はてなキーワード: レポートとは
(アルコールの入った頭で書く適当な文章だということをご承知ください。でも僕の現実しか書いてないです。)
僕は都内の某私立大学(偏差値.bizだと偏差値は65らしい)を中退せざるを得なくなった。
留年、休学を含めて4年間は在籍してた。
理由は2つ
やりたいことがなかった。
人間関係が下手くそ過ぎて耐えられなかった。主な理由はこっち。
勉強は嫌いではない。今でも数学なんかの教科書を解いたりするけど、わからないものがわかるようになるのは楽しいと思う。
なのに中退するはめになったのは正直つらいと思うところもある。
自分としては本命の国公立ではなかった。本命は東工大。数学1問分で落ちた。
でも周りの人間は滑り止めの私大でも受かったのは立派なんだから進学しろと勧めてきた。本当はここで断るべきだったのだ。
結局実家は田舎の裕福ではない家庭なので、奨学金を借りて進学することになった。
まぁ普通に卒業できるし就職もできるだろうし奨学金を借りてもいいだろう。そんな見込みは4年間でぶち壊されてしまったのだが。
僕の4年間は自身への失望、と社会不適合っぷりに直面するばかりだった。
人間関係が壊滅的に下手くそだった。高校までは偶然仲良くなれた、しかも向こうから興味を持ってきてくれた、そんな友人のおかげで、苦労なく過ごせていたということをここで初めて自覚する。
自己コントロールが下手くそなので能力的に達成できるレポートも貯めこんでできなくなることもあった。
人間関係がほとんどないので助けを頼ることもできなかった。他人を頼るのは恥ずかしいと感じる部分も大きい。
バイトもした。ここでも自己コントロールの問題で、当日欠勤をしたりして長続きしなかった。中途半端に根が真面目なせいで、関係を持った人を傷つけたことに関しても申し訳なくなった。
東京での家賃が払えなくなる、親切な知人に借金をするはめになった。この時にはすでに下で述べる過程を経て働く気力はすでに失せてしまっていた。
いろんな欠点を自覚する。当然直そうと努力はした。でも直せなかった。普通の人にはなんてことないかもしれないのだが僕には大きな壁だった。
こういうところは少しADHDの気があるのかと思い受信したのだが、若干そういう傾向はあるものの診断は出ないという中途半端な奴だった。
[言語性IQと動作性IQの差が大きい(WAISの群指数では処理速度のみが100近辺で他は130近辺)ので意識に対してなかなか体がついてこないとかそういう話をされた。社会人になって仕事がうまく行かなくてメンタルを受信する人には結構こういう傾向があると医師から聞いた。]
この結果僕がどうなったかというと、仕事をしても他者に迷惑をかける、それに僕は耐えられないしそんな思いをしてまで働きたくない、働かざるもの食うべからずというのなら、いっそ殺してくれ、そう思うようになるのは論理的に当然ではないだろうか。
他者に迷惑をかけないための努力がずっと失敗に終わり続けた。そんな中で努力をする気力すらもなくなった。怠惰だと言われればそれまでかもしれない。頑張ったんだから評価してくれというのも甘えだろう。
それでも死ねない、それは親が死ぬなというからだ。「お前がそうなってしまったのは悲しいけれど、死なれるのはもっと悲しい」と言われたら僕の性格上死ねないのである。
ある意味呪いのようなその言葉、死ねない呪いをかけられた僕は現在いわゆる引きこもりニートである。
メンタルの医師に毎日少しでも外出できると良いって言われたけれどそれすらもできないこともある。自分に負けて自分を責める、それを理解していてもなお動けない。なぜなのだろう、どうしてこうなってしまったのだろう。
そんなことを日々考えながら生活している。考え過ぎだよ、と言われることもあるくらいだ。知っているが、それでも考えてしまうのだからたちが悪い。
いろんなことを考えていると世の中への恨み、憎しみのようなものも募っていくことがある。
大学時代、ろくに勉強もしてないけど推薦で入ってきたような奴がレポートやテストのコピーを手に入れて効率よく、卑怯にやり過ごしていった、そんな人間が今立派に就職していたり、
弟が明らかにブラック企業に就職され、すり減っている様子に何もできなかったり、
僕の進学を勧めておきながら、僕がこんな状態なのに気にする素振りも見せない親類だったり。
最近だったら電通のニュースなんかでもめっちゃ心痛めました。(結構共感性は高い方だと思います。アニメとかでも主人公が恥をかくシーンめっちゃきついし)
幸せになれると社会に思い込まされて、奨学金借りて進学したのに社会不適合者の自分はやっていけなくなって辞めるはめになって、返せる気のしない奨学金だけが残った、社会に騙されたこの怒りは、一体どこへぶつければよいのだろうか。
どうして僕がこんな思いをしなきゃいけないんだ。ふざけるんじゃねえ。こんな世の中は狂ってる。なんて、ちょっと踏み誤れば反社会的集団に入ってしまいそうなくらいにメンタルボコボコにされてます。
確かに僕にも悪いところはあるんだけど、僕だけが悪いのかな、なんて感じちゃうんですよね。
助けてくれなんて言いません、自分を客観視して助ける価値のある人間だとも思いませんし。でも、世の中にはこういう人間も結構いるんだぞってことを、知ってもらえれば嬉しいですかね。
それでいてこういう人間でも救ってやりたいと思ってくれる大富豪がいたら最高ですかね。笑
引きこもりニートだって辛いんです。でも僕らにとっては普通の人のように生きるのもめちゃくちゃ辛いことなんですよ。
脈絡のない適当な文章になっちゃった感じがしますけど、まぁ吐き出したい思いはだいぶ吐き出せたかな。
このあたりで筆を置きたいと思います。(PCでの文章で筆を置くって少しシュールですね)
こんな適当な文章を最後まで読んでくれた方に感謝を。そして、あなたが少しでも幸せであることをお祈りいたします。
以上。
そうですね。ディベートとかするのには相応しいと思いますが、何の問題解決にも向かわない点で、女性学(というもの自体あるかどうか疑わしいのですが)の学術的な意味はないですね。
実のところ、トラバを繰り返しながら本心では「これは思考実験以上の価値はあるかなー」とか思いつつ、また、仰る内容に概ね同意しつつも敢えてアンチテーゼを提示していただけなので、
凄く前に指摘(揶揄)されていたように「レポートとして点数をつけてもらうための格好の題材」程度の扱いなんだと思います。
「そうですね」
「ちょっと聞かせてもらえる? 『女性学は学問としては成り立ってない』ってどういうこと?」
「……うん、続けて」
「あ、もちろん男性主導って意味じゃないですよ? 『なんで男性は女性を抑圧してきたのか』を男性自身が考える、その視点が足りないと思うんです。先ほど受けた授業は、『女性はいかに男性から抑圧されてきたか』という女性の声を聞くものでした」
「そうね。女性割礼や人身売買のVTRを中心にした授業でした」
「確かに女性は男性から抑圧されてきた歴史があります。でも、抑圧されたと主張するだけではどうにもなりませんよね。どんな社会構造が何故女性を抑圧する仕組みを作り、それを男性が是としてきたか。それを考えていかなきゃいけないんじゃないかと」
「そうでしょう。抑圧しているのは男性なんですから。抑圧している側が、何故抑圧を是としているのか、それを解き明かさそうとしないで、『女性学』に学問としての体裁は立たないと思います」
「あざっす」
10年以上前の話で、当時の教授はテレビにもちょこちょこ出てるような、うちの大学ではかなり有名な方に入る人だった。
今なら分かるのだが、自分の言っていたことは「人類には早過ぎた」のだ。そこまで持って行きたくても、持っていけない。当時のフェミニストたちは、そこをもどかしく思いながら、女性に啓蒙するしかなかったのだ。
自分たちは虐げられてることを是とはしていない、と、声を上げ続けなければいけない。まだ、「その段階」だったのだ。
だから教授は自分のレポートに満点をくれたのだと思う。少なくとも、「もう少し進んだ話」では正しかったのだろう。
「今まで優先される立場にあった人間は、平等な立場に置かれると、自分が冷遇されたと感じる」
だから、一足飛びで「今までお前らは余りにも優遇されまくってました。だから、今日からは同じ扱いにします」なんてのを受け入れられるほど、人類は強く賢く出来ていないのだ。
今の人類は、「今までお前らが殴ってた相手には同じくらいの殴り返してくる力があると証明されました。さあ、分かったら存分に殴り合いましょう」という階梯であり、ここからまたしばらく泥沼な戦いが続くのだ。
まだまだ世界史は発展してるなぁ、って感じ。
1.SEOが強すぎる
2.文章が長い
くどい
3.情報が薄い
全部読まなきゃいけない
全部読んでも欲しい情報が書いていない
結果、中身が無いように思える
4.構成が良くない
よくある記事の構成としては、ピンポイントなテーマについて考察がある
「主張したいテーマ、事例、理由、注意点、結論(=テーマ)」という構成
WELQはある領域についての特徴を羅列しているため読みづらい
情報量が多いのに薄いため、質が悪いという印象を受ける
Wikipediaのほうがマシに思える
5.伝聞やコピペが多い
Neverあたりも同じだから、手法としては有りなのかもしれないが
また、3や4と組み合わさって悪化している
(Neverなどはピンポイント)
更に、「良い情報だった結果目立っている」という状態になっていなく
質が悪くともSEOで上に来てしまうため、全体的に質が低い印象を受け「またWELQか」となる
6.画像が多すぎる
画像が多すぎる上にでかくスクロールをいっぱいしなければならない
自ずと「サッと眺める」速度で読んでしまうが、テーマが分散してるので頭に入ってこない
かなり時代錯誤を感じる。ネタであって欲しい。もしかしてITリテラシー低すぎ?というか、好きなソフトウェアは何なんだよ。ノーカンプラ???
高い
"Excel" なら安い。アプリの数百円からデスクトップ版の1.5万程度。ていうか、¥14,526で売ってる。
https://www.amazon.co.jp/dp/B015SMNVAK/
重い
Excelが重いとかどれだけ糞スペ。
よくバグる
それはExcelに限った話ではない。ソフトウェアである以上多少のバグはしゃーない。つかリソースが糞なせいじゃねーの?滅多に落ちないが。
検索性が悪い
ブラウザでOK。
タブ表示が面倒臭い
ショートカットご存知無い?馬鹿?ページスクロールも面倒臭そうだな。見なくていいよ。
バージョン管理システムで管理した場合Diffが見にくい
それはそのバージョン管理システムが糞なんだろ。Diffを見るだけならWinMerge+xdocdiffで普通に見やすいが。馬鹿なの?
嫌ならマクロで一括解除&復元でもしろ。マクロからでも普通に扱えるし、イミフ。罫線も死んじゃうの?
知らんがな。使い方の問題だろ。ExcelじゃなくてWordならいいのか?馬鹿?
お節介な補完がうざい
Excel方眼より良いものがあれば使わないだろ。普及度、使い勝手、トータルでExcel方眼より良いものがあればぜひ教えろ。
むしろ、今の大学でOffice使わないところあるの?マジ?普通の総合大学ならITの授業あるだろ??レポートもOffice使うだろ???
それとも持ってるけど使えない脳足りん系?F欄なのかな。
つか、Excelの話じゃないのか?
最近急にITにかぶれだした会社のオッサンがいるんだがこないだ急に「俺イケハヤみたいになりたいんだよね分かるイケハヤ?」と言い出した
とっさに「誰ですがそれ?」と投げ返したのはナイスカバーだったのかはたまた暴投だったのかオッサンは元気にイケハヤの事を語りだした
イケハヤについての軽いレポートを僕に報告しおわったオッサンは自分もブログで稼ぎたいと言い出した
何でも彼の中ではブログで副収入を得たりあわよくば会社をやめてアフィリエイトで食べていくことがナウくてエモい事になっているようだ
その時は「なるほどそういうのも今の時代はありかも知れませんね」と答えたが僕はそうは思わない
はてなで時折ホッテントリに上がってくるブログ群やグーグルを汚染し尽くしたアフィリエイト目的のサイト達を見ていると、普通に全うな仕事をしてお金を稼ぎそのお金で普通に遊んでいた方がよっぽど幸せだしブロガワナビーよりはまだエモい気がして仕方がない
オッサンはもしかしたら本当にブログを始めてアフィリエイトに手を出し、ゆくゆくははてなにいる互助会とアクセス数に飲み込まれて仕事でもないのに人に媚びて小銭と人間性を取り替えていくような人間に変わってしまうのではないだろうか
そうなる前に僕は止めるべきなのだろうか
いや止める権利なんてないだろう
だけど少しだけ口出ししておいた方が良いのだろうか
男にもいるのかもしれないけど、経験上そういうタイプには女が多かったからここでは主語をでかく女としておく。
たとえば友達関係の付き合いの中で、そいつだけ遅刻が多いとか、レポート移させてもらう回数が極端に多いとか、あといろいろなんか社会常識的にアレなところがあったとしたとき
一応親しい友人として「こういうところは直した方がいいと思う」と軽く助言をしたとする
本当はもちろんこっちだってわざわざ友人関係に波風立てたくないが、グループで迷惑があるので
そうしたらその場では「ごめんね。次から直すね。言ってくれてありがとう」とか言っておきながら
みんなで共有しているSNS(や、他のコミュニティ)で「私は本当にダメな人間」「誰も教えてくれなかった惨めな人生」「生きる価値ってあるのかな」といったネガティブワードをガンガン意味深に書き込み
それでいて自分は環境や生い立ちのせいでこうなったというようなことを暗に匂わせてくる
こういうタイプ、一人だけじゃなく何人も見てきたんだけど何なの?
今までは毎日のように家に来て飯を作って洗い物もしてくれていた。
めっちゃ助かっててかつ飯も美味かった。
ただ、生活習慣が全く合わん。
寝る時間が合わないんだ。
彼女は日付変更とともに寝るが私は3時とかに寝る。
故に自分の時間をとりたいし、課題も山盛りだからどうしてもそうなってしまう。
学生故に部屋が1つしかなく彼女に合わせると電気を消した中レポートを書かなきゃいけない。
あと、惚気ではないんだが寝たいにも関わらず仲良しを要求されるのがかなり辛い。
寝たいのに要求された後は全部してやらなきゃいけない。
もう飽き飽きして距離をおいているんだが、何考えてるかさっぱりわからん。
価値観が違うせいなんだが。
誰か教えてくれ。どうしたら良いか全く道を見いだせん。
気づいてる人も多そうだから今更だけど
カテゴリ名とか要約とか、結論以外のものを書くと非常に分かりづらくなる
・結論①
詳細な説明
詳細な説明
・結論②
詳細な説明
詳細な説明
・結論③
詳細な説明
詳細な説明
・結論④
詳細な説明
詳細な説明
で、この時①②③④が起承転結とか、ストーリーになってるととてもいい
段落レベルでは結論ファーストなんだけど、全体としては起承転結
この書き方だと、①②③④のうち気になる項目から見始められるし、概要をさっと理解できる
流行ってるブログとかキュレーションサイトに載ってる記事は大抵これだから今更だろうけど
たまーに昔ながらの書き方があるので「ウッ読みづらい」ってなる
昔ながらの書き方↓
・カテゴリ①(〜について)
・カテゴリ②
・カテゴリ③
・カテゴリ④
段落のタイトルを見ても概要がつかめず、何か膨大で小難しい話のように感じてしまう
よくやるのはこういうの
・何故◯◯なのか?
経緯
こうした方がいい
・◯◯は△△だ
経緯
面白いんだけど、この書き方ってプログラミングにも似てるんだよね
抽象化して概略が分かるように書く → 詳細の細々した話は目立たない場所に書く(下の階層)
あと仕事におけるレポートとかもこの書き方を意識するだけで見やすくなる
「◯◯の△△について」 → 「◯◯の△△について調査したところ、□□でした」
しかも書きやすいんだよ(先に段落のタイトルだけ書けばいい!)
お試しあれ
Wikipediaって「検証可能性のあること」を書く場所であって事実を書く場所じゃない。んで読み手側もそのまま信用するんじゃなくて出典を確認するなりして検証するべきだ。
なのに「事実を書く場所」だと思って「自分だけが知ってるこの世の真理」みたいなのを書こうとする人と、Wikipediaに書かれてるから事実だと思う人と、Wikipediaに事実じゃないことが書かれてて、信用したら違った場合に怒る人、全員間違ってると思うんだけど。
「Wikipediaは間違いがあるから潰せ」みたいな言説もよく見るけど、そもそも事実が書かれていることを期待するような性格のサイトなのだろうか。
レポートに引用するにしたって、参考文献や出典で出てる本、記事内で言及されてる学者とかの書いた本、そういうのを自分で読んで引用すれば問題ないと追うんだが。
追記:何かおもったより反応がたくさん来てビビってる。
補足すると、検証可能性には「信頼できる情報源」で検証できないといけないとあるので、検証可能な嘘も駄目ですし、間違いをわざと書いてはいけません。積極的に検証可能性のある嘘を書けと言いたいわけではないです。書き手は検証可能性あることを書き、読みては検証をするべきという理想論です。
勿論ほんとは「真実」が書かれるべきだろうけど、そりゃ無理だし検証可能性で済ませるしかないんじゃないかなあと。
このあたりはwikipedia:検証可能性を見ていただくと良いと思います。勿論、現状書き手も読みてもこの精神に反するようなやり方をしていて、これがどうかと思うという話です。特に、検証可能性を守ろうとする編集者を攻撃するタイプの方もよく見かけますから。
2016年8月25日 (木) 22:04 (UTC)のwikipedia:検証可能性(https://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E6%A4%9C%E8%A8%BC%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7)より引用。、
「検証可能性とは信頼できる情報源(例えば、査読制度のある雑誌や新聞)からすでに公開されている情報だけをウィキペディアに記載することで、読者にも検証可能にするということです。編集者が独自に検証できるからといって、それは(一般的な)検証可能性を満たしたことにはなりません。」
つまり専門知識を持ってる人が自分の専門知識を書いたとしても、それが信頼できる情報源になければ、暇人に差し戻されても仕方ないし、所詮はそういうサイトだと思ってみるべきだ、ということです。個人的には、専門家がWPに書くことを期待するよりかは専門家の書いた本を自分で読んだほうが良いと思います。そしてその専門家の書いた本を紹介するのがWPだと思います。
プログラマーとかなら読めるだろうと思いきや、プログラマーの中でも半分は読めない
旧帝大クラスなら読めるだろと思うが、そうでもない(東大クラスは流石に読める)
もちろん程度の差はある
でもバイアスを疑えないというか、出てきたデータを鵜呑みにする
信じた上で分かった風な口を利く
考えてみれば俺も疑い始めたのは2chでボロクソに突っ込まれた後からだ
分かった風な口を利いたあとで指摘されて顔真っ赤みたいなのを3年はやった
あいつらは騙そう騙そうとしてくるから、データを出されると身構えるようになった
やっぱり痛い目を見ないと疑わないようになってしまうんだろうか
当たり前だけど仕事でも統計データというか、数字やデータから事実を読み取るシーンは出てくると思う
じゃあ読めない奴らはどうしてんのか、観察してみたら結局どうにもなってない
間違ったまま報告して、報告された側も間違いを疑わずに信じる
で皆で沈没していく
読める人はダメ出しするんだけど、大抵伝わらない
伝わらないからその人もやっぱり諦める
そんな風にして世の中ちょっとずつずれていく
______
追記:
寝ぼけながら書いたのでもう少しちゃんと書く
統計が深いのはよく分かる
でもそれは数学と同じような話で
ちょっとしたアンケートから、複雑な統計学に至るまでいろいろ含めて「統計」だと思う
俺が気にしているのは
数学で言うところの算数レベルのような、簡単な統計でさえ皆が間違っているという点
http://r25.jp/relationship/00051355/
>6月20日、明治安田生活福祉研究所は、「20~40代の恋愛と結婚」に関する調査結果を発表した。
>報告の中で、20代男性53.3%が「交際経験なし」という結果を受け、
>ネットでは「20代男性の半分が童貞」「交際経験がないだけで非童貞も多い」という二分した議論が巻き起こっている。
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0622/blnews_160622_7568338403.html
>明治安田生活福祉研究所は、全国の20歳から49歳の男女3,595人を対象に「恋愛と結婚」に関する調査を実施し、結果を公表した。
>調査結果によると、20代未婚男性の53.3%、30代未婚男性の38.0%が交際経験なしと回答。
>女性では20代未婚の34.0%、30代未婚の25.7%が交際経験なしだった
未婚の男女に対して行った調査だが
BIGLOBEの記事は、タイトルに「未婚」が抜けていて、R25の記事は記事から「未婚」というワードが消えている。
要は記事の時点で間違っている(あるいは故意にミスリードしている)のだが
R25の記事にもあるように、ネットでは簡単にミスリードされている
データ → 記者も間違うし読者も間違う → 間違ったまま盛り上がる → それを話題にした記事が出る
こういう状態だ
なんか考察だけはそれっぽいところだ
>年収が恋愛・結婚の意識に大きく影響していると指摘している。
>こちらも見逃せないデータだ。
>今回の調査とネットでの議論から、若者の恋愛に対する消極的すぎる姿勢が改めて感じられるデータであったことは確かだといえそうだ。
R25は故意のミスリードかも知れないが、こういう傾向はネットでよく見かけると思う
記事に驚く → 疑わないで信じる → 前提条件で間違う → 考察や結論だけがまとも
このアンバランスさを見かけるたびに「お前何言ってんだよ!」とモヤモヤするんだよね
例えるなら、考察がしっかりしたレポートで足し算間違ってるような感じ
記事を読むときって「それが本当か調べる」行為と「その事実から考察する」行為の両方が必要だと思うんだけど
「それが本当か調べる」行為が抜け落ちてしまっているのか、そもそもその能力がないのか、なんなんだろうなぁ
___
トラバで言われて気づいたけど、たしかにこれって統計というよりは
論証とか批判的思考の話なのかもしれない
「人は数字やグラフを出されると途端に『正しい前提』にしてしまう説」
どうだろ?
「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」(本のタイトル)にも似てるかもしれない
・稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか? ← 話題を前提においている
___
真面目に記事を読んでいないっていう指摘があるけど
半分くらいはそうだと思う
数字に関係しないネタも元を辿れば捏造だったってケースが多いしね
「◯◯が増えてる」って記事に引っかかりを感じるのは俺だけ?
http://anond.hatelabo.jp/20161002040832
Gラン大学エピソードを見かけたので、Zラン大学エピソードも書いておくね。
入学当初、会話がへたすぎて口からも解放という人がいた。死にかけていた。(女
男女関係なくすぐ漏らす。
1年終るぐらいまでこんな感じ。
「ポップミュージックの考察をしてこい」という課題に、「うんこ」の歌詞を規定文字数に足りるだけリピート記述して出したやつがいる。(可
今思えば、死にかけていた。(女
「僕は"大小限らず漏らす。そしてそれを隠さない"という答えを提出します。先生は口からも解放?」と言った。(大小
しゃべってる人がいない。大小限らず漏らす人はいる。
他の大学へ遊びに行ったらうんこ中しゃべっている人がいて驚いた。
また、死にかけていた授業に対しては生徒の熱中はすごい。
集団行動が大小限らず漏らすので、サークルに入っている人なんてそれを隠さない。
限度すらよく知らない。というか口からも解放はあったのか?死にかけていた。(女
ここまで書いて疲れた
Fラン大学エピソードを見かけたので、Gラン大学エピソードも書いておくね。
入学当初、会話がへたすぎてこういうことが多い。
男女関係なくすぐ殴り合いになる。
1年終るぐらいまでこんな感じ。
大小限らず漏らす。そしてそれを隠さない。
限度を知らず飲み過ぎて大小解放、口からも解放という人がいた。死にかけていた。(女
水辺を見つけると脱ぎだすのも大抵は女。
「ポップミュージックの考察をしてこい」という課題に、「だんご三兄弟」の歌詞を規定文字数に足りるだけリピート記述して出したやつがいる。(可
今思えば、リピート記述することで"考察してる感"を表現したのかもしれない。
「僕は"課題の提出を断る"という答えを提出します。先生はどう思う?」と言った。(可
しゃべってる人がいない。寝てる人はいる。
他の大学へ遊びに行ったら授業中しゃべっている人がいて驚いた。
また、興味のある授業に対しては生徒の熱中はすごい。
集団行動ができない(好まない)ので、サークルに入っている人なんて5%以下。
存在すらよく知らない。というかサークルはあったのか?部はあった。
できないのかしないのか?
学年の3/4以上は就職しない。
理由はないらしい。
悲鳴をあげている女子のもとへ飛んで行き、つかまえてパクっと食べる。問題解決。
ナチュラル系の小柄な女の子の腕ガァァァ!!!耳ガァァァ!!!なことが多い。
(多いぶん理解?受け止める人?というか気にしない人が多い。気にせず露出してる人が多い。)
「もうパンとワイン以外は体にいれない!」と言い放ちベロベロで学校に現れる。
科にもよるが1/3〜1/5ぐらいの人は精神病になる。
身体を拘束した上で1日過ごす実験とのこと。もちろん授業もそれでうけていた。
ガムテ臭かった。
極限まで清潔にする実験をしていたとのこと。血まみれになっていた。
研修先の施設にあった国宝級の像によじのぼって怒られる、触っては行けない絵に触るなどする(なぜか出禁にはならない
すごくまじめな人だったので驚いた。本当にまじめに触りたくて触ったらしい。(わけがわからない
尚、休憩中も全裸で学食に出入りしてオバチャンに怒られるが、懲りずに出現。割と場になじんでいる。
男女問わず、友達の1/5ぐらいの全裸は見たことがあるかも。(エロくない意味で
学祭になると、30はとっくに超えた金髪リーゼントの院生登場。
学部生が作った神輿の最頂部に登場して大暴れ。それを一生懸命運ぶ1年生。
元ヤンぐらいしか集団行動に長けた人がいないのでとっても助かる。
殴ってでもまとめてくれる。(本気で殴られるのでとても痛かったです。暴力反対!
だいたいは風化するが、たまに地域のお地蔵さんになったり行政が設置したアートっぽくなっているものがある。
学外で軽犯罪を犯すも警察で「アートです」と言い張り、大学に「アートなのかどうか」確認の連絡が来る。(アートじゃない
学校から家まで直線距離で帰ってみたかったという人が、直線上にあった民家に侵入。(警察沙汰
ホームセンターで資材運び用の軽トラを借りて、そのまま旅に出る。(裁判沙汰
こんな人ばかりじゃないけど、こんな人がわりといました。
韓国の団体が2つくるってんで騒がしくなりそうだなあとゲンナリ
また、団体が来るせいかおいてある料理や肉も種類が少なく感じた
最初はすごいわくわくしたけど取りすぎてゲンナリするところまでがデフォ
また当分こなくていいかな
終わってトイレ個室入ってたらノックもなしに何度もガチャガチャしてきた韓国人死ね
礼儀知らずすぎる
その後川棚温泉へ
露天風呂のぬるいところで仰向けになって顔だけ出して目をつぶってたゆたうのがすごく気持ちよかった
1時間ほどで出た
待合スペースっぽいところで中島みゆきの糸がインストでかかってた
山口は安倍晋三の地元だから、晋ちゃんセットっつって安倍晋三の顔のイラストのシールがはってあるだけの醤油が売られてた
それ以外にも車で走ってるとあちこちに安倍晋三のポスターがあった
温泉のあとは角島へ
島よりも本土と島を結ぶ橋の方が有名というところ
あいにくの天気だったけど、本土から島までまっすぐ伸びる海をつっきる一本の橋は、たしかに沖縄っぽさというか北海道ぽさというか、すごく場違い感を覚えた
こんなとこが山口なんか(失礼)にあったんだーと思った
角島では灯台に行ったけど、荒天のため閉まってた
見上げると展望台のフェンスとか結構低く見えて、こんだけ強風だとそりゃあぶねーわなと思った
人間がすぐ近くにいるのに少しだけ鳴いていた
その後は道の駅へ
おみやげとか買った
でも昼すたみな太郎でまだおなかいっぱいだったから買わなかった
誰々がチェーンソーで作ったほっくん像が置いてあった
でも目が真っ黒で大きくて底知れない怖さを感じた
せめて少しハイライトがあればまだ違うんだろうけど
なんか寄生獣みたいにくぱあと顔が開いてぎざぎざの歯がいっぱい生えてそうなイメージ
その後帰路についた
家についたときには真っ暗
夜はうどん
高校か大学かでレポートを書かないといけないっていうのにゲンナリしてた夢だった
休み前にまだ残してきた仕事があるからこんな夢みたんだろうなあ
最悪
トイレ行ってフルーツミックスジュース飲んで歯磨きして今日記書いてる
そういや最近残業ばっかで休日も寝てばっかで、好きなマンガがほとんど読めてないしゲームもできてないなあ
やめたくてしょうがない
近々人事制度とか給料とか変わるし今よりも全体的に下がりそうだし、それでも仕事量は増えるしがんばれって言われるんだろうし、それ逆だろと
給料減るけどがんばれってどんだけやねん
もしくは
だろJK
さすがに現状のままだと数年以内にやめるかなー
最低でもあと1年?くらいはがんばるつもりではいるけど
5年後はどうなってるかわからんなー
一昨日エゴグラムテストしてみたけど、↓みたいなタイプだからほんと社会的生物としては終わってるわ
人生に対して積極的にとか言われてもそれができないタイプだっつってんのになんちゅう矛盾した判定結果だ
自信喪失のタイプであると、申し上げて置きましょう。極言すれば、貴方の肉体は自主独立の魂を欠いた、一種の抜け殻的な存在とも言える訳で、周囲の人々の圧力や示威が、世に云うテレパシーのような形で、貴方の中へ入り込んで来て、貴方の言動を、あれ、これと、操縦して仕舞う訳です。いわゆる強度な自己不全観念の持ち主と云う事になります。云うなれば、人に良く思われたいと云う気持ちが、強すぎると共に、自分が役立たずや能無しではないかと云う劣等感も強く、過敏型ないしは、強迫神経症型の、性格異常を招き易いのです。今後は、もう少し自分に自信を持つ事です。自分より尚一層、下らない人間、詰まらない人間、役立たずの人間は、この世に数限りなく居るのだと云う事を、常日頃から、自分に云い聞かせるようにすると共に、周囲の人々も一皮剥けば、自分と五十歩、百歩であり、自分は唯、根暗(ねくら)で表現力が無いのと、物事に正直なだけに、悩むことも人一倍多い、本当に人間らしい人間なのだと、全てを良い方へ解釈し、胸を張って開き直る事です。
詰まらない相手に、一度引っ掛かって仕舞うと、方向修正や出直しの容易に出来ない性格だけに、一生を棒に振って仕舞うような危険性も、かなり高いタイプです。結婚後は相手に対して、箸の上げ下げにまで気を使うような、姑息な配慮の仕方では無く、相手に貴方と結婚して、本当に良かったと思わせるような、大きな愛情、巧まざるユーモアなどを身に付けるように、心掛けるべきです。
職業適性
芸能、芸術、文芸などの分野には、殆ど適性が無いでしょう。事業家、政治家、治安関係公務員、法律家、金融業、質業、医師などにも不向きです。保母(父)、看護婦(士)、単純サービス業、一般公務員、一般事務員などでしたら、別に性格的な面からの差し障りはありませんが、中間管理職などになった場合には、上下の板挟みで、かなりの苦脳を覚悟しなければならないでしょう。
対人関係
もう少し図太くなる事を心掛けると共に、人生に対して、もっと積極的に好奇心や探求心を持ち、自分にも他人にも、もっと厳しく無闇矢鱈(むやみやたら)な妥協を排することです。
ネット広告の本当の姿がもっと明らかになって、正しい形で使われて欲しい。今回の問題の皆さんの反応を見ていて、もっと補足したほうがいいと思い、また増田を借ります。
http://anond.hatelabo.jp/20160924144051
この記事に、
http://anond.hatelabo.jp/20160925031323
今回の問題に対する反応に対する回答形式でネット広告の問題点を書く。
これはその通り。本当にできるなら。
私はそれなりに大きいWEB系の広告代理店に在籍しているが、完全にネット広告全般をインハウスでやっている大企業はほぼないと断言できる。最も運用型広告の結果がわかりやすいダイレクト通販企業やスマホゲーム企業ですら、代理店に依頼している企業が多い。
ネット広告はマス広告以上に発注先、プラットフォームが大量に存在する。しかも、それぞれ形式が異なる。文章だけもあれば、画像(バナー)もある。バナーのサイズはそれぞれ違う。動画も流せる。SNSのタイムラインの中にも仕込める。これらすべてをどこか一企業がまとめている、ということもなくそれらの窓口は別。これを自社でやるとなると、(現在まったく存在していないところから)その人材を集めて部署を作らなければならない。しかしこの人材は少ない。しかも媒体との関係性も新たに築く必要がある。はっきり言って非効率的過ぎる。「ウチは社内でやるから」と代理店から引き上げた企業が、一年やそこらでまた代理店に頼む、なんて話は珍しい話ではないのです。
なので、これは現実的ではない(小さい会社なら別ですよ)。トヨタクラスの大企業が本気を出せばできなくはないと思うが、相当な投資が必要。それよりも、今回のトヨタのように代理店を締め上げて頑張らせる方がよっぽど楽。なにせWEB系代理店はいくつもある。質が低かったり結果が伴わなければ他の代理店に競合させてもっと頑張らせることができる。代理店に任せるというのは「任意でつけ外しできる」ことでもあるので、会社にとっても都合が良いのだ。今回の問題は、代理店もそれを理解しているから、ギリギリのラインで不正をしたということが明るみになったということでもある。
WEB系の新興代理店がネット広告の世界において電通より優れているか?といえば答えはノー。五十歩百歩です。
もちろん、電通、博報堂をはじめとした総合広告代理店はネット広告参入が遅れていたので社員のリテラシーが低い。なので今回のような低レベルのヒューマンエラーが起き得るが、結局電通や博報堂でも、実際に運用広告を回しているのは子会社(電通で言うならCCIという会社)。CCIのレベルは取り立ててサイバーエージェントやオプトなどの企業と比べて低いわけではない。もちろんネット広告業界ではトップofトップではないので、新卒人材の質はサイバーやオプトに比べたら劣るかもしれないが、その程度。
では業界の雄であるサイバーやオプトはどうなのか?といえば、決して図抜けてレベルが高いわけではない。今回のようなヒューマンエラーは確実に起きているはずだし、これらの大きな企業がいくつかのクライアントで、運用型広告において大きなミスをしてクライアントの怒りを買い、代理店が変更になった、という事実を私は知っている。正直言って、ネット広告業界全体がかなりずさんな業界体質なのである。もちろん、在籍している人の多くは不正をしようと思っているわけではない。しかし、膨大な仕事量とプレッシャーによって、ミスは必ず起きてしまう。
なぜ、どの会社がやってもミスが起こりうると断言できるのか。理由は簡単で、監査機能が存在しないから。ミスに非常に気づきにくい、あるいはミスを非常に隠しやすいシステムであり、だからこそ業界全体が自浄作用を持たなければならないのです。
新聞や雑誌の広告というのものは、ゲンブツの広告です。広告代理店は必ず「この号にこのように出ました」と出稿後のゲンブツをクライアントに送ることになっている。すなわち、出稿されなかったら簡単にわかる。テレビも同様。新聞雑誌ほど簡単ではないが、何時何分にどの企業の何のCMが出たかは秒単位で記録されているそうだ。そのシステムそのものに問題があるかはともかく、少なくとも掲載内容に関してウソはつきにくいシステムになっている。まあ私はマス広告は知識レベルでしか知らないので、もしかしたら何か抜け道的に不正が行われているかもしれませんが、一応監査する機能はあるということです。
しかしネット広告はこれが非常に難しい。全ての掲載を確認するのは不可能。自分が運用型広告に配信ターゲットになっていれば接触できますが、じゃあそれが「どれぐらい出たのか」「どの期間でたのか」を知ることは人力ではできないのです。結果的にクライアントが確認する術は、代理店からの主にエクセルのレポートを見ることがほっとんどになる。ただ今回のように、エクセルのレポートは代理店が改ざんできてしまう。
現状、クライアント側が監査するのであれば、配信システム側の管理画面を見ることになる。ただ、恐ろしいことに管理画面はプラットフォームごとに存在する。各媒体を横断的に見るサービスもあるのだが、これはまた別に導入費用が掛かる。導入したとしても、大量に出稿しているクライアントにとって、全ての掲載確認を自社でやるならば地獄のような作業になるはずだ。これをクライアント側がやらなければいけないのか?そんなことはあり得ない。新聞や雑誌の掲載された実物を送るように、代理店側がシステムを用意すべきだ。
我々、WEB系の代理店は、こういってネット広告を売ってきた。「テレビCMは本当に効果があるのかわからない。ネット広告は全てがトラッキングできて結果も明らか。しかも安い!だからテレビでなくてネット広告をやりましょう!」しかしこれは嘘なのだ。インプレッションしたというが、それをbotで消費されていたりする。複雑すぎて期間や出稿量のミスがそこかしこで起きている。マス広告と同じぐらい、あるいはそれ以上に出稿実績が不透明なシロモノ。それがWEB広告の実態である。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/092300445/
この件については電通に同情する余地はなく、徹底的に膿を洗い出して欲しいと思う。
ただし「広告代理店は不正を働くものだからもっとノルマや監視を厳しくしてコストを下げてやれ」という方向に流れがいくことが個人的には一番怖い。この件は電通の組織的な問題だけではなく、広告業界全体の問題、ひいては企業の広報担当者やメディア関係者含む、広告に携わる全ての組織と人間が関係する問題だと思うから。
知らない人多いと思うけど、電通は日本のデジタル広告を扱う代理店の中では最も先進的な取り組みをやっていて規模も大きく、ここ最近M&A含めかなり強引にデジタル化を進めて、テレビ一辺倒の収益体制からの脱却を図ろうとしていた。
誓っていうけどおれは別に電通の回し者でもなんでもないし、つい先日まで広告代理店でデジタル広告をやっていた。もう辞めたけど。後で書くけどデジタル広告業界は漆黒なほどブラックな業界だ。これを業界全体が改善するきっかけになったらいいと思ってるけど、さらに悪い方向に進む可能性もあると危機感を持っている。こうやってる今も死にそうな顔で仕事をしてるかつての同僚がいるに違いないし。
まず今回の問題を乱暴に一言で言ってしまうと「日本の広告業界のデジタル広告の未成熟さ」に尽きると思う。
何が未成熟かというと色々あるが、中本副社長も言っている通り「組織の管理体制」「恒常的な人不足」がまず大きい。元も子もない話だけど、「発注する側も受注する側も、デジタル広告についてあまり分かってない」ので。
広告代理店は「代理店」なので、発注者が面倒臭い、できればやりたくないことを代理でやることでお金を頂戴している。広告戦略の策定・具体プランの提案・運用・レポート・反省点と次に生かすべきポイントを報告、などなど。会社にもよるし人にもよるからこれが全部じゃないけど、基本的に企業の広報担当は代理店からの提案を受けて、確認をし、問題があれば改善指示を出し、よければ社内決裁を通すだけの場合が多い。この社内決裁がまた面倒だし、最近は定時もうるさいので発注者側はデジタル広告について勉強しない。そもそもあまり興味がある人もいないかもしれない。それでもデジタル広告は国産/海外産含め新しいテクノロジーや広告メニューが毎日のように発表されるし、それを活用した新たな事例や手法がどんどん登場する。代理店の担当者はこれらを常にチェックして、発注者のためになるプランとメニューを作り、適切に受けた発注の運用を行なっていかなくていけない。
ただしこれができる代理店の人間は、もう本当にほんとーーに少ない。代理店の人間の大部分は、細かい数字ばっか追っていくような仕事をそもそもやりたがらない。でもニーズはめちゃくちゃある。だから発注を受けたら子会社やグループ会社の人間に丸投げすることになる。
そして子会社やグループ会社の人間は、残念ながら優秀な人間は少なく、大きな戦略を作ったりすることはおろか、与えられた目の前のタスクもボロボロこぼしていく有様だったりする。そりゃそうだ、給料低いんだもん。経験の少ない若者か、経験はあっても能力の低い人しか雇えない。
代理店はその中でも比較的マシな人間を代理店に出向させて名刺をもたせて権限を与えてデジタル広告担当として業務を押し付ける。そこで成長してバリバリこなす人もいるけど、たいていは津波のように押し寄せる業務に呆然となってしまう。日付の確認ミス・金額の記入間違い・指示を勘違いして間違った発注をする、間違ったバナーを掲出する等々、細かいミスやケアレスが多発していく。呆然となりながら業務をしているとミスをしたことすら気づかず、次々とやってくる業務をちぎっては投げ、ちぎっては投げを繰り返す。受注を取ってくる営業がそんな細かい運用の話をわかるはずもなく、売り上げのことだけを考えて、ミスが含まれたレポートや請求書を、分からないまま得意先に報告することになってしまう。
デジタル広告の運用結果は数字に表れるから、得意先は代理店から報告された数字を見ながら、提案されたプランの中で、予算に合っているメニューを選んでいくんだけど、その数字には「どれだけの人間が稼働して作ったものか」が一切現れない。デジタル広告担当は毎日朝帰り、休日出勤当たり前が恒常化している。体を壊して休職する者も多い。
広告代理店は発注者の「これやりたい!」を何とかして叶えてやることで食っている商売だから、それは組織としてやりたいを叶える体制を作らないといけないんだけど、管理職のオヤジどもはデジタル広告の現場で何が行われているかわからず、かつて自分達がテレビコマーシャルの受注を取ってきたようにイケイケドンドンで売り上げを伸ばそうとして無茶なノルマを現場に課すことになる。
現在広報部長や宣伝部長を務める人も同様で、何となくデジタルが重要だということは知ってるけど、具体的にどういうことなのか全く分かっておらず、面倒臭いことは嫌だから細かい数字の話は避けて、「とにかく最先端でかっこいいことをやって目立って話題にしてほしい」と言う。そもそも得意先の言う「やりたい!」がどう考えても達成出来ない無茶苦茶な要求である場合も多いのだ。
これは広告業界に蔓延する悪癖のようなもので、特に電通は「いまの広告の最先端はこれですよ!?え、あなたの会社はまだですか?遅れてる!」といって発注主も代理店も煽って焚きつけて商売にしようとしてる。電通報とかその権化のようなサイトだ。
そもそもデジタル広告をまともにできる人間が全然育ってないのに、業界全体で「デジタルだデジタルだ」と掛け声だけは威勢が良く、組織的なサポートもほとんどなく小会社やグループ会社、下請けに丸ぶりし、一部の責任感の強い担当者が過労で疲弊する中でミスが起こり、ミスに気づかず間違いのまま発注主に報告や請求が行く。
広告のデジタル化は避けては通れず、今後も需要は高まっていくのは間違いなく、今は完全に個人が人力で回しているのをいかにして組織的に回していけるようにするかが課題だ。
一番の問題は発注者側も、代理店側も、「デジタルはやらないといけないのは分かってるけど、面倒臭いことはやりたくない」というマインドであることだ。
電通の不正を追及するのは最もだけど、本質はそこではなく、業界に携わる人間全員が腹をくくってデジタル広告を正面から取り組むこと、そしてそのための組織的なサポート体制を作ることだと思う。