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はてなキーワード: 流通業とは

2017-11-11

悪質クレーム 流通業で働く人の7割が経験 初の実態調査 悪質クレーム 流通業で働く人の7割が経験 初の実態調査

http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20171109/k10011218061000.html

(これとは業種がちがっているが)例えばNHKの集金人だったりしたときにも、ここで怒りに燃えている人達は同じように戦ってくれるのだろうかとふと思った。

2017-10-05

anond:20171005093829

理屈より、その業界で現役で働く人々が定年退職or転職完了するまでは業界維持せなあかんからなあ

そろばんその他もぐずぐず言っていたのが、その時期になると一気に衰退したよ

将来、自動運転車が控えている流通業界もその状態に入っとるな

2017-06-06

システムエンジニア常識問題

1.国際NGOオックスファム」の発表によると、世界で最も裕福な8人が保有する資産は、世界人口のうち下から半分にあたる約36億人が保有する資産とほぼ同じとのこと。この上位8人のうち、いずれか3名を述べよ。

2.アメリカ発祥流行したタクシーに変わる配車サービスは?

3.かつて通信業界で問題になり、最近流通業界でも問題とされる、サービスの最終工程で発生する問題を○○問題という。

4.仮想通貨採用せれている中核技術で、分散型台帳とも呼ばれる技術を何と呼ぶか。

5.アメリカIBMが開発した質問応答システム名称は?

6.インテル創業者の一人が唱えた「半導体の集積率は18か月で2倍になる」という法則を何と言うか?

7.近年アメリカ評価された思想で、今の自分意識を向けて、現実を受け入れていく研修を何と言うか。

8.ファイブアイズと呼ばれる諜報にかんする取り決めを結んでいる国として、アメリカイギリス以外の3カ国を答えよ。

9.技術的特異点と呼ばれる、人工知能人間能力を超えることで生まれ事象を指す言葉は?

10.仮想通貨のうち、総時価額の上位二つを答えよ。

金融システム会社研修一般常識問題として出題された問題で、趣旨得点問題では無く、自分業界に関わるキーワード主体的に取り入れてますか?という気づきに使うものだったんだけど、正直、これが常識かよと心でモヤモヤしてる。はてなー的には全問正解当たり前?

ちなみに自分は6問せ正解だった

2017-04-20

コンビニ無人レジ 大手5社、流通業効率

一方Amazon画像認識を使った。日本の先見性の無さたるや……

なんてブクマカの好きそうなコメントしようとしたら、Amazon会計不要コンビニってトラブル続きで正式オープン延期してたんだな。スラド見といてよかった。

2017-04-18

大手コンビニICタグを付けた商品しか売らなくなったら

この記事に関して。

コンビニ無人レジ 大手5社、流通業効率化:日本経済新聞

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO15427060Y7A410C1MM8000/

思いつくのは、

1. 価格の安い物はまとめ売りになる。記事でもRFIDタグ価格の高さについてと、例えばチロルチョコにつけたら、という写真が載ってたけど、タグが多少安くなっても包装コストはハンパ無い。

2. コンビニ独自の安売りはますますやりにくくなるのでは?

店員負担軽減にはならないと思う。そもそもそれを見越して雇うし。

まり国を挙げて公費投入してやっても、輸出出来る話とも思えないし、止めればいいのに。(自分で読み返して思った。コンビニ側はタグ費用持たないで良ければメリットあるわー。)

きゃりーぱみゅぱみゅはもうオワコンだよねという世間評価ですが

スーパーなどの流通業界ではありがたい存在だと思う。

行事ごと、月ごとに曲を作ってくれれば何となくその曲を流しておけば売り場が寂しくない。

ついでにお刺身とか生肉とか野菜とかの曲も歌ってくれれば安売りのときに本当に助かるよ。

歯ブラシとかトイレットペーパーとか洗剤とか、需要はいっぱいあるよ!

店員さんは同じ曲がずーっと流れてるから溜まったもんじゃないけどね!

2016-04-24

富士通退職して思うこと

筆者は、新卒入社した富士通を三年で退職した。

退職から一年が経過し、新しい職場(WEBベンチャー企業)での仕事に慣れたこと、

また、富士通の同期入社の友人から頻繁に転職の相談を受けるようになったこともあり、本エントリ執筆する。

はじめに、筆者の退職理由を簡単に述べると、富士通という会社未来を感じなかったことと、やりたい仕事はできないだろうと判断したためである

参考までに、筆者は公共機関向けのシステム開発部門所属していた。

担当していた業務は様々で、小規模なシステム開発や、子会社・下請企業管理であった。


1.成果主義を謳いながら実態は年功序列主義

富士通には、人材キャリアフレームワークという社員評価制度があり、現場には、入社何年目はこのレベル仕事、といった暗黙の了解がある。

本人の能力や意欲とは全く無関係に、入社後の経過年数で、仕事裁量の幅が大きく制限される。

このことはいわば、学習指導要領ならぬ、業務指導要領があるようなものだ。

このような枠組みや暗黙の了解存在すること自体問題なのではなく、その枠組から逸脱した人材を想定しない・評価しないことが問題なのである

筆者がお世話になった優秀な先輩方は、この業務指導要領の要件を満たして手に余った人、

いわば天井にぶつかった人から先に、より大きな仕事がしたいという理由で辞めていった。

筆者もその一人である

既存産業の大きな成長が望めなく、社員個々の多様性重要視される昨今の経済情勢において、

高度成長期における横並び思想をもとの作られたやり方が未だに社内を謳歌しているのは時代錯誤というほかない。

富士通への提言として、これから時代は、年齢も在籍年数も関係ない人材評価制度を作っていくべきである

そして重要なのは会社既存事業でいかに利益を上げたかについての評価ウェイトを下げ、

いかに新しい発想で新しい事業を提案したか・実現したかという評価項目を設立するべきである

なお、富士通には社内ベンチャー制度があるが、これはうまくいかない可能性が高い。

なぜなら、社内ベンチャー承認するのは旧式の人材の典型である高齢経営であるからだ。

いままで数十の社内ベンチャー審査結果を見てきたが、彼ら経営層に事業の将来性を判断する能力はないと痛感した。

また、他の理由としては、富士通既存事業と衝突すると社内ベンチャーが潰されるということがある。

将来性のない既存事業を残して、将来を託すべき社内ベンチャーを潰すという企業風土なのだ


2.社内既得権益集団が絶対に損をしないルール

富士通という会社には多数の既得権益集団がいる。そして、社内のルールは彼らが決して不利にならないように作られている。

なぜなら、ルールを作る権限は、先頭を走る集団、1980年代大成功を収めた既得権益層がガッチリ握っているからだ。

いわば、前を走る人を抜かしてはいけないレースのようなものだ。

このような出来レースで若手社員モチベーションが続くはずはないことは明らかだ。

筆者は、決して年功序列主義を批判したいのではない。

既得権益層が年功序列悪用して、部下の手柄を自分の手柄にし、部下の失敗を部下に押し付けている実態に対する批判である

ノブレスブリージュ、権利を有するものには義務がある、という思想がある。

富士通既得権益集団には会社技術力や社員を率先することで、企業としての地位を向上させていく義務がある。

実態は、社内の後進に抜かされることを恐れるあまり、後進の他社に抜かされている。

これでは既得権益集団が義務果たしていないことは明らかだ。

ちなみに、この既得権益集団に有利なルールが生み出した現状については、

同じく富士通OBである城繁幸氏の著書「若者はなぜ3年で辞めるのか?」(光文社新書)が詳しい。


3.企業ビジョンを失った社員たち

経営学において「ヴィジョナリーカンパニー」という名著がある。

この本によると、会社が永続的に成長・発展していくためには企業理念ビジョン)を社員ひとりひとりが持つことが必要不可欠であると指摘している。

富士通企業理念は、変革に挑戦し続ける姿勢や、よりよいICT社会づくりに貢献することを掲げている。

しかし、富士通という会社の現状として、このヴィジョンを失っている社員、とくに管理職がとても多い。

30代を過ぎて会社に定住することを決めた社員に変革に挑戦しようという熱意ある人物はひとりもいなかった、

そういう人々にとってICTで社会づくりなどどうでもいいのだ。

ただ顧客要求を聞いて、それを子会社下請けに作らせて予算や利益を達成することにしか興味がない管理職が大半であった。

これでは富士通企業理念など誇大広告もいいところである

元GEのCEOであるジャック・ウェルチ氏は、たとえ成果を出していようと企業ビジョンを共有しないものはクビにしろと自著で語っている。

このポリシーを導入したら、富士通管理職の80%はクビになるであろう。そのくらいに富士通管理職は夢や熱意のない人物ばかりであった。

そのような人材が将来的に会社破壊する、というウェルチ氏の指摘の正当性を、富士通という会社惨状が示しているのは皮肉という他ない。

富士通への提言として、ウェルチ氏のやり方を実行すればよいのだ。

成果によって管理職のクビを決めるのではなく、ヴィジョンを共有できているかでクビを決めるのだ。

このやり方を実行すると既得権益を握って離さな経営層や管理職が一掃される。

既得権益にしがみつくだけの人物こそ、ヴィジョンを持たない人物である割合がとても多かったことを付け加えておく。


4.発展途上国レベル業務標準化の原因

経営コンサルタント大前研一氏は、日本生産性アメリカの半分しかなく、もはや発展途上国にすら負けていると指摘している。

その原因について、日本では業務標準化が全く進んでいないためであると述べている。

このことについてITベンダに勤めていた経験から詳解したい。

まず、マイナンバー関連のシステムを例に挙げる。

自分の住む自治体と異なる自治体マイナンバーのITシステム比較してみてほしい。

ここで、自治体が異なればITシステムも異なることに気づくはずである

はたして自治体ごとに個別マイナンバーシステムを作る必要があるのだろうか?

答えはもちろんノーである。全国どこでも一律の業務であるべきであり、同じITシステムを導入するべきである

なぜ、各自治体ごとにITシステムがバラバラなのか。

その理由業務標準化がなされていないためである

自治体ごとに業務フローが異なるために、別のITシステム使用した時に業務がこなせないという事態が発生する。

そのため各自治体が個別にITシステムをITベンダー発注することになる。

そこでITベンダー各自治体ごとに個別のITシステムを作ることになる。

ITベンダーからすると一度作ったことがあるものカスタマイズして、業務の順番を入れ替えたり、扱うデータを多少変更するだけで済む。

それなのに膨大な金額を請求するわけだ、ITベンダーとしてはボロ儲けである

(なお、主要ITベンダー決算書を見ていただくとわかるが、ITベンダー利益率が高いわけではない)

特に自治体のITシステムは国民の税金で作られているわけである

各自治体は、このような現状を放置していて、国民に申し訳ないと思わないのであろうか?

このことは、決してITベンダーにの責任があるわけではない。

総務省が陣頭指揮をとって各自治体の業務標準化統一化を進めなくてはいけないのに、それが全くなされていないのは監督官庁としての責任放棄である

このように業務標準化が全く進んでいない現状は自治体に限らず、民間企業においても同様である

会計パッケージにおいて、世界デファクトスタンダードになりつつあるSAP導入に失敗する事例を数多く見てきた。

失敗する理由は、個々の企業業務に合わせてSAPをカスタマイズしており、そのカスタマイズでは対応できない業務フロー存在するからである

問題なのは、そのような業務フローは、決して必然的業務ではなく、過去の慣習から存在しているだけであることがとても多い。

ここにおいて、ITシステム業務に合わせるのではなく、ITシステムに合わせて業務の方を変えていかなくてはいけないのだ。

日本サービス流通業生産性特に低い。

このことは、サービス流通業顧客からSAPのカスタマイズ無理難題があがってくることが特に多いことと無関係ではないであろう。

富士通は、既存顧客業務標準化およびデファクト・スタンダードとなるITシステムの開発の陣頭指揮をとる役割を果たすべきだが、その望みは期待できない。

なぜなら関係が深い企業において、業務効率化すると大量の社内失業者を出すことになるからだ。

そのような"顧客との良い関係"を崩すようなことはやらない会社である

日本という国のあるべき姿を長期的に考えた際に必然的なことであるにもかかわらずである

富士通企業理念である、よりよい社会づくりに貢献するとは、まさにこの業務標準化を推し進めることなのではないのか。


5.時代に取り残されたガラパゴス化した閉鎖社会

富士通には外国籍社員が相当数在籍している。しかし、彼らに求められる日本人への"帰化圧力"がとても強い。

同期入社中国籍の友人は、対外発表会のために完璧日本語発音の練習をさせられていた。

完璧日本語発音日本人に任せるべきで、中国精通しているというメリットを活かせる部署配置転換するべきである

この現状に直面した外国籍社員は数年で辞めていく。

なお、残った外国籍社員をみると、小学生から日本にいるなど、生まれたのが海外というだけのほぼ日本人だったりする。

外国籍社員離職率が高いことに対して、本部長が提示した対策が、

長く働きたい会社とはどのような会社か、というテーマ外国籍社員を集めランチタイムディスカッションさせるというものだった。

この話を聞いたとき、筆者は絶句してしまった。

この席で「無能な人が本部長にならない会社で長く働きたい」という大喜利でもすればいいのだろうか。

富士通グローバル企業を表明しているが、このような組織海外進出などできるはずもない。

なぜならば富士通利益構造では、海外において利益を上げられないからだ。

このカラクリ解説大前研一氏が詳解されているので、参考にしていただきたい。※1


6.富士通の良いところ

ここまで富士通に対する批判と改善提言を述べてきたが、富士通の良いところについても触れておきたい。

まず、個々の社員仕事力や組織力といった点では、他の大企業比較して遜色ない。ただし、富士通の主要グループ企業に限るが。

数十を超える大企業および中小企業仕事をしたが、やはり大企業は個々の社員レベルが高く、組織力も高い傾向にある。

顧客として他社と仕事を進めていくうえで、大企業の方が優秀な担当者に遭遇することが多く、仕事がとても進みやすかった。

この理由について、大企業社員育成能力が高いことはもちろん、社内チェック体制が整っているからではないかと思う。

社内で質の悪いものは弾いており、社外に出さないようにしているのだろう。

また、富士通顧客主義がきちんと徹底されている会社であると感じた。

筆者と富士通顧客主義が異なっていた点はあるものの、顧客起点に立つという考え方は大事なことである

これは、筆者が富士通入社して良かったと感じることである

人間関係について、他社と比較して良好な会社であると感じた。

柔らかい人が多く、職場雰囲気はとても良かった。お世話になった直属の上司や先輩方は、優しく丁寧なご指導をいただいたことに感謝している。


7.おわりに

最後に、立花隆氏の著書「東大生はバカになったか」(文春文庫から名文を引用したい。※2

「いま、この辞めたい気持ちを逃したら、この会社に骨を埋めて、あそこにいる連中と同じになってしまうと思った。」

結局、筆者の退職理由は、偉そうな顔をしているがロクなビジョンも打ち出せない富士通上層部のような人間になりたくなかったからである

富士通という会社必要なのは、優秀な若手の育成などではなく、無用老害排除である

筆者には、富士通という会社は、沈みゆく泥船にしか思えなかった。


※1「産業突然死」の時代人生論、第44回 談合をなくす二つの妙案-"便利なゼネコン"はいじめの温床

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/46/

(この記事ゼネコンITゼネコン(ITベンダー)に置き換えていただきたい。)

※2 引用にあたり、語尾を改めた。


補足1.城繁幸氏の著書「内側から見た富士通」(光文社)についてのコメント

この本は富士通が先んじて導入した成果主義が、名ばかりで社員のやる気を奪う結果に終わったという実態を告発した本である

この本について、いくつか述べたい。

まず、本題である成果主義経営層のご都合で導入されて、社員モチベーションを奪うという最悪の結果に終わったという指摘はまさにその通りである

また、この本が出版されてから10年以上経つが、実態は改善されていないし、する気もないのだろう。

(そもそも経営者のご都合成果主義の導入を失敗だと気づく能力が欠如しているのかも知れない)

富士通では、そもそも「成果」などを評価されていない。

管理職仕事は、部下の成果を評価することではなく、予算内におさまるように部下の評価を調整することであった。

なお、成果主義の導入を評価している現場社員は誰もいなかった。

成果主義を批判する幹部社員はいなかった。おそらく批判すると何らかのペナルティがあるのではないかと邪推している。)


補足2.転職について

筆者の転職について、考慮したことをいくつか述べる。

まず、次の会社仕事の選び方および交渉の進め方については、山崎元氏の著書「会社は二年で辞めていい」(幻冬舎新書)を大いに参考にした。

転職は考えていなくとも、今の時代を働く考え方、人材価値セルフマネジメントなどは一読の価値がある。

富士通という大手を辞めたはいいが、次の会社で苦労している人が多いという意見についてコメントしたい。

筆者に言わせれば、それは転職のツメが甘いのだ。

現職のどこに不満を持っていて、そのうち、どこが改善余地があり、妥協するべきであり、次の職で改善を期待するのか、についての思慮が浅い。

社会ルールをわかっていないで転職したとしか思えないケースもある。

そもそも富士通という会社に勤めているにもかかわらずITゼネコン生態系を理解していない社員がとても多い。

下請け企業にいけばもっとやりがいのある仕事ができる、などという浅い考えで転職する人はいる。

ITゼネコン下請け生業とする会社社長は、中間管理職と何一つ違いはない。

上の指示(元請け発注)を受けて下に伝達するだけであって、自身で新しい事業を生み出す能力のない企業である

筆者はITゼネコン生態系から離れた企業を選んだ。

新しい会社は、自社で新しい事業を生み出す能力があり、きちんと利益を上げている。

転職において改善したかったこと、専門的な業務ができること、自分アイディア事業に活かすことができること、それらがすべて達成できた。

なお、富士通からWEBベンチャーに転職する人が多いと思われがちであるが、一番多いのは地方公務員である

2016-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20160316183140

ネット通販流行り過ぎで流通業万年人手不足から

以前なら殴って働かせてたところを待遇改善するしかないんだろうな

好景気労働者待遇改善するって好例だな

http://anond.hatelabo.jp/20160316181857

はあ、流通業(たとえばクロネコヤマト)とかで普通にますが?

女性社員が増えて「重い荷物もてないよーうわーん!」って苦情が多い(=やめる)から

仕方なく荷物を小分けにして運ばせたり、移動距離を短くしたり、今までにない装置を導入したり

色んな施策をしてやっとこさ女が働きやす職場にしてますが?

あとこれは個人的に聞いたことなので無視してもらってもいいけど、

そこまでしておいて男女同じ待遇から、正直男性社員の方に結構不満があるってさ。

2016-03-11

震災ときずっと会社にキレてた

流通業

あのときやることは関東にある水とか物資を真っ先に東北に流せる体制にすべきだったと個人的には思っていた。

でも関東ももちろん混乱で水とか足りなくて(というか足りない!という消費者心理で)置けば売れた。

会社の上役の何人かは「売り時だ、在庫を確保しよう」と言ってそっちに行動を移していた。

行き場のない怒りしかなかった。

少なくともここは水は出たしごはんも食べようと思えばなんでもあった。

思い出しても腹が立つ。

2016-02-15

おっさん流行りのゲームをやってみた結果

当方アラフォーおっさん

ゲーム好きが多そうなインターネット関連の仕事をしているが、社会人になってから自分ではほとんどテレビゲームには触れていない。今となっては、子供たちがたまに遊んでいるのを眺める程度のものだ。

そんな俺だけど、最近、ひどいソシャゲ課金問題ニュースになったり、実況動画ユーチューバー扇動されるキッズたちがそんなゲームにハマっていたり、息子の3DS発狂して叩き割るヴァイオリニストがいたり、そういうニュースを見て大人が眉を顰めていたりするのを見て、そういうのはものづくりとしてなんか残念だなぁって思い、ふと思い立ってこれを書いている。

俺は本当は元々ゲームが大好きだった。どうしようもなく好きだった。たぶんここでマニアを名乗れるほどでは無いけれど、ファミコン世代ど真ん中で、小学生時代任天堂に憧れ、ファミコンディスクシステムに埋もれて育った。反抗期メガドライブで道を踏み外し、幾多の良ゲークソゲーにまみれてサターン遊んだ(結局スーファミプレステも持ってたけど)。この世代によくいるエンジニアの例に漏れず、ゲーム好きをこじらせた結果、IT関連の仕事に進んだ。

社会人になってからは大好きなゲームで遊ぶ機会は徐々に減り、いつしかまったく触れることも無くなった。

興味が無かったわけじゃないけれど、ネットWebコミュニティ関連の仕事をしていたら、やたら忙しくて使える時間は限られたものになり、そのうち自分の家庭を持つようになり、結果として一見何も生産されない(ように感じる)ゲームにひとりで貴重な時間を費やすのは勿体無いと割りきって考えるようになったのだ。

仕事でもプライベートでも、どうせディスプレイに向かうのなら何か成果物を残せるか、実際に人との繋がりを作れる仕組みに力を入れようと考えるようになった。それはクラシックホームページだったりECサイトだったり、ブログだったりSNSだったりしたのだけれど、いずれにしても「俺たちのインターネット」は今までと違う新しい世界を作るんだ、という気概のようなもの勝手に持っていたような気がする。つまりゲームを作る側でも無い普通人間にとって、「ゲームで遊ぶ」という行為クリエイティブな行動とは考えなかったのだと思う。

そのうち自分の子も大きくなり、人並みにDSWiiで遊ぶようになった。

でも、うちの子たちがそこまでゲームに熱中しているほうでもなく、妻がゲーム嫌いなこともあって、それほど家庭の中でゲーム話題になることはなかった。俺自身Wiiを見たときに、すごいユーザフレンドリーで簡単に遊べて任天堂はすごいなーって思ったり、子供たちとちょっと遊んだスマブラ面白いなーと感じたりしたことはあったけれど、基本的には世代を超えてマリオに親しむ子供たちの姿を見て微笑ましく思ったり、良い物は良いねって言ってみたり、つまりは親として、第三者的感想を述べるという以上に自分自身がのめり込むような体験が再来するようなことはなく、ああ、やっぱり自分少年の頃感じたあの感動や興奮は、あの時期特有のものだったんだろうなあ、子供たちが今のゲームに同じように感じることはあったとしても、自分自身がもう一度あの感覚体験することは無いんだろうなあ、などと悟ったようなことをちょっと寂しく勝手に考えていた。

我が家はそんな、ゲームにそれほど熱くなっていない一家なので、最新のゲーム機ゲームがすぐ家にやってくるというようなこともなく、WiiUも発売から3年経ってようやく我が家にやってきた。息子のクリスマスプレゼントということで、義母が買って送ってくれたのだ。正直随分とリッチクリスマスプレゼントだと思う。

その半年ほど前、なんかイカがインクを塗るゲームが発売されて話題になっているということは知っていた。俺はホッテントリにそのゲームがしばしば上がるのを面白そうだなーと思いながら眺めていたし、息子もそれが欲しかったのだろうということはなんとなくわかった。

かくして、流行から半年ちょっと遅れて我が家にもWiiUとイカのゲームがやってきたのである

すっかりゲームに興味が薄れてしまったおやじである俺は、息子が喜び勇んでイカのゲームで遊ぶのを温かい目で後で眺めていた。とても面白そうだった。

一台のWiiUでは基本的にはひとりずつしか遊べないので、パパにやらせろよと言うでもなく、オシャレでいいなこれ、っていう程度のことを思っていた。

その穏やかな認識が一変するのは、その一週間後の大晦日のことだった。

12月31日仕事やら親戚の都合やらなんやらで予定が合わず、年越しは妻と子供たちだけが実家に帰り、俺はひとり寂しく自宅に帰って新年を迎えることになった。やり残した掃除を済ませて一息つき、ひとりで年末番組を見る気にもならずビールを飲んでだらだらしていたが、すぐ退屈になってしまった。そこで、なんとなく一週間前にやってきたWiiUの電源を入れ、自分ID登録して息子が遊んでいるイカのゲームをやってみたのだ。

ほうほうどれどれ、操作は複雑そうだが簡単に覚えられそうだ、とりあえずバトルに参加してみるか、しかしこれ音楽カッケーな、と……

かくしてイカを操作し始めた俺は、すぐにとんでもない衝撃を受けることになる。なんせ、俺はゲーム体験歴史が軽く15年は飛んでいる老帰還兵なのだ

操作に慣れるまでのタイムは僅か0.05秒にすぎない、とまではイカないが、少なくとも開始30秒後には俺はなんかすごいものに触っているぞという気になりはじめ、思った方向に画面が動き、自分が向いた方に画面が回り、目の前の画面に映るイカが自分と一体化した気分になり、それを気持ちいいと感じるまでに実に1分もかからなかった。大げさでなく、これはすごいことだ。ものすごいUIだ。

正直、まるでダイナモローラーで全力でぶん殴られたかのような衝撃を受けた。

なんだこれは。

気持ち良すぎる。楽しすぎる。

気が付くと、がむしゃらにわけもわからインクを塗っているだけであっという間に1ゲーム終わっていた。

一体、なんなんだこれは……!!

何も考えず次のバトルに参加し、無我夢中インクを塗った。

3戦、4戦と繰り返しあっという間に30分くらい過ぎてしまった。

なんだか涙が出てきた。ていうか、恥ずかしいことにおっさんの俺はひとりでゲームをやりながらボロボロと涙が止まらなくなってしまった。

別に大晦日にひとりでゲームをやっていたのが虚しくて涙が出てきたわけじゃなかった。自由に軽快に動くイカのキャラを見て、夢中で空間を走り回っていたら、子供の頃、家にやってきたファミコンで初めてスーパーマリオを動かしてまるで自分の思いのままにマリオが走ったときの感動や、自分お年玉を貯めて買った発売されたてのメガドラ似非3Dのスペハリ2がぬるぬる動くところを見たときのことや、ゲーセンで「自分の思うままに3D対戦できるゲーム現実になるなんて!」とバーチャロン100円玉を積んだ思い出なんかが次々蘇ってきた。

とんでもないものを作る人がいる。

任天堂はすごい。このゲームを作った人達はすごい。

素直に尊敬するしかない。すごいものを作るなあ、と。

そうだ、楽しいゲームプレイしたとき体験と感動っていうのはこういうものだ。ありがとう、それを思い出したし、世界過去より進化している。

未来だ。これは未来だ。

かつて夢に見た未来がここにある、そんなことを思った。

だってフィールドを思い通りに走り回り、リアル人間同士がスポーツのように対戦でき、公平で、平等で、みんなが活躍できる。

去年の5月から遊んでいる人達にとっては超今さらな話なんだと思うけど、これってとんでもないデザインじゃなイカ

俺は止まった時間から未来たる現代に帰還したのだ。

良かった、どうやら俺が枯れてしまったわけではなかったようだ。だってゲームで遊んで猛烈に感動したもの。良い物は良い、ていうのはこういうことを言うんだろう。

気が付くと、外は元旦の日が昇っていた。

信じられないことに、どハマりしすぎて正月になってしまったのだ。その時にはその日フク屋にあったギアは全部買い、その時持っていたギアの中で一番イカす組み合わせをコーディネートする程度にはインクの沼に溺れきっていた。ちょっと妻と子供たちには言えないが、ひどい年明けだけどどうしてなかなか気持ち良かった。

大人も子供もおねーさんも同じように熱中するのもよく分かる。

すさまじいゲームバランス運営で成り立っている世界だ。幾多の戦場をくぐり抜けてきた歴戦のスナイパーみたいなマニアと、たかしくん5歳(推定)やさくらちゃん4歳(推定)が同じ世界の上で楽しくワイワイとインクを塗って遊んでいるのだ。よくできたレベルごとのマッチングもあるにせよ、殺イカ鬼みたいなプレーヤー前線で戦っている後方で、たかしくん5歳(推定)がコロコロローラーでインクを塗って喜んでいるフィールド。みんなそれぞれ楽しい世界だ。任天堂からできるっていうことはあるにせよ、ゲームで楽しませるんだ、新しい世界を見せるんだという思いがビシバシと伝わってくる。ガチャですり減るばかりのソシャゲのようなものとは本質的に違う。すごいゲームを作るものだと感心しながら家族の待つ実家に向かった。1月1日、俺の頭の中はカラフルインクでいっぱいで、なぜだか不思議クリエイティブな気分だった。

ところで、上の方にインターネットに関わる仕事をしていると書いたけど、もはや「俺たちのインターネット」的なコミュニケーション特別な思いを抱く時代では無いんだなあ、っていうことを改めてしみじみと思った。

普段仕事でわりと年配の方も使うWebサービスに関わっているんだけど、残念ながら2016年現在の今なお、インターネット特別もの得体の知れない不穏なもの敬遠する層があり、そういう世界がある。世代ギャップだけの問題だけではなく、サービスの内容にもよって向き不向きもある。流通業なんかだと、いまだに「リアルネットの戦い」だとか、「紙媒体Webメディア二項対立」なんていうものがあり、「オムニチャネル」なんていう言葉が持て囃されたりする。

仕方ないんだけど相変わらず、クラシックな層に対して「インターネットの普及」を懸命にやらなければならなかったりする(だいたいインフラの話とアプリケーションの話がごっちゃになっている)。正直ウンザリすることもあるけれど、それが現実だと受け止めている。

しかし一方で、イカのゲームで遊ぶ子供たちを見てつくづく考えさせられるのは、もはやこの世界で成長して大人になっていく今の子供たちにとってはインターネットがそこにあるかどうかなんてことは考えることすら無いし、我々が90年代後半から00年台にかけて見てきたような「俺たちのインターネット」としてネットの場を特別視するようなことも無いのだ。彼らにとって、ネット電気水道と同じようにあたりまえにそこにあって、ゲームをやろうとスイッチを入れれば、仲間や対戦相手が生身の人間であることがあたりまえなのだ

既に、テレビゲームで遊んでいてそれがリアルバーチャルかなんていう議論ももうあまり意味が無いんだろうなあ。それはバーチャルな場を使用したリアルであって、線引き自体がよくわからない。近い将来親になる世代に対してはネットは「普及」するものですらなく、このコミュニケーションスタート地点ですらある世界がいよいよ本当にやってくるのだ。

思うがままに書いたけど、たぶん、ずっとゲームをやり続けてきた人から見たら何年も前から当然のようなことなのかもしれないね

対人で対戦できるFPSTPSだってオンラインRPGだって20年くらい前にはあったし、上に書いたようなネットゲーム体験それからずっと培われてきた技術によって成り立っているんだろうなって思った。

でも、そうやって新しい物好きやマニアの層が開拓してきた技術経験がいよいよ一般層にまで展開されて、子供たちが何も考えずにその世界の上で育っていくという現実に、なんだかもううかうかしてられない危機感と楽しみみたいなものを感じずにはいられない今日この頃

任天堂さんありがとうございます。教えてくれたはてなーのみんなもありがとうスプラトゥーン面白いです。

2015-10-31

Amazonプライム会員になってみて分かったこと

1ヶ月無料トライアルを利用してみたのですよ。

お急ぎ便のせいでポチりまくる

 ""非""プライム会員でも、注文日の翌日か翌々日には商品が届きます。私が23区内に住んでいるから?

 で、プライム会員になると当日、遅くても翌日には荷物が届きます

 たった1日の差なんですけど、家に外商がやって来たような気分を味わえるのですよ。

  私「ご苦労、ご苦労。ほぉっ、ほぉっ、ほぉっ」

 さら流通業界の人手不足Amazon無慈悲配達料を考えると、メシウマ効果によるゲスアドレナリンバンバンます

 人間というのは浅はかなものです。え? お前だけ? う、うん……

プライムビデオ』が時間と高速通信量を喰う

 今はあまり品揃え良くないですが、プライム会員ならタダで映画ドラマが観られる、プライムビデオは嬉しいサービスです。

「お、これ観たかったんだよ」という作品が探せば多少はあります

 ストリーミング配信のうえにタダですから、まぁ片っ端から観まくるわけです。

 可処分所得は無傷でも、可処分時間はガシガシ削られていきます

 あと、SD画質に設定しても動画ですからモバイル回線の高速通信量はあっという間になくなります

比較的どうでもいい特典

『お届け日時指定サービス』は大したことないです。

 非プライム会員でも、運送会社ホームページで日時変更できますからね。

 また今は『FireKindle 4000円引きキャンペーン』やってますが、これもメリットなしでしょう。

 あれ、産廃だよ。林檎 or 泥 or 窓タブ買って、Kindleアプリ利用するのが賢明PCでもAmazonが配信するすべてのコンテンツ楽しめるよ。

特別取扱商品の取扱手数料無料』はお得かもしれません。

 重たいミネラルウォーターとかの送料がちょっぴり安くなります

 でもAmazonの水、あんまり安くないよね。

プライム会員お試しの所感は以上です。

私は何人もの諭吉を本に化かしてしまいました。

さらにそれらの本を収納するため、本棚まで買うハメになりました。

収納スペースも考えずに散財してしまプライム会員は魔境です。

ベゾスの商才には恐ろしいものを感じます。私が自己破産する前に、一刻も早く宇宙への片道旅行火星とかに行ってもらいたいです。

2014-04-21

http://anond.hatelabo.jp/20140421231638

そもそも経営者という用語を定義もせずにお前は経営者から奴隷労働しろと言っても相手は聞かんだろうし、

もし経営者というのが責任の大きさって意味なら、責任重大なんだから過重な労働に耐えろってロジックはよろしくないなあ。

インフラ責任重大なんだから無茶な労働条件でも耐えろ!

流通業責任重大なんだから無茶な労働条件でも耐えろ!

建設業責任重大なんだから無茶な労働条件でも耐えろ!

第一次産業責任重大なんだから無茶な労働条件でも耐えろ!

ベンチャー責任重大なんだから無茶な労働条件でも耐えろ!

外食責任重大なんだから無茶な労働条件でも耐えろ!

http://anond.hatelabo.jp/20140421150250

そもそも聖職者という用語を定義もせずにお前は聖職者から奴隷労働しろと言っても相手は聞かんだろうし、

もし聖職というのが責任の大きさって意味なら、責任重大なんだから過重な労働に耐えろってロジックはよろしくないなあ。

インフラ責任重大なんだから無茶な労働条件でも耐えろ!

流通業責任重大なんだから無茶な労働条件でも耐えろ!

建設業責任重大なんだから無茶な労働条件でも耐えろ!

第一次産業責任重大なんだから無茶な労働条件でも耐えろ!

なんでも使えちゃうね。

2014-04-19

アニメ制作会社過労自殺について思うこと

クール沢山のアニメが放送されているわけで、これだけアニメが乱発されているのは、儲かってるからだよ

からなかったらこんなにアニメを放送するわけがない

一部の人間が儲かって、水面下で奴隷の様にこき使われている人達がいて社会はなりたっている

アニメ業界に限らず、飲食業流通業など、様々な業界が同じ様な状態だ

アニメ以外のテレビ番組下請け制作会社は、かなりの過労を強いられているとも聞く

昨今の、賃金上昇だって、ごく一部の話で大半は、悲鳴を上げているだろ

日本は終わり始めてるんだろう

2014-04-09

http://anond.hatelabo.jp/20140409132955

あなたのおじいさんおばあさん、みんな大卒

そんなわけないよね。

中卒、小学校卒、とか、かもよ。

まずはその辺から聞いてみては。

あとスーパーパートしてるおばちゃんはだいたい高卒だと思う。(短大卒かもしれないけど…。)

男女雇用機会均等法とか、知ってるかな。女性は25歳までに結婚退職しないと邪魔者扱いされる時代もあったんだよ。

公務員には現業部門っていうのがあって、だいたい高卒。(地下鉄とかゴミ収集とか。)

他の人も書いてるけど、製造業流通業現場で働いてる人にも、高卒は多いね

日本大学進学率はOECD平均以下なので、これから高卒の人に会う機会はあると思う。

価値観全然違うかもしれない。

そういう人と、うまくやっていける、というのもスキルの一つだからね。

2013-08-29

http://anond.hatelabo.jp/20130823235420

市場の内外と、組織の大小で4分割するフレームワークは概ねあってると思う。

ヒト・モノ・カネの3大リソースIT化のおかげでますます国をまたがった移動が低コストになっていて、

そうすると大きな資本で集中投資できる大きな組織が、大きな市場で勝負するのが最も効率的合理的ということになる。

アップルアマゾングーグルIT御三家は言うに及ばず、ウォルマートコストコ日本ならイオンなどの流通業GAPZARA日本ならユニクロなどのファストファッションマクドナルドスタバなどのファストフード、話題の外食チェーン、グローバル展開したりしなかったりしている銀行保険証券金融サービスなど、多くの業種で「大きな組織、大きな市場モデルによる市場寡占化が進んでる。

もともと、エネルギー石油メジャー)、自動車(日米独仏の各国数社)、原発東芝日立三菱)をはじめとする重電分野(米GE代表例)など参入障壁が高い業種では、「大きな組織、大きな市場モデルによる寡占的な市場が形成されやすかったが、近年IT化によって、消費財消費者向けサービス提供する上に挙げたような業種でも「大きな組織、大きな市場モデル適用できるようになったと見ることもできる。

このように考えると、ひとりの個人として身を立てる、あるいは中小企業ベンチャーが生き残るには夢も希望もない社会のようにも感じられるけれども、俺は必ずしも捨てたもんじゃないとも思ってる。

どういうことかというと、大手資本が「大きな組織、大きな市場」で効率的市場環境を整えてくれたおかげで、逆説的ではあるが「小さな組織、小さな市場モデルの個人やスタートアップ活躍できる余地が広がってるんじゃないかということだ。

効率的市場環境ってなにかというと、例えば決済。国際間の決済が個人レベルでも簡単にできるようになった。

流通しかり。これは物理的に大きく重いものはまだ敷居が高いけどね。

広告Googleなどのおかげで世界中安価かつ瞬時に広告を出せる。

販売。猪木じゃないが「ネットがあればなんでもできる」。そして英語ができれば(かつ物理的に大きく重いものでなければ)世界市場を相手に販売できる。

仕入。ネット(ry

製造。これはさすがに工芸品のようなものでなければ個人でどうこうするのは難しい。ただしはてな民に馴染みのあるところで言うとenchantMOONが可能性を示したように一介のベンチャー工業製品を作るのは、規格の標準化安価海外リソース存在もあり、やはり敷居は下がっている。3Dプリンタもここの部分の効率化に大きく寄与しそうだよね。

資金調達:これも可能性は広がっている。上述したようにスタートアップの敷居が思いっきり下がっている現状では競争倍率がハンパないが、ダメビジネス資金調達できないという意味ではここも効率化されていると考えることもできる。あとWebサービス系のスタートアップならばプロトタイプ作るところまでは必要なのは人件費だけだから、そういう意味でも個人やスタートアップには恵まれた環境と言える。

こんな感じでビジネスの上流から下流まであまねく効率化、標準化オープン化されつつあるのが今の世界で、そういうわけで、個人やスタートアップ活躍できる余地が広がっているというのが俺の考えだ。

立ち上げたビジネス大手に売るか、大手触手を伸ばさない程度にニッチ市場を狙うか、最高なのはTwitterDropboxなどのように買収提案を蹴って独立の道を歩めるだけのブランド力あるいは特許をとって身を守りつつ自らが新たな「大手プレーヤーになるか。

個人にいたっては別にビジネスを立ちあげなくたって能力英語力さえあれば、国際間での雇用の流動化とクラウドソーシングの普及で、収入を得る方法は格段に広がっている。

逆に今後厳しい立場になると思われるのは、とくにこれと言って強みのない個人や、接待や御用聞きなどの人間関係だけで仕事をとっていた企業

これまでならそういった企業でも「呼べばすぐ来てくれるから」とか「他に手頃な業者がいないから」ということで仕事にありつけていたのが、コミュニケーションコスト・移動コスト情報コストの低下で、探せば他に同じ(あるいはもっと高い)バリューを安価にを提供してくれる業者にコンタクトやすくなると、仕事を失う。

これは日本製造業小売業過去20年でイヤというほど経験してきたことだからここであらためて書くまでもないけどね。

そんなわけで俺は今後数十年の競争社会というのは、増田が言うように大資本が中心にはなると思うけど、大資本以外にも十分にチャンスがある世界だと思ってる。

かくいう俺はフリーランスでやっててこの手の話っていうのはガチ人ごとじゃないので、意見にそういうバイアスがかかっているかもしれないことは断っておく。まあ正直なところ、ここに書いたようなことを自分に言い聞かせてないとやってられんという気持ちはあるな。

ただ同時に、こういうボーダレス世界からこそ、俺みたいな組織で生きられない社会不適合人間でも、独立という選択肢を持てて、それなりに家族を養うことができてることも事実なんだよ。まあ俺個人の話は余談でした。

2013-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20130804191359

在庫管理流通業宅配業務、金融テラー業務、コピー機修理、バイトの回し方、

マーケティングPOSPOPの張り方・作り方。

業界最先端ノウハウ習得のチャンスが多い職場と思ったほうがいいと思う。

ダメなやつはどこで何しても学ばない。

まぁ、30過ぎてコンビニバイトのやつは知らん。

2013-05-11

どんな仕事も高尚である

http://anond.hatelabo.jp/20130511144625

すべての仕事は高尚である。残念ながら仕事という意味では法に抵触する泥棒でも強盗でも高尚である。言い方を変えればその仕事を良き物にしようとするときその仕事は高尚になる。

コンビニは厳しい。最低賃金ちょっと色がついたぐらいの時給でメチャメチャ厳しい。どこかで手を抜かないとマニュアルすらこなせない。ん?手を抜いたらマニュアルがこなせてないことになるな。まじめに店長をやると人生観が変わるぐらいキツイ経営的に厳しい店のオーナーになるとブラック企業なんて給料が出るだけマシ、辞めて借金破産する人だって結構いる。

コンビニ世界は広い。今現在小売業カリスマセブンイレブン鈴木さんだ、ダイエーの中内さんが大きく育てた日本の小売流通業は、カリスマというにはあまり紳士的な鈴木さんで日本の小売流通の地位を固めた。小売価格小売店が決めることに固執した中内さん、仕入れに責任を持つ小売店を思考の中心に置く鈴木さん。コンビニ前の日本の小売流通コンビニ後の小売流通はずいぶん変わった。僕らの生活が変わったように。

しかも明るいコンビニの裏には、冷徹な恐ろしい取引、契約歴史がある。きっと今も。

2013-05-08

http://anond.hatelabo.jp/20130508121259

コンビニスーパーで買った品物の値段に流通業者の取り分やら広告宣伝費やらが含まれてるのと何が違うん?

広告報酬が成果次第で発生する(成果がないと発生しない)というシステムが違うがそれはおいといて、自分の意思で回避できるか否かが違うな。

広告主に広告報酬が入るか入らないか自分で選べる。

価値観次第でどうでもいいことには同意する。

http://anond.hatelabo.jp/20130508120218

コンビニスーパーで買った品物の値段に流通業者の取り分やら広告宣伝費やらが含まれてるのと何が違うん?

買う品物の対価として納得して支払った金額であれば、その金がその後どう配分されようがどうでもいいけどな、俺は。

価値観の違いだろうけど。

2012-09-16

http://anond.hatelabo.jp/20120916001302

指摘等々感謝

特にここの部分については、少々面倒なので書かなかったから補足があって助かった

>ただ、コミケ側の言い分(今後はできれば~)と、うしじま側の認識(個人JANならOK)がちょっと食い違っているかと。

さて、焦点は「コミケ頒布した作品を、法人で売る事の是非について」かな?

まずは該当tweet引用から始める

https://twitter.com/gtk/status/246233145089859584

https://twitter.com/gtk/status/245749632645341184

うしじまいい肉さんの一件はまとめると「近親者の法人名義でバーコード取った」「同人ROMにそれを付けた」「同人として売ったものと同一パッケで、”当該法人を経由して”書店等に卸した」。

サークルとして卸してないのよ。

>ここが決定的によくない。

>類似例はいくばくかあるけどここが決定的に違う

同人誌が、その頒布サークルから直接書店等に委託されている分には問題は少ないと考えます

>まずいのは、同一またはほぼ同一の頒布物が「会社を通して」書店に卸されている場合です。

>これはやり方間違えると同人誌が同時に商業出版物に化けることになり、問題になり得ます

ここでは3つの事が問題であると発言しているが

前半二つ(バーコードとその付与)については既に解釈が終わっているので、これ以上は触れない事とする

では、最後の部分だ

>「同人として売ったものと同一パッケで、”当該法人を経由して”書店等に卸した」

これが問題であると言ってきている

先の書き込みで書いたように、俺はコミケ側が配布してるルールブックを所持していないので、公式見解に基づいた解釈は出来ない

>うしじまの主張は、個人→法人書店)だろうが、個人→法人法人書店)だろうが、変わらないのじゃないか?ってことだよな?

それで間違いないと思う、同意する

ここで言う「書店」が何を指すのか分からないが(とらのあなメロンブックス等の同人を扱う書店を指すのか、全国チェーンの一般書店も含むのかは不明)

gtkは「経由」する事が問題なのか、それとも「法人再配布」が問題なのか不明だ

恐らくは「法人再配布」なのだろうが、書店に商品を卸すという事は、「法人再配布」にあたらないのだろうか

推測だが、「同人誌委託」と言うのはgtk氏の解釈では同人の延長線上なのかもしれない

「あくまで個人が出す同人誌の販売部分を代行しているに過ぎない」という解釈があるのだろうか

しかし、結局は同人書店?も企業であり法人である事には変わりないのではないだろうか

どうも、「昔からあるから」という理由でそうした既存同人書店が例外化されているようである

ともかく、公式に問い合わせをするほかないようなので、他の話題に移ろう

商業流通とは「とらのあな」や「メロンブックス」などの同人作品専門店等や、一般的な同人販売方法を除く流通方法のことを指す。例えばコンビニ家電量販店海外向けのダウンロード販売等はダメ

ここを読む限り、商業流通とは「一般的な同人販売方法を除く流通方法であるそうだ

一般的が何か、という議論は長引きそうなので後で行うとして

東方界隈における同人誌頒布は、「同人誌流通業界であれば大丈夫、それ以外はNGであるようだ

なので、最終段階が同人誌流通業界でありさえすれば全段階で何を行おうが自由であるとも取れる

なので、この記事(http://kourindou.exblog.jp/14218252/)を参照する

すると、更にややこしい

> なお、同人作品として発表されたそのもの商業流通に乗せてしまうことは基本的に許可しません。

> 企業東方Project著作物を製造したり、販売する場合は、許可が必要(※)です。

> ※印刷ディスクプレスなど、個人から依頼されたものを複製する行為は除きます

もうわけがからない

2012-01-02

ん?ちょっとおかしくね?

全般的に「なんだかなぁ」なんだが、ここ

必ずしも安くて便利にすればいいというものではないのだ。

「便利だから」「安いから」

のが言語化できるぞ。

昔むかし、洋楽は輸入したもの日本レコード会社を通したものとで価格差が大きくて、

なんで日本のは高いんだ!と声が挙がったとき

ブックレットとか解説とか日本語で“便利”だろ?その手間賃を考えたらこの値段でも“安い”ぞ」

と言われていたんだ。(レコード会社=録音媒体製造会社な)

その騒動が一段落して、外国語が出来る人は輸入CD買って、外国語が出来ない人は日本仕様のを買って一段落

そしたらその後に

東南アジアで作られて売られている日本の歌のCD日本に持ってきて売ったら儲かるんじゃね?」

が始まったら、還流CD防止法案が成立した。

ちなみにこの法律最後最後まで反対していたのがテニアン川内な。

そのとき業界の言い分も

これは豊かな文化を守るための戦いだと考えるからだ。

だった。

結局この法律が成立したところで、音楽産業の凋落自体はどうしようもなかったわけだ。

CCCDなんてあだ花もあったが。

紙の束としての書籍も、録音された情報が入っている媒体も、世に溢れて値崩れならぬ価値崩れしてるんだよ。

内容に関係なく。というかこの二業界、内容で価格が決められてるんじゃなくて、

コストの積み重ねで価格が決まってるものじゃん。

また両方とも小売店より流通業のほうが力を持っていて(配本数という権力)、

配送時のトラブル小売店は購買者に文句言われるけど、

流通業は直接の顧客小売店で、文句や意見なんて聞きやしない。

それがどれだけ小売店を廃業に追い込んでいることか。

他にも買い切りなのに大手小売店なら特別に返品を受け付けるとかあるし。

http://anond.hatelabo.jp/20120102161631

2011-12-05

ビジネスボランティアの狭間に漂う嫌儲

ボランティア活動をビジネスにすると「善意を利用」等とやたら叩く人がいるけど意味からない。

ホッテントリの「『食べて応援』は幻想」なんかもそう。

自分福島産の野菜スーパーで見かけたら他県産と値段が変わらなくても買うが

正直ネット通販で生鮮食料品をわざわざ買うのは心理的ハードルが高い。

そんな自分のような消費者流通業者がいなければ福島産の農産物を手に取る機会は激減するだろう。

中抜きを否定すれば、その分取引額が下がるだけだろうに。

営利企業純粋意味でのボランティアなどするはずない。

ビジネスにするからこそ大規模に、永続的な支援が可能になるのに。

純粋ボランティアこそ幻想

むしろもっと儲けさせてやらないと。

儲ける業者が増えれば取引高も増え、仕入額は自然と上がる。

福島をはじめ被災地は大変だと思うが、ここでビジネスにされてやる位のしたかさがないとやっていけないだろうね。

そして善意を利用等と叩く人達には、じゃあおまえら私財を投げ打ってボランティアしてやれよと言いたい。

それにしても普段「福島農家殺人者」「福島野菜奇形児」等わめいて福島産の風評被害を広めている人達

「支援するなら定価で買い取れ」とブコメしているのには苦笑を禁じ得ない。

あんたらは「だから福島産を買うな」って言いたいだけだろうが・・・

2011-07-17

ホットスポットを正確に把握し、福島及び近隣のホットスポットから

畜産品は全てストップ、損失の補償はする

これだとかなりの金額が補償に必要になるが、それだけで終わる。

ところが「バレなきゃOK」でグダグダのまま流通させてもし放射能がでたら、

福島が全滅はもちろん、近隣県はおろか、国産畜産品全部が大きく売上を落とす

それは福島酪農家だけでなく、流通業者、そして全国の小売店にまで影響を及ぼす

一番最初過剰反応くらいの対応をする

それが結局、一番安上がり

こんな簡単なことが何でわからないんだろう

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