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はてなキーワード: 大成とは

2021-04-05

anond:20210405102425

まあでも諦めた人よりは諦めない人の方がまだ可能性はあるよ

大成するかなんて宝くじみたいなもんだし

2021-04-04

anond:20210404005019

言及された人(増田4)です。誤読を指摘します。

 

> ボリス・ブラッハーは数学建築を専攻したが、音楽に転じた。これは「間違えた」人なのだろうか? ヤニス・クセナキス建築設計作曲二刀流だったが、どちらの領域でも傑出した業績を残せた。数学理解は散々なものだったが、彼の人生を間違えた故の産物だという人はもういない。

 

「どちらでも成功した人」は、道を間違えたわけがないでしょう。

「道を間違えた人」というのは、「どの道でも大成しなかった人」という意味で使っています。なのに「どの道でも成功した人」のことだと解釈するのは、白を黒と読み間違えているのも同然です。成功者と失敗者を取り違えており、正反対誤読です。

あなた文章読解力を云々する以前に、頭のネジを疑った方がいい。相手の言い分を正反対誤読する人は、普通人間ですらない。

 

> 「周囲の人々の影響の差」と安易即断

 

 「たぶん……だろう」という推測の文章を「安易即断」というふうに正反対誤読するのも、デタラメすぎる。

 

2021-04-03

田舎初段とは

ホッテントリ話題になった記事がある。

 → Twitter で医師を拾ってきて Google のソフトウェアエンジニアにするだけの簡単なお仕事 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

 

これに噛みついたブログ記事ホッテントリになった。

 → 優秀さについて | 川口耕介のブログ

 

「超優秀な人間が、地方の劣った人間を見下すな」という趣旨だ。

元の文章に「田舎初段」という言葉が出てくる。素人よりは段違いに上手だが、その道のプロから見ると桁違いに下手、という真ん中を指して揶揄した言葉だ。頂上感が自尊心のコアになっている時に尊大田舎初段を見ると、本物はどういう事か教えてあげるために、ちょっと捻ってみたくなる気持ちはよく分かる。

 

  ̄ ̄

聞く方は羽生名人田舎初段を捻り潰すのを見るような後味の悪い感じがしてしまものだ。

羽生名人はそんな事をしなくていい。あなたの優秀さはそんな事をしなくたって周りの人に伝わっているか大丈夫ですよ、と言いたくなる。

 

まったく低レベル曲解なので、呆れてしまう。元記事ブコメも、同趣旨理解が多いようだ。しかしそれらはすべて誤読である。では、正しくはどう理解するべきかを示そう。

 

田舎初段」という言葉意味は、「井の中の蛙大海を知らず」というのとほぼ同義である。ただしそれに「自惚れ」「過信」という意味が加わる。

 そして、その言葉で示されるのに典型的な事例は、「素人よりは段違いに上手だが、その道のプロから見ると桁違いに下手、という真ん中」ではない。つまり、「二流」や「一流半」ではない。

 では何かというと、たとえば菅首相だ。

  ・ グループ集団)のなかでは傑出した能力の持ち主だ。

  ・ 自分はすごく頭がいいと自惚れる。

  ・ まわりの人間がみんな馬鹿に見える。

  ・ 専門家馬鹿だと思って、専門家の言うことを聞かない。

最後の一点に限っていえば、はてなーの好きな「トンデモ」という用語に当てはまる一種だ。しかも、自惚れの度が強い。

 こういう人間が、周囲の反対を押し切って、「緊急事態宣言の解除」とか、「GoTo イート」とか、「ふるさと納税」みたいな自己流の方針を貫徹する。そして、そばにいるエリートが反対すると、そのエリート左遷する。他人の言うことを聞かないのが絶対的に正しいと信じている。

 これが「田舎初段」の典型だ。

 

ここまで言えば、わかるだろう。元のブログ記事は、「二流の人材を侮辱している」のではない。「一流の人間たるもの田舎初段になってはいけない」というふうに、一流の人間に向かって「戒めの言葉」を示しているのだ。

なにかの分野では一廉でも別分野では田舎初段に容易になるということです。

学者とかでも、他分野に友人が十分にいれば、そう踏み間違えないが、孤独ならばどんどんおかしなことを言い始めます

これを止められるのは、かなり簡単に狂うことを意識していることと分野を超えた人間関係があることが揃っている場合くらいでしょう。

このブレーキが壊れると簡単おかしくなります

普段から様々な分野の学者と話し合っていると、およそまともではない専門家意見ネットで飛び交っているのがよく分かります

要は、教育を受けた人たちでさえ、仲間とお茶をしていないのです。そしてそれを見抜くのはとても簡単です。

 

ここでは田舎の二流人間批判されているのではない。一流の専門家批判されているのだ。どう批判されているかというと、一分野に偏ってタコツボ化した専門家だ。そういうタコツボ化した専門家が、

 「なにかの分野では一廉でも別分野では田舎初段に容易になるということです。」

の事例となるのだ。

 

たとえば、Wikipedia英語版にも掲載されるような、非常に優秀なプログラマーがいる。

  → https://en.wikipedia.org/wiki/Kohsuke_Kawaguchi

 

こういう超優秀なプログラマーでさえ、日本語をまともに理解することができず、見当違いな批判を書いてしまう。自分の分野からちょっとはみ出ると、まともに理解することもできなくなってしまうわけだ。これこそ、元記事で「あってはならない事例」として示された例だ。

 

 ――

 

ついでに、はてなー根本的な誤解を示しておく。

記事を「超エリートの自慢」「頂点に上り詰めた人が他人を見下す」「狭い領域で頂点に立って自惚れている」というふうに受け止めるのは、勘違いだ。

では、どう受け取るのが正しいか? 

 

記事では、普通の人々は、まともに視野に入っていない。それらは言及外であって、良いとも悪いとも言っていないし、見下してもいない。もともと視野に入っていないのである

視野に入っているのは、エリートクラスの人々だけだ。そして、そのなかで、どういうふうにあるべきかを考えている。

そのとき、彼自身は、自分を「エリート」とは考えていない。むしろエリートの中の落伍者」と考えている。元記事のそのまた元記事になった人もそうだが、「東大理3からプログラマーに転じた」という経歴らしい。これは、医学の道でも、プログラマーの道でも、どちらでも大成しなかったということだ。筑駒や理3の卒業生の中では、(やや)落ちこぼれ組に入る。

 はてなー中では、「グーグルに勤務して年収 3000万円」というのは、「凡人社会頂点にいる」というふうに見えるのだろう。だが、筑駒や理3の卒業生の中では、医者としてもプログラマーとしても大成しなかったというのは、(やや)落ちこぼれ組に入るのだ。

 ちなみに、私の知人(同級生)の多くは、国立大学教授理研研究員として大成している。世間的には超一流の肩書きを持つ。そういう仲間と比べると、今回の人々は、頂点どころか、(やや)落ちこぼれ組というしかない。威張れるのは、年収だけだろう。(公務員研究者は、年収が高くないので。)

 

記事を書いた人や、そのまた元記事を書いた人は、非常に優れた才能の持ち主だ。(後者高校時代数学オリンピックに出たらしい。)しかし、その生まれ持った才能を生かすことには失敗しているのである。才能は素晴らしいが、才能を生かすことには失敗したのだ。

 そして、そのことを、私は批判しているわけではないし、侮辱しているのでもない。「人生選択肢で道を間違えたね」と感じて、「可哀想に」と憐れみを感じるだけだ。「私も道を一歩踏み間違えたら、こういう無駄人生を送っていたかもしれない」と感じて、自分幸運を感じることもある。

 

蛇足

たぶん、道の選択を間違えた人と、成功した人との違いは、周囲の人々の影響の差だろう。周囲に素晴らしい人がいれば、道をあやまたずに、正しい道を進むことができる。そして、そういう機会のなかったエリートには、同情を禁じえない。

 私はグーグルプログラマーなんかにならないで済んだが、それは本当に幸運だった。(そしてそれは、人生最初に、素晴らしい女性との出会いがあったからなんだ。そしてまた、高校時代に、素晴らしい教師を知りえたからでもある。それは優しい親切な教師ではなく、星一徹のような鬼教師だったが。)

 

受験勉強スポーツと同じで、努力の人と要領のいい人がいる

勉強というと昔々はガリ勉みたいな蔑称があるように差別対象だった

要は、勉強ができない人たちの理屈からすれば、おまえは勉強ができるように一人だけ努力してズルいぞ、という妬み、ルサンチマンである

勉強はともかく、受験勉強にかぎって言うなら、これは「単なる」突破すべきハードルとも考えられる

まり資格を取得する試験のための勉強と同じであって、勉強ができない人たちに分かりやすく例えるなら、

自動車運転免許の取得のための実技や筆記のための勉強と同じである

ヤンキーDQN名前通りクルマバイクが好きなので運転免許取得に例えるのが適切だろう

運転免許取得にしろ100mを10秒で走るにはにしろ、ここでアプローチは大きく2つに分かれるように思う

それは努力と要領の良さである

そして、ほとんどの人が努力と要領の良さどちらかではなく、その人なりの混合比を持っていると考えられるわけだが、どちらかに偏ってはいるかもしれない

努力というのはひたすら練習の繰り返しであり、根性であったり、好きこそもののだったり、それを支えるモチベーション維持の工夫なども含んでいる

努力の方向が間違っていなければ、練習と成果はほぼ比例する

実際はある所まで比例したり、途中で伸び悩んだり、落ちてったり、そこからまた比例するなりの繰り返しである

努力アプローチのいいところは手ごたえを感じるというところだろうか

そして、要領の良さは、その努力の方向を決めるときにも発揮されるものでもあるわけだが、

運転免許のような資格取得にしろ受験勉強しろ、例えば過去問から傾向と対策分析し、ギャンブル的にヤマをはったりもする方向性である

当然、ヤマが外れた場合は無残な結果になるわけだが、そこもギャンブルと同じである

外したらそれを挽回して余りあるものに再度賭けるとか、数撃ちゃ当たるの精神大事である

から努力の人は絶対にこの大学に入りたいとか、せめて理系に入りたいとか、そういう考えがありがちであるが、

要領の良い人はそうではなく、別に大学はどこでもいいけど、この偏差値レベルは越えていたいとか、この要素さえ満たせば就職に有利だから

みたいに打算で最初から考えがちなように思う

しかし、上述したように、実際は努力と要領の混合比が異なるだけで、誰もがどちらの要素も持っているのである

志望校を選ぶときキャリアしろ、夢みたいなものと打算が入り混じったことを考えているはずであるし、それが普通である

しかない人も危ういし、逆に打算しかない人というのも危ういというか、人としても面白味にかけるし、本人も人生がつまらないと思い始めると思う

まれてずっと打算を繰り返してきた人が、どこかで一世一代博打に出ることが必要になるのも人生である

何が言いたかたか脱線してしまったが、受験勉強ができる、という結果から逆算するなら、

その人は努力ができる人なのか、もしくは要領がいい人、ということだと思う

努力の人はある方向性勉強しかできない可能性がある

アスリートであるなら、水泳バカみたいな天才野球テニスができるとはかぎらない

水泳だけは努力で優れることができたが、集団競技はまるで駄目かもしれない

しかし、要領がいい人は、

これがいわゆる地頭だのというゴミ用語本質だと思うのだが、

要領がいい人は何をやってもそれなりの点数を叩き出すのである

要は、その対象にこだわりがあるわけでもなく、しかしながら、その対象からそれなりの点数を楽に叩き出すにはどうするか、

そういったソーシャルハックのようなことが好きな人なわけである

から受験勉強ができる=ガリ勉仕事ができない人、みたいなヤンキーDQNの発想は間違っていて、

要領が良ければ、寧ろヤンキーDQNでも東大に入れるし、大学卒業した後も社会で何をやってもそれなりの点数を叩き出すのである

エヴァで言うなら、庵野氏は世渡りが上手い、貞元氏は世渡りが下手、みたいな話をどこかで読んだが、

どんな業種であれ、場所であれ、そういうことは往々にしてあるのである

天才的にメカや爆発のようなエフェクトが描けても、宮崎駿氏に言われるまでもなく、

俺って人物が描けるってわけでもないなあ、みたいに思ったかはどうかは本人ではないので分からないが、

あっさりと演出転向し、そこから絵コンテ監督に方向転換するのは、絵を極めたい、みたいな職人的発想とはまた異なるものである

他人をうまく動かす、というのも誰でもできるものでもない、適性みたいなものがあるように思う

上に従っている方が大成するという人だっているのである

そして、自分はどちらかといえば努力の人であり、要領は極めて悪く、よって努力の方向をよく間違えるのである

要領が良ければ今頃は空から巨乳眼鏡女の子が降ってきているはずなのである

しかし、女性なんてみんな飲尿ピンクものである

自分はこのまま貧乏なまま孤独死するのが最適なのである

色んなコンテンツアンチを見てきて気づいたんだが、筋の通った叩かれより、筋の通らない叩かれの方が危険信号

好きになったコンテンツはそのファンにも興味がわくので、当然ファンのみならずアンチたちの言ってることも見る。

5chのアンチスレもだし、Twitternote増田、その他いろいろなネット上の色んな場所でのアンチファン発言を追って楽しんでいる。

それで気づいた傾向なのだが、

・法や倫理面で叩かれ、不誠実だ・許せん・軽蔑する・有害だなどと大義名分のある批判を言われている場合は、むしろコンテンツ全体の勢いには大して問題がない

・退屈、まんねり、しょぼい、地味、ぱっとしない、などと大義名分のないいちゃもんじみた叩きがされている方が、そのコンテンツが勢いを失う兆しとして危険

ということが言えそうである

悪名無名に勝ると言うが、その悪名の中にも言われてる方が将来有望な叩かれ方と、これを言われだしたらヤバいという叩かれ方があるわけだ。

そして、一見ダメージの大きそうな、理屈の通った叩かれ方のほうが将来有望吉兆であるのが興味深いところだ。

いや、不正義こそが大成するのだからやるせないところだと言うべきかな?


コミュニティ雰囲気を思い出せるのはせいぜい5年くらいなので、それ以前はどうだったか言及を避けるが、とりあえずこの5年は色んな分野でこの流れが多かった。

言っちゃあなんだが、法的・倫理瑕疵というのは、マジで訴訟開始されなければどうってことないのだ。

法的に明らかにダメで「訴えられたら負けるな、訴えられちまえ」と言われてても、本当に訴訟されなければ全然セーフだ。

エグくてお行儀の悪い成長戦略をとっている方が、悪評以上の速度でファンが増えるのでお得! これは娯楽分野における法則のようだ。

客層が悪くなる? それもむしろアドね。

ちょっとガラと頭の悪い客層の方が、依存してくれたり、後先考えず金を払ってくれたりするんだもん。

上等な商品ハイソな客に高値で売りつけるなんてのはごく限られたジャンルでのみ可能なことだ。

一般娯楽でちょっと客層が良くリテラシーがあるってのは、感情任せのお布施も少なけりゃ広告も踏んでくれない、必要な時にしか金を払ってくれないくせに質への要求のうるさい、面倒な客を抱えてるというマイナス要素である

「信頼が毀損されて長い目で見れば損」なんて言いたくなるかもしれんが、えげつないやり方で一通り稼いだあとで、多少の品質向上に金を回すようになれば、消費者も他社企業も、勃興段階の悪印象なんか水に流してニッコリ握手してくれるのよ。

これはここ五年と言わずソシャゲの隆盛や、調子よかった時のニコニコ著作権違反が溢れるコミケ企業が堂々とブース参加してる現状などを見れば分かることである

かつての日本や今の中国の成長もそうだ。


お行儀が悪くても勢いのあるコンテンツ運営をした方がファンが増える。特に今後の社会を担う若い層を取り込みやすいのが大きい。

勢いがあるのでファン以外の目にも入るようになり、倫理や行儀の悪さについて正論ボコボコに叩かれまくるが、クリエイター精神ダメージ以外は別に問題がない。

ファンアンチ過熱する、それこそが圧倒的成長中コンテンツである

まりアンチの叩きに一理ある時ほど、それは無視してよいというわけだ。

だが、叩かれ方が、なんか退屈、なんかまんねり、しょっぱい、みたいに漠然としたつまらなさの指摘が増えてるとマズい。

この手の叩きには「その文句のつけ方、ただのお前の主観じゃん」と反論することが簡単だ。

しかしこのような、大義名分のないアンチの身勝手な叩き、あるいはぼやきこそが、暗い未来を予感させる。

灼熱の炎上嵐ではなく、わびしい隙間風によってコンテンツは衰えていく。

アンチ愉快犯炎上を真に受けるのは賢くない。だが、(特にはてなーのような)良識派がやりたがる「アンチが言ってることはいっつも的外れ」と簡単すぎる理解をするのも賢くない。

娯楽コンテンツにおいては、アンチ発言に筋が通っている時ほどその叩きは気にしなくてよく、ぼんやりした退屈さや地味さをじめじめと主観的に叩かれてる時ほど危機を感じなければならない。このパラドックスを俺は提唱したい。

2021-03-30

プロ野球選手って人としてのクリーンさを一切売りにしてないか不倫とかしても特に叩かれないし

不倫するくらいの破天荒選手のほうが大成する シーズン20勝してくれればなんぼ不倫してもええんやで」ってファンが大半のはず

かたや五輪日本代表のような人たちがクリーンでもなんでもないのにさも人格者のように仕立て上げられてCM収入とか得ちゃうから不倫とか発覚したときダメージが大きい

クリーンでもなんでもないアスリート美談仕立てでクリーンに見せかけることのリスク電通とかサニーサイドアップ理解してるんだろうか ちゃん説明してるんだろうか

スポーツ選手人格者に見せかけて感動ポルノを作るのって誰も幸せにならないからもうやめたほうがいいと思うんだが

2021-03-25

ソフトバンク

11 津森宥紀 19③

40 杉山一樹 18②

53 泉 圭輔 18⑥

28 高橋 礼 17

56 田浦文丸 17

23 周東佑京 17育②

10 大竹太郎 17育④

47 髙橋純平 15①

31 栗原陵矢 14②

67 笠谷俊介 14④

38 森 唯斗 13②

29 石川柊太 13育①

0 髙田知季 12

64 真砂勇介 12

18 武田翔太 11

57 嘉弥真新也 11

9 柳田悠岐 10

36 牧原大成 10育⑤

19 甲斐拓也 10育⑥

6 今宮健太 09①

63 川原弘之 09②

17 岩嵜 翔 07高①

7 中村 晃 07高③

12 髙谷裕亮 06大社

24 長谷川勇也 06大社

5 松田宣浩 05希

8 明石健志 03④

21 和田 毅 02自

99 川島慶三 05大社③ 日本ハム

27 ジュリベルグラシア

54 アルフレド・デスパイネ

2021-03-24

anond:20210313235019

よくみるとさ、「興味ない」って言いつつ挫折してるんだよね

努力で美を得られると思ったら整形以下でブスを自覚させられたし、絵でも成功しなかったし文でも成功しなかった

人間に優しくしてみたけど、上っ面だけの優しさが欲せられていた

人間関係でも趣味でも仕事でも大成せずに、それぞれ極められるほどの域まで行けず

それで学習性無気力みたいになってる。まぁ軽い毒親に育てられてきたんだろうな

解決策はわからないし、大半の人はそんなのわからず死んでいくんだろう

2021-03-23

anond:20210323142856

言い方悪かったが、スマホという小さな世界AR大成しないってこと

便利だけど画像処理の一つにしかなってないからね

歩きスマホの一番の原因はスマホという小さな画面そのものにあると思うよ

産業分野だと、HoloLensを付けて工場作業するとか考えられている

2021-03-19

ソフトバンク

内野手 1997/09/15 23歳 6年 175cm 69kg B型 右左 大分 1,500万円

0 髙田 知季 内野手 1990/05/06 30歳 9年 176cm 68kg O型 右左 兵庫 2,050万円

2 スチュワートジュニア 投手 1999/11/02 21歳 3年 198cm 101kg 不明 右右 アメリカ 11,000万円

4 バレンティン 外野手 1984/07/02 36歳 11年 185cm 100kg 不明 右右 オランダ領アンティル 50,000万円

5 松田 宣浩 内野手 1983/05/17 37歳 16年 180cm 86kg B型 右右 滋賀 45,000万円

6 今宮 健太 内野手 1991/07/15 29歳 12172cm 76kg O型 右右 大分 29,000万円

7 中村 晃 外野手 1989/11/05 31歳 14年 175cm 83kg O型 左左 埼玉 24,000万円

8 明石 健志 内野手 1986/01/09 35歳 18年 175cm 65kg B型 右左 北海道 6,500万円

9 柳田 悠岐 外野手 1988/10/09 32歳 11年 188cm 87kg AB型 右左 広島 61,000万円

10 大竹 耕太郎 投手 1995/06/29 25歳 4年 184cm 78kg A型 左左 熊本 2,400万円

11 津森 宥紀 投手 1998/01/21 23歳 2年 176cm 84kg O型 右右 和歌山 1,300万円

12 髙谷 裕亮 捕手 1981/11/13 39歳 15年 178cm 83kg O型 右左 栃木 3,200万円

13 二保 旭 投手 1990/05/18 30歳 13年 182cm 75kg B型 右右 福岡 2,800万円

16 東浜 巨 投手 1990/06/20 30歳 9年 182cm 80kg A型 右右 沖縄 9,000万円

17 岩嵜 翔 投手 1989/10/21 31歳 14年 189cm 85kg O型 右右 千葉 6,800万円

18 武田 翔太 投手 1993/04/03 27歳 10年 187cm 90kg B型 右右 宮崎 6,000万円

19 甲斐 拓也 捕手 1992/11/05 2811170cm 85kg O型 右右 大分 16,500万円

20 甲斐野 央 投手 1996/11/16 24歳 3年 187cm 90kg A型 右左 兵庫 3,800万円

21 和田 毅 投手 1981/02/21 40歳 15年 179cm 80kg O型 左左 島根 15,000万円

22 牧原 巧汰 捕手 2002/07/13 18歳 1年 176cm 81kg O型 右左 神奈川 550万円

23 周東 佑京 内野手 1996/02/10 25歳 4年 180cm 66kg A型 右左 群馬 4,000万円

24 長谷川 勇也 外野手 1984/12/22 36歳 15年 180cm 86kg AB型 右左 山形 7,000万円

25 田中 正義 投手 1994/07/19 26歳 5年 188cm 93kg 不明 右右 神奈川 1,200万円

26 レイ 投手 1990/07/01 30歳 1年 196cm 106kg 不明 右右 アメリカ 10,000万円

27 グラシア内野手 1985/10/14 35歳 4年 187cm 95kg 不明 右右 キューバ 35,000万円

28 高橋 礼 投手 1995/11/02 25歳 4年 188cm 87kg O型 右右 千葉 6,750万円

29 石川 柊太 投手 1991/12/27 29歳 8年 185cm 87kg O型 右右 東京 8,000万円

30 佐藤 直樹 外野手 1998/09/03 22歳 2年 177cm 87kg AB型 右右 兵庫 1,500万円

31 栗原 陵矢 捕手 1996/07/04 24歳 7年 178cm 78kg A型 右左 福井 4,400万円

32 柳町 達 外野手 1997/04/20 23歳 2年 180cm 78kg B型 右左 茨城 770万円

33 増田 珠 内野手 1999/05/21 21歳 4年 179cm 84kg O型 右右 長崎 660万円

34 椎野 新 投手 1995/10/10 25歳 4年 196cm 95kg A型 右右 新潟 2,400万円

35 モイネ投手 1995/12/08 25歳 5年 178cm 69kg 不明 左左 キューバ 15,000万円

36 牧原 大成 内野手 1992/10/15 2811172cm 72kg A型 右左 福岡 3,500万円

37 マルティネス 投手 1990/08/05 30歳 4年 185cm 90kg 不明 右左 アメリカ 10,000万円

38 森 唯斗 投手 1992/01/08 29歳 8年 176cm 96kg A型 右右 徳島 46,000万円

39 尾形 崇斗 投手 1999/05/15 21歳 4年 181cm 83kg O型 右左 宮城 600万円

40 杉山 一樹 投手 1997/12/07 23歳 3年 193cm 102kg A型 右右 静岡 1,100万円

41 千賀 滉大 投手 1993/01/30 2811年 187cm 89kg A型 右左 愛知 40,000万円

43 井上 朋也 内野手 2003/01/28 18歳 1年 181cm 87kg A型 右右 大阪 880万円

44 笹川 吉康 外野手 2002/05/31 18歳 1年 193cm 85kg A型 左左 神奈川 600万円

45 谷川原 健太 捕手 1997/04/16 23歳 6年 174cm 85kg B型 右左 愛知 630万円

46 川原田 純平 内野手 2002/05/21 18歳 1年 170cm 72kg O型 右右 岩手 550万円

47 髙橋 純平 投手 1997/05/08 23歳 6年 184cm 84kg A型 右右 岐阜 3,000万円

48 渡邉 雄大 投手 1991/09/19 29歳 4年 185cm 84kg B型 左左 新潟 600万円

49 古谷 優人 投手 1999/02/19 22歳 5年 176cm 79kg A型 左左 北海道 720万円

50 板東 湧梧 投手 1995/12/27 25歳 3年 182cm 80kg AB型 右右 徳島 1,500万円

51 上林 誠知 外野手 1995/08/01 25歳 8年 185cm 88kg O型 右左 埼玉 5,350万円

52 リチャード 内野手 1999/06/18 21歳 4年 189cm 119kg O型 右右 沖縄 660万円

53 泉 圭輔 投手 1997/03/02 24歳 3年 188cm 76kg A型 右右 石川 2,800万円

54 デスパイネ 外野手 1986/06/17 34歳 8年 175cm 95kg 不明 右右 キューバ 40,000万円

55 野村 大樹 内野手 2000/09/10 20歳 3年 171cm 83kg O型 右右 兵庫 640万円

56 田浦 文丸 投手 1999/09/21 21歳 4年 168cm 79kg O型 左左 福岡 560万円

57 嘉弥真 新也 投手 1989/11/23 3110172cm 71kg O型 左左 沖縄 14,000万円

58 サファテ 投手 1981/04/09 39歳 11年 193cm 102kg 不明 右右 アメリカ 50,000万円

59 水谷 瞬 外野手 2001/03/09 20歳 3年 193cm 95kg A型 右右 愛知 520万円

60 釜元 豪 外野手 1993/09/03 27歳 10年 180cm 81kg B型 右左 長崎 1,200万円

61 奥村 政稔 投手 1992/08/14 28歳 3年 176cm 72kg B型 右右 大分 1,000万円

62 海野 隆司 捕手 1997/07/15 23歳 2年 174cm 78kg O型 右右 岡山 1,200万円

63 川原 弘之 投手 1991/08/23 29歳 12年 187cm 99kg O型 左左 福岡 1,300万円

64 真砂 勇介 外野手 1994/05/04 26歳 9年 185cm 87kg B型 右右 京都 900万円

65 九鬼 隆平 捕手 1998/09/05 22歳 5年 180cm 83kg A型 右右 大阪 650万円

66 松本 裕樹 投手 1996/04/14 24歳 7年 182cm 85kg A型 右左 神奈川 2,000万円

67 笠谷 俊介 投手 1997/03/17 24歳 7年 173cm 72kg AB型 左左 大分 2,200万円

68 三森 大貴 内野手 1999/02/21 22歳 5年 186cm 73kg A型 右左 埼玉 700万円

69 小林 珠維 内野手 2001/05/07 19歳 2年 183cm 87kg A型 右右 北海道 470万円

70 田上 奏大 投手 2002/11/26 18歳 1年 185cm 87kg B型 右左 大阪 550万円

99 川島 慶三 内野手 1983/10/05 37歳 16年 171cm 74kg A型 右右 長崎 7,000万円

120 佐藤 宏樹 投手 1999/02/18 22歳 1年 180cm 80kg AB型 左左 秋田 400万円

121 石塚 綜一郎 捕手 2001/06/07 19歳 2年 181cm 84kg B型 右右 秋田 360万円

122 大関 友久 投手 1997/12/14 23歳 2年 185cm 96kg A型 左左 茨城 400万円

123 中道 佑哉 投手 1998/09/04 22歳 1年 182cm 73kg O型 左左 青森 400万円

124 桑原 秀侍 投手 2002/05/29 18歳 1年 175cm 80kg A型 右右 熊本 360万円

125 早 真之介 外野手 2002/09/11 18歳 1年 181cm 78kg O型 左左 滋賀 360万円

126 黒瀬 健太 内野手 1997/08/12 23歳 6年 181cm 97kg O型 右右 大阪 500万円

127 緒方 理貢 内野手 1998/09/22 22歳 1年 175cm 71kg A型 右左 宮崎 400万円

128 伊藤 大将 内野手 2001/07/27 19歳 2年 179cm 85kg A型 右右 大阪 360万円

129 居谷 匠真 捕手 2002/12/30 18歳 1年 178cm 81kg O型 右右 和歌山 360万円

130 勝連 大稀 内野手 2001/04/30 19歳 2年 175cm 67kg B型 右左 沖縄 360万円

131 舟越 秀虎 外野手 2001/08/23 19歳 2年 181cm 73kg O型 右右 福岡 360万円

132 渡邉 陸 捕手 2000/09/24 20歳 3年 187cm 84kg A型 右左 熊本 360万円

133 岡本 直也 投手 1996/10/30 24歳 3年 182cm 80kg B型 左左 千葉 400万円

134 大城 真乃 投手 2002/11/24 18歳 1年 170cm 70kg A型 左左 沖縄 360万円

136 荒木 翔太 内野手 2001/04/05 19歳 2年 184cm 84kg A型 右右 熊本 360万円

137 中村 亮太 投手 1998/05/18 22歳 1年 183cm 80kg O型 右右 千葉 400万円

138 重田 倫明 投手 1996/05/30 24歳 3年 185cm 87kg O型 右右 千葉 400万円

139 吉住 晴斗 投手 2000/03/12 21歳 4年 185cm 81kg AB型 右右 山形 790万円

140 ロドリゲス 投手 1998/12/08 22歳 1年 185cm 88kg 不明 右右 キューバ 1,000万円

142 中村 宜聖 外野手 2000/07/03 20歳 3年 184cm 86kg O型 右右 大分 360万円

143 村上 舜 投手 2001/11/01 19歳 2年 173cm 67kg AB型 左左 山形 360万円

2021-03-10

anond:20210309200041

「これ、作家が『こんな奴いたらやべーよな』つって現実に有りもしない心理状態仕立ててやがんな」っていう、京極夏彦の『巷説百物語シリーズ

にわろたw

女児ちゃんにはぜひDJとして大成してほしいものだ

2021-02-24

増田幸福論を聞くたびに思うことがあるんだけど

今バズってるしょうもない辛気臭いエンジニアたちの話聞いてて思うんだけどさ

増田ってある種のよくあるバイアスかもしれないが、「不幸な目にあった人(というか自分?)はその分幸福になれなきゃおかしい」みたいな考えが根付いてる気がするよね

実際にはいくら不幸になろうが自分から考えて行動したり、がんばらないと幸福優遇もありはしないのだが、と

自分いじめ上司技術もないくせにコミュ力だけで大成しやがった~、とか性格ブスの顔がいいだけの〇〇が玉の輿なんて許せない~などと泣き言と恨み節を言うエンジニア増田たちとかフェミを見てても思うわこういうの

言ってて自分の主張ってよくよく考えたらおかしいぞ?って思わないのかね

2021-02-17

元気?

AKくん。君はなかなか性格が良かったね。私は今後何かあったら君を頼ろうと思う。

AYくん。君は面白いエンターテイナーとしての才能もある。

IYくん。一番楽しく過ごせたよ。あの名台詞は私を一生笑かすこと間違いなし。

UEくん。君のその情熱は向ける方向を変えれば大成につながる。

OYくん。あなたは秩序を保ち続けるべきだった。

OKくん。君も面白かった。あなた文学にもたけることであろう。

KRくん。君のそのエロ魂をぜひ言論の自由に生かしてください。理由なき情熱に最も説得力があった。

KYくん。私はあなたを許さないというわけではないが、今後の関係お断りだ。

KKくん。君の同調性の高さには呆れたよ。

STくん。君もおもしろい。天然であるところをいじっちゃいかんのだがやはり面白い。何らかのセンスが原石のままなのでそれを精製するなりしてほしい。

Sなんとかくん。お前はなぜ進路がうまくいったのかわからない。お前は人間関係を早期に歪んだものにする。早く失職しろ。お前みたいな人間存在してたまるか。早く表舞台から消えてくれ。

Syくん(某親衛隊略称になって睨まれしまうため改変)。君はアドバイスの鬼なのでよろしいのだが、人の体を触る癖だけはいただけない。

Seくん(上に同じ)。君は破天荒にしてアンチアナーキズムだ。その矛盾した性格できっと良い成功を収めることであろう。

Sなんとかくん。その趣味趣向は素晴らしいものだし、やさぐれ加減も非常に良い。定刻を蹴散らす人生楽しいものであろう。嫌味などではない。

TYくん。奇跡が起きていて嬉しかった。友情という意味で愛してるよ。

TSくん。お前もなぜ進路がうまくいったのかわからない。嫌味しか言えないのだから、進路を諦めれば良かったものを。まあいい。手遅れだし、どうせ君も人間関係壊して辞めるだろうな。

NTくん。家庭環境でいろいろ苦労があったものと推察する。これから順風満帆人生を過ごすことを期待しているよ。あとなんか余り物ちょうだい笑

Nなんとかくん。スキャンダルを起こさなかったので私は安心している。君のコミュニケーション能力は将来を作る。

NAくん。非常に面白かった。ただ、いじられすぎの面があるのでもうちょっと強く、もしくはしなやかな人間になるといいよ。

NAくん(おっと!)。楽しい会話と内輪ネタありがとう。語り継ぐのに使う。

Nなんとかくん。君と繰り広げたいじられ←→いじり会話が楽しかった。率直なところも良かったので、君はきっと将来何かの突破口になりうる存在だ。

FR。おい。お前ほどひどい人間は今まで見たことなかったぞ。人を罵倒して謎のルール押し付けることしかできないんだったら少なくとも同じ国にいないでくれ。

Fなんとかくん。ふにふにしてるキャラとお見受けしているのだが、面白そうだ。

Mなんとかくん。君ほど賢明精神が研ぎ澄まされた人間ほぼほぼいないだろう。アナーキズム蠢く社会での常識人枠としてぜひ善戦勝利をしてほしい。

MT。お前はそうどうしてつまらないことで怒る。人をシャレにならない範囲コケにするな。あんたもきっと大成しないね

HTくん。やばいぞ君。怖い。ルールぶち壊してて怖い。君が逮捕されないか私は不安です。

YAさん。非常に活発で様々なことに賢明あなたならきっと何事も吸収し乗り切れるはずである確信をしている。がんばってね。

MAさん。お仕事お疲れ様です。あともうちょい頑張りましょう。

忘れているかたがいるかもしれません。申し訳ないです。

どれが自分のことかわかればそれで私は満足です。

さようなら

2021-02-15

anond:20210215184119

親の与えた教育の影響で子供がどうなるか決まるからこそ家柄の良い家は良くお勉強の出来る学校子供を入れる訳で

幼少時から満足な教育も受けられなかったのに大成した人物って存在奇跡というか、もっとまれた家に生まれたら絶大な影響力を持つ大人になれてそう

2021-02-07

小保方さんもお姉さんのように社会学者になれば大成してたのに

あーもったいないもったいない

2021-02-06

逃げ上手の若君の許嫁はなぜ不細工だったか

http://blog.livedoor.jp/kudan9-culture/archives/27926645.html

 

ネウロ暗殺教室も読んだことはないが、逃げ上手の若君を見る限り松井優征は書き割り(類型タイプ漫画家だなあという気はする。

書き割りを極端にすると例示されている嫌煙家のようなキャラクタ誕生する。こう書くと書き割りが悪いことのように聞こえるかもしれないが、それはひとつ表現手法であり上下巧拙もない、と思う。

書き割りは類型であるがゆえに読者に「つかませやすい」し、その上にキャラ固有の内面や奥行きを見せることで魅力を上乗せさせることもできる。これだけ創作物が溢れかえっている世の中で新しい作品を読者に読ませることは容易ではない。キャラに限らず世界観や設定も書き割りにすることで「摩擦係数」を減らして脱落する読者を減らそうとするのはひとつ戦略と言っていい(松井優征作品世界観や設定が書き割りだと言っているわけではない。むしろその点がユニーク作家だと思う)。

 

で、こっからが本題なのだが。

主人公の許嫁が明らかに周囲の人物に劣った外見に描かれることで悪し様に表現されていました。権力者結婚して金持ちになってやるという明け透けな逞しさに私はむしろ好感を持ちましたが、作者は違ったようです。しかし、どうせ第1話死ぬならいい人として描いておいて、主人公が見舞われた悲劇を強調してもよさそうなものですが。

これは明確な読み誤りであると思う。

1話で描かれたのは敵によって主人公日常が壊され旅立ちを余儀なくされるという貴種流離譚の第1幕だ。この日常において主人公の周りにいたのはどんな人達だろうか。普通に読んだ人なら父、兄、許嫁がぱっと浮かんだであろう(諏訪頼重キャラクタ類型でいう助言者。ゆえに日常の外から来る)。なぜか。それぞれ違うキャラクタからである

 

父…ボケてるのかな? というぐらいに愚将

兄…将としては平凡だが弟の才能を素直に評価できる優しさの持ち主

許嫁…容姿よろしくないがそのぶん見る目がある。奇貨居くべしなタイプ商家の娘だったら大成した

 

それぞれ数ページからコマしか出番がないが、これらのキャラクタがすとんと入ってくる。そしてそんな「主人公の周囲にいる色々な人が高氏の反乱によって根こそぎ殺された」とつなげることによって主人公の絶体絶命感(と諏訪頼重という一筋の光明)が強調されている。これが父、兄、許嫁が全員「いい人」程度の描かれ方だったらのぺっとして印象に残らず絶体絶命感も出なかったであろう。

この辺は鬼滅あたりと比較すると分かりやすい。

鬼滅も逃げ上手の若君同様、物語類型としては貴種流離譚であり「行って帰ってくる物語である。炭治郎にとっての日常とは家族との慎ましくも温かな暮らしに他ならず、それを失ったことで寒い雪山を往くハメになる。この場合家族は平凡で優しいことが求められる。極めて愚かな人物が混ざっていたり、逞しいタイプがいたりすると印象がそっちに引っ張られて悲惨さや悲しみが強調されない。慎ましやかな生活感もでない。

逆に北条時行が失ったのは鎌倉幕府である。その巨大さを腑落ちさせるためには色んな層の人間必要で、そのためにピックアップされたのがあの3人(父=幕府トップ、兄=家族、許嫁=重臣(の娘だが層としては重臣))ということなのだ。

ちなみに許嫁の容姿よろしくないのは他の二者との差別化もあるだろうが、明け透けに言ってしまえば生き汚さを出すためだろう。あんなに生命力が強そうなタイプがあっさりと死ぬことによって絶体絶命感が強調されている(こう書けば伝わると思って書いているが、もし分からないなら薄幸の美人という言葉を補助線にしてくれ)。

 

作品のあらゆる要素は作家胸三寸なのであり、そのようにしているのには相応の理由がある。好き嫌いを語る分には構わないだろうが正しい正しくないの観点から論じるのであれば作者に寄り添ってそれによって何を描こうとしているのかつぶさに観ることは最低限必要な態度であろう。

2021-02-02

anond:20210202165427

その書いてあること以外を読み取れる能力仕事に活かせれば大成できたのに。

2021-01-13

コロナ禍における若者機会損失について

注:タイトル・本文における機会損失ビジネス用語においての意味ではなく、本来得られるはずの機会を失ったことという意味合いで使っています。(ご指摘があったので)

昨日、こんなツイートを目にしました。

"人生における機会損失って大きいんだよね。コロナ禍に人生ターニングポイントが(たまたま)来ちゃった人に対して「みんな自粛してるから」って言っても公平じゃないよ。"

https://twitter.com/chiku0520/status/1348604137311596544?s=21

いろいろと思うところがありました。

実は私はミュージカル女優を目指す20代前半女性コロナ流行る少し前に上京してきました。

そんな、「コロナ禍において人生ターニングポイントたまたま来ちゃった」私から若者の「人生における機会損失」について、考えたことをお話ししたいと思います

★前半はミュージカルに関する内容も多いので、一般的な主張だけ読みたい方は真ん中あたりまでとばしてください。

【1番大変だし優先すべきは医療現場自粛に協力しなければいけないということは頭では理解しているし、実際に、行政に求められている水準に基づいて自粛はしている。ということを念頭に読んでいただくようお願いいたします。】

上京した頃は、まさかこんな世の中になるとは想像していませんでした。そして、コロナ流行り出した当初は、こんなにも長引くものだとは思ってもいませんでした。

去年1年で舞台に立てたのは、コロナ流行る前の1本だけ。出演予定だったライブコンサートミュージカルは続々と延期・中止が決まりオーディションリモートになったりなくなったり、残念な一年でした。

ミュージカル俳優にとってはまさに氷河期です。

数年後、コロナ収束して、舞台芸術も元通りになったころに頑張ればいいじゃん!と思われるかもしれません。

しかし、年齢はコロナ収束をまってくれないのです。

経験を積めずに歳だけとってしまった俳優に、市場価値はありません。

新人を起用するなら新しく台頭してきた若い世代を使うでしょう。

本来だったらチャンスを掴む機会があったかもしれない、貴重な経験をたくさん積めたかもしれない大切な期間は、コロナによって空白になってしまいました。

自己犠牲払って自粛に協力して、コロナが収まったとしても、コロナ禍で若い時代を過ごした私達に、損失した何かを補填してくれるわけじゃないですよね。

しろ社会が動き出した頃には、もとに戻ったー!!よかったーー!!と言う雰囲気にのまれて、コロナの影に隠れていろんな人の人生選択肢が消えていったことなんて忘れられると思う。

マイナスからスタートを強いられるのに、配慮補償も当然ありません。

まり、「コロナのせいで」たくさんの犠牲を払ったとしても、社会からは、実質的に「コロナのせいにするな」という扱いを受けるということです。

そして、そんな人生を、自分の力でどうにかしていかなければなりません。

感情だけでしゃべると、「自分のことしか考えてない」「共感性、想像力がない」迷惑若者っていうけど、感染拡大防止のためにわたし人生犠牲にしたとしても、だれも責任とってくれないでしょ?っていうところです。極論かもしれませんが。

どんなに辛いことがあっても、「仕方ない」「我慢するしかない」で済まされてしまうことに疲れました。そして、世の中にはもっと大変な人がいるんだから!みんな大変なんだから!と、贅沢な悩み扱いされることにも疲れました。

非常時だから権利なんか主張しちゃいけない!って、まるで戦時中みたいだと思ってしまます政治的イデオロギーに基づいた発言ではないです)。

国としてホイホイ補償できるわけではないのも分かるし、そもそも機会損失お金解決できるようなことではありません。

せめて、今、自分のことは自分責任とれるように考えさせてほしい、行動させてほしいというのが正直な願いです。

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もし、投稿をご覧になった俳優の先輩方がいらっしゃいましたら、こんなことを思われるかもしれません。

俳優という道を選んだ以上、どんなことがおこっても動揺しない覚悟ができていないのが悪い

→全くその通りです。その点については私の考えが甘かったです。申し訳ございません。

・そんな年齢で諦めていたらどうせ大成しない

→ごもっともです。どんなに売れなくても、お芝居をやりたいと言う気持ちがある限り、頑張るつもりでいますしかし、上京1年目にこのような状況になったことはとても苦しかったし、20代前半の大切な1年がほぼ空白になってしまったのは大きな損失であると考えています

コロナ禍でもできることはたくさんあったはず。その過ごし方次第で人生は変えられる。

→まさにその通りだと思います。私も、自分で歌動画配信したり、複数人での配信企画積極的に参加したり、オンラインレッスンを受けたり、取り組めることはたくさんありました。しかし、コロナがなかった場合と同程度のものを得られたかというと、そうは思えません。

コロナがなかったとしてもチャンス掴めてたかからないようなレベルのやつが、コロナのせいにしてごちゃごちゃ言うな

→実際に私は商業作品には出演したことがないですし、箸にも棒にもかからないやつかもしれません。しかし、チャンスがあった上でダメだったのと、チャンスすらなかったのでは、意味が大きく違うと考えています

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最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。わたしの考えも、未熟なところが多々あると自覚しておりますので、賛否両論あると思います。お叱りの声でもなんでも甘んじて受け入れますので、是非コメント頂けると嬉しいです。

追記:

厳しいコメントをくださった方も、温かいコメントをくださった方もありがとうございますひとつひとつ目を通させていただきました。若者甘ったれお気持ち表明にこんなにも反響を頂けて涙目です( ; ; )

本当はひとつひとつのご意見に返信させていただきたいのですが、難しそうです、申し訳ありません。

私はここに投稿するのが初めてで、普段から見ているわけでもないのですが、匿名で、自分の感じていることを何か発信できないかと思い、この場を選びました。

そのため、この場における文化などを理解しておらず、不快な思いをさせてしま申し訳ありませんでした。ハッシュタグは削除し、ご指摘があった表現に関しては訂正しました。転載ではありません。

また、今回は、コロナ禍における若者という自分立場から当事者性をもった発信ができればと考えておりました。わたしが今回主張したような世の中の変容による理不尽は、コメントしていただいた通り、過去にもあったことは十分存じています就職氷河期震災豪雨による災害など)。また、若者けが辛い思いをしているわけではないということも理解していますしかし、それらの事実によって、私の主張は妨げられないと考えています

昔はこうだったから今も我慢しろ。みんな辛いんだからお前も我慢しろ。という足の引っ張り合いでは世の中は良くならないと思いますし、みんなで不幸になるだけです。コロナで辛い思いをしている人はたくさんいるはずなんだから、むしろ、多様な立場から多様な主張がなされるべきです。私もいろんな方の置かれている状況について、詳細に理解しているわけではありません。今回は、わたし立場からコロナ禍の若者がどのような状況に置かれているのか、どのような想いを抱いているのかについて、異なる層の方にも知っていただきく、書かせていただきました。もちろん、わたし意見若者代表というわけではないですし、一個人として感じていることにすぎませんが。どうにもならないことだったとしても、せめて、想いを発信することは許されるべきだと考えています

また、従来の天災金融危機と異なる点としては、新型コロナウィルスのものによる影響というより、新型コロナウィルスへの向き合い方(感染対策に関する政策世間の風潮等)による影響が及ぼす力が非常に大きいと言う点です。よって、従来の場合よりも、柔軟に対応できる幅は大きいのではないかと考えています

今回の件に関しては補償配慮を求めても仕方ないのは分かっているので、せめて、根拠に基づいた工夫がなされた感染対策が行われ、少しでも生活安心感が向上し、世の中が寛容になることによって、若者自己決定できる幅や行動を起こせる幅が広がればいいなと思います

また、「YouTubeSNSなど、ネット上に活動の場がある時代においてこんなことを言っているのは甘えである。」というご意見いただきました。これについては非常に難しい点で、皆さんが想像する以上に、インパクトがあってクオリティの高いものを、役者個人予算技術力で作ることは困難です。

昨年の緊急事態宣言以降、役者アーティストも、皆が、いまできること、自分にできることをやろう!と、多くの発信をするあまりネットメディア上の芸術は飽和状態となりました。リモート歌ってみた踊ってみた、インスタライブ配信アプリによる配信、等々…。対して、今お客様の口からきかれるのは、「生のエンターテイメント」「生の芸術」を感じたい、映像配信代替にはならない。ということです。このような状況で、高い評価を得る作品を残すには、相当なクオリティ必要とされます。実際に、本当に自己満にすぎないものや、応援しているファンの方がみて満足する程度にとどまるものほとんどで、第三者立場から見たら、無価値ものが多いです。

また、舞台俳優アイドルと違い、自身存在のものに対する価値があるというよりも、役者もつ持つ技に価値を置かれている場合の方が多いです。よって、お客様立場からすると、「この人のためならなんでもみる!!」っていうようなもんでもないので、当然、要求されるクオリティは上がります

わたし客観的にみて、価値があると思えたもので、かつ素人出演者の大多数を占めている公式企画でないものの1つである作品リンクを貼っておきますが、この規模の作品を個々人で作るのは不可能だと思います

https://youtu.be/HIGYucZYhrA

西野さんアレルギーらしき方にコメントされたので一応…笑。この作品とあるダンスラボ主宰制作されたもので、プペルの本家スタッフ西野さんの息のかかったものではありません。風評被害を避けるためにも書いておきます。また、私は西野さんファンでもなんでもありません。ただ、この作品が、「原作世界ダンスを用いて表現し、映像作品としても高いクオリティアウトプットしている」という点で、優れていると思ったこと、また、原作映画なので、どのようなもの原作となっているのかという雰囲気一般の方にも分かりやすいと思ったこから、例に挙げさせていただきました。)

しかし、ネットメディアにおける芸術表現が飽和状態となっている中、芸術価値のあるものを発信し、インパクトを残すには、これくらいのクオリティ必要だと思います

これは、自分動画配信などに挑戦した上で感じたこと、周りの役者達の活動を見ていて感じたこと、また、SNSで見受けられるお客様意見を見ていて感じたことを含め、総合的に検討した結果です。逃げていると捉えられるかもしれませんが、事実でもあります

こんなに愚痴っといてなんですが、筆者は出来る限り前向きに、今できることを一生懸命考えて活動中です!価値だなんだに関わらず、できることをやるしか道はないので、なんとかもがいていますあきらめたくはないですから!!(まあ、人生そんなもんと諦めて別の幸せを探して生きた方がいいのかもしれないけど…笑)

このお話は駆け出し底辺女優わたし個人意見ではありますが、CAを目指していたけど採用がなかった人、テーマパークダンサーを目指していたけどオーディション自体がなかった人、コロナ就職しようと思っていた業界が潰れ、進路変更をせざるを得なくなり、就活がうまくいかなかった人…同じおもいをしている人が、もしかしたら、あなたの周りにもいるかもしれません。そんな、コロナによって人生選択が大きく変わってしまった人や、コロナによって状況が変わって苦しんでいる人がいたら、温かく応援してあげてほしいです!

ありがとうございました!

2021-01-10

オンラインデートするセックスってなんだよ

天才字書きを殺した

色々と歪んだ界隈にいた時の話。

そこは絵描きも字書きも皆入り交じっていて、アットホームな界隈だった。私はその中で生粋絵描きとして活動していて、字書きさんとも割と交流があり、楽しくやっていた。

ある日その界隈に隕石みたいにある字書きが舞い降りた。

名前適当にAとおく。Aは優しい人だった。明るくて面白くて、適度に頭がおかしい、いつも快活な人。そんなイメージ

そして何より、Aの書く小説は本当に面白かった。ストーリーもちろんのこと、幼さを感じさせないし、独特の比喩から台詞使いまで唯一無二だった。感情の取り上げ方、描き方がうますぎて、残す後味からから何まで、天才だった。

二次創作の字書きなんてたかが知れてる、なんて思う人もいるのかもしれないけど、そういう人は一度でもAの小説を読んで欲しい。本当にすごいから。

Aの小説には主に三種類くらいあって、

①痛快なハッピーエンド、ドエロ小説

②多大な苦しみと切なさを残すバッドエンド

③胸糞しか残らないバッドエンド、グロ小説

に大体分類された。

Aの小説の9割くらいは②か③で、ハッピーエンド作品は限りなくゼロに近かった。①も去ることながら素晴らしいんだけど、Aのファンほとんどは②か③目当てにしてたんだと思う。

ただでさえ二次創作小説でバッドエンドなんて少ないのに、Aの小説クオリティはとてつもないから、皆独特なAの小説を好きだった。

普段はバッドエンドが苦手な人でも、Aの小説だけは読む、って人も多かった。Aのはバドエンが濃厚すぎるけど、あまりに良すぎてバドエンがバドエンで片付けられなくなるみたいな。Aの小説バドエンとかハピエンとかそういう垣根を超えた先で輝いてた。語彙力がなくて申し訳ないけど、とにかくすげえんだAの小説は。

Aが小説をあげる度にTLは湧いた。TLが全てAへの感想リプで埋まるのをよく見ていたし、Aの小説ファンアートをつける絵描きもいた。そういう私もよくAの小説セリフに絵をつけたり、なんてことをしていたんだけど、その度Aはおかしいくらい喜んでくれた。1枚絵を描いただけなのに、毎度長文の感想をくれた。

それで隕石みたいに現れたAが、この界隈で名を馳せ始めた時、チラホラAに対して不穏なツイートをする字書きが見られるようになった。

「あの人は感想を貰っているのに私は〜」だとかそういうの。Aの名前を直にだす人はいなかったけど、まあAに向けているんだろうなと思った。Aへの悪口とかじゃなくて、Aの小説への称賛からくる自虐ネタみたいなもの

最初の頃は可愛いもんだった。Aの周りの字書きの言うことも理解出来たし。実際私も、Aの小説を読み終わってAの名前で溢れるTLをみていると、他の字書きはたまったもんじゃないだろうなと思っていた。

私は色んな字書きの愚痴垢でも繋がっていたりしていた。その愚痴垢の中で呟かれるいわゆるAへの妬み僻みをみていると、たまに病的だなあと思う時もあった。Aの小説が上がったタイミングで「うわまた書いてる」みたいなツイートを見ると、流石に気分が悪かった。

履き違えて欲しくないんだけど、Aの小説へのアンチは一人もいなかった。Aの小説を苦手な人はいても、Aの小説を嫌いな人は多分居なかった。素晴らしすぎるから

表垢ではAの小説を絶賛し、愚痴垢ではAの小説への嫉妬をぶちまける。そういう字書きを4人ほどみた。

その中でも一人はエグいのがいた。ほとんど病気のようにAへの嫉妬を露わにしていた。その人はAの小説が大好きだっただけに、苦しそうだった。その人はAのバドエン小説のせいで、バドエン字書きに変わった人だったんだけど、何よりこの界隈でバドエン字書きとして大成するにはAが圧倒的すぎた。失礼ながら、Aの小説の前で嫉妬とAの小説が好きな気持ち狭間で苦しむ彼女勝手に同情していた。これも失礼だけど、絵描きで良かったと少し思った。

Aの小説はこの界隈の字書きたちの間の関係を歪にした。

Aの栄光は凄くて、小説を書きあげる度に出来はどんどん凄くなっていた。Aへのいいねが飛び交い、Aへの感想も溢れる。

Aは感想を貰う度に丁寧にコメントを返していた。「感想ありがとう」「嬉しい」「幸せだ」。そういう幸せそうなAをみていると、こんなに柔らかな人があん地獄みたいな小説を書きあげているのだと思って、不思議な気分になった。そしてこんなに優しい人が周りの字書きを多大に苦しめているんだなあと思った。

そんな中、Aのマシュマロに一通のマシュマロが届いた。いわゆる焼きマシュマロ。「お前の小説が嫌いだ」「素人のくせにイキっている」「つまらない」そういう感じの言葉レシートマシュマロの中に並んでいた。

Aは分かりやすく傷ついていた。Aはそれらの言葉に歯向かうようなことをせず、ただ「不快にさせて申し訳ない」「自分でもこのような小説不謹慎でないかと感じていた」のようにツラツラと謝罪文を並べていた。

でも私は直感した。この焼きマシュマロアンチからではなく、Aの熱烈なファンからだということを。Aに対するその文句は、Aの小説を全て読んでいないと書けないものばかりだった。過去のAのセリフ表現を指摘したり、その後でそれを痛烈に批判したりとかしていたから。

私の頭には、Aの小説へ手酷く嫉妬していた字書きのアイコンが浮かんだ。良くも悪くも閉鎖空間じみた界隈だったから。絶対あの中の誰かだろうと思ったけれど、そのメンバーが一人残らず「あんなの気にしないで」「そんなマシュマロ届いたAが可哀想」と励ましていたので、何も言わなかった。

それ以降、筆の早いAの小説更新ピタと止まって、ネタツイとかも明らかに減った。はしゃいでいたAが静かになった。あのマシュマロ主に気を使って、ではなく、Aはただショックで何も書けないんだろうなあと思った。

けど1ヶ月後くらいにAが小説を出した。TLは「久しぶりのAの小説だ」みたいなウキウキ文言で埋まっていた。そのAの小説は当たり前素晴らしくて、私も感想空リプした。Aが得意とする胸糞悪い小説だった。

するとまたAのマシュマロアンチ(に扮したファン)が来た。「なんだあの小説は」「前のマシュマロを参考にしていないのか」とかうんぬんかんぬん。私はとんだ言いがかりだと思っていたけど、Aは今までと比にならないくらい消沈していて、また謝罪会見を開いていた。

傷ついたAが全ての小説を削除しようとしていたから、他の相互がみんな慌てて止めていた。私も「あんマシュマロ気にしないで」と言ったけど、届いたかは分からない。

Aはそれらのマシュマロ嫉妬から来るものだとは、全く気づいていない様子だった。Aは相互に「元気づけてくれてありがとう」「でもあんなのを書く私が悪いんだ」みたいなツイートをしていた。Aはそれに対する擁護が欲しい訳じゃなく、本心から謝ってるんだとヒシヒシ思った。痛々しかった。

それからしばらくAは静かにしていたんだけど、2ヶ月後くらいにまた小説をあげた。そしたらまた焼きマシュマロがきて、Aは「私が面白小説を書けないから悪い。力量不足でした」のような返信をしていた。

そしたら追い焼きマシュマロが来た。「あんなに評価されておいて、力量不足の小説とは一体何なのか。いいねを押している人に失礼じゃないのか」みたいなマシュマロ。今までにきていた三通のマシュマロとは毛食が違った。というか悪口でもなく、単なる言いがかりだったし、なんなら嫉妬しかなかった。

けれどAはしばらくして、字書きを引退した。アッサリ「垢消しますねー」と言っていなくなった。あれらのマシュマロのせいだとは一言も書いていなかったけど、絶対あれが原因だと思う。元々はあんなに楽しそうにツイートをしていたAが、普通にいなくなるとは思っていなくて、TLはAの引退を悲しむと同時に困惑していた。

AのいなくなったTLは寂しかった。作品倉庫は残しておいてくれたけど、いつ無くなるか分からいから全部読み返した。胸糞悪い中にちゃんキャラへの愛が覗いていて、私たちはとんでもないことをしでかしたんじゃないかと思った。まさに惜しい人を亡くした、って感じだった。

嫉妬マロを止めることは出来なくてももうちょい何か声をかけていればよかった。そもそもマシュマロ募集することを止めさせていればよかった。

まあ今後悔しても遅いんだけど。

愚痴垢でAへの嫉妬をこぼしていた4人くらいの字書きの嫉妬ツイートは、Aの失踪を機にピタリと止んだ。しかしその4人の字書きから、Aの小説が読めなくなった寂しさにプラスして、清々しさが漂っているように思えた。偏見しかないけど、いつか垢で「せいせいした」のようなツイートがされるんじゃないかと思ってた。そういう歪な空気感が字書きの間には漂っていた。

私は字書きの嫉妬天才字書きを殺す瞬間を見てしまった。

いつかAがこの界隈に帰ってきたらいいなと思っているが、きっともうない気がする。隕石みたいにAは二度と降ってこないと思う。Aの新しい小説を読むことはもうないような気がする。Aがここでの苦い経験を、次の胸糞小説にでも繋げてくれたらいいなとだけ思っている。

Aの小説がまた読みたい。

2021-01-09

anond:20210109164523

極論、日本ででも最大瞬間風速的にコロナが広まって

老人が1000万人くらい死んで、その後有効性の高いワクチンが普及し

コロナ前同等の経済活動ができるようになれば

大成長が望めるかもしれないな

2020-12-31

anond:20201231001600

かに人と関わるのは大事だと思う。

週に2日程度のバイトでも受け入れてくれる先があればいいんだけど、現実だと簡単はいかないかもなーというのが。

だったらフルで入れる大学生を取ると思うし、たとえ3日入れる週があっても、原稿の追い込みで今度は2週間休まざるをえなかったり。

そういった変則的スケジュールにも対応してくれるいいバイト先があればベストだけど、まあそういう神みたいな店は稀だと感じる。

それに開業届を出している場合だと、せっかくのバイト代の収入にもまた税金がかかったりと色々面倒なことになってしまう。

最近SNS発の漫画も多いし、新人をしっかり育ててくれるのは大手出版社のみだなと感じる。

そこでしのぎを削ればいずれ大成できるかもしれないけど、ただそこでも当然ネームが落ちれば無収入なので、そういうの何とかならないもんかなと感じている日々。

2020-12-23

anond:20201222114015

小説じゃなくたっていい、絵画でもいい

江戸時代天才絵師伊藤若冲は30代で絵を習い始め、40代で本格的に絵を描き始め、50代で大成した

何事も始めるのに遅すぎるということはない

2020-12-21

anond:20201221192332

エリートの種だけ貰った水商売やってる綺麗なシンママの子供って大成し易いじゃん

馬鹿な男とセックスする高学歴女とか見た事ねえけど女から遺伝ってどこ情報

2020-12-13

選べることは幸せかもしれない

カップリングとか、結婚相手として相性が良い相手AIサジェストするみたいなサービスあって。どのくらいの精度の高さなのかは知らないけれども、でもきっと今後制度が上がっていって、少なくとも親や友人のアドバイスよりも信用が置ける状態になり得るとして。

同じように、就活転職にに役立つサービスなんかも出てくる、たとえばAIと会話して、またはキャリアカウンセラーと会話したデータ入力されて、本来的な適正に応じて、あなたに最適な働き先をサジェストします。みたいなものが出てくるよね、きっと。

そうなると、40歳くらいではじめてその適正診断を受けたときに、もう10年以上働いている業界とか、職種に対する適正が本来的には無かった、みたいな診断が出たりして。もうビックリしたりガッカリしたり大変だろうな。これからはじめて働くぞ、みたいな人も、何となくなりたい職業とのマッチング見てみたら限りなく不適正に近かったらして、でも先輩インタビューみると、適性が低かったのに努力して大成した人がいたりして、その仕事を選ぶか迷ったりするんだろうな。

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