初めにですが、これは「この舞台のお話本当に合わなかったな―――!!」というやつの愚痴です。
ですので、楽しく拝見された方は見ない方が良いです。
正直とてもうらやましいです。
あらすじとか一切説明しない不親切さで感情だけ吐き出させていただきます。
私は刀剣男子みんな好きなんですが、私たちのこれからのために戦ってくれる神様が好きなんですが。
超然と個性豊かな彼らが好きなんですが。
なんか、なんか、それがこう、中学生日記?みたいなレベルに落とされた不快感です。
なんで当事者不在の学級会みたいな、そんな話なの?
私は審神者歴も短いにわかなんですが、それにしたってあれはないなって思うレベルです。
さらに言うと私の推しは、別にすごいキャラクターを捻じ曲げられたとかなかったんですが、でもこんなところに置いておきたくないと思ってしまいます。モンペなので。
本当に、あんな幼稚な書き方されたくなかった。
前半の、長谷部さんが当事者不在の学級会を開催してひっかきまわすところ。
お話の起を作りたいのは分かりますが、だとしたら大広間で長義さんが「偽者君」っていうところからでいいのでは?
ここ必要でした?
布ばさあしたところ。
同田貫さんとか、長谷部さんの勢いについ呑まれたって感じなのは分かります。
でもちょっと、いくらなんでも初対面の相手の服をまくるのって、どうなんですか。
私は初めての赴任先で、初対面の相手にこんなことやられたらもう帰りますけど。失礼過ぎてドン引きでした。
面白かったとツイッターでやたら流れてくるのも意味が分からないです。
山姥切国広さんの方はまだ分かりますよ、もう長く一緒にいる同僚ですもんね。気心知れた相手ですし。
でもちょっと、はじめましての相手にこんなことする?あり得なくないです?
それを面白いものとして提示し、笑えという感覚が信じられません。
長谷部さんとか、手合わせのところは良かったです。
彼らしい、一歩引いた主のための視点ですよね。
同田貫さんの、最後まんばさんが修行に出た後に長義さんを手合わせに誘うところとか。
「俺たちは武器なんだから」っていう、あの特有のさっぱりして合理的でともすれば少し無機質な感じ。
でもなんか、だからこそその前の「らしくなさ」が酷い。
散々騒いだのに、何一つ決着してないのに、手合わせをしたからそれで終わり、というのも単純すぎてどうなんですか。
いや、単純なのはいいですよ。
でもこう、どうやって問題を解決したか、消化したか、解釈したか?って、一番大事な部分なんじゃないですか。
それぞれについて、どうやってそれを飲み込んだかが全然提示されないから、置いてきぼり感が酷い。
あとなんだこれって思ったのは、まんばさんがドングリを持って三日月さんについて思いを馳せる場面。
なんでまんばさんだけ、あんなに粘着質に三日月さんの事を考えているんでしょうか。
みんな仲間だったんだから、他も同じように思いがあるのでは?
それが書かれないから、どんな関係だったんだよ…ってなってしまう。
まんばさんだけ引きずってるの?
彼は傑作だから、コンプレックスを抱えててもそんな依存するほど弱くないと思うんですけど。
それともあの本丸の刀剣は、まんばさん以外はすっごく薄情なの?
なんかこういう、三日月さんに依存するまんばさんって二次創作で見たことある。
でもこの場で、こんな安っぽい愁嘆場をやってほしくなかった
こう、脚本を書かれた方が、誰かをいじめるみたいな構図が好きな方だと聞いたんですが。
楽しめた方が本当にうらやましいです。
今はキャストさんのツイを見るのもしんどい。キャストさんは悪くないのにね。
あっちは楽しかった!