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2012-12-24

柳井正は人として終わってる」を読んで

http://www.mynewsjapan.com/reports/1734


あー、俺です。

なんか最近UNIQLOって超ブラックなんだぜ?っていう記事を読んだので、元UNIQLO社員の俺がしゃべります

長いエントリーになりそうなので先に謝ります

まず俺のことなんですけど、UNIQLO辞めたのは2年以内のどっかです。在職期間は5年以上10年以内で、中途採用でした。

在籍部署はあんま言いたくないんですけど、商品系のどっかです。

生産部とか、R&D部(デザイナーパタンナー等)とか、MD部とか、そういうモノ作り系です。


そいでまぁ、一言で言うと確かにUNIQLOはすっげーブラックだとは思います

ネットで読んだ記事はIDが無いので最後まで読めなかったんですけど、だいたい書いてあることはわかります

ただ本部と店舗だとまた違うとこもあると思うので、その辺のことを書けたらと思います

できるだけグチっぽくならないように書くつもりですけど、どうしても主観的になっちゃうのは許してください。


まず俺が入社した当時はUNIQLOはこんなじゃなかったってのを先に。

けっこう和気藹々な雰囲気で、社内のムードも良くて、厳しい決まりごとなんてのもそんなに無かった。

9時出社だったし、一定階級以下は残業代も出るし、一定階級以上は逆に「裁量労働制」つって、一日一時間でも働けば出社扱いになった。

風邪ひいて欠勤しようが別に給料に影響することはない素敵システム

休みが少ない!ってのも特に感じなかったし、総合的に考えて、給料は悪くなかった。

課題なんてなかったし、残業は確かにあったけど、いわゆるアパレルらしいルーズさというか、いい加減さみたいな空気が社内にもあった。

ただ柳井はそういうのがもともと嫌だったんだろうね。あの人は経営に関しては完璧主義で潔癖症から、そういう「大企業病みたいなものを排除しないと」っていうパラノイアみたいなもんにとりつかれていった。会議でも度々そういうことを口にするようになっていたし、社内にもピリピリした空気が漂うようになってきてた。

社屋が六本木に移った頃から目に見えてちょっとずつ厳しくなっていった。

それでまぁ1年経ち、2年経ち、だんだん風呂の温度があがっていって、俺はもう熱くて我慢できなくなったので先にあがった感じ。

から今、新卒中途採用で新しくきた人は、急に高温のお風呂にぶち込まれるわけで、「あちゃちゃちゃちゃちゃ!むりむりむりむり!!!」ってなるのもわかる。


じゃぁ具体的に、ブラックだと思うことから


①就業時間

前述にもあるけど「裁量労働制」。

おれは法律には明るくないかわからんのですけど、これってありなんですか?

うまい汁吸わせてもらってる時はいいんですけど、風呂の温度が高すぎて人がいないんで、1人あたりの業務負担がすげー多くなっちゃった今、正直この制度のせいで、ほとんどの社員残業代出ないまま毎日時間残業することになってる。くどいようだけど残業代無しで。社員からしたらまずもうこの時点でアウトだろ!って思うけど、どうなんですか?

そのくせ、半期に一度の業務評価で、残業無しとか、有給全消化とかを目標にさせられて、クリアできないと評価が下がってボーナスが目減りする。だけどこの目標は強制項目だから回避できない。これは詰んでる。

それと朝7時出社。これはけっこう精神にくる。思ってるよりずっとキツい。

そもそもなんでそんなことを始めたかというと、「早く帰って、プライベート時間を勉学やリサーチ等の情報収集に使うのが良い人生だよね!」みたいな柳井妄想からスタートしてるんですけど、そんなんほっといてくれよっていう。

そもそも、就業時間拘束時間が変わらない限り、早く帰ろうが遅く帰ろうが、睡眠時間キープしようとするとプライベート時間は変わらないはずなんですけどねぇ。

柳井クラスになると生きてる次元が違う。

そんで柳井曰く、じゃぁそのプライベート時間にやる勉強をこっちで用意しといてやったから!おまえら早く帰れるようになってうれしいだろ?これやっとけよ!?っていうのが「英語」。


英語

まず、TOEIC750点以上。これ無理。

俺みたいな超絶バイリンガル天才はさておき、デザイナーとかパタンナーとかアホですもん。デザイナーとか200点とかがゴロゴロしてる。え?TOEICて4択ですよwwwwwwみたいな。

専門学校卒ですよ。学生時代にハマったのはボディピとスケボーですよ。レゲー世界を変えると思ってるんですよ。無理でしょ。

あとMDとか生産部とかも基本アホですもん。そもそも店舗から引っ張ってきて本社勤務してるやつなんて、基本三流大学出てれば良い方。高卒レベル脳みそ引っさげてアルバイトUNIQLOの店員からはじめたような奴らですよ。そいつらが、それでも現場で類まれな能力を発揮して、店長になって、エリアマネージャーに昇格して、そんで、じゃぁ君いいね、来月から本社で一緒にモノ作りしようよっつって本社勤務してるんですよ、そんな叩き上げおっさん捕まえて、「半年TOEIC750点出してもらうから。できなきゃ給料から授業料天引きね★」って、いや無理ですって。詰んでるって。

当然、点数だけでは給料から天引きされないんですけど、条件がある。

まず勉強時間。これはBerlitzEラーニングシステムを導入してるので、誰がどれくらい勉強してるかが全てわかるようになってる。いろいろやったけど基本ズルは難しい。

週に10時間以上勉強しないと、上司から指導が入る。それでも改善できなければ給料から授業料の半額が天引きされる。

それと、半年ごとのテストで50点アップ。これをクリアできないとさらに半額が天引きされる。コンボだと全額。

だけど①でも述べたように、ものすっごい残業して、家帰ったら寝るだけみたいな生活しかも5時起き)の中で毎日1.5時間以上の勉強時間を捻出するのは本当に辛い。体力をどんどん疲弊する。ライフゼロよ!ってまじで思う。

当然その勉強時間給料は出ないので、UNIQLO社員はもれなく月30時間以上は家でサビ残してることになるとおもうのだけど。

これも始まったのはここ2年くらい前かな。

そもそも社員時間勝手に使って、勝手給料から天引きするシステム、これがブラックじゃなくて何がブラックなん?


課題

おまえら英語けが課題だと思うなし。

今週の課題柳井正の「一生九敗」を読んだ読書感想文だし。まぁこの本の代金は柳井ポケットマネーでいいわそこまでせこくないし。売上部数1万は上乗せできるし。でも来月の課題図書ドラッカーの「経営哲学」な。本の代金は給料から天引きしといたから。あと感想文提出できないと面談な。

ほんとUNIQLO社員は気が長い。


責任

えーと、俺がUNIQLOを辞めようって思ったのはこれです。個人的にはこれが一番堪えられなかった。

会社経営方針として「全員経営」ってのがあって、これは柳井の口癖でもあるんですけど、要するに全員が経営者の自覚をもって、もっと利益や売上にコミットしましょうってことなんだけど、それがどう転じてか、「責任は個人がとる。」ってことになって、それがさらにこじれて、「担当者(末端社員)が責任をとる。」ってのがUNIQLOのやり方。

おれはアパレルしかわからんので、アパレルの話をしますけど、モノ作りってのは基本トップダウンで行われる。

ディレクターって呼ばれる人達が(UNIQLO場合大勢)いて、その人達がじゃぁ今季のコンセプトはこれこれですよってのを決める。

それを元にカラーを組む人や、柄を組む人や、デザインを考えるデザイナーがいて、サンプルを作って、会議をするわけです。

でもすぐにサンプルを作れるわけじゃなくて、何度もそのエライ人達と打ち合わせして、パタンナーと打ち合わせして、じゃぁこれでいこうってなったら、生産部と協力してサンプルを作って、会議に挑むわけです。UNIQLOの商品は全て社長が目を通すので、商品系の会議と言えば社長会議なんですけど、そこまでに「会議のための会議」を何度も重ねて、会議に挑むわけです。

そんで会議たまたま柳井の意にそぐわなくて、「誰ですか!こんな下らないもん作ったのは!」ってなったとするでしょ?

首根っこ掴まれて、社長の前に放り出されるのは、一番下っ端のデザイナーだったりパタンナーだったりMDだったり生産なんです。

んで、ボーナス査定が目減りする。上司はうまくそれを処理して昇給する。

おれはこれがどうしても納得できなかった。

責任の取れない上司なんて必要ないし、そもそもみんなで話して決めたじゃん!っていう。

1つ例を出します。

今飛ぶように売れてるウルトラライトダウン。あれ、初年度とサイズ感が違うんです。

当初のコンセプトだと、あれは「ミドルレイヤーとしてのダウン」だったんです。mont-bellさんやPatagoniaさんがやってるようなシャツダウン。アウターの中に着るダウン。

そういうコンセプトですから当然サイズ感は、「シャツのよう」にミドルレイヤーとしてのフィット感を重視したサイズ感だった。

ところが、これが販売を開始してみると、店舗から「従来のものよりサイズが小さいのではないか」いう問い合わせが頻出したんです。

これ自体はよくある話です。誰が悪いというわけでもない。

きちんと商品説明が店舗まで行き渡っていなかったのも悪い。お客様に説明できていなかったのも悪い。そもそもそういうコンセプトが受け入れられる土壌がUNIQLOの客層にはできていなかった。いろいろ悪かったんです。

でも、これは責任をだれかがとらなくてはならない。何故なら!それが!UNIQLOの!やり方!ヒャッハー魔女狩りだゼェ!

パタンナー1人が全責任を被ってボーナスゼロ。2階級降格。

でも当然商品化されるまでには、何十人もの人間が携わり、会議で議論し、社長自身が「それで行きましょう!」と判を押してる。

そういうの全部無視して、企画立案者に罪をなすりつけるような会社で、良いアイデアや、良い商品が産まれるわけがない。

みんな萎縮して、実績のあるものをこねくり回すだけの仕事なっちゃう。

おれは絶対間違ってると思う。ねぇお兄ちゃん、これが全員経営ってやつなん?これがドラッカーがめざした理想経営学なん?


こういうことが日常的に起こる会社にいると社員はどうなると思いますか?社員は常に怯えて仕事するようになるんです。

自分責任をとらないでいいようなやり方。共有のメール、共有のための会議会議会議会議メールメールメールメール。。。


鬱病

そして作り出されるのが鬱病

これはほんとに多い。多分%に直したら日本企業で一番多いと思います。いや世界一

もうみんな感覚麻痺してて、誰々が明日から暫く休みますなんて報告を聞いても、あーまたかー、仕事が増えるなぁ、くらいにしか思ってない。

感覚でしゃべりますけど、10%~20%くらいの確率鬱病経験者です。

スポーンする社員も多いけど、辞めてく社員も大勢。

原因は、逃げ道の無いプレッシャーです。


けっこうわりと、仕事がクソでも、メンツが良ければ楽しくやってける、みたいなのあると思うんですけど、今のUNIQLOにそんなお花畑はない。

毎週朝礼で「プレッシャーを感じて仕事しろ」「もっと追い詰められろ」「緊張感をもて」って言われて仕事する。

社員プライベート時間も、仕事の時も、どんどんどんどん自分を追い詰めて仕事をしてる。そして死ぬ




最後にこんだけクソミソに言っておいてなんすけど良いことも書きます

まず、お客様にとっては、UNIQLOは最高だと思います

UNIQLOブラックさは、経営コストを削るために無理させてるってよりは、あいつら本気でそれが客のためになると思ってやがんですよ。

プレッシャーを感じて仕事しろ」ってのは、売れてる時は、客が店に来てる時。客が店に来てる時は、何か期待して来てる時。その時につまんないもの、粗悪なものしか見せられなかったら、そのブランドは終わり。っていう理論。だから売れてる時ほど緊張感をもってなきゃダメだってこと。

英語にせよ、なんにせよ、まるで宗教みたいにすげー崇高な理念の為にやってる。

英語をしゃべれるようになれば、もっと世界のいろんな企業と「直接」取引できて、もっと安い原材料を仕入れられて、もっと工場コミュニケーションがとれて、もっと良い商品がつくれるんじゃないかって、そんなことを考えてる。マジキチ

7時出社にせよ、裁量労働制にせよ、元々は社員のため!みたいなお節介企画が始まりですし、なにも搾取してやろうって始めたわけではない。

その辺は某居酒屋とかコンビニとは違うかなーとは思いますけど、おれもまだUNIQLO脳に侵されてるので他人からみたら一緒かもですね。


あと商品につては、まじで今でもUNIQLOの商品はすげーと思います。中にいても、外に出ても思います

あのシステムから生み出されるもんは、まじで世界一

縫製とか生地クオリティ最近悪いとか言われてるけど、全然そんなことなくて、むしろどんどん良くなってると思います。値段は高くなってるかもですけど、それは原材料の高騰がどうしても響いてる。デザインはクソですけど。

あそこまで単品の完成度が高い服は無いと思う。

むかしTVで見たけどチョコボールは毎年アップデートしてるらしい。あの小さな一個の粒を、チョコの味をちょっと変えたり、ちょこの厚みを変えたり、硬さや大きさを少しずついじって、今でもベストを探り続けてる。

UNIQLOはまさに同じ事をやってて、靴下一足、ポロシャツ1枚が去年とは全部違う。シルエット、素材、縫製、必ず何かアップデートしてて、そんなことを毎年毎年やってる。

社員がみんな萎縮してるから良いアイデアが生まれなくなって、デザインはどんどんクソになっていくけど、反比例して、既存の商品がどんどん良くなっていく。

お客様が喜んでくれる為って本気で思ってて、良い物を適正な価格で出せば絶対売れるっていう理念は創業当時から変わってない。モノ作りで妥協は絶対しない。

下っ端の社員なんて基本バカで単純。柳井教をうぜぇうぜぇと言いながら、信じてる。

だけど、他の会社で、そんなところは絶対ない。妥協しないって、できることじゃない。

おれはそういうモチベーションの高い人間じゃないので無理でしたけど、本気で服で世界を変えてやる!くらいに思ってるような熱いやつならまぁ向いてるんじゃないですかね。給料はいいと思います。平均よりは。


ただ、おれは服ってのはそういう切り口もあるけど、やっぱ基本楽しいもんじゃなきゃヤダって思う人なんで、あーUNIQLOむりかもーって思い始めてた。

そんでまぁ風呂の温度も一向に下がる気配ないし、むしろどんどん熱くなってるし、のぼせる前にイチ抜けした。

今は楽しくやってます

楽しいから生まれる「楽しい」の力も、おれは信じてます




追記:「積んでる」→「詰んでる」に訂正しました。id:takeda25さん指摘ありがとうございます

2012-10-20

クローズアップ現代女性日本を救う?」視聴メモ

番組IMFのラガル専務理事を招いての70分スペシャル

録画しといたやつをさっき見終わったので感想

番組中にIMFの指摘する日本問題点として

女性再就職の難しさ、男性育児参加の少なさをあげているが、これって女性だけの問題だろうか?

再就職が厳しいのは男性だって同じだし、男性育児参加なんてしようもんなら(制度が整ってる大企業公務員は別として)昇進はまず望めない。

キャリア入り口新卒と中途しかなく、履歴書の空白をまるで刑務所に服役していたかのような目で見る企業採用方式が問題であって、育児参加の少なさも、「有給でやってくれ」という会社姿勢が問題なんじゃないだろうか?(子供育児を理由に有給が取れればマシなくらいか

次にオランダを例に挙げて週4日働くパートタイム管理職を紹介した。

オランダでは同一賃金、同一労働法律で義務付けた。

これにより1時間単位賃金、また社会保障権利フルタイムパートタイム待遇を同じにして自由な働き方を可能にした。

その結果、経営者コストが増えるが(人材に集中投資できなくなる、社会保障費の増大など)、質の高い労働を求めるようになり、短い時間でも効率の良い労働が出来るようになった。

日本においては正社員労働時間が長すぎるがホワイトカラー生産効率はいいとは言えないのでまず、法律によって労働時間を制限して、経営者企業努力を求める必要がある。という指摘があった。

実際に日本会社で、9時から3時までの6時間労働をしている会社を紹介していた。

その会社は1時間は業務の効率化や会議の廃止で短縮し、あとの1時間は昼休みを無くして8時間を6時間に短縮した。(労働時間が6時間を越えなければ昼休みを取らせる義務はないらしい)

これによってこの会社で働く女子社員子供を持つことを現実的に考えられるようになったという。

よく言われている「ワークシェアリング」ってやつだ。

日本ではパートは一生パートだがオランダでは子供が小さいうちは夫婦二人ともパート子供が大きくなったらフルタイムに切り替えっていう働き方が出来るらしい。イトーヨーカドーがそれっぽいこと始めたけど日本だとパートには社会保障つかないかダメ・・・

日本には過労死するほど仕事があり、自殺するほど仕事がない」という言葉通り、正社員毎日夜遅くまで労働、レールから外れた人は一生非正規という極端な構造になっている。

労基がもっとまともに機能すれば幾分かマシになるが、法律による強制とそれを執行する権力、その両方が揃わないとなかなかオランダのような働き方は難しいだろう。

女性管理職の少なさについては韓国の取り組みを紹介した。

韓国では国を挙げて女性管理職登用を進めていて、徹底的なトップダウン女性管理職割合10から16%に引き上げた。

新たに採用する国家公務員の3割は女性にすることも決めた。

LGは女性幹部の提案により、社内に保育所をつくり、社内の女性子供を預けられるようにした。

その結果、子供を理由に退社する人は減ったという。

また、男性とは違うリーダーシップを発揮する彼女が、組織活性化しているという。

日本においては女性管理職になることをよしとしない男性、一方で、目指すべき管理職像が見えない女性。という問題が壁となっている。

女性管理職にして目標以上の売り上げを達成した工場を紹介した。(具体的にどうやって達成したのかは不明)

管理職については終始言ってる意味がわからなかった。

さっきまでワークシェアとか女性の働き方は自由であるべきという内容だったのが一転、バリバリフルタイムで働く女性が紹介されたからだ。

しかし社内の保育所というのは大きなヒントだ。

オフィス街保育所を作って、1時間いくらで子供預かりますっていうサービスが出来そう。

韓国の例でも日本の例でも、具体的に何がどう変わったのか。もうすこし取材して欲しかった。

この内容だと、「女性管理職にしたらいろいろ捗る。原因は不明」以上の何物でもない。

管理職については時間的にも短かったのでIMF希望で取り扱っただけなのかも。


全体の感想として「女性日本を救う?」というタイトルじゃなくて、「雇用の流動化」や「オランダワークシェアリング」といったタイトルの方がふさわしいと思った。

日本において女性社会参加できないのは日本雇用制度全体に問題があるからだ。

まあ若年層の意識は「共働きは当然」という方向に向かってるし、収入が少ない非正規雇用者が増えるので今後はダブルインカムが主流になっていくことだろう。

これがダブルインカムウィズキッズになるかダブルインカムノーキッズになるかはこれから政府がどんな対策を取るかで決まると思う。

パートって働く側にとって見てもすごく良い制度だと思うけど、いまのままでは使用側の力が強すぎるし、中間搾取の問題もあるし、社会保障が薄いという問題もある。

この点も一企業が解決できることではないので(企業利益重要視するため)結局政府に頼るしかない。

ガル専務理事は「女性が働けば税収も増えるし、家計収入も増えるから消費も増える」といっていたけど依然として日本政府専業主婦に甘い税制だし、(年金とか所得税扶養控除とか)消費することに税金をかけて消費を抑える方向に向かってるけどねえ・・・

2012-10-05

ぼくのかんがえたさいきょうのじみんとう

僕は自民党を支持します!

自民党であれば尖閣を守るのは簡単。

自民党であれば竹島韓国から取り返します。

自民党北方領土ロシアから取り返します。

自民党在日韓国人中国人を取り締まって強制帰国。

自民党韓国の援助なんか一切しません、だって反韓政党だもん!

自民党中国ODAも廃止。

自民党景気対策日本は回復。役所に対してトップダウンで支持が出せるから

自民党になれば自衛隊国軍に昇格。



どうでしょう?素晴らしい政党ですよね!

だって、50年以上与党やってますから

2012-08-24

http://anond.hatelabo.jp/20120824115928

アップルは驚くほどトップダウンの社風で、『イヤなら辞めればいい。ほかに入りたい人はたくさんいるから』というスタンスなんですね。

本来ワタミ社員も嫌ならやめればいいんだけどね。

ブラック企業アップル

アップルは驚くほどトップダウンの社風で、『イヤなら辞めればいい。ほかに入りたい人はたくさんいるから』というスタンスなんですね。だから、例えば『(あるソフトウェアの)パフォーマンスを数カ月で倍にしろ』というような無理難題が降りてきても、皆が文句ひとつわずに取り組みます

誰もが尋常じゃない労働時間会社に捧げながら、新しいソフトウェア実験的なプログラムを提案するため、週末にテストコードを書いてもってくるような職場だという。労働量を切り売りする姿勢では、絶対に評価されない。

まりサービス残業当たり前の世界

2012-08-07

私怨ってなくせないものなのかなあ。

自分にとって受け入れがたい出来事なり人物なり対象が存在していることを、認めるわけにはいかないのかしら。

いじめに関するインターネット私刑にしろ、視聴者の気分を害するテレビ局は停波しろっていう罵詈雑言にしろ、なんだかなあって思ってしまうんだよなあ。

もちろん、それらの対象に抗議の声を上げるなとは言わない。意見を言う自由は保証されるべきだし、言論封殺なんてもっての外ではある。

ただ、もうちょっと考えて講義すべきなんじゃないかなあ。ルールに沿った行動を取らなければ、今度は行動主が社会から危険視されると思うのだけどなあ。

手段や方法を選ばない私刑効果を上げるようになってしまっては、トップダウンでは無きにしろ、極度の緊張を伴う監視社会になってしまうのに。

実際そうなってるキライはあるのだけどさ、そんなの住みにくいと思うんだよね。

とかく言いつつ、具体的な行動指針なんて持ち合わせてないのだけれど。

事態を変えられることとに酔ってしまってはいけないのではないかなあとかも思ったり。

権力の愚形かと似通った道筋を辿らないとも限らないところが、まあ気になるっちゃあ気になるわけで。

2012-08-05

獣医学部大学病院研修医をやりたいとか

知り合いで獣医やってる奴がさ、大学病院に数年研修に行こうか迷ってるとか言ってるわけなんですよ。

医学部ならわかる。

開業医大学コネクションがなけりゃ、きっといろいろ困る。

人材情報も医局からトップダウンなんだろう。

臓器移植ネットワークなんてすげえじゃん。

この個人情報とかにうるさいこのご時勢、所在地経営母体も違う病院同士で、臓器と患者マッチングさせちまうんだ。

移植の可否は血液型みたいに数種類のタイピングとかじゃないしさ、それだけじゃなくて年齢体格まで含めて照合して考えないとじゃん。

もう白い巨塔ほど露骨じゃないにしろ、医局を軸にした大人の事情があるんだろうな。

それに、丁稚奉公すれば最低限の就職くらい斡旋してくれそうじゃないか

地方系列病院じゃ嫌だって人もいるんだろうが、斡旋があるだけマシじゃん。

で、話を戻すと、獣医だぞ?

斡旋してくれたところで、個人経営のちっちゃな動物病院だろ?

給料を上げ続けることなんて出来ないんだから、数年で出ないとならないだろ?

獣医は基本、いつかは独立、つまり起業しないとならないわけで。

地方だって4000万くらいは、首都圏だったらその倍くらい資金がいるわけじゃん。

獣医師免許さえあれば銀行は貸してくれるだろうけど、それだって賭けだろ?

研修獣医給料って年収300万にぜんぜん届かないんだろ?

年収が450万の今だって勉強会だとか専門書だとかで出費して、貯金が200万ないんだろ?

もう30代も半ばで。

技術を磨きたいのはわかる。

名医になりたいのはわかる。

でも、どんなに技術を磨いたって、開業できなきゃ雇われ院長が関の山じゃないか

人雇って経営してるとこなんて、ペットショップの隣でこじんまりやってる設備もろくにない動物病院チェーン店ほとんどじゃないか

すこし、金勘定も覚えろよ。

2012-06-20

ブラック企業はどうすれば無くなるのか

まず簡単な問題から

残業のものを無くすか、サービス残業のものを無くすか。多分これだけで世の中のブラック企業と呼ばれてる会社の6,7割はブラックと呼ばれなくなるのでは?現に欧米企業はこの方式に加えてシエスタという昼寝時間(昼食時間の他に)を導入してるとか。これだけで長時間労働にも耐えられるし。某大手外食会社では「夢」や「社員第一」について必要以上に語っており、その分人件費がかなり削減されてたりするが、それを精神論で片づけられるべきなのかどうか。夢というのは時間を浪費することなのでしょうか。

次に給与水準業界全体で引き上げることを義務付けることか。最近下市政などで引き合いに出されてる公務員給与の大幅引き下げですが、公務員給与をいくら引き下げたからと言ってわれわれ民間企業で働く就労者には全く還元されないし、現状(労働環境)が改善向上されることなんてない。民間企業のいわゆる中間搾取ピンハネの温床にある限り現行の給与水準が引き上げられることはなくて、橋下市政などはこうした点に目を瞑ってる。と橋下批判はこの辺にして、要はわれわれ民間就労者が労働時間に見合った給与を現状の倍以上に引き上げられるべきでしょう。ただ、そうすると人件費コストカットして手に入れた企業純利益、売上げを大幅に落とし込むデメリットはあるでしょうが都道府県ごとに定められている最低賃金を下回るような会社はあってはならないと思います。酷いところではバイト派遣契約では1000円だった時給が正社員になるとその半分くらいに落とされることがあるそうです。

ハローワーク調べでは2011年度の大学(院)新卒の平均月収は21万5600円です。これを見れば明らかですが、これより下の給与場合残念ながらその企業ブラック企業の可能性があります。ただ前年度以前の情報は把握してないのでそれ以前はもっと少なかったかもしれません。

次に年間休日数ですが、週休二日という“目標”を打ち立ててる企業さんが最近増えてる傾向にあります。あくまで“目標”であって(土日祝日休みになるということではないし、普通に平日休みだったりするのですが、それでも休みがあるだけマシ)実際には休日返上労働でそれはサービス残業の扱いとなっている場合であり、当然それが休日扱いとなることが大半です。ところで、週休二日だと年間休日数は何日になるでしょうか。よくどこかのサイト2ちゃんねるなどでその話題が取り上げられたりしてますが大体105日以上をいいます。それ以下だと例えば「祝日のある週の土曜日は出勤」という変則的な週休二日制を取ってる場合です。この場合休日数としては、およそ90日前後です。いわゆる完全週休二日は105日以上ですが、祝日、夏季休暇や冬季休暇を含めた場合は125日となります。建前としては125日としてる会社も良く見かけると思いますが、実際は105日未満であることが多いです。前述の休日返上残業などもあって休日数が圧倒的に少なくなるからです。また、有給休暇を取得することが基本的に無理なのもブラック企業特有の措置だと言えます

私的には、125日くらいは年間休日数として欲しいところですが、105日程度で充分です。

あと、福利厚生です。福利厚生は、「雇用労災健康・厚生」の四点セットがあって初めて企業といいます退職金制度があってやっと普通企業です。ブラック企業はそもそもその概念存在しません。また優良企業とされる企業の多くは財形貯蓄や厚生年金基金育児介護看護の取得が可能です。ということで、ブラック企業と呼ばれなくなるためには福利厚生が充実していることが最低条件だといえるでしょう。

業種や職種によってブラックとされる企業も多いです。一概にはいえませんが、雇用形態正社員でありながら「派遣請負」を行っている企業は基本的にブラックです。派遣請負とは簡単にいうと、自社社員が客先の企業仕事をすることです。まあ派遣社員と変わりません(笑)。これはIT業界の零細中堅によく見られます。ちなみにイーキャリア転職会議、みんなの就活日記などの就活サイト情報が載ってます。よく公務員は安定してるという話を聞きますが、そんなことはありません。特に教職(クラブ顧問など)や町村の役場はサービス残業が当たり前の激務で毎年数百人近くが首を吊ってます。楽な業種職種とされてる公務員ですらこうなのですから、他の民間企業は極悪でしょう。体育会系トップダウン(社長ワンマン)経営普通で、某光関係の商社(笑)の営業では毎朝社員ノルマを大声で発表させられるとか。飲食業界はもっと悲惨でしょう。某居酒屋では新卒二カ月で100時間以上のサービス残業を強いられて自殺するといった悲劇に見舞われたりしています。ちなみにそういった業種職種は「学歴不問・資格不問」「未経験者歓迎」「試用期間6カ月」などのブラック企業wikiに載ってるような内容が求人情報に記載されています。中には内容を偽装してる場合もあります。内容偽装については、ハローワークさんによるとそういう指導をするのだそうです。そうしないと人が集まらないためです。そこまでして入社してくれた社員ゴミクズのようにこき扱って死ぬまで激務労働させるブラック企業経営者さんはもはや人間じゃないですね。

どこでも楽な業界はありませんが、それでも社員第一に考えてるのなら、もう少し労働条件を緩和してやるといった思いやりは必要だと思います

2012-06-07

無題

トップダウン方式による問題解決のなにがもんだいなのだろうか?

2012-01-21

最近の秋入学の話題に、日本大学限界をみた。

東大が秋入学検討を発表するや否や、追随するように賛意を示した大学に対して感じるこの「みっともなさ」といったら。

自分で言い出せないのか。右へならえしかできないのか。

残念ながら私の母校も含まれている。

発表前に、各大学に対し根回しのようなことが行われていたのかもしれない。

そして、トップが表明して以下順々に…という順番でしか発表されなかった。

あるいは独自に検討した大学があったのかもしれないが、それを話題にする発信力がなかった。

この変わらなさに正直、がっかりした。

「うちはこうだ」「いやいやこうがいいんだ」という侃々諤々の議論もなしに、トップダウン式に「うちもうちも」とやり、それを「変革」と呼ぶ。

情けない。何が地方大学の特色か。何が地域から世界に発信か。お前ら結局、中央が舵取りしない限り何もできないんじゃないか

これでは50年、100年経っても、日本大学名が世界の有力大学リスト綺羅星のごとく並ぶのを目にすることはできないだろう。

少子化にあえぎ、欧米に上澄みを掬われたおこぼれ留学生をかき集め続け、じりじりとその地位を下げていくのみだ。

序列だけは変わらず保ち、舳先を上にして沈んでいくのである

2012-01-19

Python vs Ruby vs PHP vs HaskellRubyistネクラオタクキモメン」 part2

Python vs Ruby vs PHP vs Haskell プログラミング言語バトル part1

http://anond.hatelabo.jp/20120118220204

441 : デフォルト名無しさん : 2011/12/14(水) 00:34:54.13

Rubyistってなんであんな小学校の図書室で毎日読書してそうな

いじめられっこネクラチビメガネみたいな色黒とかキモオタ

顔面オジサン、オバサンばっかなの?

445 : デフォルト名無しさん : 2011/12/14(水) 00:47:59.11

Javaer: 傲慢プライド高い、土方

Scalaer: 鼻持ちならない、モヒカン

Lisper: マジキチ

Rubyist: ネクラオタクキモメンいじめられっこネクラチビメガネ、色黒、キモオタ、顔面オジサン、オバサン

PHPer: 土方、DQN

Pythonista: イケメンリア充

473 : デフォルト名無しさん : 2011/12/16(金) 22:06:14.45

Python厨のRubyネガキャンは異常だなwww

608 : デフォルト名無しさん : 2011/12/28(水) 09:29:20.74

Rubyブロックが便利すぎて、Pythonをやめたくなった。

いちいちtemporaryな関数作成してから目的関数に渡していたのがばからしくなった。

609 : デフォルト名無しさん : 2011/12/28(水) 09:43:17.83

リストやジェネレータ式の内包表記が便利過ぎて

PythonからRubyには移行できないな

610 : デフォルト名無しさん : 2011/12/28(水) 11:03:14.91

日本人が開発の中枢にいるような言語はやめとけ。

どうせ廃れる。

611 : デフォルト名無しさん : 2011/12/28(水) 11:58:14.38

Pythonさんは、どうしてこう排他的かなぁ

626 : デフォルト名無しさん : 2011/12/28(水) 15:08:51.86

609

リストやジェネレータ式の内包表記が便利過ぎて

おれもそう信じてたけど、Rubyの、メソッド呼び出しを続けて書けるほうが便利だわ。

まるでjQueryみたい。といってもjQueryのほうが後発だけど。

たとえば「xsから0以上のものを選んで、その二乗の和を求める」場合

sum([ x*x for x in xs if x > 0 ])

これだと、後ろから読まないといけないんだよね。でも

xs.select{|x| x > 0}.map{|x| x*x }.sum

これなら頭からひとつずつ読めばいいから、わかりやすいし、考えたとおりに書きやすい。

まさにスクリプトって感じがする。

629 : デフォルト名無しさん : 2011/12/28(水) 15:55:19.77

Rubyメソッドチェーンって内包表記より弱いと思う

ネストするmapとかflattenとかわかりくいよ

Python: [[x,y] for x in xs for y in xs]

Ruby: xs.map{|x| xs.map{|y| [x,y] } }.flatten(1)

632 : デフォルト名無しさん : 2011/12/28(水) 17:25:29.75

いっぽうメソッドチェーンは

orz.sage().hage().hoge().hige() タイプの問題には向いている

まり向いている方向がちがう

(まあHaskellなら hige . hoge . hage . sage と書くだけだというのは置いといて)

強い弱いということで言うと、問題を解くのに必要な一番能力が弱い

(限定された)道具を使うという考え方があるようだよ

ベタ再帰は強い(汎用的)、がそれゆえ読むのに注意を必要とする

foldrは再帰よりは弱いが、foldrで表現可能な問題のクラス(原始再帰)はかなり

広いので、mapやfilterで済むならもちろんそのほうが望ましい

ではこの問題は弱いmapやfilterを結合させるほうがいいかというと、

俺はlist comprehensionのほうが集合表記そのもの=whatを表現していて好きだな

Pythonのlist comprehensionのsyntaxはあまり好きではないが

それは大きな問題じゃない

640 : デフォルト名無しさん : 2011/12/28(水) 19:56:09.23

メソッドチェーンってバグをわかりにくくするだけだと思うなあ。もちろん性能面もあるし。linqとかは良いと思うけど。

642 : デフォルト名無しさん : 2011/12/28(水) 20:28:45.92

同じメソッドチェーンでも、linqなら良いけどrubyなら悪い .....

一言で言うと「俺はRubyが大嫌いなんだぁーー」ということですな

663 : デフォルト名無しさん : 2011/12/28(水) 22:45:30.53

メソッドチェインなんてライブラリ設計次第でどうにでもなる

PythonどころかJavaでもできる

内包表記は構文でサポートしないと難しい(マクロがあれば別だが)

680 : デフォルト名無しさん : 2011/12/29(木) 00:07:41.77

メソッドチェーンが関数型の方法に比べて特に優れている点があるようには思えないが

パイプ順に書きたければ書けるし

682 : デフォルト名無しさん : 2011/12/29(木) 00:30:35.72

680,663

Pythonには関数型として致命的な弱点があるからメソッドチェーンでは簡潔なコードが書けない

たとえば「(1) Rubyは 条件判定が(文ではなく)式」だから以下のようなコードが書ける

 ys = xs.select { |x|

   if test

     if test_1 then test_1_1 else test_1_2 end

   else

     if test_2 then test_2_1 else test_2_2 end

   end

 }

あるいは「(2) Rubyブロック内で局所宣言が可能」だから上のコードを以下のように書き換えてもいい

 ys = xs.select { |x|

   cond_1 = if test_1 then test_1_1 else test_1_2 end

   cond_2 = if test_2 then test_2_1 else test_2_2 end

   if test then cond_1 else cond_2 end

 }

関数型言語であれば「(1) 条件判定(if/case)が式」で「(2) 局所宣言(let .. in .. end)が可能」なの当たり前

ところが残念な事に、どちらもPythonには欠落しているから、上の例はストレートコード化できない

からPythonではメソッドチェーンは使われないし、「酸っぱい葡萄」に見える

684 : デフォルト名無しさん : 2011/12/29(木) 00:37:06.68

Rubyでもリスト内包表記が言語として組み込まれてくれると嬉しい

リスト内包表記はトップダウン思考

メソッドチェーンはボトムアップ思考

だと思う

頭に浮かんだロジックをすばやくコード化するのはメソッドチェーンが適しているし、

じっくり腰を据えてコード設計するならリスト内包表記のほうが美しい

自分は、たぶんこのスレRubyコアの中の人も見ているだろうから

そのうちRubyにもリスト内包表記が実装されるんじゃないかと期待しているw

766 : デフォルト名無しさん : 2011/12/30(金) 10:04:41.40

メソッドチェーンは書き易い

内包表記は見た目が整ってて綺麗、最終的な型がわかり易い

いじょ。

2011-11-06

納得がいくことだけをやるという大変さ

仕事をしていると納得がいかない場面に遭遇することは多々あります

理不尽仕事は次々発生します。

仕事を受ける身が理不尽に思うことは、実は振り出す側も理不尽な内容であることを理解しています

ですが、レイヤーによってあきらめ度に差が出てきます

組織ピラミッドで考えるとわかるのですが、上のレイヤーになればなるほど、売上を意識しなければいけません。決められた売上を達成するには、泥臭いことも、狡賢いこともやっていく覚悟が必要です。そうして、上のレイヤーで売上を作るために本来はやりたくないけど、売上のためには仕方がないという内容の企画を立てます。この時点で振り出す側は納得のいかない仕事に対してすでに割り切り、諦めていますしかし、実際にその仕事を手がけて形にして、運用していくのは企画を立てた側ではなく、下のレイヤーの人たちになります

そういった、売上の為にはしょうがない的な仕事は往々にして消費者無視の半ば詐欺的な内容だったりします。それを形にするには自分正義を曲げなければいけないことも多々ありますトップダウンで降りてきた案件を「私はできません」とはなかなか言えないものです

では、やりたくもない仕事をやらなくていいようにするにはどうすれば良いのか。

キャリアアップして会社の上位レイヤーに行くか、自ら社内で新事業を作るか、起業するかしかありません。

そういったことができていないのに、会社経営陣に文句ばかり言っても、説得力にかけます

から降りてきた仕事内容に納得がいかなければ、その仕事内容によって発生する売上・利益を超える案件・企画を用意すれば、納得のいかない仕事を受けなくてもいいでしょう。

そもそも、上から降ってくる新案件の計画が毎度無茶だったり、綻びだらけなら、そんな会社は見切りをつけるべきです

また、完全に詐欺的な内容ばかりで売上を作ってるような会社はそのうち潰れるので、これも早いところ見切りをつけた方が身の為です

まあ、下のレイヤーだけで酒を飲むとほとんどグチばかりなんですけどね。

2011-08-21

宇野常寛批評用語の名前空間リソースを浪費しすぎ

最後に、宇野は「〈いま・ここ〉だけが無限に広がるこのリトル・ピープルの時代の新しい世界においては、私たちは〈いま・ここ〉に「潜る」こと、徹底して内在的であることが逆説的に超越に接近してしまう」と語るけど、このレトリックって、大澤真幸麻原彰晃に対して指摘した、

徹底した俗物性、過剰なまでの〈内在性〉が、逆に、麻原の〈超越性〉の根拠になっているのではないか。(大澤真幸『虚構時代の果て』)

とまったく同じなのだけど、これは本人的には大丈夫なのかしら。

ttp://blog.livedoor.jp/toshihirock_n_roll/archives/51653048.html

たとえば『完全自殺マニュアル』の鶴見済氏やオウム真理教麻原彰晃は、「革命」を失った今、世界を変えるのではなく自分を変えようとしたわけですよね。ドラッグや「修行」によって。麻原は鶴見さんほど徹底できなかったヘタレから革命のでき損ないに走っちゃったわけですしかし、彼らのやったことはまさに「内在」的なアプローチだったと思う。だって世界変革を「諦めて」自分チューニングするんだから

でも、ぼくがこの本で書いた「拡張現実の時代」においては、先ほどのゲームの例が代表するようにネットワーク的なものに支援されて超越―内在といった図式自体が崩壊していて、徹底的に内在することが超越に近づくというモチーフが頻出する。「ここではない、どこか」ではなく「いま、ここ」に留まったままゲームルールを書き換えるための想像力の行使に焦点を合わせているわけ。それはそのまま「虚構の時代」(鶴見・麻原)と「拡張現実の時代」の違いでもある。ここもポイントで、「外部」を断念するというとすぐに鶴見・麻原的なものを年長世代自体は想像しちゃうけれど、それは90年代時間が止まっている思考ですね。21世紀的な現実は「徹底して内在することによる超越」が、自意識チューニングではなく現実コミュニケーションとして創作物の生成や社会変革の可能性の方向に向かっている。これがまさに「仮想現実から拡張現実へ」ということ。

ttp://synodos.livedoor.biz/archives/1813624.html

いやいやいや。。。ちょっとウノさん、何言ってるんです・・・・。「内在」っていうこれまで批評用語としては、「超越-内在」っていう二項対立の一項として使われてきた用語を、かなり強引に自分タームの「内在」(これってむしろ「組織インサイダー=内在者」っていう意味に近いと思うんだけど)に引きつけて使ってて、不要名前空間コンフリクトを起こしてる気がする。まさに、

文系評論はすぐに一般名詞専門用語化する傾向がある。しかも、その本だけでしか通用しない専門用語をすぐにつくっちゃうのだ。”壁_temp”とか、”想像力_temp”とかい名前にしてくれればわかりやすいのだが、我慢して慣れてみよう。

http://d.hatena.ne.jp/kawango/20110818

っていう奴。今まで現代思想界にはCritique.naizaiっていう広く使われてる変数なり関数なりがあったのに、そこにまた紛らわしいUno.naizaiっていう変数なり関数なりを持ってきてて、そこでCritique.naizaiをUno.naizaiと間違えてコンパイルした人に、「お前はUnoパッケージインポートしてないから俺の本が読めてない」って文句言うのはちょっと無理筋過ぎないか

まあ、用語の問題を脇に置けば宇野常寛の言いたいことも分からなくはない。現代思想社会理論がこれまで、超越(トップダウン理想主義的な社会モデル)か、内在(個々人の内面インナースペースからの改革)か、という二項対立に拘泥したきたのに対して、組織の内在者=インサイダーが、組織へのハッキング的なコミュニケーションによるアプローチをかけることによって、ゆるやかに社会を変えていきましょう、ってのが彼の言いたいことなんだろうなあ、と思う。だけどそこで、現代思想のこれまで数十年の歴史のある用語体系に土足で踏み込んで、「内在」なんていう一般名詞を無理やり自分タームで使うのは無理筋だし、これまでその用語体系を使ってきた人の名前空間を不必要に混乱させる振る舞いだと思う。せめて「内在者(インサイダー)的アプローチ」くらいの用語にしておいてくれれば分かりやすいのにねえ・・・

2011-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20110725152431

それはただのホウレンソウの不徹底でしょ。

ボトムアップってのはトップダウンがあってはじめて機能する。

日本人が大好きなボトムアップってのはマスメディアがトップを叩いて首を挿げ替える方のボトムアップ

正しいボトムアップはトップへ情報を正しく伝達してトップの判断を仰ぐ相補関係。

2011-07-25

http://anond.hatelabo.jp/20110725132020

とは言っても、トップダウンのみの組織ボトムアップ不可能な組織って今のところ失敗してるだろ。

NASAだってボトムアップされなかった情報のために結構事故が起きてる。

必要なのはトップダウンの強制ではなく、きちんとボトムアップできる人材システムを構築することだと思うが?

社畜奴隷だというけど

トップダウンミリリズム組織のほうが信頼置けるよね

新人暴走とかただの管理の怠慢だし。

2011-07-20

RubyKangi #3 / Final RubyKaigi, Final Day

週末に行ってきたイベントだが、ちょっとインパクトが強すぎて、あとたぶん昼から通しで追っかけてるのは自分だけなので、この話誰かに伝えたい!と柄にもなく思ってしまった。

というわけで自宅Wikiから一部編集して張ってみる。

parse.yで構文いじり

  • 冒頭は yacc/C レベルでの正統的なid*追加して・・・の話かな(遅刻で聞けずだが)
  • 途中で Ruby レベルでできるだけする、という話に
  • 最後の end 羅列省略のための ennnnd は爆笑(Lisp cdddrのパロ)

Art with Glitch

活動報告:るびま分だけ

  • あの充実サイトの企画・運営話と聞いて!
  • 本当に毎回出し切ってる。書き溜めなし、揃った分は全力で出す
    • 「次号はないから」と毎回思いながら出している #なんという一期一会
  • 数年間は石の上だったが、遂に7年目。会議と違い、まだまだ終わらないよ!
  • 執筆企画いつでも募集してます
  • 記事の質とかインタビューで人を見せる企画とか、ホント魅力的だよなぁ

Hacking Ruby

GIS with Ruby

sinsai.info

  • どこらへんがRubyかと思ったら、やっぱりPHPだった。
  • PHP(Usahidi)でのスピーディーな立ち上げ話をしつつ、ugly codeをdisるTL
  • Ruby?Hack4Japanで書いてる人いるよー位(w
  • でも、来日した人に、日本はまだまだ復旧途上だという事は判ってもらえたか

Rails @ NotRubyKaigi

Fabio Akitaさん話

なぜRubyか、なぜRails

***みんながするから、は自分コモディティ化!***

世界に出るために:英語

ここまで、日本語でウケを取り、アメリカ人しか聞こえない英語をしゃべりつつの話。まじありえないレベルの覚悟と実践なんだが・・・!

ブラジルを変える

この人のセッションブラジル事情の紹介みたいな話で大ホール側のセッションも覗いてみようかなと思っていた所にこれで、ただちに絶対参加すべきレベルセッション格上げされた。こんな人がいるとは。

Ruby and Rails in Brazil

で、昼休み後の問題のセッション。結局ツイートどころじゃなかったが、こんな感じ:

プログラマが学ぶべきはプログラミングだけではない。全てだ。

心理学経済学物理マーケティング、、、全てだ。

この言語をみんながしてるからなんて最低だ。自分コモディティ化だ。

そんなのはキャリアじゃない。僕はこんな風潮と戦う。

Javaはあれが酷いとかPHPがとかいう態度でRubyを使うのも無駄だ。

自分がすべき事を良くできるから選ぶ。それ以外の姿勢は間違いだ。

自分が何を成せるのかだけが問題なんだ。プログラミングだけの話ではない

なんという激熱トーク。本当に小さかった南米Rubyコミュニティを仲間と共に成長させ、いまやRubyConf Brazilとか南米で何個もイベントが立ち上がるまでに育てた。この伝道のため、ここ数年で80箇所は回って普及に努めたとかとか。ブラジル事情への関心と関係なく、この熱量を体験できてよかった。

最後時間オーバー後の「あと一言だけ(本当はあと1分だけと本人は言っていたのだが、わざと誤訳してタイマー役の人に会場から叫んだ自分w)」でどんなにダメだとされていても、諦めずに進めという、過去偉人が貶められたり失意にあった時代の動画もよかった(もっとも、この話は知っていたのでインパクト自体は薄めだった)。

DeepConnect話

ORMインプリ

この後はLTとクロージング

クロージング:今北三行

インパクト強すぎw

これ漫画系展開をバックボーンにしたエンタテイニングなスタイルだと理解せずに真に受けると大変だなと心配になったり。なにしろ上は三行だけど全部通しで書くと

***I will crush you***

  • みんな、大人気ない大人になって競ってハックしようぜ!

真面目に受け取ったらヤバイ発言多すぎだろ・・・

 こ れ が 締 め の 講 演 か よ !

そういえば途中にまどマギネタも入ってた記憶があるのだが、上のインパクトが強すぎてどこかに飛んでった。

その後の高橋さん最後挨拶スタッフを集めてのスタンディングオベーションはちょっとうるっと来た。初参加だから今回の運営自体への思い入れはないのだけど、この回だけでも感激することが多かった。この完成度に達するまでどれだけの努力と熱意が投入されていたかと考えると。

隣の席が実はtdtdsさんでびびってたのだが、最初に立ち上がったのを見て、続く二人目のタイミング大事!とすぱっと立ち上がってみてよかった。その後前列の人がみんな!立とうよ!みたいにやって一気に雪崩状態。

herokuありがとう

これで会議は閉幕したのだが、さらにherokuの緊急パーティーが開催され、思い切って行ってみた。まあ、懇親会に輪をかけたリア充な雰囲気でまともに話せなかったのだが、

  • まつもとさんと入店前にgdbとかlua/rite/pythonの話ができた
    • 名刺を貰うのではなく、名前を覚えてもらえる自分になりたい!的なことを言った気がする(汗
    • まじでパッチくらいは書かないとだめだこれは / ていうか名刺とか割とどうでもいい(を。名刺よりパッチを受け取って下さい
    • 喉が痛そうだということに途中で気付いて申し訳なかった
  • ちなみに英語漬けの決意は、大学に入ったら自分ポルトガル語しか知らないがために遅れを取り、それが悔しくてやったそうな
    • その悔しさでその行動が取れる人は少ないと思う。やはりすごい

こんな一日だった。熱かった・・・

2011-07-18

http://anond.hatelabo.jp/20110718230638

協会や代表の発端について言えばボトムアップだったのかもしれないけど、

Jリーグに関して言えば、プロ化の主目的は「試合レベル向上による代表強化」だったし、

クラブも元々サッカー文化があまりない所に町おこし目的設立した例も多いから、

どちらかといえばトップダウン的に進められてきた部分のほうが大きいと思う。

2011-05-26

国歌起立条例問題とアディダス失言問題におけるブコメの反応と

http://b.hatena.ne.jp/entry/hamusoku.com/archives/4854701.html

最大勢力だけ出力。

anpo-sumeragi うーん。個人的には「お客さんを馬鹿にするような事」をする店員のいる店には2度と行きたくないし、それを黙認するような会社もどうかと思うんだけど。私みたいのは少数派なんだろうか。

ryokusai中傷云々より自社製品を持つてないことを誇らしげにツイートしたのがばれた時点普通の神経なら会社にはゐられまいよ。 2011/05/25

自分の妻を「ビッチを具現化したような女」呼ばわりする店員が居る店なんて二度と行きたくないけど、可哀想って言ってる人はそう思わないのかな…そういう噂が広まると顧客減るし、店側としては妥当な対応と思われ。

rbtsro 接客業でこんなことしでかしたんだから、クビが重い対応とは思わないな。 2011/05/25

rebirthen 「処分が厳しすぎる」といってる人は「テラ豚丼騒動」のときのことを思い出してみよう。

K-Ono 「顧客」に対する損害を与えたのだからなー。まあ少なくとも顧客対応はさせれねえ。それに「イヤな店員」と接して次行きたいと思わんでしょ/やりすぎって思ってる人はリテールの接客業なめてんのかこら。 2011/05/26

jiki8man 身分を明らかにした上で顧客契約選手馬鹿にする社員を雇い続けるメリットなんてないでしょ。解雇が可哀想なんて思わんよ。 2011/05/26

wbbrz 契約選手や自社商品に敬意を払えない上に、それを公に発信してしまうような人間は、ブランド社員としては不適格。無関係な身内に被害が及んだり賠償責任が出たりしたら可哀想だが、ただの解雇なら妥当かと。

feita 身分明かしてお客さん馬鹿にする社員は置いておけないか・・・さすがに。 2011/05/25

temtex 他人に侮辱されてまで買い物したいとは思わんわな、フツー。


彼らの心情の中には当然ながら「組織に属した人間として不適切な振る舞いだ」というのがあるだろう。

しかしよっぽどの社畜でもない限りは「取引先がウザい。営業のアイツ脂汗で窒息してあのダミ声をもっとダミラせて死なねーかなー」のひとつぐらいは思うはずだ。

そしてこれはもちろん問題ない。「内心の自由」というやつだ。これも社畜でない限り納得していただけると思う。


さて、Twitter炎上事件に共通するものがある。それは「Twitterで内心を発露した」ということである。「バカの可視化」と言われる所以はここにあると言ってよい。

つまり、アクセシビリティの飛躍的な向上により、内心が可視化されるケースが増えたということである

もちろん、内心の自由を実際に表現してしまった以上、それは内心とは呼べない。ただ、その方法自体は匿名掲示板愚痴を吐くというルートと同じである

そしてたとえ匿名だろうと書き方によっては補導されるだろう。「殺す」とかね。つもりはなくても、書いたらダメってわけだ。

ネットはもはやグチをこぼすツールとしては成立し得ないのだ。公共性が高まり、そこにおいても私情を殺すことが優先される。プライベート存在しないというのはすべてがパブリックということだ。その意味を少し考えるべきである。もちろんそれはネットにおける活動が表現としての役割が強まっているとも言える。


少し話がそれるが卑近な話題としては、大阪府条例におそらくなるだろう国歌起立の問題がある。

ここでこれを支持する人間の主だった意見としては「公共性が高い、職務命令がすでにされている、職業選択の自由があるんだから嫌ならやめろ」というのがある(反日がどうだとか当たり前だとかいう多くのノイズは、残念ながら”意見”とは程遠い)

はじめに「公共性が高い」という意見について考える。式典が公共性が高い場である、という主張であり、ゆえに起立しないという私事で調和を乱す行為は許されないというのがおもだった筋だ。つまり「ご起立願います」という進行があるのだから、それに従わないのは許されない、ということである

(私は、この文言がないのであれば座っていても公共性は損なわれないとするスタンスだが、おおかたの式典ではそういったアナウンスがあるだろう)

職務命令がすでにされている、というものは割愛したい。

職業選択の自由があるんだから嫌ならやめろ、という意見もある。ただ、この主張は「従うのがあたりまえだろ」という奴隷意識に根ざしているものもいくつか見られているため、あまりいい気分はしなかったのがしょうじきなところだ。


さて、なぜこの二つを取り上げたかというと、組織に従属する人間の行動が、他人に与える影響についてはほぼ似通っているということだ。そしてそれはやはり論理とはかけはなれた、感情に起因するものである

私は企業の判断は判断として受け取るべきだと考えている。すなわち、プロセスはどうあれ、一旦はその命令を受けて、彼女は職を辞するべきであるしかしそれは当然ながら他人の溜飲を下げるためにするものではない。それを望む人間転び公妨などの類を否定するならただの無知と傲慢と油断だ。


このふたつの例における「クビは妥当」と「嫌ならやめろ」は同根である。もっと言ってしまえば、集団の構成員に思想信条の自由などは存在しないということである

もちろんそこには「集団に適格な資質」が内在している。つまり、内心に叛意を抱くことのない強固な愛国心、愛社心が求められているということだ。構成である以上トップダウンは絶対であり、構成員もそれに逆らってはならないのである。そしてあろうことかそれは「外圧」によってなされるということだ。

では、それは実現可能継続可能か?

もちろんNOだ。

これはゼロリスクと同じ(All or Nothing)の思考である信仰くさく言えば「処女性」である処女性は未経験に起因するのではない、その純潔さの信仰によって得られるのだ。一縷の穢れさえ許されない、ということだ。

からこそ彼らは集団にもその純潔さとしての整然を求めるし、調和の取れた動きとしてミリタリスムな行動を求めるのである


彼女は排外されたのだ。穢れたものとして。穢れた人間のいる店には通いたくないという外圧を前にして排外されたのだ。

彼女は何処へ行くのだろう。穢れた公務員は何処へ行くのだろう。

彼らにはNIMBYこそふさわしい。そう考える。あるいはNIMBYさえも相応しくない。そう考える。

奴らと同じ空気を吸いたくない。

こういう欲求が、ヒトを殺す。

そしてそれは、合法だ。

今日も見えないところで人が死ぬ。

それは信徒の意志だ。

人が死ぬたび、空気清澄に、社会が良くなる。心なしかごはんも美味しい

2011-03-29

  • 「このままこの問題を先送りしたらいつか大変な事になるから今のうちに何とかしないと」
  • 「万が一の事態が起こっても上から言われたとおりに仕事した俺たちに責任は無いし

前者のような人達会社につなぎ止める事の何と難しい事か。

まあ、原因はトップダウンという名の現場軽視なんだけどね。それを主導してきた経営陣が痛い目を見て学習するしかいね。そんな俺も後者タイプ

2011-01-17

http://anond.hatelabo.jp/20110117122439

NTTは良くも悪くもお役所的だから

(時には無駄しか思えない)手続きに沿ってしか

事を進められないか

禿電は良くも悪くもトップダウン

禿がやると言えば無茶なことも

実行されるかもしれないが、そこに公平性はな

2010-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20101116161054

そもそもああいう性風俗的なファッションを心から「かわいい」と思ってる女性っているの?

なんというか、トップダウンかわいいらしいから真似してみた、あるいは取り巻きもそういファッションだからいっしょに、みたいなもんじゃないの?

2010-09-25

http://anond.hatelabo.jp/20100924192440

参照URLが間違っていたので返信されていたことに気づかず,

気づいてそうか納得できないかーと思っていたら,こちらですでに納得していたんですね.

これまた参照URLが間違っていたので気づかず..

すでに納得できたようなので特に返信することもないのですが,

質問の回答を書いてしまったので貼り付けておきます.

http://anond.hatelabo.jp/20100922183732

また言いますが、それこそがGTD本質なのではないのですか?

GTDについてはあんまり良く知らないのでなんとも言えませんが,

こんな風に書いているので,人生目標GTDで探すのは不適切なのでしょう.

http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0812/31/news002.html

しかしデビッドアレンさんはここで彼の経験に基づくアドバイスをしてくれています。それは「日々の仕事を片付けられないと、将来の目標など見えてこない」というものです。日々仕事に追われていたり、ストレスにさらされていると将来のビジョンは描きにくくなります。疲れた頭では自由に未来創造することは難しいでしょう。日々の仕事コントロールする術をまずは身につけることによってのみ、トップダウンアプローチが可能になるのです。

将来の目標価値観について考えをめぐらせることは悪いことではないですが、ボトムアップから始めたほうが結果的に自由な思考が可能になるかと思います。

やるとしたら,おそらく「人生目標を探す」というプロジェクトを登録し,

次のアクションとして「○○を読む」「○○について考えをまとめる」とか登録するのではないかと.

具体的に将来の目標を考えるための手段としては他の方法を試すべきなのでしょう.

下記は目標達成可能性最大化を実践している知り合い(東大卒)から薦められた本です.

「20代から始める」とあるので,受験勉強邪魔にならない程度にどうぞ.

http://www.amazon.co.jp/dp/4479791167

2010-07-03

http://anond.hatelabo.jp/20100703134347

日本ムラ社会じゃなくなる日なんてくるわけないだろ。トップダウンに逆らう奴は出ていけばいいんだよ。

2010-06-21

英語を死ぬほど勉強してきたからわかる、英語学習のありかた

前のん: http://anond.hatelabo.jp/20100620143255

前回エントリブコメ/トラバに逐一答えることはできないけど、眺めていて誤解があったかなと思う点について補足しておく。

まず一つ言っておくと、俺は自分英語学習の成果としての英語力に「満足している」。俺の英語力は俺に対して果たすべき役目を十分に果たしてくれている。そして同時に、自分には場合に応じてネイティブの力を借りなければならない状況があることを知っている。しかしその自覚は、決して自分コンプレックスを掻き立てるようなものではない。

なんつーかな、例えて言うなら、超サイヤ人になれなくてもクリリンにはなれる、ってことです。フリーザ一味のザコならガチボコれるし、フリーザ相手にだって気円斬駆使して、クラッチプレイヤーとしての役割を果たすことはできるわけですよ。しかしやっぱり最終的にはサイヤ人ナメック星人の力を借りて立ち回らなきゃいけないわけ。

クリリンにだって重要な役目がある」ことと、「でも結局クリリンクリリン」との間のバランスを取ることはとても大切なわけですよ。「どうせフリーザには敵わないんだから俺何もしねえよ」でもなく、「俺はもうフリーザとも互角だぜ」でもなく。修行の成果を自分の糧とし、修行していなかったら見ることのできなかった世界を見ることの意義は、「ラスボスを独力で倒せない」ことによって失われるものでは無いんです、全然。

しかしですね、今日本人に向けて英語をやれと言う人達。主として経営者であり役人であり、もしくは煽り口調でいうなら「中途半端英語ができる人間」ですね。英語をやれと言うこと自体はものすごく合理的だし理解できる。そこを問題視しているのではない。問題は、往々にして彼らは、「(今の段階の)クリリンにできること」の限界がわかってないと思われる点にある。そこから出てくるのは無いものねだりであり、無いものねだりされた側に植え付けられる英語コンプレックスである。その意味で、俺が指摘したかった問題は「レベルの高い」ことではなく、むしろ日本における初級以降の英語学習者の扱いなんである。

一つ例を挙げましょう。金谷憲の「英語教育熱 過熱心理を常識で冷ます」より(今手元に本が無いので記憶に基づいて。多少不正確かも)。文科省の高校英語学習指導要領に「実践的コミュニケーション能力の育成」という項目が入った。で、教師が「実践的コミュニケーション能力って何、具体的には何を教えればいいわけ?」と問うた。当然ですな。そしたら文科省側は「例えば英語電話をかけることができるような能力です」と答えた、というエピソード。

しかし(ここからは金谷さんではなく、俺の意見)、英語圏で生活をしたことがある人間なら皆実感として知っていると思うんだけど、「英語電話をかける」のはものすごく難しい。

これはちょっと考えれば当たり前の事なんです。まず、今時「電話での会話」が必要とされるのは、緊急性が高く、複雑なコミュニケーションが必要な状況に限られる。それ以外だったらメールや、自動音声ガイドに従ってプッシュホンのボタン押すので済むわけ。わざわざ電話で相手と話さなければならないのは、何かすぐに解決しなければいけない問題があって、その問題は単純なYes/No疑問文の応答では解決しないようなものである場合、ということになる。

そして電話である以上、視覚情報は全て遮断される。ジェスチャーや指さしを使うことも、相手のジェスチャーや指さしや表情から情報を得ることもできない。単純な音の聞き取りにすら視覚情報は大きな役割を果たしている(「マガーク効果」でググれ)。さらには頼みの綱の音声すら、電話回線を通して劣化していて、生で聴くよりも情報量が減っているのだ。この失われた情報の埋め合わせをするのは、確固たる英語能力に基づくトップダウン解釈しかない。

というわけで俺は、日本人高校生電話での会話能力を習得させるのは実質不可能だと思う。そもそも順番がおかしい、「面と向かってなら十分に会話ができる」レベルに達して初めてそれよりも困難な電話に挑むべきだ。しかしお上にやれと言われた教師は、とりあえずやらざるを得ないわけですよ。なので電話での定型文を適当に教えてお茶を濁すことになる。Hello, this is Bob speaking.

で、高校生卒業後、アメリカ旅行に行く。そしたら目的地の空港スーツケースが出てこない(アメリカ国内線ではよくある)。空港カウンターに行ったら、「後でここに電話しろ」と電話番号を渡される。ホテルの部屋から電話する。全然向うの言うことがわからない、こっちの言いたいことが伝わらない。惨めな思い。「学校英語なんて役に立たない!」となる。俺は六年英語をやらされたのに電話一本かけられない、ああ何て日本英語教育はクソなんだ、もう英語はイヤだ。

しかし、仮にこれが中国だったらどうか。中国空港スーツケースが出てこない、ここに電話しろと言われた、電話したら中国語で何言ってるか分からない。大抵の日本人は、ここで頭を抱えて自分中国語能力の無さに身悶えたりしない。まあ当然わからんよねーそりゃ、あーまいったなーと言いつつフロントに向かい、フロントマンに筆談や身振り手振りや片言の英語/中国語を組み合わせて意志を伝え、代わりに電話してもらうだろう。首尾良くスーツケースが届いたら、上手いこと言語の壁を迂回した自分コミュ力にニンマリするはずだ。

この非対称性を日本人は深刻な問題と捉えるべきだ。例えば、「学校英語が役に立たないのではなくて、学校英語ではできるようにならないことがあるだけ」という、ごく単純な真実を覆い隠しているのものは何なのか。それは元を辿れば、「クリリン超サイヤ人にはなれない」という認識の欠如で、さらにその大本にあるのは「超サイヤ人にならなければ生き残れない」という思いこみなんじゃないか、と思うんだよね。違う違う。学習のどんな段階においても、英語に関して「できないこと」は無くならない。どうしてもそれをやる必要があるなら、ネイティブにやってもらえばいい。「ネイティブにやってもらう」のは、恥ずかしいことでも、難しいことでもなんでもないのだ。

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