はてなキーワード: 教育格差とは
いわゆる低学歴と貧困の連鎖というなんとなくでもイメージできるような、あの教育格差が生じてしまう理由。
よく言われているものとして
勉強に興味がない
などがあるが、これら以外に、見落とされがちな理由を発見した。
「親がテレビやギャンブルなどの即物的な娯楽にしか興味がない」「家庭内で勉強や読書といったものにこだわりがない」そんな家庭だとああいった無頓着な低学歴を生み出すのだと思われる。
「家には漫画や雑誌以外の本がほとんどない」と揶揄されるようなこと、つまり「親の知的水準をそのまま引き継いでいる」という事象が起こっているのだ。
親が教養や勉強にこだわりを持ち、知的環境に気を使っているような家庭の子どもは、たとえ試験勉強のガリベンでなくても、自然とそこそこの成績があげられるように育っている。
筆者自身、親兄弟に学問の高みを教えられることなく、また環境から学習することなく育ち、大学に入ったあたりでようやく学問や教養の気の使い方とは何かということを学習できた経験がある。
また、家庭環境と類似して、勉強に興味がある友人がいないというのも一因と考えられるだろう。
思春期においての成長過程で、知的好奇心を追求するという定番の通過儀礼を体験してこなかったのである。
よって、ヤンキーの学歴が底辺な理由として、「環境」にそもそもの大きな要因があるし、これが派生して「勉強に興味がない→金をかけない」というプロセスにも至るのだと説明ができる。
以上、教育格差の話でした。
「安倍総理、2018年9月で総理大臣の席を次の人へ譲ってください。」
どうか次の方へ総理大臣の席を譲ってください。
あなたは、これまで大きな成果を残してくれました。
ただ、これからの日本を導くリーダー像を考えるとき、あなたはふさわしくないと思えてなりません。
あなたは、先日の解散総選挙のとき国難という言葉を使われました。
子供の貧困、若者の過労死、高い自殺率、教育格差、増え続ける待機児童など、解決しなくてはいけない社会課題が沢山あるからです。
しかし、あなたのこれまでの仕事を見ていると、私の考える国難と、あなたの考える国難は違うように思えてなりません。
あなたの成果は、安保法政やテロ特措法など、経済とは程遠く、私たちの望む優先課題からも遠いものと言わざるを得ないのではないでしょうか?
確かに、子供の貧困率は改善し、働き方改革も進んでいるようにも見えます。
ただ、保育園落ちたのブログや、大企業若手社員の過労死など、国民の声は今までになく高まっています。
そんな中、このような課題に取り組むのは当然であり、あなたの取り組みでは物足りないともいえるのではないでしょうか?
私たち国民がこれからの総理大臣に求めるものは、国難に対して心から危機感を持ち、最優先で取り組んでくれるリーダーです。
そして、それができるのはあなたではないのではないか?そう思ったことがこのキャンペーンをはじめた理由です。
経済的な不平等の問題はいまや公的な議論の最前線であり、その原因は多面的だ。日本においても世代・家庭・男女・所得間など様々な格差があり、それぞれに異なる原因がある。これらの格差を打開する為には、多面的な対応が必要である。従って私は、日本の格差是正の為に三つの政策を提案する。
一つ目の提案は、年金の給付方式に積立方式を追加する事だ。この政策の目的は、年金の世代間格差を緩和する事だ。現在年金は、既に受給が始まっている世代は納付額より受給額が多い一方で、将来的に受給額が納付額を下回りかねない状況にある。この不平等を解決する為には、国の年金を受け取る退職者が、賦課方式と積立方式のどちらでも受け取れる様にするべきだ。これにより、納付額が受給額を下回る事が無くなり、受給額の世代間格差が緩和される。少子化が進んだドイツでは類似したリースター制度が実施されたが、日本でも同様に制度改編を実施するべきだ。
二つ目の提案は、母親を対象とする児童手当の確立だ。この政策の目的は、育児環境の格差と、男女間の給与格差を是正する事だ。教育費や保育施設利用費の支援を行う事で、家庭間の教育格差や環境格差を緩和する。さらに母親を対象に支給する事で、男女間の給与格差を緩和する。日本は先進国の中で育児に対するGDP比支出が最も低く、育児における環境格差が大きい。東大の進学率と両親の収入が相関を示すという調査もある。男女の地位格差も先進国の中では大きい。これらの格差は、今後の社会保障を安定させる為にも、是正する必要がある。将来世代の担い手は、社会全体で積極的に支援するべきだ。
三つ目の提案は、累進課税の累進度の引き上げだ。この政策の目的は、前述した社会保障制度の財源を確保する事と、低所得者と高所得者の格差を是正する事だ。日本は上位一パーセントの所得階層所得割合が10%を超えている。応能分配の法則から見れば、現在の状況は不平等だ。累進度を引き上げれば、高所得者層の富は低所得者へ社会保障として再分配が可能となる。従って、累進度は引き上げるべきである。
これら三つの政策により、現在の世代・家庭・男女・所得間の格差を是正する。同時に、将来の担い手である児童の支援を行う事で、財政健全化を図る。これを持って、さらなる格差是正に向けた社会保障の拡充を目指すのである。
(979字)
こちらは元増田についたブコメに対する反射的な返信コメント。随時追加。
少しずつ書いたのでキャラや主張に一貫性がないかもしれないがご勘弁を。
一部気まぐれで煽ってみたり、俺が見たとき「あとで読む」の人は飛ばしてしまった。あとひょっとしたらIDなどに誤記あるかも…不満があったらトラバで教えて。
あと
この件についていろんな人の意見が聞いてみたかった。トラバ・ブコメの皆ありがとう。
とくに反応薄かった最初のほうでもトラバブクマしてくれた方々には特別感謝です。
http://anond.hatelabo.jp/20170608123253
*****以下返信*****
cloq センス光る働いてるフリ
kurakano こゝろ の先生みたいな?彼はあまり幸せそうじゃなかったけどね。
msdbkm あ、それすごい気になる。そんな漫画あったっけ
teebeetee ちょっと別の話だけど相続フリーだと富は固定されるね。まあ重税課しても富裕層は最大限の税対策で切り抜けるだろうが。
masudamaster たしかに何やってんのかな、ヒマだろうに。創作活動とかいそしんでるならうらやましい。
mementm0ri いい意味で「頑張らないことを頑張る」のやつね
sumika_09 けんきょ
btei すでに働いたアリの話?誰かの遺産ならうらやましい。
sds-page 願望では?でもたしかにそれくらいならいいか感ある。ネトゲはネトゲで何か生まれるものもあるらしいしね。
quix_que 不労所得は駄目なの?じゃあ生活保護はいらんなぁ
locust0138 すがすがしいなぁ。少しずつ前向きになれるといいね。
BIFF 素晴らしいこと。こういう人が摩耗しない社会が良い。
mcgomez ベーシック現物支給の手がかり?コンビニ側にもメリットが必要だな。
demcoe なんていい言葉。美味しんぼか。ちょっと見直した。
mazmot なんか妥当な考え方かも。とりあえず生きていけて再就職もかなうならみんなつらい環境に縛られずに済むな。
yosukegatz そうなのか。金の管理がうまくできない人ってのも少しいるみたいだな。それはほっとくしかない?
cleome088 よくわからん…子どもにはいろんな経験させてあげたいけど。義務教育中の遠足じゃ不十分って話?
teto2645 そうだね。俺の理想は好きなことやって対価得て生きていくこと。動画配信はしない。
wow64 (たしかにそうかも)
masumizaru 現時点でワープアだけどね。頑張り方変えて頑張ろうぜ!はマッチョすぎ?
oakrw ほんとそれって言いたいけど俺は営業の仕事できそうにないから実はちょっと尊敬してる。
tanicochang その通り。でも人は自分と自分の周りの人が死ぬのはイヤって気持ちをわかりあって、だれも死なずに済む仕組みを作ろうとしてるんだね。
Palantir 説明不足だった。その中身を自分なりに詰めたいって話。与えられた基準で思考停止するならこんな増田書かないよ。
enemyoffreedom (どきっ)
htb48 ほんとにそうか?誰かに決められた基準に合わせて自分を納得させるのが正しいか?自分の考えはいらんのか。そしてできれば限られたリソースの中で現実的な理想を語りたいんだが。ちなみに働くと頑張るは確かに別のことだな笑 頭の中で対象を無職受給者に絞り込んでしまっていたわ。
gazi4 なん…だと…
zund4 まじで?てっきりやらない理由探しで文句しか言わずに努力しないダメ人間かと…
sumena ほんとそれ。俺は金銭管理に自信ないから現物支給がいいなぁ。実現が待たれる。
htbman たしかに。働きたいけど働けない人を生かせないのは損失だよな。
ma_yu_mi_net 俺は大人にも言わないでおくよ。
htnmiki その境目の判断は難しい。自分で働けないって思ってる働かない人も、その逆で苛む人もいるだろう。
kamayan1980 俺は自分の理想の実現につながる生産活動のことを「頑張る」言ってることに気付いた。全然一般的じゃなかった。少なくとも我慢や作業時間の切り売りを直接指していない。
rekp (ちょっとあこがれる)
sekisetsu_ibuki 実際裕福で不幸な人もいるんだろう。ザッカーバーグの「目的意識を持った人生」の話を思い出すな。
guinshaly たべたいよ…ハッ
Nihonjin 興味深い。生きるために必要なものが増えすぎた?それともやはり貨幣の寡占のせいなのか。
kkzy9 今の延長線上がお前の理想か?こっちは現実的な理想を探してんだけど、興味ないなら無理しなくていいよ。
Kil 同意。でも果たして働かない人が同じことを言うだろうか、とも。
bigapple11 たしかに言葉の定義があいまいだったと反省。というか想定を無職生活保護自給者に絞り込んでしまっていた。共産主義は体験したことないのでわからんが、チェブラーシカ見てると楽しくなさそう。
miki3k その内容の話ね。あなたの最低限文化的はどんな感じ?
kaeuta 労働環境の話か。たしかに頑張る人がつらくなく頑張り続けられる環境づくりは今一番の緊急課題。そういう政治家を応援しよう。
outroad そうなのか。俺は実態を知らないな。ただ保護から抜け出せない仕組みはクソだと思う。
TANSTAAFL えっ過酷
sugikota それは資産&教育格差の話?そのことと働かない人への保護に関係が?
deep_one 説明が足りんかった。その中身を話したい。正解ではなく、いろんな人の話を聞きたいのです。
beerbeerkun ないだろうな。本当に依存度の高い人は「基本的人権!」「最低限度文化的!」を我が物顔で振り回す。
hiby それはすごい応援したくなるな!!
monobako2 (ぼく破産しそう)
yoiIT 別の話だけどその通りなのかも。人を人として見るのも限界があるのかな。
sekreto そうだね。頑張ってる生産的な人が報われるといいって気持ちが俺にもあるわ。
shinonomen そうそう、そういう話がしたい。でもそんな違いを尊重する余裕は少なくともこの国にはなさそう
AKIMOTO たしかに相続による資産の固定は問題だよね。世界一斉に紙幣刷って大インフレ起こそう!(適当)
akihiko810 何をひどいと感じたの?寒さ?アリ?
aceraceae 虚無感すげえな。資産家と立場逆転とはいかんでも、食うくらい頑張ればできるし食うなら頑張れよってのは俺の思い込みなのだろうか。
ysyncysync いらっしゃい
midastouch レーニンはそう言ったらしいね。ところで何かと理由つけて働かない人をレーニンはどうするんだろう?
DukeK うわー十分。俺だったら松屋でもうれしいもん。
yarukimedesu おお、情報ありがとう。たしかに米なら政府主導でもできそうだよな。できないとしたらなぜだろう?
kakaku01 支給額見たらそのへんで働いてる人より手取り多いのザラだからな。実際はそんなことない?
richest21 wikipediaでは聖書あたりらしいからまあ古いわな。現代人を導く新しい寓話があったらどんな感じになるだろう?
otihateten3510 たしかに働かない・働けないの区別は難しいよな。じゃあどうカテゴリ分けするのがよさそう?
ustam マジレスすると罪悪感はいいから感謝は忘れず生きてほしいよな。
ryokujya 休める期間やそのためのセーフティネットがあるのは素晴らしいけど、人と関わらず一生何も生み出さない人がいたら正直「よく生きてられるな、人権以外に生きる支えが無いじゃないか」と怖く感じる。
ex02xx こいつ良いトンカツ食ってんな…
guru_guru それはそれで不自由だが、その心配がないから自由なんでしょ
h20p 本当にそう。このブコメでも頑張る=つらいことっていう認識があるとよくわかった。
primedesignworks そいつらの問題は別の話な気はするな。そっちも今度問題提起してみるわ。
shiju_kago アリのシステム有能だな。しかしその被害者意識はなんとかならない?
IkaMaru 正直最低賃金ってのがどこまで状況改善するのかわからないんだが、潰れる会社が増えて不景気になったりはしないの?知りたい
rag_en 俺自身は頑張ってるほうが精神的に健康というか、家族に依存しているときに立つ瀬がなくてつらかった。人によるだろうけど。
go_kuma よくわからん理由で特権階級握ってぬくぬくな奴らもいるからな。そっちの話もしよう。
GOGOGG 俺もそう思う。でもそれが当り前じゃないみたいなんだ。
Waspkissing いぢめないよぉ
dekasasaki それ。そういう仕組み作りに金が使われたらいいなぁ。
lbtmplzlbtmplz 不労所得がいらないってんなら生活保護・BIも
dogear1988 まじで?それもこわい
skythief えっそういう意識あった?ほとんどのいい思いしたいし周りの人に役立ちたくて働いてるものかと思ってたが。
yomo_w5_3 まあ商品の価値が下がってしまうから経営判断は理解できるけど、でもなんかもっとできそうだよな。
quwachy BIも医療のトレードオフになったりするなら弱者切り捨てだけどな。
mugi-yama 俺もそれが自然に感じるな。その時自分が取れる気はあまりしないけど。
hxd9 元増田は切り捨てろって意見にはしなかったつもりだが。発達障害も一枚岩ではないから難しいんだよな。
sakurako_nya その切り分けは難しいのが実際だよな。誰がその可不可を正しく判断できるだろうか。
t_massann 俺も普通にいいコメントだと思ったけどセリフっぽいからぐぐったら美味しんぼだった。でもいい言葉知った。
snaflot そうさな。
rAdio ありがとう!
toppogg それ相当苛酷じゃない?広さはともかくエアコンは生存を分けてしまいそう。
u06nh それが本当の喫緊課題だよな。アリが働き場所を選べるようになるといい。
Galaxy42 こっちがよくわからんわ…
nemuiumen え、それ実現可能?もし実現するとしたらどれだけの「頑張り」がいるだろうか。
potohud そっか。ちょっと思い違いをしたわ。でも反応見れたし聞いてみてよかった。
takayaarishima "頑張ってる人が報われる社会でありますよう。"同意。ただの好みなんだけど、そういう社会がいいと思う。
lli 21世紀中にそんな社会を実現したいなら、今の世代が頑張んないといかんだろうね。
tohima 何不自由なくってすごいな。資源は限られてるけどな。
k2wanko ドン勝つというすごい勝ちそうでいてドンケツにもなりそうな絶妙なネーミング
homarara 働けないと働かないの区別は難しいだろうな。でも病気の人は例外にしたいって感覚は結構ひとつの大きな論点だと思う
nowa_s いいね。そういう感じが当たり前なら納得感ある。やっぱ医療はターニングポイントとも。
algot そうなん?まあこう読み替えてもらって構わんよ。「働かない人に配られても納得感のあるリソースとは」
gabill 資本主義の要素がわからんかったが、現物支給の様子を想像できた。服のくだりはちょっと怖いな。
oudoon そうだね。何が足りない?どこが足りる足りないの分岐点なんだろう。
hate_flag またトンカツの話してる。しかしそうか、じゃあ今頑張れる人は未来の社会で頑張らなくてもいい人が増える方向に頑張ればいいんだね!
mangakoji あっ全然わかんねえ。頭よすぎ。よく言われるでしょ
wdnsdy そうだな。俺も現実に人間を区分けすることができるとは思ってない。でも考えてみるとちょっと面白いだろ?
assaulter そうだな。車もしばらく空を走る予定もなさそうさ
roja123 もちろん俺自身はそうする。あ、そういう考え方もあるのか。
chikoshoot いやほんとなんの話なの…
nakamuramakoto それは確かに。頑張る人には生命維持より(マズロー的に)高いレベルのインセンティブが与えられればいい気もする。
genkaiwave それ働かざる者の話?むっちゃ働いてるように見える
hatekun_b え、今あるものを活かして頑張ることまで否定する?原始に還れと?
gattsu09 その意味では我々はすでにそこそこ素敵な経済社会に生きているともいえる?
ore_de_work あ、俺死ぬかも。冗談でもなく、そういうことの話だな。
watapoco そこまで言われると俺も読まねばなるまい
nokogiring 優しいブコメを見よ。
Dai44 たしかに人は環境で育つ生き物だよな。その意味では親が働かなくても子が好きに立身できるような仕組みが必要ということか?
j3q じゃあ何が大事なんだ?どうなればポーラの人生は変わったの?お前の言葉を聞かせてくれ。
sato-gc 「いやだなぁ、頑張れない人なんているわけないじゃないですか!」さておき、社会復帰をスムーズにするのに役立つなら職業訓練は全然ありだと思う
h5dhn9k 数値が出たら正確でいいけど、実際には苦しむ人が増えそうなイメージだな…
ntnajp605 死ねとはさすがに言えない。そんなこと書いてたか?まあ読んでないんだろうけど
younari それが現実だわな。じゃあ改めて問いについて考えてほしいんだけど…
hungchang 素直。でも問いと真逆。まるで働くくらいなら死んでやるとでもいわんばかり…死ぬなよ
minoton あの世界観には素直に憧れる。実現できるといいよな
fuck-it 共産主義ってのは労働を強制したんだな。さすがにシベリア送りにもできないが…
broccomini 揚げ物上手につくれるのいいね(そこじゃない)
tokatongtong ではその件はまた別の増田でお会いしましょう。ちょっと待っとれ
gameloser せめていい音楽を奏でてほしいものだ。(適当)
perl-o-pal 彼はほら、モテモテ王国を神に約束されているらしいから…(wikipedia)
neco22b 供給者と消費者は兼役できるでしょ。消費増やすのがムズイってのは別問題だけど、どうしたらいいかは気になるね。
rocoroco3310 生きていけるのがいいとは俺も思う。もともとはどのくらいの水準で生きていけるのがいい?って話だったんだ。
qoqoqo そうかもしれんな。飢える人はいないほうがいい。
ghrnghrn すべからくって難しいよね。誤用しやすいし…
nobby81nobby81 野菜350gが云々 なにげに高等な食事だな。羨ましいくらいだぞ
daibutsuda そういう話してたっけ?
nisisinjuku いいよな。あれがあんな値段で売ってるなんてキセキ
kasugano まあそうだな。少なくともその理想に至るまでの努力については想像できない人も多いだろう。
hebereke2017 そうだね。そこで気になるのは、それを選ぶくらいの自由は働かない人にも与えられるべきなのか?(べきだと思うけど)
takeshi1479 リベラルも宗教背景もよく知らんけど、頑張る人が報われてほしいのは同意だね。
hashigohinan ホームレスだって家があるほうがいいと思うけどね。そうでもないんかな
sayuremix きっつー
suna_kago 本当にそうなの?たんにソ連ではそう使われたって話じゃなくて?
pmintpmint 食える人少なそうだな…。隠すのが美徳って悪習じゃね?
mu_minnnida そう考えるとやはりセーフティが充実し過ぎても損失あるな
bedtown 縦関係を脱出して横関係を築こうってことか。そうなれないのはなぜなんだろうな。
sukekyo なんかわかりやすい…
warulaw そうだね。てか何かと理由つけて絶対やらないだろう。配布する側にもメリットが必要
kibarashi9 ここは良くはなくとも優しいインターネット。あなたはいつも悪いものを探しているね。
cybo BIいいよな。すがすがしいほど自己責任だけど。本読むわ。
nenesan0102 また死ぬ話してる…。安楽死が制度化するのは賛成だけどね。どうしたら実現できるだろう?
legnum それは少ない…。生活保護じゃなくて働いてる人のほうが。そう考えると生活保護と最低賃金は連動してもよさそうなものだね。実際はどうなんだろ?
ak148 そうだね。実際は頑張ってれば食えるってわけでもなく、自分で考えて動いて初めて欲しいものが得られる可能性がある、ちょっと厳しい社会。
jou2 三点リーダいらない
3月に卒業する予定なのですが、4年間で感じてきたことを身バレ無しで書きたいと思い、投稿してます。
何を感じたかというと、常に話題になりつづけている「格差」です。
ここでいう格差とはピラミッド上位層の中に限定した中での格差(つまり上の上と上の下の格差)かもしれませんし、もっと広義での格差かもしれませんが、私の中でも曖昧です。文章を読むにつれて伝わっていけばいいなと思っています。
私は地方出身で、首都圏に身寄りもないので一人暮らしをしています。家賃は5万円台です。
もちろん高卒で働かなければ家庭が維持できないほどの貧困家庭ではなかったということです。
母子家庭なので国や地方自治体からの援助があり、そのため働くことなく上京できた可能性がありますが、このあたりは母親にまかせっきりなので詳しくはわかりません。
学費をバイト代から払ってしまうと生活がままならないので、学生支援機構の奨学金を学費に充てています。いわゆる一種と二種の両方を全額借り、学費を払い、余剰分は実家の母親に預けています。
上京するまでは月々8万円ほど稼げば十分に暮らしていけると思っていました。
食費3万円、光熱費や携帯など固定費2万円~3万円、自由に使えるお金として2万円~3万円。
高校生の頃は月5000円のお小遣いだったので、自由なお金が約2万円というのはとても魅力的に感じていました。
しかし実際は全く8万円では足りず、毎月15万円ほどは必要でした。
試算との差額の多くは交友費です。
私は貧乏ということを周りに印象つけられたくなかったので、誘われた飲み会や旅行にはなるべく参加しようとしました。
それだけで月5万円以上は必要となったわけです。
周りの友達の多く(体感では8割ほど)は両親からの仕送りや小遣いで飲み会や旅行に参加します。
比較的お金のない友達でも、アルバイト代が全額小遣いになり、生活費全般はすべて仕送りや奨学金で賄っていることがほとんどです。
「貧乏というレッテルを貼られたくない」というプライドだけで、毎月約70時間、年間800時間以上をアルバイトに費やしてしまいました。
アルバイトの時間が多い分だけ失ったものがあると考えると、とてもつらいです。
4年間で約3000時間以上です。もし全くアルバイトが必要なければ6000時間を超えるでしょう。
難易度の高い資格試験に挑戦できたでしょうし、プログラミングにも手を出せたかもしれません。
何百冊もの本を読むこともできました。
4年間多額の交友費を使っていたことでサークルやゼミなどの友達とたくさんの思い出ができましたし、それが無意味だったとか無駄だったとか言いたいわけではありません。
楽しかったですし、実際遊んでいるときに「このお金(時間)があれば…」と考えることもありません。
私は文系で、大学の研究室でいわゆる日本の格差問題について議論することがあります。
正直私以外は格差問題について基本的に上からの視点でしか話しません。
両親の収入によって子供に文化資本的な格差がある、教育格差がある、なども問題は存在を認めながらも他人事でしかないようです。
解決しなければいけない問題ではありますが、本人が直面している問題ではありません。
この、格差問題との距離感の違いが必ず浮き彫りとなり、つらかった。
私が母子家庭に生まれなければ、この大学での一般的な家庭に生まれていれば、見栄やプライドがなければ、地元の大学に入学していれば、と卒業を前にした今どうしても考えてしまいます。
母親に話せるわけもなく、同じ大学の友達に話せるわけもなく、高校の友達と頻繁に会うこともできず、つらいです。
低所得の親の子、低学力&非正規社員になる傾向強まる…経済力が教育格差に直結
http://biz-journal.jp/2016/04/post_14841.html
格差の底辺に置かれた子供の中には、学習や進学に対する意欲を失ってしまっているケースが多く存在
貧困の連鎖は、子供の将来の選択肢を絶ってしまい、低学力や低学歴となります。
低学歴貧乏家に生まれた子が高学歴になったのは800人中28人だけと判明
http://gigazine.net/news/20140811-child-fate-fix-birth/
下記に寄せられている回答で奇妙な物をみつけました。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2401444.html
http://okwave.jp/qa/q2401444.html
No.5
仮にいろいろ平等にしたら、明らかにDNAの差が明確になってきますよ。
私はそれの方が恐ろしい。
DNAの差が大きいかどうかは人それぞれ考えがあるでしょうから、ここでは不問とします。
生まれによる格差固定があれば、悪循環によりそれこそ「DNAの差が明確になって」くるのではないでしょうか?
「DNAの差が明確になって」くるのを避けるなら、生まれによる格差を是正すべきだと思います。
No.20
現在一応中学卒業までは均一と言えると思いますが、これを大学まで伸ばした場合、学歴に差が出ない。
就職活動において、企業側から見れば学歴は客観的な事実なわけだから評価し易いです。
100人履歴書送ってきてその内10人が東大出だったら、とりあえずその10人は確保。
という考え方は理にかなってるし、単純明瞭とても簡単です。
この論はもはや本末転倒と言うべきでしょう。
・「教育の格差を完全に無くす事によってその指標は失われてしま」うというのは極端です。教育の格差是正により、東大卒しかいなくなるなんて誰も言っていません。所持資格に差が出ないわけもありません。詭弁だと思います。
・全体の人材の能力向上より、分かりやすい指標を求めるのは本末転倒だと思います。
1)応募者が高学歴だらけ
2)応募者が東大卒を筆頭に、段階的になっている
企業にとっては、1で悩む方が良いはずですが、この回答では2の方が悩まなくて良いということで何故か2を支持しています。
・「そうなっちゃうと結局「カネ」「コネ」がモノを言う社会になっちゃうんじゃないでしょうか」という話が無効であると思ったのは上記記述の通りです。しかし、「「カネ」「コネ」がモノを言う社会に」しないためにという部分は、本末転倒だと思いました。
「カネ」「コネ」がモノを言う社会は問題ですが、仮に「カネ」「コネ」がモノを言う社会であったとしても、生まれによる格差よりはまだましと言っても良いのでは無いでしょうか本人が築いているものですから。
教育格差問題自体については本記事では詳しく語りません。(個人的には、上を落とすのでは無く、下の底上げ(つまり支援)で行っていけば世の中の不平感無しでいけるのではないかと思います。)
Aという論理からA’という結論が自然に導かれているなら、A’について私が賛成であろうが反対であろうが、そういう意見があるんだなあと思うのですが。紹介した記事ではBから、相反するはずのA’という結論にたどり着いており、論理展開が奇妙に思いました。
以前本屋の児童書コーナーでどう見ても小学生向けな職業本があって、
どうせ子供の憧れ系職業しか載ってないんだろ?と思って見たらかなりリアリティある内容で驚いた事がある。
例えば医療系カテゴリなら医師看護師だけではなく放射線技師とか作業療法士とかそこまで扱ってそれぞれ詳しい仕事内容を載せていた。
昔自分が高校生の頃に読んだ職業本と基本は同じで、ただ易しい言葉に変えてイラストつけただけ、という感じだった。
小学生のうちからそういう本を与えられている子がいる反面、15歳になってもどういう職業があるのか分からないとか言う子もいるってのも教育格差なんだろうな。
真面目に数学とか英語の講義動画を作成してYouTubeにあげたら、安定して再生回数を稼げると思うんだけど、今までどうして無いのだろう。
東進とか代ゼミが90分の講義1コマ三千円くらいで展開しているビジネスを講師自身がタダでやるイメージ。
ターゲットは自習出来る小学校高学年〜高校生で好きに決めて、学校の授業に沿ったものでもいいし受験対策でもいい。扱う問題は教科書の例題や受験の過去問を用いつつ、単元毎にPDFも配布する。講義して動画あげるサイクルを繰り返していくだけなので、ネタ切れもないし無理なくつづけられるはず。
スマホかPCとネット環境があれば受講可能なわけで、地方でろくな教育環境がない子供や経済的に余裕がなくて塾に通えない子供への支援にもなって教育格差の是正にもつながり、かなり重宝されるだろう。
本職の教師や塾講師がやると割りが合わないし業務上の支障が出るかも知れないのけれど、アルバイトなんかで経験を積んでノウハウをもった学生なんかであれば大してしがらみもない訳だし、わりとたやすく可能なんじゃないだろうか。
もしくは予備校講師としてすでに一生分の給料を稼いでしまったような方々(林修とか西きょうじとか)は社会貢献だと思ってやったらいいと思うけどな。
(追記)
すでにワールドワイドに色々あるよって指摘はその通りだと思うんだけど、国内のものでYouTubeのチャンネル単位で人気があるものって知らないなぁ。
いわゆるユーチューバーと言われる人達が固定客を掴んで再生回数を伸ばすスキームに、予備校の人気講師がキャッチーな講義によって生徒を集める手法を当てはめて展開していけば、けっこういい線行くのではと。
都内住みで、今年小学校 2 年になる子供を持って、不意に東京と地方の圧倒的な教育格差に気づいた。
自分が小学校の頃、親に色んな所に連れて行ってもらった経験が、その後の学問の興味の源泉になっているなぁと思ってはいたけれど、これって東京だからこそ、という部分が実は多かったのではないか。
私企業の管理するデータで恐縮だけれども、ざっくり東京と大阪を比べてもこれだけ違う。
(東京) http://www.walkerplus.com/spot_list/ar0313/sg0053/
(大阪) http://www.walkerplus.com/spot_list/ar0727/sg0053/
さらに言えば、実のところ国内第 2 の都市は大阪ではなく神奈川なわけで、東京からならちょっと足を伸ばせばすぐ行けてしまう。
(都道府県の人口一覧) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E9%81%93%E5%BA%9C%E7%9C%8C%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E4%B8%80%E8%A6%A7
2015-02-09
先日のエントリでも書いたとおり、1月に共産党の志位和夫委員長と対談しました。
前回のエントリでは「共産党すごいね」と思えたポイントについて書きましたが、今日は自分向けの備忘録として、対談の中で印象深かったコトをまとめておきます。
対談の中で、党名変更を検討したことはあるのかと質問したところ、答えは「ないですね」でした。
これはけっこう意外でした。ベルリンの壁やソビエト連邦が崩壊して、「さすがにもう共産主義は終わりでしょ」って時期があったのに、党名変更について検討したことがないなんてびっくり。
あたしは(前回のエントリでも書いたように、主に)ブランド価値という観点から、党名維持は正しい判断だったと思ってるけど、そもそも議論もなかったという回答にはちょっと驚きました。
これって共産党の人にとっては「議論する必要さえ無いこと」だったのかな。ほんとに誰も「変えるべきでは?」と思わなかったの?
共産党の政策の多くは大企業に厳しいものなので、「もしかしてグーグルやアップルみたいな大企業がない国が理想なんですか?」と聞いてみたら、そーじゃないとのことでした。
大企業の存在自体は問題ないけど、彼らは十分に儲けてるし、もっと負担を増やしても国際競争に負けるなんてことはない、と思ってると。
後半はともかく、共産党も大企業の存在自体を悪だと考えてるわけじゃないのね、というのは確認できてよかったです。
これもびっくりしました。プレイボーイ誌にも載ってるように、志位委員長は「私たちは世代間で富が偏っているとは思っていないんです」と断言されたんだよね。
えー、そうなの!? あたしは「日本の問題の元凶は(多くの場合)世代間格差でしょ」って思ってるので、この点では全く意見が違います。
志位さんは、「どの世代にも豊かな人と貧しい人がいる」と言われていて、それはその通りだと思います。でも、だからといって世代間格差が存在しないとは言えません。
各世代の中で貧富の差もあるし、かつ、世代間にも格差はあるよね。そしてどっちが深刻かというと、(私は)後者だと思ってます。なぜなら、同世代の中での格差は経済力の格差だけだから。
経済的な格差は税制や社会福祉などの再配分政策で解決できます。でもね、世代間格差は経済格差だけじゃありません。雇用機会の格差であり、一票の価値の格差や投票率の格差でもあるんだよね。
全社員の定年を(65歳まで)延長しろとか、正社員を解雇したければ「その前に新規採用をストップし、非正規雇用の人を解雇しせよ」とかいう法律&判例は、構造的に中高年を守り、若者の雇用機会を奪ってる。
一票の格差においても、票の重さは地方と都市部で比較されることが多いけど、これを年代別に再集計すれば、高齢者の票の価値は、若い人の票の価値より、かなり重いはず。
ネットでの投票が認められないのだって、政治家になろうとする候補者が若い場合、圧倒的に不利だよね。スマホで投票ができるようになれば、若い人の投票率が大幅上昇して、この世代の政治力もグッと高くなるのに、そもそも国会議員に若い世代が少ないから誰も強力にプッシュしない。
というわけで、この点も意見は大きく違うかなと思いました。
4)低い方に合わせるのはどうかと思うけど、高い方に合わせる必要も無いでしょ
年金について志位さんは、「国民年金だと、月に 4万円しか支給を受けてない人もいる」と言われ、あたしは「教師の共働き世帯は、月に 40万円の年金をもらってる。
月 4万円しか年金がない人の支援に必要な原資は、働いてる世代から徴収するんじゃなくて、多額の年金を貰ってる同世代の高齢者から分けてもらうべきでは?」って聞いてみたところ、
志位さんの答えは「支給の水準を低い方に合わせるという考えはどうなのでしょうか」でした。
そりゃまーそーだけど、でもね、じゃあ、全員が「一人 20万円、夫婦で 40万円の年金をもらえる社会」を目指すわけ? それ、誰が原資を負担するの??
低い方に合わせなくてもいいけど、高い方に合わせるのも無理でしょ。お互いに歩み寄ればいーじゃん?? =つまり、月 40万円の世帯からちょっと出してもらえばいーじゃんと思いました。
対談内で志位さんは「内部留保の全額を取り崩せとは言っていない。1%から 2%の取り崩しでもかなりの賃上げができるはず」と言われてます。
そんなちょっとでいいなら、内部留保の取り崩しとか言わずに「法人税を上げろ」と言えばいいじゃん。経済的な効果は同じでしょ? と(私は)思ったのですが、これにたいする回答は、
「大企業にはそれができるだけの体力がある、ということを言いたいんです」
つまりね、別に内部留保でも法人税でも(実質的にはどっちでも)いいんですけど、「内部留保」っていう単語が、ものすごく「貯め込んでる」感じがする単語なわけです。
この単語を使った方が、「不当なお金を貯め込んでる大企業」というイメージが国民に伝わりやすいから、そう言うのだと。
なるほどなーーーーー!
これに関しては、私はずっと「なんでこんなワケのわかんないこと言うのかな」と思ってたのですが、そういう理由があったんですね。
それにしてもこういう言葉の選択が、前回も書いた「共産党、ホント上手だよね」な点なんです。
★★★
記事になってない部分でも
「志位委員長の後輩の東大生でも、最近は企業に就職せず起業する人も増えていますが、学生が最初から(労働者ではなく)経営者を目指す傾向をどう思われますか?」とか、
「学生時代の学びではなく、大学に授業料を払った対価として大学から得たもので、社会人になってから、一番役にたってる学びはなんですか?」など、いろいろ質問し、興味深い回答を頂きました。
そして、おそらく志位委員長を最もがっかりさせた私の質問は、「志位委員長はクラッシック音楽が一番の趣味とお聞きしてますが、それってちょっとブルジョア的じゃないですか?」という質問だったんじゃないかな。
委員長は「そんな心外な!」って感じの反応でしたが、「でもたしかにコンサートのチケットは高いですよね。もっと安ければ多くの人が行けるのに」ともおっしゃっていました。
で、ふと思いついたんですけど、共産党って貧しい家庭の子供たちを、毎年クラッシックの音楽会やミュージカルに招待するとか、そういう活動をやればいいのに。
反核とか反原発とか反基地だけだと、「やたらデモが好きだよね、左翼って」って感じになりがちだけど、貧困家庭の子供達を音楽会に連れて行けば、「文化や芸術にも造詣の深い共産党」ってイメージが打ち出せる。
せっかく無類のクラッシック好きの志位さんがトップに立ってるんだから、そういうこともやってみたら今後の党勢拡大に役立つのでは?
よく「経済格差が教育格差につながる」と言われるけど、日本は国公立の教育機関の質が非常に高いので、本気で勉強が好きな子が、経済的な理由だけで進学できないって例は少ないと思うんだよね。
ところが文化や芸術においては、勉強以上に家庭環境の格差が子供に影響を与えてしまう。だから共産党がそういう部分でなんらか「格差解消」に尽力したら、かなりかっこいい。
ということで、対談メモとしては以上。
最後に志位委員長は、(お会いする前からそうじゃないかと思っていたけど、実際にお会いしてみると想像以上に)誠実で寛容で合理的で魅力的な方でした。こんな方と対談の機会を頂けるなんて、ほんとにブログ書いてて良かった! って感じです。
http://anond.hatelabo.jp/20150129231744
今からでも遅くはないわけだが、大学出ておけば良かったなと思うことがたまにある。単純に就職や転職で「大学卒」という肩書が効いてくる場面が多いということがその主な理由だ。俺は今でこそ職能を身に付けることができたから困ることは無いが、選択肢は狭まる。もちろん応募できるだけで採用は保証されないけど、「応募できるだけ」の価値は高い。日本の大学進学率が10%あたりに下がれば大卒の価値は変わってくるかも知れない。ただ、今の進学率では大卒というのはデファクトスタンダードとして機能してるのでその有用性は充分だ。現状では大卒かどうかで生涯賃金の差がかなりあるんだから、数百万程度で大卒の資格を買うというのは妥当性があるし、「貧しい家庭の子供は大学進学率が低い。親の貧困が教育格差を通して連鎖する!」という主張は正しい。ちきりんの糞記事は何故か大学で得た経験を現在の職場で活かせていない個々人を責めるような言い方になってるけど、大卒という資格を得ることで初めて就職までのレールに乗った人がほとんどな訳だから、別に大学で得たものが現在の仕事と関係なくても別に構わないだろ。「みんな行かないから行かない」という状況に変えるために攻撃するべきは大卒という資格を採用の基準にする企業側であって、実際にその資格を利用して就職した人に矛先を向けているのは馬鹿としか言いようがない。ふるい落とされる側が大卒という資格の価値を変えられるわけない。
「貧しい家庭の子供は大学進学率が低い。親の貧困が教育格差を通して連鎖する!」って主張してる人に「で、あなたが大学で学んだことで、今、いちばん役立っていることは何ですか?」って聞いて、何をしたかったんだろう。貧困は連鎖しないとでも言ってみたかったのかな?明らかに連鎖する訳だけど。それとも高すぎる進学率に文句が言いたかったのかな?読んでる人はほとんどが大学卒業した人なのに?読者の子どもに大学じゃなくてベンチャー企業に行けって言いたかったのかな?だとしたら議論が稚拙すぎるよね。説得力がない。当然、ちきりんは本当は大学で得たものが現在役に立っているかどうかとか、大学へ進む人が少なくなればいいとかはどうでも良くて、単純に炎上しそうな話題を炎上しそうな形で提示したかっただけなんだよね。本当に胸クソ悪い。