はてなキーワード: 審美眼とは
海外のデザイン物(ポスターとか宣伝チラシとか商品パッケージとかの商業デザイン)は伝えたい事のヒエラルキーがちゃんとしてて見てて気持ちいい。
日本のデザインだとあれもこれも大きく書きたい事を詰めこんでデザインの心地よさなんて何も残ってない。
デザイナーはみんな分かってるんだろうけどクライアントの要望は絶対だし反論して説得できるような人もほとんどいない。
デザイン性が高いとか売り上げと関係ないし、あったとしてもデザイナーはそういうデータを持ってないし、リスクを背負ってるのはクライアントだからより押しが強くなる。
でもなぜ海外のデザイン物の方がデザイン性が高いのかというと、これはおそらくクライアントの美意識が全然違うんだろうなと思うし、一般的な利用者の美意識が高いんだと思う。
ちゃんとアートな教育をみんな受けてきてるんだろうし、そういう割合が多ければ自然とみんな審美眼が備わってくる。
身の回りには100円ショップをはじめ、家電製品やホームセンターなどの「安くて実用的に振り切った製品」ばかりが多くて美的な観点の製品はほとんどない。
海外のデザイン物(ポスターとか宣伝チラシとか商品パッケージとかの商業デザイン)は伝えたい事のヒエラルキーがちゃんとしてて見てて気持ちいい。
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デザイナーはみんな分かってるんだろうけどクライアントの要望は絶対だし反論して説得できるような人もほとんどいない。
デザイン性が高いとか売り上げと関係ないし、あったとしてもデザイナーはそういうデータを持ってないし、リスクを背負ってるのはクライアントだからより押しが強くなる。
でもなぜ海外のデザイン物の方がデザイン性が高いのかというと、これはおそらくクライアントの美意識が全然違うんだろうなと思うし、一般的な利用者の美意識が高いんだと思う。
ちゃんとアートな教育をみんな受けてきてるんだろうし、そういう割合が多ければ自然とみんな審美眼が備わってくる。
身の回りには100円ショップをはじめ、家電製品やホームセンターなどの「安くて実用的に振り切った製品」ばかりが多くて美的な観点の製品はほとんどない。
クトゥルフ神話に特化する形でエロゲの歴史をまとめたWebサイトは存在するし、一般書籍で言えば『エロゲー文化研究概論』(宮本直毅, 2013)では一つのコラムとしてこれを取り扱っていたりする。
ただ、それらで話の主たる軸にクトゥルフ神話が用いられているか否か、という点での検討はされていても、クトゥルフ神話がそれぞれのエロゲにおいて一体どう扱われてきたのか、という点には触れられていなかったりする。
ゴールデンウィークを有意義に過ごすべく、エロゲ史においてクトゥルフ神話がどのように用いられてきたのかをちょっとまとめてみたので(そのためにちゃんと全部プレイしなおしました。実に有意義なゴールデンウィークだったと思う)、増田に垂れ流しておく。
まずエロゲ史にクトゥルフ神話が登場する直前の状況から少し整理しよう。
1991年末、かの有名な「沙織事件」が発生する。ソフ倫が設立される切掛として有名だけれど、同時にこれは内容に対する制約としても一時的に強い影響を及ぼした。
特に社長が逮捕されたフェアリーテールとしては一際慎重な態度にならざるを得ず、単純で直接的なエロというより、エロ以外の何らかの要素を前提とした上でエロ「も」取り入れる、というアプローチが取られることとなった。
そして『狂った果実』(フェアリーテール, 1992/5/1)が発売される。
エロより視覚的、精神的グロさを全面に押し出した傑作であり、エロゲにおける「ヤンデレ」(昨今のステレオタイプとは少し異なりサイコパス色が強いが)の開祖と言っていいものだろう。主人公を精神的、社会的に追い詰め、最終的に狂気に陥れるそのシナリオ展開は多くのプレイヤーに衝撃を与え、同時にエロゲが「エロ以外の18禁的要素を主軸に据え、その過程にエロを取り込んだゲーム」としてもありうるのだ、ということを強烈に知らしめたものでもあった。
こうした中、フェアリーテールはブランドを分ける形でフェアリーテールHARDCOVERを新設し、クトゥルフ神話要素を持つ世界最初のエロゲである『ネクロノミコン』(フェアリーテールHARDCOVER, 1994/6/24)がリリースされることになる。
物語は新聞記者である主人公が自分の先祖の秘密を探るべくインスマスへ向かい、そこで邪神復活の儀式に巻き込まれる、というもの。『インスマスの影』(H.P.Lovecraft, "The Shadow over Innsmouth", 1936)をそのまま使った内容となっている。
原作に足りない女っ気を確保するため、バーの店員や宿屋の女主人、娼館などが配されているけれど、モンスターホラーとしての側面が強く、狂気への言及は殆ど無い。
作品としては丁寧で、よくまとまっていて、つまらなくはない。ただし原作色が強いせいで原作既読者には先の展開がすべて分かってしまい、無難な内容という印象が拭いづらい。しかし現実には当時のプレイヤーのほとんどは原作未読者であり、そういう点ではむしろクトゥルフ神話へ興味を持つ最初の一歩としてよく出来たアレンジだったのではないか、とも思う。
ともあれエロゲ史における最初の使われ方は、このようにモンスターホラーとしてであった。
『ネクロノミコン』から1年が経過し、95年に入ってから2つの作品が発売されることとなる。一つは『YES! HG』(姫屋ソフト, 1995/6/30)、そしてもう一つがかの有名な『黒の断章』(アボガドパワーズ, 1995/7/14)である。
『YES! HG』はオムニバス形式となっており、その中の一編である『豪州怪奇紀行』がクトゥルフ神話要素を持つエロゲとなっている。
物語の内容は応募した覚えのないオーストラリア旅行の懸賞に当たり、彼女と一緒に参加したところ邪神の生贄にされかける、というもの。
クトゥルフ神話の扱い方という点では、『ネクロノミコン』に輪をかけてモンスター色を強めたものである。ディープワンやティンダロスの猟犬といった神話生物が登場するものの、一般人に化けられる、死ぬと水に溶ける、水をかけられると死ぬ、と原作設定とはかけ離れており、どちらかというとモンスター映画的な怪物を取り扱った物語であり、その怪物の名前をクトゥルフから借用した、といった感もある。逆に言えば、クトゥルフ神話に関して一切知識がなくとも既存のモンスターホラーものとして理解ができる内容であり、『ネクロノミコン』では若干あったグロテスクさもない。そのためより取っ付き易い感があり、短編ながらよくまとまっていることからもっと一般ウケしていい作品と思うが……知名度は今回紹介する中ではおそらく最も低いと言えるだろう。
そして『YES! HG』に遅れること1ヶ月、自転車操業の零細新興メーカーから『黒の断章』が発売される。
あるマンションの一室で一家皆殺しの猟奇殺人事件が発生したことを端緒に、同マンションに入居していた探偵がこれを解決しようと首を突っ込み、連続殺人事件に巻き込まれ、その謎を解く鍵を自分の失った記憶に見出していく、という内容である。
前半は猟奇殺人事件を巡るミステリとして、そして後半に入るとラヴクラフト色が全面に現れたものとなる。下敷きにしているのは『死体蘇生者ハーバート・ウェスト』(H.P.Lovecraft,"Herbert West-Reanimator", 1922)、そして『壁のなかの鼠』(H.P.Lovecraft,"The Rats in the Walls", 1924)である。
クトゥルフ神話モノとして知らない奴はいないといえるほど有名な本作であるが、実のところモンスター要素はほとんど無い(そもそも『死体蘇生者ハーバート・ウェスト』は邪神も神話生物も登場しない内容であるが)。しかし「黒人の神父」の熱弁の中でのさりげない「神々」という複数形、「呪い」への「ギアス」(C.A.Smith,"The Seven Geases",1934)というルビなど、作中の随所に仕込まれたこうした細かいネタは一切作中で説明されることはなく、それがわからなくて物語が理解できないようなことはないが、プレイヤーの知識へのくすぐりが実にうまい作品である。
一方で、本作のシナリオの核はあくまで「家族愛」である、という点への言及も必要だろう。原作へのオマージュを込めつつ独自要素を持ち込み、後日談めいた二次創作的なその内容は、単にその用語や設定を流用したものとは明らかに一線を画したクオリティを持っている(例えば不老不死にさせられた女性については、お腹にいる殺すことも生まれることもできない胎児を家族と呼びうるのか、といった辺りはSF的、倫理的に今なお考えさせられるものがある)。
『ネクロノミコン』、『豪州怪奇紀行』とは異なり、本作はモンスターホラーとしてではなくクトゥルフ神話を扱った最初のエロゲであると言え、また原作の二次創作的側面を持たせた物語は(多少粗はあるものの)有名作の名に恥じない出来栄えである。
一方で『黒の断章』においてもやはり、狂気の描写はほとんど無いに等しいものであった。
クトゥルフ神話における狂気とは、異端の知識を人間の脆弱な脳が処理しきれなくなり、破壊された状態である。クトゥルフTRPGにおけるSAN値の取り扱いもこれを示したものと言っていいだろう。
他方、92年の『狂った果実』を筆頭に狂気についてはエロゲにおいて断続的ながら取り扱われ続けていた。この時代で言えば『サークルメイト』(ボンびいボンボン!, 1994/5/13)、そしてエロゲ史上初のビジュアルノベルである『雫~しずく~』(Leaf, 1996/1/26)があげられるだろう(『for Elise ~エリーゼのために~』(CRAFTWORK, 1996/12/6)もこの線では秀逸である)。
こうした作品において、狂気とはこれまであったものが破壊されるというより、境界線を踏み越えてしまった状態として扱われる。怪物の血を引いた「選ばれし者」ではない一般人である私たちも、一歩踏み出すことによって「向こう側」へと至りうるのだ、という見方でのこうした「狂気」を、ここでクトゥルフ神話における「狂気」へと接続した作品が登場することになる――『Esの方程式』(アボガドパワーズ, 1996/9/13)である。
物語は蔭洲升という漁村で起きた陰惨な殺人事件の犯人が精神病院から退院したことを端緒として、その元担当医を勤めた探偵助手たる主人公が異常な自殺事件に巻き込まれていく、という物語である。『黒の断章』の続編ではあるが、前作とは独立した事件となっている。
前作同様、前半は東京での猟奇事件をめぐるミステリ、そして後半は蔭洲升が舞台となり、ラヴクラフト色が全面に押し出される。原作は『ネクロノミコン』と同じ『インスマスの影』である。
これまでのクトゥルフ神話要素をもつエロゲにおいて、その猟奇殺人で表現されたものや「向こう側」はグロテスクなものであったし、これ以降もほとんどがそのように表現する。しかし、本作は死に至る状態/死体を「美しく」描く点で明確に異彩を放っている。
「SAN値が下がる」のではなく「啓蒙が上がる」ことで見える世界が変わる(『Bloodborne』FROM SOFTWARE, 2015/3/26)ように、本作は私たちの「啓蒙を上げる」ことを目的とした作品めいた印象を受ける。もちろん四肢切断された「苦痛を伴わない」少女の視覚的な美しさであれば会田誠の『犬』があるし、特に『魍魎の匣』(京極夏彦, 1995/1/5)の影響が本作へ露骨にあることは否定しがたい。
しかし踏切の赤信号のアニメーションの演出に始まる本作は、これをプレイすることで一歩「向こう側」へと足を踏み出しかねないことへの警告めいた不穏さを孕んだ見事なものであると私は思う。
のちの『沙耶の唄』(NitroPlus, 2003/12/26)も同様だが、美しい「向こう側」を描いた作品はエロゲ史において稀なものである。ほとんど無意味な登場人物など色々と欠点も多い作品ではあるが、加点法で見るなら間違いなく名作として語られる作品だろう。
さて、ここで少し時代におけるクトゥルフ神話の状況を整理しよう。
創元推理文庫の『ラヴクラフト全集』は1974年12月13日発売、クトゥルフ神話モノのパロディとしての必読書と言っていいだろう『妖神グルメ』が1984年6月30日発売である。タイタス・クロウサーガはまだ日本語訳が出版されていないが、『アーカム計画』はすでに出ている。ということで、クトゥルフ神話に関する基礎教養としての文献はすでに大体揃っていたと言っていいだろう。
だが、それを調べるためのツールはどうだろうか。
1997年とはYahooが日本で検索エンジンサービスを開始した翌年であり、Googleはまだ会社すら存在しておらず、2chもWikiepdiaも影も形もない時代である(ちなみにWikipediaの日本語版の「クトゥルフ神話」の記事が最初に出来たのは2003年8月)。
現在のように玉石混交とはいえググれば腐るほど情報が出てくる時代とは程遠く、なるほど情報はあるところにはあるが、そこにたどり着くことは容易なことではなかった。
そうした状況下において『マジカルディープ☆ワン』(Vanilla, 1997/4/18)が発売される。様々なクトゥルフ神話上の邪神や神話生物を美少女化した初のエロゲであり(クトゥルフ女体化については80年代に先例があるとの報告がある)、モンスターも狂気もホラーも完全にオミットし、その用語や設定に対するパロディ作となっている。
問題はパロディである以上、クトゥルフ神話に関する広範な教養をプレイヤーが持っていることを前提しなければならない、という点である――正直、時代を考えると無謀としかいいようがない。文字通り10年早すぎた作品であるが、のちに『斬魔大聖デモンベイン』(NitroPlus, 2003/4/25)やラノベ『這いよれ!ニャル子さん』が当たったことを考えれば、その先見性はもう少し評価されてしかるべきかもしれない。
一方で同年末、邪神の名前だけを借りた作品が発売される。ALICESOFTの『アリスの館4・5・6』に収録された『アトラク=ナクア』(ALICESOFT, 1997/12/18)である。
シナリオライター自身が言う通り、本作の中身は一切原作とは関係がない。ゆえに本作をクトゥルフ神話要素を持つエロゲ史の上で語るべきではないが、名作として名高い本作がクトゥルフ神話における邪神の神の名前であることもよく知られたものであることから、エロゲ史上にクトゥルフ神話に対する興味を惹起する効果はそれなりにあったのではないかと思っている。無関係とはいえよく出来た作品であり、返り血を浴びた黒髪美少女に対する審美眼を――「瞳」を多くのプレイヤーに植え付けた、という意味では、これもなかなかに罪深い作品と思う。
さて、3年前に発売された史上2番目のクトゥルフ神話を用いたエロゲを発売したメーカー「姫屋ソフト」について、ここで少しまとめよう。PC-98時代のエロゲに詳しい初老のオッサンでもなければまず知らないメーカーであるが、その有するブランド名「C's ware」といえばWindows95時代のエロゲに詳しい中年のオッサンなら反応することだろう。『DESIRE』そして『EVE burst error』とエロゲ史に残る名作を有し、たまにバグまみれで起動すらしない製品をリリースすることで有名な、そんな泣く子も黙る一大メーカーであった。
そのC's wareから、『アトラク=ナクア』の一カ月後に『DIVI-DEAD』(C's ware, 1998/1/23)がリリースされる。
物語は山奥の学園に転入することになった主人公が、学園内で麻薬のように蔓延する香、見え隠れする異常行為、学園創設者一族の陰惨な過去などに触れていくうち、自分がこの学園に転入させられた目的や持病の発作の原因などが明らかになっていく、というものである。
この作品は、直接的にはクトゥルフ神話要素への言及が一切無い。シナリオファイルを無理やり抽出して全テキストを確認した私は自信を持って断言できる。本当に、ない。
しかしそこで描かれる物語の設定は、ラヴクラフト小説のファンならおそらく確実にニヤつけるものである。「古い穴の底から神を呼び出す」「この地の神と契約を交わし、その血を一族の中に入れた」、そして穴が開きすぎて周辺一帯の人間が狂死したこと。
こうした神と人との関係はまさしくクトゥルフ神話――もっと言えばラヴクラフト神話における典型的なそれである。
また話の筋にはほとんど関係ないにもかかわらず、焼身自殺した建築家が書いた唯一の幻想小説「はての国」への執拗ですらある言及は、作中で関わった人間がほとんど惨たらしく死んでいるという状況も併せてラヴクラフト愛読者に魔術書めいた印象を与えている。
本作に人外は登場するが、クトゥルフ的なモンスターは登場しない。しかし抑制的ながらも明白な狂気、グロテスクな死体などはある意味で『ネクロノミコン』時代におけるクトゥルフ神話の扱い方に忠実と言っていいものであり、具体的に名前こそ触れないものの、その確かなオマージュを感じる内容は良作と呼ぶにふさわしいものであり、その意味では『アトラク=ナクア』の対と言っていいだろう(ちなみにのちの『果てしなく青い、この空の下で…。』(TOPCAT, 2000/06/30)も同様のアプローチを採った良作である)。
そしていよいよ世紀末、電波系エロゲといえば必ず名前の上がる有名作『終の空』(ケロQ, 1999/8/27)が発売される。
ある学校で一人の不良学生が屋上から転落死した三日後、いじめられていた女生徒が同じ場所から飛び降り自殺、同じくいじめられていた男子生徒の妄想が周囲の学生を巻き込み拡散し、一週間後に同じ場所から集団で飛び降り自殺に至る、という事件を何人かの視点で繰り返し読ませる物語である。
正体不明の少女の口から出るナイアルラトホテプという単語、「テケリ・リ」という声など、確かにクトゥルフ神話要素における単語は使われている。
……が、本作はむしろ終末論を用いて『雫~しずく~』を正統に発展させた延長上の作品として語られるべきであり、本作をクトゥルフ神話を軸にしたものというにはちょっと無理があると考えている。
というのも、本作のシナリオにおける終盤は統合失調症の患者を模したそれとなっており、またその視界はシュルレアリスム的な絵で表現される。シュルレアリストの一部が統合失調症の患者の描く絵に魅せられたことも併せて考えれば、そこで語られる内容は言葉遊びめいた意味が通るようで通っていない単語の連結であり、その一部にクトゥルフ神話用語が用いられた、というように私は思っている。
本作はよく出来た作品であり、衒学趣味の上で意味が通りそうで通っていない文を普通に会話が成立しているかのような羅列には思わずニヤリとさせられ、その「向こう側」の表現としては明らかに過去のエロゲとは一線を画したものである。が、クトゥルフ神話の扱い方という点で言うのであれば、『アトラク=ナクア』と同じくらい関係性は無い、というのが妥当なところだろう。
正直、1994年から99年というわずか5年ですでに結構な文章量になってマジかよと。ただこうして見ると、クトゥルフ神話は結構多様な使われ方をしてきた、というのが見て取れるかと思う。モンスターホラーとしての印象が一般には強いのではないかと思うけれど、狂気の表現形態であったり、物語構造としてのそれであったりといろいろ工夫がされている。
2000年以降については余白もないのでこの記事でこれ以上深く言及する気はないけれど、『朝の来ない夜に抱かれて -ETERNAL NIGHT-』(DreamSoft, 2002/06/28)、『斬魔大聖デモンベイン』(NitroPlus, 2003/04/25)、『終末少女幻想アリスマチック』(キャラメルBOX, 2006/10/27)というのが従来に無いひとつ特徴的な筋と思う。いずれもクトゥルフ神話と熱血という組み合わせであり、好き嫌いはあろうがモンスター設定資料集としてのクトゥルフ神話がこれで普及していくように思う。ちなみにこのあたりはDreamSoftがフェアリーテールのブランド、キャラメルBOXが姫屋ソフトのブランドであることを考えると、少し面白いものがある。
なお、この記事については間違った内容が記載されている可能性が十分にある。発売年度は一応いくつか調べた上でおそらく正しいと思われるものを記載したけれど、これももし誤りがあれば申し訳ない。
さて、最後にここまで読んだ奇特な人のために、ぜひプレイ頂きたい史上最高のクトゥルフ神話系エロゲを紹介したいと思う。『人工失楽園』という(文章はここで途切れている)
http://anond.hatelabo.jp/20150103202512
上記増田主です。元エントリは愚痴っぽくなってしまってイマイチだったので、趣を変えてある種の人物の話をしようと思います。
友達の友達、といったつて(アラサーでフリーで“合コンに行くような種類の”男は不足がちなのだ)の合コンに参加してると、いつしか“中心人物”に遭遇することがある。「○○さんつながりなんです」と名前を出せば、「ああ、○○さんね知ってる知ってる」と呼ばれるような類いの、人々をつなぐ“ハブ”のような人物である(「知ってる」というリアクションの他には「名前だけはよく聞くけど会ったことがない」と称されることも多い)
彼らは古き良きお見合い叔母さんの現代版なのだろうか。非常に高い合コン開催力を持ち、男どもからの尊敬の念を一身に集める存在である。
ただ、お見合いおばさんと違うところは、彼ら自身も合コンに参加するというところである。プレイングマネージャーみたいなものだろうか。“友達が多い” “和を尊ぶ” “リーダーシップがある”などの女子が好みやすい属性を有しているため、普通にもてる。
なお、女子にも同じように“中心”がいるが、こちらは本当にお見合いおばさん的性向が強い。相性ぴったりのカップリングすることに喜びを感じるタイプ。サバサバでいいやつではあるが、こっちはもてない(多分)
自らも参加しつつ合コンを繰り返すもてもての中心人物氏。どのような人物を想像しただろうか。イケイケでノリノリ、勢いが命で多少の失礼などものともしない盛り上げ役?イケメン長身の絵に描いたような王子様?爽やかで話題豊富なスポーツマン?
すべて、否である。いままで出会ったこの手の人物は、ほぼ全員ものすごく落ち着いていた。会の中心になって盛り上げるわけではなく、隅の方で嘘かほんとか「みんなが楽しんでるのを見るのが好きなんだよ」とか言っちゃうタイプ。盛り上がろうが盛り上がらまいが、テンションにあまり変化がなく、常に落ち着いている。仏か。
主催者でもあるので、男子も女子も氏のことを“飲みが好きで人の出会いをサポートするのが好きないい人”と持ち上げるのだが、「いやいやおれの話はいいから」などと言ってしまうタイプなのである。仏か。
そんな氏であるが、彼は落ち着いてはみえるが毎週のように合コンを繰り返すやり手である。
女子側にその実態を聞いてみたことがあるのだが、ともかくまずは礼儀正しいらしい。ノリで誘うようなことはせず、ちゃんと丁寧にお誘いあそばすそうだ。そして、とても根気強いそうだ。一度断られても、別のアプローチで、“失礼”や“しつこさ”を感じないギリギリのラインでお誘いが来るらしい。
礼儀正しく不快感を与えるようなことはないが、押しは強い。繊細さと豪胆さが同居しているのだろうか。そういえばナンバーワン営業マンやナンバーワンホストなんかも世間のイメージと違って落ち着き払っているという話を聞いたことがあるが、それに近いのかもしれない。
余談であるが、その誠実さと根気強さ故なのか、氏の合コンは非常に“レベル”が高いことを付記しておく。
言うまでもないことだが、一応婚活女子に向かって書いておこう。このような魅力溢れる氏であるが、氏を旦那様候補にするのはやめたほうがよいと思う。
そりゃそうだ。毎週合コンを繰り返すなんてどう考えても"普通の夫"の枠に収まる人物ではない。そもそもレベルの高い合コンを繰り返している氏は審美眼も相当のはずで、つまり・・・ゲフンゲフン。
まあ婚活女子であればおそらく“こういう人”に会ったことあるはずだよね。
さて、世間ではあまり知られていない(?)この種の人物を広く紹介したい気持ちがあり、再び筆をとった次第でございましたが、いかがでしたでしょうか。
氏のこと、“いい人”と捉えた?“ろくでなし”と捉えた?
お楽しみいただけましたら幸いです。
人生にモテ期は3度来るという話があるが、あんなのは嘘だ。それに、ドラマ・映画の「モテキ」も嘘だ。
満島ひかりと長澤まさみと真木よう子と麻生久美子が自分の周りにいる世界なんて、芸能界だけだろう。
高校まで共学だったし。
しかし、モテない人間にとって、共学だろうが、男だけだろうが関係ない。
今となっては当時の女友達は数えるほどだし、うちの大学は男子率9割という拷問だった。
なんでゼミが全員男なんだよ。
チャンスは3回あった。
1回目は、小学校から好きだった女の子に、強制的に告白させられた中1の夏。
周りは「なんであの子」という反応だったが、同窓会などの反応を見る限り、俺の審美眼に狂いはなかったはずだ。
まだ中1ということもあり、その時はフツーに「興味ないから」と手紙をいただいた。
自分は高校受験に成功したものの、中学の時にろくに勉強せず、肌感覚で高校に受かっていたため
塾へ行かなかった高校時代は勉強が出来ない落ちこぼれに転落し、半不登校となっていた。
1年生の時は、それが原因でちょっとしたいじめにあっていたのだが、担任などの気遣いもあり
2年生は全く別のクラスとなり、友達もできるようになっていた。
ただ、それでもちょっとずつ休んでいたため、決して多くの友だちがいたとは言いがたい。
ましてや女の子など、「友達のいないちょっと暗めの男の子」なんて近寄ることもないだろう。
そんな中で、1人だけ特に仲良くしてくれる女の子がいたわけだ。
その子は1人目とは正反対の、地味子だったが、話が結構合って、映画を見に行くことになった。
しかし、だ。文化祭の代休日に行く予定だったが、台風だったかなんかで文化祭が延期になってしまい
結局、映画を見ることもなく、経緯は忘れたが俺が何とか頑張ってバレンタインデーにチョコレートを
もらうことには成功したが、その後何もなく終わる。
そんな地味子は、最近結婚したようだ。割と頭がいい子だったが、あっという間に燃え上がった
結婚らしく、その事実を知った時は、衝撃というか「あ、うん。そう」という大概冷めたものだった。
3回目…の前に、空白の5年間をお伝えしよう。
高校時代は勉強できなかったので、浪人生となり、大学をストレートに卒業するまで、5年という時間がかかった。
その間に何もなかったわけではない。もちろん、人なりに「良いな」と思ったことはある。
ただ、自分の高校時代の挫折や、入ってしまった世間的には認知されているけど、学力は劣る大学というところから
ましてや大学のゼミは男100%である。いちご100%的な活動もしたかったのに…。
大学という区切りを持たせているだけで、7~8割の奴らは出会いたいだけである(当社調べ)。
変なところで真面目というか、童貞ながらの思考で「出会うためだけに入るのは馬鹿だ」と思った俺は
入らなかった。これもまた、こじらせ童貞の典型だ。
アルバイトは?と思われるかもしれないが、これもまた、男率100%の世界だった。
では、話を「3回目」に戻そう。
3回目は就職後だ。
就職難だ、アベノミクス失敗だと言われる昨今だが、なんとか大手企業に勤めることができた。
そのおかげか、社内には美人が多い。セクハラと言われたらおしまいだが、キャバ嬢やってても
俺は文句は言わない。
そんな中で、1人の同期に出会った。それが3人目だ。
障害があるとすれば、その子は北海道の子で、配属も北海道となってしまった。
同期だから何度か会う機会があり、彼女とはそこそこウマがあっていたため、
2人で飲むこともあった。
秋口に北海道へ行った時、告白したのだ。数回会っただけ、どこかで一緒に遊んだわけでも何でもない子に。
後から考えてみると、バカ以外の何物でもない。あえなく玉砕し、今やFacebookの友達でもなくなった。
モテない人間なりに、なぜモテないのか考えているし、周りにもどうすれば良いのか聞いているのだが、
いっこうに答えが見えてこない。
幸いにして、就職後に女性の友達は一気に増えた。暗澹たる大学時代とはおさらばできた。
毎週のように女性と飲んでいる。だからどうした。俺は彼女がほしい。
ただ、彼女がほしいという割に「将来、そのまま結婚したい」という古風な考えものと
自分のスペックを考えると、そりゃ無理だよなと思わなくもない。
周りからは「モテるでしょ」と言われる。童貞だという話が漏れると「嘘だ」と言われる。
お世辞なのかわからないけれど、お世辞じゃないならなぜここまでこじらせているかさっぱりわからないし
お世辞なら「建前はいいから、なんで俺がモテないか教えてよ」と言いたい。
今、仲の良い女の子がいる。
同い年で、可愛い子だ。仲の良いグループの集まりでしょっちゅう顔を合わせるし、二人で飯や映画も行く。
ただ、仕事が忙しい子で、メッセンジャーがなかなか返ってこない時もある。
返ってこない時は心がかき乱される。女子かよと自分で突っ込もうかという時もある。
過去最高に心を奪われている状況なのだが、童貞なので対処療法が全く見つかっていない。
12月23日はデートだ。今世紀最大の勝負の時が、今迫っている。
誰か俺を助けてください。
※追記
トラックバックをいただいたので。
むしろ、常にけなされている。そんな状況で告白するというのも不思議な話だが。
1回目がチャンスっていうのは、一応アクションを起こしたという意味。
※追記
デートの結果
まさか当日に断られると思わなかった。
しかもその後、連絡が取れなくなった…というわけで放置していたんですが
もうね、女とか信じられない。
既婚者の1サンプルでいうと、私は週10本程度はアニメみるくらいのオタクでした。結婚後はだいぶ減りましたが。
で、服装なんですが、私は全然気にしない方で、ジーンズメイトで目立たなそうな、あんまイケメン風でない服を買ってました。
結婚後ですが、嫁さんが通販雑誌をもってきて「旦那くん、これどう?」みたいな感じで勧めてきてくれます。 あまり審美眼みたいなのはないので「お、これ面白いね」など言いつつ買います。店員とのやりとりが発生しないのが良いですね。
それからしばらく職場で若干もてるようになりました。 まぁ嫁さんいるので、ほんと外見で人を判断するような奴ってどうでもいいよな、という話ですが。
嫁はグラビアアイドルやエロい女の子萌え属性があったので、そういうエロ目の見てても変に嫉妬されず、エロいおっさんみたいな会話が楽しめて最初は楽しかったのだが弊害が出てきた。
具体的に説明すると、嫁は同性の胸を怪しまれず見れているので、乳の真贋見極めの精度がとにかく高い。
寄せているとかパッド入れているとかシリコン入れているとか大きいけど乳が離れてるとにかく判別してくる。
説明を聞いているうちに、こちらも自然と審美眼がついてしまい、ああこの娘は寄せているな、あの娘は乳が離れてるなと素直に楽しめなくなった。
嫁いわくグラビアでも日本人で本当に大きい乳や美乳はレアだとの事。
下着や水着つけている方が奇麗な形にできて萌えられるから、あんまり夢見るなと言われた。
セキュリティ意識が低い、カネが無い会社はまだXPを使ってるかもしれない。やめてくれ。
このエントリーで弊社のパソコン調達ノウハウ書くから、爆速で買い替えてくれ。
始めに断っておくが大企業のことは知らん。まとまった数調達するならもっと別な方法があると思う。ここでは1~10台程度買う場合を考える。
新品は高すぎる。
OSのサポートが切れたり、ハードウェアが逝去されたりすることを考えれば、PCの寿命はせいぜい5年。
10万のパソコンなら1年あたり2万払う計算になる。割に合わない。中古を2、3年で使い潰すほうがずっと賢明。
で、問題はお古をどこで買うか。
・ヤフオク
手間、値段を考えれば悪くない選択肢。
自作、ジャンク品はギャンブル。機械いじりが好きな人は一発買ってみるのもありかも。
実店舗で商いやってる業者がオクにも出品してたりする。
ただ、保証(数ヶ月程度だけど)がほしいならネット通販かリアル店舗(後述)。
秋葉原の中古パソコンショップ梯子すれば、たぶん一番安くパソコン手に入る。しかし面倒。複数台調達するとなるとさらに疲れる。
・eBay
英語OSでも良い、ボッタクリ海外業者を見分ける審美眼があるなら良いルート。
・OS
正直に買うと高い。ボリュームライセンスでも高い。大企業はカネあるからいいけど、中小零細はむりぽ。
8はモダンUIがクソなだけで動作は軽快(スタートメニュー復活したよね)。ファイル操作は7より速いくらい。
OfficeオンラインかGoogle Drive。パッケージのオフィスは無理買えない。
そもそも、「きれいなパワポ資料を作る」作業ほど非生産的なことはない。
業務用資料の半分くらいはプレーンテキスト、残りは無料オフィスで作れる。
○最後に
ちゃぶ台をひっくり返すようだが、もうデバイスは全部BYODでいいんじゃないかと個人的には思う。
個人所有のパソコン使わせた方が大事に長く使ってもらえる。自分が被害受けたらシャレにならないからセキュリティにも気を配る。
会社は手当つけるだけでいい。
情報漏洩が心配という向きもあるだろうけど、会社のデータを自宅から流出させる社員は会社でも同じことするよ。だいたい、インターネットに会社も自宅もない。
たぶん俺みたいなこと考えているやつはたくさんいるんだろうけど、何か問題起きた時責任取れないから口をつぐんでるんだろうね。
なんか頭空っぽにしてとりあえず気に入らないから歌い手を叩くみたいな風潮はいただけない
ちゃんと理由を整理したほうがいいと思う
例えば
①インターネットで歌を投稿する行為が気持ち悪い→わからんでもないが誰かに迷惑かけたか?
②下手なのにあげるな→聞かなきゃいいんだよなぁ
④下手なのに評価されてる奴がいてキモい→自分の審美眼に自信を持ってプロの音楽を聴こうぜ
⑤すぐにファンに手を出すのがキモい→激わかる
ちゃんと理由を把握して、歌い手総体を叩かなければいけないのか、歌い手の活動自体を叩く必要があるのかはちゃんと見極めないといけない
ただ自分になじみが無いからというだけで反射的に叩いてるだけじゃ老害と変わらんよ
ちなみに自分は歌い手にも上手いひとはいるし、お金を稼いでるのもすごいと思うし、誰でも気軽に歌手めいたことができてすごいと思う
おわり
街なかのAVショップには美女の作品がたち並び、ネット上には淫らな動画がごまんとある。
昔よりもはるかに進歩したと思われる性的環境を幸せなことと男は考えるかもしれないが、はたして本当にそうだろうか。
むしろ現代の性的環境のせいで日本の男が廃れつつあるというのが私の考えだ。
男どもには、皮相的な代物に狂喜乱舞するのではなく、もっと深いところを見られる存在に立ち返ってほしい。
第一に確認しておきたいのは、女性の魅力は曲線美とやわらかさにあるという真理のことだ。
頭頂部からゆるやかなカーブを描いて垂れさがる黒髪、首筋から二の腕にかけてのやさしいライン、胸部に光るおわん型の丸いもの、あらたな生命を宿そうと待ちかまえるくびれ、そして芸術的な臀部。
自分のごつごつした体と女性のたおやかな体との隔たりをよくのみ込むことが鍛錬の大前提となる。
まず、スマホやパソコンを用いて全身の写ったビキニ画像を求める。
できるだけ若い方がいいだろう。いわゆる"安産型"の女性ならなお良い。
そして、ペットボトルや空き瓶など、曲線を帯びる容器を探しだす。
自分はポン酢の空き瓶がお気に入りだけれども、あき缶でもボールでも曲線がありさえすれば何でもかまわない。(練乳のチューブを使おうとしたときは牛のマークが目に入って萎えたので選定は慎重に)
容器には水を入れておく。
よし、準備は整った。
部屋のドアを閉め、容器を目の前に置いて、えり抜きの一枚を凝視する。
女の子のからだは宝箱。画像には見えない深いところから宝のありかを探るのだ。
息子が反応したら画像を離し、こんどは容器をじっと見つめる。
ペットボトルのキャップが頭だとすれば、首から胴体への線はもちろん、下方のウエストラインや、えもいわれぬ柔らかい感じまでが女性のそれとそっくりであることが認識されよう。
さっき得られた女性の美が、容器と照応して、息子はいっそう堅くなる。
右手はしずかに動きはじめる。
慣れないうちはときどき画像に頼ってもいい。女性のすばらしさを復習し、また容器に見入る。そのくり返し。
やがて調子がでてくると、おもむろに目をつむり、容器へ唇を合わせるようになるはずだ。
曲線のあたりを、きわめて優しい唇づかいで、そっとなぞる。舌を使うのもよい。
中には水が入っているけれども、あまり強く口づけすると倒れてしまうので、やさーしく、やさーしく、ふんわりと。
右手はあいかわらず息子を刺激しているのだから、気分はほとんど性交しているのと変わらない。
さあ、ついに興奮は頂点に達する。
ティッシュに発射するもよし。容器にぶっかけるもよし。
物と人間との最終勝負。
ふぅ。
安易なAVやヌードにすがるのでなく、生まれながらの想像力を駆使して、しかもペットボトルや空き瓶で抜けたときの達成感は言葉では言い尽くせない。
以上、読んでみるとわかるように、これは少々難易度が高い。「自慰革命」(http://anond.hatelabo.jp/20140410163334)を中級とすれば上級クラスに値する。私自身まだ完全に会得したとはいいがたい。
そんなの難しくてできない、あるいは恥ずかしくてできないと言う人もいるかもしれないが、この方法は創造性を育むためにも早漏を改善するためにも有効だし、容器を増やしての疑似3Pなど工夫もいろいろ考えうる。実にファンタスティックだからぜひ一度ためしてみてほしい。
ただし家に人がいる場合は十分注意すること。ペットボトルや瓶をなめながら手淫するところを見られたら面倒くさいことになると思うので、自己責任でやるように。
今回紹介したオトコの磨き方が、日本の発展に少しでも貢献できるとすれば、筆者としてこれ以上の喜びはあるまい。
テレビ見ない。
2ch見ない。
服装はいつもおしゃれって言われる。(確かにドメブラとかインポートだけど、着回してるぞ?)
職業は人と話す仕事でめちゃ優秀だと言われる。クレーム処理係だ。
じゃあなんでオタクと言われるのかと言うと、
人が困ってるときにプログラム書いて作業を自動化してあげるからだろうと思う。VBとかJSとか簡単なものばかりだ。
素直にほめりゃいいのに、どーして「どうしてプログラムが書けるんですか?」って言わないで、
そういう羨ましい人達を揶揄する言葉がオタクなのか、あるいは自分たちを誇ってヲタと呼ぶのか。
取りあえず僕は、自己紹介のとき、「ヲタです」という事にしているけれど、
君たちにはいったい何のとりえがあるのだい?
副題:誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいビデボのすべてについて教えましょう
彼女と同棲してからビデオボックスを利用することが多くなった。
ビデオボックスとは「花太郎」「宝島」などの紳士たちの欲望を満たす「個室ビデオ鑑賞店舗」のことである。
都市圏にお住まいの方は、繁華街の駅前の雑居ビルに並ぶそれらの看板を見かけたことがあるはずだ。
女性の方や利用したことのない方に向けて説明するならば、ビデオボックスとは好きなDVDを選んで個室で鑑賞できる店舗とサービスである。
ここでいうDVDとは無論アダルトDVDがほとんどであり、アダルトDVDを観ながらオ○ニーすることこそが、利用者の主たる目的だ。
つまり、街の一等地にオ○ニーに特化した商業施設があり、そうしたサービスが大手を振って展開されているということである。
冷静に考えると、それなりに特殊な状況と言えよう。
ビジネスホテルも漫画喫茶も満室で、やむを得ず「ホテルがライバル」と銘打たれた店舗へ飛び込んだ。シャワーと眠りを求めて。
一時間後、私は睡眠そっちのけで、ビデオボックスの魔の手に落ちた。
以来、私はその快適性と、欲望を手軽に満たせるビデオボックスの常連になった。
そして、快適に利用するノウハウを体得してからは頻繁に利用するようになった。
正直、利用するまでは「だれが行くんだこんな店」「怪しい風俗の一種」「低所得者の吹きだまり」という偏見を持っていた。
同じイメージを持っている方も多いだろう。「オナ中乙。どうせやるなら自宅だろ」と普通の成人男子ならば思うだろう。
一人暮らしの男性でなければ、オカズ満載でフリー自慰を行う時間、場所を確保するのは至難ではないだろうか。
同棲を開始した直後の私がそうだった。平日に帰宅するのは彼女のほうが先。
相手が先に寝たとは言え、マンション・アパートでDVDやPCを開き、ヘッドフォンでエロ動画を見ながらじっくりオ○ニーし、
証拠を残さずに後処理を行う。それを同居人にバレずに行うことはほぼ不可能と言える。ナポレオンでも辞書に不可能と書き足すレベル。
いつしか、心置きなくオ○ニーをできる機会は、彼女の留守中か出張先のビジネスホテルに限られていた。
一人暮らしのフリーダムが恋しい。あんなに楽しかったオ○ニーライフはもはや失われてしまった。
やがて抑圧された欲望は日常生活に影響を与え、コスパの悪い「風俗」に手を出す一歩手前まで行った。
(彼女とエッチすればいいじゃねーか、というツッコミは無用です。察しろ。)
私はその禁断の道に足を踏み入れてしまったのだ。
利用歴にして、約2年。
私にして、まだビデオボックス道を踏み出したばかりのヒヨッコである。
しかし、ビデオボックスに関する謝ったイメージを払拭し、一人でも多くの利用者がマナーを守り、
お互いに快適なアーバン自慰ライフを謳歌できるようにするために、一般的なシステムと利用上の注意、
ビデオボックスは時間制の店がほとんど。60分が最小単位で、料金は1000円からが一般的だ(90分1000円の店や、日中時間の割引もある)。
12時間で3000円などのコースもあり、一般的な漫画喫茶の料金プラン・形式と似通っている。宿泊を目的とした利用も可能であり、
シャワーやベッド式の個室もある。「ホテルがライバル」と銘打つ店舗もあるくらいだ。
まず初心者は、威勢の良い店員さんが大声で伝えてくれる利用案内に耳を傾けることから始めよう。
そして、店内の入り口にある手提げカゴを手にとり、DVD棚を物色する。見たい作品が見つかったら、
ジャケットからDVDケースのみ抜きとってカゴに入れる。このへんはレンタルDVD店とほぼ同じだ。
もちろん、好きなだけ確保していいわけではない。一度に利用できるDVDの枚数は決まっている。
5〜6枚が基本で、おそらくそれ以上は借りられない。どうしてもたくさん見たければ「時間内交換」でDVDをトレードしよう。
レパートリーを揃えればレジにカゴを持参する。利用時間や希望の部屋タイプ、喫煙・禁煙の希望を聞かれるのでクールに応える。
そこで代金を支払うか、レジ横の券売機で利用時間分のチケットを購入する。おそらく全ての店舗が前払いシステムを導入している。
これが漫画喫茶との大きな違い。おそらく、風俗やデリヘルが先払いなのと同じ理由なのではないだろうか(賢者対策)。
支払いがすむと、部屋番号の書いた伝票とヘッドフォン、そしてDVDが入ったカゴが手渡される。個室が並ぶフロアに進み、指定された部屋に進む。
部屋は1畳半〜2畳程度の広さで、大型液晶テレビとDVDプレーヤが設置されている。部屋タイプによってリクライニングチェア、フラットベッド、
これがビデオボックスだ。時間内ならば、あなたはこの部屋の主である。
ここで、注意点を述べておこう。
利用する際は、自身のスケジュールを考慮した上で時間を選ぶことが肝要である。
もし次の予定まで60分しかないとしたら、かなり急ぎ足になることを知っておいてもらいたい。
「60分?5分で十分っス」という早撃ちマックもいらっしゃるだろうが、少なくとも、利用したい時間の前後15分の余裕を見ておくことをオススメする。
DVDを選ぶ時間が思ったよりかかること、借りたDVDを全てチェックしたいという欲求が生じること。
この二点の心理作用により時間をフルに使ってしまう可能性が高いからだ。レンタル時によくあるあの現象である。
ましてや、6本という一見多すぎる許容範囲を満たすには、それなりの審美眼とこだわりが要求されるのだ。
選んでいるとあっという間に時間がすぎる。
さらに、最初の1本で満足できるのならばよいが、どうせなら借りた6本すべてに目を通して、最高のシーンを探したくなるのが男の心理である。
だからこそ、所要時間は利用時間フル+30分を見ておかなければならない。
平日の18時以降に入店すると、意外と利用者が多いことに驚く。ほとんどはサラリーマンだが、
店内のほぼ全域がレンタルビデオ店のアダルトコーナーと同様の空気に満ち、そこには紳士たちの連帯感が漂っている。
彼らも普段はよき父であり、良き夫であり、良き恋人なのであろう(たぶん)。
ビデボでも、お互いの欲望と性癖と都合を尊重し、不可侵条約が無言のうちに結ばれる。紳士のみに許された誇り高き営みと言えよう。
とはいえ、社交性に満ちた場ではなく、誤解を恐れずに言うならば、客層も決して良いとは言えない。
だからこそ余裕を持って、公共スペースでは振る舞おう。トイレや廊下でも言わずもがなである。
ビデオだけ観て帰る人はなかなかの徳を積んだ方と言えよう。ほぼ全員がオ○ニーをするであろうから、当然、後片付けが必要になる。
部屋には小さなゴミ箱が据えられており、その近くにゴミ袋が据えられている。
まずはゴミ袋に、不潔だと思われるものをすべて詰め込もう(量が多い場合は遠慮なく袋を複数使おう)。
おそらく店員さんたちは、袋に手を触れることなく、ゴミ箱をひっくり返して捨てるのだろうから、ゴミ箱自体を清潔に保つことが思いやりといえる。
また、床や椅子など、自分の身体が触れたところが汚れていたら、ちゃんとウェットティッシュで拭き取ろう。
受付で必ずウェットティッシュを渡されるので、自分のブツや手を拭いた以外のウェットティッシュで、心を込めて掃除をしよう。
来た時よりも清潔に。義務教育を受けたあの時の教えは、俗物となった今でも大切である。
ビデボを利用するメリットは決して多くない。自宅に比べればコストがかかるし、ある程度の制約はある。
しかし、風俗に比べると手軽で安く、新人女優やレーベル新作に詳しくなるというメリットもある。
しかし、私自身が感じる最大のメリットはオ○ホが使える、という点である。
無論、使い捨てが前提であるが、事前に部屋を汚さないよう配慮した上で、思いっきりローションを垂らしてズコズコやってみると、
これはハマる。ましてや吟味を重ねて選んだ女性の痴態を前に、である。これは自宅では無理ゲーだ。
ちなみにオ○ホは、TENGAクラスであれば1000円で買える。ちょっとした贅沢だが一度は利用をおすすめしたい。
これは人によると思うが、やはり衛生上の問題である。室内は非常に無機質に整理されており、薄暗い。
裏返せば、汚れが目立たず掃除しやすい内装、つまり汚れやすい場、ということだ。
店によっては消毒液の匂いがすごいことがある。それだけ消毒を繰り返す場所、
そんな場所で、リモコンや手すり、ドアノブなどに触れなければならない。利用者ごとに清掃が入っているとはいえ、
こちらが満足するレベルで掃除が完璧に行われているとは考えられない。
ましてや利用者が全員清潔だなんてことはありえず、いやそれ以前に数分前までどこぞのおっさんがイキ顔さらして手淫してた場所に俺は下半身晒して直に座って性器を勃起させていつのまにか尻穴付近に前の人の残りザーメンが触れ、っていうかなんでここ湿ってんのぉォ!とか思う人には耐えられない場所だろうから、どうかそれは自己責任でお願いしたい。
以前どっかのスレで「チ○コ握って手洗ってないやつが触ったリモコンとかよく触れるな」というツッコミを見た気がするが、それは決して否定できない。
さすがに糞尿レベルでは不潔ではないが、店舗型風俗店レベルには不潔だということだ。そこは心得てほしい。
あと空気が悪いのはデフォなので気管が弱い方は気をつけてくれたまえ。
長くなってしまったが、以上がビデオボックスの概要であり、私が考えるメリットとデメリットだ。
以前起きた雑居ビル火災の折、個室ビデオ店で犠牲者が出るという痛ましい事件があった。
事件後、このサービスの安全性が問われた結果、防災には店側もかなり配慮されるようになったと言える(避難経路の確保や防火用水の設置など)
しかし、隣のブースで寝そべる誰かが寝タバコで火事を起こさないとは限らない。下半身むき出しの折に地震が来ないとも限らない。
そうした危険性を理解した上で、我々は己を守る紳士として、この素晴らしいサービスを利用しなければいけない。
利己的にならず、相手を思いやり、店と自分が快適な時間を過ごせるように心がけなければならない。
そうすれば、決して高尚とは言えぬ我々の行為も、少しは救われるかもしれない。
「来てよかった」「ヌイてよかった」。そう心から思える日が来るかもしれない。
人は欲望に寄り添う生き物だ。それを受け入れ、折り合いをつけることが必要だ。
時に暴走しそうになる我々の性欲は、ビデオボックスというサービスによって合理的かつ便利にコントロールされて、
少しだけ世界をうまく回している……そんなこともあるかもしれないではないか。
この世界にはそんな場所があり、そんな場所を利用する男たちがいることを知ってほしくて、このエントリを書いた。
興味を持った方がいるならば、ぜひ足を運んでみてほしい。
ビデオボックスはあなたのためにその扉を開いている(24時間営業)。
私は今日も「素人娘お貸しします。」の最終パートだけ観るという歓びに浸ることにするよ。
初増田…ども…
にもかかわらず、思ったよりブクマをいただいて、一時的でも「生活」カテゴリのホッテントリ入りを果たせたのでホクホクです。
紳士諸兄に礼をいう。ありがとうございます。
ビデボ通いに勤しんでいたので遅くなってしまったが、コメントに返します。
>デメリットに挙がってるのって、ネットカフェでも同様だよね。
確かにその通り。でもやっぱり下の汚さ、っていうのはそれなりに忌避感があるというか。
まあ、とにかく、薄汚れた性の匂いが漂っているわけですよ。物理的にも精神的にも。それはけっこうハードルだと思うの。
最大のデメリットは、終わったあとの「俺何やってんだ」という虚無感かもしれない。
「素人娘お貸しします。」の新作、PRESTAGEの新作1〜2本、S級美女とかSODの素人モノ2本、旬の女優モノ1本(保険として)。
大体5本目で限界が来る。
行ってみたい、というご意見もあった。ぜひあの狭い棚の隙間ですれ違いたいものだ。
私は君たちを待っているよ。半裸姿で、交わす約束もなく。
最近、無職引きこもりになったせいで青二才がアニメばかり見てる。
そして見るだけなら飽き足らず、実況や批評までしている。
マジでやめてほしい。
こいつのアニメ批評は頭からケツまでアニメをダシにした自分語りでしかなく見ていて本当にため息しか出ない。
ていうか、こいつは本当に、本っっっっ当に、作者やスタッフへの敬意というものが微塵もない。これっぽっちもない。
もう基本姿勢が「見てやってる」なのだ。作り手が全力で自分に奉仕してくれないと癇癪を起こすような奴だ。要するにクレーマーだ。
作品に対しても粗探ししかしない。というより、全体の一割ほめて九割けなして「いい作品でした」みたいな評価を下している。
読者に分かるのは、青二才がクズなこととまともな作品評ができないということだけだ。
審美眼や感受性はもとより、読者を楽しませようという気持ちすら一切ない青二才のアニメ批評は糞以下だ。
しかも作品に対しての批評だけならまだしも、こいつのとことんまで腐ってるところは「俺ならもっと上手くやる」みたいな匂いを文章の随所に塗り込めないと気が済まないところだ。
批評はこれといって自分から見ないようにしているが、たまにアマレビューで低い評価が付いているのを見ても個人の主観だし自由だと思っていた。
こいつの批評を読んで初めて好きな作品を汚されたという思いがした。
作者なりスタッフなりの汗が全て青二才のちんけな自分語りに還元されていくのを見て本気で吐き気がした。
青二才に言いたい。
お前ひとりがアニメ見なくなったって市場には何のマイナス影響もない。
もちろんお前がアニメ批評を続けたって何のプラスにもならない。
どうしても批評がしたくてしたくてしょうがなくなったら、もう桃太郎みたいな童話かドラえもんやサザエさんでやってくれ。
どうせお前がしたいのは自分語りなんだろ?
だったらそれで十分事足りるはずだ。