はてなキーワード: ストレートとは
→塔あるらしいので神
(三ツ星カラーズ+ごちうさ+ゆゆ式+ミルキィホームズ)÷4って感じ
うざメイド系かと思ったら、まさかのコミック百合姫、つまりガチ恋である(あ、うざメイドも一応ガチ恋か)
それが吉と出るか凶と出るか
グリッドマンのアカネのその後とか言われててワロタ(ニコ動で見ると面白い)
追記:2話もすごく良かった、これはすごく良い(語彙力)
そういうとこが好きー
「クスッ、お可愛いこと」
アホアニメだったw
皆ポンコツっぽくて好き
2話まで見た
どストレートな設定だ。すげー緊張感で震える
俺も好きだよ
→2話で視聴確定
3分アニメ化と思ったら30分枠だった、と思ったら3分アニメだった
すごくいい感じだったので極力見たい
原作は知らない、いろんな創作物の元ネタになってそうなあたりも面白い
1期アニメ、小説と断念してきたので、自分には合わないと思ったんだが
2話まで見て「ひょっとして面白いかも」みたいに思えた
なろう系アニメ
ゲーム世界を攻略するタイプの作品だから多分好きだと思うんだけど
1話の周りのキャラがちょっと説明的過ぎた感じがする、4話までは見る
設定は面白いんだけど、なんかキャラの台詞回しとかに違和感ある
(こういうのよく当たる)
3話までは見る
→2話で安定したので視聴決定
流し見しよう
猫しゃべると思わなかった
→断念しそう
流し見かな?見るの多くて断念しそう。すでに断念しかけてる。
→ほぼ断念
どうすんだこれw
完全にニコ動向け
ああ、これスピンオフだったんだ
2話まで見た
魔法少女モノもいっぱいあるが、何ていうんだろう
昔のギャルゲにありそうな設定?
(未来日記とかそうだった)
ゲーム原作はやっぱ設定が並列かつ膨大だから、アニメにすると説明しきれない傾向があると思う
2話まで見た。なんか、普通だった。
ドラマでできるような作品で、百合でもホモでもないなら視聴対象から外れてしまう、何でだろう
Netflixじゃん
普段はもっと7割くらい切る事が多いんだけど、今期の生き残り率高すぎる
関係ないけど、異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術イッキ見した
完全にかぐや様にハマった
目つき悪い主人公はハズレないなw
なんだか最近趣味と呼べるものが、風俗に行くことになってきた。昔は本を読んだり、何かを創ったりそういうものを楽しめていた気がする。思春期より今のほうが性欲に流されている気がする、どうして。
お金を知的なことや創造的な趣味に向けられたら、人生はもっと豊かになるだろうに、ついつい刹那的な快楽に流れてしまう。
さて、風俗に行ったらここにメモを残しておくことにしている。戒めだ。
今回は3連休の旅行のついでに、地方の風俗でマッサージを受けてきた。もちろん、性的なやつ。
これまでマッサージ系は受けたことがなかったので、どんな感じかと思って試してみた。しかしながら結局ソープなんかと同じくらいの値段を払うことになり、そんなに大したものかと思うはめになった。受け身な男性にぴったりとかなんとか、そんな広告に反応した。
風俗のお姉様を選ぶときには、ネット上の情報から最大限用心深く絞り込んでいく。第一に髪型はストレートで黒髪がいい。第二に身長は低くて貧乳がいい。第三に女性は責め系がいい。そんなふうに条件をつけていくと、当然そんなお姉様は存在しない。どれかを妥協しなければならない。妥協し、決断を迫られるこの瞬間が一番嫌いだ。限られた予算で新しいPCを買うときのような気持ち。泣く泣くグラボのランクを落としたり、ケースは再利用しようかと悩んでみたり。嫌いだけれど楽しいからやめられない。
今回のお姉さんは条件は全部忘れて、限られた情報の中で一番写真から容姿が推定できそうなのを選ぶことにした。
会ってみれば、推定40歳くらいの美熟女であった。あえて例えるなら熟女と化した新田美波で、もう少し現実的には庶民的な加藤綾子という感じ。たぶん、客観的には綺麗なのだろうが、結局緊張していてうまく理解できなかった。茶髪でまとめられた髪質は歳相応で、ホテルの証明に照らされてほうれい線やら目のシワをみつけては、最近熟女モノAVもイケるようになった自分が誇らしく感じられた。身体はよる年波に全力で対抗するがごとく、引き締まっていた。胸はもめる程度であり、腰はくびれていた、その下に据えられた尻は大きすぎない程度にどっしりしていた。しかし、上からの強いライトが作る細かな陰影が、肉の質感を強調させ、もう若くないのだと教えてくれた。なるほど、このデティールに気づけるのはAV鑑賞では得られない恩恵だった。
地方の風俗店は情報が少ない気がする。みんなそんなに容姿にこだわりなくご指名してるんか?
お姉さんはプロフェッショナルであった。淡々と仕事を進めつつ、気遣いして話しかけたりしながら作業を進めた。ベットに横たわると身体のウラ面からマッサージが始まり、全身優しく揉んでくれた。ああきもちい。裏返されたらもうマッサージは終わり。乳首を舐めなめされた。ヌメッとした舌が乳首を絡めとっている。いま乳首が凄く敏感なのだと気付かされる。睾丸をわさわさする、それはとてつもなく気持ちいい。でも最後には射精へと収斂してしまう。お姉さんは自分でアレをしごいてみろといい、私が手を動かすと、「いつもこんな感じでオナニーしてるんだ」と耳元で囁いてくれて興奮した。耳元で囁かれて、最旬的には射精した。
なんか耳舐められながら射精することがノルマみたいになってる。前回のお姉さんと今回のお姉様は年齢的にはいい勝負かもしれない。前回のお姉さんはウエストはだらしない感じでそれがそれで興奮要素だったし、おっぱい揉んだらシリコン感を感じてしまうサプライズがあった。そして即即でぼくの犯されたい願望をほんのチョットだけ叶えてくれた。そういう意味では、今回は美熟女が淡々とお相手頂いたということになる。よろこんでいいはず、もっとよろこんでいいはずなのに、何かが足りない気がする。なぜ?いやいやコレ以上な何もないよ
マッサージは少し身体が楽になった気がする。全身をくまなく触られるのは気持ちいいけど、払ったお金を考えると割に合わない。広告にウソはなかったわけで過度な期待をしていた自分を攻めている。
お姉さんは努めて丁寧に接してくれたのだろう。いつも通り何を話したら良いのか分からなかったのは自分の責任だ。毎度のことながら、お姉さんにはありがとうの気持ちしかない。
何が嬉しいかって、これからはマッサージものAVを見て実体験と重ね合わせて興奮できるんだよ!
あーやっぱ
クラスに数人はいた印象。ほんとに彼らが差別感情がなかったかどうかは知らない。外から見てるだけだからな。高校ぐらいが一番フラットで大学くらいから逆に感化される人間も出てきて、別の意味で増えちゃったみたいな。
彼らをざっくり見ていたらなんとなくの類型はあったような気がして。
・育ちがいい
一言で括るとアレだし、育ちが良くてもいじめっ子みたいなのもいるので、イコールではないが、金持ち喧嘩せずなのか、教養の差なのかあまり差別感情が目立ってなかったな。
・宗教心が強い家庭
差別心もそうだけど、その他のことも割と距離があるというか。自分は信心深くもないので、彼らの世界はよう知らんけど、差別心という意味においてはそじゃないか。
・大家族
なんか差別というより貧の要素が強く、雑事にかまってられないような気ぜわしさがあったような
なんかストレートにそうだったような
固定観念が強いような。まぁ子どもたちはたいていそれ見て逆になったりもするものだけど。
成り上がっていく人たちは得てして、意見が強いからね。まぁ子どもたちはたいていそれ見て逆になったりもするものだけど。
ふと思った事。
まるでわかってないんだよな
もっとストレートに辛辣なトラバ飛ばしてやってもいいところを、わざわざうんちの三文字で我慢してやってる、これは温情だというのに
優しい反応だけが欲しいならこんなところにクソ長文を垂れ流すなと言いたい
よくわかんねーけど
そんなトランスの人も
ストレート女子からみればペニスついてんだからガチモンのオスで恐怖の対象だよな?
俺はオスを恐れている
よってオスと一緒になりたくない
メスは俺のペニスに恐怖すかもしれないが、安心して欲しい、俺はトランスだから
って
メスもまた根源的なオスのペニスへの恐怖を持つって意味ではおまえと同じポジションで、おまえ加害者になっちまうぞ
いいのかそれで。
一年前、今現在ハマっている作品のとあるキャラ(A)にどハマりした。現在の推しだ。Aは主人公の親友。
AとB(主人公)の絆の深さに悶え支部でAとB、またはAの2次創作を漁っていた時とある絵師様のログに出会った。キャラの特徴をよく掴んでいて可愛らしい絵柄と、今まで見た事なかったセンス溢れる色使い。とにかく絵が上手い、の一言に尽きた。
速攻でブクマして何度も何度も眺めた。ただtwitter IDは載せられていなかった。
そんなある日TLにその方のイラストが流れてきた。すぐにあの方の絵だと分かり、twitterで巡り会えた嬉しさと共にプロフィールに飛んだ。
その方は作品で王道とも言えるAとBのcpではなく、AとAという同一人物クロスオーバー系のcp推しの方だった。(Aはシリーズ中記憶を奪われ別人物として生かせられたり…と色々あったのでシリーズ通して見た目など色々変わっている)
その方のツイートも絵もほとんど全て見た。結論から言うと私はAAにハマった。
その方のA解釈が全てがどストライクでストレートに性癖を撃ち抜かれたような気だった。元々ハマりたての時点でAとBをブロマンスと見ていた中のAA。これだ!と頷くツイートばかりだった。ひたすらわかりみが深かったのだ。
それからは数名しか推していなさそうなイバラの道…(笑) 今までイバラの道が多かったのでそれは慣れっこだが。
支部でもtwitterでもフォローして支部に上げられていた過去ログも全部見た。私が分からないジャンル(名前だけは知っている状態)のものもあったがどれも絵が上手くて素敵だった。好きです。
私にとってその方はある意味教祖様のような、神様のような存在。だってあなたのお陰でAをもっと好きになることが出来たし推しcpにも会えたのだから。それにあながち教祖というのも間違っていない気がする。暦が浅いのでしっかり知っている訳ではないが、例の方がcp名を提唱して、イラストを上げられてから何個か絵や小説が上がったりしている。それも全部読んだ。最高でした。
フォロワーが1,000人もいる神絵師様は当然私の存在なんて認識していないし、恥ずかしいのでそれで良いと思っている。これからも応援しています。今年どこかのタイミングでイベントに出たいと言ってましたね、絶対買いに行きます。楽しみです。
例え神絵師様が別ジャンルに行ったとしても構わない。その方の絵全てが大好きで大ファンなのだ。
イベント出られた時は一言伝えたい。楽しみにしていました。あなたのお陰でAAにハマったんです。ありがとうございます。と
これから舌ピを開けたいと考えている人の参考になると嬉しい。
セルフ。すでに開けている知人にはスタジオを勧められたが、金が惜しいのともっとスナック感覚で開けたかったため。
Amazonでちょうど[こんなもの:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07FKJS8F7/ref=oh_aui_detailpage_o02_s00?ie=UTF8&psc=1]が売っていたため使用した。
ニードル(14G)
サージカルステンレスのストレートバーベル(14G、ボール6mm、シャフト18mm)
穿刺ペンチ
穿刺ペンチ(舌挟んで固定するやる)はもともと使用予定がなかったものの購入してセットに入っていたため使ってみたが、これが非常に便利だった。奥に引っ込もうとする舌を固定してくれるし、U字型のもので舌を挟むため上下で針の刺す場所・出す場所がわかりやすくなる。
ファーストピアスは腫れを考慮してかなり長めのものを選んだ。実際シャフトぴったりくらいまで腫れたが、ものすごい邪魔だったので1週間後には4mm/12mmに変えた。
刺す瞬間さえ乗り越えれば以降は大して痛くない。むしろ穿刺ペンチで挟まれている痛みの方が強い。
肉をブチブチ切り裂いている感覚が直に指先に伝わってくるので楽しい。軟骨より全然柔らかく貫通させやすい。
開けている最中は唾液が垂れ流し状態になるため、長めのハンドタオルを襟元に引っ掛けて腹〜腿まででろんとさせておくと汚れない。
1~3日目はお粥やスープ類が主。一回血迷って栗きんとんに手を出したら痛過ぎて舌の感覚がなくなったのでやめましょう。
4日目くらいからピアスに当てないようものを食べるコツを掴む&粥に飽きて普通に食べ始める。ミートソースやパンなど、具材が細かく切ってあるor口の中ですぐ柔らかくなるものなら以外といける。
普通食をぼちぼち食べたくなってきた頃(1週間くらい)にセカンドピアスに変える。ファーストピアスの下のボールを外してセカンドピアスとくっつけて押し込む方式でやった。これでもだいぶ舌の内部を擦ってしまうと痛かった。
それはストレートに注意したほうがいい
私は両性愛者である。いわゆるバイセクシャルであると割と最近自認した。
相手が男性でも女性でも「好きな人」になりうる。あなたとセックスができる、可能なら付き合いたい、という意味合いの「好き」な気持ちになる。
当たり前だが友人としての好き、も男女問わずある。恋愛的な好きの気持ちの範囲が男女両方なだけだ。
私の悩み。新婚である友人(女性)のセックスを想像してしまう自分(女性)が気持ち悪くて耐えられない。
友人と書いたが私は彼女のことが「恋愛的な意味」でも好きだった。だが彼女は結婚し既婚者になった。私は想いを一切伝えずバイセクシャルである事もひた隠しにし、友人として彼女と接して生きていくと決めた。彼女は完全なる異性愛者、ノンケである。
友人から連絡があるたび、今夜はセックスは良いのかな、新婚だし忙しいだろうと思う。
こちらから連絡をしようかなと思っても、新婚だし夜はやめておこうかななどと気を遣ってしまう(まあこの判断自体は正しいかもしれないが…)。
幸せな既婚者を相手に、何でもかんでもすぐにセックスに結びつけて物事を考えてしまう自分があさましくて憎い。何より私は友人として彼女と付き合っていきたいし、彼女も私と友人としてやり取りしてくれているのに、私は彼女の夜の姿を想像してしまう。とても辛い。
彼女は私のことを信頼してくれている。新婚生活のことも、そのほかのことも、信頼できる人間以外には話さない様な出来事も伝えてくれる。彼女にとって友人として大切な人間になれて嬉しい。
なのにこれだ。私ときたら彼女のことを思うたびにふと彼女が旦那さんとセックスしている想像をしている。もちろんほかのことも考えているけれど、ふとしたときに浮かぶ。最悪だ。
付き合いたいくらい恋愛的に好きだったのだ。気づいたのは彼女が結婚してからだけど、それより早めに自認していたとしても彼女には伝えていないだろう。彼女はかなりはっきりとストレートであるから。私は拒絶されたくなかった。だからせめて彼女にとって素晴らしい友人になれるよう、努力して生きて行くと決めた。なのに。
「コミュ障が婚活マッチングアプリで出会い別れるまでの一部始終」(anond:20190106214218)という日記を書いた者です。
前回の日記を通じて、自分の経験を文章に落とす作業をしている間はすごく気分が晴れるということに、生まれて初めて気づきました。文章を褒めてくださる方もいらっしゃったので、調子に乗ってもう1本、投稿してみます(読み手を選ぶ内容なので、さほどブックマークはつかないと思いますが)。また、前回の日記では、あたかも僕が恋愛経験・コミュニケーション能力以外の点において完全なる真人間であるかのような印象を与えてしまったので、ちょっと彼女に対してアンフェアだったな、という懺悔の思いもあります。
●
僕が中学生・高校生時代に、人生で初めて好きになった方の話をしたいと思います。
僕が通っていたのは、中高一貫の男子校でした。所謂進学校で、有名大学進学率がKPIになっている、勉学を重んじる厳しい校風でした。
中学校の登校初日。入学式を終えた新入生は、疲れた足取りで初めて行く自分の教室へ向かっていました。殆どの生徒はお互い初対面なので、会話もまばらでした。1人で居ても目立たなくて良いな、ずっとこのままなら良いのに、などと思いながら、僕は人の波から少し外れたところを歩いていました。
廊下の角を曲がった時、僕は斜め前を歩いていた同級生の1人に気づきました。サラサラなストレートの髪に、小さな顔、大きな瞳、長い睫毛。人生で見たことのある誰よりも格好良い男の子が、そこには居ました。
これが、一目惚れか、と、冷静に思ったのを、はっきりと覚えています。
彼と僕は同じクラスでした。彼は、才色兼備な人でした。文武両道で、サッカーが趣味。優しい性格で、愛嬌があり、話は面白く、友人も多い。笑顔がキラキラしていて、王子様のように見えました。過去を美化し過ぎだと言われるかもしれませんが、アイドルグループに所属していてもおかしくなかったと思います。クラスで文化祭に出店した、大して美味しくない割高なタコ焼きも、彼が声を掛けた女子学生は全員買ってくれました。
僕は、絶対に彼には自分の心の内を明かさない、と決めていました。傷つくのが怖かったのもありますが、彼の人生劇場の登場人物として、僕はあまりに分不相応だと思ったからです。僕は、彼が僕を抱きしめ、名前を呼びながら優しく髪を撫でてくれることを想像し、時に嗚咽しながら床に就きました。僕の人生は泣いてばかりです。今思えば、この時の涙の理由も自己憐憫でした。努力を放棄し、自分で自分のことを追い詰め、思考停止して悲劇のヒロインを気取り、自身を慰めて、精神的な安寧を得るのが日課になりました。幸せと虚しさが入り混じった複雑な気持ちで、彼と時空間を共有できない夜をやり過ごすことしか、できませんでした。
僕は「好きな人の好きなものを好きになる」タイプでした。彼があるアイドルのファンだと聞けば、プロフィールを暗記し、出演するテレビ番組を観ました。彼がよく口ずさんでいた洋楽アーティストのCDは全部借りて聴き、歌詞まで覚えました。そうして仕入れた話題で彼に話しかける勇気もないのに、です。
ある日僕は、彼と彼の友達が教室の窓辺で繰り広げる雑談に聞き耳を立てていました。彼は、塾で出来た初めての彼女とファストファッション店に行き、お揃いのトレーナーを買ったと、少し恥ずかしそうに、しかしとても楽しそうに話していました。僕は彼に彼女ができていたことさえ知りませんでした。完全に狼狽しました。彼は彼女のことが好きで、僕が知ることのできない存在であるその彼女は、僕の見たことのない彼の表情を知っているのです。結局、その日は何もやる気が起きず、トイレに籠って残りの授業をサボってしまいました。泣き腫らした顔を誰にも見られたくなくて、放課後、日が沈んだ頃に個室を後にしました。親には怒られましたが、何も言えませんでした。
でも、サボってばかりいたわけではありません。むしろ勉強には必死で取り組んでいました。彼と同じクラスになるためです。入れ替わりの激しい特進クラスを6年間ずっとキープし続けたのは、とうとう彼と僕だけでした。彼は文系コース、僕は理系コースでした。本当は彼と同じコースに進みたい気持ちもありましたが、無理して高い授業料を払ってくれている両親の顔を思い浮かべると、人生を棒に振る可能性のある決断をする勇気は出ませんでした。それでも、少しでも多く彼と同じ空気を吸っていたくて、受験に必要のない文系科目まで、教頭に頼み込んで時間割の許す限り履修していました。ただ、残念ながら僕の学力は彼に遠く及ばず、別の大学に通うことになるのは自明でした。最終学年になって勉強のモチベーションを失った僕の成績は、急に翼を失った鳥のように落ちてゆきました。教師全員にひどく心配されたのを良く覚えています。
高校3年の1学期の席替えで、僕の席が彼の後ろになりました。夏休みまでのたった数ヶ月だけですが、世界中の誰よりも彼と一番物理的に近い場所を占有できる喜びで、胸がいっぱいになりました。居眠りの振りをして机に突っ伏し、いつの間にか仄かに甘い香りを纏うようになっていた彼の背中に近づきました。息をするたびに、彼と一体化してゆくような、幸せな気持ちが溢れました。放課後、憶えた匂いだけを頼りに、彼と同じ香水を探しました。塾を休んで、お店を何軒も梯子しましたが、結局見つけることはできませんでした。
ある授業の小テストで、僕が酷い点数を取ったことがありました。回収の号令が掛かり、自己採点した答案用紙を、前の席に座る彼に恥ずかしそうな顔で差し出すと、彼は僕の眼を見て「可愛い」、と言いながら、優しい笑顔で受け取ってくれました。どういう意味を持つ言葉なのか、しばらく理解できませんでした。その声色は、今でも耳にこびり付いています。辛いことがあった時に、何度も、何度も心の中で反芻して、その度に涙を流し、頬から耳まで真っ赤に染めました。
彼が僕の気持ちに気づいていたのかどうかは、卒業するまで、ついに分かりませんでした。
●
この日記は、彼の好きだったEric Claptonを聴きながら書きました(この日記では固有名詞を一切出さないという自分縛りがあったのですが、これだけ例外にさせてください)。自分の中で強く記憶に残っているエピソードを集めてみたのですが、結果として完全なる狂気という印象になってしまいました。常にこのような変態行為に走っていたわけではないことだけ、申し開きをさせてください。この時期にできた数少ない友人の一人とは、年に一度、母校の文化祭に行く間柄を保っています。
彼とは、高校卒業以来、一度も会っていません。大学に進学すると、僕は別に男性が好きだったわけではないのだということに気づきました。ただ、6年間、彼という重いアイロンを掛け続けた心の折り目はなかなか消えず、随分とひねくれたまま大学生活を送ってしまいました。
客観的に読み返すと、僕は本来的には恋愛依存体質で入れ込みやすいタイプなのかな、と思いました。これをコントロールできるようにしないと婚活中に精神を病みそうですね。
●
この日記をどうしても書きたくなったもう一つの理由は、前の日記の「彼女」が、3次元ボーイズラブ小説の執筆をこよなく愛していたからです。彼女は、本当に親しい人にしか言えない秘密だと言って、4度目のデートで僕にその趣味を打ち明けてくれました。彼女に僕の経験を伝える機会はついにありませんでしたが、あの時僕が彼女の良き理解者として振舞えたのは、中高時代の彼との思い出があったからこそでした。
●
ブックマークコメントを読ませていただきました。「まともな人かと思ったらヤバい奴だった」みたいなことを云われるのではないかと心配していたのですが、杞憂でした。お薦めしていただいた漫画も面白そうなので読んでみようと思います。あと、「明治の文豪が書きそう」とあって笑ってしまいました。読書量の少ない人間がそれらしく文章を書こうとすると、学生時代に読んだ著名な本にしか影響されていないことが透けて見えてしまうものですね。僕は「こころ」が好きでした。この日記が遺書にならないよう精進します。
こういうの、もっとストレートに口にする人が増える世が来ると楽しい。
就職も結婚もできないのに、年賀状で赤ちゃんの写真送って来られるのが苦しい。
いっぱい口に…しよう!
少なくとも同学年で同い年が横並びという雰囲気は日本より弱いし、
大学院になればさらにカオス。世界各国から留学生がやってくるし、ストレートに大学卒業からアメリカの大学院に来る人もいれば