はてなキーワード: 黙示録とは
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 83 | 16249 | 195.8 | 67 |
01 | 96 | 7796 | 81.2 | 50.5 |
02 | 59 | 6945 | 117.7 | 65 |
03 | 29 | 5522 | 190.4 | 90 |
04 | 21 | 2794 | 133.0 | 47 |
05 | 19 | 1602 | 84.3 | 53 |
06 | 8 | 8012 | 1001.5 | 140.5 |
07 | 36 | 3967 | 110.2 | 62.5 |
08 | 55 | 5206 | 94.7 | 45 |
09 | 107 | 11898 | 111.2 | 57 |
10 | 141 | 15292 | 108.5 | 52 |
11 | 130 | 18371 | 141.3 | 48 |
12 | 212 | 14010 | 66.1 | 40 |
13 | 163 | 14882 | 91.3 | 38 |
14 | 148 | 14404 | 97.3 | 42 |
15 | 127 | 8364 | 65.9 | 30 |
16 | 169 | 24432 | 144.6 | 29 |
17 | 189 | 20532 | 108.6 | 49 |
18 | 173 | 19845 | 114.7 | 53 |
19 | 148 | 14684 | 99.2 | 39.5 |
20 | 148 | 14324 | 96.8 | 45.5 |
21 | 164 | 13754 | 83.9 | 52 |
22 | 108 | 10192 | 94.4 | 32.5 |
23 | 154 | 14663 | 95.2 | 48.5 |
1日 | 2687 | 287740 | 107.1 | 45 |
人(245), 自分(204), 今(136), 話(131), 低能(126), 増田(108), 仕事(93), 人間(87), 問題(84), 日本(79), 大学(77), 必要(76), あと(72), 前(70), 意味(67), 他人(62), 他(61), 女(60), 二次創作(60), 関係(60), 気(59), 普通(57), 男(56), 先生(54), 好き(54), 感じ(54), 相手(50), 裁判所(49), 人生(49), 理解(48), オタク(48), 会社(46), 続き(46), 目(45), 頭(45), 今日(44), レベル(44), 根拠(44), 言葉(44), 時間(43), 理由(42), 結婚(42), ゲーム(41), 存在(41), 無理(41), 一番(41), ー(40), バカ(39), 内容(39), 金(39), 別(39), 自由(39), 高卒(38), 美人(37), 勉強(36), しない(36), 気持ち(36), 差別(35), 勝手(35), 大卒(35), 世界(35), 全部(34), ダメ(34), 場合(34), 顔(34), 企業(34), 馬鹿(33), 結果(33), ネット(33), 作品(33), 子供(32), 結局(32), 権利(32), 嫌(32), 可能性(32), 確か(32), 女性(31), 自体(31), 最近(31), www(31), 一緒(31), コンテンツ(31), じゃなくて(31), 日本人(31), 社会(31), 全て(31), しよう(31), すべて(30), アニメ(30), お金(30), 基本(30), 発言(29), 現実(29), 子(29), 絶対(29), 昔(29), 世の中(29), 誰か(28), 創作(28), ジャンル(28), エロ(28), 最初(28), 表現(28)
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■容姿が良くても人生がよくなるとは限らない /20180621105711(40), ■俺は高卒だから別にいいんだけど /20180621090516(35), ■大阪北部地震で表出した危険な愛国心 /20180620193354(30), ■洗濯物に良い匂いをつけるには /20180620171125(21), ■旦那が私がオナニーすると悲しむ /20180620231137(13), ■エヴァンゲリオンって中身無いでしょ /20180621011834(11), ■長ったらしいタイトルのラノベをもう止めてほしい /20180621013421(10), ■嫉妬しても何も産まない /20180621184630(9), ■現代風・〆の言葉 /20180621131730(9), ■キャラ育てなくていいソシャゲってないの? /20180620215949(9), ■今こそスクエニの漫画を不買するべきでは /20180621092811(7), ■バイトにプロであることを求める /20180620193415(7), ■空腹感あるけど食欲ない時ってなに食べる? /20180621161227(7), ■ /20180621144153(6), ■女の子が友達と遊ぶときデートっていうのやめろ /20180621001039(6), ■「年収600万ほしい」←これ多い理由 /20180621172232(6), ■最近の二次創作同人作家、調子に乗り過ぎでしょ /20180621172444(5), ■演算宝珠とか黙示録砲みたいな、お気に入りのSF造語ある? /20180621174009(5), ■店員に気付かれない /20180621175307(5), ■今の日本で自由人になる近道 /20180621011559(5), ■ /20180621083818(5), ■ /20180621233219(5), ■[国会ウォッチャー]労使決議違反をしていても高プロの適用は無効にならない場合もある /20180621165213(5)
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その戦いのステージは小さな教室の中、放課後の部室、行きつけのゲーセン。
相手となるのはせいぜいが数十人や数百人程度で、そのうちの数十人や数百人はそもそもそんな争いには最初から興味がなく、せいぜい10人程度を相手取るだけでよかった。
どんなに負けても10位や50位ぐらいの二桁台には居座れた。
天網恢恢疎にして漏らさず、ネットは世界をこれでもかとつなぎ無数の蛸壺を作りながらもその蛸壺同士すら繋いでしまった。
いまや扉をガッチリと閉めたシェルターにでも潜りでもしなければ、六次の隔たりを超えて世界中にいる無数のライバルと競い合う運命がどこからでも待ち構えているのだ。
今や廃人である事に求められるのは数万や数十万を相手取ることだ。
エントリーも予選も終わって、その上で数万、数十万のアカウントが己の廃人っぷりをアピールしあう中で生き延びなければならんのだ。
恐ろしいことだ。
その中で二桁台、三桁台に立つ連中の化物っぷりときたら……。
今流行りのyoutuberの中にはネットやゲームにどっぷり浸りすぎて、廃人でない人生の部分が生きるのにギリギリ最低限必要な分だけ残されているのかすら怪しい連中がウヨウヨいる。
そんな奴らでさえ、このインターネッツで繰り広げられる黙示録的蠱毒(ファイナルバトルロイヤル)の中では四桁台に食らいつくだけでも必死なのではなかろうか。
恐ろしい時代だ。
負け組、廃人、人生オワタといった類のネガティブアイデンティティすら容易にクライシスされていく時代が来た。
この世界で、アイデンティティを維持するためにある分野で他人より優れようとするのは凡人にとっては狂気の沙汰にしかなりえない。
ならばどのようにして己の存在価値を守るのか。
その方法に一つだけ心当たりがある。
遠い昔に風のうわさに聞いた程度なのだが、どうやら自分の人生をありのままに受け入れて、今そこでその人生を生きている事を拠り所に出来るらしい。
そのためには、自分の両親を肯定し、周りにいる人間との縁を大切にし、自分が今日まで生きてきた日々は嘘偽りなく自分の人生そのものだったと認めればいいようだ。
嘘か真か、人より優れ何らかの形で己が役に立つか目立つかすることによってアイデンティティを得るのは裏技だとすら言いはる人間にもあったことがある。
にわかには信じられないが、凡人である我々が己の凡人性を認めざるを得なくなった以上は、この俗説を信じるしか無いのやも知れぬ。
27日にフジテレビで放送された「坂上探検隊」という番組が、今ネットで大炎上中だという。
http://news.livedoor.com/article/detail/14219432/
「ほんとに怖いのはチーターじゃなくてテレビ」視聴者が引くほど体を張った狩野英孝さん、着ぐるみでアフリカの動物に接触 #坂上探検隊
https://togetter.com/li/1193983
まあ、ツイッターでちょっと批判ツイートがあったくらいのことを、ネットニュースがいつものように大事に書き立てて世間を煽ったものの
ただ、ただこれだけは言わせてくれ。
「WILDBOYZ」について一切誰も触れていない!
いや、この「坂上探検隊」、やってることは「WILDBOYZ」そのままなんだよ。
「WILDBOYZ」とは、10年以上前にアメリカのMTVで放送されていたお笑い番組で、
アメリカのバカ二人が世界中の大自然を駆け巡って野生動物相手に危険なチャレンジをするという番組だ。
で、この「WILDBOYZ」の中で「坂上探検隊」で狩野がやっていたロケとまったく同じチャレンジをしている。
https://www.youtube.com/watch?v=sm4Xj_5bslg
なんか観客の「ヒュー!!」みたいな歓声が付け足されているのが気になるが(元番組にはこんな余計な音は無い)、
ほらね、まったく一緒でしょ!!
つまり、この「坂上探検隊」は日本版「WILDBOYZ」なのである。
やっている内容が完全に一致することから、「WILDBOYZ」を模範しているのは明白であり、
ワイルドボーイズのほうが10年以上も先!つまり、10年前のアメリカの番組を今更インスパイアしているのである。
「そんなん日本人スタッフが知る訳ねーよ」と言うやつもいそうだが、
なかでもカンニング竹山はWILDBOYZの大ファンであり、自身の出演番組で何度もオススメDVDとして紹介し、上記の動画を繰り返し放送した。
また、初代ニンテンドーDS発売時、日本では宇多田ヒカルがCMを担当したが
https://www.youtube.com/watch?v=sRD7Ha-78m0
つまり、日本のテレビ関係者がまさかWILDBOYZを知らない訳が無いのである。
これをパクリだ、などと攻め立てるつもりは毛頭ない。
こんな叩かれるのわかりきってる企画を今の時代にカネかけて地上はゴールデンでやりきった気合はお笑いマニアとして素直に褒め称えたい。
地上波で、しかもネットの嫌われ者であるフジテレビが放送したから案の定叩かれただけで、
これがamazonプライムビデオやabemaTVでやってたら逆に大絶賛だったろう。
もはや、地上波のテレビは何をやってもダメというどうしようもない局面に追い込まれたのだ。
で、俺が言いたいのはこんなことではない。
日本のテレビ番組は「Jackass」からネタを拝借しているのにリスペクト足りなさ杉!!と声を大にして言いたい。
「Jackass」とは、やはりアメリカMTVで2000年に放送開始したお笑い番組で、
プロのスケボー選手達がイタズラ、ドッキリ、身体を張ったチャレンジなど、危険なことならなんでもやってしまうという番組である。
これが放送するやいなや、アメリカで大ブーム。これをマネして大怪我をするクソガキや頭の悪い大人が続出し、社会問題となってしまい、
そして、「Jackass」が放送できなくなったので10名ほどいた出演者のうち二人をメインに抜擢してスピンオフとして放送されたのが、先ほどの「WILDBOYZ」である。
Jackassはアメリカだけでなく、世界中で大ブームとなった。
なぜかといえば、日本のMTVでも放送されていたが「論理的に販売できない」とソフト化が見送られ続け、
ついに2004年にDVDが日本語字幕つきで販売されるに至り、日本でも広く知られることとなった。
たちまち日本でもちょっとしたブームになり、当時のタワレコやツタヤなどのレコードショップでは店頭の大画面でリピートされDVDは山積み、店の猛プッシュ状態。
で、宮川大輔やカンニング竹山など、Jackassファンを名乗る芸能人がテレビでJackassを紹介しまくり、
カンニング竹山に至っては深夜番組で「Jackassを超える映像を撮る!」などという企画をやっていた。
テレビ東京の深夜でも勝手に「日本版Jackass」を名乗る番組、「ヤンチャ黙示録」が開始。その内容は見たことのない若手芸人によるビックリするほどつまらない映像だったが・・・
また、電撃ネットワークの南部虎弾もJackassに強い影響を受け、無名若手芸人に身体を張らせる過激なDVD「南部塾」を発売。
2004年から2006年にかけて、日本のお笑いDVD界は日本の芸人によるJackassオマージュDVDが席巻した。
で、本家MTV、Jackassの世界的ヒットを受けアメリカ以外の国でも、Jackass的な番組を制作を開始。
まずはイギリスで「ダーティーサンチェス」という番組を開始。これはぶっちゃけ、Jackassとは違うベクトルで笑えないため、あまり流行らなかった。
監督に「とんねるずのみなさんのおかげでした」でおなじみ、マッコイ斉藤を向かえ、これまた日本の無名若手芸人に無茶なチャレンジをさせるという番組「TEMPURA」を開始。
ただ、これはJackassファンにはあまりウケなかったのだ。
公式な日本版Jackassとして始まったTEMPURAだが、内容といえばマッコイ斉藤が若手芸人をイジめているだけの映像だったのだ。
「人を便器に流そう!」という企画で、嫌がって泣き叫ぶメンバーの一人を数人で抱えて公衆便所の汚い便器に顔を無理やり突っ込ませたり、
「落ちている物を食べよう!」という企画で、これまた嫌がって泣き叫ぶメンバーに無理やり公園にポイ捨てされたペットボトルの残りを飲ませたり・・・
で、一人マッコイ斉藤がゲラゲラ笑っている。という映像にしか見えない出来だったのだ。
これはJackassではない・・・
本家Jackassも、TEMPURAと同じようなネタをやる番組なのだが、印象が全く違うのだ。
汚いチャレンジや絶対ケガするようなネタも、誰かに無理やりやらされるのではなく、自分から進んで挑戦しているのだ。
アメリカのカッコイイ兄ちゃん(しかもプロスケボー選手)がすごくスタイリッシュにくだらないことをしている。
日本のバラエティは、どうしても「嫌がる芸人に強制的にやらせる」という陰湿な構図になってしまう。
日本のお笑いとアメリカのお笑いは、やってることは同じでも間逆に映ってしまうのだ。
だからこそ、当時の日本でJackassが新鮮味をもって受け入れられたと言っていい。
宮川があまりにもJackass出演者の顔がプリントされたTシャツばかり来ているから、ダウンタウン松本が「それ、誰やねん!」とツッコんだことから
Jackassの存在を知り、映画評論の著書「シネマ坊主」にてJackass評を書いている。(Jackassは4度も映画化され、公開のたびアメリカでは1位になっている)
松本は、メンバーが皆自発的にくだらないことをやっているが、何が目的でこんなチャレンジをしているのかわからないので日本人ではあまり笑えない、と評した。
やはり、日本のお笑いでは「陰湿なイジメの構図」が必要不可欠なのだ。
最初に貼ったWILDBOYZの動画を見てもらえばわかると思うが、出演者が生死をかけた危険なロケをやっているのに
なんら嫌がる素振りはせず、むしろやってる側がゲラゲラ笑いながらライオンに接近していて、完全なキチガイであるがゆえに、見ていてハラハラはするが嫌な感じはしない。
陰湿ではないのだ。
JackassやWILDBOYZでも、出演者がションベンをかけられるなどイタズラやドッキリで酷い目に合わされるのだが、必ず後でやり返している。
そこに上下関係はなく、ただのバカな仲良し感が出て、なかなかハッピーな空気になっているのだ。
「坂上探検隊」は、WILDBOYZと同じことをやっているのに、やっぱり日本人特有の陰湿さが出てしまった。
陰湿にならなくても、Jackassがそこそこ日本でも流行ったのだから、日本人でもイジメの構図がなくとも笑えるということは証明されているだろう。
ただ、面白いのが東京ではJackassのDVDはバカ売れしたのだが、関西では全く売れなかったという。
東京ではウケていたが、関西人が見ると「何が面白いのかわからない」「何が目的でやっているのか意味不明」という感想ばかり出てきたという。
宮川大輔をはじめとした、大阪吉本の芸人の間では流行っていたそうだが、関西圏の人間にはJackassは理解できなかったようだ。
やはり、地域によってはイジメの構図がないとお笑いは成り立たないのだろうか?
で、10年ほど前の日本でも若干のJackassブームがあり、「世界まる見え!」や衝撃映像系の特番で何度も紹介されていた。テレビ関係者が知らないはずはないのだ。
が、2010年になり日本でのJackassブームが落ち着き、テレビでもあまり取り上げられなくなると
日本のテレビ番組でまるまるJackassのネタをやってしまうことが増えてきた。
坂上探検隊の話題で「イッテQを思い出した」というツイートも多々見たが、
イッテQでは頻繁に「Q Tube」というコーナーで丸々Jackassと同じチャレンジをしている。
Q Tubeというコーナーは、YouTubeで素人が面白チャレンジをしている動画をロッチ中岡がチャレンジするというコーナーで、
Jackassのネタを中岡がチャレンジする際には、Jackassの映像紹介がないのである。
そりゃアメリカの番組の映像を放送するのはカネがかかるかもしれないが、ネタを丸々拝借しているのである。
本家本元があるというちょっとした紹介くらいしてくれてもよいのではないか。
とにかく、「あぁ、これJackassでやってたことそのまんまだな」ってネタが多すぎるのである。
https://www.youtube.com/watch?v=9WbmRdvU6XI
https://www.youtube.com/watch?v=CsodsC7c4N4
たとえばこのJackassのネタなんかは、そのまんま中岡が挑戦していたが、この映像の紹介はなく、元ネタの存在をスルー。
エクストリームスポーツ界の神様ことマットホフマンとトニーホークが出演しとんのやぞ!!
というか、イッテQの作家鮫肌氏が、Jackassの映画が日本で上映された際にインタビューに答え、Jackassを参考にしていると答えている。
http://www.cyzo.com/2011/05/post_6937_entry.html
Jackassの出演者たちは、jackassが大成功、映画も連続大ヒットで今じゃアメリカでは大スターのセレブになってしまった。
メイン出演者だったジョニーは、ジャッキーチェンとコンビで主役の映画を撮ってしまい、
そんな人たちが気軽に日本のテレビに出演するとは思えないけど、元ネタくらい蔑ろにしないでくれや!
デビルマンクライベイベまじやばい最高のアニメーションがぶっ飛んできたところがしかし歳からか結構複雑な感情になってきた例えばヒロインの父親が突然聖書を引用したり飛鳥了が唐突に聖書を開いて朗読したりする米欧の物語において唐突な聖書はよく見られるがネットフリックスの戦略が垣間見られるあと日本語ラップ多用してたのもこれなのかなそれはそうとケンザ390とか般若とかアヴちゃんとか声優に起用されててアツい話戻すとネットフリックスでできた事もあって完全インターネットオンリー配信なのでヴァイオレンスセクシュアル描写が90年代アニメの一個上ぐらい行ってるなどがあるところで海外の反応を見ようとredditをあさってみたら音楽すげぇサントラすげぇエロくて危ないエロいの良かった湯浅最高湯浅もっとやってという感じだったともあれ外資が戦略的に資金投入してマジでアニメーションを作るとこのクオリティーになることがわかり彼らはこれからバシバシこのクオリティーを吐き出してくるだろう全話一挙公開という形式からも鑑みられるように彼らはターゲットユーザーを研究し最適化を行いつつも最高のクリエイターを集め最高のアニメーションを作ることができる650円塩ラーメン一杯価格のネットフリックスにJapanese animeは飲み込まれるのか共存するのか黙示録が始まるのか
キリストが再臨しても本人認定が~とか言ってる人多いけど、登場の仕方こんな(↓)だぜ。絶対分かるでしょ。
また、私は開かれた天を見た。見よ。白い馬がいる。それに乗った方は、『忠実、また真実』と呼ばれる方であり、義を持って裁きをし、戦いをされる。その目は燃える炎であり、その頭には多くの王冠があって、ご自分のほか誰も知らない名が書かれていた。その方は血に染まった衣を着ていて、その名は『神のことば』と呼ばれた。天にある軍勢はまっ白な、きよい麻布を着て、白い馬に乗って彼につき従った。この方の口からは諸国の民を打つために、鋭い剣が出ていた。この方は鉄の杖を持って彼らを牧される。この方はまた、万物の支配者である神の激しい怒りの酒ぶねを踏まれる。その着物にも、ももにも、『王の王、主の主』という名が書かれていた。(黙示録19章11-16節)
ヒット作品、何かの賞を受賞してる作品、クリエイターがよく挙げている作品、ネームバリュー等々……要するに「よく語られてる作品」をリストアップしていたらあっという間に100を超えてしまったので、ちょっと手を加えて100作品に調整してみた。正直なところ100だと枠が全く足りない。映画だけで絞ってもだ。
オールタイムベストではないので、ここに載ってるから優れているとかそういう意図はないです。
ガンプラバトルなのでガンダムパイロットに含めていいのか分からない
回数は多いがメインキャラではないゲームでの出演ばかり。Another出演以降は1回
https://deepmind.com/research/alphago/alphago-vs-alphago-self-play-games/
いやあ、スゴイ。衝撃。これはカケツも泣くわ。
碁だけではなく、大げさに言えば、ヒトとは何か、人「間」とは何なのかを問い質されているかのようだ。
碁がわからない人にもなるべくわかるように書くとですね。
普通は、というか今までの人間の常識では、いきなり接触するのではなくて、少し間をあけて近づくのが常識。
一間とかケイマとか。
そういうのがない。いきなりフルコンタクト。(Games 1の10手目、12手目ナニコレ?)
それから、関心があちこち飛びまくる。
普通は、というか今までの人間の常識では、とりあえず局地戦を何らかの形でまとまらせてから次に行くんですよ。形を作る、というか。暫定的な結論をつける、というか。
ここは実利を与えるけど、その代わり外向きの厚み、勢力はもらうよ、とか。とりあえずどっちの石もすぐには死なない形にはする、とか。石通しの繋がりは確保しておく、とか。
それが全然お構いなし。
戦いの真っ最中に、全く別の場所で戦いを起こす。で、そこも途中で放置して次に行く。で、思い出したように前の戦いに戻る。と思えばまた放置。
それを繰り返すので、今まで見慣れた形がほとんどでてこない。わけがわからない。どっちが勝ってるのかさっぱり不明。
で、格言っていうのがありまして。だいたいこういう考え方でやれば間違いないよ、みたいなやつ。
「ツケにはハネよ、ハネにはノビよ」とか「もたれて攻める」とか。
全部無視。
この格言っていうのは、何となく理屈じゃなくて感覚的なもので、しっくりくるところがあるというか、少し碁がわかってくると、モノの道理というか、「道」というか、そういうものに感じるようになっているんですよ。今まではそうだったんです。
水は低いところに流れて行く、みたいな感じで。物理でいうとエネルギー保存則的な。細かい経過はともかく、最終的にはそうなるんだよ、という大きな流れがあるように感じてたわけです、我々人類は。
嘘だったんですよ。まあ、全部じゃないですけど、かなりの面で。
人間の感覚なんて全然あてにならない。ということをAlphaGo先生は、つまり神は我々に教えてくれたわけです。
そういう人間の感覚っていうのは、最適解ではなく、次善の策なんでしょうね。わからんなりに大コケしないためにはこうしておけばそんなに間違いではない的な。
で、これまではその感覚をより体得している人が強い。達人。仙人。そのレベルの戦いだったわけです。
それが突き詰めれば、穴だらけだった、と。
で、これをもう少し拡大解釈すると、人間社会にも適応できる可能性に気づくわけですよ。
つまりですね。
空気を読みつつ、間合いを取りながらの人間関係は決して最善のコミュニケーションではない、とか。
一つのことを形にまとめる前に、その時々でもっとも重要と思うことにあれこれ同時に手を出していくというやり方の方が良いかもしれない、とか。
多分、高次元の能力を持った人はそれが良いんでしょうね。実際そんな気もするし。
いろいろ手を出す、と言っても、脈絡無いわけでは無いんですよ、ホントは。遠いところで実は関連があって、今手を出しているところも、実は遠い場所での事柄とうっすら関係している。だから、ここはあえて結論を出さずに、先に別の事業を進めておく。その進捗具合によって方向性を変える、という柔軟性がいるんでしょうね。
それで、やっぱり違うと思えば、これまでの労力は無視して大きな投資もあっさり捨てる。サンクコストは気にしない。
さらに敢えて踏み込んで例えると、
理解できない能力の者から見ると、パーソナリティ障害だったり発達障害、ADHDみたいに見えることもあるんでしょうね。
もしかしたら、発達障害的な特性って能力さえあるなら最適な行動様式なのかもしれないですよね。
まあ、あってるかどうかはともかく、そんな様々な由無し事を、問い直し、突きつけてくるだけの衝撃がAlphaGoにはありますね。
そらカケツも泣くわ。
で、なぜこのような人の常識を問い直すようなことが、チェスや将棋でなく、碁で起こるかというと、それこそが碁というゲームの奥深さ、面白さだと思うわけです。
で、それに目をつけたGoogleは本当に正しい選択をしたと思います。
ブラッディって何がカッコイイの?血なんていやだよ!痛いだけだよ!これのどこがカッコイイの?クレイジーのどこがいいのかわかんない!罪深いって何なの?罪があるの何がいいの!?犯罪者がカッコイイの?そもそも混沌って何!?カオス?だから何なの!?闇って何?黒ければいいの!?正義と悪だと何で悪がいいの!?何で悪い方がいいの?悪いから悪なんじゃないの!?右腕がうずくと何でカッコイイの?自分の力を制御できない感じが堪らないって、何それただの間抜けな人じゃん!ちゃんと制御できる方がカッコいいよ!立派だよ!普段は力隠してると何が凄いの?そんなのただの手抜きだよ!隠したりしないで全力で取り組む人の方がカッコいいよ!どうして二つ名とか異名とか色々付けるの?いっぱい呼び名があったってわかりにくいだけじゃん!英語でもなんでもカタカナつけないでよ!覚えられないんだよ!鎮魂歌って書いてレクイエムって呼ばないでよ!禁忌って書いてタブーって呼ばないでよ!聖戦って書いてジアードって呼ばないでよ!ギリシャ神話とか聖書とか北欧神話とか日本神話とか、ちょっと調べたくらいでそういう話ししないでよ!内容もちゃんと教えてくんなきゃ意味が分かんないよ!教えるならちゃんと教えてよ!神話に出てくる武器の説明されても楽しくないよ!グングニルもロンギヌスもエクスカリバーもデュランダルも天叢雲剣も意味不明だよ!何がカッコいいのかぜんっぜんわかんない!他の用語も謎なんだよ!原罪とか十戒とか創世記とか黙示録とかアルマゲドンとか・・名前が良いだろってどういうこと?雰囲気で感じろとか言われても無理だよ!相対性理論とかシュレティンガーのネコとか万有引力とか、ちょっとネットで調べただけで知ったかぶらないでよ!中途半端に説明されてもちっともわからないんだよ!ニーズとかゲーテの言葉引用しないでよ!知らない人の言葉使われても何が言いたいのか全然わかんないんだよ!自分の言葉で語ってよ!
そこまで一部だけを抜粋したあらすじで表現して『おもしろい』かどうか判断するなら
「正義の心を持つ若者が悪魔の体と人間の心をもつデビルマンとなり、苦悩しながらも太古の眠りから目を覚ましたデーモン達から人間を守るために黙示録的戦いへ身を投じていく」
ぐらいには面白そうにかけるわけで
実際にはいふりがどうだったかというと、実写デビルマンがボロボロだったようにあらすじ以外の部分がボロボロだった
具体的にいえばワンクールの尺の半分以上がネズミと、ゾンビごっこと、赤道祭と、「さすミケ」と、「さすミケ」のための無能な大人たちだ
(まあ字面でわかるとは思うけど、「さすミケ」というのは作者補正を味方につけた艦長が好き放題行動して周りからそれを全肯定される状態のことだ)
『最終的に実弾をつかったガチ戦闘行為を行うような軍事組織で』『反乱されたら被害なしに止めることもできないような軍艦を無為無策のまま未熟な少女たちだけで航行させる』というトチ狂いぶり
メインストーリーにおいては事実上まったく成長していない艦長の成長譚に尺の大部分が使われているせいで、ほかのクルーはろくに描写もされていない
艦長がサイコパスな上に船に乗り込むところからスタートでまるで関係性を書いてないから、
ぶっちゃけ艦長に感情移入できないのと同レベルで『ストーリーの最終目標が武蔵の艦長救出』って言われても困る
あんなポット出ヒロインが最終目標ですといわれてもネズミハザード完全放置やボロボロなブルマーの組織体制が気になって仕方がない
あと意図的に触れてないみたいだけど、5話以降毎週存在していたツッコミどころには同意してくれたと考えていいのかな?
起源から結末までおかしいネズミまわり、本職でも救助にスキッパーを使用(ブルマーが軍艦使う大義名分どこいった)、整合性と尺を犠牲にしてぶち込まれた劣化ハイスクールオブザデッド等々
これだけでもネット上でバカアニメとして語り草になるには十分だが、本筋も面白くなかったので駄作扱いされてるというだけの話
名作駄作問題作など問わず、なんとなくみんなに見てほしいものを挙げていく。
この映画の話で盛り上がりたいって感じのノリで。
TVシリーズの劇場版とかもあるので単体で見て面白いかとかもあまり気にしてないので御承知を。
寝たきり老人・高沢喜十郎はある日突然最新型介護ロボット「Z-001号機」のモニターに選ばれ、ボランティアで介護を行っていた看護学校生の晴子はお役御免となるが、介護ロボットに全てを世話される喜十郎をかわいそうに思い、彼の救出を決意する。ところが介護ロボットが暴走をし始めて……。
という高齢化社会を痛烈に批判したSF作品……かと思いきや、作品自体は完全なるコメディで、見ていて超楽しい。
大友克洋がメカニックデザイン、江口寿史がキャラクターデザインという豪華なコンビで、作画的にも沖浦啓之、今敏、黄瀬和哉、井上俊之、鶴巻和哉、本田雄、森本晃司、大友克洋、中澤一登、松本憲生……と挙げきれないほど有名なアニメーターが参加していて、クレジットだけで作画オタクはご飯3杯は余裕である。
江口寿史によるキャラクターがとてもよく、まず主人公の晴子がめちゃくちゃかわいい。そして元気な老人たちの存在感、さらには晴子の友達の絶妙なブサイクさ。
80分という時間も絶妙で、気軽に見てほしい。社会問題を扱いながらも妙に心が温まる不思議な作品。
いわずと知れた夭折の天才・今敏監督作品。彼の監督したアニメ映画は4つしかなく、1日あれば容易くファンを名乗れるのですぐツタヤで借りてファンになりましょう。
彼の映画はどれもが90分前後という上映時間でありながら、非常に濃い。
その中でも東京ゴッドファーザーズは視聴後の多幸感にかけてはピカイチで、一番エンターテインメントとしてわかりやすい作品と言えるかもしれない。
次々と転がり込む御都合主義のような幸運。これが気持ちいいのだ。
メインキャストを務める江守徹、梅垣義明、岡本綾といったメンツも、非常にいい仕事をしている。
近年では四畳半神話大系やピンポンなどの監督で有名な湯浅政明の初監督作品。初監督でありながら、文化庁メディア芸術祭でハウルの動く城、イノセンス、スチームボーイをおさえて大賞を手にした。
何よりすごいのは映像で、イマジネーションに溢れたその映像はどんな言葉よりも説得力がある。
後に著作・四畳半神話大系が湯浅監督によってアニメ化されることになる森見登美彦氏も、「迫力でちょっと怖がった」そうである。
最初はその独特な世界に戸惑うかもしれないが、終盤の脱出シーンを見ればもはや何も文句は言えまい。
説明不要のうる星やつら劇場版。押井守監督の最高傑作として名前が挙がることも多い。
映画としての評価は大変に高いが、これがうる星やつらなのかといわれると、別の何かなのかもしれないという感じがしてくる。
お祭りのわちゃわちゃの中に、不意に違和感を感じさせるものが入ってきて異世界に入り込んでしまったようになる。そういう描写がたまらなく好きである。
意味がなさそうでありそうな、哲学的な長セリフも本作の特徴で、言葉にできない不思議な魅力が詰まっている。
宮崎吾朗の才能を信じてもいいかもしれない、と感じさせてくれた一作。ジブリファンも本人もどうしても宮崎駿の影を追ってしまわざるを得ない環境の中、よくこれを作った。
そもそも脚本に宮崎駿が参加しているし、プロデューサーも鈴木敏夫だし、どう考えても往年のジブリ作品の系統として作られたのは間違いない。
おそらくは宮崎吾朗が制作を完全に仕切っていたわけではないのだろう。しかし、映画の端々には宮崎吾朗の味が感じ取れる気がするのでこの映画は何かすごい好きである。
カルチェラタンの描写には明らかに押井守の影響が感じ取れるしね。
『ローニャ』国際エミー賞子どもアニメーション部門受賞おめでとうございます。
眉村卓の小説『ねらわれた学園』を原作としたほぼオリジナルのアニメ。
原作のSFっぽい感じは薄まっているが、逆に薄めたことでSF的な部分がわかりにくくなった。
『あいうら』『灰と幻想のグリムガル』でおなじみの監督:中村亮介、キャラデザ:細居美恵子のコンビと言えば映像目的だけで見たくなる人もいるだろう。
ふとももに注目せよ。まずはそれだけでいい。
健康的なフェティシズムに溢れたキャラクターと美麗な映像を堪能あれ。
ポニーキャニオンが開催したアニメ化大賞という賞で大賞を受賞した『D.backup』を原案にしたオリジナルアニメ。
原案の拡張性ある世界観と、(おそらくは)予算的にギリギリだった1時間という枠と、とにかくキャラクターのかわいさを押し出したいポニーキャニオンと、映像の美しさを追求したい石浜真史監督とが相乗効果を生んだような生んでいないような作品。
序盤はありがちな魔法少女的なSF作品かと思うかもしれないが、終盤には急展開が続き、頭が追いつかない。
それもそのはず、脚本の志茂文彦によれば、映画の後半部分はほとんどコンテ段階で監督が構成したものらしいのだ。
序盤の丁寧な世界観説明と比べて、終盤がややこしいのは、監督がセリフに落とさず映像に込めた部分が多かったからなのである。
さらに、後のトークイベントでは、コンテにすら描かれず、スタッフにしか伝えられていない裏設定が大量にあることが明かされ、「偏差値70のアニメ」との烙印が押された。
監督:舛成孝二、脚本:倉田英之、キャラデザ:石浜真史という『R・O・D』トリオで制作された劇場アニメ。
舛成・倉田は『かみちゅ!』というTVアニメを手掛けていて、劇場公開に合わせてNHKBSでかみちゅ!が再放送されたりBDが発売されたりした。
黒沢ともよの声優デビュー作品でもある。当時はまだ子役であった。
夏休みの子供向け映画といった趣であったが、子供に136分は明らかに長すぎる。ある程度のアニメファンならばこの尺は耐えられるし、楽しめるだろうと思われる。
作画がぶっ飛び過ぎていて、作画的にはスペースダンディ劇場版とでもいうべきレベルである。
そして、主人公の少女の健康的なエロさがなんとなくにじみ出ていて、制作者はロリコンなのか?という疑惑が湧いてこないこともない。
海外の映画祭に出品されたりして、結構アニプレックスが期待していたのが窺えるが、やはりなかなか商業的には上手くいかなかったようだ。
上映時間の長さや、超新星爆発についての描写などの細かい部分を除けば、十分に面白い作品であるといえる。
3時間弱。長い。が、しかし、エンドレスエイトを経験したファンの不安を一掃するほどの高クオリティでアニメ化された作品である。
それまでの京アニの集大成といってもいい。内容については特に言うことはない。
けいおん!で注目された山田尚子監督によるオリジナルTVアニメ『たまこまーけっと』の劇場版。
『たまこまーけっと』ではいまいちヒットせず微妙な評価に留まっていたが、これが公開されるとたちまち好評となり、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門では新人賞を受賞した。
TVシリーズは、舞台となる「うさぎ山商店街」の絶妙で温かな空気感を楽しむ作品であったが、本作ではわかりやすくラブストーリーにしたことで、デートムービーとしても見られる非常に間口の広い作品となった。
どちらの方が良かったとかではなく、単なる魅力の伝わりやすさの違いである。
とはいえ『たまこラブストーリー』は卓越した作品であり、山田尚子の代表作として語り継がれるのは間違いないと思われる。
『イヴの時間』などで知られる吉浦康裕監督作品。彼の作品の特徴は何といっても「発想」にあると思う。
独特の間も特徴ではあるが、基本的に彼の作品はある「ギミック」が作品の根本となっていることが多い。
なので、下手に前情報を入れて見に行くよりは、何も知らずに見て新鮮な驚きを感じた方が良い。
この作品もあるギミックが重要なのでそこを面白いと思うかどうか、そこが評価の分かれ目である。
つい先日無期限の休養を発表したヤマカンこと山本寛監督の、いわずと知れたアイドルアニメである。
彼についての悪評やバッシングは絶えないが、個人的には彼の作品は好きである。
この『Wake Up, Girls!』というシリーズは、まずTVシリーズの前日譚として『七人のアイドル』という中編映画があり、続いてTVシリーズ全12話、そして続劇場版の中編2作といった流れである。
TVシリーズ放映時は緊迫したスケジュールによる作画の乱れで物議を醸したが(BDでは修正された)、続劇場版(特に前篇)では非常によく動く。
このまま彼がアニメ制作の現場に戻らないとすれば本作が彼の遺作となってしまうが、遺作の呼び名に恥じない出来の作品であるということは声高に主張したい。
「ハイパーリンク」と称してキャラクターの中の人のパーソナリティや実際の出来事を反映する手法の効果は、続劇場版で見事に結実した。
アニメの創作性と現実の偶然性が合わさってとても気持ちの良いサクセスストーリーになっているのだ。
後篇の『Beyond the Bottom』は田中秀和による同名の主題歌も相まって、非常に神々しい輝きを放っている。
神前暁も「これを超える曲をこの先作るのは大変」と太鼓判を打った。
アニメ界の王子、イクニこと幾原邦彦が初めて監督を務めた劇場作品である。
この時点から彼の演劇的な作品づくりの手法は発揮されている。
庵野秀明は映画館で本作を3度も観たらしく、緒方恵美が演じた衛の少年時代の声を聴いて『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジ役に抜擢したというのは有名な話である。
TVシリーズの再構成ではなく、全く新しい解釈で制作されたオリジナル作品。
作画的な制約もあったTVシリーズと比べ、かなり大胆に脚色され、より過激となった映像美はまさに唯一無二。
突き抜けすぎて、終盤の車のところでは何が何だか分からなくなってポカンとしてしまう人も少なくないという。
「王子」こと及川光博がゲスト声優として出演しているのもポイント。
『京騒戯画』『血界戦線』などで知られる東映アニメーション出身の気鋭の演出家・松本理恵の監督デビュー作品。当時25歳。
『ハトプリ』はプリキュアシリーズでも人気の高い作品のひとつだが、この劇場版も非常に人気が高い。
パリを舞台にしていて、OPでのスタッフクレジットが背景に溶け込んでいる演出の時点で何かが違うぞと感じさせる。
メインキャラクターのTVシリーズでの成長・感情の変化をきちんと物語に取り入れつつ、本作オリジナルキャラクターであるオリヴィエとサラマンダー伯爵の切ない関係を描き、多くの視聴者の胸を打った。
『劇場版アイカツ!』でなくてなぜこれを挙げるのか、疑問にお思いだろう。
というのも、私は熱心な『アイカツ!』フリークで、アイカツ!を見始めたのなら劇場版アイカツ!を見るのはもはや自然な流れで、あえて挙げることではないという認識でいるからだ。
ということで、あえてアイカツ!を見る入り口として薦めるのであれば、CGステージをかき集めたこれが良いだろうと思い、挙げた次第である。
アイカツ!の楽曲のジャンルの幅広さ、CGステージでの綿密に練られたカメラワーク、そしてアイカツ!という作品世界の持つ空気感を少しでも感じてくれれば後は言うことはない。
少女向けアニメの最高傑作との呼び声も高い『カードキャプターさくら』、その集大成となる第2弾劇場作品。
ラストシーンでは年齢性別問わず多くのお友達をキュン死させ、多くの大きなお友達はそのままゾンビとなった。
ポケモンの映画といえばミュウツーの逆襲だったり水の都の護神を挙げる人が多いが、私はこの作品を挙げる。
70分という短さに詰め込まれた「家族愛」というテーマは、子供よりもむしろ親の方に深く響いたことだろう。
当時劇場で見てリザードンに興奮した子供たちも、今改めてみればまた別の感動を味わうに違いないはず。
テレビアニメ『楽しいムーミン一家』の劇場版であるが、本作はテレビアニメの前日譚となるエピソードの映画化である。
『楽しいムーミン一家』はもっと語られていい傑作アニメであり、本作ももっと多くの人に知られて欲しい。(旧ムーミンのファンには申し訳ないが……)
子安武人演じるスナフキンによるシュールな悪口が聴けるのもこの作品。
いわずと知れた名作『ルパン三世 カリオストロの城』と同じ1979年に公開されたアニメ映画である。
実はこの年の邦画の配給収入で1位を獲得している。
70年代を生きたアニメファンにとっては有名も有名だが、今では知名度はカリオストロよりも低くなってしまっていて、金曜ロードショー恐るべしといった感じである。
エンディングに流れるゴダイゴのあの有名な主題歌を聴いた時、あなたはきっと涙を流しているはず。
90分弱に詰め込まれた圧倒的な熱量!THE出崎統!
世界はもっと出崎統を評価せよ。
BD・DVDがプレミア化し、配信・レンタルでも見られなかった傑作が、ようやく今年BDの再発売によって見やすくなった。
7月22日発売です。
ここに至るまでの経緯自体には問題あると思うものの、安保法案には大枠で賛成する20代半ば。
ただ今回ここまで抗議活動が盛り上がるまでは、法案に反対する人たちの意見にも半ば同調することが度々、いや、もしかしたら半数以上の割合であったかもしれない。
そんな私の考えを結果的に一変させることになったのが、今回の抗議活動の盛り上がりだった。正直予想もしなかった。
まず、反対派のなかから前述のような「これは一理あるな」と一瞬唸ってしまうような意見が、自分の情報アンテナに拾われる割合が大幅に減ってしまった。
視界に入るのは罵倒、そして揚げ足取りばかり。情報量そのものが大幅に増えたのが最大の要因であろうが、わざわざノイズだらけの地雷原の中から「一理ある」と思うような意見を掘り当てる気力なんてとりわけ平日にはない。
抗議活動の主体者は「もし本当に中国や韓国が攻めてくるというのなら、僕が九州の玄関口で、とことん話して、酒を飲んで、遊んで、食い止めます。それが本当の抑止力でしょう?」と語ったそうで。フォロワー含めて既に政権に対して罵倒だらけになってますが、それらの近隣国が現政権、あるいはそれを上回る卑劣な行動をとったとき、いかが対処するのでしょうかね。
もうひとつ、主題はこちら。今回の法案反対活動がそのまま学生運動のリバイバルにしか思えない件。
その意味だといまは68年頃なのでしょうか。当時と異なり高学歴者の参加率が低く思えるのは、その層の思考の保守化もあるのかな。労働者層の参加比率も低くなってるようにみえますが、勤労環境の変化という言葉でお茶濁し。
今回を火種に安保法案のみならず、あらゆる事案について反対の抗議活動はこれまでより増えることになるでしょう。さまざまな組織も形成され、人も集まり、なにより人脈ができた。これは間違いなく大きい。
別件で「代案の提示がない反対(活動)は容易」と揶揄されていたが、ハードルはさらに下がることになりそう。
そして時間が経過するごとに巨大化した組織内・間の意見・見解のすれ違いが徐々に発生することになろう。
前述の「敵が攻めてきたら酒を飲んで語り合う」人は、もしかすると罵倒なんてしない人なのかもしれない(調査不足なのでここは仮定としつつ)。
だけど反対活動をおこなっている、あるいは支持している人達にはいくらか、いや、大勢、罵倒をするような人々も含まれている。
今は安保反対という明確で大きな共通目標があるから一致団結できているが、それがなくなったとき、あるいは時間が経過して徐々に意見や見解のすれ違いが増加してくるとどうなるか。それは学生運動が辿った歴史そのものが黙示録になってるようにしか私には思えない。
「日本、そして自分を巡る環境の将来を案じて」抗議活動をおこなっている学生が多いそうだけど、私にはどうしても短絡的な動機にしかみえず、前述の罵倒や揚げ足取りも加わって、抗議活動そのものへの不信感を募らせることになっているのが正直現状です。
こういうネットの内輪ノリのネタを消費する際の鉄板ルールは「金を稼がない」ことです。
淫夢系のネタを使った同人活動はグレーゾーンですが、企業として大々的に商売するとか論外です。
運営のみならず、雇われた絵師の方々にも責任があります。仕事内容を「あっ これあかんやつや」と察することのできるセンスと嗅覚は仕事をする上ですごく大事です。長期に渡る社会的信用を失い、今後健全な会社さんから仕事をもらえなくなる可能性があります。また、これから先のイラストレーターとしてのキャリアにもペケがつきます。恨むなら自分の不見識と非常識を恨みましょう。
ちなみに僕は騒動を面白がって遠巻きにヲチってるだけの就活生です。ゲラゲラ。
それでは。