はてなキーワード: 体重とは
米、パン、麺、オートミール、芋といった炭水化物系を全部絶つ。かわりにコーヒーやプレーンヨーグルトにラカント混ぜて甘くして食べてもよい。
その他の食事は赤身肉と焼き魚と大豆食品と野菜!という感じで完全に糖質カットして生活してる……のに全然痩せないし、低血糖でフラフラするやつも起こらなくて意味わからない。
ラカントっていうか糖アルコール?って、糖質だけど吸収しないからとか言って0カロリー商品を謳ってるけど、やっぱり吸収してる気がする。
摂取する糖質を人工甘味料だけに絞ると太る?とかそういうことあるのかな。ほんとに糖質ほぼ完全に絶ってて、カロミル(記録アプリ)見ても普通の食材から一日20〜30gくらいしか摂ってないのに体重減らなさすぎて頭おかしくなりそう
BMI22だから別にこれ以上痩せないとかでもないのにな。根菜とか大豆に含まれる糖質/脂質も切ったほうがいいのかな。野菜サラダにドレッシングかけるのやめてクレイジーソルトだけで食べるとか…?
ヒプノシスマイク、ヒプマイの世界に本格的に魅せられて約1ヶ月が経過した。
まだまだ知らないこともたくさんあるけれど、折角だから今日までの過程を記してみようと思った。
初めてヒプノシスマイクのことを調べたのは2018年の夏、昼過ぎのマクドナルド店内だった。
そういうプロジェクトが始動したらしいというのはTLで流れてくる情報で得ていたが、私も友人もノーマークで、「名前だけ知っている最近話題のあのジャンル」という認識。友人とマックのグランバーガーを遅めの昼食として頬張りながら喋っている中で、どういう経緯かは忘れてしまったが、ヒプマイが話題に挙がった。
検索してサイトの情報を2人で眺める。しらいむのキャラ可愛いね…としみじみしたのを鮮明に覚えている。某地球を守る系のアニメでの印象が強かったため、こんな可愛い見た目のキャラクターに声をあてられるのか、ポテンシャル高いね、みたいな会話をした。
それから、神宮寺先生がかなりの高身長なのに体重がめちゃくちゃ軽くて、どういうこと?となった。
名前のことを話した記憶があまりないので、読むの難しいな、程度だったのだと思う。オタクと難読名字は切っても切り離せない関係なのだ。
でもサマトキ様という名前はしっかり頭に残っていた。多分ヒプマイのLINEスタンプいつ使うんだよ!というバズったツイートを以前目にしていたからだろう。新しいデカLINEスタンプもサマトキ様の脚が長くて注目を集めており、流石だなと思った。
盧笙先生の「予習復習しっかりせえよ!」スタンプは勢いがあって良いし、二郎くんの「…何のことだ??」から新たな火種が生まれないか心配になる程キレッキレでカッコいい。
それはともあれ、その後ヒプマイについて触れることはなく、ほとんど情報を得ることはなかった。
今せっせと供給を得ては少しずつ生産をしているコンテンツにおいて、好きな絵を描く人を見つけた。ホームに飛んで、遡っていて見かけたのがStellaヤバい、といった趣旨のツイート。
これがヒプマイとの再会だった。
StellaはヒプマイのFling Posseというチームの新曲であるとその前後の呟きやRTで理解した。ヒプマイ、去年の夏に調べたな〜、聞いてみようかな〜〜と軽率な気持ちでYouTubeで聞いてみた。
全く理解できなかった。
試しにオススメに出てきたYokohama Walkerを聞いてみた。
何も分からなかった。
ヒプマイ、難しいな、知識不足かと思い、諦めた。
振り返ってみると何も難しいことはないし、今となってはかなり好きな曲なのにどうしてこういう感想になったのか、それこそ全く理解できないのだが、当時の私はヒプマイの世界観に馴染めず縁を切ってしまった。
ただ、その神絵師はジャンルを両立している神だったため、私は自然とヒプマイの情報を断片的ではあるが神から得ていた。神はシブヤと、その後加入が発表されたオオサカがお好き。公開当時からものすごく話題になっていたオオサカのあゝオオサカdreamin' nightのトレーラーも、時流に乗って見てみた。ノリが良いし耳に残るしクセのある歌い方が心地よくてアホほどリピートした。コメント欄の広告付けろ金落とさせてくれという言葉が何だか良くてすごく覚えている。
その時知ったのが、渋い詐欺師のおじさんが誰かのお父さんということと、漫才師と教師が元お笑いコンビであったが解散してしまっていて、今回また同じチームになってテッペンを目指しているということ。全部すっ飛ばして良いとこどりである。その後もオオサカの曲を時折聞きつつ、神から氷山の一角も一角の情報を得つつ、というコンテンツの消費の仕方をしていた。
神はコンテンツに動きがある度に色んなことを仰っていたので、相変わらず私はいいとこ取りをし続けていた。乱数ちゃんはクローンであること、幻太郎さんの一人称が小生であること、帝統君は乙統女さんの息子であること、シブヤの3人とシンジュクの3人の相性がめちゃくちゃ悪いことが私の持っている主な知識。他のキャラクターのことは、職業と大まかな名前を把握している程度だったと思う。
ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-Ryme Animaの放送開始である。
音楽が原作のコンテンツで原作を理解できなかった女は、毎週金曜日24:00〜の放送を心待ちにしていた。毎週土曜日は固定シフトで朝6時出勤の5時前起床だったが、1回たりとも欠かさずにリアタイするくらい楽しみだった。放送終了後、布団の中で神や神のフォロワーたちの感想ツイートを見てニヤニヤした。
そうはならんだろ〜!みたいな展開も、それで変装!?って格好も、絆ァ!!!も、全部全部見てて楽しくて最高で、最終回EDテーマが大好きで、ヒプアニ面白かったな、と思った。ずっと声と歌だけを聞いてきたファンの皆さんは、歩いて食べて笑って戦う推しの姿を見て、どんなに嬉しかっただろうと思った。
放送中、既存の楽曲に興味が湧き、加入していたAmazon musicでいくつか聞いてみたりもした。パーティーを止めないでを聞こうとしたら制限がかかっていて聞けなかったのでUnlimitedに加入した。これもまた良い曲、キャラクタープロデュース力がすごい。
ヒプアニが終わった後の金曜日の喪失感が年明け数週間後も続いたので、何だかおかしいなと感じた。
2月の初頭、知らない人に食事に誘われて行くと答えたら、毒島メイソン理鶯さんに2人で行くのか?と問いただされ、みんなで行くんだよ〜!となぜか焦りながら答えた夢から覚めた時、疑惑は確信に変わった。
Amazon musicで片っ端から楽曲に触れ、ドラパに耳を傾け、約1週間で配信されているものをほぼ網羅した。YouTubeでも動画を見た。Anthem+、タマンね〜〜〜
声優さんの収録の様子を見られるだけで感動したのに、キャラに寄せたフリまで付いていて、本当にこれは無料で見ていいのかと本気でビックリした。
1年以上前、全く理解できなかったStellaは本当に幻想的で儚いけれど、Posseの固い意志を詰め込んだ曲だった。今、やっとStellaのヤバさが分かった。2020年2月に出たPosseのアルバムのドラパを聞いてから聞いたら、もっとヤバかった。この曲の示す意味がより鮮明に見えてきたような気がして、幻太郎のことも早く知りたい。
Yokohama Walkerもちゃんと理解できた。MTCの3人はアニメでは一番物騒でクールな日常を送っていたが、心底ヨコハマでの人生を楽しんでいるんだと、矜持を持って生きているんだと伝わってきた。お互いへのリスペクトがすごい3人だとずっと思っているんですが合っていますか?
情報量が半端じゃなかったけれど、アニメを見ていたおかげか、すんなり入り込み楽しむことができた。18人のキャラクターへの理解もかなり深まった。
何故ポッセと麻天狼の仲が悪いのか、アニメでは描かれていなかった点も把握できた。B.B. vs MTCの二番手三番手の争い、あれは銃兎さんが悪いんじゃないかなと思ったりもする。
みんなの1回目のディビジョンラップバトルの結果を経て、2回目のバトルへの意気込みも感じた。名実ともに命がけなんだ。
The Champion、ドラパは時系列順に聞いたけれど曲はなかなか手が出なかった。アニメを見て結果を知って、ドラパを聞いて、何だか敬遠してしまっていた。全部聞き終わった後にちゃんと聞いたらかっこよかった。
新参のクセに、と思われて当然のことを言うけれど、このCDが出たとき、他のディビジョンを応援していたファンの人はどんなに悔しかったろう、麻天狼を応援していたファンの人はどんなに嬉しかったろうと思わずにいられなかった。
これが大体2週間前のこと。ヒプマイに少しずつハマりながら、私はヒプステ観劇の計画を立てていた。
正直ヒプステの存在をちゃんと認識したのも2月に入ってからだった。ヒプマイのHPを見て、ヒプステが公演開始直前だと気付いた時にはもう観に行きたいと思っていて、いつなら行けるかと考え出す自分がいたのだ。普段から.5の舞台に定期的に足を運んでいる身故に決断も早かったと思う。平日の昼間の公演チケットを取り、物販で買ったリングライトを身につけて着席した。
ちょ〜〜楽し〜〜〜〜くて最高だった
重低音が身体に響いて、ハンドサインしながら曲に合わせて手を振って、”現場”って感じでビリビリした。迫真の演技も歌もダンスも所作の1つ1つも胸を鷲掴みした。終演後にリングライトを外す手が少し震えていて、帰りたくないなと思った。
リングライトのリング部分がプラスチックじゃなくてゴム製だったところにすごく感動した
お土産、オーディエンスキットと熱いときめきを抱えて、オフィシャルファンブックを買うべくそのまま池袋に向かった。街中にちらほらとオーディエンスキットのビニールを持っている人が見えて、あ、と思ったりした。オフィシャルファンブックを買って、Enter the Hypnosis microphoneも手に取りレジに直行した。HoodstarのMVを狂ったように見ているので円盤で手元に置いておきたいし、ライブも見たいな、という軽率な行動である。
それにしてもHoodstar、Cメロ(あっていますか?伝わるかな)の三拍子でいつも狂ってしまいますね。すごい曲だなとつくづく思っています。哀歓悲喜全てが凶器のメロディが好きすぎる。この街で1番のbad boys ←大好き
それからファンブックのドラパを聞いて言の葉党大好きマンになったり、Summit of DivisionのMVに出てくる可愛いラクガキつきのイラストが収録されていないことにガッカリしたりした。どこか収録されている場所ありますか?もしあったら情報ください(切実)
アルバムのライブ映像、2ndも3rdもガッツリ見た。キャストさんもお客さんもすっごく楽しそうで私も見ていてすっごく楽しかった。シャンパンゴールドのコーレス、プリンセスってお客さんのことだと思うんですけど、お客さんがプリンセス!!って叫ぶから面白くて、死ぬまでに絶対コーレスしたいと思った。さいこ〜〜〜!!!!!
2ndの最後に無花果様が来て、1回目の結果を公表したから頭がおかしくなった。投票って、勝敗をつけるってこういう感じなんだって思って勝手に疲弊した。優勝したディビジョンは当然知っていたけれど、こうして目の当たりにして、すごいな、ディビジョンラップバトルは、と痛感した。
今週の内にアベマのシブヤ vs ハマの観覧チケットをとり、HIPSTERにも入った。
これを打っているのは2nd ディビジョンラップバトルの3回戦目の前夜である。
正直、ここまでずっぷり入り込んでしまっていて、やばいなと思っている。比較的慎重な方で、なかなか新しいコンテンツに手を出さずに生きてきた私だったが、こんなにも強欲に手を出してしまうとは。
2年半前の私には考えられない行動力、抗えないヒプマイの魅力。おそるべし。
こうして今までヒプノシスマイクというコンテンツとそのファンが築き上げてきたものにあやかって楽しませてもらっていて、明日のライブを見て投票することで、私もそのコンテンツに加担する1人になるんだなと大袈裟だけれど考えて、少し緊張している。
ヒプマイって楽しいなと思うきっかけになってくださった神に感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです、ありがとうございます。
長々と特に面白みのない独白にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
これを読んでハマった当時のことだとか、今どう感じているかだとか、コメントとして残していただけると嬉しいです。ヒプマイファンのお話、よければ聞かせてください。
これから、末永くお世話になると思います、微力ながら応援させていただきます。
Do or Die ぶっこんだもん勝ち!!
・おねえちゃんがホイホイ部屋に上がり込んだ件→「さっきまで妹に勉強を教えてた」と言っているので、多分おにいちゃんは家に妹がいることをおねえちゃんに伝えてある。だからおねえちゃんは気を抜いて家に上がってしまった。
その話を信用する理由がない。
そして仮に妹がいても大人がいないのには変わらない。
その状況ではフラットな仲の男子の部屋でも普通はいかないけれども
凄まじく嫌っていてその理由が「性格がクソ」という男子に対して警戒せず部屋まで上がり込むのはない。
ちなみにおねえちゃんが二回目家にホイホイ上がり込んだのは、わざとおねえちゃんの方から「(エロいことの)続きをしよう」と言っておにいちゃんを謀ることで家に上がって妹ちゃんを助けるためなのです。
ハア?
元増田が言ってんのは「なぜ兄がお姉ちゃんを家に上げたのか」じゃなくて
「なぜお姉ちゃんはこんな怖い男子の家に単身乗り込めたのか」だろが。
そんなことも混同するバカの分際で何が「ちなみに」「なのです」だ。
・おねえちゃんは精神的につよい?→おにいちゃんに襲われて危うく流されそうになっている。妹ちゃんがいなかったら大変だった。これはおねえちゃんが尻軽って意味ではなくて、普段家で虐待を受けているため、虐げられて搾取されることに悪い意味で慣れてしまっていて抵抗できず加虐を受け入れてしまいがちな性質をしめすと思う。
であるのに何故クローゼットの中と目が合っただけで毅然と断れるのですか。
声を震わせたり荒げたりもせず。
そんなご都合主義なw
普通の人でも難しいのに、普段から暴力におびえさせられてる人間がそんなモチベーションで別の暴力に立ち向かえる?
嫌なこと言ってしまうと、まああり得ないです。
てかなによりそもそも
凄い度胸があって乗り込めたとしても乗り込む理由がねえだろ。
自分も体があざだらけで妹ちゃんが虐待されてるとピンときたなら
外で会ったときにちょっと見せてって服をめくってアザ確認して撮影して親か児童相談所に報告でしまいじゃねえか。
一体何なんだよこの話は。
ねーよ
いい加減にしろ
威力は少なくても、不意打ちすぎて殴られただけで一瞬思考停止してしまうなど。おにいちゃんもまさかおねえちゃんに殴られる展開なんて予想だにしてなかったろうし。殴ることには慣れてても殴られることには慣れてなさそうだし。
お前は一度ぐらい喧嘩とかしてみた方がいーよ
まあすることなく大人になったならそれは何よりだけど、それなら暴力について知った風な口を叩かない方がよろしい
何も鍛えてなくて喧嘩の経験もない女があれをやったらどうなるか?
これは男でも打てないことがあるけど筋力ない女だとまず打てない
普通の人間が一番力入れやすいのは上から振り下ろす動きだからそういう叩き方になる
体重もない普通の女のパンチで男子高校生がダウンすることなんかない
即座に頭に血を上らせてやり返すだけ
これは男のパンチですらそう
もちろん漫画だから何描いたっていいんだという居直りは有りだよ?
主人公がいきなり問答無用のマジカル暴力を身に付けて自分より強いはずの相手に暴力で簡単にカタ付けちゃうってお話はデキがいいのか?
反論みたいな返しになっちゃったけど増田のように構成や表現がリアルに沿ってるか、整合性がとれているかをそこまで考えて漫画を読むことはそんなになかったので勉強になった。
昔K1で活躍してた2m越えのチェホンマンって選手が今は大阪に住んでる
理由は兵役を勤めなかったから韓国でめちゃくちゃバッシングにあったから
しかも、別に不当は手段で兵役逃れしたわけではなく、身長体重が規格外で除隊になったから
当たり前だが、兵隊なんて飯から備品装備まで全部規格があって、小さ過ぎても勤まらないしでかすぎても勤まらないもんだよ
タイトルのままだ
高校生2年からずっと、男子のすけべな二次創作をやってて、表現規制反対とか言ってたのに、
いつの間にか29になって、周りが結婚して、私は所謂喪女で、気がつくと女性向け二次創作をやりながら
正直自分でも理解できないので、ここに書いて自分が何をしたいのかなんでこうなったのか
自分でわかりたいと思う
これはおそらく後々大事になるので先に言っておくが、
私は客観的にみて、褒められた容姿ではないし体重も平均より重い
でも、小学生の頃はそれに気が付いていなかった
私の場合は絵がうまかったから、特にいじめに遭うとかはなかったし
褒めてくれて、私は自分がオタクであるとかそんなことも思ってなかったし
ブサイクであるとかデブであるとかそんなこともわかっていなかった
だから積極的にクラス行事に参加したし、「ちょっと男子〜」って感じの子だった
今思えば、そいつが悪いんだけど(本当にキモくても人にキモイとか言ってはいけない)
私は、なぜかそいつに謝った
それによって何かが始まってしまった
多分「拗らせ」みたいなものだと思うけど、うまく言えない
それから、私は「本心じゃないことを口に出して心で文句を言う」ことが異常に増えた
そして同時に容姿のコンプレックスも増えていき、恋愛に対するコンプレックスも出てくる
クラスメイトに彼氏ができた、と聞くたびに「恋愛とか興味ありませんけど」って顔をしながら
ナルトのサクラちゃんをネットでディスってサスナル本を書いていた(どうでもいいけど当時のブログが消せなくて困っている)
今思うと、男女の恋愛を女を排除した世界のイケメンで再現してただけだ
そうやって性欲を発散してた 商業BLにあまりハマらなかった理由も多分それで
当時流行ってたBL作品て、「男同士なのに…」みたいな葛藤があったりして結構俯瞰で見る感じのが多かったんだけど
多分私は、受けに感情移入して男女の恋愛の真似事をしたかっただけなのだ
これまでことは総じて自己防衛だ
「誰かにとってキモい私」「恋愛ができない私」「ブサイクな私」
これらを認められないし、開き直れないから、
私はブサイクなんじゃなくて化粧してないだけ
これらはどんどん肥大化していって私の本心みたいに居座るようになった
それをどうにか打ち消していた
私が恋愛できないのは見た目重視な世の中のせい
でも私はほんとはブサイクじゃない
すっぴんは私とそんなに変わらない
え?じゃあメイクしたらいいじゃん?
大体、男なんてみんな顔しか見てないし
(無限ループ)
今ならわかるけど、これ、全部「無」だよね
だって別に太ってることとかブサイクなことは改善しようとしてもしなくても
私が怒っていいのは馬鹿にされた時で、私の代わりにかわいい子や痩せてる子が
選ばれた時ではない
かわいそうであれば救われる気がしたんだと思う
まあ、そんな最悪のタイミングで大学生になり、出会ってしまったのがフェミニズムだった
「本当に存在する女性差別」ほど当時の私を救ってくれるものはなかった
講義で生きづらさを発言すれば褒められたし、イベントに足を運ぶと、誰もが私の味方をしてくれた
それに何より、私の生きづらさは私のせいではなかったんだ、という実感が最高だった
私はフェミニズムに没頭した
少しでも違和感を感じると、自分に都合の良い解釈やデータを探して必死に自分を納得させ、
「男のせいで生きづらいし、男がそれに気がつかない社会のせいで生きづらい」
でも外での振る舞いは変わらなかった
大学を卒業し就職しても、相変わらず文句は心の中で(またはフェミニズム垢で)言うのみだったし
なんとなく「男なんかにわかってもらっては困る」と思っていた
だから専門用語を連発してネットで男性やそれを支持する女性に噛みついていた
もちろんその中には社会によってどうしようもなく困っている女性や
酷い男性の話題もあって、それらは今も私は救われるべきで救いたいと言う気持ちがある
でも次第に、ツイッター上のフェミニストの言い方に違和感を覚え出した
彼女ら(彼ら)は、困っている人や現場のことを使って男性を責めたり自分を守っていないだろうか?と
思い始めた
例えば、「このアニメによってこういう被害が生まれる可能性があるからこういうゾーニングしませんか?」じゃなくて
「こんなものを好む男がたくさんいる国最悪」「キモオタってほんとこういうの好きだよね」みたいな感じ
あんまりうまく言えないけど、それを自分や仲間が繰り返すうちになんとなくの違和感がだんだん気持ち悪さとして迫ってきた
多分、高見千歌ちゃんのスカートにクレームしたあたりから…自分が大人になったからかもしれないし、
恋愛経験ないオタクの女がポジティブに生きるのを肯定するコンテンツが増えたからからかもしれない
でもそれが自分たちが文句言った功績とは思えないし、ちゃんと思ったこと言って生きてみたら意外と楽しかった
みたいなことであって…私、勝手に黙ってた(黙らされてると思ってた)だけじゃない?って思うようになっていった
でもそれをフェミニスト友達に相談したら「黙らされてるという刷り込み自体が男社会からの重圧なんだよ」という趣旨のことを言われて
その時は納得してしまった
ここがヤバいところの一つなんだけど、大袈裟ではなく自分以外のもので、自分が嫌いなものに辿り着くまで思考がやめられなくなる
ただちょっとキモいなって感じたイラストとかが「私は嫌いだな」で終わらせられない
「私が嫌いと感じるということはジャンダー的な欠点が必ずあるはずだ」って本気で思ってたし、
「私がただ嫌いなだけで表現を叩くわけないだろ!」って本気で思ってた
論破されても関係なかった だって「問題がないと感じてしまう感性を作ったのは悪い社会」だから
どんな論理があっても前提として不快だと思えないこと自体が、擁護派も被害者である、とそう思ってた
そしていつも最終的に「こんな変な人がたくさんいる社会、私が生き辛いのも当然だ」で落ち着く
でもジャニーズを見てかわいいって言ったし、雄っぱいばっかり描いた
その時点でお察しなんだけど、
いや、絵柄が嫌いというより、それを見て楽しんでる男がキモくて、
なんなら気づいた後もしばらく、「キモい男が悪いじゃん」って思っていたし、
いつの間にか中学の時私をキモいって言ったやつと同じことしてた
まじで地獄だと思った(前者はやめてしまったけど、後者の子にはここに書く許可を取った)
両方ともまとめられてるので知らない人は見てみてほしい
恥ずかしい話だが、若者と、それを叩くフェミニストによって目が覚めた
彼女らは女子とか子供とかそんなことを問題とせず自分の意思を持っていたのに
フェミニストから投げられた言葉は「名誉男性」だとか「ネカマ」だとかどう考えても
って言って返ってきたのは「え、ミソジニストの味方すんの?」
こんなのただの戦争だ、自分が何をしたかったのかわからなくなって
突然反省した
「怒らなきゃ男はわからないでしょ」って今までいわれて納得してたのがなんか恥ずかしくなった
なんにもしてない人を怒鳴りつけてて、今まで正義の鉄拳だと思ってたのは暴力だったし、正論だと思ってたのは暴言だったのだ
私はその日のうちにログアウトした
誤解が無いように言っておくと、私はフェミニズムを学んだことを後悔しているとか、女性の地位向上を否定しているとかではない
少なくとも私にとって過激なフェミニズムは自分を守り他者を傷つけることにしか機能しなかったし、
地位向上ではなく、他者の思想を縛り付けるものになってしまっている傾向が見られ、それは突き詰めると自分のコンプレックスを
私たちは自由だし、何をしてもいい、なりたい姿でいることは素晴らしいし、
だけどその個性を一人一人が好むかどうかは決められない
世の中には、自己責任とそうでないことが両方あって
私が全部悪いわけではなくても私が悪いこともある
そういう当たり前のことに長い間気がつけずにいたのは苦しかった
自分のわがままによって罵ってしまった男性や嫉妬によって叩いてしまった女性と
キャラクターに謝りたい
これを男性嫌悪とフェミニズムを一緒にするなという方がたくさんいるだろうが
私は本気で正義のフェミニズムだと思っていたし、これが男性嫌悪であるわけがないと
何かをこじつけて生きてきた
だからあえて今回はフェミ二スト、ツイフェミって言葉を使いました
多分これを読んで男がフェミニストの真似してるとかいう人もいると思う
私もこういうのを読むと毎回思っていた
「また男が私の邪魔をしている」って
せっかく気がつけたからっ書いておいた
お気持ち長文ごめんなさい
タイトルは釣り。俺はニワカなので彼のことを語れるほどには知らない。
でも彼の訃報がなぜか受け入れられないのでなんとなく吐き出してみる。語るのはチック・コリアのことではなく俺の心情である。
チック・コリアはアメリカ生まれのジャズピアニストだ。体重はたしか173ポンド。
2/12(金)、Facebookで公表された彼の死は世界中のジャズファンに衝撃を与えた。79歳、癌だった。
彼の経歴は華やかで、功績も語り尽くせないだろう。
若いころからスタン・ゲッツやハービー・マンなど有名なジャズマンと共演し、数々の名演を残した。
特にマイルス・デイヴィスとのバンドは音楽史に刻まれるべき出来事だろう。フュージョンの先駆けとなるサウンドを作り、フュージョンを開花させ、音楽の幅を広げた立役者の一人であり、新しい音楽が花開いた時代を牽引したバンドのひとつだと思う。
スペインやラ・フィエスタなど、ジャズや吹奏楽に興味を持ったら一度は聴いてみたくなる、一度聴いたら弾いてみたくなる楽しげな名曲もいくつも作った。
まあそんなのはどうでもいい。俺は歴史は苦手なんだ。ていうか今調べた。
俺はただ、去年の緊急事態宣言体制下でずっと彼の演奏を聴いていただけだ。
アドリブがつなぐランダムな演奏に見えて、実はしっかりした理論の上に成り立つ繊細で自由な音楽がジャズなんだな、とようやく分かってきたころ、緊急事態宣言が発令された。
色々なものがステイホームになった。ジャズの大きなライブイベント、東京ジャズもオンラインライブになった。
東京ジャズで一番心惹かれたのは、上原ひろみのカレイドスコープ。
きらめくような物悲しいような、何度も聴きたくなる演奏だった(誰か詳しい人がうまいこと解説してくれないかな)。
それから上原ひろみのライブ動画を見た。その中にはチック・コリアとの共演もあった。
(ようやくチック・コリアにたどり着いた!話が長い)
出会ってからはその動画を繰り返し見た。緊急事態宣言が解除されて家から出るまでずっと見た。
何がそんなに良かったかと言うと、楽しそうだったのだ。
他の共演者もみんな楽しそう。
まあぶっちゃけ楽しそうに演奏するジャズミュージシャンなんていくらでもいるのだが(そういうところが好き)、当時はその動画が妙に心に刺さったのだ。
一番最近見た上原ひろみが少し辛そうに見えていたので、そのギャップかもしれない。
正確に言えば、タモリのチック・コリア風ピアノを聴いたり、たまたま寄った店で見かけたリターン・トゥ・フォーエヴァーのアルバムを買ったり、全く触れなかったわけではないのだが、まあその程度だった。
モルカーのほうがヘビロテしてたくらいだ。
そして先週末、昼休みに覗いたTwitterのトレンドに並ぶ「Chick Corea」「スペイン」「Return to Forever」…
びっくりした。「あんなに楽しそうにピアノを弾く人が死ぬのか?」って思った。(我ながら意味がわからない)
ちょっと涙が出たけど悲しかったわけではないと思う。俺はニワカだし、悲しめるほど彼のことを知らないはず。
俺にとってのチック・コリアは「有名でピアノがうまくていつも楽しそうなおじさん」くらいのものだ。
久しぶりに例の動画を見た。やっぱり楽しそうにピアノを弾いていた。
こっちの動画も、あっちの動画も。全部楽しそうなチック・コリアが映っていた。
これはもう過去の出来事なんだろうか。なんだか受け入れたくないなあ。
「すばらしい音楽人生をありがとう。興味がある人たちは、自分のためにも誰かのためにも、これからも音楽活動を続けてください。世界はアーティストを求めているし、何より単純に楽しいのだから」
(追記)
上原ひろみのコメントを読んで、また動画の中の幸せそうな二人を思い出した。
寂しいなあ。
https://www.instagram.com/p/CLWq-q7pZry/?igshid=l7qd1wnit7oy
今年で三十路。そろそろ舐められない人間として生きていきたい。
まず、どこにいても道を聞かれるのを筆頭に、
・施設スタッフでもないのに年配の人にトイレの場所を聞かれる(しかもなんか偉そう)
・狭い道や店舗の出入り口等で、相手が決して道を譲ってくれない
・店員や駅員が基本タメ口、ひどいと横着な態度(いつも利用するところに彼氏と行ったらあまりに対応が違い驚いた)
三十年も生きてるとあまりに失礼な人はそれなりの対応をするが、たいてい相手は「ギョッ」っとしている。
道を聞かれるのは旅先でも(もちろん海外でも)同じなのでもはや諦めている。
被害系としては
・痴漢
・オジサンにぶつかられる(すれ違いざまに胸に肘をぶつけるアレ)
あと、被害ではないのかもしれないが、障害のある方に介助を頼まれそれがうっすらと性的なハラスメントを含む(ものすごくモヤる)
もちろん良いこともあって、基本的に初対面の人に好かれる。
新幹線で隣になったご婦人にお菓子を買ってもらったり、旅行先で会った人に親切にされる、チケット売り場で並んでいたら無料チケットをいただく…など通りすがりの善意も受けやすい。
こちらはバリバリ仕事する気で行っているのに、初対面で「おんなのこきたぁ」な扱いである。
まず「頭ゆるゆるふわふわふわ女子(こんな女子そもそもいない)」だと思われ、こちらの専門領域をご丁寧に解説されたりマンスプされるのが苦痛。
本読まないでしょ、勉強できないでしょ、政治とかわかんないでしょ、と認定されるのも苦痛。
増田はバリバリの上昇志向ある系だし、話題作は読書する程度の国立卒のフェミニストなのでめちゃくちゃ腹が立つ。
友達や、会社の上司・同僚はその辺分かってくれているが、仕事で出会う人物が初対面ではとにかく人を舐めてるのでどうにかしたい。
舐めてこないにしても「そんなに仕事にやる気がないタイプのおんなのこきたぁ」みたいな反応が解せぬ。
まず問題は見た目、めちゃくちゃ普通。身長も体重もほぼ平均値。
顔面は、空気読めない系として煙たがられてた男の子に「5段階評価で3.2って感じ」と言われたことがあるのできっとそんな感じ。
若い人は分からないかもしれないけど、川嶋あい・酒井若菜・星野真里に似てると言われる系の顔。
服装はコンサバではないが、仕事に支障の出ない程度にモードなものも取り入れ、メイクもややキツ目にして低い声でゆっくり話すようにしているがそれでも舐められる。
くやしい。どうしたらいいか教えて欲しい。
今日の悪文
①素人がプロ(野球選手)の真似してもホームラン打てない。そもそも、猿真似に終わる。本質を真似できたら体が悲鳴を上げる
②文章の場合は構造を理解して、アイデアがあって、書く体力や語彙力もあれば誰でもできるけど、スポーツは「使えてない筋肉」の存在に気づく段階でほぼ痛みが伴う。
③文章の場合だと…すっごく伸びる記事書く時に「因果律が見える」んですよね。
企画した段階で勝利を確信して、すごい大変な記事であっても仕上げられちゃう…みたいなことが起こるんです。
数書くよりも、「突き動かされてやり抜く感覚」が一番大事かな…と思ってる。
年3回ぐらいしかないけどね
④ただ、これを人に教えることなんか自分でも再現性がないからできないので…私は人に教えてないし、普段はあんまり言わない。
一番理想なのは、この感覚を週に1回ぐらい出せるようになることだけど…なかなかねぇ
因果律の話ししてたら本当に「この作品はここが他と違うから…いや、この人と似たようなことしてる人がいて…でも普通はこういう手法で使われて…」みたいなのがすっと頭の中で順序立ててパズルのピースが磁石に吸い寄せられるように形どられてきたからやるか。
感想。
・そもそも文章の話をしたいのか?スポーツの話をしたいのか?どっち?バカなの?
・2と3の文章つながってる?全くつながってなくない?筋肉痛の話どこに行ったの?バカなの?
・文章の話とスポーツの話が別で、文章の話がしたいのであれば、スポーツの話は要らないのでは?バカなの?
・結局、これは何が言いたいの?バカなの?
企業ノウハウであっても特許じゃなければ社内秘密でもいってOK
ってどうよそれ
まぁ
数千あっても国民1億人に向けて
わかりやすくいおう
ごく簡単に言うと、無理だから10万円配って、医者に、あなたの年齢性別アレルギーや体質、体重、肺活量などを計測の後、対処法お聞いて ころなでなければね
元々77キロで、BMIのために76まで落とせばとりあえず良し、としてたところから
今73.5くらいなので、数字だけならかなり落ちた印象だけど
元々の体重は日中に測っていて今は朝イチなので、1日の体重変動の幅を考えたらそんなに変わらないかも
平気で1〜2キロくらいは揺れるし
# 麻雀歴について
月々のお小遣いが300円なのに、1日に100円負けて(点0.1でやっていた)毎回大泣きしていた記憶がある。
中学生から同級生に麻雀仲間ができて日々楽しく打っていた。放課後に、ほぼ毎日のように打っていた。部室で牌やカードを使って打つこともあったが、当時はゲームボーイアドバンスの通信ケーブルを繋いで打つことが多く、そのために中古のアドバンスSPを購入した覚えがある。一応同級生の中では打っている期間が長いこともあってそれなりに打てるつもりでいたが、ある時から、いつものセット仲間がフリー雀荘に通い始め(今はどうか知らないが、当時は高校生でもフリー雀荘で普通に打てた)気づいたら全然勝てなくなっていた。こいつだけには一生勝てそうに無いなあと思うほどの差を感じた。
大学にはいかなかった。就職してからはたまに学生時代の仲間と卓を囲んだり、職場の同僚と打ったりしていた。たまにふらっとフリー雀荘に行くこともあったが、大体勝てないし、緊張して普段通り打てなかったり、点数計算間違えたり、大体負けまくっていて全然良い思い出がない。
2年ほど前に始めた。一人で地方で住むことになり、仲間がいなくて寂しかったのかもしれない。特段勉強はしなかったが、特に壁に当たることもなく380戦程で5段になった。その後1000戦ほど費やし苦労して6段になったが酔っ払って打ったりコンディションが悪いとすぐにレーティングを溶かしたので、少し真面目に打つことを心がけた。同時に放銃率などの数字も気にして、たまに牌譜を見直して反省してみたりして、天鳳で勝つための方法を探り始めたのはこの頃だったように思う。
# 伸び悩み そして降段
少し専門的な話になる。
当時の記録を遡ると、5段昇段時の数字が
放銃率13.5%
副露率38.4%
平均順位2.36
対戦数379
1位29.6%
2位27.2%
3位率21.1%
4位率22.2%
端的に言えば、めちゃくちゃ仕掛けて上がりまくる麻雀だった。放銃率はギリギリ及第点だが、特上卓(4段以上になると打てる)に移ってからレベルが上がったので、なかなか上がらせてもらえず、和了率が下がった分放銃率が上がった。フリーやセットのような、1着の価値が高い麻雀では正しい戦略だが、圧倒的にラスを引いた時のマイナスがでかい天鳳ルールには適さない。このあたりまでは、学生時代にそれなりに打っていた蓄積だけで戦っていた(日常的に麻雀を趣味とする人で、それなりに自分が打てると自負する多くの人が、おおよそこの辺りのレベルだと思う)が、その後伸び悩み(結局7段昇段までに2000戦程度を要した)自分の打ち方を変化させることを迫られた。
6段になると、ラスを引いたときのマイナスがシャレにならなくなる。例えば特上卓東南戦だと、1位+75、2位+30、3位±0、4位-120。1位から4位まで一回ずつ引くと、15点もマイナスする(セットだとトントン)。一度は運で6段に昇段したものの、その後負けまくって一瞬でレートを溶かし、一気に4段まで降段した。放銃率も14%を超えた。一度は心が折れそうになって、天鳳から離れていた時期もあったが、時折思い出したように打ち始めた。牌譜を検討して改善点を洗い出したり、いくつか戦術本を読んで、いろいろ打ち方を変えてみたりした。
振り返ってみると、実戦と反省、試行錯誤の成果が大きかったように思うが、中でも参考になった戦術本をいくつか挙げてみたいと思う。
リーチ判断、押し引き、ベタ降り手順(対リーチの危険度比較)の参考にした。ひと昔前にネット麻雀で強いとされている戦術について、統計的な裏付けをした本という認識。最新の戦術とは少し違いはあるかもしれないが、今でも十分な教材として通用しうる。特上卓を抜けられない中級者にとって、自分の判断を改めて見直すためには良い教材だと思う。
副露率が35%を超える人にとっては有用な教材になりうる。副露率が高いと、中終盤での押し引きを単純化しやすいが、その分いつの間にか損な選択を強いられているケースが多発する。親リーに対して2者が降りている状態で1000点愚形を無限押しせざるを得ない状況は泣ける。そんな人にとって、面前で柔らかく構えて先制リーチには14枚からベタ降りする、副露手には危険牌を吸収しつつ、面前で押し返す戦略を取れるようになると、戦略の幅が広がる。そんなきっかけをくれる本。
参考にしたというほどでもないが、初中級者が読むには良い本だと思ったので推薦。ネットで無料で読める。最近実写化もされた。多少戦術が古い感も否めないが、麻雀覚えたての人にとっては、今でも十分な教材になるかと思う。
お知らせさんの鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズムも読んだが、少し内容が難しすぎた。難読の上に、書籍に書いてあることを実戦で活かせるようになるまでに、数百から数千戦の実戦が必要になると思う。超上級者の思考が垣間見えるという点では良書。
# 確かな手応え そして7段へ
4段に降段してから、400戦ほど試行錯誤を重ね、ようやく再び6段に復帰することができた。相変わらず放銃率は14%を超えている(四人打ち7段の平均放銃率が12.5%なので、せめて13%台、可能なら13%台前半まで下げたいところ)し、褒められる成績ではないが、はじめて6段に昇段した時よりも微かに手応えを感じていた。その間に主に以下のポイントを中心に修正を心がけた。
まとめると、鳴きすぎ、副露手と対リーチ時の他家に対するケアが甘い、ケイテン取りすぎ(某氏の「ケイテンは勝負手」という独り歩きした言葉を鵜呑みにするとひどいことになる)といったこと(結果として放銃率が高い)を自分の弱点と認識していた。無論いまだに上記の弱点はあるが、多少改善していると信じたい。あと、それまでは特東赤速で打っていたが、多少東南戦の方が勝ちやすい気がしたのでボリュームを増やした。6段になってからはほとんど東南戦しか打っていない。東南戦のほうが時間はかかるが、局数が長い分強者が勝ちやすく、上振れを引いたときの上昇幅も大きくなる。それまで特東で2000戦近く打ちまくった経験が、南場での条件戦で相対的に有利に働いた感もある。
6段に昇段して100戦くらいした頃、某Microsoft製のAIとマッチングした。たまたまトップを取れたが、牌譜をみてびっくり。今までみた牌譜で圧倒的に衝撃を受けた。色々と特徴はあるが(勢いでお知らせさんのsuphx本を買ってしまった)中でも最も凄いと思ったのは押し引き。特に副露手に対する速度計算とケア。自分よりも数段階前倒しでケアしていることに驚いた。次に中盤の手組み。スリムに構え、終盤で手詰まって損な選択を迫られるケースがほとんど無い。そして手役とドラに対する意識、特にホンイツ。その他細かいところではション牌字牌の先切りと、一枚切れ自風への価値。2,3巡目でもsuphxはション牌字牌より1枚切れ字牌の価値を高く見積もる傾向(この判断が勝率に直結しているとは思わないが。suphxの最も優れた点は押し引きだと思う。)がある。
以後、副露手に対するケアと中盤の手組みを意識して改善した結果、ラス率が2%程度減少した。たったの200戦程度なので数字自体は参考にならないが、これまでに無い手応えを自覚した。結果として、おそらく多少の上振れをひいてはいる気はするものの、再度6段になってからは300戦程度で7段に昇段することができた。直近200戦のラス率は21±2%前後で推移していたはず。この位の数字をキープできれば、おそらく数百戦で7段に昇段できるはずだ。
# 7段昇段時の成績
放銃率14.1%
副露率37.3%
リーチ率18.9%
平均順位2.48
対戦数2425
1位25.9%
2位24.8%
3位率25.1%
4位率24.2%
R2060
昇段まで残り20ptで3ラス引き、残り20pt再挑戦でsuphxに連対を阻まれ、その後2ラス引いたときは泣きそうになったが、最後はあっさり3トップで昇段することができた。長かった。本当に長かった。
技術向上のためにやったことと言えば、とにかく実戦。そして自分の打った牌譜を見直して再検討。とにかくこれの繰り返しに尽きる。戦術書はいくつか読んだが、中でも上にあげたものが役にたった(ように思う)。強者の牌譜をみて検討するなど、他にもっと良い手段があったかもしれないが、自分にとっては、今一つ自分でない人の牌譜をみて検討するという気力が起きなかったでやっていない。他にプロのリーグを観戦したり、youtubeで麻雀関連の動画を漁ってみたりはした。どれも楽しくてタメになるコンテンツだったが、果たして自分の技術向上に活かされているかという微妙なところ。辛うじて、うに丸さんの押し引きと、鳴き読みに関する動画、渋川難波プロの天鳳名人戦牌譜検討動画の切り出しコンテンツで、ケイテンの方針などは参考になったような覚えがある。
ちなみに天鳳7段は、ゲームの中では上位3000番付近、競技人口全体では上位0.3%に入るかどうかというところ。プロ雀士と言われる人の平均的な実力はこの付近だと思われる。麻雀知らない人(がここまで読んでいるとは思えないが)向けに説明するとこんな感じだと思う。もし大きく違っていたら訂正してほしい。
昇段して数日たった今になってじわじわ嬉しさを噛み締めている。たかがゲームとは言え、最後の数百戦は寝食を忘れ死に物狂いでコミットしたことが結果的に運良く実を結んだことへの実感と自信。代償に、ただでさえギリギリだった体重が6kg減ったこと。費やした概算1000時間。今となっては、本気で取り組んで心底良かったと思っている。
一方で、麻雀というゲームの果てしなさ、というかある種の不毛さを感じないでもない。例えば特上卓で平均順位2.50と2.45の人では、スポーツ競技に例えると地方トーナメントで1回か2回勝ち上がれるかどうかという選手と、シード選手ほどの明確な差がある。ところが、両者が仮に100戦戦ったとして、前者は1着から4着を25回ずつ取るものとする。後者は、前者が4着を取ったゲーム2回分を、それぞれ1着と2着で終える計算になる。着順の合計の差はたったの5。
ところがこのくらいの着順は、麻雀の運要素で軽く吹き飛んでしまう。仮に東南戦を打つとして、1戦あたり平均40分程度。100戦程度でも、4000分=66.6時間かかる。大体月一でセット麻雀打つ人が一年で費やすくらいの時間だ。仮に毎週打つにしても年間400戦程度。その程度では両者の差は運で吹き飛んでしまう。実力差がある程度数字に反映されるためには最低1000戦、できれば2000戦ほどは必要になってくると感じる。この認識は間違っているかもしれないので、統計に詳しい諸兄がいれば教えてほしい。
そんな競技、言ってみれば運ゲーの世界で数千、1万数千と打数を重ね、天鳳位まで上り詰める人は一体どれほどの鍛錬を積み重ね、神経をすり減らしているかと思うと途方もない。反省して改善を施そうと努力したところで、その微差を改善した結果が数字に現れるのは少なくとも1000戦以降。単純計算で666時間もの時間がかかる。果たしてその間ブレずに方針を貫くのは非現実的で、仮に結果が数字に現れたところで、本人は何が数字を良い方向にもたらしたのか検証する術がない。ものによっては時の運に吹き飛ばされ、永遠に結果が出ないものもあるかもしれない。こんなブラックボックスの中で、競技プロ含めガチ勢は日々細かい努力を重ねているかと思うと本当に凄いと思うし、不憫でもある。
いったん満足したし、仕事も忙しくなるのでしばらく麻雀から離れようかと思っていたが、1日休んだだけで鳳凰卓への興味がむくむくと湧いてしまい、結局課金して遊んでしまった。たった鳳南を6戦打っただけだが、ひとまず現時点では戦えている感触はあって一安心している。散々不毛だと書き散らしたが、麻雀自体は楽しいし、友人とセットもしたいし、今後も適度にゆるゆると楽しんでいきたいと思う。
たかが新人7段が偉そうにと思われる方が大半だと思うが、麻雀好きの誰かの参考になれば幸甚である。もう少し初心者にも寄り添った内容にしたかったが、申し訳ない。
最後になるが、改めて。麻雀は素晴らしい。いつか増田諸兄と同卓した際には、お手柔らかにお願いしたい。
(追記)