はてなキーワード: プロフィール写真とは
あるオンラインセミナーを受講するため、事務局の人とSNS上で友だちになった。その時は仕事用みたいなマークをプロフィール写真に使ってて、どんな顔か分からなかった。
で、突然プロフィール写真を替えてきて、いきなり満面の笑顔で顔出しされてびっくりした。可愛らしい名前だけど、思ったより歳くってておそらくすっぴん。
そして「○○ちゃん可愛い!」「最高の笑顔!」というコメントの嵐。正直美人じゃない…というか不細工寄りの顔なんだが、確かに幸せそうな笑顔で、絶賛するコメントを付ける人の気持ちも分かる。
美人の自覚がある人が見せる作ったような笑顔とは違う可愛らしさが確かにある。自分はあまり容姿に自信がないので笑顔を作るのが苦手だし、自分は美しくないと思っている人は満面の笑みって作れないと思っていたんだが、この人はきっと日々満たされた気持ちで過ごしてるんだろうなと思った。
何となく自分の笑顔がぎこちないのを顔の造作のせいにして生きてきたが、気の持ちようでこんな笑顔ができる人がいるのを見て己の心構えを反省した。どうしても笑顔が作れなかったら、時間のあるときにばっちりアイメイクでもしてみようかな。自己評価では、どこか具体的に醜いところがあるというより、目とか顔の重要パーツが小さくて地味なので美しくないのだと思っている。
今はだいたい口元はマスクで隠れるので、アイライン引いたりマスカラ付けたりして目を大きく見せる技を駆使すれば多少ましになるような気がする。そういえば一時期誰に見せるわけでもないのに頑張って休日にフルメイクをしていたことがあったなぁ。実際にどの程度効果があるかは置いておいて、「私は綺麗」と自己暗示をかけるには良い方法だ。
彼女のように精神的に安定して満たされた気持ちで笑顔が出てくるのが一番だろうけど、最近手を抜いてばかりいる化粧を頑張ってみようかなどと思った。すっぴんでも心から笑えればそれが一番良いんだけど。
https://anond.hatelabo.jp/20200402213732
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20200402213732
これに関して、ちょっと細かすぎな感はあるものの一般常識に近いことばかりだろうに、「マナー講師」がどうの元増田のスペック叩きブコメで溢れて挙げ句コロナなのに外出自粛しないのかとの不謹慎厨まで大挙して正直呆れてるよ。
もっとも元増田さんほどの気配りならこれ位のはてな村人の発狂ぶり想定済みでフェイクを混ぜ混ぜしつつ書いたのだろうが、あまりに見てらんないから元増田じゃないワイ(婚活あがり)が元増田に代わって忠告してあげるよ。
女に恋愛面で痛いところを疲れた男性特有の「男女逆なら云々かんぬん」厨がわいてたので言っとくけど、やる気のある婚活女子ならこの程度のこと言われなくても自己研鑽してるのばっかりだし第一具体的で的確な恋愛アドバイスに対してストレスを感じない人がほとんど。「俺に異性パートナーが居ない正しい理由」を必死こいて自己暗示してるこじらせ男と違って危機感あるから真摯にアドバイス聞くよ。仮に男女逆で炎上するとしたらその男性論者のコミュニケスキルが低すぎるのに嘘ついて見栄貼ってたのがバレたというシンプルな理由だけだよ。
■基本的に「男らしさ」にこだわるのはやめろ! 男を見せるのは告白とプロポーズの瞬間だけでいい
君たちが「女難しい」「女めんどくせえ」って言ってストレス訴えてる項目は、性別を隔てなければ逆にうまくいくような事ばかりなのね。
「何を言ってもセクハラ扱いされてしまう!もう俺何も言えない!」とか嘆くオッサンが口にしてるのは「服とか髪型とかメイクが決まってるね」「男(俺)への媚び方が上手いね」とかそんなん。そうじゃなくて!仕事の有能さを認めるとか性別関係ない概念なら問題ないのに、男と女の関係性を不意打ちで押し付けてくるからキモがられるの!
実はこれ婚活でもある程度同じ事が言える。男と女の関係性だからいいだろ?と思う人がいるかも知れないが、初回のお見合いとデート複数回くらいでは相手を恋愛対象の異性として意識する女性はほとんど居ない。
仮交際と名がついていてもまだまだまだまだ「複数いる競合取引先の一つ」。だから当分は取引先の接待か就職面接、もしくは殿に己を売り込む木下藤吉郎の感覚で挑みましょう。例えばプロフィール写真(履歴書写真)詐欺にならないよう同じ外見・服装で臨む。待ち合わせは必ず相手よりも先に到着し余裕があれば手土産を持参する。プロフィールを読み込んで積極的に質問して御社(相手女性)への関心度を示す。手当り次第に誰でも的流れ作業で選んだのではなくその人だけの固有の理由があると伝える。自慢にならない程度に具体的な資産と家事経験をアピール(資格アピと同じ)。去り際も丁寧さとフレッシュさを忘れず。そして爽やかな笑顔。本当に就活面接と同じだよ。
元カノも女友だちも居ないコミュ障男が下手に「相手が女性でオレが男性であること」を意識しすぎた言動に走ると軽いセクハラやマウンティングになるのがオチだよ。頭保守的な男性ならなおのこと。まずは「男と女」ではなく「取引先対取引先」を意識すれば外さないよ。
最初は「この人なら自分に関心を持ってくれてるしもう一度会ってもいいかな」位のささやかな信頼だけど、告白やプロポーズイベントで勇気を持ってハッキリ「好きです。付き合ってください」と伝えればその時から初めて異性としてドキドキしてくれる。男だ女だはそこからで充分。だから焦らず段階を踏もう。
婚活女子は危機感があるから大体この努力を自然にこなせてるけど(中には女性の自分から告白するけど男を立てるため9割がた先に伝えて最後の決定的な一言だけ男に言わせるという駆け引きを使うツワモノまでいる)、内気と非モテをこじらせた男性にこれを言うと男は欲望の対象の女をジャッジする側という性役割を捨てたくないようで「女に試される側になるのは男として屈辱的でイヤ」と不満顔をする。はてなでリベラルぶって元増田を叩く社会人男子の本音も結局のところこの男性優位主義だろう。そのくせ好意をストレートに告白する実行動の伴う“男らしさ”は照れを言い訳にして忌避するというから始末が悪い。
とにかく「女に媚びずとも、オレの男性的魅力を見せつければ女は惚れる」という考えは男のプライド的には心地良い言説だけど間違ってるからすごく危険だよ。増田の知るケースでは、お見合いの席で美人相手に渾身の男性的価値アピールのつもりで過去何人の女と付き合ってきたかというモテるオレ自慢を始めた最悪のイキリ浮かれチンポがいたよ。キモハゲデブだったから一瞬で悲しい嘘だとバレてたよ。
複数検索して読み比べてもらえればわかるけど、商業の結婚相談所ブログというものは概ね男性には同情的で振られてもあなたは悪くないよと全肯定してくれる心地よい事ばかり書き、女性にはガチンコのボクシング竹原やラーメン塾ばりの超スパルタマッチョな事ばかり書く傾向が強い。
男性の方が女性と比較してコミュニケーションスキルが低いうえに、結婚すれば共働き夫婦であっても男性側に合わせざるを得ない場合が多いので現実問題破局原因は男性都合にある事が多いのだが(家事育児の分担とか同居問題とか40過ぎから子供を望むとか)アマチュアの結婚恋愛ブログでは超あるあるの現象が商業の結婚相談所ブログでは何故かきれいサッパリ消去されている不思議。顧客のセンシティブなライフスタイルに干渉しない主義なのかと思えば、女性側にはその辺の問題にもズケズケ口を出して「賢い貴女が妥協してあげて男性を操縦しましょう」と説教するからよくわからない。あと仲人Tブログで何度か出てきてるけど「婚活してるくせにそもそも結婚する気がない男子」も現実に結構存在するけどお咎めなし扱いなのは最早理不尽だよね。そのせいで本気で努力した女子会員が振られても「男にはタイミングがあるんだよ。これは仕方ないんだよ」と男性擁護してたのはもう結婚相談所員として無茶苦茶だよね。
やはり「歓待すべき顧客は男性」「結婚とは男性に選んでいただくもの」「女性はスパルタでも怒らないからいいが、男性は繊細なので厳しく言うとキレられて炎上してしまう」という不文律が結婚相談所界隈には根強く存在していると思われる。
プラスしてどの相談所もだいたい男性の方が高く料金が設定されているので、モテずにだらだら長く在籍してくれる勘違い男というのは格好の金づるなのだ。
仲人Tの記事も婚活女性話と婚活男性話が9:1くらい。会員数が男女同数と考えると明らかに恣意的な偏りである。男性会員が婚活即終了する金持ち聖人イケメンばかりでもあるまいし、改善すべき点もドラマも女性より多い位だろうに。となるとやっぱり基本スタイルは(オタク)男性が読んで気持ちよくなるための読み物なんですよね。自らの現実と向き合わざるを得ない男性婚活物語はウケが悪い。己の立場や現実を棚上げできる婚活女性が見世物だから観客席から叩いたり応援したりできて楽しいんであって。一方、女性読者はどれだけ厳しくしても勝手についてきてくれるからほっとくスタイル。なんだか少年ジャンプ編集部みたいだね。
仲人Tブログはしばしば婚活女のエゴを叩きたい男達に利用される。ブコメでも散見されたがプロの忖度屋の彼女を引き合いに出し「仲人Tと比べてクソ」と言えばいい。
元増田を叩く男達も仲人Tブログならオタクネタに詳しい女というコンテンツを楽しみながら「婚活のリアル」を知ったつもりになれる。
だけど、それは仲人Tさんが上客になってくれるはてなのこじらせ勘違い繊細逆ギレ男のプライドに寄り添って水面下でフルパワーの媚びを発揮してくれたおかげです。それを当然と思って勘違いを温存していたら忖度してくれない女性相手にやらかす危険性が高いと思うよ?
だから女性がその手の情報に触れることは有益だろうけど、男性は書籍化されたアマチュア女性の婚活体験記コミックでも読んでた方がためになるよ。何も忖度されてない素の声だから。
オススメは『100回お見合いしたヲタ女子の婚活記』。10年近く前の婚活体験記だけど現在にも通じる婚活男性のあるあるが多分一番リアルに凝縮されてるよ。仲人Tよりアヤメさんの方が遥かに信頼がおけるアドバイザーだと思うよ。
漫画描きの女性が描いた婚活本は記憶にある限りどれもどちらかと言えば高収入の共働き希望キャリア婚活女子視点だから、共働き希望の婚活男子はじっくりねっとり彼女達の選んだ男の特徴を観察分析すべき。非モテ男が婚活女叩きの盾に利用する「高年収のイケメン」が実は結構高い頻度で嫌われて振られてるよ。オタク男子の幻想に寄り添う仲人Tブログでは高収入イケメンは絶対勝利確定演出だけどね。振られた高収入男性のどこが共働き女性に嫌がられたのか?仕事も婚活も全力で主体的で収入もある「男らしい」彼女達とピッタリの相性を発揮する男性の性質はどうか? 内気で行動しないけど女に媚びたくなくて主導権も渡したくない男性はよーーーく自身と作中のパートナー男性を比較するといいよ。
元増田の受け売りだけどこれはガチ。女子は漠然と男子が結婚に消極的なモラトリアム体質であることを察してるから、決断と行動の早い人はそれだけであらゆるスペック不足を補うアドバンテージを得られるよ。それは女子からの告白にとっても同じ事。
「お互い仲良くなるまでじっくり様子見」とか言ってると真剣度が薄いという見方に繋がるし、ライバルにかっさらわれるよ。
ただしあくまでゴールは入籍なので、告白された側はあぐらをかいて油断しないこと。入籍直前までは見極めタイムは続いてる事をくれぐれも忘れず、告白直後から距離を詰めすぎてセクハラモラハラとかやらかさないように、ラストスパートのつもりで紳士淑女を演ろう。
真剣交際に行く段階まで行くとお互いが結婚後の生活を見据えて意図的に素の自分を混ぜてくる。
それは当然の流れだけど油断して「ありのままの自分」を全力露出してドン引かれたり、男女問わず自称真面目で優しい(笑)非モテに多い「コミュ強の相手がさり気なく気遣って二人の会話が続く空気を終始作ってくれていた事に気づこうとせず、相手をやれやれと下に見ながら優しく冷静な参謀タイプの自分に酔うコミュ障受動的ダメ人間」が大体ここで自爆するよ。実態は優しくなんかないのに相手の接待のおかげで己のキャラを気持ちよく勘違いさせてもらってた人が、己の自己認識と相手の素のギャップに直面して壊れる。
通常仮交際の間で見極める人が多いかも知れないけど、私見として好意を伝えてからが相手の一番肝心な所が露呈するタイミングだと思ってる。
見極めの基準は収入や居住地などもあって一概に言えないけど、個人的には最低一度はデートの店探しから予約まで段取りをしてくれる事かな。
好ましくて大事にしたい相手ならどうすれば喜んでくれるかあれこれ想像したりして段取り自体を楽しめるはずだし、ここで「失敗したらどうしよう」とか自分の保身感情で一杯になる人は一見真面目に見えても本質的に自分だけが可愛い人なんだと思う。
それは他人ではなく、他人からみた自分の評価だけ守りたいという脆弱な自己愛だよ。
というか「オレの選んだ店がオレが嫌われたらどうしよう」ばかり大げさに心配するのは繊細通り越して相手女性の人格を信用しない無礼でゲスな被害妄想だよ。
本人は思慮深さだと美化して勘違いしてても他人にはカンタンに見抜かれるよ。
少なくとも私はデートの段取りで不安なんか感じた事一度もないよ。
●1、相手の避けている食べ物を聞き出してそれを避けた店をるるぶや食べログや過去の婚活デート経験を参照に何店かピックアップ。車を使わないデートなら駅近に絞る。車を使うなら居酒屋・バーは避ける。デートのメインイベントは料理ではなくあくまで会話なので互いの声が聞き取れるよう店内がうるさすぎない所にする
(迷惑な酔っぱらい爺や泣きわめく乳幼児が出没しやすい激安居酒屋チェーンやマックや安ファミレス以外の大体の店は大丈夫だけど。個室がベター)。
●2、LINEで各店舗のURLを貼ってどこがピンと来たか聞く。もし相手が別の候補の店を提案したらそれも含めて相談する。
●3、日時と店を決めたら予約電話を入れる。席だけ予約してメニューは当日その場で決める形式が無難。
必ず候補は相手が選べるように複数伝えて相手と相談しましょう(勿論ぼかさず相手がネットで検索して把握できるように店名と住所も教える事)。万一のアクシデントを想定して予約は取ろう。徒歩なのに交通機関から離れすぎてるとかトンチンカンな場所はお互い大変だからやめよう(待ち合わせ駅から徒歩5分以内が目安)。つか普通に友人同士の会合でもこれ位はするよね?「サプライズ主義」は独り善がりで自信のない提案者の逃げだと思うよ。
デートで大事なのは9割が予約するまでの報連相だと思うよ。極論デート当日はおまけに近い。
もしこの流れを無意識的に避ける人がいるなら、それはテク以前に人間との対話拒否や幻想の女性像恐怖を極限までこじらせている症状で婚活以外の相談を受けた方がいいと思う。
先にこちらから段取りした後で次はあなたもと水を向けても「僕はそういうの苦手なタイプだから。行きたい所を言えば合わせますよ」で断る受け身っ子はお断りするよ。
■追記
ブコメへの返信ってわけじゃないけど、長文化したからカットした部分をやっぱり載せとくよ
「男女の性役割固定を否定するなら男が婚活のメシや茶をオゴる風潮はおかしい!」と思う男性も居るだろう。増田個人は割り勘派かつ共働きだし、それについては同感だよ。
でもね、同い年か歳上女性を結婚対象にして申し込んだ男性だけがそれを言いなさいって感じだよ。個人的に同年代とギリ言えるのは3歳差まで。
婚活やキャバ等の異性性を扱うサービスにおいては男の過半数が扱いやすい従順さと己の老体を棚上げした美的価値を求めてかなーーーーり歳下の女に走るよね?5歳~10歳以上とかザラ。小学1年生と中学生の年齢差、下手すりゃ0歳児と社会人レベルの年齢差だったり。お相手がそこまで歳下だったら女でも流石に自然とおごりますよ。共働き希望の妙齢の社会人女性は男女問わず後輩たちには毎回おごってるし、おごる側だと不満を口外するどころか感じることさえ恥ずかしいと思うよ。優位な立場が欲しくて5歳差以上歳下で自分より低収入と目星を付けたで若い女しか目に入らないおっさんが偉ぶるコストをケチるのはハッキリ言って恥知らずもいいとこ。
婚活市場的には5歳以上歳下というのは男にとっての高望みラインだよ。8歳下とか10歳下に申し込むアラフォーアラフィフ男性は、年収800万円以上の男に限るとかのたまう平均顔の30代女をもう馬鹿に出来ないレベル。
とても素敵な女性だった。
平日の、ちょっと遅めの20時に、中目黒の駅でオレを待ってくれていた彼女は、プロフィール写真よりもずっと可愛くて素敵だった。
年末の失恋を振り切るために始めたマッチングアプリで、いいね!の通知を何気なく開くと、そこに彼女がいた。
か、可愛い!!
こんな可愛い子がオレにいいね!くれるなんて何かの間違いだと思った。
駅から少し歩いたところの落ち着いた雰囲気のバーで、仕事の話や恋愛の話、家族の話をたくさんした。
終電まであっという間だった。
駅までの道で、楽しかったと、また会いたいと伝えた。もう好きになっていた。
色々な気持ちが交錯して、もやもやして、やるせない気持ちになった。
もう連絡が来ることも、会うこともないのだと思うと寂しい。
ただ、彼女と過ごした時間、確かに感情は動いたし、幸せだった。
https://note.com/sendayuki/n/n62aebf2fcd7e
青識氏などが出ていたAbemaTVの番組に千田先生も出てましたよね。
https://times.abema.tv/posts/7035963
https://times.abema.tv/posts/4344540
https://times.abema.tv/posts/7035962
あの討論で見たときは
という印象が非常に強かったので覚えていたのですが
だとしたらnoteのプロフィール画面の写真なんなんですかこれ。誰ですかこの人!
これいつの写真なんですか。なんでこんな詐欺みたいなことするんですか。
フェミニズムはルッキズム否定するんでしょ。今現在の写真を使いましょうよ。
それにしても2016年時点ではまだそこまで太ってなかったのに
https://times.abema.tv/posts/1631045
先生にいったい何があったんですか。
なんだけど彼女を作るという意欲があまり湧かず、気がつけば魔法を使えるようになると噂の年齢を数年過ぎてしまった。
さすがにまずいんじゃないだろうかと思いスマホにデートアプリ入れてみた。
あまり触らないうちにメッセージがきてマッチングが成立して有頂天になったのも束の間、課金したとたんにメッセージが返ってこなくなった。
有料会員にさせるためのサクラだったと気づいたのはその数日後。
だが見た目も平凡だしお金もないし性格はコミュ障だし週末ヒキコモリボッチで自分には女性にアピールする点なんてまるでないことを再確認させられて心折れてもうアプリは開かなくなった。
それから数か月後、寝床に入った後いつもの寝る前のネット巡回を終えて何気なくアプリを立ち上げた。
年会費払ってしまっていたからもったいなくてアプリ自体は残していたのだ。
彼氏を探している人たちがこんなにもいる。
同じように彼女たちの画面には男たちが並び、自分の冴えない顔写真も片隅にあるはずだ。
なんだか不思議な気分だった。
こんなにも人が人を求めあっているというのに、自分には恋の波風のひとつも立たないのだ。
それがツラいというよりも完全な傍観者に自分がなってしまったというような感覚で、灼けつくような異性への渇望といったものがそもそも自分には欠けているのではないだろうか、などとぐるぐる考えているうちに寝てしまっていた。
目覚めたとき、スマホを体の下敷きにして寝てしまっていたことに気づいた。
画面割れてたりしないだろうかとあわてて取り上げて画面ロックを解除した。
その時見慣れぬ通知に気がついた。
寝る前に確かにアプリで女性のプロフィールなどを見ていた記憶はある。
状況から考えるとどうやら寝落ち直前にNさんのプロフィールを開いていて、その後なんらかの無意識の操作が行われてNさんにマッチングリクエストを行ってしまった可能性が高い。
しかしそれよりもなによりも驚くべきことはNさんが自分の無意識のリクエストを承認してしまったことだ。
意識のある自分がさまざまな女性に送ったリクエストはことごとくネットの海の向こうに音もなく消え去ったというのに。
頭の中でいろいろな考えがせめぎあって結局
「マッチングした」
という事実を捨て去ることができなかった。
しかしメッセージ交換でわかったのはスポーツバーに通うのが趣味というNさんはかなり積極的な性格ということだった。
完全に陽キャで完全な陰キャの自分とは違いすぎる、という不安感を初めてのおつきあいへの期待が上回りついに初デートを行う運びとなった。
実際に会ったNさんは小柄でやっぱり地味な見た目だったけどプロフィール写真よりもちょっとだけかわいく見えた。
予約してたレストランで昼食を食べ、二人で比較的有名なデートスポットを巡り、これまたネットで予約してたレストランで夕食を一緒に食べ、とてもとても平凡なデートであったとは思うけど、この年齢までおつきあいの経験自体が無い自分にとっての精一杯だった。
Nさんとはその日いろんな話をした。
男性と張り合うような職環境にいること。同じ成果を出しても女性には不安定な職位しか与えられないこと。
自分とは全然違うタイプだったけど、人はそれぞれ悩みを抱えながらやりくりしてるものなんだな、と思った記憶がある。
お酒も少し入り今日はここで散会かと思われたその時、Nさんがもう少し飲みたいと言い出した。
Nさんはお酒に強いらしい。自分は酒に弱くデートを台無しにしたくないのであまり飲まずにいたのだが、若干それが気に入らないという様子に見えた。
想定してない状況で混乱する中、Nさんは
「君の部屋で飲む」
と言い出した。
この日、地方在住の自分はデート後自分自身が一泊するつもりでビジネスホテルに部屋を確保していた。
その部屋で今から飲むというのだ。
マジで?これってそういうこと??
全くそういう期待がなかったわけではない。
魔法使いの資格を持つ身であるにもかかわらずまるで中学生のように緊張している姿はたから見るとかなり怪しげだったと思う。
コンビニでビールなど買いこみホテルのフロントを難なくパスし部屋に入った。
そういう可能性を頭に浮かべつつ、セミダブルサイズのベッドに並んで座る。
Nさんは
「ここなら君が酔いつぶれても大丈夫」
だという。
そうなんだろうか?
缶をあけ、ビールをあおる。
このときのNさんとの会話はとりとめもなくたわいもないものだったと記憶している。
ビールをあおる。
酔いがまわり始め体温が上がってくる。
ビールをあおる。
手は出ない。手を出せない。
ビールをあおる。
程よく酔ってしまった頃、Nさんが
と立ち上がった。
どうすんの?いくの?いかないの?
頭の中でぐるぐる思いが回り始める。
人生最大の勇気を振り絞って立ち上がりNさんの手をとり抱き寄せた。
紅潮した頬でNさんが見つめてくる。
「そんなつもりじゃなかったんだけど…」
えええええええええええええええええええええええええ?
違ったの?
やっちまったの?
「下着もかわいくないし…」
やっちまった。やっちまった。
お前はいつもそうだ。
「ちょっと待ってて」
どういうこと?
なに待ちなのこれ?
待つ間なんとなくルームライトを落としフットライトだけにした。
やがてNさんは素肌の上にナイトガウンだけを羽織った姿で現れた。
夜目にもくっきりと彼女の胸の赤い徴が見えた。
恋愛関係における「理不尽冷め」は自分にはないと思ってた。でもまさにそれになった。
現時点で「この人以上にベタ惚れできる人はこの先いないだろうな」と未だに思っている人と別れて半年が経った。
そう思っているなら何で別れたんだよって話だが、互いが譲歩できない決定的な見解の相違があったので、別れてしまった事自体は仕方ない。
それなりに色恋をしていたい願望はある。けれど、異性の友人もいないしクラブやバーに行くタイプでもない。その半年前に別れた人よりも前にお付き合いしていた『元カレ』とは社内恋愛で、何年か続いたがまぁ~~~酷い別れ方をして仕事にも危うく支障をきたしそうになったトラウマから、もう社内で相手を探す気もない。何度か行ったことはあるけど上辺だけの会話やマウントにほとほとウンザリしたので合コンは嫌……
という事で力を借りたのは某有名なマッチングアプリだった。
抵抗は正直そんなになかった。一昔前なら出会い系サイトだのなんだの言われていた(今でもヤリモクもたくさんいる)だろうが、プランナーをしていた友人に聞くと、マッチングアプリがきっかけで出会って結婚しますというカップルは大勢見てきたという。
ちなみに「結婚式で2人のエピソードムービーとか流したりするけど、マッチングアプリで出会った人達はなんて説明するの?」と聞いたら「2人は2017年に出会い~って言うだけ。経緯は省く」んだそうだ。
その内、バチバチに趣味が合い、恋人や結婚に求める条件や思想が色々合致して、しかも見目も(プロフィール写真を見る限り)結構タイプ…という人が出てきた。
かなり舞い上がっていた。何かしら趣味がある人の方がお互いの趣味に関して口出ししないし、趣味が合うならそれに越したことはない。LINEも交換して、毎日LINEでくだらないやり取りや下ネタすら交わした。それくらい良好な関係が築けそうだと思ったからだ。
しかし実際に会う日が近付いてきてはいたが、その時点ではまだメッセージ上でのやり取りしかしていなかったのである。
相手からはすぐにでも付き合いたい旨を伝えられたが、まだ1度もちゃんと顔を合わせたことがないという事実が自身を少し冷静にさせていた。
そしてXデーが来た。
めちゃくちゃ緊張していた。何せ恋人同士になるかもしれない相手だ。デートってどんな風にするんだっけ?LINEでどれだけ親しくやり取りしても、初対面なんだからまともにくだけた会話なんてできないだろうな。色々思いを巡らせて、待ち合わせ場所に遂に事前に聞いていた服装をしている男性が現れた!
まぁ~~~酷い別れ方をした元カレだった。
いや、違う。出身地と趣味と年齢と身長が違う、外見が元カレに超絶そっくりな人だった。
内心「うっそだろお前!!!!!!!!!」と自分にツッこんだ。
「まんま元カレじゃん!!!!!!!!親戚か!?!?!?!?!!!!?」ってレベルでそっくりだった。
いやいやいやいやいやいや落ち着け自分。体型だって………似てるんだよな~~~~~いやいや聞いてたよ?主に脂肪による恰幅が良いって。そこはいいんだよ。でもプロフィール写真に貼ってたのよりも更に倍デカくない?アレ何年前の写真???君写真と違わない???元カレに余計そっくりなんだが???
いやいやいやいやいやいや落ち着け自分。見かけが全てじゃない。実際に話したら全然違うかもしれないじゃん。見かけで判断するなんて最低だぞ自分。この人は元カレじゃない。元カレじゃない。
↑ここまで2秒
かつてない程の動揺をなんとか押し隠し、予約してくれていたお店で食事を共にした。
話し方も仕草も、小ボケを挟む時の間の取り方もちょっと高めの声もめ~~~~~~~~~~~~っちゃそっくりじゃんマジかよ~~~~~~~~~~~~~~~~コピーロボットかなにか?異なる環境で育った双子?クローン?
ハッキリ言って元カレはかなり変わってる人だった。もちろんそれは彼の個性として認めるべきなのだが、「俺以外の人類皆バカ」という価値観を隠しもせず、傍にいる時間が長い恋人相手であろうと言葉にはしないまでも「お前はバカだから」と見下す態度が続き、対等な関係など程遠いといつの日か目が覚め、後々酷い別れ方をして尚の事トラウマになった。
その元カレとそっくりな人物が今目の前にいるという事は、トラウマに向き合わなければならない気分だった。トラウマと向き合うのは想像以上にキツい。
相手からすればただ生きてるだけで初対面の人間にトラウマ扱いされるなんてたまったもんじゃないだろう。こちらも初対面の人と会った瞬間に心臓が違う意味でギュゥッとなったのは初めてだった。赤の他人である初対面の人を、トラウマ扱いしている元カレの影を勝手に重ねてしまうのは本当に大変失礼な事なのだが、あまつさえ恋人になるかもしれないと互いに期待したメッセージを交わしていただけに、こういった事態をまったく考慮していなかったのは本当に迂闊でバカだったと激しく後悔した。
お付き合いや結婚生活を送る上では、性格や考え方の合致は最重要事項だと思う。価値観を共有したり尊重できる相手が良い、と。
でもこの時に思いましたね、実際に会わなきゃ駄目だなと。顔は美醜なんてどうでもよくて(自分好みであれば万々歳ではあるけれど)、仕草や話し方、歩くスピードや他人への振る舞いや気遣い方など全部含めて、互いに「この人とならずっと一緒にいられるな」と思えるそういう相性がめっっっっっちゃ大事なんだなと。ある程度は目をつぶるとしても、その目をつぶった程度で互いに譲歩できる範疇を見極める必要がある。当たり前のことだけど、ようやくそれを理解した。
所謂クチャラーが苦手だったとして、文字だけのやり取りじゃ相手がクチャラーかどうかは分からない。あなたはクチャラーですか?なんて聞かないし、気が付いていないだけでもしかして自分がクチャラーかもしれない。その人はクチャラーではなかったけど。ただ元カレにそっくりだっただけだけど。
お相手には本当に申し訳ないことに、そういった経緯で理不尽冷めしてしまったのである。元カレとの過去がなかったらもう少し前に進めたかもしれない。おどけ方や人への態度とか気遣い方とか、もう少し気長に吟味できたかも。冷めてしまった以上その気持ちもないのだが。舞い上がっていきなりエンジン吹かして話を進め過ぎたのが原因なので出会いのきっかけ程度に留めるなら捨てたものではないとは思うものの、これに懲りてマッチングアプリもログアウトしてそれきりだし、これからは実生活で何か出会いがあって良い関係が築けられればハッピーくらいに思う事にした。それが友人関係でも恋人関係でも。
LINEのやり取りも急に距離を感じるようになったとめちゃくちゃ怒られたが、もう本当にこればかりはこちらが理不尽冷めしてしまった事が原因なので謝るしかできなかった。
でも結局「酷い別れ方をした元カレと遺伝子レベルでそっくりな貴方とはやっぱりお付き合いできません。ごめなさい」とはハッキリ言えないままだ。嘘だと思われそうだし、あまりにも理不尽過ぎる。
背景が真っ黒だったり、自撮り(ゆえにめちゃくちゃ顔面アップ)な方がいるのですが
アレは何故なんでしょう・・・。
自撮りは
という感じに思うのですが、
背景真っ黒な方はなぜ闇から生まれた様な写真をプロフィールに選んだのか・・・。
素朴な疑問です。(いや、眺めてると何名かいるんですよ)
ちなみに、いわゆる顔面がイケてる方はそういった写真じゃないです。100%スタジオ写真。
というかスタジオ写真なだけで「場に対する常識ある。TPOちゃんとしてそう。」って思えます。
お見合い申し込まれても、そういう謎のプロフィール写真で引いてしまうことあります。
という、なかなか周りに吐き出しにくい独り言でした。
婚活難航してるしてる方いたら、一緒にがんばりましょうね。
大学卒業以来ずっと放置してるFacebookから久しぶりに友達申請の通知がきた。
プロフィールを見ると全く知らないキラキラしてる美人の写真で、普通のITリテラシーがあれば一瞬でスパムアカウントだと気づけるような代物だった。
やれやれと思って申請を削除しようとしたところ、プロフィール写真に100件ぐらいコメントがついてることに気づいた。こんなスパムにどんなコメントがついてるのか興味本位で見たところ、大半がなぜか顔のどアップをプロフィール写真にしてる中高年男性で、申請に対する感謝だったり容姿の賞賛だったり俺通信だったりがびっしりと並んでいた。
最近の友達の投稿を見ても、学生時代まともだった人達は結婚と転勤の報告以外しておらず、まともじゃなかった人達は食べたものだったり走った距離だったりを逐一報告してて、いよいよここにはヤバいやつしか残ってないのを感じた。
https://anond.hatelabo.jp/20181110151336を読んで書きたくなったので
彼女どころか女友達すらおらず異性と手をつないだ事も二人きりでどこかへ行ったこともない完全な童貞です
転職を期に出来た空き時間で一念発起してアプリを2ヶ月ほど使ってみたので淡々と結果だけ書いていきます
32歳男
170前半
2つのアプリを使い800人ほどとマッチング、100人程度とメッセージのやりとりをし最終的に15人と会いました
二人で考えてドリア専門店へ、初めて女性と二人で食事に行ったので会う前からめちゃくちゃ緊張、会ってからもキョドりまくる
相手がトイレに行ってる間に会計を済ませる、店を出たところで相手があーしまったーみたいなノリで「会計どうしましょう?」と言ってきたので
震える声で「ままま、また次はお願い、し、します!」と何回もイメトレした脳内イケボで伝えた所「そうですね🎵」と言われその後、音信不通
-5000円
俺が決めてエスニック料理店へ、店に着いてそうそう「私カービィに似てるってよく言われるんです!」と軽くジャブをもらう
仰る通りまんまるな見た目だったが、それが功を奏したのかとても話しやすく前回よりも会話が弾んだ
トイレ中に会計を済ませる、会計について相手が触れることは一切なくそのまま帰宅、こちらから連絡することもなく終了
-4000円
雰囲気の良いイタリアンレストランへ、待ち合わせ場所が分かりにくくて会うのに時間がかかり店の予約時間に遅れる
単純に医者という仕事に興味があったので前半は質問攻めにしてしまう、後半は逆に相手からの質問攻め
トイレ中に会計を済ませる、店を出たところで会計どうしたんですか?と聞かれ払ったことを伝えるとなぜか笑われる、その後少しだけやり取りするもフェードアウト
-10000円
ネットで見つけた半個室のダイニングバーへ、これまで以上に写真とまったく違う相手が来たため「ついに着たか」となんとなく感動する
アニメ大好きなオタクだったため多少話が合うもよくよく話してみると腐女子だった、なぜかBLクイズを出題される
奢ろうと思ったがタイミングを逃し割り勘に、その後また会いたいとメッセージを貰うも良い友達になれそうとの注釈付きだったので答えに窮しのらりくらりしている内にフェードアウト
-2000円
前回使った半個室のダイニングバーへ、雨が降っていたため傘を買いに待ち合わせ場所を離れてしまい5分遅刻
遅刻こそしたもののお店も2度目だったり色々慣れてきたため調子にのる、ギャグでもかまそうかと思ったら相手から「実は難病なんです」と逆にかまされる
ほとんど真面目な話しかしなかった事もあり流れで割り勘に、そもそも遠方住みのため会う機会もなく「病気良くなるといいね」と掛け値なしの本音を伝えてフェードアウト
-2000円
半個室のダイニングバーへ、プロフィール写真と一切遜色ない美人が来てキョドる
意外にもアニメ好きだと言うのでアニメの話をしてるといきなり元カレとアニメを見た話をされて更にキョドる、ついでにキャバクラで働いていたけどコミュ障なんですと謎の身の上話をされ「俺もコミュ障だよ」とカミングアウトしてしまう
絶対に次はないと思ったので割り勘に、意外にも相手からメッセージが来るもなんと返したら良いか考えてる間にフェードアウト
-2000円
半個室のダイニングバーへ、お店についてから未成年だったと思い出す
男向けのアニメが好きだったため今までで一番話が盛り上がる、実は男の人と食事に行くのは初めてだと言われ「マッチングアプリなんか使わないで大学で良い人探したほうが良いよ」といらぬことを言ってしまう
割り勘にしましょうと言われたが全額出す、アプリはやめると約束してフェードアウト
-3000円
看護師25歳
半個室のダイニングバーへ、いきなり彼氏持ちですと申し訳なさそうに謝られる
終始彼氏が如何にクズかを聞かされる、別れたら?と月並みなことを言ってみるも借金を返してくれるまでは別れられないと言われる
割り勘で良いよねと伝えその通りに、彼氏と別れられるといいねと送りフェードアウト
-2000円
半個室のダイニングバーへ、お店につくやいなや「お酒めっちゃ飲むんですけど割り勘でいいですか?」と聞かれる
これなら飲み放題にしとけば良かったなと後悔しながら割り勘に、また食事に行こうと約束するも予定が合わずフェードアウト
-4000円
半個室のダイニングバーへ、出会い頭にいきなり「車持ってないんですか?」と聞かれる
年収や職業、結婚観や恋愛遍歴について質問攻めにされ、はじめてうんざりする
絶対に奢りたくなかったので割り勘に、相手からメッセージが来るもそれとなく断ってフェードアウト
-2000円
半個室のダイニングバーへ、お店に入る前になぜか服の裾を持たれ困惑する
もはや毎度の事だったのでいつも通り割り勘に、また食事にと言って別れるも相手からメッセージが来ないためこちらも送らずフェードアウト
-2000円
半個室のダイニングバーへ、事前に知っていたが相手は整形手術を受けた帰り
念願の二重を手に入れたためか異様にテンションが高かった
大学生だったので奢る、整形に偏見はなかったが遠方住みだったためお互いそれとなくフェードアウト
-3000円
半個室のダイニングバーへ、「ここ来たことある」と言われはじめての展開だったためキョドる
席についた途端「何人と並行してるんですか?」と言われ更にキョドる、「私も並行してるんで気にしないでください」と正直さをアピールされる
相手の提案もあり割り勘に、「ビビっとこなかったらフェードアウトしてください」と言われたからではないがなんとなくフェードアウト
-2000円
半個室のダイニングバーへ、化粧品を抱えていたため「もしかしてマルチビジネスの誘いか?」と思ってビビる
メイクしてみますか?と言われ少ししてみたりと思いのほか盛り上がる
割り勘で良い?と聞いてその通りに、また会おうとメッセージもしていたが会うことなくフェードアウト
-2000円
半個室のダイニングバーへ、待ち合わせ場所につくと同時に電話を掛けてきたためキョドる
もはや行きつけレベルになった店だったが、その経験が役にたたないくらい先手先手で色々決められてキョドる
相手から割り勘を提案される、次の約束を日付と共に具体的に立て実際会うことに、その後もやりとり継続中
-2000円
やればやるほど要求レベルがあがっていく、もっと良い人と出会えるかもと思いだらだら続けてしまった
彼女を作ることではなくよりスペックの高い女の子と約束を取り付けることが目的化していた
そこまでするのであれば、どうせなら次の段階の誘いをしてみてもよかったが断られるのが怖くて出来なかった
残り15人ほど会う約束をしていたが良いタイミングだったので全員にキャンセルのメッセージを送った
後悔はないし、やってよかったと思う
もしも今の人と付き合えたら大事にしたい
ただしこの先の進め方が分からないので教習本がほしい
マッチングの内訳ですが
とりあえずどんな相手だろうとイイねするチャンスがあればイイねする→800人とマッチング→うち半分に最初のメッセージを送る
→更に半分の200人からメッセージが返ってくる→但し1、2通で終わるパターンがまた半分あるので最終的にやりとりしたのは100人
って感じです
800人もマッチングするわけないって意見についてですがアプリを2つ使っていたので一つのアプリで400人です
最初の週にこちらから出来る限りのイイねを送りまくって100程度イイねがつくと、あとは女性の方からイイねがどんどん来ました
プロフィール写真は人生で初めて行った川遊びのリア充っぽい写真をメインにあと数枚、プロフィールの文章も女性ウケ狙って盛ってました
ナルシストっぽくなるので書きませんでしたが容姿はよく褒められます、客観的な指標だと兄弟がイケメンの触れ込みでモデルをやってました
使ってみて分かりましたが最終的に女性の見た目と年齢しか見なくなってました
20歳だった。
孤独だった。周りに一番人が多い時期だっただけに、より一層孤独だった。
お金を払えばいい。所謂「プロ」が所属するお風呂屋にお金を払い、そして「プロ」と(結果的に金銭が発生するが)恋愛の末、童貞を捨てればいい。
20歳になるとそういうお風呂屋で童貞を捨てた人も居た。自分もそうなればいい。
しかし、そうはいかない。童貞を捨てるというのは見栄なのだ。見栄を貼るのに妥協はいらない。と言った所で、彼女ができるわけでもない。
そこで考えたのが出会い系だった。当時はまだスマホも普及していない時代だが、その頃からワ○ワ○メ○ルとかはあったような気がする。
ネットで検索をし、「サクラが少なく、えっちな事にしか興味がない女性が多い」という謎の情報が書いてあるブログを見つけ、早速登録したのだ。(ご存知の通りだが、所謂アフィリエイトサイトなのでそのサイトはサクラ塗れで、女性の登録フォームがまずなかった。)
※ちなみに登録したところは「ワ○ワ○メ○ル」ではない。
プロフィールはしっかり書きましょうと言われ、
名前:増っち
年齢:20歳
タバコ:吸わない
お酒:飲まない
一言プロフィール:湘南の風の増っちです(嘘)カフェ巡りが好きで鎌倉の○○ってカフェに出没します。
みたいな事を書いた。今思うと意識の高さが垣間見えるし、本当によくそのカフェにはいってたのでクッソ危ない(逆に言うと、そのカフェぐらいしか行かない)。サクラサイトでよかったな。
するといきなりメールがくる。
相手は19歳のJD。プロフィール写真がなぜか下着姿で結構なスレンダー、ゆるふわヘアでどストライクだ。
「はじめまして、増っちさん。今晩にでもあえませんか?もう我慢できません。」
おいおい、とんだ淫乱野郎が来たみたいだぜ。プロフィールを見ると、踊り狂うスリーサイズ、88-52-74!可愛い顔してバスト88!?これはたまりませんな!
返信をする。
「はじめまして、めぐみんさん。自分は大丈夫ですよ。どこに住んでいますか?自分は鎌倉市です。」(初回ポイント500ポイントのうち50ポイントが削られる。)
するとすぐに返信がくる。
「私も鎌倉市です!すぐに会えそうですね~。早速ですが、ポイントもったいないのでメールしましょう!メールアドレス送ってください。」
おほー、今日俺はバスト88のゆるふわJDで童貞卒業する!すまんなお前ら!俺はバスト88のゆるふわJDが初体験じゃよ!
「わかりました。私のメールアドレスはmasutti○○@d○c○m○.ne.jpです。」
送信をしようとする。
すると、エラーが表示され、こう映る
「メールアドレスの送信には500pt必要です。 450-500=50pt 50pt足りません! ポ イ ン ト 購 入」
なんてことだ、最初にメールアドレスを送っておけばよかったのだ。仕方がないのでポイント購入をしようとするが…
なんと、ポイント購入が5000円(500pt)からしか出来ない。支払いはクレカか、ウェブマネー…。クレカは持ってないし、コンビニは徒歩10分の距離だ…。
「あ、いきなりメアド交換は引いちゃいましたか?ごめんなさい>< 私も早くえっちしたいので別の人見つけますね…」
ま、まて!違う!19歳バスト88のめぐみん!まって!という思いで返信を書く
「すみません、いまポイント書いに行ってます!もうちょっと待ってください!10分ぐらいで買ってきます。」
「ああ、増っち様。」うめくような声が、風と共に聞えた。
「誰だ!」増っちは走りながら訪ねた。
「あなたの不安でございます。あなたの心の良心でございます。駄目でございます。走るのをやめてください。今月5000円を使うと明日から実家から送られてくる米だけで過ごさねばなりません。」
「いや、米だけで生きていける。」
「やめて下さい。走るのは、やめて下さい。いまはご自分の生活が大事です。童貞を捨てるチャンスはもっと余裕があるときで良いではありませんか。」
「そんなことはない、だから走るのだ。後先の問題でないのだ。童貞も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと柔らかくて大きいものの為に走っているのだ。ついて来い! 俺の良心。」
「ああ、あなたは気が狂ったか。それでは、うんと走るがいい。ひょっとしたら、サクラじゃないかもしれない。走るがいい。」
増っちは走った。増っちの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。
コンビニにつくや否やウェブマネーを買いたい旨を店員に告げ5000円分を発行してもらう。
そして、韋駄天のごとく、部屋に戻り、ウェブマネーの番号を入力し、500ptを得たのだ。
「めぐみんさん、遅くなりました。私のメールアドレスです。masutti○○@d○c○m○.ne.jp」
増っちは待つ。どれぐらい待っただろうか。携帯が今にでも鳴り出すんじゃないかとバクバクしていた。
そして…
「ユーガッタメール…(ピロリン)」
来た!
「ご入会完了のお知らせ」
「お支払い期限が近づいています」
くるわ、くるわ迷惑メールの嵐。
旋風。
トルネード。
騙されたのだ。サクラだったのだ。
5000円騙し取られた上にメールアドレスを売られる。
どんな罪を犯せばこんなひどい罰を受けるんだ。俺はただ19歳バスト88とえっちがしたかっただけなのに。
俺はそっと涙を流し、来るメール来るメールをキャンセルし続けて、そしてド○モのメニューからメールアドレスを変更したのだった。
今となれば笑い話だが、その後は18日間、米と海苔だけで過ごした。
人は天の邪鬼だ。
優しさを当たり前に受けているときほど、優しさを軽視する。
孤独なほど、人一人の存在に感謝をし、悪意に傷ついたときほど、当たり前の優しさを再確認する。
きっと、邪智暴虐の限りを尽くす王もそうだったのだ。
でも本当に失ってからでは遅い。