この本、中身を読んだ訳じゃないけれど
この広告を見た限りではどうも親ガチャも反出生主義も勘違いしているようにしか思えないんだよな
じゃないでしょ。
だよ。
親ガチャを嘆いている人達って自分の現状が惨めすぎて苦しんでるんだと思うけれど
「もっと裕福な家庭に、魅力的な容姿に生まれたかった」なんて書き方だとまるで既に十分家庭や容姿に恵まれている人が更に上を望んで贅沢を言っているように見えるじゃないか。
「いっそのこと生まれてこないほうがよかった……」
と繋がってないじゃん。
多くの場合、生まれてこない方が良かったと思うのはそれだけ悲惨な思いをしているからなのに、
そこを無視して平均人が突然極端な思考に走るかのような不自然な事を書いてる。
「こんな貧しい家庭に、醜い容姿に生まれくなかった、いっそのこと生まれてこないほうがよかった……」これならごく自然なのに。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784106110238
もっと裕福な家庭に、魅力的な容姿に生まれたかった、いっそのこと生まれてこないほうがよかった……近年、若者の間で瞬く間に広がった「親ガチャ」と「反出生主義」。人は生まれてくる時代も場所も、家庭環境も選ぶことはできない。そうした出生の偶然性に始まる人生を、私たちはどう引き受けるのか。運命論と自己責任論とが交錯するなか、人気漫画からハイデガーやアーレントまで、社会と哲学の両面から読み解く。