この話題を考えると 身勝手な闇属性 をどこまで肯定するかという話になってくると思う。
つまり、自分はイケてるグループではなく、ブサイクでモテない見捨てられた闇側の人間なんだ、という自己認識のゆがみのことである。
たとえばそれは、世間では若い女性がピーチクパーチク楽しそうに生きているけど、自分は会社で日々社会の嫌な部分を支えているんだ、
という、中年のオッサンにありがちな自己中心的で甘美で歪んだヒロイズムの形をとったりもする。
たとえ、客観的にみると、本人に少しも闇属性になる要素がないとしても、
本人が勝手に自分のことを闇側の人間だと認識して、ひそかに被害感情を感じているケースは多い。
そういう人に対して、
お前が自分自信を闇側の人間だと感じていること、その勝手な認知のゆがみが問題だよ!
と、言い放ってもよいものだろうか? そうは思えない。
被害を受けている側が、嫌だ感じたらその時点で、それは いじめ セクハラ パワハラ なんだよ!
なーんていう言葉で共感を示すこともよく行われるけれども、ほんとうにそうだろうか。
もちろんこの言葉が正しいなら、おじさんが心の痛みを感じていたら、それはいじめだということになるが…。
原発作業員や運輸業者や上下水道の作業員は社会を支えているという矜持を持つことすら非難されないといけないのですか?