はてなキーワード: ミステリーとは
タイトル通り。
『2億ドルもブチ込む映画でよくこの脚本でOKが通ったな』って言うドラゴンボール・エボリューション級の驚き。
この映画に投資した人・制作進行管理する人らは、この脚本をチェックした時に絶句しなかったんでしょうか?
配給会社はこの仕上がりに試写会で気絶しなかったんでしょうか?
『もうどうにもならない・・・。知名度ある監督だしアクションシーンあるし赤字にはならんだろ(ならんよね?)』と言う、ドラゴンボール・エボリューション みたいな諦観???
『イッツアメェェェジィン!!!我々がハリウッド映画の新ジャンルを切り開く!!!』と言う、フロンティア・スピリッツ???
どういった経緯で TENET がお偉いさんたちの Go を取り付けることが出来たのか?
そちらの方が TENET の明かされていない謎よりも遥かに興味をそそられます。
まず最初にこの映画が誰向けの映画なのかを書いておきたいと思います。
TENET はミステリー小説好きの人向けのための映画です。SF好きの人も本作を見るべきですがSFはフレイバーです。
ミステリーは好きだけどSFは好みじゃ無いんだよなぁと思っていた人は是非とも映画館へ足を運んでみてください。
逆にSF好きの人はSFはフレイバーなので過大な期待はしないでください。でも映画館へ足は運んでみてください。
念のためもう一度書いておきますが、TENET はミステリー小説好きの人向けの映画です。
根幹といえるべき事柄なのでもう一度更に書きますが、TENETはミステリー小説好きの人向けの映画です。
ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。
ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。
ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。
おわかりいただけましたか?
おわかりいただけましたよね?
おわかりいただけたところで、TENET の楽しみ方について記載したいと思います。
観客も作中の主人公も、同じ目線・同じ情報量のまま進行する本作ですが、『黒幕が誰なのか』予測してください。
ぶっちゃけスタート30分くらいで映画のオチの予測がつき、とあるシーンで確信に変わるのですが、それは根拠なき直観ってヤツです。
ミステリー小説好きのあなたは、TENET 作中に散りばめられているヒントを元に『 “根拠” を持って黒幕を予測してください。』
どうせXXXだろ?っていう過去みた映画・マンガ・アニメ・ゲームからの無根拠予測はダメです。ちゃんと TENET 作中のヒントを使って予測してください。
どの時点で “根拠” を持って結末を予測出来たか、友人・家族と競い合ってみると楽しいと思います。
フレイバーのSF要素が『はてな???』となるような事ばかりです。
たとえば、本作のテーマは時間逆行なのですが、時間逆行すると肺呼吸が出来なくなります。
でも目は大気から酸素を取り込む事が出来ますし、光を取り込む事もできますし、視覚の情報処理も正常ですし、
おそらく臓器・神経の働きも正常、自意識も正常、自立した活動が可能です。
そして (作中の描写では) 特定の “炎” に限定して熱エネルギーが反転され凍りつきます。
未来道具では無いノーマルな現代の車は普通に運転出来る(動く)んですけどね。
作中で描写されていないところを補完しながら、勝手にいろいろ考えてみてください。
あなたが、上記に当てはまらない場合、映画館へ足を運ぶ必要はないのでしょうか?
いいえ、下記のどれかに当てはまるようでしたら、是非足を運んでみてください。
もともと人の顔を覚えるのが苦手だった。
クラスメイトの顔も三学期になってから、8〜9割覚えられるくらいだった。
見たことがあるかどうかも分かる。
ただし、誰だかわからない。
みんな似たような髪型、格好をしている。多分半分くらい入れ替わっていても私はわからないだろう
いっぱいいるEXILEの人たちも、雰囲気でEXILE諸々のグループの人々なのだろうと分かるが、個人がわからない
アイマスや、ラブライブ、あんスタなど、イケメン、美少女を謳ってメンバーが多い(5人以上から怪しくなる)と、誰が誰だかわからない。
ただの色違い、髪型違いだろ!とわからない自分を棚に上げて、わからなくて当然だと言いたくなる
もちろん誰が誰だかわからないので、始めようという気にもならない。
キャラクターエピソードを語られても、すぐ私はそいつを見失う。
「木を隠すなら森の中」をされているような気持ちだ。
興味があってDVDを借りた。修道院を舞台にしたミステリーだった。
出てくるのは、しわくちゃのおじいさんばかりで、修道院の僧服なのだろうか、とにかくみんな同じ格好をしていた。
犯人はこいつだ!
私は「誰だ」と思った。
ジブリでアニメ化した作品の原作。アニメ化したのは「海がきこえる」までだけど、原作は結構違う展開になっている。
(アニメでは駅で再開してるけど、原作では帰省する前に大学のパーティーで再開してその後デートしたりしている)
一応恋愛ものではあるものの、90年代のリアルな学生生活の空気を書いている作品でもあると思う。
海がきこえるⅡでは、いつの間にか里伽子が主人公のことを呼ぶとき「杜崎くん」から「拓」に変わっていて、付き合っているわけではないんだけどもうすぐ付き合うなこれ…みたいな空気感がキュンキュンする。
とある殺人事件にかかわった人々にインタビューする形式で物語が進行し、たまに事件の中心人物(の兄弟)に視点を移行しながら事件の全容を語るミステリー。
たくさんの登場人物の背景を細かに説明して、ちゃんとストーリーにつながるようになっている群像劇がすごい好き。
映画もDVD買って何回も観た。めっちゃ有名な俳優女優(亡くなった人も多い)がいっぱい出ているのでおすすめ。
富豪の娘と結婚したばかりに、善良で人畜無害な人間なのに何故か事件に巻き込まれるようになってしまう主人公の話。
主人公について昔はただただいい人だ…としか思ってなかったけど、最近はこんな男いねーよ絶対作者の願望入っているだろと思えるぐらいには大人になってしまった。
「希望荘」以降はまだ読んでいない。
大体1話につき8~10ページぐらいで、様々な31歳の女性の日常や感情がすっきりまとめられており、中途半端に終わる話が少ないので大変読みやすい。
これだけあるんだからどれか一つは琴線に触れる作品があると思う。
はるか昔に「雲のように風のように」というアニメが作られている有名な小説。
中世中国風の世界で、基本は田舎の少女が後宮でのし上がる?話だけど政略あり戦争あり哲学ありお色気あり百合/薔薇/近親相姦ありいろんな要素を詰め込んだ闇鍋のような作品。
どうでもいいが「雲のように風のように」は主人公の銀河よりも渾沌に当てはまる言葉だと思う。
anond:20201008200533 anond:20201009122304 anond:20201009122752
に続いて備忘録として2017年に見ていたアニメのタイトルを簡単な感想と一緒に50音順に書き記してみたい。書き切れなかった分はanond:20201011104010に続く。
谷口悟朗監督と黒田洋介氏の名コンビが送る少し変わり種のロボットアニメ。人間がロボットに乗るのではなく、人間の精神をロボットに転送させるタイプの作品。主人公イドさんの名前はID-0から来ている。
「宇宙空間で音が出ない」とか、いかにもSF作品っぽい描写が面白かった。 興津和幸さんと緑川光さんと子安武人さんが一つの人間の肉体を奪い合ったり、終盤は声優さん的に徐々に奇妙な冒険が起きそうだった。
鉄腕アトムの前日譚的な作品のアニメ化作品。若い頃の天馬博士とお茶の水博士が一緒にロボットを作ってロボットを戦わせる大会に参加させる話だったと思う。A106という主役機が後のアトムの原型になったんだろうか。
話は中途半端な所で終わった気がするけど「鉄腕アトムの過去に実はこういう事があったんだよ」という話ならむしろこの先どうなるのか気になるくらいの場所で終わって良かったのかもしれない。
甘酸っぱい恋愛物。これぞ鈴村健一さんの本骨頂!というくらい主人公のキャラクターに鈴村さんの声と演技がハマっていた事を今でもとてもよく覚えている。声優さんが歌う爽やかな主題歌も良い感じですよ。
ライトノベル作家達が集まってだらだらとテーブルゲームを遊んでいるようなそんな作品だった気がする。ゆったりと落ち着いた気分で見れるので好きだった。
もし自分が書いたライトノベルが適当にアニメ化されたらどうする?というメタ的な話にはこんな事ラノベ原作アニメで言っていいのかな…と驚かされた。
直球なタイトルに惹かれて見始めた。俺の妹がこんなに可愛いわけがないのコンビが手掛けるライトノベルのアニメ化作品なんだとか。タイトル通り少しはエッチな要素があった事が嬉しかった記憶がある。
EDで跳ねる妹ちゃんが可愛かった。結構人気はありそうに思った二期はまだなんだろうか?前作の実妹ヒロインが不評だったのか今作は義妹ヒロインだった。主人公がラノベ作家なので妹さえいればいい。と少し被ってると思ってた。
前作から2年近く経っての二期。少しブームが過ぎている気がしたけど、それでも人気はあったらしい。実松さんとか暗いけど好きだったなぁ。
ネットでは二期の内容は一期に比べて不評のような印象があるけど、個人的にはカラ松いじめなどが少なくなった分一期より見易かったような記憶がある。もう3~4年前のアニメという事で内容は殆ど覚えていない事が悲しい。
鬼平犯科帳のアニメ化作品らしい。主人公長谷川平蔵さんの声が堀内賢雄さんという事で、僕の中で少しジョーカー・ゲームと被った。どちらも渋くて内容的に大人向けな所は似ていると思う。
ED主題歌は「これは本当にTVアニメの曲だろうか?」と疑問に思うほど渋い雰囲気の歌謡曲だった。お話はほろりと泣ける人情話もあれば、後味の悪い暗い話もあった気がする。何となくご年配の方にも人気がある印象がある。
大人気ライトノベルキノの旅のTVアニメ第二作。悠木碧さんは本当にボーイッシュなキャラの演技が上手いなぁと唸らされる。内容はほぼ原作から抜粋したエピソードをアニメ化出来ていると言っても良いんだろうか?
OPがサビで「キノの旅」という単語を歌っている事にはニヤリとさせられた。キノの旅の原作小説についてはあまり詳しくないけれど、「アニメなあとがきの国」という話にはよくやってくれたなぁと感心させられた。
主題歌がもうビックリするくらい良い曲で驚いたアニメ。ミステリーボニータという秋田書店の少女漫画雑誌で連載されている漫画が原作らしい。キャラクターデザインも可愛らしくて好きだった。
話は原作が未完という事で尻切れトンボな感じで一旦終わってしまった。原作が完結した際にはもう一度アニメ化されるのだろうか?素直にアニメの続きが知りたければ原作漫画を買った方が良いのかもしれない。
これは絶対エッチなアニメに違いない!と思い続けて見続けたけど、1話以外はそこまでエッチでもないまま終わってしまったような印象があるアニメ。どちらかといえばドロドロした四角関係がメインの作品?
あくまで個人的な好みの話だけれど、主人公が内心惚れている鳴海お兄ちゃんという眼鏡のお兄ちゃんが僕のドストライクなキャラだった。これで声が野島健児さんなんだから本当に堪らない。ああいうキャラ好きなんだよなぁ、と思う。
ゲーマー達が集まって自分の価値観をぶつけ合うような作品だった気がする。主人公の声が潘めぐみさんだった事に驚いた。最近女性声優が男子高校生の声を担当する事が少ないような気がしているけど、気のせいかもしれない。
ゲームの話もしていたけどこれも「誰が誰を好きなのか」という話で結構ドロドロとしていた気がする。ゲームについて熱く語り合える友人が居る人は本当に幸せだと思う。
大人気アニメの続編。1期の監督だった松本理恵さんはEDの絵コンテと演出を担当していたけどこれまたお洒落で良い感じだった。鈴村健一さんと坂本真綾さんがとあるエピソードで共演されていた事が印象深い。
1期でアニメ化されなかったエピソードなども含めて原作を最後までアニメ化してくれた事はファンとして嬉しかった。原作ストックが溜まればすぐにでも三期をやるんだろうなぁという気がしている。とある執事の電撃作戦の回が特に好き。
本放送時は1話で脱落して、その後再放送で改めて見たところやっぱり評判通り面白いなぁと思った。
田村睦心さんのボーイッシュな女性役って本当に良いなぁ…と思ったアニメ。面白いとは思ったけど世界規模で尋常ではない高い人気を誇ると聞いてビックリした。
魅力的なキャラクター達が出てくるのでその中で二人でも好きになればそのまま最後まで楽しめる作品だと思った。滝谷くんとファフニールさんとかいかにも女性ファン受けが良さそう。女性陣も皆可愛い。
最遊記って今でもアニメやってるのか凄いな…と思った作品。声優さん達も幻想魔伝 最遊記の頃からお変わりなく嬉しかった。このアニメも主題歌が本当に良いんですよ、GRANRODEOもラックライフも曲がカッコ良くて素敵。
クロムクロのP.A.WORKS製作という事で見てみたら意外と面白くてハマったアニメ。都会で就活に失敗した女の子が田舎で観光大使として村興しを頑張るような話だった気がする。
主題歌がOPもEDも本当に良い曲でそれでこのアニメを見続けようと思った覚えがある。P.A.WORKS作品らしくキャラクターが可愛かったのも非常にGood。色んな人の悩みが徐々に解決していくお話も面白かったと思う。
最終回で綺麗に纏まったのできっと続編は作られないだろうけど、それでもその後の話が見てみたいなぁとも思うそんな作品。好きでした。ところでサンダルさんって何か意味ありげな外人さんは結局何だったんだろう…。
かのスタン・リー氏も関わるアメコミ作品っぽい雰囲気のアニメ。劇中歌の「SKY SHOW」が本当に良い曲なので、この曲聴きたさに見ていた所もあったと思う。
謎めいた主人公の正体とその能力が明かされた時はなるほどなぁ、そりゃ強いよなぁ…と思った。いかにも続編がありそうな中途半端な終わり方だったけど、きっといつか続編が作られるんじゃないかな…とこっそり思っている。
西尾維新先生の小説がアニメ化した作品。十二支をモチーフにした戦士達がたった一つどんな事でも願いを叶えてもらう権利をかけて戦うバトルロワイアル物。内容も主題歌も厨二心にビンビン響く感じで好きだった。
勘が良い人は2話くらいにはこの先どの戦士がどの順番で脱落するのか察せられたと思う。誰が脱落するか予め分かっていても「こんなに強い奴がどうやって脱落するんだろう?」と先が読めない展開でとても面白かった。
最近のアニメにもかかわらずベテランの西村朋紘さんがレギュラーで出演されているのが珍しいと放送当時思っていた。バトルロワイアルの後日談を描いた最終話はそれだけで一本の短編作品としても楽しめる内容だったと思う。
史上最年少で将軍となった少年マフムート・パシャが勢力を拡大する帝国と戦うために様々な国へ赴き協力を取り付けようと頑張るアニメ。トルコなどでは将軍の事を「パシャ」と呼ぶ事をこのアニメで初めて知りました。
アルスラーン戦記のようなアニメに飢えていた時に出会い勿論こちらにもドハマリした作品。漫画の連載は荒川弘版アルスラーン戦記よりこちらの方が早かったらしい。中東っぽい雰囲気のアニメが2年連続で楽しめて嬉しかった。
名探偵コナン以外のTVアニメで緒方賢一さんの声が聴けたのが珍しいなと思った。原作が連載中なのでアニメも良い所で終わってしまったけれど、その内続編は作られるのだろうか。一期のEDが曲も絵もとても美しく優雅だった。
爆発的なヒットを記録した大人気アニメの二期。前作から四年も経ってるし流石にブームも去ったんじゃないだろうかと思っていたらそんな事は無くやっぱり大人気だった作品。現在四期の製作も決まっている。
この二期が放送される前にNHKで一期の総集編である劇場版を放送していた気がする。そのお陰で一期を見ていなかった僕でもすんなりとお話を理解出来た。アクションもカッコ良く流石大ヒットしただけあって面白いアニメだと思う。
オリジナル恋愛アニメ。この手の作品って主役の二人が恋仲になるまで時間がかかるんだよなぁ…と思って見ていたら何と2話くらいにはもうお互いが好き好きオーラを出しまくっててビックリした作品。告白までもあっと言う間だった。
すぐにくっ付いてじゃあここから先はこの二人のイチャイチャが見られるんだな!と思ったら、この二人がクラスの人気者二人にそれぞれ想いを寄せられていて恋仲を引き裂かれたり略奪されるんじゃないか…と最後までひやひやしていた。
主役の男の子に横恋慕していた子は主役の女の子の友達で、人の持っている物を悪気なく欲しがるあると公式で言われているのが本当に怖かった。最悪振られた腹いせにいじめに発展するんじゃないかと本気で心配だった。
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の藤原書記役で大人気の小原好美さんはこの作品くらいから名前をよく見るようになった気がする。魔法陣グルグルのククリもそうだけどキャラに声がハマっていたと思う。
亜人の佐藤さんが出てくるアニメ。亜人ちゃんと書いてデミちゃんと読む事に中々慣れなかった。モン娘アニメかと思ってエッチな要素に期待しながら見たら、心優しい先生と悩みを抱えた女子高生の心の交流がメインの作品だった。
この作品の数少ない露骨なエッチ要素はやはり亜人の佐藤さんだと思う。このアニメをそういう目で見るのは間違っているような気もする。それでも亜人の佐藤さんの白水着は素直にエロかったと言いたいです。
確か小学生の女の子達がバンドで演奏しているアニメだったと思う。大川透さんが出演されていて意外に感じた覚えがある。内容はよく覚えていないけど最後まで楽しんで見ていた記憶はある作品。
個人的に2017年で一番楽しんで見ていた作品。人型ロボットに変形する機能のある大型車両に乗った小学生達が数々の災害に巻き込まれた人達を力を合わせて救助していく作品。合言葉は「ゴー、レスキュー!」
初めの内はロボットアニメなのに敵らしい敵が居らず主人公が毎回災害現場で救助活動ばかりしている事を退屈に思っていたけれど、見続けている内にそれこそドライブヘッドの良さだと思うようになった。今でも大好きな作品。
番組の中盤から敵役が現れるようになり終盤敵ロボットとの激しい戦いが繰り広げられた。番組が始まった時は戦闘を望んでいた筈なのに、作風に慣れてからは戦いより人助けのお話の方を見たいと思うようになっていたのが不思議。
このアニメに登場するヒロイン石野ミコトちゃんはホビーアニメ作品に登場する少女の中でもトップクラスの可愛さだと僕は思っている。あの大ヒットアニメシンカリオンの前番組だけど影は薄い気がする。映画では共演していたけど。
異世界ファンタジーロボットアニメ。交通事故で亡くなったロボット大好きエリートプログラマーがロボットが存在する異世界に転生して自分好みのロボットを作りまくるというお話。ロボアニメファンからの評価がとても高かった印象が残る。
型落ちの旧式機で巨大な魔獣を倒すという偉業を成し遂げた主人公・エル君はガンダムで例えると旧ザクでνガンダムやサザビーを倒したような物という例えを放送当時聞いた気がする。あのジャイアントキリングは本当に燃えました。
番組の終盤でOPがSE入りになるなど過去のロボットアニメへのオマージュもあった気がする。原作ファンからは駆け足過ぎて原作の良さを活かせてないと言われていた気がする。それでもアニメだけでも楽しめる内容だったと思う。
主人公エル君が生まれ育ったフレメヴィーラ王国がエル君の発明もあってあまりに強すぎたせいで敵役のジャロウデク王国が一方にボコボコにされて良い所無しだったのは敵ながら可哀想と思った覚えがある。圧勝ではないかエル君は。
女性向けミステリーアニメ?かと思ったら謎が解明するパートにあっと驚く展開にビックリした作品。菊地秀行先生のエイリアンシリーズや皆川亮二先生のスプリガンに近い物を感じて楽しかった。主題歌もカッコ良く今でも覚えてます。
何だか雰囲気が暗いし面白いのか分からないけどとりあえず謎が明かされるまで見てみよう…と思いながら見ていたけど、途中で見るのを止めなくて本当に良かったと思うくらい面白かった。トンデモ伝奇ミステリー。
Fateシリーズ外伝小説のアニメ化作品。何人かのサーヴァントはこのアニメが放送される前にFGOへ参戦していたのでそこからこのアニメに触れてキャラの性格にギャップを感じた人も居たらしい。
僕は原作の1巻を読んでいたけど、アニメは小説から変更されている所も結構あるなと思った。それでも大まかな流れは原作通りらしい。1巻から先の展開を知らないので新鮮な気持ちで楽しめた。
よくufotable版のFateと作画を比較されて叩かれていたけど、英霊達の超人染みた身体能力はケレン味のある描写で表現出来ていたんじゃないかと思う。批判も多かったけど最後まで楽しめたので個人的には中々好きなアニメ。
武装した女の子達が牛耳る学園に武術の達人である男の子が転向してきて一波乱起こるという話だった気がする。メインヒロインっぽい仮面付けた女の子が可愛かった記憶がある。盲目の子も居た気がする。
週刊少年ジャンプで連載中の少年漫画をTVアニメ化した作品。放送開始がもう3年も前とか信じがたいけどこれまで主題歌が変わった回数を冷静に考えればそんな物なんだろうな…という気もする。時間が経つのが早くて怖い。
魔法が存在する世界で落ちこぼれの主人公とその親友の天才が国で一番偉い魔法使いを目指して頑張るお話。一昔前で言う所のNARUTO的な作品だと思う。個人的に好きな主題歌が多い所もNARUTOに似ている。
作画について鬼滅の刃などと比較されて馬鹿にされている所を見るけど、分割せずに何年も放送し続けるアニメの作画はこんな物だと僕は思う。時々際立って作画が良い回があってファンを喜ばせるのもジャンプアニメっぽい。
文庫本は1000円以内で買えて、1000円を超すのは大判の単行本。5年前くらいまではこんな認識だった。
では、令和2年の市場に出回っている文庫本の値段はどうだろうか。
高い。いかんせん高い。1000円を優に超える“文庫本”なんでザラなのだ。
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おかしい。2000円出せば文庫本を3冊買えるという感覚だったのに。今は2冊でも予算オーバーではないか。
ネットで読みたい本を探し当てても、値段を見て絶望する。税込ではなく、税抜で1000円オーバーだったときのショックさは説明できない。
増税、出版不況、紙の価格の高騰、電子書籍の台頭等、紙の本の価格のインフレが起きる理由は何となく想像できるし、本の値上がりは現在の社会において不可逆的で、受け止めなければならない現実であることは分かっている。
しかし、それならばページ数と装丁の豪華さが価格と比例していない状況はどう説明すればいいのだろうか。
とある上下巻構成のミステリー小説を書店で購入した。1冊1100円ずつ、合計2200円だった。両方とも400ページも無く、ページ数としては特別多いわけではない。
コニーウィリスの小説を上下巻セットで購入したときも同じくらい取られたけれど、こちらは上巻だけで600ページ超。これだけ厚ければ仕方ないよねと諦めがつく。
ちなみに半沢直樹の1巻は同じくらいのページ数で、800円出してお釣りが返ってくる。
こうして他の本と比べると、高い買い物しちゃったなあと後悔するとともに、やり場のない怒りが込み上げてくる。
どうして、どうして(比較的)薄い本にこの値段を払わねばならないのかと。
加えて、件のミステリー小説本文の紙は、お世辞にも良質な紙とはいえなかった。読書中にシミのようなものを見つけ、自分で汚したのかと思ったら紙の汚れだった、ということが何度もあった。
そもそも文庫本って、「単行本の廉価版」として売り出されているものではなかったのだろうか。
ハードカバーの本は劣化しにくく長期保管に適している。それに、なによりも本らしさを実感できるのはハードカバーだと私は思う。ハードカバーでなくても、講談社BOXやハヤカワポケミスのように変わった装丁がウリのシリーズもある。そして、単行本は場所を代わりに文字が大きかったり紙が明るかったりするので、読みやすい。
今挙げたような単行本の長所が発揮されない代価として、安価で買えるというのが文庫本の長所ではないのか。
もはや文庫本が単行本の値段に近づきつつある。ここまできたら文庫という形態にする必要がないのではと私は考える。
長くなってしまったが、紙の本が好きなので、最近の謎の価格設定に余計に納得がいかないのだ。
不平不満を言いながら割高な文庫本を購入する私のような消費者は出版社にとって立派なカモなのだろうが、ここまで強気の値段を連発されると、じきに購買意欲が無くなるだろう。古本屋やフリマサイトでいいやとなる(図書館は返却期限があるのでイヤ)。
お気に入りのレーベルを見つける程度には現在進行形で読書に没頭しているので、出版業界は衰退して欲しくない。
だから、世の中の需要を喚起するためにも、私のためにも、文庫本を安くしてほしい。
価格インフレのメカニズムを完全に理解したところで、私が本の値段を下げられるわけではないから。
※※ご注意!※※
伊坂幸太郎著『ラッシュライフ』(新潮社刊)の伏線の考察であり、トリック的な部分に深く触れています。未読の方はこの記事を閲覧しないことをお薦めします。
画商と画家、プロの泥棒、新興宗教の信者、精神科医とサッカー選手、失業した男・・・5つのストーリーが併走する、巧緻な群像劇ミステリーで、とても好きな作品である。
先日、書店に行ったところ、作家生活20周年を迎えた伊坂さんのフェアがスタートしていて、伊坂さんのインタビューが載った特別記念冊子も置かれていた。このインタビューの中で「二十周年だから明かせる、作品に関する秘密」はあるかと質問された伊坂さんは、『ラッシュライフ』について興味深い発言をされていた。
ここに引用してみる。
『ラッシュライフ』の冒頭の章扉に、「最高時速240キロの場所から~」と書いてまして、ある機会に一度話したことがあるんですが、あれって物語の構成を示唆している伏線なんですよね。その分野に詳しい人が、「あれ?」と違和感を覚えて、読み終えた後に、「そういうことだったのか!」と喜んでくれるんじゃないか、と期待していたんです。ただ、意外にそういった声は聞こえてこなくて、独りよがりだったかなあ、と少し反省しています(笑)。当時、最初の一行目にヒントがある、というのをやってみたかったのかな。
この「物語の構成を示唆している伏線」というのが気になってしまった。
引用文では「最高時速240キロの場所から~」と省略されているが、正しくは「最高時速240キロの場所から物語が始まる」。伊坂さんが話しているように、章扉に書かれている一文なので「章題」と呼ぶべきものだろう。
自分は『ラッシュライフ』は複数回読んでいるが、そういえば、この章題をさほど気に留めたことはなかった。
章扉の次ページから『ラッシュライフ』の本文になる訳だが、その始まりは「画商と画家」のパートだ。画商の戸田と画家の志奈子は得意先回りのために「のぞみ500系」に乗車している。
だから当然、「最高時速240キロの場所」とは、この「のぞみ500系」のことだろう。今まで単純にそう思いながら読んでいた。
1人でただ考えていても見当がつかず、何か手掛かりはないかと「のぞみ500系」でネット検索してみた。
すると、あれっ?と思う結果が出たのだ。
「のぞみ500系」は2010年に引退し今は走ってはいないが、運行していた時の最高時速は「300キロ」だというのである。
「240キロ」ではない。
では、この章題は、間違っている・・・?
やはり考えても分からなかったので、さらに『ラッシュライフ』の再読を進めることにした。
すぐに、あることに気づいた。
文庫版(初版)だとp.21、ここから「新興宗教の信者」のパートが始まる。仙台駅近くの喫茶店で、信者の河原崎がコーヒーを飲んでいるシーンだ。
河原崎がぼんやりと窓から眺めているのが、ホームに入ってくる「MaxやまびこE4系」である。
この車両も2012年に引退しているそうだが、それはともかく。
その最高時速。
「240キロ」だった。
重大なネタバラシをしてしまうと、『ラッシュライフ』は数日間の物語だが、時間的に古いエピソードから順に書かれている訳ではない。作者は5つのパートの時系列を崩して配置しているのだ。その配置によって、異なるパートの登場人物たちが接近しているように見えたり、時間を隔てたエピソードが連続して起きているように見えたりする。そう見えることがさらに謎を生み、ストーリーが錯綜しているように読者は錯覚してしまう。本書の読みどころは、その「騙し絵」のごとき、巧みな構成だ。
具体的に言えば、前述の戸田と志奈子の「のぞみ500系」乗車シーンは、冒頭ではあるが、実は物語の「いちばん古いエピソード」ではない。
それがはっきり分かるのが、p.450からの本文。仙台駅前に白人女性が立っている。彼女はスケッチブックを手にし、街行く人に声をかけて「好きな日本語」を書き込んでもらっている。登場人物たちがスケッチブックに書き込んだ順番がここで明かされることで、物語の正しい時系列が判明するのだ(本書には、このスケッチブックのエピソード以外にも、読者が正しい時系列を把握するための描写が随所に散りばめられている)。
時間的には、『ラッシュライフ』は河原崎のパートからスタートするのである。
河原崎は喫茶店から、最高時速240キロの「MaxやまびこE4系」を眺めている。
この章題は、「間違い」などではない。
これは「MaxやまびこE4系が描写されているシーンから、物語が始まる」という意味だ。
伊坂さんはインタビューで正解を語っていないので断定はできないのだが、「物語の構成を示唆している」とは、こういうことだろうと推測する。
インタビュー中の「その分野に詳しい人」とは、鉄道マニアのことだろう。
確かに、鉄道に詳しくないと、自力でここが「伏線」だと発見するのはかなり難しい。
鉄道が話の筋にに大きく関わる訳でもないのに、「500系」「E4系」と車両形式まで書かれていることにまず疑問を持つべきだったのだが、残念ながら今までまったく気にせずに読んでいた(戸田と志奈子は「のぞみ500系」を降りた後、東京で食事をし、仙台へ向かうためにまた新幹線に乗るのだが、その場面では、ただ「東北新幹線」と書かれているだけ。愛称も車両形式も記されていない。問題の伏線とは関係ない新幹線なので描写する必要がなかったのだろう)。
それでも、伊坂さんからのヒントによって、こうして『ラッシュライフ』に秘められた、伊坂さんの洒落っ気、遊び心を知ることができて嬉しい。この作品がより好きになった。
最後に、『ラッシュライフ』の5つのパートの構成については、『文藝別冊 総特集 伊坂幸太郎』(河出書房新社刊)に、詳細な「時間/事件相関図」が掲載されているので参照するといい。
東京ジオサイトプロジェクトに参加して実際歩いてきたよ
どんな感じなのかはこの動画でわかるで。あの辺は何があってもインフラ大丈夫やな・・・
https://radiate.jp/20050826/toukoku_tokyo-geosite-project4/
あとは、埼玉の春日部・首都圏外郭放水路とか。そのまま地下神殿って呼ばれている
巨大建築はみんなだいたい遺跡っぽいけど、そもそもどこにあるかよくわからない(詳細は非公開)
ニュートリノうぇぇぇいwwwってやってる研究施設があって、神岡鉱山の坑道を利用している
研究者じゃない一般人が入れる機会は決して多くは無いが下記のサイトイベント(今年はコロナで中止)で
10万円以上の高額寄付をすればKAGRAの雰囲気を近くで味わえる可能性がより高まるかも知れないよ
私はドグラマグラの豊かな学識とストーリー構成の難解さに困惑して、作者の夢野久作はいったいどのような思想の持主だろうと興味を持ったものだ。
ドグラマグラのような長編ではなく短編の瓶詰地獄なら作者の思想がわかりやすいのではないかと思って読んでみたけど、作者の思想の浅さを知れただけにがっかりだった。
瓶詰地獄は作者がその気になればシンプルなストーリーとなるのだが、三通の手紙の内容と順序を意図的に矛盾させることで、わざと謎を作り出して読者を困惑させている。それに意味はない。意味があるとすれば、作者はプロフェッショナルとしてミステリーを作っているから、ということしかない。
もう10年以上、Twitterより昔に流行ったmixiからの付き合いの知人Aがいる。
Aは絵も書き字も書くが、申し訳ないがAの絵はお世辞にも上手いとはいえない。
鉛筆で薄い線を描いたようなラフ画が完成形のようで、トーンや着色もない。
まるで小学生か中学生がノートに走り書きしたようなイラストだが、本人もまた私と同じように一次創作をして楽しんでいた。
私は年間5回くらい、Aは1回くらい即売会に参加をする。すっかり顔馴染みで、Aは私が発行した小説同人誌を毎回買ってくれていた。
私自身、Aのイラストは稚拙で好きでは無かったが人間性は嫌いではなかった。悪い人ではないからだ。
Aはいわゆる「うちよそ」が好きだった。
自分が産み出した創作キャラ(うちの子)と、他サークルが産み出した創作キャラ(よその子)を一つの物語で共演させるものだ。
積極的に交流する創作者なら楽しめるかもしれないが、私は「うちよそ」が嫌いだった。
自分が書く物語や世界観が好きで一次創作を書いているので、余計なものを入れたくなかった。
あるとき、私が刑事が主役のミステリー小説を発行したときにAが本を買ってくれた。
コラボ=うちよそであることは明白だったが私はやんわりとその場を誤魔化した。
その時にAは私の作品に出てくるキャラクターのイラストを描いてくれた。
既に私の作品には絵師さんが存在したが、似ても似つかない稚拙なラフ画だった。
Aはまた買ってくれたが、「今度、私のアイドルとあなたのアイドルでコラボしたいですね」
また言われてしまった。そんなにうちよそがしたいのだろうか。
Aは自作アイドルの紹介文を送ってきてくれたが、Aが書くアイドルはプロデューサーさん系で私が書くアイドルは握手会系、アイドルとはいえ系統が違いすぎる。
私はいつかとその場をはぐらかした。
それから暫くして、今度は私がロボット物のSF小説を発行した。
Aはまた買ってくれたが、「今度、私のロボットとあなたのロボットでコラボしたいですね」
ミステリーでもアイドルでもロボットでも、Aにとってはコラボ出来れば何でも良いのだろうか?
結局これらのコラボ依頼は全て断った。
私の作品が読みたいのではなくコラボのために私の同人誌を買ってくれているのなら、金輪際スペースには来て欲しくないくらいだ。
最近、Aが個人誌の新作(SFロボット物)を出すとのことでゲスト原稿を依頼された。
・今回発表するのは1話ですらない0話で、キャラクターや世界観を紹介するだけの本
上記の内容でAの作品の二次創作小説を書いて欲しいと頼まれたが無理な話である。
1話すらない、世界観も主人公の風貌も一人称も不明な作品をどう書けというのだろうか。
そもそもAは自分が提示した資料で物語が書けると思っているのだろうか?
寄稿の話は断った。
Twitterで私が○○というスマホゲーを始めたと呟くと、Aは「フレンドになりませんか」とユーザー番号をスクショして送ってくる。
Twitterで私が★★というスマホゲーを始めたと呟くと、Aは「フレンドになりませんか」とユーザー番号をスクショして送ってくる。
そんなにスマホゲーを通して交流がしたいのだろうか。何のために?
元々私はAにユーザー番号を教えておらず、今もAをフレンド登録はしていない。
先日、そんなAをTwitter(私が世間話をしている鍵アカウント)からリムーブした。
Aも鍵アカウントなので影で私のことを言われているかもしれないがどうでもいい、Aは他のフォロワーとコラボなりゲスト原稿なりし合えばいい。
10年の付き合いが何だというのだ、今の私は解放感に満たされている。
ちなみにAからは私のサークル情報だけを呟く公開アカウントをフォローされているが、サークル情報なら勝手に見ればいいと放置している。
もしも今後私が即売会に参加したらAは姿を見せるのだろうかと密かに気になっている。
この10年、コラボやスマホゲーのフォローに再三応じなかった私へ何度も声を掛けてくれたAには多少感謝している。
昔から読書が大好きで、絵本、児童書、ラノベ、小説と年齢によって読むものは変わるものの、学校の休み時間には本を開き、夏休みなんかは1〜2日で1冊読破するペースで読書をしていた。小学校の時の「読書の記録カード」みたいなやつは、50冊で1枚埋まるのを年間で3枚とか埋めて賞状を貰うくらいだった。
が、ここ3年くらい、1冊も本を読んでいない。読書をまったく楽しめない。
本を手で持って、小さい文字を追いかけるのがどうにも億劫になってしまった。
たまーに「やっぱり本読みたいな」と思って、本棚からお気に入りを引っ張り出してきたり、本屋で目に留まったのを買ってきたりして読むのだが、本の数ページ読んだだけで疲れてしまって、飽きる。漫画もそうで、好きな作品をまたイチから読み返そうと思っても、なんか疲れてしまって途中でやめてしまう。
私が思うに、なにか知りたいことがあったらスマホで検索して、どうでもいい情報や広告は飛ばして知りたいところだけ読む、というような頭の使い方ばかりするようになったから、文学的な表現や情景の描写が挟まるのがまどろっこしく感じるようになってしまったんだろう。
ミステリー小説なら、登場人物達にどのような関わりがあるのか?犯人はどうして犯行に及んだのか?どのような方法で被害者を殺害したのか?場所は?道具は?時間は?…というのを、読み進めながら推理して楽しむものなんだろうが、私は「○○が△△を殺した」という事実だけを知りたいと思うようになってしまっているのではないかと思っている。
楽しめないのに無理に本を読むのはただ時間を無駄にするだけなので、別に読みたくない時に進んで本を読もうとはしていないが、本がそこにあるのに開くこともしないのは結構寂しいな、と思う。
ボケ&ツッコミ「お願いしますー ありがとうございますー」
ツッコミ「あーありがとうございますー あっ 今ネオジム磁石をいただきましたけどもね」
ボケ&ツッコミ「ありがとうございますー」
ツッコミ「ねー有り難いですよ ほんとにね」
ボケ「いきなりですけどね うちのオカンがね 面白そうなゲームを見つけたらしいんやけど」
ツッコミ「面白そうなゲームの名前忘れてもうて どうなってんねそれ」
ツッコミ「分からへんの? いや ほな俺がね オカンが見つけた面白そうなゲーム ちょっと一緒に考えてあげるから どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ」
ボケ「観光名所とかに隠されたお宝を座標を手がかりにGPSを使って探すらしい で 見つけたら中に入っている紙に自分の名前を書くやつやって言うねんな」
ツッコミ「おー ジオキャッシングやないかい その特徴はもう完全にジオキャッシングやがな」
ツッコミ「すぐ分かったやん こんなんもー」
ツッコミ「いやそうやろ?」
ボケ「オカンが言うには やってるところがめちゃめちゃカッコええって言うねんな」
ツッコミ「あー ほなジオキャッシングと違うかぁ キャッシュを探す姿がカッコええ訳ないもんね」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「ジオキャッシングはね フツーの感性があれば人前では探せないのよあれ」
ボケ「そやねんな」
ツッコミ「な? 周りの人から見たらね 街ナカで土下座とか完全に不審者よあれ」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「ジオキャッシングってそういうもんやから ほなジオキャッシングちゃうがなこれ」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「あれほなもう一度詳しく教えてくれる?」
ボケ「なんで場所が分かってるのに見つからないことがあるんか分からんらしいねん」
ツッコミ「ジオキャッシングやないかい 難しいキャッシュはホンマに見つからんのやから でも俺はね あれは上手くカモフラージュしてるからやと睨んでんのよ 俺の目は騙されへんよ 俺騙したら大したもんや」
ボケ「まあねー」
ツッコミ「ほんであれよー見たらね ディスクリプションとかに巧妙にヒントが隠されてたりしとんねん 俺は何でもお見通しやねんから ジオキャッシングやそんなもんは」
ツッコミ「そうやろ」
ボケ「オカンが言うには テレビでレギュラーコーナー持ってる番組もあるって言うねんな」
ツッコミ「ほなジオキャッシングちゃうやないかい ゴールデンで芸能人がジオキャッシングしてたら ちゃぶ台ひっくり返すもんね」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「昔NHKで紹介されたことはあったけど設置の許可の問題があってかイマイチ歯切れが悪かったもんな」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「ジオキャッシングは社会の隙間で遊ばせてもろうてるんやから あくまで日陰の存在 決して日の当たる場所を偉そうに歩いてはあかんのや」
ボケ「そやねんな」
ツッコミ「ジオキャッシングちゃうがな ほな もうちょっとなんか言ってなかった?」
ツッコミ「ジオキャッシングやないかい 遠征先で輪行は憧れたんやから 特にブロンプトンには憧れましたよ ジオキャッシングよそんなもん」
ツッコミ「そうやろ」
ボケ「オカンが言うには ゲームの合間に土地土地の美味しいものを食べるの楽しみもあるっていうねん」
ツッコミ「ほなジオキャッシングちゃうやないかい ジオキャッシャーはジオキャッシング中に食事なんか摂らへんのよ」
ツッコミ「ジオキャッシャーはね ご飯食べてる暇があるなら1個でもキャッシュを見つけたいという煩悩の塊やねん」
ツッコミ「ジオキャッシングちゃうがなほな ほなもうちょっとなんかゆうてなかったか?」
ツッコミ「ジオキャッシングやないかい ひどいのになるとミステリーで難易度1とかあるからな? オーナー側がもうひとつ星減らそうもんなら 俺は動くよほんま ジオキャッシングや絶対」
ツッコミ「そうやて」
ボケ「オカンが言うには 小学生が将来なりたい職業ランキングにも入ってるいうねん」
ツッコミ「ほなジオキャッシングちゃうやないかい ジャンル全く分からんけど ジオキャッシャーは職業だけではないねんあれ な? お宝ゆうても実際に金目のものが入ってることなんてほとんどないんやから キャッシュ見つけてるだけでは生活成り立たんのよ」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「ほなジオキャッシングちゃうやないかい ほなもうちょっとなんかゆうてなかった?」
ボケ「マスコットキャラクターが変なカエルらしいねん」
ツッコミ「ジオキャッシングやないかい あれは変なカエルじゃなくてシグナルくんっていう名前があんねん 頭にアンテナつけたカエルの顔が浮かんでくるやろ!?」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「ジオキャッシング創成期にグラスピに居た日本人が作った由緒あるキャラクターやねん」
ボケ「でも分かれへんねん」
ツッコミ「分からへんことない オカンの見つけた楽しそうなゲームはジオキャッシング もぉ」
ボケ「でもオカンが言うには ジオキャッシングではないって言うねん」
ツッコミ「ほなジオキャッシングちゃうやないかい オカンがジオキャッシングではないと言うんやから ジオキャッシングちゃうがな」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「先ゆえよ 俺がシグナルくんの説明をしてる時どう思っててんお前」
ツッコミ「ホンマに分からへんがなこれ どうなってんねんもう」
ボケ「んでオトンが言うにはな」
ツッコミ「オトン?」
少女小説が好きな増田に読んでほしい本がある。MF文庫Jの清水マリコ著「ゼロヨンイチロク」。少年向けラブコメレーベルから出てるけど、高校1年生の女の子が同級生の男子とコンビを組んで(恋愛宇要素なし)謎の女の子やSF(すこしふしぎ)に挑む青春ものです。
あらすじは次のとおり。「岸本めぐみは、陸上部に所属する元気な高校1年生。ごく平和な毎日を過ごしているはずが・・・・・・TVドラマの脚本家のお母さんが突然失踪しちゃった! 頼りにならない「専業主夫」のお父さんに代わってめぐみはミステリー好きの級友・通称「明智」とともにお母さんを捜し始める。そんなめぐみの前に、なぜかめぐみを憎んでいるらしい謎の美少女が現れ、ふたりの邪魔をする。いったいこの娘は誰!? お母さんはどこへ行ったの!? 清水マリコとtoi8のコンビが贈る新たな都市伝説ミステリー!」
私はこの著者の作品に少女小説ぽさを感じている。少女小説は、「平凡な(あるいは自分が平凡だと思い込んでいる)少女が、すこしふしぎな世界を通じて自身の内面と対峙し、少しずつ変化していく」話だと私は思っている。ゼロヨンイチロクはまさにそんな話なので、よければ読んでほしい。
忘却城 鬼帝女の涙を読んだ。とっても面白いファンタジー小説でした。
前作、忘却城に続けて読んだわけだけど、今作はちょっぴり読みやすくなったのかな。視点とか、描写がすっきりとしていてより明確になっていた気がする。応募作じゃないからかな?
そんなことよりも、中華風ファンタジーですよ、中華風ファンタジー。中世ヨーロッパ風じゃなくて、中華風のハイファンタジー。巨大な虫やら死霊術やらが登場して、たまりませんでした。
ハイファンタジーって序盤が鬼門だと個人的に思う。国の歴史やら、舞台となる地域の統治制度の在り方、気候や動植物の生態など、いろいろと説明しなければならないことが多いから。
忘却城はその点が白眉で、一作目の冒頭部分でどばーっと謎だけをぶちまけちゃうの。真っ暗な空間で、声だけしか判断できない人々が、お互いの素性もわからないまま無理やりはかりごとに巻き込まれてしまう。具体的な描写は後回しにして、なにこれ、どういうことって、物語に興味を抱かせるのがすごいと思った。
その後いろいろと世界観が提示されていくわけだけど、ちょっと読みにくかったり、理解するのが難しいところがまあ出てくるのよね。でも、冒頭でまき散らした強烈な謎があるから、読書の推進力は落ちないの。それどころか次から次へと謎が謎を呼ぶもんだからページを捲る手が止まりませんでした。
一作目はミステリー小説としての側面があるのが面白かった。謎と陰謀と怪物と復讐。要素が多くて、ところどころ取っ散らかっているところもあったけど、全体的に見ればとってもファンタジーしてるのがよかった。
その点二作目にあたる鬼帝女の涙は、謎の要素が少し薄れた分よりすっきりとまとまった作品になっていた気がする。
一作目の予備知識があるからそれほど世界観の説明に比重を置かなくても済むし、読むほうも慣れてるから随分と楽な気持ちで楽しめた。
ただ依然として叙述トリックのような構成は取り入れてあって、途中で思わずうなってしまった。今作の謎は推進力こそなかったものの、絡み合った伏線として重要な働きをしていたと思う。
一作目、二作目を通して、政治がらみの権力闘争が事件の引き金になっていることが多いのだけれど、タイトルにもなっている忘却城について、まだあんまり言及されてないのが気になる。
現王国が過去に行った凄惨な統治が今なお尾を引いていることも確実で、明かされていない秘密もたくさんあるのが確実だからたまらない。物語の先に何が待っているのかまだわからないのも、過去から未来へと繋がる意思みたいなのを重点的に描こうとしているっぽいのもまた好み。