はてなキーワード: 23区とは
引越しで電気、ガス、水道、なら手続きから開通までせいぜい数週間、ところがネットの光回線接続はなんと3か月以上かかる。
在宅でネット必須の仕事をしている自分にとっては死活問題であるにも関わらず対応があまりに最悪で、本当に気分が悪い状態がもう一月近く以上続いているのでここで愚痴を書く。
光回線の電線?から家までのケーブルは、各インターネット接続事業者だかなんだか毎に管理をされているらしく。賃貸でN社の光回線が残っている所に、S社の光回線を入れようとすると、なんと別の光ケーブルを宅内から宅外に接続し、さらに宅外から電線だかなんだかまでに接続をする工事の手間が発生するそうな。アホか。
電気事業は自由化されて自宅に送られる電気は会社を選べるのに、情報を送受信するインフラはこのザマである。
時間的にもコスト的にも大いなる浪費、その手間は利用者の毎月の料金で負担されている。
なにが悪い?法律か?企業の姿勢か?政治か?技術的問題か?利用者はもっと怒ってブチ切れて良いと思う。
今回依頼したS社は、開通までの間はポケットwi-fi端末を貸し出すという触れ込みだったが
実際に貸し出すのは業務委託した全く別の会社のレンタルサービスで、別会社のフォームに飛ばされて利用申し込みをさせられた。
ここのサポート、及びサービスが本当に酷かった。というか現在進行形で酷い。
まず引っ越し直後の利用を想定していたので、端末の到着日、配送先の住所について、申し込み時の質問欄に相談したが、完全に無視され、
要約すると「お前が入力したフォームの場所と時間に送る」とだけ返事が来た。
かなりムカついて「相談しても時間も場所も変えられないという事で了解した。それで問題無い」と返信した所、改めて返信が来て
「端末の到着日、配送先の住所を確認させて欲しい」と書いてあった。
何故最初の申し込みの時点で質問しないのか?と思った疑問をそのまま書いて、「そのままの日時と住所で送って構わない」と同じ回答を改めて告げる。
さて、端末は指定した時間帯と住所に無事到着したが、電源を立ち上げても、ネットワークに接続できない状態。ルーターには繋がるがネットには行かない。
場所の問題かと周囲を歩き回るが一向に改善せず。23区に近い都内なのだが端末画面のアンテナアイコンは暗いまま。
引越しのゴタゴタの最中サポートに電話するが、30分近く録音応対で待たされる。あと5人です。あと4人です。と延々聴かされた後、後一人です。となった直後、勝手に電話が切断されるという素敵な事態が発生。
メールで詳細に説明をしてサポートを仰ぐも、このやり取りでバロウメーターがまた上がる。なんで俺が今書いている画面左上のアイコンの色や形の状態の詳細な説明「画面のココがこうなっている」と書いて送っても、その内容をそっくりそのまま「画面のココがこうなってますか?」聞いてくるのか?文章読めてるのか?
それでもなんとか端末の初期化や再設定方法を聞き出し、そのまま設定してもやはり接続できない事が判明。完全に壊れた端末を送って来た事が確定する。
サポートはこっちの文章をまったく見ていないのか、意思疎通がとにかくできなかった。デキの悪いAIの返答か日本語を理解できない人間の仕業としか思えない。
ちなみに、端末だけでなく、付属のコンセントだかケーブルも壊れた状態が判明。コンセントつけっぱで、バッテリー切れを起こす。
その数日で月額5Gプランの携帯のギガがみるみる減る。焦る焦る、サブスク払い損。
数日後に届いた代替端末は無事ネットに繋がりはしたものの、ポケットwi-fiの貧弱な電波では家全体をカバーできず、離れた場所で2つの仕事場を設定した家では、常に片方のネット接続が不安定になるという事態に散々苦しめられる。
昼と夜でも、電波の状態が変わる(たぶん雨戸)さらに混雑のせいかちょいちょい瞬断。通話中に切れたらこっちも切れる。
wi-fi中継器を使ってもこのザマである。そもそもポケットwi-fiの電波は一般住宅全体のネットワークをカバーできる程の電波を出しているとは思えない。光回線工事が終わるまで、こんなもので代替しておいてくれとは随分とナメられたものである。しかも無制限と言いつつ、気分次第の規定値を超えると速度制限されるらしい。怖くて仕事以外で動画なんかみてらんない。サブスク払い損である。
中継器の場所を微妙に設定してなんとか最低限の安定を保ったが、結局端末数や、SSIDを複数利用するという不便極まりない状態が続いている。
そんな最中やってきた宅内工事の業者は、光コンセントの出口がわからないと言い出した。集合住宅なので、隣の家に通じているかもと言っている。だからと言って突然隣家に入って工事をさせてくれ。という無礼な話が通る訳がない。
その日、業者は工事を完遂させず帰る。隣家に工事微調整のアポを取り(なんで俺がこんなことやってる)数週間後の再工事が決まったが、今度は全くの別業者が来た。
が、なんと状況の申し送りがも全くされていないと本人から聞く。(もしこの情報でこの人が不利益を被るような事があったらお前そん時も怒る)全く同じ悩みを抱えて工事をスタートする様子を30分以上見せられる。彼は近所にご迷惑をおかけしながら全く同じ出口探しに30分程奔走し、家の中と外を出入りしまりようやくケーブルの出口を見つけるが、結論として隣の家に入る必要はまったく無かったらしい。なにそれ。
このようなイライラがほぼMAXの状態で、最後の宅外工事にあと2か月近くかかると通知。
即サポートに電話。ここまでの経緯を電話口の担当者には本当に申し訳なかったが、企業態度やこれまでの対応含め、正直な感想を結構な感情を込めて述べさせてもらう。そして今後の対応について提案してもらう事になる。
結果、工事日は早まる事はなく。散々嫌な思いをした同じ委託会社のレンタルポケットwi-fiがもう一台届く事になったのである。繰り返す、あの業者のレンタルポケットwi-fiを送るしか手立てがないのである。
あの窓口の担当者は、上司やシステムのフォームや関係者や委託先にちゃんと申し送りをちゃんとしたのかなあ。
ゴイケンハ シンシニウケトメ ゴンゴノ ギョウムノ サンコウト サセテイタダキマス
https://news.yahoo.co.jp/profile/comments/16099942697304.bbea.30631
tma*****
2時間前
毎日の感染数が発表されていますが、東京の人たちには、あまり届いていないかもしれません。でも今日は、多過ぎますね。
夜20時以降の外出制限はわかりますが、そんなことを思ってもいない人が大勢いることを忘れてはなりません。
この前、インタビューで自分たちの周りには家族も含めて誰も感染した人が居ないから、完全にダラケていると言っていました。
しかしその言葉の裏には、病院で必死に働く医療従事者の支えがあることを忘れてはいけないと思う。慌ただしく患者さんのために力を尽くしてくれていることを忘れてはならない。そんな能天気な人たちが感染したり、違う病気になって初めて医療のありがたみを感じると思う。でも医療が逼迫されてきた今だからそれでは遅いのである。
みんなの心に潜む、今まで自粛頑張ったから少しぐらいは大丈夫という慢心な心かもしれません。
moa*****さん|2分前
都民です。東京の人に届いてないんですね。はないですね。東京というところを分かってらっしゃらない方のご意見かなと思います。東京は他県から毎日莫大な人数の人達が通勤で往来してます。それだけでも感染の拡大理由になってます。
プラス地方からも出張や観光にものすごい人数が来てます。都民だけならこんなに感染は広がりませんよ。他人事のように言わないでね。他県からコロナが持ち込まれてることも知ってくださいな。
kon*****さん|3分前
都民です。3月からテレワーク、マスク、手洗いうがい消毒徹底、親や祖父母とも会わず、飲み会も旅行も何もなし。このように暮らしてる人も多いです。
もちろん気をつけていない人も一定数居ますが、田舎とは人口密度がそもそも違います。どんなに気をつけていても外に出たら近くに人もいます。
pez*****さん|35分前
sta*****さん|39分前
東京に届いてない?
田舎者の傲慢さと慢心ですね。そりゃ人もまばらでスッカスカの田舎じゃ感染も広がらないでしょうね。おまけに夜会食する店も開いてないですからね。
そもそもPCRすらまともにできてない中での感染者数なのに、何で上から目線なんだか。
aoe*****さん|41分前
渋谷で自営業をやってます。スクランブル交差点ばかりが映るからそう思われるかと思いますが、人が多いのは交差点から半径約100メートルの範囲内だけで、それ以外はそれほどでもないです。それに、多くの都民はマスクに頻繁な消毒で気をつけて生活しています。
m_p*****さん|45分前
都内ですが、4月以降ずっとリモートだし、人と会うことも少ないですよ。それこそ別に済んでいる兄妹の家族にも会っていません。切迫感は相当ありますよ。ニュースだけで安穏としていると惑わされないで欲しい
( ´͈ ᗨ `͈ )◞♡⃛さん|46分前
毎日の感染数が発表されていますが、東京の人たちには、あまり届いていないかもしれません。
は?何言ってるんですか?
どこ在住か知らないけど
qjd*****さん|46分前
fuw*****さん|46分前
買い出しは週1回空いてる平日の時間帯に。
これ以上、何をしろと言うのか?
szm*****さん|52分前
都民の一部を切り取った報道でまだ東京差別ですか。どちらにお住いか知りませんが都民じゃないならほっといてくださいよ。
車を1人1台持っているような田舎と比べるのはやめて欲しいし、テレワーク可能な業種ばかりではありません。持ち出し厳禁のお仕事や物を扱っているお仕事は絶対に不可能です。
どこどこに人が並んでたとか、仕事の合間にお昼をとることも都民は許されないのでしょうか。人口が多いんだからある程度は仕方の無いことです。
12月以降は決算の企業も多いでしょう。持ち帰りでできる仕事ばかりじゃないし、非常に効率も悪い。
地方の一部の人がひどすぎて、いっそのこと一都三県だけで独立したいくらいです。
二度とこちらに足を踏み入れて欲しくない気持ちにまでなってしまいます。
ara*****さん|56分前
偉そうに怒
のんびりいきましょさん|59分前
他の方と同じく都民(23区外の田舎)ですが、昨年2月から買い物は宅配、ネット通販を利用したり、3歳の子供いますがどこにも出掛けず(可哀想なので散歩はします)、マスクや手洗いの徹底、小さいスプレーボトルに入れたアルコール消毒をポケットに入れ、こまめに消毒しできる限りのことをやっています。
なので都民一括りにしないでほしい。つらい。
同じ都民でもテレビで出歩く人見ると不快に思うし、これだけの感染者数なので毎日危機感持って生活してます。
あんな都内での人混みの映像みたら都民全員が、と勘違いされて当然。
何で同じ東京でこんな気を付けているのに遊び歩くんだろう…って毎日複雑な気持ちになる。
こういうコメントとても傷つきますが今後も徹底した予防を続けていきたいと思います。
n*****さん|1時間前
都内在住。
黙れ!田舎者!
>>みんなの心に潜む、今まで自粛頑張ったから少しぐらいは大丈夫という慢心な心かもしれません。
すげー殿様コメントw
大体、知事どもが緊急事態宣言だ~とか水面下で乳繰りあっている間で、突然「陽性者数」爆上げ&検査数爆上げ。
毎日毎日、超満員の東京ドーム2個分以上の検査やってるって知らないでしょ?
で、緊急事態宣言出させたぜ、ドヤァ~~!って自慢げに会見開いちゃうんでしょ、この3バカ知事は。
で、密になるな、外に出るなと言ってるのに、記者集めてワッショ~イw
こんな連中の茶番に、いつまで付き合うの?
hiy*****さん|1時間前
都民です。
夏にPCR検査を受けて陰性でしたが、万が一を考えて他の人にうつさないように、仕事と最小限の生活用品だけの買物しか行っておらず、その際にもメモして短時間で済むように頑張っています。
感染者は多いかも知れませんが、思いやりを忘れずに自粛している人達もいる事に気付いて欲しいです…。
東京の人は〜って言うけど、東京生まれ東京育ちの人は気をつけてる人多いけどね。田舎から出てきてる人の方が、今はどこも空いてるから〜って出かけてるよ。なんでも一括にしないでほしい。
都民だけどこういう言われ方は正直悲しい…
yun*****さん|1時間前
ほとんどの都民は、地方の人よりも、マスクや手洗い、消毒は徹底してるし、長いこと飲みにも行ってませんよ。
nailcyuさん|1時間前
東京の感染者の非常に多い区に住んでいますが、家族含め近所の知人もまだ感染者いませんよ。それはなぜだと思いますか?ダラけずしっかり感染予防しているからです。もう少し心あるコメントを発して欲しいものですね。東京の人をひとくくりで悪者に聞こえる様な書き方をしてはいけません
現状感染した方がいません。
そもそも遊び歩いてる人しかマスコミはコメント取れないんでしょw
わざわざコロナ拡げてる人たちに寄って行かなきゃいけないマスコミって大変ねw
おじんさん|1時間前
響くも何も大半の人にとってはもうやれる事が無いんよ
手洗い、消毒は勿論
アルコールで拭き
これ以上の事は引き籠りしかないし
流石に腹立つわ
mmzさん|1時間前
マスコミもコロナを舐めて飲み歩いてる人ばかりテレビで流すから、都民がみんなこんなもんだと思われるんです。
こんな人達はほんの一部ですよ。
都民のほとんどは感染対策をしっかりしながら生活していると思います。
col*****さん|1時間前
それでもリスクを避けられない程、人が多いのが原因なだけであって、別に都民が極端に遊び歩いてる訳ではないと思いますよ。
東京よりもリスクが少ないのは当然だけど、0ではないのですから。
so8*****さん|1時間前
ふざけたことを言わないでください
少なくとも自分の身の周りでは
そんな緩んでいる人は1人もいません
相当に気を遣って生活しているし
それでも加速度的に増えているのに
恐怖を感じてますよ
まったく、勘弁してほしいわ
決めつけるな
hanochanさん|2時間前
地方から東京に出てきてる人は沢山います。東京都は全国から人が集まってるから都民のせいではないよね。
*********さん|2時間前
クロスバイクというのはママチャリより走るけど、ロードバイクほど高くない自転車のこと。
もともとGiantのEscape R3というクロスバイクを乗ってた。
コスパ最高なクロスバイクの一つで、通勤チャリに最適っていう評価に惹かれて購入。
それから10年以上お世話になってきたのだけど、最近歳のせいか膝の負担が大きくなってきてちょっとずつ乗るのが億劫になってきてしまった。
その間に引っ越しもあって、今住んでいるところが周辺どこからも少し高い位置にあるのでどこに出かけるにも帰りの最後に上り坂が待っているというのも大きい。
それでも40を過ぎて年齢的なことを考えると運動は必要で、今後は故障と付き合いながら運動をしなきゃいけないんだななんて考え始めた頃だった。
そんな中コロナが始まって、電車に乗るのもリスクだし、最初にうちは頑張って歩いて出かけてたんだけど、やっぱり距離に限界がある。
それで意を決して自転車で出かけても、クタクタになって次に出かけるときに腰が重い。
原付きも考えたけど、検索すると今は違反の目の敵になってるとか余計な記事ばかり出てくる。
で考えたのが電動自転車。しかもママチャリじゃなくて多少走れそうなやつ。
今まで乗ってたR3は車体が軽くてタイヤが細い。
タイヤが細いとどういう恩恵があるかというと、圧力が高ければ摩擦が少なくて最高速度が出やすくなる。
自分の脚力だと、平地の平らな道なら巡航速度は時速30kmくらいをキープできた。
その分、歩道とか走らなきゃいけないときは慎重に走らなきゃいけないから全然スピードが出なくなる。
そもそも車道を走らなくてはいけないのだけど、明らかに車道が危険だと思えるときにも歩道に乗ることが割とストレスだった。
そんな中、今回選んだのはママチャリと同じタイヤサイズの電動クロスバイクだった。価格を書くと車種が限定されてしまうが大手家電量販店で13万円だ。
予算的にR3と同じタイヤを積んでるような電動自転車には手が届かなかったというのもある。
ところが、乗ってみると結果的に街乗りするならこっちのほうが大正解だということがわかった。
電動自転車はアシストがあるために低速域を負担なく走れるようになるので、止まることにも躊躇がなくなるし、タイヤがママチャリと同じ太さがあるので歩道の段差もまったく気にならない。
もちろん歩道を走るときは歩行者を優先して、人が多いときは最徐行で走る。
それはR3のときも今も変わらないのだけど、電動自転車はそこからの再加速が楽なので、歩道走行に本当にストレスがない。
車道が危険だと思えたら迷わずに歩道に乗り込めるし、乗り込むときも衝撃を気にして止まる寸前まで減速する必要もない。(車道で減速しなくてはならないので割と危険度が高いと常々思っていた)
歩道走行にストレスがないということが、街乗りにとってこんなにストレスがなくなるだなんて思ってもなかった。
電動自転車といえば坂道が楽になるイメージだったけど、これは想定外な恩恵だった。
平地での巡航速度は時速27kmくらいに落ちた。それでも、それを補って余るほど加速の速さと坂道での速度維持がある。
23区内なら十分射程距離だ。コロナで出かけられないストレスの大半がこれで解決した。
給付金の使いみちが決まらないまま年を越しそうだったが本当にいい買い物だった。
今年はこれで色々楽しめそうです。
(前編 anond:20201231031127 より)
行きと同じように、出発24時間前にハワイ州の健康情報登録サイトに離島→ホノルルのフライトに搭乗出来るように健康状態を登録。後で分かるけれど米国内で空港の外に出ることはないのでこれはあまり意味がなかった。
同時に厚生労働省から指示されている入国時の質問票Web(https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp/#/)という手続きも実施。
12月中旬の時点ではGoogleから検索ではこのサイトにたどり着けず(今はたどり着ける)、成田で配られた紙に書かれたURLを打ち込んでアクセス。アンケートに答えてQRコード発行。
これがハワイ州の手続きのサイトと比べてかなり貧相。スマートフォンからのアクセスしか想定してない作りになっているし、質問項目の設定も前項目で該当しないはずのものを聞いてきたりと、使っていて不安を感じる作りになっていた。
発行したQRコードもハワイ州のサイトとは違ってメールで送ってくれず、仕方ないのでPCで画像保存したのを転送した。
なお、帰国の搭乗前はPCRの検査は不要。(米国本土から乗り継ぐ場合は必要らしい)
恋人と出来るだけ早く収まるといいね、早く日本に帰ったりまた遊びにこれるといいね、と話しながら空港でチェックイン。
そもそも飛行機に乗る人が少ないので空港スタッフが凄い暇そう。
日本に帰るとわかると、日本からきたの!へえ!こちらの方はこちらにお住まい!それは寂しいね!二人の写真を撮ってあげるわ!と写真を撮ってくれた。ハワイの人いい人だ。
見送りが見えなくなって飛行機に乗り込んで半泣き。ホノルル行きの機内のお客さんは乗っている間もしっかりマスクをつけていた。本当に意識が変わったよアメリカ人。
成田行きの機内は前後3列誰もおらず、横もはるか向こうの窓際に一人いるだけ。二重に付けたマスクは食事以外は外さずに過ごした。
こんなに空いている国際線初めて乗った。前方の座席は少し混んでた模様。
入国前の成田に到着する飛行機では「健康カード」と書かれた紙が配られました。厚生労働省の検疫所と署名があり上部に「入国される方へ検疫所よりおしらせ」とタイトルがふられていて14日間以内に新型コロナウイルス感染症が特に流行している地域から入国する人が必要な手続きについて書かれていました。
以下内容要旨の抜粋
1.特に流行している地域から聞いたことを必ず検疫官にお申し出ください。
2.入国した次の日から起算して14日間は指定された場所で待機し、外出せず、人との接触を控え、公共交通機関を利用せず滞在場所を記載して検疫官に共有し、健康状態を毎日チェックして、熱や咳や出たら指定医療機関にて受信してください。
というものでした。また同居の家族の人も十分に配慮するようにとか、相談センターや窓口の電話番号、外国語での医療機関の案内などのQRコードが記載されていました。
成田に到着。降機した後、速やかに専用の待合室(エリア?)に全員通されて検査をしました。
壁や柱のあちらこちらに
と書かれた紙が貼られてて、記されていた翻訳が
と丁寧さも礼儀正しさも30分という情報も含まれないものだったので、公式の場の翻訳の適当さに日本に帰ってきた感じがしました。
本当は写真を取りたかったのだけど完全に撮影禁止エリアだったので我慢。
健康状況の対面確認 → 検体取得 → 書類確認・結果通達 → 入国
の順番で行われました。
非接触型の体温計で体温測られながら、どこから帰ってきたか、咳はないか、熱はないか、などの質問をうけました。コロナが特に流行っているとされる国と地域(ほとんど全世界)だと抗原検査にまわされます。(回されない場合があるのだろうか)
検体とは唾液。事前の待列の案内に、唾液腺を刺激するマッサージの方法が書かれていました。こちらは日本語でも英語でも正しく書かれているようでした。
順番が来ると管理番号が発行されて、番号の貼られた検査キット(プラで出来てる漏斗とシリンダーの簡易セット。大体10ccくらい?の唾液の量のあたりに黒い線が引かれている)が渡され、唾液を入れるために選挙の投票用紙を書くような広さのブースに入って、漏斗に向かって唾を垂らす方法。ブースには酸っぱいものを思い浮かべましょうと梅干しとレモンの写真が貼られてたけど、「クエン酸」とか「ビタミンC」とか「アスコルピン酸」とか書かれている方が垂涎ものだと思う。元々唾液量は非常に多いと歯科医でお墨付きをもらっているので、ブースの後ろをウロウロしていた唾液量を確認する係の人に光を当てながら確認してもらってOKを貰い、出口で検査員に渡しシリンダー立てに立ててもらう。
出発24時間前に登録したアンケートが発行したQRコードと、パスポート、入国前に配られた前述の健康カードを確認してもらい、厚生労働省からのご連絡、と書かれた紙を渡されます。
二週間の健康状態の確認を行うのに、LINEアプリか電話番号の登録方法についての案内について書かれています。
(前のQRコード発行時にどちらかを選ぶ。)LINE使ってないので電話番号で登録できるのはよかった。ここで次の待機列で座る場所を番号で指定されます。
廊下に二列にソーシャルディスタンスを保った状態で並んだ番号のついたパイプ椅子に着席。この座席は空いても再利用されないようになっていました、
フライト自体人数が少なく、列に並んだ人も91人。ウロウロと歩き回る人や、マスクしてる以上に具合が悪そうな人もいたりして、周りで咳をする人がいると、みんなが振り返ってその人を見るという状況で気分は罪人。なんとなくバツ悪い感じで待っていると、館内放送で管理番号の下4桁が日本語と英語でそれぞれ読み上げられて検査室で結果を聞くスタイルで、ドキドキしながら40分程待機。
結果は陰性。
陰性だと信じていても、嫌疑かけられて証明する迄の間はやはり嫌なもので、結果を聞いてホッとした。
陰性だとわかると、健康カードにネガティブを表す(-)が貼られて、不思議なデザインの模様が入ったオレンジ色の紙を渡されます。(青い紙もあるらしい)
この紙を見せてやっと入国手続き→荷物受け取り→税関申告(犬が頑張ってた)→ゲートの外へ!
待機列に並んだのが20:04で結果を受け取ったのが20:50だからやはり実質1時間前後はかかるみたい。
成田空港の入国や出国手続きのエリアは2年前より明るく綺麗にハイテクになってて、
2020のイベントに向けてこんなに頑張って整えてたのになぁって思うととても寂しい。
早くコロナが収まってなんの障壁もなくこの場所が使われる日が来て欲しい。
陰性証明は貰ったものの、トランジットのホノルル空港や機内で感染してても未だ結果には現れないので14日間は公共交通機関は使えません。
それにも関わらず。 待機列で前にいた同じ便で帰国したはずの女性は1階の京成線のホームへ向かうエスカレーターに消えていくし、(どうなったか知らない)この日予約していた空港のホテル(陰性証明があると泊まれる)は若干遠いので行き方を空港にいたお巡りさん(複数)に聞いたら「遠いからそこのタクシー使っていけばいいですよーっ」て笑顔(マスク付き)で言い出す始末。タクシーって公共交通機関ですよね?ダメじゃない?帰国者だよ?と言い返したらお巡りさんが全員黙ってしまった。千葉県警察署大丈夫か。日本の水際対策の効果について不安を覚えつつ、40キロの荷物をガラガラ引っ張ってホテル迄歩いて行きました。
何故成田に一泊したかというと自力でレンタカーで帰るためでした。
成田のレンタカーショップが時短営業で軒並み到着便と同時刻に閉店してたので、次の日に出直して車を借りるため。
レンタカーも調べてみたら大手のトヨタレンタカーは乗り捨てに対応していなかったけど、タイムズのレンタカーが系列店舗への乗り捨てだったら陰性証明書の提示で利用出来るとのことで予約しました。
が、ここで待ったがかかります。
朝の京葉道は危ないんじゃないかとか、普段ペーパードライバーなのに大丈夫かとか、アメリカの道路ルールを見た次の日に日本のルールにすぐに戻るのか、などなど言われてても意に介してなかったのですが、親から書留が送られてきて、事故に遭って千葉県の医療従事者に迷惑かけるようなことがあってはいけないと現金が入っていました。散々悩んで帰国者用のタクシーサービス(成田から定額)に3日前で申し込みました。同時にキャンセルしたタイムズさんごめんなさい。成田から東京都23区外、大体25000円から40000円が相場。レンタカーが乗り捨て代金込みで16000円だったので送金がなかったら無理でした。
既に成田に一泊していたので、自宅に帰ってから14日間が自宅退避になります。
外に不要にでてはいけないし、お店にも入るのは憚られるし、公共交通機関は使わないでくださいとのことです。
予めこの14日に備えて買い置きしていた食材や、ネットスーパー、宅配便で食事はまかない、ゴミ捨てだけは敷地内なのでOKということにして、ベランダで仕事の合間に日光浴と宅配の受け渡し以外は一切外に出ていません。
帰国後14日間は保健所から連絡を行って健康状態を確認しているとのことでしたが、自動音声の電話かLINEに切り替わったとのことで、次の日から電話を待ちわびてました。が、かかってきたのは帰国後3日後からでした。内容は毎日かわらず、厚生労働省から海外から帰国した方への電話であること、14日以内の健康状態を確認していること、熱はないか、家族も熱はないか。せき、喉の痛み、鼻詰まり、鼻水、強いだるさ、息苦しさ、その他の風邪症状は無いか。という質問と、出来るだけ安静にして不要不急の外出を控えて手洗いと消毒を徹底してください、という内容を毎日大体お昼ごろにかかってきて言われました。一回出られなくて毎日かかってくる番号に折り返して登録しようとしたら、折返しでは受け付けられません、と冷たく言われました。電話に出なかったことでどんな罰則がくるのかビクビクしていますが今の所何も言われてないです。
昨日でやっと自宅退避が終了して大晦日の今日から外に出られます。14日間で合計歩数が20000歩行ってなくて本当運動不足が怖い。正月から散歩します。
恋人に会いに行くなんていうと聞こえはいいかもしれないけれど、今この時期には褒められた行動では全然ないです。バカかと思う。
この時期に移動する人は、やむに止まれぬ家庭の事情があるか、やっとハワイに行けるぜヒャッハー!!SNS!!映え!!という、やむに止まれぬ病な人のどちらしか居ない印象だし。
恋人は現地で在宅勤務やりつつ元気そうで、久しぶりに一緒にご飯を食べ庭を散歩してゲームをして、この一年が無かったかのように普通に過ごせました。すごい安心しました。
出来たら毎日一緒にいたいけど、今のところはいつでも話せる・文字や画面を共有できる技術の発達に本当に感謝しつつもう暫く我慢できそう。令和万歳。
そんな感じの数多にある遠距離の恋人に会いに行く旅行記の一つでした。
ここまで読んでくれた皆さんありがとう。
都民だが賛成。
23区内はマンションだけにして、戸建てが欲しけりゃ都下に住むように棲み分ければ良い。
従来100%の場合は200%、500%の場合は1000%にする。そうするだけで、従来の2倍の高さの建物が建てられるようになる。
建築費も高くなればなるほど非効率に向上していくが、もともと土地が高い23区に絞れば、大多数の大家は目一杯の高さまで建てそうな気がする。
銀行も土地を担保に金を貸すだろうし、建築をはじめとする各種産業にも金が流れ込み、景気も良くなるだろう。
仕事がいくらでもあれば、23区に流れ込む人もさらに増加するに違いない。
一戸あたりの建築費が下がるので、それにつられて家賃も下がる。人口増と過剰供給のつり合いもあるが、少なくとも現状よりは安くなるだろう。
人口が増えれば自治体の税収も上がり、育児や教育、交通などの環境も向上する。
従来、住むところではないと言われている港区や千代田区にも手ごろな価格の中層マンションが増えれば、職住接近で満員電車で通勤することも少なくなるだろう。
一方、割を食うのは、東京都下やそれ以外の地方だろう。都心への人口流出は拡大するが、ますます過疎化が進むに違いない。
だが、既に最低賃金ギリギリの給与や技能実習生頼みでまっとうな産業も維持できず、東京等の企業・市民が稼いだ地方交付税交付金でギリギリ存続している地方に存在意義はあるのだろうか。
そう言うと、「食料自給率がー」と批判されるが、農業に必須な原油を輸入に頼っている時点で食料自給率など意味がない(それか、単なるポーズ)。
大都市の足を引っ張って大都市、そして日本全体を国際競争で負けさせるのではなく、いくつかの大都市に集約することで、国際競争力を高めなければならないと思う。
地方の都市部へ車で片道80km掛けて通勤するよりはマシってレベルにしかないぞ
23区の足立区でもこんな感じやで。まぁ足立区は陸の孤島と言われちゃいるんだけどな
かつ青梅市どころか茨城から通勤してくるひともフツーにおりますがの
(出勤支度)(家のことをやる)
↓
(自転車で駅まで向かう) (駅近くの駐輪場に自転車をとめる) (最寄り駅に向かう)
↓
↓
↓
(会社フロア行きのエレベーター待つ) (自部署のフロアの自席まで歩く)
↓
↓
↓
↓
↓
↓
これから、食事作って、風呂入って、ジム行くなどなど、行いたいことはたくさんあるが、
睡眠時間8時間を確保するならば『2時間15分』後には寝ないといけない
家賃8ー10万 anond:20180921093437
家賃10ー14万 anond:20180921095242
家賃14ー22万 anond:20180921100009
https://news.careerconnection.jp/?p=106675
貯金ができる、だったら腑に落ちるけど年収が上がる?はそうか?と思う。
そもそもそこそこ年収がないと住めない地域の場合どうなるのだろうとか。
※ 家賃については触れてるけど住んでた場所に依存して年収が上がったといった理由付けが弱い。
一番おかしいのが以下。
> そういった街で飲んでいる人は「例えば『今100万円もらうのと、1年後に101万円もらえるならどちらを選ぶ?』と聞かれ、前者を選ぶ人でしょう」と説明する。
ほぼ前者のほうがお得。
どう考えても前者のほうがお得。
※ もちろん値段が下がるなどのリスクはあるけど。
お金でお金を買う発想がないとある一定以上の年収には行かないイメージが有る。
=== 追記 ===
もらえるがくを1万円にすると急に雰囲気が変わる。
1万円だと投資しても…。みたいになってくる。
そうなると、『あぶく銭だから良いもの食べるか!』ってなって…そういう発想じゃ…。
という流れに持って行きやすいと思う。
たぶん今の都内(=23区)の中学進学事情をよく知らない人が多いと思うので、概説してみたいと思う。
昨年、61465人の中学卒業者のうち、45678人が都内の公立中学校に進学した(都の公立学校統計調査報告書より算出)。それ以外を、ここでは中学受験をして中高一貫校に進学した者とみなしてしまおう(実際には単に引っ越ししただけの人も多くいるはずだが、簡単のために)。
都内で均すと、一貫校進学率は25.56%である。四人に一人だが、これを個々の区に分けていくと違う光景が見える。
各区の一貫校進学率は以下のようになっている。
>40%: 3区
>30%: 9区
>20%: 5区
<20%: 6区
都内で最高の一貫校進学率を誇るのが、港区。48.17%で、つまり同級生の半分が地元の中学校に進学しない。一方で最低の江戸川区は12.44%だ。都内でも区によって四倍の差が出ているのだ。
なにがこの違いを説明するのかというと、単一の原因はおそらくないと思われる。が、ちょっと面白い統計がある。一貫校進学率と、住民の大卒率(大卒者÷(人口-在学者))(2010年の国勢調査より算出)には強い相関があるのだ(決定係数0.835)(もちろん区の平均年収とも相関があるのだが、平均年収が極端に高い区がいくつかあるせいであんまりうまくフィットしない(決定係数0.536))。
匿名ダイアリーにはグラフが載せられないので、大卒率47.54%, 進学率48.17%の港区と、同22.44%, 12.44%の江戸川区を線で引いて、その他の区を適当に散らばらせたようなグラフを思い浮かべていただければと思う。
このように、都内の大卒者では「資力があって教育方針に強いこだわりがなければ、中学受験をするのが普通」という環境になっているのだ。
そこには既に公立校に対する蔑視や警戒心すら無いかもしれない。
さて、教育方針に強いこだわりがあり、積極的な意思を持って公立中学校を選ぶことを考えてみよう。つまり、十分な資力と最高の学力があってですら、あえて公立中学校を選ぶような状況だ。
一貫校に対する公立中学校のメリットとして「多様な生徒と三年間を過ごすことができる」と言われる。だが、既に都内の公立中学校からは多様性は失われているのだ。
例えば、都内最大の人口を抱えるのは世田谷区(77.7万人)だ。もし地方に住んでいるあなたが都内に引っ越すとしたら、ここに住む可能性は十分高い。そして、この区の一貫校進学率は36.81%だ。クラスの中で成績の良い子や資力のある家の子が、中学に進学するにあたって上から順に1/3ほどまるごと抜けてしまうのだ。
おそらく中学校における多様性というと、頭のいい子から勉強の苦手な子、お金のある家の子から給食代が払えない子まで、進学や就職をしてしまったらなかなか接することのできないタイプの人間と付き合えることができる、そういう状況が期待されているだろう。
しかし、都内の公立中学校では、そういう状況は期待できない。望ましい条件を満たした1/3の子がすぽーんと抜けてしまった状態をもって、多様性があるといえるだろうか?
今度小学校の授業参観に行ったら、頭の良い子や育ちの良さそうな子を1/3ほどピックアップしてほしい。そして、その子らを除いた状態で脳内でクラスを編成してほしい。それが公立中学校でのクラス編成になるだろう。
実際、中学受験時には偏差値50(上位1/2が入れる)だった学校は、高校受験時には偏差値60(上位1/6)から65(1/15)あたりにランクインする。多様だった小学校の教室から優位にある生徒をごそっと引き抜いて、残った生徒で成績をつけると、こういうことになるのだ。
更に、多くの一貫校が高校からの編入を取りやめつつある。いくら公立中学校で多様性を満喫し、高い成績を得たところで、進学の選択肢は既に限られたものとなっているのが実情だ。
そういったわけで、おそらく、都内において公立中学校を積極的に選ぶ理由は既に無くなっている……というのが2020年の状況だ。
(余談だが、学力資力に勝る生徒が数多く抜けてしまうとはいえ、都内の公立中学校の治安は悪くない。いじめ・暴力件数が私立と大幅に違うということはないし、ひと目で分かる不良中学生というのも(自分が住んでいる貧しい下町ですら)見たことがない。ガラス窓は割れない、火災報知器も鳴らない、タバコの不始末で学校が燃えることもない、家庭のお金を数十万円にわたって貢がせる生徒もいないし、万引した品の交換会も開かれない。治安だけが理由で一貫校進学を考えているなら、公立でも問題ないと思う)
私立のイジメは居住地と札束で殴ってくるからエグいよ。特に女子。
「あの子〇〇線乗って来てるんだってー、ダッサ」みたいなマウンティング。
スタバで毎回千円以上散財して、お金がついていけなくなったらグループLINEから外される。
大体いじめる子は23区内住みで親がパワーカップル(医師とか)で多忙で放置子だから、PASMOに自由に使える大金チャージして持たされてる。
中高一貫なので成績の良し悪しはマウントのポイントにはならず、住んでる場所、親の職業と役職の自慢大会。
大体お受験して入るくらいなので、親もプライド高い高学歴高収入層が大半だけど、その中でも虚栄心高めの親の子がだいたい問題児になる。
隕石とか地震とか宇宙人とか、そういう(悲劇的だけど)映えるような、映画とかで描かれるような破滅じゃなくて、ほとんど誰も死なないでダサい形で東京が滅んで欲しい
インフラが寸断され、電気も水道も交通も全部ストップ つってもドカンとくるわけじゃないから、そんなに派手に人は死なない
でも地味〜に効いてくる 電柱とかが全部ナスに覆われて壊れるし、道路がガタガタで機材を運べないから復旧もできない バカでかいナスには除草剤も何も効かない 抜きにくいし、抜いてもすぐまた生えてくる
そういう状況になって、文化資本を享受してきた東京人たちが突如家なき子になるのを絶対に見たい
ゲラゲラ笑いながら東京に行って、ナスと記念撮影をして帰りたい
マジかよ完全にツルのイメージだった でも俺の巨大ナスは植物というよりはむしろ憎悪の具現だから、現実には縛られないんだよな
俺の妄想だからに決まってるだろ 東京、もっと言うと23区狙いのナスだから23区の外には生えないの
どうやって東京まで行くのか
……ヒッチハイク……?
食う
クモマツマキチョウというチョウがいるのだが、そいつがとても好きだ。名前は漢字で書くと「雲間褄黄蝶」となって、さらに趣深い。だいたい名前に「クモマ」とつく昆虫はそう少なくないが、それらの多くは下界を離れた亜高山~高山帯に生息していて、滅多に出会えない種類という印象が強い。この種もその例に漏れず、飛騨山脈や赤石山脈などの高標高の地域でしか見れない。いわゆる高山蝶なのだ。
名前の一部になっている「ツマキチョウ」というチョウもいて、こちらは東京23区内でも見れる普通種である。ただし、成虫が活動する期間が1か月ほどと短い(23区内だと4月中しか見たことがない)ことと、遠目にはモンシロチョウに似ているが、近くに寄ると翅裏の唐草模様がすごくお洒落なこと、そして全体的に抑えた色調だけど♂の前翅の先端にそこだけ絵の具をこぼしたようなパッと映える黄色(名前の由来)があることなどで、自分の中では「会えると嬉しいチョウ」になっている。
クモマツマキチョウも、♂の前翅の先端には鮮やかなオレンジ色が刻まれている。ツマキチョウのそれよりも幅が広くてまるまっこいけど、「ああ似てるなー」と思うには十分だ。翅裏の唐草模様も一緒だし、白い翅が薄く繊細そうな感じも一緒だ。本当に綺麗なんだよなあ。数が少ない上に美麗種なので蝶屋の人たちにも人気で、「クモツキ」と略されて呼ばれているらしい。
・
こう書いているが、自分は図鑑とネット上でしかクモマツマキチョウを見たことがない。前段の略称もwikipediaの中の情報だ。
自分は昔から昆虫を含め自然が好きで、いわゆる虫屋に憧れていた。去年、一昨年あたりまでは頻繁に自然の中に出ていたのだが、今年になって一気にポシャった。大きい挫折もいくつかあって、最近はずっと鬱々としている。今日は何もせず一日ネットを見て過ごしていた。ネットを傍観者の立場で見ていると「自然が好き」という自分の属性はどんどん自分の中から消え去っていく。そうしてガラクタみたいな知識だけ詰まっていくんだけど、時々ふっと、ついこないだまでの自分にとって大切な物が頭に浮かんでくる瞬間がある。
ついさっき、Youtubeを惰性で開きつつ、クモマツマキチョウが飛んでいる高山のお花畑の風景を、数年前の自分が「一度は行って自分の目で見てみたい」と感じた風景を、思い出した。
渋谷区で一人暮らししていたが、祖父はいくつか不動産を持っており、その1つを生前贈与されたので住むようになった。場所はほぼ埼玉の東京の某市。
が、引っ越しして1年ほどたって耐えられなくなってきた。本当につらいし、東京市部を心の底から舐めていた。都心で生活できることのすばらしさを舐めていた。住環境というものを過小評価していた。
俺と同じように代々東京で、ずっと東京で生活していて、でも都心の家賃は高いから市部の生活も悪くないかもと考えている都民は多いと思う。そいつらに全力で警告したい。
・東京の生活に飽きたから田舎で生活してみたい、は絶対後悔する
幼い頃からスーパーに東京野菜というのが売られているのを見ていたし、親に練馬では大根を作っているという話を聞いていた。しかし、実際自分の目で東京の畑を見たことがなかった。厳密にいえば、新幹線や自動車に乗っているときに窓から見ていたことはあっただろう。しかし、それがほんとうに東京であることを意識したことはなかった。
実家の裏手には某美術館の庭園、一人暮らしの家からは某公園があったので自分の部屋から小さい森みたいなものは見えていた。自然から疎外されて育ってきてはいないはずなのだが、いま外に見えるのは洒落た庭ではなく畑である。同じ植物でも庭園と畑の決定的違いがある。食べるための作物か、鑑賞のためだけにつくられた緑か、という点だ。
その差は小さいようでかなり大きい。畑をメンテナンスしているのはしがない農家のオジサンだ。聞こえてくる音は見た目を整えるチェーンソーではなく、収穫するためのトラクターだ。
生きるために必要であるとはいえ、そのプリミティブな行為が自分の生活圏内にあるということは大層居心地が悪い。
東京に空が無いと誰かが言っていたが、たしかに俺が生まれた街にはない(昔は青山も今ほど高いビルがなかったからもう少し空は広かったが)。しかし、市部にはある。高さ制限や用途制限があるわけではないのに、高い建物がない。
ふつう広い方が落ち着くのではないかと思うだろう。どっこい、そうではない。俺にとって、都心のビルは圧迫ではなく受容なのだ。そのそびえるコンクリートとガラスに守られて生きてきた。しかし、市部にはビルがない。落ち着かない。ダイナミックに変化する空の脅威に直接晒されているような感覚になる。これも大層居心地が悪い。
都内と23区外、いや、都心とそれ以外は天と地ほどの差がある。電車で新宿まで40分?普段行く場所が新宿だけならいいが、丸の内にも赤坂にも恵比寿にも品川にも上野にも行く用事はあるだろう。うまい店、気の利いたものを売ってる店、友人宅etc..
それらに行こうとすると、片道1時間は平気でかかる。バーに行くことも、カフェに行くことも、フレンチに行くことも、ブティックに行くことも、本屋に行くことも、美術展に行くことも、コンサートに行くこともかなり腰が重くなる。
いや市部にも、うまい店気の利いた店は確かにある。あるのだが選択肢がないのだ。その店が休みだったら代わりの場所に行くこともできないし、気分によって切り替えることもできない。あ、時間できたしあそこ行こうかな、というのもできない。
市部には畑しかない訳ではない。むしろ畑は割合的には小さく、それ以外は画一的な戸建て住宅と古びた団地と老朽化した遊具を備える公園がある。その風景は悲しいほどに寂れている。古びた団地には本当に気が滅入る。かつて大勢の若い親たちとその子供が暮らし栄華を極めた団地だが、今は高齢者しか住んでいない。ひび割れたコンクリートを補修した跡と、その前を歩く老人の皺がオーバーラップする。終焉目前の団地1階の商店の色褪せた看板を見ると、俺の心の色を奪っていくような感覚になる。
東京に住んでいた頃にも自転車はいた。主には送り迎えするお母さんたちだ。しかし、市部の自転車の半分は老人たちだ。チェーンは錆びつきキーキー音が鳴り、よろよろとハンドルを握るおじいさん、おばあさんたちだ。あとは通学の中高生。ヘルメットこそ被っていないものの都内ではあまり見かけない「自転車通学」。田舎にしかないと思っていたものが、市部にもあった。もちろんお母さんたちも自転車に乗っている。そのお母さんたちが来ているダウンはモンクレールではなくユニクロだ。そして自転車の総数自体が都内に比べて断然多い。それは歩くのがとても窮屈だということだ。
メインの国道も狭いし、路地はもっと狭い。246の歩道より狭いんじゃないかという道を、よぼよぼの自転車と元気な通学自転車が駆け抜けていき、その間を自動車が通っている。田舎や都心ほど道が広い訳でもないのに通行量はそこそこある。こんな滅茶苦茶な道は市部にしかないのではないか。
ちょっとした用事で実家に1週間ほど戻ったことがある。その時感じたのは住むなら都内だ、ということだ。
ジャンパーだけ羽織ってスマホさえ持って外に出れば、パスモも持たずとも、カフェも本屋もブティックも何でもある。身なりのひどいおじさんもいないし、余裕のなさそうな顔で自転車を漕ぐお母さんを見ることもない。農作業している老人を見ることもない。
田舎者には「でも自然がないじゃないか」と言われそうだが、少し足を延ばせば明治神宮があるので、緑に囲まれることができる。都心には、代々木公園でなくとも新宿御苑、皇居前広場、上野公園、芝公園など実は緑に触れられる場所は多い。本格的な自然ではないが、木に囲まれたすこし湿った空気を吸うことくらいはできる。
今住んでいる家を賃貸に出して引っ越せばいい話ではあるし、実際そうしようとしている最中なのだが、都内に住んでる都内育ちの同志に同じ思いをしてほしくない。相続したからといって、気軽に市部にいくのはよしたほうがいい。どうか、貴重な人生の時間を無駄にしないようにしてほしい。