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はてなキーワード: 課題とは

2023-08-31

意味のない労働意味のない作文課題やるの疲れた全然終わらんし出来が悪かったら怒られるしなんもメリットない楽しくないつまんない早く殺して

2023-08-30

人間見出した神についてざっくり

インターネットを、いわゆる”普通の”人達が使うようになって15年ほど経ったと思う。

その中でtwitterinstagramといったSNS流行りだし、それをほとんどの人が使うようになった。

色んな人が、自分経験した事のない"素晴らしいもの"や"憧れ"といったものを、SNSではしばしば見かける。そうしたものにあこがれて、つい高望みをしてしまう人々が増えた。とのではないか思う。俺はそんなに長く生きていないので増えたかどうかは分からない。

そのような素晴らしいものや、憧れの良い所だけを切り取って、新しく生まれもの理想現代の神であると思う。

この神とは、"理想"の上司教師、夫、彼氏子供生活仕事、これらの事を指す。理想の嫁や彼女というのはあまり聞かない。なぜかは分からない。

例えば理想の子供の話をする。

勉強熱心で愚痴も言わず反抗期も無い。とにかく手がかからず、成績も良く母親思いの子供で、どんな時でも味方してくれる。

こんな子供があり得るだろうか?あり得ない。

勉強熱心であるなら、それに伴う負けず嫌いさや、負けた事から愚痴が出るだろう。どんな時でも味方してくれるというのは人間なのだからありえない。

虐待児であれば話は違う。どんな時でも味方してくれるだろうが、日々のストレスから勉強熱心にはならないだろう。

恐らく、インターネットが普及する以前はこういった"理想"は今よりも曖昧ものだったのではないだろうか。

これがSNSの普及により、この”理想”が急速に統合され始めた。

人は多様である。多様な人々には、やはり多様な理想があるだろう。

この多様な理想は、叶えられるべく、人の形をして、つぎはぎの、矛盾だらけの形で現代に顕現した。

これが現代の神である

問題はこれが神であるのにも関わらず、多くの人が”自分の周囲には存在しないがどこかに実在しているかもしれない”と思っている事である

しか持たない資質を、人が備えていると認識してしまう。これにより様々な問題が生じている。

少し政治方面に話がズレてしまうがすぐ戻す。

少子化について、"理想相手結婚したい"というのは今と昔で意味が異なる。

昔の意味では"ある程度主観に基づいての理想"であったものが、現代では"神と結婚したい"というニュアンスになる。

相手人間なのだから神のようになれるはずもない。

自分理想によって相手キャパオーバーする。しかし、そういった"理想相手"はどこかにいるかもしれない。

まりキャパオーバー引き起こし相手は"理想に届かなかった"。

人間人間として見ていない、これが少子化引き起こしていると俺は思う。

では人に神を見てしま問題解決するためにはどうしたらよいかインターネットを無くすことだろうか?無理だと思う。インターネットは最早人の手に負えるものではないと考える。

新しく宗教を作るのが良いのだろうか?

昔の神には自然災害病気などの罰と、豊穣や運命などといった褒美があった。それらは当時の人間には原因の分からない事だったこそ、神を人と違うものとして崇める事ができた。

天罰天佑を以て人を制御する。そのような神はもう作れないのではないだろうか。

罰を失えば神はただの理想になってしまうとまで考えて、ああそうかと納得した半面、嫌な気持ちになった。

からない、思い当たらない。

ので、再現性のある解決策については今後の課題とする。

余談だが、再現性の無い、偶発的な解決策として、夢で神を見るというのがある。

理想の夢である。何度も同じ夢を見て、起きて現実に帰る事を繰り返して、やっと理想現実の違いを認識する。

俺はそうなったが、それは俺が精神疾患者だからかもしれない。

ALPS処理水の定義について、間違ってるのは id:filinion の方だよ【追記あり:別のデマについて】

言及

処理水の放出なんて、嫌がられて当然なのでは? - 小学校笑いぐさ日記

[B! 原発] 処理水の放出なんて、嫌がられて当然なのでは? - 小学校笑いぐさ日記

下のid:sisya氏のブコメはそれ自体が間違いなのでご注意ください。(そこに至るやりとりは記事本文の最後に追記しました)その後も☆がいっぱいついてるし、一度流布されたデマを訂正するのは容易ではない例ですね。 - filinion のブックマーク / はてなブックマーク

本文

id:filinion さんが、はてブ燃えた自ブログ記事への批判特にトップブコメになった id:sisya さんのブコメについて、それは「オレオレ定義」に基づく「デマ」だとブログに嫌味たらしい追記3件計1,500文字するほどお怒りの件。

定義が何かなんて非本質的なしょーもない話だと個人的には思いますし、ブログ記事への批判は、先に投稿された

小学校笑いぐさ日記への反論

東電はALPS処理水の海洋放出をいつから考えていたのか - たたるこころ

あたりで十分ではという気もしますが

こういう「自分が正しいと思いこんで勝利宣言」的なムーブって、経験上、その後SNSの闇に飲まれて狂ってく人が多いという点で予後が悪いですし

id:filinion さんは増田としては結構好きな方なはてな民なので、勘違いしてるのは id:filinion さんの方ということを指摘しておきます

なお、ここで擁護する形となる id:sisya さんについては増田はむしろ嫌いよりです。


経産省による定義

トリチウム以外の核種について、環境放出の際の規制基準を満たす水」のみを「ALPS処理水」と呼称する

東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の定義を変更しました (METI/経済産業省)

id:filinion による定義

希釈する前のものを「ALPS処理水」、希釈のものを「処理水」と呼ぶ

ALPS処理水はトリチウム基準を満たしていない

増田もこういうことやらかすことありますし、気持ちは分かるんですが、id:filinion さん、これ経産省定義パラフレーズできてません。

経産省定義を厳密に解釈すると

ALPS処理水はトリチウム基準を満たしていない」ではなく、「ALPS処理水の要件トリチウム安全基準は含まない」つまり希釈のもの希釈のもの両方ALPS処理水であるということになります

実際、希釈しようがしまいが「ALPS処理が完了した水」であることは一切変わりないですし。

から引用した経産省記事でもALPS処理水を海洋放出する」と述べているのですね。id:filinion さんの定義なら放出するのは希釈後なのですから「処理水を海洋放出する」と言わなければいけません。

とはいえid:filinion さんは「ALPS処理水」を何か物質的にとらえているのかもしれません。

かに、実際に放出するのが99.99....%普通の水でも「トリチウム海洋放出する」は日本語として成り立ちますから、その線なら、id:filinion さんの定義でも「ALPS処理水を海洋放出する」と言えるかもしれません。

しかし、水を加えたところでトリチウムは何ら変化せずに残りますが、id:filinion さんの定義による「ALPS処理水」つまり希釈なし、ALPS処理直後の水」は水を加えた時点でこの世から消失します。存在しないもの海洋放出することできません。

言い換えると、「トリチウム濃度」という言葉はあっても、「ALPS処理水濃度」という言葉はないということです。物質的にとらえるのは無理があります

こう説明を尽くしてもid:filinion さんには言葉遊びに聞こえるかもしれません。別の実例を出しましょう。

STEP2: トリチウムについても安全基準を十分にみたすよう海水さらに100倍以上に希釈

STEP3: 安全基準を大幅に下回るALPS処理水のみを海洋放出

ALPS処理水って何?本当に安全なの?|ALPS処理水(METI/経済産業省)

id:filinionさんの定義によると「ALPS処理水」はトリチウム基準を満たさなもののはずですから、「安全基準を大幅に下回るALPS処理水」という表現は端的に矛盾です。


id:sisya による定義

とはいえ経産省定義の正しい解釈に沿っても、id:sisya が仮に「希釈のみALPS処理水」だと主張しているならこれも間違いです。

実際のブコメを読みましょう。

ALPS処理水の解釈が間違っています。「トリチウム安全基準を満たしていないわけ」ではなく、トリチウム以外を全て取り除いた物を、安全基準内まで薄めたものが処理水であり、安全基準は満たしています

id:sisyaさんは「安全基準内まで薄めたもの処理水」と述べています。「安全基準内まで薄めたものALPS処理水」とは言っていません。

ブコメは百文字制限なのでどうしても舌足らずなところが出てくるのですが、id:sisyaさんはおそらくこういうことが言いたかったのではないでしょうか。

(カッコ内は増田による行間埋め)

ALPS処理水の解釈が間違っています

ALPS処理水は定義として)トリチウム安全基準を満たしていないわけ」ではなく

(中略)

安全基準内まで薄めたものALPS処理水の内、実際に放出する)処理水であり、安全基準は満たしています

こちらは何も経産省定義矛盾しません。


どこでid:filinionさんとid:sisyaさんはすれ違うのか

id:filinionさんがid:sisyaさんのトップブコメに強いいらだちを覚えたのは

海洋放出する処理水が安全基準を満たしていることは百も承知だし、ブログ本文にもはっきりと書いた。それをワザワザ指摘してきたということは…」と認知たからでしょう。

でもid:sisyaさんがブログ記事に対し、「分かってる分かってる言ってほんとに分かってんの? ブコメで念押ししておこう」と感じるのもおかしくありません。

id:sisyaさんの立場から見て、id:filinionさんのブログ記事は「本当に分かってるなら書かないであろうこと」が多すぎる、それだけの話です。

例えば、「ALPS処理直後の水」の飲料水としての適正なんていう、誰も主張していないことを藁人形的に議論したり、とか。

飲んでも安全だというならそうなんでしょう。

なんなら私だって、誰かが

「1000円やるからALPS処理水をコップ一杯飲んでみろ」

って言ってくれたら毎日2Lくらい飲みます

(中略)

でも、タダで飲めって言われたらそれはちょっと……。

当たり前ですが「ALPS処理直後の水」は放射性物質に関する飲料水としての安全基準を満たしていません。

巷で言われる「ALPS処理水は毎日2L飲んでも(放射線に関しては)安全」という言説は希釈の話をしています希釈前を毎日2L飲んだら普通被曝量が原子力作業者基準値超えます)。

みんなが希釈後の話をしている中、「それはタダで飲めるほど安全ではない」と希釈前の話をしだしたら、「ん?この人は希釈が何か知ってる?」と疑われても仕方ないです。

先にも触れましたが、やはりid:filinionさんの身体感覚として

いくら希釈しようが「希釈なし、ALPS処理直後の水」というもの希釈水のうちに概念として残っている」

というのがたぶんあるんだと思います

でもそんなモノ、id:sisyaさんは持ち合わせていません。増田もそうですし、id:filinionさんの記事批判的なブコメを付けた人はみんなそうでしょう。

論理では正当化できない身体感覚が明示なしに前提とされていたら、その感覚を共有していない人にとってはただの破綻した文章しか読めないのです。

「なんでこの人、一切放出しない希釈前のALPS処理水に延々とこだわってるのだろう???

それでいて、「嫌がられて当然なのだ」とid:filinionさんは他者を説得する文章を書いたつもりでいるのだから、ただの笑いぐさなんですね。

追記

id:sisya通報した」についての増田意見は「id:filinionさんは通報されるほどのことはしてなくない?」と、id:filinionさんに同意です。

追記2

id:koo-sokzeshky さんのブコメちょっと気になったので、引用の上、増田が本筋から逸れるかなと説明サボったところを追記補足しておきます

後段はちょっと違う。filinion氏が心配してるのは適切な運用継続性だよね。「希釈後の話をしてるのに…」と思うのはそこを心配する発想が無いからだ(心配すべきかは別として)

今のところ穢れ概念的なもの仮定する必要はないと思ってる

運用継続性がid:filinionさんの懸念点の1つであるのは正しいでしょう。

ただ、この論点一筋で記事をまとめられたらさほど批判されなかっただろうと思われるのですが、

記事の本文は、運用継続性とは無関係な主張、継続性への懸念だけでは導けない結論、両方で満ちています

例えば、

 基準値を満たしてないものを、

海水で薄めたら基準値以下になったから海に捨ててオッケー!」

 って、工場排水とかでやったら一発で操業停止になるやつだと思うんですが。

 それを政府が率先してやっているの、酷いインチキなのでは?

この主張はどこにも「継続性」やら「事業者への信頼性」やらといった概念が含まれていませんね。なんせ「一発で操業停止」ですよ?「常態化していたら」とか留保もありません。

さらにこの記述のたちが悪いところは、完全なデマであることです。

中央環境審議会水環境部会排水規制等専門委員会『ほう素及びその化合物、ふっ素及びその化合物並びにアンモニア、アンモニウム化合物、亜硝酸化合物及び硝酸化合物に係る暫定排水基準の見直しについて』

これは環境省の専門部会による令和元年5月文書ですが

ホウ素

地下水温泉排水希釈することで、ほう素濃度を低減することを検討

硝酸性窒素

一般排水基準達成には、残廃液を産廃処理又は希釈する他無く、そのためのコストが大きな課題

ふっ素

フィルタープレスにより全量ろ過し、ろ液を流すとき水道水希釈

キトーにそれらしい箇所を抜き出しただけですが、これらの人体に有毒な物質について「希釈」が排水処理の選択肢として正式に認められているのは疑いの余地がありません。

まりid:filinion の言う「工場排水とかでやったら一発で操業停止」は

認知症介護と共に生きる人生意味をとは

認知症家族と過ごす中で見つけた大事なことを知りたい。

認知症が進行すると記憶障害のため、印象に残った思い出は粘り強く残るものの、今の自分家族の一員だと認識できなくなっていく。

ここから過去の思い出こそが人間を形作るものだと思えてならないこと、現在も確かに家族ではあるがいつまでも昔のままの家族でいられるなど思い上がりに過ぎないこと、いずれ症状は悪化患者には他人扱いされて悪意に近い感情に直面する可能性があることが学べている。

こうした残酷に思える経過に狼狽えていても何も変わらない。残酷事実自体意味を見いだすことではなく、如何に受容し幸せをその前提のもと見出すかが乗り越えるべき課題だと感じている。

まあ一旦の答えはある。有り体ではあるが、過去過去として大切にすると同時に現状でも残していける思い出を絶え間ない努力を以て作り続けることの他為す術がないのではないか、そう思っている。

2023-08-29

クルーグマンスペイン

ともかく1年前、私たち楽観主義者は、現実に比べてデータが悪い数値を示している口実を探していました。いまはその逆です。悲観主義者たちが、データは誤った印象を与えていると主張しようとしています。ですが、その主張を通すのはどんどん難しくなっています

 

——EBCの中期インフレ目標は2%で、2025年インフレ率は2.2%と予測されています中央銀行幹部たちはどこまで本気でこの0.2%にこだわると思われますか。

 

先のことについては、不確実なことが多いように思います。こうした予測は一貫して間違ってきました。インフレについては楽観しすぎで、雇用については悲観しすぎる傾向にあります。2.2%の予測を真に受けるべきかどうかというと、私はそうは思いません。自然利子率については明らかに不透明な部分が多いものです。

 

米国場合労働市場データ実体経済の状況を考えると、インフレ率が下がったことにそれほど驚きません。私が驚くのは、現在金利で、いま以上の景気減速に至っていないことです。

 

インフレ率2%にこだわるべきか

 

——経済はこれまでのところ、うまく持ちこたえています。でも、この流れが行き過ぎるのを懸念されませんか。

 

インフレ率を2%に戻すには、いまより高い失業率必要かもしれません。でも2%に戻すことは、そんなに重要でしょうか。セントラルバンカーたちは、「2%に戻せなければ自分たちの信頼に傷がつく」と思っています。たぶんそれは正しいでしょう。そして彼らはこうも信じています。「自分たち信頼性はとても重要だ」と。でもたぶんそれは正しくありません。

 

——彼らは市場に対して権威を持っている必要があるのでは?

 

重要なのは、「実体経済」であって「市場」ではありません。インフレとの闘いの上で「中央銀行信頼性」が重要な要素だというセントラルバンカーたちの考えを立証するデータは実際、存在しません。

 

もちろん彼らの行動は経済に大きな影響を及ぼします。けれども「市場の彼らに対する信頼性が鍵を握る」とする信念は、彼らが思う以上に正当化できないものです。もし、あなた中央銀行総裁なら、あなたの一語一句に注目する金融関係者と一日中、話すことになるでしょう。けれども価格賃金を決めるのはウォールストリートでも、ロンドンのシティでもフランクフルトでもありません。その意味でも、中央銀行信頼性がどれほど重要かは、私には確信が持てません。

 

——彼らが、何百万件もの住宅ローンに影響が及ぶ金利を設定しても?

 

変動金利住宅ローン問題は、欧州では一種歴史的アクシデントなのではないかと思います米国住宅ローンの大半が15年か20年の固定金利である事実は、(金利の変化の)間接的な影響を防ぐのに役立っています

 

  

インフレ抑制策は必要

 

——日欧米中央銀行総裁たちはポルトガルのシトラで開催されたフォーラムで、賃金上昇について警告しました。企業利益をめぐって何が起きているのでしょう。

 

企業利益」のほうが「賃金」より伸びています。このため「賃金上昇」がインフレを直接牽引しているわけではありません。「企業利益」と「賃金」の伸び率の差のすべてではないにしろ、その一部は、市場支配力による搾取を反映しています。この状況を生み出した要因の1つは「強欲」でしょう。でも主な要因ではないと思います

 

また賃金があまりに急速に上昇している場合インフレ抑制することはできません。このような場合欧州中央銀行ECB)のラガル総裁賃金に注目するのは正しいと思います賃金は、経済過熱具合を監視する1つの指標からです。そして賃金の急上昇は、ユーロ圏経済が依然として過熱していることを示しています

 

——国際的機関は各国政府インセンティブ廃止を呼びかけています財政面ではどうすべきなのでしょう。

 

欧州の状況についてはわかりませんが、米国では、インセンティブ事実上すべて廃止されました。別の時代の、別の政治状況下であれば、いまこそ一時的増税需要抑制するときでしょう。でもそのようなことは、起きません。

 

——増税ですか?

 

はい米国では1967年1968年にそのような増税実施されました。リンドン・ジョンソン大統領が、インフレを抑える目的一時的所得税を上げました。いまでは考えられないことです。

 

——スペインでは7月総選挙の際に、右派が減税を訴えていました。

 

そうですね、低税率は長期的には経済成長を刺激するという偉大なる“ゾンビ思考”が存在します。欧州のすべての国は、米国よりずっと手厚い社会的セーフティーネットを備えています。これは概して良いことです。そうしたセーフティーネットが働く意欲を削いでいるようなことはありません。就労率は現在、高いですからね。

 

では現実的に見て、財政縮小はどうすれば実現するのかというと、支出はたいてい良いことのために使われています増税政治的にほとんど不可能です。ですから当面の間、すべては金融政策にかかっています

 

——1970年代世界的なインフレ危機のあと、米国では調整がおこなわれました。今回も同様の流れとなるのでしょうか。

 

米国インフレ率は約9%から3%まで下がったものの、失業率はまったく上昇していません。ですから70年代インフレときとはぜんぜん違います。このため、このまま何もせずに乗り切れるのではないかと私は結構、楽観しています。この度のインフレ70年代のそれと重ねるのは無理があります

 

——インフレ格差を拡大させたでしょうか。

 

いいえ、実際には米国ではその逆のことが起きました。インフレは貧しい人たちにより深刻な打撃を与えると誰もが考えるものです。でも実際には米国では、高所得者層より低所得者層賃金の伸び率のほうが大幅に大きい状況が見られました。このため米国ではコロナ禍で格差がかなり縮小しました。1980年代以降、広がった賃金格差の4分の1くらいを回復できました。これは相当です。インフレ率を超える収入の伸びを経験したのは実際、賃金が最も低い労働者たちでした。

 

——でもスーパー物価の上昇を一番、実感するのは低所得者では?

 

かに、そうです。けれども、それはインフレが、食品価格エネルギー価格に大きく反映される間のことです。食品エネルギー家計に占める割合が大きな品目ですからね。このため食品価格エネルギー価格の上昇によるインフレが起きている場合格差は拡大します。けれどもエネルギー価格現在、ぐんと下がっています。また食品価格米国では下がっています

 

スペイン経済よりも心配な国

 

 

 

 

——スペイン経済の動向は追っていますか。

 

宿題“はまったくやっていません……。

 

——人々は常に「問題経済だよ」と言ってきました。でもスペインでは経済活動は活発化しており、雇用も増加していて、インフレ率も2%未満です。にもかかわらず、5月末の統一地方選挙有権者与党評価しませんでした。私たちはいま、経済が最大の関心ごとではない、別の方向に向かっているのでしょうか。

 

そうかもしれません。米国では、昨年11月中間選挙がありました。経済が極めて悪い状態にあったため、共和党地滑り的な勝利を収めるだろうと誰もが思っていました。でもそうはなりませんでした。

 

スペイン世論調査がどのような傾向を示しているかは知りませんが、米国では妙なことが起きています。人に経済的にどんな調子かと尋ねると「結構いい感じだよ」と答えます。けれども国の経済はどうかと尋ねると、「ひどいね」と答えるのです。ですから本当に不思議なことが起きています。人々の実感は、経済的な現実とかなり乖離しているようなのです。

 

——スピーチのなかでソーシャルネットワークメディアの影響力に言及されました。

 

米国には、さまざまな事柄についてポジティブあるいはネガティブ報道に触れたかを尋ねる調査があって、たとえば「雇用」に関してだと、こんな具合です——雇用ブームのなか、労働市場への新規参入者が月20万人から30万人いたにもかかわらず、多くの人が、見聞きしたニュースの大半は「悪いものだった」と答えたのです。その一因は情報操作です。米国には「フォックス・ニュース」があり、党派的なメディアもありますからね。

 

——その一方で「気候変動は存在しない」と主張するメディアがある。でもあなたがいらっしゃるスペイン北部はこの猛暑で……。

 

ええ。マドリードもっと暑いんですよね。妻はテキサス出身なのですが、そこでは郵便配達員が倒れて、なかには亡くなった人もいます。とんでもない世の中です。

 

——スペインはどんな課題を抱えていると思われますか。

 

長期にわたる個人的な付き合いがあるポルトガルについてのほうが詳しいのですが……。でもスペイン比較的、良い状態にある国の1つだと思います2010年代はじめの債務危機いかに深刻だったかを思えば、経済は持ち直しました。なかにはかなり状況が悪化している国もありますドイツは、実際には人々が思っている以上に深刻な状態にあると思いますスペインはそれほどではありません。

人間に見るコスト

利他的自責的な人間など存在しないという事をざっくり語ろうと思う。

人間精神のあり方は、コストのやりくりが如何にやりやすいかで優劣が定まる。

コストが尽きれば廃人コストを持て余せば我儘になる。

おおまかに二種に分けてしまえば

コスト高 利他←←←←←→→→→→利己

コスト高 自責←←←←←→→→→→他責

となる。

利己的というのは自己完結した行動でコスト回復がどれくらいできるかという事であり、利他的とは他人依存して何かをすることでコスト回復できるという事である

利他的は度が過ぎれば相手に対して求めるコストが高くなり孤立する。要はめんどくさい人である

利己的も過ぎれば同様である。よく自分勝手と言われるものである

自責的というのはトラブルが起きた時、それを自身課題と受け取れるという事であるが、これには高いコストを要する。

他責的と言うのは自責の逆であり、低コストだが度が過ぎると精神的成長が見込めなくなるなどデメリットが大きい。

例えば、利他的10割、自責10割というビルドを組んだとすると、コスト回復のしようがない。

相手に与えた恩というものが与えた分だけ帰ってくるという事は無い。あまり知られていないが、人間には他人の苦労を正確に認識できないという特性がある。

そのため相手から見た自分の恩も、自分から見た相手の恩も過小評価されるのだ。

そうして恩を与え合った時、自分視点で見た時の帰ってくる恩というのは主観10%程度の物であり、これで消費コスト分を回収するのは不可能である

この場合に起きる不具合として、「自分ばっかり頑張っている」と考えてしまバグがある。事実はそうではない。そうではないが確実にこれは態度に出て、日常生活に支障をきたす。

一方で利己的で他責的というと、これはもうよく見るものなので詳細まで語らないが醜悪ものである彼女達はコストはあり余っているが、どこか余裕の無いようにも見える。

これは、コストが減る事に対する耐性が無いゆえに、可処分コストが少ないかである

どちらに偏っていてもやる事は似たような物になる。

大事なのは両者のバランスである。が、自分を変えよう!といった事はほぼ不可能であると言ってもいい。自責他責バランスはまだ変化させることができるとして、利己的と利他的の変化については至難の業であると思う。

最初から利己である人間簡単で、自責に変えても他責に変えても良い。1~2か月ほどかかるかもしれないが、何かトラブルが起きた時に「自分がなんとかできたかもしれない」とか、「これは相手が悪いな」とか考える癖を付ければ良いだけである

それで自責他責バランスは変化させることができる。変化にどれくらいの時間を要するかは周囲の環境とそれに対する自分の立ち振る舞いに依存する。

利己的と利他的バランスを変化させる事はとても難しい。これは、それまでの人生を反映するからである

人生の中で自分を殺す事があったり、道徳を信じる事があったりするとより利他に寄る。

逆に自身の望みを叶えようとしたり、面白い事をやっていると利己に寄る。

利他的というのは異常な状態と言っていい。普通の人は道徳に従う事があっても信じる事はない。道徳を信じたくなる時というのは、理不尽から逃れようとしている時に限る。

利己とは健常な状態である

利己的な目的の為に相手に優しくするというのが普通の事であり、優しくした結果、相手から良いフィードバックを得た。というのは一見道徳的な話に見えるが良いフィードバックを得られる相手を選んだからである

道徳に殉じた利他的人間利己的に戻るというのは難しい。どうすれば戻れるかは今後の課題とする。

書くのに飽きたのでざっくり理想的ビルドを紹介すると

利己7利他3自責6他責4

ビルドが最も理想的であると思う。利己的に回復しながら、自責コストを費やし、たまに他人のせいにして生きる。それくらいが良い

2023-08-27

anond:20230827230240

バックエンドメインでフロントなんて1割もやってなくてReactなんか1ヶ月のワイでも

Reduxでチームメンバー技術的、コミュニケーションスキルによってどうやってSliceを切るかが課題とかくらいはでっち上げられるんやでという話

それだと開発で逆転はかなりやらないと難しいかコンサルタントはどうかな

[]8月26日

ご飯

朝:焼きそばカイワレ大根。昼:袋ラーメンピザマン。夜:だし豆腐納豆サバ缶。間食:豆菓子アイスクリーム

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

○夜、灯す

○はじめに

数十年前の女生徒同士の心中事件真相を探るサスペンスな展開と、琴を演奏する部活筝曲部の大会を目指す熱血青春な展開を、女の子同士の関係性の変化で魅せるノベルゲーム

公称ジャンルホラー×百合だが、ホラー成分はかなり薄めで、熱血青春部活ものの味わいがかなり多め。

琴を演奏することとは、そんな大きなテーマを掲げつつ、音楽と向き合う真摯な態度がカラッとしてて楽しめた。

○琴最優先の主人公ヒロイン

優れた琴の才能を持ちつつも筝曲部部長から教わった楽しむの精神に重きを置き、仲間との和を重要視する主人公の鈴。

彼女対照的ヒロインの有華は、琴の世界では有名な家に生まれながらも、良い演奏をすることだけに重きをおき、その家の中ですら孤立してしまっている。

そんな二人がぶつかりつつも、他の部活メンバーが抱える課題解決に取り組んでいく。

鈴に依存しすぎて自立できない真弥、まだ周りと合わせる技術が不足している累、そして何かを隠している麗子たちの解決していくのが現代編のメインの筋になっている。

王道青春モノとして課題解決ちゃんとしており、かつ鈴と有華共に琴の技術面において優れているからか、琴のエピソードと、心情のエピソードとをすぐさま繋がらせかなりサクサクお話が進む。

もう少し余韻が欲しくもあるが、二人の優秀さの表現としては面白かった。

それぞれのメンバー視点人物になっての回想シーンもあるので、ここに文量が割かれていたら群衆劇的な楽しみもあったのかもだけど、あくまでここは課題解決のための自問自答で、そういう多様的な面は少なめ。

二人ともやり方は違えど最終的に琴の演奏が一番大事という目的共通しているからか、琴以外の例えば恋愛的なドギマギする展開はかなり少ない。

公称ジャンルには百合言葉も入っているが、この二人がそうとは言っていないので、そういう意味なのだろうか。

○小夜子さんと妹の過去編は切ない

戦後まだ間もない人権意識平等概念が浸透しきっていない時代の生きづらさが、小夜子さんと彼女を姉と慕う妹との関係を歪めていく。

最終的に彼女たちが心中するのは前提条件として粗筋にも書いてあるので、破滅に至るまでの過程は読んでいて辛かった。

そんな辛さの中でも、スキンシップを求める妹の肉食な感じは、なるほどなるほどな見所だ。

現代編のカップルとは違い、こちらのカップルはそのような描写たっぷりと楽しめて良かった。

幾人かのサブキャラもいるのだけれど、二人の目にはお互いしか映っていないせいで、どんどん深く落ちていくような関係性が描かれていた。

十六夜妙蓮さんが格好いい

から見るとお爺ちゃんの姉、大叔母にあたり今は保護者もしてくれている尼さんの妙蓮さん。

厳しくも優しい良いキャラで、老人ながらピザ唐揚げが好きというあざとい一面や、イタズラ好きな部分など様々な表情を楽しめる。

かなり格好いいキャラ彼女活躍するシーンは文句なしに決まっていて大好きになれた。

老齢ということもあって年月の重みを感じさせるエピソードは、このゲームらしさも感じられて一番好きな部分だ。

かに殉じることの複雑な尊さがあり、格好良さに滾りつつも、悲しくもあると、彼女が魅せるいろいろな側面のように、多様な感情が湧いてきた。

○おわりに

見所は沢山あったのだけど、ちょっとテンポが良すぎたかもしれない。

ストーリーの大筋や、その時々の文章に惹かれる部分もあるのだけれど、悪い意味でそれだけ。

ボリュームが少ないと一言で終わらせるというよりは、良い意味での遊びの文章が少なかったのが気になり、エピソードの数に物足りなさを感じたわけではなく、メインキャラ5人の掛け合いや心情を語る文量の少なさが物足りなさを感じた。

特に主人公の鈴が音楽のこと以外には鈍感なタイプ恋愛的なエピソードもあるのに無頓着なのがそれに拍車をかけていた。

とはいえ、良きところも沢山あって、文化系部活の熱血パート面白く、青春モノの良い展開が楽しめた。

過去編の時代のような見えないものと戦う小夜子さんと妹のエピソードも重たくて辛いけど良かった。

そして何より、何十年もその道に殉じてきた妙蓮さんの出番は最高に決まっていた。

彼女のその重みを出すためにもボリュームの少なさだけが惜しい作品だった。

思えば本当に幼少期から逃げてばかりだった

保育園でどろんこ遊びがあったときは、なんか嫌で1人で遊んでいた

小学生の頃、フィリピン学校オンライン交流しようみたいな時間の時は、なあなあで後ろに隠れていた

授業参観で親に感謝するみたいなのもやらなかった

合宿肝試しも嫌で1人で読者していた

中学部活も途中で行かなくなった。

スポーツ大会みたいな日は仮病で休んだ

そういや夏休み課題も出さなかった

高校も受かってすぐ辞めた。次のところも。最後に行った通信高校も途中でどうでもよくなって諦めるところだった。

就活からも逃げた。仕事らしい仕事もせず今も好きなことだけしてる。

そして今、人生から逃げようとしている。過去の失敗を忘れられないのが嫌で。未来のことを考えるのが嫌で。そしてこのまま情けなく、誰かと自分比較し続けながら生きるのが嫌で。

普通なら逃げてばかりだったけど、今度は逃げないとなるのだろうが、自分はそうもいかなかった。

2023-08-25

anond:20230825215201

はてなみたいな老人コミュ気持ちよく過ごす高校生がいたとしたら

そいつ知的発達に課題を抱える障害者

好意を寄せてくる女は恋愛ではなく宗教詐欺勧誘

創作リアリティが大切だよ

最大多数のセンサーは本を読まない集団のものである

そこに金を使わせるにはどうするか

それが課題である

2023-08-23

日本研究は広く浅くやるべきなのか

判断材料をChat GPT先生に教えてもらいました。

関連ブクマhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20230822/k00/00m/040/214000c

アメリカ日本で盛んな分野のトップ5は?

アメリカ日本大学における理系研究で、盛んな分野のトップ5をそれぞれ箇条書きにしてお答えします。

アメリカ大学で盛んな理系研究分野は以下の通りです。


日本大学で盛んな理系研究分野は以下の通りです。




アメリカ日本理系大学研究成果が経済に結びつきやすいのはどちら? その理由は?

一般的に言えば、アメリカの方が日本よりも大学研究経済に与える貢献度は高いと考えられます。その理由として、以下の点が挙げられます

アメリカでは、大学研究成果を産業界に移転する仕組みが整っており、特にベンチャー企業の創出や成長につながっています。例えば、スタンフォード大学マサチューセッツ工科大学MIT)などは、シリコンバレーボストンエリアといったイノベーションの中心地に位置し、多くのハイテク企業スタートアップ企業連携しています。また、大学発ベンチャーの成功事例としては、グーグルフェイスブックなどが有名です。

日本では、大学研究成果を産業界に移転する仕組みが十分ではなく、特にベンチャー企業の創出や成長につながっていません。例えば、日本大学発ベンチャーは、アメリカ欧州と比べて少なく、また規模も小さいです。その原因としては、日本大学知的財産管理ライセンス交渉能力が低いことや、日本産業界が新技術や新製品に対する需要が低いことなどが挙げられます

以上のことからアメリカでは大学研究経済に与える貢献度は高く、日本では低いと言えるでしょう。もちろん、これはあくま一般的な傾向であり、日本でも優れた大学発ベンチャーは存在しますし、アメリカでも大学研究経済に貢献しない場合もありますしかし、日本アメリカから学ぶべき点が多いと思います


日本アメリカにおいて、お金になりやす研究分野をそれぞれ挙げてください。

アメリカ日本において、お金を生みやす研究の分野は、それぞれ異なる傾向があります

一般的に、アメリカでは、医学生命科学コンピュータ情報科学工学などの分野研究開発費の多くを占めており、高い経済効果や社会的影響力を持っています1。

日本では、自動車ロボットなどの製造業に関連する分野研究開発費の大部分を占めており、国際競争力を高めていますしかし、日本研究開発費は、GDP比で3.3%と先進国の中で低い水準にとどまっており、基礎研究や新領域研究に対する投資が不足しているという課題があります。そのため、日本では、エネルギー環境生命科学医療人工知能ビッグデータなどの分野において、イノベーションを生み出すための研究開発費の拡充が必要とされています

2023-08-22

仕事の出来はその仕事に用いる能力のうち、最低のものを反映する

1年ほど前、施工管理仕事をしていた頃、なぜ仕事が上手く行かないか悩んだことがある。  

今になって、原因がはっきりした。

俺の性格のせいだ。  

能力自体は高いと自負している。言われたことはすぐに覚えるし、家に帰って復習だってした。自主的図面も描いた。

しか評価は高くない。それは当然だった。  

研修の際、会社の都合で日程が大幅に遅れてしまい、課題解決するのに皆相当な残業をする必要があった。

その際、俺は課題解決にかかる時間をなるべく短縮するようなマクロを組んだ。

数値さえ記入すればあとはマクロがやってくれる。  

それが良い事だと思っていた。

結果的に俺は同僚の学習の機会を奪った。

上司にそれを指摘された際には、どうせ短い期間で理解できるわけがないのだから、と自己正当化した。  

今ではそれが醜悪だと分かっている。

当時は自覚が無かった。

結果的には同僚の学習機会を失って、自分だけ学習したのだから差し引きでマイナスだったと、今では思う。

仕事の結果が俺の最低値、つまりコミュ力を反映したと言える。  

汎用性のある知識はここまでだ。  

あとは自分語りになる。  

職場でそれが自覚できた頃、同僚の皆と上司に謝った。

謝ると、皆それを許してくれて、応援までしてくれた。

俺はそれが怖かった。

から仕事を辞めた。  

俺は、謝られると、それを相手支配権を握るチャンスだと考えて、そのチャンスを破棄する。

のしたような事はしたくないからだ。

自分が謝った時、相手はどう思うだろう、と考える時、やはり相手自分支配権を握るチャンスだととらえているのだろうと考えてしまう。  

事実そうでないことは分かっている。

自分が屑だと、他の人間まで屑に見えてしまう。

謝った時、相手自分支配権を握ろうとして、優しくしてくれているのではないかと、そう思ってしまう。

謝った相手に敬意を抱くという事に共感できない。

自身、敬意を抱けないからだ。

終わっている。

蟲すら羨ましい、蟲は何も考えないからだ。

ももう、何も考えたくない。

仕事の出来はその仕事に用いる能力のうち、最低のものを反映する

1年ほど前、施工管理仕事をしていた頃、なぜ仕事が上手く行かないか悩んだことがある。  

今になって、原因がはっきりした。

俺の性格のせいだ。  

能力自体は高いと自負している。言われたことはすぐに覚えるし、家に帰って復習だってした。自主的図面も描いた。

しか評価は高くない。それは当然だった。  

研修の際、会社の都合で日程が大幅に遅れてしまい、課題解決するのに皆相当な残業をする必要があった。

その際、俺は課題解決にかかる時間をなるべく短縮するようなマクロを組んだ。

数値さえ記入すればあとはマクロがやってくれる。  

それが良い事だと思っていた。

結果的に俺は同僚の学習の機会を奪った。

上司にそれを指摘された際には、どうせ短い期間で理解できるわけがないのだから、と自己正当化した。  

今ではそれが醜悪だと分かっている。

当時は自覚が無かった。

結果的には同僚の学習機会を失って、自分だけ学習したのだから差し引きでマイナスだったと、今では思う。

仕事の結果が俺の最低値、つまりコミュ力を反映したと言える。  

汎用性のある知識はここまでだ。  

あとは自分語りになる。  

職場でそれが自覚できた頃、同僚の皆と上司に謝った。

謝ると、皆それを許してくれて、応援までしてくれた。

俺はそれが怖かった。

から仕事を辞めた。  

俺は、謝られると、それを相手支配権を握るチャンスだと考えて、そのチャンスを破棄する。

のしたような事はしたくないからだ。

自分が謝った時、相手はどう思うだろう、と考える時、やはり相手自分支配権を握るチャンスだととらえているのだろうと考えてしまう。  

事実そうでないことは分かっている。

自分が屑だと、他の人間まで屑に見えてしまう。

謝った時、相手自分支配権を握ろうとして、優しくしてくれているのではないかと、そう思ってしまう。

謝った相手に敬意を抱くという事に共感できない。

自身、敬意を抱けないからだ。

終わっている。

蟲すら羨ましい、蟲は何も考えないからだ。

ももう、何も考えたくない。

2023-08-21

弱者男性から見た「男らしさから降りる」とは何か?

なんか、この増田 そもそも女性の言う「男らしさから降りる」って何? とか「男らしさから降りる」ってことについて話題になってるので、弱者男性当事者から見た「男らしさから降りる」の定義を考えたい。

なお、増田当事者性を示すと、独身、低収入氷河期障害者交際経験しなので、十分と言えると考える。

慈悲的差別を行わない

いわゆるレディファースト、重い荷物を持つ、デート費用負担するなど、父権主義的、騎士道精神的な行動を行わない。

これは、SNSで「フェミ騎士」とか「チン騎士」と言われるような、フェミニストの主張を擁護し、他の男性を(時に過剰に)批判するような姿勢を含む。

利害が対立したとき一方的に譲歩しない

「宇崎ちゃん」や「月曜日のたわわ」といった、フェミニストとオタクの利害が鋭く対立する問題がある。このようなときに、妥当な交換条件や、譲歩を得られないままに、一方的に譲歩しない。

相手が、一方的な譲歩を求め、政治的な力で圧力をかけてきた場合は、弱者なりに反撃する。それは、例えば暇空茜にカンパするといった手段などが考えられる。

弱者男性から奪うことを許さな

ただでさえ、弱者男性の分け前は少ない。だから私たちから奪うことは許さない。

これは、「男女共同参画」に大きな予算がつき、貧困女性支援からエリート女性クォータ制まで政策課題として推進されるのに対して、男性自殺問題など「ガラスの地下室」が一向に顧みられない状況も含む。

しかし、そもそも弱者男性女性と異なり顧みられない存在、どうでもいい存在社会ゴミお荷物なので、助けてくれと言っても無駄だ。だから社会に対する非協力、拡大自殺と呼ばれるような暴力で無理やりにでも「社会問題」にするしかない。

責任拒否

責任を負うことは、典型的な男らしさだろう。

から、まず、例えば家族を養うなどの男らしさを放棄することが考えられる。一家大黒柱が、いきなり仕事をやめるのは、男らしさの否定である。あるいは、別居に伴う婚費の支払い、婚費の負担に耐えかね調停で不利な条件を飲む、その後の養育費の支払い負わされるといった例が珍しくないが、資産処分退職自殺といった焦土作戦は非常に男らしくないだろう。

結婚していない弱者男性場合は、社会の中でただでさえ少ない分け前しかもらえない中で、責任を負うことなどできない。むしろそもそも責任を負わせてくれることもない。だから、非社会的に振舞い、責任回避し「お荷物」になり続けるしかない。

anond:20230821203722

百歩譲ってキャラ独自意志があるとしてもフェミの考えとは別だよなって。

あっこれサリーアン課題なのか。

2023-08-20

https://twitter.com/shihohomachi/status/1693036622063997388

なんで乳袋とかスカート股間張り付き絵には「ただの絵じゃん!」みてーなことばっかり言うのにセクシーな格好してるだけの女性に「性を売ってる」みたいな拡大解釈するんだろな。現実の女に対する憎悪すごない?

ゲイ男性の持つミソジニー」のように、「フィクトセクシュアル・フィクトジェンダー男性の持つミソジニー」というものについても、シスヘテロ対人性愛男性の持つミソジニーとは異なる独自構造課題について語る必要性というのは間違いなくあるんだけど、そんなセンシティブ議論セクシュアルマイノリティに対する差別にならないよう丁寧にやれる程には社会が醸成していないことを嘆くしかないんじゃないかな。

女性賃金が低い→自称弱者男性「女がSTEM職を選ばないのが悪い。ざまあ」

自称弱者男性賃金が低い→自称弱者男性「男がHEAL職を選ぶと犯罪スティグマに結びつけられる。辛い」


 馬 鹿 な の か な ?

お前ら今まで女が賃金の低さを嘆いても、個人自由意志による職業選択問題だと矮小化して馬鹿にしてきたじゃん

なら男がHEAL職を選んだ結果不都合な扱いを受けたとしても同じ事だろ?

スティグマが嫌ならHEAL職を選ばなければいいだけ。

女の問題個人自己責任で男の問題社会的課題として扱われる非対称性理解せず、

被害者面していられる根性は本当に良いご身分だと思うよ

お盆休み最終日

このクソ暑い公園へ行く事を強要されて

子供のご機嫌とってシーソーを漕ぎ

夏休み自由課題は進まず

自由研究は何を研究しているのか理解しないまま親の言われるがまま

放っておきたくても平均以下の知能しか無い子供

宿題を誤魔化し片付ける脳みそすら無い

毎日献立を考えなければならず

外食すればデブになるかわりに金が減る。

部屋はちらかり汚いまま。

旅行台風で中止になり、

かと言って大雨が降って涼しくなるかといえば全くそんなことは無く腹の立つ程晴天。

化粧する気にならず疲れ切った顔で

子供は遊ぶ人が居ないと不満たらたらで

じゃあ帰ろうと言っても聞かず

このまま放置すれば熱中症になるのでほっとくわけにもいか

今年の夏は本当に最悪だ

anond:20230820125510

ぶっちゃけると人種ジェンダーが絡む課題は「他人事」になってしま確率が高いんですよね。例えば元記事に挙げた本『99%離婚 モラハラ夫は変わるのか』の中で夫がモラハラしてしま理由の一つに男性社会特有の「競争に勝って出世すること、負けてはいけない」ってプレッシャーから妻に対しても精神暴力ふるってしまうって事例があって(実際加害者の夫はDV加害者男性自助グループアドバイスもらいながら頑張るストーリー)、私のような女性がそのプレッシャーを完全に理解対策つのはかなり難しい部分があると思います。このようにDVとかの福祉問題って問題提起にしろ解決方法しろ果たして当事者性を無視して他の属性人間勝手対応していいのか?そこが大変難しく、現実問題としてそれぞれの属性フィットした対策つの解決が早いんですよね。このようなジレンマ問題解決には常について回るものだと私は考えてるので他人事のように見えるとは思います

仮に「親権のない父親のために活動するぞ!」って女性の私がいきなり言って問題解決できると思います有効対策とれると思います?そこがマイノリティ問題解決時間がかかり難しい原因の一つだと思っています

男性DV被害問題は「解決しなければいけないが、その実践は非常に難しく時間がかかる。人材もいない。過去女性問題のように」だと思っています

ちなフェミニズム世界でも「インターセクショナル」って考え方があって、フェミニズムの目立つ意見って反ポルノみたいな「裕福で高学歴女性」の意見が目立って、貧困のため生活学費のため売春で稼ぐアフリカ女性の声が小さくなってしまう、って問題があるんですよ。

フェミニズムに(も)「インターセクショナル」な視点必要理由。【VOGUEと学ぶフェミニズム Vol.5】

フェミニズム階級的に恵まれ白人女性たちを中心にして進みがちであること、けれども彼女たちの経験は非白人女性たちや貧困層の女性たちとは大きく異なるものであること」

https://www.vogue.co.jp/change/article/feminism-lesson-vol5

広告に鈴原サクラが出てきてたまげた

どうも庵野だかカラーが関わってる3DCGコンテストがあって

去年はサクラ課題になってたらしい

その時の受賞作品なんだろうけど、不意打ちすぎてパァンの衝撃を思い出した

2023-08-19

受刑者起業家精神を与えないように学校先生勉強だけ教えてごまかす

学校先生に隠れて課題はそこそこに課題と戦うのではなく自分と戦いなさい

私の私の加齢は 左危機

同志諸君!!私が老いしまうということは!!我々左派パワーバランスが崩れるということであって!!私は喫緊課題として!!私の不老を!!若返りを!!!計画せねばなるまいとして!!いいですかな!!!諸君!!!

 

 

 

 

フッ…老いたな…

どうして女性男性に勝てないのか?

これはもっと真正から考えていかなければいけない課題だと思う。

ともすれば差別論であると謗られること間違い無しの課題なのでまともな研究存在していないのだろう。

しかし、なぜ男性と争ったとき女性は常に勝てないのか?

これを研究していけば人間能力開発に最も必要ものは、何なのか、を発見することに繋がる可能性がある。

そもそもどのような分野でも世界一男性であるというのは異常なことである

ほぼ同じ構造の肉体を持っているにも関わらず、いかなる分野でも女性男性に勝てない。

その理由を解明することで、人はそれぞれの能力もっと有効活用する方法が見つかるはずである

しかし、それでもこのようなことを研究することそのもの差別主義者としてのレッテルが貼られること間違い無しのことながらなので誰も手が出せないのが実情なのだ

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