はてなキーワード: 孤立とは
生徒たちの知らないところで、何かが起こっている。
俺たちはルビイ先生の周辺を調べることにした。
調べるべき場所の見当は、既についている。
俺たち生徒がよく知らない場所、あまり利用しない(できない)場所が特に怪しい。
そういう場所は、逆に先生や大人たちがよく利用する場所だからだ。
花壇から数メートル離れた先にある窓、そこから見える職員室の風景こそが目的だ。
近くには大きい茂みがあり、数人が体を隠せる。
「ねえ、こんなにコソコソする必要ある? 茂みのせいで体がカユくなるんだけど」
ブリー君は不満を漏らしつつも、なんだかんだ付き合ってくれる。
どうやら、俺たちのクラスに随分と馴染んできたようだ。
「先生たちに話を聞いたりだとか、他にもっと真っ当なやり方があるんじゃ?」
「ブリー君、それは期待できない。先生たちが包み隠さず話してくれると思う?」
「……確かにそうだね」
どうも大人の世界ってのは、子供に隠しておきたいものがたくさんあるらしい。
赤ちゃんはどうやって生まれるか、サンタの正体、あの人は今―――
それらは尤もらしい理由のものから、大人の一方的な理屈で見せないようにしたり、見せるにしても都合のいい部分だけ切り取ったりなど色々だ。
いずれにしろ、「見せろ」と言われて素直に見せてくれるものじゃないだろう。
ムカつくのは、それで子供たちが納得すると思っているところだ。
だけど、俺たちはそこまでノロマじゃない。
普段はその気がないだけで、大人の目を盗めば見れることくらい分かっているんだ。
「で、どんな感じ? ルビイ先生に何かいつもと違うところはある?」
「うーん……忙しそうではあるかな」
だけど、これといって気になる点は見えてこない。
アテが外れたのだろうか。
「ぼくにも見せて」
何の成果も得られない張り込みが予想以上に退屈だったのだろう。
そうしてブリー君が望遠鏡を覗いたとき、どうやら何かに気づいたようだった。
「何だ!? 何か見つけた?」
「いや、ごめん、気のせいかも」
「なんだよ、ビックリした」
「ルビイ先生が特に忙しそうに見えたけど……単なる誤差だと思う」
結局、俺たちの張り込みは大した成果を得られずに終わった。
俺たちのいた場所からだと職員室内の音は聞こえないので、別の場所から聞き耳をたててもらっていたんだ。
こちらが特に何もなかったのだから、タオナケ側も大した情報はない。
そう予想して何気なく尋ねた。
だけど、どうにも反応が重苦しい。
俺たちの仲間の一人であるミミセンは、聴力が非常に高い。
職員室内の音を鮮明に聞き取れたのだろう。
そしてこれは、かなり“嫌な音”を聴いたときの反応だ。
「久々に聴いたよ。あんな酷い雑音……」
「一体、何が聴こえたんだ?」
「ルビイ先生、『新・イジメ対策プログラム』導入したの正解でしたねえ。早速、自分のクラスで成果が出たじゃありませんか」
「……そうですね」
「なのに、一人だけ反対している人がいたのは不思議ですよねえ。誰でしたっけ……」
「…………」
「え……私がですか」
「こっちは忙しいんですよ。我々は『新・イジメ対策プログラム』を頭に叩き込まないといけませんからねえ」
「ルビイ先生なら、これくらい出来る余裕はあるでしょう」
「そうですよ。手を抜かないでください。そんなことだから、自分のクラスのイジメ問題に鈍感になるんですよ」
いや、孤立しているだけじゃない。
余計な仕事を押し付けたり、隙あらば嫌味な言葉を捻じ込んだり。
周りのルビイ先生に対する扱いは、酷くゾンザイで悪質だ。
『新・イジメ対策プログラム』とやらを理由に、ルビイ先生を追い込んでいたんだ。
1980年代当時、尾崎豊を愛聴していた人間の大部分が、本当に盗んだバイクで走ったり、校舎のガラスを割る不良だったわけではない
むしろ、不良っぽいノリに憧れつつ実行できない良い子ちゃんがこっそり聴いていたという面もあった
今となっては、ネット上ではみんな不良ヤンキーDQNをバカにする
だがしかし、単純に「そういう事実があった」という客観的傍証で言えば
1980年代当時、学校秩序に順応してるだけのよい子にとって不良は「大人」に見えた
そしてそれゆえ、悔しいが世間からは格好良い連中であるかのように思われた
なぜか?
中卒や高校中退で働いている不良は自分で働いて稼いだ金でバイクや車を買って
自動車なんて動く個室だもんね、その中に異性を連れ込むことも出来る
そうはいっても尾崎豊が生きていた1980年代当時、ケータイもネットもなかった
学校の内側しか知らないよい子ちゃん(成績優秀とは限らない、単に親と教師に逆らう気概がないだけ)にとって、不良は悔しいが外の世界を知ってる大人に見えた
無論、学校の中だけで世界が完結してて外の世界なんか興味ない奴は不良なんかうらやましくなかったろうさ
オタ学生自体が少なかったしその手の部活やサークルが存在するのはごくごく一部の都市部の高偏差校のみ
教師は簡単に体罰を振るうし、「そんな態度じゃ社会に出てからやっていけないぞ」「
君らは外の世間を知らない井の中の蛙だ」みたいなことを言う癖に
アルバイト禁止とかでその学校の外の世界を知ろうとすることを断固阻む
そういう学校の空気に反発を抱くと、ロールモデル像が不良しかない
21世紀の現代でこそ、不良にもならず、IT技術とかyoutuberとか歌い手とかオタ才能でフリーで食っていく生き方もあるだろう
ところが、1980年代にはそういうロールモデルが本当になかったんだ
うっかり、尾崎豊みたいなのが地方で孤立してる社会不適合者にとってのイメージ的理想像になるしかなかったんだよ
くり返すが、俺個人は不良ヤンキーDQNは嫌いだ、尾崎豊も1980年代リアルタイムではちっとも好きではなかった
が、1980年代当時はぱっとせず地味に学校に順応したフリして生きるしかできなかったのに、あれから30年以上経って大人になってから、今さら不良ヤンキーDQNや尾崎豊を矮小化して勝った気になるのは、ちょっと不誠実じゃないかと思ってる
「えー、皆さん、こんばんは。今回は新プログラムの説明をさせていただくため、先生方にも全員集まってもらいました。ではPTA会長。よろしくお願いします」
「はい、うけたまっ。それでは皆さん、お手元の資料をご覧ください」
その資料の表題には、妙ちきりんなフォントで『新・イジメ対策プログラム』と書かれていた。
「現代社会は流動的です。我々も高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変な教育をしなければなりません。学校という小規模な社会においてもそれは同じであり、然るにこのイジメ問題も―――」
勿体つけた言い方をしているが、要は学校のイジメ対策を強化しようというものだった。
数週間前、近隣の学校でイジメ問題が各メディアで取り上げられたこともあり、彼らはピリついていたんだ。
そこで今回のプログラムを急いで作った、てところだろう。
だけど、そうやって作ったものがちゃんと出来ているはずがない。
色々書かれていたけれど、要約するなら「イジメらしき行動には問答無用で介入して罪・即・罰」といった感じ。
「―――以上になります。特に反対意見がなければ、このまま適用していただこうかと思いますが……何か質問はありますか?」
PTA会長はこう言っていたが、プログラムの適用はこの時点でほぼ決まっていた。
“イジメがよくない”という点では意見が一致しているので、下手な反論をしてもヒンシュクを買うだけだからだ。
それでも、そのプログラムの内容に難色を示す人がいた。
「なぜでしょう。ルビイ先生」
「やや過剰反応といいますか……イジメと言っていいのか分からない微妙なラインを、大人の尺度で判断するのは如何なものかと」
「何ですと?」
生徒たちだけで解決することが可能ならば、生徒主体でやらせるようにしている。
「私たちが必要以上に目くじら立てて、生徒たちの間に介入して問題化させる。それが果たしてベターなのかが疑問なんです。仮にやるとしても、現実問題として教師側の負担が大きすぎますし……」
だけど、ルビイ先生の教育に対する姿勢を、職務怠慢だと感じている人も多くいた。
穏当に、あくまで一つの意見を述べたにも関わらず、周りの人たちから怒号の嵐。
「何を悠長なこと言っているんですか! イジメ問題は、早めに解決しなければ取り返しがつかないんです」
「イジメを認知していなかった学校が、どれほどの責任を追及されるか」
「PTAからはもちろん、大事になればメディアで世間にも広がっていくんですよ。それだけイジメは深刻に見るべき問題なんです!」
「あなたはそれでも教師ですか! 児童の上に立ってモノを教える仕事にをナメているんですか!」
会議室という閉鎖された空間で、その波を一身に浴びてはひとたまりもない。
「い、いや、私はただ冷静に対応しようと言いたいのであって、イジメを容認しているわけでは……」
ルビイ先生はその大きな力に抗えるはずもなく、慌てて取り繕うのが精一杯だった。
「では、“満場一致で賛成”ということで。『新・イジメ対策プログラム』を、みなさん頭に叩き込みましょう」
ルビイ先生はただ黙って、他の職員に合わせて頷くしかなかった。
「はあ……」
『新・イジメ対策』に関する分厚い資料を目の前に、ルビイ先生は人知れず溜め息を吐いた。
場面は戻り、俺たちのクラス。
裏で起きていることなんて知る由もない俺たちは、未だブリー君との距離を測りかねていた。
最初の内は頑張って仲良くなろうとする奴もいたけど、数十秒ほど会話をするとすぐに諦めてしまう。
そんな感じで、一週間経ってもブリー君は孤立している状況だった。
コミニケーションをとれる余裕も、俺たちにはもはや残っていない。
「ちょっと可哀想だけど、当然の結果よ。あんな子と上手くやっていくなんて無理だわ」
タオナケはすっかりブリー君のことを嫌ってしまったようで、遠巻きに見ながら毒づく。
「う、うん、別に悪い子じゃないんだけど……話すと、すごく疲れるんだよね。め、免疫細胞がガリガリと削られていく感じ」
それに対し、ドッペルは控えめな表現をしているが、ところどころにトゲを感じる。
「まあ、大きなトラブルが起きないだけマシ……か」
俺もこの状況を妥協するようになっていた。
ブリー君の今の立ち位置に問題なんてなくて、そこから無理に動かす道理もないんだ、と。
だけど、この時の俺たちは忘れていた。
ブリー君に気をとられすぎて、気づいていなかったんだ。
ブリー君と接触していないクラスメートが、まだ一人だけいたことを。
家族を含めて、親密な関係を持ちたいとは思わない。あるいはそれを楽しく感じない
一貫して孤立した行動を好む
異性と性体験を持つことに対する興味が、もしあったとしても少ししかない
喜びを感じられるような活動が、もしあったとしても、少ししかない
(Wikiより)
今は社会からドロップアウトしているが、とにかく会社で他人に興味をもつことを強制されることが苦痛でならなかった。
平たく言えば、上司や先輩社員からもっと他の社員とコミュニケーションを取れと強要されることが嫌でならなかった。
自分は「その必要性はない、仕事に必要な情報は共有している」と主張し、平行線だった。
他人が週末どこに行ったとか、何が趣味でどう生きてるのかとか、恋人はいるのかとか、全くどうでもいいし話を聞きたくもなかった。
どこでも孤立したが、別に孤立したところでそれ自体はなんとも思わなかった。
ただ最後はどこでも、仕事上必要な情報が共有されなくなり、仕事を干されて職場を追われることを5回繰り返した。
途中でうつを発症し、最後は家から出れなくなって社会的に死んだ。
コミュニケーションを取らなかった結果と言う因果は分かるが、確信を持って、仕事に関係のないコミュニケーションを強要される会社の方が異常だと思っていた。
よい会社とは、もっとシステマチックで無駄がなく、情報共有は当然行われ、そこに相手への好き嫌いが介入するはずがない。
自分がいつも立ち行かなくなるのは中小企業の悪質性のせいだ。ちゃんとした会社ならこうはならないと思っていた。
違うんだな。自分が異常だったんだ。
小さい頃は病気がちだったけど、薬や採血を嫌がる子供でもなかった
なんなら配られてすぐ教科書を読み尽くしてしまうタイプの子供だった
運動神経も体が大きくなるにつれて際立ってきた
本を読むのが好きで、大人に言われなくても本を読んでいた
それでも対人関係に消極的なほうでもなかったし、孤立というほど孤立もしてなかった
たいていはギリギリになってからブーストかけてなんとかしていた
わたしには苦手なことがあったけど、得意なことは大抵人に抜きん出て得意だった
実際スポーツの関連で数限りない表彰もうけたし、勉強には特に力を入れなくても学校や県で上位に食い込めた
わたしはたぶん、育てにくい子供でも、厄介な子供でもきっとなかったはずだ
だってわたしは薬や採血を嫌がって母を困らせた子供では、なかった、はずだ
オブラートなんか一度も使ったことはなくても、一度に何錠もの薬と粉薬を、ひと口で一緒に飲み干すことができた
ザバスだかサバスだかのプロテイン錠を5錠いっぺんに飲めるくらいだ
なのにどうして、子供時代、わたしはあんなに自分のみが唯一家族の問題であると認識し、常に居心地の悪さを感じていたんだろう?
どうしてわたしはあんなにも苦しかったことばかり覚えているんだろう?
わかってる、こんなのはただの妄想で、低気圧であまりにもしんどくて、楽しかった思い出がちょっと、いまはすこしも、思い出せないだけ
これまでの20数年間の人生、実益のあることなど何一つしていないことを断言しておこう。
異性との健全な交際、学問への精進、肉体の鍛錬など、社会的有為の人材となるための布石の数々をことごとくはずし、異性からの孤立、学問の放棄、肉体の衰弱化などの打たんでも良い布石を狙い澄まして打ちまくってきたのは、なにゆえであるか。
生後間もない頃の私は純粋無垢の権化であり、光源氏の赤子時代もかくやと思われる愛らしさ、邪念のかけらもないその笑顔は郷里の山野を愛の光で満たしたと言われる。
それが今はどうであろう。鏡を眺めるたびに怒りに駆られる。
これが現時点におけるおまえの総決算だというのか。
まだ若いのだからと言う人もあろう。人間はいくらでも変わることができると。
三つ子の魂百までと言うのに、当年とって二十と四つ、やがてこの世に生をうけて四半世紀になんなんとする立派な青年が、いまさら己の人格を変貌させようとむくつけき努力を重ねたところで何となろう。
すでにこちこちになって虚空に屹立している人格を無理にねじ曲げようとすれば、ぽっきり折れるのが関の山だ。
今ここにある己を引きずって、生涯をまっとうせねばならぬ。その事実に目をつぶってはならぬ。
でも、いささか、見るに堪えない。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
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5962960(1935)
当時は溢れ出る正義感と、ずっとつるむ友達はいない程度のコミュ力、そこそこの成績もあって
どんどん「まとめあげる」的な中間管理職的なことの難しさだとか、
色々言われるのにも疲れて正直「向いてないな」って思ってた。
でも学期ごとのそういったもののの選出は名前が上がり、向いてないと正直に言いつつも結局やることになるのがほとんどだった。
行事のための看板製作などは喜んで参加してたし、そうのには関わることはしたいと思ってた。
その流れで生徒会に立候補するのは、自分でもまっとうな理由だったと思っている。
だがしかし、そこには大きな壁があった。
生徒会は内申にしっかり書かれ、影響する。そのため、やりたがる人間が多かったのだ。
自分の中学校の生徒会選挙は1年任期。毎年3学期に1,2年が、投票する。
そこそこ付き合いのある同学年はともかく、何もしらない下級生、上級生から票が入ってる気がしなかった。
おそらく同学年からも入ってないとは思わないが決め手なるほどの支持を得られてなかったのだろう。その程度のコミュ力だった。
だがしかし、まだチャンスはあった。
その後に選出される議長は、ほぼ生徒会と同じ行動をし、行事に関われる。
幸い自分は何度も役職を任された経験上司会を何度も経験し、そこそこできている自覚はある。
しかもこれは
・必ず2年生から
で決められる。
他に枠はなくこれが最後のチャンス。だがしかしこれなら任されると思った。
…が、落ちた。
選ばれた子は友人だった。
だがしかし、その子は内申+αが目的で、本当にそういった仕事をしたかったのではないのは感じていた
生徒会長もよく知った中ではあったし、教師受けもよかった(実際、担当した教員から「この役職が向いてる、推薦する」とお墨付きももらっていた)。
だがしかし、自分が良くないと思ったことは曲げられないタイプで「扱いにくい」と感じられていることも自覚していた。
多分敗因はそこだろう。そう自覚しつつも非常に悲しく悔しかった。
それまで面倒を避けてたような要領の良い子が7~8割(もしかしたらそれ以上)が占め、
いままでコツコツとクラスや委員会の運営を支えて来たような子たちはほとんど落ちていった。
それからしばらく進みできる限り行事に関わるものに参加しつつ、結果受け入れて生活していた。
中学3年にもなると受験を意識し、更に「◯◯長」をしたがる人間が増えた。
郷土に関係することをテーマを分けて発表する、という内容だったのが、
他の希望者多数のテーマに組み込まれた。しかしそれでもやっぱりそのテーマをちゃんと学習したくて立候補した。
だがしかし、昨年までが何だったのかというくらい希望者多数となり、じゃんけんで負けた。
勝者は正直、同学年の支持がない子だった。
案の定、自分のやりたかったテーマは影が薄れ、忘れ去られ、それでもやることはやって着々と作業を進めていた。
そして発表時テーマの班長は決まっていながら、それとは別に発表の「監督」を複数人選出することになった。
もちろんこれは内申に影響しないし、監督になると発表する側にはなれない。
そして後半は発表に準備だけになるし、実質、監督が指揮を取ることになる。
「船頭多くして船山に登る」状態になるのには反対したが通らず、やはりそこで自分が担当することになった。
(今思えば、それまでの行動で求心力がなかった班長で進めるのを避けたかったのかとも疑っている)
発表側をやりたかった自分は不承不承、しかし決まったものは仕方ないと全力で発表に向けて走り回った。
発表側になった班長や、人員が不足したときいつのまにか発表側に回った同じ監督だった子を羨ましいと思いながら。
確か、小道具の場所を把握してないのは監督としてどうか、的なことだったかと思う(余談だが小道具係は別にいる)
些細なことだし苦笑いしてやり過ごしたが、これまでのことでパンク寸前だった自分にはだめ押しとなって
本番中誰も来ないところでうずくまってこっそり泣いた。
部長・副部長は生徒の投票を加味して「顧問が選ぶ」という方式だった。
当時の部活は「顧問VS部員」の構造があった。その結果、明らかに「顧問が付き合いやすい」
「票が入ってないわけではない」と強調していたが、密な付き合いのある部員間の話では
それが嘘でなくても1,2人いる?という票数であるのは皆察していた。
(ぶっちゃけ、得票数TOP3の子たちは顧問に不満は持ってなかったんだから
その結果、顧問が転属して居なくなると「部長・副部長VS部員」の対立構造に変わり、
部長、副部長が居づらい環境になり、不満を持つ子たちが言うことを聞かず、落ち込んでいってるのがわかった。
自分は比較的その子達と仲良かったのもあり、緩衝材として連絡する、仕切る、やきもきするという謎の構造ができていた。
正直この行動は部長たちの孤立を加速させ、良かったのかは自分でも疑問であったが、そうしないと団体行動も怪しい状況だったのだ。
結果、最初に話した議長/各種委員長でもあった2人は生徒会に入り浸り、ますます対立を深めていった。
これに関しては正直、仕方ないことだと思うし、それほど2人は追い詰められて居たと思う。
だが、生徒会室で仕事がなくても談笑した姿をみると自分が本気でやりたかったことを逃げ場にしていること、
その一方で自分がやりたくもないことばかりしている状況にがすごく虚しかった。
その気持を抱えながら部活動はやりとげた。
今でもこの一連の流れは思い出す。
まあ、その程度でなにやってるんだろう、明らかに貧乏くじじゃないか。
そして残念なことにこの正確、環境は今でも変わってない。
根本的な理由は「やりたがる」「でしゃばりたがる」正確と長年いじられ続ける容姿、
心意気をうまく伝えられないコミュ力、プレゼン力であり自業自得だ、と自覚している。
本気で「義」を理由に口を出ししても、「自己のため」と誤解されることも多々ある。
そこを変えないと…と思いつつも、「誰かがやらないといけないこと」をやり続けても「やりたいこと」がやれない思い出を愚痴らせてほしい
日記というものを書くのは初めてです。自分の記録用です。それをふまえて読んで欲しいです。
同じような状況に陥っている人のために書こうと思い立ったのですが、一応解説しておくにこしたことはないかと思って。ちなみにお医者さんに言われたこととネットで読んだ記事のまとめですので丸々信用はしないでください。書いてる人が底辺JKですので。
病名→伝染性単核球症(でんせんせいたんかくきゅうしょう)
原因→多分EBウイルスらしい
症状→発熱(38.5度前後が7日間)、鼻づまりと喉いた(これは薬で治った)、リンパ腺の腫れ(首の右側だけにしこりがあってずっと痛かった)、あと熱が下がってきた頃に脾臓が痛くなってきた
EBウイルスとは→EBウイルスはEpstein-Barr virusの略でヘルペスウイルスのお仲間。EBウイルスは唾液中に存在していて、それを介して感染するためkissing virusとも呼ばれているとか。日本だと3歳ごろまで7割の人が感染していて、20歳ごろには9割ぐらいの人が抗体を持っているらしい。青年期以降に初感染すると5割の確率で伝染性単核球症になるそうで。
伝染性単核球症とは→EBウイルスが主な原因の病気。潜伏期間は4~6週間。キス病とも呼ばれる。これマジでキス病って呼び始めた奴の首絞めたいですよね。症状は前述の通りで、風邪に似ている。高熱が1,2週間続くのとリンパ腺の腫れ、脾臓とか肝臓の痛みが特徴っぽいので当てはまる人は病院に行ってください。第3種感染症として扱う学校もあるらしいので校則を確認しましょう。運が良ければ出席停止になります。
自己語りします。重要なことなので。まず、何回か書いていますが私はJKです。そしてこの病気を発症した心当たりがありません。このウイルスに感染した心当たりがありません(大事な事なのでry
キス病とかいうクソみたいな名前の通り多くの場合はディープなキスをして感染する。JKなんだしそういうお年頃なんでしょ(笑)とか思ったそこのお前。心当たりがあったらこんな記事書いてねえよ( ゚д゚)クソが
八つ当たりをしても無駄なのでやめますが、本当にしていません。神にだって仏にだって誓えます。年齢=恋人いない歴で春を売ったりもしていない。スカートを折っても化粧をしてもいないし痴漢をされたこともない。もはや異性と手を繋いだのとか小学生のときの運動会が最後だよ。喪女まっしぐら。
じゃあキス以外に感染経路はあるのかという話です。単純な接触感染や空気感染はないし、飛沫感染も可能性が低いらしく、ありえるのは回し飲みなどの行為。
……これもしてないんだよなあ。
残念すぎるが私には友達がいない。同じ部活の子は友達なのかもしれないが、一緒にお昼ご飯を囲む仲の人間はいないのだ。べ、別にクラスで孤立してるってわけじゃないんだから。話せる人はいるよ一応。
そんなわけで、いわゆる女子グループによくある「お弁当の食べさせあいっこ」や「回し飲み」はしていないという。悲しきかな。
本当に何で感染したんだ??
最後の可能性として家族です。まあその、私は両親と仲が悪いわけではないので、スイーツ食べてて「一口いる?」とか期間限定の飲み物を買ってきて「飲む?」とか普通にやってます。私からもするし親からもしてくれます。なので感染しやすい状況にあります。
ところがどっこいですよ。この病気、「青年期以降に初感染すると5割の確率で」発症するんですよ。つまりどういうことかって?
親が原因なら、私は青年期どころか幼児期には感染してるってことだよ!!
赤ちゃんの頃はちゅーとかされまくってますやん。んで大きくなってからは回し飲みとか普通にしてますやん。重要なのは「初感染」ってところです。つまりこの病気、青年期に発症したなら親からの感染はほぼありえないってことですよ(自ら首を絞めていくスタイル)
普通の人は青年期にこの病気にかかったら、それはまあ春を知ったということです。もし親の立場でこの文章を読んでる人が居るなら、そっとしておいてあげてください。娘の立場からのお願いです。そういう行為をしたのかどうかはお子さんの反応を見て察してあげてください。でも、もしお子さんが否定の立場を一貫して譲らないのであれば感染した原因を一緒に考えてあげてください。こうやって親にあらぬことを疑われて、痛くもない腹を探られて、ましてや濡れ衣まで着せられて。散々な気持ちにさせられるのは私だけで十分です。親がちょっと嫌いになりました。
……ここまで書いておいて思い出したことがあります。 発症時から見て1ヶ月半ほど前に調理実習しました。エプロンと三角巾はしましたがマスク着用の義務はありませんでした。え、原因これ以外にありえなくね???
どの番組か忘れたけど、SPA!「ヤレる」女子大生企画関連で、編集部に抗議ってなTV番組を見てたんだ。
署名活動して、抗議のハッシュタグで日本批判して、楽しそうに「活動」してた。
本人は否定するだろうが、ああした活動家には、今回の件嬉しかったろうな。
大手を振って叩ける案件で、相手は「組織」「日本」「男」で、自分が何かをした気になれる。
なんでも、「ヤレる」という思考が、男性上位で、女をモノとしてみていて、許されないことなんだそうだ。
署名が集まったと楽しそうにカメラの前で語るのを見ながら、吐き気がするほどの嫌悪感を覚えたよ。
それが楽しそうなのは、お前の自己顕示欲と承認要求が満たされたからで、普通は憤るところだろ。
こんなにも怒っている人が居ますってよ。
こういう人らは、女性誌でも普通に言及されてる、「ATM」だの「狙い目草食男子」だのをどう思うんだろうかね。
するわけないよな。
だって、差別だのジンケンだの、コイツラには本当はどうでもいいんだもの。
共産党に居座る活動家崩れもさ、社会の改革や思想や主義なんてどうでもいいんだぜ。
労組が絡んだ、どうでもいいことを法廷に持ち込むジンケン裁判とかもさ。
あれができるのは、当事者の原告が活動家まがいの人間で、職場で孤立しようが関係なく堂々とできるからなんだ。
普通の人にはそのまま働くとか無理だから、退職金とかで和解するよな。
もともとは記者職のようなことをしていたので、そういうの得意でしょ?ってな感じでなった。
広報とは不思議なもので、所属する企業によって難度や業務内容は変わってくる。
テレビや新聞を見てもらえばいいと思うが、基本的には「お茶の間」や「読者」の興味対象のものを扱うこととなる。この地点で「toC向け」でない企業は大きく不利になる。
加えて、何か光るもののある企業は勝手にメディアから問い合わせがくるが、
そうでない企業は広報担当者からメディアに企画を提案することになる。
その場合でも一社単独だと「ステマ」だといわれるので最近は、数社合同での掲載を狙うこととなる。そのため、他企業の広報担当者との関係も良いものにしなければならない。
それが問題だ。
数年前の「キラキラ広報女子」ブーム以来、広報は女の世界となった。
広報担当者にとって、メディアとの関係性構築は頼みの綱であるために、
広報会なるものを作って、メディアとつながりをもつ会が夜な夜な開催されている。
数名の記者を10名程度の広報担当者が囲い、飲みの席で各社プレゼンをおこなうのだ。
テレビの担当者なんかは若い女が好きだから、今どき合コンでもきかないであろう「すごーい」「そうなんですね」「しらなかった」「さすがです」の嵐を聞くこととなる。合コン行ったことないけど。
もちろん10名一気に話すことはできない。その間は他の企業の広報と話していなければならない。
カースト上位に居続けたようなキラキラ女子が、自分の知識や人脈を披露し、つかえることを案にアピールし合う心理合戦が繰り広げられる。
かつ、主張しすぎず、謙虚にいながら、「自分と関係をもっておくとあなたにとって有益ですよ」と思わせるような立場を死守しなければならない。
はじめは合わせようと必死になっていたが、その必死さなど透けて見えるのだろう。
同じ会でよく顔をあわせる企業の広報担当からは、数名で会話をしていたときに私以外で盛り上がるような内輪ネタばかりしたり、私の注文したものだけキャンセルされてたり、コートをかけようかと声をかけると無言で投げるように渡されたり、「私のことよく思ってない」のだなと思わせることが何回かあった。
わたしは昔からこのような場が苦手だった。というか、人付き合いが苦手だった。
上辺で中身のない褒めあいをするくらいなら、何も話さない方がよい。学生時代はたびたび孤立をしていた。
私自身が一番そのような人種に対し苦手意識を持っているのが伝わっているのだろう。
おそらく多くの人は学生時代に身につけているのだろう。
アメリカだったら、GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)とか、イケてる会社が山のようにあり、中国だって最近の躍進っぷりはすごい。
それに対して日本はどうだ?? かつて大企業と言われた日本の企業はことごとく凋落し、日本からイケてる新興企業はまったく現れない。
日本のIT企業の中で存在感が国内限定だが一応ある会社を無理やり絞り出してみると、
日本が衰退しまくったのは政権が野心ゼロで国の未来をまったく考えず利権にのみ全エネルギー投じた結果であり、(野心ゼロなのは他の腐敗国家より他質が悪い)完全に腐敗政治のせいかと思ったがそれだけではなく日本人のビジネスセンスの無さも大いに関連してると改めて気づいた。
技術は常に海外発。英語で書かれたドキュメントも読めず数年遅れで浸透してくる。
他国じゃ国内だけでなく世界中で使ってもらうサービスを作ることが当たり前なのに、日本は何もかもガラパゴス。もはやガラパゴスって言い方を「日本」って言い表したほうがいい。
日本化がひどいね、意味は時代錯誤の村社会思想で全てが排他的。
インターネットの登場によって、世界はより(英語で)コミュニケーションを取るようになり、いろいろなものが標準化され、プラットフォームを作ることが一つの流れとなったが、日本は地理的だけでなく、情報社会の中でも孤立している。英語力が絶望的に国レベルで低いことでオンライン上でも孤立しているのだ。
さあ、パソコンは全部捨てて桑を買おう!
私の学生時代、オタクであることが周囲に知られることは社会的な死を意味した。私はオタクであることを隠して生きていた。
部屋でどハマりしている漫画を読み、多少同好の士と話す機会はあったものの、基本一人専門書籍を漁っていた。ひとつの漫画に対して熱は何年も続いた。当時ハマった漫画は歴史物で調べようと思えばいくらでも調べられたため、専門書を読み漁った。高い本は買えず、書店でよく立ち読みをした。二、三時間も立ち読みをしている私はきっと迷惑な存在だっただろうに、見逃してくれた書店員さんには感謝しかない。
最近になってSNSを使ってオタク活動を始めた。同好の士と繋がっていくと中・高生とも話す機会が増えた。今までオタク趣味をオープンに話す機会もなかったので純粋に嬉しかった。
しばらくして違和感を感じ始めた。その違和感の正体がなんとなく分かってきたので、このエントリーを書いている。好きなコンテンツを同じくする若年層と関わっても、しばらくすると彼らの愛好コンテンツは別のものになってしまうのだ。私が絵を投稿するたびに熱心に話しかけてくれた高校生ももう別のジャンルに夢中のようだ。彼らのプロフィールにはたくさんのコンテンツが書かれており、それにハマっている、とある。そのコンテンツがほとんどの若年層のアカウントで共通していることにも気が付いた。そして彼らは同じタイミングで同じことを一斉に投稿する。例としては、いわゆる"〇〇はいいぞ"などである。
彼らはみな自分はオタクだと自称しているのだが、果たしてそうだろうか?と段々と疑問を抱き始めた。アニメやゲーム、漫画を好めばオタクなのか、と言われればそれは違うのではないだろうか?彼らのうちのほとんどは、昔ならオタクが愛好していたコンテンツを流行の歌やテレビ番組と同じ感覚で消費しているだけではないのか。ただ単に普通の人が消費する、テレビや歌などの娯楽の選択肢の中に、昔オタクが好んだタイプのコンテンツも紛れるようになった、それだけなのではないかという結論に至った。
若者がどうのこうのと言うつもりはない。私が一抹の寂しさを感じたのは、現代においてオタクコンテンツがこれほど大衆に受け入れられているのに、肝心のオタク自体はそのコンテンツを取り巻き楽しむ人々の中に入っていけない、という事実だ。一見たくさんの同好の士が存在するように見える。しかしそのほとんどはオタクではなく、オタクコンテンツをテレビや音楽と等しく選択肢として楽しんでいる人たちだったのだ。リア充で、自撮りをSNSに上げたりできる人たちだった。オタク気質な人と普通の人の比率は今も昔も変わっていないのだ。これではオタクであることを隠して一人で楽しんでいた頃と本質的には変わらないんじゃないかと、思ってしまった。
結局のところ、オタクコンテンツがどれだけメジャーなものになろうと、いやメジャーであればあるだけ、オタク気質な(掘り下げ型の)人間が少数派であり、孤立しがちであることを突きつけられるだけなのだ。コンテンツが一般化しただけでオタクが増えたわけではなかった。そして皆が皆自分はオタクだと叫んでいる中、オタク気質な同好の士を探すのも以前と変わらず難しい。オタク文化が大衆化したことで、大手を振ってオタク気質の人間と考察だのなんだのできると考えていた私は時代について行けていない甘ちゃんだった。今のところ数万人はファンがいるであろうコンテンツで自分と似たようなタイプを2人だけ見かけている。