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はてなキーワード: 絵画とは

2022-04-18

anond:20220416200729

ダヴィンチスケッチ日本の古い絵画、あるいは絵双紙や絵巻物の素敵なところを切り抜いて使ってる。

anond:20220418065352

絵画 19世紀 とかで調べたんじゃね しらんけど

2022-04-17

絵画のこと全然わからんけど何これ

愛の原義を調べていて Wikipedia を開いたら、この絵が出てきて、何を調べていたか今日やりたかたことも吹っ飛んでしまった

https://commons.m.wikimedia.org/wiki/File:Haynes-Williams_Motherhood.jpg

びっくりしたのが最初宗教画みたいなのに人間で、すごく生々しくて、びっくりした。慈愛の表情と同じ形なのに、感情が立ち上ってきて思わず動いたみたいな微笑み。見れば見るほど人間みたい。人間より生々しい。

これ何だろう、何でこんな気持ちになるんだろう、とまじまじと見つめていると、涙がどわーっと出てきて止まらなくなった。今書きながらもう一回見つめたらまた止まらなくなってしまって休憩した。

作者の項目はリンク切れで、誰なのかも、どのように評価されているのかも分からない。絵画について知らなさすぎて、調べ方も分からない。

イギリスの 19 世紀の人らしい。ということはラファエル前派とやらの頃? でも違いすぎるよな。この何とか派って、主体となるのは数人程度の動きなんだな。じゃあ同じ国の同じ時代でも全然違うスタイルの絵があるものなのか。というレベルのことをようやく知った。

それらのことが分かったとして、結局自分が何を知りたくて調べているのかも分からない。驚きや、おそらく感動と呼ぶものをどうしていいかからず、ただ自分の分野でウロウロしているだけだ。感動なのかも分からない。何これどうしたらいいの、という気持ちの方が強い。分からないのに何かをどうにかしなければならないような衝動に駆られている。

この作者は個人名で展示が開かれるような人ではなく、オークション取引されて散り散りなのかな、ということが分かって少し落ち着いた。どうにもできなくてホッとした。

落ち着いて取引された絵を見ると、どれも人間人間らしくて何度もジワッときた。見られないのは惜しいなあ。せめて高画質画像とかレプリカとか。無いだろうなあ。仮に本物が見られたところで、絵画ことなんか全然わからんし知ろうとしたこともないし、分かる人が見るのの何億分の一も情報を受け取れないだろう。

でも、この絵を、こんな絵があることを知ることができて、幸福なように思う。また「愛」とか、ポルトガル語 Wikipedia の「Amor」にこの絵が参照されていることで、同じ様に思う人が居ること、この絵を見て愛を感じる人が多く居ると思った人が居ることも、なんかすごいなと思う。この世と繋がっているような、生きていることを許可されたような気分だ。

これ以上どうしようもないけれどこのままこの気持ちが消えてしまうのが惜しくて、なんとか記録してみた。文章も禄に書いたことが無いので、とにかくできるだけそのまま書いた。

ああ、どうして今まで表現方法を身につけて来なかったんだろう。どうして知り方も知らないで来てしまったんだろう。どうにかしないといけないのに。そうでないとどうにかなってしまいそうなのに。

さすがにどうにかなってしまうと生活に困る。いい歳なので落ち着かせることはできる。こんなに強い気持ちがまだ自分にも湧き上がるのだ、と安心はした。それよりも、別れなければならないのが寂しい気持ちの方が強い。表現を持っていれば何か違ったのだろうか。こんな謎文章でさえ書く場所があるだけで随分慰められた。ありがとう

2022-04-16

たわわ問題

っつーか、ああい巨乳PR問題って相変わらず不毛に盛り上がるよなー

いつものメンツがいつものような言説を語っていて堂々巡りで一向に進まない

もう裁判で決着をつけるしかないのでは

ヘアヌードとか映画レーティングってそういう風に決まって、一応落ち着いているんだろ

愛のコリーダ裁判とかあったでしょ

ドライブ・マイ・カー」にもセックスシーンあるよ

局部は映ってないけど

いわゆるファインアートヌード絵画OK漫画のそれがダメ理由は誰にも説明できない

例えばダビデ像性器はなんでいいのとか

あれは人間のものを賛美しているのであって、劣情を催すような意図ではないのでいいのだとか

いや、それでも不快ではあるとか

そういうのって、もう人々の美意識とか哲学とか思想問題になってくるので、決着はつかない

喧嘩するほど仲がいい」みたいなバカバカしいことまで思うよ

ヒトってLOVELYだなーって

"Common Sence"って歴史的にはゆっくり作られてきた概念だと思うけど、ソーシャルメディアで無理やり加速され、人類がそこであたふたしているのが現状

神の視点に立てば、おまえらいつまでもキャッキャウフフしてて楽しそうだなって感じ

BB先輩劇場で遊んでいる淫夢厨が日本アニメの将来を変える可能

なんてクッソ下らない事を押井守作品撮影監督をしている江面久氏のブログを読みながら考えてしまった。

彼は今後の日本アニメ業界の為にも既存作画技法だけでなく、欧米2Dカートゥーンに使われているカットアウト切り絵アニメーションの手法を取り入れるべきという提案実験を何年も前から試行錯誤している。

(最近だとネトフリで公開された4K・HDRアニメにも関わっていた人だ。)

カットアウトアニメーションとは動画を一枚一枚作画するのではなく、例えば人物なら顔や髪、目、口、腕、胴体……etcの素材としてバラバラに分けて作り、その後3DCGの様にリギングを組み込み合体させて、デジタル上でペープサートの様に動かす手法だ。

これを使うと従来の手書きでは難しかった絵画の様なディテールを持ったキャラも動かすことが出来て、更にフレームレートも24fpsから30,60,120fpsと自然に変換することも可能だという。

これを書いている自分もつ最近知った手法で上手く口で説明できないけれど、概要を教えてくれる動画があったので見てくれ。こんな感じ

問題は、日本アニメ業界に、カットアウトができるアニメーターがほぼいないことです。やりたいことに対して、全然追いつかない。人手が絶望的に足りない。私ひとりでできる量なんて、大したことないのよ‥‥。日本でもカットアウトをやる人が増えるといいなあ。

んで前述のブログのこの文章上記動画を見ていたら、「ん?クオリティは兎も角、いま日本で一番カットアウトアニメーションを制作している集団って実はBB先輩劇場で素材を作って遊んでいる淫夢厨なんじゃね?」って考えが脳裏に浮かんだ。

夏を追いかける先輩BBとか正に説明の通り野獣先輩画像バラバラにして再構成したカットアウトアニメーションやんけ!!

ニコ動オワコン中国のbilibili動画クオリティも完全敗北、ネット文化の負の側面の掃きだめ、LGBT差別元凶と嫌われているニコニコ淫夢厨。しかBB先輩の素材製作者が日本カットアウトアニメーションの一翼を担う可能性が微粒子レベル存在していると考えたら、ちょっとこれは面白いことになるかもしれない。

ビームマンPみたいな炎上案件になる可能性も勿論あるけれど、もしこれを読んでいる淫夢厨がいたら、野獣先輩玩具にする為に使っている技術を別方面に使おうという志を持ち、日本アニメの未知のエリア♂へ旅立ってみるのもありかもしれないぞ、という提案をしてみる。

2022-04-15

近所のおばさんがやってる個人の塾派生

うちの親がそういうの好きだったのか、あるいは自分が、

・近所の有名なスイミングスクール

・超有名ピアノとかのとこ

・市が提供してる会場に講師が来て学ぶどっちかというと緩い感じのお絵かき教室

に通って、ことごとく結果が出なかったから、妥協そっち系になったのか。

とにかく、小学生時代は”近所のおばさんがやってる個人の塾”みたいなところに通ってた。

同級生のお母さんがやってる英語

小6の一年間通ってた。

同級生のお母さんだけど面識なかったし、恥ずかしいとかもなかった。

今の都会の小さい家なら2~3軒が庭に立つぐらいの豪邸でいい車が止まってた。

お金に困る感じではなかったから、趣味だったんだろうな。

内容としては中1の教科書を生徒4人の理解度に合わせながら進めていく感じ。当時は気づいてなかったが、今思えば週1の一時間教科書終わったから、凄くピンポイント大事なところを重点的に教えてくれてたんだと思う。中1の英語テスト無双できた。調子にのって、中2の2学期から英語は苦手科目になったが。

10~12畳くらいの応接間みたいなところで授業受けてた。

謎の夫婦がやってるソロバン

特定されやす情報から書けないけど、絶対忘れないぐらいのインパクトのある旦那さんと奥さんソロバン塾。

個人宅だったけど、結構広いスペースがあった。12畳はあったと思う。

さぼってもばれないから、さぼってあんまりいかなかった。結局ばれて怒られてやめることになった。

その後なんやかんやあって、ソロバンとの関係性は良好(ただし計算はしない)。

おばちゃんがやってる個人習字

2~3人ぐらい座れる長机が2*3ぐらい並べられてたイメージからそこそこ広かったと思う。

ただ外観はボロアパート(当時でいう文化住宅?)で、多分2DKを全て習字教室に振ってたんだろう。

先生もそこに住んでるわけではなかったし。

毛筆と硬筆習って、硬筆は昇級機会も少なかったから大したことないけど、毛筆は、段まで到達した。

近所の会館で展覧会もあって、そこに自分習字が張り出されてて、なんか誇らしかった。

お手本を紅い墨汁で書いてくれて、それを見ながら書くんだけど、席が後ろだと、重ねて謎ってもばれないので、結構なぞり書きしてたんだけど、ばれる時はばれて。

なぞりつつ、個性を混ぜてなぞったことをバレないようにするみたいな変な自分ルールで通ってた。

2~3年通ってたおかげか、字が上手くなったわけもなく、気合入れたら読める字は書けるけど、普通に書いたら翌日には自分でも読めないという、最悪の字下手になってしまった。

ほんとになんでなんだろう。

あと、ここの思い出は、先生東京福岡かによく出張か里帰りかなさってて、ひよこ饅頭が数か月に一回もらえたこと。当時は飲み物持ち歩く習慣なかったから、毎回口の中の水分もってかれながらも美味しく食べてた。

謎の画家夫婦絵画教室

夫のほうは多分そんな顔じゃないんだろうけど、なんとなくムツゴロウさんみたいな印象で覚えてる。奥さんイメージはもう思い出せない。細かったかな。

昔住んでた家の三軒隣ぐらいに、廃墟芸術家が住んでるか、みたいな家屋があった。

他の家ってちゃんと壁とか塀があって、結構かい家が多い地域だったのに、そこは草ぼうぼうで掘っ立て小屋が建ってるみたいな。

菜園はなかったかあってもすごく小さかったと思うけど、芸術家自給自足暮らしますって言われてなんの違和感もない。

結構小さい頃に通ってたから、細かいことは忘れたけど、一度そこの生徒と画家夫婦動物園に行く、みたいなイベントがあって、

動物園に行ったのに、そこらに居る鳩書いて、自分史上最高の絵が描けた瞬間でもあったし、めっちゃいろんな人に褒められた記憶がある。

今はもう、その家屋はなく、隣の家の建て壊しのタイミングで、土地くっつけて大豪邸が建ってる。






40年近く前のことだけど、覚えてることは覚えてるなー。(割愛したことも沢山)

たこういうゆるーい雰囲気習い事が増えていくような国になったらいいなと思ったり。

余談だけどあと習い事で印象強いのは、妹が行ってた個人宅でのピアノ(某超大手略)とか、

最近ではプログラム教室見学行ったら、わりとゆるゆるで将来やりたいなーとか思ったこととか





anond:20220414213307

2022-04-12

「この漫画藤本タツキ作品じゃなくても評価されてたか」について

漫画でも映画でも絵画でも、そもそも作品と作者を切り離して考える前提に意味なんて無いのでは。

テレビみたいなエンタメであれば構成作家が誰とかプロデューサーが誰とか、そもそも能動的には降りてこない情報なので分かる。

けど、“作品”と呼ばれるものは誰がどういう文脈(経歴)で作ったか、そういう背景を包容してこその1プロダクトだと考える。

例えば同じ作品でも、処女作として作ったものなのか、その道20年のベテランが作ったものなのか。前者が後者よりも評価受けるのは当たり前だし、新陳代謝の為にもそうあるべき。逆のパターンもあり得る(今まで作ったものとのギャップ等)けど。

2022-04-08

anond:20220408103219

絵も「絵画」はアンダーヘアー普通に許されてるし

江戸時代春画とかも別に年齢制限かかってない

歴史が長くて「ゲージュツ」と評価されているかどうかが分岐点な気がする

2022-04-06

anond:20220402211822

音に良い悪いはない。「音像がはっきりしてるか」にイエス・ノーはある。「楽器が出している音以外が入っているか」に多寡はある。

絵画において色や形に良い悪いがないのと同じだ。デッサンなら「対象と同じか」にイエス・ノーがある。ピカソゲルニカに「発色悪いな」とか「形変じゃない」とか言うやついないだろ?(いるけど、浅いだろ?)

レコーディングされた音源は、音楽工業の産み出した素晴らしい製品だ。「音楽」ではない。CDディジタルデータ音楽になるのは再生された時。環境によって異なるスピーカーアンプを通して、空気振動した時に「音楽」になる。

一方ライブでは演者が「何でどうやって空気振動させるか」を選び、観客と共有する。

もっといえば、音を聴いた人がどう動くかが重要なんだ。そんなに工業製品が好きなら愛でたらいい。音楽とは奏者から市井流れるものだ。

このままでは「ロシア」がナチス並みの禁止用語になりそうだ

チャイコフスキー演奏中止になったり、絵画名前からロシア削除されたり

FIFAロシアのチーム排除したり

このままロシア禁忌とする風潮が強まれナチスと同じような扱いになるのではないだろうか

婚約指輪折半したい男性投稿がめちゃくそに叩かれてて地獄

小町投稿された文章twitter画像転載されていた。

元の文章は要約すると「彼女指輪(最低でも17万円)ねだられたけど、こんな実用性のない物に大金出したくない。折半したいって言ったら断られちゃった」みたいな感じ。

 

記念品実用性求めてもしょうがないよね、けど婚約指輪だとか結婚式費用男性負担する文化時代遅れだよね」とか思いながら引用RT欄を開くとまぁ酷かった。

ケチモラハラ扱いは当たり前で、割り勘男は人間としてありえない!甲斐性なし!みたいな誹謗中傷も多くて頭がクラクラした。今って本当に2022年だよね?俺だけタイムスリップとかしてないよね?

 

一番多い(そして酷い)のは「彼女の事が好きであれば17万くらい安い!渋るということは彼女の事が好きじゃないってこと!」みたいな愛情お金を結びつける意見

えっと、あの、その、それってモラハラだと思うんですけど...

例えば彼氏・夫が「この絵画17万円以上)が欲しい!俺の事好きならもちろん買ってくれるよね!」とか言ってきたら嫌だよね?twitter愚痴って盛大に叩いてもらうよね?

女の人って自分たちが受けるモラハラには敏感な癖に自分の加害性にここまで鈍感になれるのって何でなんだろう。

 

問題tweetに付けられている引用RTは1500件以上。いくらスクロールしても前時代的な価値観男性に怒りをぶつける引用RTが湧き出てくる。

普段可視化されてないってだけで、男性への呪い日常に溢れてるんだなーと思った。

2022-03-31

日本俳優女優業界問題点について感じたこ

いろいろ調べたり体験しにいって感じたことをまとめてみる。有名な話ではあるけれど、日本役者レベルは低い。

何故アニメ業界欧米に比べてこのような差があるのかについていろいろ調べてみた。


市民演劇が浸透していない、敷居が高い

まず自分の家の近くを検索して、劇団演劇教室があるか調べてみて欲しい。

音楽絵画教室はあるが、演劇教室はないところがほとんどだろう。イギリスとかアメリカには小さな劇団演劇をやるクラブがある。

まず大学で体系的に演劇を学んだ人が少なく、また教えられる人も少ない。

学校はあるが、レベルが低く世界には通用しないくせに学費だけは高い。


監督レベルが低い、劇団レベルも低い

監督によって役者は育てられると言っても過言ではないし

監督レベルがそのまま俳優レベルにも直結する。まともな美的センスを持っている人はアニメ界に行ってしまうので、日本監督は出し殻みたいなのしかいない。

出汁殻みたいなのに合わせるから俳優レベルが低いのしか残らない。

レベルが高いと言われている役者も結局、海外人間にわかやすインパクト重視になる。

正直言うと馬鹿にされているアニメ声優の方が技術が体系化されてレベル高いと思うよ。


・実力よりコネや経歴を重視

実力主義ではなく、オーディションでは事務所限定にしたり、広く公開されていない。

間違って一般の演技の上手い人間をとってしまうと、事務所劇団からそっぽを向かれる。

2022-03-28

anond:20220328112008

そういう次元にないわ

Wikipedia読め以前にそもそもこういう話についていけそう?

倫理ゆるゆる規制ゆるゆるの日本製二次エロは、世界中日本ヲタク需要がある。

なので、強者がいないジャンルエロ(たとえば女攻め・男受け) を狙えば、英文中文 sub つけりゃ、ワンチャンあるんじゃない?

アラ還以降、なんならアラフィフ以降は、エロマンガショート動画お小遣い稼ぎの柱にするのも有なんじゃないか

まぁ "エロに対する情熱は皆無" +"現状の画力はへっぽこ" なのだけど 🙄

 

・・・とか思っていたけれど、 AI が 低・中品質アニメマンガイラストを喰っちゃう速度は、

ワイたちが思っているよりもずっとずっと速そう。少なくともワイがアラフィフになる前には確実に到来するな 😨

 

既に blender原画原画を繋ぐ作画、"中割り" を自動作成してくれるのはご存知の通りなのだけど、

Blender2.92から自動中割実験blenderデータ付き|PIXIV FANBOX|りょーちも

https://ryoutimo.fanbox.cc/posts/1893247

 

ディープラーニング(深層学習) を使ったプロダクトたちがもうそれはそれはスゴイ。

 

例えば、Googleソフトウェアエンジニアとして働くプラムック・カンガーン氏が作った、

『一枚の画像VTuberになれるシステム(v2)』。

なに言ってるかワケわからんと思うが、読んだままである

 

たった1枚の2次絵画像で、不自然では無い 笑い顔・困り顔・怒り顔 の表情差分自動作成ができる。

この時点でスゴ過ぎて考えるのを放棄するのだが、VTuber なので当然アニメーションである

目パチするし、頭振りもするし、眉・黒目・虹彩・口の形や動きも調整可能だし、

演者に合わせて動きをトラッキング可能だ。

 

製作者のプラムック・カンガーン氏の動画見た方がたぶん早いので見てみて。

ホビーユースならもう Live2D 要らなくね?ってなる

▼一枚の画像で表情豊かなVTuberになれるシステム作ってみた

https://www.nicovideo.jp/watch/sm38211856

 

そして同じくディープラーニングを使った「Deep Nostalgia(ディープノスタルジア)」という海外で人気っぽいアプリ

オリジナル家系図作成するサイト(MyHeritage) で公開されているアプリで、 1枚の画像から自然な瞬き・微笑み・目パチ・微笑み・頭振りを自動生成する。

本来は故人の写真で生きているかのような動画作成するのが目的アプリなのだけど、

2次絵キャラ3DCGキャラであっても、写真(人間)と同じレベル自然な瞬き・微笑み・目パチ・微笑み・頭振りのアニメーションを自動生成してくれる。 

 

この2次絵キャラ3DCGキャラアニメーションの自動生成のレベルヤバいLive2D超えてる。もうホビーユースなら自分アニメ作る必要なくない?ってレベルだ。

身体を動かすのは桁違いの学習必要になるので現状は顔(付随して髪)だけなのだけど、コレが無料でだれでも利用可能だぞ?どうすんの?

とりあえず、ウンウン唸ってイチから自分アニメや表情パターンを作るより Deep Nostalgia で作成した動画トレスした方が早そう。

なお、Deep Nostalgia は、イスラエルの顔認識技術企業、D-IDの「Live Portrait」を利用しているとのこと。

これも実際に自動生成された動画を見た方が早い。

#DeepNostalgia (Twitter 検索自動作成されたアニメーションを見てみよう)

https://twitter.com/search?q=%23DeepNostalgia&f=live

 

▼古い写真の顔をディープラーニングリアルに動かせる「Deep Nostalgia」 無料で利用可能ITmedia NEWS

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2102/28/news018.html

 

さて、ここまでもスゴ過ぎて思考放棄するのだけど、とりあえず元となる1枚の絵は必要だった。

アニメーションや差分表情は AI にお任せしても "元の絵" 、"キャラクター" は必要で、製作者に 最低限の絵心、2DCG・3DCGの修練が必要だった。

 

ここまで言えばもうわかると思うのだけど、絵心がなくてもキャラクターを自動生成(塗り付き)するシステムがもう出来ている。

なお顔だけじゃなくて身体自動生成してくれる。もちろん関連システムアニメーションも自動生成してくれる。

これも動画オフィシャルサイト見た方が早い。

キャラクター生成プラットフォーム「Crypko」の編集機能 / Editing characters generated by Crypko

https://youtu.be/TZqNlpJpXjc

 

▼[公式サイト] Crypko | Preferred Networks

https://crypko.ai/

 

自動生成システムが生成したキャラクターを元にデザインされた3DCGキャラ主人公MV
 MVの中の3DCG自動生成された3DCGを利用したもの(流石に調整はしてるらしい)

https://www.youtube.com/watch?v=yFsBAr_D6K4

 

 

いま既に出来ること・これから出来るようになることにワクワクしてヒャッハーってなるけど、ワクワクはワクワクとして、ヒャッハーヒャッハーとして、

 

学術研究レベルAI周りについていけないとあらゆるお金稼ぎが危ういな・・・😨って感じだよね

 

もちろん短期的に見ればイニシャルゼロで出来るので人間マンパワーでやった方があらゆものは安い。悲しいけどこれは事実だ。

けど、修練レベル低めの人間が手間暇かけて作ったものよりも、高コストでもAIがやった方がクオリティも速度も上であるという現実。切ないね

もっと言えばAIを導入・運用出来る資本力があるならば将来的にはAIの方が安いまである

  

ちなみ絵(アニメーション)だけじゃなくて、文章もけっこうAIに喰われてます日本語は遅れてるけど英語圏では

AI Dungeon」というAIに対して対話形式物語を作って遊ぶテキストベースRPG(基本無料)が出てる。

 

つの増田が紹介・遊び方記事を書いてくれてるよ ↓

[2021-02-23AI Dungeonの素晴らしさを語る

https://anond.hatelabo.jp/20210223131424

ウィンブルドンと見せパンアンスコ)、あるいは国会での見せパン論争

テニスアンスコといえばフリフリ白パンツか、紺ブルマーイメージだ。純白のスカートから躍動する脚、チラチラのぞきブルマー。実物は見たことないのに、なぜかドキドキしてしまう。この偽装された記憶はどこから来たのだろう。

ウィンブルドン小史

ウィキペディアによれば、第1回大会センターコートに置いてあった芝生の手入れ用のローラーを新しくする資金集めを目的に、1877年7月9日から始まったそうだ。種目は男子シングルスのみのアマチュア大会だった。

1884年女子シングルスと、それまでオックスフォードで開催されていた全英男子ダブルスウィンブルドンで開催されるようになった。1913年には女子ダブルスミックスダブルスが加えられ、1968年にはプロ選手の参加が認められた。

世界中から強豪選手が参加するようになったため、地元イギリス出身者は長らく優勝できなかった。男子シングルスでは1936年のFrederick John Perryから2013年のSir Andrew Barron "Andy" Murrayまでの77年間、優勝がなかった。また、女子シングルスでは1977年のVirginia Wadeの優勝を最後に40年以上イギリス人の優勝者は出ていない。

ちなみに、このように海外勢いに門戸を開いた結果、地元勢が淘汰され消沈することを「ウィンブルドン効果」という。

開催時期は原則として6月最終月曜日から2週間で、ちょうど英国の社交の季節だ。競馬ロイヤルアスコット(「マイ・フェア・レディ」に出てくるあれ)、競艇ロイヤルヘンリーレガッタもこの時期だ。

ドレスコードが厳しいのでも有名で、原則身に着けるのは白一色である汗じみが見苦しくないようにともいわれる。ブリタニカのページなので確かだろう。

https://www.britannica.com/story/why-do-tennis-players-wear-white-at-wimbledon

女性テニスプレイヤーファッションドレスから見せパンまで

https://www.messynessychic.com/2017/07/07/from-corsets-to-culottes-the-women-who-dared-to-change-wimbledon/

元々、ウィンブルドンでは女性はロングスカートや分厚いシャツそれから帽子かぶることが要請されていた。こちらではコルセット付きだったとも(ただし白い衣装について異説を紹介していることに注意)。20世紀初頭のテニスプレイヤーは道行く女性の姿と大して変わらなかったのである。だから本気で優勝を目指すことはおろか、ちょっと大きな球を返すのさえ大変だった。当時の男性がずっと軽装だったのと対照的である

流れを変えたのはDorothea Douglass Lambert Chambersという選手で、1900年により簡素シャツネクタイ姿で登場した。7度シングルで優勝し、1908年には夏のオリンピック金メダルを取っている。彼女1910年ドレスコードやエチケットについての本を著している。

その後フランスのSuzanne Lenglenがテニス界のフラッパー(新しい女)として知られるようになった。飲み物ブランデーと入れ替えたり、強めのメイクをしたりといたずらも好きだった。負けると感情的になったことでも知られる。彼女は白のみのファッションを許容していたウィンブルドンに立ったが、エキセントリックファッションセンスでも知られていた。ミンクオコジョコートをまとい、当時としては短いスカートプレイしたのである彼女が次の世代女性たちに道を切り開いた。

そして戦後1949年、Gertrude Moran(Gorgeous Gussie)がスキャンダル引き起こした。というのも、ウィンブルドン意匠は白一色だと規定されていたのだが、そのあまりにも「明らさまな」白い衣装に観客はショックを受けた。どういうことか。試合の前にMoranは公式開催主のTed Tinlingに衣装デザインしてくれと依頼していた。一見すると規定に従った衣装に見えるのだが、実際にプレイするとフリル付きの下着が丸見えになったのだ。

これに関し、All England Club’sの委員会は「ウィンブルドンに野卑と罪を持ち込んだ」と猛烈に批判し、国会でさえ適切な衣装についての議論が起こった。Tinlingは33年のキャリアにもかかわらずウィンブルドンホスト追放された。にもかかわらず、Moranは魅力的な姿から彼女は人気だった。彼女は後に「自分はただの女の子だったが、メディアが大げさに書き立てたのだ」という趣旨発言を残している。彼女60年代まで活躍した。

見せパンの定着以降

https://www.thecut.com/2018/08/womens-tennis-outfits-convtroversy-history.html

衣装に関する議論は定期的に起きている。全ての内容を翻訳していてはページが長くなるので、見せパン関係するいくつかのみをピックアップする。

1958年アメリカのKarol Fagerousは金のラメ入りの見せパン全仏オープン披露したが、すぐさまウィンブルドン大会への参加を禁止された。「対戦相手不快にさせる」のがその理由だ。しかし、金のラメを白いレースで覆うことで参加を許可されている。

あるいは2016年ナイキデザインしたベビードール風のテニスウエアがある。しかし、選手身体を隠すのに苦労したし、ひらひらして浮いてくる。実際写真検索するとしょっちゅうパンというか見せパンが丸見えになる。なので、ナイキはすぐにその衣装改善したそうだ。

https://www.slideshare.net/guimera/wimbledon-2014-fashion-through-history

見せパンについてはこちらも参照。たとえば6番目の写真のChris Evert、1976年ピンクの見せパンや、41番のTracy Austin、1981年黄色の見せパン確認できる。50番はTatiana Golovinは赤の見せパン(短パン)で、このときウィンブルドン衣装がすべて白という規定抵触するかどうかでもめたらしい。一応、下着の色は自由だということでおとがめなしだったそうだ。56によるとMaria SharapovaSerena Williamsの赤の短パンが、そして色付きのネイル問題になったらしい。

https://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/bbc-bosses-blasted-focus-female-17086364

なお、大衆紙によると2016年BBCの偉い人がテニス選手の見せパンやお尻ばかり撮影したと批判されたようだ。以前にビーチバレー記事でも書いたが、カメラ性的にならないようにする工夫というのは必要である

じゃあパンツの歴史は?

記事が長くなるのでこちらの週刊誌記事を貼っておく。

https://www.news-postseven.com/archives/20190904_1444086.html?DETAIL

エラリー・クイーンを読んでいた時に、確か「Zの悲劇」だったと思うが(いや、「レーン最後事件」だったかな?)、ペインシェンスという娘が恋人スキャンティパンティー、ショーツの別名)を買いに行く場面があった。同時代小説での証言として興味深いのでメモしておく。

https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a35747586/history-of-pantslooks2021/

また、パンツでヒットしたのでここに記す。死文化していたが、フランスでは女性スカートでないパンスタイルをはくことが法で禁じられていたとのこと。女性の権利に関して非常に進歩的である地域に見えても、案外不平等システム残滓が残っていたりするのもので、ときおり愕然とさせられる。たとえばスイス女性参政権が得られたのは驚くなかれ1991年である女性への制限男性への制限、どっちでもない人への制限、みんなで少しずつなくしていきたい。

ところで……

よくドレスコードなんかでもめる話で、ハイヒールを必ずはくよう要請される場所というのがある。なんかの映画祭でも話題になっていたことを記憶している。伝統に敬意を払うのは大事だが、はいていないと入場できないのはやりすぎのように思う。ドレスコードってのはみんなが居心地悪くならないようにするためのもので、人を縛るものとはちょっと違う。

例えば、足を怪我していたらどうするのか。もっと極端な話、脚が生まれつきない人はどうするのだ。茶化しているのではない。様々な疾患や障害があろうが困らないようにするほうが、誰にとっても生きやす社会になるはずだ。

結論

余談1

「Tennis Girl」というスカートからお尻丸出しの歴史的に有名な写真がなんと英語版ウィキペディアには掲載されている。ウィキメディアコモンズにはときおりとんでもない画像があるから驚かされる。

余談2

自分投稿ブルマ増田としてまとめてくださる方がいる。あるいは、いつも応援コメントをつけてくださる方がいる。ありがたいことだ。けれども、どうやって拾い上げているのだろう。一日に何千件も投稿されるはてな匿名ダイアリーの中から見つけるというのは大変な作業だ。すべてが注目エントリに入るわけではない。いったいどうやっているのかちょっとうかがってみたい。ブルマーというキーワードで定期的に検索をかけているのだろうか? それともそういうスクリプトが組めるのだろうか?

次回は?

気になっているテーマ複数ある。

例えば女性ショーツ(そして見せパン)の形の変遷、チアの見せパン歴史。また、古代エジプトクレオパトラカエサルと会ったときにどういう服装をしていたのか(絵画のようにトップレスになることがあったのか)、それからトップレスが許容されていていた地域時代的変遷だ。これは身分にもよるだろうし、少し複雑になるだろう。あるいは、どうしてギリシアローマの流れを引き継いだ西洋絵画では、長らく女性器と陰毛があまり表現されていなかったのか。多くの古代文明では時に具象的に、時に抽象的に表現されているのに。謎は多い。

インターネットだけでの調査にはおのずと限界もあるだろう。仕事家事時間がとれるとも限らない。

相変わらず次回はいつになるかはわからない。またいつか会いましょう。

2022-03-19

世にトレパクの種は尽きまじ?

二次元関係コンテンツで幾度となく繰り返されてきた炎上ネタに、トレパクは確実に含まれるだろう。

ここでいうトレパクというのはpixivの解説の中にあるような、

を指している。

このトレパクだが、少なくとも日本ネット界隈では非常に忌み嫌われている。

その悪印象たるや、一度でも発覚すれば、恐らく一生言われ続ける汚名になりかねない。

というか発覚後に、絵を描く系のクリエイターとして食っていくことはほぼ不可能

言うなれば界隈から永久追放みたく扱われることになる。

(ちはやふるの作者は奇跡的に再起できたケースだろう)

多分、世間一般芸能界での不祥事に置き換えたら、不倫に近いレベルだと思う。

しかし残念ながら、トレパクは今に至るまで根絶していないどころか、定期的に散見される。

過去に何度も炎上事件が起きている時点で、知らないはずはないのだが、一体どういうことなんだと首を傾げてしまう。

しろこれだけデジタル技術が発達した昨今なら、こんなのすぐバレるわけで。

それこそ「フリーハンドで模写したくらいじゃ、絶対にあり得ない一致」とか、たちまち露見してしまう。

しかも有名になればなるほどトレス検証される可能性は上がるのだから、長期的に見れば自分自分の首を絞めているのに。

でも無くならないのは、やっぱ自己顕示欲リブンの行き着く結果?

実際、悪質性が高いケースになればなるほど、当事者がまともに謝罪しているのを見たことがないので、プライド高すぎて謝ったら死ぬ病に罹るくらいには自己顕示欲旺盛と感じてしまうし。

(まともに謝罪しない点は不倫より酷いかも)

そして絵描きさんの名誉のためにも、こんなことを疑問に持ちたくはないのだが、もしかして現状トレパクって、相当カジュアルに横行していたりする?

もちろん

「そんなわけねーじゃん」

という答えを期待したいが。

2022-03-17

白眉(はくび)

同類の中で、特別にまさっている人や物。

語源は、中国故事成語の一つであり、三国志から由来される言葉

【用例】

この小説は、この作家が書いた数ある小説の中でも白眉の出来だ

彼女が手掛けたこ記事は、今月号の記事の中で白眉の出来だ

白眉の出来と言われるだけあって、この絵画は素晴らしい

第三局はあの棋士白眉の一局だった

今回の局はあの二人の対戦のなかでも白眉の一局と言えるだろう

なんか最近時々よく見かける言葉、「白眉」。

今のうちに知っておこう。

2022-03-04

anond:20220226230201

・縮まってはちぢまってっていれたら変換できるから試してね

エロ友情じゃなく百合とはっきりわかるものが少ないという理由の中には

絶頂がわかりにくいか絵画クライマックスつくりにくいのもあるとおもう

BLはとりあえず白いバナナ海苔のせて白濁液噴出させておけばなんとかなるので初心者でも参入しやす

2022-02-16

授乳手コキってなんで手コキ授乳じゃないんだろう

別に俺は授乳派でも手コキ派でもないんだが、

授乳手コキだと授乳あくま形容詞であって、手コキが主体となるじゃないだろうか。

から手コキ授乳だと声高に訴える授乳派がいてもおかしくない。

関係ないけど授乳派ってなんか芸術界隈っぽいな。野獣派とか白樺派みたいな。

成人が授乳される真面目な絵画純文学もっとあっても良いと思う。

2022-02-14

食べ物話題って難い

運動音楽絵画に生まれ持った才能や能力があるように、おそらく味覚にも個々の能力があるんだとおもう。その生まれ持った才能に育った環境経済力が複合的に合わさって味覚の価値観がうまれる。

TPO理解できるかってのも価値観を左右する。

なので不特定多数匿名ネットで美味いとか不味いとかマジ不毛

2022-02-10

「トレパク」は悪いことではありません

世間で「トレパク」と呼ばれている行為は、単なるイラスト制作手法ひとつに過ぎず、それ自体は何ら咎められるものではありません。悪いのは、

です。つまり、きちんと法律準拠して作品制作を行っており、人としてのマナーを弁えていれば、「トレパク」だからと謗られる筋合いは無いということです。

以下では、多くの人が「トレパクは悪」と思い込んでいる要因を指摘し、それらが間違っていることを説明します。

現状、非の無いクリエイターたちが「トレパク認定厨」の嫌がらせに遭ったり、彼らの嫌がらせに怯えながら活動しています自分では何も生み出さず、他人成果物に難癖を付けるだけのならず者どもが幅を利かせています。このような不条理は正されなければいけません。以下に述べるような正しい認識が普及し、健全創作活動が行われることを望みます

「トレパク」の定義

まず、認識齟齬が生じないよう「トレパク」という言葉定義をはっきりさせておきます。以下に述べる定義は、「トレパク認定厨」が警察ごっこ対象にしている行為の特徴を、過不足なく正確に表していると思います

他人視覚的な著作物(*1)の全部または一部、またはそれを編集(*2)したものを、「トレース元」と呼びます

トレース元」に描写された物体と、空間または他の物体との境界線(*3)を写した(*4)曲線のことを「トレース線画」と言います

トレース線画」を自身作品の一部として使用することを、「トレパク」と言います

(*1) 絵画写真映像など

(*2) 拡大、縮小、回転、反転、トリミング、色彩の変更、その他視覚効果を加えることな

(*3) 輪郭線が明示的に存在しない絵であっても、色の区別錯覚等を利用して、物体境界存在すると理解できるものを含む

(*4) 模写する、思い出して描くのではなく、トレース元の境界線認識できる状態で、それをなぞって線を描くこと

ポイントは以下です。

まず、「トレース元」が他人著作物またはそれを編集したものであることです。自分過去に描いた絵、または自分撮影した写真などであれば、「トレパク」とは言いません。

また、他人作品をそのまま使う場合だけでなく、サイズ変更や反転してトレースした場合も「トレパク」になります

また、トレース元の境界線をなぞって描いた場合のことを指します。模写した場合、思い出して描いた場合は「トレパク」に含めません。また、線画が部分的にでも一致していれば「トレパク」になります。たとえば、顔や手だけ一致した場合複数の「トレース元」をキメラ的に組み合わせたものも「トレパク」です。

「トレパク」が悪とされる理由

多くの人が「トレパクは悪いこと」と誤解する原因は、下記の3つに集約されます

  1. 「トレパク」は著作権侵害であるという思い込み
  2. 「トレパク」はクリエイター本来の実力を誤魔化すという思い込み
  3. 「トレパク」はクリエイターモラルに反するという思い込み

以下、これらがすべて誤りであることを説明します。

「トレパク」は著作権侵害であるという思い込み

まず、「トレパクは著作権侵害である」という主張は誤りです。

「トレパクかどうか」が「著作権侵害に該当するかどうか」の基準になることは、法律的にありません。著作権侵害に該当するのかどうかの基準は、「表現上の本質的な特徴を直接感得することができるか否か」です(下記サイト参照)。「トレパク認定厨」が指摘する「線画が一致するかどうか」と著作権侵害ほとんど無関係です。

イラスト類似著作権侵害になるかどうかの基準は、たとえば以下のページ等で弁護士が詳しく解説しています

法律的な観点からは、「トレパク認定厨」が騒ぎ立てるような「手の線画が一致している」とか「背景の小物の輪郭が一致している」とかいう要素が、著作権侵害に該当する可能性はほぼありません。それらが「作品本質的特徴」とは言えないからです。

特に、構図やポーズなどは著作権保護されません。それらは単なるアイデアに過ぎないからです。たとえば、「男女が目を合わせるのをローアングルから描く構図」とか「顎に手を当てて考えるポーズ」などは、美術表現上ありふれたものであり、著作権保護されません(こういうものまで著作権保護されたら、誰も絵を描けなくなるでしょう)。

そもそも、「著作権侵害である」と指摘したいのであれば、その要件に該当するか否かを議論すればよく、「トレパク検証」は全く無意味です。トレースであろうが、模写であろうが、思い出して描いたのであろうが、著作権侵害要件を満たしていれば違法であり、そうでなければ違法ではありません。

「トレパクは著作権侵害」という風潮は、単に法律的に間違っているだけでなく、「トレースさえしていなければ、著作権侵害にはならない」と言った誤解を誘発する恐れがあります。こういった認識は、クリエイター法律リテラシーや遵法意識を低下させるため、有害でさえあります

「トレパク」はクリエイター本来の実力を誤魔化すという思い込み

一部の人は、「資料、素材、ツールを使って描いた絵は、本来の実力ではない」と思い込んでいますが、これは間違いです。

この誤解の根本には、「"実力"のある人なら、資料などに頼らなくても、あらゆる構図やポーズが描ける」という思い込みがあります特に、絵の経験が浅い人ほど、こういう思い込みをする傾向がありますしかしこれは間違いです。頭の中だけであらゆる構図を絵の中に再現するのは、プロでも不可能です(もちろん、プロの方が見ずに描ける構図は多いでしょうが)。むしろ、実力のある人ほど、きちんと資料等を活用する傾向にあります

資料を使わずに上手い絵が描ける」というのは一つの芸ですが、「それが出来なければ"実力"が無い」ということにはなりません。魅力的な絵を描く人でも、「スケブ」などで一発で描くのは苦手な人はたくさんいます。一発で描こうが、アタリラフを何回も描き直そうが、資料を使おうが、最終的に完成した絵が、そのクリエイターの実力です。

そもそもデジタル絵を描く人であれば、誰でも「選択範囲」や「レイヤー」などのツールに頼っていますアニメ映画では、建物の崩落とか爆発とかを描くのにCGを多用します。「それらのツール機能自分の手で再現できなければ実力ではない」などと主張する人はいません。

「トレパク」は資料活用する手法ひとつに過ぎません。そして「資料を使ったら実力ではない」などという主張は間違っています。したがって「トレパク」だからといって、クリエイターとしての技量に難癖を付けられる謂れはありません。

「トレパク」はクリエイターモラルに反するという思い込み

上記2つの理屈通用しなくなると、「トレパク認定厨」が最後に縋るのが、この種の「モラル問題だ」という論拠です。

はっきり言って、「トレパク」をモラル観点から問題視しているのは、ネット上の一部の「トレパク認定厨」だけです。

普通イラストレーターが、「あなたが以前描いた絵と、手の線が一致する絵を書いた奴がいますよ」なんて報告されたところで、「知らんがな」と思うだけでしょう。趣味日記を書いてる人が、「あなたが以前撮った写真に写ってた桜の木と、背景の木の輪郭が一致する絵を描いた奴がいますよ」なんて報告されたところで、「だから何だ」と思うだけでしょう。普通の人は、見るから盗作を疑われるようなものでもない限り、ある絵が「トレパク」かどうかなんて、どうでもよいのです。

プロであれば尚更です。プロは、あるモチーフを描くために既に確立された表現があることを知っています。したがって、それに類似する作品が多くあることを知っていますし、自身もそういう作品を多く生み出しているという自覚があります。だから、絵が似ているなんてことは当たり前のことだと理解しています

同時にプロは「何がオリジナリティなのか」ということも良く弁えています。「トレパク認定厨」にはそれが足りていません。彼らは、線画が一致したり、絵柄が似ていたりすると、すぐに「パクリ」だと騒ぎ立てますが、その中にはアマチュアが見たって明らかに異なるものが多く含まれます。「トレパク認定厨」は、絵に関する知識眼力も足りていないから、異なる絵が一様に同じように見えているのです。

しかしたら、「トレパクは悪」と思い込んでいる無知クリエイターも、一部にはいるかも知れません。しかし、法的には「自分の絵の線画や構図をマネされない権利」は存在しません。存在しない権利を主張するのはただの我が儘です。鉄道会社に「遅刻しそうだから電車を30分遅らせろ」と要求しているようなものです。

そして、繰り返しになりますが「トレパク」は盗作でも著作権侵害でもありません。また、「トレパク」をしたからと言ってクリエイター技量が低いことにもなりません。事実に基づかずに、「あいつは盗作をした」「あいつは絵が下手だ」と他人貶めるのは、単なる誹謗中傷です。

なぜ「トレパク認定厨」は、「トレパク検証」とかいネットサーフィンの傍らにできる単純作業に夢中になって、他人を貶すためにネットの海を奔走するのでしょう?おそらく、思うようにならないことが鬱積しているのでしょう。その欲求不満を、生産的な活動で晴らさずに、「トレパクは悪」というドグマに縋って募らせているのが、「トレパク認定厨」という存在です。

「トレパク認定厨」へ: 人の道を踏み行いなさい

最後に、「トレパク認定厨」に言っておきたいことがあります。それは、

卑劣なことをするな」

と言うことです。

「トレパク認定厨のしていることは、クリエイターへの侮辱嫌がらせ誹謗中傷以外の何物でもありません。

彼らの手法は、「線画が一致している」ことを以て、「この絵は盗作だ」とか「そのクリエイター画力が低い」と論理を飛躍させること、あるいはその結論を言外に仄めかすことです。これは既に述べたように詭弁です。彼らは、法律絵画技術議論を避けるために論点をずらし、何の意味も無い「トレパク検証結果」をあたか重要証拠かのように演出し、クリエイターを貶めています。これは卑怯です。

また、そもそも法律的に問題があるのは「トレパク認定厨」の方です。彼らは、クリエイター名誉を不当に傷付けていますし、「トレパク検証」と称して作品無断転載を行っており著作権侵害も行っています。実際に、「トレパク検証」のまとめブログ管理人が訴えられて負けた事例もあります前科持ちになりたくなければ、そういうことは今すぐに止めなさい。

「トレパク認定厨」へ。匿名からといって、何でも許されると思うのは止めなさい。自身言動が、親や友人に見せて恥ずかしくないか、胸に手を当てて顧みなさい。人の道を踏み行いなさい。

以上です。

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