2020-08-30

読書できなくなった

から読書が大好きで、絵本児童書ラノベ小説と年齢によって読むものは変わるものの、学校休み時間には本を開き、夏休みなんかは1〜2日で1冊読破するペースで読書をしていた。小学校の時の「読書の記録カード」みたいなやつは、50冊で1枚埋まるのを年間で3枚とか埋めて賞状を貰うくらいだった。

が、ここ3年くらい、1冊も本を読んでいない。読書をまったく楽しめない。

本を手で持って、小さい文字を追いかけるのがどうにも億劫になってしまった。

たまーに「やっぱり本読みたいな」と思って、本棚からお気に入りを引っ張り出してきたり、本屋で目に留まったのを買ってきたりして読むのだが、本の数ページ読んだだけで疲れてしまって、飽きる。漫画もそうで、好きな作品をまたイチから読み返そうと思っても、なんか疲れてしまって途中でやめてしまう。

私が思うに、なにか知りたいことがあったらスマホ検索して、どうでもいい情報広告飛ばして知りたいところだけ読む、というような頭の使い方ばかりするようになったから、文学的表現や情景の描写が挟まるのがまどろっこしく感じるようになってしまったんだろう。

ミステリー小説なら、登場人物達にどのような関わりがあるのか?犯人はどうして犯行に及んだのか?どのような方法被害者殺害したのか?場所は?道具は?時間は?…というのを、読み進めながら推理して楽しむものなんだろうが、私は「○○が△△を殺した」という事実だけを知りたいと思うようになってしまっているのではないかと思っている。

楽しめないのに無理に本を読むのはただ時間無駄にするだけなので、別に読みたくない時に進んで本を読もうとはしていないが、本がそこにあるのに開くこともしないのは結構寂しいな、と思う。

  • 身銭を切って本買ってるか? 図書館で無料で手に入れた本なんて読まなくてもノーダメだから読む気失せたりするが、自分で買った本なら最後まで読むぞ

  • それが「成長」だよ。 本なんかに頼らず生きていけるようになったってことだよ。

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