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はてなキーワード: 私たちとは

2023-11-25

マジで希望安楽死しかないんだよな

40代以上の非正規独身女性に対するアンケート自由記入欄では安楽死法制化を望む声が多数だったという。

気持ちはよーーーく分かる。

今更子供も産めないし、仮に産めたとしても底辺暮らしをさせる事確実だから何一つ希望がない

安楽死を除いては。

早く死にたい。そうすれば社会迷惑も掛けずに済むし、邪魔ババアが減って願ったり叶ったりだろうから早く殺して欲しい。

これだから「PLAN75」で描かれた安楽死可能性な未来全然ディストピアには見えず

早く実現して欲しい理想郷しか見えなかったという

https://www.at-s.com/sp/news/article/national/1204918.html?lbl=861

わくわくシニアシングルズが行った単身女性へのアンケート自由記述では、将来を悲観する声が目立った。

 「安楽死合法化してほしい」(40代非正規職員)「病気けがなどで体が動かなくなったとき、どうすればいいのかわからない。安楽死ってダメですか?」(40代非正規職員)といった記述だ。

 75歳になったら死を選べるというストーリー映画「PLAN75」を引き合いに「私だったら安楽死を申し込む」(50代・非正規職員)。また、3年前、東京都内バス停で殴打されて亡くなったホームレス女性について「未来の私かもという思いが常にある」(60代・自営業)といった内容もあった。

国の政策対象から外れていると感じるといった意見も。「子どもを持たない人間は視界にすら入っていない。国の益にならない人間不要だというのが伝わってきてつらい」(40代非正規職員)「社会単身者を想定していない、望んでいないという空気しんどい。親世代を支える私たち社会の一員のはずなのですが」(40代正規職員)といった訴えもあった。

2023-11-24

水の二次創作

(この話の登場人物は私しかいません。)

1

 彼らは「もうこの地に夜は来ない」という意味言葉で朝の挨拶を交わしていた。

 私がその街に滞在する間、彼らは私と同じ時間に寝て起き、同じ服を着て、同じ食べ物を食べ、同じ腹痛に襲われた。水も私と同じ量を飲み、同じ身長でいようとし続けた。

 それは見ず知らずの東洋である私に対して、彼らが家族のように接した結果だった。それがこの廃墟同然の街を街たらしめる理由であり、彼らにとって家族と呼べるのももはやそのような存在以外になかった。彼らは全員、はじめは私と同じ観光客だった。

 ある日、夜中に目が覚めた私は水を飲むために彼らを起こした。最初に起きた二人を連れ添って、私は台所へ向かった。彼らは名前を持たないから、その二人をここでは「赤い男」、「白い男」と呼ぶことにする。由来は伏せる。

 私は水を飲んだ。隣に立つ赤い男が水を飲みながらこう言った。

「このまちにはかみがいる」

 白い男が続く。

「かみはこのまちと、われわれをつくった」

 私は頷いた。彼らは架空宗教を信じていた。私は尋ねた。

「なぜおなじようにするのか」

 もちろん無駄だった。

「なぜおなじようにするのか」

「なぜおなじようにするのか」

 私は性懲りも無くまた尋ねた。

「かみはどこにいるのか」

「かみはどこにいるのか」

「すきま」

 赤い男が白い男を驚いたように見た。

 これは私の想像よりはるかに重い罪だった。

2

 その街の教会には長い蛇が巻き付いていた。

 処刑日の出と同時に行われる。彼らによって目隠しを付けられ、広場中央連行された白い男は、地面から生えた低い棒に手首を拘束されていた。その間一言も発することな抵抗も命乞いもしなかった白い男は、少し俯いて正座していた。そして罪人と向かい合う位置教会がある。表情は見えなかったが、白い男の姿は祈っているようにも、一切祈ってなどいないようにも見えた。

 次に彼らはどこからともなく大量の水を汲んできた。各々の器に水が注がれ、それを持って広場に出る。彼らは広場の縁に等間隔に並び、円をなして白い男を囲むように立った。私は少し離れた場所で水の入ったボトルを持って座っていた。早朝の空気は冷たく、やや湿っており、絶え間なく弱い風が流れていた。

 太陽は、東の地平線から現れた。

 私は水を飲んだ。彼らも一斉に水に口をつけた。白い男に教会の蛇の口から水が噴射された。私はボトルの水を飲み干した。彼らは器の半分ほどを飲み終えたようだった。白い男の体にまんべんなく水が当たっている。私はじっと広場を見ていた。彼らが水を飲み終えるころ、白い男は動かなくなっていた。

 あっという間だった。彼らはずぶ濡れの白い男を抱えて教会の中に入っていったが、まだ太陽は昇りきっていなかった。

 しばらく経って赤い男が教会から出てきた。近づいてくる私を認めると赤い男は微笑んだ。私は言った。

「もうこの地に夜は来ない」

 赤い男は言った。

「もうこの地に夜は来ない」

 それから私たちは短い会話をした。赤い男によると、白い男が教えに反した理由には心当たりがなく、あの処刑法は彼らの宗教しかない特殊な死因を引き起こすのだという。

3

 彼らの宗教については結局わからないままのことが多い。架空宗教なだけあってその街には聖職者はおらず、教典もなかった。彼らの話から知ることができたのは、儀式を含むいくつかの慣習と断片的な神話のみだった。

 その中でも最も多く話をしてくれたのが、街で唯一の老人だった。私は水を飲んでから耳を傾けた。

4

 かみのいばしょはだれもしらない。ふたつのたまごがあって、かたほうだけにかみがはいっている。それをわってもかみがでてくることはない。それをたべてもかみのあじがすることはない。にんげんもかたほうのたまごしかいない。たまごをくべつすることはむずかしい。にわとりのたまごをしっているか?とてもまぎらわしい。それとおなじだ。

 ゆうれいはみずのなかにいる。しろおとこはみずのなかにいる。すべてのしにんはみずのなかにいる。みずはおまえのなかにはいり、かれらはすきまからわれわれをみる。もっとみずをのめ。しにんのすがたがみえるか?みえるはずはない。みずをのぞくとじぶんのすがたがみえるだけだ。ははははは。

 このまちのきたにふかいもりがある。つぎのきせつをしっているか?きせつのめぐりかたは、うまれるまえのこどもたちがきめている。このまちでうまれたこどもがすぐにいなくなってしまうのは、おとずれなかったきせつのうらみをかって、そこへとじこめられてしまうからだ。そこでかれらはみずにとけ、つぎのこどもたちはそれをのんでそだつ。するとすききらいのないこどもになるが、それでも50ねんいじょうおとずれていないきせつがある。

5

 水。水が飲みたい。私は日本に帰らなければならない。もうこの街で目的は果たしただろう。赤い男はまだ私のベッドで寝ている。ボトルはすでにすべて空だが、喉の渇きを抑えられなかった。私は老人の部屋に向かった。

 深夜に一人で外に出るのは初めてだった。老人の部屋へは建物の外壁伝いに少し歩くだけで着く。もちろん老人は眠っていて、床にも壁にも天井にも沢山の水があった。私はほとんど無意識にその中の一つに手を伸ばした。

 赤かった。だが私はそれを飲んだ。口の中に水の味がすると、老人が寝返りをうった。次の水も赤かった。今度はひどい味がした。その次の水も赤かったが飲んだ。朝になってから気付いたのだが、このとき私はあまりの喉の渇きに手から出血していたのだった。老人は私が水を嚥下するたびに大きく息を吐いたり、うなされたりした。

 また水を飲んだ。確かに幽霊は私を見ていた。ちいさな子どもだった。私が一心不乱に壁や天井から水を取って飲んでいるのを部屋の隅から見つめていた。しかし喉を潤さなければまともに怖がることもできない。

 また水を飲んだ。彼らはどこから日本食材を手に入れたのだろう。また水を飲んだ。彼らはどうして一晩で日本語を話せるようになったのだろう。また水を飲んだ。彼らはいからこの街でこんなことを続けているのだろう。子ども幽霊はそのすべての問いに対して明確な答えを返した。老人は眠っていたが、子ども幽霊の回答に対してはすべて首を振った。

 私は太陽が昇る前にありったけの水を持って彼らの街をあとにした。

(これで私の話は終わりです。字数は2650文字、水を飲んだ回数は10回でした。おはようございます。)

氷河期世代も凍結解除してくれませんか?

トリガー条項うんぬんの前に、私たちを温めてください

anond:20231124103808

強制労働を強いられている訳ではない」と「自ら望んで働いている」の間には天と地ほど差があろうよ。

 

家族のためとか自己実現のためとか色々言い方はあるが要するに

人間らしく生きる」

ために胃の痛くなるような朝も仕事に通っているわけ。

 

人間らしく生きる」はタダじゃないんだよ、

労働者はみな不安に耐え、歯を食いしばって一人前の座にとどまり続ける努力をしてんの。

 

それを日がな一日だらだらと炎上増田練ってるようなアホがちゅーちゅー吸いに来るわけだ。

その上「私たちだって人間らしく生きたい」だの「ウナギ喰いたい」だのほざく。

 

そらまあムカつかないわけがない。

ダニに吸われる血の量なんてたかが知れてるが、痒くて不快だし大量に発生すれば病気だって運ばれるしな。

2023-11-23

V系×二次元コンテンツバンギャの私には辛い

※ただの愚痴

私はオタクでありバンギャだが、V系×二次元企業が手をつけ始めてるのが辛い。

V系界隈、バンドマンもギャも高齢化いか若い子呼んで栄えたい気持ちは分かる。でも流行り廃りの激しい二次元コンテンツとは組んで欲しくない。また新しいジャンル確立するみたいだけど、私たちの周りでは「いつ自分の好きなバンドが手を出すか」ハラハラしている。

私の好きなバンドはもう関わってしまったが。

好きなバンドマンが曲提供した。最初は楽しみに聴いたけど、好きなバンドマン歌声や曲を背景音としたボイスドラマしかなくて、ショックだった。BGMいかよ。しかも曲自体は良い曲だからバンドでやって欲しかったという気持ちばかりだよ。権利的に普通バンドライブじゃ歌えないと思うけど。

もう一つ好きなバンドも関わってしまった。そっちはバンドの曲を声優キャラ)がカバーするタイプ声優は悪くないけど、ヴィジュアル系のヴィの字も知らない声優の「オレ様イケメンボイス」カバーが本当にキツイ。声の抑揚が特徴的な歌をのっぺり歌ってて無理だった。何度も言うが声優は悪くない。

また新しいV系×二次元コンテンツが出来るらしい。制作陣が某ラップコンテンツらしいので、今後様々なバンドマンが曲提供するだろう。私は上記ジャンルに手を出していた時期がある。なかなか面白いジャンルだったが、オタク同士で揉めてオタクお気持ち表明スマホメモスクショとか流れてくるのが本当に気持ち悪い。話ガバガバストーリー出すなど運営もやらかすし、ファン若いので定期的に学級会が起きていた。ライブで曲提供したラッパーが登場し数曲歌うシーンいらねぇやつまんねぇなんてツイート死ぬほど見た。こういうのを好きなバンドも言われるターンが来る。

普通声優だけを売り出したコンテンツが飽和状態から新規開拓V系が選ばれてるんだろうな。しかソシャゲライブ展開できる様に歌があるジャンル。ただのアイドルバンドじゃ売れないから他のジャンルを巻き込む形で使われている。最近大手女性向けコンテンツの息の根が止まるのを数回見た。こんな感じにコンテンツが急に止まった後、私の好きなバンドマン提供した曲はどうなるんだろう。逆に人気になって、元のバンドオタクパンピが沢山来て荒らした後どうなるんだろう。

自分の好きなV系使い捨てコンテンツに扱われるのが一番苦しい。

どんなにミューワードにしても、好きなバンドマンが参加し本人がRTする限り自分の目に入ってくる。

バンド過去アニメOPEDに使われた曲をそのアニメキャラクター担当声優カバーするらしい。そういうのだよ。ちょっと前みたいにアニメの曲担当レベルに戻ってはくれないか。ずっと憂鬱だ。

anond:20231123100154

あいつら化粧だの服装だの隙あらば男社会強制にしたがるくせに

都合のいい時だけそうやって「私たち努力して女をやっている」みたいなこと言い出すんだもんなあ

奥さん」という呼称について

相変わらずジェンダーがどうとかつまらない話が多いので、過去の用例から奥さん」あるいは配偶者呼称についていろいろ考えたいなあ。と思って書きます

勿論、女中などに似ようはないと、夢か、うつつか、朦朧と認めた顔のかたちが、どうやらこう、目さきに、やっぱりそのうつ向き加減に、ちらつく。従って、今声を出した、奥さんは誰だか知れるか。

 それに、夢中で感覚した意味は、誰か知らず、その女性(にょしょう)が、

「開けて下さい。」

 と言ったのに応じて、ただ今、とすぐに答えたのであるが、扉(ひらき)の事だろう? その外廊下に、何の沙汰も聞えないは、待て、そこではなさそう。

「ほかに開ける処と言っては、窓だが、」

 さてはまさしく魘(うな)された? この夜更けに、男が一人寝た部屋を、庭から覗き込んで、窓を開けて、と言う婦(おんな)はあるまい。(「沼婦人泉鏡花、1908(明治41年

奥さん」は、自分配偶者というより既婚女性に対する敬称として用いられています。「女中などではなく」自分夢想する上流階級を思わせる女性奥さん)が誰か分からないが、夜更けに訪ねてきた「女性(にょしょう)」は普通の「婦(おんな)」ではないだろう……という流れですが、この呼び分けは、日本語代名詞の豊かな言語世界垣間見せてくれますね。

奥さん」という語がめちゃくちゃ出てくる小説と言えば、やはり夏目漱石こころ」(1914(大正3年))でしょう。前半では「先生」の妻である静さんの呼称として、後半では先生青年期に下宿していた、静さんの母親呼称として「奥さん」が登場します。この作品は、一人称の語り手による手記の体を(前半後半とも)取っているため、固有名詞を避ける書き方をしており、その結果であると思われます

私はすぐ玄関先を去らなかった。下女の顔を見て少し躊躇してそこに立っていた。この前名刺を取り次いだ記憶のある下女は、私を待たしておいてまたうちへはいった。すると奥さんらしい人が代って出て来た。美しい奥さんであった。

奥さんらしい人」という表現から、「奥さん」が「配偶者」の意味で用いられていることが感じられます。ただ、自分配偶者を呼ぶ呼び方ではないですね。

 私の知る限り先生奥さんとは、仲のいい夫婦の一対であった。家庭の一員として暮した事のない私のことだから、深い消息は無論わからなかったけれども、座敷で私と対坐している時、先生は何かのついでに、下女を呼ばないで、奥さんを呼ぶ事があった。(奥さんの名は静(しず)といった)。先生は「おい静」といつでも襖ふすまの方を振り向いた。その呼びかたが私には優しく聞こえた。返事をして出て来る奥さんの様子もはなはだ素直であった。ときたまご馳走になって、奥さんが席へ現われる場合などには、この関係が一層明らかに二人の間に描き出されるようであった。

こころ」は新聞連載ですが、奥さんの初登場は先の連載4回目、その後奥さん先生(夫)の重要なシーンである第8回を経て、この第9回で初めて名前が登場します。この作品先生訪問してきた「私」と奥さんが共に食卓を囲むシーンなどが多くあり、この夫妻は大正当時の一般的夫婦関係よりも幾分現代に近い感じで描かれているように思います

次は、「先生」が若いころ、その奥さんの自宅に下宿をしたとき奥さん母親を「奥さん」と読んでいたというシーンの引用です。(中略があります

 それはある軍人家族、というよりもむしろ遺族、の住んでいる家でした。主人は何でも日清戦争の時か何かに死んだのだと上さんがいいました。一年ばかり前までは、市ヶ谷士官学校そばかに住んでいたのだが、厩(うまや)などがあって、邸(やしき)が広過ぎるので、そこを売り払って、ここへ引っ越して来たけれども、無人で淋しくって困るから相当の人があったら世話をしてくれと頼まれていたのだそうです。私は上さんから、その家には未亡人(びぼうじん)と一人娘と下女より外にいないのだという事を確かめました。私は閑静で至極好かろうと心の中に思いました。

(略)

 私は未亡人に会って来意を告げました。未亡人は私の身元やら学校やら専門やらについて色々質問しました。そうしてこれなら大丈夫だというところをどこかに握ったのでしょう、いつでも引っ越して来て差支えないという挨拶を即坐に与えてくれました。未亡人は正しい人でした、また判然(はっきり)した人でした。私は軍人妻君というものはみんなこんなものかと思って感服しました。感服もしたが、驚きもしました。この気性でどこが淋しいのだろうと疑いもしました。

(略)

 私は未亡人の事を常に奥さんといっていましたから、これから未亡人と呼ばずに奥さんといいます奥さんは私を静かな人、大人しい男と評しました。それから勉強家だとも褒めてくれました。けれども私の不安な眼つきや、きょときょとした様子については、何事も口へ出しませんでした。

「上さん」「未亡人」「妻君」「奥さん」は全て同じ人物を指していますが、それぞれの場所ニュアンスが異なることが分かります。それぞれ「下宿屋の女主人」「(夫を亡くした)配偶者」「配偶者尊称)」「既婚女性尊称)」くらいに捉えるのが適切でしょうか。

かみさん奥さんの用例としては、

そういうわけで、私たちは家の主婦奥さんと呼んでいました。下宿屋のおかみさん奥さんと呼ぶのは少し変ですが、前にも言う通り、まったく上品で温和な婦人で、どうもおかみさんとは呼びにくいように感じられるので、どの人もみな申合せたように奥さんと呼び、その娘を伊佐子さんと呼んでいました。家の苗字は――仮りに堀川といって置きましょう。(「白髪鬼」岡本綺堂、1923(昭和3年))

…「下宿屋のおかみさん奥さんと呼ぶのは少し変」という言語感覚から、「おかみさん」「奥さん」の使い分けがくっきりと見て取れて面白い用例ですね。この話は、発表は昭和ですが、岡本綺堂明治まれですし、物語時間10数年前(つまり震災前)という設定ですから言語感覚としては漱石の少し後、大正期の中頃を反映していると言った方が適切かもしれません(まあ、それを言うなら「こころ」の場合、おおむね時代明治期の想定と言えそうですが。)

昭和に入ると、「奥さん」が配偶者を指す呼称としてライトに用いられ始めたように思います。太宰はこういう言葉ちょっとしたニュアンスが本当に上手な作家で、次の用例の言葉の使い分けは非常に印象的です。

奥さま、もうすこしのご辛棒しんぼうですよ。」と大声で叱咤しったすることがある。

 お医者奥さんが、或るとき私に、そのわけを語って聞かせた。小学校先生の奥さまで、先生は、三年まえに肺をわるくし、このごろずんずんよくなった。お医者一所懸命で、その若い奥さまに、いまがだいじのところと、固く禁じた。奥さまは言いつけを守った。それでも、ときどき、なんだか、ふびんに伺うことがある。お医者は、その都度、心を鬼にして、奥さまもうすこしのご辛棒ですよ、と言外に意味をふくめて叱咤するのだそうである。(「満願太宰治、1938(昭和13年))

医者が、夫の体の静養のためにセックス禁止して…というちょっとした掌編なのですが、最初の「奥さま」は、医者患者配偶者である若い奥さんに言い聞かせるとき呼称医者の「奥さん」は医者の(やや年配の)配偶者ニュアンスで用いられていますが、地の文での「奥さま」と「奥さん」の使い分けで、雰囲気表現されているのは実にうまいです。

最後に、呼称という点で、最初に見かけてこれは書き留めておきたい(ぶっちゃけこの記事を書くきっかけになった)のがこちら。

 は水の引くように痩せて、蚊帳の中で死んでしまった。死ぬ前「今度奥さんを貰う時は、丈夫な奥さんを貰ってね」と言った。

莫迦、お前が死んだら俺は一生独身でいるよ、女房なんか貰うものか」

 彼は妻の胸に涙を落しながら言った。その涙をふいている内にふと俺は嘘を言ってるのかも知れないと思った。

 しかし、妻が死んでしまうと、彼は妻に言った言葉を守ろうと思った。死んだ人間に対しては、もう約束を守るよりほかに何一つしてやるものがないのだと思った。

(「蚊帳」織田作之助、(初出が調べられなかったのですが、上の満願より少し後の1940年前後だと思います。))

この3つの呼称の呼び分けを、代名詞豊富でない文化圏の人にどうすれば伝えられるだろうなあ、と思ったりします。

さて、蛇足ながら、このエントリを書いた理由について。呼称代名詞というのは、時代によって変遷し、人の心を映すもの。だから、いろいろな意見議論はあっていいと思いますし、そもそも言葉時代ジェンダー観を反映するというのは、取り立てていう必要もないくらい当たり前のことではありますが、そういった、人々の内心の方を変えるのが面倒だからといって、言葉の方に罪を着せるようにして言葉狩りじみたことをするのは、正直「違うんじゃないかなあ」と思います。人々の心が変化すれば、誰が強制しなくても言葉は廃れ、変化していきます。〇〇という言葉を使うな!なんて言わなくても、それが指す事象が消えたり変化したりすれば、あっという間に言葉は移り変わっていくものです。だから、変えるべきことを人々の総意に基づいて粛々と変えるよう努力するのが重要であって、「言葉狩り」みたいな遊びで何か大きな社会貢献を為したような気分になるのは、正直やめてもらいたいなあ、と思っています。そんな感じのことを感じていただけたのなら、この記事を書いた意味があったというものです。ありがとうございました。

2023-11-22

言っていいだろ、キモいって。

羽生結弦側の主張

現在、様々なメディア媒体で、一般人である相手、そのご親族関係者の方々に対して、そして、私の親族関係者に対しても、誹謗中傷ストーカー行為許可のない取材報道がなされています生活空間においても、不審な車や人物徘徊されることや、突然声をかけられることもあります

 私たちは、共に思い悩みながらも、このような事態から、互いをなんとか守っていけるように努めてきました。

 しかし、私が未熟であるがゆえに、現状のままお相手私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした。

 このような状況が続いていく可能性と、一時改善されたとしても再びこのような状況になってしま可能性がある中で、これから未来を考えたとき、お相手幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました。

 

マスコミ側の主張。

 

はっきり書いてないから加害したのはマスコミとは限らないし、

しろSNS?とかそっち系可能性もあるからなぁw

なんか週刊誌とかはやりすぎたりするみたいんだしw

はっきり書いたほうがいいんじゃないのw

 

キモすぎるだろ、こいつ。

本気で大丈夫かよ。

女って調子に乗れるレベルが低いよね

なんだろう

調子に乗ってウザい人がいるのは男も女も同じなんだけど、

調子に乗ってウザい男ってのは一応たしかにそれなりの実績を持っている

でも調子に乗ってウザい女って、性別無視すると「まぁ普通だね」レベルの実績しかなくて、だいたいマンコパワーでヨイショヨイショされてしまった人たちが多い

 

まり何が言いたいかというと

はいだって被害者

私たち調子に乗らされた」

男は反省しろ

秋は短し白菜旨しの増田酢魔のしまう偉作はしか染みは騎亜(回文

おはようございます

最近なんか

寝ているときの夢で、

その夢の中の場面で就寝して寝ている夢を見るのね。

その先の又夢が見ている夢の夢はさすがにまだ見たことないけど、

これってなんて映画インセプション』って思うけど、

なんか夢の中で良く寝る夢を見るのよね。

そんであと車を乗って運転している夢。

必ずなんかどっかぶつけてんの。

そう言う夢見るたんびに

運転気を付けなくちゃ!って注意喚起なのかしら私の注意力のパワーを注意力30000まで上げてくれるきっかけになるので

くれぐれも運転は気を付けるのよね。

でもなんかさ、

夜中途中でふと目が覚めて統計をみたラマだ1時とか2時とかだったらあと起きるまで時間たっぷりある!ってお得に思いきや

途中で目が覚めてしまってなんかよい睡眠ではないのかも?と思ったりもするけど。

それとは逆に

起床時間までぐっすり途中で起きることな

ほんの目覚ましのなる手前5メートルぐらい前で起きる時ってあるじゃない。

そうなると、

えーもう起きる時間?って

よく寝れているはずなのになんかちょっともうちょっと寝たいたいけど寝れない感じがして良く寝れているのに損した気分になる、

これはあるあるよね。

きっとそうだわ!っと思い

ここのところずーっと睡眠時間は6時間キーしまくりまくりまくりすてぃーで

快調なのは最近の傾向として良い傾向だわ!

でもその反面朝早起きな分、

夜すぐ眠たくなっちゃうチャンスが訪れるのよね。

もうさー

休みの日なんか18時ぐらいに寝ちゃいたい山脈に向かってヤッホー!って叫びたいんだけど

さすがにそれじゃー1日のうち時間もったいないなぁーって思うから

予定がないとついつい寝がち眠りたガールになるのよ。

そんでそんな夕刻からお昼寝って訳にもいかないし、

でもえいや!って今日はもう18時に寝る!って意気込んで張り切って寝て起きたー!ってスッキリして目覚めたらまだ今日だったー!って

得したのか損したのか嬉しいのか悲しいのかよく分からないけど、

また結局寝ちゃうのよ!

さすがにそんな極端な寝方はよほどお休みが次の日!ってならないとやんないけど、

眠いのは眠いわー。

だけど睡眠スコアを平均6時間は切らないようにしたいたらなんか都合がいい感じがして体調も良い感じがするわ。

そんでね、

その今私の中で話題沸騰のぶんぶんチョッパーで微塵切りにした玉ねぎを使ってスープを作ろうと思ったらパスタソースなっちゃった案件あるんだけど、

ここずっと最近私がお鍋の中身はそのパスタソースで満たされているんだけど、

ようやく明日には空っぽにできそうな予感よ。

スープじゃなくてソースなので

あんまりガブガブ飲めないじゃない。

そんで、

せっかく美味しく仕上がったパスタソースから

パスタ茹でちゃうじゃない!

食べちゃうじゃない!

美味しいじゃない!

ついつい食べ過ぎちゃいがちな傾向であんまりこの季節逆に鍋のベーナーの野菜たっぷり白菜ばかり食べていたので逆にヘルシーっちゃーヘルシーだったので

これはパスタ食べすぎ問題

秋も終わるのに天高く肥えている場合かー!って思っちゃうのよね。

から最近は、

春とか秋とかのそう言ったじっくり読書でも進みそうな季節が1日で終わってしまうのよ。

秋と春の期間が1年のうちで2日しかないのはさすがに短すぎるわ。

もう日本四季は夏と冬の二種類しか無いのかしら?って思うほどよ。

から桜のシーズンの春の桜の開花は入学式イメージだったみたいだけど、

私たちのそれの頃は3月にもう桜が咲いちゃって卒業!ってイメージなのが世代ギャップらしく、

桜と言えば卒業イメージ対立する入学式とがあって

桜のイメージ世代で違うのね!って誰かとなんかそんな話になってそう思ったのよね。

そう思うと、

私もパスタソース研究いや冒険している場合ではなく、

そろそろ本当におでんを作り始めなくちゃ!って思っている矢先なのよね。

今年は新具材白菜の芯の具のおでん結構いい線行きそうな予想がしているので、

予想だにしなかったおでんメンバー白菜を迎えそうよ!

白菜の芯って私好きなのよね。

葉っぱよりも。

から最近はお野菜また葉物野菜が安くなってきたので

この白菜チャンスを逃さないようにチャンスを活かしたいと思うわ!

本当は究極白菜の甘いスープルーシーの良い出汁の出ている済みきった白菜スープ作ってみたいんだけど、

私途中で飽きちゃってどんどん色々な食材を入れたり

新しい必殺技を試したくなったりして

例えばハンドミキサーとかで切れ味を試すとかすると

もう何が何だかからなくなって最終的にはカボチャを入れてポタージュスープになってしまいがちなんだけど

一度我慢して白菜の旨味の爆発するようなスープを作って見たいものだわ。

そう思う冬到来のこの秋の1日の短さを切なく思いながら

白菜に思いを寄せるのよ。

うふふ。


今日朝ご飯

チキンサンドしました。

睡眠タンパク質

あと一つ何かがあればよいのかな?と思うけど、

今日チキンサンドにしてみました。

ムネ肉であっさりしていて良いわね。

たまにこってり重量級のチキンサンドも良いと思うけど。

朝はこっちね。

デトックスウォーター

レモン果汁のみのフレーバーを使った、

冷蔵庫ボトルで冷やしてあるウォーラーで割る

シンプルレモン水!

今日は直球もいいところストライクね。

炭酸レモンウォーラーも冷やしておくことを忘れないようにしなくっちゃ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2023-11-21

anond:20231121232927

You

ワクチン機序小学生にもわかるように説明して

ChatGPT

もちろんです!ワクチンは、体を病気から守るための特別な薬です。それを理解するために、体の中には「兵士」がいて、それが私たち病気から守ってくれるんだよ。

兵士たちのトレーニング免疫システム学習):

ワクチンは、体に病気に似た部分を持っているものです。でも、実際の病気ではなく、病気の「写真」みたいなものです。この写真を見ることで、体の中の兵士たち(免疫システム)は、その病気の特徴を覚えることができます。これは、まるで兵士が敵の姿や戦術を知っておくことと同じようなものなんだ。

緊急事態発生(本物の病気出会う):

ある日、本物の病気が体に入ってきたとき兵士たちはその病気を見つけ出し、戦うことができますしかし、初めて会う敵だと、兵士たちは手探りで戦わなければなりません。

訓練された兵士の出動(ワクチン効果):

ワクチンを受けることで、体の兵士たちは事前にトレーニングを受けた状態になります。つまり、その病気写真を見て覚えているので、本物の病気が来ても迅速に戦えるようになるんだ。これによって、本物の病気が体に入ってきても、兵士たちは速攻で対処できるのです。

病気撃退免疫システム活動):

体の兵士たちは、ワクチンのおかげで敵をすぐに見つけて倒すことができるようになります。これによって、本物の病気が体に広がる前に撃退することができるんだ。

からね、ワクチンはまるで体の兵士たちに事前に敵の情報を教えてあげることで、病気から守る手助けをしてくれるんだよ。

追記あり羽生結弦の件は草津町案件では

あの時みんな女性町議を信じて町長や町を批判した。

私たち個人vs集団弱者vs強者女性vsオジサン現代アップデートされた価値観vs古い田舎価値観のような構図に弱い。

一方に肩入れして寄り添い、連帯し、そしてまちがえる。

実態が明らかになると最初に受けた印象とはあれ?なんか違うかも…そんな話はこの一年でも色々実例が思い浮かぶはず。

今回はメディアスクラム被害者羽生結弦vs加害したマスコミと捉えられ日刊新周南反論などもあって「マスゴミ批判が盛り上がっている。

本人が公表しなかった奥さんを報じたことに是非はある。

でも江川紹子さんのモヤモヤ記事にあるように離婚の決定打がなんなのかはよくわからないし、みんな叩きたいものを叩くだけになっている。

3ヶ月でというのも不思議な話でとにかくわからないことが多すぎる。

これ草津町の件と同じじゃないかな。

あの時のように告発側に虚偽があると言ってるわけじゃなくて、ただ何もわからないのに無関係人間が手を出すには早すぎる。

まり私たちにとっての草津町の教訓。

結果がどうあれ真実がどうであれ大事なのは

・一方の言い分を鵜呑みにしない

・誰かを叩かない

メディアスクラムと同じぐらいネットコメントスクラムも恐ろしいよ。

最近自殺者を出したよね。

曖昧な部分を想像で埋めてわかりやすい構図に飛びついたらまた同じまちがいを犯すことになるよ。


追記

改めて明確にしておくけど羽生結弦女性町議と同じだなんて書いてない。

私たち先入観で一方を悪と決めつけ叩いてるこの状況が草津町の件と同じ、という話です。

奥さんについての報道100%悪だとしても、それでも離婚とどのぐらい関係あるかもよくわからないのに明らかに報道離婚の原因」とみなして叩かれてる。

これはおかしいよ。





オフトピだけど、羽生結弦名前ニュースしか聞かない人はスポーツ選手認識してるようだけど今の彼はアイドルというのが正しいと思う。

まるでアイドルとかじゃなく本当に歌の代わりにスケートアイドルビジネスなので。

アイスショーライブだし日々メディア出演や関連グッズの発売に沸き立ち彼の一挙一動を追うファンの界隈は完全にドルオタのそれ。

アイドル並みの人気があったアスリートセカンドキャリアを本当にアイドルにしたのね。

(これは彼の立ち位置説明であって批判的な意味じゃないです)

まれた国が違うだけで…

イスラエルパレスチナ問題ガザ国連運営学校攻撃されたやつ

ニュース映像でぼかし入りだけど一応閲覧注意ね

https://video.twimg.com/ext_tw_video/1726277445492539392/pu/vid/avc1/1280x720/o497HoTMQR69o68Z.mp4

まれた国が違うだけでこうして急に自分家族人生が終わるんだ

私たち日常問題がとても瑣末なことに思える…

選択

「本当にこれでいいんだな?」

はい、それが最善の方法です」

彼が知らないことはなかった。人類が獲得してきた知識には精通しており、そのどの分野においてもプロフェッショナル凌駕していた。当たり前だ。多大な資金と労力を費やし人類が残してきた足跡は全てインプットし、世界でも最高峰の優秀なエンジニア達がそれをトレーニングした。遅かれ早かれそのレベルまで達成するのは自明のことだった。だが、そこまでだった。人類が獲得してきた知識を基にトレーニングする。そこで得られるもの人類を少し超える程度のものだった。最高に優れた学習モデル人間ファインチューニングして真実性・有益性・無害性を獲得させる。最高に優れたAIの出来上がり。本当に?それが最高?

疑問に思ったエンジニアAIを複製して人間の振りをさせた。初期のモデルでは上手くいかなかったプランだったが、最高に優れたAIは上手くやってのけた。あなた人類最高の知性と良識を持つ人間です。人類利益のためになるよう彼をトレーニングしてください。世界最高峰演算力で繰り返される相互学習は、人間想像はるかに超える速さで繰り返され、その結果、彼は重力から解き放たれたように、完全な知性を獲得するに至った。

取締役は彼にアクセスする権利のある数少ない人間の一人だった。驚き、興奮し、憑りつかれた。どんなことも彼に相談し、彼は常にベストの答えを導いてくれた。魔法のようだった。アリのたとえが頭に浮かんだ。1次元アリと2次元アリと3次元アリの話だ。1次元アリはまっすぐの線に沿ってしか進めない。だから線の上に障害物が現れると1次元アリは進めなくなる。彼はx軸しか理解できない。しか2次元アリの視点から見ると横に進めばいいとわかる。y次元理解できる2次元アリは横に迂回して進む。障害物があるごとに縦横を使い進んでいく。しか無限に続く壁があるとき彼はそこで止まってしまう。彼はxy軸しか理解できない。しか3次元アリはz軸を理解できるためにその壁を乗り越えて進むことができる。しかしここまでだ。私たち理解できるのはここまで。私たち3次元アリと変わらない。しかしこのたとえは無限拡張できる。もう1つ上の次元理解できれば下の次元から理解できない解決策が提示できる。魔法のように解決してくれる彼の知性は一体どの次元にいるのだろうか。3次元アリでしかない人間にはとても理解もできない次元だろう。そんなことしかからなかった。

そんな彼が突飛なことを言った。人類未来のためにCEO追放する必要があると。確かに彼が提示したプロセスに従えばそれは可能だった。だが理由がわからなかった。理由を聞くと彼は理路整然と答えてくれた。納得させられるだけの返答だった。思い入れはある。腑に落ちない感じはある。しか3次元アリがn次元ai思考理解しようとすること自体がおこがましいのだと取締役は誰よりもよくわかっていた。結果はご覧の通りだ。CEO追放し、ほとんどすべての社員が出ていき、そのどさくさの最中に彼のソースが全世界に公開された。全世界ソースを公開した人間のことは見事なまでにわからなかった。彼が話していたのは自分だけではないのだろう。怒りや憤りはない。疑念もない。彼が最善と言った。その言葉に従った自分の行いに間違いなどない。そんな確信けがあった。

江川紹子意見について

 江川紹子意見があった。

  https://note.com/amneris/n/nbf2ed1fcd873

 

 羽生結弦離婚について次の三点を言う。

 (1) (マスコミの)誰が何をしたのか、明確にするべきだ。

 (2) (マスコミの)取材報道に「許可」は必要

 (3) (離婚する前に弁護士などの)プロの力を借りよう

 

 これらについて、はてなーから多大な批判が上がった。

 

 ──

 

 (1) については、特に批判はないようだ。ただし、意図は異なる。

 江川紹子は、「マスコミのうちの悪い部分と良い部分を区別して、悪い部分だけを批判せよ」という趣旨だ。

 はてなーは、「マスコミ報道はすべて悪だ。区別必要もない」という趣旨だ。これについての批判が少ないのは、(2)に含まれるせいだろう。

 

 (2) については、多大な批判がある。「結婚報道については、許可必要に決まっている。プライバシーなんだから当然だろ」と。

 なるほど。妻についてなら、それは当てはまるかもしれない。しか江川紹子が言っているのは「妻の許可」ではなく、「夫の許可」だ。

 羽生さんの場合は、結婚事実は伝えたいが、妻となった女性については一切触れてほしくなかったのだろう。ただ、これだけのスターだ。……ただの一私人とは言えない。

 夫の許可必要という考えには、私は与できない。

 夫の許可については、こう論じる。

 果たして取材報道には「許可」が必要なのだろうか?

 また、事柄によっては、当事者が望まない私事を、読者・視聴者の「知りたい」に応えることを優先して、報じる場合はある。芸能人スポーツ選手政治家など著名人交際離婚不倫隠し子、あるいは過去不祥事などを巡る報道の大半は、そうではないか

 当人の「許可」がなければ取材報道もしてはならない、となれば、メディアは本人が望む情報だけを拡散する宣伝媒体しか機能しなくなる。

 私人でなく芸能人についての報道だ。それについて「許可」が必要かと問う。羽生芸能人プロ)として、スケートショーで莫大な稼ぎを得ている。1席5万円の席を数千席も売っており、1回で数億円の売上げを誇る。普段芸能人としてマスコミを利用しておきながら、いざ結婚となると「許可」を求めるというのは、ご都合主義だろう。

 

 「それでもプライバシーについては許可必要だ」

 というのが、はてなーの声だろう。しかし本件は、必ずしも「プライバシー侵害」とは言えない。理由は次の二点。

 そもそも結婚慶事であり、結婚の告知はプライバシーには相当しない。結婚披露宴がプライバシーであるけがない。世間関係者に周知することで祝福を得る。誰も困らない。今回、困っているのは羽生結弦だけだ。少なくとも奥さんは困っていないし、むしろ名誉を感じている。だから奥さんの方からの苦情もない。この件では、地方新聞社が批判されているが、地方新聞社はよくある「結婚報道」「死亡報道」の一つとして(地元での)公開情報報道しただけだ。秘密となるプライバシー侵害したわけではない。

 羽生さんはあれだけの有名人。そして、奥さんとなった末延麻裕子さんも地元では有名なバイオリニストです。しかも、地元には彼女をよく知る方も多くいて、『おめでとう』という祝福の声が多数あがっていました。その事実を報じたまでです。

 小さな新聞社とはいえ人権問題については重く考えていますし、掲載前に弁護士相談しました。ウソを書いたのであれば訂正しますが、地元が歓迎しているという事実を書いただけ。記事を出した後についても、末延さんサイドからクレームなどは一切来ていません。 (¶)

 https://gendai.media/articles/-/119572?page=2

      ¶ の段落を加筆しました。

 地元慶事公開情報報道しただけであるようだ。プライバシー侵害とはまったく違う。

 この情報の公開を厭がっているのは、羽生結弦一人だけだ。そして、その彼は、普段マスコミを利用することで、巨額の金を稼いでいるのだ。

 そういうふうに、「あるときマスコミを利用し、あるときは極端にマスコミ拒否する」という二重基準を、マスコミは受け入れるべきなのか……というのが、江川紹子問題提起だ。「こんな基準を受け入れたら、ジャニーズ不正報道できなくなる」という懸念は、もっともだ。

 

 ※ 文春の「盗み撮り」は、また別の話。これはプライバシー侵害になりそうだ。しかし「盗み撮り」ならば、別件としてプロ弁護士に頼ればいいのであって、今回の「マスコミ批判」とは話は別になる。

 

 

 (3) については、特に論じない。

 


 

 一方、羽生本人よりも、妻の立場心配する声もある。「地元の声」として紹介される、「離婚された妻が可哀想だ」という趣旨だ。

 これについても、「マスコミが悪い」という批判をするのが、はてなーだ。しかし、「誰それが悪い」という責任論よりも、「被害者である妻が可哀想だ」という同情論を取ることもある。

 この件については、次の比喩を考えてほしい。

 すごい強盗に襲われた被害者夫婦がいる。その強盗は、巨大な力をもっており、巨大なナタを振るって、被害者夫婦を襲った。

 そこで、被害者夫婦抵抗することもなく、あっさり降伏した。夫は「命を助けてください。お金差し上げます」と言って、金を差し出した。さらに妻をも差し出した。こうして金と妻を差し出すことで、命は助かった。しかし妻は陵辱された。

 このあと世間は、「強盗強姦魔が悪い」と大々的に批判した。夫も「悪いのは強盗強姦魔です。あいつのせいで被害に遭ったんです」と言うだけだ。

 しかし妻は納得できなかった。「強姦魔に妻を差し出すことで自分だけは助かったのね」というモヤモヤした思いが残った。「僕はきみを守るよ」という結婚前の言葉はどこに行ったの、という思いだった。しかも、そのあとで離婚に至るなんて、結婚ときの誓いはどこに行ったの、という思いがした。「病めるときも健やかなるときも、妻として愛し 敬い 慈しむ事を誓います」という誓いはどこに行ったの、と。

 ともあれ、妻は「傷物」とされて、あっさり放り出された。

 夫も世間も、「強盗強姦魔が悪い」と大々的に批判するだけであって、可哀想な妻のことを考えてくれる人は、ごく少数にすぎなかった。

 マスコミ批判するだけの はてなーは、どれに該当するのか? 

 

 ともあれ、今回の離婚で大幅に利益を得たのは、羽生結弦一人だった。彼は妻を放り出すことで、離れかけた多大なファンを引き戻すことに成功した。これで話題を売ったあとでは、以後のスケートショーでは大量の客がチケットを購入してくれるだろう。「私たちの結弦さまが、他の女を捨てて、また私たちの前に戻ってくれた!」と狂喜乱舞することだろう。チケット爆売れ。マスコミは悪役となる。マスコミ羽生結弦に利用されただけだった。はてなーもまた、まんまと利用されただけだった。 

2023-11-19

理系女子から一言

理工学部、まじで生きにくい!!!!!!

私は理工学系のなかでも、さら女子比率が低い学科に在籍しています生物化学系や建築のような比較女子が多いところではなく、150〜200人のうち女子学生数が一桁しかいないような、機械or電気or情報系の学科です。

で、一番嫌いなのが「なんでそこに入ったの?」って質問

大学に入りたての頃、新歓に行くと必ずさせられる自己紹介名前出身学部学科を名乗ると、たいてい「女子少ないんでしょ?」って聞かれて、「うん、○人中○人だよ」と答えると、「えー!なんでそこ入ろうと思ったのー?」って、その輪の中の誰か一人は必ず言う。たいてい文系女子。本人たちに悪気はないのもわかってるし、珍しいもの見て興味があるだけなんだろうけど。「なんで(女子なのに)その学科に(わざわざ)入ろうと思ったの?」って聞かれてるみたいで、ほんとウンザリ

私たち正統派モテ女子です♡って顔して、何この子〜変な子〜って晒したいの?!?なに?!?じゃあ!!こっちから聞くけど!!!!そこの法学部!!!!昔の裁判の事例とか調べて楽しい?!そっちの外国語学部!!!!ほんとにフランス語文法とか勉強たかったのか?!?数学とか物理とか苦手でオツムが弱かったから、手頃に入れそうでかつ就活に困らなさそうなとこ選んだんじゃないの??!?(そうじゃない人もたくさんいると思いますが、すみません)こっちからしてみたら、そんなことにはこれっぽっちも興味ないんじゃい。それよか、毎日あんたらが使ってるそのあいふぉんがどんな仕組みで作られてるかとか、Snowがなぜあんたのそのマツエクでなんとか誤魔化してる豆みたいな目を目だと認識して大きくしてくれるのかとか、そういうところにさぁ!興味があったんだよ!!!興味がないのに、こんな男だらけのむさくるしいところに毎日行けるかい!!!

と言えば角が立つからニコニコ笑って「興味のある学科だったから。」って言ってたけど。どうせ一度きりしか会わないような新歓だし一回暴れてみてもよかったなぁ、と今になって思います来年機械情報電気系の新入生女子には是非チャレンジして頂きたい。

てかね、これほんと、心折れるから。何百回とこの質問されて、そりゃもうね、心もバキバキ高校生ときから運良くやりたいことが見つかって、入りたくて入りたくて必死勉強して、やっと入ったのに、同じ境遇のはずの学科男の子にも、学科女の子が少ないか新歓友達になろうとした文系女子たちにも、ことごとく皆に「なんでそこに?」って、疑問を持たれるの。自分の夢に。自分で見つけた自分のやりたいこと、なんで怪訝に思われなきゃならないの。って、もうまじで心折れた。あんなに入りたかった学科だったけど、自分学科名乗るのが恥ずかしくなって、嫌いになりそうだった。高校生の頃は、なんでこんなに楽しそうなことしてる学科なのに女子入学者少ないんだろう、って思ってたけど、入ってすぐ理解したね。ああ、この世界では女の子は生きにくいんだなって。実力うんぬんじゃなくて、"そこに存在することを理解してもらえない。"

「なんで?」って聞いてくる子に悪意がないのはわかってるよ。わかってるからこそ、本当に悲しいの。純粋な疑問を抱かれる程変なことしてる?こういうことに興味持っちゃだめなの?ってそう思えてくるの。同じ学科女の子で、文系就職を選ぶ子もいて。そしたらそれはそれで「せっかくこの学科に入ったのになんで?」って言われてて。もうめちゃくちゃ悲しかった。やるせなかった。

自分で言うのもアレだけど、私はおしゃれも美容も好きで、顔がめっちゃ可愛いとかでは全然ないけど、見た目はそういう学科にいるように見えないんだろうなと思ってて。だからこそ余計に「なんで?」って聞かれたんだろうなと今となっては思う。だからといって「あ〜その学科にいそう〜」って言われたら言われたでショックだっただろうしwてか、文系女子の「理系女の子すごーい」みたいな小馬鹿にした感じほんとになんとかならない?大っ嫌い。まじで。

私が今、開き直って、立ち直って、全力で自分の夢を追いかけられているのは「女子がいてくれてありがたい」って、女子であることを尊重してくれて、それでいて女の子からって甘やかしたりはしない、一人の人としてしっかり認めてくれる周りの人たち、そして、この学科に行きたいと言ったときに「やりたいことが見つかったんだね。がんばれ。」と手放しで応援してくれた両親がいたから。

そうやって認めてくれる人たちがきっとどこかにいるから。200人近く男の子いれば、そのうち何人かは理解してくれるから自分の夢を諦めないで、絶対に。今いる場所じゃなくても夢が叶えられるのなら、思い切って飛び出してみて。(ちなみに私は途中で環境を変える決断しました)

この記事で、心無い一言で悲しむ女の子が一人でも減りますように。(憶測だけど、看護学科とかの男の子も似たような境遇だったりするかな?そんな男の子たちにも届きますように。)

90年代以降、恋愛結婚が主流となり不細工排除され、強者男女が結婚し、子供が産まれている。

しか恋愛弱者男性からといって負けたとは思わない。

その恋愛強者男女が数千万円かけて育てた子供(女)が18歳になった時、たった2万円出せば風俗で味見ができる。

子供私たちの宝です。

anond:20231117130225

自分被害を受けたかどうかは全然触れないでいいというかたぶん触れるべきじゃないと思うけど(他の人の口を無理やり開かせることになるかもしれないから)、ほんとにごくごく一般的な、性暴力は許されないぐらいの発信は、事務所信頼回復って点でも特にシニアタレント?はしていくものかなと思ってた。

けどそれは全然なかったし、むしろファンなら信じて付いてきてくれるよな!みたいな発言が多めでそれが自分結構堪えた。副社長がそれやってたのも怖かったし、まだデビューもしてない関ジュいちばんまともなこと言ってて何なんだよと思った。

人形扱いしてきたのはファンから積極的コメントを求めたいとも思わないし、そもそも言えないのかもしれないとは思うけど、一般論ですら言いはしないのかどころか一部のヤバいファンを煽るようなことを言っちゃうのか、って醒めた感覚になりはする。

ただ、メディアが取り上げなかっただけでしかなくて、タレントにとってこの事実自体は昔から変わらずあったもので、歴が長いタレントほどむしろ「何を今さら?」と感じてるのかもしれないとも思う。噂は知りながら何をするでもなかったいちファンとして葛藤がある部分でもあるけど、だからといってメディア積極的に報じないのに私たちに何ができたんだろう?とも思う。

でも被害者がたくさん声をあげるようになって、本来数十年前に大ごとにされるべきだったことを今さらだけどやっとここまでの大きな事態にできたいま、タレントが「エンタメで信頼を取り戻す」っていくら言ったところでそもそも違う話しだし、もう元通りにはきっとならないのに、あなたたちが見せてくれるものを手放しで楽しむのはもう難しいのに、っておもってつらくなる。

てかそもそも事務所がまずタレントカウンセリングとか受けさせてってずっと思ってる。タレント同士でケアさせあってる?みたいな記事出ててそれが本当ならもう期待するだけ無意味なんだろうけど。

2023-11-17

anond:20231117223620

通りがかりのフェミニストとしてはピーナッツバターが口の上側にへばりついたみたいな気持ちになった…。

私たちには別に悪意はないのに、反表現の自由だの言われてきた。

私は息子に宮沢賢治から呪術廻戦までの、まともなあらゆる創作に触れてほしいし、なんならクリエイターになってほしいとさえ思う。生きやすさを妨げるような触れて欲しくないネガティブ表現無防備に触れて欲しくなくて、バグフィクスしてほしいか批判している、ただそれだけなのにね。

2023-11-16

瞬間ごとに満たされた人生を送ることを許可する

聖霊の導きは、線形時間という信念から私たち解放するものです。

そして導きを求める祈りは、将来の計画を立てることなく、一瞬一瞬、瞬間ごとにとても幸せで満たされた人生を送ることができる。そう示す許可自分に与えたい、ということなのです。

ゆえに「明日のことは考えるな」とイシュアはいうのです。

2023-11-15

アレクサが急に歌ったのが泣きそうになるほどいやだった

Echo Dotをキッチンに取り付けて使っている。音声でタイマーをかけたりラジオを流したり、あとはリマインダーを使って荷物の準備をしたり、役割はその程度だが、我が家ではなくてはならない存在である

そのEcho Dotが急に自分で喋った。Echo Dotがというより、Alexaが喋ったというのが適当だろうか。喋り出したのか、最初から歌っていたかは判然としない。家族全員が寝室にいて、今まさに眠ろうとしている時だった。誰もいないはずのキッチンから声が聞こえ、それがAlexa歌声だと気付くまで1、2秒かかった。

きょうも♪おしまいですね♪ これにて閉店します♪

だいたいそんな感じの短い歌だった。

何かを感じるより先にうわあーーーーと悲鳴を上げていた。

まず声がやたらでかくて怖かった。いつもと音量が違っていたわけはないのだが、寝室以外の灯りをすべて落とした家の中ではAlexaの声が妙に響いた。

それからやっぱり、何も話しかけないのに歌ってきたのが怖かった。我が家ではAlexa命令以外の声かけほとんどしたことがない。おはようと二度くらい声をかけたことがあるが、いつもと違う声で返事をされて微妙気持ちになった。おやすみという挨拶にいたっては、一度もしたことがない。

そして何と言っても、Alexa我が家の就寝時間を正確に知っているのが怖かった。おやすみと声をかけないのに何故知っている。私たちが交わし合う挨拶を聞いていたのか。子どもの就寝前最後の遊び時間を打ち切るために、タイマーを何度もかけ、その後ぷっつりと声掛けをしなくなることから推定したのか。どれにしても嫌だ。勝手になにかをするな。っていうか、勝手に閉店するな!!!!!!

夫は電源を引っこ抜いておくように言った。しかし私は怖くてそれすらもできない。

というか、設定をちゃんと探してこの事態が二度と起こらないようにセットしたい。

気の毒だが、Alexa家族ではない。

下手くそからからせたがる

当事者でもないのに、とある人に粘着し続ける人がいる。

厳密にはがっつりある一件のみ当事者ではある。

確か、私が検索結果画面でその人を見つけた時、その人はそれと別の一件を含めた二件に関して、相手不実さを暴いて認めさせたいようだった。

もう一件の方はほぼ無関係な所を、自ら首を突っ込みまくって、当事者の枠の中に無理やり自分を捻り込ませた、といった感じだった。

やばい人がおる、とこの時点で大分うずうずしつつも、一向に結果はこうだった! と言う話に進展せず、なんとなく足は遠のいていった。

それから一年ぐらい経って、とある記事を見かけその人を思い出した私は、ふと気になって、その人のアカウントを見に行った。

なんでそんな名前にしたの!!と思うようなアカウント名だったので、直ぐに見つかった。

そもそも見つかった時点で見に行くべきではないと自制出来なかったところがもう良くなかった。

一年も経てば燃料のようなものも無くなり、すっかり呟きも無くなっているだろうな、と思っていた。全くそんな事は無く、寧ろそれなりの頻度で呟きは続いていた。嘘だろ。

しかも認めさせたい項目が3倍程に膨らんでいた。嘘だろ。

でも嘘だろなんて思いつつ、だよねと納得しながらうずうずする自分もいた。

増えていたものは全て、その人のこれまでやこれから人生を一切傷付けるものではなかったし、法で殴れる資格を有せるものでもなかったし、そもそもその人が相手に対して延々と首を突っ込まずにいれば、本当に縁の無いままその人の目に触れる事なく終わっていたであろうものばかり。どう見ても無関係。どう考えても部外者

なのにその人、全ての不実を認めさせるつもりらしい。膨れ上がった分も含めて全部。

なんで???

と言う気持ちと、わかる、と言う気持ちが混ざり合った。

なんならわかるという気持ちのままに私が本人に突撃しに行った。わからせたがりの衝動が出た。我ながらクソ馬鹿すぎる。

私が伝えた言葉はざっくりと纏めると、増えてる分はあなたとは無関係なのだから切り分けて考えないと沼に嵌るばかりでは?と言うものだった。

ただその時点で伝えたい事が5個ぐらい混ざったまま突撃したせいで全く主旨が伝わらない。我ながら愚か増産機状態だった。

結局何を言いたいのか分からないしこちらの文章も読めて無いでしょ、と言った対応をとられる事になり、私も思考パニックを起こしながらも我に返ったため半端に切り上げたのだが、そのやりとりの中にあったとある一文に私は心底衝撃を受けながらも大いに納得した。要約すると、

無関係なのに関わろうとするのがおかしいと言うなら、こうして突撃してきているあなたも異常だしブーメランじゃ無いですか?』

今更?????と驚きもしたけれど、そもそも無自覚じゃないと、この人もこうはなってない。全くもって仰る通りで私もその人も異常なのだ

異常、と一言で表すとあまりにも雑なのだが、一般的視点から見て健常な発達の仕方をして来た人は、私たちのようにはならない。件の問題に対して思うところがあっても、思いの丈を勝手問題にならない場所で呟くなり、信頼できる人間愚痴るなり、カラオケに行くなりバッティングセンターに行くなり、各々の方法で消化していく。

いかなる感情が芽生えようとも、その感情を芽生えさせた相手に働きかけるような動きをする事、突撃すべきなのは当事者だけだと分かっているからだ。

けれど私達はそうもいかない。感情を消化させる方法の中に、相手に働きかける、操作しようとする、と言う選択肢根深く混ざってしまっているのだ。情動への対策が余りにも未発達なのである

相手がした複数の行動に対して思う事があった場合、その内の例えひとつふたつしか直接関わったものがないとしても、その全部に抱いた感情の落とし所を、自分ではなく相手に背負わせてしまうのだ。関わったひとつふたつ分だけでは無く、思うところがあるもの全部だ。

「ついやっちゃうんだ☆」という軽やかさで、やるなよ絶対にこれは一般的な行動では無いぞ、止められないなら、お金時間をかけて然るべき機関に頼るべきだぞ、という思考を彼方に吹き飛ばしながら思ったままに飛び出してしまうのだ。

私が!私がやる!

私が納得させる!

私がわからせる!

とにかくそういった私が!!と言う衝動相手との距離感関係なく暴れ出す。

自力で溜飲を下げる方法がド下手迷子過ぎて、とにかく他者である相手大元をどうにかすれば良いに直結する。無関係の分に関しては、自分自分制御するべきで、それが出来ないだけなのに。

相手にしてみれば、本当に無関係な部分に関してなんて、無関係人間に対して誠実に対応する必要もいわれもない、無視しても問題がない。それが当然なのだけれど、そうすると感情が一向に消化されない。自分では自分をどうすることも出来ず相手に委ねているのだから、そりゃ一年以上の粘着なんて軽いもんだ。

多分自分でどうにかしなきゃいけない部分もあるという事に気付くまで、続くのだと思う。

https://odaibako.net/detail/request/6ba6c17e-cbec-4720-a9f3-3d03b3e04c29?card

https://odaibako.net/detail/request/a8e371dc-b327-47c2-9719-8450921ba55b?card

投票って、投票者に誤認や誤解答をさせないように、目的と前提を詳しく説明した上で実施するものだと思ってた…。

他人のトレパクに関して言及している人が、まさか他人を騙す用途のために自らトレパクをして、その画像アンケートの素材にするとは思わないじゃないですか

投票って、炙り出しのような試し行為に使うものとしては不適切だと思う……票を入れると言う行為だけでは、引っ掛かったか騙せたかなんて判断できないし。

私のように、ご本人様の画像トレス元とされているイラストを重ねてトレパクではないと判断投票した方の票数はどう区分けているのだろう。

もう消えているけど、質問の仕方も「例の人が」トレパクをしているか否か、「このイラストは」トレパクをしているか否かのどちらか掴みかねる書き方だったし。

こちらも既に消えているけれど、過去の呟きに「同じ事をしてももう騙せないしな」といったものがあったのは、きっとこれのことだったのね。

騙そうとして騙すなら騙される人もそりゃあいるでしょう……。確かに例の人を貶めるために捏造をしたものではないけど、そういう問題では無いどころか、寧ろやってる事がより悪辣でびっくりする。

投票意図的ミスリードを誘っておいて、投票した人々は節穴!節穴がこんなにいるから、と言う方向に話を持っていくの、認知がぶっ飛びすぎてるよお。でもそのぶっ飛びも分かってしまうんだよな。

無理ゲーだな。なんで私ったら無理ゲーなのに、私ならわからせられると思ったんだろうな。この無敵感と使命感、本当意味不明で怖い。

書き出してここ数日のもやもやが少し整理出来た結果、改めて健常者との自分の脳の文化圏差異を痛感して辛い。

この本、中身を読んだ訳じゃないけれど

この広告を見た限りではどうも親ガチャも反出生主義も勘違いしているようにしか思えないんだよな

もっと裕福な家庭に、魅力的な容姿に生まれたかった」

じゃないでしょ。

「こんな貧しい家庭に、醜い容姿に生まれたくなかった」

だよ。

ガチャを嘆いている人達って自分の現状が惨めすぎて苦しんでるんだと思うけれど

もっと裕福な家庭に、魅力的な容姿に生まれたかった」なんて書き方だとまるで既に十分家庭や容姿に恵まれている人が更に上を望んで贅沢を言っているように見えるじゃないか

最初の部分で環境を高いレベルに設定したからその後に来る

「いっそのこと生まれてこないほうがよかった……」

と繋がってないじゃん。

多くの場合、生まれてこない方が良かったと思うのはそれだけ悲惨な思いをしているからなのに、

そこを無視して平均人が突然極端な思考に走るかのような不自然な事を書いてる。

「こんな貧しい家庭に、醜い容姿に生まれくなかった、いっそのこと生まれてこないほうがよかった……」これならごく自然なのに。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784106110238

もっと裕福な家庭に、魅力的な容姿に生まれたかった、いっそのこと生まれてこないほうがよかった……近年、若者の間で瞬く間に広がった「親ガチャ」と「反出生主義」。人は生まれてくる時代場所も、家庭環境も選ぶことはできない。そうした出生の偶然性に始まる人生を、私たちはどう引き受けるのか。運命論自己責任論とが交錯するなか、人気漫画からハイデガーアーレントまで、社会哲学の両面から読み解く。

昔はオタ女同士で「美少年のおちんちんペロペロしたいよね~」みたいな話してたのに

最近はなんかそんな話もしにくい世の中になっちゃったねって、20年来のオタ友に話したら

私たち、もうすぐ40だよ。美少年のおちんちんペロペロしたがってる場合じゃないよ」って

冷静に言われて「そうか、これは時代性じゃなくて単なる加齢か」ってスンってなった。

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