「情報公開」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 情報公開とは

2020-10-21

DV問題DV男の交際を避ける取組みが必要

JリーガーDV事件で思ったこ

DV事件女性DVやるような男と交際を始めるから起きるのであって、交際を避けるようにできれば必然的に起きなくなる。でも交際を避けようという世間的な動きは何故かない。だから毎年DV相談件数は増え、今年は昨年比2倍のペースとなっている。

「こういう男がDVをやる」という性格や行動、言動に関する知見自体は増えているのだから、それをマスコミ自治体チャネルを使って広く情報公開するだけでも全然違うはずだ。でもそういう動きはない。

DV男を避けようという動きがあると困る人たちが多いのだろうか。DV男は集団の中ではリーダー格が多いという話もある。そのリーダー否定につながるからだろうか。

2020-10-12

anond:20201012100945

中国SARSときに隠したせいで叩かれまくったのがトラウマになってるから

今回はトップ情報が到達した時点でわりと素直に情報公開してるぞ

2020-09-22

WadaJPのtwitter が凍結された。個人攻撃暴言をまとめる。

今起きていること

twitter の @WadaJP が凍結される

note上で凍結を報告 https://note.com/kaijiwada/n/n18745acb910a

左翼リベラルの人たちが「 #wadaさんの凍結に抗議します 」で猛烈抗議ツイートして、ハッシュタグが一気にトレンドに入る。

Wada氏とは誰か

https://twitter.com/wadajp

https://note.com/kaijiwada

noteプロフィールは「東京都中央卸売市場移転問題きっかけに,主に東京都に対して情報開示請求(情報公開請求)を行っていますカジノにも反対です。」となっている。

政府などに対して開示請求を行うことが多い人」くらいのイメージだ。

1973年まれなので、47歳くらい? https://twilog.org/WadaJP/search?word=%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D&ao=a

ニュースに取り上げられたことがあったかなと軽く検索してみたら、財経新聞が載せていた。スラッシュドットから転載である

https://www.zaikei.co.jp/article/20200704/574509.html

どんな発言をしていたのか

いや、俺もこの人を一度フォローしたけど、酷い暴言が目に余るからすぐにフォロー外したんだわ。

幸か不幸か、twilog登録してたのでWada氏のツイートは全部確認できる。

https://twilog.org/WadaJP

以下、個々のツイートへのURLを貼っても「凍結されたアカウントによるツイートです」と書いてあるだけでツイートを読めないので、

twilog検索結果へのリンクを張ります

地獄に落ちろ

地獄に堕ちろ」で検索https://twilog.org/WadaJP/search?word=%E5%9C%B0%E7%8D%84%E3%81%AB%E5%A0%95%E3%81%A1%E3%82%8D&ao=a

山野しおり福山哲郎に向かって引用リツイートで「地獄に堕ちろ」って言ったことは確認できた。明らかに個人攻撃じゃん。Twitterの報告理由のうち、「強迫行為暴力助長している」と言えるんじゃないの?

その他、本人に対する引用リツイート以外で「地獄に堕ちろ」と言った対象一覧。多すぎでしょ。



死ね

死ね」で検索https://twilog.org/WadaJP/search?word=%E6%AD%BB%E3%81%AD&ao=a

目についたものを拾うとこんな感じ。

特定人物嫌がらせしている」「強迫行為暴力助長している」に該当していると言えそうだ。

その他、まだまだある

あと、ハッシュタグ検索すると「いや、暴言個人攻撃誹謗中傷してるじゃん」ツイート画像キャプチャが出てくる。

そこからいくつか、酷い個人攻撃を挙げてみよう。

2020-09-18

[]

明らかにコロナで延期になったはずの

AKB新曲

様々な都合で、流れているけれど

情報公開OKの連絡が

ファンクラブで流れていないため

聞かなかったことにする対応

という謎状態

でもあるかのような、

状態が続く

あきらかに、珠理奈ちゃんが踊っているけど

よくにた新人アーティストさんだー対応スルー

でもあるかのような、

状態が続く

anond:20200918091313

うちの自治体はなにかと隠蔽体質だもんで。過去教育・保育関係での洒落にならないトラブルがいくつかマスコミにすっぱぬかれて大ごとになっているくらい。それでも自治体の長が交代してましになったかなと思ったら、この状況です。保育園自治体運営している認可保育園。だからこそ隠蔽されてるのだろうと思われ。

自治体感染者第2号(1号と同じ職場に勤める濃厚接触者)が、所属先を明らかにされないまま不適切な行動(発熱感染自覚していながら飲食店や人の多いところへ出掛けた)だけが公表されてしまい、批判殺到してしまったということがあって、たぶんそれで迂闊に情報公開出来ないって発想になったと思われる。けど、情報公開の仕方がおかしいのを改善せずにだんまりを決め込むのは間違ってると思うんだけどな……。

職場自治体の外なのだけれど、同僚には私と同じ自治体在住の人達複数いる。皆子持ちで自治体内の保育園幼稚園子供を預けている。職場オーナーには誰を休ませるべきなのか正確な情報が入って来ないので、まあ困ってるだろうな。子供が濃厚接触者になってるのに嘘吐いて出勤してくる人がいたとしても、分からないんだし。

例年の秋冬だと、やっぱりうちの辺りでも子供が高熱出してるのに登園前に解熱剤を投与して無理矢理登園させるというのが普通にある。それが悪びれもせずに世間話として普通に語り合われている。でも今年はさすがにそれはやりにくいんじゃないかなと思う。子供を無理に登園させることの出来る家は、子供の早退に対応出来る身内がいるからそうするんだけど、さすがにコロナ感染の疑いがある子供を預かってくれるのは身内にだって中々いないから……。

2020-08-29

anond:20200821230139

  1. 忘れた頃に「週刊文春」!2020年8月20日
  2. NOW! ZOOM ME!!』の空席は保健所指導2020年8月20日
  3. 頭がかたい?トイレ演出追記あり2020年8月23日

1を読んだときに、なんか変だと思った。2を読んで、あー炎のボレロスケジュール調整で疲れてたのか、と思った。

公演を見たい、ゆえのエントリー群のクライマックスが文春だった。

NZMの座席発表で、前のエントリー否定した文春の記事内容が正しかたことがわかり、劇団コロナ対策情報公開姿勢に疑問を持つに至る=糸が切れてこわれる。

信頼、献身、裏切(主観)、失望。愛。

増田としては、まず花組公演再開を見て、

出演者自主PCR検査をしているわけでもなさそうな中、明らかにマスク等なしで1m以内15分以上会話」が繰り広げられている状況にまず驚いた。業界ガイドラインでは、演出上困難であればやむを得ない、みたいな感じだったと思う。本当に困難だったのか。でも、まあそういうもんなのかな、と思った。

そこへ、クラスター発生の報。

反省した。そういうもんなのかなと受け入れていたことを悔やんだ。四季と比べて、宝塚は甘かった(もろもろ状況は異なると思うけど)。これで増田宝塚趣味も終わりかなと思った。(終わらなかった。きっと批判的な言説があまり出なかったからだと思う…我ながら安い)

現在の状況も、

そんなもんなのかと受け入れている。がんばれがんばれ!ファン劇団も一緒にがんばれ。次の100年のために。

anond:20200829020438

病気なのであれば診断書くらい国民にむけて示してもいいのではないか、とは思った。

それはさすがにひどいか。でも客観的に見たいんだよな、今回の事態を。

診断書内閣府情報公開請求したら出てくるかな?出てもノリ弁状態かな。

2020-08-27

コロナウイルスがもたらす日本人文学危機

コロナ人文学ヤバい

といっても哲学とかそういうのじゃなく、歴史学とかがヤバい

もうちょっと言うと、日本史とか日本文学とかはぜんぜん大丈夫なんだが、西洋史とか東洋史とか、要するに外国のことを調べる学問ヤバい

今はまだ大丈夫だけど、じきに破綻する。

なぜかといえば非常に単純な話で、研究を進める上で必要資料アクセスできないからだ。

歴史学根本は、オリジナル資料(=一次史料)にあたることにある。一次史料には色々な形態があるわけだが、歴史上の出来事の背景とかを実証的に調べようと思ったら、公文書館にある史料を使うことが不可欠だ。

そして公文書館というのは行政機関なので、日本国立公文書館外務省外交史料館東京にあるように、あるいはイギリス国立公文書館キューにありアメリカ国立公文書記録管理局ワシントンDCにあるように、当然ながらそれを管轄している国や地方自治体に設置されている。

そう、公文書館に行けないである

コロナが2~3年で過ぎ去り、その後はすべてが元通りになるなら、その数年を耐え忍べばいい。数年が過ぎればまたヨーロッパなり世界の他の国なりに行けるようになる。当然、歴史学も元通りだ!

でも残念ながら、中東諸国の割安の航空券ヨーロッパ渡航できる日々は、もう戻ってはこないかもしれない。航空券が割高になるだけではなく、全世界的に航空産業が縮小し、これまでであれば容易にアクセスできていた史料アクセスできなくなるかもしれない。

明治維新以降、政府が雇ったお雇い外国人たちによって、ランケに始まる近代歴史学日本に持ち込まれた。だが初期の日本歴史学はあまりにお粗末なものだった――現在の水準からすれば。

オリジナル史料を見ずに、西洋人の書いた歴史書を読んでそれを日本語で紹介して論文を書き、吾は教授でございと偉そうな顔をしている。英語フランス語ドイツ語の文献だけを読んでヨーロッパ史全体を講じるなんていう無謀なことが平気でまかり通っていた。

けれど、そのような稚拙な「論文」も必要だったのだ。日本歴史学が独り立ちするためには。

やがて、それらの先人たちの業績を踏み台にして、きちんと史料集(=オリジナル史料を集めてまとめた本)にあたって論文を書く人や、英仏独だけではない色々なマイナー言語習得して研究する人が増えてくる。そして、交通技術の発展に伴って海外旅行安価になるにつれ、国外文書館アクセスして論文を書く人が増え、英仏独以外の言語を学ぶ人が増え、留学して現地で学位を取る人も増え、日本歴史学レベルはどんどん上がっていった。

2000年代から2010年代にかけての日本歴史学界で生み出された外国研究レベルの高さは誇るに値する。もはや横のものを縦にしただけではまともな論文とは見做され得ない。現地の言語を読めることが最低条件で、その上でどのようにオリジナル面白い研究成果を積み上げるか。多くの研究者たちが競うように優れた論文や著書を生み出してきた。

そこをCOVID-19パンデミックが直撃したのだ。

留学の予定も史料収集計画も、すべてが白紙になってしまった。

分野によって違うと思うが、外国史を学ぶ者は多くの場合修士課程博士課程で留学をする。これは現地で史料収集したり、現地で言葉勉強したり、現地の研究者と触れ合ったりするきわめて重要プロセスで、修士卒ならともかく博士号を獲ろうと思うなら避けては通れない。多くの研究者はだいたい1年から3年くらいの留学を経て、外国歴史に興味がある若者から若手の歴史研究者へと成長する。

COVID-19直撃世代は、この留学経験を持てない。彼らは外国研究者として足腰を鍛える機会を奪われることになる。

2~3年でコロナ禍が終熄するなら、この世代が数年間のハンデを背負うだけで済む(たとえば、留学することな博士課程の年限が来てしまったとか、在学を引き伸ばす羽目になり学費が余計にかかったり就職市場に参入するのが遅れたとか、せっかく学振DCを取ったのに海外調査をすることな任期が過ぎてしまったとか、そういう悲劇が量産されることだろう――外国研究者は学振研究費のかなりの割合出張費に充てている)。

けれど、コロナ禍が終熄しなかったら、あるいは終熄後に海外調査ハードルものすごく高くなってしまっていたら、日本外国研究は大きな打撃を受けるだろう。

そりゃ、留学終えてる組は今すぐに困るってことはない。彼らはもう現地語ペラペラだし、これまでの現地滞在史料たっぷり集めてるだろうから、当面はそれを消化しながら外国研究者とオンライン会議すればいい。

でも、これから留学しようとする人たちは、現地に長期滞在して外国能力を鍛える機会を奪われ、史料を集めることもできず、中途半端研究能力しか持てないままに博士課程を終えざるを得ないことになる。

もちろん、先行世代よりマシな点もある。デジタルアーカイブの発展によって、従来は現地の図書館に行かないと見られなかった古書や古新聞が自宅にいながらにして読めるようになった。中には所蔵している史料ウェブで見せてくれる親切な公文書館もある。外国雑誌だってオンラインで入手できるし、何なら研究書をkindleで読んだっていい。そういえば友達ドイツ語学術書kindle版で引用していた。

から研究の水準が明治時代に戻るということには、おそらくならない。

ただし、その方向性限定される。

どのような種類の史料必要かは、結局研究テーマに左右されるのだ。もしも「ドイツにおける日本人のイメージ歴史」を調べたかったら、古書や古新聞を徹底的に調べればそれでいい。けれど、「1960年代における西ドイツ政策決定過程」みたいなテーマを扱おうと思ったら、公文書館史料を見なければお話にならない。

現代日本で考えてみればよくわかる。「安倍首相メディアでどう扱われているか」と「安倍内閣の内側ではどんなふうに物事が決められているか」とでは、立論に使うべき資料全然違う。前者は新聞ネットを見ればそれでいいが、後者情報公開請求必要だし、『朝日新聞』や『週刊文春』だけを見て後者を論じたら手抜きだと謗られるだろう。

そして歴史学とは「昔のことなら何でも扱う学問」であり、内部には表象を論じる研究から外交政策を調べる研究者まで色々いるのだが、後者のような人たち――つまり研究のために文書館史料必要とする人たち――の研究はずいぶんやりにくくなるだろう。外国研究において、思想史文化史古代史の割合が高くなるかもしれない。

(いやでも、ガチ思想史文化史をやろうと思ったら文書館史料を見ないといけない局面も割と出てくるので、思想史なら文書館行かなくてもいいでしょ、という話にはならないんだよな……明治時代知識人留学先の国に出かけてその国の文書館史料使って明治期の思想についての本書いた人とかいからな……逆にある程度昔の外交史だと関係する史料ほとんど翻刻されてたりするし……)

逆に、先行世代よりも悲惨な点は何か。

それは研究レベルが上がってしまたことだ。

ネット上で読める範囲古書や古新聞だけを史料として使って「18世紀におけるドイツ諸邦の外交」みたいな研究をまとめたとして、明治時代ならこんな多くの一次史料を使うなんて素晴らしい研究だと大絶賛され東京帝大の教授になれるかもしれない。でも現代では、研究レベルが上がってしまった現代では、「新聞しか見てないじゃん。文書館史料使ったの? え? 使ってない? レベルいね」と一蹴されてしまう。論文英訳なり独訳なりして海外ジャーナル投稿しても、それなりのレベル雑誌からは軒並み落とされるだろう(というか、国内でも有力学術誌の査読を通過できるとは思えない)

ふんだんに文書館史料を使う質の高い研究に慣らされてしまったら、今更横のものを縦にすれば教授になれていた時代研究水準には戻れないのだ。

ハードルを下げる?

外国最先端研究成果がワンクリックで手に入るこの時代に?

つい去年まで史料調査のために渡航するのが当たり前で、今アラサー以上の人たちは研究水準が高かった時代を身を持って知っているのに?

コロナ禍の影響が数年で収まるのなら、業績の不足で苦しむのは直撃世代だけで済む。だが、もしもコロナ禍の後遺症が何十年も続くのであれば、外国史を研究する歴史家たちは困難な撤退戦を強いられることになるだろう。

それはより史料入手の容易なテーマへの撤退戦であるかもしれないし(政治史ハードルが高いから、表象歴史とかを研究しよう)、より史料入手の容易な国への撤退戦であるかもしれない(○○国と比べて××国の方がデジタルアーカイブが充実してるから、○○史じゃなくて××史をやろう)。

ともかく、これまで日本歴史学が積み上げてきた多様性は、徐々に失われていくことになるだろう。

日本外国研究にとって、冬の時代が迫っているのかもしれない。

まあそうは言っても史料さえどうにかなれば研究はできるので文化人類学記述言語学よりはまだマシ。これらの学問では現地に長期間滞在して現地人の間に分け入って調査する必要があるので、現在レベル渡航制限が長続きすると文字通り危機に瀕する。これらの分野では伝統的に外国に関する研究が盛んで、オセアニア島国アフリカの奥地で調査してきた日本人が何人もいるのだ。今後、外国舞台にした文化人類学記述言語学は消滅し、国内対象として細々と生き延びるほかなくなるのかもしれない……

(まあ、国内伝統文化方言を保存するために、一度外国文化言語記述するのに使っているエネルギーを全部日本に関する研究に注ぎ込むのもアリかもしれない……でもCOVID-19で次々と伝統的なお祭りやら寄り合いやらが中止になっているし、うかつに都会の大学修行する若手研究者が離島山村に出かけてお年寄りのインフォーマントと接触するのもはばかられるよなぁ……)

ブコメにお返事

日本だけの問題では無さそうなのでよりデジタル化したりオンラインで閲覧する仕組みが出来そうだけど

デジタルアーカイブの発達はうながされるだろうけど、そんなに急速には進展しないだろう。それには2つの理由がある。

第1に、単純にデジタル化はすごい大変なのだマトモな国なら行政の作った公文書は破棄されずに何十年にもわたって保管されているのが普通で、それらすべてをデジタル化するのは労力がかかるというのは納得してもらえると思う(国だけじゃなく地方自治体にもその自治体公文書集める公文書館があったりするからね。連邦制の国だと連邦レベル・州レベル・市レベル文書館が別々に設置されていたり)。優先順位をつけてやっていくほかないけど(「まずは外交関係公文書を先にデジタル化しよう。環境保護関係は後回しだ」)、優先順位の低いテーマ研究しようと思ったらそれでは困る。

第2に、困るのは外国研究者だけで、本国研究者はそんなに困らないのだ。

日本人がイギリスドイツ調査に行けなくなっても、イギリス人やドイツ人の歴史家は何も困らない。彼らは渡航制限など気にせず自国にある公文書館アクセスできる。これは日本のことを研究する日本人の歴史家にとっても同じだ。仮に外務省外交史料館から外国研究者の姿が消えたとして、いったい日本研究者になんの不都合があるのだろう?

(ここでは「外国人」と書いたが、厳密には、外国拠点を置く研究者と言った方がいいだろう。日本大学で教鞭を執っている中国人日本史研究者はなんにも困らない。逆にうっかり日本学の専門家として英米大学就職しちゃった日本研究者は大変だ。また、日本研究する歴史家がなにも困らないというわけではない。日米関係歴史研究しようと思ったら当然アメリカに行かなければいけないし、国内政治だけを研究する場合であっても、日本政府公文書管理がザルすぎるせいで重要史料日本じゃなくアメリカにあるみたいな状況もありえるので……)

まり世界的に、自国研究する研究者にとってはあんまり困らないが、外国研究する研究者はめちゃくちゃ困る、という状況が訪れると思われる。外国研究者への配慮が、果たして自国公的施設デジタル化への強い圧力となるだろうか? 正直疑問だ。

資料を集めたり読んだりするのはその国の研究者に依頼する、というのはダメなの?現地に行く必要性がよくわからなかっった。

第1に、それ本国研究者に何のメリットがあるの? お金を払ってやってもらうとして、その人件費渡航費よりも安上がりだとはとても思えないんだけど…

第2に、史料の山に埋もれて色々探していく中でお目当ての史料を見つけるコツとか時代ごとの史料の特徴を見分ける目とか崩し字の読み方とかそういった歴史家としての技倆が養われるので、単純に他人に任せればよいという話ではない(「時代ごとの公文書形式の違い」みたいなのも当然論文テーマになるけど、これ書くためにどのくらいの史料読む必要があると思う?)。

ていうか、なんか勘違いされてるフシがあるけど、読んだ史料が全部研究に使えるわけじゃないからね。目録面白そうな史料があったか地方文書館に足を運んで閲覧してみたけど期待ハズレで全然使えませんでした、とか、膨大な史料の山を探しまわってようやく使えそうな史料の一群を見つけました、とか、何気なくパラパラめくってた史料の片隅にさり気なく重大なことが書いてありました、とか、そういうのあるあるなので。お目当ての史料だけ外人コピーしてもらえばいいじゃん! なんて夢物語しかない。

第3に、そもそも論としてなんで自分研究オリジナリティの源泉たる史料の入手を現地人任せにするのか。現地の文書館に通って現地人がちっとも注目してないけど重要史料を発掘したなんてこともあるわけだけど、そんな史料を現地の研究者にコピーさせられるわけないだろ、常識的に考えて……論文で発表するまで史料存在をひた隠しにするわ……(現地人が自力でたどり着く分には止められないけど、わざわざここにこんな重要史料がありますと教えてさしあげる必要はどこにもない)

日本史であっても一次史料海外にある日本キリシタン史では、史料アクセスハードルが以前から言及されていたのを思い出した。

なおアジアアフリカの旧植民地ではそういう状況がデフォルトの模様。日本史研究する日本人の歴史家は日本国内研究を完結させられる余地があるけど、インドネシア史を研究するインドネシア人の歴史家がオランダに行けませんとか、インド史を研究するインド人の歴史家がイギリス(ryとか、台湾史を研究する台湾人の歴史家が日本(ryとか、そういうのはマジで研究に支障が出るよなあ……

そもそも論だが、「日本人が」イギリス政治史とかドイツ経済史とかを研究する意義が不明。「現地の研究者に任せる」だと何故駄目なのか?

それな! ぜひ同じことをドナルド・キーンロナルド・ドーアケネス・ポメランツイアン・ニッシュJ・ヴィクター・コシュマンブレット・ウォーカーにも言ってきて!

2020-08-19

安倍総理健康問題周りのブクマコメントが酷すぎる

晒しだとかいちゃんもん付けられたくないので、ブクマページは表記しない。

情報公開とか、コロナ周りの不手際とかの文句は分からなくもない。でも、健康問題所謂不幸を望むようなコメントをするのは違わなくないか

正直、このコメントしてる人達同類と思われたくないというだけで、アンチアンチ安倍もあり得るわ。

2020-08-16

弊学(大学)には授業カタログというのがあって、全学部講義検索できるのだが、何故か医学部医学科だけカタログに授業が載っていない

それ以外にも医学部医学科はやたらと情報公開をしない。医学部看護学とかは割とオープンで、進学志望者向けのイベントとかパンフレットも充実しているのだが、医学科はパンフレットもない。

理学の民からすると医学部医学科がブラックボックスすぎるというお話でした。

2020-08-07

anond:20200807202008

あれ見てその結論出すのはすごく間違っている。

ここ見て勉強しろというリソースがあれば良いのだけど、この分野はあまり情報公開に熱心じゃないし、どうすりゃいいんだろ

2020-08-01

anond:20200801150650

Domain Information: [ドメイン情報]

[Domain Name] BANKSYEXHIBITION.JP

[登録者名] 株式会社 美術出版社

[Registrant] BIJUTSU SHUPPAN-SHA CO., LTD.

[Name Server] ns1.dns.ne.jp

[Name Server] ns2.dns.ne.jp

[Signing Key]

[登録年月日] 2019/09/11

[有効期限] 2020/09/30

[状態] Active

[最終更新] 2019/10/25 10:41:57 (JST)

Contact Information: [公開連絡窓口]

[名前] Whois情報公開代行サービス by お名前.com

[Name] Whois Privacy Protection Service by onamae.com

[Email] proxy@whoisprotectservice.com

[Web Page]

[郵便番号] 150-8512

[住所] 東京都渋谷区

桜丘町 26-1

セルリアンタワー 11

[Postal Address] Shibuya-ku

26-1 Sakuragaoka-cho

Cerulean Tower 11F

[電話番号] +81.354562560

[FAX番号]

2020-07-16

玄倉川水難事故災害記録を読んだ

これは備忘録みたいなものなので無駄に長いし、文章もろくに推敲してないです。個人ブログでやれって話なんだけど、そういえばお盆も来月に近付いたな……と思ったら、公開される形式にしてみようかなとか気まぐれを起こしました。

 はてブロ初めて使うので、粗相があったらすいません。

 今日仕事役所に行ったんだけど、上司が知り合いに挨拶するとかいうから行政資料センターみたいなところで時間を潰して待つことにした。

 資格試験の願書とか、コロナ関係補助金申請書とか並んでるとこの奥に、背の高い本棚がズラーッと並んでて、所狭しとファイルやら冊子やらが詰め込んである工事単価表とか、議会議事録とか、「へ~」って思うけど別に手に取りたいとは思えないものが沢山あって、これを管理する仕事ってつまらなさそうだなとかちょっと失礼なこと考えたりしてた。

 防災関係の棚のところに行って、ふと、そういえばうちのアパートって災害時どんな感じになるのかなと気になり避難マップを探した。最近雨凄いし、こわいなって。で、その書棚をふらふら探してたら、大きめのファイルがいくつも並んだ段の端っこに、古ぼけた薄い冊子を見つけた。ファイルが割と新品っぽかったから、余計にそのボロさが際立って見えた。それが、玄倉川水難事故の記録資料だった。

 昨年、台風19号だったか、あるいは全然違う日の豪雨だったかで、やっぱり神奈川の西の方のどこかの川で事故があったと思う。そのときツイッターのTLが一斉にこの事故のことを呟いてたから、一度wiki事故記事を読んでみたことがある。読んでるうちに、こどものテレビワイドショーでそういうニュースを見たことがあるような……と淡い記憶も蘇ってきたし、流れでnaverまとめとか読んで(9月にサ終するそうで、残念だ)、「うわ~」って野次馬してた。だから馴染みがあるといったら変だけど、身近というか、ちょっと知識がある?みたいな変な自負みたいのがあって、興味本位で手に取った。

 あんセンセーショナル事故の記録を、こんなとこにぽんと置いてあるんだ、という意外性みたいのもあったな。テレビ人間が濁流に飲み込まれる様子が生放送されるなんて、いまでは報道倫理的に考えられない事態だと思う。役所みたいなおカタい組織って、そういう刺激の強すぎるものは人目に晒したがらないというか、それこそ情報公開請求?とかしないと出してくれないのかなって勝手に思ってたんだよね。それが閲覧スペースに普通に置いてあったのが意外だった。

 冊子には、事故現場がどんな地域だとか、上流にあったダム概要だとかwikiにも掲載されてるような内容が、役所らしい淡々としたかたちで記録されてた。そういうのが続いて、ある頁からは、事故発生から遺体収容までの数日間役所のどの部署が何時何分何をしていて、どことどんな連携をした、みたいなことがズラズラズラーッと書き連ねてある。

 これが、すごい細かい警察消防ダム管理者と危機対策本部河川課?と~って、ほんとに登場人物ならぬ登場組織が山ほどある。その分単位の行動記録の随所随所に、更に細かい文字記録がある。元々防災部的なとこには実働機関がなかったか地域にある出張所が活躍したとか、ダムの放流を止める止めないの決断にはどんな意思決定があったのか、とか。

 本当にモノを知らなくて恥ずかしいけど、さら~っとwiki流し読みしたときは、「人が取り残されてるのにどうしてダムの水放流しちゃったんだろ」とか「危ないんだったら警察沢山向かわせて実力行使避難させればよかったのに」とか思ってたんだよね。でも、「放流を停止してダム決壊した場合は川下にある小田原市全域に人的被害が見込まれた」「河川私的利用を制限する根拠法令がなかった」みたいに全部全部理由があって、なんていうかそのことに凄くハッとした。

 自分みたいな素人が考えることを、縦割り行政揶揄されるほどまで業務を細分化してる役所役人が考えないわけないんだよな。ダムを止めてやれないか、って検討するだろうし、危ないか避難させられないだろうか、って考えたんだと思う。当時現場に詰めてた人達はみんな、いま自分安易に考えたようなことは当然検討した上で、「他の何万人もの市民危険さらから駄目だ」「根拠法令のない私権制限は出来ない」って結論付けたんだろうな。

 なんていうか、ほんとにこまごまと書いてあるんだよね。すごく淡々としてるんだよ。役所文書から事実の羅列ばっかりなんだけど、気付いたら熱心に読み込んでしまった。温度のない明朝体の退屈な文字列だと思ってたんだけど、読んでるうちに、自分たちがDQNって言ってた犠牲者たちのことを、この関係者たちは必死で助けようとしたんだな、ってことがわかってきた。

 ワイドショーでは「地元の人が何回も注意した」とか、「お盆悲劇!」みたいな視聴者情緒を煽るというか、沢山の人が亡くなったことをネタにしてるような報道ばかりで(その犠牲者たちの言動ゴシップ的に取り上げられやす属性だったのは、そうかもしれないが)、自分も昨年SNSで見た「DQNの川流れ」という揶揄を苦笑しつつも受け入れてしまっていた。いま考えてもあの犠牲者たちの行動が善良な市民のものだったとは思わないけど、でもそういう愚かなレジャー客のことも、これだけ沢山の人が助けようとしてくれたんだなと謎の感慨みたいなものが湧いた。

 なるほど、これは玄倉川水難事故犠牲者を出してしまった悔しさ(?)をバネに、次回以降の災害対応に活かすための引継ぎ資料的なものなのかな~と思いながら、ぱらぱら捲っていった。

 その最後に、当時レスキューに参加した消防関係者の寄稿みたいなものがあった。実際、テレビの中で土砂降りの中ロープを引いて河岸に待機していた、消防署の職員たちの手記だった。

 目の前で四人が流された直後に、救命出来なかったという絶望に包まれたまま別の事故現場へ移動したことを書く方もいたし、世間から「なぜ助けられなかったのか」とバッシングを受けたことについて所感を綴った方もいた。実際にその瞬間、荒れ狂う河川敷で業務従事していた救助隊員たちの声というのは、非常に生々しく、重たかった。かれらが一様に、助けられなかったことを心底残念がっているというのが、伝わってきた。

 一歳の子もの遺体けが何日も見つからず、ひたすら川を捜索していた隊員の方が、「初日オムツが二つ水面に浮いていたのを思い出して」、向かった場所の川底から、水の冷たさを訴えるような真っ白い肌をした赤ん坊遺体が引き上げられたとき咄嗟に川に飛び込んで泳いで行き、毛布で赤ん坊を抱き上げに行った、という記述を読んだとき、気が付いたら泣いてしまっていた。

 玄倉川水難事故、本当に愚かな事故だなという所感はいまでも変わらない。あの悲劇を避けるための分岐点は幾らでもあったのに、その場にいた大人たちはまったくそ選択をしようとしなかった。犠牲者たちが悪いのだから死んで当然、というネット意見も、割と共感する。傲慢な”DQN”のために、一億円以上の公費が投入されているし、その現場に駆け付けた関係者たちは、やはり苦い記憶としてこの事故を一生忘れられないのだと思う。まったくもって酷い事故だ。

 だけど、そういうやばいやつらのことも、必死に助けようとした人たちがいて、同じようなことが起こったときちゃんと助けられるように備えないとと準備している組織がいるんだなと思ったら、日本ってまだまだ捨てたもんじゃいかなという気がした。

 実際災害が起きたら、また「どうして助けられなかったんだ」って思うようなことって起こるだろうし、こんな記事書いてても自分自分家族被害を受けたら「どうして助けてくれなかったんだ」って言っちゃうと思うけど。でも、ああい事件事故最前線にいる人たちが、皆が皆怠慢で、冷淡で、他人に無関心ってことは絶対にないなと思った。それって、すごく幸福なことだと思う。

 来月はお盆があり、連休がある。コロナで外出自粛だけど、GoToもあるから、割とレジャー検討してる人も多いんじゃないだろうか。自分感染症について何の知見もないから「出掛けちゃいけないと思う」とか言えないけど、この記事を読んだ人がいたら、「事故に気を付けよう」「天気予報とか災害情報とかチェックしよう」みたいに思ってくれたらいいな、と思った。

2020-07-14

anond:20200714195724

補償できないなら休業要請するなってことでもあって、なんなら感染者の情報とかすべてを隠し通せていればよかったのかねぇ。

なまじ国外からコロナが発生してしまったがために情報公開を続けることになってしまった。

2020-07-10

anond:20200709233038

一覧性がないわかりづらい形で情報公開するのは情報公開をしていないのと同じなんだよ

理解させないために本来シンプルなことについて分かりづらい説明をするのもな

2020-06-19

anond:20200619113558

ソ連崩壊の大きな要因の1つは

ゴルバチョフ情報公開によって「アメリカの奴らのほうがずっとうまい物食ってるしいい車に乗ってる」が知れ渡ったかなのだ

日本はいまだに「中国韓国のほうがもうかってるしスマホの性能も高いし新製品の開発も速い」を実感として認めることができてないか

もっとヒドい

2020-06-18

ソフト業界以外って、情報公開してなくて若い人にはリスクだよね

自分ソフト業界以外なので日々感じているのだけど、

会社でどういう風に仕事しているのか、情報公開してなくてさ。

書籍業務に沿ったものはない。(ソフト業界でもレビューとなると学生経験してないかもしれないけど)


業務で使っている設計ソフトは、名前検索すれば出てくるけど、体験版マニュアルもないので、会社に入らないと使えない。

他の業界にいった人の話を聞くと、そうだよねーと言ってた。(統計とったわけではないのであくま観測範囲内だけど


そりゃYouTuberやインスタグラマーとか目指すよね。

日本技術力あるとかいうけど、具体的にどう設計するかって情報公開されてない気がするのだけどどうでしょう

もちろん公開できない差別化の話はあるだろうけど、クローズすぎない?

2020-06-08

論点整理:少女ラブドール規制論」を批判する

論点整理:少女型ラブドール規制論|青識亜論|note

最初に。私は規制派でも擁護派でもない。単にこの青識亜論と名乗るネット論客と呼ばれるらしい人の書いたと思しきこの記事批判するだけである。鬱陶しいくらいにツイッタータイムラインに流れてくるのだけど、これを流す人をフォローしてしまっているのだから仕方ない(※じゃぁ青識亜論をブロックすればいいじゃないかとの意見があったが、既にそうしている。以前はあまり気にならなかっただけだ。急に他人引用リツイートRTしまくりやがったかそいつフォロー外した)。

規制論① 少女ラブドール性犯罪を誘発する→反論 性犯罪を誘発する証拠はどこにもない」への批判

 「性犯罪者の九割がポルノグラフィを読んでいた」は、「九割がパンを食べていた」と同じぐらい何の意味もない数字だ(今どきは大概の人間ポルノぐらい見たり読んだりするだろう)。

先ず、この人は自分引用した記事を読んでいるのだろうか? 斎藤氏の記事はこうだ。

「また、当院のデータでは加害経験がある者のほぼ100%がなんらかの児童ポルノを見ているという事実があります

斎藤氏は100%だと言っているのである。この時点で既に不適切な例示だと言い得る。さらに言えば、関連性があると考えても不自然ではない「児童ポルノ」や「幼児ドール」と同様に、全く無関係でその相関を考えるのは頭がおかしいとしか思えないレベル「パン」対置して何が言いたいのであろうか(これは実はとある地方自治体議員ツイートからの流用であることは知っているが)。その上「ポルノ」は見たとしても、この記事で問うているのは児童性犯罪であって児童ポルノであり、「児童ポルノ」は大概の人が見るとは常識的には言えない。要するに反論適当すぎるのである斎藤氏は臨床現場で実際に加害経験者と関わってきたという直接的な経験から児童ポルノ児童性犯罪の関連性はあると言っているのであるから、このような駄論で反論になっていると思うのは低レベルに過ぎる。

 性犯罪の「引き金を引いた」というのも、大仰に書いてあるが、逆に言えば単に引き金となっただけであり、ポルノが無ければ別のものが引き金を引いた可能性もあるし、マクロポルノ性犯罪を増やしているかどうかについては何の論証にもなっていないのである

論証になっていないと評価するのは自由だが、斎藤氏の臨床体験から引き出されたエビデンスであり論拠にはなっているわけで、軽々に無視して良いものではない。なおこの引用部分についても斎藤氏はきちんと触れていて「児童ポルノに出合わなくとも、なんらかのきっかけで彼らが子どもへの性的関心を抱くようになった可能性はあります。けれど児童ポルノに出合わなければ、それが強化され認知が歪むプロセスをどこかで食い止められた可能性は無視できません」と書いているわけで、この人は記事適当斜め読みしかしていないことがよく分かる。以上、これでは全く反論になっていないと言わざるを得ない。但し、私は反論になっていないと批判しているだけであって、反論された論理をが正しいと言っているのではない。そうではなく、これに対するより正しい反論は、児童ポルノ性犯罪に影響するとは言えないという別のエビデンスを示すことであって、屁理屈ねじ伏せても無意味だと言いたいだけである

規制論② 犯罪の原因にならないという証拠はない→反論 証拠がないことは規制理由にはならない」への批判

 だが、これは容易に魔女裁判に至りうる危険な考えである

 もしも、犯罪を防ぐために関連しそうなあらゆるもの規制しても良いというのであれば、テロを防ぐためにある種の宗教思想規制したり、安全保障のために特定人種を閉じ込めてしまえという発想を容易に合理化する。

これも雑すぎるだろう。破防法だって実際にあるわけだし、児童性犯罪経験者の再販を防止するために情報公開GPSタグによる監視など、ある程度の人権制限をする主張はしばしばなされている。余りに親が子供を叱る叱責の怒鳴り声が頻繁に聞こえるようであれば、実際の虐待確認できなくとも児相通報することは現代では常識範疇ですらある。

 危険があるというのであれば、まずもって危険性を主張する側が十全に挙証責任を果たす必要がある。

こうした主張はかつてのオウム真理教もやっていた記憶があるのだけれど、多くの残虐事件を実際に引き起こし取り返しがつかない事態になったことは言うまでもあるまい。そう言えば拉致問題北朝鮮側社民党が似たような主張を……、はどうでも良いとして、たしかに実際に規制するには危険性をもう少しきちんと示すべきではあろうけれど、現状で危険性が示されていないからと言って、危険ではないという話にはならない。また、それを言うならば危険性はない=安全だということを主張する側が十全に挙証責任を、あるいは製造者製造物責任として安全である保証義務を貸すべきだとすら言い得るだろう。以上、これもまた反論になっていないと評するしかない。

規制論③ 少女ラブドールヘイトスピーチである反論 ラブドールは「憎悪扇動」ではない」への批判

 これは、「犯罪をしてはいけない」という強い規範の裏返しなのであって、本物の少女レイプせよと勧めるようなメッセージ性は全く込められていない。

よくもまぁこんなありきたりのつまらない詭弁を弄するものだと呆れる。じゃぁ何故「レイプ」ではなく「レ◯プ」だったのか。当然レイプがいけないことだと認識していたからの表現であるからに他ならない。だからはっきりレイプとは書けなかったのであるゾーニングされているアダルトショップ内ですらも、だ。レイプ倫理的に不味いからと認識していなければ伏せ字表現はありえない。従って、あの表現は単に「いやーお客さん、生物少女レイプするのは犯罪になりますからこちらの少女に似せた人形ならば合法ですよ」とレイプという不道徳で危ない表現を用いて商品コピーにしているだけである。何が「強い規範」なものか。尤もそうしたメッセージ性など込められていないのは当たり前、但しそうした願望が存在していることは認めている表現である。それ以外に「合法」とわざわざ表現することへの意味の取りようがない。扇動はしていないかも知れないがそれに極めて近い表現である少女レイプ願望それ自体肯定しているのだから。従って、反論としては不十分である

規制論④ 黒人を殴って楽しむ人形ならアウトのはず →反論 現実販売されているし、何の問題もない」批判

現実には、黒人イメージ写真商品画像に付したパンチングダミー人形販売されているし、特に倫理的問題存在するとも思えない。

この人がほんとにアホだなと思ったのはこれであるそもそもじょいたま氏の理屈対応していない。ボクシングそもそも相手を殴るスポーツだし、この広告はその相手イメージさせるだけのためにボクサーのような人物写真を用いているだけであるしかじょいたま氏が言っているのは「「黒人合法的に殴れる♪」という触れ込みで黒人を模した人形販売すること」である全然目的が異なるものを示して反論になるなどと、アホとしか思えない。反論するならば、「あくまでも人形から良いということで売っているだけで本物の幼女レイプしていいというメッセージ性はない」と前項でこの人自身が言った理屈で済むだけの話。

規制論⑤ 子どもが見たらトラウマになる →反論 アダルトショップ販売しているのだが……」批判

 子どもが見ないようにゾーニングをし、アダルトショップ等で販売しているのであり、通常、児童アクセスすることはできない。すでに十分に抑制された状況の下で販売されているのであって、これも詭弁である

やっつけで反論しているとしか思えないくらい穴だらけの、詭弁はお前だと言いたくなる。割と最近エロ萌え絵のだきまくらを、それを買って自宅においていた父親が、その自室に子供に入られてしまってその抱き枕子供が抱きついていた写真を、そのバカ親父はあろうことか自慢気にTwitterにアップし、はてなブックマークでで「児童虐待だ」と叩かれまくっていたのは記憶に新しい。ゾーニングされてたって、売られたらそこから出てしまうのだから、斯様に子供に抱きつかれるに至ることすらあるのだ。個人的な話だけど、少々性的な興味を抱き始めていた小6の頃、親の洋ダンスの中に超リアルな電動こけしを見つけて、めちゃくちゃショックで確かに一時期トラウマになり、親の顔を見られなくなったことはある。あんな真面目そうな親が、と。だからトラウマになること自体はあり得るので、対論者に反論することは難しい。ただ、こうは言える、だから何なんだ? と。子供時代に様々な事柄について知っていく上でショックを受けることは他にいくらでもあるのだから。何れにしても、この人の反論はいわゆる「すり替え」であり、ゾーニング問題ではない。

 

めんどくさくなったのでここまでとする。何れにしても安直反論ばかりで話にならないくらい低レベルだとしか思えないのだが。

 

追記;なお、誰かこの増田記事Twitter拡散してくれたらなと願う。反論を欲しがっている人が結構いるようだ。私自身はフォロワーとか少ないし、ツイッター上の立場が少々特殊なのでやりたくない。我がままですまん。

2020-05-08

コロナ流行初期のはてなリベラルでは

維新大阪はやってる感だけ、本当の有能は大村知事愛知だとか言われてて自分も信じてたんだけど

ここ最近大阪モデルだとかで騒がれて調べてみたら真逆ビックリした

大阪PCR検査数が右肩上がりで増えていってGW中も500人分とか維持してるけど、愛知はどんどん検査数が減っていってGW中に100人を切ってしまった

情報公開大阪の公開内容に比べたら愛知は少なすぎ、というか市の方が公開内容充実してる


大村知事Twitterでは検査数どんどん増やしていきますって言ってるのに実態を調べると口だけ感しか伝わってこない

実際に検査頑張って情報公開してる大阪リベラルは見直すべきなんじゃないか

はてなサヨク絶賛の愛知県知事って

検査しない、情報公開しない、国の言う通りにしかやらない

三重苦なのになんで持ち上げられんの

大阪府知事の方がやることやってるよね

2020-05-06

「もし有名な映画評論家が、匿名サブ垢で政治的発言をしたら」

に対するこのツッコミがキレッキレで好き。

tetora2 町山氏に限らず左右両陣営に居るが、専門家として集めた名声でド素人分野に発信するのやめて欲しいね。本アカじゃなくて匿名サブ垢でやったら現実がわかるよ。

そういう小説を、岩崎夏海さんが書いてほしい。自分映画評論以外でもちやほやされてると勘違いした人が、サブ垢で政治的発言をしてみた時の物語を。

「もしBBCに取り上げられて飛ぶ鳥落とす勢いだった日本人フェミニストが、twitter捏造したクソリプ本を出版したら」でもいいよ

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