はてなキーワード: 同人誌即売会とは
同人誌即売会に参加する人は自分も同人誌作ってる人が多いのと同じで、素人同士でお互いに作品見せ合うってこと自体を楽しんでる感じ。
かつてのコンパクなんかもまさにそうだったね。
なんでフリゲが衰退したのかってことについて、1日ぐらい俺もこのことについて考えたんだけど、やっぱどうしてもここに行き着くんだよな。
フリーゲームって結局はゲーム買う金も作る金もない学生の遊び場なんだろうな。
その昔凄いフリーゲーム作ってた人が後々にプロになったりして当時の年齢を逆算していくと学生時代にやってたことが判明したりするじゃん。
学生時代の趣味の延長で大人になっても続けている人はいるけど、基本的にはやっぱ学生が作るものなんだと思うわけよ。
そういう意味では学生サークル製のゲームって凄く理想的な制作環境なんだろうな。
ニュー・スーパーフックガールがまさにそんな感じで作られていてこういうの実在するんだなと思ったし、凄くいい思い出になってるんだろうなとも。
作ってるのが学生なら、プレイしてるのも学生なんだろうと思うわけよ。
大人になるとゲームをやるにもタイパ重視になってきて、そうなるとフリーゲームってなんとなーくテンポが悪く感じるんだよな。
あと学生時代には読み込めなかった難しい本とが読めるようになると、作者の哲学に触れたいなら古い有名文学漁ってきゃいくらでも会えるじゃんってなるわけ。
そうしてくとゲームに求めるものは優れたレスポンスや入念なゲームバランス・レベルデザイン・経験値テーブル、そして美麗なグラフィックや豪華声優となっていくわけでさ。
すると少なくともインディーズゲームが最低ラインで、フリーゲームはちょっと刺激が薄すぎるようになっていく。
学生の場合は金が無いからタダなのが嬉しいってのもあるんだろうけど、それとは別に自分自身が作る側だから他のフリーゲームも遊んでみたくなるってのがあるんじゃねえかな。
同人誌即売会に参加する人は自分も同人誌作ってる人が多いのと同じで、素人同士でお互いに作品見せ合うってこと自体を楽しんでる感じ。
アレはまあ割りとオッサンも紛れ込んでいる気がするけど、お互いに自分の作ったのを見せあって互いに影響されあうのを楽しんでる。
ゲームを通して自分を晒して、他人がゲームを通して晒してきた赤裸々な部分を見て楽しむ、ヌードビーチ的なノリの文化があるんかなと。
まあそうなると結局楽しいのは作ってる人間同士だけで、フリーゲームを作ることに人生を使えない変に忙しいおっさん達は金払ってプロメイドのゲームを遊ぶようになっていく流れがあるというのが俺のイメージ。
まあ結局さ、「お前がフリーゲーム終わったと思うのは、お前がオッサンになって時間がないからフリーゲームじゃなくて有料ゲーばっか遊ぶようになったからじゃね?」って思うわけさ。
ぶっちゃけ作らない側だったとしても心のどっかで「まあ俺もツールがもっとよくなったら作る側に回りますし?その前にライバルの実力とかリスペクト対象とするようなロールモデルでも探しますかね?」と考えながら遊んでたんじゃねえのかね?
それがもう完全に自分はゲーム作らない側の人間だって分かり切ってくると、段々とゲームの奥に造り手の拘りを見出すセンスが錆びついていき、工数がバリバリかかったコンテンツからしか興奮を摂取できなくなった……こういう仮説はどう思うね?
まあぶっちゃけ、これは俺のことだな。
俺がまさにそうだったと思うわけだな。
なんかもうさ、フリーゲームやるのが面倒になってきてるんだよな。
というか名前の全然売れてないゲームに手を出す余裕が全然なくなった。
日本中でマジスゲーって言われてるゲームやるだけでもう時間がねえんだわ。
ブルアカとか原神とかウマ娘とかACVとかのメインストーリー追うだけでもう結構時間がカツカツっていうかな。
もうゲーム選びで失敗する余裕さえないんだ。
フリゲによくある後半の難易度急上昇とかぶん投げ脚本とかそういうのにつきあわされる時間が人生にもう残ってないような肌感覚というかだな。
ほんのちょっと話題になったフリーゲームを片っ端から齧って5時間10時間してから口に合わないって吐き出して次のゲームにどんどん移るようなバイタリティはもうないわ。
まあフリーゲームでもその年で一番面白そうな3つぐらいは遊ぶけどね。
5年に1度ぐらい急にやりたくなって3ヶ月ぐらいで10作ぐらいババって遊んでまた5年触れないとかそんな感じ。
そういうのんびりした距離感でフリゲ見てる自分からするとフリゲもまだまだ全然元気に感じるけどな。
インディーズに行ったゲームもあるけど、その前にフリゲとして公開して話題になったから完全版開発したとか、同じコンセプトのブラッシュアップ版を作ったとか、踏み台にされてる感じはあるにしろ後にインディーズで話題になる作者がフリーで公開してたりするわけじゃんか今も。
全然元気じゃねと思う。
ロザリオーとかそのうちやろうとしたんだけどさー気づいたらダウンロード出来なくなってやんのー。
でも今落とせてもやらなかったと思うわ。
シナリオがよくても何十時間もフリゲのSRPGやるだけの覚悟がもう俺にねえんだ。
魔法少女もはよやらんと公開停止になるんかなー。
今のうちに落とすだけ落とすかー。
普通のPCゲーでもWIN11対応してないからWIN10のうちに遊んでおかないといけないゲームがあったりするんだよなー。
もう遊べずに終わったゲームは諦めるか。
撮影の現場にどれだけ多くの人が携わっているか想像できるだろうか。
現場はもちろん上には企画がいて、スポンサーの広報や決済者、広告代理店、膨大な人数が「あなた」の作品のメディアミックス化事業に携わっている。
「あなた」には作品を守るために著作人格権を行使し制作を止める権利がある。
権利を行使した結果、数百人の稼働に穴が空き、会計的にはすでに切った手形を組み戻す事務手続きも生じるだろう。
上場企業だと会計で特別損失を計上し、株主総会で株主が経営陣に問いただす場面も生まれるかもしれない。
ケータリングの業者は仕入れが無駄になったり、貸衣装も行き場を失い、ロケ地の観光協会は肩を落とせば御の字で、印刷代も無駄になったかもしれない。
「あなた」の担当編集はしばらく昇進の目はなく、かつて「あなた」の担当だった編集長も肩身が狭い思いをするかもしれない。
「あなた」が同人誌即売会で合体サークルを作ってる作家とは付き合いが疎遠になるかもしれない。
もちろんこれらは全て杞憂かもしれないし、仮にこの内の誰かが首を括ったとて「あなた」にはなんの責任もない。
だとして「あなた」はその権利を行使するかどうかの判断を気分良く下せるだろうか?
過ぎたる力を手にしたと後悔はしないだろうか? 作品を守るためならあらゆる犠牲を許容すると主張できるだろうか?
とはいえそんな犠牲は嫌だからと製作に介入する手段も「あなた」にはある。
最善を尽くそうとした「あなた」は演劇についてどれほどの知識があるだろうか。
「あなた」は筋書きに手を加えて内容を修正しようと試みたが、その悉くが上手く行かなかった。
脚本は演技と演出で修正され、修正した演出は撮影で加工され、理想の絵を撮ったと思ったら編集され、しまいには主役の露出時間が少すぎると口を挟まれ。
「あなた」は本業ではないとはいえクリエイティブで次々に妥協を強いられる。
「あなた」は己が作品を守ろうとせんがために己が作品を自ら崩していく。
「あなた」はどうする?
どんな物事にも賛否両論があることを「あなた」は重々承知している。
それでも目についてしまう、「原作ファンの失望」と「妥協の産物を褒め称える声」が。
面白かったですという100の投稿に埋もれる僅かな1つのポストが、どうしても頭から離れない。
そして何故か作品の裏の事情が、勝手な憶測とともに広がっていく。
面白かったという100の投稿は「あなた」の作品を見てもいない万の声にかき消される。
もはや作品どころか「あなた」自身のパーソナリティですら大衆に消費されていく。
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自分で描いた二次創作を頒布することは、ガイドラインが出てるか、権利者が個別に認識した上で口頭や文面で許可を出してないうちは著作権侵害にあたるのだろうか。
でも公共の施設を借りて二次創作の小さなイベントをするにしても、市や県に計画を提出して開催していて
(中には即売会NGの会場もあるぐらい、内容はしっかり審査される)
それで、「OK」が出てるのが同人誌即売会だということらしい。
他人の二次創作を追認する人も多いから、二次創作をすること自体は悪ではないって論理なのだろうか。車の運転をしてれば自分にそのつもりがなくても運転過失致死に問われることをしてしまい得るけど、そういう、犯罪を起こしうる、そして被害者を出しうるからその行為は悪だって論理だと、車を運転すること自体が責められる対象になる。これはあまりにも現実と乖離している。
同じように、二次創作はそれを知ったら被害届出す人もいるかもしれないけど、多くの人は追認するから、それをすること自体は悪ではないってことなんだろうか。
親告罪だから、訴えられない限り罰せられないから訴えられるまで構成要件を満たしていても悪ではないという論理だと、殺人でさえ、バレずに行う分には訴えられておらず罰せられていないのだから悪ではないというおかしな三段論法?になってしまうわけで、よくわからない
自分は自分のなかの他人の反応に関する経験と常識で、殺人は悪いことと思うが、二次創作についいてはよくわからないけど、悪だと思ってない人も多く賛否両論だから、ソクラテスのように善く生きたいので、(悪)法を犯すことにならない自信がないので自分が二次創作しようとは思わないけど、他人に干渉して、法を根拠に未許可二次創作を悪とする倫理観を押し付けるほどにもなれなくて、もやもやする。
酒タバコと違って子供に提供したら罰せられるみたいな法律もなかったよな?
子供が見たら精神に障害を来すからみたいな理屈があるだろうが、わざわざ即売会まで行って買い求めてくるような奴は「それが初めてのエロではない」んだよ。この意味分かるよな?
つまり精神に障害を来すみたいな可能性をとっくに突破してるからこそ引きこもりとかになることもなく普通に即売会に来て買おうとすることができるんだよ。今更何を心配するんだ?
かりに本当に即売会デビューがエロコンテンツデビューという状況だったとしても、エロで精神がおかしくなる場合というのは性行為という動作がなんのためのものかもしらずエロに関心もない状態で偶発的にエロに接触したような場合であって、意味を分かっててエロを求めるようになった子供が今更精神をおかしくすることはないだろ。
だいだい小学校高学年にもなったらむしろ性的なことに興味を持つ方が健全だよな?結局そこで弾いたってネットのどこかで海賊版ででもエロ見るだけなんだから、糠に釘ですらない。
健全な心身の成長の一環として歓迎こそすれ、弾くなんことしたらそれこそ鬱屈とかして精神に障害きたしそうだけどな。
女性向けと違い「成人済み」をアピールするアホみたいな文化がない男性向けでさえリアルの即売会では年齢確認するの、マジでおかしいしヒヨッてると思うわ。
・丁寧な暮らしを営む週2,4日経営の焼き菓子屋さんの2日限定開催コラボカフェ、そういう界隈もあるのか
・いつもTwitterにしかいないからインスタで人気集める界隈は未知の世界で新鮮だった
ていねいな暮らし世界の同人誌即売会 いや人気サークルのファンミ
・ワンプレートごとにメニュー解説と「日本各地を旅して集めた食材を使った+ソースまで手作りの各メニュー」+最後に各卓を憧れのサークル主がまわって声掛けしてくれるという神ファンサ これは 円の価値が人によってはある
某パーク行くよりは全然安上がりに夢を見せてくれる 丁寧な暮らしという夢
・確かに一品一品が手がこんでそうなのはマジなのであんまり採算は取れて無さそうそういうところも同人誌即売会っぽいなと思った
レザークラフトとか、フルートとかを趣味でやるのとは違う世界で
でもなければ、同人誌即売会なんてもんが成立するほどの供給を維持できないよ
もちろん、即売会への参加者は全員プロ目的とかじゃないけれども
バイトしながら漫画家目指してる、みたいなのが下支えしてたはずなんだよ
漫画家とか小説家とか、そういうワナビを生み出す職業(餌)に支えられたイベントだけども
それが、萌文化への抵抗が減るにつれて、妙な盛り上がりを見せただけだと思うんだよね
AI絵が社会に受け入れられたら半分以上ごっそりといなくなるだろうし
昔の規模さえ維持できずに自然消滅的に消えるような気がしてる
趣味のレザークラフトのバザーで全国イベント10万人とかできないべ?
イラスト描いたりマンガ書いたりするのは、そのうちそういう趣味に落ち込んでしまうと思う
実際、もっと小規模なイベントで平和にやったほうが楽しいねって人も増えてるしな
話を戻すと
イラストとかで成功したい人間にしてみりゃ「絵の巧さ」は大事なポイントなんだよ
人の目を集め、自身の名を成すために
趣味で草野球やりたいやつと、プロ選手になりたいやつで、意識違って当然って思うべ?
こうしていくと
のに
・あのキャラが一瞬こう表情が動いたこのシーンが特に好きという原作感想のポンチ絵は二次創作とみなしてアウト
ってどこで線引きするの?
あ、全部アウト?
いいよ全然ぼくらは。ディズニーとか銀英伝とか数十年単位で自主規制してたもんね。
でも大人のファンはつかないよ。ディズニーも銀英伝も原作に体力あったからまあ生き延びたあとでようやく二次創作解禁したんだけどね。
もう作者と張り合えるくらい情熱をもった若いファンはいないし二次創作なんてめったに出てこないから意味ないねえ。
許された時には流行はとっくにおわってたんだよ。
愛されるのが怖いだけでオレの作品を愛すなって宣言しちゃってほんとうに、本当に後悔しないの?
ぼくら金と技術もったファンももう50台。あと20年したら老眼鏡してても二次創作なんて無理。
今でも徹夜はできないしコロナ以来やけに手続きが煩雑になった同人誌即売会にもでられない。
もちろん布教したところで「へえジジババはああいうの好きなんだなあ。原神の二次創作のほうがいっぱいあっておもしろいや」。
ならどうぞお好きに。
・臭い
・汚い
・キツい
・買えない
特に「臭い」「買えない」のコンボは慣れてない人が受けるダメージはかなりのものだろう。
「臭い」
毒性の雲が生成されるコミケは滞在するだけで全身に悪臭が吸着されていき、コミケ帰りの人間は独特の空気をまとう。
コミケに行った時は清潔だった人間が、帰ってくれば汚物となり、そのまま自分の部屋に入ってしまうと自分の部屋がコミケの臭いになる(更に嗅覚麻痺が起こるので自分で意識している数倍臭いことが人に指摘されてから分かる)。
「買えない」
目的としているものが有名人の本であるなら転売ヤーの餌食にあっていると思った方がいい。
どうせ買うための人数制限に挑むなら通販サイトに毎日張り付いて出品即ポチを目指す方が成功率は高いだろう。
有名ではないが興味がある人の本を買うにしても、その人のHPから購入したり、通販サイトに降ろしてないか調べるのを先にやった方がいい。
本人の顔を確認したいのだとしても、売り子を頼んでいる場合が多いので本人に会えない可能性もある。
コミケでの目的は半分も達成できないという前提で挑んだほうが良い。
臭いを我慢し、帰った後に自分がその悪臭をまとうことになるという清潔感にマイナス100点のコストを払うにも関わらず、目的のブツを仕入れるだとか、気になっていた人に挨拶するだとか、そういう目的はなかなか達成されない。
コスプレブースも有名レイヤーはなぞのカメコ取り囲みが起きていて遠目にしか見れなかったり、夏の暑さにやられてすぐに日陰に引っ込んでしまう人ばかりだったり、わざわざ行って楽しかったと思えるかという疑問がある。
強烈な目的意識を無数に持ち合わせて、最初の予定の3割も達成できなくても問題がなく、コミケの後2日ほどは人に会う予定が全くないような人でないとコミケはオススメ出来ない。
「気楽に来て下さい」というにはコミケはアカン要素が多すぎる。
気楽に行って楽しみたいなら造形物のオンリーであるワンフェスの方がまだオススメだ。
本の即売会というのは結局のところDL販売で代用できてしまうし、内容の確認もネット上のサンプルと現地での立ち読みに大きな違いはない(全部のページを読むなら話は変わるが……)。
造形物の場合はそうではなく、写真と実物とでは遠近感に全くの違いが出る。人間の目の構造上これはもう間違いない。
「色んな人達の独自の世界観を見たい」という目的でコミケに行こうとしているならオリジナル同人誌即売会のコミティアの方がいいだろう。
コミケと比べてそれぞれの作家性がより強く出ているし、界隈の加熱によってニワカが群がることも少ないため全体的に人口密度が下がり初心者でも呼吸がしやすい。
コミケは誰でもウェルカム。日本最大の即売会です。というのはやはりコミケ的な態度ではないように思う。コミケはやはり特殊な空間であり、そこに参加するのには多くの準備と覚悟を持っていった方がいい。ただの物見遊山でコミケに行くのは富士山頂を目指して近所を散歩するのと同じ格好で歩みだすようなものだ。
「お客様は誰も居なくて、誰もが参加者です」といった標語もなんか違うと思う。そもそもどんなイベントだろうが、たとえいくら入場料を払っていようが、常に全ての参加者はそのイベントを構成する人間の1人なのではないか?「STAFF」を意味する言葉として関係者という表現がよく使われてしまうため、 客≠関係者 ということに現代の日本語ではなってしまっているが、参加している全ての人間がそのイベントの存続に関わる重要な役割をしている関係人物であることは間違いない。
会場を大事に使う意識や、近隣住民への配慮などは、客として入場していても絶対に必要なものだ。
一部界隈のオタクにあまりにもお客様意識が強くアイドルライブで目立ったものガチをしたり、公共施設で写真撮影のための無許可場所取りをするような悪しき文化があるためあえて「誰もが関係者である」という今更な表現を使うことになってしまっているのも実にモヤモヤする。
コミケだけを特別扱いする場当たり的な解決策ではなく、あらゆるイベントにおいて社会を構成する1人の関係者として、他者に配慮できる人間になることを推奨し、その感覚をコミケを通して身につけてもらおうという方向にはいけないものだろうか……。
文豪をキャラ化した作品の同人誌即売会に、元ネタとなった文豪の書いた小説や詩歌をそのまま同人誌にして頒布やDL販売しているサークルが複数ある。
イベント主催企業のFAQには「ある作品の聖地巡礼写真集(notコスプレ)はどのジャンルを選べばいいですか?」「メインとなるパロ元の作品ジャンルでお申し込みいただけます。」とあるので原作キャラとは関係のない元ネタを扱った同人誌を作品ジャンルで頒布するのは問題ない。著作権は切れているので誰かの権利を侵害しているわけでもない。
でもそれって同人誌としてどうなの?
文豪の随筆を元にキャラの漫画や小説を書いて、出典として一部引用するならわかる。詩歌を読んで得たインスピレーションを元にイラスト集を作るのもわかる。
文豪の記念館・文学館やゆかりの地を巡って旅行記にするのもいいし、文豪の作品を読んで感想文を書いたり執筆背景を調べて本にするのもいいと思うよ評論はコミケの老舗ジャンルだし。
文豪の作品をコミカライズしたり朗読CDにしたり、古語や外国語で書かれた本を翻訳したり別の作品の形に翻案するのもクリエイティブだと思う。
でも文豪の作品をそのまま同人誌にするのはうーん…二次創作とはいえ何らかのオリジナリティを発揮するのが同人イベントの趣旨じゃないのか?
『発売日に買って速攻で消費してすぐに売れば半額ぐらいになるので、発売日にすぐに買って売っている層』が全く計算に入ってないんですよね。
この層は中古取引が一切不可能になったらセールで半額になるまで買わないと思いますし、その頃になったらブームも過ぎているわけですから結果として『本当に興味があるごく一部の作品』しか手を出さなくなるでしょうね。
つまり、この層に限って言えば中古販売がない世界での購入数は半数未満になるということです。
ここでまさかの「ショップに売れるかどうかの話であって、買う人間は関係なくない?」という信じられない事を言い出す人がいます。
そのレベルの人に上手く説明出来るか自信がありませんがちょっと頑張りますよ。
まず中古屋というのは『中古でも安ければ買いたいと思う人』をターゲットにした商売です。
もしも買う人が一切いなくなった場合、中古屋という商売は成立しなくなります。
なぜなら商品をお金を払って仕入れているのに、それをお金を払って買ってくれる人がいないのですから。
ちょっとズレた喩えにはなるんですが、三店商法をイメージすると回転速度が非常に早いので分かりやすいと思います。
『パチンコ屋の近くに存在するパチ屋の景品を買ってくれるお店』は、パチンコ屋が最終的にその商品を買ったときと同じ値段で引き取ってくれるから成立しているわけです。
もしもパチンコ屋がパチ屋オリジナルグッズを買ってくれなくなったら、いくら店主が『パチ屋グッズが物凄く大好きでその取引を生業にしている変態』だとしても、商売が成り立ちませんよね流石に?
そうしてそのお店が「もうパチグッズは買えません」と言ったら、お客さんはパチ屋に通い詰めて銀玉とパチグッズを交換しようという気がなくなってしまいますよね?
まあ中には「とにかく俺はひたすらパチンコが回せればいいから、玉入れて玉が出てくるなら満足だよ」って人もいるんでしょうけど、そこそこの数の人がそのパチンコ屋をもう利用しなくなると思います。
つまり、最終的にパチグッズを引き取ってもらえる見込みがあるからパチンコをしているお客さんは、パチグッズの引き取りが渋られるようになったらパチ屋に来なくなるということです。
そしてパチグッズ引取店がなぜパチグッズを引き取るかといえば、最終的にそれを引き取ってくれるお店が存在するからなわけです。
三店商法の場合は最後に引き取るのは元のパチ屋ですが、中古屋の場合は将来的に見込まれる中古購入者となります。
さて、もしもこの中古購入者がいなかったら、中古屋さんは成立しますか?
確かにブックオフで買うことが直接的に作者にお金を流すことにはなってません。
ですが、かなりシンプルな形での間接的な関わりを持って、結果として作品の流通部数を高めることに貢献しているわけです。
「中古屋で買ってるやつは1円も業界に払ってない」という考え方は経済の仕組みが理解できてないおバカの戯言であると分かって頂けましたか?
そもそも直接作者にお金を払ってないというなら、漫画雑誌を買っているだけの人達が最終的に原稿料という形で作者にお金を渡しているという仕組みさえも頭の中で崩壊してませんか?
というか、印税という形で間に本屋や出版社を挟んでいる時点で既に「直接作者にお金を渡しているわけではない」という点では同じですよね。
本当の本当に作者にお金を渡してるのなんて同人誌即売会ぐらいですよ。
大抵は経済の大きな仕組みの中で色んな税金や手数料が引かれたあとにデジタルな数字となって銀行口座に振り込まれるお金の極々一部になっているだけでしょう。
普段がそうなら今更数段階間接的な関係を経由しても正直誤差みたいなもんじゃねって気がしません?
最近の「クリエイターと作品は別」という風潮に違和感を覚えているのでぶち撒ける。作品だけじゃなくてクリエイターも守らなきゃならんだろ、と。
Aはサークルでも頭一つ、いや二つも三つも抜きん出ていたが、ツイッターでもPIXIVでもどんどんフォロワー数は増えていった。
だからAが就活をせず、イラストレーターとして食べると宣言した時は誰も心配や反対なんてせず、むしろ当然だと思った。
卒業後もTwitterで常時繋がってたが、同人誌即売会がリアルの同窓会になり、会うたびにAの絵の上達や仕事を讃えた。
夏になっても毎年恒例の新刊案内も出さず、もちろん当日スペースに行っても誰も座っていない。
失踪したのだ。
でも、俺はこの時大して心配していなかった。
おおかたAのことだからどこかの企業から声がかかって商業作品に関わっているだけだろうと思った。
そういう話をAに会った時に聞いていたからだ。
でもその年の冬、翌年の夏も、Aは申し込みすらしなかったようでどこにも見つけられなかった。
さすがにこの頃には心配になったが、俺にも仕事があるからプライベートでAを探すなんてことはしなかった。
ある日、元サークル仲間のBとfpsをしていた時、突然Aのことを思い出して「そういえばAって今なにしてるの」とVCで聞いてみた。すると、Bは
「…………は?」
詳しく聞いてみると
・来なかった夏の直前に飲食店に強盗に入った(新刊の印刷代を稼ぐためじゃないかとBは言っていた)
・Aは実刑になった
・今も刑務所にいる
・どこの刑務所かは知らない
ということだった。
ここ数年漫画家とかイラストレーターが逮捕されるたびにAを思い出して胸が締めつけられる。
Aは捕まらなかったら今頃何かのゲームを任され人気のイラストレーターになっていたのは間違いない。
きっと何万、何十万人の人に感動を与えて救っていただろうと思う。
そんな才能を刑務所に送ることが本当に社会の利益になるのだろうか。
昔の文豪や芸術家には今だったら捕まってるようなエピソードが多くある。
それでも彼らは捕まらなかったからこそ、歴史に残る作品を送り出し、今なお世界中の人々を感動させ続けている。
創作の無限の可能性に賭けることこそクリエイターを尊敬し文化を守る社会ではないのか。
昨今、クリエイターが不祥事を起こすたびに仕事を下したり自粛させたりするキャンセルカルチャーが問題になっている。
無論、不祥事がどのようなものであれ、キャンセルは単なる文化破壊であり、絶対に許してはならない。作品には何の罪もない。
キャンセルを推進してる連中の取り締まりは国家の安全保障上何よりも喫緊の課題であると思う。
しかし、俺はクリエイター側に立つ人間がクリエイターを背中から撃っていることを憂慮している。
彼らはいう。「作品に罪はない。でも犯罪は犯罪だから罰されないといけない」と。
このような意見は作品を産み出しているのはクリエイターであるという至極当然のことを理解していない。
当たり前だが、逮捕されたり刑務所に入れられたりすれば物理的に創作が邪魔される。
そして、クリエイターの側に賭けることこそ、クリエイターを尊重するということではないのだろうか。
Twitterのアカウントを消した。BL二次創作アカウントだった。人間関係とか、叩きとか、盗作作家との関わりとか、色々なことがあった。
元々オタクだった筈なのに何のコンテンツにも興味を持てなくなっていた。忙しいし寝不足。心は乾き切って何かを楽しむ余裕なんてなかった。時々Twitterを開いて、楽しそうにオタ活を続ける友人達の様子を眺めていた。
昔からずっとオタク続けてる人あるあるだと思うんだけど、時の流れと共にみんな色んなジャンルにバラけていくし脱オタした子もいたりする。だからTLの話題はバラバラだった。
みんなそれぞれの人生を生きてると感じられて私はその状態が好きだった。もう会わない人もいるだろうけどそれもそれでいい。
TLに異変が起きた。
変わったのはよく呟く相互さんの1/3くらいなんだけど、それでもTLはかなり変わる。みんな同じソシャゲにハマり出した。すごいなーと思いつつ眺めていた。眺めているうちに、興味が湧いた。
そのソシャゲについて呟いてた子に「みんなやってて気になるんだけどどんな内容?教えて」とリプしてみた。
絶対面白いからやれという圧を感じる。チュートリアルに進む。なんか顔がいいキャラがいる。進める。
空き時間にゲームをやり始めて数日。初見で顔がいいなと思ったキャラではない登場人物のとある行動と、その登場人物にやたら絡むキャラクターの二人が気になった。
いやこれ付き合うじゃん、付き合うかはわからないけどこの性格の二人が接近することでお互い多大な影響を与え合うだろうしそれはお互いにとって未知の扉だしそれを開ければ二人はすごい成長するというかなんかすごいことが起こるんじゃない? ねぇ
そんな感じで全く予想してなかったキャラとカップリングに沼った。それからは早かった。
pixivにアカウントを作り、二人の馴れ初め、徐々に関係を深めていく様などを書き殴った。もうゲーム本編とは関係ないその二人がメインのBLゲームをプレイしながら書き留めているような感覚だった。そんなゲームないけど。幻覚だけど。
移動時間とか、数分ずつの隙間時間とか、寝落ちするまでとか、iPhoneのメモ帳に書き続けてはアップを続けていた。そのうち幻覚BLゲームの内容以外も短編を書くようになった。選択肢によって違う未来があっていいしこの二人には無限の可能性がある。トチ狂っていた。
そのうち、新たな欲望が生まれた。このカップリングについて誰かに話したい。同士と語り合ってみたい。
好きな漫画描きさんに挿絵を描いて貰えたりもした。脳汁に溺れるかと思った。
鍵アカウントを作って交流はそちらでする、という流に乗って私も鍵アカを作り、描きかけの絵を見たり書きかけの文章を流したりしつつ交流した。通話アプリである、もくりなんかも行ける時間帯は色んな人の部屋にお邪魔した。
鍵アカウントのTLが曇り始めていた。そこそこは仲良くしてもらっていた(と私は思い込んでいた)Aさんの、同カプの方々とのリアルな関係が上手くいっていないという愚痴をよく見るようになった。
どっちもどっちな面もあるなぁと思いつつ、上手くいってないという相手の作品よりAさんの作品の方が好きだったのと、空気を悪くしたくないのでそれはひどいねー、なんて時々同意してりしていた。周りも同じような感じ。
そんな中、Aさんに表紙を描いてもらう合同誌の計画を立て始めた。鍵アカウントで繋がっている内輪だけで計画を進め、参加者も決まった。
この頃は合同誌、特にR18のものが流行っていた。私は安易に「自分が好きなシチュの話を参加者さんが皆書/描いてくれる本なんて最高じゃん」と夢を見ていた。
周りでも過激な内容の合同誌がどんどん出されたり計画をされていた。
ある夜、Aさん主催のもくり同カプ飲み会が開催された。私も参加した。
初対面の人が多かったので最初はお互い自己紹介とカップリングへの想いなどを語った。
この頃になるとゲームリリースから時間もたっていたせいか、ゲーム本編から沼ったパターン以外でも、配信者や誰かの二次創作から入った人なんかもいたように記憶している。配信見てるけどゲームインストールしてませーん、と公言する人にハラハラしたりしつつも、解釈が違う人の話を聞くのも面白いな、色んな人がいるんだなーと聞いていた。
ハキハキとした喋り方が印象の、最近アカウントを作ったというBさんが提案した。
「せっかく集まったんだし、皆さん相互になりましょう!」
私は相手の作品を読んで好きだな、と思った方のみをフォローする派なので正直この提案を断りたかった。
が、空気を壊すわけにもいかず全員をフォローしていった。こういう時にこういう提案をできたりすぐに繋がれる人がSNS上手な人なのかな、なんて思いながら。
そして酔いが回ってきた頃。
参加者の一人が、その方主催の合同誌の話を出して、合同誌用のアカウントを作って、執筆者を募っていた。
あ、いいな、今こうして話題に出せば描/書いて下さる方増えそう。執筆者が増えれば自分の読みたい作品も増える。私も続いて、その時に計画していた合同誌の話を出し執筆者を募った。
その場で合同誌アカウントも作った。他にも合同の話を出して、お誘いをする方なんかも出て、カップリングの盛り上がり方に嬉しくなった。
私の企画した合同誌には、新たにBさんも参加してくれることになった。企画は通したいが前に出るのが苦手なので、主催の名前は伏せて発行することにした。
それにより自然と、表紙を描いてくれる予定のAさんの存在が目立った。これで、最悪な事態が起こりうる前提が全て整った。
合同誌アカウントを立ち上げて数十分か数時間か、記憶は曖昧だが、いきなり叩かれ始めた。早。参加者のTwitter追ってないと反応できないやつ。
叩いてきた相手は、カップリング界隈の治安を憂うアカウントや、お題箱などに投稿された内容を追ってどんなジャンルのものでも叩き続ける複数の愚痴アカウント。
この時初めて愚痴アカウントという存在を知ったのだが、ほんと知らなくていいと思う。お題箱などでターゲット募り、いけると思えばターゲットをひたすら叩き追い詰めることを繰り返すアカウント達だ。追従アカウントも複数ある。見ていて気分が悪くなる。
叩かれた内容としては以下。
・合同誌はR18予定なのだが、そんなセンシティブなものを鍵も掛けずに告知することについて。また合同誌の特殊性について。
・参加者、そして表紙を描く予定のAさんのリアルでの問題行動。
彼らの行動は以下。
・引用リツイートで意見。参加者や主催へのなんかよくわからない決めつけや罵倒を含む。
・推測だが、他の愚痴アカウントや炎上を扱うアカウントへのDM、お題箱などへの投稿。
・直接のDM。
飲み会で挙がった全ての合同誌はR18だし似たような合同誌も多い。叩かれる意味もわからないのでひとまず無視をした。
あと飲み会の内容や飲み会の参加者についての質問もあった。誰かのストーカーなのだろうか。こわい。答える筋合いもない。
Aさんのリアル行動に関しては今まで鍵アカウントの呟きを見ていたのでなんとなく知っているが、うまくいってない相手とその友達しか知り得ない情報で叩かれていた。
全ての内容、完全に私怨。外に漏らす必要なくない?叩いてきた相手は明らかだ。合同誌叩きとAさん叩きを混ぜるのは、恐らくAさんが主催だと勘違いしているせいか。
数日後。
叩きは鎮火しない。彼らの要望に応えてないので仕方ないのかもしれないが。これで中止にするのも悔しい。けれど、何人もの参加者が謎アカウントによって叩かれたり茶化されたりするようになってきた。私も有る事無い事言われてイラッとしているが、参加表明をしただけの周りに被害が及ぶのは本当にまずい。Aさんへの誹謗も加速している。プライベートな話を持ち出すなよ。
そんな中、Bさんから連絡があり通話をした。Bさんも叩かれており、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
Bさんのことはよく知らない。けれど、良い作品を書くと知り合いが言っていたし、横の繋がり作りが上手く、アカウント開設から間も無いのにたくさんの人と繋がっていた。
信頼できる人なのかな、と思った。ただ、雑談の時点で少しの違和感を感じた。
Bさん「やおいって言葉知ってます? BLって言葉ができる前の時代の言葉なんですよ」
→知っているけどトラブルに巻き込んでしまった引け目とその日の疲れで自己主張をする気分ではなかったので「えー知らないです、そうなんですか!すごーい」とてきとうに返事をしていた。
Bさん「昔、大ファンだった人がいて。ジャンル変わってもすぐ見つけましたし、その人のTwitter監視して場所特定して会いに行ったことあるんです。ツーショも撮りました」
→怖い。Twitterでスイーツとか場所呟くやつ、リアルタイムでやるのやめた方がいいなって思った。
Bさん「このカップリングで一番好きな作品はCさんって方が書かれたこの小説で」
→Cさんは良い作品を書く。私も読んでいる。が、該当作品だけは彼女の作品の中でも異質で、設定一切無視説明無しの、ハードな行為をするシーンのみの現パロ作品である。完全に好みの問題ではあるんだけど、いやこれこのカップリングでする必要なくない?キャラの性格も違うしそうなる理由が作中で説明されてればいいけどそれも無い。という小説なので私はスルーした作品だ。というかCさんの作品はこれ以外の、原作の設定やキャラクター達の性格を活かしたいい作品がいくつもある。その作品を推す理由が不明だった。
が、そんなことを聞けるはずもなく「そうなんですねー」と返す。
CさんのTwitterでの呟きなどについての賞賛も聞きながら、最初に話してくれた昔大ファンだった人に対してといい、Bさんは誰かのファンになると作品からTL、さらにはリアルの相手まで全てを愛するタイプなんだなー、など思った。
そんなこんなで雑談が終わり、本題に入った。
Bさん「親友が昔から何度も炎上起こすタイプなんですよ。その度に私が消火してきました。私は炎上消火のプロです。なので、この合同誌の件も私が消火します。私が主催として名乗り出ますしアカウントも運営します。合同誌アカウントのパスワードを教えて下さい」
→そうだよね、ここまで被害が広がったのなら、叩く対象を一つに絞る為に主催が名乗り出るしかない。
けど待って、ただの参加者、しかもあまり知らない人にその責任を負わす意味はわからない。彼女が主催として名乗り出る提案は断固断ったが、アカウントのパスワードは教えることにした。
謝罪文の考案をしてくれるというありがたい提案もあったからだ。
ひとまずは企画を中止として、謝罪をして鎮火を図ることとなった。今思えば、ここでさっさと私が名乗り出ていればもっと早く事態は収まっていた。
けれども、心が疲弊していた私は「これ以上叩かれるの無理。このままなんとなく問題が消えればいいな」など甘いことを考えていた。
ごめん。
パスワードを教えるとBさんはすぐに、DMに来ていた意見などに対して返信をはじめた。どれも一様に謝り倒す内容だ。
次に、Bさんが作ってくれた謝罪文を何箇所か修正したり付け加えたりして、合同誌アカウントに掲載した。
Bさんが作ってくれた謝罪文は、まずは全方位への謝罪。そして叩いてきた相手というよりは同カップリングの方々に対して迷惑をかけた謝罪と、叩きの手口に対しての注意喚起、そしてこの文章を拡散して皆にも気をつけてほしい!という内容だった。拡散の必要はないのでそこは削った。注意喚起は叩いてきた相手の目に入ると問題が悪化しそうなのでマイルドに書き換えて投稿した。
ほとんど無関係なのに誹謗中傷の的になってしまった方には匿名でお詫びを送ったが、果たして正解だったのかわからない。私は疲弊し切っていた。
「ほんとダメですね。私が全て代わりにやってあげます。謝罪文書いたの私ですよ。感謝の気持ちないんですか? 馬鹿すぎません?」
他にも周りの人のことを聞かれたり、なぜか私のことを未成年だと思いこんでいたらしく、何度も確認されたりした。
頼りない喋り方だし思考能力も低いので勘違いされたのも仕方ないかもしれない。それか、誰かと間違われていたのかも。
二番目のストレス。いくつかの人間関係と、話せないことについて。
企画の中止、謝罪を掲載しても尚、主にAさんへの誹謗中傷は止まらなかった。
Aさんへの私怨を抱いているであろう人達からは、私を含め参加者の方々はブロックされていた。
鍵アカウントのTLを覗けば、Aさんが誹謗中傷主に関する様々な情報を流し、更にストレスで体調を崩していることが綴られている。
Aさん無理しないで、という流れ。Aさんが叩きやすいからか、無関係であろうアカウントからもAさんに連絡が来ているらしい。申し訳なさすぎる。
いい加減名乗り出なくては。と、意を決してAさんに連絡を取った。
Aさん「今度、このジャンルの同人誌即売会があります。その前に燃料を投下して影響を与えたくないのでそれまで黙っていてくれませんか。即売会後、私から誹謗中傷主の正体をばらす、そして何をされたのかに関するツイートをします。それと同時に名乗り出てください。中傷主へのダメージも大きくしたいので」
ついでにBさんから、Aさんへの愚痴も聞いていたので、Bさんの暴言攻撃の対象とならないようAさんにそれとなく伝える。
それに対しての返事はなし。以降、連絡が来なくなる。
私がBさんの悪口を言ったような形になってしまった??と落ち込むが、仕方ないので黙る。
Aさんのツイートによると、ストレスが大きすぎて体調もメンタルもボロボロとのことなので、これ以上心配事を増やさせるわけにもいかない。
Bさんからは再度「早く名乗り出ないと!私が主催と言いますから!私にやらせて!」と連絡が来る。断る。板挟み。
更に、仲良くしてくれていた合同誌参加予定だった方に「これ以上Aさんを矢面に立たさないでください、もっと助けてあげてください」と連絡を貰いブロックされる。キツい。
でも情報は漏らせないのでAさんの計画についても話せない。更にこの方、Bさんとめちゃくちゃ仲良くなってる。
キツい。
あと、お茶をした同カプの人に「そういえば○○さん(作品だけ知っているけど面識ない相手)が、増田さんのこと『やっていいことといけないことの線引きが出来ない人w』って言ってました! あっでも私はそんなこと思ってないです、増田さん大好き☆」
など言われる。正直そういうの地味に疲れる。○○さんのツイート流れてくるだけでなんとなくしんどくなる。事実かわかんないのに。
Aさんによる、中傷主への告発文投稿。それを確認してから、私は合同紙の主催だと名乗り出た。
もう、というか多分最初からだけど、オーディエンスの関心はAさんと中傷主のことなので私の発言はそんなに注目されなかった。謝罪対象が巻き込んでしまったりこの件を目にしてしまった同カップリンガの方向けだったこと、文章画像が縦書きだった等に対して文句やお説教がいくつか、何度か飛んできた。反応はそれくらいだった。
あと、フォロワーがごっそり減った。今まで仲良くしてくれてた方達が会話してくれなくなった。TLには、会話してくれなくなった方々が、Bさんと通話したとか遊んだ、とかの報告が流れるようになった。Bさんがいかに美人か、などの賞賛も。
Bさんは絶好調なようだ。創作論をぶちかましたり、本の表紙の絵まで自分で描いて同人誌を出していた。
兎も角、これで全て終わりかな、と思った。
Aさんが叩かれるきっかけを作って周りの人たちも傷つけてしまった。私の行動は最悪だったし、周りから見ても最悪なやつだろう。
もう目立たないようにひっそり作品だけ投稿することにした。迷ったけど、アカウントはそのままにした。
Bさんの作品全てが、盗作だったことが判明した。同人誌にして頒布していたものもあった。
私はこの件に直接関わってないので経緯については省く。
盗作された作家さんは、あの夜、Bさんが昔大ファンだったと言っていた他ジャンルのベテラン作家さんだった。登場人物の名前と、文末や細かいところのみを変えて無理やり該当カップリングの話としてpixivに投稿していたらしい。
しかも、同じことを以前も別ジャンルで行なっていたとか、その時の盗作相手も同じだったとか。
直前でそれが判明してBさんの作品を除外した合同誌などもあると聞き「あーあのときの合同誌、叩かれず無事発行されてても問題ありの本になってたのか」と脱力した。
余談だけどBさんが自信満々に「どうしようもない親友の炎上を何度も鎮火してきた」って言ってたアレ。親友なんていなかったのでは。とか思う。推測だけど。過去、自分で起こした火の話だったのでは。
それからもAさんに恨みを持つ人物からよくわからない質問だとか攻撃的なDMが送られてきたりするし、私をブロックした方はBさん盗作発覚後にアカウントを消してしまったりしたし(彼女の作品はめちゃくちゃ好きだったし交流も楽しかったのでショックがでかい。多分この件がいちばんショック)、いろんな人がガラッと、またはコロコロと態度を変えるところを見てしまったりしたし、段々と心が疲れてもたなくなってきたので、Twitterを消した。
表面的にはそうかもしれないけど、心の中に積もっていくストレスは時間では消えない。内面的なものは行動を起こさないと、解決できないよ。
それとも本当に時と共に忘れられる人もいるんだろうか。私は未だに小学生の頃嫌がらせをしてきた奴だとか、クソみたいなモラハラかましてきた元彼だとか、みーんな許せてないよ。
こんな問題を起こした後でも仲良くしてくれていた方もいたし、なんか、ちょっとだけ、寂しい。
一つだけ心配なことがある。
Bさんが好きだと言っていたCさんの作品についてだ。Cさんの作品の中で唯一、登場人物の名前を入れ替えても成立するあの作品。
もしBさんが今後別ジャンルで再び盗作行動をする場合、あの作品がターゲットになるのではないか。でもCさんと私は知り合いではないし、Cさんも、Bさんの盗作発覚後にアカウントを消してしまっている。Bさんの件が関係してるから知らないけど。同じ心配をして伝えた人もいるかもしれない。
何もないことを祈っている。
、今後もしまた二次創作をしたくなっても、SNSにアカウントは作らないことにする。 Permalink | 記事への反応(10) | 11:05
バブル世代のおじ(い)さんだけど、純粋にコミケ(をはじめとする同人誌即売会?)というものがわからないので誰か教えてほしい。もちろん行ったことはない。
最近pixivというサイトで二次元のイラストを見る楽しみを知って「世の中広い」と感動しているんだが、コミケの場所を書いている絵師さんが多く、「そうか、実物の本がほしくなったらコミケに行くという流れなのか」と思ったりしたんだが、単純に以下のような疑問が湧いた。
おれがやってるようにpixivなのかtwitterなのか、あるいは他の方法なのか。しかしコミケって大昔からあるんだろ?ネットがない頃はどうやって絵師さんを見つけてたんだ?いきなり行って現地で気に入ったのを見つける?めちゃくちゃ数が多いだろうに、それは無理な気がするが。
pixivで見ているイラストは特殊性癖のオンパレードなので、対面でリアルで絵師さんから直接購入するなんてのは想像もつかない。恥ずかしくて死ぬだろ普通に。絵師さんにしても顔ばれしたくないだろうし、なんでリアルで対面で売り買いしているのかまったく理解できない。おれは現在のところ通販やデジタル商品ならたまに購入するけど…。本当にみんな対面してるの?それともみんな完熟マンゴーの段ボールかぶってるの?
きっかけはすでに一次創作を始めていた絵描き友達を見て羨ましくなったから。
一次創作を始めてから某漫画投稿サイトで取り上げられたり、様々な人とTwitterで繋がる機会もあり、
満を持して今年2月に開催された某即売会に参加した。
27冊。
初参加であることを踏まえても、かなりの部数売れたと思う。
嬉しすぎて、一次創作を始めるきっかけとなった絵描きにすぐ報告したのを覚えている。
自分は自身の絵の評価や販売数について話すのが苦手であり、意識的にそういう類の話をするのを避けてきた。
それでも自分の中で「何部売りたい」という目標はあり、その目標数を達成できてすごく嬉しかった。
要は浮かれていたのだ。
とはいえ、自分の初めての一次創作オンリー即売会は大成功に終わった。
今年5月
自分は売り子としてついていった。
予想通り、順調に売れていく。
自分は販売数を記録するよう言われ、1冊売れるごとにメモしていた。
そして、28冊目が売れた。
「これで○○より売れた!良かった~!」
会場で言われた時は、「良かったじゃん」と返答した。
若干嫌悪感もあったけど、『イベントで友達も浮かれてるのかな』と思うことにした。
しかし、日が経つごとに友達の発言に対する嫌悪感が増してきた。
友達からしたら、一次創作を始めた自分に何かしら思う事があっての発言だったのかもしれない。
でも自分は、他人と比較して自分の方が優れていることを証明するために創作をしているわけではないし、
ましてや、勝手に友達の創作活動の引き合いに出されるなんてまっぴらである。
今後どれだけ活動を続けても、誰かに比較され、自分より評価が上なことに安心される。
半年たった今もあの時友達から言われた一言を忘れることが出来ない。
いつまでもこの気持ちのままいると、いつかその友達のことが嫌いになってしまうかもしれない。
『いつか同じことを言い返してやる』といった
この日記を見てくれた人へ