「恍惚」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 恍惚とは

2019-10-19

anond:20191019014758

既存フィクション作品のみをつかってひと目をひこうとして、表情やセリフ、また既知の設定背景といった細部が、使用目的合致しているか検証を怠り、その結果、本来目的無関係または反するようになっているもの炎上する」だよ。

 

献血は「なぜか」注射が怖いんだろうとセリフで愚弄しアヘ顔ドヤ顔で通行人を見下している。

のうりんスタンプラリーに誘うのに「なぜか」顔をあからめ胸をもちあげ恥じらっている。

みちかは案内しながら「なぜか」恥じらっている。現実にいたら案内内容を疑うレベル恍惚表情。

自衛隊員のくせに足が無防備すぎ。それでいったいなにを守る気なのか。

 

なんどもいうけどエロだの萌え絵だのはひと目をひくために倍率かけたテコ、誇張でしかない。

フィクションという枠のなかでは完成された手段。むしろ今の漫画界が無誇張では何もかけない判子絵師のための楽園といえる。

そこから内臓だけひきずりだすようにして現実に放り込まれる誇張済みキャラ達。

こういうのってネット萌え絵だけ見てどこがわるいんだろうと思うよりずっと駅という背景では無残なものなんだよ。

それなのに毎度誇張されているということしか指摘しない弁護士おばちゃんも本当に大丈夫なのかとは思う。

胴にタオルまいた女性の背後がうつってる温泉写真なんかはたしかにあまりに誇張がなく自然スルーしてるんだろうということがこの列挙からようやく読み取れる程度。

2019-09-22

昨日は

日記

来客があるので9時前に実家を出て、オーケーで足りないものを買い足し、自宅の掃除シャワーを浴びる

11

駅でぴろのと待ち合わせ

学校終わって一度帰宅し、またこっちまで来たらしい

今日は髪を下ろしている、いつもよりサラサラ

ストパーかけたと前に言っていたっけ

一度スタバに寄っておいもフラペチーノうつもりだったけど、忘れてそのまま我が家

源氏パイをかじりつつ、昼食を作る

オムライスと、ブロッコリーチーズ焼きを作ろうとしたけど、完成手前でチーズを買い忘れてるのに気づきオムライスサラダだけになった

ぴろのは美味しく食べてくれて、デザートに買っておいたモンブランまでペロリ

僕は相変わらず食べるのが早く、さっさと食べてベッドでゴロゴロしていた

食べ終えて、お昼寝でもしようとなった

とりあえずベッドに誘き寄せて寝かしつけた

我慢していたけど、結局ちゅっちゅしてしま

ちゅーの後ふと見せる、恍惚とした表情に不意に気持ちが震える

とりあえずお昼寝しようとなったけど、ぴろのはソワソワと落ち着かない様子で、逆に疲れてしまっていた

起きて再びちゅっちゅしたりふともも撫で回したり膝枕してもらったりする

手は出せないので我慢なのだが、不思議と辛くはない

我慢汁はかつてなくダダ漏れではあった

5時過ぎ、まだ明るいがそろそろ帰宅の途に

帰りに駅の先のスタバおいもフラペチーノを、買う

2個買おうとするが、ぴろの晩御飯が近いのでいらないと言うので一つ購入

2人で少しのみつつ、電車まで改札で少し話す

今日来て良かった、と言ってくれて救われた気持ちになる

でも2歳サバ読んでるので、罪悪感がする

本当は、もうすぐ30になっちゃうんだ、と言いたいが、動揺させたくない

もう少ししたら、言おうと思う

今日は気をつけて帰ってね、お疲れ様

2019-09-14

フェミ様の生態

フェミ様は

息を吸うように不満を感じ、息を吐くように不快感を表明する

そして不幸なアテクシと、正義感恍惚とする

フェミ様が文句を言うのは、鳩が首を振りながら歩くのと同じこと

フェミ様の文句を封じるのは、鳩の首にコルセットを嵌めるのと同じで、

虐待にあたる

一説によると、鳩の首にコルセットを嵌めても普通に歩けるらしい

2019-08-15

氷河期世代トラウマ持ちの自分って最悪

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48547530U9A810C1MM8000/

このニュースを見たらなんだか急に記憶の扉が開いたので長文を書くことにした。

自分就職氷河期が直撃した年齢だ。大学とき就職課のスタッフが全学生を講堂に集めて「お前らなんか取ってくれる会社があったらそれだけでありがたいと思え!」なんていう講習会を開くくらいに氷河期だった。

かに自分の周りでは「いかに多くの会社履歴書を書くか」とか「まぁ俺みたいなゴミクズ取ってくれる会社があるだけ御の字だわ」とかそんなやつが多かった。

自分大学に入る少し前はリストラだなんだと言って会社はかなりえげつない作戦で人をやめさせて人件費を浮かせ、結果残った人たちが激務にならざるを得ないなんていう社会に移行していた。しまいには今流行ってるからとかそんな理由リストラに踏み切る会社まであったような気がするが、このへんは現実フィクションがごちゃまぜかもしれない。

そんな就職氷河期の凄まじさは、しまいには戦略的留年するとか、大学院に進む人を増やした。なぜなら新卒カードがなくなったら何もかも終わるなんて言うことは当時の学生でもよくわかっていたからだ。いま卒業したら人生終わるなんていう凄まじい時代だ。

そんなわけで企業学生に対してどこまでも強くなり、大した理由もないのに内定取り消し会社がやるなんて言うことも結構やっていた気がする(違法だった気もするが平気でやっていた気がする)。

自分たちのちょっと前になるとバブル景気だ。この頃は会社学生をごそっとハワイかに連れて行ってアレヤコレヤと接待しまくった挙句にそのまま何もしないで採用していたらしい。バブル世代社員からいたことがある。ハワイはないにしても飲み会に連れて行ったり旅行に連れて行ったりしていい気分にして採用同意を取っていたそうだ。

本当かよって思うが実際にそうやって仕事を得たと言っていたのでそうなんだろう。

自分たちが何十枚も履歴書を書いて会社を選ぶ権利なんかないんだからとヒイヒイ言いながら会社を回ってどうにか面接にこぎつけて・・・とやっていたのにその目の前に座っている奴らはなんの苦労もなくハワイ採用されていたわけだ。

自分たちのちょっと後になるとむしろ学生が不足していて会社一生懸命人を雇うようになっていた。彼らは戦略的自分にあった会社を選んで着実にキャリアを積んでいる。

自分たちなんで「雇ってくれるだけでありがてえでございます!」なんていうメンタリティ仕事を探していた。目の前に座っている学生たちは「僕はやりたい仕事入社したい会社しまから」という体で話をしてくる。

なんで自分たちだけが必死に地面に頭をこすりつけて就職活動してきたのか、という疑問は今も拭えないし、なんで会社はそれでも新卒しか取らないのか、新卒就職を逃したら人生詰むのか、という疑問はある。第二新卒なんていう言葉もできたが、それだって結局新卒以外いらんという会社メッセージしかない。

そんな氷河期世代の記憶はあるが、それでも楽しげにやっているやつはいた。だが、自分は幼少の頃から親に植え付けられたトラウマのせいで更に世界に対してネガティブ感情を抱いている。

トラウマというのが何かはわからない人がいるかもしれないが、両親による虐待を受け続けてしまい、感情や行動が歪み、社会で生きづらい人、という感じで考えればいいと思う。みんなそれぞれ生きづらさを抱えているという反応ができる人は幸せだ。そうじゃないんだ。ちなみにトラウマを持たないか軽い人からしたら「どのくらい凄まじいか」は認識できないと思うから余計に苦しい。

両親からやられたことは、かんたんに言うと徹底的に人格攻撃される、何か意見を言っても徹底的に叩き潰される、親に騙される、親に対する安心感がまったくない、ということを100%の善意でやられる上にやり方がうまくて周りの大人には「いいご両親ね!」と言われてしまうことだ。

このトラウマのせいで自分世界に持っているネガティブ感情は凄まじい。

電話がなれば「詐欺電話か?」

上司に呼ばれれば「あ、首になるのかな?」

仕事を頼まれれば「俺に割り当てる仕事なんてこんなもんだろ」

褒められたら「なんで誰にでもできることをわざわざ褒めてるんだ?」

同僚に誘われたら「あー割り勘要員ほしいんだよね」

政府が何かすれば「こうやって更に国民から搾取するんだな」

がまず頭をよぎる。ある程度の歳になれば「理屈で」この反応をねじ伏せることもできるようになったが、返事をする頃には完全に疲弊している。「おいxx」「はい、何でしょう」の会話をするために一体どれだけの葛藤闘争があるかはなかなかわかってもらえない。

自分から徹底的に絞りたいやつがまた一人増えた」という理解でまず人を見るし、自分がなにか言っても結局みんな潰しにかかるし、否定する、だけど親が言った「信じることが大事」というキーワードで信じてしまう。

あれだけ自分人格崩壊させた親の言った人を信じろという言葉をなんで後生大事に抱えてるんだ?と思うかもしれないが、トラウマ、両親によって徹底的に破壊された人格矛盾矛盾と感じない。

両親は自分に何をしたかせっかくだからいくつか吐き出す。

テストを受けて結果を見せる、普段60点だけど少し頑張って80点とっても取れなかった20点だけに注視して「勉強時間毎日時間増やしなさい」というが、テレビなんかで同じ境遇の子供を見ると「私だったら子供が取った80点を褒めてあげたい、勉強は何時間やったかじゃない」と平気で言う。

成績表を見せれば泣き叫び具合が悪くなって寝込んでしまう。自分はわけもわからず謝るしかない。誤ったら誤っただけ善意で滅多刺しにされる。あなたにはもっと頑張ってもらいたい、あなたはやればできるのに、なんで頑張ってくれないの、なんで私の気持ちわかってくれないの、何時間もだ。要は「自分の子供は100点しか取らない、成績表には5しかつかない」というわけのわからない前提で見ているから「100点を取れないことがムカつく、5以外の数字があることがムカつく」ということなんだろう。

でも勉強ができない子供テレビなんかで見たら「子供個性大事個性を伸ばすようにしないと」と平気で言う。

父親は完全にランダム激怒する。もう何を言ったら怒鳴られるかわかったものではない。彼は平気で嘘をつく、論点をずらす、自分記憶改ざんする、そうして俺をとにかく黙らせて「ハイ論破wwwww」となる。当時の話だからまんま言わないが要はそういうことだ。それについて蒸し返すことはできない。もう徹底的に無視される。自分が言いたいことだけを無理やり相手に納得させる。そもそも「どう反応すればこいつを叩き潰せるか」でしか返事をしないから平気で矛盾したことを言う。30秒前に肯定したことを今否定するなんてことはザラだ。とにかく大事なのは俺を潰すことでしかない。下手に矛盾を指摘すれば更に激怒時間が増えるだけだ。

一度火が付けば満員電車の中だろうが飲食店の中だろうが徹底的に怒鳴りつける。周囲の目線が痛い。やめてほしい、死にたい、消えたい、という気持ちだけで下を向くしかない。それとは対象的に恍惚とした父の顔、恐怖でしかない。

そうやって育った俺は結局「人を完全に疑ってかかるけど、言われたことを馬鹿正直に信じて実行して痛い目を見るやつ」になった。

どうしてこうなった?と思うかもしれない、だがそうなった。なんの一貫性もない人格。ただただ苦しみでしかない人生世界で一番信じられないのは自分世界一醜いのは自分世界ダメなやつは自分自分笑顔写真で見ると鳥肌が立つ。なんでこんなに気持ち悪い生き物が写ってるんだ?周りはそんな自分をたまに褒めるが、パニックしかない。「こんな誰がやってもできそうなことなのになんで褒めるんだ?意味がわからない。むしろやめてほしい、おだてて俺からまた何か絞る気か?むしろとっとと切り捨ててくれたほうが自分感情矛盾しないだけスッキリする」

ということを言っている方が安心できる自分がいる。そんな自分氷河期世代の救済を政府が始めたときいたところで自分の中に構築された論理は「あーあいつらまた美味しい宝の山でも見つけたんだろうな」としか思えない。もし自分が生まれる前に行けるなら、徹底的に自分が生まれないようにしたい。

2019-07-20

『天気の子』を批判している人たちへの反論(1)

ネタバレあるので、まだ観ていない人は右上の×を押してください。

そもそも新海誠薄っぺらいじゃないか

 新海誠監督の最新作『天気の子』を観てきました。「ヤフー映画」の感想とかを見ていると、新海監督が公開前に言ってたように「賛否両論」の様子。……しかし、否定的評価をしている人たちの感想を見てみると、「賛否両論以前の問題」で、人物描写薄っぺらさを指摘している意見の多いのが印象的だった。

 だが、待って欲しい。「人物造形が甘い」とか「人物描写薄っぺらい」という批判新海誠にするのはいかがなものか。そもそも、新海作品にこれまで重厚人物描写などあっただろうか? 薄っぺらくない人物なんて一人としていただろうか?

 まず、大ヒット作『君の名は。』で考えてみよう。瀧君も三葉も奥寺先輩も、ラノベ並みの、いや、そういう言い方はラノベに失礼なくらい、ペラペラの薄さだったと思いますよ。三葉の悪口を言ってた同級生たちなんか、当社調べでは0.01mmの薄さで、わが日本が誇るコンドーム会社オカモトが対抗意識を覚えるくらいの薄さじゃないですか。

秒速5センチメートル』も同じ。主人公遠野君)は半年前に転校したメンヘラ気味の女の子に会うために、東京から栃木電車で向かう。しかし、大雪のために途中で電車は大幅に遅延する。その時の主人公遠野君)のモノローグを皆さん覚えていますか?

「たった一分がものすごく長く感じられ、時間ははっきりとした悪意を持って、僕の上をゆっくりと流れていった。」

 ごめん。最初『秒速5メンチメートル』を見た時、私はここで腹痛くなるほど笑い転げて、逆に何度もここを再生しましたよ。もうね、ほんとリアル中学二年生でもこんなポエムを呟かないですよ。時間は君に悪意を持つほど暇じゃないと思うんだよね。たんに大雪のために電車が遅延してるだけやん……

 未見の方いたら、すみません。この電車の遅延、単なる一つのエピソードじゃなくて、『秒速』のなかでは、物語の要となるようなエピソードなんです。

 意味不明自己満SF雲の向こう、約束の場所』、ジブリを真似た結果盛大にコケた『星を追うこども』。これらも、人物描写書道半紙なみの薄さです。

言の葉の庭』も、ストーリー人物描写の甘さについては微笑せずにはいられません。ユキノ先生いじめられてる理由とか、いじめてる生徒の描写とか、これ薄っぺらくないと思う人いるの……?

まあ、いるんだと思う。それはそれでいい。私が言いたかったのは、『天気の子』が「薄っぺらい」という理由批判されるのは不合理だということである。初めっから薄っぺらいし、中二病だし、セカイ系だし、自意識過剰のウィスパーヴォイスがうざいし。そんなこと、分かり切ったことじゃない。それを今更批判したってどうしようもなくない?

 というわけで、『天気の子』もただひたすらに薄っぺらいわけです。ストーリー人物描写説得力かには期待したらダメリアル中学生でも、もう少し人間に対する洞察力をもった人は五万といる。そのレベルです。主人公はどうやら「神津島から家出をして「東京」フェリーでくるわけですが、家出理由、とくになし。至って普通の家庭で、酷いイジメにあっていたとかでもない。なんとなく嫌だったから、くらいのノリ。いわゆる反抗期? なんとなく盗んだバイクで走りだしたい気分? サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて(The Catcher in the Rye)』を持っていたけど、まさかサリンジャーに感化されて?(笑) いや、笑いごとじゃなくて、マジで新海はそのレベルでなんとなく家出をさせてOKだと思っている人なんですよ。

じゃあ、なんでそんな薄っぺら新海作品はこれまで評価されてきたのか? とくに『君の名は。』の歴史的ヒットはなんだったのか? 問題はそこにいたる。

美しい背景描写

 第一に挙げなくてはならないのは、美しい背景描写だろう。カメラレンズを強く意識して、超広角レンズや逆光、望遠などが多用される。しかし、実際のカメラではあんなに綺麗に映ることはない。細かいファンタジック「嘘」がそこかしこに散りばめられている。ありえそうだけどありえない風景。新海が描き続け、そして観客を魅了しているのは、そうした風景にあるんじゃないのか。もっとも、この美しい風景も、セカイ系の、センチメンタル自意識過剰の、中二病ポエムではないのか、と反問されるだろうが、それについて私は次のように答えるしかない。「いかにも、その通り」

 で、そこから新海誠童貞」のような公式がでてくるわけだ。「たぶん新海さんは楽しい恋愛高校時代したことがないんじゃないですか」(石田衣良)という言葉が出て来る所以であろうが、これについては一言。たしか新海誠自意識過剰中二病ポエマーであるかもしれないが、全ての童貞自意識過剰中二病ポエマーであるわけではないし、またその逆もしかである童貞に対して失礼である石田衣良には猛省を促したい。

君の名は。』のカタルシス

 さて、『君の名は。』ヒットの理由について語るのは当然のことながら難しい。だが、これを見た人の多くが「東日本大震災」を想起したこと無視できるものではないだろう。『君の名は。』は、良くも悪くも「震災芸術」であり、『君の名は。』の賛否両論根底にあるのも、「震災をなかったことにしてもいいのか」というこの作品についての疑問から生じているだろう。

 『君の名は。』には、カタルシス浄化作用)がある。瀧君と三葉の恋物語以上に、この映画で「主役」となっているのは「彗星」であり「隕石である。突拍子もないことのように思われるかもしれないが、これは演出上も疑いを得ないことである。このことについては伊藤弘了という人が「恋する彗星──映画君の名は。』を「線の主題」で読み解く」という卓抜な評論を書いているので一読を勧めたい(http://ecrito.fever.jp/20170123213636)。

 少しだけ説明する。「糸守湖」が出来たのは劇中でも語られるように、1200年前にここに隕石が墜落したことにするものだ。瀧君と三葉は三年の時間差を越えて出会いを果たすわけだが、その奥には1200年という長大時間を経て、同じ彗星が墜落するわけで、あの惨劇を生み出した隕石は、それ自体隕石恋物語でもあったというわけだ。瀧君と三葉の悲恋は、その運命を受けいれて、むしろその「運命のもの」に同化するような形で、自己を超越した恍惚体験へと昇華する。これが、『君の名は。』のインパクトである伊藤は言う。

観客は人智はるかに超えたティアマ彗星の壮大な恋物語のうちに自らの似姿を見出し、同時に自己自身を超越する感覚を疑似体験する。これが本作の記録的大ヒットを支えた一因である

この伊藤の読みは、それ自身、私も正しいと思う。ちょうど隕石地球を目がけて猛烈ないきおいで突進してくる際に流れるRADWIMPSの「スパークル」の歌詞をここで引用しておこう。

運命だとか未来とかって 言葉がどれだけ手を

伸ばそうと届かない 場所で僕ら恋をする

 いわゆる「サビ」の部分がはじめて出て来るのは、隕石墜落のシーンなのである彗星隕石と化して「いまだかつてないスピードで君のもとへダイブを」するわけである。観客はかくして、瀧君でも三葉でもなく「隕石」に感情移入をすることになる。それによって、運命を超越した運命とでもいうべきものに同一化し、「自己自身を超越した感覚を疑似感覚」させるのが『君の名は。である。ちなみに言っておくと、これは何も新しい話ではなく、ギリシア悲劇古典的パターンであり、「悲劇」の快楽のものである。この点についてはニーチェの『悲劇の誕生』を参照して欲しい。

悲劇忘却

 要点のみを記す。1200年前に糸守町に落ちた彗星は偶然の産物である。劇中で墜落する彗星の《片割れ》もまた偶然の産物である。その偶然をしかしながら運命的なものにするのが『君の名は。』のドラマである隕石は、人間視点からはどうしようもない《偶然的=運命的》なものであり、それが世界に災厄をもたらす。それは《悲劇であるニーチェが述べるように、悲劇とは一方では自身運命翻弄され自身の非力さを痛切に認識した上で、他方ではそうした小さな自己を超越し運命のものに一体化する感覚のあるところに《悲劇》の快楽があるのだとすれば、『君の名は。』における悲劇とは、次のようなものである。(A)それは自己意志の無力と運命の強調という形で行われるのではなく、(B)確かに一方では自己意志の無力さを痛感させられるが、星の動きはたんに災厄をもたらす運命だけではなく、同時に強烈な人間的な意志でもあるのであって、運命から逃れていく偶然の力として描かれるのである。ここにおいて、まことに《運命=偶然》という奇跡的な場所での物語が描かれるのであって、その強烈さに私たちは感動をするのである

 震災を《運命=偶然=意志=恋》と化すことにより、現実震災美的昇華してしまうのが『君の名は。である。『君の名は。』は過去タイムトラベルすることで「震災をなかったこと」にするだけではなく、上に書いたように、情動レベル震災というトラウマを「昇華」させて、フロイト流にいうならば「喪の作業」を遂行することを促進するのである。「昇華」とは、「忘却」の別名である

 こうしたところが、『君の名は。』の慧眼な人々に批判される所以であるだろう。

 だが、どうだろう。《忘れない》ことが一つの倫理であることは疑わないが、《忘れる》ことも一つの生き方として否定されるものではないのではないか。また、《忘れさせる》ことを描いたものが《覚えられる》ということ自体が、完全な忘却からは救うはずだと私は考えるが、いかがだろうか。

──ライトな語り口で始めたのに、全然そうではなくなった。そして、肝心の『天気の子』にまだまだ辿りつけていない。次回、『天気の子』の内容に踏み込んでいきます

2019-07-09

異世界イケメンボイス転入池田くん

池田くんは少子化日本と、喪女を救うためにやってきた異世界から転入である

そのイケメンボイスを聴いただけで、女も男もたちまち恍惚として池田くんの卵を生んでしまう。

だいたい5時間で10個の卵を生んで少子化解決する。

卵は24時間孵化して、ちいさな池田くんが生まれる。

池田くんたちはお互いにテレパシー知識を共有しているから、生まれてすぐに甘い言葉をささやける。

池田くんの声を聞いてから卵を生むまでの期間は人によってすごく時間がかかることがある。

1年とか2年とか10年とか。

池田くんは太陽の光でもLEDの光でも光があれば生きていける。

でも池田くんにはひとつだけ苦手なものがある。

池田くんは泳げないのだ。海を渡ることはできない。

2019-06-02

天使 焦燥 関係 粘着質 羽 形而上 幽霊 屋上 薄紫 規範 妄想 屍体 女 無表情 残酷 迷走 陰核 夜 過去 驟雨 矢 憂苦 母親機会 意図的 破瓜 斜陽 無防備 脳髄 充実 無力感 果実 紅潮 神聖視 震動 無数 裸 花壇 懐疑 判断 舞台裏 悲傷 不意 免罪符次元 谷間 消極的 筆跡 刺激 黄金分割 幻覚 同等 慟哭 饒舌 望郷 下半身 肉塊 恍惚 否定 白墨 時間 淫液 支配 居心地脊髄 射精 変貌 御法神 緊張 視界 吐息細胞 苦痛 五官 断続的 証明 断片 逆撫 肉孔 孤独感 屹立 階段 保健室笑顔 給水塔 非道 快楽 我侭 近道 思春期 容赦 世界 気怠 猫 憧憬 休館日 淫猥 怪物 口腔 空 同化 圧力 感覚 網膜不思議 悲鳴 存在 弔問客 赤面 標本 無言 潤滑油 芳醇 自分 一瞥 凝視 液体 過信 雑木林 命運 陰鬱 神秘警報 放物線双眸 一筋 凶裂 突然 舌先 狭間 廊下 透過速度 秘肉 空虚 朦朧 天国 躊躇 煙草 錯覚 悲鳴 唯心的 収縮 自意識 忽然 不可能輪郭 彼岸 絞 無念 緋色 毛根 蠢 足早 脆弱 緩急 阿頼耶識 経緯 媚薬高潮 情事 性的衝動 違和感 構成 堕落 動悸 胸元教師 妖艶 複雑 子宮崩壊 硬直 整理 辟易 肉壷 発端 膨張 一抹 長髪 対峙 奥底 好奇心 警告 曖昧 払拭 偶像 人形 正反対柔肌 後悔 磁力線 重心 出血 不変 障害 役割 邪気 艶 窓際 凄絶 土埃 小水 焦点 符合 脚立 抵抗 拒否反応 維持 消毒 昼 必死勃起 蜜 金網 触発 混沌 丁寧 記憶 漆黒 満足感 激怒 抗議 汗 着席 飛沫 初恋 驚愕 眼鏡 白濁 益体 戦慄 相似形 特有 殴打 淫情生物学 逡巡 天然 理由 邪魔者 非才 縁石 悲願 努力 暴言 施設 尋常意味心 平静 隘路 裏手 肉 反射的 義務 渇望 肉感 気配没頭 自涜 皮肉 夕闇 津液 空白 様相 奇妙 卵 顕現 同居 溶解 不安 絶頂 才能 露呈 叙情陳腐 懸命 痙攣 粘膜 密集 安堵 接点華奢 分解 喉仏 自覚 水滴 歪曲 無情 沈黙 質感 橙 講釈 先端 素直 具象 高揚感 無駄 準備室 感心 残留 陽光 閲覧 司書 彷徨実習授業 夕刻 根拠 吐露 連日 相応 無彩色 悲哀 偏在 容易 耳元 焦慮 隙間 落第 狂熱 理性 源泉 出入口 清楚 積極的 搬入 消失盲信 慎重 苦悶 満喫 愉悦 軌跡 脳裏 悪意 恋人 贖罪 内臓 蔵書 一緒 羞恥 熱気 溜息 虚言 透明 不可思議 動揺 拒絶 間髪 柑橘乱暴 視線 接合部 供物 指定席 浄化 嗜虐心 単語 永遠 花心 境界線 解体理論武装 本棚 地獄 器官 呪詛 几帳面 縄尻 精神 翼蔽雑然 雰囲気 将来 畏怖 迷走 蹂躙 憎悪 懊悩 侮辱 如実 脳髄 下腹部 雛鳥 黒板 愁嘆 衝突 陶酔 中途半端 別離 痛覚 眩暈 子供 霧散狂騒 性交 言葉少女 さよならを教えて 天使 焦燥 関係 粘着質 羽 形而上 幽霊 屋上 薄紫 規範 妄想 屍体 女 無表情 残酷 迷走 陰核 夜 過去 驟雨 矢 憂苦 母親 機会 意図的破瓜 斜陽 無防備 脳髄 充実 無力感 果実 紅潮 神聖視 震動 無数 裸 花壇 懐疑 判断 舞台裏 悲傷 不意 免罪符 次元 谷間 消極的 筆跡刺激 黄金分割 幻覚 同等 慟哭 饒舌 望郷 下半身 肉塊 恍惚 否定 白墨 時間 淫液 支配 居心地 脊髄 射精 変貌御法神 緊張 視界 吐息細胞 苦痛 五官 断続的 証明 断片 逆撫 肉孔 孤独感 屹立 階段 保健室 笑顔 給水塔 非道 快楽 我侭 近道 思春期容赦 世界 気怠 猫 憧憬 休館日 淫猥 怪物 口腔 空 同化 圧力 感覚 網膜不思議 悲鳴 存在 弔問客 赤面 標本 無言 潤滑油 芳醇 自分 一瞥凝視 液体 過信 雑木林 命運 陰鬱 神秘警報 放物線 双眸 一筋 凶裂 突然 舌先 狭間 廊下 透過速度 秘肉 空虚 朦朧 天国 躊躇 煙草 錯覚悲鳴 唯心的 収縮 自意識 忽然 不可能 輪郭 彼岸 絞 無念 緋色 毛根 蠢 足早 脆弱 緩急 阿頼耶識 経緯 媚薬高潮 情事 性的衝動 違和感 構成 堕落 動悸 胸元 教師 妖艶 複雑 子宮崩壊 硬直 整理 辟易 肉壷 発端 膨張 一抹 長髪 対峙 奥底 好奇心警告 曖昧 払拭 偶像 人形 正反対 柔肌 後悔 磁力線 重心 出血 不変 障害 役割 邪気 艶 窓際 凄絶 土埃 小水 焦点 符合 脚立 抵抗 拒否反応維持 消毒 昼 必死 勃起 蜜 金網 触発 混沌 丁寧 記憶 漆黒 満足感 激怒 抗議 汗 着席 飛沫 初恋 驚愕 眼鏡 白濁 益体 戦慄 相似形 特有殴打 淫情 生物学 逡巡 天然 理由 邪魔者 非才 縁石 悲願 努力 暴言 施設 尋常意味心 平静 隘路 裏手 肉 反射的 義務 渇望 肉感 気配 没頭自涜 皮肉 夕闇 津液 空白 様相 奇妙 卵 顕現 同居 溶解 不安 絶頂 才能 露呈 叙情陳腐 懸命 痙攣 粘膜 密集 安堵 接点 華奢 分解 喉仏 自覚 水滴 歪曲 無情 沈黙 質感 橙 講釈 先端 素直 具象 高揚感 無駄 準備室 感心 残留陽光 閲覧 司書 彷徨 実習授業 夕刻 根拠 吐露 連日 相応 無彩色 悲哀 偏在 容易 耳元 焦慮 隙間 落第 狂熱 理性 源泉 出入口 清楚 積極的搬入 消失 盲信 慎重 苦悶 満喫 愉悦 軌跡 脳裏 悪意 恋人 贖罪 内臓 蔵書 一緒 羞恥 熱気 溜息 虚言 透明 不可思議 動揺 拒絶 間髪 柑橘 乱暴視線 接合部 供物 指定席 浄化 嗜虐心 単語 永遠 花心 境界線 解体理論武装 本棚 地獄 器官 呪詛 几帳面 縄尻 精神 翼蔽 雑然 雰囲気将来 畏怖 迷走 蹂躙 憎悪 懊悩 侮辱 如実 脳髄 下腹部 雛鳥 黒板 愁嘆 衝突 陶酔 中途半端 別離 痛覚 眩暈 子供 霧散 狂騒 性交 言葉少女 天使 焦燥 関係 粘着質 羽 形而上 幽霊 屋上 薄紫 規範 妄想 屍体 女 無表情 残酷 迷走 陰核 夜 過去 驟雨 矢 憂苦 母親 機会 意図的破瓜 斜陽 無防備 脳髄 充実 無力感 果実 紅潮 神聖視 震動 無数 裸 花壇 懐疑 判断 舞台裏 悲傷 不意 免罪符 次元 谷間 消極的 筆跡 刺激 黄金分割幻覚 同等 慟哭 饒舌 望郷 下半身 肉塊 恍惚 否定 白墨 時間 淫液 支配 居心地 脊髄 射精 変貌 御法神 緊張 視界 吐息細胞 苦痛 五官 断続的証明 断片 逆撫 肉孔 孤独感 屹立 階段 保健室 笑顔 給水塔 非道 快楽 我侭 近道 思春期 容赦 世界 気怠 猫 憧憬 休館日 淫猥 怪物 口腔 空 同化圧力 感覚 網膜不思議 悲鳴 存在 弔問客 赤面 標本 無言 潤滑油 芳醇 自分 一瞥 凝視 液体 過信 雑木林 命運 陰鬱 神秘警報 放物線 双眸 一筋凶裂 突然 舌先 狭間 廊下 透過速度 秘肉 空虚 朦朧 天国 躊躇 煙草 錯覚 悲鳴 唯心的 収縮 自意識 忽然 不可能 輪郭 彼岸 絞 無念 緋色 毛根 蠢 足早脆弱 緩急 阿頼耶識 経緯 媚薬高潮 情事 性的衝動 違和感 構成 堕落 動悸 胸元 教師 妖艶 複雑 子宮崩壊 硬直 整理 辟易 肉壷 発端 膨張 一抹長髪 対峙 奥底 好奇心 警告 曖昧 払拭 偶像 人形 正反対 柔肌 後悔 磁力線 重心 出血 不変 障害 役割 邪気 艶 窓際 凄絶 土埃 小水 焦点 符合 脚立抵抗 拒否反応 維持 消毒 昼 必死 勃起 蜜 金網 触発 混沌 丁寧 記憶 漆黒 満足感 激怒 抗議 汗 着席 飛沫 初恋 驚愕 眼鏡 白濁 益体 戦慄 相似形 特有殴打 淫情 生物学 逡巡 天然 理由 邪魔者 非才 縁石 悲願 努力 暴言 施設 尋常意味心 平静 隘路 裏手 肉 反射的 義務 渇望 肉感 気配 没頭 自涜 皮肉夕闇 津液 空白 様相 奇妙 卵 顕現 同居 溶解 不安 絶頂 才能 露呈 叙情陳腐 懸命 痙攣 粘膜 密集 安堵 接点 華奢 分解 喉仏 自覚 水滴 歪曲 無情 沈黙質感 橙 講釈 先端 素直 具象 高揚感 無駄 準備室 感心 残留 陽光 閲覧 司書 彷徨 実習授業 夕刻 根拠 吐露 連日 相応 無彩色 悲哀 偏在 容易 耳元 焦慮隙間 落第 狂熱 理性 源泉 出入口 清楚 積極的 搬入 消失 盲信 慎重 苦悶 満喫 愉悦 軌跡 脳裏 悪意 恋人 贖罪 内臓 蔵書 一緒 羞恥 熱気 溜息 虚言 透明不可思議 動揺 拒絶 間髪 柑橘 乱暴 視線 接合部 供物 指定席 浄化 嗜虐心 単語 永遠 花心 境界線 解体理論武装 本棚 地獄 器官 呪詛 几帳面 縄尻 精神翼蔽 雑然 雰囲気 将来 畏怖 迷走 蹂躙 憎悪 懊悩 侮辱 如実 脳髄 下腹部 雛鳥 黒板 愁嘆 衝突 陶酔 中途半端

2019-04-30

「耳障りが良い」

最近、「耳障りが良い」という表現を目にする。

これはおそらく、日本語不自由な人が「耳障り」と「聞こえがいい」を混同したものだと思う。

この表現を見かけるたびに、不快であるという意味の「耳障り」が「良い」とはどういうことか。マゾなのか、と思っていた。

ところで、youtubeなどでASMRというジャンル流行っている。

ASMRの定義を調べたわけではないので間違っているかもしれないが、ASMR動画とは、バイノーラル録音を用いて耳元である種の音を鳴らすことで心地よくなるものだ。

ある種の音というのは、例えば耳かきの音であったり、咀嚼音であったり、水音であったりする(他にもある)。

人間の頭、あるいは耳の形をしたマイクに対して耳かきを行った音を録音し、その音声をイヤフォンヘッドフォンを用いて聞くと、耳元でガリガリとした音が聞こえ、あたかも実際に耳かきをされているような気分になる。

もちろん、実際には耳元でガリガリという音がしているだけである。そのガリガリとした音だけで、我々は耳かきをされているときの妙な緊張感と恍惚を味わうことができるのである

立ち止まって考えてみれば、ガリガリという音は雑音であるスピーカーからそんな音が流れてきたら、ふつう不快に思う。つまり、「耳障り」に思う。にもかかわらずASMRの耳かき動画は心地よい。

なるほどこれが「耳障りが良い」ということか、と妙に納得した連休の午後であった。

2019-04-28

女が男を "食べ" ないと妊娠できない世界になりました

「男を食べたい」と思ったのは、一体いつからだろう。

はぁ、と荒い息を吐きながら、目の前でヒトミちゃんが男を犯している。

ぎっこんばったん、ボートを漕ぐみたいに大きく上体を揺らし、ほおを紅潮させ、恍惚に体を震わせながら、ヒトミちゃんは跨った男に夢中で腰を打ち付ける。

男は白目を剥き、手足をひくつかせ、意識があるのかどうかさえ分からない。

から降り注ぐ青白い光がぐるり、と地面に弧を描き、彼女の裸体をくっきりとその中に浮かび上がらせる。

https://cakes.mu/posts/25330

2019-04-02

anond:20190402232233

抑圧が根元にある達成感ってとても良いですよね。まさに恍惚です。

そういった快感を良いと思った方がお気に入り快感は、以下の4点です。

支配欲の満足感

コカイン摂取

覚せい剤摂取

・中程度の運動・ワークアウト

同じ快感を良いと思った方が陥りやすトラブルは、以下の4点です。

痴漢・性傷害

虐待

パワハラセクハラ

気分障害

2019-03-31

ドイツのあのCM

ドイツCMアジア人女性

中国人かもしれないし、韓国人かもしれないのに、ブコメ日本人前提で差別だーとかコメントしてる人達が多くてワロタ

履かれたパンツ嗅いで恍惚とするアジア人HENTAIで有名な国以外あり得ないよな。

メチャクチャ本題からずれるんだけどさ

例のドイツCM、あの女性の表情をさ

「うっとり」って表現するのは一般的感覚なの?

そりゃお堅いメディアヘッドラインで「アヘ顔」とか書けないのは分かるけど

恍惚」くらいは書いてもいいんでは

あれが「うっとり」に含まれるとなると、もう「うっとり」はズバリ性的表現なんだと解さざるを得ない

今までも、もしかしてそうかなと感じることはあったが、自分の考えすぎかと思ってた

2019-03-30

anond:20190330103514

俺が認めてあげるとかあげないとかいう話じゃなくて、CMで描かれているような「白人恍惚するアジア人女性」は白人幻想や願望だけじゃなくて実際にそこら中で観測されるよというだけの話だ。

2019-03-28

anond:20190328164521

素人ナンパの「隠し撮り勝手AV発売」とかいうのおすすめ さすがに恍惚とまではしてないけどね 変な演技もあんまりなかった 男優が「23歳まで童貞」のやつが好き

男女セットじゃなくなるがオナニーものもいいよ 気持ちよさそう

女性が喜ぶAVが見たいんだ!

これが探してみると本当にない!

大体女性が尽くす!みたいのばっかり!

n回オーガズムとか書いてあるのもあるけど、あれ全然喜んでなさそう!痛いの?!辛いの?!

なんかこう、もっと恍惚としてくれよ!

特に非道いの!女性二人の3Pもの

女性二人がかりで男性を喜ばせてばかりなの!

レイプとか肉便器とか蹂躙もの全然楽しくない!

違うんだよ!俺がみたいのは男性1人と女性1人で一人の女性を喜ばせるやつ!

ないの!本当にないの!どうしてってくらいない!

百合は別!あくまで男の行為によって女性が喜ぶAVがみたい!

誰か作ってよ!ひたすら女性気持ちよくなって嬉しそうなAV

2019-03-25

デパ地下散歩安心する。病んでるのかな。

最近デパ地下洋菓子和菓子)やデパートでの芸術品催し展などを観て回ると時間を忘れる。世の中ってこんなに綺麗な食べ物文化に溢れてたんだ…と視野が広がるというという次元ではなくて、世間を知った感じ。

今まで受験勉強大学受験、限られた進路を歩むばかりで、友人達流行を追う事もせず。嫌な言い方をすると、「小市民がハマるモノ」を生み出す広告業界商売人が作り出した文化小馬鹿にしていた。

時間が空いてしまい、時間つぶしにデパ地下に行ったら綺麗な洋菓子上品和菓子に、とても目の保養になった。高い文化資本を求めて購入する客層も、今までの私とは絶対に接点の無い、時間を持て余した小金持ちなマダムと御老人で溢れかえっていた。ゆったりと、ウィンドウショッピングする時間が、私にとって心地よかった。

競争から離脱した負け組な私は、小金持ちのマダムやご老人達に埋没して、時間を見つけてはデパ地下散歩をしている。何を買う訳でもない。

時には、芸術品催し展をブラブラしたり、食器フロアでは各界の名だたる陶芸品を眺めては恍惚とした眼差しをしながら「徘徊」している。やはり、何を買う訳でもない。

私、何のために脇目も振らずに頑張って来たんだっけ?世の中にはこういう世界もあったんだ、と感じた。でもそれは、あくまで私が「チヤホヤ接客してくれる対象に過ぎないだけで、食品陶芸品・デパート業界に興味を持っている訳では無いんだよね。そう。上品デパート店員に、非日常空間チヤホヤされたりする事が快感なだけなんだ。

多分アレ。ビジネスマンが経費でビジネスシートやラウンジを使い始めて、調子に乗っちゃうアレ。優越感というか自分が偉い人だと勘違いしてしま選民意識

私の場合世間文化が新鮮で、それらがあふれかえっているデパートが、聖地なんだ。

因みに、御洒落に疎かったので、駅ビルの中に入っているファッションフロア雑貨フロアも好きだ。「綺麗なお姉さんは、こういう生地の質を好んでいるのか…」とか「この配色素敵だな、体のラインが綺麗に見えるなあ」とか。QOLの高い女性・人々の生活モデルをザっと観れる感じが、今更ながら世間での流行を吸収している様が、満たされていく感じだ。

病んでいるのかな。

私の適職って、何だろう。

2019-02-18

猫と歯ブラシ

猫の顔を歯ブラシで撫でるといいらしい。感触が猫の舌に似てるから、他の猫に毛づくろいされていみたいで気持ちいいとかなんとか。せっかくなのでうちの猫にやってみた。

例に漏れずどハマりしたしたようで、今では歯ブラシの棒を近づけるだけで既に気持ち良さそうな「待ち」の顔をするようになった。

それだけに飽き足らず、この間なんか勝手に洗面台に登って、家族歯ブラシが何本か立つ歯ブラシ置きに顔を擦り付けていた。

恍惚の表情で歯ブラシに顔を擦り付ける猫。

見てはいけないものを見た気がした。

歯ブラシは新調して猫の手が届かない場所に移動した。

2019-02-13

パンツ脱いだ人格変わった

風呂を出て、替えのパンツがないことに気付いたときにはもう遅かった。何日もためた下着はすべて、洗濯機の中で回っていた。

パンツがない。それはおれの35年の人生で初めてのことだった。潔癖症のおれは家の外はおろか、家の中でもパンツなしにズボンを履くなど堪えられない。舌打ちをした。コンビニに行けば買えるだろうが、どうせ朝になれば生乾きくらいにはなっているだろう。たった数時間のために金を無駄にするなど主義に反する。

運の悪いことに風呂に入る直前、レンタルDVDの返却期限が今日だったことに気付いてしまった。歩いて10分のところにあるその店舗に行くのが、今日はたまらなく億劫だった。なにせノーパンで外をうろつかなければならないのだ。下手をすれば逮捕されてもおかしくない。

何の因果で、と苛立ちながらいつものジーンズを履く。股間が擦れる初めての感触は思いの外悪くないが、ドアを開けた途端、ただ布一枚減っただけの股間は猛烈な寒気に晒される。さっきした小便の残りがいままた数滴流れ出たような気がする。何の因果で、とおれはまた呟く。

少し歩けばすぐ人通りの多い繁華街だ。いつもおれはこの道を無表情に歩く。会社からの行き帰りも、休日に遊びに出るときも、この道を通らないことはない。ときどき、歩いているおれを人はどんな目で見るだろうと思う。おまえの無表情は怖いから、笑顔でいた方がいい。会社上司にそう言われたことがある。そのとき余計なお世話だと思ったが、あれから何年も経っているのにいまだに童貞を捨てていないということは、上司が正しかったということなのだろう。おれの無表情は怖すぎる。誰からも好かれることはない。頬や口角を上げたりして、どうにか柔和な表情になろうと努めもするのだが、気が付くとまたいつもの硬直した顔になる。

ふと感じた股間のあまりの寒さに、もしやチャックを閉め忘れたのではと不安になる。信号待ちのときに下を向き、たしかめてみるとちゃんと閉まっていた。安心すると同時に、パンツがないと股間がずいぶん盛り上がるのだなあ、と驚く。おれは決して自慢できるようなものは持っていないが、ジーンズに浮き出る形はまさにそのもので、これほどはっきり出ていたら他の人もおれがノーパンということに気付くんじゃないかとまた心配になり、周りを見回す。だが誰もおれの股間凝視する奴などいない。

信号が青になり、人々が歩き始める。おれはつい笑ってしまった。おれはこの繁華街を、ノーパンで歩いているのだ。なのに誰もそれに気付かない。「選ばれてあることの恍惚不安」という言葉がふと頭をよぎった。誰に選ばれているのかわからないが、おれは幸福だった。いつもはこわばった無表情で歩いているこの道で、おれは隠しようのないほどの笑顔を浮かべていた。それは傍から見れば単なる精神異常者か、卑猥なことを思い出しているエロ中年しかなかったかもしれない。だがおれにはそのとき、ただの無関係他人である通りすがりの人すら愛おしく思えた。何年も過ごしてきたこの徒歩10分の世界と、初めて調和できたような気がした。十代の頃から、心から幸福を味わうのは愛する人と結ばれたときだろうと思っていた。だが違った。おれに必要なのは女の前でパンツを脱ぐことではなく、大衆の前でパンツを脱ぐことだったのだ。

DVDを返し、帰宅した。もちろんベランダパンツは濡れたままだった。

ノーパンなんて考えられない。三十分前までのおれはそう思っていた。だがいまはもう、明日が朝から晴れることを願う気持ちはなくなっていた。

もしあなたが街で、電車の中で、それともオフィスの中で、場違い笑顔を浮かべている中年男を目にしても、どうか不審には思わないでほしい。

その人はきっと、ただパンツを履いていないだけだから

2019-02-11

女って顔面ちんこ当てて喜んでるのなんなの?

卑猥すぎだろ

なんかプラチナみたいな光沢のあるマイちんこ携帯して

顔に当てては恍惚とした表情して

完全に欲しがってんじゃん

2019-02-01

中和するもの

広河隆一という人権派フォロジャーナリストの裏の顔、みたいな記事がでている。

長年の性的な加害が明るみに出されつつあるが、この人は案外、裏も表もなかったのかもしれない。

戦場というひどく人権蹂躙される生々しい環境がうっとりするほど好きだったのでは。

そして、戦争を後押しする先進国市民として、自らも加害性をもってしまう、その背徳的な感情恍惚としていたのでは。

今回、海外取材先で「二週間毎晩襲われた」と告発した女性の一人は、女性差別をテーマとする大学集会で、講演した広河氏と知り合ったのだという。

女性人権蹂躙される状況を想像すればするほど欲望が目覚めて興奮するので、その背徳的な感情に浸るために、女性差別問題に関心を抱いていたのでは。

そしてより、リアリティあふれた現場の味わいを堪能するため、紛争地域という異常な状況に身を置き、退路を立たれたジャーナリスト志望の女性に対して、自ら性的な加害を加えたのでは。

左翼思想というのは、醜悪かつも美しい人間の営みに魅了される自分補償するための中和剤として浸ってきたんじゃないだろうか。

これはあたかも、世界セレブたちが自家用機を乗り回し、無駄エネルギーを浪費する一方で、

環境問題に強い関心を抱いていたりする心理と少し似ているような気がする。

2019-01-21

36歳にしてドMでないことが判明した

から痛いのに強かったし、痛い目にあうスポーツとか格闘技かばっかりやっててたのと、控えめな性格から、周りからドMドMだと言われ、自分でもそう思って生きてきた。

シモの話で申し訳ないのだが、先日初めてM性感というものに行ってきた。

ドMならばきっと素敵な経験ができると思ったのだ。

そこで出会ったのは、今まで会ったことのない真性のドS女で、僕が早くイカせて欲しいと言っても、そこは触るなと言っても、嫌がることばかりする。

それどころか僕が嫌がるのを見て、やばいぐらいの恍惚的笑みを浮かべていじめてきた。

僕はだんだんイライラして、「いや、もう良いから終わらせて」と一言冷たく言ってしまった。

どうもこれまでMだと思ってきたのは勘違いで、人にどうこうされたり指示されるのは嫌いなようだ。

ドMのはずなのに、なんで人に何か言われるのは腹がたつのだろう?

と思っていたけど、合点がいった。

僕は攻撃性が低いだけで属性的にはSなんだと。

思い返してみれば、嫁との夜の生活も僕が動いていることがほとんどだし、仕事だって指示されるより自分でやったり教えてあげる方が好きだったりする。

すごく納得がいって気持ちいのだけど、これまでの人生ドMで通してきてホント損した。というか気づくの遅すぎて泣きたい。

とりあえず、ドはつかないかもしれないけどS属性なので、これから自主的に動くことに気持ち良さを見つけようと思う。

あとは友人たちの間に染み付いている僕のドMイメージをどうするかだな。

ちなみに言っておくけど、Sというのは人を傷つけるのが好きな人のことじゃないよ。

ひどいことを言ったり殴ったりするのは、ただ性格が悪いやつだから

2019-01-06

彼女と僕の最期

 彼女は上気させた表情を浮かべながら、僕の上に跨がり、右手に握りしめたその銀色流線型を、勢いよく僕の胸へと突き立てた。薄く、冷たい金属が体内を侵し、一瞬の間をおいたあと、苦痛の代償として血液排出され始める。苦痛。それを意識した瞬間、思考が痛みに塗りつぶされる。視界が、赤と黒の斑な色彩に変わっていく。心臓の音が大きく響き、脈を打つたびに血液が失われていくのを感じる。見上げると、既に彼女は僕の方を見ていない。微かに残る視界には、恍惚とした表情を浮かべながら、中空を見つめる彼女けが映っている。そういえば、家の鍵を締め忘れていた気がする。指先の温度は完全に失われた。昨日はゴミ出しの日なのに出していなかった。洗っていない洗濯物が溜まっていることを思い出した。呼吸ができない。冷蔵庫に入っている牛乳賞味期限が一昨日だ。書店で取り寄せていた本をまだ受け取っていない。そろそろ、髪を切りに行かなければ。走馬灯と呼ぶにはあまり陳腐思考は、しだいに全身の感覚と共に薄れ、淡い痛みだけが胸元に残る。僕の意識は、そのわずかな感覚同化し、死という悠久の悦楽に身を任せるのであった。

2018-12-20

ぼくたちは、恋していく。

ぼくたちは、恋していく。

中学生ぶりに最終兵器彼女を呼読んだ。中学生の時にはまどろっこしいくらい甘い、

ファンタジー恋愛ストーリーとしてしか感じなかったふたり関係性が、

こんな気持ち、本当にあるんだと身近に感じることになるとは思いもしなかった。

見た目とか、自分肯定してくれるからとか、理由はあるようでわからない。

ただ2人ともすでにかなりいい歳なのに、

会うと大学生とか、高校生みたいにめちゃくちゃセックスしている。

セックスしているときは、本当に、世界相手自分しかいないような気持ちになって、

しろ二人しかいなければずっとこの幸福気持ちが続くのに、

なんて幼稚かつホラー思考にもなっている。

もしかしてこんな恋愛、みんな中高のときに済んでいるんだろうか?

だとしたら、なんてうらやましいんだろう。

この感覚を知った上で学生時代を過ごしてみたかった。

きっといろいろな出会いが、違ったものに見えただろう。

わたしらしくない、そんな夢さえ考えている。

甘美な・すばらしい・夢のような・恍惚とした・力がみなぎるような・

そんな風に表現される恋をしてみたかった。

だけれどそんな体験自分にはあまりにも遠くて、

あこがれていたことも、あきらめていたことも気づかなかった。

指がふれるとぴりぴりする。キスをされるとなにも考えれなくなる。

にっこりと笑う顔がいとおしい。散歩にさそうと喜んで来てくれる。

外でごはんをたべてすこし酔って、暗い部屋にもどるとまた体にいっぱいキスをして、

彼の体を自由にしだす私を向こうは怒らない。ただ、きもちいい、と言ってくれる。

ほっぺやおでこにもたくさんのキスをされて、それはわたしがすごく大好きな人にする表現とおなじ、と思う。

ずっとされたかったんだ。自分がひとにするように、わたしもずっとこうやって愛されたかった。

そうか、誰と付合っていても、私はずっと寂しかったのか。

だとしたら学生時代にこんな恋愛をしている人は

多かれ少なかれ生きていく寂しさを感じていて、

それを誰かと一時的にでも分かち合えたと感じたんだろうか?

だとしたらやはりうらやましい話だ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん