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はてなキーワード: オリジナリティとは

2015-06-05

http://anond.hatelabo.jp/20150605083724

無断転載も同じような感じだよね。

ツイッターとかには他人画像無許可で集めたbotがあって、

それがその画像の所有者でもないやつらからとても叩かれているが、

見ている側からしたらそんなことまじでどうでもいい。

アフィサイトだってbotだって面白いものをまとめてるだけじゃないか。

非公式テレビみたいなもんだろ。

法的にどうだとか、オリジナリティがないだとか、そんなもんは豚にでも食わせとけ。

2015-05-22

凄腕アフィリエイターさまと飲み会してきた

さてみなさんごきげんよう

ブロガーの僕ちんになぜか「アフィリエイター同士で呑むのですが、一緒に同席どうですか?」とDMをいただいたので、「ぼかぁブロガーなんだけど」と思いつつご一緒することにしました。

僕が入るとどうしても話がシモの方に行きがちなんですが、店に入る前の会話は「アフィリエイトはもうオワコン」という超真面目話題だったらしいので、シモの話を交えつつそのへん掘り起こして自分なりにその話をまとめてみました。

一流アフィリエイターが考える、アフィリエイトはもうオワコンだと思う理由

なるほど、となるとこれから非常に大事なのは

というところでしょうか。ああっ、石投げないでっ!当たり前の結論申し訳ないです。

ブロガーでもサイト主でも自分が持っているサイトメディアとして意識することが非常に大事になってきましたね。メディアってのは大層なもんじゃなく、いわばポジショントークなんですが、いかにオリジナル立ち位置を確保し、「こんな彼がこういう思想のもとに主張するわけです」という顔を確保することが必要ですよ。

今はまだ3ケタ万円稼げる世界かもしれませんが、5年後10年後を考えた時に、Googleアルゴリズムとの果てしない戦争を考えるよりも、俺メディア確立してソーシャルで枠を広げていくことに全力を注いだ方が、後々大きな差になって生き残れるような気がしてきましたよ、と。

あれ?となるとイケハヤ大勝利じゃないっすか。定期炎上メソッドで、ネガティブでもいいからネットのあらゆるところからリンクをかき集め、最強のドメインを作り上げた後にアフィリエイトの暗黒面に堕ちる(笑)自身と奥様にものすごい精神負荷がかかりそーなメソッドですが、たしかに大勝利ですね、誰もが真似できるもんじゃないですけど。

すんませんアフィリエイター世界よくわかってませんけど、アフィリエイト、将来オワコンになってもいいじゃないっすか。

この経験を元にまた企業に潜り込めるでしょう。オウンドメディアは非常に大事だし、企業風土にあったメディア企業から提案していきましょうよ。

それか、広告代理店じゃなく販売店側にクラスチェンジちゃうか。代理店よりも販売までカバーしたほうが利幅は高くなるわけです。楽天ヤフーに出店して永遠に金を吸い上げられるよりも、裸一貫で勝負し続けたアフィリエイターさんならその辺、楽勝だと思うんですがいかがでしょう?

あ、そろそろ目的地に着きますのでこのへんで。

2015-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20150506191501

それ、そんなにオリジナリティにあふれた話なの?

例えばSF展開とかさ。

同人誌的によくある話をマネされた―って、それほぼ勘違いだと思うよ。

2015-05-04

俺、親鸞共感しまくり。

 生まれてきて、大人になって、暮らしを営んでいることに幸あれと本当に思う。碌でもない出来事が日々石ころのように転がっていて、それを道から除けるか、避けて通るか、人それぞれなんだけど、なんというかその、道があることが愛おしい。僕らはみんな生きている。生きているからすごいんだ。

 世を苦行だと捉えるのが一般的仏教根本原理だ。聖なき衆生が業のもとに救いなく永久に続く苦行を生きる煩悩の有様を目に見える世界だとする。解脱とはメタ世界への移行でその業の世界から脱出意味してそれを神聖視するわけだけど、そもそもの動機は業からの逃避な訳で。ものを食って、うんこしてる身で。要は、苦行してるお坊さん方は、世の中から逃げたくて逃げたくて仕方がなかった。だから糞下流には混じり合わず、己の世界の内でしんどいことをやり続ければ報われる、というのが原始仏教。こいつらくだらねぇな、つきあってられねぇな、なんて、分かりやすエリート意識

 しかし、苦しい世だからこそ、そこに生きることが尊いのではないか。そこで泥水をすすり、愛欲に溺れ、駆け引きを駆使しながら己と子を護り、肉を喰らって、眠りと朝日保障する。おい、ねえ、すごくない?俺できないし。というのを愚直に見つめた男がいる。それが親鸞だ。

 教義としてのオリジナリティ法然にあるのかもしれないが、親鸞事実、泥水をすすりセックスをし、酒を飲み肉を喰らいながら、そんな俺が信じてるよ、と阿弥陀の救いを説いた。私が知る、あなたたちをこそ救わずして、何が仏か、と。

 ここからは俺の独自解釈。かつて僧という「形」のために頭を剃った愚行を「愚禿」と表わし、今現に業を一身に背負うこと=菩薩行を積んでいる目の前の人々をこそ、哀れまず慈しまず尊んで、己より行を達した者とし、敢えて同じことをした。世は、かき集めた金をつぎ込んで寺を建て、加持祈祷をさせれば徳=得の時代。そのような儀式、「計らい」は要はショートカットであり邪であるとし、業に直面しながら苦しみ生きることこそ解脱の道であり尊い行いだと、己の身をそこに投じた上で彼は知って、そして説いた。

 生きよ、生きよ、生きよ。あなたたちは尊い。何が何でも生きて生き抜く中で、だからこそ届く念がある=救いがある。「南無阿弥陀仏」とは、何者をも超越した阿弥陀仏帰依いたします、という意味だけど、きっと多分なんでもよくて、怒られるかもだけどアーメンでもきっと全然良かった。念仏なんて要するにお題目しかない。生きよ、あなたたちは間違っていないと、そのためになんか支えが要るならとりあえず南無阿弥陀仏っていっとけ、それを親鸞は言いたかったのだと俺は思う。


 結果いろいろあったんだけどね。親鸞だって所詮エリートだ。パンピーとは頭の出来が違うし、思想の落としどころも多分違う。阿弥陀の前に人は平等まではいいけど、衆を集めて暴力的人権運動が起こせまでは多分思ってなかったろうし。いやまあ、どうなんだろうそこのところはまだ腑に落ちてないんだけれども。

 ああ、酔っぱらって書いてるから面倒くさくなってきた。誰か、増田にも真宗門徒いんだろ。西でも東でもいいや、門外漢のお説に捕捉してくれ。

2015-04-10

さんかれあ感想

 『さんかれあ』という漫画がある。とても面白かった。面白い物を読んだら、その面白さについて語り合いたい。だけど俺にはそんな気の利いた友達は居ないから、いつもはネットで他の人の感想文を読んで満足することにしている。だけど、『さんかれあ』については、ちょっと検索した程度では語っている人が見つからない。だから俺が書くことにした。増田に。この感想文を読んで、一人でも多くの人が、この作品を手に取ってくれたらいいな。

 では早速『さんかれあ』の魅力を語って行きたいのだが、ネタバレなしで語ることはできないので、そういうのが気になる人は先に『さんかれあ』を読み終わってから続きを読んで欲しい。

 などと言うだけで本当に本が売れるなら苦労はないので、まずは立ち読み感覚でこの物語を紹介をしようと思う。

 主人公ゾンビが大好きな男子高校生。死んだ飼い猫を生き返らせようと、廃墟で夜な夜な怪しい書物を元に蘇生薬を調合していた。その夜も薬の調合に精を出していると、同じく人に言えない秘密を抱えたヒロインと出くわす。ヒロインは良家のお嬢様なのだが、父親の偏狭的な愛から来る過度な束縛と、性的虐待ともとれる行為に打ちひしがれ、しかし誰にも相談できずに、ただ古井戸に向かって内心を叫ぶことで心のバランスを保っていた。彼女主人公の作っている蘇生薬に惹かれ、二人は薬を作るため深夜に密会するようになる。それを知ったヒロインの父は二人の仲を引き裂こうとするが、逆に不慮の事故から彼女を死なせてしまう。だがなんと、主人公の作った蘇生薬を飲んでいたおかげで、彼女ゾンビとして生き返ったのだった。これは人の道を外れ、やがて腐り果てる体となりながらも、ゾンビとして刹那人生を楽しもうとするヒロインと、その期望を叶えながらも、彼女を救う道を模索する主人公が織りなす、ボーイ・ミーツ・ガールな、ちょっとラブコメで、だいたい妖艶にエロくて、けどちょっと物悲しい、そんな青春物語──

 さあ、続きが気になるなら即Amazonポチろう! アニメにもなってるからDVDもいいぞ!

 では、以降は『さんかれあ』を読み終わったことを前提にして語っていこうか。この物語難病系の一種であるサナトリウム文学って奴である。俺は『世界の中心で、愛をさけぶ』とか『イリヤの空、UFOの夏』とかも好きだ。我ながら分かりやすい消費傾向であるパターン一緒じゃん。けど好きなのだから仕方がない。

 しかしその二つと違って、『さんかれあ』は読んで号泣してしまうような物語ではなかった。端的な表現をするならば、読めば自然に目に涙が滲んで、でも流れない。そんな物語だった。思うに、これは登場人物感情移入できないことが理由ではないか。だって俺はゾンビっ娘に萌えないし、好きな人を食いたくなって葛藤することもないし、千紘にも礼弥にも感情移入は難しい。だから自分事ではなく他人事として物語を眺めることになるし、きっとどこか遠い世界でこんな美しい物語があったのだろうかと思うと、憧れや寂しさが複雑に混ざり合って、心臓の裏側と背骨の間にシンシンとした冷たい痛みを感じるのである。ああ、たまらない。

 ひとまずは物語の全体の流れを振り返ってみることにする。『さんかれあ』は全11巻の物語で、展開はわりとはっきりしている。序盤はヒロインの家庭関係における悩みが原動力になって物語が進み、一応の決着を得る。中盤はいよいよ難病物の顔が現れてきて、主人公たちの奔走も虚しく終盤に悲劇が訪れる。

 各巻ごとにもうちょっと詳しく展開を追うと、1巻目は起承転結の起で、千紘と礼弥の出会い、礼弥のゾンビ化という物語の中核を担う事件が起こり、暗に陽に物語の今後の方向性が示される。2巻目ではこの作品におけるゾンビの設定を読者に紹介しつつ、ヒロインの父親と対決し、勝利する。3巻目ではダリからゾンビ運命が告知される。4巻目で礼弥に症状が発症し、5巻目で奇跡的な回復から小康状態を楽しみ、呑気にラブコメなんてやって、ずっとこのままでいられるかと思わせておきながら、6巻目ではばーぶを使って、千紘に生な体験としてゾンビ宿命と礼弥の未来の姿を見せつける。7巻目から8巻目でZoMAに出向いて謎の巨大な組織との戦いを経験しつつ、新たな希望提示して、9巻目から10巻目で残っていた謎に説明を着け、その間にも礼弥の病状は深刻化し、ついに日常崩壊し、11巻目でバッド・エンドかと思わせながら、どんでん返しハッピー過ぎないハッピーエンド、となっている。

 俺は何かと戦う姿を書いた物語が好きである。戦うとは、今の自分境遇を少しでも良くしようともがき苦しむことである。結果として自分も人も傷つくかもしれない。だが止めるわけにはいかない。そういう、どうしようもない衝動の事である

 『さんかれあ』には主に二種類の戦いを描いた物語である。一つは自分を取り巻く周囲の人間関係との戦い、そしてもう一つは死別という生命にとって避けられない運命との戦いである。物語の始めから終わりまで、一貫して千紘は死別と戦っている。普通難病物では、死にゆく人を死なせないために戦うのであるが、この物語では既に死んだ人を取り戻すために戦うのが、オリジナリティであり哀愁を誘う仕掛けである。一度死んだ者に仮初の生を与え、やがて失う事の決まっている仮初を、どうにか逃すまいともがくのである。生きる者は全て死ぬ。その絶対的運命を一度回避してしまった代償に、二度目の死別はより悲劇的で凄惨な物として描かれている。

 この戦いの周囲を彩るように登場人物の様々な戦いが描かれる。礼弥は父の強すぎる愛情と戦い、わんこは恋敵と戦い、ダリンは父の気を引くために戦い、じーちゃんはあらゆる死別と戦い、戦い、戦い疲れて引退している。

 面白いのはこの物語に描かれたぞれぞれの戦いは、全部バラバラに並列に起こっている戦いであり、基本的に全員が自分の戦いは自分でケリを着けているところである。千紘は他の登場人物の戦いに巻き込まれはするものの、せいぜい手を貸すといった程度で、最終的な幕引きは必ず本人が行っている。例えば序盤に大きなウェイトを占める礼弥とその父との戦いだが、千紘は父側に拉致されたために巻き込まれる形になったが、本人が積極的散華邸に乗り込むようなことは無かった上に、父の妄執を断ち切ったのは礼弥自身である。千紘が能動的に行動するのは、自分ゾンビにしてしまったばーぶや礼弥に関してのみである。これらの戦いがその時々で出たり引っ込んだりして、作品全体の緊張感を一定に保ちながら物語は進行する。

 分析してみると、俺はこういう、死別と戦う話が好きなんだなぁと改めて思った。

 さて、物語の骨格を分析してみたけれど、ちょっと理屈っぽくて退屈な感じになってしまたから、今度は物語の肉にあたる部分を見ていこう。いくらご大層なテーマがあっても、作品に魅力が無ければ読まれやしない。この物語を読者に読み進めさせる魅力は、やはりヒロイン散華礼弥がとびっきりかわいいからだ。壮絶に色気を醸している。まじやべえ。

 彼女は死のメタファーである。第1話の1ページ目からして腹から腸はみ出させている。まじやべえ。次の登校中の登場シーンではありきたりな、つまらない美少女キャラかな? と思うが、千紘が蘇生薬の調合なんつー怪しい作業をしている雰囲気の中で再び現れ、傘から死んだような顔をのぞかせて、何をするのかと思えば井戸に向かって大声で愚痴叫びだす。この落差にくらくらする。静から動の変化。死から生への変化でもある。しかも、実の父親に裸の写真を撮られているらしい。アブノーマル背徳的で、ひたすらエロいエロいが見た目は清純キャラだ。というか彼女エロくない、ただの被害者だ。同情すべきだ。だがしかし、劣情をかきたてられるのは、いたしかたない。

 そんで、胸チラしながら千紘と一緒に蘇生薬を作りたいとか言い出す。死体ゾンビとして生き返らせる薬なんて、イケナイ物を作る作業を、一緒にやりたいとか言うわけだ。背徳的だ。こんなの絶対に二人だけの秘密だ。美少女誰にも言えない秘密を共有? たまらんがな。優越感と自己肯定感をかきたてられる。羨ましいな!

 そしてこの短いやり取りの中に「死んで別の人間に生まれ変わりたい」「実験台になってくれよ」「私がゾンビになったら」などと不穏なセリフが散りばめられている。第1話の最後のページも、可憐笑顔と不吉なモノローグが対比して、どえらい色気なのである。なぜだろう。スイカに塩をかけると甘くなるのと似た原理かもしれない。うん、やっぱ影のある美少女っていいよね!

 もーこれだけでもノックアウトなのに、第2話もエロかわいい姿を見せてくれる。特に千紘にゾンビとして生き返らせてくれと頼む時の表情はたまらない。何かを思いつめているわけだが、一度死んでゾンビとして生き返る、なんて眉唾であまり気分の良い話じゃないもの真剣に頼む様子に、やはり死のイメージを感じる。紫陽花で作った蘇生薬をばーぶに飲ませるが、生き返らなかった。そこには静かな、ただただ静かな死が表現されている。そして夜出歩いていたのを父に見つかり、自宅での軟禁生活が決まった彼女は、その夜、涙を流しながら紫陽花の毒で自殺を試みるのだ。なんともいじらしい。

 そしてついに事は起こり、彼女は崖から転落死する。そのシーンがまた凄い。彼女は落下の途中に腹部を木の枝に引き裂かれ、血まみれになりながらも立ち上がり「責任取って…下さいね…」と来るのである。言うまでもなくこれはセックスを暗示する。しか処女喪失である。暗示されているのはセックスなのに、しかし実際に描写されているのは腸のはみ出た死体である。ここで脳の認識野が多少の混乱をきたす。この混乱の結果生まれるのが、ゾクゾクするような壮絶な色気である。今まで丁寧に積み上げられてきた描写が、この血まみれの満面の笑みに集約して、散華礼弥というキャラクターを固定する。読者は完全に恋に落ち、もはや彼女から目が離せなくなる。

 こうして『さんかれあ』という作品の最大の魅力が作られたというわけであるゾンビになった彼女はむしろ生き生きとして、短くてもいいからささやか幸せを楽しみたいと言う。いい娘すぎる。いじらしい。かわいい。それでいて、意識の混濁したゾンビとして、欲求に素直な妖艶な姿を見せたりする。たまらない。また、この表現楽しい時間が限られている事を否応なく読者に思い知らせ、切なさを一層かきたてる。この思いは彼女の体に、癒えることのない傷が増えていくに従って強くなる。彼女は必ず失われるのだ。ああ、悲しい。切ない。彼女と一緒にいる、今この時が尊い。

 もちろん魅力的なキャラクター彼女だけではない。千紘の幼なじみにして姉さん女房役のわんこは、生のメタファーであるゾンビとなった礼弥とは対称的な存在である。生きた生身の女なのだから当然である。それだけでなく彼女は千紘や礼弥が落ち込んでいたり、物語分岐点で、彼らを引っ張り上げる役割をする。死の世界から救い出してくれるのである

 ダリンは患者に病状をつきつける医者役割をする。甘い事を一切言わない恨まれ役でもある。だが間違った事も言わない筋の通った人間である

 じーちゃんもまた、いい味を出すキャラクターである最初蘇生丸を調合し、全ての物語の元凶となった人物。一番最初に礼弥を見た時、彼女を貞と呼び、「わしが悪かった」と謝っているが、後になってこのような細かな伏線がきちんと回収されるのが心地よい。普段はボケているのに時折見せる鋭い視線にも魅せられる。いくつもの死別を乗り越え、傷つかなくなっているのではなく、傷を飲み込み共に生きる事を覚えた成熟した男を思わせる。最期に元妻のゾンビと一緒に逝くシーンは思わず涙ぐむ。

 書ききれないが他にも魅力的なキャラクターが満載である。このキャラクター達が魅力的な物語を作っているのである

 さて、長々と語ってかなり満足した。『さんかれあ面白いからみんな読むといいよ! ああきっと、紫陽花を見る度にこの物語思い出すんだろうなぁ。

2015-03-30

J-POPキラキラマイルドヤンキー墓地

先日親類の墓参りに行った。

新しめの霊園で、その親類の墓は

自分にとっては一般的な「○○家代々の墓」ってタイプのだったんだけど

周りを見渡してみると、洋式墓石デカデカ

「絆」とか「感謝」とか書いてあるのをちらほら見かけて面食らう

google:image:洋式墓石

洋式墓って、十字架聖書の一節とかを書いてあるのが

普通だと思ってたので、すごい違和感

誰がこんな墓にするんだろう。洋式墓ってなんかモダンでいい感じ

でもキリスト教徒じゃないから十字架とか聖書じゃないし

経書くのもモダンじゃないし、って感じなのかな。

それにしたって「絆」とか「感謝」って、J-POPじゃないんだし

今どきは墓までキラキラかよと、正直心のなかで思った。

でさ、そんな中の一つの墓誌何の気なしに見てみたらさ、

俗名もやっぱりというかキラキラネーム女の子でさ、

享年2才だって

なんというか、この子のご両親ってきっと無宗教というか

今まで「死」という現象を全く意識してなかったんじゃないのかなあと。

で、突然我が子の死に対峙して色々悩んで泣いて悔いて責めてとか色々あったんだろうと、

でも、主に時間的な、次に予算的な数々の妥協を受け入れていく中で

その結果っていうのが、このJ-POPキラキラ墓。

すっごいイオンロードサイドマイルドヤンキーな、

どこにでもある何者でもない感じで切ない

我が子にオリジナリティのある命名をしたつもりが

すごいダダかぶりだった感じの切なさ。

命名ってのはそれまでの人生教養が出るので恐ろしいなあと

常日頃から思っていたけど、墓というのも

送る人たちの死生観が否応なく表現されてしまうんだなあと

とても恐ろしい。

自分の死んだ後ってのも気になるんだけど

それよりもまず、親しい人たちを今後どう見送るべきかってのを

自分に翻ってもっと日頃から真剣によく考えないとなあというのをしみじみ思った

http://anond.hatelabo.jp/20150330001506

2015-03-21

今日萌えid:kyoumoe)の誤謬パクツイNAVERまとめに関して

記録

パクリ画像で約300万稼げるらしいですよ - 今日も得る物なしZ

http://kyoumoe.hatenablog.com/entry/20150321/1426864233

はてなブックマーク - パクリ画像で約300万稼げるらしいですよ - 今日も得る物なしZ

http://b.hatena.ne.jp/entry/kyoumoe.hatenablog.com/entry/20150321/1426864233

一時期2ch炎上していたワセジョこと「wasejo_tjkn0123」について、kyoumoeが「パクツイ画像で数百万稼いでいる」と煽って再び炎上しそうな勢いだ。以前の炎上では個人情報が完全に特定された状態になっていても、twitter垢とNAVERまとめ垢を消去させるには至らなかったが、今回はどうか。kyoumoeの記事はいくつもの誤謬があるので今回も難しそうだ。

画像をパクったのは誰か

画像は「すさ@許すまじ検非違使 @makkuro_megane」がtwitter投稿したもの。それをフォロワー数万の「sakamobi @sakamobi」がキャプションを誇張して転載した。その画像リンクに「ツイッター速報 @twi_tenkomori」が、「元女番長が~」という「ボケてbokete)」のようなキャプションを追加しツイートした。

まり画像をパクったのは「sakamobi @sakamobi」であり、「ツイッター速報 @twi_tenkomori」でない。「ツイッター速報 @twi_tenkomori」は「sakamobi @sakamobi」が投稿したパクリ画像URL投稿しただけ。「ツイッター速報 @twi_tenkomori」のツイート画像が表示されるのは画像URL自動的に開くtwitter仕様。「ツイッター速報 @twi_tenkomori」のツイート画像クリックorタップすれば「ツイッター速報 @twi_tenkomori」が参照した「sakamobi @sakamobi」のツイートに行き付き、「女番長が~」云々の部分がネタと分かる。

パクツイ画像批判でよく見かける光景として、画像自分アカウント転載している投稿と、元画像URLを貼っているだけの投稿との区別がつけられていないものをよく見る。無断リンク禁止なんて唱えたら昔のはてなじゃ袋たたきにされて嘲笑の的になっていたものだが、twitter文化ではリンク禁止が常識で今の主要なはてなユーザーは誰も疑問に思わないらしい。

NAVERまとめの「パクリ

kyoumoeは「ツイッター速報 @twi_tenkomori」のNAVERまとめアカウント「wasejo_tjkn0123」のまとめを問題視していた。しかリンクは貼られていないので今日萌えブログの読者は検証できない。公平性のため、ここにそのリンクを貼っておくが、そんなにアクセスさせたくなければ、魚拓なりキャッシュなりのリンクを貼っておけばいいのに。パクリ批判エントリ魚拓を取るのは矛盾してると思ったのかも。その矛盾を感じる気持ちは正当であり認めたい。しかGoogleキャッシュリンク画像キャプによる引用でも構わないだろう。

Twitter話題になっている画像テンコ盛り - NAVER まとめ

http://matome.naver.jp/odai/2133549484441995001


kyoumoeはtwitterでのパクツイ行為と、NAVERまとめでまとめる行為を相関させて、同じ「パクリ」と断罪している。いや、読者が断罪できるように書いている。しかし、実際にそのNAVERまとめ記事を見ると、画像パクリ転載しているわけではなく、全てtwitter正式提供する外部サイトへのツイート埋め込みシステムを利用して掲載しているにすぎないことが分かる。転載されたツイートNAVERまとめ掲載する行為に何ら問題は発生していない。これが問題だというのならTogetterブログによるツイートまとめも同時に問題にしなければならない。

そして、kyoumoeとは関係ないがついでによく見かける誤解に基づく批判として「Togetter自分ツイート勝手にまとめられていても自分で消すことができる。NAVERまとめはできない」と喚く人がいるが、NAVERまとめでも自分ツイートがまとめられていて消したくなったら自分で消すことができる。何ら変わりない。あとTogetter自分Amazonアフィを貼って、NAVERまとめと同じように儲けることもできる。

本人によるツイート削除機能とはなんですか? - NAVERヘルプセンター

http://help.naver.jp/faq?itemNo=1282



NAVERまとめインセンティブ

kyoumoeは「底辺で1ポイント0.2円なんです。で、ポイントview数に換算するとさっき言った100view1円になるんです」としている。1ポイント0.2円はその通り。しかしこのポイントの加算の仕方はNAVERまとめの中でめまぐるしく変わっている。今は右上のview数とほとんど相関しないという自分の印象。現在NAVERまとめSNSからの流入数にもとづきインセンティブ起訴となるポイントを決めている。はてブFBtwitterでどれだけ広まったか重要になる。

そして「このパクリ野郎の月間アクセスから考えるにこいつのランクはS」と書いているが、これも疑問に思う。度重なるNAVERまとめへの批判記事により、ランク制の審査基準も次々と変更され厳しくなった。こういうオリジナリティのないまとめしか作っていないユーザーがSになることはないだろう。よって「実際は291万の5倍で約1500万稼いでることになります」なんてことはない。その直後に「そんな単純計算ではない」と書くなら「実際は」なんて書かなきゃいいのに。

かといってNAVERまとめインセンティブ場合ランクによる報酬アップの他に、定番まとめによる報酬アップ制度というものがあり、継続更新していて毎日一定数のviewが集まるまとめが優遇されて通常より1ポイントの換金レートが高くなる。「Twitter話題になっている画像テンコ盛り」の場合はこちらが適用されている場合がある。3年くらい続いている長期まとめなので数百万稼いでいるとみられるのは否定しない。そしてkyoumoeの知名度と拡散からいえばはてなブログをやめNAVERまとめ継続的炎上まとめ記事を作り続ければ月10万円以上は確実に稼ぐことはできるだろう。

ツイッター速報 @twi_tenkomori」「wasejo_tjkn0123」の何が問題なのか

NAVERまとめのまとめに関しては、twitter提供するシステムにもとづきツイートを利用し、NAVERまとめシステムにもとづき報酬を得ている。そのことに何の問題もない。

パクツイという指摘に関しては、画像へのリンクを貼っただけで、パクリではない。リンク先がパクツイかの確認を取らなかったというならその通り。

問題となることは、画像提示して「女番長」と嘘の情報を加えて報じたことで、名誉毀損になる。パクリパクリでないかは問題ではない。

2015-02-20

http://anond.hatelabo.jp/20150220160610

ぶっちゃけ知的エリート以外はいかにバレないようにパクるかを学んだ方がいい。

知的エリート層を育てるんなら、パクリようのない、オリジナリティ重視の課題出せばいい。

んで、みんなの前で発表会とかやらせて、品評会でもやればいい。

そうすりゃパクリの奴には

「んー……なんか、君の発表、個性いね。君の人格、つまらいね。そんなんじゃ異性にもモテないでしょ」

とか言ってやればいい。

クラス全員の前で笑い者にでもなれば、二度とコピペレポートなんて書かなくなるだろ。

2014-12-25

ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰3

ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰1

※本稿は上記を始めとして分割投稿されたものである

ヒロイン

ほとんどの場合ラノベヒロイン必要不可欠である水島飯田は主張する。反例はもちろんあるが、ヒロインを据えたラノベがそうでないラノベよりも圧倒的に多いことは事実である

このヒロインについて、水島は「フラッグシップヒロイン」という独自単語を用いて説明している。フラッグシップヒロインとは、その出会いによって、主人公は平凡な日常から日常へと放り込まれる、という点で特徴を持つヒロインである水島はこのフラッグシップヒロインは一人であるべきで、また傍若無人タイプが好ましいと言う。日常が非日常へと変わるのは多くの物語で最初の1度であり、従ってそういった存在は必然的に一人であらざるをえないと言えること、前述の人物間のギャップを想定する場合ヒロイン傍若無人であるならば主人公は面倒見のいい親切な人物となり、このような人格は読者の倫理観を満足させやすく、ゆえに感情移入させやすい、という点で効率的である。ゆえにこの水島の指摘はこれまでの内容とも矛盾しない。

一部の例外を除いて、ヒロイン主人公に惚れなければならない。榎本はヒロイン主人公に惚れる理由はしっかりと、読者に分かる形で描写するべきだという。一目惚れ場合は「外見に惚れ、次に魂に惚れなおす」という形で段階を分けるべきだとする。

突如登場したこの「魂」についての説明は一切ないが、筆者が理解する限り、この「惚れる理由」や「魂」とは主人公の「行為」であり、精神的な何かではない。

クーンツ登場人物個性とは「行為」によって示されるべきだと言う。これは例えばヒロインは優しい性格の持ち主だ、と説明することよりも、読者がヒロインを優しい性格だと感じる行為描写することの方が好ましい、という指摘である

中の人物はテレパシー能力が無い限り他人の思考を読み取ることはできず、その人物設定の書かれた地の文を読むこともできない。ゆえにその行為によってのみ、どういう人物であるかを理解していくことになる。もちろんクーンツや榎本が指摘するように、それらの行為には動機必要である。現実と異なり、なんとなくで登場人物が行動していくことは読者は作家の思考放棄であり、ご都合主義だとみなす。

従って主人公ヒロインが惚れるに足る行為をなさねばならず、それは作中で明示的に描写されなければならない。

さらに、この指摘は主人公ヒロインに惚れることについてもまったく同じである美少女であるツンデレであるといった属性があるから主人公が惚れるのではなく、当該人物の行為によって主人公は惚れる必要があるのであり、さらにその行為が読者にとっても惚れうるものであればこそ、魅力的なヒロインとして意識づけられるものだろう。

登場人物オリジナリティ

水島登場人物オリジナリティなど不要であり、パクればいいとする。一方で五代/榊はそれを「チグハグで安っぽいもの」と批判する。両者の主張は実のところ特に対立するものではない。

西谷は次のような指摘をしている。

ライトノベル作家を目指している人の原稿を読むと、大ヒットした小説に登場したキャラクター名前だけを変えて自分小説に登場させ、自分ではそれに気がついていないことが多いのです

五代/榊が批判しているのはまさにこうした模倣だと筆者は考えている。水島意識的に模倣しており、さらにそれはバレないようにするべきだ、と言う。バレない模倣とは一体なにかについて水島特に踏み込まないが、この点で大塚既存キャラクター抽象化し、別の値で具体化することが正しい模倣だという。例えばオッドアイという属性を「左右で異なる目を持つ」と捉え、そこから「左右で見える世界が違う」と具体化する。

確かにこれは既製品の加工、変形に過ぎない。ゆえに大塚オリジナリティとは「パターンの組み合わせ」「パターンの再発見なのだとする。この2つは、クーンツの「われわれは古い物語の要素を新しく配列し直しているだけなのだ」という指摘、また榎本の「オリジナリティとは「全く新しいもの」ではなく「読者たちが知らないもの、見たことのないもの」の呼び名だ」という指摘を端的に表していると言えるだろう。

一方、様々な属性ランダムに組み合わせ、新たなパターンの組み合わせを発見しようというワナビは珍しいものではない。スクール水着巫女の組み合わせはこれまでにない!オリジナリティだ!といったそれに対し、大塚は「設定の上だけで奇をてらった個性オリジナリティを追求しても意味がない」と指摘する。

繰り返しになるが、大塚はそれが「主題」と深く結びついていることが必要不可欠であるとする。主題関係性を持たせられず、物語上の必然性もない「オリジナル属性」に価値は無いと言っていいだろう。

プロット

プロットについての学術定義としては例えばフォースターが有名であるが、それらを踏まえてプロット定義明確化した文献はフィールドぐらいしか確認できなかった。

よって本稿においては各説の最大公約数的に機能する定義として、「世界」や「登場人物」の変化を「出来事」とした上で、プロットとは「出来事配列」と定義することとした。

さてこの「プロット」について論じるにあたっては、当然ながらプロット不要論と向き合わねばならない。

プロットに重きを置かない理由はふたつある。第一に、そもそも人生に筋書きなどないから。第二に、プロットを練るのと、ストーリーが自然と生まれ出るのは、相矛盾することだから

キングはこのようにプロットを練る必要などないとする。

このキングの著作を高く評価し、手本としても例に挙げているクーンツプロットに関して次のように述べている。

作家にとって望ましいのは、ただひたすら登場人物たちの進んでいく方向に、ストーリーを方向づけていくことであるというのだ。どこやらあいまいなこの方法に従えば、より「自然」なプロットが得られるというのだ。ばかげた話である

作家登場人物小説の方向や狙いをすべてまかせてしまえば、必ずみじめな結果におわる。

ただしクーンツもごく一部の天才であればプロットを練らずとも名作を書きうるだろうとしていることは事実である。よってキングをその例外であるとすれば上記の見解の相違は回避可能となる。

ところが同様にプロットなど考えたりしないという主張は、例えば宮部みゆきや五代によっても主張されている。彼女らがクーンツより文才溢れる天才であり、キングと同格なのだとすることはさすがに暴論であろう。

しかしここでもこれは単なる手順上の相違に過ぎないと筆者は考えている。

まずキングは「原稿を寝かせる」ことを非常に重視している。書き終えた原稿キングは6週間寝かせるが、それは「プロットキャラクターの穴がよく見えるようになる」からだという。こうしてプロットの欠陥を認識し、書き直し、そしてまた6週間寝かせる。キングは欠陥を認識しなくなるまでこれを繰り返す。

確かにキングプロットを事前に練っていないが、これは推敲における徹底したプロットの練り直しに他ならない。もちろんキングが筆の赴くままに書いてもそれなりの内容を書くことができる、という前提はあるだろう。しかキングもまたプロットを最終的に納得いくまで練り込んでいるという事実は、単純にプロットなど不要だとする主張とは明らかに一線を画している。

宮部もまた、書き終えた後での推敲段階で物語の全面改稿を含む大幅な変更がありうること、よって発表後の現行を改訂できない連載小説などは「よく失敗」すると自嘲し、従って自分のやり方は非効率であるから真似するべきではない、と述べている。

このように彼らの意見をまとめると、プロットを先に練って書くことは確かに必須ではないが、それはプロットを練らないことを意味するものではなく、推敲段階で徹底して練り直さねばならない、ということと理解できる。先にプロットを練ることの効果は後で練るより執筆量の少ない段階で修正できることにあり、効率が良いという点に集約できるだろう。

プロットの手順

以上のように整理したところで、ではプロットを練ればそれだけで自動的に良いプロットになるのか、といえばそうではない。重要なのは魅力的なプロットを作り上げることで、練るという行為それ自体ではない。

練り方という点でラノベ作家陣は様々な「プロットの作り方」を提案している。その内容には「どのように作るか」という手順と「どのようなプロットであるべきか」という構造についての両方の側面があり、極端に言えば前者についてはどうでもよく、明確に意識するべきは後者であると筆者は考える。

従って手順について詳細に踏み込む必要は無いと考えているが、似て非なる様々な内容が提案されている点を簡単に紹介したい。

キング同様、西谷は「最初のシーンから順に次のシーンへと書いていく」というシンプルプロット作成手順を提案しており、そのメリットスケールの大きい物語ができること、デメリット時間がかかることだとしている。

他方、西谷は「主題をもとにして最初のシーンを考え、次にクライマックスとなるシーンを考え、その両者をつなぐシーンを考えていく」という手順も提案している。こちらは前者より物語構造を決めやすく、早く書き上げられる手順だという((この指摘はプロット不要に関する筆者の解釈とも合致するところである))。

水島の提案はこの西谷後者の説に類似しているが、「ヒロイン出会う事で主人公の平凡な日常がどのように変化するのか」「クライマックスで何をするのか」「ラストはどのように終わるのか」を最初に決め、次にその間を繋ぐ出来事を作っていくとするものである

榎本は「(人物)が(行動)をして、(結果)になる」を最小プロットとして位置づける。その上で登場人物たちの目的、遭遇する事件葛藤、対立、成長といった要素を盛り込みつつ、まず200字で作成するという。200字で納得のいくものが作れたら次に400字、800字と同様に徐々に増やしていく。これによって効率的プロット作成できるとしている。

大塚は上記とは全く異なり、下記の項目それぞれについて、暗示的な意味を付したカードオリジナルでもタロットのような既製品でも問題ない)をランダムに割り振ることでプロット作成できるとする。

割り振られたカードの暗示から想像を膨らませることで具体化するという。また、これとは別にグレマスの行為モデル主体、援助者、敵対者、送り手、対象受け手の6種の役割をもつ人や物によって物語構造化できるとする説)によってもプロットは作れるとしている。

これ以外ではさら物理的な手順への言及もあり、例えば榎本は単語帳やExcelで各アイディアカード化してこれらを並べ替えながら考えるのだとしていたり、大塚も場面単位で時刻、場所、人物、行動をカードに書き、それを時間軸に沿って並べて考えるのだ、としている。最後1972年初版であるクーンツの指摘を挙げて本項を終わる。

プロットカードとかストーリー構成リストとかの奇妙な発明品は、どれもかつて、作家アイディアを得るための手助けをすると称して売られたものであり、この手のもの現在もなお売られている。が、実際のところ、そんなものはまともな作家にとって、まったく無価値に等しい。


プロット構造

ラノベ作家陣によるプロット構造に対する言及曖昧なものが多く、またまとまった説明になっていないものが少なくない。

いくつか断片的にこの点について言及している部分を拾い上げると、例えば西谷は「キャラクターに新鮮みがあること」「魅力的なストーリーであること」「類似作品差別化できていること」といった要件を上げており、「魅力的なストーリー」とは何かという点については「主人公に苦労させる」「強い悪役を出す」「魅力的な仲間を出す」「新しい場所を訪ねる」としている。作中でそれぞれの出来事の起こる順番への言及特にない。

水島は順序について言及しているが、「タイトルも含めて最初に読者をツカむ」「ラストシーン一歩手前で盛り上がる」「ラストは短くだらだらせず、良い読後感を与える」「それ以外は読者が飽きないよう時々盛り上がるようにする」というもので、具体性に乏しいと言わざるを得ない。

あえて言えば「どんでん返し」と「天丼」への言及があり、「どんでん返し」はクライマックスの決着、直前、ラストシーン最後のいずれかに位置することで効果的に機能するが、当たれば評価を大きく上げるが外れると大きく下げる点に注意が必要だとしている。「天丼」は意外性があり、重要なことを最初は大袈裟に、二回目は間を空けた上でぼそっということで効果的に機能するとしている。

確かにこれらの要素は盛り上げるための1つの技術ではあるだろうが、プロット構造における要素とは言い難い。

さて、榎本は次のような構造プロットが持つことが望ましいとする。

クーンツもまた、古典的プロット成功パターンとして以下のようなプロット構造を推奨する。

念のため触れておくとクーンツミステリにはまた注意すべきプロット上の必須要素があるとして、それを15項目に別にまとめている。つまり上記だけであらゆるジャンルプロット必要十分条件であるとしているわけではなく、様々なジャンル必要十分条件最大公約数として機能するのだ、という指摘であると筆者は解釈している。

大塚プロット構造については後述するヒックスのそれが参考になるとして作中で丸ごと引用している。しかし同時にプロット本質的構造アラン・ダンデスを参考に「主人公の欠落が明かされる」「主人公は欠落の回復目的とする」「主人公は欠落を回復する」の三段階であるとしており、これは榎本やクーンツの主張をさら抽象化したものだと言いうるだろう。

ところでクーンツの主張するプロット構造は「三幕構成」と呼ばれるものである((三幕構成とは序破急であるという言説はラノベ作家の本でもよく見かけるのだが、あれは世阿弥風姿花伝における序破急概念を正確に理解した上でそう言っているのだろうか。まさか読んだこと無いけど字面的にたぶん同じだろといった糞みたいな思考で「教科書」と自称するものを書いているはずはないので、風姿花伝の解説書、待ってます))。榎本は「起承転結」を用いて説明するが、上記のように両者はそれほど乖離したものではない。この三幕構成はとりわけハリウッド映画脚本原則として確立されており、その端緒ともいうべきフィールド、そして大塚乙一などが参照するヒックスについて本稿では整理する。

フィールドプロット理想的構造を三幕構成によって説明する。三幕構成とはあらゆる物語はAct1, Act2, Act3の3つに分割可能だとする考え方である(その意味でいえばクーンツもまた「クーンツの三幕構成」というべき独自の三幕構成を定義しているというべきである)。これはパラダイムであり、ゆえに三幕構成は史上最高傑作にもメアリー・スーにも等しく存在する。

フィールドはこの三幕構成を下敷きに、次のような役割を持つ出来事が順に配列されることが望ましいとしている。

PlotPoint1と2はそれぞれ各Actの最後に、次のActへの橋渡しとなる機能が求められている。またMidPointはConfrontationの真ん中で起こることが望ましいされている。さらにはそれぞれのActはいずれも小さな三幕構成で出来ており、すなわちフラクタル構造であることが望ましいという(フラクタル構造への言及は榎本なども指摘するところである)。

映画脚本における理論であることからフィールドはMidPointが上映時間のちょうど中央で起きることが望ましい、としている。

クーンツがあげる「ついに最悪の事態に陥る」はMidPointのようにも思われるが、クライマックスのようにも思われ、それが作中の後ろにあるのか中央にあるのか言及がないため、判断しかねるところである。これに対してフィールドは明確にそれを作品中央で発生するべきだ、としている点で、クーンツのそれをもう一歩先に進めたものだと言いうるだろう。

なお、MidPointは必ずしも派手なものである必要は無い。例えば映画マトリックス」におけるMidPointはネオ救世主ではないとオラクルに告げられる場面である。争いの無い静かな場面であり、生命の危機に直面しているわけではない。しか物語をこれまで動かしてきた大前提崩壊した瞬間である。MidPointはこのようにもはや後戻りができず、先の絶望的状況の回避方法が読者に容易に想像できない出来事であることが期待されているものであり、派手な出来事 Permalink | 記事への反応(1) | 20:47

2014-12-21

俺的 Tune of year 2014 及び Beer of the year 2014

今年ももうすぐ終わりなので、仕事中にBGMとして聞きまくった、トランスハウスエレクトリックポップのピコピコミュージック Tune of the year と、仕事が終わってから飲みまくったビール達の Beer of the year を発表する。



エレクトロミュージック Tune of the year


Gareth Emery feat. Bo Bruce - U

https://m.youtube.com/watch?v=jF7qGaKKD4M


何処までも続く一本道を走るような爽快感

Bo Bruceの歌声も気持ちがいい。



Mark Knight - The Return Of Wolfy

https://m.youtube.com/watch?v=iOA7NUI9Xhw


むせるようなアルコールと男の匂いフロアの光。

ギラギラ感が素晴らしい。



TODD TERJE - Delorean Dynamite

https://m.youtube.com/watch?v=U9H5WTTOUfg


感情の高まりが止まらない北欧ディスコ

アルバムIt's Album Time」収録の前曲、Standberから続けて聴けば、洗い物中の台所であっても、そこはもうフロアだ。



RAC - Ready For It [feat. St. Lucia]

http://www.amazon.com/Ready-For-feat-St-Lucia/dp/B00J58FCCE


複雑な男女の関係空気感を閉じ込めたような不安定さ。

波のように襲ってくるサビにドキっとする。



Tune of the year 2014

Kyau & Albert - Down

https://m.youtube.com/watch?v=OrHcBRLJBgs


浮遊感ある綺麗なメロディーは雨上がりの午後の様。

光そのものを音にしたかのようだ。



エレクトロミュージックを聴きながら飲みたい Beer of the year


サンクトガーレン インペリアルチョコレートスタウト


ロースト麦芽の広がる香り名前の通りチョコレート連想させる。

混ぜ物なしでこの豊かさ。素晴らしい味わい。



伊勢ネーブルブラウン


強めの苦味としっかりボディにネーブルの皮の香りベストマッチ

重さと飲みやすさが高度に融合。



グランドキリン ホップフルーティー


マスカット香りが鼻に抜ける鮮烈な味わい。

海外ビールとも互角に戦える、それでいてオリジナリティ溢れた異色の一杯。

これを世に送り出したキリン勇気乾杯



ベアレン ラーラー


ビール×レモネードの旨くないわけがない鉄板の組み合わせ。

それでいて、バランスに油断なく、全てにおいて「丁度いい」。



Beer of the year 2014

梅錦ビール ブロンシュ


トロピカルフルーツの様な香り伊予柑の渋さ、酸味、スパイシーさが渾然一体となって口から喉に駆け巡る、至福のビール体験。

これこそ今年の一杯。



来年もいい音楽といい一杯に出逢いたいものだ。

2014-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20141118112154

申し訳ないけど、

WEBDB 自身に 保護されるべき意匠オリジナリティが感じられない。。。

寒色系の配色に、大小の文字を横に並べただけにすぎない・・・

これをパクリと言われると、デザイナーとしてはツライ。

2014-10-16

中二病こじらせて30歳

から気になっていたんだが、こういう人間ってどれくらいいるんだろうか。

俺はわりかし典型的な行動パターンが多いんで、

同じようにこじらせた人も多いんじゃないかと気になった。

今年で30、来月には31だ。

独身彼女いない歴=年齢。モテ期幼稚園の時に1回あった(ような気がする)。

無職・・・ではない。一人暮らしでも今はなんとかメシは食えてる。

酒は飲むようになったが、他にこれといって金をつぎ込む趣味もなく、地味な生活

通勤中に、交通量の多い交差点信号を待つ。

遥か上空から細長い鉄の塊が飛んでくる。

俺は目だけでそれを潰す。残骸が交差点中央に突き刺さる。

俺は背中から翼を出し、羽根を3枚だけ抜き取る。

1枚は槍に変え、1枚は宙に浮かせ、1枚は懐に仕舞う。

敵が降りてくる。けむくじゃらの悪魔。俺に向かって炎を吐く。

俺の目の前で浮いている羽根わずかに輝き、障壁となる。

その間に俺は槍を手に取り、敵に向け

・・・と、青信号だ。俺は交差点中央をにらみながら歩き出す。

ねこんな感じ。

電車に乗ればライフルを取り出し、あるいは時々天使女の子)を呼び出す。

パターンは少しずつ変わっているが、大体何かの影響だ。

時にはゲームボスをそのまま登場させもする。オリジナリティも糞もない。

冷静に考えるまでもなく、この癖は弊害が大きい。

失敗したり悔しい思いをしても妄想ケアしてしまうから

努力もしないし、自尊心無駄に高いままだ。

妄想の中ではヒーローだしヒロインいるから、身だしなみも全然気を使わない。

独り言最近増えた。そのうち素でブツブツ呪文唱えださないか心配だ。

今更治せるとは思えないが、このまま続くとも思わない。

同じようにこじらせた人はどれくらいいるんだろうか。

こじらせていた人はどう脱出したんだろうか。

2014-09-24

パソコンの前のオマエラに頼み事だ。

有名ブロガーブックマーカーはだいたい分かった。

でもオマエラオススメの、オリジナリティ溢れる無名ブックマーカーは誰?

十人十色だろ。

ぜひ教えてくれ。

2014-09-05

あとがき駄文

ここまで読んでくれた方ありがとうございました。

ここからは本当に自分の与太話なので本当に駄文です(笑)


10年以上も前の話です。

私も以前は男子出身大学女性が少ない学部でしたか

女性との話し方わからない本物のキモオタでした(笑)

女性と付き合うと自分時間がなくなるし

結婚なんて人生墓場と思って自分正当化していた

まさに中二病でした。


しかし、あるときオタ生活大分飽きてしまって

まっとうな世界社会復帰したいと思ったのです。

同時に一人身も寂しいので彼女もほしいなと思いました。

しかし、なんせキモオタですから自分に自信もなかったですし

言い寄られた女性も困ると思っていました。


とりあえず女性と話せるようにはなりたいと思ったもの

どうすればいいかさっぱりわからず、

オタ生活を続けながら陰鬱としておりました。

そんなときspeedstarさんが書いた「俺が彼女の作る方法を伝授する!」という

HP出会ったのでした。


俺が彼女の作る方法を伝授する。


http://www.geocities.co.jp/Playtown-Toys/8642/index.html


ここを読みながら、目から鱗が落ちました。

なるほどそういうことだったのかと。

そしてここに書いてある方法実践しながら

自分なりにオリジナリティを加えつつ真っ当な人間に戻ることができたのです。

まさにspeed starさんは救世主でした。

そして、ここに書いてある内容は今でも十分通用するどころか

これ以上に洗練された正当な彼女の作り方についてまとめたところはないと思います


最近ネット界隈を見ると彼女の作り方に対する需要はあるもの

どれも中途半端で、さらには仲良くなって一夜を過ごせれば

いいといった刹那的ものが多く辟易していたのです。

こんな優れたテキストがあるのに誰にも見向きもされず埋もれていくのかと。


過去自分と同じように、彼女を作りたいけどどうしたら良いかわからないといった

人が少なからずいる。

私はそのように考えていたので、なんとかこの知識を公開できないかと思案していました。


また、私はネットのおかげでこうして真っ当になれたので

やはりネットの恩はネットで返すべきと思ったのです。

そんなわけで、ちょっと一念発起してこの文章を書いてみました。


到底、私はspeed starさんには及びませんが、speed starさんが

当たり前で常識として切り捨てていたところを元オタなりに

マニュアル化して補完してみました。

このHPが再評価されて昔の私のような人の一助になれば

これ以上嬉しいことはありません。


cya


彼氏がいないと言われたら

http://anond.hatelabo.jp/20140902201630


彼氏がいないと言われたら 続

http://anond.hatelabo.jp/20140903101818


恋愛対象になる方法彼氏がいない」と言われたら その3

http://anond.hatelabo.jp/20140904152824


デートから告白について

http://anond.hatelabo.jp/20140905190045

2014-08-11

狭い世界での話

リアルでは吐き出す所がなく、狭い世界で世の中の殆どの人に伝わらないだろうけどここに記します。

ニコニコ動画で好きなminecraft実況者がいて、先月その投稿シリーズが終わったところから始まる話。

以前より実況動画作ってみたかった自分は、その人に触発されて動画作成することに決めた。

どうすれば面白いものができるかを研究し、オリジナリティ大事にしてMODの組み合わせた企画を考え

パート1においては実況プレイに入る前の導入部分ということで絵コンテも用意し、MOD導入も済ませて

キャプチャーソフト動画編集ソフトを揃えて、あとは動画を撮るだけだった。

次の休みを利用して撮ろう、そう思った矢先だった。

その好きな実況者が全く同じコンセプトで新シリーズを開始したのだ。

自分が好んだ実況者だ、嗜好が被っていうという点で可能性は0ではなかったが

独自のものを作りたいという思いからネタは被らないように頭を捻ったつもりだった。

しかもその動画面白く、案の定次の日にはランクインして既に10再生

残酷な偶然を呪った。

好きな実況者が作りたかった企画の動画を作ってくれてるというのはある意味理想かもしれないけども。

一応もの作りで食ってきたのでプライドみたいなものがとても複雑な気持ちにさせてくれる。

今度はその実況者を超える企画を考えて動画を作りたい。

2014-08-07

ショックだわ・・・

好きだったスピッツその他日本のJPOP、Jロックほとんど洋楽の焼き直しみたいなもんだったなんて・・・

もうオリジナリティ声質とニホンゴってところしかないじゃん・・・

2014-07-30

http://anond.hatelabo.jp/20140729181717

僕も高校生の頃、最近若い者は自分自身も含めもうダメだとか思ってました。

当時のアニメ作家ナディアやっていた庵野を想定)についても、

宮崎駿とか押井守とか富野由悠季とか大友克洋とかのオリジナリティがもうない。

パロディとかオマージュとか、とにかく二番煎じダメだ。

いやー高2病ってんですかね。

そんなに文化の衰退が気になるなら自分でなんとかしなさいよって感じですかね。

そんなの気にするより、自分にできることをやるべきなんじゃない?

社会への貢献の仕方は色々あると思うよ。

すぐにできなくても将来やるための修行の期間なんじゃない?高校生なんだから

2014-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20140720223153

完全パクリならそりゃそうだが、部分模倣についてはどうするんだ?

おおよそは模倣だけど、一部にオリジナリティを付加して、その二次作品を次の世代の人が更におおよそ模倣しつつ少しオリジナリティを付加して、という状態

 

音楽なんかは中世の頃からずっとそうやって発達してきたんだけど

2014-07-18

http://anond.hatelabo.jp/20140718103824

実際「オリジナリティ」にそもそも果たして庇護すべき価値を見出す必要があるのか? という特許に関わる根本問題はずっとあるからなぁ。

人間のすることは、全てが以前見たことの模倣しかない、ってのも真理で、じゃあそもそもオリジナリティという幻想がどこまで市場有効に関わるのか? 無価値なのか? しかコピーが簡単なものが増えていくと、オリジナルを作るだけ損ではないか? 損だったとして人は何かを次々作ってしまう以上、コピーの元は尽きず、むしろ良いものがそく広まって更なる改良が行われるので、有意義ではないか?

ってのが、それこそオープンソースやらなんやらの発達に繋がったり。

でもじゃあ、企業としてそれで果たしてやっていけるのか? って言われるとケースバイケースで難しかったり。

簡単に答えが出る問題ではないというね。

2014-07-11

http://anond.hatelabo.jp/20140711203619

コンビニ店長は、

自分の店の運営の仕方を色々分析して書いてた記事が

オリジナリティがあったというか、面白かったですよ。


個人的には、それ以外の記事はつまらなかった。

キンドルは本人かどうか知らないけど、別に大したこと無いよね。

2014-06-16

http://anond.hatelabo.jp/20140616142246

もう少し丁寧に釣れ

初動に失敗した釣りエントリはさっさと諦めて次に行け

その文体も作りこみ過ぎてわざとらしい

もう少しオリジナリティを出す努力しろ

増田漁業組合

2014-06-14

結婚して子供作ったらもう新しいことはやんなくなるの?

常時俺Sugeeeeeeeee状態の勘違い十代

野心を持ち「俺は新しいものを生み出すんだ」と息巻く二十代

口だけで何もしない奴も、努力して成果を出す奴も、環境に恵まれて勝ち組街道を行くボンボンも、圧倒的な天才も、

三十代に入るか入らないかになり結婚して子供を作ってからは判で押したように新しいことを全くやらなくなるんだよ。

「俺はやってる!」という奴でもこれまでの蓄積の延長線上でちょっと工夫した、みたいなことしかやらなくなる。

絶対に勝てる見込みが立つことしかやらなくなる。リスクを取ることが可能な環境であってもだ。

そのうち実力が減衰していき、よくわからない業界ご意見番みたいな立ち位置に収まって上から適当なこと言うだけになる。

三十代前半くらいの頃は焦燥感もあるようだが、決まって言うのは「吾唯知足ですね」という文句。

そして「家族幸せならそれが最も大切なことです」と言う。

お前それあたかも真理を見たみたいなドヤ顔で言ってるけどクソテンプレだぞ。

田舎移住して自分らしく生きます」とか「仕事ばかりの生き方ダメだと気づきました」とか「アンチ・反社畜」とか、

新しいライフスタイルみたいな雰囲気出して語りだす奴も増えるが、それ自体テンプレなんだよ。同じこと言ってる奴どんだけいんだよ。

どいつもこいつも生き方が同じなんだよ。下手なマンガみたいに次に何を言い出すか完全に読めるんだよ。

もっとオリジナリティのある奴はいないのか?昔お前らがドヤ顔で語ってたような生き方してる奴はいないのか?

少しは夢見れるようなことやってくれよ。

2014-06-04

http://anond.hatelabo.jp/20140603210933

流行なんて、合った時期があるんだろうか。(ライトノベル

たまたま一発あてる作品があると、その類似品がどわっと出てきて(オリジナル作の)ジャンル死ぬ。という現象はしょっちゅうだけど

これが流行!なんて物は見たことがない。

一発あてる作品は大抵、流行外でみんなが飽きていない所で流行ものから流行から流行ったわけじゃない。

言い方を変えると、流行ジャンルはみんな飽きているわけで・・・そこに新作を出しても買いたくない。

 

ようするに、流行じゃない新しい感性が欲しくて、ライトノベルを読んでたのに、わざわざ流行モノを出すようになれば

そりゃ萌え系じゃない(エロ目的じゃない)読者が離れるだろ。

いわゆる流行に乗るタイプだったら、アキバ系なんてやってなくて、リア充になってるだろ。ライトノベルに払う金で服でも買ってるよ。

流行ってるジャンルライトノベルの新作はいらない。それを買うならそのジャンルをはやらせオリジナルを買う。

ライトノベルに欲しいのは、常に 新しい感性オリジナリティ

オリジナリティーにあふれる分 文章ライトでもいいよって話。

2014-05-15

匿名ダイアリーはてブを稼ぐコツを教えよう

http://anond.hatelabo.jp/20140515140411

はてな民のメインユーザ層は25~35歳のITに関わる仕事をしている男性なので

この層に受けそうなネタを用意する必要があります

以下記事ジャンルごとに要点をまとめます

よい記事が書ければ一番のびるジャンルです。

増田記事人気順ランキング

過去増田ブックマークランキング1,3,5,7,8、9位はこのジャンルに属します。

特に英語プログラミングに関するネタは食いつきがいいです。

設定としては全然できないところから○ヶ月でできた。

とするとみんなの共感を得られるのか伸びやすい傾向があると思います

このタイプの記事の特徴としては、ブックマークの割にコメントが少ないことがあります

ブックマークだけして満足していると思われます

増田ではこのネタが一番多いので並大抵の記事ではホットエントリ入りできません。

ただネタはいくらでもあるので、いかに面白おかしく興味をそそる文章にできるができるかが試されています

自身に語れる体験談が無かったらフィクションでも問題ありません。

あとちょっと小説風な文体にできると尚良いです。

よくあるネタとしては、以下のようなものがあります

ベンチャー企業社長の話・大起業のしがらみ・ブラック企業悲惨暴露

新人教育・だめな上司プロジェクト炎上体験・新人女の子かわいい

転職体験談SIer批判・業界未来予測

このジャンルでは特にユーザに男が多いことを意識して記事を書きましょう。

男受けしそうなネタまたは男の敵となるネタ意識してください。

大まかな傾向としては、幸せネタよりは不幸なネタのほうが伸びます

日常話よりはセックスの話のほうが伸びます

まじめに政治ネタを書いてもまず伸びません。

それよりはゴシップニュースのほうが伸びやすいです。

最近だとSTAP細胞問題や美味しんぼ問題に関するところでしょうか。

一般の風潮と対立する主張の立場の記事を書くと伸びやすい傾向があります

ただコメント欄が荒れやすいので心の弱い方は控えてください。

何かのニュースに対してソースをまとめるだけでもホットエントリ入り可能です。

ただ最近では、2chまとめブログ実名ブログニュースサイトでも同様のことやっているので

オリジナリティを出すのはなかなか大変です。

  • 総括

最後に、増田は糞記事書いてもすぐ流れるので実行あるのみです。

それではよい記事を期待しています

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