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2023-09-05

なぜ学歴厨は内容を軽視し、人を見下すのか

1980 年代心理学者のリチャード E. ペティとジョン T. カシオッポは、説得がどのように機能するかを説明する「精緻化尤度モデル」を開発した。ここでの「精緻化」とは、その情報をどれだけ注意深く考えるかという意味である。人々に注意深く考える意欲と能力がある場合、「推敲可能性」は高くなる。これは、人々が関連情報に注意を払い、メッセージ議論の利点に基づいて結論を導き出す可能性が高いことを意味する。

他人を説得するには少なくとも2つの方法がある。最初方法は「中央ルートと呼ばれ、聞くメッセージを注意深く熟考することから生まれる。中央ルートが関与している場合提示された情報積極的評価し、それが真実かどうかを見極めようとする。一方で「周辺」ルートが関与している場合、実際の情報メッセージの内容以外の手がかりにさらに注意を払う。たとえば、誰かのメッセージの実際のメリット考慮せずに、その人の魅力や教育を受けた場所に基づいてその人の主張を評価する可能性がある。

周辺ルートを通じてメッセージを受け入れる場合中央ルートを通じてメッセージを受け入れる場合よりも受動的になる傾向がある。

有名な心理学者スーザン・フィスクシェリーテイラーは、人間を「認知守銭奴」と特徴付けている。彼らは「人間情報処理能力には限界があるため、できる限り近道をするのです。」と書いている。

動機議論を処理する能力が低下するにつれて、説得には周辺的な手がかりがより重要になってくる。

議論(中心ルート)の実際の利点を比較検討して信念を更新すると、周辺処理を通じて信念を更新する場合比較して、更新された信念は持続する傾向があり、反論に対してより堅牢になる。慎重かつ思慮深い検討を通じて何かを信じるようになると、その信念は変化しやすくなる。

まり、周辺ルートを通じてより簡単操作される可能性がある。周辺ルートを通じて何かを確信している場合操作者は周辺ルートをもう一度使用して最初の信念を変えることに成功する。

心理学者レオンフェスティンガーは、社会的比較プロセスに関する影響力のある理論の中で、人は自分意見他人意見比較することによってその意見の「正しさ」を評価すると示唆した。他の人が自分と同じ信念を持っているのを見ると、その信念に対する自信が高まる

これらの考えを総合すると、人間の心の中には何らかのメカニズムがあることが示唆される。たとえそれが真実であっても、自分地位を下げるようなことを言わないようにする。そして、たとえそれが嘘であっても、自分地位を高めるようなことを言うように彼らを駆り立てる。

さらに、自身の評判がどうなるかという考慮私たちの信念を導き、私たち社会的地位を維持または強化するための一般的見解採用するように導くこともよくある。暗黙のうちに「この信念を保持すること(または保持しないこと)が社会にどのような影響をもたらすだろうか?」と自問する。

説得の周辺ルートに戻ると、多くの人がそれを信じている場合だけでなく、その信念の提唱者が権威ある人物である場合にも、何かを信じるかどうかを決定する。

オックスフォード心理学者セシリア・ヘイズは、著書『認知ガジェット』の中で次のように書いている。彼らは、同じ年齢と性別の同じくらい身近な人よりも、大人社会的地位が高いと考えるモデル、たとえば学校校長模倣する可能性が高い。

それでも、私たちが高い地位を持つ他人を真似するのは、彼らを模倣することで自分地位が向上することを期待しているからだけではない。権威ある人ほど有能であると信じがちであるが、プロミネンススキルヒューリスティックである

研究者アンヘル・V・ヒメネス氏とアレックスメソウディ氏は、威信に基づく社会学習に関する最近論文で、能力を直接評価することは「騒がしくコストがかかる可能性がある」と書いている。代わりに、社会的学習者は、モデルの外観、性格物質的な所有物などから推測することによって、ショートカット使用できる。

ここで、次のような疑問が生じる。周辺的説得による操作の影響を最も受けやすいのは誰か? 教育を受けていない人々のほうが操作されやすいと信じるのは直感的に思えるかもしれないが、研究によると、これは真実ではない可能性がある。

心理学教授キース・スタノビッチは、「マイサイド・バイアス」に関する自身研究について論じ、次のように書いている。「あなたはそれに属しているのは、それらはあなた気質生来心理的傾向に適合しているからです。」

一流大学学生卒業生は、自分側の偏見に陥りやすい。彼らは「自分自身の以前の信念、意見、態度に偏った方法証拠評価し、証拠を生成し、仮説を検証する」可能性が高くなる。

アメリカジャーナリストであり、『第三帝国の興亡』の著者であるウィリアムシャイラーは、ナチスドイツ従軍記者としての自身経験をこう語った。シャイラーは次のように書いている。「ドイツの自宅やオフィスで、あるいは時にはレストランビアホールカフェで見知らぬ人と何気ない会話をしているときに、一見教養があり知性のある人たちの突飛な主張に出会うことがあった。彼らがラジオで聞いたり新聞で読んだりしたナンセンスオウム返ししているのは明らかでした。時には同じことを言いたくなることもあったが、まるで全能者を冒涜しているかのような不信感を抱かれた。」

同様に、ソ連崩壊に関する研究では、大学教育を受けた人々は高卒者よりも共産党を支持する可能性が2〜3倍高いことが研究者らによって判明した。ホワイトカラーの専門労働者も同様に、肉体労働者に比べて共産主義イデオロギーを支持していた。

今日米国内のパターンはそのような調査結果と一致している。政治アナリストデビッドショールは、「高学歴の人々は、労働者階級の人々よりもイデオロギー的に一貫した極端な見解を持つ傾向がある」と述べている。これは、問題に関する世論調査イデオロギー的な自己認識にも見られる。大卒有権者穏健派であると自認する可能性がはるかに低い。

この理由の 1 つは、時間場所関係なく、社会富裕層の方が地位を維持したり、地位さらに獲得したりするために正しいことを言う可能性が高いためであると考えられる。

カリフォルニア大学バークレー校キャメロン・アンダーソンが主導した最近の一連の研究では、社会階級が社会的地位への欲求積極的に関連していることが判明した。より多くの教育を受け、お金を持っている人は、「他人意思決定に影響を与えることを楽しんでいます」や「名声や社会的地位を得られたら嬉しいです」などの発言同意する可能性が高かった。

ケイト研究所がYouGovと協力して行った調査では、全米を代表する2,000人のアメリカサンプルを対象自己検閲についての質問を行った。

その結果、高校教育以下の学歴を持つ人の25%が、政治見解のせいで解雇されたり、雇用の見通しが損なわれることを恐れているのに対し、大学院卒の学歴を持つ人の割合は44%であることが判明した。

政治学者のジェームズ・L・ギブソンとジョセフ・L・サザーランドによる「口を閉ざす:米国における自己検閲のスパイラル化」と題された最近論文の結果は、Cato/YouGovの調査結果と一致している。彼らは、自己検閲が急増していることに気づいた。マッカーシズム絶頂期だった1950年代には、アメリカ人の13.4パーセントが「以前よりも自分意見自由に言えなくなったと感じている」と報告した。2019年までに、アメリカ人の40%が自分意見を気軽に言えないと回答。ギブソンサザーランドは、「自分意見を言うことを心配している民主党員の割合は、自己検閲を行う共和党員の割合とほぼ同じで、それぞれ39%と40%である」と報告している。

この増加は特に教育を受けた層の間で顕著である研究者らは次のように報告している。「自己検閲に従事する人々が限られた政治資源を持った人々ではないことも注目に値し、おそらく予想外である自己検閲は最高レベル教育を受けた人々の間で最も一般的である…この発見は、以下のことを示唆している。社会学習プロセスであり、教育を受けた人ほど、自分意見表現を妨げる社会規範をよりよく認識している。」

興味深いことに、教育自分権力意識マイナスに関連していることを示す示唆的な証拠がある。つまり教育を受けていればいるほど、「自分意見を表明しても、自分意見ほとんど揺るがない」「自分の考えや意見無視されることが多い」といった意見同意する可能性が高くなる。

ミュンスター大学のリチャード・ラウ氏が率いる「他者の最良または最悪の見方一般化された他者認識尺度」というタイトル論文を考えてみる。

研究者らは参加者に、ソーシャルメディアプロフィール動画に登場する人物評価するよう依頼した。参加者は、「この人が好き」「この人は冷淡だ」などの発言にどの程度同意するかを尋ねた。その後、参加者自分自身についてのさまざまな質問に答えた。

高等教育は一貫して、人々に対するあまり肯定的見方関係していなかった。この論文は、「人々の感情、行動、社会的関係理解するには、彼らが他者に対してどのような一般的見方を持っているかを知ることが非常に重要です…人々がより良い教育を受ければ受けるほど、他者に対する認識肯定的ではなくなります。」と結論付けている。

したがって、裕福な人々はステータスを最も気にし、自分にはほとんど力がないと信じており、仕事や評判を失うことを恐れており、他人に対してあまり好意的見方をしていない。

まり意見は、その真理値に関係なく、ステータスを与えることができる。そして、自分地位を維持したり高めたりするために特定意見を表明する可能性が最も高い人は、すでに社会はしごの上位にいる人でもある。

anond:20230905022709

増田って匿名じゃん。カミングアウトしても犯罪誹謗中傷に類するものでなければ匿名のままじゃんね。顕名ならば当然あるリスクなしに内心を吐露できるわけじゃない?

とするとさ、匿名掲示板への書き込みって吐露に当たるんだろうか、と。つまり、内心のままなんじゃないかと思うんだけどどうなんだろうか。

なんかそういう研究ありそうだなぁ。

2023-09-04

自意識過剰な女の話

30才、女。

今まで3人と付き合って、そのうち2人とセックスをした。

そして今、しばらく付き合っている相手はいないけど、ちょっといい雰囲気の人がいる。

その人とは気が合うし、会話も楽しいし、おもしろいことばかり。

そして何より、装わなくていい。

死ぬほどくだらない自慢に「えぇ~すごぉ~い」と甲高い声を出したり、白目剥くほどしょうもない「俺ってこんなギャップあるんだぜ」トークに「えぇ~めっちゃかわいい~」と鏡の前で研究しまくった八の字眉毛披露したり、意識が飛びそうなほどどうでもいい知識自慢に「えぇ~知らなかったぁ~」と無知を装いつつ「ググったら一番上に出てくるようなド定番ネタ出してくんじゃねえ」という本音を押し殺した反応をする必要がない。

いい感じになってる相手とは元々興味の分野が似ているのか、こっちがちょろっとマニアックネタを振っても平気で会話のボールが返ってくる。

そして、わからなかったとしても「あ、ヘェ~?フゥン…?」みたいな、かわいくねえちいかわみたいなごまかしの反応をせず、「それ知らない、何それ?」とストレートに聞いてくるから、私もわからないことを隠さず聞ける。

今まで付き合ってきた相手みたいに、自分をよく見せたくて、嫌われたくなくて、自分本心ではないことを言ったりやったりすることが全然ない。

30歳になってこんなことを言うと思わなかったが、ありのまま自分でいられるって最高。

ただ、このままの状態じゃちょっとまずいんじゃないかと思うことがある。

セックスである

私は、何でかわからないが、「自分恋人に甘えているとき」や「恋人と、致さないまでもいいムードになっているとき」に頭の中の自分(=目の前の恋人が好きで甘えたくて実行している自分)とは別に、完全に俯瞰から「オゥオゥオゥ、取り繕ってやがんなあ!バッカみてえだなあ!どうせフリのくせにな!」と冷や水ぶっかけてくる自意識がある。

本当に意味がわからないと思う。私もわからない。でもたしかにこれが起こっている。

ちょっと冷静になって状況を分析してみたことがあるが、「自分の素」の部分が少しでも出てから、そっちの「かわいいモード」に移行すると冷や水ぶっかけ自意識が出てくる。

から多分、多分だけど、

恋人の前:せめてかわいくいよう、と多かれ少なかれ装う、盛る、(何かしらの)ふりをする」

自分の中でデフォルトというか「やらないといけないこと」になっていて、そういう飾りを取っ払った自分に自信がないのかなと思う。飾らないと好きになってもらえないとでも思ってるのかもしれない。

で、だ。

私はセックスをするとき正気でいられない。

エロ漫画ありがちな(ありがちかは知らないけど)、「気持ち良すぎておかしくなるゥゥゥ~~ンッッ!!」的な正気でいられなさじゃなくて、羞恥心の方向だ。

恥ずかしすぎて、どっかしら取り繕ってないと頭がおかしくなりそうになる(もちろんこれも性的おかしくなるんじゃなくて発狂という意味で)。

これまでにお付き合いをして、ベッドインに至った相手とは、とにかく終始取り繕ってたので羞恥心はどうにか抑え込めた。

ずっと頭の片隅で冷や水はぶちまけられていたけど。

じゃあ、今いい感じになっている人と、もしそういう雰囲気になったとしたら、私は一体どうなるんだろう。

素を少しでも見せた相手に対して、かわい子ぶったら自意識が冷やかしてくる。

自分の裸体をさらけ出して、他人くんずほぐれつするなんて、恥ずかしすぎて素の自分でなんていられない。

取り繕わないで、装わないで接してきた相手と、取り繕って装わないとやってけないようなことをする。

クワク、とかじゃなくて本当に純粋に、怖い。

あの人のことは好きだし、一緒にいたい。

私はセックスはしなくていい気もするけど、あの人がしたいと言うなら断りたくない。

けど、私の自意識というか、本能というか、何というか心の核のような部分は、形を保っていられるんだろうか。

しかしまあ、まだ付き合ってもないし、ベッドインになど至っていない。

すべて捕らぬ狸のなんとやらだ。

一応心の準備として想像してみたら、人には伝わりづらいのに私にとってものすごく恐ろしい想像になってしまった。

こんだけ想像しておいて、ベッドインどころか付き合うことすら始まらなかったら、それはそれで怖いと思う。

anond:20230904162008

せめて、外部組織による調査研究をした上で、他すべての国を呼んだ公海への処理水放出への意見交換会を開いた後ならいいのに

当たり前に反対されるだろうけど

anond:20230904055408

こういう感じのメーカーの院卒側(研究開発、東京勤務)やってる。

同僚はほとんど既婚で専業主婦家庭・子供2人の典型的昭和ファミリーだな。

メーカーはかなり保守的な人が多いと思う。独身者もいるにはいるけど少数派。

これで少子化してるって言うんだから昭和平成初期くらいの時代は本当にどいつもこいつもとにかく全員結婚して子供持ってる感じだったんだろうな。

そこまでにならないと維持できない人口というのはやっぱり持続可能ではないんじゃないかと思うわ。

anond:20230903210352

増田の夢はともかく、宮崎駿の「きみたちはどう生きるか」は、彼の創造性を理性で加工することを控え、なるべく純度を高く吐き出した、ある種の結晶のような作品かもしれないな

後の時代に、宮崎駿作品の中でも外れ値のような扱いを受けるだろうし、作品研究としてはまず第一に紐解かなければいけない扱いになるんだろう

2023-09-03

anond:20230903223222

ググったら予想以上に設定が細かくて草

ソレナンテ・エ・ロゲ(Sorenant et Roage)は1599年4月1日まれフランス評論家である

主に人間の性欲に対する研究を行い、また、学会では批評を行った。

誕生

フランスパリ生まれる。

父親は後にフランス東インド会社となるパリ国営貿易会社本部創始者であり、また、母はルイ11世の服装製作するデザイナーという大富豪の家に生まれる。

幼少期には何にも興味を示さず、養育係やメイド達を困らせたが、13歳の時に友人であるピエール・ダレソレの奨めで同級生であるエマ・ギラクサと付き合う。

それをきっかけに恋愛にのめりこみ、数年のうちに数十人の少女と付き合ったという。

しかし、両親は一人息子が初めて物事に興味を持ったからと屋敷に離れ屋を作り、そこに彼女達を住まわせたと言われている。

なお、後にこれが現代ラブホテルの発端になったという説もある。

女性人権保護の為の批評家への転換

20代前半にして、既に100を超える女性とつき合っていたソレナンテは女を見る目が肥えて、フランス週刊誌「プワソン・ダヴリル」に女性との付き合い方についての1コーナーを担う事になる。

そのコーナーは女性と付き合う為のバイブルとして貴族から平民まで幅広く読まれる事になった。

また、沢山の女性と付き合いながらも、三角関係円満解決したり、アメリカから連れてこられて売春婦にならざるをえなかった女性人権についての批判もしていた。

そんな中、女性人権を守る会(ドロワ・プル・プロテクション・ドゥ・ラ・ファム)の会長マルキ・ド・サドに注目される。

彼は活動当初は男尊女卑社会であった為全く注目されなかったが、徐々に思想が広まり認知されて来ていた。

そんな彼が、ソレナンテに注目したのはある意味必然とも運命悪戯であるとも言えるだろう。

また、サキュバスインキュバス研究をし、それが強姦による妊娠への言い訳であるという批判をしていたザッヘル・マゾッホも彼に注目。

やがて同志となった。

彼らは、女性人権を守る為、それぞれ精力的に活動した。

しかし当然の事ながら、男尊女卑体制を敷いていた貴族から危険分子として注目されてしまう。

●長い幽閉歴と晩年

貴族達の陰謀により彼らは何度も逮捕され、また釈放されては活動を行い逮捕されを繰り返した。

その為、バスティーユ牢獄の監主からは、

「またお前か」

と半ば飽きれられる程の知り合いになり、囚人が寝静まった頃こっそりと酒を飲む仲になっていたという。

そんなソレナンテだったが、貴族陰謀によりついにルイ14世によって処刑が決定され1664年2月30日処刑された。

しかし、彼の行った活動平民を中心に評価され、フランス革命の際に女性達の原動力になったという。



民明書房刊『 いいかげんに性と言いたい偉人伝 』より

anond:20230903210505

原因が明らかになっていないのに対策の話ができるわけないですよね。

これに対してそうとは限らないという話をしたつもりだったんだが、理解できてないっぽいな…

あと、別に原因に対しては異論無いよ。その上で対策に関する議論異論がある。みんなそういう話をしているんだけど、そんなことぐらい理解してほしいな。

パートナーシップ形成についての課題解決しないで出生率を上昇させる方法も無くはないけど、結婚数を増やす以上に難しいと思いますよ。ちなみに、そちらで対策をお持ちならアイデアをお聞かせください

特に特定アイデアに限る必要は無いと思うが、児童手当の拡充、教育費の無償化っていう話が最初から出てるのは理解してなかった?

ちなみに、それに対して「それを支持する論文がない」という話だけが出ていて、「それを否定する研究実例がある」という話が出ていないのだけど、それは理解している?

新卒で入ったJTCを辞めて博士留学を始めた。

〜はじめに〜

私は新卒入社した企業をたった2年で辞めてアカデミアの世界に戻ってしまった。

周りから見たら堪え性のない最近の若者って感じだろうな。

共感してもらえるとは思わないが、なんとなく聞いて欲しくて書いてみている。

就職するまで〜

国内国立大学修士課程卒業して新卒でJTCに入社した。

分野は特定されたくないのでぼかす。

恐らく日本人なら誰でも聞いたことがあるメーカーだ。

入社した理由は周りの多くが修士を出て大企業就職してたから、お金もらって研究続けられるならそれでいいかと深く考えずに入社した。

元々研究が好きで就活時もR&D一本で就活していたので、結果的に見れば理想通りの進路だった。

業務内容について〜

最初研修を経て研究職として地方研究所に配属され、近くの寮(一人部屋)で一人暮らしを始めた。

しか入社して半年程度で、自分仕事に全く楽しみを見出せなくなってしまった。

まず研究について。

これは企業なので仕方がないのだが、入社時に希望していた研究テーマ(仮にAとする)と大きく異なる分野に関わることになった。

Aは就活当時に海外研究が盛んになっている分野で、産業的に日本にも入ってくるかどうかというタイミングだった。

就活の時には研究所の偉い方々とAの話で盛り上がった。

事実、私が入社したタイミングでその研究も立ち上がったのだが、残念ながら自分メンバーではなかった。

正直、誰よりも興味があったし先行研究もそれなりに知っている自負があった。

勿論、新しい研究の立ち上げに加えて新卒教育なんて大変なのはわかる。

ただ自分にとって真横でAの研究が行われるのを傍観し、全く異なる別のテーマ情熱を注ぐというのは正直かなり無理があった。

上司と話す機会もあったし私がその分野に強く興味があることは知っているはずだが、どうもその上司育成方針からして私は何年経ってもその分野に関わることはないだろう事を悟った。


人間関係について〜

また入社時にはコロナ流行しており、半年たっても会ったことのない部署の先輩がいる程度に希薄人間関係が出来上がった。

元々研究所はその特殊性から人員移動がほとんど起きず、10年単位で同じ課にいる人がいる程度にはクローズドコミュニティだった。

普段なら人付き合いは得意な方なのだが、その閉鎖性とマスク越しで想像し難い同僚の表情に勝手に畏怖してしまい、必要以上に気を遣う付き合い方を始めてしまった。

気づけば半年も経つ頃には人付き合いに対して過度に気を遣って自滅してしまい、人付き合いに楽しみを見出すことが出来なくなってしまった。

家と会社を往復して酒飲んで寝るだけの生活に終止してしまい、家族や友人にも会えずなんのために会社で働いているのか分からなくなってしまった。


待遇キャリアについて〜

また、自分の周りの方々を見ていると自分キャリアがこの先どのように進んでいくか、人生が概ね見えてしまった気がした。

新卒年収が400万、3-5年ごとに100-150万ずつ上がって、40代でもし課長になれば1000万超えるとか、そんな感じの年功序列が色濃く残る給与テーブル

研究員は10年とか努めたら突然の辞令研究員ではなくなり、別部署主任になるのが大半みたいな。

大体三十歳前後結婚して、近くに家をローンで買って、子供育てながらずっと勤め上げるみたいな。

恐らく多くの人から見たら幸せ人生なんだと思う。勘違いして欲しくないのは、私はそれを全く否定していない。

それでも自分には魅力的に映らなかった。

まず第一に、自分研究が好きで博士号に憧れを持っていた。

日本では取っても食えない足の裏の米粒とか言われているが、それでも私は研究に携わる上でいつかは博士号を取得したいと思っていた。

入社当時は社会人博士等も考えたのだが、会社としては肯定的ではなかった。

研究所にも関わらず職場では実務には必要ないという考えが主流で、事実博士号を持っている方々もそれに見合った待遇は全くなかった。

しろ時間と金をかけているのにほぼ年功序列のため、同年代の同僚と加えて損しているような状況であった。

もちろん全ての会社がそうではないと思うが、私は博士号を良しとしない日本の風潮と会社に大変に失望した。

また別の理由として、人生で一度は海外生活してみたいという強い思いがあった。

元々いつかは海外駐在をと思って会社を選んだが、入社してから研究員として駐在するというポジションはなく経理営業ほとんどであることも知った。

それどころか会社研究員を続けたら海外に行く機会はなくなり、10年も腰を据えればある日突然の辞令研究員ですら無くなってしまうのだと理解した。

はいつか研究から離れるにしても、少なくともその引き際については上司裁量社内政治の巻き添えではなく、自分意思で決めたいと思った。



受験準備〜

入社半年上記のような数々のギャップを抱いた結果、海外博士号を取るという決断に至った訳である

どうやら博士号欧米では十分に評価されるらしいとか、海外大学院授業料無料生活費までくれると聞いたのが大きな理由だ。

よくも知らないのに受験して海外に来ているなんて、今思えばかなり無謀なことをしているように自分でも思う。

また研究世界はどこまでいっても英語公用語であるため、基礎的な学問母国語習得した上でなら英語研究遂行する能力必要だろうと考えた。

幸い職場ホワイトだったので、勉強する時間は存分に確保できた。

主に米国大学院に絞ったため、一年目の秋頃からそれに合わせて準備を始めた。

大学院留学には主にTOEFLIELTS使用されるため、私はIELTS選択してオーバーオール7.0まで取得した。

元々英語趣味だったので、こちらは半年程度で到達できた。

続いてGREスコアを取得した。

GREとはGraduation Record Examの略で、米国大学院受験する際に要求されるスコアだ。

ただ近年では研究能力と関連がないという意見も多く、廃止される大学も増えてきている。

こちらも半年程度で目標としていた点数(Verbal 150, M170, AW4.0) に達した。

2年目の秋頃から書類を揃えて本格的に海外大学院Ph.D.プログラム日本でいう博士後期課程)に応募を始め、三校から合格をもらった。

自分レベルに見合う中堅の州立大学をメインに受けたのでIvyのようなトップスクールではなかったが、それでも合格が来た時は本当に嬉しかった。

合格した中には修士時代に少し交流のあった先生からの誘いが含まれていて、これ幸いとそこを進学先に決定した。


退職まで〜

合格が決まったので退職職場関係者に報告した。

反応は様々だった。

新卒で2年しか勤めてないのに辞めるのかとかなり叱責してくる上司もいて辟易したりもしたが、実際会社から見たらただの不良債権なので仕方ない。

そもそも会社辞めて海外留学なんて叩き上げ管理職からしたら当てつけのように感じたかもしれないから、分かり合えないのは仕方ないと割り切った。

管理職ではない方々は割と優しくて、割と前向きに送り出していただくことが出来た。

大変に良い人が多かったので、コロナ禍でなければもっと良い交流を持つことも出来たのかなと少し残念に思った。


博士留学してみて〜

アメリカでの博士課程生活は大変に気に入っていて、現状は概ね満足している。

一度社会人経験してみて履修する講義はどれも面白いし、大学時代よりも自分に存分に投資できる時間を嬉しく思っている。

ただ給料が出るとはいえ大学院生なので、収入の面では下がってしまった。

現在給与は年間で大体$25,000くらい、日本円だと350万円くらいかと思う。この額は多分アメリカ州立大学大学院生の平均的な給与だと思う。

そもそも好きに勉強して研究するだけでお金が貰えるので、自分にとっては天国である

自分としてはむしろ授業と研究だけで350万貰えるのに、フルタイムで苦労して働いて400万しか貰えなかった日本大企業やばない?と若干思うところもある。

まあしかしアメリカ田舎なので物価は安めだが、日本の時と比べると生活費は上がってるので前より余裕はない。

大学院としては年間$30,000(約400万円)の学費免除経済支援の一部としているので、それを踏まえると待遇は上がったかと納得している。

残り2-3年で卒業を目指し、卒業後は現地就職する予定だ。

アメリカでは博士卒が民間就職した場合自分の分野では平均$80kから100kは貰えるそうなので、給与の面ではJTC時代を大きく上回る算段となっている。

周りをみても外国籍特に問題なく就職しているので、日本博士卒の就職難というような問題こちらでは無縁のようだ。景気さえ悪くならなければ大丈夫だろうと思う。

幸いビザ問題とある理由クリアできる目処があるため、卒業と現地就職を目指して今後も研究に励むつもりだ。

海外生活も日々新鮮に感じることが多く、自分にとっても成長を感じる機会が多くて楽しく過ごせている。

生魚や焼き鳥が恋しいが、日本食材自体は売ってるので思ったより食事が辛いということもない。


最後に〜

自分は体質的日本企業には合わなかったのだろうと思う。

元々人付き合いは好きだが、上下関係気遣いは得意ではないので大分ストレスに感じていたように思う。

年功序列自分には向いていない制度であったし、自分意志を介在せずに自分処遇が決まっていく組織というものにに耐えられない性分でもあった。

それでも日本大企業入社してみた経験自体は確かに生きていて、培ったマナーであったり規律等は学生上がりが多くカオスアメリカ大学院生活でも大変に役立っている。

自分別にアメリカを礼賛しているわけではないが、少なくとも私のような青二歳の外国人にも挑戦すれば機会が与えられて、能力があれば高い給与が貰える可能性があるのだとすれば、これは私にとってのアメリカドリームに違いないだろうと思う。ドリームというほど上振れてもないけれども。

同じようなことで悩む若者がいたら、少しでも参考になれば嬉しい。

anond:20230903132807

児童手当は思ったほど効果ないんじゃね?という研究はいくつかある

東京新聞のこの記事が短くて分かりやすいか

https://www.tokyo-np.co.jp/article/230741

だいたいが他国政策導入前後出生率変化をソースにした研究なので、日本個別的な状況を考えるべきという反論はある

だが、現金給付予算規模が大きいうえに、一度給付を決めると軌道修正が極めて難しいという特性があるから政策としてはかなりリスキーなのだよね

anond:20230903145828

海外研究では、生まれつきのロリコンは、脳の構造に違いがあるみたいよ。

14才くらいから顕著になり、本人もなぜか周りが同級生恋愛対象に盛り上がるのに、

自分はめちゃ年下にしか興味をもてない違和感に悩むらしい。

北陸新幹線お金の使い方に呆れる

北陸新幹線敦賀まで開通するが、未だに敦賀以西の着工の目処は立たない。

過疎化が進む小浜から京都までトンネルぶち抜くことに湯水のように2兆円もの金を使ってこの国はなにがしたいのか。

小浜から京都までトンネルをぶちぬく小浜京都ルート建設推定額が約2兆1000億円。

敦賀から米原までの米原ルート建設推定額が約6000億円。

米原ルートでは過密ダイヤ東海道新幹線に直通できないから乗り換えが必要と言われているが、敦賀での乗り換えが続くより良い上に、リニア中央新幹線が開通すれば過密ダイヤは解消される。

リニア中央新幹線名古屋新大阪間の開通予定時期と北陸新幹線敦賀以西延伸予定時期を比べれば小学生でもわかる。

米原ルート問題は、

である。過密ダイヤ問題にならない。

小浜京都ルート米原ルートの差額の1兆5000億円を使って、

このように米原ルート問題をすべて解決してもリニア建設を加速させたうえで4000億円のお釣りが来る。

日本円の札は刷れても、新幹線建設する人材、資材は無から刷れないのだ。

過疎地域トンネルに湯水のように金を使うべきではない。

結局、はてなーって無能が慰め合って悦に立ってるだけなんだな

今まではニュースかについて言及してるのを見ていたくらいなんでけど、そこでは自分たちはわかってる感じを出して盛り上がってた

そんで最近はBさんとかい仕事ができない(とされてる)人の扱いや対応で盛り上がってた

まあ集団で異なった人がいて苦労するのはわかるけど、そんなの扱い方次第だろうよ

できることできないことを正しいこと間違ってることを指摘して対応すればいいだけの話

それができないってことはコミュニケーション判断ができてないってことだろう

結局は本人が状況を解決できるスキルがないだけの無能なんだよなあ

それを無能同士が大変だよねって慰め合って問題自身ではなく相手だと思ってるあたりキツイ

他の記事では大学研究環境とかで偉そうに批評してる

そんなの当事者立場が換わったら個人集団対立で同じ構造じゃん

それなのに全部、環境相手問題だと思ってる(当該記事の人はその中で適応して成果を出してるが)

偉そうに分析してわかった気になってる人多いけどなら自分でそれを活かして適応していきなよ

2023-09-02

anond:20230902072623

デマ陰謀論もあるだろうけど

ワクチン是々非々だな

体質や既往との相性があまり分かってないし

亡くなった人の様子も研究されてないんじゃない

急死の原因が不随意筋(呼吸器循環器)か脳か神経問題のどれかも分からないし

2023-09-01

ネットでイキってたIT系給料公務員の俺よりも低くて安心した

なんか凄いことやってますオーラしまくるからさ、きっと年収めっちゃ多いんだろうなと思ったら全然少なかった。

俺なんかよりもうちと取引のある建設業電気屋人間のほうがずっと金貰ってるし、そんな俺たち薄給公務員よりも更に低いってかなりしょうもないなと感じる。

うちに出入りしてる冴えないNECコニカミノルタサービスマンよりも給料少なそう。

なんか偉そうに「データサイエンス」「AI研究」「DX開発」とか言ってたけど、要するに多重請けして流れてきた仕事をするだけの単純労働者なんだろうなと。

いや本当ビビって損したわ。

ネットじゃすぐ「1000万円稼いでるフリーランスです」「会社員時代の倍はないとね」みたいなのがイキってるけど、あれって本当に一握りなんだなあ。

というか、単にやってる人間業界で30年とか働いてきたベテランのお祖父ちゃんから給料いいだけみたいなパターンが多いんよね。

プロフ写真をずーっと同じの使ってるしそもそも最初に取ったのをデジタル化したときの画質が低いから若く見えてるだけで実際は完全にジジイだったりする。

ビビって損したとは本当にこのことだよ。

一握りの人間と比べるのさえ辞めれば俺と給料あんま変わんのやなあ。

じゃあまあ、別に自分人生後悔するほどじゃないな。

公務員ならメンタル死んでも2年ぐらい休んで貯金が尽きたから出てきましたって所からでも簡単に再スタート出来るしな。

総合的にはヌルゲーですわん

anond:20230901150458

乞食か?

知識を教えて欲しかったら教える労力と知識に対価を払うのが普通大学でも予備校でも家庭教師でも講演会でも何でもそう。

お前は、料理が好きなら俺に無償料理提供しろって言ってるのと同じ

知的障害なんやろな


知識言語化して広めたいっていう熱意とか、反対意見に触れて見識を広めたいっていう勉強欲とか、そんなもん何もない。

あるわけねえだろお前のママでもボランティアでも学校先生でもねえのに

そもそも匿名掲示板ゴミにまともな反対意見なんか出せるわけねえだろ

もし勉強欲があったら掲示板ゴミ意見なんか絶対聞かねえわ時間無駄だもん。医師幼稚園児に医療論文議論を持ちかけるわけねえだろ

アカデミアや専門家の間での議論に興じながら研究するだけでしょうね

知識は金で買え自分時間使え

anond:20230901112230

そらツイフェミは少なくとも大学で学んでたりジェンダー学や社会学学問勉強研究してそれをもとに主張しているからだろ

アンチフェミソースTwitterのバズツイと素人noteと身内のローカルルールw

フェミアンチフェミの主張を理解した上で唾棄しているわけだが、アンフェはツイフェミの主張を理解できているわけではない反論にもなっていない点で対称性もないw

シーライオニングとマンスプと無能武器しかしてないか反論すらできてないわけですよ

ミラーリング下手でちゅねえw

バカから仕方ないか

2023-08-31

ITコンサルからベンチャーPMに行ってあわなかった件

表題の通りベンチャーに行ってあわないと思った。理由としては、下記

1.ベンチャーの人たちが大手会社エンジニアをやっていたような方々で良いと思ったが、やっていることは

大手の仕組みの再生産をおこなっているだけ

2.AIベンチャーと言いつつも社会を変えるというよりも大手研究部門みたい

3.1に関係するが手続きが下手な大手会社よりも多い…。レビュー4回-5回はざら。ベンチャーなのに、速度感はあるかというと無い。

基本的ベンチャーの人たちは、後はエンジニアが多くて協調性クライアントに寄り添うがモットー品質重視…いやぁ確かに品質大事だけどもウォーターフォールなのはどうなのよってようなプロジェクトも多い。リスクを取りたくないから、ウォーターフォールを使うが、AIプロジェクトでやりづら過ぎる多くてgive up…。自分協調性無い人間なので、素直にファームの人が多い所に行こうと思った。

所詮プログラミングって手段しかなくて、プログラミングで何をするかという目的の方が重要。これは英語と似ている。英語勉強するのは結構なことだけど、日本語で伝えたいこともない人が英語覚えたところで何も話すことがない。

プログラミングのよくある使用例としてはWebアプリケーションなんだけど、これは突き詰めると典型的CRUD処理に帰結することが多い。データを書き込んで、読み出して、消す。それだけ。

こういう考え方をすると、世の中のアプリケーション9.9割は同じと言っていい。NetflixAmazonTwitterも、基本はデータを読んで書き込むだけ。いろんな研究が進んで知見が溜まってきた現代において、アプリケーション開発はやればできる、という金と時間をかけるかどうかの問題になってきた。

これに気づいたとき、俺はなんていうか絶望したんだ。俺は技術を学ぶのが好きで、手段としてというより、サイエンスとしてプログラミングをしてきた。意味論だったり、形式証明だったり、サイエンス愛好家として好きだったんだ。だからコンピュータサイエンス勉強すればするほど、他の人にできないことができるようになっていく錯覚にとらわれていたんだ。でも現実はそうじゃなかった。先進的な技術を使わなくたってCRUDはできるし、COBOLだって銀行システムに使える。あとは金と時間をかけて人を集めて投資家を納得させて費用を回収することができるかどうかの問題になってるんだ。

なんか、それってすごく残念に思うんだ。コンピュータ黎明期には誰も大規模システム可能かどうかなんてわからなかった。まさしく手探りで進んできたんだ。でも今ではAmazonとかAlibabaが実証した通り、実質世界規模のトラフィックをさばけるということが証明されてしまった。もう未開の荒野はないんだ。おれにはそう思えちゃうんだ。

もっと悲しいのは未開の荒野自分で見つける能力もやる気もないこと。この世のすべてが研究され尽くしたわけじゃないから、まだどこかに未踏の地が残ってるんだろうな。でも残念ながら俺には見つけることができない。所詮愛好家なんだ。大学工学を学んで、趣味でもサイエンスに触れてきたけどそれだけなんだ。すこしだけ人より工学に詳しいおじさんになるんだ。そういうことが薄々わかってきたとき、涙を流すことすらできなかった自分が嫌になるんだ。

経済力恋愛感情かって

経済力恋愛感情か」って、意味が分からない問いだなー

なんで両者を切り離す?

経済力がある相手から恋愛感情も持てるんじゃん

何かの研究女性性交渉快楽を得られる比率相手男性資産に比例するみたいな結果があったよね

経済力身長か」とか「経済力か顔の良さか」みたいな比較なら分かるけどさ

経済力という「事実」と、恋愛感情という「感情」を比べてどうするんだ?

これが男性にだったら「女性を選ぶ基準は顔の可愛さか恋愛感情か」って聞く?聞かないでしょ

https://news.yahoo.co.jp/articles/f85867da9f3b44e453a76ad4d2981a002380be47

anond:20230831041227

どこの企業もこう言う奴らには困ってるんだから研究需要しかないだろ

anond:20230830235751

君は仕事できない人間の考えてることを大学かどこかにまとめてもらうべきなのでは?

この増田コピペしてマジで仕事できない人間思考回路研究しませんかって大学メールしてみてくれ

2023-08-30

anond:20230830164959

多分体調がよくなってる。なんか疲れづらい

めっちゃ主観大草原の小さな家w

そんな明確に体調に影響があるならとっくに研究されつくされてるわ

まあ私は虫歯が嫌だから砂糖控えてるけど(これはちゃんエビデンスあるよ)

anond:20230517231942

べきもなにもイラスト生成AIオープンソースでしょ。

からこの短期間で大きく広まり研究が進んだわけで。

AIの遺電子について

自分がもしも科学者研究者なら、ヒューマノイドのような未知の生命体を作ってみたいという気持ちは、

当然の事ながら理解はできる

ヒューマノイドアイデアを思いつき、その作成方法ノウハウが完成したのなら、実際に作ってみるだろう

人間のように思考をして、人間のように物を食べて、人間の様に老化していく・・・

これを完成させることが出来たら、絶対自分名前歴史に残るだろう

これは当たり前の話だが、自己顕示欲の無い人間なんて、この世には居ないだろう

しかし、万が一完成させることが出来たとしても、そのヒューマノイドを外の世界に出しては駄目だろう

実際、クローン羊のドリーは、研究所内の牧場からは外に出されていない

因みにドリーは、6年くらいで死んでしまったらしい

(羊の平均寿命は約10年)

これは余談かもしれないが、まったく同じ遺伝子を持つクローン羊やクローン人間が、違う時代

まれて違う人達と接してきたのなら、外界から受ける影響で、全く同じ羊や人間とは

ならないだろう

このAI遺伝子世界ヒューマノイドも周りの人達ヒューマノイド達の影響を、きっと受ける

生き物なのだろう

クローン人間違法コピーされたヒューマノイドが、自分出自事実を知るか知らないか

よっても、きっと、その後の人生が大きく変わってしまうだろう

原付に乗った人間が、100メートル走でウサイン・ボルト選手に勝ったとしても、誰も運転手

称えないだろう

検索を掛けずに、今現在AI将棋の最強ソフト名称を書ける人は、ほぼ皆無だろう

一方で人間将棋界での名人・7冠保持者の名前を知らない人の数の方が少ないだろう

案の定AI将棋同士の対戦の話題は、あっという間に廃れてしまった

機械(AI)が凄いのは当たり前だし、機械過去棋譜を覚えているなんて当然でしょ』

きっと、誰もがこのように思ったのだろう

勿論、将棋AIソフトを開発された人達が、凄いのは間違いないと思う

このAI遺伝子世界で、ヒューマノイド人間達に混ざって将棋名人になったり、100メートル走で

世界記録を出した時、果たして大半の人間達が、それを賞賛するのだろうか・・・

『なんかインチキをしているんじゃねーの?』とか、『違法改造を受けたんじゃねーの?』と思う人間

必ず現れるだろう

今の人間同士のスポーツ将棋大会でも、ドーピングカンニングが疑われる事がある

ヒューマノイド違法改造を完全に見破る方法は、この世界には存在するのだろうか

まりヒューマノイドという、新たな差別・分断の火種を増やそうとするメリットが、人間側に全く見当たらないという点だ

今のLGBT問題場合は、実際の性別がどうこうはさておき、元々この世界に居た人間同士の話だ

彼らや彼女達が、自己主張をするのは当然の権利だろう

その主張や権利が、すべて認められるかどうかは、当然また全く別の話なのは言うまでもないが

やはり、このAI遺伝子世界於いては、過去LGBT権利問題の教訓も活かされて

いないという事になる

ヒューマノイドが増え始めた時に、このままの現状を放置しておくと、近い将来、危険な事になってしま

人間ヒューマノイド利権問題人権問題が、必ず発生してしま

当然、仕事の奪い合いも発生するだろう

『あのヒューマノイドさえ居なければ、自分希望する職に就けたのに・・・

このように考える、人間も現れるだろう

絶対に全国各地でヒューマノイド人間の争いが起きて、裁判が多発する事になるだろう

人手不足人口の減少問題解決するために作られたはずのヒューマノイドのせいで、新たな税金

人手の無駄遣いが発生する事になる

多くの国民が、このように危惧するはずだ

ヘイトクライムすら経済効果と思う、人権団体弁護士存在するかもしれない

しかし、いくらお金を受け取ったとしても、死んだ人間絶対に戻ってこない

人間ヒューマノイドの争い事を避けるためにも、少しでも早く規制をかけて、ヒューマノイドの量産化を

止める必要がある

普通ならば、このように誰もが思うはず

そもそもヒューマノイド研究開発されたとしても、施設外に最初の一体目を出しては

絶対に駄目なはずだ

労働力ロボットアンドロイドで確保をして、ヒューマノイド製造販売や配布は、完全に

違法行為としておいた方が絶対無難だったはずだ

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