はてなキーワード: 相模原市とは
一行は河口湖からまずは大月方面を目指していきます。その途中の富士山駅、都留市駅の2ヶ所で道志村行きのバスがある情報を得ていましたが、いずれもスルーしました。もし道志村方面に向かっていたら、どうなっていたのでしょうか。
道志村は山梨県の最東南端の村で山中湖、都留市からのバスの他、神奈川中央交通が相模原市の三ケ木から県境の月夜野までバスを走らせています。都留市駅で羽田さんが行き先を聞いていた、あの月夜野です。
調べてみると以下のルートが見つかりました。
富士山駅11:30(富士急バス)12:08山中湖旭日丘13:45(富士急バス)14:35道志小学校14:47(富士急山梨バス)15:05月夜野(徒歩2.3km)東野16:05(神奈川中央交通)16:42三ケ木
月夜野まで来るバスは平日は午前の2便しかないのですが、峠を越えた神奈川県の東野まで行けばバスがありました。月夜野まで行ってしまった一行がその場で止まることは考えにくいので、おそらく神奈川県側のバスを見つけることはできたでしょう。
三ケ木からは神奈川県の橋本からバスが出ており、橋本からは北上を続けると、最終的には一行が2日目の日中に到達する青梅線の河辺駅まで行くことができます。というわけで半日以上先行することが可能でした。
ただし、一行が新狭山駅で見つけた川越行きや、後述する埼玉から栃木の県境越えの接続がうまくいかず、最終的には大月ルートに追いつかれます。とはいえ、八王子や川越でじっくりと情報収集を行うこともできたでしょうから、道志村ルートを検討する価値はあったと思います。
一方で都留市駅まで行ってしまった場合はどうだったでしょうか。その場合、一行は都留市駅を17:37に出るバスに乗ることになり、さすがにこの時間ではもうバスはなく、神奈川へ抜けるのは翌日になってしまっていました。というわけで、都留市駅まで来た一行が大月ルートを選択したのは正解でした。
ところで、一行が東桂入口でタッチの差で逃した「路線バス」ですが、あれは事前予約制のデマンドタクシーだったので、今までのルール上では乗車できませんでした。ただ、路線バスの旅は厳格にルールが運用されているとは限らないので(今回も路線バスではない、宿の送迎バスの利用が認められました)もしかしたら便乗を申し出てOKだったら認めていたかもしれません。その場合は都留市駅に14:10に着くことになりましたが、先へ行くバスはなく、大月へは放送と同様のバスに乗ることになりました。このほか、都留市の循環バスが都留文科大学まで来ていますが、時間は合いませんでした。
一方で大月への移動は途中徒歩を挟んでいますが、実は都留市駅からのバスはリニア見学センターで大月駅行きのバスに経路が繋がっています。
都留市駅16:30(富士急山梨バス)16:44大原入口17:19(富士急山梨バス)17:30大月駅
しかし、リニア見学センター〜大月駅は月曜運休で、もしロケ日が月曜日では利用できませんでした。同じバス会社で直通便もあるにも関わらず一行どころかバス会社の人も気づかないのは考えにくいので、ロケ日は月曜日だったと考えるのが妥当です。
2日目は奥多摩で日原鍾乳洞に立ち寄るなどの停滞はありましたが、先へ進めなかったので大きな影響はありませんでした。しかし、ポイントは川越での選択でした。
川越で、上尾・桶川・鴻巣の3方向へバスがありましたが、羽田さんの「鴻巣には何もない」の一言で一行は上尾を目指すことになりました。しかし、この3方向で上尾はもっとも南にあり、先に進むには損をしています。そして、結果的にこの決断が運命を大きく左右します。
もっとも北にある鴻巣へ行っていたどうなっていたでしょうか。放送では19:13の鴻巣駅西口行が紹介されていました。
川越駅19:13(東武バス)20:00鴻巣駅20:22(朝日バス)21:00加須駅南口
このように放送では3日目の午後に到達していた加須に2日目に到着することになりました。
ちなみに3方向の真ん中にある桶川を経由する場合、その日は桶川泊りになりますが、桶川からは菖蒲車庫行きの朝日バスが頻発しており、多少は歩く距離と時間を稼げたと思います。
ただ、後述しますが放送通りに柳生駅に着いても挽回は可能でした。
3日目はどのルートを通っても、結果的には加須市へ収斂し、柳生駅を目指すことになります。そこで、柳生駅から先のルートですが、放送では一駅先の板倉東洋大前まで歩き、そこで歩き疲れた一行は館林駅行きのバスを利用します。結果的にはこの選択が致命傷となり、最後まで挽回することができませんでした。ルイルイと蛭子さんが旅をした第18回の水戸〜善光寺の回でも佐野市、足利市の脱出に苦労し乗り継ぎ失敗となりましたが、結果的には同じような失敗になりました。放送でも紹介されていましたが、足利市、佐野市の両市は、JR両毛線、東武線などの鉄道網が発達している分、市外とのバス路線の接続に乏しく、市境は徒歩で越えなければなりません。両市の経由は避けたいところです。その一方で板倉東洋大前駅からは館林市方面への広域バスはありますが、栃木方面へ行くバスはありません。
では、柳生駅から直接栃木市方面に行くルートはなかったのでしょうか。
柳生駅から少し北上したところに「きたかわべ」という道の駅があります。ここは埼玉県と群馬県の県境にありますが、なんと平日に限り栃木市のコミュニティバスが県境を越えてここまでやってきています。
3日目を加須からスタートした場合、放送でも一行が利用した柳生駅行きのバスの初便に乗り柳生駅には9:46に着いていました。ここから次のようなルートが考えられます。
柳生駅(徒歩0.75km)道の駅きたかわべ10:45(栃木市バス)12:02栃木駅南口
川越のショートカットと合わせて放送ルートよりも丸1日早く栃木市入りをしました。ちなみに、道の駅きたかわべまで来るバスはこれが初便で、1日目を道志村ルートで先行していたとしても、ここで追いつかれます。
しかし、道の駅きたかわべまで栃木市のコミュニティバスが来ているとは、地元の人々の情報がなければまず想像できないでしょう。放送では柳生駅で有力な情報が得られず、板倉東洋大前駅まで歩いていますが、このルートでも同じような展開になったと思います。
しかし、板倉東洋大前で北行きのバスがないことを知った一行が次の藤岡駅まで歩けばあるいは、と考えるかもしれません。そうなるとこんなルートになります。
柳生駅(徒歩7km ※板倉東洋大前駅経由)藤岡駅12:02(栃木市バス)13:33栃木駅南口
栃木駅から先は放送ルートと同じく東武金崎駅、楡木車庫とつないで宇都宮駅に行くのが最速です。例えば柳生駅〜藤岡駅を徒歩で繋いでいた場合にはこうなります。
栃木駅北口16:23(栃木市バス)17:20東武金崎駅(徒歩4.4km)楡木車庫19:35(関東自動車)20:17宇都宮駅西口
ちなみに、栃木駅を13:45に出るバスもあり、これに乗ると宇都宮駅の到着は18:27になります。市バスの運転手から事前に情報が得ていれば、決して不可能ではない乗り継ぎかと思われます。もちろん、道の駅きたかわべからバスに乗れていれば、これよりもずっと早く宇都宮へ到着できます。
さて、放送では14:00(正しくは13:26平成29年7月10日訂正)に柳生駅にたどり着いていますが、道の駅きたかわべまで足を延ばしていれば同じバスの終便である14:55発のバスに乗れていました。その場合、以下のようにつなぐことが可能です。
柳生駅(徒歩0.75km)道の駅きたかわべ14:55(栃木市バス)16:12栃木駅南口(以降、上のルートと同じ)
このように上尾経由でも3日目に宇都宮へ到達することは可能でした。
そして、運命の4日目。放送では佐野市をスタートし、栃木市、宇都宮市、上河内、氏家とつなぎ、ここでバスがつながらず、無念の断念となりました。那須塩原駅発の那須岳ロープ行きの最終が14:45だったことを思うと、一行が楡木車庫へ向かって歩いている間に最終が行ってしまっていたという辛い幕切れだったのですが、なんとかゴールにたどり着いてみましょう。
4日目を宇都宮からスタートした場合、最もスムーズな乗り継ぎは以下のとおりになります。
宇都宮6:38(東野交通)7:30氏家駅前7:37(東野交通)8:13小川仲町8:38(東野交通)9:16大田原市役所入口(徒歩)大田原市役所9:32(大田原市バス)10:00那須塩原駅10:45(東野交通)12:02那須岳ロープウェイ
宇都宮〜氏家のバスが朝1便しかないためこの時間に出発となりますが、その後は比較的余裕のある行程です。3人がここまで来てゆったり進もうと思うかどうかはわかりませんが、氏家〜那須塩原はどこかでバスを1本落としたとしても間に合います。
しかし、最終日に慎重を期すために営業所が開いて情報を仕入れてから出発ということも考えられます。宇都宮駅の関東自動車営業所は7:30に開くため、それまでは留まって情報を得たとしてもロスにならないと考えても不思議ではありません。その場合、氏家へ直行することはできず、次のようなルートになります。
宇都宮8:36(関東自動車)9:06白沢河原(徒歩5.8km)氏家駅前10:45(東野交通)11:16小川仲町11:58(東野交通)12:36大田原市役所入口(徒歩)大田原市役所13:17(大田原市バス)14:15那須塩原駅14:45(東野交通)16:02那須岳ロープウェイ
なお、放送では上河内経由で氏家を目指していましたが、上河内〜氏家のバスが早朝と夕方しかなく、このルートでは使用できませんでした。
この他、羽田さんが矢板市を経由するルートをイメージしているようなシーンがありましたが、矢板市は市内で完結する路線バスしか運行しておらず、14時に那須塩原駅に到達するのは不可能です。また、周辺の自治体ではバスではなくデマンドタクシーを採用しているケースも多く、他の方法で那須方面に進む道はありませんでした。
さらに、赤城からわたらせ渓谷鐵道沿いに足尾、日光を目指すルートも検討してみましたが、県境越えがうまくいかず断念しました。
つまり逆算すると、遅くとも3日目には宇都宮へ到着していなければゴールできなかったということになります。
シーズンZ初の失敗となり、改めてバス旅の洗礼を受ける結果となりました。とはいえ、普段は3泊4日ですが、今回はスタートの富士山子抱きビューポイントを10時台の遅めの出発、一行が見つけていた那須塩原〜那須岳ロープのバスの最終が14時45分だったことを踏まえると、実質3日しかなく、鬼門の北関東を抜けていくコース設定でもあり、3回目の田中・羽田コンビには酷なお題だったかと思います。
番組としては2日目の川越まではほぼ想定通りで、ここでルートをじっくり悩んで…というハイライトシーンが来る予定だったと予想しますが、あっさりと上尾経由を選んでしまい、体力を消耗してしまった結果、栃木市のバスに気づくことができず、失敗となりました。初日の道志村ルートも含め、ポイントポイントで情報をきちんと仕入れることが重要というバス旅の基本を見せつける結果となったのではないかと思います。
また、各自治体の公共交通機関への対応の差が浮き彫りになった回でもありました。すなわち、周辺の市町村とも連携して、広域的なコミュニティバス運営を行う自治体、領域内で完結するコンパクトな運営を行う自治体、デマンドタクシーによる地元住民の利便性を追究した自治体とある中で、バス旅が結果としてそれに左右されるというのは、バス旅をますます難しいものにしているように思います。
ただ、バス旅を成功するかどうかのゲームと捉えた場合、単に路線をつなぐだけではなく、地図を駆使していかに途切れたバス路線を繋ぐか、という旅の視点よりもゲームとしての視点が今後より強調されるような、そんな回だったかと思います。
参院厚生労働委員会です。塩崎恭久大臣も橋本岳副大臣もちゃんと論理的にしゃべれる人なので、逆説的に法案の瑕疵が際立ち続ける精神保健福祉法の改正案。昨日、今日も金田さんは、「一般人は告発の対象にはならない」、「デジタルデータは監視対象にならない」と迷走されておりましたがね。
さて相模原の事件を受けて、その再発防止としてなぜかでてきた、措置入院後の管理強化をする法案、ただ医療福祉の法律で、治安、犯罪抑止を立法事実としたたてつけは無理だとさすがに判断したのであろうと思われますが、大臣や役人が述べているとおり、立法事実が変わっても法案は変わっていないので、グダグダになっている法案。
以前の記事
http://anond.hatelabo.jp/20170414142605
この法案については、読売新聞の記事がよくまとまっていると思います。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170428-OYTET50006/
産経のクソみたいな記事と比べると、読売がまだまともな部分があることを気づかせてくれます。リンクは貼らないけど。
「野党が「共謀罪と一緒」と難クセで法改正の足引っ張り…抜け落ちた「再発防止」の観点」
再発防止なら、まぁ普通の頭をしていれば、障害者差別問題、障害者の権利の啓発、優生学的思想の否定、障害者を隔離しないインクルージョンの推進、というような方向に行くと思うんですが、産経にかかると、精神疾患の罹患者の予防的隔離、監視強化をしないことは野党の難クセだとおっしゃるのがすごいと思うよね。加害者の属性は日本人とか男性とか若者とか大麻利用者とか他にもいろいろあるわけだから、男性が刃物を買うことを規制、衆議院議長に陳情書を出した日本人は監視強化するとか、大麻の前科者の住所情報共有は本人意思関係なくするとかでもいいんじゃない?私個人はこのどれが「再発防止策」としてでてきても反対するけどね。
石橋議員はこの問題では、倉林明子議員、福島みずほ議員と3人で、もう完膚なきまでにディベートとしては勝ってると思います。大臣!の呼びかけ方は割りと不快ですが。国会はディベート大会ではないので、どうなるか見守っているのですが、これを通すようだとちょっともうかなり国会の機能はなくなってるんだろうなぁと思ってメルクマールとして注目しておる次第です。この法案は、まぁ安倍さんにとっては枝葉の問題で、自分が治安維持や犯罪抑止においてなんか実績を上げたんだっていう看板として、「改正した」っていう事実が欲しいだけで、そんなに是が非でも通したい法案というわけではないと思うんですよね。その法案でここまで強権的で、資料の公開はしないで、瑕疵を徹底的に指摘されても撤回しないとするとこれは相当ヤバイだろうと、こう考えておるわけです。
相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チームは、安倍総理の意向を受けて塩崎大臣が設置した審議会で、昨年12月に再発防止の提言を出しています(ぐぐってね)。この提言の、方向性や問題点の列挙まではまぁ理解できるのですが、もってくる対策が頭おかしいとしか、というものなのでね。最低限、支援計画段階での本人参加の法文上の必須化、どうしても警察を入れたいのならば、本人またはその権利の代理人(弁護士等)の同意、また本人が情報の共有措置を停止して欲しいと要求できるラインの確保、などが盛り込まれないとこりゃあどう考えてもダメだろとは思うんですがね。
んで、この再発防止チームの検討会の第7回で、障害の当事者から、警察に入られるとかえって病状が悪化する、など見直しを要求する意見陳述があったのにも関わらず、議事録非公開の第8回検討会を受けてでてきた提言の中で、ケース会議等に本人の同意がなくても病院や自治体の要求で警察が入って、病状、転居情報などの自治体間共有などを行う、というものがでてきたわけです。これはもともと、犯罪抑止を立法事実としてたてつけたときに作られた条文だったのです。それが取っ払われても、政府側としては法案の趣旨は社会復帰の推進で一貫しているから、まったく問題ないという態度なわけです。しかし、犯罪抑止という立法趣旨が消された現状では、警察が入ることが、病状の回復や社会復帰においてどのような好影響をあたえるというエビデンスがなければ、これをいれる意義が見出せないだろう、というのが前回までの石橋議員の指摘で、第8回議事録の個人情報部分があるのならば、そこは黒塗りでも良いから、その立法事実、エビデンスが書かれているというのなら見せてみろ、という状況。
「意訳)資料要求をさせていただいたが、結局エビデンスは提示されなかった。そのことについて聞いていきたい。第7回で参考人から指摘された、警察が情報共有するという兵庫方式にはマイナス面もあるということに対して、その後の第8回でいかなる議論がされたのか。この警察との情報共有が、いったいなぜ患者の社会復帰に繋がるのか、エビデンスがあるのなら示して欲しいと要求してきたが、明確な答弁はいただけなかった。個人情報は黒塗りでもかまわないから、第8回の議事録を提示して欲しいと理事会でも重ねて要求してきたが、今日も出せないとの答えがあった。なぜ出せないのか、ちゃんとエビデンスに基づいた協議をしたというのならば、個人情報に配慮した状態で良いから、立法事実、エビデンスを示してくれと要求したのにゼロ回答ではないか。これでは議論できない。」
「(略)資料を要求していただいている件についてですが、そもそもこの再発防止検証チームの審議会は、そもそも第1回の会議のときに非公開が前提で行われているものであります。個人情報がたくさん入った資料も配られるので、そういったものを含めて公開をしないという前提で、屈託のない議論をいただいたところでございます。ですので、原則非公開としたものを、個別の内容についてお示しすることはできないわけでございます。これは、当然第7回で参考人に指摘されたことを踏まえて、第8回でも議論を頂いたところでございます。公開されている第7回の議事録を踏まえて、第8回の議事は行われているということでご理解を賜りたい。」
「まったく納得できません。第8回でもう取りまとめの議論が出てきてるんでしょう。それが第9回で確認されているんだから。なんで、第7回の議論を受けて、第8回でいきなりとりまとめの案が出てくるんですか、むしろまったく検討されていないということを立証しているんじゃないですか。大臣、認められたほうが良いんじゃないですか。結局立法事実は示せないんでしょ。エビデンスがないなら、どうやったって法案の審議なんかできませんよ。最初から立法事実をはき違え、さらには立法事実がないのにも関わらず、法案を作ってしまった。だから法案の中身がいろいろ問題を持ってしまっているんですよ。今日は具体的に聞いていきます」
続きはトラバでに
うざいといわれても書くよ☆
なお保守の人が保守の観点で国会を見て、その感想、解釈を書くのはぜひやるべきだよ、どんどんやってほしい。
偏ってる批判もどんどんやればいいし、偏ってない人もどんどんやればいいですよ。みんなが国会に関心を持つことが重要ですよ。
はっきりいってショーとしても面白いですしね。
さて毎日毎日めったにみないものを見させていただいております。
今日は共謀罪の法務委員会もあって、この話題は共謀罪関連での山尾さんの議論を追うのにも役立つかと思います。
昨日の参議院の厚生労働委員会で、精神保健福祉法の改正案の審議中ですが、社民福島瑞穂議員、民進石橋通宏議員らが激怒されておりました。
昨日突然「法案の改正の趣旨の最初の二行が削除された」というのです。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
の4月13日、厚生労働委員会。
特に見て欲しいのは、参考人意見聴取の桐原さん、池原さん、参考人質疑、福島さん、牧山さん、通常の質疑、石橋さん、倉林さんあたりでしょうか。
http://www.asahi.com/articles/ASK4F7DNJK4FUBQU014.html
このニュースを見てもその重要性がすぐわかる、という人はほとんどいないのではないでしょうか。私もよくわかりませんでした。
昨年の津久井やまゆり園での殺人事件を防ぐためにはどうすればよかったのか検討を進める、という安倍総理の指示から始まったものです。これ自体は妥当だと思います。あのようなヘイトクライムを防ぐためにどういう法整備が必要か、という視点は当然重要です。そこで、政府が出してきたのは、やまゆり園の事件の被疑者が一時措置入院を受けていたことから、病院、福祉事業者、自治体(警察)らが措置入院退院後の情報の共有をする、という改正案でした。
法律を制定する、という行為は、一般にさまざまな権利を抑制する可能性があることから、どのような現実の問題についての解決のためなのか、ということをしっかりと整理します。このような現実の問題を立法によって解決できるという一般的事例を立法事実といい、もののほんによると
「法律を制定する場合の基礎を形成し、かつその合理性を支える一般的事実、すなわち社会的、経済的、政治的もしくは科学的事実」(芦部信喜)
ということになっているのですが、この立法事実が、現実社会と合わなくなってきたときには、違憲判決の根拠になることも多いそうです。
「相模原市の障碍者支援施設の事件では、犯罪予告どおり実施され、多くの被害者を出す惨事となった二度と同様の事件が発生しないよう以下のポイントに留意して法整備を行う。」
ということで、塩崎恭久大臣もやまゆり園の事件が立法事実だ、として説明を繰り返したほか、本会議における趣旨説明(経読みといいます)でもやまゆり園の事件の再発を防ぐことをあげていました。
やまゆり園の事件は措置入院時の支援計画の欠如が原因ではなく、また被疑者の自己愛性パーソナリティ障害や措置入院にいたった妄想と事件の因果関係も明らかではなく、なぜ措置入院中に支援計画に警察を介入させる根拠になるのか、と批判してきました。
「相模原市の障碍者支援施設の事件では、犯罪予告どおり実施され、多くの被害者を出す惨事となった二度と同様の事件が発生しないよう以下のポイントに留意して法整備を行う。」の一文が削除されました。つまりこれを立法事実として維持するのは難しいと政権側が判断したということでしょうか。
この石橋議員の質疑を見る前に、ぜひ弁護士の池原さんの参考人意見をご覧になって、この措置入院制度自体の問題点を把握されておくとよいかと思います。
池原さんのお話はめちゃくちゃわかりやすかったので、聞けば一発なのですが、一応整理しておくと
・障害者権利条約においても、現状の自傷・他害を根拠にした強制入院措置が禁止されている
・措置入院を受ける人というのは、実はDVなどの場合もあるし、一般にイメージされる精神疾患とは異なる。相模原の例はむしろ例外的。警察の介入はこういった人たちに無期限の監視をつけかねない。
・本人の意思に反した入院は、反治療的性格があり、措置入院経験者が、治療拒否に陥るケースが多い。本人の意思を抜きに治療計画を決定できる今回の制度は問題が大きい
・通院を事実上強制する措置に治療的効果はないのにも関わらず、この通院義務化を法制化した後、患者の自殺既遂が数倍に増えている。
・現在まで医師が判断を行うことになっていたものに行政を参画させたところで、行政は現状で精神疾患患者へのフォローができていないので、医師の隔離拘束への責任感を軽いものにする効果しかない。
権利条約の制定過程で「自傷・他害の危険性"のみ"での強制措置の禁止にできないか」という日本政府の提案(却下)から漂うアレ臭よ・・・。
福島議員も石橋議員も、立法事実を撤回したのにも関わらず法案を維持するのはおかしいでしょう、ということで、法案の撤回を求めています。私は素人なのではっきり断言はできないですが、もし他にも立法事実があることをはっきり示すことができるのであれば、複数ある立法事実のうちひとつを撤回することで、すなわち法案を撤回すべきかどうかはわからないですが、少なくとも今まで立法事実だとしてきたものを撤回した以上、新たに提示する必要性は当然あるだろうと思います。
しかし塩崎大臣の答弁では、やまゆり園を契機に全国での状況を調査した結果、措置入院後の治療計画がはっきり立てられていないことがわかった。兵庫県の担当者は治療計画を立てることが大切だといっている、ということにとどまっており、ちょっとこれは無理だろうと、私感では思いました。ただし、この措置入院周り以外の改正については、スケジュールにのっとった改正なので、個人的にはここを除けば、法案を出しなおせば、問題ないのかなとも思いました。この辺りは法曹関係の方のご意見が聞きたいと思いましたね。
しかし措置入院からの退院後の計画を立てることそのもの、改正案によって何がどう改善するのか?という説明はまったくされていないので、やはりこの部分は削除するしかないんではないかな、とは思いますが。
「都道府県等は、措置入院者が退院後に社会復帰の促進等のために必要な医療その他の援助を適切かつ円滑に受けられるよう、原則として措置入院中に、精神障害者支援地域協議会において”関係者と”協議の上、退院後支援計画を作成」する、ということになっている、この関係者に本人を含むのではなく、「本人と関係者」に変えないと、本人の意思が提示できない場合、本人意思に関わらず、協議会の決定によって病状等の個人情報を警察に提供されてしまう恐れがある、という懸念は極めてもっともでしょう。完全に人権問題だと思いますので、確たる立法事実を提示できないとするのであれば、憲法との整合性はどうなるのでしょうか。
塩崎大臣は「関係者は当然本人を含む」という答弁をしていましたけれども、じゃあ明記しろよというのは当然の主張ではないでしょうか。
われらがはてなブロガーでもあるlawkus先生のツイートに強く共感しましたが、
下記引用は凶器準備集合罪の審議過程における唐澤俊樹法務大臣の答弁だが、このあとめちゃくちゃ労働運動に適用されたことは周知のとおり。 https://t.co/xhjvi2U7pv— ystk (@lawkus) 2017年3月21日
俺は共謀罪にはほとんど興味がない(だから今まで言及したことも多分ない)のだが、政府は審議過程でどう答弁していようと成立後はこれに拘束されず、条文解釈上可能な限度まで幅広く適用するに決まっているので、皆それを前提に賛否を決めるべきであるということは間違いなく言える。— ystk (@lawkus) 2017年3月21日
これはどういう法律にもいえるよね。
何で明記すればいいだけのことをやらないかというと、まず精神疾患のある人が転居したときなどに、自治体間での情報共有をしたいという欲求(ストレートな差別)、本人の意思確認が困難な場合などに、予防拘禁措置としての、措置入院の継続を警察主導でやりたいのではないか、という疑問がぬぐえないです。
共謀罪に関する山尾議員と金田法務大臣の議論(2月9日の衆院予算委員会など)で、共謀罪の立法事実としてだしてきたものが現行法律で対応できることを示し、立法事実がないのではと問いただしておりますし、先年の平和安全法制の議論でも、さまざま話題になったところです。
「絶対にアメリカの戦争に巻き込まれることはない」発言の正否が問われそうな状況にもなっておりますが、共謀罪に関しては、安倍総理、金田大臣がなんと答弁しようが、全部条文に基づいて議論すべきだろうと思いますし、そうとしか読めないように書いてあるか、というポイントで見て欲しいなと思います。
これでいいのかな?
ごめん、やっぱやめました
つむじ風が吹いた。
17日午後1時半ごろ、栃木県下野市でつむじ風が発生した。人が歩くのと同じくらいゆっくりとしたスピードで住宅街を移動し、けが人はいない。つむじ風は、春先の日差しが強い日に、少し強めの風が吹くと発生しやすいとされている。
http://www.news24.jp/articles/2017/03/17/07356767.html
相模原でも。
畑の土を巻き上げる大きなつむじ風の様子をカメラがとらえた。13日午後1時前、神奈川県相模原市の相模原総合高校近くで撮影された映像には、つむじ風が畑の黒い土やビニール袋などを空高く巻き上げながら移動していく様子が映っている。
http://www.news24.jp/articles/2017/02/13/07354019.html
発生要因はわかっているようだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%B5%E6%97%8B%E9%A2%A8
わたしは、つむじ風が立ち上る瞬間に立ち会いたい。そして徒歩で追いかけたいのである。「ふー」ってしてみたい。指でちょんちょんってしてみたい。
この増田は、相模原市民としては、もぐりだね。相模原市民の常識を何も知らない。
> だいたい横浜線といいながら横浜駅の一個手前で止まるのはなんなんだ。くそだ。
止まらないよ。
たしかに、横浜戦は横浜駅の一つ手前で途切れるが、そこから先は直通の京浜東北線に乗り入れをしているから、横浜駅までは直通で行けるんだ。下記を見ろ。
横浜駅まで 36分
人口は
大阪市 2,705,262人
名古屋市 2,302,696人
横浜市 3,732,616人
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%B8%82
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%B8%82
相模原市 721,686人
だから、桁違いだし、ひがむのは仕方ない。
ちきりんの
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20161017
を見て、じゃあ政令指定都市はどうなっているんだと単純に疑問に思い調べてみた。
政令市名 | 市長名 | 生年 | 回数 | 経歴 |
---|---|---|---|---|
網掛け= | 女性市長 | 70歳以上 | 5期以上 | 中央官庁出身 |
札幌市 | 秋元克広 | 昭和31年 | 1期 | 市職員 |
仙台市 | 奥山恵美子 | 昭和26年 | 2期 | 市職員 |
さいたま市 | 清水勇人 | 昭和37年 | 2期 | 県議会議員 |
千葉市 | 熊谷俊人 | 昭和53年 | 2期 | NTT、市議会議員 |
川崎市 | 福田紀彦 | 昭和47年 | 1期 | 県議会議員 |
横浜市 | 林文子 | 昭和21年 | 2期 | 日産、ダイエー |
相模原市 | 加山俊夫 | 昭和20年 | 3期 | 市職員 |
新潟市 | 篠田昭 | 昭和23年 | 4期 | 新聞記者 |
静岡市 | 田辺信宏 | 昭和36年 | 2期 | 市議会議員、県議会議員 |
浜松市 | 鈴木康友 | 昭和32年 | 3期 | 衆議院議員 |
名古屋市 | 河村たかし | 昭和23年 | 2期 | 衆議院議員 |
京都市 | 門川大作 | 昭和25年 | 3期 | 市職員 |
大阪市 | 吉村洋文 | 昭和50年 | 1期 | 弁護士、市議会議員 |
堺市 | 竹山修身 | 昭和25年 | 2期 | 府庁職員 |
神戸市 | 久元喜造 | 昭和29年 | 1期 | 自治(総務)官僚 |
岡山市 | 大森雅夫 | 昭和29年 | 1期 | 建設(国土交通)官僚 |
広島市 | 松井一實 | 昭和28年 | 2期 | 労働(厚生労働)官僚 |
北九州市 | 北橋健治 | 昭和28年 | 3期 | 衆議院議員 |
福岡市 | 髙島宗一郎 | 昭和49年 | 2期 | キャスター |
熊本市 | 大西一史 | 昭和42年 | 1期 | 商社、県議会議員 |
こうして見ると、中央官庁出身者は20人中3人で多くはない。全員中国地方近辺というのは偶然か。
多いのは地方議員(6人)と自治体職員(5人)で合計すると過半数だ。
やはり地方の行政組織や選挙(政治)に密着しているのは強みなのだろう。
民間企業経験者は5人(うち2人はその後、地方議員経験あり)、女性は2人と、
ちきりんの言う「改革派」市長ばかりではないだろうが、都道府県知事と比較してみると概ね、
・若い
・期数が短い
・中央官僚は少ないが、政治・行政出身が多いことは変わらない。
というのは確かだ。
この結果として、非都市部と比べて、住民が利益を受けているのか、不利益を受けているのか、
あるいは、中央と対峙しているのか、そうではないのか、といったことは、よく考えてみると、
とても面白いのではないだろうか。それに、各都市の構造も一様ではない(大阪市と浜松市では中枢性が違いすぎるように)。
また、都市の中の都市である、東京23区の首長の経歴がどうなっているのかも、調べてみると興味深いだろう。
ぜひ誰か調べてみてほしい。
そもそも笑える状況なわけでね
相模原市の事件を受けて、様々な意見が出ていて、いろいろと考えさせられています。
とくに「重度の障害を持つ方に対するケアワーカーの陰性感情」についての議論には、様々な方向から風が吹き荒れているようにも感じました。
そこで私は、今回の事件を受けて「感情労働」とケアワーカーのメンタルヘルスについて、少し整理してみようと思いました。
(様々な論点があると思います。犯人の病理などについては僕には分かりかねる部分が多すぎるので言及は避けます)
感情労働(Emotional Labour)とは 1983 年アメリカの社会学者A.R.ホックシールドにより提唱された概念です。[1]
感情労働は――肉体労働や頭脳労働と同様にーーその「感情」が賃金と引き替えに売られるのです。
言い換えれば、感情労働を行う労働者は「上手にその感情を管理し、それを提供し、自らの感情と引き換えに雇用者から賃金を得ている」とも言えるでしょう。
この感情労働を行う労働者としてホックシールドは,客室乗務員、さらに教師や看護師なども例として取り上げていました。
さて、私自身も経験がありますが、重度の障害を持つ方に対し、長期間の日常生活ケアを行っていると「穴を掘っては埋める」作業を毎日しているような気持ちになることがあります。
そんなときに患者(あるいは利用者の場合もありますが、ここでは患者と統一して表記します)に対して陰性感情がムクムクと湧いてきます。
これは、患者自身が強烈なストレスや混乱の中にいて、言い様のない攻撃性を援助者に向けていることとも関連します。
患者が抱えるストレスや混乱と同じような感情を看護者は感じてしまうのです。
「なんで、言うことを聞かないんだ!」「どうして、噛みつくの!」「何度言ったらわかるの!」と心のなかで大きな声で叫んだことは数えきれないほどです。
ケアする人とされる人の間にはーーもちろん、その関係に限ったことではありませんがーー「感情の対称性」があります。
(逆に考えれば、「自分自身の感情から患者の感じていることを推察することができる」ともいえます。)
こうした無意識プロセスを理解をすることは自身の感情をコントロールするために役に立ちます。
しかしながら、このことに一人で気がつくことは、かなり困難であると私は考えます。
感情労働の概念や、感情の対称性について、ストレスマネジメントについての十分な教育や、あるいはスーパーバイザーを交えたデブリーフィングセッションを行っていく必要があると思うのです。でも、現実には、そうしたことはケアワーカーの間では殆ど行われていません。
積み重ねられた陰性感情は、罪悪感や攻撃性、無力感に変化していきます。学習された無力感は自尊感情の低下や自己効力感の低下も引き起こします。
そして、それらはある日、まるで波が引くようにものすごい力で『反転』することがあるのです。
また、前述までと矛盾するようですが、近年の研究では「感情労働は一概にメンタルヘルスに対して悪影響となるものではなく、顧客やスタッフとの相互関係から職場にとって良い影響も与えうる」ともいわれるようになってきています。その肯定的な側面として達成感の向上や患者とのつながり感覚を強めること、職務満足感を高めることなどが述べられているのです。
「よくコントロールされること」「よいものとして認知されるようにすること」が大切なのだと私は思うのです。
介護労働者の待遇改善などの労働衛生管理については各所で述べられている通りだと私も思います。
しかし、ケアワーカーのメンタルヘルスに関しては金銭面だけでは解決できないものもあると私は考えているのです。
私は、今回の事件そのものや犯人に対して、ある種の憎らしさや強烈な嫌悪感を感じています。
当然、許されることではありません。
ただ、私は同時に、どうして今回のような凶行に至ったのかにとても興味があるのです。
自分自身が、同僚が、家族が、被害者・加害者にならないようにするために。
社会としてどうしていくべきか。
ケアワーカーのメンタルヘルスに関してはどう捉えたらよいのか。
わたしたちがコントロールできることとコントロール出来ないことはなにか。
リエゾンなどに携わる専門職が率先し、十分な議論を行い、実施可能な具体策を挙げていけるといいなあと僕は思ったり考えたりしています。
武井麻子先生は『感情と看護』[2]の中で、Winnicottを引用しています。(P.263)
「ウィニコットは、無慈悲にも自分を怒らせる赤ん坊をケアする母親について、このようなことをいっています。
母親は赤ん坊を憎むことを、それをどうこうすることなく容認できなければならない。母親は赤ん坊に対して憎しみを表現することはできない。[中略]母親に関して最も注目すべきことは、自分の赤ん坊によって大いに傷つけられながら、子どもに報復しないで大いに憎むことができる能力、そして後日にあるかもしれない報酬を待つ彼女の能力である。
同じようなことが看護師にもいえるのではないでしょうか。自分を傷つける者(それは患者であるかもしれませんし、そうでないかもしれません)を憎むことを看護師は容認しなければならないのです。」
<参考文献>
[1] A. R. Hochschild, 室伏亜希と石川准, 管理される心―感情が商品になるとき. 2000.
[2] 武井麻子, 感情と看護―人とのかかわりを職業とすることの意味 (シリーズ ケアをひらく). 2001.
[3] パム・スミス, 武井麻子と前田泰樹, 感情労働としての看護. 2000.
[4]Huynh, T., Alderson, M., Thompson, M. (2008)Emotional labour underlying caring: An evolutionary concept analysis. Journal of Advanced Nursing, 64(2), pp.195-208
相模原市で起きた障害者施設殺傷事件、よくわからないなぁと思う。
容疑者は事前に、実際に殺傷が行われた施設ともうひとつの施設の名前をあげて、犯行予告をしていた。しかもご親切に、「職員の少ない夜中にやる」とまで書いてた。
それならもうちょっと、なんとか出来なかったのかな、と思う。
・そんな危険人物は、犯行を予告していた夜中だけでも拘束しておく
・少なくとも両施設は夜の警備員数を増やし、警察のパトロール巡回も増やすなどの対策をとる
とか。(これはできたのじゃないかと思うんだけど。当日、施設内にいた警備員は一人で、犯行が行われている最中仮眠をとっていたとか)
監視カメラなんか何台増やしても意味ないでしょ。カメラは不法侵入者を攻撃してくれるわけではなく、ただ彼(彼ら)のすることを記録するだけなんだから…。監視カメラつける資金を警備員雇う資金に回したほうがまだよかったのではと思う。
大麻をやっていたっていう情報があるから、それによって引き起こされる病症かもしれない…。
そもそも、障害者を安楽死させろと思っているような人が、どうして、支援施設なんかで働こうと思ったのか、そこも不思議で。
そこしか就職口がなかったのか、それとも端から何かを(たとえば今回のような事件を起こすことを)想定して、内部の構造や事情を探るために就職したのか…。
不思議だなぁ。
なんでもかんでも精神病で片づけないでほしいと思うけどね。
もしこの容疑者が精神鑑定で無罪(無罪…?)になるようなことがあるなら、一生、窓に格子がはまった病院から出られないようにすべき。(今は規制が厳しくてそんな病院ないかもしれないけど、ないなら作るべき)
なんで、ただ懸命に生きていた不特定他者の人権を侵した犯罪者の人権が守られなきゃいけないの? そんなものはただちに剥奪してやればいい。
あっけなかったな。
やっぱり"ただの狂った"ネトウヨか。
目的を遂げても遂げなくても
奴はそうした気高い志とは無縁で
本当に罪深い連中だと言わざるを得ない。
障がい者大量殺害、相模原事件の容疑者はネトウヨ? 安倍首相、百田尚樹、橋下徹、Kギルバートらをフォロー
http://lite-ra.com/2016/07/post-2447.html
そもそも、今回の事件に関しては、「容疑者はネトウヨ」というほうがまだ事実に近いのではないか。
たとえば、容疑者がツイッターでフォローしていた有名人を見てみると、安倍晋三、百田尚樹、橋下徹、中山成彬、テキサス親父日本事務局、ケント・ギルバート、上念司、西村幸祐、つるの剛士、高須克弥、村西とおると、ネトウヨが好みそうな極右政治家、文化人がずらりと並んでいる。
また、その中身も、最近、右派発言が目立つ村西とおるの「米軍の沖縄駐留は平和に大きく貢献している、米軍がいればこその安心なのです」という発言をリツイートしたり、「在日恐い」「翁長知事にハゲ野郎って伝えて!!」といった、ネトウヨ的志向がかいま見えるツイートも散見される。
奴は、自民党のJ-NSC(自民党ネットサポーターズクラブ)にいた
という説もある。真偽はわからない。
だが、自民党のJ-NSCが奴のようなネトウヨサポーターを利用し
歓迎していたのは事実だろう。
事件を起こす前までは。
奴は「障害者なんていなくなればいい」と言っていた。
かつてドイツ第三帝国は、
少なくとも知的障碍者や身体障碍者など20万人を殺害して殺した。
T4作戦
https://ja.wikipedia.org/wiki/T4%E4%BD%9C%E6%88%A6
生きるに値しない命
そういう意味で言うなら、奴は
ナチス的な心情にも感化されていたとも言える。
ちなみに「ナチスに学べ」と言っていた麻生太郎の所属党である自民党は
「ネット対策特別チーム Truth Team」を作り、現在も運用しているが
「謝罪したい」と謝意を表明した相模原市障害者施設刺殺事件容疑者よりも
彼らはおそらく本気でそう思っているし
そして近い将来それを実行するだけの政治力が今の彼らにはある。
障がい者抹殺思想は相模原事件の容疑者だけじゃない! 石原慎太郎も「安楽死」発言、ネットでは「障がい者不要論」が跋扈
http://lite-ra.com/2016/07/post-2449.html
戦後最悪レベルのとんでもない凶悪な事件だけに、容疑者の異常性に注目が集まるが、残念ながら容疑者の“弱者を排除すべし”という主張は現在の日本社会において決して特殊なものではない。
石原慎太郎は、都知事に就任したばかりの1999年9月に障がい者施設を訪れ、こんな発言をした。
「絶対よくならない、自分がだれだか分からない、人間として生まれてきたけれどああいう障害で、ああいう状況になって……」
「ああいう問題って安楽死なんかにつながるんじゃないかという気がする」
ほとんど植松容疑者の言っていることと大差ない。舛添のセコい問題などより、こういった石原の差別発言のほうがよほど都知事としての資質を疑いたくなる。しかし、当時この発言を問題視する報道は多少あったものの、そこまで重大視されることはなく、その後、4期13年にわたって都民は石原を都知事に選び続けた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160726-OYT1T50083.html?from=y10
「子供が大好きな好青年がなぜ」。植松容疑者を知る人たちは一様にショックを受けた様子だった。
相模原市の学校関係者によると、植松容疑者は大学時代の2011年5月30日から約1か月間、
地元の小学校に教育実習に来ていたという。当時、植松容疑者の指導を担当していた女性教諭は
「4週間休まずに実習に来ていた。穏やかな様子で子供と一緒に遊んでいた」と話す。
本人を知らない無責任な発言だけど、彼は、本当の意味では介護職に合わなかったんじゃないかと思えるよ。
誇大妄想というか、宗教にのめりこみそうなタイプ。自分はすごいんだみたいな。時期が違えば、オウム信者になっていたかも。
そういえば、オウムの指名手配逃走者は相模原市に逃げ隠れていたんだったっけ。相模原の奥地ってちょっとそういう土地なのかな、場末感ただようような。。
現場は相模原とは言っても、10年前に相模原市に合併されるまでは津久井郡相模湖町で、旧い住所見ればわかるとおり田舎ですよ。少なくとも都市部とはいえない。
痛ましすぎる。
多少障害者福祉に関わる者として、これだけは吐き出さなくては、悲しすぎるので、増田で書こうと思います。
極刑回避のロジックとして、加害者が精神疾患(障害)であるとの主張をしないでください。
論理と言葉を尽くして司法の裁きを受け(たとえそれが不完全な司法であろうとも)、妥当な罰を受けてください。
もし、今回の加害者が、精神疾患(障害)で責任能力のある/なしが問題になると、結果的に障害者雇用の大きな受け皿が失われるんじゃないかと危惧します。
具体的には、精神疾患などの既往歴のある者は、今後福祉施設で働けなくなる可能性がある、ということです。
今回の事件を再発させないために、今後どんなこと対策が考えられるでしょうか。
建物を頑丈にする?
それもそうかもしれません。
でも、手っ取り早い答えは、「精神疾患(障害)既往者を雇用しない」。
もちろん、障害者差別禁止法に抵触するので、公には主張できないでしょうけど。
以下の資料を見てください。
その9ページ目。
「(4)産業別実雇用率」では、医療・福祉分野が2.30%と圧倒的に多くなっています。
障害者を雇用する業界として、医療福祉分野は断トツに多いんです。
これはどういうことなのか。
福祉を利用する障害者が社会復帰としての就職(就労という言葉を使います)を考える際、高い確率で医療・福祉業界を志すことが多いのです。
もちろん、社会人として働いていた方は元の職場、業種に戻りたい方が一番ですが、次に多いのが
と考えることです。
福祉のケアを受けた人がそう考えるのは、ごくごく当たり前のことです。
でも、大体の人は、福祉施設には就職せず、別の軽作業や清掃などの仕事に就職していきます。
福祉の世界で働きたい、という希望を受け取った場合、私は、こんなことを話し始めます。
「それは素晴らしいことです!」
「あなたの経験した苦しみは他者の経験している苦しみとは違う。だから、あなたが味わった苦しみで他の人を理解したり、助けたりすることはできない。どうしてもというのなら、まずあなたが学ぶことから始めなくてはいけない」
「きついことを言うけど、自分より苦しい人を見て優越感を持ちたいだけではないか?」
どこまでも平行線の人
さまざまな人がいます。
それぞれに違う言い方、話の進め方をしてみたり、現実に体験させてみたりなど、試行錯誤を行います。
よくよく考えればわかることです。
どんなハードな手術や病気を乗り越えたからと言って、患者だったものがすぐに医師や看護師になれるわけないのです。
どこまでも理解にたどり着けない人には、違う業界へ興味を持つように仕向けたりします、
それでも、医療・福祉の世界で働きたいという願いは、社会へ参加する機会を得ることができなかったり、得てもやむを得ず失わざるを得なかったりした人にとって、社会という外界に興味を持つ「最初の業界」なのです。
ですからどうか、精神疾患(障害)の当事者が、医療・福祉の世界で働きたいと、せめて前向きに検討できるくらいの余地を残しておいてください。
(合計点:85.5点、安全性23.5点、利便性16.7点、コスト・パフォーマンス23.1点、公共サービス充実度22.2点)
(合計点:71.3点、安全性24.4点、利便性21.1点、コスト・パフォーマンス13.5点、公共サービス充実度12.3点)
(合計点:71.1点、安全性22.2点、利便性11点、コスト・パフォーマンス21.9点、公共サービス充実度16点)
(合計点:65.2点、安全性15.9点、利便性19.8点、コスト・パフォーマンス11点、公共サービス充実度18.5点)
(合計点:61.7点、安全性9.1点、利便性16.2点、コスト・パフォーマンス19.3点、公共サービス充実度17.1点)
(合計点:60.4点、安全性6.7点、利便性14.5点、コスト・パフォーマンス17.4点、公共サービス充実度21.8点)
(合計点:60.2点、安全性14.9点、利便性13.3点、コスト・パフォーマンス23.4点、公共サービス充実度8.6点)
(合計点:59.3点、安全性12.5点、利便性19.6点、コスト・パフォーマンス21点、公共サービス充実度6.2点)
(合計点:58.8点、安全性20.2点、利便性12点、コスト・パフォーマンス5.1点、公共サービス充実度21.5点)
(合計点:56.4点、安全性13.2点、利便性17.5点、コスト・パフォーマンス1.1点、公共サービス充実度24.6点)
(合計点:55.5点、安全性24.1点、利便性10.5点、コスト・パフォーマンス9点、公共サービス充実度11.9点)
(合計点:54.9点、安全性20.5点、利便性10.2点、コスト・パフォーマンス18.5点、公共サービス充実度5.7点)
(合計点:52.4点、安全性21.3点、利便性2.2点、コスト・パフォーマンス19.7点、公共サービス充実度9.2点)
(合計点:51.6点、安全性2.5点、利便性10.4点、コスト・パフォーマンス19.6点、公共サービス充実度19.1点)
(合計点:48.3点、安全性4.8点、利便性19.9点、コスト・パフォーマンス22.5点、公共サービス充実度1.1点)
(合計点:48点、安全性14.1点、利便性20.5点、コスト・パフォーマンス12.2点、公共サービス充実度1.2点)
(合計点:47.8点、安全性23.5点、利便性1.7点、コスト・パフォーマンス5.4点、公共サービス充実度17.2点)
(合計点:47.1点、安全性5.7点、利便性4点、コスト・パフォーマンス20.1点、公共サービス充実度17.3点)
(合計点:46.8点、安全性15.7点、利便性7.6点、コスト・パフォーマンス3.5点、公共サービス充実度20点)
(合計点:45.9点、安全性1点、利便性16点、コスト・パフォーマンス21.1点、公共サービス充実度7.8点)
(合計点:45.7点、安全性8.9点、利便性21.1点、コスト・パフォーマンス9.8点、公共サービス充実度5.9点)
(合計点:44.7点、安全性19.3点、利便性12.2点、コスト・パフォーマンス11.3点、公共サービス充実度1.9点)
(合計点:44点、安全性8.7点、利便性6.3点、コスト・パフォーマンス9.5点、公共サービス充実度19.5点)
(合計点:42.6点、安全性20.4点、利便性1.3点、コスト・パフォーマンス0.3点、公共サービス充実度20.6点)
(合計点:41.9点、安全性6.2点、利便性15.7点、コスト・パフォーマンス18.2点、公共サービス充実度1.8点)
(合計点:38.1点、安全性23.4点、利便性7.6点、コスト・パフォーマンス2.8点、公共サービス充実度4.3点)
(合計点:36.7点、安全性9.6点、利便性2.5点、コスト・パフォーマンス9.5点、公共サービス充実度15.1点)
(合計点:35.6点、安全性12.2点、利便性11.8点、コスト・パフォーマンス5.9点、公共サービス充実度5.7点)
(合計点:28.7点、安全性7.4点、利便性5.2点、コスト・パフォーマンス2.9点、公共サービス充実度13.2点)
(合計点:23.5点、安全性1.6点、利便性4点、コスト・パフォーマンス0.9点、公共サービス充実度17点)
よく考えると当然だが、逃走指名手配犯が逃亡していた場所は沖縄より、東京や大阪などの人口の多い都市部やその周辺近郊の方が多い。
逃走犯が沖縄で捕まると「なぜ沖縄?」と思うが、関東や関西などの都市部で捕まっても「なぜ東京?」「なぜ大阪?」とはあまり思わない。
指名手配犯の逃走地としての沖縄がニュース等で出てくると印象に残りやすいのだろうと思われる。
もし合理的に隠れやすく誰も自分を知らない遠い場所を探すのであれば、関東在住は関西へ、関西在住は関東の遠い地域の人混みの中へ隠れる方が見つかりにくいと考えるのが自然。
都会の他人に対する無関心さも隠れるのに最適。
観光客の数も沖縄より東京や大阪の方が遥かに多い、観光客のフリをして隠れ易いのはむしろ都市部。
有名な指名手配犯の逃亡先
共通する特徴は、基本的に自分の出身地や居住地から遠く、人口の多い都市部に10年以上などの長期間潜伏している
沖縄は逃亡する犯人は少ないし、そもそも逃亡場所に向いていない。誰の助けも借りずに単独で長期間潜伏する場合は特に向いてない。