はてなキーワード: 同人誌即売会とは
一体いつまで我慢すりゃいいんだよ。
ライブは中止、イベントも中止、何もかもが中止、集まったらやれ密だ、もう嫌だよこんな生活。
5月になったら収束するだろう6月になったら収束するだろうとかもう聞き飽きたよ。今日も100人感染したってニュース流れたし、どうせ今月も来月も再来月も収束しないんだろ?もううんざりだよ。
「新しい日常」ってなんだよ。お前ら集まったら文句言うじゃん。入場制限?列作るのに2m確保しろ?馬鹿馬鹿しい、非現実的すぎる。
アーティストのライブとかさ、無観客でやります!って言うけどさ、家でどう楽しめってんだよ。お前らライブって行ったことあるか?電車に揺られて、でっけえ会場目の前にして興奮して、物販に並んでグッズ買って、開場までオタク達と駄弁ったり飯食ったりしながら待って、ようやく中入ったと思ったらまた会場の大きさに感動して、ステージ遠いな~とかよっしゃ近い!とか思ってさ、早く始まらないかって時計とにらめっこしてさ、いざ始まったら全身でアーティストのライブを感じるんだよ。体の芯まで響く音、周りのどデカいコール、空気感、アーティストのパフォーマンス、舞台演出、全部がかけがえの無いものなんだよ。終わったら規制退場に揺られてオタクと打ち上げして終電で帰る、この一連の行為が”ライブ”なんだよ。家で楽しめなんて片腹痛いわ。VRの技術が進歩したって現実にゃ適いっこないね。
コミッ〇マーケットとかさ、もうアレ二度と開催出来ないと思ってるわ。だって無理でしょ。もう終わりなんだよこの世界。
同人誌即売会だって同じだよ。「通販でいいじゃん」とか言ってる奴絶対現地に来たことないだろ。分かった顔して「オンラインでよくね?」とか言ってんじゃねえよ。サークル側は現地で売ることを目標に創作物を作って、会場で自分の目の前で本を手に取ってもらって500円玉を受け取るのが何よりも嬉しいことなんだよ。誰しもが通販を出来る環境じゃないから、結局5月に新刊を出したサークル数なんてたかが知れてる。
俺たち買う側だってそうだ、無数の机の海を彷徨って「これだ!」と思った表紙を見つけ中を見せてもらってサークルに直接金を手渡して新たな出会いが生まれる、これをインターネットで出来るか?出来るわけねえだろ。並ばずに買えるとか後からでも買えるとかそういうのは”現地開催ありき”の話だ。最初からオンラインで完結しているものに何の価値もない。
話は逸れたが俺はもうこんな生活御免だ。何も自粛を無理やり破って開催強行を要求しているわけじゃない。俺はもう疲れたんだ。自粛を無視して遊んだり飲みに行ってる奴らを憎む気はない。俺だってそうしたい。しかし俺の場合「遊びに行く先」がない。休日の娯楽は全部取り上げられそれがいつ返ってくるかも分からない、そして「もう二度とあの日常が帰ってこない」のが何よりも精神的にキツイ。ワクチンができるまで待ちましょうとか言ってる間にあらゆるイベント主催団体や舞台、劇団は死ぬしアーティストだって食っていけるのか分からない。
確かに彼らだって死なないように代替案を出してる。代替案で我慢しろっていうのも分かる。分かるよ。でもさ・・・
マジでどうしてこうなっちゃんだろうな。半年前はこうなるとは誰も思ってなかったじゃん。今頃オリンピックの開会式まであと20日!とか盛り上がってたんだろうな。
こんなことならいっそのこと死んで来世ではこんな趣味を持たない人間に生まれ変わるのを祈るしかないのかもな。
本当にどうしてこうなっちゃんだよ・・・こんな生活いつまで続くんだよ・・・んで二度と日常が帰ってこないとかみんなよく耐えてんな・・・俺はもう疲れたわ・・・
タイトルがすべてみたいな内容だけど書いていく。
まあ各々事情はあると思う。
学生だったり職の都合で金銭的に自由にならない事情もあるだろう。
公式にお金を払いたくてもそもそも払う先が無いコンテンツもあるだろう。
二次創作というのはグレー、とよく言われてるけど、黒だ。
親告罪であり、公式がお目こぼししてくれているからこそのグレーだ。
金払ってても訴えられたら終わりだ。
最近はファンが二次創作することを当て込んだ素材コンテンツが増加しているので、一見このルールがゆるくなったように感じるが、気のせいだ。黒は黒。
二次創作は黒。
公式がコンテンツを提供してくれるのはほとんどの場合ボランティアではない。
仕事だからもちろん給料が発生するし、その給料で生活が賄われている。
コンテンツに対してお金を出すということは、その裏の人の生活を支えることだ。
コンテンツの儲けによって作り手が損をしたり、得をしたりする。
それで得が多かった場合、もしくは得を見込める場合には次の作品が生まれることもある。
だから作ってくれた公式をきちんと儲けさせてあげよう、今後のために儲ける見込みを示そうってこと。
過度に貢げって話じゃない。最低限の話。
公式はコンテンツを作成するのにお金がかかる。コンテンツを楽しむならお金を払おう。
玩具から始まった長寿シリーズで、派生作品もたくさんある。一般知名度も高い作品。
違法視聴と公式からの無料コンテンツの区別がついてない馬鹿が多い。
馬鹿のために解説するが、違法視聴は、視聴数が伸びるほど公式に迷惑がかかる。
違法視聴の広告収入は違法アップロードしている人間に入る。それは本来なら公式が受け取るべき利益だ。
違法視聴が増えれば増えるほど、公式は得るはずだった利益を失っている。
広告収入だけではない。正式な配信サービスの多くは視聴回数がカウントされている。
当然、回数が多い作品は公開期間が長くなったり、消えても再公開されやすくなる。
それは金銭的な利益につながるものだ。当然、公式の利益と言える。
公式の無料コンテンツは、利益につながるデータを重視したサービスだ。違法視聴と一緒にするな。
1.円盤化されていない、もしくは入手が著しく困難であり、配信サービス等もない。
2.日本語化されていない。
1に関しては、ある程度同情できる部分もある。円盤化されない作品ってのは案外多い。
でも違法視聴してるって公表するな。公式はコンテンツを公開しない自由もある。結局違法視聴は公式の権利を侵害している。
2に関しては、主にニコ動で誰かがつけてくれた日本語字幕を見ながら視聴したいようだが、英語版の円盤を買え。そして翻訳サイトを探せ。もしくは自分で翻訳しろ、翻訳アプリもある。
違法視聴という迷惑行為を助長してる時点でニコ動に字幕つけてる奴は公式の敵だ。
3は論外。お金がないこと自体は、悪いことではない。しかしお金がなければ受けられない恩恵というものはある。月額千円弱が支払えないなら、客ではない。そのコンテンツは提供してもらえないのだ。黙ってテレビ見てろ。
月額千円弱ケチってるくせにサークル参加費数千円と印刷費数万円は出すわけだ。
それで同人誌の価格設定はもっと上でいい(キリッ とか言い出す。
中古で円盤買うやつも同じだぞ、レンタルと中古販売は別だ。レンタルなら公式に金が落とせる。中古は落ちない。
無論、強制はできない。
いろいろ考えてみたのだが、今の情勢だとコミケットはさすがに厳しいのではないかという気がしてきたので書き出してみる。
とはいうものの、自分はとくに医療関係者というわけではないし、実はコミケットはサークル参加したことがない(他の即売会にはちょっと出てた)。
夏コミを冷やかした感じまだ南はなんとかなりそうな感じもするけれど、青海なんかは結構厳しい気がする。
密閉空間とまでは言えないにせよ、集まる人数に比すると明らかに換気のいい空間ではないでしょう。
まず一般参加でいっぱい人が来るので密集するというのはあるのだが、即売会って売り子側も島の中に密集するので、サークル側のリスクも大きそう。
並んでいる間のオタク同士の会話もあるだろうし、売り子と買いに来た人の会話もある。
サークル主と話したいというのは同人誌即売会の性質上発生すると思うので、いろいろな場面で近距離での会話は発生しそう
サークルは別にして、一般参加者だとカタログ買ってリストバンドつけてる人ですら身元は言わなくていいのでわからない。身元をたどるとこから始めようとするとあんまりにも来る人数が多いので、事実上追跡は困難になる。
コミケットって良くも悪くも同人誌即売会の代表みたいなとこがあるので、もしもここが感染源になると、事態が解決した後まで尾を引きそう。
……といろいろ考えてみると、コミケット自体のサステナビリティのためにも今回はやめといたほうがいいんじゃないのかな、という気がしてくる。
決行したらしたでなんとかなるのかもしれないけど……
三月の赤豚のイベントも決行するつもりだったようだが、延期になった
中止ではなく延期だ
会場に何も言われなかったら確実に開催していただろう
4月のイベントも今のところしれっと開催予定であり、なんというか、こう……おまえらほんとに金ないんだな、って…
赤豚などの企業は中止したら返金で死ぬ。返金できないから延期にするしかない
コミケは中止したが最後界隈の会社が大量倒産するのが分かっているので決行するしかない
今年がオリンピックでなければよかったが、ここで五月のコミケを開催しなければ冬まで印刷所は仕事がほぼゼロになり、確実に倒産連鎖する
どう考えてもあの人混みでは韓国の宗教団体みたいな大感染になると思うけど
そうなると印刷所は生き残るかもしれないが、同人界隈事態が死亡するだろうから最終的に日本のオタク業界のターニングポイントになりかねないんだけどどうするんだろう
スニーカーに詳しい増田・ブクマカ、おすすめのスニーカー教えてください。
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研究開発部門だからか浸透するのは早く、いまやほとんどの人がジーンズ&スニーカーという出で立ちだ。
俺も家にあったスニーカー(ニューバランス ct10)を履いている。通勤には片道徒歩30分ほどかかる。毎日ほぼ1時間歩いていることになるし、俺はオタクだから同人誌即売会の日は一日中歩き回ることになる。
詳しくないのでわからないのだが、どうもスニーカーには性能差があり、個体によって歩きやすかったり疲れ難かったりするらしい。
じゃあ一番良いやつを履きたいよ俺はよ(素朴な感情)。
自分の足にあったやつを買え、という意見もあるだろうが、とりあえずスニーカーに詳しい人間が試行錯誤の上に到った解答が知りたい。だってスニーカーって異様に種類あるじゃん。自分の足に合うか試すのにも候補が欲しい。
最初はランニングシューズを買えばいいのかと思ったんだが(ズームフライを買おうと考えていた)、耐久力がないからダメとかいう意見もあってよくわからん
デザインについてはどうでもいい。出勤するので地味なやつの方がいいとかそういうこともない。むしろ俺は派手なデザインが大好きだ(俺は20代後半だ 若いだろ?)。
元増田のさらに元増田(anond:20191128135059)と同じく31歳だけど、俺は今4人の女子大生と仲が良い。
大体週1で必ず4人のうち誰かとメシ食いに行ったり遊びに行ったりしてる生活を送ってる。
彼女らとの出会いのきっかけは、どれも皆twitterでのゲーム趣味の繋がりだ。
女性向けゲームに高い関心のある男性のフリをしろ。女性向け同人誌即売会に積極的に脚を運べ。
そこは女の園で、男性は希少種だ。なので、普通の男性オタクより少しばかり身なりに気を使い、紳士的な振る舞いを心掛ければ普通にモテる。
俺は服装や髪型に気を付けるだけでなく、目のプチ整形も行った。
俺は元々鼻は高い方で、目だけが極薄の典型的弥生顔型一重って感じだったんで新宿の湘南美容外科で3万くらいの入門者向け二重施術をやってもらったんだが、結果としては自分で鏡見ても「おっ、パッと見イケメンやんけ」となるくらいには目がパッチリとなり容姿が改善した。やはり、目元が変わるだけで顔の印象は劇的に変わって見える。
それで女性向けゲームのオフ会に行ったんだが、結果としてはJKからJD、20代後半くらいのOLまで、色んな女の子からモテた。
腐女子や女オタクの園に行ってモテようってくらいならパッと見イケメンくらいで十分だ。
今時の腐女子や女オタクは皆普通に可愛い。服装もオシャレで髪型も流行の小綺麗なものにしてる子が結構多い。
たかだか3万の投資でこんなにモテるんだから、やって損はないどころかむしろやらないと損とまで言えるだろう。
増田も、異性の友達作りたかったらSNSで共通の趣味の女の子探すのから始めるのをオススメするぞ!
(ちなみに俺は元々二次元イケメンコンテンツ好きだったから女性向けゲームのプレイも楽しくこなせて女オタクコミュニティに溶け込めた。)
20代前半女性だったら、コミティアのブースには精一杯可愛く着飾って座るのが売れるコツだ。そして、露出度もちょっと高めに。
同人誌即売会には、同人誌そのものにはあまり興味がないが、同人誌を売ってる女の子自身に興味があって近づいてくるふてぇ野郎どもが存在する。そういう連中は、同人誌に記載されている女の子のメールアドレスやtwitterIDの情報を知りたいがために同人誌を買う。そういう連中の意図を見透かした上で、そういう連中でも思わず漫画の内容に魅かれ、純粋に「この漫画は素晴らしい。拡散したい!」と思わせる内容の同人誌を描け!
同人誌即売会では、どんなに良い内容の漫画を描いていたとしても売れなければ何の意味も無い。
島中を歩いている連中に、まずは興味を持ってもらい、本を手に取ってもらい、そして買ってもらうという一連のプロセスを経て初めて内容を評価してもらえる。
その一連のプロセスを経るために、20代前半女性というステータスは間違いなく有利な武器だ。これが30~40代のオッサンだと超絶ハードモードだぞ。
「精一杯可愛く着飾った」増田自身の若く可愛い容姿に魅かれて本を買う男性はコミティアなら10人は確実に存在する。コミティア開催時間全てを通して1部しか売れないなんて事態には絶対ならない。
まずはそういういけ好かねぇ連中でもいいから本を買ってもらって内容を見てもらうことだ。
以上、同人誌売ってる女の子自身が目当てで同人誌買って、まんまとその女の子と仲良くなって一緒に遊びに行くことに成功した野郎からのアドバイスでした。
健闘を祈る!
さて、会場には駅メモのキャラクターである「でんこ」のコスプレをした人が、結構な人数いる。同人イベントはコスプレの発表の場でもあるのだ。
「え?駅メモキャラのコスプレって、女の子のキャラでしょ?なのに男がコスプレしてるの?え??」
と戸惑ってしまうかもしれない。ましてや、そのマコのコスプレをしている男性はそれなりの歳月を歩んでこられている、というか、まあ直接的に表現させてもらうと、それはもう完膚なきまでにおっさんである。疑う隙が存在しない、完全無欠のおっさんだ。
わかりやすく伝えるためにあえて直接的な表現をさせてもらったが、僕は決して完全無欠のおっさんが女装コスプレをしていることを馬鹿にしていたり不快に思っていたり否定しているわけではない。
実際僕は、おっさんがコスプレをしているキャラクター「マコ」が駅メモのキャラクターの中で割と好きなキャラである。しかし、その衣装をきたおっさんがいたところで不快な気分にはならない。むしろ、自分の好きなキャラが、衣装を再現して身にまとってしまうほど他の人にも好かれていることに喜びを感じるほどだ。
これはどうしても本当にオタク文化に触れてきていない人には理解しがたいものだと思う。だけど、そういうものなのである、としか言いようがない。
もちろんオタクの中にも女装コスプレやクオリティの低いコスプレを嫌悪するような過激派もいる。しかし色んなレイヤーさんが存在するのがオタク文化であり同人イベントだ。それすら楽しんでしまう度量がオタクには必要なのである。
(過度な露出やムダ毛のケアをしていない女装などは、規約違反になる場合もありますのでご注意ください)
そんなおっさんマコが本を買いに来てくれた。せっかくなのでおっさんマコに話しかけてみた。
おっさんマコ(以下、マ)「はい、そうです。マコ好きなので…」
僕「すごいですね!自作なんですよね?」
マ「ええ、半月前に思い立って、何とか間に合いましたよー」
僕「へーすごいなあ。僕もマコが好きなんですよ。見た目から入ったんですけど、性格も可愛くってどんどん好きになっちゃいました」
マ「そうなんですね!」
とまあ、なんとも心温まる駅メモer同士の交流を繰り広げたんですが、会話している最中、おっさんマコの「え、でも出してるのうららの本じゃん…」って視線が少し痛かったです。
そんなこんなでイベント時間は過ぎていき、ソロ参加となった僕はそれまで短時間、トイレに駆け足で行くことはあっても、他の方のスペースを見て回ることはできないで状況だった。
貴重品を持って、スペースも離席中とわかるようにしていけば問題ないだろうけど、ひょっとすると買いに来てくれた方が「何だいないのかー」で帰ってしまうかもしれない、という不安があったからだ。
でもまあ、イベントも後半に差し掛かり、そろそろちょっとくらい席を外してもいいだろう、と思いたって近所のスペースだけでも見て回ることにした。
先に挨拶を済ませていたフォロワーさんのスペースでキーホルダー買ったり、僕は人の駅メモ旅の記録を見るのが好きなので、そういった本や漫画をいくつか、足早に購入した。
もしも次また機会があれば、もう少しゆっくりと見て回ってみたいものだ。
さあ、いよいよイベントも佳境。ツイッターには撤退報告が散見されるようになり、近所のサークルさんにも店じまいを始めている方たちがいる。
即売会終了時刻は15時半だが、僕も15時15分くらいから片づけを始めた。
なんでもそうだが、お祭り騒ぎのあとは、いつもどこか寂しい。喪失感というか虚無感というか、「終わっちゃったな」って感覚が達成感とともに襲ってくる。
特に同人イベントは、即売会後すぐに撤収作業が始まり、あんなに人がいっぱいいたスペースがどんどん片付けられていってしまう。
本も、ポップも、ポスターも、タペストリーも、そして机も椅子も。そこにはもう、島中とか誕生日席だとか、壁サークルだとか流刑地だとかは、跡形もなくなってしまう。
僕は、少し感傷的過ぎると思いつつも、そういう状況がいくつになっても苦手だ。でも多分それは僕だけじゃなくて、誰でも少しは感じていることなんだと思う。
両替目的丸出しで入ったゲーセン、エナジードリンクにかすりもしないゲーム、会場までの道が不安なとき頼もしかったキャリーケースを引く人、ボカロ・スプラトゥーンの参加者と比べて年齢層は高くリア充感は低かった駅メモエリアのみんな、段ボールを見事にボールペンで開封するテクニック、本になってちょっとだけ上手に見えた自分の絵、センスのないサークルスペース設営、悲壮感のあるヤマト運輸の受付のような壁サークル、イベント開始前に「絶対買いたかった」と言ってくれたフォロワーさん、開場のときに沸き起こった拍手、「今は大手タイム…」のつぶやきに距離を開けられた両隣のサークルさん、見本誌を見ないで即買いしてくれる人、うららなら全部買うやべー奴、本なら全部買うやべー奴、とにかく全部買うやべー奴、見本誌をみてフッと笑顔になってくれた人、見本誌を見てもらっている間僕はどうしてればいいんだろう問題、ストラップの売り切れを悔しがってくれた人、中学の野球部のようなピュアな力強さを持ったうらら推しの人、おっさんマコの「この大ウソつき野郎!!」という視線、ゲットした戦利品。
その時はとても印象的で楽しかったことばかりだ。でも祭りの後にそれらを思い返すとき、どうしても感傷的な気分になってしまう。だけどそれはきっと、仕方のないことなのだ。そして、だからこそ、お祭りは楽しい。終わらない祭りはない。終わらない祭りなんてあったところで、それはただの日常でしかなくなってしまう。それでは、きっと、あの楽しさを、興奮を、ワクワクドキドキを、感じることなんてできなかったんだ。
そして、またそんな楽しさや興奮やワクワクドキドキに出会いたいから、そうじゃない日常を頑張っていかなきゃいけないんだよな。
僕は、すっかり片づけが進んでしまってガランとし始めた会場で行われている、アフターイベントのジャンケン大会を見ていた。イベント主催者と、景品を狙う参加者たちが一斉にジャンケンをして勝った人だけ残っていき、最後は参加者同士でジャンケンをして勝てば景品をゲットできる、まあ普通のジャンケン大会だ。
勝った、負けた、主催者がジャンケン強すぎて誰も残らなかった、そんな感じで大いに盛り上がって、みんな笑っている。その笑顔にも少し寂しさを感じてしまうのは、流石に僕が感傷的過ぎるんだろう。
ジャンケン大会が終わり、色紙抽選の結果発表で、僕の描いた色紙が無事誰かの手に渡ったのを見て、開場を出た。
ほんの気まぐれで、何年かぶりに本を作ったけど、これからまた、漫画でも描いてみようかな、と思えた。
おわり。
東京都に住むようになって15年近く経とうとしているし、何度も来たことのある街だ。
思えば初めて経験したアルバイトでの初めてのお給料を全て落として、電車代もないから家に帰ることもできず途方にくれたのもこの池袋だった。
5回くらいだけ通って嫌になって辞めたボーカルレッスンの教室があったのも池袋だった。
人生で初めて浮気をした相手とラブホテルに入ったのも池袋だった。
きちんと思いだそうとすれば、きっとまだまだあると思う。
今回はお金を落として途方に暮れているわけでもなく、身になっている気がしないボーカルレッスンに来たのでもなく、浮気をしに来たのでもない。そもそも僕にはしばらく恋人がいない。なぜだ。
ともかく、今日はいわゆる「位置ゲー」であるスマホアプリ「駅メモ!」の同人誌即売会、「フットバーしま~す!!9」(以下、フットバ9)に、サークル参加するためにこの池袋にやってきたのだ。
なお、ここから先の内容については、僕個人を特定されないために所々にフェイクが…というかもうほとんど創作の域に達するレベルでフェイクが織り込まれております。レポートとは思わないでいただきたい。フットバ9に参加してないくせに参加した体で書かれた妄想日記と思っていただきたい。やばい奴である。
フェイクのための設定が、偶然当日参加していた方にマッチングしてしまった場合はご容赦ください。できるだけそうはならないようにしてはいますが、リアルな雰囲気も欲しいため、当日会場で耳にした・目にしたことや、ツイッターで見かけたことなどを参考にして構成しております。
さらにそれを結構失礼な感じでいじっていたりするので、不快な気持ちになりたくない方はご覧にならないほう賢明です。
また、「駅メモ」や同人イベントはをご存じでない方にもできるだけわかりやすく書こうとは思いますが、キャラクターの名前などいちいち説明しているといくらなんでも大変なので、その辺はご容赦ください。
もちろん、フェイクがあるのは「ここから先の内容については」なので、僕にしばらく恋人がいないことは紛れもなく事実である。なぜだ。
朝家を出る前に、お釣りを用意するのを忘れていることに気が付いていた僕は、本来はダメなことではあるのだが、池袋駅から会場となるサンシャインシティの展示ホールまでの道中にあるゲームセンターで、両替をさせてもらおうと考えていた。どうもすみません。
立ち寄ったゲームセンターは開店直後ということもあってか、お客さんの数はごく僅かで、否が応でもキャリーケースを引きながら入店した僕は少し目立ってしまう。
同人イベントがよく開催されている池袋において、この時間帯にキャリーケースを引いて入店してくる人間は釣銭用の両替目的ですと自己アピールしているようなものだ。
僕は必死に取り繕おうと、UFOキャッチャーの景品のリラックマに顔をほころばせたり、エナジードリンクが景品になっているゲームの前で小銭入れを取り出して100円玉が入っていないことに気づいた振りをした。完璧な演技である。
もっとも、5000円札を入れ100円玉20枚と1000円札3枚に両替したのを誰かに目撃されていたら、
「エナジードリンクを手に入れるために2000円の投入を想定している男」
と思われてしまったかもしれない。同様の人を見かけた場合は、そっと優しくコンビニに行けば200円ちょっとで買えることを教えてあげて欲しい。
ともあれ両替を済ませ、退店する。本当にすみませんでした、ア〇〇ーズサ〇シャ〇〇店さん。
でも、一応何もせずに店を出るのは悪いと思い、エナジードリンクを狙ってみるかと2回ほどプレイしたのですが、1ミリたりとも惜しいと思える瞬間がありませんでした。この恨みは死ぬまで忘れませんよ、アドアーズサンシャイン店さん。
ゲームセンターを出て少し歩くと、サンシャインシティの入り口が見える。会場となるホールへはここからもう少し歩くので、初めて会場に向かう僕は迷わないか少し不安だった。が、僕の横を迷いのない様子で颯爽と通り過ぎて行ったキャリーケースを引く女性を見て、彼女についていけば安心だと確信した。オタク系のイベントに限らず、目的地までの道順に不安がある場合は明らかに同じ目的であろう人達についていけばいいだけなのである。同人イベントの場合、サークル参加者は高確率でキャリーケースを引いているのでなおさらわかりやすい。あと気持ち早足。
10時40分頃には無事に会場に到着。サークル入場証を2枚もらった。
本当であれば売り子をお願いしていた友人と一緒に来る予定だったのだが、友人の勤め先で集団食中毒が発生し、多くの社員が急な休みを取ったらしい。原因はどうも某社員の家で開催された飲み会が原因だったようなのだが、飲み会に誘われなかったため食中毒を回避した友人は、急遽フォローのために出勤することになってしまったのだ。飲み会には誘われないわ休日出勤することにはなるわで、可哀そうな友人である。
というわけでサークル入場証は1枚でよかったのだが、事前に引き換え用紙に必要数2枚と書いてしまっていたので、コミュ障な僕は何も言わず2枚受け取ってしまった。受付の人に「何コイツ。貰えるもんは貰っとくタイプの人?あさましい!」と思われてしまったかもしれない。
会場は思っていた以上に広かった。
同時開催であったボーカロイドのオンリーイベントとスプラトゥーンのオンリーイベントは、比較的サークル参加者も一般参加者も多い人気イベントの様で、3つのイベントの中で駅メモのイベントスペースは一番小規模だった。
しかし僕が入った時間はすでにサークル入場時間から1時間近く経っていたわけで、既に多くのサークルさんが到着しており、賑わいはボカロにもスプラトゥーンにも負けていませんでした。
(´-`).。o0(ボカロとスプラトゥーンと比べると年齢層が高くリア充度が低く見えるな)
おっと、すみませんなんでもないです忘れてください。
自分のサークルスペースに到着。俗に言う「島中」である。両隣のサークルさんはすでに到着していて設営もほぼ完了していた。
今日はよろしくお願いします、と軽く挨拶を済ませ、早速テーブルの下に届いていた段ボール箱に手をかける。今回僕が作った本が、印刷会社から会場に直接届いているのだ。
カッターを持って来ていないことに気づいた。段ボールを開封したり、不要となった段ボールを解体するためにも必要なアイテムだろう。今後機会があったら参考にしよう。
ひとまず、某倉庫でアルバイトしていた時に培ったボールペンで段ボールを開封するテクニックを駆使して開封。我ながら見事である。多分、今後機会があってもカッターは必要ない。
本はとてもきれいに印刷されていた。自分で描いた絵なのだから嫌になるほど眺めたはずなのに、きちんと本になっているとなぜだかちょっとだけ割増しでいい感じに見えた。
設営作業に入る。俗に言うサークル布を敷き、本を並べる。見本誌も用意する。そして、こちらも頒布するために用意した、駅メモのキャラクターをモチーフにしたバッジやストラップ、キーホルダーやシールを、ワイヤーネットを使って陳列する。ちなみにこれら、全部僕のハンドメイド品である。可愛い小物を夜な夜な生産するおっさん。絵的にはかなりきついものがあると思う。
いかんせんこういったレイアウトを考えるセンスがないので、自分でもだっさいなあと思いながらも、なんとか設営を完了した。
時刻は11時15分頃。ようやく少しだけ余裕ができたので、改めて会場を見回してみる。やはり、思っていたよりも広い。もう何年も前に某アニメのオンリーイベントに参加したことがあったが、その時の会場よりも全然広いような気がする。
サークルのスペースには、俗にいう「島中」「誕生日席」「壁」という種類がある。詳しい説明は省略するが、「島中」<「誕生日席」<「壁」の順で、サークルの人気度や知名度などがある程度現れている。
もちろんこれは絶対ではない。僕の主観も入っているし、あくまでも「そういう傾向がある場合がある」程度に思っていただきたい。
その中で「壁」に配置されるサークルを「壁サークル」と言ったりする。人気度や知名度が高いサークルで、そうなると当然作品のクオリティも高い場合が多い。
この「壁サークル」は、「島中」に配置されたサークルと違って、背後にある壁にポスターなんかを掲示することができたりするというメリットがあったりするし、「壁」に配置されることは大変名誉なことなのである。
が、しかし。
フットバ9の壁サークルのエリアは、島中や誕生日席が集まるエリアから若干離れているのだ。さらに、壁サークルの半分くらいはそこからさらに離れた場所に存在していた。
一般参加者がまだ来場していない時間、いくら知名度や実力のあるサークルとはいえ、サークルスペースの前に人が集まることはない。閑散としている。壁に貼ったポスターすらどこか悲壮感が漂っている。なんだったらヤマト運輸の受付と勘違いされかねない。
案の定ツイッターでこのエリアに配置されたサークルさんがもの申しててそりゃそうだよなって思った。
さて、いよいよ一般参加者の入場時間5分前、つまりイベント開始5分前だ。
この時、一人の男性が僕のスペース前にやってきた。
この方も僕と同じく一人でサークル参加されているようで、いざイベントが始まるとなかなかスペースから離れられないので開場前に購入しても良いか、と聞かれた。実際のマナー的なものはどうなのかわからないが、僕はとりあえず本が売れる喜びでOKした。ついでにキーホルダーも買ってくれた。
「宣伝見て、絶対買おうって思ってたんで開場前に来ちゃいました」
そしてすぐに一般開場。イベント開始のアナウンスがあり、サークル参加者たちが一斉に拍手する。僕もドキドキしながら拍手する。
やはりボカロ・スプラトゥーンエリアが目的の人たちが多いようではあるが、駅メモエリアにも早速人が押し寄せる。人気サークルの新刊や新作は、開始早々売切れる可能性もあるのだ。一般参加者はあらかじめカタログやイベントの公式サイトで目当てのものを探しておいて、開場後一番にそのサークルスペースに向かう。「走らないでください!」とアナウンスもあるほど、この開幕時の争いはそれなりに熾烈なのである。
僕がその昔、初めてとあるオンリーイベントに一般参加したときは、カタログをチェックするとかそういうことすら知らずに、ただなんとなく好きなアニメの同人誌が売ってる、くらいの感じで来場してしまった。そのため、開幕後のダッシュを目の当たりにして何が何だかわからず「とりあえずみんな急いでるんだからついていかないと!」って思ってついて言ったら全然興味ない作品のサークルに行きついた苦い経験がある。爆笑間違いなし。抱腹絶倒のエピソードである。今これを読んでいる方たちもスマホやPCの向こうで腹を抱えて笑っているに違いない。
さて、開幕して駅メモエリアにも一般参加者が流れてきているが、僕はというと過去のことを思わず思い返してしまうほど、ただ静かに座っていた。
開場して10分、15分が経過するが、僕のスペースには未だ誰も訪れない。
しかし、僕も過去にオンリーイベントではないが同人誌即売会自体には何度かサークル参加したことがあるから、さほど焦ってはいなかった。
開始直後に人が訪れるのは、大手サークルや人気サークル、もしくは同ジャンルのイベントに何度も参加していて、参加者同士で交流が多い人たちである。
今回駅メモのオンリーイベントに特に何の繋がりも盛ってない状態で参加した僕のサークルには、大手サークルで目的の買い物をあらかた終えた人が「さて、ブラブラと見て回りましょうかね」となるのを待たなければいけないのだ。
「今は大手タイム…今は大手タイム…」と心の中で繰り返していたが、少し口に出てしまっていたようで、心なしか両隣のサークルの方との距離が開いた気がした。
しばらくすると、予想通りチラホラと僕のサークルにも訪れてくれる人が現れ始めた。本やグッズがちょこちょこと売れていく。ものすごく嬉しい。
本を買っていってくれる人は2つのタイプに別れる。やってきてすぐ、見本誌も特に手に取ることなく「新刊1部ください」などと言って購入してくれる人と、見本誌を見た上で買ってくれる人だ。
前者はさらに4パターンに分けられるように思えた。以下の通りだ。
カタログや宣伝などを目にしていて、最初から買うつもりでいてくれた可能性はある。
まず売切れたりする可能性のある大手や人気サークルを回った後に、僕のサークルにきてくれた、というわけだ。
うららが好きだから、とりあえずうららが描かれているから買う、というのは大いにあり得る話だ。内容はどうだっていい。そこにうららがいるから買うんだ。
(´-`).。o0(ちょっとやべー奴じゃん)
おっと失礼、なんでもありません。
③ もうとりあえず本なら買うって人
会場では色んなサークルが様々な駅メモに関するものを頒布している。
漫画や小説、イラストなどの本や、キーホルダーや缶バッジや色紙、タオルなんかも売ってたりする。
そんな中でもうとりあえず本ならすべて買ってるっぽい人がいた。もちろん稀なタイプではあるが、一人ではないと思う。
おっとこりゃまた失敬、なんでもありません。
④ とりあえず全部買う人
(´-`)<間違いなくやべー奴じゃん
しかし、僕のサークルスペースがある島で、おそらく端から端まですべてのサークルでなにかしらを購入していた。両手を本やグッズでいっぱいにしながら。
と、まあふざけてはしまったが、買ってくれる以上僕にとっては大歓迎な、感謝すべき人たちである。
そして、後者の、見本誌を見た上で購入してくれる人。
この場合は、中身を見た上で購入を決断してくれているわけだから、ある程度の評価をもらえたのだと思うと、ノールックで買っていってくれた場合とはまた違う嬉しさがある。
もちろん、最初から買うつもりではいたけれども、一応流れとして見本誌をチェックしている人もいるだろう。中身が漫画なのかイラスト本なのかを確認しただけ、という人もいるだろう。
それでも、中身を見た上で買ってくれるというのは、なんだかちょっと嬉しいものなのである。
また、当然だが中身を見た上で買わずに去っていく人も多い。もちろん買ってくれるのが一番嬉しいが、意外と買ってもらえなくても、見てもらえただけで嬉しかったりもする。手に取って見ようと思える何かがあったのかな、と思う。
今回の本は、イラストを数ページ載せた後に4コマ漫画が数ページ、という構成であった。ペラペラとめくってくれている人の顔をこっそりうかがっていると、イラストのページを終えて4コマ漫画に至った後、少ししてふっ、と笑顔になってくれたりするときがあった。
勘違いの可能性もあるけど、4コマ漫画を読んで顔をほころばせてくれたのだろう。本の内容にリアクションをとってくれる人がいる、その事実が嬉しいのだ。
しかし僕は、見本誌を見てもらうことに、ちょっとした悩みがある。
僕のつたない画力が露呈してしまうということももちろんだが、個人的にはそんなの比べ物にならないくらいに、悩んでいる。
それは、「見本誌を見てもらっている間僕はどうしていればいいんだろう問題」である。
気まずい。とにかく気まずい。そしてやっぱり自分の漫画を目の前で見られていることが少し恥ずかしい。しかもつたない画力だし。
話しかけるコミュ力は持ち合わせていないし、そもそも見本誌をチェックしているのに話しかけられたら邪魔だ。かといって、何事もないようにスマホをいじっていたり何か作業をしているというのも感じが悪いように思えるし、あからさまにリアクションをうかがうようにじろじろ見ているのもなんだかプレッシャーを与えてしまうような気がする。
結果、僕はというと、「スッ…」である。
みんな、あの時間どうやって過ごしているのだろう。今度機会があったら気を付けて見てみようと思う。
そんなこんなで本もちょこちょこと売れていく。
僕程度の本でも買っていってもらえるのは、やはりオンリーイベントの恩恵だなと感じた。
そして、本よりも好調に売れていったのはグッズ類だった。
開始前にフォロワーさんが買ってくれたキーホルダーに続いて、本と一緒に買ってくれたり、グッズを単品で買ってくれたりで、初参加のサークルの割にはまあまあなペースで売れていたと思う。
「ストラップってここにある分だけですか?」と尋ねてきた方がいた。
「そうなんです、手作りで用意したので、数が少なくてすみません」と伝えると、ツイッターで見てリトのストラップが欲しい!って思ってきたんですけど…残念だ!と悔しがって、本だけ買っていってくれた。欲しがってくれたことがなんとも嬉しかった。
その後も、本もグッズも少しずつではあるが売れていった。
当日のイベント時間中もツイッターに写真を上げ宣伝をしていたので、おそらくそれを見て買いに来てくれているのか、まっすぐ僕のサークルスペースにやってきて、ノータイムで「○○ください」みたいな感じで言ってくれる人が多かった。
また、うららのバッジを買ってくれた人は本も一緒に買ってくれたのだけど、スペース前に来てまず「うららメインの本ですか?」と聞いてきた。「はい、うららメインです」と言うと、「じゃあ1部と、あとうららのバッジもください」とのこと。
思わず「うらら推しですか?」と聞くと、力強く「はい!うらら推しです!」と答えてくれた。中学の野球部かよ、と言いたくなるような、ピュアな力強さだった。
さて、会場には駅メモのキャラクターである「でんこ」のコスプレをした人が、 Permalink | 記事への反応(7) | 17:38
https://ameblo.jp/kekkon-monogatari/entry-12535272522.html
あぁ……前に同人誌ソムリエと呼ばれる人と出会って色々あって別れたのを思い出して辛くなってきた……
だいたい壁なんて在庫あるから島中回ってから行くでしょコピ本こそ真っ先に押さえるだろとか海鮮10年選手としてはウザ絡みしたくもなるが
これ例える必要ある話かねというのもありつつ、自分も同人誌は一期一会をモットーにしているので多少思う所はあった
ただまぁこの界隈は男は誰でも若い子が好きという決めつけが強くてどうも
始発で行くのは壁や企業に並ぶためでなく、より多くのサークルを完売前に回るためだ
あとこういうポリシーだけど、こないだ仲人から「増田くんさぁ…お見合い受けるのはいいけどあからさまに交際成立率が低いよ?」と突っ込まれてしまった
お金が ないです。
どうしても吐き出したくなったので、この場を少々お借りします。
同人誌にまつわる話で、決して万人受けする話でもないです。
嫌な気持ちになる方は「こんなこと思っている変なやつもいるんだなー」でスルーして忘れてくださると幸いです。
私はとある地方で、何を思ったのか「今年はサークル参加したい!」と思った腐女子です。
私が「サークルやりたい」と思った経緯は以下の通りです。
去年は仕事で精神的にやつれてアニメやゲームを満足に楽しむ余裕がなかった!オタクなのに!このままはちょっと嫌だ!
そうだ!一度やってみたかった「サークル」というものをやってみたい!「設営完了」ツイートを私も呟くんだ!
真面目に同人を志している方から怒られそうな経緯ですね。私もそう思います。ですが、思い立ったら即行動な私は行動に移しました。
以下、私が行動したことです。
ドハマりしていたアニメキャラクターのBLカップリングで「同人誌」を作ることを決意
同人誌を作っていた先駆者(たまたまツイッターで昔やっていた人がいました)に軽く話を聞いて、同人活動がどんな感じなのか教えてもらう(当たり障りのない雑談のような感じなので手ほどきなどはないです)
支部(某イラストコミュニケーションサービスサイトのことです。二次創作するにはうってつけの場所でした)でアカウントを作成し、小説の投稿を決意(小説なのは純粋に文字を読むのが好きだったのと、環境が整っていなかったためイラスト・漫画はハードルが高く感じたためです)
誤字・脱字や何かクレーム的なものが来たときに受け付ける場所が必要だ!ツイッター垢作るぞ!でツイッターアカウントを作成
フォロー0、フォロワー0(コミュ障のため自分からフォローしに行く度胸がなかった)でアカウント稼働を開始
決意して1~2ヵ月くらいで上記行動を成し遂げました。こうして文字に起こすとコミュ障な割に頑張ったなと思います。その場の勢いというものはやはり大切ですね。
いきなり同人誌はハードルが高すぎするから、まずは二次創作で小説作ってみよう!で実際に小説を書いてみたのですが、案の定とんでもなく難しい!最初書いたものが5000字くらいのものだったのですが、これを書き上げるのに1カ月かかりました。しかも、自分でこんなラストにしたい!と思ったのにまるで違うラストになるではありませんか!なんだこれは!!書きたいことは全部書けていないし、読みにくい!日本語がおかしなところや描写が分かりにくいとこと、誤字や脱字は当然のようにあります。小説書くのって難しい!!と愕然としました。世の文字書き様や小説家の方を心から尊敬しました。ほんと頭が下がります。面白いお話ありがとう!と感動し、ここで私には才能無いし・・・で諦めても良さそうなのですが「私も小説書いてみたい!」の衝動でなぜかその後も書いていました。
あの後なぜか7000字くらいの小説を投稿、やったー前回より書ける文字数が増えたぞ!と一人喜んでいました。ですが、自分が書きたいラストは書くことができず力尽きてしまい、力量不足を痛感したのです。
気にするのは良くないと散々ネットで注意されているブクマ数が恐ろしく気になり始めたのです。実際、沢山ブクマ数を貰っている作品を見に行って「面白いお話だったな!ブクマしよ!」でブクマしましたし、閲覧用の鍵アカウントでその方をフォローしにいきました。ただ、一連の行動がストーカーみたいで気持ち悪くない??と我ながらちょっとひきました。
そんなこんなで、ブクマ数を気にして時折落ち込んでおりました。落ち込んでそこで終われば良かったのですが、「天才でも無い私が二次創作を始めて1年も経っていないのになんで同じ土俵に立てると思ったんだ!少しでも良いものができるよう頑張ってみろよ!」と叱り飛ばす私が現れ、単純な私は定期的に書くことを決意したのです。
支部で連投は嫌だったので、放置している稼働垢を使い、定期的に2000~5000字くらいのSSを投下するようになりました。ROM用垢でCP表記は入れてくれ!というツイートが流れてきたので、CP名を明記してネットの海に流しておりました。
そうして流している内に、自分がROMで見ていた方からフォローされて変な声が出しながらリアルで発狂したり、明らかなROM用と思わしき方からフォローされるという事態が起こりました。
積極的にコミュニケーションを行う方や神と呼ばれる絵師や文字書き様と比べると間違いなく少ないですが、わざわざ私を見つけてくれた人がいるんだなと嬉しくなりました。壁打ち覚悟で運用していただけに、好きなジャンルで見知らぬ誰かと繋がれた感動はひとしおでした。
そんな感動を胸に、何を思ったのか勢いのまま同人誌即売会に申し込みしました。酒を飲んで上がったテンションのまま申し込みを行いました。イベントまで1カ月少ししかないというのに、未経験のくせに何してんだよと今でも思います。気に入らないことは多数ありましたが、なんとか本を発行し(表紙のサイズを間違え、印刷所様には多大な迷惑をおかけしました・・・本当にごめんなさい)なんとかサークル参加ができました。そして念願の「設営完了」ツイートができたのです!少数とはいえ、発行した本も完売!初めての割にはよくやったよ!と友人からも褒められ、やっほいと舞い上がっておりました。
ここで終われば、夢が叶って良かったね!で済む話ですが、何を思ったのかまさかの2回目のサークル参加を行いました。初めてのCPオンリーで、お祭りのようなムードがあったのです。はい。察してくださる方もいらっしゃるとは思うのですが、完全に勢いで申し込みを行いました。そして前回の反省を活かし、余裕のある入稿を行おうと思いましたが、結果ギリギリの入稿。表紙はフリー素材をお借りし、他の同人誌と比べると随分と味気のない仕上がりに・・・それでも前回より中身のボリュームが増え、全体的に良くなっていたので成長を感じました。最初が酷すぎただけかもしれないですが。
それでも本は本なので、サークルで頒布できます。イベント前に支部でサンプルを上げ、ツイッターでも参加する旨を告知しました。ここで、まさかのコメントが。「通販はしないのですか?」と問い合わせをされたのです。
問い合わせをされたときは、チベットスナギツネのような何とも言えない顔になりました。だって「通販」。神々が慈悲でしてくれるというあの「通販」!あれを私が!?オプションわからんで加工してないし、センス0のタイトルロゴをフリー素材(使用した写真は大変美しいものです!念のため)に張り付けた同人誌だぞ!!そんなまさかと、3時間位悩み、幻か何かかと思い再起動をして確認を行いました。
色々悩み、グーグル先生に「通販 やり方」で検索したりで、思ったより通販するのが簡単そうなことと、本当に通販してほしい人がいるんだな~嬉しいな~と思ったこともあり、イベント後に通販を行うことにしました。
色々手間取りながら、通販開始。予想以上に注文され、ここでもやっぱり舞い上がりました。実際に手に取ってくれる人がいるというのはこんなに嬉しいものなのですね。創作活動するまで知らなかったです。
休日に注文された冊子を梱包し、ファミリーマートさんで郵送をお願いしました。店員のお兄さんに「もしかしてサークルさんですか?」と聞かれ、なぜバレた!?こんな田舎で私以外にもサークルさんが!?とドキドキしながら郵送手続き完了。結構な量を一気に持ち込んでしまったため、レジをそれなりの時間占領することになり罪悪感をひしひしと感じました。かつてコンビニ店員だった私が大敵としていた郵送手続きを笑顔と共に素早く対応してくたお兄さんの心はとんでもなく広いと確信しました。お兄さんは良い人でも罪悪感は消えないので、そのコンビニで100円のチョコレートを買い、店員のお兄さんにプレゼントしました。半ば押し付けたといっても過言ではなかったですが、「気持ちなので!!!!」でごり押ししました。最終的には「ありがとうございます」と受け取ってくれたのでよしとします。
そうして出た、コンビニの帰り道にふと今までのサークル活動(いって半年程の浅いものです)について振り返ったのです。
私は一度サークルさんになってみたいと思いました。同人活動(創作活動)している方は楽しそうで、羨ましく感じる気持ちが間違いなくありました。ですが、いざ創作活動を始めてみると楽しいものばかりではなく、いつだって劣等感が付きまとうものでした。どうしても「上手な人」と比べてしまい、できないことばかりが目についてしまうのです。それでも少しでも上手になりたいと必死で足掻いて、多くの時間や金銭を捧げ、今こうしてコンビニから出ているのです。
ジャンルの人気やキャラの人気は当然ありますが、それでもなお私が作り上げた妄想話を面白かったですと言ってくださるのは、作り手側をやらない限り一生経験することではなかった奇跡みたいな出来事です。
それだけではなく、作り手側に回ることで、他サークル様のジャンルにかける熱量や愛をより深く感じることができました。見る専だったときよりも、そのジャンルやキャラがより好きになりました。
こう思うと勢いとはいえ「サークルやりたい」と言い出し、行動した過去の自分を褒めてやりたい気分です。
きっと私はこれからも、劣等感と戦いながら楽しく二次創作をしていくでしょう。ジャンルを通して誰かと繋がれる喜びを知った今、もう創作する前の自分には戻ることはできないのです。
私は漫画家の端くれをしている。
ウェブ媒体で連載を持っていて、漫画だけでなんとか食えている程度の漫画家だ。
連載の内容は少年向け。もちろんメインターゲット層の男子中高生からの反響もある。
編集からもあからさまに腐女子層に媚びた内容を書けと言われることも多く、私もメインストーリーのシナリオが変わらなければいいかな、と受け入れている。
だんだん熱心な女性ファンに二次創作でBLを描かれることも増えた。
正直自分の漫画のキャラクターが男同士で乳繰りあってるのを見るのはなかなか精神的にくるものがある、が、ツイッターなどのSNSで二次創作が拡散されると私の漫画の反響も増えるので、ありがたいと思うようにしている。
だが、同人誌をコミケなどで頒布することは、個人的にはやめてほしい。
過去の話は基本課金購入か単行本を買わないと読めないが、全話無料キャンペーンをすることもあるからだ。
同人誌を出してるファンのツイッターを見ていると、自分で言うのも虚しいが無名漫画の割に即売会や通販でそこそこ部数捌けているようだ。
利益は出ない価格設定のようなので、そのファンが儲けのために同人をやっているわけではないのは分かる。
が、その同人誌1冊買うお金で私の単行本が買えると思うと、何とも悔しい気持ちになってしまうのだ。
今みたいにネットが普及してない時代は同人誌が宣伝効果を持っていたのかもしれない。だから著作側が容認してきた歴史はよく分かる。
しかし今はツイッターでもPixivでも二次創作は発表できる。
なら、わざわざ紙に印刷して、読み手からお金を取っての頒布する必要はないと思う。
というか、クローズドな同人誌即売会でやるくらいならSNSで全部発表してくれた方が原作の宣伝にもなるから、私の著作権を侵害するならSNSでやってくれ!漫画家と同人屋が、作品ファンのお財布を取りあうの辞めてくれ!と言いたい。
うちの編集の方針は二次創作同人誌に容認の姿勢だから、ファンが罪に問われることはこの先もないと思う。
けど弱小漫画家個人の意見として、業界全体が同人誌の頒布禁止に乗り出してくれたらいいなと思う。
業界のお偉いさんには私よりしっかりとした考えがあるから今の状況にも何も言わないのだとも思う。
なのでただの愚痴として聞いてほしい。