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2015-06-28

http://anond.hatelabo.jp/20150628110223

そりゃ訓練従事者って儲けるどころかむしろ赤字からなあ。それを税金で成り立たせてるだけだからなあ。

普通職業に就いている障害者は勿論労基法保護を受けるよ。

2015-06-21

国内メーカーSIMフリースマホを出したがらない理由とか

スマホって本体の値段大体8~10万円弱すんのよね。

でもって、10万円は絶対に越えられない。高すぎると誰も買わなくなるというのもあるけど、本当の理由法律。「割賦販売法」って奴。

キャリア普通にスマホ買う場合、大半の人は24ヶ月の分割払いしてると思う。クレカ払いの人もいるだろう。ところが、これってさっきの法律で色々制約あるわけ。

日本クレジット協会のサイトに書いてあるけど、

Q2.

少額な商品個別クレジットを利用する際にも、支払可能見込額調査は行われるのですか?

A2.

もちろん、支払いの遅れなどを確認する通常の審査は行われますが、法律では、携帯電話などの10万円以下の生活必要耐久消費財店頭で購入する場合などについては、クレジット会社は、支払可能見込額調査をしなくてもよいことになっています

要するに、基本的にモノをクレカで分割払いで買う時は、売り手は書い手の信用情報を事前に調べなきゃならんわけ。

ただし例外として10万円以下の携帯電話はしなくてOKよ、という事になってる。

からスマホ本体価格は「絶対に」10万円を越えられない(消費税込みで越えてもいいかどうかはちょっと分からん)。

いや別に出してもいいんだけど、10万円を越えたらクレカでの販売は手続きがクソ面倒になるので諦めなきゃならない。

ところがここだけの話国内メーカースマホって10万円未満だと赤字なのよね。それ位に高コスト体質から抜け出せずにいる。

しかしそうなるとスマホを作る会社が無くなってしまうので、キャリアがこっそりと赤字分を補填している。あのクソ高い通信料から

イメージとしては、

スマホの「本当の」本体代金=スマホの「表向き」の本体代金+××ヶ月分の通信料金の一部

こんな感じ。

こないだSIMロック解除義務化が開始されたけど、最低でも半年以上契約しないと解除に応じないとかクソふざけた事をキャリアがほざいてるのはこの辺が理由

たとえ現金一括払いで「表向き」の代金だけ払っても、まだ「本当の」本体代金を全額支払った事になってないんだわ。

最低でも半年分の通信料金を払い終えて初めて「本当の」本体代金を支払い終えた、という事になってるわけ。

docomo社長半年契約義務「転売防止のため」と説明したのもこれ。

日本スマホメーカーってのはそういう甘ったれぬるま湯に浸りきってる会社ばかりなので、純粋本体代金だけで利益をあげなきゃならないSIMフリースマホを出すなんて無理。

こないだ、実売2万円位の出来合いの廉価スマホロゴマークを付けただけで5万円になったVAIOフォンとかいうのが出たけど、要するにあれだ。

2万円くらいのモノにさらに3万円くらい上乗せしないと儲からない位に物作りがヘタクソなんだよね。

からさないし、出してもスペックの割に海外メーカーのよりもかなり高い。高いから売れなくて、全然本気にならないってわけ。

2015-06-19

ワリと日本の商習慣って昭和ママだと思う

シャンシャン総会とか最たるものなんだけどさ、

↓のブコメ観てさ、なんかこう、凄い不透明感をみんな前提としてるなーと。

月サンは困ってます

http://b.hatena.ne.jp/entry/yuekoma.blog.jp/archives/34246400.html

小売が利ざや取るのはアタリマエじゃん。商売で売ってんだからさ。

その利鞘、つまりマージン率が、仕入先毎に違うってのも、まあアタリマエじゃん。

その上で、マージン率が漏れて困る商習慣ってのも、何というか凄い不透明だよな。

いや、漏れて困るという状況があるのも判るんだよ。現に仕事でもあるし。

でもソレってさ、家電量販店メーカーの人が出張ってきてるみたいな、ビミョーな商習慣だと思うんだよね。

アソコとはアレソレだから、料率はコレぐらいで。アソコとはアレだからコレぐらいで、みたいな。

正直、ヤラカシタ後でマージン率が変わるってのも凄い話だと思うわけだよ。

そういうの、契約書にきちんと書くだろ大手だと。

この手の不透明なのを筋を通すとか義理とか言うのそろそろ止めた方が良いと思うんだよね。

駅前大型書店と、街の本屋とで卸値違うとかも、あんま一般消費者は判ってないじゃん。

で、そういうの言うとワリとハブられるみたいな状況って、不健全だと思うんだよなー

不透明でグレーで「フツー言わねえだろ」みたいな空気読ませる業界って、なんか簡単に壊れる気がしてる。

蛇足

5000円で7掛けだと、3500円。3000個売ると1050万。1500個で525万。

5000円で8掛けだと、4000円。1500個で600万。

まり借金が返せない≒初期投資が550万~600万あたりだと判る。

まり、大体原価1800円~2000円くらい。(1800円x3000個=540万or2000円x3000個=600万)

3000円で赤字っていうの、たぶん元々の想定の3500円(1個あたり15000~1700円の利益)よりも低いって意味なんじゃないかなあ。

プラマイゼロ家族人件費赤字)までは来てて、あとは売り切って150~180万くらいの儲けになるんじゃないかな。

たぶんなんだけど、1500個だと原価2300円ぐらいになって、とらのあな委託で180万じゃ美味しくないって計算してたんじゃ無いかなあ。

それでも実は手売りで結局同じ儲け(手売りする手間分損)というアタリなんだと思うけど、どうかな。

つうかマジでまともな税理士相談できないのかなあ。

(※トラバ文章変じゃねってツッコミ入ってたので修正

増田投稿は蓄えのつもりで

今日もがんがんせっせとちょっとずつ増田投稿

特に今週は頑張ってる!

たまに普通預金の通常見ると金利付いてるじゃない。

年に数円とか、

あれって、月速で軽くAdSenseYouTubeで稼げちゃうのよね

先月YouTube収益は4円だった

実は私ユーチューバー

動画YouTubeに預けて金利が付くと思ったら月額4円とかってすごくない?

まぁ、借りてるサーバ代までは稼げてないので全然赤字だけどw

そんなことより

いつでも増田プロアカウントの招待状が来てもいいように

増田投稿しなくちゃ。

そこにAdSense貼るんだ!

増田は寝て待て!ってね

いやいや寝てたらダメでしょ!

(キレッキレな一人乗りツッコミ増田の谷に響き渡るわ)

金色の花びら散らして振り向けばまばゆい草原~♪

ってそれは風の谷!w


今日朝ご飯納豆ご飯。

トップバリュはボロカスに言われるけど

品物によっては良い物もあるわ

粒の大きさで種類も色々あるしね。

デトックスウォーターは桃。

今桃売ってないから、桃缶でもいいんだって

もうなんだっていいんじゃんw

ひゅーひゅーだね!


げんげんげんきな、きんようび~

今日も頑張ろう!

2015-06-16

年収1,000万円日記・その1 年収1,000万円な人が預貯金少ない筈がない

年収1,000万円な暮らしを徒然に書こうと思うが、

ツイッターに書くのもイヤなので、増田を使わしてもらう。

多分シリーズ化すると思うが、あとは自分のヤル気次第

最近年収1,000万円あるのに、預金が数十万円しかない」、

或いは「年収1,000万円なのに、借金抱えている」みたいな記事が相次いでいる。

http://president.jp/articles/-/15222

http://www.nikkei.com/money/features/32.aspx?g=DGXNASFK17049_17122012000000

自分大学時代の友人とか、職場の同僚も、ほぼ年収1,000万円プレーヤーが多数だが、

プライベート家計の話は、あまりしたことないので、他の人の家計がどうなのか、イマイチからない。

が、1,000万円な人って、そんなに浪費しているのか?

どうにも、自分の周囲のイメージマッチしない。

プレジデントに出ているような家計の人(預金が100万円未満、ないし借金)って、

1,000万円プレーヤーの中ではごく例外(10%以下)じゃないのか?

年齢にもよるが、年収1,000万円な人の過半数は、預貯金が3,000万円以上はあるんじゃないかな?

(そういうデータ、誰か持っていないのか?)

かくいう自分も、金融資産は7,000万円を超えている

「ごく一部の例外的な浪費家の事例」を、さも「年収1,000万円層の代表例」と誤認させ、

年収1,000万円な人って、案外、経済観念ズボラなんだな」と(年収1,000万円未満な人に)誤認させるような

記事構成は、何か思惑があるのか?

年収がそんなに多くない人に、溜飲を下げさせる」、そういう邪悪趣旨なんだろうか?

年収1,000万円なのに預貯金赤字って、

離婚して、高額の養育費を請求させられた」なんてケース程度しか、思いつかないのだが。

神王リョウ氏の株式投資プログラム2006年に買った人間感想

私は1期生です。

当時彼が主催していた自己啓発プロジェクトirスクールというもの登録していたところ

この新しいプロジェクトの案内が届き、当時は金がたくさんあったのでダメ元で申し込みました。

その時はir投資スクールという名前でした。

その時は22万円でした。今19.5万らしいので値引きされてますね。

広告の内容を見る限りそれほど大幅に変更されていないコンテンツをそのまま使われているようなので

参考になればと思ってその時の経験シェアさせていただきます


教材は一切CDも本もありません。全部ファイル

最近は教材に金をかける業者が多い中、手抜き…いや徹底的な合理主義ですね。

教材はいちいちパスワードつきのPDFファイルでした。

基本的に文字ばっかりでした。デカデカ赤字がとても目立って目にやさしくない感じでした。

講義内容は神王さん自身が直接講義を行っているビデオが20本くらい。

私は1期生だったのでビデオ最初数本しかなく、その後徐々に追加されていくという方式でした。

彼は妙に甲高い声で、トーンが均一なので途中で眠くなるのが難点でした。




講義の内容ですが、

自分にあった常勝システムを築く」というテーマで語られており

テクニカル投資の基礎的な話とメンタル維持の話です。

企業のファンダ分析などの詳細は殆どなかったと記憶しています

最終的には「大型株のみをターゲットとしたシステムトレード」の話であることが判明します。

なので、バリュ投資グロース投資を目指してる人には全く役に立たないと思います

これはほんとに重要ことなので、ちゃんと商材ページに明記して欲しいです。


以下はシステムトレードあるいはテクニカル重視のトレードを目指してる人だけ読んでください。

Part1からPart3までありましたが、ぶっちゃけ

Part2は市販のテクニカル指南本に書いてあるレベル以上の内容はほとんどなかったと思います

私がアホ過ぎて理解できなかったかもしれませんが、

2~3冊本を読んでいただけの私からしてもわかってることをだらだらと語られているだけに感じました。

Part1は投資落とし穴について語ってくれる部分があります

これはまだ株式投資をやったことがない人であれば聴く価値はあると思う。

もっとも、話を聞いたところで実際に損しないとわかりにくいものだとは思いますが。

Part3ですが、申し訳ないけれど全く記憶に残っていません。

天才投資家システムをパクれ!みたいな話で私はここが聞きたいためにこのプログラムを始めたのですが

期待していたものとは違い、あまり具体的な話はあまりなかったような気がします。

ですが、もしかしたらとてもすごい話をしていたかもしれないので、この機会に聞き直してみてもいいかもしれない。

印象に残っているのはしきりに「トータル・プラス」をめざせみたいなことを言っていたことです。

きいてるこちらとしては、当たり前じゃないかと思ったのですが、多分私はあまり良い生徒ではなかったのだと思います

どうやらこの言葉わざわざ商標登録してるみたいで

元を取るためなのかこの言葉が好きすぎるのかわかりませんがもうほんとに繰り返し強調してました。

講義が全て配信された後くらいのタイミング

「神王リョウが今まで投資勉強するために読んできた本のリスト」というPDFがおくられてきました。

これは素直にありがたいと思いました。

そしてさらにその中でも厳選したリストプラス5万円であなたにだけ送ります、というメッセージが添えられており、

私はその時は神王さん信者だったので喜んでそれにも課金しました。

から考えると普通に知名度の高い本なので、わざわざ5万円払う必要なかったのですが、

そこまでして手に入れたリストなので図書館で借りて必死に読みました。

そういう体験を元に、現在の商材のページを見てみます

http://ir-car.com/t_cr2/index.html

おそらく内容は私が受講した時からほとんど変わっていないように思います

サポート内容ですが、特典1には全く期待しないほうが良いです。宣伝主体です。

特典2ですが、これも個別銘柄などの相談には一切乗ってもらえないので余り役に立ちません。

特典3と4ですが、これはアリだと思います

もっと2006年当時と違って今は投資に詳しい人のアカウントたくさんありますので

その人達からおすすめ本を教えてもらうほうが良いと思います

特典5ですが、すごく当たり前のことしか書いていません。

しか重要ですが、読めば力がつくとうたぐいのものではありません。

力がある人が読めばなるほど納得、というたぐいのものです。

特典6と7は私の時にはなかったのでなんとも言えません。

ただ、特典6はそこそこ期待できると思います

基礎的な話を高い値段で売りつける情報商材系は、

逆に言えば基礎的なところは必要以上にものすごく丁寧にしっかり説明してくれる傾向が強いからです。

ただし、本編講義でもめちゃくちゃ詳しく入門者向けの話をしているのでかぶっている可能性は大です。

特典7ですが今までの経験上対談CDが役に立った経験などありませんので私は否定的にとらえています

特典8ですが、これは良いと思います。私の時はこの仕組がありませんでした。

それどころか、1年たったら再入学する権利をやろう的なメールが来ました。もちろん更新しませんでしたが。

そこからのものは私の時にもあったような気がしますが全く興味なかったのでスルーしました。

王さん握手した写真とか取りたいひとはやればいいと思います



長々と書いてしまいましたが、

中身を全部知った今の状態で価格つけるならいくら?と言われると難しいです。

株は極端な話プラスからマイナスであるので、

マイナスを避けられるだけでもかなり大きな価値はあるからです。

このプロジェクトの内容は基礎的な話が多く、

よほど大きな資金が無い限り大儲けできるようなものではないと感じていますが、

逆に言えば、初心者が大損をしにくいシステムを取り入れることができます

なので、ある程度資金力があって、でもずぶの素人勉強もあまりしたくないという人にはおすすめしてもいいかもしれません。

ただ、真面目に本を読んで勉強出来る人には、特別な話はそれほどなかったのでおすすめしません。


私は残念ながらシステムトレードが性に合わなかったので、

彼の教えをほとんど有効活用することは出来ませんでした。

でも、テクニカルの考え方については少しだけ今でも役に立っています

おすすめリストを読んで勉強したことは役に立っていると思っています

なので、詐欺だとかそういうことを言うつもりは全くない。

ただ、私に合わなかったのが少し残念。私のようなミスマッチが起きないよう、

せめてバリュ投資なのかテクニカルなのかグロースなのか、そういう話くらいはしっかり表に出して欲しいところです。


参考までに検証サイトもあるようです。

あまり知られていない、神王リョウ(神リッチプロジェクト)の投資戦略とは?

神王リョウ氏の投資戦略は、短期トレードであり、出来高分析ファンダメンタルズ分析を基本としているようです。

そして、仕掛けのタイミングテクニカル分析を使っているようです。

ご覧のとおり、非常に王道シンプル投資戦略です。

と書いてあるので、私の記憶は正しくないのかもしれません。でもファンダ分析の話なんかあったかな。

神リッチプロジェクト 【検証とレビュ】

【神リッチプロジェクト】ir投資スクール購入者からのメール

アフィサイトがどぎついですね。これアフィリエイトで1件売れるだけでそれ以上のアフィ報酬が入るってことですよね。そりゃそうか。元手ほとんどかからないのに1件あたり20万以上で売れるんだもんな。こういう高額な商材はグーグルアドセンスに向いてるので人によってはひたすらこればっかり表示されることになりますしね。

http://www.iistd.com/archives/1170

2015-06-13

記録メディアについて一年前の記事を再掲する

一年前の私自身はフィルムカメラを所有したことはなくデジカメ一本だったが、大学時代研究室では毎日のようにフィルム現像をしたりしていたので、興味深く拝見した。

フィルム写真の様々な要因が絡んだ衰退っぷりが、大筋では光記録メディアCDDVDBD)が現在たどっている軌跡とかぶり時代の趨勢はいえ、光記録メディアもいずれ同じように衰退していくのであろうと感じた(コダック富士フィルムのようなフィルム写真メーカは光記録メディアメーカでもあった)。

記録メディアというと、テープ磁気ディスクフロッピーディスク)、光ディスクCDDVDBD)、光磁気ディスクMDMO)、HDDFLASHメモリなどがあげられる。

現在ではHDDFLASHメモリが圧倒的で、そのほかはニッチ市場を残し衰退しているか衰退しつつある。

光記録メディアは、1980年代に普及を始めたCDを皮切りに、音楽映像のみならずあらゆるデジタルデータの保存場所としてそれなりの地位を得ていた。

それに加え、CD-RDVD-Rの登場で、録音・録画の受け皿としてテープメディアを置き換えていった。

そして満を持して登場したBlu-ray DiscBD)であったが、CDDVDのように成功しているとは言い難い。

DVD-Rも全世界で年間十億枚単位で売れているものの減少率は20%を超え、BD-Rに至っては普及しているのは日本だけという状態であり、書き込み型の光記録メディアは近い将来ほとんど見かけなくなるであろう。

このように急速にしぼみつつある光記録メディア市場象徴する出来事としては、業界団体である日本記録メディア工業2013年3月末に解散したことである

建前上は「目的が達成された」ための解散であるが、実際は光記録メディア関連企業が主な会員を占めていたため、光記録メディア市場縮小で業界団体を維持できなくなったというのが実情であろう。

このような光記録メディアの衰退を招いた原因は多々あるが、私が主因と考えているのは以下の4つ。

HDDFLASHメモリの大容量化低価格

BDHD-DVDの規格争いとBDの勝利と映像圧縮技術進歩

通信環境の向上によるビデオオンデマンドクラウドの普及

デジタル放送の普及とコピーガード

それぞれ背景を見ていく。

HDDFLASHメモリの大容量化低価格

4つの主因としたが、実際はこれが主因と言ってよく、他はすべて副因にすぎない。

記録メディアあくまでもデータコンテンツの箱に過ぎず、はっきり言って何でもよい。

極論すれば使用要件が許せばデータを刻んだ粘土板でもいい。

記録メディア要件としては、データを書き換えるか否か、読み書きの頻度と速度、容量、可搬性、保存性などである

データを書き換えるか否かでROMRAMのように別れ、読み書きの頻度と速度、可搬性、容量、長期保存するかによってテープメディアFLASHメモリメモリサーバSDカードのように使い分けることになる。

光記録メディアは書き換えるか否かを選べ、読み書きの頻度と速度、可搬性のいずれも真ん中に位置し、量産効果によって100円程度に値下がりするなど使い勝手はよかったと思う。

しかし、裏を返せばそれは中途半端でもあり、読み書きの頻度と速度に勝るHDD、可搬性に勝るFLASHメモリの大容量化低価格化によってあっさり取り替えられうる脆い優位性でしかなかった。

BDHD-DVDの規格争いとBDの勝利と映像圧縮技術進歩

通信環境の向上によるVoDクラウドの普及

世間を騒がせたソニー東芝によるBDHD-DVDの規格争いはBDの勝利に終わった。

BDは確かに優れた技術であるが、規格争いによって年単位で開発が遅れたうえ、優位性を競うあまり成熟技術が山ほど投入され、それらを十分に検証することもなく市場に投入された。

たとえば記録層の上に被せる保護層と、保護層を保護するハードコート層をスピンコート形成する構造過去の記録メディアと大きく異なっており、販売して数年後に不織布ケースでの保管に適さないことが判明するなど大量生産する工業製品としての成熟度に欠けていた。

さらに、規格競争によって発展した映像圧縮技術進歩も災いした。

BDHD-DVDとも当初はDVDデジタル放送採用されているMPEG-2という映像圧縮技術を想定していた。

これは30万画素映像SD映像)であれば1GB24分程度、100~200万画素映像HDフルHD映像)であれば1GBで数分程度の映像が保存できる程度の圧縮率であり、普及が予想されたHD映像DVDでは数十分しか収められないからこそ、DVDよりも容量の大きい次世代光記録メディア必要だという理路であったはずだ。

しかし、BDHD-DVD陣営とも規格競争で優位に立とうとしてMPEG-4.AVCH.264)という新しい映像圧縮技術を盛り込んだ。

この映像圧縮技術計算が複雑でより高度なハードウェアソフトウェア必要とするものの、MPEG-2に比べ2倍以上の圧縮率を実現できる。

BDHD-DVDの両陣営とも、MPEG-4.AVCH.264)の採用圧縮率の低い美しい映像を実現できるとアピールしていたが、特に書き込み型のBD-Rでは数十GBの容量は明らかにオーバースペックとなっていた。

さらに、MPEG-4.AVCH.264)の採用によって、ハードウェアソフトウェアレベルでの対応と普及が急速に進み、安価に使用できるようになったうえ、圧縮率の向上は通信環境への負担を減らし、ネットワーク経由でのHDD録画再生ビデオオンデマンドのような競合を利する結果となった。

デジタル放送の普及とコピーガード

個人的な話になるが、私はDVD-Rを年間数百枚は購入しており、実家の親や親戚も韓流ドラマにはまりこれまた数百枚単位(ひょっとすると千枚以上)で購入していたと思う。

今はどうか?

今はBD-Rを使用しているが、実家の親のための子供のビデオを年間数枚程度、そのほかにスポーツアニメバラエティ10枚程度だと思う(数えたこともない)。

実家や親戚もBD-Rほとんど使っていないようだ。

それ以外はHDDに録画して見たら消すスタイルである

個人的にはもっと使いたいとも思うが、記録メディアに焼いてまで見たいとは思わなくなった。

年齢のせいもあるかと思うが、やはり大きな原因はコンテンツレベルの低下、そしてコピーガードであろう。

コピーガード特にてきめんであった。

アナログ時代ゲーム機などにも保存しどこでも見れるように工夫していたが、今はおいそれとはできない。

実際には、その機能もあるし使ってもいるが、いろいろ工夫することはなくただ使うだけとなった。

録画した機器とは別の機器再生できるかどうかもやってみなければわからない、前は出来たのにできなくなるなど使い続けるのに二の足を踏むようなことがたびたび起きた。

こうなると、仮に問題が解消されても、試すことすら面倒くさいのでもはや使う事はない。

正直、今使っている機器が壊れた後、光記録メディア機器を買いなおして使うか?といわれるとおそらく使わないだろうと答えるしかない。

年間数百枚単位で使っていた私ですらこれなのだから、一般の人はさらにその思いは強いのではないだろうか?

ではどうすればよかったか

いくつもの目論見違いが重なり業界自体が消滅の危機を迎えている。

一番の問題は、現在コンシューマ向けの消耗品の大部分と同じく光記録メディア設備産業で、ある程度規模がないと儲からない構造となっていたこと。

そのため、わずかな販売の減少であっという間に赤字に転落してしまう。

CDDVDの減少は想定されていたよりも急で、BDも規格争いで遅れ普及も低調だった。

赤字を避けるためにはそれなりに利益があった時期に撤退決断する以外になかったかと思うが、営利企業としてそれは不可能であったろう。

これ以降は後知恵になるので、当事者からすれば何もわかっていないとの誹りを受けるだろう。

敵は身内ではなく外にあり、普及しているというアドバンテージも劇的なスピードで進むHDDFLASHメモリ進化の前には風前の灯で、規格争いのような内輪もめしてる場合ではなかった。

今思えばソニー松下よりもHDDFLASHメモリも製造していた東芝のほうが状況を正しく認識していた。

しかし光記録メディア業界として、「フルハイビジョンの美しい映像」、「著作権業界配慮して完璧コピーガードを」なんていう身内の論理を優先し、「見たいときに見たいものボタン一つで(それなりの画像で)」を実現しようとしていた外の業界に対する危機感がなかったとしか言いようがない。

光記録メディアが生き残る可能性が多少でもあった選択としては、規格争いはせずHD-DVDMPEG-2のみ対応とし、コピーガードはやむを得なかったろうから、できる限り次世代規格の製品化を早め、2011年デジタル化までに互換性の向上とネットワークへの親和性を高めることに努めていくしかなかったのではないかと思う。

これはまさに当時の東芝の目指していたものではあったのだが、業界から東芝けが儲かると警戒されてしまった。

光記録メディアあくまコンテンツネットワークの一部にすぎないし、寿命先延ばしすることしかできなかっただろうが、それでも墜落を避けソフトランディングできたのではと夢想する。

2015-06-12

そもそも損益分岐点の話をしておくべきか。

そもそもも、なんか損益分岐点が変な使われているので、なんとなく、解説をする。

分かってる人は見なくて良いよ。と言っても、みじかく済ませる。

そもそも、損益分岐点商売をやる人のための一つの指標だ。

商売基本的に単純だ。費用を掛けて、売上を上げる。たとえば、なにか商品を作って売るみたいな、単純な形を考えてほしい。

費用は、「場所づくり」と「商品を作るためのコスト」に分けられる。場所づくりは固定費と言われる。いくら商品が売れようが、その費用は変わらない。一方、商品をつくるためのコスト変動費だ。変動費商品が売れるだけ掛る。

一方、売上だ。売上は、商品が売れたとき収入だ。売れれば売れるほど、上る。ざっくりとしてるが、概要はそんなもんだ。

さて、たとば、なにかお店を始めようとしよう。最初は知名度とかも無いので、モノが売れない。売れないので、変動費ゼロだ。売上もゼロだが。固定費けがかかる。なので赤字だ。

さて、お客が増え、売上が上がって行ったとしよう、そうすると変動費も上る。通常は、原価を超えるような定価を設定しないため、売上があがっていくと、売上が費用を超える。そのときの点が損益分岐点だ。

損益分岐点議論重要なのは時間」だ、いつ売上が費用を超えるのかだ。それによりファイナンス戦略が変わってくる。

元の結婚だののエントリ損益分岐点意味が分からない。

http://anond.hatelabo.jp/20150612011203

元の記事は途中から読むのを辞めた。

損益分岐の話は正直わからんが、

そもそも損益分岐点は、売上と費用ファイナンス上の話で、逆に分からない。最初赤字が黒字化するのが何時か?みたいなのを考えるためにあるから、そもそもいろいろと違和感がある。

>> などと言うのは自分のものさしで決めつけているだろう。そういうのは失礼だよ。<<

自分のものさし」で自分のことを決めることのどこが失礼なんだい? 別に相手の事を図ってない。

今、結婚のことよりも、もっと自分の身近なささいな問題を解決しながら生きて行くのを考えたいだけ。だから結婚なんてどうでも言い。

2015-06-11

http://anond.hatelabo.jp/20150611224018

その損益分岐点ってどこ?

赤字借金してまで恋愛するくらいならしないってこと?

2015-06-09

[]趣味が心を圧迫する

最近趣味――同人誌を作るにせよ,新しい魚を飼うにせよ,詳しいやり方を調べる前にまず最初予算を試算するようになってしまった。「諦めるための理由」を金銭面に求めて,粗探しをしているみたいに。

趣味から当然なのに、「こんなことやっても一銭の価値にもならない」とか「こんなことやっても履歴書には書けないし経歴にもならない」みたいなことが常に頭によぎってしまって。やっている最中は確かに多少は楽しいけど,終わった後にその数十倍の虚無感に苛まれる。なので必死に,この趣味を通して自分が培ったかもしれない「何か」を言語化して探そうとする。

趣味人の考えじゃないよなあ,と思う。

労力に比してわずかな承認しか得られなくても,基本的赤字の一方でも,その趣味を通して建設的なものが得られなくても,ただ自分楽しいと,そう思えたなら情熱と金銭を注げるわが子のような存在。それこそが趣味であったはずなのに。かつてはそうであったはずなのに。


現在職場非正規雇用であるせいなのかもしれない。任期があと二年(今年度を含めて)という微妙モラトリアムであることが微妙自由微妙な焦りを生んでいる。

将来のことを考えると、趣味うつつを抜かしている場合でもない(時間面でも、金銭面でも)という焦燥感が、たぶん原因なんだろうなあと思う。

趣味する暇があるなら仕事しろ貯金しろわたしの中のゴーストが囁くのよ。

結局私が根性なしなんだろうか。

いっそ無趣味ワーカホリックジョブチェンジしたい。

2015-06-06

アイドル趣味って結構アリなんじゃないかってローカルアイドルにハマ

最近アイドルにはまっていますローカルアイドルです。

福岡市南区井尻」を拠点活動する「某アイドルグループ」にはまっています

地元名物を歌った「食べるからあげ乙女」なんて言う曲を歌っています。知らんでしょう皆さん。

ぶっちゃけ以前はアイドル趣味なんてくだらないと思っていました。

AKB握手券投票券に何十万円突っ込んだ人の話を見て、「ほかの事に使えよ!」って思ってました。

何万人いるファンに埋もれるくらいなら、その何十万円でキャバクラなりなんなりに

行けば手っ取り早いだろうって思ってました。その考えがこの三ヶ月くらいで変わりました。

キッカケは三月の初め頃です。たまたま用事があって立ち寄った井尻商店街で毎月初めに行われている「ふれあい市」

そこで彼女達のミニライブがあったのでした。

このグループはおそらく商業的には全然儲かってません。

ボクは経済学部経営法学出身ですから、お客さんの人数、物販での客単価とかを考えてしまします。

ふれあい市のミニライブ無料です。お金を出すのは物販だけです。

ブロマイドが1枚200円、メンバーと一緒に取れるチェキが1枚500円。

買ったらメンバーサインしてお話してくれます。1人5分はおしゃべりしてくれてると思います

物販に参加するファンが多めに見積もって15人くらい。ファンがいくら使ったのかは知りませんが、

これも多めに見積もって2,000円使ったとしましょう。(ボクなんかはチェキ1枚の500円しかしません。お金が無いのです。)

2,000×15で30,000円。一日でこれっぽっちです。ここからスタジオ代や機材代、衣装代に交通費

諸々の経費を引いたらいくらも残りません。メンバースタッフ人件費計算に入れて無いのに赤字なんじゃないかと思うくらいです。

「どうやってお金を儲けるか」ばかり勉強してきたボクには結構ショッキングでした。

このグループメンバーライブのために、忙しい仕事学校の合間を縫ってハードなレッスンを受けています

ふれあい市ではミニライブの前にメンバーがふれあい市を手伝っています野菜の箱詰めや交通整理なんか行っています

ボクはバイトで似たような事を時給800円でやっていましたが彼女達はおそらく無給でしょう。

このグループミッションは「地元井尻PR」そのためだけに一所懸命に頑張って素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる。胸を打たれます

このグループメンバーは一人残らず努力家です。それぞれ夢に向かってしっかり努力していますブログを見てれば分かります

頑張っている子を見れば応援したくなる。

ボクは何故アイドルにハマったのか?

目標に向かって頑張る子を「応援する喜び」。これがアイドル趣味醍醐味なんだと思います

応援というのはとことん熱狂的になれますプロ野球でもゲームハードでもなんでもそうです。

この応援する喜びと競争心理を商業的に利用したのがAKB投票券商法なんですね。

ボクはAKB投票券に何十万円突っ込む気はありませんが、気持ちだけは理解できるようになりました。(完)

2015-06-05

http://anond.hatelabo.jp/20150605002151

パクリパクリであるバイラルメディアは即効消したな。

最近流石にパクリには慎重になってるんだろうか?

https://twitter.com/fladdict/status/606726552647135232

https://twitter.com/fladdict/status/606712000589086720

でも他の記事とかも見てみりゃ同じレベルパクリ記事も大量にあるわけだけど、

言わなきゃ消さないんだろうな。

で、言われたらはいはいしましたよ、って逃げる感じか。


さな間違い1つ、ってことであれば犯罪であっても見逃す、というのは別にあっても構わないと思うが(他の人に大きな被害がない限り)

人への被害が小さいからといって、最初から間違いになるかもと分かっていつつ指摘されるまではそれを使って儲けると言う

最強にゲス方法

指摘するにしても指摘する側にメリットが何も無いから無視するだけになると言う。

まあちょっとしたことだし、ということで言及すらしない。

著作権者が出てきて賠償請求しようにも裁判起こしたりしたら100%赤字だし余程お金とヒマを持ち合わせてるくりえーたーとかで無い限り賠償請求も出来ない。


ほんとこんなのばっかが溢れてしかもそれでそこそこ儲けてる奴らが居るってのはどうなのよ?

で、まるで世界リードするリーダー面してたりすらする

ほんとなんとかならないの?

2015-06-03

会社が潰れそう

資本金1000くらいの会社が毎月500から1000の赤字垂れ流してるのにこのまま無事で済むわけない

4ヶ月くらいから先の仕事も全く見えん

はいわゆる一人経理だけど、未経験転職してきて前任のおば様に伝票処理教わっただけだから財務会計とか知らん

知らんなりに税理士先生相談して経営改善計画書とか作ってるけど、こんな先の見えなさで銀行は金貸してくれるんだろうか

社長はこんな状況でも社員給料は下げない、むしろ上げよう!というポジティブシンキングさでうらやましくなるけど、さすがにもっと危機感持ってほしい

1年後どうなってるのかな

潰れても余所でやってけるスキルなんてない、不安で吐きそう

切手プリントアウトするという発想

さっきspotify広告を聞いてたんだけど、「あなたはもう切手郵便局に買いにいく必要はありません」という内容だった。まあ日本だとコンビニがあるけどうざいよね、切手。余分に買っとくわけだからいくらかは損するし、料金改正で何枚か組み合わせないと使えなくなるし、それは先方に失礼にあたるというくそマナー存在するらしいし。

で、その広告なんだけど、家で切手プリントアウトして貼るだけらしい。おそらくだけど、Webマネーのようにサイト切手を買うとワンタイムトークン(とおそらく対応するバーコード)が生成されて購入者に示されるんだろうね。文書ソフトと組み合わせれば宛名と一緒にプリントできちゃうしとてもスマートだ。

切手会社の経費で落ちるから、多めに買っといてヤフオクとかの支払いに使ったり売り払ったりする輩が存在する社会的害悪だ。こないだの号泣議員もありえない量の切手を買ってたけどつまりそういうことだよね。なくなれ、切手。1円切手だけ記念コイン的に売ってくれ(個人的趣味)。

郵政公社さん、赤字垂れ流したり儲からない配達事業ヤマト潰しに勤しむ前にこういうサーヴィス検討してみてください。まあでも前述の理由切手ビジネスは儲かってるから本腰入れなさそうだなあ。

P.S. クロネコメール便切手バーコードだったけどあれはどういう経路だっけ?使ったことないけど既に導入されてたらごめん。でもメール便潰されたよね;;

2015-05-29

アニメビジネス斜陽

アニメ制作ビジネス的な斜陽なんてもう10年以上前から指摘されてたけ。良いアニメを作って円盤で回収するっていうモデルはとっくに崩壊済みで、それで投下した資本を回収できる作品なんて10%もありはしない。

だけどこの10年くらいの間アニメコンテンツパチンコ化でカンフル剤が入って延命してただけなんだよ。赤字分をパチンコ屋に権利切り売りして(ついでにパチンコ用の短尺動画をたくさん作って納品し)自転車経営で回してきただけ。最近アニメ業界残酷物語が表面化してきたのはパチンコ業界断末魔連鎖反応。

2015-05-27

日本アニメは滅びませんよ

近頃普通ニュース番組でもアニメ業界ブラック具合が報道され、動画作画新人育成が絶望的ですな状況で日本アニメ業界はあと5年後以内にオワタ(なんてこと10年以上前からきいてた気がするけど)、って声を再びよく聞くようになりましたが、そんなことはない。ちゃんと5年後10年後でもキミタチの好きなアニメは見れますよ。

なぜなら、これまで手書き2Dじゃないと無理と言われた大半の作業が3DCGに置き換わるから

3DCG言ってもピクサーみたいなすごいのじゃなくて、3DCGをわざわざアニメっぽく見せるように日本独自で発達しているセルルックCGというやつですね。

セルルックCGが登場した初期はいかにもCGっぽい絵作りでこりゃ背景はともかくキャラクタは無理じゃね?って言われてたけど、『プリキュア』のオープニングのフルCG映像でみんな度肝を抜かされて、その後はフルCGでできた「シドニアの騎士」とか、劇場オリジナルの「楽園追放 」なんかで、アニメ業界のなかでは3DCGでもここまでできるのかー今後はテレビシリーズでもフルCGってのがどんどん増えるだろうねって話になってます

近年のセルルックCGで何が一番すごいって映画館スクリーンの大きさでもCGでできた主要キャラ顔面ドアップシーンでちゃんと画面が持つようになった!手書きアニメに近いクオリティに持っていけた点ですね。このブレイクスルーはでかい

ただ3DCGの最大の利点は絵的なクオリティの他に、手書きアニメにくらべて作業の効率化がしやすいってのがでかいんですよ。

3DCGだと主要キャラモデリングしたあとに顔の表情パターンを事前に設定しておくっていうリグ作業があるんだけど、これさえちゃんとすれば後のシーズンではその評定パターンをうまく使いまわすだけで話ができる。わざわざ毎回動画を描く必要がない!「シドニアの騎士」なんか見てると同じ感情表現リグ使っていても、カメラの角度かえるとか、光源の位置を調整するとかで微妙感情の違いも表現してて、やっぱ老舗ポリゴンピクチュアズノウハウはさすがですなーと感服しましたよ。

あとキャラの通常モーション(歩いたり、走ったり、などなど)もモーションデータを別ファイルで保存して、違うシーンや同じ背丈のキャラで使いまわすことが可能。これもわざわざ毎回動画を描く必要がない!!あと手書きだと恐ろしいくらい時間のかかるの群像シーンとかもCGシミュレーションを使えばスタッフ数人でもなんとかなる!パヤオみたいに群像シーン数秒に数ヶ月使う必要はない!!!

もちろん上記のことはちゃんとアニメ演出のできるスタッフ担当してないと、セルルックCG初期のようなただのCGくさい微妙作品ができるだけなんですが、近年はこういった技術的蓄積も増えてきたので今後増えることはあっても減ることはないだろうね。制作費の低い深夜アニメ枠なら半分以上がCGになるのも遠くないんじゃないかな。(背景なんかは手書きで1枚絵書いたほうが早いけど)

同じ制作費でもCGアニメなら少ないスタッフでも回せるとなったら、スタッフ一人頭の待遇もよくなるわけです。アニメCG作っている会社とか(オレンジとかポリピクとかデジフロとか)の求人みたらわかるけど、CG制作スタッフならちゃんと正社員ポジション生活できる給料もらえる場合が多いよ。どうせ「少ないスタッフで回せるようになったCGスタッフ給料動画並に落ちるに決まってんだろ」とかいう人いるだろうけど、動画と違ってCGは最悪の場合他のCG業種でも食っていけるから動画並の給料じゃ誰も仕事つきませんよ。悲しいけど動画ってやりがい搾取であると同時に、ほかの業種に潰しがきかないってのも買い叩かれる条件なのよね。。。

そりゃ3DCGだったらなんでもOKってわけじゃないですよ。手書きアニメじゃないと出せない微妙感情ニュアンスの変化、動作一つ一つもその時のキャラ性格や状況を把握して微妙に変化加えるとか、それこそ怪作「かぐや姫の物語」みたいな手描きじゃないとできないことっていっぱいありますよ。でも現状で手書きでここまでやってるアニメっていくつある?むしろ手書きアニメでも「これならセルルックCGでも十分できるよな」って演出アニメのほうが大半だと思う。まぁそれが実現できてないのはそのレベルCGスタッフがまだまだ足りてないって理由なんだけど。

庵野監督は「ガンダムヤマト世代スタッフがいなくなったらアニメ制作は終わる」みたいな趣旨コメントしてたけど、おそらく5年か10年もしたらそのレベル演出もできるハイスキルCGスタッフがもう揃っているので、なんとか回ると思いますよ。まぁ一部の動画アニメ信者が「こんなのアニメじゃない!!!」と騒ぐと思いますが、大半のファンにはそこまで気にならないでしょう。ディズニーだって手書きからフルCGに完全移行したけど、「アナ雪」とか「ベイマックス」みた後でも「手書きに比べると微妙」とか思う?ないでしょ?キャラの魅力とストーリーがしっかりしてればセルルックCG大丈夫ってことです。だからこれからアニメ仕事したい人はCG勉強しましょう。個人的にはモデリングよりキャラクターアニメーションのほうが仕事ゲットできると思うよ。

追加1:予想通り「そのうちアニメCGスタッフ給料も安く買い叩かれるに決まってる」ってコメント多数ですが、動画相場ってのは仕事が始まった当時から赤字覚悟の激安価格でやったのが標準になっちゃったから現在になってもなかなか単価が上がらないのが問題なのであって、CGスタッフ相場は現時点で最低限の給料は出せる水準からスタートできたのでそれが動画並(5分の1以下?)にまで下がるなんてありえないと思うよ。そりゃスタジオが増えたら価格競争で多少が下がるかもしれんけどさ、そんなのは他所業界でも一緒でしょう。

追加2:あとCGモデルデータの使い回しってのは元のデータをそのまま使うわけじゃないですよ。表情パターンがもしAからMくらいまであったら、たとえばAを5割、Cを3割、Hを2割みたいにブレンドすることでバリエーションを劇的に増やせるんですよ。もちろんそのためには元の表情の設定をしっかりしないとダメだけどね。あと動きやエフェクトデータも、元のやつから更に追加して調整することが可能だからまったく同じのを使うことはないよ。ゼロから作るよりは楽でしょ!

2015-05-26

http://anond.hatelabo.jp/20150526100205

逆だよ。

その形態だとメリットがない。

メリットというのはお金がキチンと手に入ることで、デメリット不安定さやコケた時の悲惨さ。

ダメ出しだけだと何なので、後でそのアイデアに載る形の話は広げるけど、まずツッコミからね)

完成したアニメオンデマンドで販売。価格は216円。

これを繰り返し、当たるまで続ける。当たったらキャッシュが入ってくるので、現場の単価を上げていき、人材を囲い込む。次作の制作。以下繰り返し

多分気がついてると思うけど、これ売れたの100本だった時、2万1600円だよね。

マイナス597万。一本目で潰れるところ多数だと思う。

600万円x当たるまでの本数、延々と赤字が続く。

そもそも金払わないと動画も受け取れないので、「先に」金が必要になる。

で、資金クラウドファンディングで募るって言ってる所に矛盾があるけど、

クラウドファンディング出資する人達も216円払うの?

お金払ったんだから、当然タダで観たいよね。

そうすると「クラウドファンディング出資する素人」+「それで出来たアニメを買う素人」を確保する必要がある。

ここまで行くと判るだろうけど、だったら知財を手放して、製作委員会方式で金だけ貰ったほうがメリットが大きい。

独自で売ってのくのが難しい&単価が安い

そもそも論として、邦画アニメ崩壊Xデーが近いっていうのは、散々言われてる通り単価が安いから

キチンと賃金を確保した上で、やり方を考えるという、積み上げ式にならないといけない。

トップダウンじゃダメで、ボトムアップ式っていうのかな。

DIY声優とか一番やっちゃいけないんだよ。

そうやって考えると、同じアイデアでも、真逆の考え方をしないといけない。

動画12人月で111万「だからアニメ崩壊するって言われてるわけだ。

原画マン候補の動画マンを2年、原画、何れは作監という流れに乗せる。

動画月産500枚は、20日働くなら日産25枚。1時間3枚を8時間延々と続けられる必要がある。

これって、アガリに近い状態で、原画に行けるぐらいの「継続して持続可能枚数の限界」に近い。

そうやって考えると、最初1年は月産250枚、2~3年目で500枚ってところで、平均で考えて350枚程度が基準

さらフリーランスなら最低でも年収300万という状態でないと継続して人が来ないだろう。

これをまず土台にして、積み上げないとダメ

そうすると、アニメ1回分やって動画枚数3500枚なら、10人月動画マンを「雇える」。

まともな雇用を生み出さないのであれば、ブラック一直線ゴールは崩壊から解決しない。

産業として成り立つには、この「雇う」という感覚大事

単価を設定したら積み上げ

動画

単価715円、動画月産350枚で1人動画マン養成できると考えると、これを最低2年は継続しなきゃイカン

新規手法に全力で行けるところはないだろうから、月1回アニメってのはラインとしてはアリだと思う。

こうすると、月1回アニメ動画3500枚、動画マン10人を養成できる。全24回、2年。

原画

で、原画も月産50枚が継続限界値とすると、同じく月35枚程度を基準に考えるのが無難

原画を雑に350枚(若しくは増えた分は単価から削る)とするなら、月10原画マンを雇える。

で、以後面倒だから繰り返さないが、要は関わる人間全員が年収300万確保できるようにしないとイカンのよ。

作監、背景&美術シナリオ絵コンテ制作進行

まあ、4人とかちょっとどうかと思うが、新人育成の為と思って我慢してもらって月25万。

制作進行は、後で述べるクラウドファンディング周りの事務方兼用な。

声優音響

まあ、どう考えてもアニメにして声無しは厳しい。

アニメ(ーター)見本市で2人で回してるけど、うーん。無理じゃないか。

倍の4人と見て、音響周り全部やってもらって+1人。

この時点の小計

動画マン10人、原画マン10人、声優4人、その他5人。計29人。月725万

まだ人件費だけな。

機材家賃交通費諸経費諸々限界で月50万ってトコだろう。月775万。

クラウドファンディングだって無料じゃないから手数料諸々込みで10%載せて、月850万は集めたい。

月850万を、2年間継続してクラウドファンディングで集め続けるんだぜ。

総計2億4百万。ここまで行けば、後続もついてくるし、関連グッズも売れるだろ。

まとめに変えたポイント

要は、いかに金を集めるかがポイントで、それで「年収300万円動画マンを雇う」のが全て。

関係者全員が年収300万円状態のプロジェクトなら、たぶんガンガン人が集まるからそこは心配しなくて良い。

サラッとクラウドファンディングとか書いてたけど、そこの「集金」がほとんど全てだよ。

でさ、この29人がまとまって頑張るために金を集めるっていうのは、まんまスポンサーを探してアニメ作るのと同じな。

そこが難しいし金出す側からすると旨味が無いから製作委員会方式になったわけで。

逆に言えば、「新作アニメが月1回分見られれば500円出しても良い」ってヒトを1万7千人集められれば、行ける。

日本アニメ崩壊させないために、2年越しのプロジェクトで月1回だけアニメの新作が見られます

それに1万2千円出してくれるヒトを1万7千人集めてやっと、10人の動画マンを年収300万円で雇える。

しかもこれ概算で、たぶん手弁当でももっと金かかるんだよね。しかも儲けは関連グッズ頼み。

面白いかどうかもわからないアニメに、先に1万2千円出すやつを2万人近く集められるかな。

それでもすべての基礎になる動画マンはたったの10しか雇えない。

どうよ、資金出してくれるトコ探すの難しいの判るだろ。

アニメを作るのが難しいんじゃないのよ、先立つモノが無いのよ。

しかも、製作委員会からすると、上の単価の1/3程度でいくらでも代わりの制作会社がいる現状よ)

(まあ良く考えると、上の計算ってカネの出所と単価以外は、OVA連作映画アニメとおなじになるのかな?)

http://anond.hatelabo.jp/20150526100205

100%ヒットさせられる企画があるというのでもない限り(もちろんそんなことはありえない)元増田方式は実現性が乏しい。

まず製作するのに予算必要であり、作ったからといってコストが回収できるとも限らず、実際には数%のヒット作が他作品の損失を支える形になるが、当然それが出るまで赤字続きとなる。クラウドファンディング一時的資金調達はできても、半永続的に予算補給し続けるのは不可能かと思われる。

永続的に必要となる製作予算関係企業で出し合うのが製作委員会であり、事業継続性としてずっと優れている。DVDCDゲーム化だったりグッズの販売にもそれぞれの企業が強みを活かして(利害関係を持って)参加しているので、単独企業が全版権を握るよりも収益化しやすい。そもそも元増田企画では、仮にアニメがヒットしたとしても、利益を得るモデルが描かれていない。

2015-05-24

左遷。やる気ない。もう有給毎月使う。

4月に今の部署に異動

いわゆる左遷ってやつ

仕事内容はもう肉体労働かつ単純作業

1日で仕事覚えれる内容なので教育という教育はなし

前の部署交代勤務ってのもあったので、その辺の手当てがなくなり手取り21万から手取り13万

毎日時間残業して手取り13万・・。

そこそこ大きい会社なんでボーナスは年間6~7か月ってのがまだ救いかも

昼休憩も準備とかあるので実質15~20分ぐらい

部署赤字部署なので昇格、昇給も期待できない

たぶん毎年ある昇給も最低評価査定額になるかと

部署赤字からその辺は仕方ないんだけどね

 

左遷された理由上司と仲良くなかったから。

俺も上司もお互い不満なり改善点とかは直接言って欲しいタイプ

陰で文句言うなら直接言えってやつ

上司もそれを知ってるし、上司も直接言ってくれってことが結構衝突してたが、お互い別にから嫌いという考えはなかった

でも周りから見ると酷い光景に見えてもおかしくなかった

 

今回異動の話がでたとき

異動候補者3名いた

しかし、

1名は異動拒否

1名は相手側(俺のいまいる部署)が拒否

1名は違う部署への異動話が急に決まる

ということで、なかなか話が進まず俺が浮上し異動決定

 

今の部署左遷部署と陰で呼ばれてる

 

赤字部署から昇格、昇給は期待できない

単純作業だからスキルなんてつかない

出世ポストは後何十年も空かない

パートのおばちゃん含む、非正規の人は周りから嫌われてる人が異動してくる

その結果、新人非正規は入ってきても馴染めずすぐ辞める

現場社員も「え?おまえ何年ここにいてそんなの知らないの?」という人しかないし、やる気ない人しかない

報連相ができる人が基本いない

 

もう俺もやる気なくなったので来月から有給を毎月使おうと思う

月2回ぐらい使ってみたりしようかなとか思ってる

たぶんこのまま退職するかと

そこそこ大きい会社なんだけど給料赤字部署だと完全な年功序列

から手取り13から15に上がるのは就業規則確認する限り後2年後かな

2年耐えて15万とか無理だろ・・

2015-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20150522204149

続報を待つ。どこかの営業みたいに赤字運転じゃないことを祈る。

2015-05-20

そもそも新卒って中小企業に来たらいけないんじゃないか。

昨日の日記で似たようなのも読んだのだが、

うちの会社も今年東京六大学のW出身新卒女子を営業で採用してたけど全く使えないらしい。

そもそも内定がどこにも決まらずうちのような中小企業に来る時点でダメなやつだとは思っていましたが…

気になったので教育係に聞いていみたが、

文章がかけない

電話がとれない

敬語が使えない

という想定内ので事柄以外にも、

・気が使えない。

自己

コミュニケーションがとれない

なんてこともあるようだ。

自分は今の会社は中途で、前職は上場企業にいました。

前の会社入社した時はまったく能力もなく日々迷惑をかけながら仕事を覚え、

5年くらいで営業成績トップとなり、ヘッドハンティングで今の会社に来ました。

うちの会社スペックとしては本社8人(営業6人、人事経理1人、事務1人)+工場50人の中小企業

創業戦前で業績は赤字決算一度もなしという会社です。

自分経験から考えると、そもそも新卒最初中小企業に来るってのが間違いなのでしょう。

個人のスペック問題もありますが、

今の会社に入った頃の苦労を考えると新卒ではとてもじゃないですが無理でしょう。

新卒ちゃんも残念ながらこれ以上スキルがあがらず埋没していくのでしょう。

中小企業に入る人は覚悟を決めて入社することをおすすめします。

2015-05-16

橋下徹大阪都構想行方

橋下徹ナポレオンだと思う。

彗星のように現れ、劣勢を跳ね返し、破竹の勢いで連合軍を破り、大帝国を作った。

大阪都構想が人気絶頂ときだったら、ナポレオン皇帝位につくために国民投票をしたこととすごく似たのだろう。

その政策が正しいかどうかは別として、民主的手続きを取っている。

ところが、民衆は、結局自分生活がよくなるのかどうかしか興味が無い。

そりゃそこに住む人間の心情としてはそうなんだろうけど、大阪財政破綻寸前の赤字団体なわけで、より大きな飴をくれるほうに賛成しているようじゃ、先はない。

大阪都構想は否決される。

そして橋下徹市長任期終了と同時に引退すると思う。

エルバ島に流されたナポレオンのように。維新江田のものになる。

そしてナポレオンのように、舞い戻る。

たぶん、そのときこそは国政に。

でも、百日天下にはならない。次こそ徹底的に潰されるだろう。

橋下徹手綱をつけられないことは既に実証済みだ。

そんな人材を内に取り込みたがる政党はない。

でも、大阪都構想が否決されようと、橋下徹が潰されようと、彼の思想は消えないんじゃないかと思う。

ナポレオン革命の気運を輸出したように、地方自治の動きは活発化するだろう。

2015-05-15

プログラマ。30の時にIT受託開発会社起業して3年目。

1年目、最初仕事は1万円で、従業員は5人、売り上げは2000万。1万円の黒字。

2年目、仕事100件くらいこなして、平均5-60万、従業員10人、売り上げは5000万。1000万の赤字

2年と半年仕事は50件くらい。平均200万、従業員は15人、売り上げ予想は1億円、2000万の黒字。

1年目、2年目に売ってたものプログラムだった。

最近、なんか自分たちが売ってるものは同じなのに、プログラムではなくて、クライアントのお守りに金額がついてるような気がしてきた。

500万の見積もり作ると、プログラミングの項目が200万くらいで、ディレクションが200万、テスト100万みたくなる。

案件規模が1000万とか2000万とかになってくと、プログラムのもの価値が全体に対して少なくなってく。

それは、管理費が増えていっているのが単純な理由なんだろうけれど、翻って言えば、クライアント担当者レベルが低いからっていうのが主な理由で。

見積もり項目に、ホゲホゲ機能いくらって書くよりも、ディレクションいくらとか書いたほうが通ったりする。

何に対して金払ってるのかもわからないのによく通すよなと思うけれど、それは言わない。

彼らは

「とりあえず今、事なきをえて、進行すればいいんだ」

という基本理念に基づいてプロダクトを作っている気がしてたまらない。

僕らも洗脳されそうで怖い。

僕らはできるだけバグが少なくなるようなプログラミングスタイルで、メンテナンス性の高いプログラムを書いているつもりだけれど、

彼らに説明して「分かった」と言われても、本当のところは微妙

から最近、僕らはIT受託開発ってよりは、クライアント担当者教育お金をもらってるんじゃないか。プロダクト作ることにお金なんか発生してないんじゃないかって思ってる。

っていうか、会社の規模が大きくなればなるほど担当者レベルが下がっていくの、本当に顕著な傾向で。

大丈夫かって思う今日この頃。ぼつぼつ生きてます

http://anond.hatelabo.jp/20150515130746

この資料をちゃんと読み取れてないと思います

しろ、ここ3〜4年の臨財債のあがり幅がすごい状況で

維新は結果を出している。

一方、今までは臨財積もそれほどなかったのに、無駄公共事業費使いまくり

赤字状態。

その頃に戻すのかというのを裏付け資料ですよこれ。

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