ぶっちゃけると人種やジェンダーが絡む課題は「他人事」になってしまう確率が高いんですよね。例えば元記事に挙げた本『99%離婚 モラハラ夫は変わるのか』の中で夫がモラハラしてしまう理由の一つに男性社会特有の「競争に勝って出世すること、負けてはいけない」ってプレッシャーから妻に対しても精神的暴力ふるってしまうって事例があって(実際加害者の夫はDV加害者男性の自助グループでアドバイスもらいながら頑張るストーリー)、私のような女性がそのプレッシャーを完全に理解し対策打つのはかなり難しい部分があると思います。このようにDVとかの福祉問題って問題提起にしろ解決方法にしろ、果たして当事者性を無視して他の属性の人間が勝手に対応していいのか?そこが大変難しく、現実問題としてそれぞれの属性にフィットした対策打つのが解決が早いんですよね。このようなジレンマは問題解決には常について回るものだと私は考えてるので他人事のように見えるとは思います。
仮に「親権のない父親のために活動するぞ!」って女性の私がいきなり言って問題解決できると思います?有効な対策とれると思います?そこがマイノリティの問題解決が時間がかかり難しい原因の一つだと思っています。
男性のDV被害の問題は「解決しなければいけないが、その実践は非常に難しく時間がかかる。人材もいない。過去の女性問題のように」だと思っています。
ちなフェミニズムの世界でも「インターセクショナル」って考え方があって、フェミニズムの目立つ意見って反ポルノみたいな「裕福で高学歴の女性」の意見が目立って、貧困のため生活や学費のため売春で稼ぐアフリカ系女性の声が小さくなってしまう、って問題があるんですよ。
フェミニズムに(も)「インターセクショナル」な視点が必要な理由。【VOGUEと学ぶフェミニズム Vol.5】
「フェミニズムが階級的に恵まれた白人女性たちを中心にして進みがちであること、けれども彼女たちの経験は非白人の女性たちや貧困層の女性たちとは大きく異なるものであること」
これも貼っておくか。 ドイツ・バイエルン州では男性DV支援プログラムを設置しようとしたところ、フェミニスト政治家に女性に使えと言われて予算を大幅に削減されました。 https://www.d...
他記事でもかいたんですけど、例えば私が関わった親子支援NPOの活動今は全国的に広がって法制化もされましたが、開設当初は「専業主婦の子ども連れの茶飲み場に市の予算出すのか?...
つまり政治パワーゲームで男性DV被害の予算を削減するのは仕方のないことだ、といいたいわけですか?
当たり前ではないですよ。ただマイノリティの声って最初はとにかく時間かけないと世の中には理解されなくて、この手の妨害は性別人種その他諸々関係なく活動したら出てきますので...
だからなんでお前は他人事なんですか?歴史の積み重ねとかいう盾で男性DV被害を相対的に過小評価しようとしてるだけですよね。教訓を理解しようとすらしてませんよね。
ぶっちゃけると人種やジェンダーが絡む課題は「他人事」になってしまう確率が高いんですよね。例えば元記事に挙げた本『99%離婚 モラハラ夫は変わるのか』の中で夫がモラハラしてし...
男にDV被害なんかないだろ
ジェンダー問題をモチベーションに弁護士になった人ってたいてい「男が悪い」信条で弁護士になってるからね。
フェミニストの言い分が正しくないか?
DV被害の男女比沿って予算を使わないと公平ではないのでフェミニストの言い分は完全に間違ってますね。