■コロナ後の話

Google、Facebook、Amazon、Microsoftについて

1. コロナ後も大きな変化はないと思われる。あってもトカゲのしっぽ切。コロナ後まねるしかない？
2. 強い要因は複合的。規制されないように一言で分析されないように各社動いている。
3. 貿易では、物の移動に時間がかかる、インボイスなど税関に関する複雑なルールがあり貿易の専門家が必要で参入障壁へとなっている。
4. 一方、クラウドは、データを国境をまたいで瞬時に移動する。税関で制限がかけられないように定義が曖昧。
5. サイバー空間は、現実の軍事力に守られている。アメリカ企業なので政府や軍事関連のデータに対して攻撃が抑制される。仮に日本が世界一のセキュリティ技術を育ててもサイバー攻撃の的にされる。
6. コングロマリットとなっている。Googleの場合、検索会社であり、地図会社であり、映画会社であり、ゲーム会社など、一言で表せないようになっており、規制をしにくくしている。
   • 買収後、1分野を育てることの優先度は低い。
7. 汎用性の高いハードウェア(サーバー)で生産ラインを切り替えている。大量のハードウェアが他社との差別化要因
   • 物が売れない時代に、研究費で稼ぐようになっている。AIのように実社会の問題を解決する前の研究費をつぎ込む段階から稼ぐことができる。他の産業だと成功しなかった研究への投資が負担となるが、なりにくい。
   • クラウド先のハードウェアは他社に隠蔽できる。TPUなど。iFixitで分解されない。他社にオープンにする箇所とクローズにする箇所は分けている。
8. 技術者が技術者への広告塔になっている。
   • 就業時間外にSNSやらで発信する技術内容が自社の利益になっている。

日本について

1. 長期的には元に戻る。
   • 感染対策コストが高すぎる。流行していない時は経済的な論理が優先される。
   • 人が近づいたら感染するような情報が駆け回ったが、手や服について即感染ではない。感染するための量についての観点がない。マラソンで後方にいる全身に飛散するシミュレーションでも、感染経路は鼻と口で、かつ大気で希釈されている。
2. 外需依存ではなく内需だが、内需のインバウンド分が減少する
   • 内需依存だが、内需の成長産業がないので国内投資が
   • 観光産業は国内需要も減り、難しい
   • 農業は国内需要減。需要減分は越境EC頼み。ECの後押しに仕組み必要。鮮度保持の技術開発。
   • 生産性が低いと言われるが、機械化のためのブレイクスルーがない。
     • 今の機械学習は、画像の認識はできるが、モーターなどの制御系の技術発展が原理的に難しい。人手が必要。
3. ネットで食っていけるのか？
   • 単価が少なくグローバルに展開している企業との勝負となる。
     • スマホの通信代を例にして、1人5000円として3,4社。
     • サブスクでもなんでもいいが、複数サービスを受けるのは無理では？どこを減らす？
   • 単価が高くでやっていけてるのは、金融と不動産
     • 金融と不動産は、GAFAですら価格競争に持ち込めていない。
     • 家賃の負担が大きすぎる。家計にも企業にも。
   • 日本のどこに住んでもできる仕事は、海外のオフショアと競争になる
     • 海外に行かず国内どこでも、という条件は何が必要となるのか
     • 月1で東京まで、なら、空港で1,2時間で東京に行ける地域ならどこでも良くなる。
   • 多くの人はすぐに飽きる。Netflixでも似たような物が多くなると見なくなる。見ないが更新され続けないと満足できない。
   • ロングテールとか言われてたがもう対応しない。新規コンテンツしか見ない・見る時間がない。
4. 身体性に価値をおいてお金を取っていたところはどうするのか
   • ライブは投げ銭含めてグッズで利益、アイドルは握手会
     • 握手会の代わりに5分などオンラインで会話できるとしているが、リピートするとしんどくなるはず。顔と名前を覚える必要が出てくる。トーク内容も毎回はじめましてでは満足できなくなる。
   • 同人誌即売会もどうするのか？オンラインにする？
     • Boothなどあるが、即売会が必要な理由は？
     • 読んだあとメルカリなどで売れると、多少高くてもよい層はいる。データは二次流通できない。

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