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はてなキーワード: ラクとは

2023-05-15

anond:20230515210640

仮に税金倍にしたら一時的支持率メッチャ下がるだろうけど

それでも居座っておけばあきらめて消極的支持してくれるからラクチンよ

つーか、ちょっと前は総理大臣ってボロボロになって辞めてくイメージあったけど

安倍ちゃんの二回目くらいからみんな元気だよね

2023-05-11

パートナーがこれ。プロ料理人シンクは基本「カミ」

https://anond.hatelabo.jp/20230505181001

https://anond.hatelabo.jp/20230508002353

毎晩使い終わったシンクを全部洗い、熱湯かけて朝まで自然乾燥させる「キッチン〆」をしていた。

なのでシンク野菜ボウルと同じくらい清潔という理論

私自身はまったく専門外なので、最初めちゃくちゃびっくりしたし、同じルール強制されたのは苦痛だったし、台所仕事はほぼ全部やってもらってた。

しかし慣れるとシンクは「カミ」に思える。

シンク周りがきれいだと、なんか遠慮なく使えて気楽?なので、一人になっても習慣化している。

やってみようという人は以下、ご参考まで。

ナマモノについて

ナマモノシンク周りで扱わないこと。肉や魚は切ってあるものを買い、包丁や箸でも触れないよう徹底(ラップ越しに触るとか)

ドリップは紙でぬぐう(シンクに流さない)

トレイのなかで下味して直接フライパン等に入れる(トレイは洗わず、そのまま燃えるゴミにしてましたゴメンナサイ)

・もしナマモノを扱った場合は必ず即!熱湯消毒。

洗い物について

・使った皿や調理器具も、まず汚れや油を紙でぬぐって、すぐ洗えばきれい。これらも50℃〜のお湯で流す。熱いけど手袋してたら意外と平気。

カレーなど特に汚れる物は、ペーパータオルや小さく切ったスポンジで洗う。カレーの日々が終わったらお役御免。

作業について

・洗い物が全部終わったら、シンクゴミ受けもぜんぶ同じ洗剤で洗ってしまう。そのうちぜんぶ同じスポンジで洗えるようになる。

・スポンジ、シンク用台拭きもまとめてシンクに入れて、ヤカンいっぱいに沸騰させたお湯をまんべんなくかける(※やけど注意)

・湯をかけたあとのスポンジは、水が切れて乾くよう立てて置いておく(※やけど注意、少し冷ましてからでよい)

乾燥する時間大事なので、〆作業のあとは数時間水を流さないこと。日中家にいないなら、朝〆て、昼間に乾燥させてもいいと思う。

その他

・洗いものゴミをためないこと。三角コーナーは置かず、ゴミビニール袋や新聞等で処理してそのまま捨てる。

・台拭き、食器拭き、手拭きタオル類はもちろん毎日交換。

シンクを使った日は、必ず〆ること。

・ちなみに排水口のゴムの蓋は熱に弱いのかな?洗うのも面倒なので、外して不使用


これを続けるとシンク=「カミ」になる。

新品のキッチンで始められれば、なおさら「カミ」になる。

一人分の炊事ならそこまで洗い物も出ないし、慣れると実質の作業はほぼ湯をかけるだけなでそんな苦でもない。

パートナー曰く、調理というのは相手の命を預かること(食中毒的な意味で)

どんなに酔っ払っててもキッチンを〆てた。

それでも家庭の衛生管理は甘いようで、自身動物も捌けるけど家ではハンバーグとかぜったい作らなかったし(お店でタネを買ってきて焼く)、肉の筋切りとか叩いたりは基本せずにぶっ込んでた。

デメリットとしては熱湯や紙類を使いまくるので全然エコではないこと。

一緒に暮らす人数が増えたら管理の徹底、洗い物の量とかタイミングの兼ね合いとか大変かなと思う。

コロナでも思ったけど、衛生感覚って日々の行動に根深く影響してるし、その割には気分次第で変わるもんだな〜と。

パートナーはその他の水周りにも潔癖だった。

みなさんよく言語化してくれてるけど、衛生感覚合致すると共同生活ラクだよね。(なお、別れた理由は他にあります

あとお金持ちの知人宅キッチンには、シンクが2つあり「カミ」と「シモ」で使い分けてた(n=1)

お金がある人は案外そうしてるのかな〜??

ガーディアンズブギラクシー3をみた

エンドゲーム以降のMCU作品で間違いなく一番笑えたし感動したし最高だった。

もちろん今までの過去作があってこその感動なわけだけど本当に最高。

みんな一番好きなMCU作品何?

2023-05-10

会社、1年目でコケるともう一生ダメ社員よね

数年ぶりのピカピカ新卒飛び込み8割ルート2割くらいの営業職として入社したのが約10年前。

ただでさえ仕事に対してやる気も自信もなし。だったが上司から度胸付けてこい!と失敗前提で投げられた仕事が本当に失敗スレスレ100点満点中50点くらいの着地をしていまい、そこからさら仕事へのやる気と特に自信が無くなり完全にダメ新人としてのポジション確立してしまった。上司はこの経験から度胸とスキルを身に着けて大きく羽ばたいて欲しかったらしいが逆に余計委縮して終了した。すまん。

1回ダメ判定されると2年目も3年目も大きな仕事なんかもちろん任せてもらえなくて、「新卒コケた上に大きな仕事を1回もやったことのないスーパーダメ社員アラサー)(無価値)」となり、今は会社の端で幼稚園児でも出来そうな小さなさな仕事おこぼれをもらいながら会社に飼ってもらっている。

転職もかなり真面目に考えたが実績なし経験なしスキルなしの現状では未経験大歓迎の歩合の営業職か非正規くらいしか求人がなく、給料福利厚生を考えるとこのままの方が得でラクなのでこの状況に甘んじている。

でも友達がデッカい仕事をこなしているのを見聞きするとチクッとするし、何より自分の後輩たちが新卒最初仕事から周りにサポート受けながら大事大事に育ててもらって3年目くらいで大きな仕事引き継いでしっかり頑張っているのを見るとまぶしくて羨ましくて正直少し妬ましい。最初部署があの部署でなければ、あの上司でなければ自分にもそんな未来があったかもしれないと思ってしまう。だが今では一発逆転!みたいな気持ちもなく周囲からもどうせダメ社員扱いされているのでわざわざ積極的に動くこともない。マイナスからゼロに、プラスに行くにはもう遅すぎる。このまま65歳まで、いや会社がつぶれるまでは飼ってもらおう。

このような棚上げ人のせい他責思考が今の自分を作っていることは分かっている。頭では分かってるがごくたまにどうしようもなくウウウゥ~となるのでここで吐き出させてもらいました。

2023-05-09

水星魔女の終わり方

ここからスレッタをハッピーエンドに持っていくためには4号くんと同じ人造人間だったことにしてファラクトに乗り込んでなんか上手いこと慰めてもらった後に5号くん見習って逃げて1つ(ミオリネ)手に入れて2つ(エアリアルエリクトに飲み込まれ実体を失ったプロペラ)を失うのが一番綺麗だと思うんだけどみんなはどうかなぁ?

とりあえずグエルは死ぬと思う

2023-05-08

余裕=落ち着く=ラク=サボり

落ち着かないことを隠してあるふうにしましょう

2023-05-06

anond:20230506102435

その2つはラクアイス氷菓子じゃない?

どっちも選びたい差だったら交換ありかと思うけどジャンルの違いが交換可能だったかわからん

2023-05-05

anond:20230505020411

だいたい分かるが、俺は慣れたよ

自分では使わないけど

流行語はいつの時代もあるし、諦めるのがラク

2023-05-02

フォロワー2桁から始めるド底辺同人活動

当方男性、R18オリジナル活動中。

イラスト垢のTwitter歴はもう10年近くになる。

これで現在が万フォロワーの神絵師だったらアツい少年漫画なのだが、まっっったくそんなことはないことを先に断っておく。

ちなみに現在フォロワー数は500以上1000以下とだけ明記しよう。

これで読む気を失くした人は実に正しい。回れ右してもっと為になる記事を読んだ方がはるかに良い。

それでも読み進める酔狂紳士淑女たちはしばしお付き合いを願いたい。

(なお活動の内容はTwitterに絞り、pixivやskebについて言及しない。)

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これはノートシャーペンで描いた絵を写メでパシャってた頃から今に至るまでの、大して伸びてない俺の、しかし愛と劣等感承認欲求と生きがいにまみれた記録である

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かれこれ×年前、新卒で入った会社での馬車馬労働も落ち着いた頃。

「忙しくて絵描くヒマなんか無くなっちゃったよ〜☆」というまともな人のレールに乗りかけていた自分気づき、ゾッとなって作ったのが現在の主戦場イラストである

絵を描くのは物心いたこから大好きだ。中学ではお絵かき仲間と自作漫画()のノートを見せ合い、高校では漫研に入って己の井の中の蛙感を思い知らされ、美大にこそ進まなかったものの、大学でもなんやかや作ったり描いたりは続けていた。

それがなんだ、社会人になった途端に魔法が解けたようにぱったり辞めてしまうのか?ありえないだろう!気を確かに持て!!

ということでTwitterイラスト専用垢を作り、ノートに描いたオリジナル絵(この頃は全年齢)を写メで撮って画質調整すらせず手元の影が映り込んだような状態でアップする日々が始まった。

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なんか最初気合入れて初任給で買ったコピックを使ってカラー絵なんかも上げてたが、「1日1枚更新、かつツイート数=アップした絵の枚数だったらカッコよくね?」という中学生の妄想じみたイキリで運用していたため数日で挫折上記の通り「とりまなんか描いて上げる」感じになった。

当時は「ハッシュタグ馴れ合い」というクソダサ固定観念があったため、ただひたすら黙々と上げていればそのうち報われる的なシンデレラストーリーを思い描いていた。

そして絵を数十枚上げた頃、ようやく気付く。

「このままじゃTwitter孤独死する」

当然である。当時はフォロワー数2桁、20くらい…?(お絵描き垢ということだけでフォロバしてくれた心優しい人々)だったうえ、絵もヘタクソでアナログであるイイネRTもある訳がなく、ただ孤独感ばかりが募っていった。

そこでいくつかハッシュタグを使うようになる。ワンドロ(1 drawing=特定のお題に沿って1時間で絵を仕上げてUPする企画)という存在を知ったので、好きな作品のワンドロを見つけてはこれまたドヘタクソな版権絵で参加しだす。ワンドロ公式から必ず1つはイイネRTを貰えるので、それを心の糧にしていた。

というかこの時期、アナログ民でも参加できる懐の深いワンドロに出会えていたことがマジで幸運だった。

フォロー祭り的な拡散系のタグは使わなかった。何も起きなくて落ち込むのは俺なのでね!

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ともかくモチベーションが出来たことでまた同人誌作ろうかなーと思い始め、学生の頃2〜3回参加したことのあるコミティアに出ることに。この頃はまだストーリーもの4コマ?みたいなやつとか描いてた。

いっっっっや社畜やりながら本出すの無理ゲーじゃね?????

衣食住ぜんぶ自分で面倒見ながら可処分時間睡眠時間全ツッパして命からがら仕上げる、宝物のような24ページの本…!!!

そういう本が、1冊も売れないのがコミティアだよねー。

うーわしんどいな、これキッツイな……と痛感しながら座る長机(半分)で、それでも撤収する頃には「またここ座ろ☆」と思いなおす狂った思考回路と仲良ししながら活動を続けた。

社畜との両輪で参加したコミティアは2〜3回、頒布数は平均3冊くらいだったろうか。

一度だけドハマりした作品版権モノのオンリーイベントに参加したが、ここでの頒布数は1だった。

というかその直前のコミティア頒布数0をやらかしていたので、心機一転での二次創作だった。なのに開場から3時間経ってもガチマジで0冊。泣かないように奥歯を噛み締めながら、列のできる両隣のサークルの合間でモーゼ状態を耐え抜いた時のことは昨日のことのように思い出せるし、こん時に比べれば大抵のことは頑張れる俺である

でもね、閉会間際で1冊だけ売れたんだよ。

無配ペーパーを持ってってくれてたらしき人がたまたま再度通りかかり、「あ ここだ」と呟いて立ち読みし、悩んだ末に買ってくれた。

小さいオンリーイベントだったから起きた奇跡だ。

この1冊がなければ完全に心が折れて描くのを辞めてたかもしんない。

あのとき買って行ってくれた人、心より御礼申し上げますあなたがいなければド底辺絵師が一人消えてました。(キモい)

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こうして3年ほど経った頃……

「伸びねーーーー増えねーーー」

と思っていた。

当然である

絵の読み込みにスキャナーを使うようになった程度で、別に大して上手くならない画力(描けてれば幸せ♡だったのであん練習とかしない民)に流行りでもなんでもない変な絵である特定性癖があるわけでもなく、今をときめく版権絵でもない。

伸びるワケがない。

「描けてれば幸せ♡なら伸びなくてもいいのでは…」と思われる諸氏。

無理やぞ???

ここTwitterやぞ?????

たまーにいるけどね、そういう良い意味無敵の人。ああなれたらマジで強いしカッコいいと思う。

けどな、俺ザコキャラから!!!絵上手くないくせに承認欲求人一倍から!!!豆腐メンタル麻婆豆腐から!!!

とはいえなんか絵の練習はせねば、まずは気軽にできるやつ…と超絶便利サイトポーズマニアックスを選び、1日8ポーズ10分足らずの練習を2ヶ月ほど続けてみた(結果的にこれはやってよかった)。

けっこう思い通りの線引けてるんだけどな、やっぱ根本的にド下手なんだよな……というモヤモヤした感覚を抱きつつ活動を続ける日々を送っていた。

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そんな中、「これフルアナログなのが原因では……??」と思い始める(気づくのが遅すぎるネ☆)。

俺は「誰か父さんのメールアドレス知らない?」と聞いてくる父と「ケータイインターネットに繋いだら絶対

高額請求が来る」と信じて疑わない母からまれ生粋デジタル音痴であるアナログ民を脱することなど夢のまた夢だと思っていた。

ヨドバシカメラペンタブレットを触ってみても、「手元のペンと目の前の画面」の違和感がハンパなくて踏み切れなかった。

かといって液タブとかいう神のツール10フォロワー越えの神々が使うものだと考えていたので、実力的にも金銭的にも雲の上の存在だった。

かつて「描線デジタル化するボールペン」とかいう謎な商品に目が眩み、コツコツ溜めた3万(くらい…?)で買ったことがある。

もともと速記用のペンイラスト向けに改良したとかなんとかで「俺の求めていたものはコレだ!」と息巻いたが、レビュー全然見当たらん。なんか変だな…?と思いつつも意気揚々と購入したが、案の定まともに使えるようなものではなかった。当時の俺のPCは聞いたことねえメーカーのノパソだったため、なんかもうあらゆる意味ダメだったんだと思う。このへんの身の振り方がデジタル音痴たるゆえんである

これに懲りて俺は素直にデッサン教室に通いだした。

絵が上手くならない理由は「物を見る目があまりに歪んでいる」といまさら気づいた俺は、社畜の合間を縫ってデッサン教室の夜間クラスを探した。

死んだように寝て過ごす休日のうち気力で3時間を振り絞り、電車に乗って教室に通う。

ここで想定していたのは美大受験みたいな切磋琢磨の場だったのだが、俺が受講したのは社会人向けである

初心者の俺が「お上手ですね〜〜」と言われるぬる〜い空間だった。

当然である

周りは良き趣味のおばさまがた、ここは「継続的に金を落としてくださる生徒さん」の集まる場所だったのである

もどかしさを抱えつつ、それでも評価の中に混じる「ここはもうすこーしこうした方が…」という言葉金言のごとく握りしめ、反芻しながら目の前のモチーフを描いた。

が、爆睡家事で精一杯だった休日のうち、この習い事というミッションはかなりハードルが高かった。

そして疲弊の色が濃くなり、仕事の繁忙期と重なって半月ほど足が遠のいていたタイミングコロナ禍が始まった。

実は数年前にも断続的にクロッキー会に通っていた時期はあるんだが(この時は教室の遠さと値段の高さで数ヶ月で断念した)、コロナで「ぬる〜い場所」にすら集まれなくなったのは痛手だった。

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一方Twitterでの活動は、そんな七転八倒をしながらもワンドロだけはコツコツ参加し続け(版権のワンドロはどれも垢が消えたのでオリジナルだけになっていた)、「いつもなんかいる人」という枠でフォローしてくれる人たちに支えられていた。

ワンドロ以外での反応は閑古鳥だが、もはやそれが普通であると納得してすっかり馴染んでいた。

UPした絵が100枚を越えたのを機に、アナログ絵をまとめた本を作った。

そしてイベントで売るついでにおっかなびっくり書店委託申請をしてみたことがある。

規定通りに虎の子の1冊を現本として送ったが、お祈りどころか受け取りの連絡すら来なかった。

問い合わせる勇気もなく、実力の無さと壁の高さを改めて感じた。

5年以上の活動期間でフォロワー数もやっとこさ100に到達したものの、しかし現状はさほど変わらず。

がむしゃらにやってきていた俺は次第に病んでいった。

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少し距離をおこうと思って活動停止。

……が、余計に病んだ。

しかも「何も描かない人生なんて……俺……生きてて意味あんのか……?」と真剣に悩むレベルで、「別にTwitterに入り浸らなくても平気なんだな」と分かった一方で、「絵を描かない自分」にだけは耐えられなかった。かといって何か描いてしまえばまたムクムクと承認欲求が湧いてくるので、「俺から絵を取ったら何が残るのか」というif論の世界線にいるつもりで意識的に描くのをやめていた。

自分の手で何かを生み出さなくなった時間がヒマでヒマで仕方なく、かといって本を読むとか建設的な情報摂取もできなくて、大好きな漫画への興味もそれなりになっちゃって、虚な瞳で哲学ニュースとカラパイアを行き来する地獄の様な日々を送っていた。

(ちなみにこの期間、無意識に熱意を注ぐようになっていた料理スキルのおかげで自炊がだいぶラクになった)

ストレスが極まって真夜中にひたすら川沿いを歩き続けたりもした。

なんとなくチャリで長旅行きてえな(学生の頃はちょいちょいやってた)などと考えていたが、やはりその場合でも気づけば「旅先で撮った写真をいい感じに分類してアップするサイト作ってみたい」とかい思考がスッと出てきたのでもうダメだと思った。

なんか作ってないと死ぬヤツって天才とかだけだと思ってたんだけど、大して努力もできないような凡人の中にもいるんだな、そしてそれはなんだか残酷だなあと身をもって知った。

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進むも地獄、戻るも地獄精神状態半年近く続き、同じ地獄 -hell- なら踊らにゃソンソン…?と思い始めたある日、ネットで調べ物をしている最中とあるバズツイを目にする。

お絵描き民にとってiPadはマジ神」みたいなやつである

さいわい俺はオタ活もソシャゲもしないぼっち根暗オタク社畜なので、好きにできる貯金くらいはある。

知り合いも「液タブに手が出ないならあいぱっよ」的なこと言ってたなーと思い出し、思い切って導入することに。

お絵描きソフトはいくつか試した末にProcreateを選んだ。クリスタの多機能さ()についていけなかった俺は、UI直感的でツールアイコンを極限まで絞ったプロクリがスッと手に馴染んだ。

ペーパーライクフィルムなるものを貼り、紙のザラザラ感を脳内で補完しながらApple Pencilで線を引く日々が始まった。

フルアナログ底辺野郎が、板切れ一枚でフルデジタル貴族に転生したのである

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それが×年前のこと。

ここからオリジナル絵はもともと伸びにくいけど、ちょっとエッチだと訴求力が上がる」という観測結果をもとにR18に手を出す。

といっても乳首解禁程度で可愛いもんだが、方向性が定まったことで不安が少し減った。

フルデジタルで久しぶりにいつものワンドロに参加すると、反応が違う。イイネRTが3割増しといったところだろうか。(※ここでの3割増しとは3RT→4RTのような血で血を洗う話である)

デジタルバケツ塗りになったことで、アナログだった頃の癖の強さが軽減されたのかもしれない。

やっっっっっっと俎上に登れた、と思った。

いつでもどこででも描けるiPad社畜の俺にはピッタリで、しんどくて布団から出られない時でも通勤電車の中でも四六時中描けるようになった。

デジタル作画ワンタッチ消しゴムが使えるので描くこと自体ハードルが下がり(筆圧鬼強野郎なので消しゴムけが大変だった)、本を買って絵の勉強を始めた。まずは骨格と筋肉から!と、教本の図解をじっくり模写する方法自分なりに学ぼうとした。

だがデジタル音痴な上に加減も融通も効かない俺である。両手両足をやり切ったところで一度息切れしてしまった(でもこれはやってよかったと今でも思う)。

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数ヶ月後、それらの勢いでオリジナル同人誌を1冊出す。そしてサイコパスな神絵師の友人の甘言に乗って再び「書店委託」なるものに挑戦(ふつーフォロワー100人前後人間にそういう話するか?)。

実力的には最低レベルにも達していない自覚があったので、何度もお断りされるなかでいつかOKもらえたらなーという気持ち申請

が、思ったよりあっさり通った。

同じような画力の低さでも、版権作品ではなく「オリジナルエロ」という切り口だけで「まぁ…いっすよ」と言ってもらえたのかもしれない。

やるなら徹底的に!と思い、紙の本を3社に委託そもそも30部とかしか刷ってない本を5部とか10部でも受け付けてくれるプロ仕事ぶりに、尊敬畏敬の念しかない。

ついでに大手電子書籍にも登録

みんながわいわいしている端っこに自分の席を置いてもらえたことで、ずっと憧れていた「輪の中に入る」ことがちょびっとだけできた気がしてめちゃめちゃ嬉しかった。

そもそも底辺自分がなぜ身分不相応にも書店委託電子販売なんぞを活発にやりはじめたのかといえば、

「そこでの売上が決して0冊ではない」

という確固たる事実である

作品作家も、露出しなければこの世に存在しえない。フォロワー数2桁でのたうち回っていた俺のつらさは「この世に認知されない」ことだった。

コミュ力さえあれば自力で輪を広げることも可能だが、そんな能力あったら初めからこんな苦労してねーよという話である

ならば厚顔無恥だろうとおこがましかろうと、一方的に「俺ココにいるよ!こんな本描いたんだよ!」と嬉しそうに手を振る方が100倍マシじゃねーか。

そんで委託した本を買ってくれた誰かが、「このページのこのコマのこの乳だけはイイな」とさえ思ってくれれば俺は大往生である

しかも誰かがその本のために払ってくれた数百円は、汗水垂らして働いたお金だったり数少ないお小遣いだったりするわけだ。

それと俺のエロ本を交換してくれるってコトである

そんな嬉しいことある

紆余曲折を経て、そういう肝の座り方と考え方を得られたのは一番の収穫だった。

とはいえピコ手ピコ手なので、委託先の売上振込最低金額に達するまでに長ーい年月を要するRTAに強制参加となる。そりゃ売上¥300だろうと申請すれば振り込んでもらえるんだが、それじゃロマンねーじゃん?

とあるサイトの最低金額¥5000に届くまでにマジで2年半かかったし、達成した時は三ツ矢サイダーで祝杯あげたよ(下戸)。

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フルデジタルに移行したことで、イベントでの頒布数もギリギリ10冊を越えるようになる。

頒布数1も0も経験した身からすると、もはや恐いモノなんてないのだ。

1冊でも売れれば、それはすべて神の起こしてくれた奇跡なのである

普段活動ではオリジナルでとにかく節操なくいろいろなものを描き、月に1人とか2人とかじわじわフォロワーを増やしていった。

ごくまれに描いた絵がなんらかの界隈のハブになっているアカウントの目に留まりRTしてもらえることも出てきた。

その時のフォロワーの伸び率はびっくりするほどだったので、そのたびに「存在を知ってもらう」ことの生命線っぷりを痛感した。

まあとはいえタグなしの絵にはやっぱり無反応だけど、それが俺の平常運転である

「こいつ今日も描いてんなー」と読み流してくれる誰かがそこにいるってだけで嬉しかった。

UPした絵は、300枚を越えたあたりから数えるのをやめた。

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そして20××年末コミケである

コミティアしか知らない門外漢の俺はドキドキだったが、入場者数の制限もあって全体的にまったりムードだった。

開場して1020分、宝の地図を手に通路を行き交っていたうちの一人が立ち止まり、俺のスペースに近付いて

新刊1冊ください」

と言い放った。

新刊1冊ください…

しんかんいっさつください…?

シンカンイッサツクダサイ…!?

げんしけんで見たアレだ!!!(うろ覚え)

それって、なんらかのルートで俺のこと知って、新刊あるっぽいって分かって、サークル配置を事前にチェックして、宝の地図に印つけて、「あっココだ」って気付いて来てくれたってこと?!?!?

マ?!!?!?!???!!?!?

つーか開場20分とかそこらだよ??あなた一般参加じゃなくてサークル参加なんじゃねーの??

シャッターサークルとか企業ブースの先頭にだって並べるはずなんじゃねーの???

それを俺のところに???こんな弱小サークルが出したエロ本買いに来てくれたの?????

マ?!!?!?!???!!?!??(2回目)

文字数制限引っかかったぽいから続く

anond:20230502230901

2023-04-29

[]デススト

結局また再開した

ただ運ぶだけでいいってのが放置ゲーに似た気楽さがあるかも

多分効率やらさぶくえ全部クリアとか目指すとストレスになるからメインだけ進めてるけど

たまーにボスとかあるけど、基本バトルないかスキル要求されないのもラクだわ

からってわけじゃないけど、小島監督自慰ゲーっていうのは必ずしも悪いことじゃないんじゃないかと思った

コナミっていう内部で自分趣味前回で売り上げ度外視だったら問題だけど今は自分会社で全部自分責任もってやってるわけだし

それに全く売れてないこともなくて売り上げ自体結構いいらしいしね

メタルギアあん自分にあわないと思ってたけど逆にこっちはいいわ

バトルやらステルスあんま気にしなくていいか

ステルスはほんときらいなのよ

メタルギア限らず他のゲームでもいろいろあるけど

ぱっと思い出すのはグラビティデイズかなー

能力自由自在に移動できるのが強みのゲームで徒歩でステルスゲーさせられたのはほんまストレスだったわ

2023-04-26

キャラ名前が全く覚えられない

たとえばここ5年くらい毎週ニチアサを見てるんだけど、キャラ名前が全く出てこない。

トロピカルージュプリキュアめっちゃ面白かったし最高傑作なんだけど、まじでひとりも名前が出てこない。

魔法つかいプリキュアの続編が出るらしい。好きだった作品だ。全くキャラ名前が出てこない。

スマイルプリキュアキュアピース声優金元寿子だったことは覚えている。しか本名が出てこない。

今のプリキュア名前、ググらず出そうとしたがスカイしか出てこない。本名が出て来ない!ピンクプリキュアの子名前が出てこない!キュアバードだったかキュアウィングだったかどっちだったかからない!カバトンは覚えている!

ゼンカイジャーのヨホホイの名前が出てこない!ステイシーは覚えている!五色田カイトは覚えている!それ以外は出てこない!

ドンブラザーズはわかりやすい!桃井はわかりやすい!雉野は覚えている!けど猿、犬が出てこない!あとひとりも出てこない!

キングオージャーは全く出てこない!めちゃくちゃおしろいし、毎週名前呼んでるのに!地獄のミサワみたいな主人公と、ラクレス勝手につけたホームランダーってあだ名しか出てこない!ラクレス出てきた!

2023-04-20

anond:20230420144655

まあたしか卑怯にもいろいろあると思いますが、「臆病」「自己中」「保身」「ラクに生きたい」みたいな感じでしょうか?

まり人格卑怯ということです。

成果を出さないでも、システムの穴を使って十分稼げる、という甘い蜜を知ってしまってそれに乗っかる的な。

自分に損になりそうなことがありそうだったらすぐ逃げ出す。

そんな感じかと。

 

卑怯な手で会社を大きくする人もいますが、大きな違いは社会還元してない」ってかんじでしょうかね?

会社や売上を大きくしたなら、いずれその資本社会に再投資して還元されますからねぇ。

そういう「アグレッシブ卑怯者」に対して、「パッシブ卑怯者」ってとこですかね(命名)。

フリーライダーに近いのかもしれない。

anond:20230420140248

ラクに生きたいで良いじゃん

頑張った分だけ金が貰える昔とは違うんだし

anond:20230420135621

anond:20230420081625

卑怯者ってのがよくわかんない

仕事してないのに出世してるとかならまだ言わんとする事もわかるんだが

まあたしか卑怯にもいろいろあると思いますが、「臆病」「自己中」「保身」「ラクに生きたい」みたいな感じでしょうか?

まり人格卑怯ということです。

成果を出さないでも、システムの穴を使って十分稼げる、という甘い蜜を知ってしまってそれに乗っかる的な。

自分に損になりそうなことがありそうだったらすぐ逃げ出す。

そんな感じかと。

 

卑怯な手で会社を大きくする人もいますが、大きな違いは社会還元してない」ってかんじでしょうかね?

会社や売上を大きくしたなら、いずれその資本社会に再投資して還元されますからねぇ。

そういう「アグレッシブ卑怯者」に対して、「パッシブ卑怯者」ってとこですかね(命名)。

フリーライダーに近いのかもしれない。

ゴボウって下処理が面倒だと思っていたが全然そんなことないんだな

皮はむかなくていいらしい。知らなかった。

ラクチンだ

歯ごたえも美味いし…

気に入ったぜ!ゴボウ

おまえ、おれの仲間になれ!

現在の仲間たち⇒ナスピーマンにんじん大根アスパラゴボウ(new)

anond:20230420082737

会社組織ギリギリ首にならない程度にいかラクして生き抜くか」みたいなゲーム性

ゲームRTAだとみてて面白いのにね

この違いはなんだろうかw

研究テーマである

anond:20230420082118

anond:20230420081625

それの何が悪い

オマエは他人だろ?

それとも何か、創業者マインド(笑)押し付け経営者なのかオマエは?

いやわるいだろ

自分家族せいぜい2~3人のために、何十人何百人の仲間の足かせになっちゃアカンでしょ

ってことすね

まり卑怯性とは「自分けがよければいい」という、自己中ってことに帰結するのではないだろうか。

  

あと、彼らを見ていると「会社組織ギリギリ首にならない程度にいかラクして生き抜くか」みたいなゲーム性を感じてしまうのである

まり人生が手抜き工事

自分かわいい家族のためだけは全力をつくしますよ、みたいな。

 

そのあたりがなんか「卑怯」なんすよね┐(´д`)┌

子供が多くて出世あきらめると卑怯者になる説

タマゴが先かニワトリが先か、みたいな話になるけど、自分が接してきた何人かの卑怯者は、以下の特徴があった。

出世あきらめている

・社内からの評判はすこぶる悪い(仕事ができないため)

・なぜか子供が2~3人いる

仕事の内容はルーチンを自ら求める(新規事業などは絶対に断る)

奥さん専業主婦

という傾向でおもしろいほど一致しており、おそらく家庭環境仕事に影響しているのだろう、との考えに至るまでそう時間はかからなかった。

 

おそらくだが、夫婦生活の設計をしくじった可能性があると思われる。

長年つづけていくうちに、自分の家庭の運用のために全世界存在している、という考えに至ってしまったのではないだろうか。

そのため、人格仕事犠牲にして卑怯者になっていくのではないかと思われる。

嫁を専業主婦にする、という選択肢も大きいとも思う。

 

追記

あ、あと子供小学生かに育ってくると、あたりまえだが「一個の人格」になるわけで、もしその人格自分ゆずり卑怯者にそだっていたら、もう家族全体が「卑怯グループ」として相互パワーとなって増大してしまうよねというはなし。

まり、嫁選び・仕事えらび・子供のそだて方、この3っつって連動してるんすねというはなし。

 

<以下レス

それの何が悪い

オマエは他人だろ?

それとも何か、創業者マインド(笑)押し付け経営者なのかオマエは?

いやわるいだろ

自分家族せいぜい2~3人のために、何十人何百人の仲間の足かせになっちゃアカンでしょ

ってことすね

まり卑怯性とは「自分けがよければいい」という、自己中ってことに帰結するのではないだろうか。

  

あと、彼らを見ていると「会社組織ギリギリ首にならない程度にいかラクして生き抜くか」みたいなゲーム性を感じてしまうのである

まり人生が手抜き工事

自分かわいい家族のためだけは全力をつくします、みたいな。

そのあたりがなんか「卑怯」なんすよね┐(´д`)┌

 

奥さん専業主婦ってことは自分大黒柱なのに出世諦めるんだ。

共働き自分給料が上がらなくても奥さんの分と合わせるとまあまあな世帯年収から出世しなくていいやっていう発想ならまあわかるけど。

鋭いご指摘どうも!

そのとおりで、自分出会った卑怯者は、以下の特徴がありました。

 

年功序列大企業

役職がないほうが残業代でかせげる

組合がつよい(=ほぼ解雇されない)

 

なので、大企業づとめというシステムをフル活用した結果の卑怯なのではという結論です。

たぶん中小零細づとめだと年収揚げるためにガツガツ出世をもとめるのでは?と思います

 

卑怯者ってのがよくわかんない 仕事してないのに出世してるとかならまだ言わんとする事もわかるんだが

まあたしか卑怯にもいろいろあると思いますが、「臆病」「自己中」「保身」「ラクに生きたい」みたいな感じでしょうか?

まり人格卑怯ということです。

成果を出さないでも、システムの穴を使って十分稼げる、という甘い蜜を知ってしまってそれに乗っかる的な。

自分に損になりそうなことがありそうだったらすぐ逃げ出す。

そんな感じかと。

 

卑怯な手で会社を大きくする人もいますが、大きな違いは社会還元してない」ってかんじでしょうかね?

会社や売上を大きくしたなら、いずれその資本社会に再投資して還元されますからねぇ。

そういう「アグレッシブ卑怯者」に対して、「パッシブ卑怯者」ってとこですかね(命名)。

フリーライダーに近いのかもしれない。

 

ラクに生きたいで良いじゃん

頑張った分だけ金が貰える昔とは違うんだし

うそう つまり大企業にうまく入れた時点でその人の人生は「あがり」なんですね

 

安定した仕事選択して家庭を優先しても、他人卑怯者と言われない社会の到来が求められる。

政府もがんばってるようですね。

リモートワーク・副業・リスキリング・残業上限規制・・・

まあ一番の障壁は「解雇規制」ってことは、賢明な皆さんなら百も承知しょうが

 

解雇規制卑怯者を発生させた、ということでファイナルアンサー

2023-04-19

パクリについての内閣判断』を支持しま

今日内閣府制作依頼したポスター謝罪ののち、撤回した。

内閣府 啓発用ポスター ほかの作品と類似で使用取りやめ | NHK

内閣府によりますと、「若年層の性暴力被害予防月間」の今月、啓発用のポスターや関連動画イラストが、イラストレーター…さんの作品と似ているという指摘が外部から寄せられました。

これを受けて、事業を請け負った…に確認したところ制作過程で指摘された作品を参考にしておりチェックが不十分だったと報告があったということです。

このため、内閣府は、ポスターや関連動画使用を取りやめ、すでに配布したもの可能なかぎり回収することを決めました。

内閣府は「極めて遺憾で、事業者に真摯(しんし)な対応を求めていく」とする一方、…関係者国民に対し「ご迷惑をおかけし、おわび申し上げます」とコメントしています

(一部引用者により省略)

これについてブックマーカー達は、絵柄が似ているだけ? 著作権侵害にならないのでは? などと批判している。

でも私は、この内閣府判断を支持する。伝えたいメッセージが本当に重要ならラクをするべきではなく、努力してオリジナリティを打ち出すべきだ。イラストに挑戦したことがない人には分からいかもしれないが、オリジナリティゼロから作り出すのは本当に難しい。ああでもないこうでもないと、人気のないうちから長い時間をかけて磨き上げていく。凡庸から抜け出せなかった同期たちは次々プロを諦めて一般職に落ちていく。食えてる芸術家はそんな恐怖の中を生き抜いてきたんだよ。確立した画風はイラストレーターにとって自分の一部のようなもの。それを勝手に参考にされて酷似させて奪うのは、パクリ以外の何物でもないでしょ。

AI でのパクリはどうなる… だって??

あのね。

完全に逆。

思考の順番がまったく逆なのよ。

法律ルール)の土台には、まずそれを支えるモラルがある。法律違反じゃないからといって何をしても許されるという事にはならない。自分他人作品を隣に置いて絵を描いてる様子を想像してほしい。そこにはどこか後ろ暗い気持ちがあるでしょう? 誰もがルール以前に暗黙のモラルに従っている。法律に訴えるのはモラルで事前にガードできなくてクレームも受け入れられずにこじれにこじれたときの最終手段なんですよ。好きにパクリ放題して裁判で負けたときだけアウトにしていたら時間お金いくらあっても足りない——少し考えればわかる事だよね。世の中は全か無か人間だけで回ってるわけじゃないの。

その証拠に例えばジブリの絵柄に似たマンガアニメだって存在しないでしょう。それはクリエイターと観客みんながジブリリスペクトしているから。ジブリに直接依頼せず許可も得ずに参考だけするなんてあり得ない話。行政制作公共の場に置くポスターならばこそ率先して従うべきモラルがある。オリジナリティゼロから作り上げた側・パクられた側が NO というなら NO なの。法以前の問題

anond:20230419164913

ロート製薬女性のニオイは年齢とともに変化することを発見し、「2017年 日本味と匂学会第51回大会」で発表しました。

ラクトンはいろんな種類があります

ラクトンC10(γ-デカラクトン)

ラクトンC11(γ-ウンデカラクトン)

特に重要であることを突き止めました。

これらのラクトンは桃やココナッツなどの甘い香り関係する成分。

10から50代の女性体臭HS-GC/MS分析したところ、 明らかに若い女性の体臭ラクトンC10ラクトン C11が多く含まれ、30代以降ではガクッと下がることがわかりました。

2023-04-15

AIカスタマイズして育てるぐらい簡単だ」と思ってる奴は信用しないことにしている

めっちゃ多いんだよな。

仕事上に付き合いがある人間にもいるし、ネットでも毎日のように新参者が「AIを使いこなせば効率化がラクショー」と言ってる。

全然そんなことはない。

かに効率化出来るけど、そのためには長い時間をかけて準備する必要がある。

既に形作られているパーツの組み合わせでは実現できない時、1からAIを育てていく作業のしんどさは人間にモノを教えることの比較にならない。

AI自分で考えてはくれないし、物覚えも決してよくない。

機械が物覚えがいいのはソリッドな情報に対してだけで、ファジー空間情報を焼き付けるときにかかる時間特別物覚えの悪い新人と大差はない。

ちょっとの違いでつまづくし、何をどうしてしているのか分からない勘違いも繰り返す。

何を考えてその結論に至っているのか自分では説明できないし、周囲も理解しきれない。

経験則だけでデタラメにやっているだけでしかない。

そんな連中に仕事を教えるのは全くもって簡単なことじゃない。

お絵かきAIが発展しているのは、絵を描くというたった1つの行為に向かって多くの人間が同時に開発をしているからだ。

そして求められる画風の種類もせいぜい200通り程度の物に収束している。

その状態に何十万何百万の人間が同時に作業を進めているから、共通データベースが充実していく。

これは極めて異常な状況で、大抵のAI開発は、他所が今まで求めてこなかったものをシコシコと自分たちのチームだけで作る作業になる。

手法だけなら類似業務が既にあるだろうから真似ればいいが、作業自分たちで進める他なく、そしてその過程においてはそれぞれの対象ごとの個性的トラブルが生起し、それを自分たちだけで解決する必要がある。

それを「これぐらいは簡単にできる。やってない人は反射的にAIを見下したり、チャチなプライド固執しているだけ」という人間は信用しないことにしている。

自分で手を動かして作業をすることもなければ、実際に手を動かしている人間がどうやってそれを実現しているかを調べる気もない人間からだ。

都合のいい妄想、格好つけた持論を補強すためだけのチェリーピッキング情報収集だけを根拠に語っているだけだ。

大抵はモノ作りに直接関わったことがない、左から右に物を動かしているだけの輩だ。

物を作る過程を考えず、自分消費者販売者としての経験しかない。

製造原価という概念さえ気迫で「販売単価」から全ての価格設定スタートしている小学生レベル経済観で世界を知ったつもりになっている。

そんな自分の姿の滑稽さにも気づかないから偉そうに出来る。

ただのバカだ。

相手にする価値がない。

anond:20230414205233

昨日誕生日だったのかな。おめでとう。

(私も誕生日だった)

増田はこれから家事スキルを磨けばいいのではないかな。

常に仕事ストレスを抱えているタイプ結婚すると、気も使うし八つ当たりされるし大変なんだよ。ブラック企業家族にとってもブラック

その点増田は今の仕事ラクで、ぬるま湯っていうと言葉は悪いけど精神の平静が保ててる訳だよね。

そしたら、仕事は頑張りたいけど家のことまで手が回らない女子マッチングしそうなんだけど。しかも年上で性的ガツガツしてないタイプなんて需要ありすぎだと思うけど。

私が仕事家事をしつつ夫の機嫌まで取らされて疲弊してる中年からそう思うのかな。

2023-04-07

老いていく親に終活をさせるには【追記あり

追記した→https://anond.hatelabo.jp/20230409121152

以下本編******************************************************

両親を比較的早く亡くして色々その後の始末をした体験から。また、人の親の終活サポートサポートするような仕事をしていた体験から

大前提として、親と仲良くできてるか?

そもそも、「終活」って、そこまで「むむむ必須…!!」と思わなくてもよい。

そもそも、一番大切なのは終活する以前に、親御さんとちゃん円満人間関係を構築し続けておくということで、これが実は一番割と大変だったりする。

親がどこに何を仕舞っておきがちか、どんな人生を送ってきたかとかがなんとなく分かっていれば、別に整理整頓されていなくても残された子供たちで探し当てたりあちこちに問い合わせればいいだけなのでそんなに問題ない。親子の関係が良好なら、何なら親の方から大事書類や通帳や印鑑はこうやって保管してあるからね」とか言ってきてくれたりする。

そういう、あたたかくお互いを思いやれる親子関係でもないなぁ…という場合は、まぁまずは親に終活をさせる以前に、親子関係を良好化しておくことが必要

そうじゃないと何を言っても親は子の言うことなんて聞かないんだよね。親にとっては子は中高年になったところで子供だし、老い自覚があればなおさら我が子に対して頑なになる、ということはよくあること。

現代の老人の傾向、セグメント別

そもそも金持ち株式やら不動産やらを持っている人以外は、親が大した整理もせずに死んでもそこまで大変でもないことも多い。まぁそもそも、人が一人死んだらそりゃ多少は手続きやらが大変なので、そこはもうそういうもんだと思って。

親が金持ち場合。傾向的には、ガチ資産持ちの人は弁護士税理士やら銀行担当者やら、誰かしら外部の相談者がいることが多いので、まだ元気なうちに「営業に来てる銀行担当の人とか税理士とか、今度紹介しといてね」と言っておくと割とはかどる。税理士なんかがいる場合はほぼ無問題名刺交換しておけばおけー。

資産持ちの場合プチブル勢(高給取りサラリーマンや自営)の場合結構厄介かもしれない。親御さんがまめに日ごろから管理をしている人であれば心配ないが、GDP右肩上がり世代なので「なんとなく色んなとこに預けたり掛けたりしてるだけ」みたいなケースがあって、これはもう、がんばって、エンディングノートやら終活やらをしてもらう必要がある。

お金がなさそうな場合。自宅とちょっと貯金だけ、なんていう場合は、もうほとんど心配しなくていい。実際はこういうご家庭が一番多いんじゃないかなと思う。通帳、保険証券印鑑仕舞っている場所だけ、何かのついでに(例えば親がちょっとした病気入院した、とか体調崩して手伝いに来ている時とか)さらっと聞いておこう。銀行の届出印はちゃん確認しとく方が良いなと思うが、死後に届出印が分からなくても銀行に提出する書類が1枚増えるだけなので、まぁわりとどうってことない。「窓口の人」は基本親切だし慣れているのでどうしたらいいか聞けば大丈夫

もういちどおさらいだが、「銀行印が何かを聞いておく」とか「終活をお願いする」などは、要するに子供から老いて色々億劫になってきている親に頼む、大事情報を聞き出す、ということなので、その前に人間関係を良好にしておけ、というのが鉄則になるわけです。


マメポジティブな親御さんには、エンディングノートを渡すだけで割とオッケー

文章文字を書くのが苦にならない人、普段から日記をつけてたりする人は、比較的楽だと思う。

エンディングノート市販されている紙のものもあるが、アプリもあったりするので、親の性格に合った内容のものを子からプレゼントするのもよいと思う。

基本的必要情報

これぐらいが分かってれば財産回りは大丈夫。この辺は市販エンディングノートだと記入式で書いていけるようになっている。また最近終活アプリなんてのもあるので、スマホコンピュータがいける口の親御さんならそれでもOK

市販エンディングノート選びでいうと、例えば、記入欄が多いものズボラな親に渡しても嫌がるわけで、選ぶには匙加減が結構大事結構「思い出記入欄」とか「自分史書き連ねページ」とかがあったりする。そういうのを書くのが好きでノリノリで書きそうな親御さんなら、自分から書いてもらってついでに大事資産周りの情報も書いてもらえる。

逆にそういうのを全然書きたがらない親御さんの場合は…記入項目が簡単ものを使って、親にヒアリングをして子供ノートに記入していくのがお勧めズボラな人や「そういう書類作成したり整理したりする経験がない(今の高齢者世代だと女親は多くの場合就業経験が少ないので困る場合があるよ)人」は、緊張して思考停止ちゃうので、子供が寄り添おう。また同じ結論だが親子の人間関係を良好にしておく必要がある。

そして、しっかりした親御さんの場合でも、隠してたタンス預金やら隠してた借金やら、愛人がいたやら隠し子がいたやら、まぁ隠そうと思えば隠せるわけなので、あまり根を詰める必要はないわけです。

あとは、「死んだら葬式に誰を呼んでほしいか問題」も、エンディングノート項目にある。こういうのもノリノリで書いてくれる人もいるが、面倒くさがって書かない人も同じぐらい多い。書きたがらない場合は、実家年賀状を取っておいてもらう。正月帰省した時に、親あての年賀状を見ながら「この人誰だったっけ?」とか話をしながら、だと、整理する気になってくれるかもしれない。まぁ要するにノートに書いてなくても全然よくて、年賀状に付箋でも貼っておけばいい。

結構、長い時間をかけて、ぽつぽつとやる

エンディングノートひとつ記入し終わるのは、現役の我々でも結構めんどいので、一度には片付かない。1年、2年と、年単位ゆっくりやればいい。

比較的多そうで且つ厄介そうなケース、「ズボラ小金持ち親」と「忙しいしなんだか色々面倒で帰省は年に1、2回の子」の場合エンディングノート作ろうかと持ち掛けてから帰省頻度を増やして1テーマごとに埋めていく、みたいな作業想像した方がいいかなと思う。エンディングノートを作ることで親子関係を和らげて距離を近づけていく作戦。平行して介護が始まってきたりするんだよね…。

今日は通帳を整理したか乾杯!また再来月来るからそれまでに保険証とか、暇なときに探しといてねーと声をかけておく、次の帰省までの間にも連絡を入れて雑談をしつつ「見つかった?」と聞いておく、みたいな、まめな営業努力が効いてくる。通帳を整理し終わったはずなのに忘れてた通帳が出てきた、出てきたけどその通帳はとっくの昔に口座解約してたやつだった、みたいなことも起きます。でもまぁそれが笑い話になったりするので。

自分のことで言えば、これらの作業を両親とやっていたら、なぜか押し入れの奥から父の結婚当初の給与明細の束が出てきたり、両親の結婚デート写真が出てきたり、新婚旅行の時のメモノートが出てきたりとめちゃ楽しかった。照れて無口になる父、はしゃぐ母、はしゃいだ母は記憶力がぐんぐん回復していって笑った。

墓のこととか葬式のこととか、財産分与のこととか

親子関係改善しつつ、楽しくエンディングノート作りをある程度進めていくと、親の方からぽつりぽつりと、聞きにくいことを話してくれたりするようになる。人間関係構築は偉大。

我が家場合だが、一番面倒だったのは墓のことだった。

父親が三男、母親姉妹の長女だったので、母方の墓を引き継ぐんだろな…と漠然と思っていたのだが、母方の祖母(父にとっての義母)が100才近くで元気なのに、先に父が病気余命宣告が出てしまったので、墓の所有者である祖母よりも先に娘婿である父が墓に入る可能性が高まっていた。

実は、父と、母方の祖母はあまり仲が良くなくて、母と私は「お父さん、お墓どうしようかねぇ…」と悩んでいたのだった。

父は、仲が良くない義理関係の墓に入りたくないのではないか、それなら別に墓を用意するなり樹木葬みたいにしてもいいよね、と母と私は話していたのだが、一方で、母としては姉妹なので、実家の墓を継ぐ人がいなくなってしま心配もしていた。お父さんは海に撒いてくれと言ってたけど私は一緒のお墓がいいのよね…とか、別に墓を買えばいいじゃん檀家金もかかるしおばあちゃんが死んだら合祀しよう、とか、合祀にもお金かかるねぇ…なんて母と娘は少し前に話をしてはいたのだ。でも言い出せず。

ある時、余命カウントダウン中の父の病床で、子供たちと孫たちに囲まれて、私は父のそばで通帳とかの整理をしていた(生々しい)時に、父が私に「東京の爺さん(母方)の墓に入るからよろしく頼むよ」と言ってきた。お父さんそれでいいの?嫌じゃない?と聞いたら、まぁ婆さんはアレだったが爺さんにはさんざん世話になったしなぁ!色々面倒だろうからお前頼んだよ、と言われた。

もし順当に「祖母死去→母に墓を相続→父or母が墓に入る」であれば簡単だったのだが、順番が逆になってしまったので、実際ちょっと面倒だった。祖母と叔母(墓にまつわる利害関係者)への相談と許諾をもらったり、何やら一筆書いたり、父のカウントダウンと追いかけっこで奔走した。もっと早くに聞けてればなぁと思ったが、まぁそれもタイミングだし、しょうがない。病床で、傍らに金勘定してる娘がいて孫がわらわらしているところで「俺はあの墓に入るぞ!」といった父の話は今でも家族の間で語り草の笑い話だよ。

終活が思い出になるような逆転現象

母は、まぁ父の死の片づけをしたわけで、「自分の時はもっと効率的にやるわよー」と張り切っていたが、やはり割と急スピードで病を得て亡くなったので、志半ばという感じだったかもしれない。エンディングノートこそ作らなかったが、財産関連の書類ファイルに整理されており、友人関係については娘の私がかなり把握していたので、多くの人に葬式に来てもらえてよかった。ご近所のお友達はもちろん、中学高校時代からの長い付き合いのお友達や、職場の友人や転勤先で仲良くしていた友人や、私も知っている人や私も知らない人や、大勢が母の思い出を私たちに話してくれて、それがとてもよかった。

父は、生前自分のことを語らない男(昔の男性は割とそういうところがある)だったのだが、闘病が長くゆるゆると終活を付き合ったので、その端々で父がぽつぽつと話してくれた色々なことが記憶に残っている。

そして余命カウントダウン期間に「会っておきたい人をリストアップして!」と父に命令をしたので、大勢の人に見舞いに来てもらえた。なので正直、葬式の時はかなりラクチンだった。連絡先を聞いておけたし父の古い友人の中から葬式の手伝いをしてくれる人もいて、大学の仲間がだいたい何人ぐらいくるよ!とか、職場OBがだいたい何人くるよ、とか、取りまとめてくれて葬式代の見積めっちゃ捗った。お父さん人望あったんだなぁ…だっていいやつだったもんなーお父さん、と、しんとした通夜の夜にポロリとしたりね。

何ていうか、「死ぬ」というのは人生時間の中の一つの点ではあるのだが、一方で、その一つのである死に向かう状態が延々と続いていくのが人生特に老人の人生なんだよなと思う。

終活は、1カ月でで終わらせる!ということではなく、徐々にゆっくり何年も時間をかけて死んでいくタイムラインのなかで整理をしていくことで、その「整理する時間」ごと思い出になったりするような、妙に充実する時間だったような気もする。文化祭は当日より準備が思い出深い、みたいなことというか…。

親の終活を手伝うことで親との関係が良くなったりなんか味わい深い思い出が増えたりするから、早いうちから家庭内イベントとしてやるのがいいのかもしんない。

一般的にはエンディングノート業界では、エンディングノートは定期的に(数年に1度)見直して、変わったところがあったら修正しておきましょう、とか言われている。まぁ生きていれば当然、財産状態も友人関係も変化をするからね。なので「財産目録を作らねば」とか「エンディングノートを書いてもらわねば」というよりも、親子ですごく間遠な感じの過去日記をつける、みたいな取り組み方なのかもしれないな。

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