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はてなキーワード: 電脳とは

2017-05-22

映画BLAME!は分かってたけど内容ぶっちゃけ酷すぎ

以下ネタバレ感想

 

・ズルに感情移入させようとすることがそもそも失敗。漫画押し付けられた感情移入キャラがない中で読者が勝手感情移入するのがいいんであって原題の魅力と真逆のことしてる。

・ざっくりいうとBLAME!に関しては弐瓶劣化してる。20年前の原題書き上げた弐瓶よりも明らかに劣ってる。今の弐瓶シドニアの騎士を描く上では正解だがBLAME!にはもはや適してない。牙を抜かれたおっさんBLAME!を改変したところで正解するわけがない。

・散々会議したくせにカオス元凶ケイ素生物出てこないってどういうことだよ。設定すらない。明らかに予算不足で敵キャラ減らすことになったのは目に見えてる。なら電器漁師パート減らしていいからほんの少しでもいいから出しとけよ。ケイ素生物に対してとことん非常なのがキリイなのにそれを見せないとかありえない。

・タエがサナカンに乗っ取られたエピソードとかせっかくキャラにおしゃべりさせてたくせに妙に引っ張って違和感すごかった。そこはちゃっちゃと説明するかサラッと流して無常観だせよ。ここらへん余計なドラマチックにしてコケて大けがするのが今の弐瓶

・既に似たようなこと書いたけどこの作品弐瓶が昔の俺アイタタだわーw的な改修されてるせいで尖った魅力がおっさん脂肪分でマイルドに丸くなってる。そういう黒歴史っすわwみたいな態度が逆につまらなくする悪例として反面教師にしたい。

キャラがブレてなかったようなキリイも終盤エレベーターシーンで、黙って勝手エレベーターボタン操作するでもなく、声優お仕事させるために意味不明コミュニケーションねじまれる。余計なラブドラマ要素への決着がここにきて噛みごたえ最悪のホルモンみたいに残ってしまった。これで会議したのかよ。

・キリイの魅力として簡単善悪では測れない行為、苦しんでるやつを放置せず殺したり、かといってお人よしのように見返りがないのに助けたり、強く求められると断れないところみたいなそんな冷酷な面もあるけど人間を助けたいという行動に一貫性があるし弱者に味方をする点が浮き彫りになっていくところでしょ。でも舞台を電器漁師の村だけにしたらその辺りの話積み重ねられない。駄目過ぎ。

・人気キャラが悉く出ない。あれもこれもあれもこれも。説明いらないからポッと出でいいかねじ込めよ。そのための映画だろうが。そのための構成だろうが。何のための会議だよ、酒飲んでるだけだろいい加減にしろ

戦闘シーンに限っては、原題ではあった重力子射出線放射器の遠距離透視した状態で打ち合うという、全てを貫通する銃だからこそできる撃ち合いがCG節約なのかなんなのかとにかくもったいぶる。あと効かないから撃たないなんて発想はキリイにはないし、銃使うとキリイ自身が充電が必要なのも酷すぎる設定。そんな欠陥銃でどうやって生き残ってこれたんだ1人で。

階層ごとに生活圏が分断されているというのがこの世界絶望的な設定なのにそれを感じるエピソードが少なすぎ。「下 6000階層」の言葉意味初見じゃ訳わからんだろ。超構造体の説明じゃなくて監視塔の説明だと色々矛盾が出てくるけど村が孤立している理由を超構造体のせいじゃなく監視塔のせいにするからおかしくなる。これも原題設定とのズレで出てきた破綻部分。キリイだけが階層渡り歩くことができるってことをちゃんと村に行くまでに見せておくべきだった。説明するようにしたといってるけど口だけで描写が下手過ぎて映画素人か。

統治局がイカになってた。

・分かりやす省エネ作画電脳描くくらいならもっとましな表現考えてくれマジで。なんどもくるーくるーゆっくり回るシボがカットインされて変な笑い出そうになった。

・そして基底現実の肉体は死んだけど電脳ではまだ動けるっていう描写原題では現実世界で一刻の猶予も無い中での設定だからいいんであってシボの行動と戦闘中のキリイとまるで関係ない話を勧めててアホかと思った。

ラストシーンでシボがキリイと残らなかったのも意味不明。シボが自分安全のために下に逃げるなんて行動取るか?またキリイに工場へ連れて行かせるためにもエレベーターには乗らないだろ。

・他でも言われてるけど超構造体の「重力子放射線射出装置しか壊せない」っていうルールのある世界から成り立つことを説明するべきでしょ、それ説明するだけでなんでジリ貧に陥ってるのか建設者が厄介なのかを分かってくるのに。

 

えーと色々イイタイコトあるけどいいところもあいりました。

・ズルかわいい

・キリイかっこいい。

サナカンかわいい

 

以上。

要するに映像化して良かったところは良かった。

BLAME!黒歴史だと認識して余計な事してるのがまさに今、新しい黒歴史作ってんのを弐瓶理解できてんのかね?

というかBLAME!こそファンである製作陣に丸投げさせてノータッチで作らせるべき作品だったろ。

中学生の頃は辞書隠語で興奮してたけどそれは別に恥ずかしいことじゃないし、

男がみんなそこで共感性を持つからこそBLAME!海外でもヒットしたんだろうが。

それを描いた本人が既に理解できなくなってるんだから月日の流れってのは恐ろしいな。

というか普通に予算足りなかったのならグチグチ言い訳せずに素直にそう言え。

逆に不信感出るわ。

PS:

観に行って良かったか悪かったかで言えばキリイが観れただけで良かったけど

弐瓶ふざけんなボケが という感想が沸いた

どう?これでステマ隊員もブクマしてくれる?

 

PS2:

>このお話「強い旅人通りすがりの村の問題解決して去っていく(そして旅人は村の伝説として語り継がれる)」って話じゃなかったんですか

まさにそれがBLAME!の良さを初見に誤解させてる証左

弐瓶はこういうことをしたいのならそもそもBLAME!という原題を用いて映画にする意味がない。

BLAME!BLAME!のまま映像化されるのをファンたちは期待してたのに初見も楽しめるようにではなくて初見を軸に据えてどうすんだよアホ弐瓶

 

PS3:

世界観に初めて触れる人にとっては、あれでも展開が早すぎるって人も居るみたいだよ

じゃあ世界観説明させるためにキャラにおしゃべりさせましたってのすら失敗してるってことじゃねーか。

初見にもファンにもストライク取れなかったら失敗じゃねーか。

まあ、初見ストライク取れたかどうかは売上で分かる事だからここでどうこう言っても仕方ないが。

 

PS4:

>そんなに盛り込んで、上映に何時間かける気だよ。

それを考えるのが映画だし会議本質だろ何言ってんだよ。

会議飲み会じゃねえんだぞ。

大の大人が集まって脂汗垂らしながら構成やらシステムやら今後の方針練るところだろ。

 

PS5:

珪素生物出ないって、それはあかんやろ。

あかんよ。

 

PS6:

>そんなに盛り込んで、上映に何時間かける気だよ。

スターウォーズだってあらすじだけ書くととてもあの時間に収まる内容じゃねえよ。

2017-04-28

GHOST IN THE SHELL (2017) のホワイトウォッシュの話

みてきました。ネタバレ

海外ではホワイトウォッシュ問題が叫ばれる一方で、日本では「ハリウッド版だからスカヨハになるのは別にいいんじゃないの、面白ければ」という空気を感じた。

でも本編をみた人はわかると思うけど、物語としては単に他の作品アジア人だったキャラクター白人が演じているというだけの問題ではないんだと思う。スカヨハの演じるミラは義体白人タイプになっているだけで、中身の草薙素子アジア人であるということが判明するのだから

ざっくりまとめると、テロリスト(あるいはそれ未満の単なる貧困層)であったアジア人草薙素子が、ハンカ社の社長(テロリストアレルギーの人)に恋人や仲間ともども捕えられ、電脳技術によって記憶を消去され白人の見た目の超人ボディのサイボーグに作り変えられ、テロリスト狩りの兵器として利用する計画に巻き込まれるという話だ。仲間たちはみな手術に失敗し、その犠牲のもとで草薙素子はミラとして生まれ変わることに成功公安9課に所属して記憶のないままテロリストを追うことになる。

映画自体はミラが自分出自を明かしていくという構成になっていて、最終的には真実にたどり着いたミラ=草薙素子は(間接的にだが)ハンカの社長を殺す(ここら辺は父殺しの話っぽい。ダーリン博士は明らかに母としての位置をあたえられている。それはともかく)素子という本当の名前を取り戻し、ほんものの母(桃井かおり)との関係を再建したミラは、元恋人である失敗サイボーグと生きる道を選ばずに、「記憶ではなく何をするかによって自分は決まるのだ」と結論づけてスカヨハボディのまま草薙素子として公安9課で生き続ける選択をする。

ホワイトウォッシュ問題と関連するのは、ハンカ社長白人至上主義っぽいキャラクター像と、ミラの出自、そして最後草薙素子選択の部分ではないかと思う。ここらへんが差別的であると早々に結論づけるのは慎重にならざるを得ない部分で、例えば自身草薙素子であると思い出したミラが最終的にアジア人としてのアイデンティティに目覚めた結果、ボディをスカーレット・ヨハンソンタイプからルーシー・リュータイプに変えましたみたいなラストで終わったらそれこそ大炎上していたのではなかろうか。

個人的にはハリウッドヒーローとして見たときのミラはとても魅力的なキャラクターで、続編があったらいいなと思うが、詰めの甘さが目立って平凡な作品になっているのをみると、続編製作は難しいかなという気もする。攻殻機動隊という一連の作品群の中のひとつとしてみると劣ってしまうというのは惜しい。

キャラクター設定のよさや、ビジュアルの素晴らしさ、映画としての表現の甘さなどを総合的にみると、紀里谷和明CASSHERNと似た印象を受ける映画だった。

生粋いじめられっこグループを作ってみてはどうだろう?

いじめはなくならない。

なんでかは知らない。

学校でもいじめ会社でもいじめ。家庭でもいじめ

いじめダメぜったいと叫んだところでなくならない。

ならば発想を転換する。

いじめられても傷つかないキャラを作ってしまえばよいのだ。

多種多様いじめられっこが多種多様いじめを受けるアニメコンテンツ

いじめ助長になってしまうかもしれないという危惧はある。

が、いじめの矛先がそちらに向くかもしれない。

学校で生身の同級生に対して吐かれる暴言が、そちらに幾分シフトするかもしれない。

絵の描ける人は、それらのキャラいじめる絵を描いて発散すればよい。

文章の書ける人は、それらのキャラをひどいめに合わせる物語を紡げばよい。

どちらもできない人達架空チャットルームでも設けて叩ききればよい。

公式からは数々のいじめをうけて咽び泣くキャラたちのコンテンツ動画イラスト)が提供される。

リアルな反応が無いと面白くないと飽きてしま生粋いじめっ子もいるだろうけれど、

いぢめる対象がいなくなって2ちゃんなんかで様々なことを叩いている奴らにはウケルかもしれない。

一度そういうブームを起こして、人間の汚さを振りまいてみれば

ひとのふりみてわがふりなおせ

意外と、いじめはみっともないと気付くこともあるかもしれない。

AI搭載型のののしられっこちゃん。

微妙イケメンっちゃいけめんだけどキザでいけすかない奴。

ブラック企業社長っぽい精神論でなんでも乗り切れると考えている馬鹿上司

いろんな嫌われもの電脳力で具現化するのだ。

AI的なもの人権が認められるまでは誰も傷つかない。

要は喧嘩戦争できないかそっち系ゲームでウサを晴らしているのと一緒だ。

いじめゲームにしてしまえばよい。

ただ、この偏屈な世の中ではそれは受け入れられないだろうな。

※このアイデアナオトインティミライティインフィニティ? 良く知らない)さんの一連のクソコラ騒動を見ていて思いつきました。

2017-04-24

岡村俊一騒動から見える人力飛行機ソロモン

2.5次元演劇作品の出来に不満を持つファンが不満の声を上げているようだけど、構図としてはニチアサ特撮番組古参新規ファンとの間で起こっていた諍いと同じ構図に見える。

元々から作品を楽しんでいたファンからすれば不出来に感じたものでも、それを楽しんでいる層が一定数おり、製作サイドからすればそちらを優遇したい。

その判断製作側がしたのだから、仕方がないのだ――

自分観測する範囲だと、当時の新規ファンはそう主張していた。

渦中にいる演出家は、故つかこうへい系譜にある人なんだそうだ。

「元来役者なんて河原者」なんて言い回しを好んだのは唐十郎だったが、つかも同様だった。

お客が望むパフォーマンス第一で、役者人権なんて豚に食わせろ、という狂った部分が見えた。

そのために阿部寛は客席の男性(仕込み俳優)とキスさせられたし、女優は頭で大根をかち割った。

それに別の理屈をつける人もおろうが、自分は「客に受けるためなら何でもやる」だと解釈している。

その意味において、客が喜ばなかったのならば、素直に失敗を認めるべきだ。

演出家自分で言うように、俳優のことを第一に考えているのなら、彼がすべきことは俳優のためにおのれの失敗を認めて、土下座をすることだ。

客に文句を付けるなんてのは、スベった芸人言い訳と何も変わらない。

ただこのような場合、スベったかどうかを判断するのは、いつも製作サイドだ。

演出家は、不満を持っているファンたちが主張するように、問題のある人なのかもしれない。

でもそのうえで製作サイドは彼を必要としたのはなぜか。

それは既存ファンたちの支える力だけでは不足があったからでないのだろうか。

既存ファンを満足させていけば、このまま安泰だ」と製作サイドは思えなかったんだと考えられる。

その判断は間違っていないと、個人的には思う。

顧客を絞って先細りしていったコンテンツは、いちいち例に挙げる必要のないほどたくさんある。

から客層を広げる努力が行われ、そこに不満を持つ人が出てくるのも仕方のないことだと思う。

作品世界観を壊す改変が、失礼な行為だという主張もある。

ただその考え方は諸刃の剣だ。

原作至上主義の人たちからすれば、2.5次元舞台のもの世界観破壊にほかならない。

ドラマ映画化が手放しで喜ばれないのと同様に、メディアミックスは誰もが喜ぶ展開というわけではない。

それらはすべて「推しを人質に取られた」と感じるファンが出る危険性を持っている。

また演出家が「話題性のために世界観を壊してもいいと考えている」と信じるのなら、批判はいっそう注意が必要だと自分は思う。

なぜなら、TLで不満が飛び交っているこの現状が彼が望んだものだとしても不思議はないからだ。

現在言葉でいえば『炎上商法』と呼ぶこの状況だけれど、他の表現も出来る。

かつてそれは街頭劇と呼ばれていたが、それの変化系とも言い換えられそうだ。

つかこうへい以前だが、日本演劇界現実虚構のカベを取ってしまおうと考えた人たちがいた。

例えば街角喧嘩しているカップルがいれば、誰もがそれをちらりと見てしまう。

それを俳優が演じていれば、それは立派に演劇だと言えるんじゃないか、という具合だ。

そう考えた作家名前は、寺山修司という。

街中で堂々と行われたショウは喝采を集め、当時のメインストリームですらあった。

エントリにも入れた人力飛行機ソロモンというのは、彼の街頭演劇代表作の題名だ。

一般人生活狭間で上演された街頭演劇の周囲では、何も知らない一般客に迷惑がかかることもしばしばあった。

突然あらわれた奇天烈な隣人にギョッとさせられれば、それを不快に思うのは当然で、それが問題になるのも仕方のない話だ。

からその芝居をそのままの形で再演することは、どの演劇祭でも不可能になっている。(今では参加者が寺山のお面をかぶるまりになることが多い)

ただその混乱そのもの価値を見出すアングラ感、それに酔いしれる観客の気持ちもとてもよく分かる。


そして電脳世界において、今回の炎上パフォーマンスでない保証はない。

演出家自身が言うように「少人数で炎上が起こせる」のだすれば、騒動自演であると言い切ることも出来なくなる。

演出家はどのタイミングだって釣り宣言をして、「ショウアートでしたプギャー」というカードを切ることが出来る。

本来であれば最終的に客に受けなければ成立しない言い訳ではあるが、アンチがいう通りの身勝手演出家ならばそう主張したっておかしくないだろうし、また「そういう役を演じたんだ」と言うことだって出来る。

演劇的な逃げ道が残されている上に、騒動によって新たに興味を持つ人も出てくるかもしれない。

おそらくそこで入ってくる人は、古参の嫌う『マナーの悪いファン』なんじゃないか想像する。

そしてそういうご新規さんを排除しようとする既存ファンの有り様こそなんとかしたいと、製作側は願っている可能性もある。

もはや古参がどんなにお金を落としていようと、製作サイドからすると客としての旨味はないのかもしれない。製作が観客の新陳代謝を求めているんじゃないか

逆に「どんなことをしても集客に繋げる演出家」の価値が上がったとしても不思議はない。

そういった意味で、ファンとして批判するならもう少し慎重になった方が良いと思う。少なくとも目的地を見据えて行動すべきだ。


と書いておきつつも、自分ファンでないので自由に書かせてもらう。

まず演出家が客に文句を付けるなんてのは論外だと思う。

俳優のことを第一に考えているならなおのこと、客に責任をなすりつけるべきではない。

それは自分自尊心という殻を破れずに消えていった俳優をこれからも増やすことに繋がりかねない、危険思想だ。

つかの舞台自分面白いと思ったのは、いつだってその殻を破った俳優たちがいる作品だった。

逆に変に大物が出演してたりすると、弾けた感じにならず、面白い作品とは思えなかった。

つかこうへい自身演出を行わない「つか作品」が面白く感じられた試しもない。それはつかこうへい劇団においてすらそうだった。

円盤などでつかこうへい演出作品を鑑賞すれば分かるように、彼の作品俳優個性と密着している。そのため文字通り「その俳優しか演じられない役」なのだ

しかも苦労してせっかく作り上げたキャラクターは、演出家の思いつきで日々全く違う形になっていく。

たぶんこの過程俳優自尊心という殻も破られるんだろうと、自分勝手想像している。

だが2.5次元作品の役はそうではない。

元々のキャラクターに近づこうと真摯努力すればするほど、演じる自分自身と離れていく。

それを『かぶりもの』と表現するのは(ことば選びが適切かどうかはさておき)なるほどなぁと思う。

おそらくこの辺のバランスもっとも巧く取ってる演出家の一人が西田シャトナーだ。

つの舞台の中で俳優モブなど別の人格が与えられ、ある程度自由にそれを演じさせる。

演じたキャラ以外の部分も観客に見せられるため、俳優個性担保されて、俳優と観客にそれが共有される。

24時間ぶりっこし続けられる女子がいないように、俳優にも自由になる時間必要なのだ


さて話題がそれたが、本題に戻そう。

演出家がああも自信たっぷりに「自分役者たちの将来のことまで考えている」といっている以上、製作サイドも「観客はそうじゃないだろうな」と思っていると認識してもいいんじゃないかと思う。

自分制作者たちがどれほど努力しても興味を失えば去る観客はゲスだと思うし、でもそれで構わないんじゃないかと思う。

たとえそうじゃないとファンが主張しても、その声を真摯に受け止めてもらえる状況ではないだろう。

騒動がその状況をふまえた上で演出家自覚的燃え上がっている可能性は捨てられず、問題が大きくなればなるほど、彼の求心力は高くなる可能性もある。



じゃぁいったいどうすればいいのか?

それは一人一人が「製作者たちにとって『良いお客』ってどんなだろう?」と考えて、それに近づいていくよう努力する以外にないと思う。

本来であれば、製作者たちが客の望むもの提供するのが道理だ。

だけど真のファンであれば、その力関係あべこべになることに不思議がることもないだろう。

どうしても受け入れられないなら観に行かないという選択をすべきだし、それも出来ないのなら自分たち上演権を手に入れるほかない。

同人誌を描きはじめる動機の一つとして「自分の望むものを書いてくれる人が、誰もいなかったから」というのもある。

それもまた一つの『良いお客』の形だと思う。

それぞれのファンが持つ原作への愛情の深さを疑うつもりは全くない。そしてその愛情に応えて貰えなかった落胆の大きさも、想像するにあまりある。

しかしその不満を演出家炎上させるかたちで表すことが、真のファンがすべきことなのかどうか。そこについてはもう少し考える余地があると思う。









などつらつら書いてきたが、もちろんこの文章演出家本人によって書かれたものでないという保証もない。

炎上を含めた一連のやりとりの中で、プロレスが行われているだけと考える人もいるだろう。


隣にいる人はその役を演じている俳優に過ぎず、自分が生きている世界は誰かが用意した箱庭なのかもしれない。

そうした疑念の風を受けて、SNS飛行機ソロモンゆっくりと空に舞い上がっていく。

2017-04-07

インターネット

ピーヒョロロ

鳶ではない。ダイヤルアップ接続の音だ。

初めてネットしたのいつだっけなと、月がきれいを見てふと思った。

あぁ中学生の時だ。もう20年も前になる。

当時オアシスが好きだった僕は、Be here now以降全く情報が入って来ないことにもどかしさを感じ、姉が親に買ってもらったパソコンを借りてoasisホームページに直接アクセスすることにした。

IEを開いて、カリカリタカタ音を立てながらゆっくり読み込まれ表示されるページを見た時に、私は発狂する程興奮した。

セカイを手に入れたと。※

中二病だったんです!

その後私は目を盗んで色々なページを見ていたのですが、その当時好きだった漫画二次創作サイトを、姉の履歴から発見してしまったのです。

私はそのページを見て発狂しました。※

※近所の人に心配されました!

思い返してみれば、小学校の低学年の時にカップリングに目覚めていた私なので、そういったサイトを見て興奮しないわけなかったのです。

そして、その時感じた興奮は、偉大なる先人に会えた喜びだけではなく、誰も来ないような場所で目を盗んで分かる人だけで楽しむ、というある種の特別感だったのです。子供の頃秘密基地で見たエロ本とか、親の目を盗んで吸った煙草とか、お酒とか、何か大人になった気がしました。

しかし、それから直ぐにインターネットが出来ない状況になり、気が付けば20歳になっていました。

その時は携帯から二次創作小説投稿出来る魔法のiらんどフォレストが全盛期だったので、そこでこっそり楽しむことに喜びを感じていました。

だがしかし、今度は仕事私生活が忙しくなり、数年間そういった活動から離れることになりますしかもその時パソコンを持っていなかったので、あのこっそりアングラ感をしばらく味わうことはありませんでした。

そんなこんなで2006年。私は自分お金無駄に性能の良いパソコンを買い(ネットしかしないのに!)、電脳世界自由に飛び回りました。

翌年iphoneが発売されると、益々ネット上での活動?は活発になりました。ツイッターもその頃始め、やはりその当時はこっそりアングラ感があって随分と楽しかったです。

でも今は違いますインターネットは昔以上に全世界を繋げ、情報の発信源となっています。最早テレビ必要ではなく、スマホタブレットさえあれば様々なコンテンツサービスを楽しむことが出来ます

あのダイヤルアップ接続の間に感じだダイブ感※

※例えが色々ブレているけど気にしない!

はもうありません。どんどんオープンになっていきます

「それにしても、ネットは広大だわ

この言葉を呟いた草薙素子さんの気持ちがよくわかります

はいえ実生活では奥さんに怒られ、中間管理職として奔走する日々なのです。

これから先、色々な世代から色々なカルチャーが生まれるんだろうな。

酔っぱらいの戯言

2017-03-31

[]ゴーストインザシェル実写映画

試写会見た

ネタバレなし

すっごくアニメ映画へのリスペクトをしてる映画だった

俺はアニメ映画を一度しか見てないけど、それでも「あっこれアニメのほうでもあったわ」ってのが何度もあった

アニメ映画でのあのシーンとかこのシーンとか

終わったあと「すっげえおもしろかった」って言ってる人もいた

個人的には仕事終わりのせいか何度か眠くなるくらいだったけど

やっぱり今見るとテーマストーリービジュアル、設定の全部が見慣れたものに感じてしまって、

どうしても退屈しちゃうところはあったなあ

でも総じてうまくハリウッド映画化してるとは思った

エボリューションみたいなことにはなってないから、面白いかどうかは別として、それなりに安心して見れると思う







以下ネタバレあり






































さらに念のため、反転してね(はてなキーワードのやつは出ちゃうけど勘弁)

トグサ役のアジア系俳優林修みえしょうがなかった

素子の母親役がまさか桃井かおりで、出てきた瞬間それまで静かに見てた人が一瞬ざわっとしておもしろかったwww

セリフは全部英語でしゃべってたし、セリフ量も見せ場も地味に多かった

アニメ映画でそんなのあったっけと思ったけど、母親役っていうポジションがすごくハマってた

タチコマって名前ではなくて多脚戦車って名前しか出てこなかった

なんかビジュアルFF8seed試験で山から下りときにおっかけてくるクモ型のロボットと似てて、かわいさがまったくなかった

ゴーストインザシェルロマンス、というかラブ要素を入れてきたのは、微妙だった

いやうまい入れ方だった、という解釈もできるな

もともとあったっけ?

なんかアニメ映画のほうは廃工場でもとことゴースト人形がならんであおむけになってたビジュアルは覚えてるんだが

ゴーストが実は素子の恋人で、素子で成功するまでに何度も繰り返された脳擬体化の実験犠牲者だった

ほんとは生きてたのに廃棄された復讐をしてた

最後は素子の記憶も戻ってちょっと愛?意識?を通わせる

ハンカ社ってのはなんかロゴデザインHONDAっぽかったw

たけしの荒巻髪型が、最初ビジュアル公開されたときアニメに寄せすぎてたものよりもだいぶおとなしくなってた

たけしのセリフ(全部日本語)は割りとわかりやすくしゃべるようにしてるなってのは感じたけど、やっぱり聞き取りづらいところはあった

たけしちょい役でちょろっと出てしゃべるくらいかな?と思ったけど、結構ちょくちょく出てきてしゃべって、ドンパチまでやってたかめっちゃ驚いたwww

あとたけしのセリフ英語字幕が、え?って思うところが結構あったなー

英語音声と日本語字幕でもそういうのあったな

中途半端にたまーに聞き取れたりすると違和感が気になってしまった

トーさんの義眼ネタアニメのほうでもこの映画の中であったんだっけ?

もう覚えてないや・・・

しか電脳ハイテク世界で、普通のB級ハリウッド映画よろしくドンパチしまくってると、なんかすげー違和感があった・・・

結局物理かよ!!!!みたいな

もともとそういうもんだったっけ

トーさんが目にレンズつけたあと、素子に「おまえとおなじになったな」みたいなこと言ってたけど、

ちょっとちがくね?と素で思ってしまった

なんでバトーさんは義眼にせずにレンズにしたんだろう

ゴーストしかみてないとわかんないな

スタッフロールのあとなんかあるかと思ったらなかった

2017-03-02

http://anond.hatelabo.jp/20170302064852

増田電脳世界に慣れてもらうにはどうしたらいいんだろう。

電脳ユニットインプラントし始めて約5年。

誰ひとりとして説明空間接続しないし困ったことがあってもコールしないし着けているユニットで調べようともしない。

すぐ若い人を呼ぶ。知りたいのはその時必要な答えのみで、簡単でも仕組みの話になると逃げてしまう。

仕組みが分からいか問題の切り分けもしない、すぐ人を呼びその場限りの対処で終わってしまい、また同じような事でつまずいて人を呼ぶというのを繰り返す。

せめて視覚追尾広告は除外してしまってもいい事は知ってほしい。

2017-02-18

サーバルちゃんはパークのメインマスコットなのだろうか

サーバルキャットをモチーフにしたバス

・さばんなちほー以外のフレンズにも名前を知られている

・『サーバルキャットの“サーバル”だよ』という自己紹介


まあこれだと「噂通りかわいいスナネコ」とか「アライさん」も引っかかるが、それは各ちほー毎にマスコット存在する的なことでなんとかなるんじゃないか


かばんちゃんが自らの出自を探す中でサーバルちゃんも忘れていた自分の特異性に気づくような展開だったとしても、彼女には変わらず天真爛漫でい続けて欲しい。


最初電脳世界内の虚構のパークなのか?などと訝った観方をしていたが、太陽光発電システムだったり非常口だったり、色々と発見するうちに此処が確かに現実にある施設だという確信を得ることができて安心してきている。


最近仕事中も、けものフレンズのことしか考えてない。

俺も早くインパして、みんなのフレンズになりたい。

道に迷ったであろう人が、立ち止まるたびに

「迷った・・・」「ここじゃないな・・・」とかツイートしているのを見ると

早く電脳化みたいに直接思考からツイッターに出力できる機構できてほしいと思う

なんかもう哀れを通り越して不憫過ぎる

2017-02-03

03区画 鮨屋「エドマエ」、店主逮捕

今月二日、南東京市03区画寿司店 鮨屋「エドマエ」の店主が違法電脳アクセス及び詐欺容疑で逮捕された。

店主はコピー食品を生魚と偽り、客に提供していた模様。店内には違法改造された「意識調節機」が設置されており、強制的視覚と味覚を調節していた。

店主は「若い人にも寿司を食べてもらいたかった」と供述し、容疑を認めている。

2017-01-23

ボカロ踏み台にして一般音楽業界へ行った人たちが商業作品ボカロ使ってない時点でサブカルから飛び立てなかったなっていう印象

電脳アイドル的な立ち位置大人たちが理解出来ない領域として世間についていけない若者の駆け込み寺のような存在じゃなかろうか

そしてある程度大人になれば去っていくからボカロにしがみつく人はあまりいないのだろう

2017-01-22

美人コスプレイヤー写真の公開をやめろ

コミケカメコに囲まれているコスプレイヤーの"画像"を見るととても安心する、精神が安らぐ

それがどんなに美人であっても、その"画像"からその人物承認欲求が読み取れる

普段相手にもしないであろう下層たるカメコに、その人数や熱気にあてられコスプレしてしまっている美人、という搾取が感じられる

ローアングルからの下卑た眼差しを受けている愚かなコスプレイヤーという構図は本当に肴になる

それは"画像"で画面の向こう側の出来事で、それは俺に笑われるだけの"画像"でしかない


さっきツイッターリツイートで某アイドルコンテンツコスプレを見かけた

ものすごく上手な絵師が描いた美少女の絵がリツイートで流れてくるように

ポートレートとでも呼ぶのだろうか、被写体の他に余計なものが写っていないもの

髪型再現度からキャラクターへのリスペクトが感じられた

コスプレ元のキャラ同様なんだか品のよさが伝わってくる、鼻も高いしものすごく美人

その人のアカウントに飛んで数分間、他にも公開しているコスプレを見漁った

これが同じ人間なのか、というぐらい顔の造りから違い美しい

背景や構図なんかも素敵でため息が出る


プロフから察するに良くわからないが本職は別にありコスプレがメインじゃないらしい

そんな風に漁っていくうちに熱が引いていきだんだん冷めていった

キャラへのリスペクトも感じ取れるし、流行ものにだけ乗っかっているとかそういう感じもない

コスプレへの態度がしっかりしているほど、公開されているものの美しさに目を奪われるほど、負の感情が溢れていく


この人はコスプレに執着しているわけでもない、本職もある

まれ持った顔の美しさで上からこちらをぶん殴ってくるコスプレ

上等な暮らしをしている人が片手間に楽しんでいるであろうコスプレ

そこにコスプレイヤーへの搾取などない

この人が公開しているのは作品であって、俺が肴にするようなコスプレ"画像"ではない

あくまで俺はその作品を見せていただいている四畳半で暮らす下流オタクで、俺がこのコスプレイヤー搾取することなど到底出来ない

その事実認識するばするほど情けないやらなんやら腹が立ってくる



ツイッターリアルから切り離された場所である電脳世界万歳自分身分も忘れられる!そう思いたかった

フェイスブックのようなリアル自慢、充実アピール大会が行われない場所でないと思っていた

そういうリア充を目にすることなく過ごせる所だと思いたかった


そのはずが、こんな完璧人間が住む世界と地続きになっていただなんて

それも男性向けオタクコンテンツコスプレでそれを見るだなんて

不意打ち、だまし討ち

最悪だ

そんな人間がこんな所に無造作になんで居るんだよ


上級国民辺境の地に来るのをやめろ

復讐として腹いせとして、搾取構造を守りたい俺は欲望のはけ口にしてやろうかとも思ったがそれも出来ない

ただただ美しく関心するしかないコスプレ写真作品

その美しさに腹が立つだけでオカズにもできないから、もっと露出の多いコスプレを公開してくれ、と切に思う

でもきっと、そんなサービスをされたとしても俺はその作品オカズにすることも出来やしないんだろうな

2016-11-26

シンギュラリティの唄

もーいーくつ寝ーるーとーシンギュラリティ~♪

病気撲滅、不老不死~♪

悩みを探して遊びましょ~♪

はーやーくー来い来い電脳化~♪

もーいーくつ寝ーるーとーシンギュラリティ~♪

太陽フレア磁気嵐~♪

一夜で絶滅AI文明~♪

純粋人間生き残る~♪

もーいーくつ寝ーるーとーシンギュラリティ~♪

理解不能機械遺産~♪

操る男がラスボス化~♪

はーやーくー来い来い救世主~♪

2016-11-17

漢字の便利さについて。

自分用に表意文字まとめ。漢字の便利さについて。

同音異義語排除

橋、端、箸、簡単区別可能

文字多義性】

「生」は生物という意味もあれば、生き方という意味もある。「金」はゴールドという金属も指し示せば貨幣一般も指し示す。漢字連想性を高め、発想力や想像力を強化する。

情報圧縮

停留所」ならたった3文字で「乗り物の乗降車する場所」を表現可能表音文字なら「ていりゅうじょ」で7文字もかかる。

可視性の大幅な向上】

漢字なしでずっとひらがなローマ字が続く文章を読むことは苦痛である漢字ひらがなカタカナの融合は可視性を大幅に高める。

【未知の概念に対する強さ】

表音文字のみで「ていりゅうじょ」と書いた場合、その単語知識がないと音や語感、表音記号だけではさっぱり分からない。まるで暗号のようにしか見えない問題がある。

しかし、「停留所」なら「停まる」「留まる」「所」という漢字1文字1文字が持つ意味から類推が容易である

これは新しい単語理解する、記憶する際に大きなアドバンテージになる。

日常ではそんなに新しい概念出会うことがないが、学問をする場合は常に新しい概念や知らない概念だらけである

これが意味のない音の連なりばかり(外国語直輸入のまま)であれば理解記憶苦痛になる。

パーソナルコンピュータ」や「ソーシャリズム」、「ニューロン」が分かりにくく覚えにくいのに対し、「電脳」や「社会主義」や「神経細胞」が理解記憶もしやすいのは当然である。これは漢字という過去財産から知識データベースを引っ張り援用できているということである

これだけではまだ常識邪魔をするので、「ハニベニ」という単語で考えてみよう。前後の文から想像するにしてもチンプンカンプン単語だ(いま私が適当に考えたので当然だが)。

でもこれが「埴紅」ならある程度想像もつくのではないだろうか。埴輪に塗られた紅色とか、類推やすくそう大きく間違っていない場合が多いはずだ。

(そもそも漢字には部首があるのでそれだけで大まかな属性判断が容易だ。「さんずい」なら液体などに関連した漢字だと即わかる)。

さら停留所のような具体的物質場合はまだマシだが、表音記号だけだと抽象言葉場合説明がこれがまた非常に困難だ。

ソーシャリズム」を説明するために「生産手段の共有化や社会福祉制度でもって平等社会を実現しようと言う思想体制」と漢字のように簡単解説しにくいかである

表音記号だけだと「タイセイ」とはなんぞや? 「フクシ」とは? 知らない言葉だ、とまた解説必要になってしまう(知らない難しい単語が現れると類推もできないのでまたそこでつまづく)。

漢字だと「社会主義」と言うだけでも社会に関する約束事の考え方なんだなとある程度、理解できる。

しかし表音記号場合子供でも知っているような簡単でなるべく具体的、物質的で同音異義語の少ない言葉でないと、複数回解説必要になってしまうのだ。

具体例として言うと、「みんなでたべものや、せいひんをうみだし、みんなのもちものにするかんがえかた、みんなでこまったひとを、たすけあうやりかた」といった、幼稚な表現必要になってきてしまう。そしてもちろん、これでは社会主義を上手く表現できたとは言い難い。

漢字問題点、導入コストの高さ】

もちろん、漢字には漢字問題点もある。その最たるものは導入コストの圧倒的な高さ、つまり覚えるまでが大変という点だ。

2016-11-13

「nekoraの名台詞五十選」

nekoraがいなくなって、彼のブコメを忘れてしまう人もいるんじゃないでしょうか?

ですが、nekoraはかの名言メーカー野原ひろしのように数多くの名言を残しています

改めてそれを振り返りましょう、みなさんも思い出したらブコメトラバしてください。

「見つめてるだけじゃ、ノンノン、届かない」

「散文的に時には詩的に」

「今広がる世界ノットファンタジー

「そこに人がいなくちゃ街は空虚な箱さ」

「うまく言えない、うまくできないこと、夢中で睨みつけた鏡の向こう」

「開けた窓から空に尋ねた、俺たちこの夏どうなんだい、ねえ」

「君は隣に座った、当たり前のようにね、偶然であったから送ってあげるだけさ、仲の良い友達だと自分に言い聞かせてる、カーブきるたびに揺れてる君の長い髪」

「止めないで君の呼吸、時は戻せないけど、運命はこの手の中、動き出すから

ピンクの噂が二人を近づけて、あー、私は敏感情熱また一人」

「昔の恋人のくれた目覚まし時計を何度言われてもずっと使ったの気にいらない」

「頭の中お花畑だとか少女漫画だとか、なんだってどうだっていい」

河原の道を自転車で走る君を追いかけた、思い出のレコード大袈裟エピソードを、疲れた肩にぶら下げて、しかめつら眩しそうに」

「今じゃクラブ顔パスなの、ミニスカートお気に入り友情の輪って大事から当然でしょ携帯電話、とても人には言えないバイト、頑張って手に入れたの」

「一人じゃない、僕ら繋がってるから

「大きくなったならなんになる、たくさんあって迷っちゃうけど、やっぱり白いフリルドレスをきた、可愛いお嫁さんでしょ」

「状況は悪いが、ただ逃げ出すんじゃ根性ないな」

「仲良し通し見せ合いっこ、少女雑誌の診断、それは恋の病です」

「口ずさむメロディーが思い出させてくれる」

「ほら君の今までが、僕の中にあるから、一人だけど一人じゃない、もう寂しくなんてないから」

「もしもこの世界が消えても、きっと君は、戦いが正義だと信じ走り続ける」

「真っ白い地平の向こうからあいつの影が俺を呼ぶんだ」

シルクベットで、愛し合おう朝まで」

「君の瞳の中、生まれたばかりの、夢へのかけらを、強さに、変えてゆけ、時代に飛び込む勇気ダイバー

「元気でねー、頑張ってねー、手紙書くねー、たまにあえるかよねー、なんでかな寂しいのに寂しいよ、と言えなかった」

「いつも探してる、みんな歩いてる、けれどまだどうにも見つからないことばかり、だけど探してく、だけど歩いてく、誰もがみなそれぞれ自分生きている」

シフォンケーキカスタードスコーンクロテッドクリーム

「ほら坊主が屏風に上手にキョンシー二千体」

「そっとファインダー覗いたら、想像よりずっと遠くに君がいる気がした」

「街の人混み肩ぶつかって一人ぼっち、果てない草原風がぴゅぴゅんと一人ぼっち、どっちだろう泣きたくなる場所は、二つ○をつけて、ちょっぴり大人さ」

「夜の加速度背中押されて、糸が切れるように、ただ君を君を強く抱いてた」

「本当の私のこと、どれくらい知っている? これくらい、もーっとくらい、そんなのなんじゃたりないくらい」

「だから叶えたい願いには順番をつけて並べておこう」

「突然ふたり恋に落ちた」

「僕らはムチャもするけど、泣きたいときには泣いちゃってオーライ

「そうそれが大往生大復活最大往生

「この辛さをさあ、分け合いましょう、さあ!」

私たち正義のために戦います、たとえそれが命をかける戦いであっても、私たちは一歩も引きません、それが帝国華撃団なのです」

「電源ONさ始めよう、音速ソニック超えてゆけ」

「恋はよくばりだね」

「私じゃない私、真実は見たくない」

「たとえなにが、おきたって、決して負けない」

自分価値自分で決めるものさ」

「誰にも譲れぬもの、熱く燃えているデザイア」

「目指せスーパーアイドル電脳風な見た目も人気があるみたい、もしかしたらオリコン一位も遠くないかもね」

「それでも人は愛のため何度滅びても生きる、この空の向こうに君がいるなら、この羽で飛び跳ねて、今あと少し君に届きそうな、指先を伸ばしているのに」

「忘れない優しい微笑み、悲しさ隠した瞳を、願うこと辛くても、立ち向かう勇気君にもらった、だから行くね」

「大好きなあなた仕草を指折り数えて、立ち止まり星空見上げて、幸せ感謝しよう」

「いまね、マジカハピネス、ドキドキしてます、君が大好きです」

「君の香りをずっと今でも覚えている、母の暖かな優しさに似てる」

希望だけでは終わらせたくない、この弱さを超えていこう。けっして消えないトモシビを燃やし続けたい」

2016-10-20

http://anond.hatelabo.jp/20161020124543

電脳化なりAR技術なりが進んで、そういった自分の感じる不快対象を今ブラウザ広告ブロックなどでしているようにリアルタイムに置き換えたり出来るようになった世界が待ちきれないね

2016-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20160725201635

向き合ってないだけだろね。

昔は「死」がもっと身近だったけど、

現代は遠ざけられて隠されているからね。

余命宣告の段階的受容なんか有名だけど、

自分の身になるまで誰も真剣に考えないってこったね。

興味本位で少し考えてみたところで所詮想像レベルで終わるだろうね。 

これが、死後の世界とかあの世とか来世とかっていう

世界存在がなんとなく続くもんだと考えてたら恐くないんだよね。

でも宗教も遠ざけられた現代にとって「死」は完全な隔離であり、

記憶だとか世界だとか意識なんかが全て無、虚へと切り替わる。 

もしこの後自殺しようと、100歳の老衰死ぬとしても

死の前では「生」の間の一切は消失する。

全てがなかったことになるし、これから何も始まらない。

言葉だとあんまりピンと来ないけど、

こういうことを実感を伴って想像してしまった時の

絶対的隔離感、孤独感のようなものは異質な恐さがあるね。

そういうことを踏まえた上で「死を思って生きる」ことこそ

人間としてのスタートだなんて哲学者は言ってるし、

死の受容こそ悟りの一歩だって仏教者は言うだろうね。

そういう考えまでいくと恐さより知的好奇心が勝ってくるよね。

今すぐ心臓発作で死んでもし、いつか死ぬとしても生死について

もう少し知りたいな。 ってくらいで生きてるよ。

再生医療とか電脳化で生死がなくなることの方が恐い気もするけどね。

2016-06-28

http://anond.hatelabo.jp/20160628161043

女子高生と話したこともないところをみると増田を介さないと現実世界干渉できない電脳的な存在なのではという気がしてくる

2016-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20160529155145

マジレスすると現状の日本ではまだまだ紙の媒体流通させるためのビジネスシステムが圧倒的に電子書籍などのITシステム提供するよりコスト収益力等で優位だから

自分の知っている電脳世界で全てが完結するわけではないのが、この世の中の面白いところ。

単にダウンロードさせて売ればいいじゃん、金かかるの?という話では無いんだよね。

2016-05-24

将棋電脳戦について

いろいろにぎやかですね。

わたしは「人間が作り上げてしまった得体の知れない巨大なナニカに人類が力を結集させて挑む」という構図の戦いが見てみたいと思いました。具体的には、

人工知能vs棋士のチーム(門下別や、段位別、すべての棋士が好ましい)

時間制限は長め(数日から数週間)対局中は一定区域から出られない。食事持ち込み。検討自由

人工知能側は時間的制限を短くすることでなハンデとする。

棋士性格的にも矜持的にも実現しそうにはないでしょうけどね。

それぐらいの力量の差を感じる対局でした。それはそれでいいとして、勝つ可能性のある勝負にするとしたら、これぐらいはやってもいいのではないかと。どうせ将棋のようなゲームなんですし。

おすし

2016-03-20

パソコンから人が出てくるファンタジー

テレビから人が出てくると恐怖を感じる。

でもパソコンは、違う。

パソコンから人が出てくると、楽しいことが起こりそうな予感がする。

電脳少女ナントカ~みたいな。

時代の流れを感じるよね。

テレビパソコンも、同じようなものなのに不思議だよね。

何が言いたいかというと、さっきパソコンもできる巨大テレビを買ったからさ、

人が出てくるとしたら、どういう反応を僕はすべきだろうか???

2016-03-14

もっとはやくに 羽生 vs AI をやっていれば

アルファ碁海外ニュースを読んでると、チェスの話はでてくるのに将棋の話がほとんど出てこなくて電脳ファンとしてはさびしい

もし将棋もはじめから人類最強の羽生さんを出しとけばもっと世界的なニュースになったんじゃないかな

小出しにして数年電脳戦ができたのはいいけど、やっぱりやるべきは 人類最強vs最強のAI だったんだよ

将棋より複雑だと言われている囲碁で勝っちゃたので、将棋やっても今更なんだけどさ。

2016-01-29

AI将棋の性能が人間棋士を超える時に何が起こるのか?

まず現在将棋界は解体され名人というもの過去遺産になります

代わりにニコニコ動画放送されるAIAIの戦いを鑑賞することになります

ソニー製のAI vs Panasonic製のAI・・・みたいな感じですね。

当然、AI将棋ベンチャー企業だって参加します。

プログラムだけだと味気ないので初音ミクみたいに擬人化され

電脳○○ちゃんとか××たんとかが短いスカートひらひらさせながら対局します。

調子にのったドワンゴアニメ化CD発売だとか多角的セールスしてゆきます

今までいた棋士はどうなるのでしょう?

当然、棋士棋士との戦いは残っておりかつての盛り上がりはないものの通の楽しみ方として、昔からのファンに愛されています

ですがAIよりレベルは低いため熱心に追いかけるファンはごく一部のようです。

どちらかというとAI将棋エンジニアとして活躍する可能性が高いかもしれません。

すぐれたAIを作るためには優れた棋士である必要があるからです。

AI戦を得意とする棋士も登場するかもしれません。

AI独特のバグをついた戦法を得意とする棋士ですね。

人間だったら普通気づくであろう悪手にひっかかるのがAI将棋の唯一(と言っていいかもしれません)の弱点なのですから

それはちょうどストリートファイター2で投げハメでCPUを倒しているような興がそれる対局になるでしょう。

ちゃんちゃん

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