2015-05-15

プログラマ。30の時にIT受託開発会社起業して3年目。

1年目、最初仕事は1万円で、従業員は5人、売り上げは2000万。1万円の黒字。

2年目、仕事100件くらいこなして、平均5-60万、従業員10人、売り上げは5000万。1000万の赤字

2年と半年仕事は50件くらい。平均200万、従業員は15人、売り上げ予想は1億円、2000万の黒字。

1年目、2年目に売ってたものプログラムだった。

最近、なんか自分たちが売ってるものは同じなのに、プログラムではなくて、クライアントのお守りに金額がついてるような気がしてきた。

500万の見積もり作ると、プログラミングの項目が200万くらいで、ディレクションが200万、テスト100万みたくなる。

案件規模が1000万とか2000万とかになってくと、プログラムのもの価値が全体に対して少なくなってく。

それは、管理費が増えていっているのが単純な理由なんだろうけれど、翻って言えば、クライアント担当者レベルが低いからっていうのが主な理由で。

見積もり項目に、ホゲホゲ機能いくらって書くよりも、ディレクションいくらとか書いたほうが通ったりする。

何に対して金払ってるのかもわからないのによく通すよなと思うけれど、それは言わない。

彼らは

「とりあえず今、事なきをえて、進行すればいいんだ」

という基本理念に基づいてプロダクトを作っている気がしてたまらない。

僕らも洗脳されそうで怖い。

僕らはできるだけバグが少なくなるようなプログラミングスタイルで、メンテナンス性の高いプログラムを書いているつもりだけれど、

彼らに説明して「分かった」と言われても、本当のところは微妙

から最近、僕らはIT受託開発ってよりは、クライアント担当者教育お金をもらってるんじゃないか。プロダクト作ることにお金なんか発生してないんじゃないかって思ってる。

っていうか、会社の規模が大きくなればなるほど担当者レベルが下がっていくの、本当に顕著な傾向で。

大丈夫かって思う今日この頃。ぼつぼつ生きてます

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん