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はてなキーワード: 魔女とは

2023-11-06

アニメ アイドルマスターミリオンライブ! が失速している

先んじて劇場で放映されて既存Pは好評だったし実際その通り面白い(若干ファンタジーの度合いが強いが)上に、

TV放映版と劇場版はほんの少し違う

・日曜10からTV放送後即ニコ動で最速配信(正直なかなかない。だいたいのアニメは最速放映から一週間以内に配信)

アイマスとなじみ深いニコ動での一週間無料配信

古参から新参初見まで三方ニッコリのストーリー構成

ミリシタ(アプリゲーム)での裏事情ボイスドラマ配信と関連イベントの開催

・平行して現在ライブの開催期間

 

死ぬほど気合の入れようにもかかわらず、第五話は1週間後に10再生行かなそうで戦慄してる。

こんだけテコ入れしてももダメかと。

ちなみにニコ動ランキングでの今期アニメラインナップで強そうなのは以下

 

言わずもがな強すぎる「呪術廻戦」

・初回3話一括放送を行ったため、現在実質3話バフ中の「薬屋のひとりごと

・今期ラブコメ覇権といっても過言ではない「君のことが大大大大大好きな100人の彼女

普通にすごい、だがそれが強い。「シャングリラフロンティア

・やっぱ週ジャン出身約束されし勝利アニメ化なのか?「アンデッドアンラック

・なんで人気なのかわからんオタク魔女弟子ネタすきなんか?「でこぼこ魔女の親子事情

 

といった面々がランキング上り詰めている。

正直7,8話あたりまでは10再生は保ちつつ、9話あたりからアイマスアニメ恒例不穏へのカウントダウンが始まるのでそのあたりから失速するものだと思っていたが、

考えていたより失速が早い。

 

ちなみに今年春に放映されていたシンデレラガールズU149は1話40万再生、その後10万は割ってないんだよね……

一応原作付きとはいえここまで伸びるもんかと思うのと、ロリコンが思ったより多いのかと思いつつ。

ミリシタは現状1話は30万いかず、2話以降10万台。

対立煽りはしたくないがここまで違い出る?ってなっちゃうね。

2023-11-05

anond:20231105053133

魔女」っつったって数割は男も含まれたし、「魔者」とでも訳した方が正確だけど、実際の所犠牲者たちは妖術師だったわけでもなく「宗教過激派や知恵を妬んだ愚衆に裁かれた憐れな賢者」たちだったからあえて言葉狩り対象になっていないだけだろう

いや、「賢女」かね?

2023-11-04

anond:20231104105629

ストレートに言ってしまうと、このアニメストーリー自体は今のところたいして面白くない

だけど、作品内の小ネタSNSネット掲示板等の作品外の盛り上がりを含めると“楽しい作品ではある

コンテンツの楽しみ方としては水星魔女に近いものがある

そういう今の時代からこそ生きる作品だと思うね

2023-10-27

anond:20231025101601

今思えば鬼滅の刃ってその辺の倫理観完璧じゃないにしろ割としっかりしてたな。

味方陣営と敵陣営の両方で孤児や貧しい生まれキャラから金持ち名家出身キャラまでバランス良く揃えてるし、

堕姫と妓夫太郎みたいに不幸な過去がある鬼の回想を丁寧にやってるし、

自分より剣技も人格も優れてる弟に嫉妬して闇落ちする兄が出てくるんだけど、この兄弟は同じ両親からまれ双子だった。

子供に人気が出た(=親が子供に見せてもいいと判断した)のはこういう部分も大きかったんだろう。

そういや犬夜叉でも主人公犬夜叉妖怪の父と人間の母のハーフで優しい心を持っていて、

異母兄の殺生丸は純血の妖怪戦闘力も高いけど冷血漢(後で改心するが)って設定だったわ。

 

王道の設定は理由があって王道になってるんであって、水星魔女場合視聴者の予想を裏切ることを考えすぎて

王道の逆ばかり行った結果いつの間にか倫理的な一線を越えてしまったっていういい例になったんじゃないか

2023-10-26

西の魔女はよく聞くけど、他の方角の魔女はあまり聞かない。なぜ。

魔女の旅々の逆は、童貞の家々?

anond:20231026025723

フリーレンは水星魔女推しの子の後釜で

それ以上でもそれ以下でもないね

anond:20231025220911

コナンは、作者体調不良による休載が頻発するようになり、やがて完結することなく連載は終了した。

続きは映画版でということになった。

テレビアニメ版は、原作ストックが尽きたのちも、毎週のように米花町では殺人事件が起きるので、コナンくんは大活躍し続ける。

映画版は、いろんな監督が好き勝手に話しを作り上げるが、黒の組織が捕まることは決してない。

コナン君はどう生きるか?」「シン・名探偵コナン」「名探偵コナン 米花町の魔女」等々

賛否両論の奇作、怪作が登場してほぼ迷走状態

高山みなみ声優引退を発表し、それを機に、他の配役の人達も同時に世代交代となった。

新人声優は、「大先輩から引き継いだこの大役。ボクも生涯かけてやり遂げて、次の世代バトンを渡したいです」と宣言していた。

テレビ局コナンを終わらせる気が無いのは明白だった。

声優交代後のコナン君の声にどうしても慣れない元増田は、ひっそりとファン活動を終了した。(終

ますますトンチキになってます

"道徳規範問題すり替えてる時点で欺瞞的な作品だと看破してた人がいたけど、

その勘は本当に当たっていましたね……

制作陣にこの問題を扱う覚悟意識が乏しかった。"

って、何?

視聴者啓蒙しようとかそんな思想公式にはさらさらない、むしろあんたが過剰に考えてるだけだよ

魔女の再定義、とやらもそうだけど、勝手に当てはめて勝手に裏切られたって憤ってるだけじゃん

から公式が「解釈余地」とかい発言せざるを得なくなるんだよ

2023-10-25

anond:20231024235209

ストーリーがまとまってない」、に関しては魔女以降の作品では概ね同意するし、実際そういう作り方をしている。

からおれも低い評価しかしない。

しかしそれ以前のナウシカラピュタ歴史に残る名作である事は揺るがない

となりのトトロは好きだけどどういう話かって聞かれるとすげー困る

魔女の宅急便だと

魔女見習いのキキが修行先の街で自信を喪失し魔力を失うが人間的に成長し魔力を取り戻し多くの人を救う話

っていうめちゃくちゃ簡潔な少女の成長譚としてまとめられるけど

 

となりのトトロって結局どういう話かって聞かれると、うまくまとめられない。

2023-10-24

anond:20231024121956

ラウダはまだしもシャディクを「キャラクターが多すぎたから」と掘り下げずに使い捨てたのは構造やばいだろ

水星魔女の本筋はクワイエット・ゼロ戦争シェアリング破壊テロの二本立て、だからシャディクが極薄なことこそやばいんだよ

本筋と無関係なところにいるジェターク寮にバズ人気が出たからと尺増やして滅茶苦茶になってるだろこれ

アイドル声優における「腐営業」「百合営業」について(返信)

男子校の”姫ポジ”の実態をその姫本人が描いた漫画がとてもリアル定位置はみんなの膝の上」「生存競争がとても過酷

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2246254

この記事を見て思い出したんだけど、アイドル声優

「腐営業(腐売り)」

百合営業

といった概念があって、それは何かというと、アイドル声優が仲の良い同性のメンバーや友人としきりにイチャイチャしてみせる言動のことである

なんでそんなことをするかというと、メイン顧客である異性ファンウケるから

アイドル声優に夢を見たい人たちは、異性のパートナーの発覚を恐れている。ゆるく同性愛っぽさを演出することで、そういう余計なノイズ(隠れて異性の恋人や伴侶がいるかも?)が浮かびにくくなるのだろう。

「この人は熱愛とか結婚とかの報道が出ることはないに違いない。だって○○の事が一番大好きなんだし!」

純粋ファンをだまくらかすことができるのだ。もともと本当に仲が良いからできるというのはあるにしても。

百合営業が行き過ぎたのか、エイプリルフールに二人でウェディングドレス着て「結婚しました」というファン投稿を行った乃木坂アイドルたちは一部で炎上してしまった。(それで炎上する是非はわからん)(そもそも本当に愛し合って結婚した可能性も)

そういうカモフラージュ(?)抜きにしても、女性であれば男性同士が、男性であれば女性同士がイチャイチャしているのを見るのが楽しいというのがまずあるだろう。ぜひそんな世界があってほしいという願望がある。

専門用語では「わちゃわちゃ」というらしい。ぬいぐるみがじゃれ合ってるみたいな感じだろうか。わからない感覚では決してない。

ちなみに似た路線非モテ営業というものもあり、「俺(または私)はいつも女(または男)に相手にされないんだよ~」「モテたいよ~」とアピールしたり、非モテエピソードを連発することで、やはり異性ファン安心させられる効果がある。

超人声優神谷浩史が毎週ラジオなどで絶妙イメージを落とさない程度の非モテ営業を行い、女性ファンから神谷は本当モテないんだから可哀想w」「安定の非モテw」と支持を集めていたが、

実はこっそり女性漫画家と結婚しており、子供までいたという事件もあった。非モテ心配してたファンは良い面の皮である

いや非モテでも結婚してて何もおかしいことはないのだが(大半の既婚者は別にモテない)、異性人気で売っている既婚者が既婚であることを隠して、異性ファンへのサービスとしてやることではない。

(本当にガチ非モテアイドルなり声優なりも中にはいると思うけど、今どきそれをファン向けの持ちネタにするのは感心しない)

で、こういうのって、必ずしも別に仕事から「だけ」でやってるとも言い切れないんだよ。

人間は異性の目を意識した「演出」「サービス」を無意識に行うことがあるじゃん

アイドルでも声優でもない一般人でも、半ば無意識に「異性へのサービス込みで、同性とイチャイチャ(またはわちゃわちゃ)してみせる」という行動はあると思う。

あるいは女子のいる前でだけ普段の何割か増しで、友人に対してやや乱暴馬鹿っぽく振る舞ってみせるとか、その逆パターンも見かける。


ここでようやく最初記事に戻ると、ブコメで「共学だけどそういうのあったけど」というのは、むしろ「共学だから発生していた」という面もあるのではないだろうか?

そしてそれをパッケージ化してビジネスにしているのが、「仲間の普段関係性をそのまま見せる」系のグループYouTuberだと思っている。

「(異性向けのやや過剰な演出が入った)普段関係性」を出し物にしているというか。

女子が期待する男子校リアル」「男子が期待する女子校のリアルね。例の漫画家氏もそういう感じするんだよなぁ。女性読者をターゲットに「これが男子校リアル実態です」と売り込んでいる感じ。

例えば女子校の実態を描いた漫画がとてもリアルと称してきらら萌え漫画百合漫画みたいなふわふわしたエピソード披露されたら、オタク男子向け百合漫画みたいな会話が描かれていたら、

女子出身者も「いや、女子校のリアル実態主語でけえわ」「そんなん見たことも聞いたこともないわ」ってならんか。どっかにそういう学校実在するにしても。


余談として、ジャンプラで大好きな漫画に「正反対君と僕」という作品があるのだが、

男子だけでゲーセンではしゃぐ様子を動画にとって「マジ?撮ってるの?www」といった茶番女子に送る

女子修学旅行先の風呂で友人の胸の大きさをうらやましがったり、触ったりする

といった描写があり、「こういうのみんな好きなんだろうな」と少し引いた。

俺はヤンマガスピリッツみたいな男性向け漫画誌に載ってる「男子学生友情や会話」に違和感持ったことは全くない。

が、女性が好んで読む漫画における「男子学生友情や会話」には「ええ……」と違和感持つことが多い。

別にフィクションなんだからなんでもいいんだけど、それを「リアル実態」みたいに標榜されるとね。こういうの、性別反転したら急に理解してくれる人増えるんじゃなかろうか。

男ってこういうの好きなんでしょ?女ってこういうの好きなんでしょ?と提供される異性描写コンテンツに対して。

そういうの好きだけど、あからさまに狙って提供されると引いてしま感覚





一部のブコメに返信


id:WinterMute 正反対君と僕で描かれるそれは普通に実際ある。そういうのがない文化圏もあるし、別に矛盾しない。◯◯営業ファンサービス一種自然にやってる場合もそうでない場合もある。増田現実多様性を見失っている

ある・ないの話はしてないんだよ。「異性受けする友情描写」の例として挙げたに過ぎず、別に実在を疑ってない。男性に好まれる「女子同士の関係性」像として描かれることが多く、こういうのが受けるんだろうなと思っただけ。矛盾ってなんの話?何と何が矛盾

○○営業については「自然にやってる場合もそうでない場合もある」のが当たり前であり、全く異論はない。主観の話なのはわかってるが、「明石家さんまはたまにパワハラっぽい」とかと同じ程度の感想だよ。


id:te2u 仲がいいことを営業見立てるという捉え方がわからないので、それらの言葉は周りが勝手に言っているだけにしか思えない。その上で、当人の仲の良さを言葉通り営業と見做して批判するのはもっとからない。

俺もわかんねえよ。仲がいいのは単に「仲がいい」だろ。そういう次元の話じゃなくて、意図的同性愛を匂わせるような、過度なイチャイチャがあるんだよ。

例えば同性の友人を「嫁」と呼び、季節のイベントごとにプレゼントを渡し、泣きながらハグ。それらのイベントSNSを通じてファンに向けていちいち全部発信する。リアリティショーに近く、明らかにコンテンツ」として供給している。

またそれを享受するファンもいて、需要供給確立されている。それが全部「素」だと思ってる方がピュア度が高いと思うが。

営業という言葉じゃなくても、タレントが「こういうキャラで売ろうとしている」っていうのは実際に「ある」ことだろ。「おバカキャラ」「キレキャラ」とかね。

テレビバラエティとか見てると、学校とか会社とかではまず見かけないレベルの過度なキャラ作りってあるだろ。その一環でしかない。

「単に仲の良い二人」ってレベルなら営業なんて言葉まれねえし、普通学校とか実社会で見かけるレベルの友人関係営業とか言わんだろうよ。


id:eringix 芸能人は知らんが一般人にまで全ての行動は異性を意識してするものであるって当てはめるのやめて欲しい。

「全ての」ってどっから出てきたのかわからん。俺は言ってないよな。なんで勝手自分で前提を足して、その足した部分に対して文句言うんだよ。自己完結してくれ。



結婚モテは全くの別物ですぞ

???俺もそう書いているじゃねえか。常識ですぞ



> 異性づきあいダメ、同性もダメっていうなら一体誰と仲良くしてみせれば...

ダメ」ってどっから出てきたのかわからん。異性とも同性とも仲良くすりゃいいだろ。まったく文句ないぞ。ただただ微笑ましいわ。

俺の文章の中に、良いとか悪いとかいった価値判断や何かへの批判があるとしたら「既婚者の非モテ営業は感心しない」ぐらいしかないぞ。

ただまあ、あえて持論を言うと、アメリカみたいに、男女問わず現役アイドル普通に現役のまま恋愛破局結婚離婚しまくるのが当たり前になればいいと思うよ。ももクロの人が現役のまま結婚したのなんかは良いモデルケースだろう。

アイドルオタク声優オタク異性愛アレルギーはなんかそのうち事件かになりそうだし、売る側も是正していってほしいね。過度な営業行為はそこに逆行してる。



よくバズった人が「一定以上に広まると全く文章を読めずに食ってかかってくるクソリプばかりになる」と言うが、容易に想像がつく。キリがないんだな。


id:tasknow こういう人ってホモフォビアをこじらせてるだけで、眼差しの全てがヘテロノーマティブに極度に固執してるなあと思う。

む。これはどういうこと?むしろ同性愛者の方が、こういうヘテロによるビジネス同性愛みたいなもんに怒ってるのをよく見るのだが。乃木坂炎上したのもその文脈だと理解している。

営業じゃなくて本当に愛し合ってるかもしれないだろ」という意味なら、たしかにその可能性はあるな。その点までカバー全然できてない文ですまんね。しかファンが求めてるものは作り物のビジネス同性愛じゃないかね。

補記:俺の好きな某アーティストは、「自分バイセクシャルだ」と自称しながら長年いろんな異性とばかり付き合っており、ひょっとしてキャラ作りかファンサービスで言ってみただけなんじゃないか邪推している。クィアベイティングとかになるのか。→https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-47877196 これ読むと水星魔女も該当しそう。マジョリティによる搾取と盗用というか、つまみ食い



id:kalmalogy ”この人は熱愛とか結婚とかの報道が出ることはないに違いない”このオタクの知能をバカにした前提が完全に嘘(そんなピュアじゃない)なので読む価値なし。関係性の物語を楽しんでいるだけ。プロレスに近い

ピュアじゃないオタクもいればピュアオタクもいるだろう。プロレスだってガチガチ真剣勝負だと思ってるファンはいるわけで。そういう意味ではあなた主語がでかいんじゃない。

先日、なにわ男子メンバー熱愛報道が立て続けに2件出て、トレンドジャニーズファンたちの怒りと失望の声が大量に上がっていたんだが、

彼女らは(今このタイミングで)「ジャニさんの言葉を噛み締めて反省してほしい」とか言ってたんだよね。それでそのジャニさんの言葉ってのを見てみたら「恋愛するのはアイドル失格。恋愛したければアイドル辞めてからやれ」みたいなこと言ってんだよ。

AV女優を先輩アイドルと奪い合うのはダメなのに、ジャニー喜多川のレイプは良いの?という疑問がまず湧いたけど、思うに「女とセックスするのは許せない」「女と付き合うのは許せない」という話なんだよね。相手が男なら何してても気にならないという。

これは無論女性オタクだけじゃなくて、男性オタクも「相手が男なら許さないが、百合ならオッケー」みたいな奴が多いんじゃないの?

オタクがそんなだからタレントも腐営業とか百合営業とかを隠れ蓑にするというのはあると思うよ。オタクの知能とかいう話じゃないんだよ。どんな物語を欲しているかという話。異性愛タブーになってんだよね。でも恋愛要素は欲しいみたいな。

プロレスで言うなら、ファンの前では真剣勝負のふりしていてほしいし、そのためにいろんな安心できる材料コンテンツ)を提供してほしいという感じじゃないかね。



id:kagecage 正反対君と僕は「みんなの見たい男子像/女子像」というより「みんなが体験した(又は見聞きした)青春像」を提供しているので人気がある。そういう意味では全てのコンテンツは(臭みの有無はあるが)営業的ともいえる

そうだね。俺もだいたい同様の認識で、「あるある」の精度が一般的あるあるよりも細かすぎて伝わらないような心理機微、その描き出し方、毎回すげえと思って読んでるよ。

あるある、けどその心理あるあるであることを、これ読むまで意識してなかったわ」ぐらい微妙心理描写があの漫画の良さだと思っている。人間関係距離感とかすごいよね。アズが「鈴木友達」であったナベとサトと、自分友達として一緒に買い物に行く回なんか泣いちゃうわ。

しかし、例え好きな漫画でも、長く読んでりゃ誰だって「ん?これは安易だな」「ステレオタイプだな」とかなんとか思う瞬間はあって当然だとも思う。好きな作品や好きなアーティストでもなんでも、「最高傑作で大好きだがこことここはちょっと合わんな」とか。まあない人はないんだろうが。「正反対~」は違和感ポイントが皆無に近い部類だけどね。

女性が目にしている「ちょっと乱暴な口調で、男同士乱暴スキンシップし、バカ騒ぎする男子グループ」は、ある種のサービスなんだよ。本当に男しかいない時より、ちょっとサービスで盛ってるの。「殺すぞ(笑)」という率が上がる。




どうも、出発点が見失われがちなので、もっかい問題のまとめのタイトルを貼ってやるよ

男子校の”姫ポジ”の実態をその姫本人が描いた漫画がとてもリアル定位置はみんなの膝の上」「生存競争がとても過酷

男子校の“姫ポジ”の実態」「姫本人が描いた」「とてもリアル」「定位置はみんなの膝の上」「生存競争がとても過酷

↑これらに対して突っ込んでるんだよね。たまにふざけてちっこい奴を膝の上に乗せたことがある、ってレベル物言いじゃないんだよ。

定位置とか生存競争とか、俺は「狙って盛ってる」と感じた。

若者向け』と銘打った割にそれほど若者向けではなかった水星魔女

 

anond:20231010034423

いい加減いつまでこの話を続けるんだ?と言われてしまいそうだが、

このツリー感想を読んでいて思ったことを性懲りもなく付け加えてみることにする。

水星魔女若者向けを目指したと言われているが、あまり若者向けの作りになっていないのではないか?という話だ。

リー内に共感できる感想が多かったので、引用が多くなることを許してもらいたい。

 

 

から受けたモラハラ行為子供が許容して終わった

水星魔女を見たが非常に不満が大きかった】

この投稿の「スレッタが酷いことを言われても耐えるキャラのまま終わった」、

水星魔女毒親経済格差をバズネタとして使った】

この投稿の「スレッタとグエルの毒親受容」「ウテナ要素の中途半端サンプリング」に同感である

 

特に決闘による花嫁争奪戦という現代価値観では人権侵害しかない制度否定せずに終わったのはいただけない。

スレッタとミオリネがお互いの意思で一緒にいようとする・グエルが自分意思でミオリネをスレッタに譲るという展開では駄目だったのだろうか?

そもそも何故そんな制度がまかり通っているのかということにも、制度に反対していたのがミオリネ一人だけという異常な状況にも、詳しい背景の説明がない。

正直なところ、本編の描写だけではべネリットグループやレンブラン家が政略結婚必要とするほど切羽詰まっているようには見えなかった。

ミオリネだけではなくスレッタやグエルも当事者なのだからデリングに制度のことを問いただすシーンがあっても良かったし、

最初デリングに反抗的だったミオリネも制度は父なりに娘を思ってのことだったと納得してしまったように見え、非常に残念だった。

 

 

子供ばかりが罪を背負い、大人が罪を償っていない

水星魔女を見たが非常に不満が大きかった】

この投稿の「格差描写無意味作品としての倫理観が粗末だった」、

水星魔女毒親経済格差をバズネタとして使った】

この投稿の「生まれが貧しいほうが泣き寝入り」に同感だ。

 

中でも子供ばかりが罪を負い、大人は罪を償ったはっきりした描写がなかったことが引っかかる。

オリジナルエラン自分影武者として作られたエラン4号や5号ら強化人士たちの扱いをどう思っていたのか?

ラウダが学生たちの乗った宇宙船攻撃し、グエルを殺害しかたことはどう処理されたのか?という点も確かに気になるのだが)

デリングはテロ事件で一時昏睡状態に陥り、プロスぺラも体が不自由になり、一応痛い目に遭っていると言えるかもしれない。

それに比べてペイル社の4人のCEOたちは、財産は失ったらしいもののなぜか私服ティータイムを過ごしているシーンで終わった。

この4人にネタ人気が出たせいなのか分からないが、非道人体実験を行い(少なくとも)4号を殺害した罪を曖昧にしてはいけないだろう。

 

 

血統による差別助長する内容だった

御曹司のグエルがやたら視聴者に持ち上げられる脚本になっていて

(それこそスレッタが落ち込んで行動不能になるのを繰り返していた2期中盤などは、グエルこそが真の主人公だ!貴種流離譚だ!なんて言われていた)、

戦災孤児から実力で成り上がったシャディクや、愛人の子母親に捨てられたラウダなど、

弱者性を持つキャラクターが視聴者ヘイトタンク化したのも本当に希望がないなと思う。

シャディクの掘り下げがなかったことで、「イスラエル可哀想パレスチナ人死ね!」の目線だけで終わった感があるんだよな水星世界観

シャディクが学園の生徒を殺したのは犯罪だが、スペーシアンがアーシアン一方的搾取する構造がなければシャディクは何もしていなかったわけで。

その辺りの掘り下げがなさ過ぎて、ただ視聴者ヘイト集めて終わって、水星魔女って何が言いたかった物語なんだ?になってしまってる。

フィクションには、特に子供が見るようなアニメには、「愛人の子なだけあって全部がグエルに劣ってる」といった差別には反論できるように作る義務があると思うんだわ。

しかし本編を見る限り、ラウダを擁護できない。ラウダを擁護している人々は憶測と願望といった本編に無いものが主な根拠になっている。

フィクション意図によってコントロールできるものなのだから現実差別不利益に晒されがちな非嫡出子の扱いはもっと考えて欲しかった。

愛人の子からジェターク姓でなくニール姓を名乗らされ、23話で「ラウダ・ジェタークが!」と叫んだのに、

客観的には「状況が分かっていない人による迷惑な横やり戦闘」でしかなく、3年後でも当たり前みたいにニール姓のままだったのは酷い話だよ。

兄は正妻の子なのにスレッタに振られ、弟は愛人の子だけどペトラに好かれているようだという点以外、一切の救いがない。本当に酷い。

 

こういった意見にとても共感する。

 

ある程度年齢の行った視聴者なら、「紛争地帯出身孤児スペーシアンとアーシアンハーフであるシャディク」

正妻の子・グエルと同い年の異母弟で愛人の子であるラウダ」という設定を聞いた時点で

シャディクやラウダがどんな目に遭ってきたのか、これまでの知識経験から何となく想像できる人が多いのではないかと思う。

シャディクは「アカデミー」に入るまでは貧困生活に加えて危険と隣り合わせの毎日だったかもしれないし、

ラウダはジェターク家に引き取られてからも「愛人の子」という本人には責任のない中傷に苦しんだかもしれない。

こう考えればシャディクがテロを起こした理由や、ラウダが神経質で他責的な性格になった理由にもある程度納得が行く。

ただこれらは本編に描かれていない以上想像にすぎないので、「そんな描写はない」と言われてしまえば反論できない。

 

個人的に、兄のグエルと比べて弟のラウダは大した苦労をしていないかのように言われがちなことにも無情を感じる。

ラウダも兄のグエルが行方不明になり、そこへ父親のヴィムが死亡し、10代にして経営が傾いた大企業CEOに担ぎ上げられるという

なかなか壮絶な経験をしているのだが、何せ絵的には地味であり直接的な命の危険はなかったため主に若者共感を得にくかったのだろう。

(恐らくペトラはそんなラウダをそばで見ているうちに助けたくなり、それが恋に発展したのだと思うがこれも描写がないので想像しかない)

寮を追い出されて野外でキャンプをする、家出をして偽名でアルバイト生活をする、事故父親を死なせてしまう、地球テロリストに監禁される、と

視覚にわかやすくバズりやす描写があったグエルの方が同情を集めたのも無理もないのかもしれない。

 

制作側としては「シャディクやラウダの過去を詳しく描くと生々しいのでカットしてしまおう、

描かなくても視聴者何となく想像で補ってくれるだろう」という考えだったのかもしれないが、

果たして若い世代が本当にそれを想像できるのかどうか、もっと熟慮してほしかったところだ。

大人であれば「御曹司で純血スペーシアンで正妻の子であるグエルが視聴者に持ち上げられ、

そうではないシャディクやラウダがグエルと比較されて叩かれる」という状況の倫理的なまずさに気が付いても、

若者であればそれが分からず無邪気にグエルを持ち上げシャディクやラウダを叩くこともあり得る。

(というか、実際ネット上でもこのツリーの中でもそれが起こってしまっている)

 

グエルのような(中略)キャラクターに自己投影して持ち上げて、それに比べて貧困アーシアン鉄砲玉として使い捨てして学生大勢殺したテロリストシャディクや

兄を殺そうとして恋愛に逃げた無能な妾の子ラウダは最低と言うのが視聴者にとって気持ちいいんだから仕方ない。

視聴者気持ちよくなれるようにアニメが作られていて、監督脚本家は良い仕事をしたってことだよ。

例えば15話なんて、グエルはもう他に充分良いシーンをもらっているのだから

それこそシャディクやラウダ、スレッタのフォロー時間を使った方が良かったんではないか

それをしなかったことで、結果的に他のキャラを下げてグエルを持ち上げる構図になってしまっている。

グエルというキャラが悪い訳ではなく、こればかりは脚本監督の配分ミスかと。

結局、御曹司が大好きなバズ層とバズ層に媚びた脚本変更で、上流賛美で終わったアニメでしたね

 

最終的に、こう言われても仕方がない脚本になってしまったと思う。

シャディクやラウダへのヘイトも酷かったが、グエルは人気キャラクターであるのと同時に

主人公であるはずのスレッタを食っている」とアンチも多く、グエル役の声優SNS攻撃される事態にまでなっている。

人気キャラからと言って持ち上げすぎても作品バランスを損なってしまうのだ。

 

本題からはズレるが、特定キャラクターを活躍させすぎるとプラモキャラ商品販売にも支障が出る。

できるだけ多くのキャラクターを魅力的に描いた方がそれだけ多くの種類のプラモキャラ商品が売れることに繋がるはずだが、

シャディクやラウダは本編内の描写だけを見るとさながら「お星様(グエル)の引き立て役B」になってしまっており、

(グエルと比較されることこそあまりないが)やはり悲惨境遇であるエラン4号や5号も目立った活躍や掘り下げが少なかった。

その割にスレッタ・ミオリネ・グエル以外のキャラもそれなりの人気を獲得しているのは、ファン想像キャラ過去長所を補っているからだろう。

からと言って制作側は視聴者想像に頼りすぎず、必要描写アニメ本編内でしっかり描くべきだったと思う。

 

 

まとめ

申し訳ないが、総合すると水星魔女

 

子供大人から受けた酷い仕打ちを許し、大人の分まで罪を被ってくれるという大人に都合のいい形で終わったアニメだった

・「信賞必罰」「勧善懲悪」があやふやであり、血統による差別を推進する、道徳的子供若者にふさわしくないアニメだった

 

と言わざるを得ない。

 

制作側に良心があるなら、今からでも作中の大人の罪やモラハラ行為をきっぱりと否定し、

作中で不遇だったキャラクター(特にシャディクとラウダ)について何かしら擁護できるような情報を出してほしい。

そして次回こそは上記のようなことに気を配った、一本筋の通ったアニメ制作してほしいもである

 

2023-10-21

魔女叔母さんもの

魔女叔母さんもの」ってあるよな。

魔女叔母さんってのは要は「時をかける少女」に出てくる、主人公アドバイスをくれる不思議雰囲気の叔母さんだ。

思春期あたりの女の子主人公物語って、やけにこの「魔女叔母さん」がよく出てくる気がする。

迷える主人公に知恵と知見を授ける少し浮世離れした独身の叔母さん。

魔女叔母さん」って物語を進める上で便利なんだろうな。

この原型っていうか元ネタって何なんだろうね。

ちょっと捻った使い方だけど最近だと「違国日記」もこの構造を持ってる。

新鮮だったのはこれまでの「魔女叔母さんもの」ではあくまアドバイス役に過ぎなかった「魔女叔母さん」が「違国日記」では主人公と共に生活することを余儀なくされるってことかな。

2023-10-20

フリーレンをオタクはどう見ているか

前提:

どのような解釈でも無理矢理こじつけることが可能です。

ある人は黙示録を読んで予言の書だと考察するし、またある人は少年漫画を読んでこれはボーイズラブだと解釈します。

原則として作品解釈自由です。

ただそれを他人押し付けるのはよろしくないです。

話題になっている介護されたいオタク騒動も、自分は歳だから介護みえちゃうんだよね〜」という個人の感想だったら良かったのですが

「これは身の回りの世話をしてほしい高齢オタクを狙った作品ですね〜上手い!」

などという他人へのレッテル貼りに終始していてファンに対しても作者に対しても失礼だと思ったのでこのエントリをあげました。

 

オタクフリーレンをどう見ているか

 

英語圏最大のオタクコミュニティに MyAnimeList (MAL) があります。MALにおいてもフリーレンは人気で、現在放映中のアニメ210(注)作品中で2位、スコア8.93と高評価をつけていますフリーレンの登録者数は21万人。

(注:全世界・長期アニメ含む)

  

MALにおける面白い機能の一つに Rcommendations があります。これは「このアニメが好きならこっちもおすすめだよ!」という作品ユーザー自由登録できるシステムです。つまり Recommendation に何が登録されているかを調べることで、フリーレンがどのアニメに似ているとユーザーは考えているのかを知ることができます

以下、 Recommendation に登録されていた作品一覧です:

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン (7users)

 

「愛って何ですか・・・? わかりません、少佐

 

ヴァイオレットは戦場で大切な人を失った。兵器として育てられた彼女には、その最後の言葉理解できないものだった。

戦後手紙を代筆する仕事に就いたヴァイオレット。人々の手紙を通して様々な愛の形に触れていく・・・

 

不滅のあなたに (5users)

ある日、地上に”球”が投げ込まれた。その使命は地球上の全てを記録すること。球は”不死”と名付けられ人々と共に生きていく

 

弱く愚かで、時に間違いながらも懸命に生きていく人々。不死の目線から数千年にわたり人類を見つめ続ける。

一人々はあまりにも弱く無力な命たち。それらはやがて集まり歴史となり、伝承となり、文明は紡がれていく・・・

 

その他

 

3users 以下は作品数が多すぎるので勝手カテゴリ分けしてまとめました:

 

長命種と人との関わり

さよならの朝に約束の花を飾ろう(3users)

TRIGUN (1users)

 

さまざまな地を旅する

魔女の旅々 (3users)

キノの旅 (3uers)

蟲師 (2users)

ソマリと森の神様(1user)

狼と香辛料(1user)

少女終末旅行(1user)

 

魔法もの(?)

魔法使いの嫁(2users)

鋼の錬金術師(1user)

 

なぜここにあるんだ

無職転生(1user)   オルステッド目線

ラグナクリムゾン(1user) 竜目線

 

フリーレンはどう捉えられているのか

以上をまとめると多分こんな感じでしょうか:

 

(ヒンメルとフリーレン)

 

  継がれていく命、文化伝承、その人たちの生きた痕跡

 

  必ず置いていかれる運命エルフと人。それでも人と関わり続けようとするエルフ

 

 さまざまな地域を旅し人との出会いと別れを繰り返す

静かで優しく、どこか切ない雰囲気アニメ

 

魔法の設定周りが魅力

 

以上です

介護ものと捉えている人は見当たりませんでした

 

追記:ここに並んでいるアニメは硬派なものが多いです。

まり使いたくない表現ですが萌え豚アニメではなく、質アニメとか癒し系アニメ寄りの傾向があります

自分欲望を載せてみるタイプアニメではなさそうです。

 

一部だけ返信

kou-qana 逆に、介護されて楽しい!って作品あるんだろうか?介護ほどでなければおにまいとか?あのフリーレン評のお世話され願望説、賛否はともかく何を指してるのかピンとこない…オギャり欲を指してる?

そう、そこが気になっていました。介護されたいという願望がピンとこないんですよね

  

 

misafusa 無自覚検証したらそうなったという話だろうから、本人が『介護物』と捉えているかどうかはこの際無関係。なんかボーッとしてるけど実はスゴい主人公若い弟子に面倒をみてもらう話を『介護物』と定義しただけで。

ひょっとして介護物とは昼行灯の亜種なのでしょうか?

楽園魔女エイザードとかか・・・  でも、あの手の魅力は普段ダメそうなやつがいざという時ギラっと強くなる」というところにあるので、お世話してもらいたい欲とは関係ない気がします。弱いエイザーどんとか、頭の悪い後藤隊長とか嫌でしょ?

 

 

その他

wdnsdy 無職転生が出てるのは長命キャラがいて主人公を見送るからではないだろうか

あーーロキシー先生か・・!あの無表情(?)具合もたしか・・・

 

maturi 『さよならの朝に約束の花を飾ろう』ってそういう話だったのか

見当違いだったらごめん。ハガレンもどこに入れたらいいかよくわかんない

 

versatile ここは、BLAME! でしょ!w

そんなハードボイルドフリーレンは嫌だ

カップリング厨は水星魔女観ないほうがいいよ

死体蹴りエラン×スレッタ」

主人公少女が捕まってるときに「君のことをもっと知りたい」と弁当持ってきた少年がいて、

主人公初恋はその少年相手になる展開があるんだけど、

少年ガンダム機能テストする生体パーツみたいなものしかなくてガンダム作ってる企業殺処分されます

それで同じ顔に整形された別人が出てきて、主人公少年に惚れていたことを利用し、無理やりキスしようとします。

同じ顔の「エラン」として登場する人物は3人いて、全員同じ顔をしているけどそのうち2人は本当は別の顔で整形されている。

本当の顔や、本当の名前は、公開されないまま終わります

あと整形や殺処分をしていた経営者犯罪を裁かれることなくのうのうと生き延びます。追いかけるべきではないです。

 

不誠実エンド「シャディク×ミオリネ」

幼馴染、腐れ縁シャディクは確実にミオリネのことが好きで、

ミオリネもシャディクを好きだった頃があるかもしれないという微妙な両片思いが描かれ、

しかしミオリネは別の人と結婚した…というエンディングなのかと思った。

ミオリネがシャディクと会うときだけ結婚指輪を外していて、シャディクと分かれてパートナーのもとに帰るときには指輪をはめていた。

あの、普通に最低だよこういうの。前に好きだった人、結婚はしなかった人、との関係は綺麗にしろよ。

シャディクと会うとき指輪を外しているのだから希望はある、シャディク×ミオリネは不倫関係になれる、

みたいなこと言っている奴もいて本当にどうしようもない。最後最後に一番不快なことをやられた。

 

トロフィー「ラウダ×ペトラ

ラウダの性格が悪すぎるのに、ペトラ説明もなく突然ラウダを好きになっていて、見ていて全く理解できなかった。

であるグエルと比べて、弟のラウダはパイロットとしての技能リーダーとしての人望・ビジネススキル・優しさ思いやりなどの全てが劣っていると描かれており、

彼女がいる点だけは弟が兄に勝っているかもね、という非常にしょうもない描き方がされた。

女性トロフィー化を否定する作品ではなかったんですね。1話を見て勘違いしてしまいました。

 

プロポーズバズ「グエル→スレッタ」

グエルがスレッタにプロポーズし、片思いが実らないのは分かったけど、

スレッタがグエルの影響をあまりにも受けずに関係ない人のまま終わるから、丸々カットしても物語に影響がない。

主人公スレッタの物語スレッタに片思いしているグエルの物語が、同時並行で別の場所で進むのだけど、交わらないまま最終回を迎えた。

グエルに視聴者からの人気が出たから「要らない」とは言われてないだけで、グエルが居なくても全然本筋が成り立つ。

プロポーズシーンがバズっただけで回収がなく、メインストリーにくっつきそこなった脇道になってる。

 

声優ですら分からない「スレッタ×ミオリネ」

まどマギやぼざろの百合はまだ二次創作人気含めて分かりましたが、スレッタとミオリネの関係普通に意味がわかりませんでした。

スレッタがエランを好きになり追いかけたが、同じ顔の中身別人に差し替えられてセクハラされるようになって嫌いになり、

シャディクがミオリネのことを好きな様子だと思ってミオリネと恋バナをしたくてテンションが上がったものの、

やっぱりスレッタがミオリネを好きになるという過程が何も描かれないから何が起きたかからない。

それぞれエランシャディクという前の恋愛対象がいるわけだから気持ちが移る過程こそ丁寧に描かないと、

視聴者からすると訳がわからずついていけないものになってしまうだろと思うのだけど、

最近出た文春の声インタビューで、スレッタ役とミオリネ役の声優がそれぞれ

どうして急にスレッタがミオリネに対して重たくなったのか分からないと答えていて、声優すら分かってないのかと笑ってしまった。

演じていてディレクションを受けていても分からないのであれば、誰にも分からないのでは?

そして最も力を入れて描かれている主人公×ヒロインというメインのカップリングすらこんなに意味不明なのであれば、すべて見る価値ないのでは?

 

最終成立したのはスレッタ×ミオリネとラウダ×ペトラの2組だったけど、はっきり言って「どっちも意味不明」だったよ。

そして過去恋愛とされたほうの組み合わせも、汚し方が酷かった。

ガンダム恋愛要素なんか求めるなっていうのは正当な文句だけど、じゃあ恋愛要素以外の部分でどれか一つでも秀逸な描写があったんですかね。

差別格差虐待自由ガンダム呪いなどいろいろテーマ出てきましたけど、どれか一つでも回収されて、

しっかりと描き切られたといえるものがあったんですかね?

2023-10-14

anond:20231014144028

まあチェンソーマンよりも「KICK BACK」のほうがいいし、水星魔女よりも「祝福」のほうが良いよね…

百合豚は嫌いだが、水星魔女百合以外の何があったのか分からない

https://anond.hatelabo.jp/20231010034423

中国百合厨(中国水星魔女は視聴できないので違法視聴している)が、

グエル役の声優やミオリネ役の声優SNS誹謗中傷しているので、百合豚への印象が最悪になってしまったが、

では水星魔女シナリオスレミオ百合以外の新規性特筆事項があったのかというと、何もなかったと思う。

 

キャラクターデザインメカニックデザイン衣装デザイン声優、YOASOBIについては非常に良い仕事をされていたと思う。

チェンソーマンアニメを見て、「アニメ本編よりも米津玄師のほうが良い仕事をしている」と感じたのに近い。

表現で支える側が頑張っているのに、物語自体に芯が無かったと感じられるのが非常に残念だ。

スペーシアンとアーシアン格差についての掘り下げも着地も中途半端。(こっちのラスボスシャディクだったのだろうか?ミオリネへの片思いをイジられてばっかだったな)

GUND技術軍事利用と医療利用についての掘り下げも着地も中途半端。(こっちのラスボスデリングとプロペラだったのだろうか?デリングは後半ずっと寝ていたが)

スレッタ・ミオリネ・グエルの親が毒親であることについての掘り下げも着地も中途半端

 

別に特定思想を全肯定して、もう片方を全否定しろと言っているわけではない。

キャラクター経験を積んで考えて変化するところが見えれば、大局が何も解決しないエンディングでも全く問題なかった。

しかスレッタ・ミオリネ・グエルの全員が何を考えているかよくわからないまま親を肯定して終わったし、

差別技術についても「作品として何が言いたいかからない」に加えて、

「各キャラクターがどのような姿勢を取っているかもわからない」「大きな空白を設けましたのであとは解釈にお任せします」というものになっていた。

特にシャディガールズの浅さは何なんだ。サビーナがニカに個人的興味を持っていたこと以外、すべてが浅いまま終わった。

地球寮も描写が少なすぎる。ティルなど、何の印象もなく終わってしまった。

 

水星キットの出来は良かった、形部デザインモビルスーツも評判が良かった、

モグデザインキャラクターや、学園・グループ社員制服等のデザインも評判が良かった。

そうした絵的な面は過去アナザーガンダムと比べても非常に良い仕事で、好評だったわけだが、

物語としての中身や、キャラクターの深堀りについては「空虚であった」と感じざるをえなかった。

ティルやメイジーをもっと描けというよりも、スレッタ・ミオリネ・グエル・シャディクの描写があれで終わるのはおかしいだろう。

エランについては「ペイル社」がどうなったのかすら分からず、強化人士殺人犯が逃げおおせているのは何なんだ?

 

社会問題ビュッフェ」といった雰囲気風呂敷を広げては中途半端に終わらせた水星魔女だが、

他の作品と比べて特筆事項があるとすれば、「百合アニメ」という枠組みではない一般作品で、

最終回スレッタとミオリネが結婚指輪をしていたことくらいだが、

発売されたばかりの文春でスレッタとミオリネの声優が「いつスレッタがミオリネを好きになったのか分からない」と発言しており、

自分も見ていてスレッタがいつエランからミオリネに乗り換えたのか感情の動きが分からなかったが、

声優監督脚本からディレクションを受けず、「分からない」まま演じていたのかと大変に呆れた。

演出意図はあるが、それをどう受け取るかは観客次第」というのと、「演者が分かっていない」のは全くの別問題なのでは。

 

死別に終わったスレッタと4号、5号とノレア

スレッタが告白を断ったうえに強力なビーム兵器でグエルを殺しかたことにより終わったグエルとスレッタ、

シャディクが最後まで勝手に決めて引き受ける姿勢を変えずに逮捕エンドとなったシャディクとミオリネ、

最終的にそばにいられない組み合わせのほうが関係説明がなされていた。

恋愛ではないがジェターク兄弟についても、

グエルのビジネスパートナーであるオリジナルエランとの関係唐突に出現し、

フェルシーやカミルといった信頼置ける仲間との3年後時点での繋がりについても説明がなく、

ラウダとペトラについても双方の声優が、いつくっついたか全く分からないといった、スレミオ声優と似たような回答をしていた。

結論として、兄弟宇宙地球に分かれて別の道を歩むようだが、兄弟のほうが「兄が毒父毒母の代わりに弟の存在承認した」と関係説明できていた。

最終的に共に歩む組み合わせの描写声優にすら説明せずぶん投げて、

「別れこそ尊い」という、感傷マゾのような趣味でもお持ちなのだろうか。

 

格差差別技術功罪・親による支配といったテーマ風呂敷だけ広げて畳み切れず、

キャラクター人気と関係描写だけで牽引するのかと思いきや、

そちらも「別れさせるほうをやたら丁寧に描き、共に歩むほうは声優すらよくわかってない」という変な趣味を出す。

しかも「分からない」と思いながら演じた声優を表に出してイベント雑誌で語らせながら、

物語を作った側が全く制作意図等を語らないのはどうなんだ。声優を弾除けに使っていないか

また、SF考証には「雑だった」か、「設定はあるのに本編に出てこなかった」のか分からないが、大変失望した。

リプリチャイルドやらオルガノイドアーカイブやらガンダム消滅やら、何の説明もなく次々展開させるのは雑にも程があった。

個人的にはガンダムのような種類のアニメには恋愛描写よりもSFのほうを期待しているが、

「別れこそ尊い」という感傷マゾばかり見せられてSFを放り出されたようで大変に不快だった。

2023-10-13

アイドルマスターミリオンライブCG違和感というやつがマジで分からん

めちゃくちゃアニメには疎いので、何がそんなに気になるのかもっとわかりやすく教えてほしい。

違和感がってさんざんっぱら言われてるんだけど、2DCGの転換の感じとか指摘されるまでぜんぜんわからんかった。

しいて挙げれば、モブの省略が主要キャラに比べて少ない気がしてて、それがまったく動かないのでそこは違和感があった。

コイツラは動かないの? って。

けどこれは今どきのアニメなら背景モブもこれくらい描くものかもしれないので…

通して見たアニメグレンラガン 一気に飛んで水星魔女 →アイドルマスターミリオンライブ

なのでアニメ素養がほぼないのは承知しているんだが、CGからクソ、と言われると「そうか?」ってどうしても思っちゃう

2023-10-11

重箱の隅つつきオジサンたちが知らない『水星魔女』の大成功

ガンダムマニアのオジサンやオバさんが細かい部分を叩いて盛り上がってるけど全然どうでもいいんだよね。

創作界隈では今もスレミオ、グエスレ、ラウグエなんかが毎日投稿されていて大盛況だよ。

Xでも毎晩盛り上がってるのが少しは見られるはず。

ほとんどが女性で10代もいる。

若い女ファンの獲得っていうガンダムシリーズの悲願を達成してジャンルとして成立してるわけ。

ガンダムSEEDとかも女性人気高かったらしいけど何十年も前の古い作品だしファン高齢でしょ?

水星魔女』は今の世代に受けた。

若い女の子ガンダムを見るのが普通になった。

これは種まきに過ぎなくて企画の人たちは女性ファンのための次の手を打ってると思うよ。

たぶん次も女性主人公か『水星魔女ブランドでのシリーズ化じゃないかな。

シリーズなら今度は男性主人公でもいけるかもしれない。

今回みたいに男性向けじゃないキャラデザで。

BLっぽいのはさすがに露骨すぎるのでやらないだろうけどね。

水星魔女毒親経済格差をバズネタとして使った

スレッタとグエルの毒親受容

スレッタはプロペラにとって、ナディムとの間にできた第一である大事エリクトの世界を作るための鍵・道具となる

リプリチャイルド(つまりエリクトのクローンオルガノイドアーカイブだの、SF設定の説明省くのやめろ)だったわけだが、

スレッタはプロペラ所業積極的肯定して同居エンディングだった。何もツッコミを入れず全肯定したわけだ。

また、グエルもヴィムに結婚相手勝手に決められ、決闘に勝てなければ平手打ちされ、

指示に従わなければ住むところを奪われ退学させられるという経済虐待を受けていたわけだが、

事故父親を殺した自分を責め、父親との対話から逃げた自分を責め(対話を拒絶していたのは父親のほうだが…)、

ヴィムの短所について事実陳列したシャディクに怒り、父親の遺した会社を守るエンディングだった。

プロペラとヴィムの問題についてツッコミが入らず、毒親重力から離れるキャラクターが不在のまま終わったのには、悪い意味で非常に驚いた。

正直、バズりやす毒親ネタを、視聴者の興味を引くフックとして利用したようにしか思えない。

毒親をどう受容するか」という物語にしたって、被虐待の落ち込み状態から肯定状態ワープしており、間の説明がないのである

そして比較的良い養親をしていた(シャディクに対してもっと子供らしくしても良いと言っていた)サリウスは、

シャディクに利用されて裏切られ煽られる。血縁を賛美して養子を貶したかったのだろうか。

 

ウテナ要素の中途半端サンプリング

ミオリネはデリングに文句を言っていたので、ホルダー結婚制度トロフィー扱いを否定するのかと思っていた。

しかしホルダーになるための戦いに挑まないシャディクに対して不満を抱き、

2期では「意味不明なフェンシングによりホルダーの白制服に戻ったスレッタ」をミオリネは受け入れた。

これはシャディクが決闘しなかったから振られた、決闘に負けたから振られた、というホルダー制度追認なのか?

結局、ミオリネにとってグエルはタイプではなく、シャディクかスレッタなら好みであり、

「好みの人間が勝てばOK」という、父親のホルダー制度追認と個人的好き嫌いの良いところ取りをしたように見える。

これが初期のウテナオマージュに対する中途半端なアンサーになっており、

ミオリネを同性をエンパワメントする女性キャラとして描き切れず、強い言葉でむやみに他人非難するだけの半端者にしてしまった。

 

まれが貧しいほうが泣き寝入り

プロペラによるクインハーバーアーシアン大量虐殺について、

地球まれ戦災孤児シャディクが罪を被るという謎のエンディングを迎えた。

また、スレッタの初恋は4号だったはずだが、4号がペイル社CEO消耗品扱いされて死んでいったことについて

5号から聞かされて知ったあとも、スレッタは主体的アクションを全く起こさないまま終わった。

強化人士を研究のための消耗品扱いして死なせていくのはアド・ステラ世界では罪にならないのだろうか?

5号もスレッタも4号の末路を知りながら「何もしなかった」ためにCEOらはシャバに放流されていると考えるのが自然だろう。

連絡係として使われたニカが自首して服役、地球寮を殺しかけたラウダは無罪

シャディクがプロペラの罪まで被って服役、強化人士を殺していたペイル社CEOは呑気にお茶しており無罪

未来に進むための清算適当すぎやしないか

 

シャディクとラウダが視聴者に叩かれ、御曹司が持ち上げられるグロテスク

シャディクとシャディガールズの過去編はストーリー絶対必要だったと思うが、やらなかったことが不思議で仕方ない。

シャディクのような子供たちを犠牲にした金で育ったグエル(もっとも本人はそれを知らされていなかったのだが)が褒めそやされ、シャディクが批判されるというグロテスク光景が生まれしまった。

現実を知らなかったグエルやミオリネに罪はあるか否かという議論が生まれることにこそ作品の意義があると思うのだが…

「グエルは最高、それに比べてシャディクやラウダは最低」というような感想に対して反論する材料が本編内に不足しているのは、作品として深みがなく失敗ではないか?と思う。

https://anond.hatelabo.jp/20231010204339

この投稿に完全に同意する。

 

水星脚本批判者が「同性愛差別者」と叩かれるノリ

水星魔女について納得できない点をツイートすると「同性婚に反対している差別主義者」「保守右翼」「日本会議」と断定されたり、

エラスレ・グエスレ・シャディミオなどのカップリング二次創作を作ったり読んだりしていたのに

そうした性愛関係妄想が本編に否定されてアンチ化したのだろうと断定され、引用RTスクショ集団攻撃を受ける状態になっていた。

実際、支離滅裂な本編批判ツイートを見かけてbioを見るとやれグエスレだのラウグエだのと書かれていたから、

水星魔女批判者の一定数は「ただ本編が思ったとおりのカップリングにならずにキレている恋愛依存症のカプ厨である」というのは事実だろう。

しか批判者の全員がカプ厨であるというのは、まったくもって事実ではない。

最近になってようやく「カプ厨目線ではない批判」が可能になった。

それくらい水星魔女視聴者界隈はスレミオだの、グエスレだの、ラウグエだのによって荒らされていた。

毒親トロフィー扱いされた女性の自立、経済格差・一方的搾取構造差別といったテーマが、

「バズネタ」として表面的に取り扱われ、着地についてはろくな説明もなく放り投げられた作品から

居着いたのは結局、絵に性欲を抱いているカップリング厨ばかりだった。

 

https://anond.hatelabo.jp/20231010034423

anond:20231010175459

シャディクの過去思想ちゃんと掘り下げればシャディ主人公作品作れるくらいおもしろキャラクターだったと思うから水星魔女本編での扱いは本当に残念

シャディクまわりのストーリーって掘り下げれば掘り下げるほど作品トーンが子ども向けから離れるし万人受けする話ではないんだろうけど

中途半端に触れるくらいなら最初から取り扱わない方がよっぽど全体のクオリティは上がったんじゃないか?と思わなくもない

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