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2018-12-11

25歳女、おしっこを漏らす

おしっこを漏らした」

その事実をようやく受け止めた頃、私はただぼんやりと薄汚いパンツを見つめていた。

事の発端は、夢だった。

うどんな夢だか忘れてしまったが、夢の中で私はトイレに入り、用を足そうとした。小さい頃ならお漏らしフラグとしてかなり確実かつあるあるな場面だ。

でも、私はもう25歳。最後に漏らしたのは小学生の時だし(ゴミ出しに行くエレベーターの中で漏らした。9歳の時だった)、もうこれだけ大人になれば夢で用を足したって現実に影響が出ることはない。実際、今までも夢の中で用を足したことはあったが、漏らしたことはなかった。

異変に気づいたのはおしっこ20%ほど出した時だった。おや?と首を捻る。

『これはもしや、夢なのでは?』

そう思った次の瞬間には、自室のベッドの上だった。しかも、嫌なことに──おしっこの穴から、何かが漏れ出ていくような感覚が、した。

いや、でもこれはおしっこにいきたいという予兆なのかもしれない。すぐにベッドから飛び降りると、トイレへ急ぐ。そして、身体に残っていたおしっこの70%を出し切った時、私はただ何にも考えていない頭で、自分パンツを触った。

湿っている。明らかに湿っている。

パジャマにしている、ジャージズボンも触ってみる。そこもやっぱり、湿っていた。

漏らした。私は25歳にもなって、漏らしたのだ。

ここから後の行動は速かった。パンツズボンを水でさっと洗ってから洗濯機へ投げ込み、新しいものへ履き替える。

シーツも湿っていたので雑巾でひたすらポンポンポンポン……と叩いて汚れを取った。

ベッド自体おしっこが染み込まなかったことだけが救いだった。

それから今日を過ごしたわけだけど、仕事をしている最中はずっと「私はおしっこを漏らしたんだ……」と変えようのない事実がずっと頭の中をついてきたし、上司に注意されても「大人にもなっておしっこを漏らした女に人権はないんだ……」と思ったし、何となくおしっこの穴が緩い気がした。

前に友人の家の風呂うんこを漏らしたこともあるが、その感覚を少し思い出したような気がした。

今回のことで学んだのは、

大人になっておしっこを漏らすのはたとえ家で、誰に見られてないとしても羞恥心が生まれ

・お漏らしの処理は楽(子どもの頃は途方にくれるしかなかったが、今では少なくともどう対処すれば良いのか分かる)

・でもお漏らしはちょっと気持ちいい

ということだろう。

私は実家暮らしなので、恐らく家へ帰ったら洗濯されたパンツズボンが畳まれて置かれているはずだ。

今日はそれに思いを馳せながら、まだ火曜日だけど、お酒を飲もうと思う。

2018-12-10

管理職つらい

今年の春に管理職になったのだが、つらい。マジでつらい。

中途で入った会社だけど勤務年数もだいぶ長いし、上司からなんか気に入られてるのもあってか、管理職にならないかと言われた。

自分としては給料ちょっと上がるし、立場良くなったらいろいろ動きやすいかなーと思ったし。

本当はプレイヤーとしての道を極めたかったけど、自分部署の中で管理職向いてそうな人間は誰かと言われたら確かに自分かもしれないとその時は思ったので、受けることにした。

で、管理職になったのを機にもともと支店にいたのを本社に異動になったのだが、この本社がすごい問題だらけだった。

・抱えてる案件の数が多過ぎる。しか特殊案件が多い。

・それによってみんな残業時間が月60〜80時間くらいになってる。

そもそも人が育てられていない。教える立場にいる人間が忙しくて後輩を見れていない。

・他部署も忙しいので、業務なすりつけあいをしている。

・チームとしてではなく個人プレーしかみんな動いていない。

・ていうか、そもそも本社管理していたはずの人が全く管理職としての仕事をしてなかった。

案件数やスケジュール管理するツールが何もなく、現状の把握すら出来ていなかった。

ざっと言うとこんな感じ。

本社は忙しいとは聞いてたけど、こんな状況とは知らなかった。

もともと本社にいた管理職の人が現状を支社と共有してなかったし。

知ろうとしなかった私も良くなかったけど。

で、自分がこの中に入っていろいろ変えようとしているんだけど、これがめちゃくちゃしんどい

・みんなが抱える案件数が異常なので、自分も実務に回らざるを得ない。

特殊案件を処理できる人も限られてるので、自分もやらないといけない。

・ので、管理職としての仕事をする時間がなかなか取れない。目の前の仕事で精一杯。

・みんなが安心して相談できるよう常に機嫌良くいるけど、元はただの根暗野郎なので、笑顔でいるのがしんどい時がある。

管理職の中でも下っ端なので、管理職としての雑務が回される。

・チームの中には年上の先輩もいるので、気を使う。

・支社に助けてもらったり、外注を入れてはいるが、そもそも管理すべき案件が多過ぎて管理しきれない。

・その中で業務改善しろと言われる。しなくちゃいけないのはわかるが時間が取れない。

気が付いたら、毎日23時くらいまで残業し、休みの日も仕事をしてる。

どんどん自分がすり減っているのがわかる。

最近は頭がずっと熱い。燃えているようだ。

休めばいいって言われるけれど、みんながんばってるの知ってるから休みたくない。

辞めればいいって言われるけれど、この会社のこと基本的に好きだし、一緒に働いてるみんなのことが好きだから、なんとかしたいって思うから、辞められない。

会社辞めたら自己嫌悪で逆に死にそう。

でもこのままではあと1ヶ月もしない内に自分が先に潰れる気はしてる。

から何とかせねばと思ってる。

今までだったら「無理でーす!!」って悲鳴を上げたらそれだけでもいいんだけど、管理職から「無理です!だからこうしてください!」までの道のりを自分で考えないといけない。

今週、上司に一応それを相談するつもり。うまくいくといいんだけど。

本当につらいなー。

プレイヤーのまま「忙しいのは管理職のせい!」と人のせいに出来る立場の方が楽だったな。

裁量は増えたけど、今の私には使いこなせていない。

あぁ、頭がぼんやりするな。

もうすぐ昼休みが終わる。

2018-12-08

20代後半実家暮らし

父親はいない

母親は足腰を悪くしているか介護状態

とはいえ本格的な介護ではなく、近場、例えば近所のコンビニスーパーなら一人でも出掛けられる

ただ電車に乗る距離になると付き添いがいないと出掛けられない

から電車に乗る距離の外出にはいもついて行く

多分本格的な介護をしている人からすればその程度って位のもの

その程度の軽い介助

自分心臓に持病があるから一人暮らしして発作が起きるのが怖くて、持ちつ持たれつ暮らしてる

幸い仕事も在宅の仕事から丁度良いんだと思う

兄弟は、私と違って仕事が忙しくて世界中飛び回ってる

会う度いつも私にばかり任せてごめんと言ってくれる

手伝えない分、と必要費用は持ってくれている

母親にもいつも面倒見てくれてるから家賃すら請求されて事がない

きっと私は人より恵まれてると思う

甘えている自覚がある

以前、ちょっとした飲み会に出たときにその歳で実家暮らしは甘えだと言われたことがあった

というかそう言われることは何度かあった

言ってくるのはそれぞれ別の人だけど、共通するのはみんな夢や目標を持っていて自信と行動力に満ちあふれていた

「独り立ちした姿を見せるのがご両親への一番の親孝行だよ」「一人暮らししてこそ一人前だよ」と必ず言われた

私は全くその通りだと思ったし、「なかなかタイミングがね」なんて適当言葉で場を濁した

タイミングなんて今動かなかったら一生来ないよ」と言われたのも覚えている

その通りだなと思いながら、うまい返事が思いつかなくて結局適当話題を変えた

少なくとも、そのとき話した相手と私は、自分や親の病気を明け透けに話すほどの関係ではなかった

今日予定があって一人で出掛けた

予定が終わったのがお昼の一時

そこから夕方六時、親から心配メールが来るまでずっと駅のホーム電車が通り過ぎるのを眺め続けてた

飛び込みたかったわけではないし死にたくもない

ただ電車に乗って、乗ると家に帰り着くんだと思ったら足が動かなかった

ぼんやりと何本も何本も通り過ぎるのをただずっと座って眺めてた

今日は寒かったかマフラーしてきて良かったなあとか、手袋もしてきた方がよかったかなあとか、そんな事しか考えてなかった

辛いとか苦しいとかもう嫌だとかも全く頭に浮かばなかった

甘えてるんだと思う

苦しいふりをしていれば慰めて貰えることを知ってるから努力から逃げてるんだと思う

世の中にはもっと大変な人ももっと頑張ってる人も沢山いて、私は周りも理解があって随分恵まれてる自覚がある

それでも電車のドアが開いて閉じるまで、何回も何回も足は動かなかったし

それでも、母親からの「大丈夫もしかして発作起きちゃったの?」のメール大丈夫だよって返して、結局そのまま次の次の電車に乗って、家に帰って、母親にはウィンドウショッピングしてたら時間が経ってたと言った

今自室でこんな起承転結もなにもない意味もない文章を書いている

きっと、私は自分が甘えてる自覚があると書きつつ苦しいと思ってしまっていて、苦しいとか思ってしまっている事自体が甘えていて、その甘えを誰かに叱って欲しいし、だけど誰かに慰めても欲しいと思っている

甘えている

これから寒さが酷くなる

寒さが酷くなると母の足腰の痛みも酷くなる

痛みで歩けなくなる姿を見る度変わってあげられればいいのにといつも思う

自分でもなにが書きたいのか全く解らない文章になってしまった

次に用事電車に乗ったときにすんなりと帰りの電車に乗り込めるのかは解らない

だけど何時間ホーム電車を眺めたとしても、最後にはきっと今日みたいに家に帰るんだってことは、私は自覚しているし、きっとそれが正解なんだと思う

2018-12-04

ぼんやり

家族って面倒で鬱陶しいと思う今日この頃

薄情なことは頭では理解しているんだが最近ずっと面倒だなあと思っている。別に毒親でもないし兄弟仲も良い。貧乏でもない。

でも時々元気か確認する連絡をよこすのもたまには帰省してくれと言われるのも病気のことを報告してくるのも、なんかこう、ぼんやりと、なんとなく、嫌だなあというか不快になってしま

そして不快になる自分も非常に不快である

究極の自己中なんかな

配偶者にこういう不快感を感じたことはないが将来的になりそうで嫌だなあ。子供絶対に作らない

2018-12-02

自分から見たら夢野幻太郎が羨ましい話

話の微妙な重たさゆえに長らく友人にも親にも話せなくて今までずっと溜め込んでいたけれど、夢野幻太郎というキャラクター自己解釈する作業で苦しくなってきたのでようやく吐き出す決意をした。

おそらくこの日記を開いた人であれば夢野幻太郎というキャラクターについての説明不要だと思うので割愛するし、お前の冗長自分語りに付き合ってられないという人に対して要点だけ述べると「昔、父方の従妹二人を亡くしているので「とある青年」がまだ生きている夢野幻太郎が羨ましい」というものである

以下、自分灰色の期間のお話

まず一人目の従妹の話。彼女は私の一つ年下の従妹だった。年が近いこともあり、正月お盆の親戚の集まりがあるたびによく遊んでいた。

彼女家族は隣の市に住んでいたので正月お盆以外で頻繁に会うことはできなかったがそれでも会える日はめいいっぱい遊んだと思う。

しか理不尽なことに、ある日(正確な年数が思い出せないことも自責の念に駆られる)彼女入院した。

手術が必要なほど大きな病気だった。

自分はその時は小学校高学年であり、祖父も既に他界しているので人の死についても経験はしていた。

ただ、人の死について体験はしていても理不尽体験も、理不尽出来事が起こるという想像もできなかった。

一応、従妹の手術は成功した。

退院後、一度我が家に泊りに来たことがあったので、一緒にお風呂に入った時に気遣いのできない自分病気についてあれこれ聞いてしまった。

今でもその時の答えづらそうな表情を覚えているし、どうして不快になることを聞いてしまったのか、今でもひたすら彼女に謝りたい。

暫くして彼女は再入院した。

入院して、それからいつもの様に学校へ行こうと支度をし始めた朝に両親から彼女が亡くなったことを告げられた。

意味が分からなかった。だって手術は成功したはずではなかったのか。

葬儀に参列して、棺に入った彼女の顔をまともに見ることはできなかった。

葬儀中はずっと神様彼女が生き返るようお願いをした。泣きながらお願いをしてもその願いは叶うことなく、この時に神様なんていないという事をぼんやり理解した。

正直、彼女の死について未だに受け入れられないでいる。

何度も何度もも彼女が生きていたら自分はどう成長していたのだろうか、と考えるしどうして死ぬのは自分の方ではなかったのかとも思う時もあった。

彼女が亡くなってから正月お盆の親戚の集まり苦痛しかなかった。

無神経な大人たちは自分の目の前で「もしあの子が生きていれば…」という話を繰り返すし、叔母にいたっては自分の娘でなく私が死ぬべきだったと密かに呪っているのかもしれないという恐怖もあった。

しか田舎であることや父が長男であること、母に対して良い感情を抱いていないこともあって親戚の集まり行きたくない、と言い出せなかった。

そうやって粛々と毎年居場所のない親戚の集まりに参加していた。

二人目の従妹は自分とは年の大分離れたお姉さんだった。

例の親戚の集まりでよく遊んでもらった記憶はあまりないが、可愛がってもらったと思う。

そのお姉さんを亡くしたのは中学二年の時だった。ただ、病気であった事や容態が芳しくないという話をあまり聞かなかったように思える。

お姉さんは結婚をしたばかりで、葬儀には旦那さんも参列していた。

火葬場へ出棺する際に、棺に取りすがって大声で泣いている姿を鮮明に記憶している。

さて、二人目の従妹を亡くした事で自分にある恐怖が芽生えた。

しかしたら自分も将来大きな病気長生きできないのではないか、と。

もちろんこの事は誰にも話せなかったし相談もできなかった。

多分この時から「将来」を考える事が出来なくなったのだと思う。

しかし、社会に出て就職するまでの学生の間は常に進路という将来を考えなければならなかった。

どうせ長生きできないのだ、と強く思い込んでいた事と親に意見する事が面倒だったこともあり高校大学も進路決定は非常に適当であった。

その間特に大きな病気になることもなく、20歳を迎えた。

自分の中で20歳まで生きられないと思っていたので20歳を迎えてしまたことに絶望してしまった。

そうしてこの絶望も誰かに話すことなく更に時は流れ就職活動の時期に差し掛かる。

就職活動に関して過去自分を振り返る自己分析という作業があるが、今の今まで人生投げやりに過ごしてきた人間に中身などなく、その事実にまた絶望した。

故人の為に頑張れるほど立派な人間ではないし、そういった自分矮小さが嫌いで仕方がなかった。

一年ほどニートになったが何やかんやで就職をすることができた。

大学卒業して、社会人になってからほんの少しだけ、意外と自分長生きできるのかもしれないと思い出した。

また自由に使えるお金を得たことでオタク活動に磨きがかかり、色々と思考を逸らすこともできるようになった。

ただ相変わらず何十年先という将来を考えようとしても「人は死ぬとき死ぬ」とブレーキがかかってしまうし、このブレーキについてはそれこそ死ぬまで付き合わないといけないだろうな、と思っている。

ここまできてようやく夢野幻太郎(以下、幻太郎)のお話ができる。いや、上記体験から言えば正確には寂雷先生の『迷宮壁』がピッタリなのだが、幻太郎の方が共感できた。

太郎の『シナリオライアー』をそのままで受け止めた時に、幻太郎は「とある青年」の元に何度も通ったと言っている。

まさにその点が羨ましいのだ。

一人目の従妹が入院している間自分は一度も彼女の病室を訪れなかった。

病院が隣県だった、というのもあるが両親に頼み込んででもお見舞いに行くべきだったと後悔している。

天寿を全うした人であれば生前の話に花が咲くが、そうでない場合は故人に対してやってしまたこと、やってあげたかたことへの後悔しか残らない。

誰にも赦しを請えないし、救われるということもないと思う。

そんな自分の今までの体験もあって、幻太郎が羨ましいし幻太郎のこれから人生幸せであってほしい、自分と同じ苦しみを抱えないでほしいと強く願う。

2018-12-01

anond:20181130212224

彼女10代のころに「まじめ」「陰気」とバカにしてた人たちが、今のこういう大企業正社員な気がする。だとしたら、向こうもなんとなく近付いちゃいけない雰囲気を感じてるのかも。バカにした方はぼんやりしか覚えてなくても、された方はクリアに覚えてたりするもんだし。あと、他の人も言ってるけど、おしゃれの方向性とかタイミングとかも、そうじゃない感があるんじゃないかな。

anond:20181201085241

その「お上品な」書き込みをする勢(はてぶに限らず)と過激派(主にロスジェネを中心とする中年)とぼんやりした老人勢で三国志になるかもしれんみたいなのも期待したいが、結局腐敗してぐずぐずになるだけだなそれだと。やっぱ日本死ぬの?

2018-11-30

中年を少しすぎたようなおじさんが清潔感のある服装をして(でもかなりダサい

手持ちの会話術をふるに使って女性が好きそうな会話のキャッチボール必死でおこなって

一番さわやかに見えるような笑顔を作って

結果としてだれともカップルになれず笑顔が消えぼんやりした目で帰りの駅に向かうおじさんはたくさん見てきた

まあでも俺もその一人なわけだけど

もう100人くらいと会ったよ、完全に人間不信になってるけど老後を考えるとやはり誰かと一緒がいい

っていう言葉はいつも思い出される

話してる時はさ、ほんとにこの子ならカップルになれそうってみんなそう思わせてくれるんだよね

でも結果として誰一人選んでくれないからさ、女なんてみんな嘘つきしかいないよ

女の気持ちはわからないけど、モテないくせに婚活してる男は女性に対してかなり歪んだ印象を持ってると思う

2018-11-29

anond:20181129232216

薬を飲んで頭がぼんやりで何もできなくなって太るよりキチガイのほうがいい

俺一人で地獄送りか多少巻き沿いが出るかだから自由なほうがいい

何やこの人生

夢だった大学に入ったはいいけど落ちこぼれギリギリ卒業

趣味でずっとやってた漫画は大多数に認められることもなく、

憧れだった仕事に何とか就いたはいいけど社会普通に働くことが厳しく退職

今は細々在宅。年収はひどいもんだ。


恋人結婚などはどう頑張っても興味が持てず友達ほとんどいない。


趣味仕事も細々やりつつまったり暮らすという目標は一応叶ってるけど、将来を考えると不安


最近は肩が凝るし歯が痛い。便秘だし、睡眠不足

人生ってこんなもんなのか?

なんだかぼんやりした人生だ。

NTT退職エントリーとか見てるとみんなシャッキリした人生を頑張って送ってるんだなぁと思って心臓バクバクする。

あん大企業にいる時点でポテンシャルが違うんだろうけど。


大企業にいる人たちはもっと幸せなんだろうか?と考えてみたけど、それも何か違う気がする。

人生って難しい。

これでいいのか分からないまま何年も何年も経った。

どこへ向かうのか分からない。夢も目標特になくなっちゃった

その時やりたいことを何となくやり続けてるだけだ。

今やってる仕事もあと10年くらいしたらそのうち無くなりそう。


自分人生の舵は自分で取るしかないし責任者自分なんだけど、終着点が分からないのでずっと迷子

こんなもんなのかなぁ。

暇だから書いた。

タイムカードを切って役職者のデスクの前を

視線を合わせないように俯いてスーッと通り過ぎる。

上司と目が合えば嫌味の一つや二つ言われるに違いない、、、」

特に悪いことをしてるわけではない

定時で上がっただけなのに私は小走りで

逃げるように

会社を後にする。

入り口に続く古びた階段を降りていると

市の防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が聴こえてきた。

早く帰ろう。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日自分誕生日特別な日だし…

意味のわからない事を理由にして

この日も上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた

私は途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが舞い上がる。

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く帰ろう。今日サッカー親善試合がある!

意気揚々と小走りで階段下りていく。

繰り返される日々

(冒頭に戻る)

英語以外の言葉を学ぶ

スペイン語圏仕事をするようになって3年目になる。

スペイン語はそれまで触れたことがなかったので、一から少しずつ勉強してきた。

そして今、ようやくたどたどしいながらも、業務でのメールを書いたり返信できるようになってきたところ。

新聞辞書を引かずにうすぼんやりと大意はわかる程度。専門分野ならほぼ辞書無しでマニュアル等の文書はなんとかわかる。

日常会話はペースを3分の1くらいに落としてもらえればついていける。

普通のペースでは、いいたいことを考えているうちに皆においていかれてしまう。

タクシーは行き先をナビできるかまだ自信がない。

試験などを受けたことはないので、レベル感がピンとこないけれど

感覚的には新人として英語で初めて業務を始めた頃(TOEICでは500~600点くらいだった)の感覚に近い。

一番はじめの海外出張ときは、飛行機のなかで英語での自己紹介練習をしたものの、本番では自分名前所属を名乗って10秒足らず。

今でこそ英語会議バンバン出ているけれど、最初はそんなものだった。

英語ときはとにかくアウトプットの機会を増やして、自分の話し方のパターンを身に着けて、それを増やしていったように思う。

そういうのを10年くらい積み重ねて今に至っている。

一方的にしゃべるだけでとりあえずはなんとかその場をしのげるプレゼンは、最初ステップとしてはいい。

そういう意味では、そろそろ思い切って、場を選んでスペイン語プレゼンをしてみるのもいいのだろうな。

タコトのスペイン語は、赤ちゃんみたいな言葉に聞こえると思うから場を選ばないといけないけど。。

スペイン語のいいところは、フレーズの途中で、わりと息継ぎがしやすいところ。

英語って、私の話し方の悪いところかもしれないけれど、

一気に終わりまで喋ららないと、まだ途中なのに話し終わったみたいに思われるのが嫌で、

ブレスレスダダーっとやってしまう癖がある。

スペイン語だと、しばらく間をおいて、ケー、とかっておもむろに関係代名詞が出てきてもあんまり違和感がない。

2018-11-27

家にずっといるけどなんもしてねえ

働いてる頃は時間さえあればと思ったけど時間のある今それは言い訳にすぎなかったのだと悟る

ぼんやりしてメシ喰ったりしてちょっとネット見るか布団で寝るかして何もできてないまま夜になるのでなんかもやもやしてる毎日

読書しても頭に入らないなあと思ってたけど最近漫画も読めなくなってきたよ

いい歳だしぼんやり生きるのはやめよう

もうアラサーだしちゃんと将来のことも考えなきゃね!

そう思ってとりあえず練炭どこで売ってるか調べたら普通にアマゾンで買えることを知った

お手軽!

2018-11-26

ぼんやりとした不安

インターネットを見てるからか常にぼんやりとした不安を感じる。おそらくインターネットを見ているからだろう。

インターネットは常に俺に答えを提示してきた。大学受験とき就職とき一定作法を俺に示してくるインターネット

俺はその作法を愚直にこなすことでそこそこの学歴職歴を体に入れたけれど、そのかわり常にぼんやりとした不安を抱えることになった。

インターネット定量的で答えの決まった問題についてはある程度固まった指針を示してくれるが、

定性的で、答えは時と場合スタンスによって如何様でも変わる場合には、如何様でも変わるような情報しか示してくれない。

あらゆる人があらゆることをいうので俺はスタンスを決めることができない。

インターネットの後ろには日本人だけでも数千万はいると考えられるし、数千万人の日本人は俺にとってあらゆる人だ。

偉そうな人がいろんなことを言うし、ポジティブな側面を語られた場合にはポジティブ意見が、

ネガティブな側面を語られた場合にはネガティブ意見が同様の事象に対し書かれたりしてわけわからん

もちろんそれもあらゆる人がいてあらゆることを書いているからだろう。

だけれど同じ人が手のひらをくるくる返すときもあるからタチが悪い。

こういうとき思うのは、やっぱりいろいろ知ってて偉そうなことを言う人よりも、

自分責任をもって自分の考えで定性的ものごとを決定できる人が一番強いなあと思う。

ぺらぺらと管理職日本社会産業構造が配布されたPCスペックが悪いだの言っている人よりも

黙って手を動かしてきっちり自分で決めて責任までとれる人がすげえなあと思う。

そしてそういう人はインターネットにはそんなにいないのだろう。

10年勤めたNTT退職しました(無能編)

「6年勤めたNTT退職しました」http://kumagi.hatenablog.com/entry/exit-from-ntt に寄せて。

この方は修士卒→NTT研究所という有能かつエリートな道を歩んできた方ですが、極端に有能すぎてあまり参考にならないケースですね。無能代表として僕の事例も紹介しておきます

NTT社員の子として誕生。生まれ出づる時はかわいらしい赤子であった。健康に恵まれものの、勉強運動コミュニケーション能力全てダメ部活バイト恋愛も人とおはなしすることすらせず、無駄飯食らってすくすくと育つ。

・三流私立大学文学部入学。進学動機はそこしかからなかったから。在学中はキーボードすら打ち込まなかった。

就職活動に取り組むものの、地図を見て会社にたどり着けない(当時はGoogle Mapかいう便利なものはなかった)、人と目を見て話せない等のスキルいかんなく発揮し、見事全敗。無い内定のまま無益卒業。おまえの おかあさんは 泣いているぞ!

・全ての気力をなくして部屋に閉じこもり、悟りを開こうと昼寝の修行を積み重ねるも、それを見かねたパパのコネで無理やりNTT地域会社の子会社契約社員)の面接を受けさせられる。

面接では痛罵される。23年間ぼんやりと生きていた人間価値はないらしい。面接官にやる気と能力のなさを見せつけるも、なぜか合格。親のコネってすごい。

入社後、ろくな研修を受けないまま、某地方拠点に配属される。辺り一帯に草が生えてた。

・配属初日に出社後、課長代理面談するも、90秒で嫌われる。

・配属後、しばらく電話番をするも、人というものが怖くて怖くてたまらない僕には全くできない。電話番という仕事を取り上げられ、OJTをするもどうにもならない。

仕事自体サルでもできる内容だったが、サル以下の知能しかない僕には全く理解できない。次から次へとトラブル引き起こしたせいか契約社員なのに次から次へと別部署に飛ばされる。引越しの荷造りスキルが格段に向上する。

人件費削減目的設立された子会社には、似たような境遇契約社員がたくさんいた。彼らは皆生産性のない仕事従事していた。正社員への道はほどんどない。なれたとしても新卒正社員と同じ待遇にはならず、給与面で差別される。当然皆やる気が出るわけがない。

・僕の成績は最低だったが、なぜかクビにならない。国家資格や社内資格に無理やり挑戦させられるも連戦連敗。パートのご婦人の方々に罵倒され、息も絶え絶えに徒然を過ごすなか、無駄に歳を積み重ねる。

・当然若い世代も入ってくる。正社員中途採用)の枠が広がったせいか契約社員のやる気が上がり、下の世代に次から次へと抜かされる。子会社枠での新卒正社員採用が始まり、有能な方々が入社する。

・彼らの台頭により、猫の額ほどであった僕の居場所が全くもってなくなる。そうこうしているうちにメンタルを病んで逃げるように退職就職活動もせず、うどんそうめんを食いながら生をつなぎ、今に至る。無職の病は悪化する一方だ。

文を重ねるうちにいよいよ即身成仏でもしたくなってきましたけど、無能立場から見たNTTについて論じていきます

・人には恵まれている

NTTには団塊世代の方、契約社員パートアルバイト新卒採用の方等、立場は違いますが、多くの方が在籍しております。びっくりするほど有能な方もおり、それぞれの部署活躍していました。

問題はやる気を全くなくしたもの、極端に無能もの排除する仕組みがないことです。社員はクビにはできませんが、パート契約社員をクビにしないのは本当におかしいとしか思えません。僕の契約一年契約でしたが、会社利益を考えるなら入社一年で切るべきでした。仕事のできない非正規を何度も配置転換引越し代金は全て会社持ち)までして雇用継続しようとするのは、正気の沙汰と思えません!

給与は低い

給与については皆話したがらず、噂話程度しか知り得ませんが、団塊世代給与会社再編に伴って削減されたらしく、手取りですが月額20万円を割り込むという話を聞いたことがあります現在ほとんどの方は退職されたと思います

僕の年収200万円代後半(額面)からスタートし、月1000円程度給与は上がっていきました。新卒正社員子会社)の場合年収は300万円程度(額面)からスタートしていきますが、400万円程度(額面)で頭打ちになり、それ以上を目指すなら管理職コースに乗らないといけない(はず)です。正規社員は手厚い福利厚生が受けられますが、非正規にはそれはありません。

・できる人間仕事が集中する

NTTでは人より10仕事ができる人間に、10倍の給料を支払うことはありません(一部営業を除く)。しか10倍の量の仕事押し付けられることはおおいにあり得ます

NTTでは部署全体の仕事の量により、人員の配置数が決められる傾向があります仕事ができるもの、やる気のないもの仕事ができないもの部署内では全て「一人」としてカウントされます。できない、もしくはやろうとしない人間仕事を回してもどうにもならないため、彼らの分の仕事必然的仕事のできる人間に回っていきます。当然ギスギします。

労働法は遵守する

上記の話とは相反しますが、会社全体として労働法の徹底遵守が推し進められています。月30時間以上の残業原則禁止ですし、サービス残業なんてもってのほかです。社員(僕もでしたが)は終業時間後、会社から雁首そろえて脱兎のごとく逃げ出していきます

しか会社に残っての自主学習仕事必要技術の訓練)には給与は出ないという話も聞いたことがありますので、部署によってブラック方針を立てているところもあるかもしれません。

組合がとにかく強い

NTT組合は巨大です。NTT組合正規非正規関わらず、雇用を守ろうとし、処遇改善していく姿勢を打ち立てていますNTT研究所にいらっしゃった方のブログ記述にある、「組合としては現在相対的冷遇されてきた契約社員有期雇用再雇用などの方々の待遇改善を通して護送船団方式で全体の改善を図っている」は僕も聞いたことがあります

労使共に巨大組織なので、一個人の話はなかなか通りにくいでしょう。ソフトウェアエンジニアPC環境改善はとても理にかなっていますが、要求として吸い上げられるとは、僕には思えません……。

会社仕事内容が特殊

NTT自体はとてつもなく大きな会社です。僕は末端を垣間見る機会しかありませんでしたが、「カネを稼ぐぞ!」という意識は低く、僕の目から見ても上から下まで無駄なことばかり力を注いています

典型的親方日の丸商売で成り立っている会社なので、部署によるでしょうが、何年いても外で通用するスキル習得するのは難しいかもしれません。ISDNの仕組みにいくら詳しくなったとしても、それで一生食っていくのは無理そうです!

・社内システムは糞

NTTの社内システムは非常に使いづらい印象を受けます。末端までセキュリティ施策推し進めるのは結構ですが、全体最適化のために推し進められた施策が個々の部署生産性を大きく押し下げているケースが多々あります

NTT組織官僚以上に官僚的だという話を聞いたことがあります幹部候補生は様々な関連会社、関連部署に飛ばされます管理スキルは向上するでしょうが専門性を高める機会に恵まれません。ある部署ITに携わってもしても、3年程度で別部署に飛ばされるため、継続的な学習は困難です。特定分野の専門家は社内で出世できません。

NTT研究所にいらっしゃった方が述べたように、上層部ITリテラシが低いのは当然の帰結であり、むべなるかなとしか言いようがありません。

NTTは最高の会社一部の人に限る)

駄説を長々と述べましたが、NTTはとてもいい会社です。ーーできない人に限ってですが。できる人に負担をかけてまで、無能排除しない。無能と有能で給与に大きな差が出ない。先々のキャリアプランが見えやす会社ではあります

できる人はやる気をなくし適当に過ごすか、転職するかのどちらかの道を選ぶ場合が多く、やる気を継続したまま定年まで勤められるのはレアケースです。さすがに僕のまわりでGoogle転職された方はいませんが、NTT踏み台にして別の道に進まれた方はたくさんいらっしゃいます

NTTには無能ばかり残りますしか会社は潰れません。NTT会社自体特別法律適応されるほどの特殊企業であり、国策企業からです。NTTが潰れる時は、日本国が潰れる時です。

とにかく何もしたくない、しかしほどほどのお金が欲しい方はNTTに潜り込むことをおすすめします。Googleに入れるほど優秀で意欲にあふれる方には絶対おすすめしません。現場からは以上です。

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11/27 1:45 タイトル・本文中の「退社」を「退職」に修正、本文中の表記、誤字修正

11/27 1:57 NTT組織全体のどこの子会社かわからないため「パパのコネで無理やりNTTの子会社から「パパのコネで無理やりNTT地域会社の子会社」と表記修正。orbital_velocity氏、ご指摘ありがとうございます

11/28 18:30 複数の方よりご指摘のあった、「パート妙齢のご婦人」を「パートのご婦人」に表記修正。その他表記修正。ご指摘ありがとうございますパートどころか老若男女関わらず平等罵倒される日々を送っていた記憶もありますが、本文中はそのままにしておきます

12/8 21:38 あとがきを書きました。https://anond.hatelabo.jp/20181208213728

漠然とした死にたいという気持ち

ストレス負荷がかかったのか

胸の辺りにぼんやりとした重みを感じる。

それと同時に「死にたいかもしれない」という気持ちが沸いている。

本気で死にたいか?と聞かれたら、NOなんだけれど

でも、何故か、「死にたい」「消えたい」という気持ちがある。

単純に「現状から逃げ去りたい」ということなのかもしれない。

今後、私に待っているのは以下4点。

・他の人と比べられて見下される状況

大勢への謝罪

・得られると思っていた利益マイナスになる現実

食事制限(好きな食べ物一切禁止)

消えたくなるのも、逃げたくなるのも分かってもらえないだろうか。

無駄プライドはある。

あぁ……死んだほうが楽かなぁ……。

2018-11-25

anond:20181125043146

手足と臓器が基準なのか

やりたかった仕事についたけどぜんぜんできなくて、あのときもっと頑張れていたらなんとかなったかな、でも頑張れなかった、いまも頑張れていない、頑張り方がわからない、どうやっても手が届かないようにしか思えないのにずっと引き摺ってしまっている、とかそういう類の話だからそういう基準で見たら全く必要ないんだろう

増田基準でいけば目標を達成できようが何もできなくて自室で腐ってこんな文章を打っていようが病院で点滴受けながら白い壁と天井だけぼんやり見て過ごしていようが大差ないんだろう 実際大差ないような気はするけど

景色ちょっとピンと来ないけど たしかに部屋の片づけはぜんぜんできない

anond:20181125041035

必要なんてそもそも生きてる必要がないのに

障害はあるのかわからんわからんのでないと思う すぐ疲れるとかすぐ身体悪くするとか睡眠障害とかはあるけど)

したいのに、うまくいかなくて、スポイルされた感じの状態がずっと続いた結果したいのかわからなくなっているけど、できたい、みたいな

したいかしたくないかではしたいし、未練もあるし このまましなくなってもずっと引き摺って行くんだと思う そしてもう歳をとってしまったと後悔するたびに思って今よりも若くなることはなくて

生きざまとか壮大な話ではなく勉強とか資格とか語学とか絵とか文章とかプログラミングとか就職とかそういう矮小な話で申し訳ないけれど

まああとは遅刻しないとかがしたいけどどうしてもできない あと集中とか(もう終わり・のタイミングで急にやる気出るみたいなクソさは多少あるので常に終わっていればいいのかな?←?)

集中がぜんぜんできないのですべてのことができない、やたら腰が重くてなんにも手を付けられないまま時間ばかり過ぎるとか

何もかもを一回鬱になった所為にしたいけどそういうわけにもいかんしそうだとしてもそっかーって言っててもなにも変わらないしぼんやりしてしまってもうだめ

最近は前よりも読書ができなくなってつらい これは習慣かもしれない

2018-11-24

劇団た組。第17回目公演『貴方なら生き残れるわ』を観た

高校教員をしてる。管理職でない限り、全員が何かしらの部活動を受け持たないといけない。私は男子バレーボール部だ。


バレーボールは体育の授業くらいでしか触ったことがない。指導は、別に専門の先生がしてくださってる。だから私は見てるだけ。

でも、楽しい

弱小だけど、みんな一生懸命で、中には練習サボる子もいるけど、みんなバレーが大好きで……。

6時半に練習が終わっても、そのまま体育館に残ってボールを触っているから、私はそれをぼんやり眺めて、7時半になったら、まだ物足りなさそうな部員たちを追い出して、体育館を施錠するのが日課になっている。

自分のよく知らないものでも、誰かが夢中になって頑張っているところを見るのはとても楽しい

と同時に、不思議でもある。

どうしてこんなに一生懸命になれるんだろう。

どうしてこんなに、こんなに…。



11月24日(土)

劇団た組。第17回目公演 『貴方なら生き残れるわ』

作・演出加藤拓也/音楽演奏谷川正憲(UNCHAIN

を観た。


好きな俳優さんのTwitterから、この公演のことを知って、劇団HPであらすじを読んだ瞬間、絶対に観に行こうと決めた。

――――――――――――

<あらすじ>

松坂は母校の体育館にやってきます

そのコートで、失った熱量を懐かしんでいると先生に会ってしまます

先生は言います。元気か。

松坂は言います。まあまあです。

そして松坂シュートを打ってみなと促されます

促された松坂シュートを打ちます。打って、それから、謝ります

バスケット辞めてごめんなさい。

松坂バスケットを何も言わずに辞めたのです。

誰も知らないまま、辞めたのです。

ただ、バスケットを辞めたのです。

たかだかバスケットを辞めたのです。

――――――――――――


何がそこまで私を惹き付けたのかわからない。

でも、心臓素手で鷲掴みにされたような衝撃があった。

から、観に行った。


客席に入って、まず目に入ったのは中央バスケットゴール。そして床に描かれたバスケットコートライン

フラット舞台の両脇には階段があって、まるで体育館ギャラリーみたいだな、と思った。

下手側の階段の踊り場にはギターを抱えた人がいた。「間もなく開演です」のアナウンスのバックで、静かにギターを弾き始める。音が重なって、重なって、そして静かに反響しながら消えた瞬間。



松坂が母校の体育館にやって来た。



自分の呼吸が邪魔に思えるほどの静寂と緊張感。

そしてそれを少しずつ切り裂くように、そこにある、松坂の肉体。


先生がやって来て、松坂シュートを打つように促される。高校時代が蘇る。


部活前の男子部員空気が、本当にリアルで驚いた。シューズの紐を結びながら、他愛ない話をするあの感じが、私が普段目の当たりにしているものと同じ温度でそこにあった。


物語が進むに連れて、少しずついろいろなことがわかってくる。

ずば抜けて上手いのはキャプテンの吉住だけ。彼は素行が悪くてバスケが強い学校には行けなかったから、この学校で一からバスケ部を作った。ちょっとやんちゃで、先生に口答えすることもあるけど、それは結局のところ本人が甘えたなんだと思う。

他の部員高校からバスケを始めたか、少しかじった程度。

主人公松坂は、もともと野球部だったが、部員と折り合いが悪くて部活を辞めた。バスケ部に入ったのは、クラスメイトに「楽だし、初心者でも大丈夫」と言われたから。


部員個性が見えてくるに従って、私は自分部活の生徒の顔が重なるような気がしてならなかった。一人一人は全然違うのに、「ああ、いるよな」「ああ、あるよな」が積み重なって、まるで自分の話のように思えてくる。


中でも胸に来たのは、顧問の沖先生が授業準備が忙しくて部活に来れなくなるシーンだ。代わりに来た外部コーチに、吉住は激しく反発する。

「俺らのバスケ知らないやつに練習メニュー指図されたくねえ!」「お前、顧問じゃねえのかよ!何で来ねえんだよ!授業が増えたとか知るかよ!部活時間部活に来いよ!俺の言うこと聞けば勝てるって言ったよな?じゃあ命令しに来いよ!」

私も、授業準備や他の生徒の対応部活になかなか行けない日がある。やっと体育館に行くと、もう終了の挨拶…なんてことも、何度もある。

生徒は部活に休まず来てるのに、顧問部活に来ない…なんて、不満に思っても仕方ないよな、と思うけど、授業準備も部活動指導も、教員にとっては両方とも「仕事」だ。私自身はかなり部活が好きな方で、沖先生もかなり部活が好きな方で、でも部活よりも優先しなきゃいけないことがある状況は、すごくよくわかる。

でも、それは部員には「わかってくれ」と言ってもわかるもんじゃないよな、というのも、すごくよくわかる。


コーチが来て、彼らの練習風景はがらりと変わる。活気が出る。それまでだらだら惰性でやっていた練習が、意味付けされて、みんなが「勝つために」練習をやり始める。


新入生が入ってきて、二年生になった松坂たちは少しずつ「自分武器」を身につけていて、チームは確実に強くなったことが肌で感じられる。


そして迎えたIH予選。

負けたら、三年生の吉住と當座は引退だ。


IH予選1回戦は、勝った。でも、ミスが多くて先生に叱られる。

そして當座が、「辞める」と言い出す。

大学受験マジでヤバいからバスケ大学推薦がもらえる吉住と違って、俺はバスケ頑張っても何にもならないから、勉強しないとマジでヤバいから

當座は序盤から勉強部活の両立に悩んでいるような描写が繰り返されていた。だからいつかはこうなる予感があった。でも、それは今なのか。三年生の、IH予選で、1回戦は弱い相手ギリギリ勝って、2回戦は相手も強いからこうはいかないかもしれないけど、でもとにかく負けたらそれで引退の、三年生の、今なのか。

そんな當座に、吉住は噛みつく。「何でだよ!」と詰め寄る。

そして溢れる當座の本音。「俺がいなくても、俺より上手い後輩がいるか大丈夫だよ。俺が試合に出るよりも、後輩が出た方がいいよ」

「下手でもお前出ろ!俺のパス受けろ!」吉住の激昂。二人きりの三年生。吉住と當座と、顧問の沖先生の三人だけでやって来た一年間。少しずつ後輩も育って、やっと勝てるようになった三年生の、IH予選。

でも、頑張ってどうなるんだろう。将来どうするんだろう。部活を頑張った、その先は?


私も、自分高校時代勉強理由部活を辞めようとしていた同級生必死で引き留めたことがある。結局、彼女は三年生の夏まで部活を続け、一緒に引退したけれど、今でもあのときの私は正しかったのかとたまに思い出す。もしかしたら、あそこで私が引き留めずに彼女部活を辞めて勉強だけに打ち込んでいたとしたら、彼女もっと上の大学に行けたかもしれないと、考える。まあ、最終的に決断したのは彼女自身なのだから、そこに私がとやかく言うことに何の意味もないのだけれど、私は最後まで彼女部活ができて、とても楽しかったのだけれど……。

教員になってからも、勉強と両立できないか部活を辞めようかと悩んでいるという相談を受けたことは何度もある。そのたびに、私は止めてきた。それが正しいかはわからないけど。

今でも、必死練習する部員たちを見ながら考えることがある。バレーを頑張ったからといって、進路の保証があるわけでもない。この時間を、補習やアルバイトに費やす方が有意義な生徒もいるかもしれない。でも、この経験はきっと、いつかどこかで、何かの役に立つんじゃないか…。

「これが将来にどう活きていくか」なんて、考え出したらキリがない。とくに教員仕事なんて、どんな指導をしたとしても、本当にそれが生徒にとって良かったかわかるのは、5年後が10年後か、何年先になるかわからないし、もしかしたら一生わからないままかもしれない。

それでも、今一番良いと思えることをやるしかない。


IH予選2回戦。

格上の相手に、チームは苦戦する。でも、全く勝てない相手ではない。今、自分たちにできる、最高のプレーを。

残り時間あと6分。点差はわずか。負けたら、ここで終了。勝ったら、もう少しだけバスケができる。


私はここでも、自分部活を彼らに重ねていた。

今年のIH予選。地区大会は勝ち抜いたけど、県大会は1回戦から格上の学校相手で、良いプレーはしたけど、負けてしまった。

バレーボール制限時間はない。先に25点取った方が勝ちだ。じわじわと、相手の点数が25点に近づいていく。

「ああ、このまま、このまま終わってしまうのか。もっと見ていたかった……もっと見ていたい……いや、まだ終わってない、希望はある……うちがここから○点取れば…………」

そんなことを考えながら祈るように試合を見ていたことを思い出した。

そのときの、バレーコートの中の選手気持ちはわからない。でも、今、目の前の、バスケットコートの中の選手気持ちは、客席まで伝わってくる。きっと、同じだ。彼らも、彼らも。そう思うと涙が出た。


舞台上の試合のシーンでは、本当にバスケ試合が行われていた。

もちろん、ある程度の段取りはあるだろうが、シュートが決まるかは打ってみないとわからないところは、試合と同じだ。シュートが決まればこう、外れたらこう、みたいなパターンはあるのだろうが、それも、試合と同じだ。


何のスポーツでもチームで行う競技すべてに言えることだろうが、上手いチームは「いるべき時に、いるべきところに、いるべき人が、いる」と感じる。

それは、演劇も同じだと思う。



舞台は、何が起こるかわからないライブ感が魅力だ。

でも、人生は何が起こるかわからいから、こわい。

何をやるのが良くて、自分は何がやりたくて、それがどう自分のこの先に繋がっていくかは誰にもわからない。

何かをやるにしても、何かをやめるにしても、自分が「良かった」と言えなきゃいけない。


いろいろなものが重なって、なんだかもうわけがからなくなって、最後の方はほとんど泣いていた。

泣きすぎて拍手ができなくて、それだけが心残りなくらい、泣いていた。


かに感想を伝えたいけど、あいにく私は友達が少ない。

からいつも感想Twitterで呟いたりするのだけれど、今回はあまりにも自分プライベート事象リンクしすぎてしまたから、匿名ブログに託すことにする。


観に行って良かった。

ありがとうございました。お疲れ様でした。

anond:20181124181806

成長or老化するのはそれだけ命を燃やしてるってことだぞ。

それだけ君も輝いてるんだ。子供が手がかからなくなるまでは太陽の様に燃え子供を照らし、成長したら月明かりの様にぼんやり光って見守るんだ。

2018-11-22

脳内文字を書けば暗記が楽になるんじゃないか

世の中には色んな記憶術があるが、「頭の中で文字を書く」という方法は聞いたことがない。

それを実際にやってみると、目の前にぼんやり文字が浮かび上がるような感じで思い出せるようになる。

やり方は簡単で、覚えたいもの綴りをそのまま頭の中で書くだけ。

手は使いたければ使ってもいいのだろうが、私は使わない。文字通り頭の中だけで文字を書くのだ。

例えば、「jurisprudence 法律学」を覚えたければ

目をつぶって「jurisprudence 法律学」と頭の中で何度か書く。

私の場合、一度にイメージできる文字数は3文字までなので

「ju ris pru den ce 法律学」というふうに分割して書いている。

最近は面倒くさくなって文字を順番にイメージするだけにしているが、それでも効果はあるようだ。

もちろん、1日やっただけではすぐに忘れてしまうので復習は必須だが

まるで頭に刻み込むように覚えられるので、知識がどんどん増える感じがしてやる気が出る。

私はこれを「脳内筆写法」と名付けた。

我ながらいい方法を思いついたと思う。

2018-11-21

南極料理人ぐらいの面白さの映画

そこまですごい面白さは求めてないんですけど、ぼんやりぼけっと見ていられるようなやつ、なんかないですか

2018-11-20

小説書いてみました、どうでしょうか?

タイムカードを切って役職者のデスクの前を

視線を合わせないように俯いてスーッと通り過ぎる。

上司と目が合えば嫌味の一つや二つ言われるに違いない、、、」

特に悪いことをしてるわけではない

定時で上がっただけなのに私は小走りで

逃げるように

会社を後にする。

入り口に続く古びた階段を降りていると

市の防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が聴こえてきた。

早く帰ろう。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日自分誕生日特別な日だし…

意味のわからない事を理由にして

この日も上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた

私は途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが舞い上がる。

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く帰ろう。今日サッカー親善試合がある!

意気揚々と小走りで階段下りていく。

繰り返される日々

(冒頭に戻る)

小説書いてみた。

小走りで階段を駆け下りる。

上司に見つかったら何言われるかわからないな、、、」

特に悪いことをしたわけではないが

定時で上がる時は俯きながら逃げるように

会社を後にする。

外に出ると防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が垂れ流されていた。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日誕生日特別な日だから

自分しか知らない情報理由にして

上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた。

帰りの途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが上がっていく

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日、

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、お得意の答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思い立った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く戻ろう。悲しくなる前に。

小走りで階段下りていく。

※繰り返される日々

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