はてなキーワード: プライバシー権とは
https://camp-fire.jp/projects/view/401574#menu
上記のクラウドファンディングの支援者です。
プロジェクトについて、プラットフォーム上でオーナーへ事実確認をするようCAMPFIREから指示がありましたが、コメント欄はオーナーが承認しないと公開されないようなので、ここに投稿内容を残しておきます。
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今日になって「Q:マスター写真を使用するのですか? A:今まさに各団体と話し合いの最中です。」との報告があり大変驚いています。
プロジェクトページには「広告には韓国のBTS専属マスター(非公式専属写真家)であるREALV様の撮影した写真を使用します。」と記載があり、また、主催者様のツイッターアカウントでも4月7日に【ビッグイシューへのお祝い広告は、マスター写真使用とクラウドファンディング利用を含めて公式FCへ企画進行の許可の申請をし、進行していいとご返答をいただいています。また、ビッグイシュー様、クラウドファンディング様にもそれを確認いただいた上で進行しているものです。】ときっぱりと明言されているのを確認しております。
(https://twitter.com/134340aki7/status/1379575811456438274?s=20)
(https://twitter.com/134340aki7/status/1379590212527943681?s=20)
ですから、私はこの企画は、BTSならびに所属事務所・日本ファンクラブが、日本のARMYの声に応え、ビッグイシュー日本法人を支援するために、韓国のようなお祝い広告の掲出が難しいこの日本でマスター写真使用の許諾をしたという、歴史的な偉業をいくつも成し遂げてきた彼らならではの素晴らしい出来事であると大変感銘を受け、また記念としてマスター様の写真が掲載されたビッグイシュー6月号を手元に置きたいという気持ちから、ささやかながら支援をさせていただきました。
世界規模のファンダムを持つBTS、K-POP界でも最大手となった所属事務所の決断は、今後世界中のアイドルとそのファンも追随するでしょう。
日本の雑誌のほとんどは記事広告で収入を得ていますから、この企画が実現した暁には、諸外国のように沢山の雑誌でアイドルファンのクラウドファンディングでの資金調達による広告掲載が実現するかもしれません。K-POPから生まれたマスター文化もより一層賑わっていくでしょう。
雑誌・駅や公共スペースでの広告掲出のみならず、広告代理店ありきの日本のマスメディアの大きな転換点となり得る、まさに革新的な企画といえます。
企画者の皆様は勿論、ビッグイシュー日本法人様・CAMPFIRE様にもご英断とその志に感謝したい気持ちです。
ご存じのとおり、万が一にも権利者に許諾のない掲載となれば、ビッグイシュー日本法人様・印刷会社様もパブリシティ権の侵害に問われる可能性がありますし、企画審査のうえでクラウドファンディングを開催・達成時は手数料で利益を得るCAMPFIRE様も企業として社会的な責任を問われるはずです。
そのようなトラブルが無いように、またクラウドファンディングへの信頼を高める企業使命として、CAMPFIRE様では下記のように利用規約を明記されておりますし、プロジェクト開始にも審査を設けているものと理解しています。
つまり、この企画が審査通過のうえ開催されているということは、企画者様が関係各所への調整に尽力いただき、ビッグイシュー日本法人様・CAMPFIRE様へも提示可能な明確な許諾が既に得られているものと判断しておりました。
プロジェクトの記載内容は事実相違や誤認があるということでしょうか。
他の支援者の方がCAMPFIRE様へお問い合わせした際は、プラットフォーム上で直接プロジェクトオーナー様へ確認を行うよう回答があったとのことですので、どうか、プロジェクトオーナー様として明瞭な経緯説明をお願いいたします。
(1)プロジェクトやリターンの内容が、法令等を遵守していない又はそのおそれがある場合。
(5)プロジェクトやリターンの内容が、肖像権、プライバシー権、人格権、等々、あらゆる他人の権利を害し、又はそのおそれのある場合
1項本サービスに掲載が開始されたプロジェクトは、CAMPFIREの承諾なく掲載を取り下げること、および、募集期間や目標金額、リターンの内容や金額を変更することはできません。ただし、やむを得ない理由でプロジェクトの継続ができないとプロジェクトオーナーが判断し、プロジェクトオーナーが速やかにCAMPFIREまでその旨を通知した上、CAMPFIREが承諾した場合に限り、プロジェクトの掲載を終了することができます。なお、この場合、プロジェクトオーナーは、CAMPFIREが定める一定のキャンセル手数料(内容は細則にて定めます。)が発生することについてあらかじめ了承するものとします。
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最新の活動報告を確認させていただきましたが、BTSのFC側は当初から「著作権の問題のない素材を使用するように」と回答されているということですよね。
これはつまり、その時点でマスター様の写真など彼らの肖像権に触れる画像の使用は禁止されているのに、何故REALV様の写真を使用することを決定しクラウドファンディングを開催されたのでしょうか。
また、公式FCの回答後にREALV様の写真使用を決定されたということであれば、再三主催者様が主張されていた「マスター様の写真使用を含めて確認いただいている」という内容とも異なります。
主催者様は「FC側が当初と異なる見解をしてきた」と書かれていますが、活動報告の内容だけを見てもFC側の対応は一貫しており、主催者様が「著作権に問題の無い画像を」という指示を無視してプロジェクトを開始されたものと読めます。
あたかもBTSのFC側の不手際により写真の使用が不可になったかのような印象操作をする物言いは彼らの活動を支える日本FCやその会員であるARMY達に失礼ですし、更なる困難を招きます。
既にこれほど大きな金額の動くプロジェクトとなっている以上、事実に基づいた誠実な情報発信をお願いします。
また、既に複数指摘が入っているかと存じますが、リターンの内容の変更はCAMPFIRE様の規約で不可とされていますし、発表当初のプロジェクト内容と異なるのであれば返金を希望される支援者もいるかもしれませんので、その点の対応についても考慮ください。
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プロジェクトが中止され、システムより自動返金処理が行われる旨の案内がありましたので、こちらの記録も終了となります。
なお、私は上記のクラウドファンディングプラットフォーム上のコメント欄から主催者様へお問い合わせをしたのみです。
それ以外にCAMPFIRE・BighitJapn・BTS日本ファンクラブ・ビッグイシュー日本法人・その他いずれの団体や関係窓口へもお問い合わせや電凸と呼ばれるような行為はしていません。
ほんとにイノベーティブだったのってiTunesやAppStoreであってデバイスそれ自体だったわけじゃない気もするけどな。
デバイスはあくまで強烈な囲い込みのできるプラットフォームを実現するための一要素に過ぎない。
モノしか作れない日本企業がどうあがいてもAppleやGoogleにはなれないのってそういうことでしょ。
そもそもGAFAを見るにイノベーションの本質は、独禁法スレスレに囲い込んで著作権やらプライバシー権やらを侵害するスレスレでネット上の情報を全てデータベース化し脱税スレスレで租税回避スキームを組む、そういうテクノロジーで法律を強引に突破するところにある。
Repost for Insta 利用規約(以下、本規約)は、Repost for Insta(以下、本アプリ)をご利用頂く際の本アプリとユーザーの関係に関するすべての事項に適用されるものとします。本アプリをご利用されたユーザは、本規約の内容にご同意いただいたものとみなします。
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本アプリを通して表示されるユーザコンテンツが他人の名誉を毀損した場合、プライバシー権を侵害した場合、許諾無く第三者の個人情報を開示した場合、著作権法に違反する行為を行った場合、そのほか他人の権利を侵害した場合には本アプリは一切の責任を負いません。
第3条 禁止事項
ユーザーは、本サービスの利用にあたり、以下の各号に該当する事項を行ってはならないものとします。
第三者の著作権や意匠権などの知的財産、第三者の財産、プライバシーもしくは肖像権を侵害する行為、又は侵害する恐れのある行為。
本アプリに表示されている画像などの情報を、当該著作者の同意無く転載する行為
法律、条例で定められている基準に反するような、わいせつ、児童ポルノ又は児童虐待に相当する画像などのデータを投稿又は表示する行為。 本アプリは以上のいすれの事項に関しても、違反を阻止、中止及び防止するための妥当な法的手続きのすべてをとる権利を有します。本アプリはいつでも事前通知無くして本規約に違反すると見なすコンテンツへのアクセスを遮断する権利を有します。
本アプリを逆アセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリング等により改造を行う行為
本アプリが提供するにあたり使用しているサーバシステムへの不正アクセス、蓄積された情報の改ざんを行う行為、システムダウンを狙った大量アクセスを送りつける行為
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個人情報をプライバシーポリシーに基づき適切に取り扱うものとします。
第5条 免責事項
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本アプリは事前に告知すること無く、本規約を変更することができます。本規約が変更された場合、変更後の規約が適用されます。本規約のの変更の効力が生じた後にユーザが本サービスを利用した場合には、変更後の利用規約の全てにつき、同意したものとみなします。
本アプリのご利用および本規約の解釈・適用は、日本国法に準拠するものとします。本アプリの利用に関する全ての紛争については特段の定めが無い限り、東京地方裁判所を第一審の専属管轄裁判所とします。
第8条 サービス終了
本サービスはいついかなるときでも、事前の告知や通知を行わずに一時停止もしくは終了を行えるものとします。また、有料版配布、本サービスの一部の機能のみを一時停止もしくは終了する権限も持つものとします。
2019/04 Team Repost
「こんな撮られ方はイヤだ」富士フイルム『X100V』公式動画が炎上。公開後すぐ削除に→お詫びを発表(篠原修司) - 個人 - Yahoo!ニュース
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20200205-00161880/
https://twitter.com/photorockwell/status/1224920297385496576?s=19
なんだろこのurl
こっち。
免許制の導入で良いのでは。
なんとかかんとか撮影免許。なんとかの部分には今回のような事例を当てはめたい。
無免許撮影の罰則と頭のてっぺんに「撮影中」のQRコード付きでっかい看板乗っけて。
いや例外を上げていったら切りがない。違法行為を限定していく方向になる。
これだと写される可能性のある人の嫌悪感は和らぐのではないか。回避しやすくもなる。
現行のプライバシー権、迷惑防止条例などでもじゅうぶんに対処可能?
だからこそ今回の件が問題になったしプロモーションビデオを取り下げられる程度に問題化できる、今のままでじゅうぶん。そういう意味で免許性にも待ったがかかっている?
まあそうかもね。
法整備な方向は「それでも人の行き交う町並みを撮影したい」って人こそ求めるものかもね。
撮影していることを悟られると本当の絵が映らない、みたいな。
カメラ文脈における観測者効果の弊害をうたう派閥も「写してますよ~!」な免許制には文句ありそう。
他にも
プロモーションビデオを見るとストリートフォトグラファーのある種のかっこよさを演出しているので、
免許以前に自主的に撮影中看板ヘルメットでいいじゃん、なんて思ったけど
なりすましには無力?
モーゼの十戒のように人混みを海に例えて真っ二つに割りたいので、撮影の意思なく撮影中看板ヘルメットをかぶる。
・・・あるかも。
「基本的人権である表現の自由をもとに、俺にタダで萌え絵をよこせ」なんていいだすくらいだ
(2018年の増田に数ヶ月に渡ってこの荒らしが吹き荒れたことは記憶に新しい。漫画村首謀者逮捕済みだっての)。
そもそもプライバシー権はリベンジポルノ防止法や個人情報保護法などといった個別法をのぞく法的根拠は
基本的人権まで遡らないといけない。
つまり、アイドルが写真週刊誌に「勝手に私的な場面の写真を取るな」といえる法的根拠は憲法に遡るしかないのだ。
それでも事務所だの報道の自由の権利(報道じゃねえよw)にプライバシー侵害されまくりの日本。
いまから法律家でもない通常の男性やオタク男性に(あったはずの女性のプライバシーを)再発見させるのはとてもむずかしい。
一方、表現の自由とは女をエロくかく自由ではあるが、言い換えれば校閲されない自由にすぎない。
漫画家の収入保証やましてコンテンツ受け取り手の乞食権の保証などではない。
わいせつ物頒布等の罪の存在がその常識を支えているからエロが問題にされるが、
グロ、犯罪(自殺教唆、テロ、薬物)、ゴアなども当然うかつに子どもなどに頒布などすれば罪にあたるだろう。
出版界のゾーニングで許してくれという自主規制も役立ってきたし、
侮辱のうちの国籍ヘイトスピーチ少しだけ立法され充実してきた。
ユーザーであるオタクもあとさき考えず「ゾーニング規制やめろ」の大合唱。
女性エロ単体でなくレイプ犯罪やのぞき、盗撮、薬物、洗脳、ゴア、といったエロじゃない悪
(昔のエロコメディのような勧善懲悪の一部でさえない、ただ女性が困るだけ困って男は喜ぶだけ喜ぶという純粋悪)
とのあわせ技がまじりすぎているのに
ひたすらエロいものは自分に役立つというだけで擁護してのゾーニングからはずせ論がひどすぎる。
このままいくと女性侮辱・ヘイトコンテンツ防止法でも立法しないと聞き分けがないオタクは止まらないぞってとこにおちつくのかね。
日本テレビ「シューイチ」から依頼され出演したところ、撮影後に無報酬及び番組内容演出に異議を唱えない承諾書を結ばされそうになった
https://togetter.com/li/1408996
私は、当番組の趣旨を十分理解したうえで、無報酬にて当番組の撮影・収録に参加し、
以下のことを了承します。
1、私は、当番組のスケジュール・撮影・収録・放送にあたっては、貴社(貴社が指定する者を含みます。
以下本条において同じとします)の指示に従い、VTR構成等あらゆる演出について貴社に異議を唱えません。
2、私は、貴社(貴社が指定する者を含みます。以下本条において同じとします)に伝えたエピソード等が
3、私は、当番組の撮影・収録に際して、携帯電話やデジタルカメラ等の撮影機器を用いて撮影現場、
4、私が当番組に参加した過程で知れ得た当番組の情報、撮影内容、貴社に関する情報、及び第三者の
企業秘密・プライバシーに関わる情報をブログ等への記載を含め方法や手段を問わず第三者に開示しません。
5、私は、当番組の収録・撮影等に関し、(1)私が貴社(貴社が指定する者を含みます。以下本条において
同じとします)の指示を守らなかったために発生した事件・事故等、(2)収録に関する貴社の指示とは
無関係に発生した事件・事故等、および(3)天災等の不可抗力・貴社の予見ないし回避不可能な事態に
よって生じた損害、間接的な損害等の被害について、貴社が一切責任を負わないことを承諾します
(ただし、当番組に収録中に起きた、貴社の故意または過失による事件・事故等に関しては
この限りではありません)。
6、私は、当番組の撮影・収録に参加することにより何らの権利を取得するものではなく、肖像権、
氏名表示に関する権利、プライバシー権等一切の主張・要求をしないこと、また、当番組に参加した際に
著作権、著作者人格権、著作隣接権、その他の知的財産権が発生した場合これらの権利が貴社に帰属すること、
貴社および貴社が指定する第三者が、当番組を日本国内外において、期間を問わず、地上波放送、
BS や CS での放送、DVDやブルーレイディスク等ビデオグラム化、書籍化・ネット配信その他現在存在する
または将来開発されるあらゆる手段により再利用することに関して、私自身、及び撮影場所である
私所属の会社(以下、当社)の映像・音声が使用される際には、貴社よりの再使用申請連絡を受けた上で
7、私は、当番組の放送を個人的に録画する以外は、複製・頒布・上映・放送などの目的に一切使用しません。
8、私は、収録した内容が貴社の何らかの事情により放送されない可能性があることを承諾します。
私は、本書の全ての項目に同意し、自らの意思で捺印・署名します。
年 月 日
住所
参加者氏名 印
(年齢・生年月日)
*参加者が20歳未満の場合、保護者の方の署名・捺印もお願いします。
(保護者氏名 印)
今話題になっているあいちトリエンナーレについて個人的に思うことが色々あったので書こうと思う。細かいことを話して特定されると普通に死ぬのでぼかすが、一応運営ボランティアとして展示に参加している。
クソ長い。
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最初に断っておくと、今話題になっている「表現の不自由展・その後」についてだが、私はぶっちゃけ見ていない。今となっては炎上が勃発した時点で見に行っておくべきだったと後悔しているのだが、いやだってまさか3日で終わるとは思わねえもん。
と、いうのも事前のボランティア研修とかで「表現の不自由展・その後」に注目している人は私の知る限りほぼ皆無だったからだ。一応警備対応とかの事情で説明は受けたがそれについて「楽しみだ」とか「心配だ」とか言っている人は居なかった。別に目を逸らしていたとか重大性を認識していなかったとかではなく、ちゃんと理由もある。
他の人は知らないが、個人的には「表現の不自由展・その後」については「色んな理由で各地の展示会から撤去された作品を集めてみました」くらいの認識だった。面白そうな企画だ、地獄のデスマッチ感がある。しかし確かに面白そうだが、言ってしまえばそれだけなのだ。
話が変わるが我々ボランティアが研修で何をやっているかと言うと、作品の知識を蓄えるのではなく、自身の感性に従って自由に鑑賞する、所謂対話型鑑賞とかVTS(定義は微妙に違うのだが)と呼ばれているものを実践している。具体的にどんな感じかというと、背景知識はほぼなしで作品を見て
「画面は綺麗だけど、人物の顔が悲しそう、破局を予兆しているのでは?」
などとそれぞれの感性や経験に基づいて解釈を語りあうのだ。これが結構楽しい。例えるなら深夜のファミレスでオタクが集まってエヴァ最終回について語り合っている状態に近い。割と何分でもやっていられる。
だがそういった観点から見ると、「表現の不自由展・その後」があまり魅力的でないことは分かってもらえると思う。「近代化」、「ジェンダー」、「作家自身の半生」、トリエンナーレには複雑なテーマを持った鑑賞しがいのある作品が沢山出品されている。「表現の不自由展・その後」は企画としては面白いがある意味「企画落ち」なのだ。事前に具体的な作品内容が分からなかったというのもあるが、それ以上掘り下げようがない。寧ろ中止になった今の方が色々語れる。
そんなわけで「表現の不自由展・その後」がここまでの話題になったのはかなり意外だったし、多くの人にとってあいちトリエンナーレの第一印象がそれになってしまったのは少し残念でもある。
さて「表現の不自由展・その後」の中でも特によく燃えていたのが慰安婦と昭和天皇絡みの展示だと思う。政治的にインパクト抜群だからだ。だがここまで千字くらい駄文を読まされて大分心と頭が冷え切っているところだと思うので、少し冷静に展示のコンテクストについても考えて欲しい。
「表現の不自由展・その後」は「あちこちの展示会で撤去されたやつを集めて展示する」というコンセプトで行われている。よってこの企画で展示されているのは慰安婦像それ自体ではなく、あくまで「どっかから撤去された慰安婦像」なのだ。
ソウルの日本大使館前に慰安婦像が設置されたとき、メディアはこぞって大使館と慰安婦像が一緒に映った映像を放送したと思うが、あの報道に対して「不快だから映すな」と怒った人は居ただろうか。まあ居なくはなかったかもしれないが、多分映さない方がもっと怒られるだろう。怒らないのはそれが「大使館の前に慰安婦像が設置されたという報道」だとコンテクストも含めて理解しているからだ(勿論どちらの場合も制作サイドの意図は別にあるのだが)。
今回の展示ではそこのコンテクストがおざなりにされたまま、日本に実物の慰安婦像が展示されているというインパクトと、SNS上の断片的な情報で事態が拡大してしまった感がある。
また若干話が大きくなるが、余裕があったら歴史的なコンテクストについても一度考えてみて欲しい。慰安婦像というと直ぐに反日というイメージに結びつけがちだが、何故そう思うのか。
そもそも慰安婦なんて居なかったと考えている人からすれば一応理屈は通っている、悪意のある捏造ということになるからだ。
しかし、詳細については諸説あるが、そういうものが存在したということだけについては歴史的資料も揃っているし、両国の見解も一致している。つまるところ歴史に認められているのだ。
負の歴史を展示し続けることは未来に生きるだれかにとっての悪意になるのか、日本を始め第二次世界大戦に関わった各国には慰霊碑やモニュメントがある、ドイツやカンボジアには国内の虐殺を記憶するモニュメントがある、それを見て不快になる人はいるだろうし、寧ろ不快になるべきなのかもしれないが、ならそれらは排除されるべき悪意なのか、そもそも悪意は無条件に「悪」なのか。
場所によって反応も変わる、オバマは広島の原爆資料館に行ったが、アメリカでスミソニアンがエノラ・ゲイ展示をやろうとしたときは退役軍人たちから大バッシングが来た。そういった反応の違いは展示の意味、ひいては歴史の意味に影響を与え得るのか、得ないのか。
そして誰の、誰に対する悪意なのか、人の属性は一つでないし必ずしもはっきり分類出来る訳でもない、あなたが引いた「味方」と「敵」の線など気にも留めず他人は好き勝手踏み越えて生きる。例えば、韓国人男性と日本人女性が慰安婦について議論しているとして、彼らは一体どの立場にいるのか、そこに存在する先入観は何か。
話が大分概念的になってしまったが、何が言いたかったかというと、コンテクストというのはそれだけ膨大で複雑なのだ。
勿論コンテクストには政治性だって含まれる。慰安婦像が純粋に歴史的なモニュメントというより政治的に使われているのは明らかだし、恐らくそれは大半の日本人のせいではないので、あんな一触即発なもの見たくも聞きたくもない、というのは分かるし別に普段はそれで構わないと思う。
ただ死ぬほど暇なときにでも少し考えてみて欲しい。メディアの報道を見ていると日韓で政治的な同意が得られれば慰安婦像は撤去されていると考えている人もいるようだが、その必然性はない、だって歴史に認められているから。というかそれで撤去されたらマジで純粋なプロパガンダだったって言っているようなものだからやめろ。
像はコンテクストの中で存在し続けるし、今回の展示もそのコンテクストの一部である。
批判するにせよ擁護するにせよそこに対する考察がなければそれはインパクトに押された感情任せでしかないだろう。
それでも慰安婦像許せないし完全に撤去したいんだけどっていう人はどうすればいいかって?そこも歴史に学ぼう。
アメリカでコロンブスとかリー将軍の像が次々撤去されているのはニュースで聞いた人もいるだろう。時代の変化とともに歴史観は書き換わる。虐殺や奴隷制擁護者としての側面が評価され、彼らは英雄ではなくなった。もはや歴史に認められていないから像だって撤去される。
個人的には英雄として評価されていた歴史も含め展示するのも面白いんじゃないかとも思うが、少なくとも公共の場のモニュメントとしてはふさわしくないと判断されているのだ。
つまり慰安婦像を撤去したいのなら何らかの方法で歴史観を書き換えれば良い。そして歴史学の徒は全力で戦って阻止すれば良い。
トリエンナーレ運営が「表現の不自由展・その後」の公開を取りやめたことについて、ネット上では様々な意見が飛び交っている。これについては「脅迫に屈した」とか「作家に許可をとっていなかった」とか確かに色々と問題がある気はするのだが、津田総監督や大村知事が会見で言っていた「安全管理上の問題」という観点からは正直仕方がないと思っている。
第一に展示施設自体の問題だ。あいちトリエンナーレには複数の会場があり、「表現の不自由展・その後」が展示されていたのは愛知県文化センターの8階、所謂「県美」だ。関係者の名誉のために言っておくが、日本は災害が多いだけあって美術館や博物館といった文化施設の安全管理にはそれなりに注意が払われている。耐震設備に水害対策、防火設備、さらには盗難や破壊防止のための監視員や監視カメラが多くの施設で導入されている。
しかしテロや大人数による襲撃までは対応出来ないというのが現実だろう。海外の博物館ではそういった事態も想定して手荷物検査などを実施しているところもあるが、日本でそれをやるのは割に合わないと言わざるを得ない。
第二に運営側の問題。最初に言っておくがあいちトリエンナーレのような文化事業というのは基本的にクソクソ&クソ金がない。
確かに税金から拠出の予算10億は大金だ、これだけあれば50回くらい安心して老後を過ごせる。しかしそれでアーティストを100人くらい呼んで75日間展示会をやれと言われたら難易度はルナティックだ(他に寄付金とかもあるので実際の予算規模はもっと大きいはずだが)。
よって私も含めた運営スタッフの多くはクオカード1枚で半日働くボランティアである。加えて事前に結構勉強もしないといけないし、当然交通費とかも出ない。
これだけ聞くと何が悲しくてそんな苦行をとか思われるかも知れないが、最初に言った通り美術館とか博物館とかも含めて文化事業は取り敢えず金がないので、もうそういう人たちがいないとほぼ成り立たないのだ。そこで講習会とかバックヤード体験を餌にこじらせ教養オタクたちをボランティアとして釣っている、というか釣られている(※個人の感想です)。言っていて悲しくなるし話が逸れるのでそこら辺は省くが、つまるところ何が言いたいかというと、テロとか起きると我々はタダ働きの挙句何も出来ずやられる。勘弁して欲しい。
最後に若干抽象的な話になるのだが、良くも悪くもあいちトリエンナーレは寄せ集めというのがある。
運営側の細かい事情は知らないが、直前までどんな作品が出るか分からなかったりしたので、少なくとも運営と作家が一体となって特定のテーマに沿った展示を作るという感じではないと思う。恐らく「情の時代」とかいうぼんやりしたコンセプトに基づいて作家を招待して展示スペースを用意している感じだ。
「表現の不自由展・その後」だって別に運営が企画した訳ではなく、かつて行われた「表現の不自由展」を招待しただけだ。
展示施設の職員に至ってはそれを公務員の業務として受け入れているだけである。
よって、運営の中心スタッフ、末端のボランティアスタッフ、施設や関連団体のスタッフ、さらに作家間で一人一人が一つ一つの作品に全て賛同しているとかそんなことはあり得ない。まあそれはある程度の規模の組織では当然のことだと思うし、そうでなければ大規模で多様性のある展示会なんて開けないだろう。なので断っておきたいが、会場とかSNSで関係者に絡んで「トリエンナーレの見解」とやらを聞き出そうとしてもそんなものはない、せめて総監督に聞いてくれ。
そんな緩い結束でつながっている人々を「脅迫に屈しない覚悟」に巻き込むのは正直言って無理がある。
それらを踏まえてトリエンナーレ運営の対応はある程度仕方なかったとは思うのだが、しかしそうせざるを得ない状況には大きな問題がある。
先述の通り、施設や組織の問題でテロや脅迫に対応することは出来ないし、安全上の問題を考えると「表現の不自由展・その後」の展示中止は仕方ない側面もあると思う。
しかし考えてもみて欲しい、そもそも武器とかガソリン持った奴相手に対抗できる団体・個人がこの国にどれだけいるのだ、極真空手の総本山とかか?結構な大企業だって本気で襲撃されたら対応出来ないことの方が多いだろう、必然的にそれを仄めかす脅迫の時点で相手側の要求を飲まざるを得なくなる。
暴力による権利への挑戦に対しては個人レベルでなく、社会全体として対抗しなければならないし、行政側には憲法に基づいてその義務がある。
最初に特定されたら困るから匿名で意見すると書いたが、そもそも身の危険を感じて発現を躊躇しなければならない状況自体がおかしいのだ(勿論それとは別に自衛はするが)。
また、津田総監督が会見によると脅迫と並んでまずかったのが「電話」らしい。
抗議の電話でまず事務局の回線がパンク、結果つながらなかった人たちが県美や文化センターに掛け、何の対策もしていない職員が罵声を浴びせられる、しかも公共施設なので切らずに対応しないといけないという事態になったらしい。所謂「電突」と呼ばれるものだ。
ネット炎上とともに話題になることの多い電突は、市民による集団的抗議の形態とも見做せるが、一方でインターネットという新興メディアによるメディアスクラムともとれる、特にやられる方からすればそうだろう。
確かに組織には説明責任がある、取材と報道の自由もある。けどそれが対象となる人々の生活を過度に制限するようになればそれは権利が守られている状態とは言えないし、何かしらの法にも触れそうなのだが、恐らく相手が不特定多数ということで対策が難しいのだろう。スクラムを仕掛けた側を罰しろとかではなく、対象となった側を守る為の社会整備は必要だと思う(と、ずっと前から言われている気はするのだが…)。
誤解しないで欲しいが、ここでいいたいのは抗議をするなということではない。
表現の自由というのは反論されない権利などではない、ただやり方の問題だ。
話がまた大きくなるが、個人的にはどれだけ平和主義を語っても「戦い」なんてものはなくならないと思っている。政治も、経済も、受験も、スポーツも、婚活も、創作も、結局は「戦い」なのだ、ただそれをいかに物理的な暴力を伴わず決められたルールの範囲内でやるかが、人類が積み上げてきた理性とか法治とか文明の指標なのだと思う。
抗議は存分にやればいい、カウンターとなるアートを作成しても良いし、ネットに長文を書き込んでも良い、署名やデモでも良い。そして表現の自由と言っても万能ではない、脅迫罪、威力業務妨害罪、侮辱罪、名誉毀損罪、プライバシー権、著作権…憲法に定められた公共の福祉の概念に基づいてそれを規制する法律なんてごまんとある。そのうちの何かに抵触してそうなら訴訟という手もある。ただやるからには全て合法的にやれというだけの話だ。
pixivで気に食わねえ解釈を見つけたら自分の解釈を倍の質と量で投稿して相手の筆を折るのが仁義というものだろう。すまない今のは完全に個人の意見だから忘れてくれ。
じゃあこの場合どうしたらいいのか。
少し話が飛ぶが比較のため「コンビニエロ本問題」について話させて欲しい。「コンビニエロ本問題」とは女性客などからの抗議を受けてコンビニから18禁の本が撤去されている事態のことだ。あれを表現の自由と結び付けて語る人もいるが、私はそうではないと思っている。
何故ならあくまでコンビニは民間の営利団体だからだ。コンビニ業界に詳しい訳ではないので話半分に聞いて欲しいのだが、もしコンビニ側が「エロ本を撤去しないとタピオカを積んだトラックで突っ込む」とか脅迫を受けているならば、それは許すべからざる犯罪だ、しかし多分そうではないだろう。
抗議が原因と言われているが、恐らくより正確には「エロ本絡みの抗議や客足減退に対してエロ本の売り上げが割に合わない」が原因なのだと思う。
コンビニで18禁本を最後に買ったのはいつだろう、正直質はともかく量と利便性はネットの方が格段に上だと思う。正確な売り上げは知らないが、エロ本だけで月々1兆円くらい純利益が出ているなら、あの容赦のないコンビニ業界が Permalink | 記事への反応(15) | 22:16
利用規約(以下、本規約)は、乃木坂 メッセージ(以下、本アプリ)をご利用頂く際の本アプリとユーザーの関係に関するすべての事項に適用されるものとします。
本アプリをご利用されたユーザは、本規約の内容にご同意いただいたものとみなします。本アプリを利用して表示されるコンテンツにはユーザにとって不適切な内容が含まれることがあります。その場合本アプリは一切の責任を負いません。本アプリを通して提供されるユーザーコンテンツに関しては、本アプリは一切の責任を負わず、本アプリを利用してなされた一切の行為およびその結果については利用者が一切の責任を負います。本サービスを利用して表示されるユーザコンテンツに関して本アプリは一切の所有権を主張せず、全て配信元に帰属します。本アプリを通して表示されるユーザコンテンツが他人の名誉を毀損した場合、プライバシー権を侵害した場合、許諾無く第三者の個人情報を開示した場合、著作権法に違反する行為を行った場合、そのほか他人の権利を侵害した場合には本アプリは一切の責任を負いません。
ユーザーは、本サービスの利用にあたり、以下の各号に該当する事項を行ってはならないものとします。第三者の著作権や意匠権などの知的財産、第三者の財産、プライバシーもしくは肖像権を侵害する行為、又は侵害する恐れのある行為。本アプリに表示されている画像などの情報を、当該著作者の同意無く転載する行為。法律、条例で定められている基準に反するような、わいせつ、児童ポルノ又は児童虐待に相当する画像などのデータを投稿又は表示する行為。 本アプリは以上のいすれの事項に関しても、違反を阻止、中止及び防止するための妥当な法的手続きのすべてをとる権利を有します。本アプリはいつでも事前通知無くして本規約に違反すると見なすコンテンツへのアクセスを遮断する権利を有します。本アプリを逆アセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリング等により改造を行う行為。本アプリが提供するにあたり使用しているサーバシステムへの不正アクセス、蓄積された情報の改ざんを行う行為、システムダウンを狙った大量アクセスを送りつける行為。その他本アプリ運営者が不適切と判断する行為。
本アプリは、ユーザに通知すること無くいつでも本アプリを変更、停止、中止することができます。その変更などにより生じたいかなる損害についても一切責任を負いません。本アプリ内にて表示されるコンテンツの内容に関して、適法性、正確性などに関し一切の責任を負いません。本アプリは不適切と判断されたコンテンツに関して、コンテンツの排除などを行う場合がありますが、それによって生じたいかなる損害についても一切責任を負いません。
本アプリは事前に告知すること無く、本規約を変更することができます。本規約が変更された場合、変更後の規約が適用されます。本規約のの変更の効力が生じた後にユーザが本サービスを利用した場合には、変更後の利用規約の全てにつき、同意したものとみなします。
本アプリのご利用および本規約の解釈・適用は、日本国法に準拠するものとします。本アプリの利用に関する全ての紛争については特段の定めが無い限り、東京地方裁判所を第一審の専属管轄裁判所とします。
乃木坂 メッセージ利用規約(以下、本規約)は、乃木坂 メッセージ(以下、本アプリ)をご利用頂く際の本アプリとユーザーの関係に関するすべての事項に適用されるものとします。
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そっくりちゃん利用規約(以下、本規約)は、そっくりちゃん(以下、本アプリ)をご利用頂く際の本アプリとユーザーの関係に関するすべての事項に適用されるものとします。
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ユーザーは、本サービスの利用にあたり、以下の各号に該当する事項を行ってはならないものとします。第三者の著作権や意匠権などの知的財産、第三者の財産、プライバシーもしくは肖像権を侵害する行為、又は侵害する恐れのある行為。本アプリに表示されている画像などの情報を、当該著作者の同意無く転載する行為。法律、条例で定められている基準に反するような、わいせつ、児童ポルノ又は児童虐待に相当する画像などのデータを投稿又は表示する行為。 本アプリは以上のいすれの事項に関しても、違反を阻止、中止及び防止するための妥当な法的手続きのすべてをとる権利を有します。本アプリはいつでも事前通知無くして本規約に違反すると見なすコンテンツへのアクセスを遮断する権利を有します。本アプリを逆アセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリング等により改造を行う行為。本アプリが提供するにあたり使用しているサーバシステムへの不正アクセス、蓄積された情報の改ざんを行う行為、システムダウンを狙った大量アクセスを送りつける行為。その他本アプリ運営者が不適切と判断する行為。
本アプリは、ユーザに通知すること無くいつでも本アプリを変更、停止、中止することができます。その変更などにより生じたいかなる損害についても一切責任を負いません。本アプリ内にて表示されるコンテンツの内容に関して、適法性、正確性などに関し一切の責任を負いません。本アプリは不適切と判断されたコンテンツに関して、コンテンツの排除などを行う場合がありますが、それによって生じたいかなる損害についても一切責任を負いません。
本アプリは事前に告知すること無く、本規約を変更することができます。本規約が変更された場合、変更後の規約が適用されます。本規約のの変更の効力が生じた後にユーザが本サービスを利用した場合には、変更後の利用規約の全てにつき、同意したものとみなします。
「差別」や「ヘイト」などの表現が出てこないのは モバゲー と NAVER と niconico と Yahoo!JAPAN ※すべて「他者の権利の侵害の禁止」などの記載のみ
「差別」の具体例が出てこないのは AbemaTV と Livedoor と 小説家になろう
「差別」の具体例が一番多いのが Facebook と はてな で11種 ☆はてな優秀!えらい!
・Facebookの「移民ステータス」(移民の滞留資格のことでいいのかな?)
※対象にしたサイトははてなによく上がってきてコメント機能などがあるサイトをできるだけ網羅したつもりです。
※URLがいっぱいあると投稿できないみたいなのでh抜きで書いてます。
ttps://abema.tv/about/terms
第8条(禁止事項)
ttp://helps.ameba.jp/rules/post_104.html
第13条(禁止事項)
4.本条第1項に定める禁止事項とは以下に定めるとおりとします。
ttps://www.facebook.com/communitystandards/objectionable_content/
Facebookが考えるヘイトスピーチとは、人種、民族、国籍、信仰、性的指向、性別、ジェンダー、性同一性、重度の病気や障がいなど、保護特性と呼ばれるものを理由に人々を直接攻撃することです。Facebookでは、移民ステータスに関する保護も提供しています。
ttps://pid.gree.net/?action=term_generic&page=terms_pc
ttp://www.hatena.ne.jp/rule/rule
第6条(禁止事項)
3.他者を差別もしくは誹謗中傷し、他者の名誉もしくは信用を毀損、侮辱し、もしくは業務を妨害する行為、または、そのおそれのある行為
ttp://www.mbga.jp/www/kiyaku.html
第3条(禁止事項)
(2) 公の秩序または善良の風俗を害するおそれのある行為(過度に暴力的な表現、露骨な性的表現、その他反社会的な内容を含み他人に不快感を与える表現を投稿、掲載、公開、送信する行為などを含みます。)。
(3) 当社または第三者の権利(著作権、商標権、特許権等の知的財産権、名誉権、プライバシー権、その他法令上または契約上の権利を広く含みます。)を侵害する行為。
ttp://ex.nicovideo.jp/base/guideline
例)
ttps://note.mu/terms
8.禁止事項
ttps://syosetu.com/site/rule/
第14条 禁止事項
3. 当グループもしくは他者を不当に差別もしくは誹謗中傷し、他者への不当な差別を助長し、又はその名誉もしくは信用を毀損する行為。
ttps://togetter.com/info/terms
4. トゥギャッター若しくは第三者を不当に差別し若しくは誹謗中傷し、又はトゥギャッター若しくは第三者の信用若しくは名誉、プライバシー権、パブリシティ権、肖像権、若しくはその他一切の権利を侵害する行為若しくは侵害するおそれのある行為
ttps://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-rules
ヘイト行為: 人種、民族、出身地、信仰している宗教、性的指向、性別、性同一性、年齢、障碍、深刻な疾患を理由とした他者への暴力行為、脅迫、嫌がらせを助長する投稿を禁じます。
ttps://about.yahoo.co.jp/docs/info/terms/chapter1.html
第1章 総則
7. サービス利用にあたっての順守事項
(2) 社会規範・公序良俗に反するものや、他人の権利を侵害し、または他人の迷惑となるようなものを、投稿、掲載、開示、提供または送信(以下これらを総称して「投稿など」といいます)したりする行為
ttps://support.google.com/youtube/answer/2801939?hl=ja
悪意のある表現とは、次のような特性に基づいて個人や集団に対する暴力を助長したり差別を扇動したりするようなコンテンツを指します。
・宗教
・身体障がい
・性別
・年齢
これまでの話
「(民事)訴訟を起こされたという体験」序話
「(民事)訴訟を起こされたという体験」第一話
「(民事)訴訟を起こされたという体験」第二話
「(民事)訴訟を起こされたという体験」第三話
この増田を読んでる皆さんへ
第一話についているコメントに対して
登場人物紹介
「(民事)訴訟を起こされたという体験」登場人物紹介
さて、前回の話の続きとなるが「プライバシー権」とはどういう物かについてもう少し掘り下げた話をしておこう。
「住所」や「本名」を本人の承諾無く投稿される事は、民事法では「プライバシー権の侵害」に該当するのだが…。
Aは、そこまで説明してから大きく一呼吸入れ、説明を続けた。
「プライバシー(privacy)」という言葉の由来には諸説有るが、その一つとして「プライド(pride)」から来ているとする説があり、
法律学上は「プライバシー」は「プライド」から来た物であるとする説が有力視され、「プライバシー権の侵害」というのは平たく言えば
「住所や本名を許可無く公開された事で俺のプライドが傷付いたので訴えてやる」という意味合いの訴訟なんですよ。
...という事だそうだ。
それを聞いて私もOもNも笑ってしまった。
自分のプライドが傷付いたからという理由で訴訟を起こす馬鹿が世の中にどれだけ居るだろうか?
Kが想像以上の馬鹿だったという事が説明を聞いて良く解った。
しかも、二人相手に訴訟を起こすという事は合計で200万近い金をKは支払っている可能性が考えられるのだそうだ。
Aは、説明を続けた。
一般的には訴訟を起こされたら驚いたり相手を恐れたりする事が多いが「名誉棄損」や「プライバシー権の侵害」での訴訟は恐れる必要は無い。
訴訟を起こしたい程相手にダメージが入っている証拠であり、何よりこういう仕返しの様な形でしてくる訴訟を
弁護士をしている人達の間では「SLAPP(スラップ)訴訟」というのだそうだ。
SLAPP=嫌がらせ、つまり「嫌がらせ訴訟」なのだと。
突き詰めた言い方をすると、Kが起こした訴訟は「住所や本名を許可なく書かれた事でプライドが傷付いたので書いた奴に嫌がらせしてやる」になる。
そして、Aは言った。
「大丈夫ですよ。私がついた以上、こういう法律を嫌がらせに使う様な人には絶対に負けませんから。」
「法律を悪い事に使おうとする人は絶対に許さない所が、昔からAの良い所だよね。」
とNは笑っていた。
次回に続く。
これまでの話
「(民事)訴訟を起こされたという体験」序話
「(民事)訴訟を起こされたという体験」第一話
「(民事)訴訟を起こされたという体験」第二話
この増田を読んでる皆さんへ
第一話についているコメントに対して
結論から言うと、スレにメールアドレスを描き込んだ人物は東京大学を卒業し大手企業に勤めている20代後半の人物だった。
この人物を「N」としよう。
Nは、私とKの住所を投稿した人物に「弁護士を紹介する」と連絡をしてきた。
Kの住所を投稿した人物を「O」として、一旦ここまでの話に出て来た登場人物を整理しよう。
K・・・ネット上で拾った記事を載せて一行二行の感想を書く程度の更新を行うアフィリエイトブログの運営をして批判を受け、アフィリエイトブログを閉鎖。
その後、小説ブログを立ち上げ小説投稿サイトに小説を投稿するが、小説投稿サイトのオフ会でKは他の投稿者に対し上から目線な発言を連発し、
サイトの参加者から仲間外れにされる。
私・・・匿名掲示板のKをヲチするスレの住人。小説投稿サイトの管理人からKの本名の情報提供を受ける。
O・・・匿名掲示板のKをヲチするスレの住人。小説投稿サイトのオフ会参加者からKの住所情報の提供を受ける。
N・・・匿名掲示板のKをヲチするスレの住人、東大を卒業後一流企業に勤務中。
Nからのメールを受け取った私とOは指定された日に待ち合わせの場所に行き、そこでNから説明を受けた後に弁護士事務所へと案内された。
紹介されたのはNの大学の先輩つまり...東大卒の弁護士だ。
この弁護士を「A」としよう。
A・・・Nの大学の先輩、大学在学中に司法試験に合格し大学卒業後は弁護士をしている。
プロバイダから届いた送達を見たAはこう言った。
「二人とも、スレでは出来るだけ訴訟を起こされている事に対して怯えている振りをして下さい。」と。
インターネット上での投稿に対する訴訟には大きく分けて三つの種類が存在する。
一つは「殺害予告(殺人未遂又は脅迫)」、一つは「名誉棄損」、もう一つは「プライバシー権の侵害」だ。
「殺害予告(殺人未遂又は脅迫)」は刑法に抵触し、その投稿の内容によって警察が受理するかどうかを判断し、受理すれば警察主導で捜査を行う事になる。
「名誉棄損」は、刑法に抵触する物と民事法に抵触する物の二種類がある。
解り易く言えば、訴える側が「裁判所に訴えてやる!(訴訟)」行動を起こせば民事事件、「警察に訴えてやる!(告訴)」と行動を起こせば刑事事件となる。
だが、「名誉棄損」を警察に訴えれば警察が動くかと言うと警察はそう簡単に動かない。
警察も暇ではないので、投稿内容を見て身体に危険が及ぶ状況である場合か、よほど悪質である等の場合出なければ告訴を簡単には受理しない。
大抵は「名誉棄損ではなく個人間のネット上での口論」と判断される。
そして、裁判所は警察に受理されていない「名誉棄損」を「名誉棄損」とはなかなか認めないので「名誉棄損」については、一般的には
①先ず、警察に告訴を受理して貰い投稿者を逮捕又は起訴して貰う。
②投稿者を逮捕又は起訴してもらった上で民事訴訟を起こす
という手順になるそうだ。
中には、警察に告訴が受理されないので一か八か裁判所に訴える場合も有るが、警察が受理しない物が「名誉棄損」として認められる事は滅多に無い。
そして、「プライバシー権の侵害」は完全に民事法の枠の中の話、つまり「個人間の喧嘩」だ。
そして、「住所」や「本名」を本人の承諾無く投稿される事は、この、「プライバシー権の侵害」という枠の中の話となる。
私とOに対してKが行おうとしている訴訟は正に「プライバシー権の侵害」に対する訴訟だった。
次回に続く。
https://anond.hatelabo.jp/20180120101421
元増田は「リベラルは他者の不倫行為に対して寛容であるべき」と述べているが、寛容という言葉の意味が分からなかった。
今の法律は、不貞行為が離婚事由になっていて、もし不倫をやったら慰謝料を取られてしまう。
これは不倫に対して寛容ではない。
それとも、ただ単純に、「他人の不倫でいちいち騒ぐな」と主張したいのか?
しかし、「いちいち騒ぐな」という主張は、それもまた道徳規範の押しつけだ。騒いでいる連中を沈黙させたければ、プライバシー権を根拠に報道・言論に制限をかけたり、マスコミに賠償責任を負わせるしかない。