子なんですよ。
もうそれくらい本当にカッコいいんですよこの松たか子。こんなもん、反則ですよ。
こんなんオタクならみんな好きになって当たり前みたいな要素だけで作られてるんですよこの松たか子。
自分がもしオタクな女子中学生だったらこの映画見た明日からもうこの松たか子の真似をして生きるだろうと思ってしまうくらい罪深いほどのスタイリッシュさなんですよ。
あと片腕を失いつつも戦場へ戻ってきた柴田理恵。そしてキャバ嬢霊媒師こと小松菜奈。あと岡田准一。
とにかくそんなバッキバキに立ったメインキャラクター達がただただ素晴らしい。それだけで見て後悔はない程の味がある。
そしてそれを支えるバキッとした画作りみたいなのも凄いんですよねこの映画。
マンションの前に大がかりな工事で築かれるお祓い専用簡易神社とか、カプセルホテルでスタンバる神主達とか。
とにかく色々なシーンが独特のスタイリッシュさを醸しつつキマっている。
そこら辺もかなり刺さる人にはグッサリと刺さるだろうくらいにいい画がたくさんあります。
ストーリーも、同じようにメインのキャラ立ちで惹きつけるものがありつつも若干のギャグっぽさがあった貞伽椰に対して、終始シリアスかつカッチリしてるのでよりメインである霊媒師達のカッコよさみたいなのが際立っていて良かったかなとも思います。
まあ、そんな感じで、とにかく実はキャラ映画なんですよね、『来る』。
どこにでもよくある家族が怪異に巻き込まれて恐怖するような映画ではなくて、しっかりとした魅力的なキャラクターの活躍が面白い映画なんです。
夜も眠れない程のホラーというわけでもなく、基本的に強いヤツらが強い怪異とガチンコで戦う映画なんですよ。
映像的にもビックリ方面のギミックは少なくて、そこら辺苦手な人にも安心かと思いますし。
だから、是非ともこれまでに書いてきたキャラクター達のどれか一人でも、というか殆ど松たか子と柴田理恵のことしか書いてないですが、それが刺さったならば是非とも映画館へ見に行ってください。
そこに惹かれたならば絶対に後悔はしないと思いますので。ええもう、絶対に。
そして、何とか興行的にいい成績を残させて、続編が作れるようにしてください!
いやもう、絶対勿体ないですもんこの松たか子をここで終わらせちゃうの。もっと見ていたいんですよ、このキャラクター達。
是非ともまあ、そんな感じで『来る』をお願いします。
http://mubou.seesaa.net/article/463035607.html
どうも皆さん勘違いしておられるようだが、妻、彼女のクックドゥー料理を不満に思う男性たちは、味が嫌いなわけでもないし、金がかかると誤認しているわけでもない。
手料理とは本来、妻や彼女が愛情を込めて作るべきものだ。すなわち、クックドゥーによって省略されているのは、パートナーに対する愛情に他ならない。あるいは尊敬心や、いたわりの心などだ。スパイスや調味料を混ぜる手間暇にこそ、それらの「真心」が宿るのだ。言うまでもなく、真心は時短などという名目で省略されて良いものではない。
「クックドゥーに怒る夫や彼氏」に対し、「使った料理と使ってない料理を食べ比べても、違いが分からない」「いかにコスパに優れているかの証拠を見せつけても、意見を変えない」といった批判もあるようだが、これこそ、彼らが味や金銭を問題にしていない証左と言える。彼らの本音は「真心を省略するな」であって、自らの内心を勘違いしているか、ストレートに表出できない状況にあるだけだ。
ちなみに、自分はクックドゥーに関しては「おいしい」以上の感想がない中年のおっさんで、このような言動をとる男性は友人にも同僚におらず、話したこともないので、上記の全ては忖度である。
むしろ、「時間や手間暇とともに愛情が省略される」と考えるのは、自分の周囲ではほぼ女性だ。「毎日クックドゥーでは子供への愛情が足りなくなるのでは」みたいな。あるいは、「子供には愛情のこもった手料理を食べさせたい」。もしくは「○○ちゃん家のお弁当はいつも冷凍食品だけど先生に言った方がいいのかな?どう思う?」。
ともあれ、「クックドゥーに怒る男性に怒る人たち」は、自分が何に怒りを感じているのか整理してみたら良いんではー、と思いましたという話でした。
白熱のM-1から一夜明け、とんぼがえりにまた夜が来た。空は曇っていて星は見えないけれど、この時間までワイドショーは霜降り明星一色。あまりの露出に黒烏龍茶が欲しくなった。これ以上脂乗っちゃってどうするんだろう。
各コンビに対する思い入れの差こそあれ、個人的には文句のない優勝だったと思う。あたし痺れちゃった。トロフィーをここで獲らなくても、来年に獲るか、はたまた再来年獲るか。それだけの差なんじゃないかなって。
思えば霜降りの漫才は最初からM-1だけに照準を合わせていた。M-1ではボケ数が点数に比例する、これはよく言われること。じゃあボケ数を増やすにはどうするか。前振りを短くすればいい。短いお笑いってなんだろう。大喜利だ。
ということで結局粗品の「せいやの動きで一言」を繰り返してるのが霜降りのネタなのかなと思います。その一言がひとつひとつ化物みたいな質で。飛躍した斜め上のツッコミにすぐ頭が追いつかなくても、せいやがしばらくそのまま動作を続けてくれるから結果的に視聴者も追いついて理解できる。
あとボケを連発する場面ではひねりすぎると伝わらないからストレートなワードでツッコんでみたり、そこからの〆ではたっぷり時間を取ってひねってみたり、緩急もかなり意識してるんだろうね。
そして基本構造的には短いボケをツッコミで説明するってフォーマットで、これ意外とハライチとかにも近いのかもしれないわよ。あたしはそう感じた。感じちゃった。三田はつのさんも同じこと言ってたわ。
天才がM-1というルールに則って、狙って作り上げた型で以て獲るべくして獲った優勝なのかも。他のコンビがどうこうじゃなくてね。まああくまですべてゼンチンつかって考えた、オレオレ、オレの考えにすぎひんけれど。
敗者復活戦も素晴らしかった。誤解を恐れず言えば、結果は人気投票に近かったかもしれない。
それでもたくろうがあの順位まで来たことは審査がある程度機能してるってことだと思う。赤木裕は本当にすごくてソフトバンクユーザーのあたしもびっくりするわ。いつ見てもあれができるのは演技とかのレベルじゃないわよね。お母さんが大女優とかなのかしら。胎児の頃から台本を読み聞かせられてたのかしら。
金属バットはあの舞台でも硬度変わらずの金属バットだったし、再結成の侍スライスには胸が熱くなった。加藤くんが傍目でもわかるほどめっちゃ緊張してて、それがかえって中卒ネタにリアリティが出てて笑っちゃった。
ホテイソンはじきに決勝に出てくるでしょうね。最終決戦まで残って2本目でいきなりボケツッコミ入れ替えてショーゴくんが「いや〇〇の〇〇〜!!」やったら腹抱えて笑う自信あるわ。ダブルでもいい。本当に観たい。大舞台で度肝抜いて欲しいわね。応援してます。
あと、決勝にプラス・マイナスが行ってれば結果は変わってたかもしれないね。何の話でもない忘れていい。あと三田はつのって誰?
決勝もホント良かったよ。みんな面白かった。ただ客席の質はイマイチだったね。
途中のすごく澱んだ、重ーい雰囲気が忘れられない。
だからこそトム・ブラウンが輝いた。客席のクソミーハー女たちの「何やってるのこの人たち…」みたいな空気感最高だったね。超気持ちよかった。マジでイキそうになった。股間こそ冷静を保ってたけど脳イキはしてた。
あれに最高得点つけちゃう志らくのことを好きになったし、Youtubeでトム・ブラウンのネタを予習してくるオール巨人は信頼できる。ただ巨人師匠が難しい顔であのネタを観てる図を想像するとめっちゃ面白いし、ガキ使あたりでやってほしい。その巨人師匠の「キミ、ちょっと弟子になれー」を無視するからし蓮根・伊織も込みでやってほしい。年末に間に合わないのがつらいですね。
でもほんとに全組面白くて、レベルの高いM−1だったと思います。甲子園予選の大阪府大会みたいでした。ちょっと分かりにくく説明しました。
あと審査員側ではナイツ塙の採点が個人的にすごく納得できてちょっと見直したわよ。伊達に漫才協会やってないわね。そういえばナイツも手数の多いコンビだし、霜降りの漫才を評価するのは自然な流れでしょう、ってヤホー知恵袋に書いてありました。
朝方、スーパーマラドーナ武智の例の配信が編集されてる動画がTwitterで流れてきた。
ファイナリスト何人かととろサーモン久保田の飲み会。みんなが思ったことを演者側からぶっちゃけてしまってた。久保田さんたちが言わなくてもそれはこっちが言うやん。やめといてよ。
そして悲しくなった。その内容はさておき、あんなに面白い人たちでも、負けると終了後のこの時間は仕事が入らないんだと。
テレビは仕方ない。でもこの時代テレビ以外のメディアもたくさんあるにもかかわらず、勝てないとそこからも声がかからないんだと。
厳しい世界だ。
例の動画はメディアであまり取り上げたりしないでほしいなあ。どうせどっかから火が点くんやろなあ。あの配信観てた人で止めときゃいいのに。
と思って検索したらこれ書いてる間にもう色んな所に掲載されちゃってるみたいですね。嫌やなあホント。和牛はバズれば正義の世の中を皮肉った啓蒙漫才作ってくれ。
でもそれでも夢のあるM-1だったことには変わりなくて、めちゃくちゃ笑わせてもらいました。
全然関係ないのにこっちまで燃えてしまうよね。俺ももしかしたらSMAP入れるかな、とか思っちゃうよね。M-1ってのは一種のドキュメンタリーなんだと思います。
今大会は特に、数多くの若者の心に火をつけてしまったんじゃないかな。楽しみだね。
と、ここまで書いて投稿する場所が無いことに気付いた。あたおかやん!あたおかやったやん!!先言うといてや!!!
先日2人で食事をしていると、ふとオススメの本はないかという話になった。就職活動を控えているのに、自分は社会を知らない、読書で視野を広げられればという事らしい。
ところが、彼女は子供の頃から読書の習慣が無いという。それどころか漫画やゲームすらあまりしないという。要は好奇心が乏しいタイプ。ただし、地頭は良くて中高一貫の進学校から難関大学にストレートで合格しており、現代文も得意だったという。
一方の私は、成績はイマイチだったけれど好奇心が強く、大学4年間で読んだ本は1000冊長。岩波文庫と中公新書が三度の飯より好きという感じで、読書の経験は豊富なのだが逆に読書の習慣が無い人の気持ちがわからない。これは困った。
とりあえずはクリスマスプレゼントとして、比較的平易で内容に信頼の置ける人文、社会学の本を5冊くらい選んで冬休みの間に読んでもらってその上で好みを聞こうと思っているのだが、なかなかいい本が思いつかない。候補に考えているのは、『砂糖の世界史』、『これからの正義の話をしよう』あたりだが、思ったよりも選択肢に悩む。
そもそも読書量か異なる他人に本を勧めるのは難しいものだとは理解している。とは言え、放っておいて『日本国紀』みたいなのを読まれても困るし。池上彰あたりでも最近の雑さを見ていると良心が咎めるので何とか指針になる良書を選んで、読書習慣のキッカケを作ってあげたい。
40代男。
精神科に通っている。
なんとか開発の仕事はしていて、給料も非常に良いがプレッシャーが強い職場でもう絶えられそうにない。
毎日死ぬことを考えていて、オフィスの窓から飛び降りたいといつも思っている。5階だから死ぬには高さが足りないけど。
夜に一人で残業していたときには窓を開けて窓の縁に立って30分ほど飛び降りることを考えていたこともある。
その頃医者に「絶対死なないでね」とストレートに励まされて、なんだかそれが有効だったようで、それ以来そういうことはしていないが。
最近は頭も弱くなってきたみたいで、死にたいと考えている最中はなんだか脳が締め付けられるような感じもしている。
そういう時は画面に映るプログラムがプログラムに見えなくて、「お前にはもう無理だから、もう死んだ方がいいよ」と書いてあるように見えることもある。
コメントの行なんかも「こんなコメント書いてやっても、お前には理解できないだろ?死んじゃえよ」と書いてあるように見える。
昔試みて失敗したから。
首つりって予想外に痛いんだ。タオルでやればよかったのかもしれないけど。
踏切で電車を待っていた時も運悪く気づかれたか通報されたか遠くで電車が止まってしまい、自分をひき殺すことはなかった。
友人は非常に多いが、正直誰とも話が合わない。話を無理して合わせている感じ。
あまりにも世の中と合わないのでインスタとかも辞めてしまった。
何も無い所へ行きたい。
タイトル通り、私の友人はキャバクラで働き大学の学費を稼いでいる。
友人の名前をミカとしよう。ミカは今年の3月にバイトで知り合った友人で、大学2年生だ。誰もが振り返る、超絶ウルトラパーフェクトビューティーでキュートな女の子。
最初、ミカは心の壁が分厚かった。同い年なのに敬語を使ってくるし、やたら自分を卑下してこちらを持ち上げるしで、「絶対こいつ家がやばいな」と察した。
色々と力技を駆使して私はミカの心の壁を破って打ち解けることに成功した。ある日、ミカは私に複雑な家庭事情を打ち明けた。
ミカの家は所謂「機能不全家族」だ。カルト宗教信者の親の下で育ち、彼女は今も、恐らくその洗脳が抜けていない。
ミカの母は高校3年生の頃、癌で亡くなった。亡くなる前から、治療費が高額だから離婚したいだとか家族内で分裂が起こったり多くの問題があって、ミカは治療費を稼ぐために受験生ながらバイトに追われ、その上周りの大人は母親の死後処理なども全て彼女に押し付けた。
そんな中で勉強に集中できるはずもなく、成績は落ち、彼女は望んでいなかった大学へ進学した。
1年目は無利子の奨学金を月5万借り、祖母から残りの学費を援助してもらっていた。しかし家の家賃や自分と弟の生活費、そして母の治療費へ充てた借金を返す為に稼がなければならなかった。父親は単身赴任をしているが稼ぎが良くない。
彼女はキャバクラでバイトをし始めた。大学まで片道2時間かかるから、早朝に家を出て学校へ行き、夜は遅くまでキャバクラで勤務。そして帰宅・・・。
2年生になる前、借金完済の目途が立ったので、キャバクラを辞めた。そしてこのバイトを始めたということだった。
しかし今年の夏、ミカが通っている大学は祖母が進学を反対していた所だったこともあり、祖母はミカへの学費支援を打ち切った。ミカは、自分で学費を稼がねばならなくなり、キャバクラへ戻った。
私とミカが知り合ったバイトは、1年続けることを条件に採用される。だからミカはこのバイトを辞めず週2で入れ、キャバクラでも働き、学校も通い・・・と睡眠時間も休む暇もない日々を送った。
結果、ミカは倒れ、やむを得ない為こちらのバイトは辞め、稼ぎの良いキャバクラを続けることにした。
ミカがバイトをやめた後、私は電話で「キャバクラで夜まで働いて、睡眠時間もままならないまま早朝家を出て・・・って体に負担かけてまで、ストレートで大学卒業することにこだわる必要ある?」と尋ねた。
ミカは「母ちゃんの遺言に、4年制の大学を卒業して欲しいって書いてあったんだ~、今生きる意味、それがすべてって感じだから・・・」と言った。
「家の問題とか、自分を大事にすることを覚えなきゃいけないこととか、痛感したよ。精神科も受診した。大学も4年生になれば楽になるから、あと1年頑張れば大丈夫!」とミカは言う。
お母さんの遺言を守りたいのはわかる。遺言は故人からの最後の贈り物だから、大事にしたい。私も大切な人を亡くしたことがあるからわかる。
それでも、大学を卒業するのは、今じゃなくていいと思うし、私はミカに体を壊すような生活を送って欲しくない。ミカの家族は今までミカを大事にしてこなかったし、それが変わることは正直望めないと思う。
私のエゴだっていうことも、他の家の事情に口は挟めないことも、彼女の意思を尊重するべきであるのは分かる。
でも、長年家族や周囲に洗脳されて、真面目な気質に付け込まれ本来大人が負うべき責任を押し付けられ、間違った自己責任論を信じ込む彼女の意思通りにすることが良い結果につながるだろうか。
弟はまだ中学生だし、ミカは精神病の正式な診断が下っているし、二人とも公的機関によって保護を受ける権利がある。一度休んだって良い、というか休むべき。
それにミカは今までの苦労を鑑みると、どこでだって働いていける。大変だけれど、一旦働いて学費を確保してから通うとか、通信制を利用するとか、方法は他にもあると思う。学費の高い、今の私大に拘る必要もない。
勉強だって、私も自分の勉強に毎日追われているから一緒にするし、家から逃げたければ手段を一緒に考えるし実行を助ける。ご飯ならいくらでも奢る。
私が全て何とかすることができるわけではないし、自分の意見を押し付けるべきではないし、人の人生に介入する権利も、止める権利もない。ミカの人生だからミカ自身で考えて選択することだ。