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はてなキーワード: 科学者とは

2022-01-21

優秀な人類を作る際に実在人間同士を掛け合わせることにこだわるのが不思議人造人間で良いのでは?

良い遺伝子だけを集めた人造人間を創れと言わないのは何故だ?

人造人間だったら親は居ないか国有財産

全員を兵隊にするのも全員を科学者にするのも自由自在

anond:20220120142843

2022-01-19

コンタクトって映画

で、主人公女性科学者が「地球上の人類の9割以上が何らかの神を信仰しているか無神論者(実際には実証主義者)のお前は地球人の代表として不適格だ」って言って宇宙船代表を下ろされる展開好き。そして選ばれた神論者が宇宙船もろとも宗教テロリストに爆殺されるのも好きだし、実はこっそり建造されていた宇宙船2号が北海道にあるのも好きだし、宇宙に行って宇宙生命体とコンタクトして帰ってきた実証主義者の主人公が「神様っておるかもしれんなぁ」ってなるの好き。

新型コロナワクチン若者

まずイデオロギー論争に入れられたくないので,当方30代後半男性,新型コロナワクチン2回接種済み.

医療職ではなく,旧帝大常勤教員工学系,博士号持ち).

事実科学的な視点医者質問がしたい.(ワクチン推進・反対というどちらかに誘導したいわけではない)

まず最初に言いたいこと.コロナ風邪だとか,反ワクチン,反マスクだとかいうつもりはありません.

手洗い,マスクソーシャルディスタンスなどの感染予防策を今後も続けていくべきだというのが私の基本スタンスです.

工学人間は黙ってろ,医者しか判断できん!という方は,こちらが判断できるよう下記の論文についての解釈をしていただけると嬉しい.

我々自身の体,学生の体に対することなので.

1. NEJMの論文について

Mevorach, Dror, et al. "Myocarditis after BNT162b2 mRNA vaccine against Covid-19 in Israel." New England Journal of Medicine 385.23 (2021): 2140-2149.

https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2109730

この論文ではイスラエルにてワクチン2回接種後,16~19歳の男性は6637人に1人の割合で心筋炎の発生リスクがあると書かれています.このリスクは低くないものだと思います

2. medRxivの論文について

Sharff, Katie, et al. "Risk of Myopericarditis following COVID-19 mRNA vaccination in a Large Integrated Health System: A Comparison of Completeness and Timeliness of Two Methods." medRxiv (2021).

https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.12.21.21268209v1

medRxivではありますが,米国1217歳男子の接種者2650人に対して1人, 18〜24男性の接種者1860人に対して1人の割合で心筋炎の発生リスクがあると書かれています

1, 2を見る限り(他の国の論文もあり,大体同程度のオーダーです)若者ワクチン接種による心筋炎リスクはどうやらありそうだと思います.これは事実だと思っています

この解釈に誤りがある場合はご指摘ください.

でも,(A)ワクチンには重症化予防効果があったり,(B)若い人が周囲にうつさないようにする感染予防効果があるので,

トータルとしてみて,接種した方がいい,というのが現在医学的な流れだと思います

この(B)感染予防効果に対して,

3. ワクチン接種率100%ブースター接種率も81%ジブラルタル感染爆発が起きています

ジブラルタル新規感染者数:https://ourworldindata.org/explorers/coronavirus-data-explorer?time=2021-02-01..latest&facet=none&Metric=Confirmed+cases&Interval=7-day+rolling+average&Relative+to+Population=true&Color+by+test+positivity=false&country=~GIB

ジブラルタルワクチン接種率:https://ourworldindata.org/explorers/coronavirus-data-explorer?time=2021-02-01..latest&facet=none&Metric=People+fully+vaccinated&Interval=7-day+rolling+average&Relative+to+Population=true&Color+by+test+positivity=false&country=~GIB

この事実から,このワクチン感染予防効果がないということが示されると思います

まり若者が接種することで高齢者うつさないという当初の目論見は達成できないということです(大変残念な結果ですが)

この解釈に誤りがある場合はご指摘ください.

そして文献を挙げるまでもないことですが,若者そもそも重症リスクが低いですので,

(A)ワクチン重症化予防効果から得られるメリットはありません.

すると,現在までの知見を総合すると,高齢者や基礎疾患などのリスクがある人に向けて引き続き新型コロナワクチンの接種を推奨し,

若者子どもはこれまで通り普通に暮らす(手洗い,マスクソーシャルディスタンスなどの感染予防策を続ける)で良いのではないかと思うのです.

なぜこの結論にならないのかというと「若い人たちが打たないような危険ものであれば,私たちも打ちたくないわ〜」と高齢者や基礎疾患などのリスクがある人たちが

言いづらくするために全員に打たせているようにしか思えないのです.

それは社会運動のやり方として正しいのかもしれませんが,科学的な態度としてはどうなのでしょうか?

新型コロナワクチン必要である不安な人たちに接種を推進するために,若者文字通り体を張ってリスクをとってもらって,安心を与えなきゃいけないものなのでしょうか?

上記の考えの間違いを教えていただければ上記の考えを100%撤回し,今後も若者ワクチン接種を推奨していきたいと思います

大学教員科学事実社会的状況,そして科学者としての倫理良心で板挟みになっています

是非,医者医学研究者の方々からコメント・ご指摘をお待ちしております

2022-01-15

311原発の時に科学者を信用して何か助かったのか

>>ワクチンがどういうものか、何をもたらすのかを理解していないのだから

anond:20220114135225

2022-01-14

anond:20220114135225

リスクベネフィット比較した上で(日本人の)若い世代が打つ必要が本当にあるのかという議論をすっ飛ばしノーベル賞科学者が打て打てと進めたり

今打つ必要がないと判断しただけの人間も、オカルト信者も一緒くたに「反ワクチン」だと決めつけたり、

(実際mRNAワクチンはそんなにブースターできない可能性があるし、リスクベネフィット比較してベネフィットが今より全然大きくなった時に打ち始める、という選択肢合理性がある)

そういう方がよっぽど怖いけど。

2022-01-13

最近買って読んだBL

ボーイズラブアンソロジーCanna vol.81』

 「アンソロジー」っていうけど同人誌ではなく、商業BL雑誌雑誌雰囲気少年漫画青年漫画風味でストーリー重視・エロ少なめ……らしい。BLにしては、ということかも。ちなみに出版社フランス書院。だからといってハーレクイン的なラブロマンス色があるわけではないけど。

 では以下、掲載作品感想

『鴆(ジェン) 天狼の眼』最終回(文善やよひ)




概要

 古代中国のような世界観。「鴆」という鳥の獣人みたいな生物飼育するのが一種金持ち道楽となっている。鴆は食べ物によって羽根の色が変わる。鴆のオーナー達は鴆の羽根色を競わせるのだ。鴆を飼育する人のことを「鴆飼(ジェンスー)」と呼ぶ。

 本作のカップリングは、ティェンラン(鴆であり鴆飼でもある)×リュイ(人間若者盗賊)。

 私は途中から読んだので全体のストーリーいまいちわかっていないんだけど、今回のお話は、なんかリュイが昔の盗賊仲間を売って逆襲されそうになってるとこらしい。


増田感想

 手練のプロ作家作品! って感じですごく読みやすい。絵も綺麗。ストーリーはたぶん感動とか衝撃というよりは「無難な感じ」だ。アートだ。熱烈に惹かれるというよりはコレクション欲をかきたてられるというか。単行本出たら買おうかなぁー。


『積み木の恋』(漫画 黒沢要/原作 凪良ゆう)




概要

 大人BL小説家・凪良ゆう先生の同名小説原作主人公ゲイ男性を専門に狙う詐欺師パパ活のようなことをしては男から金を巻き上げている。

 カップリングは、金持ちぼんぼん×詐欺師

増田感想

 そもそも凪良先生物語で読ませる作家というよりは文体で読ませる作家。そういう作家さんの作品原作としても、やっぱり最大の魅力「地の文」が消えてしまうので、なんだかなぁーと。

 漫画を描いた人は人気のBL漫画家らしいけど、別に……うん。繊細な画面とかなんとか宣伝されているのを見たけど、私は画面が白いなとしか思わない。でも面白そうではある、原作小説が。まあ、小説メディアミックスっていうのは、大体引き算だよなぁ。

『ロングピリオド』第3話(古矢渚)




概要

 高校生主人公の学園もの特に秀でた所のない佑征が、幼なじみで何でも小器用にこなしてしま天才肌の樹を好きだけど好きと言えずに悶々としたりツンツンしたりする。少女漫画風味隠れゲイの苦悩話。カプの左右不明。今回は子供時代の回想メイン。

増田感想

 よくある話だなと。でも月並少女漫画みたいな作風漫画は意外と求められているもだろうか。去年は『コントラスト』(itz)がヒットしていたことだし。たぶん、好きな人は好きなんだろう。

『青い人の主治医』(hagi)



概要

 獣医師が知り合いの親切なおばちゃんに頼まれて、町外れに蟄居している少年を診察しに行く。少年は全身の皮膚が鱗化して角まで生えるという奇病に罹っている。獣医師はなんとか少年を診察しようとするが、少年人間不審を拗らせており、患部を見せることすらしたがらない。診察するのしないので揉めている最中

増田感想

 きっとこういう漫画好きな人も世の中にはいるんだね!


侵略宇宙猫チャン!』第6話(元ハルヒラ)



概要

 自称宇宙から侵略者で人語を操る猫が、穂堤(ほづつみ)と今市(いまぢ)と犬のチャヅケの住む家に転がり込んでくる。その日常。今回はほづつみといまぢが致している所を宇宙猫のサンが覗き見して、なんだかんだ揉める。なお、サン宇宙猫だけれど、虚を衝かれたかのような顔つきをしている訳ではない。

増田感想

 ああ、オチはやっぱりそうなるんだ……w

『嘘つきな愛を買う』第5話(ポケラふじ子)




概要

 オメガバース設定作品。αだったはずの主人公・悠生は何故かバース性がΩに転換してしまう。成績優秀で親の期待に添えていたはずが、一転して無能の産むだけが取り柄の人扱いに。そして悠生は彼を見初めた男・恭悟に金で買われてしまう。以来、悠生は恭悟に服従状態。恭悟は悠生の心から笑顔が見たくて、有名進学高校への転入を勧めるが……。

増田感想

 ちょっと昔の男格差をごりごりに風刺したような内容で、精神にかなりクる。『82年生まれ キム・ジヨン』みたいに、細かいところで心をポキポキ折ってくるような。そしてレディコミみたいにねちねちドロドロしてる。

 攻めでαの恭悟が無自覚強者傲慢から悠生に復学を勧めておきつつ、嫉妬に駆られてあっさりと梯子を外す、その態度の豹変がとてもリアルだ。もうやめて、それはただのDVよ!

 はぁ、つらい……。つい読んじゃったけど、私はこういう類の悲愴感BLには求めていないかなとも思う。

 もはや男女カップリングではここまで時代錯誤なネタは迂闊に描けないから、オメガバース設定が表現の駆け込み寺みたいな役を果たしているのかなという気もする。

BLACK BLOOD』第6話(琥句ハヤテ


概要

 戦闘サイボーグのイーサンが生身の人間のミハイルに恋をしちゃう話。

増田感想

 普通に恋愛してるなぁ……。連載開始当初は、なんかもっとこうシビアストーリー重視のハードボイルドが始まるのかなと思ったら全然かわいいハイルにイーサンが惚れてしまい油液が飛ぶ(←言葉通りの意味BLだった。

 一回ミハイルが死にそうになったくらいで、特別事件が起こる訳でもない。もっぱらイーサンが「これが恋……?」と動揺しているだけである。だが正直、あまり萌えはないかな。そういえば、ミハイルってイーサンのこと好きなの?


『MADK』第18話(硯遼)



概要

 サイコパス過ぎて人の世には居場所のないマコトちゃんが、悪魔Jを召喚して魔界に行き、悪魔に生まれ変わって無双する話?

 悪魔は人に名前を忘れられると消えてしまうらしく、マコトはJが孤立するよう根回しをし、彼を弱体化させる。今回は久しぶりにマコトがJのもとを訪問するところ。

増田感想

 連載の半分も読んでいないせいでストーリー登場人物関係性をいまいち把握出来ていないという私の個人的事情を差っ引いても、何を言っているのかよくわからない台詞がいくつかあるような?

 とにかく、マコトとJによる激しい心理戦が繰り広げられていることだけはわかった。愛憎が入り交じるというよりかは愛情表現おかしい二人なのか。

『ジャルディニエの愛した毒花』第13話(椛嶋リラコ)

概要

 旅人のオルは城塞都市ペルオテに着くやいなや荷物を盗まれ、無一文の身元不明人なってしまう。そんな彼は娼館下働きとなり、娼夫・アコニとなんかあれな感じになる。

増田感想

 ストーリーがよく分からないので、1話の試し読み数ページを読んでやっとオルの境遇理解した。この人が主人公だったのか……。てっきりアコニさんが主人公なのかと。今回もまあよく分からないけど、ねこみみ獣人達は娼館にいる方がマシみたいな設定なのだろうか?


ベルガモットサニーデイ最終回キタハラリイ)

概要

 主人公アルバイトの子が勤め先のオーナーに惚れて、そのオーナーって人が胡散臭いレベルスパダリなのだが、主人公と付き合っているのかいないのか微妙セフレ関係っぽい付き合いをするから主人公が病んじゃって、でもスパダリスパダリパワー全開主人公をよしよしいい子いい子してくれるって話。


増田感想

 ありがとうベルガモットサニーデイありがとう! タイトルだけはなんか好きだった!!

スリピングデッド』第8話(朝田ねむい)

概要

 高校教師の佐田は見た目性格ともに非の打ち所のないイケメンで、同僚や生徒からの人気が高い。そんな彼はある夜、不慮の事故に遭う。次に目を覚ました時には手術台の上で、科学者間宮が側についていた。間宮によれば、佐田は一度死んだところを間宮の手によって蘇生させられたが、ゾンビのようなものとして生まれ変わったのだという。

 間宮家で始まる、ゾンビと猿のような人間リアル猿の、二人と一匹暮らし


今回のあらすじ

 まさか温泉旅行回。昼間は名所めぐり、夜は恋バナだ!


増田感想

 思いがけず萌えとラブに全力投球な本作。第1話シリアスでダークな雰囲気から行き着いたのがここなの? たのし大人修学旅行なの!? 唐突なようでいて自然な流れで旅行して、ちょっと揉めたり仲直りしたりお互いに理解を深め合ったり、でも片想い片想いのままだったり、心理描写がすごい。リアル

 これまでの朝田ねむい先生作品恋愛色の薄い作品が多かったのだけれども、まさかゾンビ物で究極のラブストーリーを描いてしまうとは。



追記

https://anond.hatelabo.jp/20220113151632

 虫歯先生知らなかったかBL情報サイト検索した。

 すまんけど、私は表紙見ただけで回れ右だな。エロ売り作家は基本読まない。いうてBLなんかエロばっかりじゃないかいと言われるかもしれないし、実際エロばっかりなのだが、表紙であからさまに「ある種のエロしかないです」と主張してるような作品は、読んでも気分悪くなるので読まないです。

2021-12-31

今年読んでよかったと思ったBL三作、とか書こうと思ったが……。

 Amazonで今年一年ぶんの電子書籍購入履歴を見てみたら、思ってたよりもBL買ってないじゃん。そっか、そういえば去年は自分自分に10000円を誕生日プレゼントしてBLを買うという苦行を課した(結局ツラくなって半分は一般書籍に遣ってたw)から、いやにBLばかり買ってたんだけど、今年は『魔道祖師』全四巻が自分への誕プレだったからなぁ。

 しかも今年は隔月で『ボーイズラブアンソロジー Canna』(1045円くらいだったかな)を買っていたので、そのぶん単行本を買うお金は減っていたんだ。

 そういう訳で今年買ったBLは少なかったけど、その中でもよかった作品を3つ、無理矢理ひねり出して挙げる。



魔道祖師』(墨香銅嗅)全4巻+番外編集




あらすじ

 かつて「魔道祖師(まどうそし)」「夷陵老祖(いりょうのろうそ)」などと呼ばれ、人々から畏れられた鬼道の使い手・魏無羨(ウェイ・ウーシェン)。彼は一度死んだが、13年後、強制的に転生させられた。復活した魏無羨の腕には呪いの傷が刻まれていた。傷は彼を生き返えらせた術者の望みを叶えれば消える。もし叶えられなければ、死が待っている。仕方なく魏無羨は、彼を自らの命と引き換えに生き返らせた男・莫玄羽(モー・シュエンユー)が何を望んだのかを探りに出るが……。


買ってよかった理由

 とにかく読み応えが凄かった。魏無羨の過去の謎にからむ大きな陰謀。謎の多いストーリーにページをめくる手が止まらない。複雑な人間関係登場人物感情がそれぞれリアル共感でき、とてもエモいとこが特によかった。小説という表現方法をフルで活かした大作。小説っていいなと再確認した。


シャングリラの鳥』(座裏屋蘭丸)1巻と2巻





あらすじ

 元サラリーマンアポロは、とある事情で傷心中で、しかもまとまった金が入り用だった。そのため、離島娼館シャングリラ』にスタッフとして住み込みで働くことにした。

 アポロに与えられた仕事は「試情夫」といって、娼夫達の心身をケアする仕事。彼は仕事を覚えるために、まずは娼夫の一人・フィーに専属の試情夫としてつくことになったが……。


買ってよかった理由

 ポリネシアリゾート風景の、癒し力の高さ! ここは地上の楽園か!! 1巻は毎晩寝る前に読みたいくらい。いいなー、私も南の島に住みたい。ストーリーも、初期の頃はほのぼのしている。とある事件が起きてから、徐々に暗雲立ち込めてくるんだけれども。フィーの過去に「シャングリラ」存亡の危機が絡み、サスペンス要素も入って次回が気になる。

 2巻の、フィーがアポロ必死懇願をするシーンはほんとすごかった……。

スリピングデッド』(朝田ねむい)上巻




あらすじ

 高校教師佐田(さだ)は、非の打ちどころのないイケメン性格もよく、同僚や生徒達からの人望も高い。そんな彼はある夜、不審者に襲われ刺されてしまう。

 そして目覚めた時、佐田は自らが手術台の上に拘束されていることに気づいた。彼の目の前いるのは科学者間宮間宮は、佐田が一度死に、間宮によってゾンビとして蘇生させられたことを告げる。

 元の日常に戻ることが出来なくなった佐田は、間宮邸で間宮サルモン吉との、二人と一匹暮らしを始めるが……。



買ってよかった理由

 ストーリーが謎めいていて面白いだけでなく、この漫画の良さは細かいところにあって、説明し難いし説明しつくせない。萌えは細部に宿るというか……。

 受けの間宮豊臣秀吉像みたいな難のある見た目なんだけど、あれで悶絶レベルの可愛さ。萌え殺されるかと思った。

 私的に、今年読んだ漫画の中で一番面白かった。


次点

『Badass』(ハジ)

 個人的性癖ドストライクだったので、今年の三冊に入れようかどうしようか迷ったんだけどやっぱりやめた。でも、性癖にぶっ刺さるって大事だと思う。

2021-12-15

スピリチュアルに見せかけた真っ当な文章

言葉波動

より正確に言うならば、言葉波動を介して人々の間を伝搬します。


この波動にも種類があり、ロンジチュージナル・ウェーブトランスバースウェーブに大別されます

例えば、あなたが発する音声はロンジチュージナル・ウェーブですし、あなた普段目にしている文字トランスバースウェーブとしてあなたの元に伝わってきているのです。

(ちなみに、地震にはロンジチュージナル・ウェーブトランスバースウェーブの両方が含まれています。このことは、我々に多くの示唆を与えてくれることでしょう。)


日常的な生活において、波動の種類を気にする必要はないですが、一つだけ注意すべきことがあります

それは、電話回線などを用いて音声を伝送する際に、ロンジチュージナル・ウェーブからトランスバースウェーブへの変換が行われているということです。


非常に残念なことに、(場合によっては)この過程で、音に含まれていた周波数の一部が失われることが知られています

これは、1928年にH. Nyquist博士によって予想されてから現在でも多くの科学者に受け入れられている現象です。


電話を介した会話でも、波動が損なわれないようにするためにはどうすればいいのか。

実は、波動がどの程度損なわれるかは、言葉の種類によって変わってきます


例えば、「死」という言葉は、この言葉を発した時に音声が持つ周波数特性から波動が損なわれやす言葉の一つです。

これは、適切な言葉選びを心がけることが、相手に伝わりやす波動を選ぶことに他ならないということを意味しています


最後にもう一つだけ例を示して終わりにしましょう。「ち」の音より「ま」の音が伝わりやすいです。

電話越しでは、「ちんこ」より「まんこ」。これが、波動意識した人生第一歩です。

2021-12-10

もうTwitterって終わりだろ?

CEOは「表現の自由?知らねーよ。何が正しいかは俺たちが決める!」とか言ってるし

中国実存しないスイス科学者を作り出してアメリカ批判させるし

企業が無数のbotアカウント作って世論の流れを操作しようとするし

 

人類SNSは早すぎたな

増田こそが至高

エノラゲイの乗組員の証言

「当初、科学者たちは放射線による被害をきわめて過小に見積もっていた。それが分かってきたのは数週間後だった」

「ただ、放射線の影響が判明した後でも、原爆使用は、戦争を終わらせ殺し合いを止めたという点で、正しかったと思っている」

「気の毒なことをした、ただ日本の国に起きたこと全体としては、気の毒とは思わない」

日本は少なくとも6カ月前には降伏しているべきだった。空軍力も海軍力も失い、勝つ見込みが全くなかったことは、軍も分かっていたはずだ。日本指導者がなぜかたくなに降伏を拒んで戦争を続け、国民をこんなひどい目に遭わせたのか理解できない」

謝罪する気はない、もし謝罪すれば、(勝算がない戦争を続けた)日本指導者が果たした役割についてまで責任を負うことになる」

これは全く叩かれない不思議

2021-12-08

anond:20211208102725

これについては面白い研究がある。科学者が個々人のキャリアの中で最も重要仕事をした年齢がいつ頃だったのかを調べると、結婚した科学者は明らかに30代前半に強いピークがあるのに対し、結婚しなかった科学者もっとなだらかに年代にばらついているというもの

論文の中には「子育て負担のせい」とまでは書いてないけど、そういう効果はかなりあるんじゃないかなと思わせるデータだった。

https://personal.lse.ac.uk/kanazawa/pdfs/EHB2000b.pdf

2021-12-03

頭がよくて体力があれば何でもできる何でもなれる

頭がよくて体力があれば医者でも科学者でも社長でも作家でもなれる。かなり自由だ。

頭がよくて体力がなければ、その思考能力を短時間しか維持できないのでできることが少ない。

頭が悪くて体力があれば単純作業くらいはできる。

まず体力を土台にして、その上に知力を積むってことが大事だね。

2021-12-02

anond:20211202110500

少なくとも科学者動物苦痛があるかを研究してるし

その研究結果をもとに「この動物は生きたまま調理するのをやめましょう」とか決めてるよ

anond:20211202105927

苦痛を与えない云々ってそもそも道徳宗教」のカテゴリなのに科学的に云々って視点ポイントズレすぎてる。

お前は法律家にも科学者にも向いてないよ。

2021-11-26

anond:20211126130546

科学者の伝記とかインタビューとか見てると論理を突き詰めていくと「その論理を作った何か」の存在を感じる瞬間がちょいちょいあるらしい。

極限まで考えて考えて考え抜いてそれでも答えが出なかったのに、ある日突然ふっと違う方向から答えが振ってくることがあってそういうときにも「何か」の存在を感じるらしい。

極限まで無駄なく削って搾り上げていくような人間ほど、その先の「何か」を信じないとやってらんない瞬間があるんだと思う。

2021-11-21

妻との会話「研究者って論文を書くのが仕事なの?」

妻「研究者は、論文を書くが仕事なの?」

自分「そうとも言えると思うよ」

妻「執筆料で稼いでいるの?」

自分「いや、執筆は入らない。雑誌によるけど、むしろ謎の手数料を取られたりする。」

妻「じゃあ、なんで論文を書くの?」

自分「いい論文を書いていい雑誌に載れば、研究費がたくさんおりるから

妻「どういうこと?」

自分研究予算がおりました、その予算でこんないい結果を出しました。ほら、いい雑誌に載った、世間も認めてる。次はもっとお金ください。っていう理屈

妻「ますます意味が分からないわ。お金を投じて、投じたお金に値する結果を残したかどうかって論文に載ったかどうかなの?出資してるのに研究成果の良し悪しを判断できないの?」

自分「まあ、国ってそういうところがあるから

妻「国なの?大企業とかじゃなくて?GAFAみたいなところが主導してるのかと思った。」

自分研究論文は、研究機関が多いよ。巨大企業はさ、いい結果がでたらプロダクトにする、それができなければ特許論文は後回し。」

妻「なんで?」

自分アピールする必要ないしね。言葉いくら研究成果を並び立てるより、製品サービスとして世に出したほうが説得力はあるし、なによりお金になるし」

自分査読っていって、この雑誌にふさわしいかジャッジされるの?」

妻「いい雑誌っていうのは、その雑誌編集者の質が高いってこと?」

自分「いや、査読者ってのは、たいていボランティア。同業の科学者

妻「なにそれw内輪の自慢合戦?」

自分「そういわれるとそんな気がする」

妻「内輪のいいねを集めたら予算降りるの?ウケるんだけど。」

自分「そういわれるとそんな気がする」

妻「その、雑誌ってやつってどこで読めるの?」

自分「大半は有料だよ。すげー高い。部数が少ないから高くつくんだ。」

妻「ちょっと執筆料タダで、査読ってやつもボランティアで、金とるの?舐めてない?」

自分「うん」

anond:20211121074643

キミが37年生きてきて一回も見たことないのはゲイだけじゃないだろ。キミが37年生きてきて一回も見たことないタイプ人間は異常者なのか? 例えば、スイス人オランダ人東大教授オックスフォード教授ノーベル賞科学者オーボエ奏者オリンピックメダリストプロサーファー遊牧民石油掘削業者黒酢生産者とうもろこし農家。キミが37年生きてきて一回も見たことない人間は異常者なのか?

2021-11-06

最近読んだBL

今回は短編小説1冊、単行本1冊、雑誌1冊。

夜の眼(ジョシュラニヨン)

あらすじ

 事件記者パーカーは、連続殺人犯リッキー正義感から助けたが、恩を仇で返され殺されかけた。

 再び収監されたリッキーだったが、ある日刑務所を脱走して行方不明となる。リッキーから報復を恐れ、警察に付き添われつつ逃避行したパーカーだったが、護衛に着いてくれたスッタッグ警部補に好感を持ちはじめ……。

増田感想

 すごく面白い訳じゃないけど、つまらなくもない。終盤、もしリッキー復讐に訪れたら、その時パーカーはスタッグ警部補に何をしてもらいたいと願っていたのか、その胸の内を白状するところが、人間臭くてよかった。

秋山くん』第4巻 (のばらあいこ

あらすじ

 柴からプロポーズを受けて、結婚するのもいいかなと思った、秋山くん。だが、自分と柴がふわっふわしていて地に足が着いていない有り様を仲間達に指摘され、自分がしっかりしないと、と決意したのだった。

増田感想

 進路選択を機に我に返って現実を見る、というのはあるあるだけれども、世間に歩調を合わせて妥協するのではなく、「結婚する」という目標はブレないまま、それぞれ成長していくところがよかった。

 柴と秋山くんだけでなく、柴の友人のじおんくんやちえちゃん秋山くんの悪友達も彼らなりに考えて成長し、互いに影響を与え合っている様もいい。

 そして、地方ヤンキー底辺高校生達の人生を回すスピード感リアル。彼らは都会の大卒アラサーで悩むような事に、高校在学中に悩み決断するんだよなぁ。

 BL漫画を描くような人が、こんな感じの市井の人々にスポットを当て、「ヤンキー」という形だけでなく彼らの暮らしぶりのリアル肯定的に描くのは意外な感じがした。

 第1巻の、かなり酷すぎる性的虐めからまさかの展開の時点では想像もつかなかった、大団円。よかったわねぇ、皆……と近所のおばちゃんの気分でほろりとしてしまった。

ボーイズラブアンソロジーCanna vol.80』

 記念すべき第80号。飛ぶ鳥落とす勢いの人気小説家、凪良ゆう先生作品コミカライズ! というスペシャルな感じがあるんだけど、寄稿者の人数が今月も少なく、大丈夫なの……? と一読者の私は若干心配になるのだった。朝田ねむい先生の『スリピングデッド』が2話分一挙公開! さもなければ雑誌もっと薄くなってしまったよね。私は電子派だからリアルに本の厚みに一喜一憂は出来ないのだけれども。

 ちなみに、『Canna』のテイストエロ大人しめで、青年漫画に近い感じかな。変わった作風のものが多いと思う。じっくりストーリーを楽しみたい人向け。

 ではでは作品ごとに感想を書いていくぞ。順番は掲載順。文章量があからさまに思い入れに比例してて御免。

『積み木の恋』第1話漫画 黒沢要/原作 凪良ゆう)

 昨今はあまりにも小説が売れないが、ストーリーを作れるのはやっぱり小説家、ということで、小説コミカライズがお盛ん。しか小説コミカライズを読む度に、大体原作の方が面白いなって思う。やっぱ、漫画には漫画の、小説には小説のやり方があるんじゃないかな。

 という訳で、この作品もやっぱり原作読んだ方がいいんじゃないかなという感想私自身は凪良ゆう先生作風が好きだけど、『積み木の恋』は未読。原作の方が好きになれそうと思った。

 凪良先生の良いところは感情表現ユーモアで、ユーモアの方は台詞に出がちなのでいいとして、感情表現地の文に出がち。しか行間を読ませるというよりは分析的な文章なので、漫画の余白とか空気感表現しづらいんじゃないかなと思う。

 コミカライズ担当者がまずいという訳ではない。漫画化との相性がいい原作を選んだの? と疑問に思うだけ。

 現在、他誌でも凪良ゆう先生作品漫画化されているんだけど、そちらは近々ドラマ化される『美しい彼』で、コミカル台詞回しが多く、少女漫画セオリーを綺麗に踏襲しつつたまに強烈な逸脱を見せる作風で、より漫画向きな感じがする。



『MADK』第17話(硯遼)

 すごく評判のいい作品なのだが、私はつい最近(4、5号前かな)から読み出したせいで、話がさっぱりわけわかめ最近までは悪魔Jの過去話で、現在主人公マコトちゃんがなんか生首持ってJの家に来たところ。

 まあ、よくわかんないけど、マコトとJのどろどろの愛を楽しむ漫画なの? 今回はやばやばエロ回。Canna漫画っておかし性癖エロはあまりない感じなんだけど、本作の今回は若干アブノーマルかなぁ。最中台詞を読んで、それ奴隷商人痴皇(@『幽遊白書』)が言ってた台詞のやつじゃん、とツッコミを入れたりなど。

 読後の感想としては、今回もよく分からなかったなと。


逃避行じゃあるまいし』前編(タクアン)

 ストーカー?×恋愛の美味しい所だけ味わいたいグラスハート のおっさんずラブみたいな感じ。画風がサラリーマン向け雑誌みたいだが、エロはがっつり腐女子好み。エロシーン多め。「×」というよりは「VS」が似合う関係性のようにも思ったが、受けの人は粘着されて嬉しそう。まじかよ。


『青い人の主治医』第2話(hagi)

 第1話掲載した後数回休むってすごいな! と、これまで読んできた漫画雑誌といえば有名少年漫画少女漫画雑誌くらいの私は思うのだが、Cannaにはよくあることなのかもしれない。

 別にBLでなくてもよくないか? と思った。まあ、こういうBL好きな人もいるさ。


ベルガモットサニーデイ』第5話(キタハラリイ)

 相変わらずタイトルの響きが最高だなあ、ベルガモットアンドサニーデイ! 声に出して読みたいタイトル

 働く大人女子向け漫画っぽいもだもだした恋愛もの別にBLでなくてもよくないかという気がしないでもない。


『嘘つきな愛を買う――オメガバース――』第4話(ポケラふじ子)

 オメガバースって、二次創作においては行きつく所まで行ったニッチ性癖感あるけど、オリジナルBLにおいてはネタ範疇妊娠出産も一応入る為に社会派の側面もあるよねー。ということで、これもうっすら社会派っぽい雰囲気のある作品

 とはいえ、大概のオメガバースはαとΩのやり過ぎエロとかΩの業の深さを楽しむものだとも思う。本作も社会派っぽい面はあくまでおまけかな。


スリピングデッド』第6話&第7話(朝田ねむい)

 イエーイ今回一番楽しみにしていましたイエーイ!! 2話ぶん一挙掲載にしても凄い分量がある。全部で80ページ越えだもんな。

 ネタバレをしながら書くので、ネタバレ無しで読みたい人は読み飛ばしてください。


 今年の8月末日に刊行された第一巻の続き。殺人事件に巻き込まれ理不尽な死を遂げた佐田が、マッドサイエンティスト間宮に拾われ理不尽にもゾンビにされ、これまた理不尽にも食人をして生きることになったのが、第一巻までのストーリー

 巻末辺りで、間宮が実は顔見知りだったことを佐田は思い出す、という謎めいた展開に。

 今回は、佐田記憶結構ぼこぼこに抜けがあるのが判明しつつ、視点佐田から間宮に移る。

 これまでもっぱら佐田視点物語が進み、佐田の人となりを読者は佐田自己認識という形で知ってきた。ところが! 間宮記憶に残っている佐田人物像がとても意外。いや、表向きは佐田は昔から非の打ち所のない、ほどほど善良な人物だった。それを間宮スクカー最底辺のひがみ根性から偽善者」と決めつけていたのだけれど、あることがきっかけで、佐田邪悪な一面を垣間見たのだ。

 一巻までは、クレイジー科学者間宮翻弄されるごく普通の善良なスパダリ佐田、という構図だった。けれども一皮剥けば、間宮科学的探求心に突き動かされていない時には案外まともな感性を持っているのに対し、佐田無意識ながら自身暴力性を発揮する隙を窺っているようにも見える。

 理由も無しに暴力を振るわない間宮と、理由さえあれば嬉々として暴力を振る佐田。彼らは似ているようで根の部分は真逆

 佐田仮面を剥がすと現れるのは、過去間宮を虐めた奴らと同じような気性で、間宮佐田に惹かれるのはストックホルム症候群のようなものに思える。お、これって同作者の『マイリトルインフェルノ』じゃん? 『マイリトルインフェルノ』のあとがきに、最初はいじめられっ子が悪魔の力を借りていじめっ子復讐する話だったが暗くなりそうだからやめた、と書いてあったと記憶しているが、今回はそのテーマに再挑戦するということなのだろうか?

 間宮佐田過去編にはBLなのに若干百合みを感じる。陰湿×陰湿からかな。

 感情を表情や言葉で表すのが大の苦手な間宮の、一巻までの言動伏線は全部一巻内で回収(あーこいつ実は佐田のことかなり好きだな、と。)されたものだと思っていたが、そのなかでの特に重要台詞や表情の一つ一つが、実は二人の過去しか佐田には綺麗さっぱり忘れられている)に掛かっていた、というのにはやられた。なんてすごい構成力なの……。

 ここまで見てくると、間宮佐田に対する一方的な想いが実にエモーショナルに感じられ、間宮佐田に対する言動の一つ一つが愛らしく思えてくる。間宮佐田の死顔を見、「……あまり変わってないな、キミは」と呟き佐田の頬を撫でるシーンにはちょっと涙が出てしまうな。一巻収録ぶんを未読な人には、変な人の変な行動にしか見えないかもしれないけど。いまだ紆余曲折の真っ最中にあり見た目にまで苦労の滲み出ている間宮が、昔のまま歪みなく順風満帆大人になり夢も叶えた佐田に対し、羨望と嫉妬以上の眼差しを向ける、名シーンだ。

 ところで、佐田が肝心の所をまるで覚えていなかったのは、何かの影響による障害にも読めるし、加害者被害者記憶ギャップにも読める。佐田間宮を虐めた人ではないけれど、佐田の心根にはいじめっ子的な所があるというか。間宮佐田のことで強烈に記憶している部分というのが、佐田にとっては他人に対する悪意を解放した部分である佐田本人はスカッといい気分)であるから、そりゃ覚えている訳はないか

 間宮佐田過去と二人の関係性、そして間宮佐田に対する想いは明らかとなった。だが、ゾンビ化が佐田に与えた影響という伏線はいまだ回収去れていない。これが今後どのようにストーリー関係していくのか。ゾンビものの定石として佐田人格を喪い人食いモンスター化し暴れ出すとかいう展開も予想出来る流れだし。

 次回が待ち遠し過ぎる。


BLACK BLOOD』第5話(琥狗ハヤテ

 えっ、この漫画もう第5話なの? あらまあ! 時の経つのは早いなあぁ。そういえば、私が初めてCannaを買ったとき、ちょうどこの漫画が新連載として載っていたような記憶がある。

 ハードっぽい作風と画風で、日本漫画という由りは海外の、フランスとかの漫画っぽい雰囲気なのだが、やっぱりBLBL。急速に恋が始まり、油液が飛んだ。(←何かの隠喩ではない。)ここまで一応事件はあったものの凄い急展開が起こった感はないのだけど、もう5話。一巻以降も続く感じかな。次号とかで終わったら、何だったのかよく分からない漫画になってしまうし。


『ジャルディニエの愛した毒花』第12話(椛嶋リラコ)

 娼館ものでかつ猫耳獣人ものという欲張りセット。連載が長く続いているのもあり、私にはさっぱりストーリーわけわかめ

 この間まではなんか過去の話をしていなかったか? 攻めの人がどっか遠い所に行っちゃうような話では? と、前回までの話を把握していないまま今回を読んでも理解出来るはずもなく……。絵が綺麗。しかし、何故レディコミではなくBLなのだろう? という疑問もなくはなく。まあ、こういうBL好きな人もいるさ。


シャングリラの鳥』第14話(座裏屋蘭丸

 イエーイ、これもすごく楽しみにしていましたイエーイ!! だが、ストーリーはそんなに進まなかったので、ネタバレのしようがない。

 前回までの色々が解決も進展も後退もせず。フィーは子供時代に犯した過ちがシャングリラに及ぶことを恐れて怯え続けれており、一方アポロといえば、輝く白さのホワイト労働のはずがまさか自身性質によって馴染むことが出来ずに進退を考える局面差し掛かっていた。

 アポロが試情夫として正規雇用されて依頼、なかなか接点を持てないふたりは、それぞれの悩みを一人で抱え込んだまま、ひたすら悶々とし続ける。

 精神的に詰みそうになったタイミングで、運良く二人きりになれたとこまでで次回を待て!

 なんとも言いようがない。ただ、座裏屋蘭丸先生の描く、男子達がより集まってあーだこーだ言い合うシーンは最高だなあ、ということくらい。

 絵柄がすごく綺麗なのに、背景を真っ裸で歩くフィーの超遠目に映ったおちんが白抜き修正されてしまうのが、地味に悲しい。全身クローズアップ絵では脚とかで隠し切っているのになぁ。


『つむぐ婚』第4話(黒岩チハヤ)

 別にBLでなくてもいい気がするのだが、BLじゃなかったらこのモフモフが観れなかったので、BLでよかった。

 つむぎの狐Ver.の口元のふにゃふにゃさと狐らしいお手々の感じが癒し。だが今回は人間姿でこってりエロ回。モフモフしっぽガードがよかった。


ひだまりが聴こえる――春夏秋冬――』第5話(文乃ゆき

 この作品はかなり人気があるようで、Canna代表作といえばこれ、みたいな扱いをされているけど、私はあんまりきじゃないんだよなぁ。BLなんだけど、少女漫画特有のねっちりさがあるところが、あまり好みではない。そういうのが良ければ少女漫画を読むよ。しか世間ではこれが王道綺麗めBLなのかもしれない。知らんけど。



***

 個人的に、「BLなのに百合みがある」は正直な感想でありつつ褒め言葉でもある(と言いながら、私はあまり百合は好き好んでは読まないのだが)のだけど、「BLでなくてもよくないか?」は明確にdisりとして使っている。

 せっかくの増田。何もしがらみのない場所なので、そりゃ忌憚のない感想をかくさ。

 では今日はこの辺で。

2021-11-03

anond:20211102211940

戦前どころか戦後30年経ってもパソコン発明されていなかったよ。(1975年

あの有名なAppleIIの登場が1977年漢字が使えるパソコンが出て来たのは80年代。世の中で一般的になってきたのは90年代。本格的に普及が進んだのは今世紀になってからだった。WindowsXPの頃。

パソコンどころか電卓の普及が70年代だったし、それ以前はソロバン時代だった筈。科学者技術者計算尺三角関数表が必須だったと思う。

2021-11-01

将来、「政治に殺されないため」の総選挙だった

40代民間企業研究者だが、今回の選挙は「政治に殺されないための選択」だったと思ってる。

ただの民間人なので、自分の専門領域以外で確信をもって要求に応えられる事柄は少ない。

外交安保ジェンダー、さまざまに議論されている話題に関しては個人としての希望意見はありつつも、何が正しいと言えるものでもないとも思う。

従って、野党側の政策全面的批判できないとも考えていた、だが、コロナ対策に関してだけは違う。

比較的、自分の専門に近い話だけに、コロナ対策感染症対策は「治療薬の安定供給」「ワクチン接種」「医療体制の確保」以外の正解は存在しないと断言できた。

検査や、ロックダウン緊急事態宣言)、マスク義務化、などの措置は、感染拡大傾向への予防的対応になるだけで、感染症のものへの対策にはならない。

ロックダウンは同時に経済への影響も大きく、経済の事も考えつつ判断しなくてはならない事が世界中問題になり、それぞれの国で違いになっているけれど、

治療薬の安定供給」「ワクチン接種」「医療体制の確保」を重視しない国はない。

コロナに関する判断ミス自分家族の命に直結するだけに、「政治家に家族を殺されない為に」、ワクチンに反対した立憲民主党ではなく、推進した自民党を選ぶしかなかった。

今でも立憲民主党への信頼は、俺の中ではゼロだ。別の同じ様に重要局面で、彼らが国民を殺す判断をしない理由が見当たらない。

感染症対策ではなく、安保外交経済対策、大規模災害対応で彼らが下す判断も、同じ判断から下されているなら、それは致命的な間違いを犯しているだろうと思える。

から、この先何度選挙をやろうとも「政治家族を殺されない為に」自民党を選ぶしかなくなる。

俺ほど強く拒絶反応を示してないながらも、近い感覚立憲民主党コロナ対応批判し、信頼できないと感じた人は決して少なくはなかった事が選挙で示されたと思う。

もしも立憲民主党が、信頼を取り戻したいと思うのなら、以下の事をやるべきだろう。

ワクチン特例承認反対は、間違いだったことを認めるべき

長妻委員(立憲)「日本人で、人種が違いますから欧米人日本人全然違いますから、効き方が。そうすると、第三相試験はすっ飛ばす、日本人に対する、そういうこともあり得るということなんですか、承認の前に。」

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009720320201111002.htm

天然痘インフルエンザの例を見るまでもなく、ウイルスに対してワクチン治療薬は、どちらが欠けても抑えることが出来ない重要武器だ。

製薬会社日本国内感染状況から十分な治験が出来ない状態にあり、同時に海外では既に承認されているという状態であれば

海外で認可された治験データ審査して、可能ならば認可すべきなのは明白すぎるほど明白だった。

もしもワクチン接種が半年遅れたらどうなったか?特例承認に反対したことは、コロナ禍で政権を担う能力を持たない事を証明してしまっている。

自分たちの判断の拙さを認めて、政権交代後は上昌広などではなく、これまで最前線で闘ってきた科学者を引き続き信任することを示すべきだっただろう。

病床確保前に、検査拡大を訴えた事が間違いであることを認めるべき

「国が直接乗り出すならば、むしろ検査の拡大に乗り出すべき」ワクチンの大規模接種センター設置に枝野代表 2021年4月28日

https://cdp-japan.jp/news/20210428_1284/

8月には病床はひっ迫していた。毎日5000人程度の感染者が出るだけでも、東京パンクしている状態だ。

感染拡大だけでなく、補助金を出しても、補助金分の病床を医療側で用意しないとか、感染症指定2種用の病床を作ることの難しさなどの問題もある。

だが、努力が実らず十分な病床を確保できてなかったことは自民党失策だ。その点は批判されていい事と思う。一方で、振り返って、もしもPCR検査を行いまくっていたらどうなったか?を考えれば悲惨だ。

当時の入院基準であれば、偽陽性が出たり、軽症者が多数出たりで、病床を圧迫してあっという間にパンクして、コントロールを失い死者を多数出すところだった。

これは専門家の指摘するところでもあったはず。この判断の間違いを認めてほしいし、何でこんな間違った判断が出来たのか説明して欲しい。

ワクチン接種促進策を批判したことが間違いであることを認めるべき

菅義偉首相新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センター東京都に新設するよう指示したことについて「唐突感がある」と批判した。

https://www.sankei.com/article/20210427-V7V3OUHIORO7LKBP77OP6AM6I4/

ワクチンを打っても感染の広がりを抑えられるかわからない

現役世代は年内にワクチンを打ちきるような状況ではない

https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20210527-00240088

既に知られているように、1日100万回接種も年内に集団免疫成立するだけの接種率の到達も達成できた。

ワクチンが全てではないが、現在感染が抑え込めている理由の一つにワクチンがある事は明かだし、そうなるという可能性は集団免疫理論から高かった。

1日でも早く国民の7割くらいには打ち終える日を迎えるべきであったことは、接種開始した日から分かっている事であるのに、これに反対していたことはあり得ない。

もしも未だにワクチン接種率が30%というような状態であれば、もっと感染者や死者は増加していただろう。その中の1人が自分家族でないという保証は誰にもできない。

政治的な正しさの為に俺や家族の命を犠牲にはしない。

政治家の不正汚職問題であるとか、弱者保護大事であるとか、貧困問題解決すべきとか、誰かにとって正しい結果は、それ自体大事なことだと思う。

だが、その為に誤ったコロナ対策によって自分家族を殺されるならば、選ぶことは出来ない。今回は、選択次第では政治家に家族を殺される未来を恐れる選挙だったし、この結果にはホッとしてもいる。

この先も、「政治家族を殺される」未来回避する姿勢は変わらない。だからこそ、立憲民主党共産党政権交代をと望むであれば大きく変わるべきだ。

多数の国民犠牲しかねなかった判断の過ちは、別の問題が起こった時に繰り返される事だけは分かってる。

もしも変わらないのであれば、間違えようがない判断を間違えた立憲民主党を、俺は信頼できないままだし信頼する理由もないだろう。

まずは党首を交代して、過去の過ちを認める所から始めるべきではないか国民の命を守る事を担うに足る判断力を備えていることを示されない限り選択肢には上がらない。

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