秋山木工では、1年間の「丁稚見習いコース」を終えると丁稚として正式採用される。入社した丁稚を待つのは過酷な修業の日々だ。
全寮制で、朝5時に起床して朝食を作り、近所を1.5km走る。
好き嫌い厳禁の朝食後は工場や近所を掃除し、
8時の朝礼で「職人心得30箇条」を全員で唱和して仕事が始まる。
丁稚の主な業務は荷物運びや工場の掃除だ。職人の手助けをしながら、
仕事の段取りや技術を目で学ぶ。仕事が終わると夕食を作り、
夕食後はレポート作成や自主練習に励み、23時にようやく就寝。
休日はなく、修業から解放されるのは盆と正月の10日間のみだ。
秋山社長は、「心が一流になれば、必ず技術も一流になる」と断言する。
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