「排卵誘発剤」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 排卵誘発剤とは

2022-01-29

不妊治療ずっとやってきた、もう1年半くらいか

が、クリニックが改装工事で2ヶ月ほど治療できない

なので2ヶ月は自分検査薬使ってタイミングとることになる

採卵のために毎回薬を飲んでたので、タイミングでも使うだろうと薬をもらうことにした

夫にそのことを伝えると、「よく分からないけど、そういう薬って無理矢理のイメージ、良くないんじゃないの」と

無理矢理というならこれまでのあれこれも全部無理矢理負担をかけているのだろうに、と思った

今日クリニックに来て医師に薬をもらおうと、その旨伝えたら

生理ちゃんと来るなら必要ないものだけど、最近生理ちゃんと来ていますか」

と聞かれた

ずっと治療のために薬を飲んできており、薬飲んでちゃんと来ています、というと

医師はうーん、とちょっと考えた様子を見せたが、薬を出してくれた

この反応に、飲まない方が良いものなんだろうか、とちょっと考えが揺らいだ

生理から採卵までは排卵誘発剤、採卵が終わってからピルホルモン剤)と、ずっと出された薬を飲んできたので

どうするか悩む

2020-03-10

若い女研究者への妊活のススメ

当方、30代半ば女性准教授現在不妊治療中。人工授精複数回試したが妊娠に至らず、体外受精へのステップアップを検討中

子供を望む女性研究者(とそのパートナー)には、若いとき妊活を勧めたい。研究者は、博士号を取得した時点で20代後半である博士を取るまでは妊活なんて考えられないし、博士取得後も安定したポストにつくまでは、やはり妊活のことは頭にないという人がほとんどだろう。

妊娠出産にはタイムリミットがある。30代後半の妊娠確率は約30%で、妊娠したとしても流産確率20%を超える(参考:https://president.jp/articles/-/29230)。子供を望む人にとって、研究者キャリア子供を天秤に掛けることは難しいが、若いときから良く考えてほしい。

不妊治療経済的時間的・肉体的負荷が掛かる。治療が進むほど負荷は高くなる。初期段階で妊娠に至った方が負荷は小さくて済む。

経済的負荷:検査で数万円。タイミング法は一回数千円。人工授精は一回3〜5万円。体外受精は一回30〜50万円

時間的負荷:タイミング法や人工授精排卵付近に1, 2回通院すれば良いが、体外受精は月に数回の通院が必要となる。いずれも生理周期にあわせた通院が必要なので、時間の融通はきかない。

肉体的負荷:検査施術には痛みを伴うものが多い。自分場合は卵管造影検査でショック状態になり、1日何もできなかった。人工授精も痛い。体外受精の採卵も痛いらしい。また、人工授精体外受精では排卵誘発剤を使うため、副作用で卵巣が腫れ、吐き気や息苦しさが生じることがある。

自分場合時間的負荷が深刻である講義会議よりも不妊治療を優先することはなかなか難しい。周囲にも説明しづらい。時間自由度が高い若手のうちに取り組んでおけばよかったと切に思う。

若い人にとっては経済的負荷の影響が大きいだろう。幸い、不妊検査体外受精には自治体から助成金が出る。これらの助成金には、年齢・年収制限があり、若い方が受給やすい。

研究者キャリアだけを考えていると、気がついたときには妊娠が難しい年齢になっている。パートナー子供を持つ時期について相談したり、検査を受けて自分達の現在妊娠のしやすさを知るなどから始めてほしい。

2020-02-04

anond:20191201142132

余裕がないなら結局セックスレスなのは変わらないよ

その年齢で子どもが本当に欲しいならIVFは避けられないからね。

ただ、IVFでできた子供第一世代はまだ30代なので、その子たちが年を取ってどうなるかはまだ誰も知らないんだよね。

推進派の人たちは自然妊娠と変わりありませんと根拠のない主張を繰り返すけれど、ART自閉症リスクが上がったと言う論文もあるので何とも言えない。

去年くらいに卵管は精子の選別に使われているという論文が出ていたので、IVFにするだけで受精する可能性が上がるとは思う。

....ええ、そうですよ。生物が作り上げた選別装置バイパスして強制受精させていいのだろうか...という悩みがありますよ。

やるなら排卵誘発剤注射をしての複数個採卵コースで同時に複数受精卵を作るのが世界標準で、日本マイルド排卵誘発で1個しかとらないかIVF実施世界最高なのにそれでの妊娠率は驚くほど低いらしいですよ。

あと、不妊治療婦人科病気リスクをあげるので命を削ってまでやることなのかという悩みも生まれます

まあ、一言で言うと、沼ですな。

2018-05-20

女性限定!】働かずに毎月14万円以上を入手する方法裏技

日本国民の皆様が加入されている「国民健康保険」には、

実は医療費を抑えるだけではなくお金をもらうことのできる仕組みも用意されています

その一つに「出産育児一時金制度があるのをご存知でしょうか。

出産育児制度は、国保に加入している方が出産したとき出生児1人につき42万円世帯主支給される制度です。

出産? そんな時間も掛かるし負担も大変なことで42万円ばかりじゃ割に合わない!

そう考えていませんか? しかしこの制度。実は大きな裏技が隠されているのです!

なんと、出産育児制度は実際に出産せずとも妊娠満84日(満12週)以上であれば、死産もしくは流産でも支給されるものなのです!

12週ということは、約三ヶ月になります。3ヶ月で42万円入手できるのですから、一月当たり14万円の収入になりますね!

さらに! もう一つ裏技があることにお気づきでしょうか。

そうです。この制度、実は「出生児一人につき42万円」支給される制度なのです。

双子だったら、二倍の84万円支給されます! 三ヶ月で84万円…しかも、この支給された金額についてはなんと課税です。

毎回2人ずつだったら、月収28万円。その辺にいるサラリーマンよりも収入が多くなるかもしれませんね!

最近子供が生まれにくい人の為に排卵誘発剤なんかが販売されていたりすることもあるようです!

その排卵誘発剤を使うと、双子になる確率も上がると言われています双子ではなく、三つ子や四つ子になるケースも…

夢が広がりますね!

さて、いかがでしたでしょうか?

今回紹介いたしました収入激増の裏技ですが、ちょっと収入が足らないなあなんて思う女性の方は是非試してみてはどうでしょうか?

2017-06-01

夫の不妊

大学で知り合い、結婚して6年。夫と私は性格は違えど、食べ物旅行の楽しみ方がとても合う。この人と家族を作りたいと思って結婚した。

結婚してから子作りを頑張った。夫は子供が得意ではなかったが、私が望むなら、と協力してくれてた。お互いフルタイムで働いているので、次の日仕事でも頑張ってタイミングを合わせたりするのは大変だった。私は同時に婦人科に通って色々と検査した。ホルモン値を測る血液検査、卵管造影、排卵誘発剤など一通りやった。私は生理痛が酷かったので私のせいだ…と何度も何度も自分を責めた。

子作りを始めてから2年目くらいで、ある記事を読んだ。男性不妊記事記事には、旦那さんの性器サイズも平均的でEDなどもなく、普通に行為が行え、旦那さんも全く自覚が無かったという話だった。この記事を読んだとき、これかも!と思った。それから、意を決して夫に一度精液検査を受けてほしい、とお願いしたが、夫は「原因は僕じゃないと思うよw」と半笑いで返してきた。それから私は、私が悪いんだ…とずっと悩んでいた。

それからも3年子作りを頑張った。夫は直接は私を責めた事はなかったけど、なんとなくお前が悪いって言われてる気がしてた。

子供ができないことで夫の前で泣いたことは二回ある。でも、一人で泣いたことは数え切れない。この頃、不妊な私は人間として、生物として価値がない、死んだほうがましと、思ってた。でも、死んだら夫が悲しむだろうなぁと思うと死ねなかった。

子作りを始めてから5年、引っ越した事で、今まで通ってた婦人科をやめて新しい婦人科に移った。そこで前の病院から受け継いだカルテを新しい主治医に見せると、これは旦那さんにも検査してもらう必要がある、と強く言われた。どうしていいかからず、色々込み上げてしま主治医の前で号泣した。主治医困惑しながらも、「これ以上の検査旦那さんの精液検査の結果がないと出来ないと、旦那さんに言いなさい」と優しくアドバイスしてくれた。その夜、その通りに夫に伝えた。夫はいやいやながらも精液検査を受けることを了承してくれた。おそらく夫は、私の検査に付き合うのは面倒だなぁ思ってたんだろう。

検査から2日後、病院検査の結果を一人で聞きに行った。

主治医から、「夫さんの精液には、一匹も精子がいません。」と言われた。

主治医の顔は見れなかった。下を向いて私は「あー…なるほど。」と口にしてた。

長年不妊の原因が自分である自分自分を責めてきた。でも違った。私じゃなかった。3年前にそれを知ってたらこんなに自分を責めなくて済んだのに…。と色々頭を巡った。

その次に夫にこの事をどう伝えるか悩んだ。どう伝えれば傷つかないだろうか。ものすごく悩んだ。病院から家に帰る車の中でものすごく泣いた。そうして腫れぼったい目で夫に伝えた。「検査の結果が良くなかった。夫くん、無精子症みたい…」夫の顔は見れなかった。夫はしばらく固まって「そっか…」と呟いた。

そこからは私が男性不妊場合の子供を授かるための方法を調べて夫に提案した。夫は「そこまでしてやりたくない。二人で、楽しく暮らそうよ」と言う。

私は夫と子供がいる家族を作りたいか結婚した。今、その夢がぽろぽろと崩れてる。子供が居ない選択肢なんて今まで考えたことが無かった(考えようとしなかった)。

これから先、周りにずっと「子どもはまだ?」と言われ続けないといけないのか。

これから先、あの人子供いなくて可哀想、と指を指され続けられないといけないのか。

私はこれから先、どうやって私は生きればいいんだろう。どうやって生きたら死ぬ前に後悔しないんだろう。

2016-09-08

男の妊活

結婚して5年目だけど子供ができないので、今年から本格的に妊活をはじめた。

病院に行ってきたら卵が小さいらしく、何回か飲み薬で試してみたけど結局妊娠しなかった。

なので今月から排卵誘発剤注射をすることになった。

卵の成長を促進させて排卵させる注射らしい。

先月がはじめてだったけど副作用があるらしく本当につらそうで見てるとかわいそうになる。

しかも人によるらしく、長い間つらい時期が続く人も、まったく気づかない人もいるらしい。

うちは5日ぐらい痛かったようで、今月も同じつらい思いをさせるのかと思うと辛くなる。

子供あきらめようかなーとも思う。

2016-07-19

双子

妊活排卵誘発剤を使うことになったんだけど説明聞いてびっくした。

多胎妊娠(ようするに双子)の確率17%もあるらしい。

まわりの高齢出産の人で双子が多いのはこういうことだったのか。

2016-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20160509015744

二人ともブライダルチェック済みなんで後は運なんだよね。

人工授精排卵誘発剤も有るし何とかなる気がする。

2014-11-01

エロ漫画エロ小説における作中における中出し

普通に孕むよ派 (現実世界と同じ)

普通に孕む。

避妊してるから孕まないよ派

避妊してるから孕まない。避妊方法ピル魔法超能力ひみつ道具など多岐にわたる。

そもそも中出しじゃ子供できないよ派

中出ししても孕まない。すごい。

種族から孕まないよ派/孕む確率極めて低いよ派

種族が違うから中出ししても孕まない、孕みにくい。獣人エルフ、オーク、蛇人、サキュバスなどなど。

種なし/不妊症から孕まないよ派。

種なしだから不妊から孕まない。種なしのものは1作品だけ見たことあるなあ。女側の不妊症で孕まないというのは自分はまだ見たことないけど。

ロボットから孕まないよ派

ロボットから孕まない。まあロボットからね。

ちなみにロボットだけど孕むよ派もいる。

まだ初潮きてないから孕まないよ派

初潮きてないから孕まない。うん。

しろ絶対孕むよ派

絶対に孕む。魔法超能力排卵誘発剤など。

その話題には触れないでください派

徹底して中出しによる妊娠リスクには触れない。

日常的に中出ししてたりしてもなぜか孕まない。理由の説明もなされない。

自分観測だとなんだかんだで一番見る気がする。

2010-08-30

夫はタネなし人でなし

タイトルに不適切な表現がありますが、あえて使わせてもらいます。不愉快な人はごめんなさい。

私は結婚6年目の主婦で、先週末30歳になった。

3年前の今頃、夫が重度の男性不妊だと分かり、現在まで子供なし。今年中に体外受精をしようと夫婦で決めていたので先週の私の誕生日(土曜で夫の仕事休み)に不妊専門の病院へ行ってきた。

本当はもう少し早くに不妊外来へ行く予定だったんだけど、婦人検診の乳がん検査にひっかかってしまい、精密検査時間がかかってしまった。

エコー腫瘍が左胸に1つと右胸に2つみつかり、そのうち1つは問題なし、残り2つは「異型細胞」で癌ではないが正常でもなく、今後癌化する可能性もあるので半年毎の経過観察ということに。体外受精をする予定だとあらかじめ伝えていたので、主治医は今後はホルモンの影響等も考えて経過観察する予定だと言ってくれた。

エコーマンモグラフィーMRI、針生検と、癌の可能性がなければしない検査(針生検)までしたので、結果が出る前に乳がんの覚悟はしていた。30歳になる前1ヶ月間は乳がん検査と結果待ち。まだ20代だし3つの腫瘍が全部癌ならすぐに全身に転移して死ぬのかな・・・と、とても不安だたけど、私を不安がらせないようにか、夫は「絶対癌じゃないよ」と言うだけだった。

3年前、夫の精子検査の日、夫は結果を聞く前に仕事に戻ったので私は一人で結果を聞いた。

先生:「はい、○○さんの奥さんね?えーっと、ご主人とは自然妊娠は無理ね。精子が少なすぎるから。体外受精でも無理だろうね。子供ほしいなら顕微授精以外無理ね。」

私:「え・・・・?」

先生:「顕微授精の説明は看護師から聞いて帰ってください。はい、お疲れ様でした。」

私:「え・・・、先生、無理って絶対に無理なんですか?」

先生:「絶対とは言えないけどこの数字じゃねー、考えても仕方ないよ。」

徐々に自分の体から血の気が引いていくのを感じて、意識がボーっとして、大して何も質問が出来なかった。ただ、先生の言い方が冷たくて冷たくて、平常心を保つのがやっとだった。何で夫は帰ったんだろう、一緒に居てほしかったと強く思った。今考えれば、同情した言い方をすると泣いてしまうかもしれないから、淡々と言ってくれたのかもしれない。

なので、今回は自分検査だったけど、結果を聞く時は一緒に居てほしかった。癌じゃないと思うけど、もしも癌だと言われた時には、夫に隣に居てほしかったから仕事を休んで一緒にきてとお願いした。有給があまってるので休めたけど、「結果聞くだけなら一人で行けるでしょ?」って言われた。夫は私がお願いしたら嫌でもお願い事を聞いてくれるのでそれはありがたい。だけど、自分の本意じゃないことも口にするので、時々傷つく。

乳がん検査の結果を聞いた帰りの車の中で、「今は癌じゃないけど、来年には癌になってるかもしれないから、早く子供、作らないとね。もし癌になったらしばらく子供作れないもんね。」って私が言ったら、「見つかってないだけで、俺の体のどこかにも癌あるかもしれないし。」って言われた。夫にとってはその程度の事なんだ・・・と思った。

今までは、夫が不妊子供が出来ないから自分に引け目はなかった。だけど、自分が癌になって夫の子供が産めなくなるのは申し訳ないと思った。だからすぐに体外受精病院へ行くことにした。

だって、もし妊娠中に発ガンしたら、癌の治療中絶のどちらかを選択しないといけない。治療をしないで出産する人もいる。それで子供を残して死んでしまう人も居る。考えすぎだろうけど、やっぱり癌化する可能性があるのなら、今後の最悪の状況は頭をよぎる。

誕生日の前日、外食をしてホテルに泊まった。ちなみにホテル会社保養所指定先。誕生日結婚記念日は必ず外食をしてプレゼントカードを渡すようにお互いしてきたので、今回も夫はそうしてくれた。だけど、その渡し方が悲しかった。渡し方くらいでって男の人は思うだろうけど・・・。

今までは食事の時にバースデーソングが流れてプレゼントを渡されるとか、日付が変わった瞬間に渡されるとか、そういう演出をしてくれる人だった。

今回はホテルについてベッドに転がったら、「はいこれ」ってプレゼントカードをベッドに置かれた。午後10時くらいで、まだ誕生日じゃなかった。

私:「え?もう?まだ誕生日きてないよw」

夫:「20代のうちに渡したいから」

私:「え?だって誕生日プレゼントでしょ?誕生日にほしかったな」

夫:「30代とかいやでしょ?20代のお前にあげたかった・・・云々・・・」

夫は同級生で、誕生日11月。いつも私が先に年をとるけど、自分では今年30歳になるのがそんなに嫌じゃなかったから、夫が20代の私に固執した発言をしたのが悲しかった。

次の日、私の誕生日日本でも有数の体外受精権威病院へ行った。夫の結果はやっぱり悪くて顕微授精以外無理だと言われたけど、私は状態がよかったらしい。

男性側が不妊場合は、女性は正常でも不妊でもあまり関係なくて、排卵誘発剤を使ってできるだけ沢山の卵子を作って、薬で全部を一気に排卵させて、卵巣から直接卵子を採取する。自己注射になったので、誘発剤は自分注射器で毎日打つことになった。看護士が別室で注射の打ち方を教えてくれたけど、自分お腹注射器を90度の角度で針の根元まで刺すなんて、グロいし怖い。いきなり練習でやってみてと言われたけど、緊張してうまく出来なくて、痛かった。針がお腹に刺さっていかなくて、「痛い、これ以上針が入らないんですけど」と私が看護士に言ったら、「大して痛くないくせに」って夫に言われた。人に刺されたら痛くないんだろうけど、自分自分に刺すのは、うまく出来ないから痛い。どうせなら「頑張れ」とか「大丈夫大丈夫」とか、そういう励ましの言葉がほしかった。

お昼頃に病院についたけど、初診で体外受精の準備が全部整ったので、自分でする薬や注射一式を渡されて、スケジュールも説明されて、あとは自分タイミングで始めてくださいって言われた。今度病院に行くのは、自分で誘発させた卵子を採取してもらう時。少しづつ治療が始まると思ってたのにいきなりスタートを切らされた感じがあって戸惑った。

たまたま病院が私と夫の母校大学から車で30分くらいの所にあったので、その日は誕生日だし、病院が終わったら、大学まで行って、昔し住んでたマンションを見たりよく一緒に行った居酒屋に行ったり、同級生が働いてるバーによって久しぶりに話がしたいって夫に言っておいた。子供を作る前に、少し昔しを懐かしみたかったから。

病院を出て夫に「大学近辺に行くんだよね?」って言われて「うん」って言った。病院を出た時19時を過ぎていて私は検査が多かったので疲れてたけど、誕生日なので楽しく過ごしたかった。夫は精液検査だけだったので、待ちくたびれてたのかもしれない。何だか二人とも疲れてた。

「あと2回ここくれば、それで終わりだよね?」って夫が言って、私はキレた。

これから家で注射をしたり色々準備して、病院に行くのはあと4回。そのうち2回は私は腹腔鏡手術をしないといけない。夫は1回、オナニーをして精子を出すだけ。

こんなこと思っちゃいけないんだろうけど、夫のせいで私は痛いきつい辛い思いをしてホルモン治療をするのに、夫はアダルトビデオを見てシャーレに射精すればそれで終わり。体外受精男性女性精神的肉体的負担が全然違う。本当は「夫が健康だったらこんなことしなくていいのに」って思ってるけど、精子がなくて辛いのは夫だから、それは言わないようにしてた。だけど、最近の夫の思いやりのない発言に限界だった。

「2回じゃなかったっけ?」って夫がまた言った。かる~く言った。意外と大したことないねって感じで言った。私が口を開いたら醜い言葉しか出ないから、ずっと黙ってた。涙が止まらなかったけど、横を向いて気付かれないようにしてた。これから顕微授精に向けて私がなにをするのか、夫婦で説明を受けたのに、夫は聞いてなかったんだ。だって2回じゃない。

乳がん検査の時、「もしも癌でも、自分のことを第一に考えて、子供は無理して作らなくてもいいよ」って言ってほしかった。

誕生日の日、「30歳おめでと。30代も一緒に楽しく過ごそうね」って言ってほしかった。

注射が痛いって言った時、手を握ってほしかった。

帰りの車で、「体外受精で辛い思いをするかもしれないけど、一緒に頑張ろう」って言ってほしかった。

きっと私がこうしてほしいって言ったら、そうしてくれる。夫は優しい人だ。だけど、自発的に思ってるわけじゃないのがわかって辛い。

「何で心配してくれないの?」って言った後「大丈夫?」なんて言われても嬉しくない。

体外受精までして子供を作っていいのかも不安だし、答えが出ない。もしかしたら子供は作らないほうがいいのかなって時々思う。

ありのままの出来事を人に言うと、単なる夫への愚痴・悪口になるので友達にも言えない。

最近こんなことが続いてたけど、本当は夫は優しい人だし大事にしてくれてると思う。夫のことが大好きだし夫も好きだと言ってくれる。

毎日一緒に夕食を食べてくれるし、週末も一緒にいてくれる。いつもパソコンばかりしてるけど、外でも手をつないでくれるし、夫を知ってる人はみんな「愛妻家だよね」って言ってくれる。

ただ、すごく鈍くて察することをしないだけ。私が普通の声のトーンで怒ったら気付かない鈍い人。

自分たちの事は客観的に見れないけど、客観的には幸せ夫婦です。自分でも幸せだと思ってる。

今回、色々とヘビーなことが短期間に集中したので誰かに愚痴りたくて増田に思いを綴ったけど、こういうことを乗り越えて他人が夫婦になっていくんだと思う。

そう思いたい。だから頑張ろう。

2010-03-07

娘はひとりっ子のまま終わる可能性が高いらしい

夫(私)37歳、妻35歳、長女5歳。

2人目の子供希望して2年以上前から試行錯誤している。

排卵誘発剤の投与と基礎体温の測定を基にしたタイミング療法を続けてきたが全く効果が出ず、先日ついに体外受精専門の産科を紹介されることになった。

タイミング療法を続け、生理が来るたびに落胆を繰り返した2年間は、妻にとって実に辛い期間だったそうだ。

不妊の原因について妻が自虐的な言葉を吐くことも多かったが、私はむしろ自分に原因があるのではないかとも考えていて、自分検査(精液検査など)もやらせて欲しいとたびたび伝えていたが、今までにそれがかなうことはなかった。だから今回の体外受精への挑戦は、不妊の原因を夫婦双方の視点から探るいい機会でもあった。

今日が、私たち二人の検査結果を聞く日だった。

私はある程度覚悟を決めて、医師言葉を待った。

―まずご主人ですが、精子の量は正常です。精子運動性も十分ですから、通常の体外受精法で問題ないと思います。

明るい光が差した気がした。何とかなりそうじゃないか。

―続いて奥様ですが。

―あくまで数値上の話ですが、卵巣の機能がかなり弱っています。これは、ちょっと苦労するかもしれません。

―奥様は35歳ですが、これは40歳くらいの数値です。(事前に見せられた資料では、たとえ体外受精でも40歳を過ぎた時点で妊娠率は35歳時の3分の1以下に下がるとのことだった)

言葉を失った。女性相手にここまではっきり言うものなのか。

そもそも、5年前にはちゃんと産めてるではないか。なぜそんなことに。

妻がおずおずと尋ねた。卵巣の機能は、直したりできないんでしょうか…。

やはりはっきりとした答えが返ってきた。現代の医学では、それはどうしようもありません―。

とはいえ可能性はゼロではないという補足説明を得て、ともかく体外受精に挑戦することにした私たちは今後の予定を確認し、産院をあとにした。

帰りの車の中で、妻は泣いたり取り乱したりはしなかった。

―結局私の卵巣がダメなんだよね。

乾いた笑いとともにこぼれた言葉のあと、車内にはただただ重い空気が流れていた。

ダメとは言ってないじゃないか。とにかくやるだけやってみようよ…

私にはそう言うのが精一杯だった。それ以上の言葉を継ぐことができない自分が、どうしようもなく無能な人間に思えて仕方がない。

不妊という問題について、私たち夫婦よりも遥かに辛い状況にある人はたくさんいる。なんといっても、私たちにはすでに1人の子がいるのだ。

しかしそうだとしても「今後あなたは子供を産めない可能性が極めて高い」と宣告された妻の気持ちは、男の私には察するに余りある

体外受精には、1回あたり総額で最低でも50万円程度の費用がかかる。「だめもと」で気前よく支払えるような額ではない。どうせダメなんだ、という気持ちで取り組むべきではないだろうと思う。しかし、少ない可能性を一途に信じて挑戦し、その結果が失敗に終わったとき、妻と私の気持ちはどうなってしまうのか。残念だったね、で終われるのだろうか。

妻は今も、言葉少なに夜なべ仕事をしている。彼女にどう向き合っていけばいいのか。そして、不妊治療に挑戦する意味

自分の中では結論がまだ出そうにない。苦しくて仕方がない。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん