はてなキーワード: 脆弱とは
前は50ブクマ/エントリーほどのそこそこな増田だったのだが最近は10ブクマ/エントリーの脆弱増田になってきた
本当に伸びない
伸びても大抵50ぐらいで終わる
たまに300ぐらい伸びるのだがそれも50エントリーに一度ぐらい
かなり弱っている
俺にはもう増田でやっていく力はないのかも知れない
最初に断っておくが、この話にはオチはないし、見るべき教訓もない。
それでもただ書きたいだけだ。
今みたいにうつが一般的でもなければ理解がある時代じゃなかった頃の話だ。甘え病、怠け病として母ともども辛い目にあったと母に聞いた。
俺が物心つくまえに首をつって死んでしまったのは幸か不幸か、今となってはわからない。
もし実父を父として認識できる年になった後に自殺されていたら、多分俺は今以上に精神が不安定だったろう。
実父の父、俺から見れば父方の祖父も詳しくは知らないが両親の結婚時には亡くなってたそうだからやっぱりまともじゃなかったんだろう。
その実父の遺骨だが、実父の実家は受取を拒否し、母方の祖父の墓地の隅っこに小さな墓石と供に収めてある。
曰く「一家の恥さらしの遺骨などいらない」、だそうだ。時代を差し引いてもまともな家庭ではないだろう。
母方の祖父はお酒を飲むと人が変わる人だった。戦争をきっかけにお酒に溺れるようになったとも聞く。
祖母に対して暴力を振るうこともあったとか亡かったとか聞くが、俺が祖父になついていた為、あまりその手の話は聞かされなかった。
祖母がなくなってからは身体も弱って、ふらつきながらも酒と煙草を手放さなかった。
戦争がきっかけなのか、元がそうであるのかは分からないが、精神的に弱い人ではあったのだろう。
精神的な病とは無縁な継父の血を引いた妹もうつになり、母親は看病疲れから自分もうつになり、
最後はストレスからがんになって2年であっさり死んでしまった。
思うに両親をくっつけたのは、歪んが家庭にうまれた者同士の共感であり、モデルとする父親像、母親像を持たない故にいずれ結婚生活は破綻したと思っている。
そして継父の子である妹が精神を病んだことから見て、母親の育て方には子供を歪ませる要素があったのだろう。
精神的に脆弱な遺伝子を受け継ぎ、子供を歪ませる母親の強い影響を受けて育った俺は、
30前頃からうつにかかり5~6年かけてずるずると悪化し、ついに最後はまともな時間に起きて会社に務めることすら困難にクビになった。
そして病院や役所から労務不能の評価を受けることになり、生活保護を受けることとなった。
生活保護の経験談を見ると、両親が生活保護を受けている中で育ち、自立した子供の話がある。
勿論、美談になるくらいだから、それは限られた成功談であることはわかっているのだが、それでももしと思う。
実父が生活保護を受けてでも、世間から後ろ指をさされながらでも生きることを選んでくれていたのであれば、俺の生活は全く違っていただろうと。
継父は中卒で工場に勤め始め、そこで定年まで働き続けた人で、年功序列が長い分、稼ぎはいいが頭が悪い。言葉は悪いが本当に頭が悪い。頭は中卒のまんまだ。
例えば、ある程度の物事を知っている、あるいは調べられる人間なら連れ子とは言え
親子関係にある人間が「生活保護を受けその過程で自己破産」すると言えば、何らかの、通常ネガティブな反応を示すだろう。
中堅企業の役職クラスなら「この恥さらし」がの一言でもありそうなものだが、返ってきた反応は「ふーん、よく分からんけど」だった。
実の娘であるところの妹に対しても似たようなものだったので、そう言う人。
彼に自分が抱いている苦しみを理解してもらうのは不可能、そう不可能なのだ。
実父だって決して頭が良かったとは言えないだろう。
勉強はできたそうだが、「何を利用しても恥知らずと罵られても生き残る」ずる賢さがなかった。
だが、もしあの時、あの時代、今のようにセーフティネットの情報へのアクセスが容易であれば。
例え後ろ指をさされようと、公的に認められたセーフティネットを使い、卑怯だと罵られても生きていてくれたらな。
両親が離婚し、籍の上では父親でなくなっていたとしても、この苦しさを吐き出し、それに対して何かの助言をくれていたんだろうか。
寝れない頭でそんなことを延々と考えている。
入社5年目。残業は多いが未払いはなし。収入は悪くないと思ってた。
自分の市場価値をなんとなく知るために某大手転職サイトに登録した。
次々とオファーが来るがそのことごとくが今より1〜3M¥は下。
え?マジ?みんなそんな低い年収で働いてるの?
え?マジ?残業代全額出ない?おたく一部上場のくせにそのコンプラどーなの?
そんな感想ばかり抱いた。
当面は今の会社に居ながら、給与をさらに上げる交渉材料にするために評価につながる仕事を頑張るムーヴを採る。
あと入社する前にはそういう法定時間外労働は未払いの時代があったらしいので、暗黒時代に戻らぬよう組合活動を敢行。
いつでもホットライン&労基署駆け込みできるように連絡先の確認&スマホGPSログの定期保管を実施。
残業代が出ないとお嘆きの方へ:
時間外手当て、深夜労働手当て、休出手当てを各々の社則から引いて本来もらえるべき賃金を計算してみましょう
固定残業代?契約は明確にされてますか?何時間分がみなしなんですか?その額面は適正ですか?
転職するよりも労基署を焚き付けた方が手っ取り早いことが多いと思いますよ
既に円を刷り過ぎてて、国際金融市場から「あんたら中身が無いのに円の数多すぎ」と怒られている。
25年続いてるデフレ、人口減少社会、社会保障不安による消費意欲低下などの複合要因。
アベノミクス前はデフレスパイラルと言われていたけど、異次元緩和で金の量だけは増えてるから今はすでにスタグフレーション状態だと考える向きもある。
食うに困ってる人に金渡せば
それやると円の価値が暴落してやばい。すでに「国の体力と借金」のバランスでいえば日本はアウトすぎるほどアウトな状態でここで徳政令出したら、ソ連崩壊後のロシアみたいになるかもね。
建築関係以外の労働者にもお金が回ってない。これは実は日本だけじゃなくて世界的にこの傾向になりつつある。
一つは、山ほどある金が、資本市場内の取引にしか循環してないからというのがあると思ってる。これは異論色々あると思うけど。
金は山ほどあるんだけど、労働者に回すよりも資本市場(金融市場、株式市場等)で運用する方が利ざやがよいと、山ほど金を持っている人が考えているから。
経営者サイドはそのような投資家のニーズに応えて財務健全化を求められてるので、人件費に回したくない。投資市場がしぼんでも良いように内部留保を確保したい。
日本でデフレが続きすぎたせいで、人件費は一番利ザヤの悪い投資だということが世界の投資家のコンセンサスになって久しい。
企業の新規開発や新規投資は、前に述べたように将来の内需不安があるので鈍重。
公共事業増やしても入札不成立とかなんないわけ?
公共事業が入札不成立になってる原因は色々。地方都市だと地方経済自体が死んじゃってるからというのは割とあると聞く。
2000年代にずっと続いた公共事業削減の波によって、まともな体力を持った請負業者が全滅しちゃったとかは聞くね。で一人親方が増えて労働環境悪化とか。一時期ニュースになってた。
あと入札不成立の理由としては、大きな声じゃ言えないが談合への風当たりが強くなったからってのも、理由としてあるかなーと個人的には思ってる。
そうなの?
財務省馬鹿だね。なにを持ってゲームオーバーなんだかさっぱりわからないよ。
食うに困ってる人に金渡せば貯金にまわらんで消費するよ。
建築携わる人減ってるとか、過去の公共事業減少で得られなかった利益を穴埋めしてるとかないの?
ていうか、これ以上労働者や土建屋足んなくて公共事業増やせないレベルなのに公共事業増やしても入札不成立とかなんないわけ?
ニュースでやってたけどうちんとこ入札不成立出てるよ。
MOFはむしろ増税したがってる。つーかこれだけ異次元緩和続けてるのは、国際金融市場に向けていつかは消費増税というのを言い訳として使ってるから。本当はもうとっくにゲームオーバーだけどな。減税は政権の人気取りカードに成り下がってる。
公共事業は増やしてるじゃん。オリムピックなどで。でも焼石に水っぽい。土建屋は多少儲かってるかもしれないね。どっちみち労働市場まで金が回ってこない。
何でだろうねーと思うけどね、企業側も財務健全化をしつこく言われてるせいもあって内部留保を放出したがらない。絶賛ふくらんでる株式市場があぼんしたらこわいからな。内需が脆弱だからなおさらだなぁ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20170725-00073548/「こんなに捨てています・・」コンビニオーナーたちの苦悩
こんにちわ。しがないコンビニオーナーです。上記の記事を読ませて頂きました。
食品廃棄や棚不足(万引きなど)から本部が利益をとるというのは、どう正当化しようとしてもおかしいと思います。
なぜ契約したのかと問われますが、彼らは契約の際、コンビニ会計について
説明しません。後から、聞いてもそんなのは知りませんと本部社員は一様にとぼけます。
彼らはコンビニオーナーにたいして、人間として誠意を持って接する気などないのです。
このようなコンビニ会計がまかり通っている国自体が私は情けないし、恥ずかしいです。
食品廃棄問題が報道されるたびに、またコンビニのことには触れないのかと
また、公正取引委員会も力が弱く、相手にはしてくれません。政治の力も当然あると思います。
本部に逆らい、食品廃棄を減らしたら、契約更新させてくれません。
私達も不必要な食品廃棄を出したくありませんが、契約更新してもらうためには食品廃棄を本部の
望むように出さざるお得ません。
廃棄一部負担を各社しているようですが、様々な条件があったり、元々は加盟店の取り分であったりします。
そんな恩着せがましい事をせず、コンビニ会計を是正してくれた方がよっぽど、世の中のためです。
その上、食品廃棄や棚不足(万引きなど)に本部チャージ(取り分)を乗せているのですから、
悪魔という他ありません。
ネットやスマホは私のような脆弱な人間の声を皆様方に届けることが可能なのかもしれません。
私はコンビニ本部にコンビニ会計を是正し、大企業としてあるべき姿になって欲しいだけなのです。
ただ、私一人が声を上げたところで相手にされません。
オタク&研究者の端くれとしてほんと辟易してたんだけど,これ,やっぱ、一部のオタクが馬鹿すぎて害悪だなあという結論にしかならんわ.
作者さんたちがひどくショックを受けたのはわかる.仮に著作権法を理解してたとしてもあれは不意打ちだもんな,そりゃ身構えるよな,と思う.
でもそれは,「晒された」わけでもないのに過剰反応して騒いでた一部のオタクの免罪符にはならんわ.
男女問わず,わかってるオタクはちゃんとわかってた.まあ,引用は自由だから法的な問題はないよね,っていう正論を言ってた人は大勢いた.あるいは,正しい知識を提供されて冷静になった人もたくさんいた.でも,オタクの中には,著作権法をろくずっぽ理解せず二次創作をしてる・楽しんでる連中が一定数いることが白日の下に曝されてしまった.
素人だから詳しくなくても仕方ない,って擁護もたくさん見かけた.まあ,これが安保法制とか大店法とか銃砲刀剣類所持等取締法とかの話ならそうかもしれないし,八百屋のおっちゃんや惣菜売り場のおばちゃんが著作権法に詳しくないのは別に問題じゃない.もしくは,著作権法でもすっごいマニアックな箇所の話なら,まだわかる.
でも,ふだんから二次創作を楽しんでる人たちが,著作権法のイロハのイを知らなかったのは,やっぱりありえないと思う.
しかもそれで,じゃあお前らがやってる二次創作はどうなの? って言われたら,親告罪だから黙認されてればオッケーだの規約で認められてるだの二次創作にも著作権は発生するだのスラスラよどみなく喋るわけじゃん.なんだよわかってんじゃねーか.その通りだよ現状の著作権法の枠組みではお前らの言ってることは正しいよ.じゃあ同じように現在の著作権法で認められてる無断引用も受け入れろよ,って話になると何故か怒り出すんだよな.馬鹿じゃねーの,って思うわ.
(念のために言うと,私は二次創作に関してはパロディを合法化する規定を導入するなどして完全にホワイトにすべきだという立場.赤松先生たちが勝ち取った運用上の妥協では生ぬるく,絶対に二次創作が摘発されないよう著作権法に書いておくべきだと思っている)
論文っていう他人の著作物を,著作権法も知らないくせに違法だ違法だと吊し上げたり,引用を規制すべきだとか噴き上がるの,ふつうに表現規制なんだけど,表現規制反対だの言ってる人たちがこんなアホな理屈にコロッと騙されてるのほんと衝撃だったわ.お前ら何のために闘ってたんだ?
で,自分らは「無断引用」してるなんて露とも思わず,件の論文や解説記事の内容を引っ張ってきてあーだこーだと議論してたりする.なんだよ,無断で引用してもいいってちゃんと知ってんじゃん.じゃあ遠慮なく無断で引用していいよな?
私は,この問題が起きた当初は,やっぱりオタク界隈のマナーみたいなのを尊重すべきだよな……と思っていた.「私の作品を研究に使うな」というのは,法的には禁止できないけどお願いする分には自由だと思うし,研究者側もそれを尊重したほうがいいと思ったからだ.
でも,オタク界隈の「マナー」なるものが,著作権法も知らずに組み立てられた裁判では敗北必至の俺ルールだとわかった今となっては,そんな必要はないと思う.
なんで法律をろくずっぽ知らずに勝手に決めた俺ルールを尊重してさしあげる義理があるの?
そっちの方がよっぽどオタクを馬鹿にしてない?
ていうか,支部で二次創作やってた者としては,自分の書いた小説は世界中に公開したつもりでいたし,「これを書いたのはおれなんだ! もっと読んでくれ!」って思っていたから,pixivでランキング上位に載っている小説を「公開されていない」と主張する連中の方が信じられんわ.
なんなの? 創作なめてんの?
挙げ句の果てには「でも法的には村上春樹といっしょだからなぁ……」という主張に対して「商業小説と一緒にするな!」なんて言い出すトントンチキもいる始末.
はぁ? 二次創作を馬鹿にしてるのか?
確かにジャンクも多いけど,本当に面白い二次創作小説は十分に商業小説と渡り合えるだけの力を持ってる.なんでよりにもよってオタクが,二次創作を貶めるようなことを言い出すんだ?
オタクの二次創作は書店に並んでる純文学とは違うんだ同列に扱うべきじゃないとか,なんだよオタク差別かよ.同等に,対等に扱えと求めていくべきでは? 流通とかの面で一般書と同列に扱われないのは仕方ない面もあるけれど,せめて批評や研究には同等に開かれているべきでは? 我々はアパルトヘイトではなく同権を求めるべきでは?
文化が萎縮する?
公的に発表したもんを合法的に引用されて萎縮するような文化なら萎縮すりゃいいんだよ.
批判に耐えられないっつってクジラックス先生が筆を折ったらどう思う? LOが自主廃刊したらどう思う? 最終的には逃げるのかよヘタレだな,って思うだろ? それと一緒だよ.法規制で萎縮することには表現の自由の観点から反対すべきだけど,表現の自由というフィールドに出ていくことに耐えられないっていう文化にはそもそも土俵に上がる資格がねえんだよ.pixivやコミケなんぞに色気を出さずおとなしく仲間内で回し読みしてやがれ.そうすりゃ引用なんてされないだろうよ.
研究してくれなんて頼んでない? 誰もお前に公開してくれなんて頼んでねーよ.公開した=引用も研究も批評も感想もどうぞご自由に,って意味なんだよ.
結論としては,オタクの品位を落とす一部の馬鹿のことなんて,研究者諸兄は無視してよろしい.どんどん公表されたオタクの創作を無断で引用して自由に研究してくれ.それは著作権法で,研究者に限らず全ての創作者に保証された権利なんだから.頭の弱い繊細チンピラにビビって自分の権利を手放すこたぁない.なにせ相手は,プライベートな日記でも何でもない,小説なんだから.万人に読まれることを自ら欲しているんだから.
(作者? 公開された時点で作者なんざとっくに死んでんだよ)
オタク側も,気に食わん研究をされたら,著作権法で認められた引用を武器にして表現の自由というフィールドで殴り合えばいい.研究者の論文を好き勝手に無断で引用して,興味深い発表ありがとうございました私はこの分野は門外漢なのですがお前の研究はここがなってねえんだよ研究なめんなよ,と手斧を投げればいい.その指摘が正しければ研究者は納得するだろうし,間違っていれば改めはしないだろう.それだけの話.
enemyoffreedom ずいぶん遅刻した上に雑な駆けつけ擁護だ。研究倫理とかセンシティブなビッグデータの取り扱いとか難所が多い分野なので院の1年が手を出すべき領域でなかったというだけ。まぁ本人というより指導教官のポカ
すまんな.問題発生直後はもうちょっとオタク寄りの立場で色々書いてたんだけど,未だに馬鹿な理屈でゴネてる連中が一定数いるのを見て考えが変わったんや.
この期に及んで大学はだんまりなのか責任をどう思ってるみたいなこと言ってる奴もいるんだよ? もうね,アホかと.馬鹿かと.未だに,著作権法をめぐる裁判の中で確立された「公表」とは何ぞやという法的認識を「研究者の内輪の認識」だと思っている奴がいるんだぜ? ちょっと調べりゃすぐわかることなのに.ダンス教室の生徒は「公衆」で300人に配られた卒業文集は「公表」っていう判例があるのに,pixivが公表にならないわけねーだろと.いや個々の判例なんて知らないのは仕方ないけど騒がれてからだいぶ経つのにその辺をちっとも調べずに騒いでるのありえなくないです? そんな馬鹿はもう著作権法で殴ってわからせるしかない.
研究倫理? 作者の意志で公開された小説の研究に際して何の問題があるっていうの? 夏目漱石全集を片っ端から調査するのとどう違うの? 村上春樹作品からセックス場面だけを抽出することになんか倫理的な問題があるの? ONE PIECE全巻を分析することの何が悪いの? 私たちの文化はそれらの作品と何か違うところがあるの? 同じでしょ? 等しく,文学あるいは漫画として尊重されるべき存在でしょ? 私たちの文化は主流派文化と伍していくことのできる存在だし,主流派文化と対等であるべき存在だし,実際に著作権法はなんの区別もしていない.なんでそこで線を引こうとするの?
そういう態度の方がよっぽどオタクの権利向上に反しているので,受け入れられない.
あ,研究の質はまた別ね.そこは容赦なく表現の自由というフィールドでブッ叩かれるべき.最初からそういう話ならなんも言わなかったよ.下手な論文が酷評されるのは下手な小説が貶されるのと同じだからね.でも下手な論文を発表する自由まで奪われるべきじゃないし(だって,私の書いた下手なSSを発表しても,中身はともかく「発表したことそのもの」に対する文句なんて誰も言ってこなかったし,それが当たり前でしょう? だったら論文もそうあるべきだよ.少なくとも,医学や社会学や文化人類学みたいな分野とは違って,完全にブッキッシュな研究である場合には),そこを同胞であるはずのオタクが制限しようとするなら私は表現の自由を掲げて闘うよっていうだけの話.
bronson69 大筋同意なんだけれど、「範囲を限定して公開された情報」と「無限定に公開された情報」の取扱いが同じでいいのだろうか、ってのは引き続き気になっている。
件の論文で扱われていたのは,住所氏名電話番号病歴逮捕歴政治思想とかの「個人情報」ではなく「著作物」だということを考えれば,同じでいいと思う.前者は,たとえば電話帳や連絡網に記載されていたのを無制限にバラ撒くべきじゃないけど,後者はまた別だよね.だってそれは「他人に読んでほしくて公開する」ものなのだから.
そもそも,「メールアドレスを登録してR-18表示設定にしないと読めないpixivのR-18小説」って,「本屋でお金を払ってシュリンクを破らないと読めないジャンプの漫画」「Amazonプライム会員にならないと見れない映画」「日本ではまだ翻訳されていないのでイギリスから取り寄せないと読めないハリー・ポッターの最新刊」「レンタルビデオ店に足を運んで黒いのれんをくぐらないと借りられないエロビデオ」「空襲で焼けてしまって全国で数えるほどしか残っていない戦前の作家の作品」とかと比べて,そんなに公開範囲限定されてるか? って思うけど.pixivの小説デイリーランキング上位って普通に閲覧者が万の単位でいるわけで,普通に全世界にバラ撒いてるのと同じじゃね?(ちな,件の論文が発表された学会の会員は5000人.人文系のマニアックな専門書だと,初版の発行部数3桁はざら.「ぞうさつ」ってどこの国の言葉?)
asterpleo 異性愛ものとBLの内部ルールの違いや現在の周りからの扱いとかもろもろ絡んでるんですけどね。あと研究に使うならもうちょい無作為に、研究対象増やさないと。/そしてツッパという言葉を初めて聞いた。
女性が性的な創作をするときに向けられる好奇の目とかウェブ上の腐女子叩きとかは明らかに女性差別の一環なので,男オタクもそれとはちゃんと向き合うべきだと思うけれども,そもそも同じ公表された著作物なんだからルールの違いもクソもないよね,って話.私は女性が伸び伸びと性的な要素も含む創作をできる社会を望むけれど,堂々とやる以上は自由に引用され批評され得るっていう言論の自由の大原則の前では男も女も関係ないと思うので.
ていうか女性創作者に嫌がらせする人がいたとして,それは嫌がらせする人が悪いんであって引用した人が悪いのではないと思うんですが.ネット上での嫌がらせに対する法的措置を厳しくしようみたいな話なら私は賛同しますよ.
「全ツッパ」はもともとは麻雀用語なので,麻雀に縁がないとわかりづらかったかも.原義はこちらです>http://www2.odn.ne.jp/~cbm15900/html/k8-2.html.
TakamoriTarou 解析の為の複製は引用ではなく、私的範囲でもなく、情報解析の為の複製にもあたらないので微妙とか、公開の範囲は実はネットのID認証等を加味した裁判例ないとか、著作権方面でも言い切れるような話じゃないけども
まだその論点で粘るの? 勘弁してくれない? 47条の7ちゃんと読んだ? ていうかそれを言うなら,元論文は人手で分類したってちゃんと書いてるよね? 分析にあたって複製したなんてどこにも書いてなくない? 「pixivを見ながら手で数えました」って言われたらどうすんの? まさかそれも違法だとでもいうつもり?
公開の範囲? じゃあHulu会員限定で公開されてる商業映画やドラマは公表されてないのかよ!
こういう無理筋な批判がいつまで経ってもなくならないなら,やっぱり全ツッパしかないわ.馬鹿には原理原則論で対抗するほかないよね,っていう主張を補強してくれてありがとさん.話の通じない人たちの独自ルールなんて鼻で笑って粛々と法律に則って引用し研究し批評し感想を言ったりするべき.
Re-birth 著作権の話では内って流れになってたのに今更なにいってんの。同人側の当事者側がヒートしてたのは確かに無理筋で擁護しにくいけどだからって叩いてたら焦土やで
合法的な引用をされて焦土になる文化って何なの? 何でそんな脆弱な文化に遠慮して著作権法で認められた自由を制限しなくちゃいけないの?
それに,私たちの文化はもっと強いはずだと,一人のオタクとしては信じてるけどね.
newwaytodie 村の奇祭を調べる時に村人に嫌われる真似してどーするって話じゃないの?
奇祭の一部始終をニコ動にアップしておきながら「うp主に嫌われたらどうする?」と言われても,その,なんだ,困る.見られて困る祭りならワールドワイドウェブにアップしないほうがいいよね.
「それを言っちゃったら解決策が見当たらない」という趣旨の意見があるけど,解決してるじゃん.「誰にでも好きに二次創作を書く自由があり,それを公表する自由がある」「誰にでも公表された著作物を好きに引用して批評・研究・絶讃・オススメ・酷評する自由がある」「気に食わない引用をされたら誰にでも言論という武器を駆使してバトる自由がある」「自由に疲れたら作品を引っ込めてもいい.誰も止めない」ってこの上なくシンプルな解決じゃない? 余計な俺ルールを付け足そうとするからややこしくなるんでしょ.
私は風通しの良い世界が好きだし,オタク界隈がそうなってほしいと思ってるよ.
換気扇をちょびっと回したら嫌気性生物が急に死滅しはじめただけやで.風通しはどう考えても良くなってるでしょ.なお最初から窓は開け放してあった模様.窓開けっぱの部屋に住み着く嫌気性生物さんサイドにも問題がある.
「研究対象に逃げられてもいいのか?」って言う人もいるけど,ちゃんとpixivのランキング見てるのかしら.ふっつーにBL二次エロがうpられまくってますが.一部の人が非公開にしても別の人が公開で書き続けてるじゃん.全員が隠れようとしているわけじゃなく,気にしてない人もいるってことでしょ.
あと,文学研究者だとか人類学者ならそりゃ研究対象に逃げられたら困るだろうけど,今回みたいな「文章フィルタリング技術の研究」って,特定のサンプルに逃げられてなんか困ることあるの? 別のサンプル使えばよくね?
逃げられて困るという研究者は配慮すればいい.無断でじゃんじゃん引用していい,と言っているのであって,配慮してはいけない,とは言っていない.ただ他人に配慮すべきと強要することはできないよねって話.それはお前の都合だろっていう.
日本国の国法たる著作権法によって,あらゆる創作者に保証された引用の自由が,なんで自文化中心主義になるの?
「BL二次創作は商業とは違う!」だの言ってる方がよっぽど自文化は特殊だって幻想に染まってない? 私から見ればそれは普遍的な創作の一部で,特殊なものでもおかしなものでもないと思うんだけど,これってエスノセントリズム?
いや著作権法に従わず独立するっていうんならその意気やよしだけど,だったら著作権法で認められた権利も捨て去ってもらわないとねぇ.自分たちもウェブ上の記事や論文を引用してあれこれ言うことをしない,二次創作同人誌を違法アップロードされても文句を言わない,作者騙りされても口を出さない,っていうなら,なるほどこれは著作権法とは無縁に生きていく意志のある共同体なんだな,と思うしそこまでの覚悟があるなら尊重してやるかという気にもなるけれど,現実は違うっしょ? 他人には著作権法で保証された権利を認めたくないのに自分たちは権利を行使したいってのは通らんよ.
1ヶ月が経とうとしているpixiv論文問題ですが、皆様もそろそろ忘れてきた頃合いでしょうか。
備忘録として、書きたい。
問題の経緯や、研究上の・法的な問題、および女性オタクの側の事情についてはだいたい下でまとまっている。
https://anond.hatelabo.jp/20170525145352
https://anond.hatelabo.jp/20170527202448
https://anond.hatelabo.jp/20170528113521
https://anond.hatelabo.jp/20170530031948
https://anond.hatelabo.jp/20170531012221
前提として書いておくと私はヘテロ男オタで、全年齢向けの二次創作と一次創作同人が好きな人間である。R-18にはあまり触れることはない。最近はめっきり海鮮になったがちょっと前に二次創作小説を書いたことがあり、即売会でも売ったことがある。ついでに言うと研究者の端くれでもある。そういう立ち位置。
なのでやっぱり、そういう立場としては、腐女子の側をどうこう言う前に男オタの側の過去を振り返ってみる必要があるだろうなと思う。キチガイじみた腐女子叩きに加担したことはさすがにないけど(ていうかそんな腐叩きが蔓延ってたことも、後になって知ったくらいだ。けどまあ、知らなかったことは言い訳にならんよな)、腐女子の文化に対する偏見・蔑視のようなものが自分の中にあったことは否定できない。それは女性差別と同性愛差別の複合だという主張ももっともで、実際の行為に加担したわけでなくとも黙認・許容することでそういう連中が跋扈する土壌を作ってきたことは、謝るほかない。
けれど、今回の件で、一部のオタク(これは男女を問わない。ヒステリックに論文側を叩いていた男オタ、一山いくらってレベルでいた)が、著作権法について何もわかっていなかったり、引用も表現の一部なんだという大原則を忘れて表現規制を主張したりするのは、本当に醜悪な光景だったと思っている。
そして学問の側からは、文化人類学だのといった喩えも飛び出す始末で、なんというか、オタクを尊重している風でいてオタクの尊厳を傷つけている人が多いなって思った。ていうか、オタクの側から、同人を商業と一緒にしないで! という主張が出てくるのが、ほんと残念だった。
私は、いくつものジャンルで、私を夢中にさせてくれる、そこいらの商業作品よりも全然おもしろい、二次創作同人小説を読んできて、そのたびに心が踊った。ワクワクしながらページを繰った。読み終えて長い余韻に浸った。そういった経験があるから、二次創作だろうが商業作品だろうが、良いものは良いし、アニメだって漫画だって、主流派カルチャーとなんら劣るところのない、遜色ない芸術表現だと信じている。
でも、世間一般では、それは単なるオタクの二次創作だ。マトモな文化人や識者は鼻にもかけない。最近だとライトノベルはだんだん市民権を得てきつつあるが、二次創作はそうじゃない。それにオタクの中にも、まあ、でも、所詮俺らのやってることは二次創作だしな、っていう意識は一定数ある。
そんななかで、そんななかでだよ?
いったん公表した著作物であれば、村上春樹だろうがピコ手のエロ同人だろうが、同じ枠組みで保護し、同じ枠組みで義務を与えてくれているのは、大げさに言えば著作権法だけだ。
著作権法は、村上春樹の小説を無断で全文アップロードすることが違法なのと同じ理由で零細同人作家の薄い本を無断でアップすることも違法なのだ、と言い切ってくれる。著作権法は、誰かが勝手に村上春樹の作品を自分が書いたと偽って発表してはいけないのと同様にBL二次創作の著者名義を勝手に騙ってはいけないのだ、と保証してくれている。そして、今回問題になったように、村上春樹の小説が好き勝手に引用されていても拒否できないのと同じ理由で、合同誌に書いたヘボ小説を引用されあれこれ分析されても諦めなさい、と告げてくれる。
これは、考えようによっては、すごく誇らしいことなんじゃないか?
法律に守られた著作者である、というその一点で、私たちは村上春樹と対等なのだ。同じ地平に立っている。少なくとも、著作権法という枠組みの中では。
私はオタク文化は主流文化と対等だしそうであるべきだと強く信じている。けれど、著作権のフェアユース規定がなかったり、オタク蔑視が残っていたり、オタク側の自虐や自己防衛もあったりして、なかなか対等だということになっていないのも受け入れている。それはもう、仕方のないことだと思う。
でも、だからって、既に得ている法的な対等の地位を捨て去ろうなんて主張に、頷けるわけがない。同人を商業と同列に考えるな、って主張は、一見もっともらしいけど、でも、「立場の弱い作品」として保護しようとか保護してもらおうっていうのは、対等じゃなくなるってことだ。かつて私の胸を揺さぶったあの感動が、商業作品よりも面白いと思えたあの作品が、「しょせん同人」になるってことだ。
創作の楽しさと苦しさを知る者として、それは、やっぱり嫌だ。創作は胸を誇れる素晴らしい趣味で、あらゆる作品は同じ地平に立っているんだと私は信じたい。私の書いたヘボ小説や、私を作ってきた素晴らしい二次創作小説を、私は貶めたくない。下手くそだ、と言われるのは私がヘボ字書きってことなので甘受するけど(くやしい! 次はもっといいものを書いてやる!)、そもそも商業とはまるで別物のお遊びなんだよ、と言われることは悔しい。だってそこには、紛れもない、本当の感動があったんだから。
だから、私は、同人小説だろうが好き勝手に研究や報道で引用していいんだよ、と強く言いたい。これ引用していいの……? とためらっている研究者がいたら、いいんだよ、と背中を押してあげたい(もちろん、不安なら許可取れば? とアドバイスはするだろうが)。だって、村上春樹の小説は、好きに引用していいんだから。私たちの文化が主流文化と対等であろうとするならば、そうされることを受け入れるべきなんだ。
私たちの文化は、「保護」を与えてもらわないといけないほど、か弱く、脆弱で、稚拙なものではない。私たちの文化は、そんなに惨めなものではない。
同人作品には商業作品と違った研究倫理や著作権に関する考え方を適用すべきだ、という主張は、オタクの権利向上に反する。だから私は、オタクとして、その主張を否定する。
daisya 余計なお世話。遊びでやってるだけだよ。
そういう遊びの領域はあっていいと思うのですが、遊びだというなら、真剣に創作に取り組んで作品を公表しているひとたちを、「勝手に引用するな!」だのとわめいて邪魔するのはやめてください。迷惑です。公表せず存分に遊べばいいじゃない。
この手の晒しコンテンツという奴にそう深く触れることはこれまでなかったのだが、まあ要するに意味深な発言をするSっぽい猫耳に釣られたのだ。
最初のうちは声なしなおかげで、迷惑配信者が他のプレーヤーに蹴っ飛ばされるのを単純に笑っていられるのだが、途中から声が入ると事情が変わる。
偉そうな子供がボイチェン使って「はい論破」とか言っているのを延々聞かされるのはなかなか苦痛だ。
だがさらに見続けていると今度は「下手」と言われるのがよほど応えるのか急に泣きだしてしまう。
その上にはついぞ己の常軌を逸した横柄さに無自覚なまま「虐められたくないよ」「僕がどんな思いで毎日過ごしてると思ってんだよ」と喚く。
母親への中傷によく反応しているが、彼の家庭環境がまともとはとても考えられない。
他のプレーヤーをすぐに裏切者と認定したり、逆にアイテム一つで仲間だと信じきったりする様子からは、境界性人格障害に典型的な「白か黒か」の二極化思考が伺われる(こういうことを書くとネットの住民がすぐ誹謗中傷に使うのでよくないのだが)。
恐らく彼の親は善悪というものを教えることなく、ただ自分の気分次第で彼を褒めたり叱ったりしてきたのだろう。
そうすると子供は何によって人が喜び何によって人が怒り悲しむかを学習することができず、「味方だから大丈夫」か「敵だから危険」かをその場ごとに判断することでしか他人を理解することができなくなる。
そしてまた彼は自分を無条件に他人より優れたものとした。そうでなくては誰からでも裏切られる可能性のある彼は自分を保てない。
たとえ敗北を喫したとしても、それを何とか「自分=最強」の図式に組み込まなければならないのだ。
彼はメンタルが強いから何度も配信を行ったわけでは決してない。
世にも脆弱な己自身を、せめてゲームの中では確立しようともがき続けたのである。
全く悲しい話だ。
彼は既にアカウントを消した。
こうした話で再特定される例は寡聞にして知らず、もう二度と彼の姿を見ることは叶わないだろう。
だが今の時点でそうして形成された人格が、後に改善していくとはどうにも考えがたい。
きっと彼は現実世界で蓄積される膨大な不満(不安というべきかもしれない)を、今後もネットのどこかで解決しようとあがき続ける。
やがて上手くすれば年功序列の息が長い企業に就職し、数年を耐えて「下の人間」を首尾よく手に入れるかもしれない。あるいはもっとろくでなしになるか。
いずれにせよ誰も(自分さえも)幸せにすることなく生きてゆく。
恐ろしいことだ。
ユーザーが自由に書き加えることが可能なパブリックドメインのシェアードワールドの脆弱性について。
○シェアードワールドとは
シェアードワールドというのは、複数の作品や作者で、物語の舞台となる世界や設定を共有している設定群のようなもの。
スターウォーズシリーズやクトゥルフ神話など、さまざまな作品で世界設定の共有が行われている。
その中でも(しばしば許可された範囲内で)誰でも設定群を創作物に利用することが出来る、パブリックドメイン、クリエイティブコモンズのシェアードワールドが存在する。
さらに、私たちでもいちユーザーとしてその設定群に書き加え更新する事の出来るものも存在する。
インターネット上でwikiという形で投稿や編集することが出来るシェアードワールドは「ゆらぎの神話」や、クリエイティブコモンズ表示のなされている「SCP財団」と呼ばれているものなどがある。これを記事内で"フリーの"シェアードワールドと呼び、その脆弱性について思うところを語ろうと思う。
ひとまとめにしてしまったが、それぞれを用いた創作物に対する細かな扱いなどは異なるので、それぞれのライセンスガイドや利用上の注意などを読んでほしい。
○本題
著作権を放棄していない作品の設定が、故意にしろそうでないにしろ匿名のユーザーによりフリーのシェアードワールドに書き足されその一部となると、それを元に創作された作品は実質著作権の残る著作物の無許可の二次創作になり、権利を侵害する恐れがあるのではないだろうか。
既にSCPでは、他者の著作物の写真を作品ページに流用しているコンテンツがある。ライセンスガイドで該当のページに関する作品を販売しないようにと呼びかけている…
自由に参加でき投稿することが出来る性質上、その書き加えられた内容が他の作品の権利を侵害する内容でないかどうか、誰かが管理する必要があると思う。
但し、この世の全ての作品の内容を把握し権利を侵害していないか検証するのは実質不可能であるとも思う。
匿名性があり、侵害した時に責任の所在が明確にされない以上、ユーザー参加型のシェアードワールドに基づいた作品は完全に他者の著作権を侵害しないと言い切るのは難しいかもしれない。
ただ設定の盗用や無意識の近似はシェアードワールドでない一次創作にも言える問題なので、どこまで気にしてどこまで気にしなくて良いかの線引きが難しい。
それ以前に、どこまでが設定の盗用なのか、それを判断するのは誰でどのような基準で行われるのかというところなのかと考えると、非常に面倒臭い。もう別に考えなくて良いのではと思ってしまう。
ただ、悪意を持って(それがシェアードワールドに対してなのか、盗用される元の作品に対してなのかはわからないが)盗用される場合、匿名性が仇になる可能性は高い。
シェアードワールドに関わる人は、その形態が脆弱であることを認識して対応していかなければならないのだろうなと思う。
他人事のように言っているように聞こえると思うが、私も今まさにシェアードワールドに参加しているので、難しいなあと思いつつ、覚え書きのように書いた。
「前(まえ)を向く」は間違いで、「先へ向く」が正しい。
「まえ」は謙譲語で「さき」が尊敬語だ。だから、「まえ」は自分のfrontのことで、「さき」がforwardである。
たとえ漢字では「前」と書いてあったとしても、それを「まえ」と読むのか「さき」と読むのか、和語では「まえ」と「さき」はまるで正反対のことばだ。
どっかのアベベだかなんかが、「『そもそも』には『基本的に』という意味もあると書いてある辞書がある」とか言ってたらしいが、辞書に書いてあることが正しいという保証は一切ない。むしろ教科書や辞書は間違えだらけだ。本当に和語や漢語を扱いこなせる天才は、いまでは殆ど実在しないので、そういう稀な天才が編纂したものに出逢えなければならぬ。
そもそも、「『そもそも』には『基本的に』という意味もある」という答弁自体が未就学児童の言い訳並であって、つまり、問題の所在がズレている。
こういう論点外しを許してしまうような質問をする方も失敗だ。裁判官ならばまだ、論点外しの答弁をわざとやった奴は信用に足りぬと認識する。しかし、国会とかの答弁を見聞きしている人間いわゆる国民に、裁判官のような知能があると期待していたとしたら、大間違いだ。民主党(民進党)の面々は往々にして、アマ過ぎる。
だから、卑怯な連中に出し抜かれたんだ。同じように、ヒラリーが勝てなかったのも、正しいことをしたからだ。邪悪な奴の卑怯なやり口には、正しさも善さも脆弱で、出し抜かれてしまう。そうして、プーチンが出し抜いて世界を支配しているのが現状で、プーチンの狙い通りにドナルドとシンゾーが転がされている。
インターネッツで話題になる「新事実」の類を見ると、なんだかインターネッツの外の世界と
世界観の連続性に断絶があるのではとしか思えないヘンテコなものが多い。
一番代表的な例はもちろん自民党が戦後大半の次期与党だったことを知らなかったり、
つい十年と少し前に「小泉旋風」をはやし立て靖国参拝や北朝鮮への強硬姿勢を煽ったマスコミを
「反日勢力」だの「在日に操られている」だのと思い込んでいたりするネット右翼の類だが、
これは実際インターネットに現れる病的現象の氷山の一角ではないかという気がしている。
直近で見ても、市販の漫画指導本にいい加減なことが書いてあるくらいの何十年も前からある傾向を重大事件のように騒いだり、
日本の下町の工場でも小規模ながら(そもそも生産量が小規模だから)ちょくちょく耳にするくらいの不祥事を
中国の工場独自の問題かのように大騒ぎするアレなツイートが話題になったりする。
不思議なのは、こう言った世間知らずも良いところな騒ぎを起こす連中の大半が、
どうやらインターネット以後の世界しか知らないような子供や若者ではないようだということだ。
御年70にして政権与党がどこであるかをここ数年になるまで気にしたこともなかったような残念な境遇の方もおられよう。
私には、インターネットという媒体自体に外の世界を忘れさせ、人の知性をいったんゼロにリセットしてしまう、
健忘症を引き起こす効果のようなものがあるのではないかという気がしてならない。
というのもひとえにリアルな世界におけるインターネットの影響を観察してのことだ。
国立の某大学や某大学に進学したようなリアルにそれなりの見識を持っていたはずの知人が
軒並みこの手の、自らに蓄積された知と明らかに連続性のない、怪しいネットの知識にどっぷり染まってしまうのを見たからだ。
千葉市長はバカフェミを今までもたくさん見てきてウンザリしてるわけですよ。
そんで「まーたバカフェミか」と、バカフェミカテゴリに放り込んで同じ対応をしてるだけです。個人として見てないと思うんだよね。
インタビューへの回答も含めて考えると、千葉市長の「あなたは普通ではない」発言は、バカフェミ界隈全体に対するものと捕らえるのが妥当でしょう。
バカフェミへの辟易・不信の現れです。バカフェミ界隈は自己批判と反省が必要ってことですよ。バカだから自覚も反省もしないだろうけどね。
あなたは1:1かも知れないが、こっちは市長1:千葉市民96万なんだよ。お前のバカ意見を聞いて96万人を蔑ろにできるわけねーだろ。