はてなキーワード: ありがちなとは
タイトルからしてグロ系?かと思ってあまり興味を持っていなかったのだけど、
あらすじは、恋人はおろか友人すらいないぼっち高校生の前に猟奇的なカノジョが現れて・・・というありがちな展開なんだけども、
最近異世界とか異能力者とか萌え系アニメばっかりみていたから、逆に新鮮だった。
そろそろ公開終了になるところがでてくるので、ぜひ観てみて。
JapanTaxi(全国タクシー)について書いた元エントリ(anond:20180927184434)に知らないうちに結構な反応があり、驚いている。要旨がよく分からないというコメントもあったが、要は「会社は乗務員に清貧を求めすぎだ」「アプリで無線配車の回数が増えた」ということである。字数制限で書けなかった。この記事は元エントリの補足が中心で、今伝えたい要旨はない。
乗務員一人だけの車内では、混雑時に無線が来る度に「おい!こんな無線よこすなよ!」「長距離だ!キャンセルするなよ!」という具合で阿鼻叫喚。しかし、短距離だろうが長距離だろうがお客様は皆、何らかの事情があって弊社のタクシーを利用していただいている。お客様と対面するときは、笑顔でやっている。サービス業にありがちなことだが、やはりあまり裏表があるのは望ましくない。
日本交通は、乗務員が心からの笑顔でお客様をお迎えできるような待遇を、乗務員にしていない。別にサービスを売りにしている訳でもない会社とあまり変わらない待遇である。これがよくないのだ、というのが私の意見である。
サービス業に限らず、どんな業界でも、上と現場の間で齟齬は起きているはずである。日本交通におけるそれが、無線配車と運転手の関係だ。もちろん私達もお客様のために必死。お互いが気遣い合って、一度一度の乗車を気持ちよく完了させられれば、もっとこの業界も良くなるはず。運転手にかかるストレスが少なくなれば、お客様が感じるストレスも減っていくかもしれない。
そこで、アプリをよく利用される皆様のために、双方のストレスを軽減できそうな裏ワザっぽいものを紹介する。注文の段階になると「場所詳細」というボタンが現れ、そこに色々書くことができるということは元の記事でも伝えたが、これを利用する。
実際にこのメニューを開くと「建物名」「付け場所」と出てくるが、別にそれ以外のことを書いても大丈夫である。ここでは、電話予約の際に無線センターがお客様から承った依頼を乗務員に伝える際の言い回しを紹介する。ただし、記入欄1つにつき、字数制限は15文字。
こういう時は「乗降時ドアサービス不要」もしくは略して「DS不要」と書くのがよい。全角なのがミソ。やり方は色々あるだろうが、自分がタクシーを呼ぶときは迎え先の欄に「車内待機」、目的地の欄に「DS不要」と書いている。
お客様が来るまで車外待機し、お客様の乗降時にドアを外から開け閉めするサービスは、日交のマニュアルで指定されている。これを社内では「ドアサービス」と呼んでいるが、実際は降車時にお客様が「中から開けてください」と言ってくれるのを期待している乗務員がほとんど。
アプリに表示されている時間はアテにならない。15分とか20分とか表示されていても、実際は行こうと思えば10分以内で行ける。そこで、「時間調整不要」「時間調整禁止!」と書くと、よほど混んでいない限りはアプリで表示された時刻より5~10分くらい早く来てくれる。乗務員にとっても、時間のロスが減るため、かなりありがたい要求である。
実際の所、指定された時間より早く来てもほとんどのお客様は指定された時間(もしくはそれより後)にしか出てこないため、乗務員はそこら辺を遠回りするか、コンビニに寄って飲み物を買ったり車内を片付けて時間調整をすることが多い。お客様の方からそれをせずにさっさと来てくれ!と言っていただければ、乗務員も喜んで急いで行く、という訳である。
配車のアルゴリズムがどうなっているかは知らないが、実感として自分がいる場所と同じ町内には呼ばれないことが多い。例えば、「新宿区新宿」を流している車には、「新宿区大久保」や「渋谷区代々木」からの配車依頼が飛んでくる。空車が少ない地域では100mも離れていない場所から呼ばれることもあるが、レアケース。
https://i.imgur.com/yGMi2rt.jpg
↑の画像でも分かる通り、情報ひとつはカギ括弧の中に収められ、全角カンマで区切られている。これを利用すれば、車載器に自然に反映されるようになる。もちろん、気にしない人は分かるように書いて頂ければそれで大丈夫。
例えば、「新井薬師前駅」に「南向き」で待機してもらい、かつ「ドアサービス不要」「時間調整不要」ということを伝えたいのであれば、2つある欄のそれぞれに
新井薬師前駅」,「南向き
と入力すれば、車載器には4つの情報が送信されてきたように見える。もちろん1つの枠につき15文字の制限は守る必要がある。
https://i.imgur.com/v49tBy5.jpg
アプリ配車だと伝えられる事項が限られるが、電話配車だと↑の画像のようなこともできる。
パターンは様々あるが、建物の色や入り方(バック入庫が必要な場合)、寝坊してしまったときの対処など、細かく注文したいときは、電話で無線センターのオペレーターに伝えた方がいい。どんなに長々とした要求でもしっかり車載器に届けてくれる。
たぶん新型車(ジャパンタクシー)に乗りたい人が多いと思われるが、アプリだと「黒タクのみ」「黒タク優先」となぜか「プリウス」の3種類しかない。これ以外の選択肢は電話でしか指定できない。
ちなみに前述の場所詳細欄に「ジャパンタクシー希望」と書いても意味はない。ジャパンタクシーを指定したい場合は、無線センターに電話で連絡することになる。自分も何度か電話予約のジャパンタクシー指定無線を受けたことがある。ワゴン車(エスクァイアかアルファード)も電話でしか指定できない。
荒技として、「JPN TAXI以外は代車要請」と詳細欄に記入する方法もあるが、代車要請をするとアプリに正しく車両の位置が表示されなくなる(らしい)上、朝はいつまでも車が決まらなくなるため、要注意。代車要請とは車載器のメニューに表示されているボタンの名前で、その名の通りたらい回しされるものである。基本的には事故などどうしようもない状態の時に押すもので、何もないときに押すとその乗務員はクビになる。
何もしなくても無線は黒タクに多く回されるシステムになっているのだが、多少時間がかかってもいいから黒タクに来て欲しいというときは「黒タクのみ」「黒タク優先」のいずれかを選ぶ。車両そのものは色が違うだけで何か特別な設備があるということはないが、乗務員の質が違う。
日本交通を多く利用されるお客様はご存じだと思われるが、社内で基本的な研修とはまた別のサービス研修を受けた乗務員が黒色の車両、すなわち黒タクに乗ることができる。つまり、サービスレベルがより一層高く、ドライバーが新人であれこれ説明しなければいけないということもない…はずなのだが、黒タク資格を得られるかどうかは勤続年数よりも日頃の行いや本人の希望に依るため、乗務経験が1年程度の人が黒タクに乗っていることもある。
ちなみにジャパンタクシーは全て黒(紺)色の車体だが、行灯の「桜にN」の図柄が金色のものが黒タク扱いで、青色のものが黄色と同じ扱いである。つまり、黒は黒でも行灯が青のジャパンタクシーには新人が乗っている可能性があり、目的地を告げた瞬間に「大変申し訳ございません!新人でございます。道のご案内を…」と元気よく告げられるかもしれない。クラウンやセドリックは、黒タクでも行灯の図柄は青色。
別名「四社カラー」。日本交通グループ以外では、km(国際)、大和、帝都も同じ色。いわゆる普通のタクシーである。何も特別なものはない。前述の通り、ジャパンタクシーのうち青行灯の車両も黄タク扱いになる。これをわざわざ指定する理由はないが、無線センターに言えば指定できる。新人ならではのフレッシュさを味わいたい方はどうぞ。1年未満の乗務員は後ドア横に「新人」のステッカーを貼っている。
ちなみに、この車に乗っている乗務員が全員新人かというとそういうわけでもなく、黒タク資格を持っていても車両繰りの都合で黄タクに乗せられることがある。あとは、黒タクならではの縛りが面倒という乗務員は、何年勤務していようが会社から後押しされても固くなに黒タク資格を取らない。
この選択肢があるのがよく分からないが、たぶん一時期のプリウスブームに乗じた物だと思う。実は去年までいっぱいいたのだが、ジャパンタクシーが登場してから急激に台数が減り、グループ全体を見渡してもプリウスはほとんど残っていない。つまり、これを選ぶと高確率で配車に失敗する。自分が把握している限り、プリウスは三鷹営業所とグループ会社の東洋交通に数台ずつしか残っていない(いずれも黄タク)。同じくグループの春駒交通には黄色のプリウスαがいる。
ちなみにプリウスは四隅のサイズが無駄に大きいため、乗務員からの評判がすこぶる悪い。
別に、これでアプリを利用するお客様が萎縮する必要はない。乗務員に良い無線・悪い無線というカテゴライズをさせる会社が悪い。ぜひ、今後も通常通り使って頂いて欲しい。短距離でごめんなさい…と思う必要は別にない。実際は短距離の方が多いし、乗って頂けるだけでありがたいのだから。さすがに無線で410円とか570円は辛いけど。
どこからを長距離とするかは乗務員によっても違うが、4000円(10キロ)を越えると長い部類に入る。10000円を超えると「万収」と呼ばれ、営業所に帰ったあと他の乗務員に自慢できる。
お客様が来るまでにどうやって行こうかな~というのをじっくり考えられるため、心理的負担が少ない。無線のシステムはカーナビと連動しているため、新木場営業所の乗務員が二子玉川まで来て、そこで無線を拾ってしまっても、目的地が設定されていればワンタッチでカーナビをセットできるため、お客様に延々と道を聞き続けて手間をかけさせてしまうようなことはなくなる。短距離でも許せる。
別に長距離に限らず、空車で延々と走るハメになりそうな状況を埋めてくれればいいのである。いま流行のライドシェアの真髄もここにあるのではないだろうか。
例えば、23時頃に銀座から竹ノ塚までお客様にご乗車いただけたとする。比較的長距離なので嬉しい。しかし、0時を過ぎて竹ノ塚から都心への帰り道でお客様が手を挙げそうな場所はそうそうなく、下手すると上野かどこかまで10キロ以上空車のまま帰ることになる。これでは都心で1000円前後のお客様に何度も連続してご乗車いただいたのとあまり変わらない。(そんな時でもお客様を見つけるのがタクシードライバーの腕の見せ所ではあるけれども)
そんなときに西新井→千住と、千住→浅草の無線を立て続けに引くことができれば(そんなことは普通ないが)、それぞれ2000円も行かないかもしれないが、空走りの距離を減らすことができ、結果的に効率は上がる。なぜか世田谷区でよくある。
あくまで代表的な例であって、大泉以外にもこういう場所がたくさんあることは認知している。日交のタクシーは都心に集まるが、例えば世田谷区や目黒区は都心から直接乗り付けてくる人が多いため、アプリで呼ぶとそこから都心に帰ろうとする車が捕まることが多い。しかし、大泉を始めとする練馬区西部は都心からタクシーで乗り付けるとかなり高額になるため、そうでもない…ということである。
大泉近辺でタクシーが集まるのは吉祥寺だが、吉祥寺でも遠いし、あの辺はあの辺で忙しい。日交グループの車もそんなにいないため、JapanTaxiアプリだと捕まらない。
そもそも日本交通は乗務員に都心で営業することを勧めている(実際に都心で営業した方が売上はいい)ため、郊外ではJapanTaxiアプリではなく、東京ハイタク協会の「スマホdeタッくん」を使った方がいいかもしれない。日交は営業所が千住だろうが三鷹だろうが都心にガンガン出ていくが、中小は郊外ローカルで気ままにやる人が多いのが背景にある。
以前ある乗務員から聞いた話では、三鷹営業所では「世田谷番」を設定し、都心に出ずに世田谷区内を中心に営業する乗務員を日ごとに決めていたそうだ。これで需要が多いにもかかわらず日交の営業所がない世田谷区内の需要にもくまなく対応できいたが、営業補償があったかどうかは知らない。ただ、世田谷に営業所を置く飛鳥交通が東京無線から日交にのれん替えしたため、今はないと思われる。
底上げ給を設定してくれるのであれば、一日中郊外の特定地域に居座っていた方が乗務員にとっても気は楽である。都心のピリピリした雰囲気に巻き込まれず、営収を追う必要もそんなになくなり、駅まで・病院までの短距離乗車だって笑顔でこなせる。銀座の金持ちを狙うばかりがタクシーの社会的責任ではない。
配車アプリでUberの進出を防ぐという目標があり、それをタクシーを生業とする自社の社員に担ってもらうのであれば、こうでもして各地域まんべんなく配車が成立する確率を高め、より一層お客様に満足していただけるよう取り組むのが筋ではないか。
アプリを開発したJapanTaxi(株)は、日本交通の100%子会社で、アプリ以外にも無線システムや車載器、あるいはクレカ/電子マネー決済機を開発している会社である。どちらかというとITベンチャーの部類に入る。なぜこの会社が優先配車の980円をもらっていくのかは謎。アプリとお客様は悪くない。会社が悪い。
こんなとこに上司の話なんて書くんじゃなかった。
なんとなく思い出して、なんとなく書いた、それだけのつもりだったんだ。
もう10年以上前になるのに指が震えてくる。
なんだこれ。ここでも袋だたきか。
「言い間違いをしたのは部下に作らせて内容が分かっていなかったから」って?
チームなら分担ぐらいするだろ。
むしろ、内容が分かっていなかったのは文章を書いてた俺だ。俺なんだ。
「言い間違いは許されない。練習が足りなかった」って?
あの人はクソのつくほどマジメだから、何度だって読み直してたさ。
練習したって失敗したら同じ、だとか言うなよ。
目立ったミスはあの1回ぐらいだ。
何年もの間、たぶん百回では済まないプレゼンを乗り越えてきている。
あの1回なんだ。
文章の作成段階でも足を引っ張って、当日のサポートでも足を引っ張って。
あの人のミスは俺のせいだ。
こんなところに書いてしまったのは、助けてほしかったのだと思う。
同情とか共感とか、なんだっていい。誰かに何か声を掛けてほしかった。
上役からどう見ても嫌味で渡された漢字ドリルを愚直にやっていた。
本当にマジメな人だった。マジメで優しい人だったんだ。
耐えきれなくなって俺は辞めた。逃げた。
失敗したら取り返せばいいって笑ってくれた人を裏切って逃げた。
みんなが優しくて狂いそうだったんだ。
ああ書くんじゃなかった。思い出してしまう。
こんな話、誰にもできてなかった。忘れようとしてた。
そうだよな。
やっぱりここで話してもミスをした人間が悪いに決まってるよな。
きっと練習不足だったはず、理解してなかったはず、部下に押しつけていたはず、
あのときも今も、どこにいっても変わんねえな。クソだわ。クソ。
敵対する派閥のヤツなら1つの言い間違いで人間性を否定しても構わねえんだろ!
全部を知ってるわけでもねえのに、政治的な争いに乗って人を罵れるヤツを心の底から本気で軽蔑する。
つながりもほとんど切ってるからくわしくは聞いてねえし、書きたくもないが、
最悪の想像をしてみたらいい。たぶんそれとほぼ同じだ。本当にバカな人だった。
ああ本当になんだろうな。クソが。最悪の気分だわ。
というのがよく槍玉に挙げられるが、ああいうのはだいたい「あの絵柄が気持ち悪い」とか、「ブサイクなオタクを堂々とバカにしたい」とかの言い換えでしかないのではないか。
それはともかく、そういうのを一切排除した場合、私の観測範囲内では最近の作品ではなく、ドラクエ4のネネさんがもっともこれに当てはまることになる。
ネネさんというのはかの有名な武器屋トルネコの妻である。後に大国エンドールに店を持つことになる彼だが、3章開始時点では人に使われる身でしかない。
しかもようやく夢を叶えたトルネコは3章終了後に旅に出てしまい、そこで出会った勇者パーティにそのままついていき、大半のプレイヤーによりガーデンブルグで牢屋にぶち込まれたりしつつ、悪の魔王をぶっ倒すまで戻ってこない。
ネネさんはその間、夫の夢を甲斐甲斐しく支え、不在を守り、途中で預かり屋に商売替えしつつ、愛する夫の帰りを待つというわけである。
こうして改めて書いてみると、まったく勝手なものである。「夫の夢を支える妻」というのは朝ドラなんかでもたまに見かける設定だが、こんなん朝ドラでやった日にはあさイチに抗議のお便り殺到不可避ではないか。
と、本編だけでもいい加減ヤバいというのに、このクソ親父「不思議のダンジョン」なる噂話を真に受けて、自分も行ってみたいと思うようになる。ええ加減にせえよ。
ところがそれでもネネさんは理解を示し、夫の冒険を支えていくわけである。最高に気持ちの悪い存在ではないか。
まあトルネコはトルネコで商才があるのは間違いないし、他の仲間たちにどうにかついていける程度の戦闘能力もあるし、
外伝作品では主人公になったのをいいことに戦士になったり魔法使いになったりとやりたい放題、そして成功した男にありがちな浮気や女遊びにもおそらく縁がない、とこれまた理想的な存在であることは間違いないのだが、
僕は友人とよく銭湯に行っている。学生向けアパートにありがちなユニットバスでは物足りないからだ。この間も友人と世田谷にある銭湯に出かけた。
服を脱ぎ浴室に入ると、全身刺青のスキンヘッドのマッチョマンがいた。銭湯に刺青は付き物だ。仏やキリル文字、何かの漢字で何か難しい事が書いてあったようだが、僕が阿呆なので読めなかった。
チラ見しながら刺青鑑賞してると脇腹あたりに黄色いキャラクターが描いてあった。それが何か分かった時は笑いそうになった。その黄色いキャラクターは警視庁のマスコット"ピーポくん"だったのだ。
どう考えても全身刺青スキンヘッドに相応しくないモチーフだ。刺青は一生残る。だから意味を込めて入れるものだ。それなのに警視庁のピーポくんを入れたのか僕には理解出来ない。
昔々のことだが中学生くらいになんとなく樋口有介の小説を読んで好きになった。
しかし本屋でも古本屋でも同じ「ひ」の並びにある東野圭吾とはスペースも注目度も違う
ある時、本屋のPOP商法で樋口作品の一つ「ピース」が飾ってあった割と広い範囲で同様に
展示されてたらしいPOPにはありがちな読んだ後、驚愕の真実に驚くみたいな感じだった
一応ミステリー作家でミステリー小説ではあるが、POPを読んだ時、嘘だと思った。
現に期待はずれだった、大したことないってレビューをよく見たものだ
樋口作品のミステリーでミステリー的なおもしろさなどない、ファンも期待していない(多分本当にそう)
ファンが好きな樋口作品の2作も読めばトリックはともかく犯人は解るくらいテンプレとなっているからだ。
そうじゃなく中々犯人がわからない変化球作品の感想は余計な事をするな、奇をてらうなだ。
樋口作品のテンプレは学生の主人公が殺人事件に関わり、美少女と仲良くなるor
読み返すと恥ずかしくなる事もあるが当時は気障っぽくて好きだった
この2パターンどころか1パターンを会話文のテンポの良さとおもしろさと
風景描写の見事さでどうにかしている、主人公像はいわゆるやれやれ系だ
若い子は興味があれば暇なら読んでみて欲しい。
様々な酷評がネットを覆っているが、致命的だと感じた部分を何点か。
(多くの方が酷評してるキャラデザはアリだと思っている。キャラクターは社会や歴史を描くただの駒なのだ。それでも石黒版ではキャラ描写が秀逸で魅力的だったことは確か)
メカがCGになり、数万隻の艦隊を描く作画上のハードルはかなり下がったはずだと期待していた。実際に描かれたのは普通のSFにありがちな芯の感じられないデザインの戦艦が重厚感、巨大感をまったく見せずに軽快に動き回り、戦術の深淵を感じさせない異常なハイテンポの戦闘であった。雰囲気が軽薄すぎる。
数万隻がダイナミックに関わる作品上の見せ場のはずが艦隊の遠景描写も近景描写も全く石黒版に及ばない。
クラシック音楽による重厚なBGMも、耳に残らないありがちなものに置き換えられてしまった。虚空に伸びる無数のビームの描写も消え失せ、もはや苦痛でしかなかった。
根本的にスケール感、質量感、雰囲気を描くことに失敗している。そのうえでSFとしてよりリアル、あるいは盛り上げるにはどうするべきかという改善を試みた形跡がまったく無い。
②背景美術の軽薄さ
前述の戦闘の雰囲気にも通底した問題だが、社会、文明、文化、生活、どのような世界にキャラクターたちが生きていてどんな雰囲気が漂っているのか、セリフに出さずとも背景1枚で多くを語ることが出来る。石黒版はそのあたりも実に巧みで、数百年続いたゴールデンバウム王朝の頽廃や、戦争に疲弊し制度や社会が麻痺していく同盟を実によく描いていた。
残念ながら、新作では帝国、同盟ともに最近のアニメやSFにありがちなものとなってしまった。同盟側は比較的現代社会に近いので新作の方向性としてこうしますよ、というのであれば受け入れられなくもないが、帝国側の描写は悲惨そのもの。西洋建築や文化に詳しいスタッフがいなかったのか?というくらい軽薄な、なんちゃってヨーロッパとミスマッチなSF、安っぽい貴族趣味的豪華さが同居した地獄となっている。貴族的近世的な文化と高度な星間社会との落差を石黒版では見栄え上は完全に近代的文明を感じさせない方法で乗り切ったが、新作ではどっちつかずの半端な描写となっている。
③単純に尺が足りてない
これは多くの方が言及しているが削りに削って再構成した石黒版でさえアムリッツァまで15話かけている。新作は12話かけて直前まで到達。尺が足りない。全く足りない。足りてないのを何かで補うわけでもなく、必要な描写をばっさりカットしていき、①や②で述べたようにそもそもすべてが軽薄。もちろん①や②が改善されないまま15話かけても駄作扱いだっただろう。(多くのひとが言うように世間的な評価にはキャラデザも当然影響している。私はあまり気にしないだけである)
大事な順に書いたので、①さえまともなら、他がグダグダだったとしても楽しんでみていたと思う。せっかくCGでいくらでも艦隊戦出来るのに活かせてないのは本当にツライ。そういう意味ではガンダムジオリジンはかなりうまくやっていると思う。艦隊戦やメカ描写に並々ならぬこだわりを注いでいることがよく伝わってくるし、アニメ版のガンダムを良い方向でリメイクしている。(オリジンはオリジンのアニメ化であって厳密にはリメイクではないという意見ももちろん承知している)
さっきのウォシュレット初心者の彼女には素直に飲み込んでもらえたみたいでよかったんだけど、
疑問に思った人もいるかもしれないので、一応解説しておきます。
素朴な質問だったと思うんだけど、あれは実はトイレでよくやられがちなミスなんだ。
1. ウォシュレットを使うとき肛門括約筋を緩めて水を入れる…
これは決してやってはいけない。なぜなら便を排出する能力が弱まるからだ。野菜の取らなさ過ぎで便がゴロゴロになりいまいち出にくいとき、あるいは逆に野菜を取り過ぎて消化しにくい食物繊維が固まって便が停滞しているとき。そんなとき頼りになるのがウォシュレット。勢いを最強にして腸の中にお湯を入れ、水と共に一気に排出してスッキリ。このような方法は排便能力を衰弱させる怖れがある。人間の腸は食事と睡眠のリズムで蠕動運動、便を押し出す働きをしており、これを外部の力、浣腸やウォシュレット洗浄で代行することは腸の働きを弱体化させることに繋がる。過去に船酔いで死んだ人間はいないが、便秘で死んだ人間はいる。腸に構造上の異常がないのに理由なく便が詰まる症状ーー単純性イレウス。これのために多くの猫が死んでいる。あのこらは自分の毛を飲み込むので仕方ない側面があるが、人間もときおりこれにかかる。ある女性は便秘にかかって二週間、トイレで便が出なくなりそのショックで死んだ。最期にはそのお腹は妊婦のように膨れ上がり、(これは解剖ののちわかったことだが)便の先は大腸により水分を吸われ過ぎてコンクリートのようになっていたらしい。彼女はトイレでこれを掻き出そうとしていたのだ。指で。浣腸もだが、このような不自然の強制排泄手段はあくまで緊急時にのみ用いるべきだ。そしてまたウォシュレットの水が小腸まで入ると、過敏性腸症候群にかかる怖れがある。オナラや下痢が止まらなくなる病気だ。急行に乗れなくなるのだ。便意が怖ろしくて。君にはわかるか? ディズニーランドのある舞浜駅でプラットホームから降りたのちにホームに戻れなくなる気持ちが。トイレから離れるのが怖くてたまらない、階段のように後戻りできないから、エスカレータに乗れないんだ。乗る勇気が出なくてウロウロしていると、改札からたくさんの人たちが押し寄せてくる。男女のペアも多かった。何人かは白い目で見ていただろう。なんなんだろうあの人は。プレッシャーで腸はさらに敏感になり、恐怖がいや増す。最悪の日だ本当に。この過敏性腸症候群は小腸に雑菌が繁殖する(訂正・ことで起こる)病気である。小腸は大腸と違って普段は無菌なんだ。だけど菌が入ってきた。どこから? 大腸から。ウォシュレットで。
もうひとつありがちなミスは残尿ボタンとして近年広まった。会陰部ーー睾丸のすぐ下の場所を、おしっこ後に押すと、残っている尿がすべて出せる。このライフハックの発見は、加齢からくる残尿に悩まされている男性にとって朗報だった。だがこれも同じ理由でダメだ。癖になりついつい押してしまうが、尿を切る筋肉の力は使わないと弱まりやすいようだ。ボタンはすぐに効かなくなる。ズボンにしまったあとに、ダラダラ出る。
あとひとつは?
例の「部族の漫画」じゃないけどさ、企業は「仲間であること」を強く求めてくるわけで、「能力がある」かどうかは二の次なわけ。
「常日頃からアンテナを張って脳内インデックスを書き換えてるひとじゃないと俺たちの仲間とは認められないよね」と言われてしまえばそれまで。
じゃぁ考えてご覧よ。「ちゃんとそれなりのスキルをもつ、ハゲ散らかした50歳」と「いろいろよくわかってないけど、素直で元気な25歳」が「隣で一緒にシゴトさせてください」と来たときに、どっちを採用する?
ちょっと話が飛ぶけどさ、残業ってマネジメントがうまくいってない証拠じゃん?本来は適切な能力をもつひとに適切なタスクを割り当てて かつトラブルに対するある程度のバッファーを持っておけば残業は発生しないはずで、残業がつねに発生してるということはそのマネジメントがうまくいっていないということで、つまり管理者の怠慢か能力不足なわけで、それをタスク担当者がサービス残業でなんとかするって、そもそもおかしいじゃん。
タスク担当者としてそれなりに最善をつくしてその上で時間内に終わらないのであれば、あとは管理者が調整してなんとかしなきゃいけないよね。
そういう意味では、適切なインプットに対して適切なアウトプットを返してくれるひとのほうがタスクの割り当てを管理しやすいので、管理者としてありがたいはずなんだけど、なぜかありがちなのは「与えられたことに対してプラスアルファを返してくるやつのほうが優秀」みたいな考え方。
「お金を入れたらジュースとお釣りを適切に返してくれる自動販売機」の方が管理しやすいはずなんだけど、「余分にお釣りを返してくれる猿」のほうが優秀って、もうそれマネジメントしにくくなるし、「余分なお釣り」を前提に予定を立てなきゃいけなくなるじゃん。
「俺はマネジメントの経験が少ないから、申し訳ないんだけど優秀なお前が先回りしてなんとか助けてくれないか」でプラスアルファを求めるならわかるんだけど、「俺は管理者だ!常にプラスアルファをもってこい!言われたことしかしないやつは評価を下げるぞ!」はおかしくない?マネジメントしてないじゃん。高度経済成長期とかバブル期ならそれで回るんだろうけどさ。
んでさ、もう一回言うけど、企業は「能力あるひと」よりも「仲間になれるひと」を求めてるんだよね。
何が正しいとか正しくないとかじゃくてさ、どんなに適切な能力を持っていても「あー、こいつは仲間にしたくねーな」と思われたら採用されないし、能力なんてなくても「このひととは一緒に仕事をしたいな」と思わせることができれば採用されるのさ。どんなに勉強してて優秀でも「こいつ鼻につくな」と思われたらはじかれるし、バカでアホでも愛されてれば席は残るわけ。もうそのへんの感覚は「学校」という閉鎖された空間で十分学んだでしょうに。
そのへん何回か転職活動をしたことがあるひとなら肌でわかるでしょ。面接で能力アピールとかあまり意味はなくて、むしろ「あなたの部族に加えてください」「私はすぐに部族の一員になれます」的なアピールのほうが有効だったりするよね。
ごく一部のスーパーマンみたいなエンジニアの人は別よ?そういう人はガンガン勉強して革命でもイノベーションでも起こしてくれてればいいと思うの。そうじゃなくて残りのよくいるエンジニア99%のことよ。
プライベートの時間をつかって勉強するべきとかべきじゃないとか、そうじゃなくって、「部族にひとたちから愛されるためには何をしたらいいか」なわけ。正しいとか正しくないとかじゃなくて。
ついでに。
フリーランスエンジニアがいて、中年になると仕事が減ってくるらしく、ぷらぷらしてるのね。IT業界にいる人は「忙しい忙しい」で残業だらけらしいんだけど、その割にアルバイトを雇ってなんとかなる仕事でも無いらしいんだよね。
かたや、一人親方の大工さんがいて、もう70歳近いんだけど、その人はもう3年先まで仕事が埋まってるんだって。そうかと思えば「日雇い人夫」みたく誰にでも出来るタスクまでちゃんと分解してあったりして、やっぱそのへんは業界の歴史と経験なのかね。
もうさ、「オレって勉強好きなエンジニアですげーだろ?プライベートで勉強しちゃうんだぜ?サービス残業でプラスアルファの結果だって残しちゃうぜ!だからオレの仕事はアルバイトなんかにこなせる仕事じゃないんだぜ!あー忙しい忙しい!」ってずっっっとやってりゃいいじゃん。
きっと愛されるよ。
こういうの読んで嘘認定でシャットアウトしたり、「被害者もクズのはず。俺はそんな酷いやつに遭遇したことがない」で突き放したりするのは、もういい加減なんの意味もないし悪人を蔓延らせるだけだからやめたほうがいいと思う。
そういうふうに、ドクズだけど人間社会で全く警戒も迫害もされずに普通の大人として生きている層が少なくない数実在することを認めた上で、
実態がドクズで普通の人として扱われてる連中にありがちな特徴を明らかにしたり顕在化させたりして、防衛ノウハウを積み上げていくことをもうさすがにしたほうがいい。
公正世界仮説に逃げ込まずに。
この話題を考えると 身勝手な闇属性 をどこまで肯定するかという話になってくると思う。
つまり、自分はイケてるグループではなく、ブサイクでモテない見捨てられた闇側の人間なんだ、という自己認識のゆがみのことである。
たとえばそれは、世間では若い女性がピーチクパーチク楽しそうに生きているけど、自分は会社で日々社会の嫌な部分を支えているんだ、
という、中年のオッサンにありがちな自己中心的で甘美で歪んだヒロイズムの形をとったりもする。
たとえ、客観的にみると、本人に少しも闇属性になる要素がないとしても、
本人が勝手に自分のことを闇側の人間だと認識して、ひそかに被害感情を感じているケースは多い。
そういう人に対して、
お前が自分自信を闇側の人間だと感じていること、その勝手な認知のゆがみが問題だよ!
と、言い放ってもよいものだろうか? そうは思えない。
被害を受けている側が、嫌だ感じたらその時点で、それは いじめ セクハラ パワハラ なんだよ!
なーんていう言葉で共感を示すこともよく行われるけれども、ほんとうにそうだろうか。
もちろんこの言葉が正しいなら、おじさんが心の痛みを感じていたら、それはいじめだということになるが…。
漁師の子として育った俺は、少年時代そりゃもう毎日のように海へ行っていた
何なら実家の土地の範囲は実家から真っ直ぐ海岸線までだ、古い漁師の家だとありがちである
親父がよく「我が家にはプライベートビーチがある」と言っていたがそんなオシャレなもんじゃない、そもそも砂浜ではない
三十路男にありがちな、ちょっと偉くなって部下を数人持つようになった
2歳になる息子を抱え、よーしお父さん張り切っちゃうぞと炎天下の海で騒いだ
次の日、それは急に襲ってきた
三十数年の人生の中、ここまで肌が痛みを持つなんてことなかった
嫁が言う、日焼けの痛みでしょ?と
えっ?は?いやだって俺今までそんな経験ないよ、ガキの頃だって年中日焼けしてたようなもんだし
嫁は少し考え、たぶんだけど一気に日焼けしたことないんじゃない?と言う
うん、確かにない
ここのところ、会社や家にこもる日々が続いて直射日光に当たることも無かった
年中、陸上海上で日焼けしてたガキの頃は少しずつ日焼けしていたと言って良い
いやでもアレだよ、激痛なんですけどwwwww
えっ?マジ?日焼けの痛みってさ、こんな痛いの?wwwww
あまりに痛すぎてさ、寝れないんですけどwwwww
あ〜なるほど、子供の頃は野生児過ぎて日焼けの痛みに耐性できてないんだと嫁が冷静に分析する
なんかアレだね、大人になってかかる麻疹はヤバイみたいな話だねwwwww
くっそwwwマジ痛いんですけど、えっ?いやホント勘弁してほしいwwwwww
前回(https://anond.hatelabo.jp/20180902034231)の続きです。
続きがあります
https://anond.hatelabo.jp/20180903013101
あったと思われます。
というのも、ケンヂさんの主張はお父さんを連れて行く判断の主体こそ入れ替わっていますが、ケンヂさんがケンヂさんの身分証提示を拒否している点は共通しているためです。
しかしケンヂさんが身分証を提示しない以上、PCデポ側の選択肢としては、書類を渡す事自体を拒否するか、お父さん本人に対して本人確認を行うかのどちらかしかありません。
すると、PCデポ側がお父さんを連れて来るよう要請するのは自然な事と言いますか、書類の受け渡しに応じるにはそれ以外に選択肢がなかったと言えます。
つまり、仮にお父さんを連れてくるよう要求したのがPCデポ側であっても、その原因はケンヂさんにあります。
少し余談ですが、ケンヂさんに身分証提示の意思がなかったという見立ては、ヨッピーさんも同意見です。
なれたはずです。
しかし、身分証を提示する意思がなかったのであればノーチャンスでした。
お父さんに来てもらったのは本人確認のためなので、T部長がお父さんの身分証を求めたのは当然です。
お父さんに対して本人確認をしないのなら、来てもらう意味がそもそもありません。
ですので、T部長はケンヂさんがお父さんの身分証を持ってきていないと聞いて驚いたのではないかと思います。
半笑いで「本当に本人かどうかわからない」と言ったのも理解できます。
契約書類を受け取りに来た人に本人確認を渋られているんですから、意味不明です。
半笑いは不適切だと言われればそうなのですが、困って思わず笑いがこぼれるというのは誰しも経験があるのではないかな、と思うのです。
何度も書いていますが、契約に絡む手続きで本人確認をするのは当たり前です。
これは一般常識レベルなので、お父さんの身分証を持って来るよう事前に説明されていなかったという言い訳はおかしいです。
ただ、8/19のケンヂさんによる「身分証もいらないんですね」という確認がこれを読み解くヒントになると私は考えています。
ケンヂさんは「お父さんを連れていけば(一切の)身分証は不要」と確認したつもりだったのではないかと思います。
しかし、T部長としてはケンヂさんの身分証提示で揉めたわけですから、「お父さんを連れていけば(ケンヂさんの)身分証は不要」という話だと受け取ったのではないでしょうか。
そもそも契約に関わる手続きで、本人が行けば本人確認しなくていいなんていう道理はありませんので、T部長に確認するまでもなく、少なくとも「お父さんの身分証が不要」というつもりではなかった事は分かります。
最初にケンヂさんに身分証を持って来るよう伝えている事からも、本人確認をスキップするという選択肢は、はなからT部長にはありません。
ケンヂさんがお父さんの身分証は不要だと考えていたという推測には傍証があります。
8/20にお店に行く前、老人ホームにお父さんを迎えに行っており、なおかつそこにお父さんの身分証がある事をケンヂさんは知っていたという事です(だから店頭で揉めた後すぐ取りに行っています)。
要するに、持って行こうと思えば持って行けたわけです。
また、普通は本人確認のために身分証が必要な事も知っていたはずです(現に8/19にT部長から求められています)。
なのにお父さんの身分証を持って行かなかったのは、「聞いていなかった」のではなく「不要だと思っていた」と考えた方がしっくりきます。
ここは多分に私の想像ではありますが、そうでなかったらケンヂさんは「本人が行けば本人確認なしで書類が受け取れる」と本気で考えていたという事になりますので、相当おかしな人になってしまいます。
そんな事はないと思います。
理論上可能ではあったと思いますが、事実上あり得なかったと思われます。
そもそもケンヂさんに提示する意思がありませんでしたし、今回ヨッピーさんが確認した内容を元にすればT部長も拒否しています。
もっとも、T部長が最初にケンヂさんの身分証を求めた時点でケンヂさんが了承していれば、お父さんを連れて行く必要すらなくすんなりと話が進んだ事は想像に難くありません。
ケンヂさんが8/19のやり取りで身分証の提示を拒否した事そのものはケンヂさんの判断なので尊重すべきだと思いますが、その結果起こった事についてはきちんと責任を負うべきです。
(解約時に提示していないのは論外なので別の話です。)
まとめますと、「8/20にお父さんを連れて行く事について、誰が決めたのか」は分からないという事です。
言葉の上ではPCデポ(T部長)のようですが、なぜそうなったのかは分かりません。
今回明かされた8/19のやり取りは非常に断片的で、特に口論の内容が明らかにならない限り何とも言えないというのが正直なところです。
ちなみに、ヨッピーさんとPCデポに詳細な内容の開示を求めましたが、両方拒否されました。
まあ、私は匿名のいちツイッターユーザーなので、それは理解できます(ちなみにPCデポへ問い合わせした時は本名を出しています)。
そして、仮にお父さんを連れて行くという要求がPCデポ側のものだったとしても、そう要求するしかない状況を作ったのは、他でもない、身分証提示を拒否したケンヂさんです。
この前提を受けて記事を改めて評価すると、「前提を無視してお父さんを連れて行った事の責任をPCデポ側に押し付けている点でアンフェアである」ということになります。
そしてアンフェアな内容をもってPCデポ側を責めているため、8/20のくだりの論評部分はデマと言って差し支えないと思います。
少なくとも、公平な視点に立って書かれた論評ではありません。
8/20のくだりについてはほぼ終わっているのですが、もう少し続きます。
ヨッピーさんの記事を語るに当たって、無視できない視点があります。
「書いていない事」への評価です。
例え書いてある事が事実であったとしても、その背景・前提を省けば、正反対の印象、情報を読者に与える事ができます。
例えば、「契約書にサインした」という事実があったとしましょう。
ところが、サインした当時、窓のない2階の部屋に軟禁され、怖いお兄さんに凄まれてサインするまで3時間プレッシャーを受け続けたという背景があれば、無効だという主張は正当なものになるわけです。
同じように、「認知症のお父さんを連れて行った」という事実は強烈なインパクトをもって世間に受け入れられたわけですが、実はその背景は知られておらず、改めて確認してもきちんとは分からないわけです。
むしろPCデポが書類を渡すためには、他に選択肢がなかったのではないかとさえ思われるわけです。
しかし、背景をカットした上で「高齢者の父親を老人ホームから連れ出さなければいけなかったこと(中略)などなどがケンヂさんを硬化させてしまった原因なのかなと思っております」というヨッピーさんの論評が入る事で説得力が生まれ、世間にはこの炎上が高齢者問題として受け止められたわけです。
果たしてそれが正しいと言えるのでしょうか。
これはとても大事な事なんですが、ヨッピーさんの記事を読んで、ケンヂさんが一連のやり取りを通して一度もPCデポに対して本人証明をしていない事を読み取れた人はいたでしょうか。
ケンヂさんが一貫して自身の身分証提示を拒否していた事を読み取れた人がいたでしょうか。
T部長が正規の手続きを取ろうとする限り、あの8/20の展開は避けられなかった、避けられないようにしたのはケンヂさんだと読み取れた人がいたでしょうか。
これは正直個人攻撃になるため書くのを迷う面もあるのですが…。
記事を読んだだけでは、なんとなくお父さんのために色々手を尽くしている孝行息子という印象になるかと思います。
8/19にT部長と口論になったところは、違和感を感じた人もいるのではないかと思います。
「以前に解約した時は必要なかったのに今更なんだ」、つまり、1回目も、2回目も、本人確認なしで解約しているのです。
これは相当おかしいです。
先にも書きましたが、契約関連の事務手続きをする際は本人確認(身分証の確認)をします。
しないという選択肢はあり得ません。
なぜそのあり得ない事が起こったかと言うと、ケンヂさんが店頭で怒鳴り、暴言を吐いていたからです。
1回目の解約時に店頭で暴言を吐いた事については、ケンヂさん本人がツイートで認めています。
(ヨッピーさんはなぜか因果関係を否定し、店員さんが手続きをよく分かっていなかったのではないか、と珍説を述べていました。
サポートプランがころころ変わるからスタッフでも追いきれないという店員さんからのコメントを元にしているのですが、本人確認はプランの内容以前の、手続きにおける基本中の基本です。
あまりに店員さんを馬鹿にした発言で、ちょっと腹が立ちました。)
ちなみに、PCデポの店員さんはインカムでバックヤードとやり取りをしているので、個人の判断で本人確認をスキップしたり、10万円もの減額をしたりはできません。
2回目の解約の時は、店頭で怒鳴っているのをケンヂさんは自分で録音し、テレビ番組で公開していました。
また、前回、前々回と本人確認なしで解約したという特別扱いを元に、8/20も本人確認なしで書類を渡すよう要求を重ねています。
過去のクレームの成功体験により、さらにクレームを重ねるようになるというのはクレーマーにありがちな性向です。
ヨッピーさん記事でも、1回目に無償解約を受けたところのくだりで「「では何故無償解除に応じたのか」という疑問が残る」とありますが、本人確認なしで無償解約なんていうおかしな対応は、通常の交渉で引き出せるものではありません。
なんの事はない、店頭で怒鳴って、店員を萎縮させて勝ち取ったのです。
2回目の解約時も店頭で怒鳴り、また本人確認なしで半額引きという対応を引き出しています。
ヨッピーさんは店頭で怒鳴った事を「異議」「抗議」という言葉で表現したと主張しましたが、これらの言葉で表現できるようなクレームとはとても思えません。
少し余談になりますが、私がウォッチしている限りでは、通常の交渉でPCデポから解約金の減額対応を引き出すのは不可能に近いだろうと感じています。
それだけ、言い方は悪いですがPCデポスタッフは言い逃れする能力と言いくるめる能力が高いです(評判の悪さの一因です)。
改めて考えると、無償解約を勝ち取っている時点で「ケンヂさんは何をやったんだ」となるような案件なんですね。
PCデポの「プレミアムサービス」関連の契約に諸々の問題がある事は間違いないとして、それとケンヂさんの行動は独立して評価されるべきものです。
8/19に身分証の提示を求められて怒り出したケンヂさんの行動は端的に言って異常ですし、そのやり取りの末に交わした不完全な約束(誰の身分証が不要なのかコンセンサスが取れていない)の責任を、PCデポとT部長だけに求めるのは間違っています。
ヨッピーさんは、話がこじれた理由はT部長が話をコロコロ変えるからだ、と言いました。
しかし、詳細に追ってみると、実はそれほど変わっていません。
8/20に絡んだ件で発言を覆したのは、私の知る限り野島社長との面談が流れた時と、8/19にケンヂさんの身分証では契約書類を渡せないとした時の2回だけです。
前者はケンヂさんがメディア対応をしたと勘違いしているところでフリーライターという言葉が出た点、後者はケンヂさんが不当な要求で怒り始めた点を考慮すると、覆した事にも脈絡がないわけではありません。
本人確認の手続きについては、むしろ一貫して原則に従った正しい対応をしています。
言っている事が変わっているように見えるのは、ケンヂさんが当たり前の手続きをスキップしようとしていたからです。
背景となった出来事や情報のうち、ケンヂさんに悪い印象を与えうる要素は記事からすっぽりと抜け落ちています。
一方で、PCデポの本人確認のプロセスについてはあたかも不要であるかのような書き方をしています。
契約書類の受け取りに本人確認が必要だという、ケンヂさんが当然わきまえているべき常識については、T部長が説明していなかった、当日になっていきなり持ち出してきたとしてケンヂさんを擁護しています。
記事全体を通して、極めて強くケンヂさん寄りのバイアスがかかっています。
書いてある事実関係が間違っているのではないんです。
これでも下書きから結構カットしたのですが、優に1万字を超える長文になりました。
とりあえず、これだけの交渉をしながら、ケンヂさんが一度もPCデポに身分証明をしていないという異常事態は分かってもらえたのではないかと思います。
身分を隠して店頭で怒鳴り、自分のものですらない契約の破棄を迫るというのがまともな交渉なわけがありません。
PCデポの契約がいかに納得のいかないものであったとしても、この行為を正当化できるものではないと思います。
そして、それを受けての8/19のT部長との会話です。
ヨッピーさんは「これまで散々やり取りしてきたのに今更身分証を求めた」というような擁護をしていましたが、経緯も含めて、身分証の提示を拒否する事に一切の正当性はありません。
これだけの経緯があって、お父さんを店頭まで連れ出したのを「PCデポの要望」でまとめてしまうのは問題があると思いますし、問題がないと思うような人にはこういった問題を論じる資格はないだろうと思うわけです。
これでお話は一通り終わりですが、もうちょっとだけ続きがあります。
以下は、ヨッピーさんが私に「事実誤認がある」とツイートし、その内容が示されていないという指摘への反論です。
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※ヨッピー注
この時点での「事実誤認」というのは「独り言にて」さんの以下のツイートを指します。
“ケンヂ氏が自身の身分証の提示を拒んだせいで父親を店舗に連れて行き、かつ父親の身分証を取りに戻る流れになった”
この書き方では「父親を店舗に連れて行くはめになったのはケンヂさんが身分証の提示を断ったからだ」という風に読めますが、僕およびケンヂさんの認識では「身分証の提示を断ったのは事実だが、どちらにせよPCデポはお父さん本人ではないと書類を渡せないと言った」というのが正しいです。つまりお父さん本人を連れて来るように要請したのはPCデポであると認識してます。
更にこの辺、
“ケンヂ氏の身分証を提示すれば代理人として認めるという提案を拒否した”
”「ケンヂ氏が身分証を提示するなら父親が同行しなくても対応する」という旨の打診はあった。”
このツイートも我々の認識と違います。PCデポから上記のような提案、打診があった事はありません。ケンヂさんが言うには「では自分の身分証を出せば父親を連れて行かなくてもいいのか」と確認した所、「それでもやはり書類は本人にしか渡せない」とT部長から言われた、との事です。
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前半については、既に本文中に書いてあるのですが、T部長がお父さんを連れてくるよう求めたのは本人確認のためとしか思えないので、ケンヂさんが身分証の提示を承諾していればお父さんを連れて行く必要はなかった可能性はとても高いです。
T部長が「お父さん本人ではないと書類を渡せない」と言ったのはケンヂさんが怒って不当な要求をした後なので、初めからその態度だったとするのはおかしいです。
その内容は8/19にケンヂさんとT部長の間にあった会話で、ヨッピーさんが「知らなかった」と言った事です。
メールでのやり取りが始まった後に知った事実で、どうやってメールする前のツイートの事実誤認が指摘できるのでしょうか。
(本当に)長くなりましたが、以上です。
https://anond.hatelabo.jp/20180901085218
https://anond.hatelabo.jp/20180901085549
ざっと調べたところでは、アメリカン・コーヒーとカフェ・アメリカーノは実は違っていて、
前者は浅煎りの豆で作ったコーヒー、後者はエスプレッソのお湯割り、というのがありがちな認識ではあるが、実際には人によってごっちゃになっていて、どちらも由来は確たるところは不明、当のアメリカ人はそんな風に言われてることすら知らなかったということらしい。
俺はどっちも飲んだことはない。苦くないとか水っぽいとか、それコーヒー飲む意味あるか? 薄めた紅茶を好んで飲む奴はいないだろ
俺は部屋の中を注視する。
根拠のない直感をアテにするものではないが、気のせいなら気のせいで構わない。
今の精神状態では安眠が難しい以上、確認しなければ気が収まらない。
そうして調べること数十秒、意外にも早く変化に気づけた。
これは俺にとって珍しいことだった。
連絡する際はもっぱらケータイで、それだって基本はメールとかSNSだからだ。
身内や知り合いもそれを分かっているため通話は滅多にしてこない。
というより、この家の電話番号は誰にも言ってないしな。
そう、つまり珍しい以前に、そもそも電話がかかってくること自体おかしいんだ。
それに気づいた時、更に緊張感が高まった。
103……そんな気はしたが、知らない番号だ。
知り合いの番号を全て正確に記憶しているわけではないが、これは桁が明らかに少ないので違いはすぐに分かる。
なるほど、マンションの内線か。
それなら納得がいく。
内線の番号は、そのまま部屋の番号となっている。
新しく住み始めた俺への挨拶か、或いは何らかのクレームだろうか。
こちらには覚えがないので、もしクレームだったら隣人はかなり厄介な奴ってことになる。
「……」
だが録音内容は無言であり、周りの雑音が拾われているだけ。
まあ、だからといって、自分から進んでトラブルに首を突っ込むつもりはない。
いずれにしろ、どうせあと数日の隣人関係なのだから不干渉に限る。
隣の……そういえば名前すら知らないな。
最低限、それくらいは覚えておくべきだろうか。
俺は部屋から出ると、隣の表札を見に行くことにした。
そうして扉前まで来たはいいが、度肝を抜かれた。
表札がないんだ。
なのに、隣からかかってきた内線。
つまり……。
「いやいや……いやいや、ねーわ」
しかし、ここまでくると俺の中で浮上した“可能性”は、そう簡単に沈んでくれなかった。
その可能性を後押しするかのように、それからもマンション内で奇妙な体験を何度もした。
まあ、いくつかは俺の自意識過剰もあったと思うが、どちらでもいいことだ。
俺のやることは変わらない。
最初の内は得体の知れなさから恐れを感じることもあったが、しばらくするとほぼ慣れてしまった。
本当に心霊現象だったとして、俺が気にしなければいい程度の問題。
それに一応は仕事だし、金はやっぱり欲しいしな。
「いや、兄貴。何を馴染んでんだよ」
遊びに来ていた弟が、そう言うのも無理はない。
確かに、この時の俺はかなり抜けていた。
「よしんば心霊現象だとかがあったとしてさあ。それに遭遇する確率はどれくらいなのさ。兄貴よくバスや電車に乗ってるけど、大きな事故に遭ったのは一回だけだろ。それより低い確率が、今ここで何度も起きてるっておかしくない?」
「うーん……俺もにわかには信じがたいが、そういうのが起きやすい場所なんだろう。俺の利用するバスや電車は運行が基本ちゃんとしているからであって、もし運転手とかが酔っ払いだったら事故は置きやすくなるだろうし」
「兄貴、意味不明な例えを出すなよ。このマンションが酔っ払いの運転手と同じだと思ってるわけ?」