はてなキーワード: コピー食品とは
数十年前、サケもイクラも養殖なんて不可能で、筋子やイクラは天然ものしかなくてわりと高級品だった
そこで、カニカマなんかのコピー食品にヒントを得て、日常的に食えるイクラのコピー食品を作ろうと考えた会社があった
苦節10年超、技術的には可能になり、味や量産をどうしようかといったあたりで、ブレイクスルーが起きた
かくして筋子やイクラの価値は安定し、イクラよりも割高で偽物な味の人工イクラを日常代替品として買おうという人はいなくなった
今ではバカみたいなコストをかけてもよい高価な代替病院食として細々と使われているだけで、間違ってもイクラのニセモノとして一般店舗やネット通販には流れない