昔から痛いのに強かったし、痛い目にあうスポーツとか格闘技とかばっかりやっててたのと、控えめな性格だから、周りからドMだドMだと言われ、自分でもそう思って生きてきた。
シモの話で申し訳ないのだが、先日初めてM性感というものに行ってきた。
そこで出会ったのは、今まで会ったことのない真性のドS女で、僕が早くイカせて欲しいと言っても、そこは触るなと言っても、嫌がることばかりする。
それどころか僕が嫌がるのを見て、やばいぐらいの恍惚的笑みを浮かべていじめてきた。
僕はだんだんイライラして、「いや、もう良いから終わらせて」と一言冷たく言ってしまった。
どうもこれまでMだと思ってきたのは勘違いで、人にどうこうされたり指示されるのは嫌いなようだ。
ドMのはずなのに、なんで人に何か言われるのは腹がたつのだろう?
と思っていたけど、合点がいった。
思い返してみれば、嫁との夜の生活も僕が動いていることがほとんどだし、仕事だって指示されるより自分でやったり教えてあげる方が好きだったりする。
すごく納得がいって気持ちいのだけど、これまでの人生ドMで通してきてホント損した。というか気づくの遅すぎて泣きたい。
とりあえず、ドはつかないかもしれないけどS属性なので、これからは自主的に動くことに気持ち良さを見つけようと思う。
あとは友人たちの間に染み付いている僕のドMイメージをどうするかだな。
ちなみに言っておくけど、Sというのは人を傷つけるのが好きな人のことじゃないよ。
コペルニクス的変態だ