はてなキーワード: 一目惚れとは
ねえねえ聞いて聞いて!
あんまりボールペンの色には無頓着選手権2位ぐらいは充分狙える私が忌み嫌っている緑色のインクのボールポイントペンを
緑ってどこで使うんだよ!って毛嫌いしていたのに。
人ってほんとコロッと変わるわよね。
緑色じゃないけど
でも書いたらオレンジ色が可愛くて一瞬で気に入っちゃったし!
今は色々な文字通り色のボールポイントペンがお店に並んでいて、
敵視していた緑系、
もう誰も覚えていないあの往年のギャグを披露してしまいそうなほど、
だけど、
そこは試し書きの細長い紙に
でもこんだけ色があるんだから、
さぞ選ぶのに256秒ぐらいかかったんじゃないの?って思ったでしょ?
コンマ0.2秒でオレンジのインクのボールポイントペンに一目惚れよ。
もうこれ買う一択と言ったら聞かないぐらい
文房具屋さんのフロアで寝転がってオレンジ色のインクのボールポイントペンじゃなきゃ嫌だ!って駄々っ子を演じる自信ぐらいはあるわ。
なかなかお気に入りの1本が見つかって嬉しいわ。
事の発端としてはね
いつも私は書類をチェックしているチェックペンは赤色のインクのボールポイントペンで
いい加減赤に飽きちゃったって訳なの。
気持ちが逸るというか、
たったボールポイントペン1本でこんなにウキウキになっちゃう私ってどうよって思う反面、
たまにはやっぱりリアル店舗に言って色々なものを見て見聞を広げるのもやっぱり必要で、
このときばかりは書を捨て町へ出よう!って思ったわ。
あとね、
何か気の効いたグリーティングカードないかなーって
たくさん画像は出てくるんだけど、
それをしていたら、
あのカードを陳列するぐるぐる回る棚というかああいうのあるじゃない。
そこでパッと目の前にしたグリーティングカードに一目惚れ!
これがいい!って1枚買っちゃったわよ!
あまりに嬉しくて、
そのカードが陳列されているぐるぐる回るやつを私は思いっ切りぐるっと回したら
そこまではさすがに喜びすぎだけど、
そこでまた私は思っちゃったわけよ。
書を捨てて町へ出よう!って。
もう、
お気に入りのデザインのグリーティングカードで私無敵!って思ってたけど、
パン屋さんをチラッと覗いたら、
な!な!なんと!夏限定このサマーに食べなきゃ損なぐらい美味しそうな、
私はタマゴのクロワッサンをクロワッサン・ウッフ!と叫びながら
そこでまた私は思ったわけよ、
書を捨てて町へ出よう!って。
犬も歩けば棒に当たるって言うほど、
良い物に当たったわ!ってその日は上機嫌で
レモンサワーと焼き餃子が美味しいチェーン店の餃子でキメたところよ!
1日の終わりは
いつも言ってるように初めて言ってみたわ。
たまにはいいこともあってもいいわよね!
うふふ。
今度自分でもこしらえてみようかと思うわ。
間違えて寒天じゃなくてゼラチンで作ったらあれは牛乳ゼリーよ!
やってミルク!
つまりはいつもよりも細かくサイの目にした本当にサイコロぐらいの大きさで
実際は浮かばないけどね。
でも炭酸水にカッツスイカウォーラー小さめに切ったやつを浮かべたら炭酸の泡がひっついて
浮かんで泡が弾けたら沈むという
行ったり来たりしてとても可愛いスイカキューブウォーラーもできちゃうから
やってみてね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
容姿の割に男慣れしてないのも可愛くて、必死に推して付き合った子だった。
でも俺ははっきり言って彼女を大事にしてなかったと思う。彼女が嫌がったことをやめなかったし、彼女がとある事情でニートになったこともあって上から目線で色々言って傷つけて最後は音信不通になった。それがちょうど3年前の話。
音信不通になってたけどSNSは知ってたから何となく見てみた。
元気にオタ活してたし相変わらずかわいい。なんなら付き合ってた時より痩せて垢抜けて何故か東京に引っ越してて美しくなっていた。
しかも映り込む家が明らかに高級マンションで、食べてるものや服もなんというか芸能人さながらだった。
一番びっくりしたのは頑なに取らなかった運転免許を取ってて、初めての車が外車のオープンカー。俺の年収何年分みたいなの。
確かに彼女はお嬢様ではあったけど所詮片田舎の家で、俺と一緒にいた時は中の上くらいの服装だった。小遣い稼ぎのバイトだってしてた。
おかしいと思ってSNSを探ったら案の定結婚してて、相手は複数社持ってるおっさん。バツもちのおっさんだから子供も作らないでいいしただただ彼女を可愛がって甘やかしていた。
所謂後妻というやつだ。
理由は俺といたら1人で育てないといけないからと言っていた。俺は否定しなかったしなんなら子供が3歳になるまで実家にいればいいと答えた。じゃあ作らなきゃいいじゃないと彼女は言ったけど、俺は息子とキャッチボールしたかったしそれを何も悪いと思ってなかった。
やっぱり俺は彼女に捨てられるべくして捨てられたのだと思う。
そして俺も結婚する。コロナのせいで結婚式は中止になったけど、もう一緒に住んでいる。
はっきり言って彼女よりランクの落ちた女だと思う。どこをみても彼女の方が良かった。容姿も、頭の回転も、優しさも、家柄も。
早く子供を産みたいと言ってるし、多分近いうちにできると思う。
でも俺はきっと子育てには参加しないだろうし、楽しいところだけ掻い摘むTwitterで叩かれまくるクソ旦那になるだろう。はっきり言って勤務先がちょっと大きな会社だということしか俺の魅力はなく、結婚相手も安定企業と中の上の年収に惹かれただけなのだろう。
元カノと結婚相手のどちらが幸せかはなにも分からないけど、とりあえず逃した魚はデカいなと思った。
自分も最低だと思った。
増田に投稿するのは初めてなので読みづらい長文だと思うが許してほしい。
自分が他人に恋をできるかわからない。もうできないかもしれない。
何年も恋をしていなかったけどこんな恋愛してるよ、とかあったら教えてくれ。
前提として、自分は出歩いているとちょっと周囲の目を引く「そこそこかわいい」部類の人間だ。自他ともに認められているので多分そう。
人付き合い>趣味(オタク)なタイプで、特定の人と会うのは月1くらいで満足するようなドライと言われがちな人間だ。
これまで24年の短い人生の中で一度も恋愛したことがないわけでもなく、それこそ多感な高校生辺りまでは一丁前に好きな人が居て、ドキドキや不安やわくわくなんかに駆られていた。
(今思えば思春期特有の周囲の恋愛至上主義的な雰囲気に流されていた節はある)
好きな人ができて、自分なりにアピールして、デートして手つないだりなんかして、相手に告白してもらうように仕向けるというプロセスを経て、高校生らしさ全開のかわいいお付き合いもしてきた。
それがどうだろう。大学に進学していやいや化粧を覚え、外見をメンテナンスするようになると幾人かに惚れられ、「今度は好きになれるかも」と不誠実な内心を抱えつつ付き合い始めてみるものの。
付き合えたということは相手に対してそこそこの好感度を有していたはずなのに、好きになれないし信頼しきることもできない。(自分は若干人間不信のケがある)
心を開ききれないのでキス以上の関係を持つこともなかった。いざそういう雰囲気になっても相手の体格や匂いなんかが気になってセックスしたくないな、と思ってしまう。
幸い自分の相手は優しい人間ばかりだったので全員こちらに無理を強いることはなく、セックスには至らなかった。
部活の後輩で、ジャニーズjr.にちょっといそうなかわいい系の顔で背が低い男の子だ。
部活体験に来たのを少し指導して、その時にはすでに彼が気になっていた。多分一目惚れ。もしそれが言いすぎだとしても一目見た時から惹かれていたことに間違いはない。
当時の自分の好みのタイプは優しい年上だったので「年下なんて好きになるわけねえ!」と抵抗もしていたが、
顔見るとドキドキするし何かしてあげたいし部活以外にも会いたいしなんかうまく話せないし少しでも長い時間を一緒に過ごしたかったので、恋愛的に好きなんだと認めざるを得なかった。とにかく顔面が好きだった。今思い出しても彼はかわいい。性格はそこそこくそだった気がしないでもないが。
好きだと認めて交際に至るまでが春~夏だったので、数回のデートを経て2回花火大会に行って2回目で勝負に出た。成功。やったぜ!
その後デートをしたり一緒に勉強したり映画見たりと幸せな日々を送っていたが進路の事や2個下でちょっと価値観が違う事などを理由に11月に振られた。
高校生っぽく短期間の交際だったがこっちは無茶苦茶好きだったので傷ついたし半年くらい引きずった。
自覚している中で一番恋愛っぽかったのはこの人が最後だったと思う。
交際したのはバイト先の先輩、後輩の2人。それぞれ期間は全く被っていないが、どちらも私に一目惚れしたといっていた。そんなことある?
この2人は私のことを爆裂好いてくれてとてもよくしてくれた誠実な人たちだったが、残念ながら恋愛的に好きになれなかった。
とても優しくて紳士的で尽くしてくれたり私を第一に考えてプレゼントもくれたけど、好きになれなかった。雨天や気分次第でドタキャン上等だった不誠実くそ野郎な私にはもったいないくらい良い人達だった。その節は本当にごめん。幸せになってね。
あと先輩の方は1か月記念日に赤いバラをくれたがうれしくなくて「重いな…」としか感じなかった。帰りに最寄りのコンビニで捨てた。くそ野郎である。
後輩はやたら私の頭の形が好きで二人でいるとめちゃめちゃに頭を撫でてきた。私は愛玩動物ではないと2千回くらい思った。
大学4年間そんなかんじで人を恋愛的に好きになれることはなく、2人きりで会う男の子は居たがお互いクズで関係に名前を付ける気がなく安心感のある「友達以上恋人未満」だった。こいつは私のことが明らかに好きだったが「わかってるでしょ」とストレートには伝えてこなかった。はっきり言葉にされるとこちらもちゃんと答えなければいけなかったので言葉のない関係性がとても楽だった。キスはなんとなく避けていたが抱きしめあったりネカフェで一晩だらだら過ごしたり胸揉まれたりはした。
一通り都内の定番デートコースはこいつと楽しんだが、クズゆえに当日ドタキャンをお互いに繰り返してなんとなく授業も被らず疎遠になっていき、やつの留年を契機にもう連絡は取っていない。
いつか恋愛できる日が来たらこのくらいの緩さと温度感がいい。かっちりしすぎてたり愛が重いと私は答えられない。誠実すぎる男とはすぐに別れたくなる。居心地が悪い。
なんとなく今までの恋愛っぽい経験書き連ねたが、書き出してみて
「もしかしたら私は自分から好きにならないと恋愛対象として見ることができないんじゃないか」と一つの仮説にたどり着くことができたのでこの記事を書いた意味はあったと思う。
社会人として漸く落ち着いてきたというか自分の生活に若干の余裕が見えてきたのでそろそろ恋愛したいなーと思っていたのだが、
ここ数年で私の中のトキメキセンサーが故障していて誰かを好きになれそうな兆しがない。そもそも出会いもないが、出会いがないのはコロナのせいという面もあると思いたい。
数年間趣味第一に過ごして、人間不信で人にあまり興味がない干物な自分に、この先恋愛の好きを抱ける相手ができるのだろうか。
自分が他人を好きになれない性質なのかもしれないという懸念もある。
乗り換えの時間ができたので、駅の本屋へ立ち寄る。店に入ると、冷房の冷たい風と本の香り、同時に僕はある若い女性に目を取られる。その人は茶髪を後ろでくくり、麻のようなベージュの帽子と白い薄手のtシャツ を着て、黒い車椅子に座っている。骨折か、それとも足が動かないのか、見ただけでは判別はつかないが、車椅子は車輪を自ら廻して移動する種類のものではなく、右手のレバーで操作できるようなものだった。
どうしてか僕は、その人に話しかけてみたいと思った。恋なのかもしれない。やれやれ、僕はこんな突然一目惚れするような奴だったのか、しかしナンパするような奴でもないぞなどと思いつつ、本屋なので本を物色し始めた。
気がついたらその人は居なくなっていた。
もう二度と会うことはできないんだと感じた。
話しかけておけばよかったと後悔の感情が少しだけ湧いてくるが、すぐに消えた。
そうして僕の短い恋は終わった。
地方から上京した。東京に来るまで自分がそこそこ美人ということを知らなかった。
大学時代は港区に入り浸ってよくわかんないお金持ちやそれこそ山PがJK持ち帰ったみたいなみたいな飲み会に毎日出席し、タクシー代1〜2万もらって過ごしていた。
ゲームに買ったら1万、女の子全員でグラスのシャンパン一気して早かった子に1万、みたいな感じでお金貰えることもあって楽に月30万くらい稼いでいた。
大学3年のときに、飲み会で知り合ったお金持ちの人に誘われて銀座の高級クラブに行った。
銀座の世界は決して楽ではなく、お客さんをどうやって楽しませるか、他のホステスやママとどううまく付き合うか毎日勉強だった。
日給は4万くらいだった。
大学の同期はサイバーエージェントやら丸紅やら今思えばなかなかすごいところに就職が決まっていたけど、銀座の世界が楽しすぎて私は一切就活しなかった。
それに、いい会社なんてそのへんの知り合いに入れてもらえると本気で思っていたから。
大学はなんとか卒業したし、そのうち結婚するだろうし、もうちょっとだけ夜の世界で働こうと思った。
そして、ある時、恋に落ちた。
相手に気に入ってもらえて、銀座を辞め、彼のクリニックの受付をすることになった。
座ってるだけで月収50万。彼にとってはパパ活契約みたいなものに近いのかもしれない。
そこで2年くらい働いたあるとき、生理が来ない出来事があった。
彼に相談したら「養育費も出すしマンションも買ってあげるし、産んでいいよ」と言われた。
そのとき、「私、何やってるんだろう」と目が覚めた。
幸い、妊娠はしていなく、彼とはこの件をきっかけにお別れしてクリニックを辞めた。
その後は、夜遊び時代に仲良くなった若手経営者の男友だちに紹介してもらって事務の仕事してる。
マッチングアプリで婚活をはじめたけど、スマートで金払いがよくておいしいごはんに連れていってくれるおじさんと、同世代の男性とは全然違いすぎて、もう結婚できる気がしない。
お金持ちじゃなくてもいいんだけど、同世代と話も全然合わないし尊敬できない。
年上好きだから35〜38歳くらいをターゲットにしてみても、売れ残り感が拭えなかったり見た目に清潔感がなかったり好きになれない。
このままどんどん若さという価値を失って、勘違いババアになりながら私も売れ残りになるか、見向きもしなかったような男性を選ばなきゃいけなくなるんだな。間違えた。
最初の相手は高校の頃の同級生。小池〇平に似ていると学校中の女子から人気があった。遠くから隠し撮りされたり、それを待ち受けにされたりしていた。そんな学校のアイドルとなぜか付き合えた。童顔イケメン、しかし性格はクソ、そしてモノはご立派だった。お互い初めてだった。痛くてなかなか入らず、3回目でようやく初めて出来た。めっちゃ痛かった。でも彼氏が気持ちよさそうだったからなんとなく耐えれた。別れるまでそこそこの回数をしたけど、結局行為は最後まで痛かった。あとほんとに性格がクソすぎたのでそれからわたしはかわいい顔のイケメンが苦手になった。ほんとにクソである。
2番目の彼氏は外見で選ぶのをやめた。7つ年上の社会人だった。正直言って見た目はイマイチ、いや、ブサイクだった。ミニラ(ゴジラの息子)だった。興味があったら調べてみてください。ミニラからアプローチを受け、付き合うことになった。ミニラはやさしくて大人だった。顔のいい男に振り回されて傷ついていたわたしは、ミニラのやさしさに甘えようとした。男は外見じゃない、内面だと。ただしミニラのやさしさは付き合ってから豹変した。とんでもないケチ男だったのである。デートで車を出してもらうたびにガソリン代を請求された。高校生だぞこっちは!
モノのことは正直あんまり覚えていない。というか記憶から消したのかもしれない。やさしさに好感を持っていたわたしは、ミニラからやさしさが消えた途端、もうほんとにただのミニラにしか見えなくなった。ミニラとキスをしたり行為に及んだりすることが生理的に無理だった。いや何回かはしたけど。1年付き合って別れたけど、コンドームは1箱も無くなってなかった。わたしが一方的に拒絶して別れたので、その後はストーカーになり最悪だった。今は解決してます。
3番目の彼氏は趣味の合う男友達だった。音楽の趣味が似ていた。しかもお互い趣味がマニアックだったから、ふたりでしか盛り上がれず、秘密の関係みたいで楽しかった。中学の同窓会でひさしぶりに会って意気投合、何回か遊んだりご飯に行くようになり、そのうち向こうの住むアパートへ誘われ、そういう関係になった。モノについては全然覚えてない。すいません。ただ色白だったから、モノも白いなーと思っていた(かもしれない)。ただバックでしかイケない男だった記憶はある。しかし体の相性が悪いのかバックがめちゃくちゃ痛かった。1番目も2番目もバックがまあまあ痛かったのでここらへんでバック恐怖症になる。半年で別れた。わたしの愛が重すぎるとか言われた。
4番目の彼氏はわたしの一目惚れだった。186cm60kgのモデル体型で塩顔で夜しか開いてないおしゃれなカフェで働いていた。気さくで面白くて、でもたまに陰があって、考え方が大人びていて、もうとにかく全部が最高だった。猛アタックして付き合った。
しかしモノがお粗末だった。4人の中で断トツに小さかった。小さくて細かった。あとなんかまっすぐだった。このときから、わたしの中で「身長が低い男=モノが大きい、身長が高い男=モノが小さい」という偏見に満ち溢れた方程式が生まれた。もちろん行為もそんなに気持ちいいものではなかったが、なにぶん見た目がすこぶるタイプだったのでそれだけですべてをカバーできた。顔は偉大である。しかし突然、「自分の店を出したいから勉強してくる」と上京し、そのまま音信不通になった。音信不通になってから1年引きずった。連絡が来るような気がしていた。ある日、たまたまインスタで彼氏の投稿を見つけ、鬼の形相でホームを見に行くとなんと結婚していた。夫婦で店を出していた。そのあと更に2年引きずった。この世はクソである。
まあなにが言いたいかって、付き合ったり結婚したりするならある程度顔がすきなひとがいいよっていう話でした。おかげでわたしは本日も彼氏無し独身です。おわり。
特定されると怖いので
少し濁して書きます。
初対面から素敵な人だな、と思っていた。
一目惚れではないが、軽薄な言い方ではあるが、
物静かな男性で、なんとなく良い印象を持たれていないのかなと思ったが。
今までの人生で、初対面の異性には
優しくされることが多かったので。
その人と同部署、
ラッキーだと思った。
本当に、よくある話だけど、
世間話をするようになり、
連絡を取り合うようになり、
話してみると、
とてもとても優しい人だった。
私はこんな人になりたかったな、と思った。
仕事上でも沢山助けてもらい
色々なことを教えて貰い
完全にその人を好きになっていた。
好きで好きで仕方なかった。
独占したかった。
今考えると恋愛感情とは少し違っていたのかな、依存だったのかもしれない。
暫くしてお付き合いすることになった。
幸せで
今の状況で死んでもいい、と思った。
よくある話だけど、
関係を持つと冷たくなった。
お互いの恋愛感が合わないことにも
気付き始めた。
連絡が遅い、短い、
予定をキャンセルされる、
デートに誘って断られる、
そういった
いつ別れを告げられるのか不安で
本当は別れたいのに
毎日のように泣いていた。
全くそんなことは思っていなかったらしい。
気を遣って言ってくれたのかもしれないが。
仕事も手につかなくなって、
何も考えられなくなって
あぁ、このままじゃダメだと気付いた。
本当に好きだったのに
別れることを選んだ。
その人なりに
向き合ってくれていたのに。
どうすればよかったんだろう。
ちなみにその後、
その後あからさまに冷たくされ
泣きながらこの文を書いています。
幼い思考だけど
大切にされている女性が、
心底うらやましい。
恋愛って本当に本当に難しいですね、
相手に何かしてあげたい、
という気持ちが足りないのかな。
上手くいかないって
本当ですね。
それだけなのに
どうしたら幸せになれるんだろう。
幸せってなんだろう。
何が足りなかったんでしょうか。
ブックといいつつ、2回目は雑誌を紹介する。
いまでこそあまたあるエロマンガ雑誌が、いわゆる「(美少女)ロリコン系雑誌」と呼ばれていた頃の(レモンピープル、ホットミルクなどに対する)後発誌のひとつ。
高校に進学し、電車通学で行動範囲が広がり、より大きな書店に出入りできるようになって、少ない小遣いから何を買おうか悩んでいる頃に、創刊号に出会い、表紙(いがらしゆう)の可愛らしさに一目惚れして、即定期購入することに。
(これは一読者としての贔屓目にすぎないが)必ずしもエロにこだわらないマンガを積極的に掲載したり、裏表紙の広告面に「意見広告」的なものをちょくちょく入れ込んでくるなど、後に快楽天や、comic LOが打ち出す独自路線を先取りしたような紙面であったように思う(もちろんそれは、後発雑誌ゆえ差別化をはかる必要があったからでもあるのだが)。
詳しくはwikipediaの該当項目を見てくれ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BF
とにかく自分にとってのさまざまな「性癖」の入り口になった記念碑的雑誌のひとつ(あとの二つは快楽天とGirls forM・・・と書いた時点でいろいろとお察し)。
イラストよりも文章スペースの方がメインの構成で、絵の描けない自分は毎月せっせと漫画の感想や高校生活の愚痴を書き連ねて投稿し続けた(掲載のお礼に当時松文館で出していた単行本がランダムでプレゼントされるというのも大きなモチベーションであったが)。
編集長は「マンガー・シラン船長」と名乗り、読者は「海豚」と名付けられた。そうした読者のコミュニティからは、後に読者の集いが開かれるまでになった(残念ながらこの集いは、同時期に起きた「事件」によって、こうした雑誌や趣味嗜好に対する攻撃や偏見が社会的に大きくなる中で、中断を余儀なくされてしまったのであるが)。
私も、ついには読者投稿欄で知り合った人と文通をするまでになり、浪人時代には手紙で、また大学進学後は互いに大学を訪れたり、電話をするなどして交流は続いた(それぞれの大学生活が軌道に乗り、進路が分かれていく中で交流は途切れてしまったが)。その彼と、大学在学中、松文館の編集部をウイスキーを土産に訪問し、「船長」と職場で酔い潰れるまで飲み明かしたのは、いい思い出(・・・か?)。
元エンジニア。男社会で働くかっこいい女……なんてリベラルな追い風もなく、珍奇な奴として変人に混じって働いてた。入院した先で会った研修医の男の子に一目惚れして結婚、結婚後も2人目までは頑張って勤めてたけど、旦那方のお家に昔から勤めてらしたお手伝いさんが亡くなって、三人目の育児もきつくなったので辞めた。それから四人目を生んでずっと専業主婦として生きてきた。今はその末息子がやっと就職したおばあさんよりのおばさん。
子育ては、やり出したらのめり込む気質だったから、ともかくとことん付き合おうって決めて育てた。長男妊娠中に読んだ、エジソンの母親の話にすごく感銘を受けてたのと、その頃ちょっと流行ってた教育研究者の影響ね。
子供のためなら海でも山でもコンクールでも海外でも連れてって、付き添って、送り出して、一緒に勉強した。
まさに自慢の作品たち!って感じなのよ
仕事を辞めて心血注ぎ込んで大事に育てたものだから、子供の成長が自分のキャリアみたいなとこあるのよ
子供なんて勝手に育つものだから手柄にしちゃうのも図々しいけど
立派に育ってくれて
長男長女は生徒会長を務めるし、部活や習い事も結果を出して官僚、医者、大企業×2と親としては自慢したくなるようなところに勤めてくれて
いやーやりきりました!って感じなの
だが、なんだか何も残らなかったなーと虚しい
言っちゃ恥ずかしいが、子育てって頑張ったら子供はエジソンになるんだと思ってた
どっちも東大行って
みたいな
医者って、世の中に山ほどいるし
あっ普通じゃん、って
就活だって勉強だって並々ならぬ努力してたのも知ってるし、すごいんだなってのは自分もわかる
けど、なんだろう
子供らは普通に幸せそうにしてくれていて、母親としては嬉しい限りなんだけど
普通に優しくて、普通にいい仕事について、普通に生きてくれてるけど
元が良くて、頑張っても
普通の人(特上)になるだけだった
子供に習い事させたり学費を出したりしてると、家計は普通に庶民。毎年海外旅行に〜なんて無理だし、一生堅実にコツコツ生きてローンを返そう、みたいな。せいぜい学校が私立になるぐらい。
スーパー経営者になって毎年海外旅行に行って欲しいわけじゃない。そうなってもきっと今とおんなじ気持ちだろう。
子育てって、普通に育って御の字だということを育てきってから知った。問題ばかりの子供だったら、今の姿にすごく感激するのかもしれないが、幸い特に問題児という子はいなかった。
自分の夢に向かって努力するのは相応の夢が見れたんだけど、なんだかなあ。
わたしが期待しすぎなのだけど、ほんと、こんなもんかーって拍子抜け感が半端ない。
というか何を期待して育てたんだろう……。
何になってもきっとこんなものだったんだろうな。
子育て、楽しかったけど残るものはないな。「お盆は車で帰省します🚗」とか長男のお嫁さんからLINEきてるから、またフツーの若夫婦がフツーに孫連れてフツーにやってきて
魔法使い、革命家、とんでも発明家…とかだったら楽しそうなのに。
歳のせいなのかな。サラリーマンも退職後、人生が虚しくなるっていうし。子育てを通して自己実現、とかわたしには無理だったわ。子育てで実現するのは子供の人生であって、わたしの人生ではなかった。こんなことなら、花道の先生にでもなりゃよかった。
再就職目指せるぐらい若かったらなーと思いつつ、Pythonを勉強してるけど昔ほど楽しくない。
この先も大したことなさそう。人生見通したっちゃって飽き飽きする。若いうちに世界一周とか、もっと素敵なことしてればよかった。この歳で、アフターコロナじゃ無理だわ。
平凡を望む性質でもないのに、平凡に生きて、平凡なハイスコアで、でもやりたいゲームじゃなかったから全然満足できない。
時代的に子供産んだけど、そんなに望んでなかったのよね。旦那大好きだけど、医者じゃなかったらなあ。
人生普通なのってつまらないのね。子供がいるうちは何かとバタバタしてて気付かなかった。子供の成長だけがギャンブルだったわ。あとは犯罪でも犯さないことを祈りながら消化するだけ。
20代半ば女だけど一目惚れ(初回惚れ?)でしか人を好きになれない
2018夏 カフェでビビっと来た男の子を逆ナンし仲良くなって付き合う
2018冬 アプリでビビっと来た男性にアプローチして出会って2日目で告白して付き合う 1年くらい付き合う
2020冬 アプリで出会って初日で好きになる 仲良くなったけどあいまいな関係止まりになって離れた
数日前 アプリで出会って初日で好きになった 相手も気に入ってくれてた様子だったけどどうなることやら
周りからはよくそんなに人を好きになれるねって呆れられるけど、マッチングアプリで少しでも気に入らない人とは2度と会わないし、1度目で好きになれない人はダメだなと思っちゃうんだよね
もう昔の話だし、自分の中で折り合いも付いていることなのだが、この経験を忘れたくないので備忘録的に書いておく。もし興味深いと思って読んでくださる方がいるなら有り難い。
以前、某フォロワーさん(仮にAさんとする)が自宅の室内写真をUPしていた。その中に写り込んでいた、遺影の中の人物に私は一目惚れしてしまったのである。まだ10代後半か、20代そこそこだろうと思われる綺麗な顔立ちの方だった。Aさんには若くして亡くなったご家族がいると聞いていたので、多分その方だったんだろう。(Aさんはよく自撮りを上げる人だったが、似ているかどうかはよく分からなかった。原型が分からないくらいのお化粧をして、加工もしっかりするタイプの人だったので)
私は顔を見ただけで人のことを好きになってしまったのと、何よりもうとっくにこの世にいない人を好きになってしまったのとで困惑した。とりあえず、遺影が写り込んでいるのに気づいたAさんが写真を消さないうちに保存して、しばらくその人の顔をぼんやり見ていた。この人と話してみたい、どんな人か知りたいと思っても、いくらその顔立ちが好みであろうと、私が好きになる前からこの方はお亡くなりになっている。そう思うと、とても妙な心持ちがした。
何だかんだで端から成就するはずのない気持ちには、自分の中だけで折り合いがついた。しかし、一般的な「片思い」のそれとはまた違った、不思議な心持ちを味わった。最初から積みみたいなものだが、悪くない経験だったと思う。(自分が面食いだということにも気づかせてくれたし)
この間画像フォルダを整理していたら件の保存した写真が出てきたので、元想い人の冥福を祈りつつ削除した。ぶっちゃけ他人から見たら気持ち悪いだけの話だろうが、あの時の自分の気持ちだけでも、ここに書き残しておきたい。
幼馴染がつい先日、婚姻届を結婚指輪共にinstagramに投稿していた。
よくあるワンシーン。よくある話。
27歳の僕と、26歳のキミ。
まさに適齢期の幸福なキミと、せわしなく仕事に追われる失楽園の僕。。
ナナ(と呼ぶことにしよう)は一個下だったのだけど、
学年で一番と噂されるほどには可愛かった。
30人3クラス、全校生徒90人。
とはいえ高校に上がってもそのモテランキングはトップクラスを維持していたそうだ。
一応僕も高校では「顔は学年一だけど性格は学年一悪い」という非常に類いまれな称号を
僕はナナに対して少なからぬ恋心を抱いていたことがあることを否定できない。
今までの僕はずっと、バランスを取っていたんだろう。
少し気が楽になったような気持ちと、少し寂しいような、、
複雑な気持ちだ。
もし僕がそのことを言ってしまったとしたら、
今ナナはどうなっていただろうか。
幸せな家庭を築くことができただろうか、
あるいはまるで関係なかったのだろうか。
僕たちには姉がいた。その姉同士が友達だった。
次第にお互いの家を行き来するようになった。
そんな感じで仲良くなっていったもんだから、
だけどそのよそよそしい距離感にお互いニヤニヤしながら、
そんな関係だった。
僕に教えてくれたのはナナだった。
ナナが付き合い始めた男のうちの一人は
学年で一番足が速くて
僕が一番仲良くしている男だった。
だけどその彼のすぐ次に付き合ったのは
ど真ん中に「我関せず」といった素振りをしていた僕に
相談役が回ってきた、という感じだ。
僕はピュアに一途だったので、初恋の女の子のことはロクに話したこともないのに
2年間の片思いを続けていたり(これはあとで両思いだったことが発覚するのだけど、別の話)
2個下の女の子に一目惚れをして学校中(これは大袈裟ではなく)からロリコン扱いされているといった
強靭なプラトニック精神があったから、都合がよかったんだろう。
そういう相談ごとに乗ってあげるお目付役でありながら、
僕の恋愛も一番に聞いてくれる
僕たちの中学では付き合っては別れて、みたいなことをみんなが繰り返していたから
同級生の中には「めぼしい同級生とは全員と付き合ったことがある」ような子もいる状態で
当時の僕は「どうせ結婚もしない相手と付き合ったところで、その人のことを思いやれているの?」
ということを説法しては、煙たがられた。
ナナはそんな僕の一途なところを信頼してくれていた。
ナナのいいところは偏見がないところだった。
僕は学校ではとかく問題児だったから、多少嫌われる部分があったけど
それでも僕の正義をしっかりと聞いて
「リュウくんは間違ってないよ」ってしっかり言ってくれた。
当時の僕たちは、そんなお互いの価値観や嗜好性を語り合っては、
どういう関係として歩み寄っていくべきか、
そんなことを話すような間柄だったのだ。
高校生のある冬の夜。
中学校の目の前にあるナナの家の前で、
いつものように塀の上によじ登って
お互いに話し合っていると、
断ったんだけど、いいからっていうことで
今までは部屋に入ることはあまりなかったんだけど
今回初めてナナのベッドの中に入ることになった。
するとナナの姉が部屋に入ってくるや否や
修学旅行で買ってきた沖縄のコンドームを部屋の机の上にばらまいて
「ヤるならしっかりとゴムしなよ」と言った。
その時の僕は正直、なんて返事をしたのか覚えてない。
そしてその時のナナの様子も覚えていない。
鮮明に記憶に残っている。
僕たちがそれを使うことはなかったし、
僕がナナに触れることはなかった。
もしかしたら、ナナはそれを期待していたのかもしれないけど。
そんな時に「私の働いているパン屋においでよ。パン、もらえるよ」
といってくれたのがナナだった。
僕は潔くお邪魔することにした。
おそらくパンを食べなかった日はないだろう。
こっそりパンをとっていることを知っていながらも
過酷な浪人生活で、自分で食材を買って料理する手間を減らしながら、
食費を節約することができた。
ぶっちゃけて言えば、ナナは恩人だ。
ひねくれた。
そんな状態でも、僕がいつかやり切ることをナナだけは知っているかのようだった。
僕が無事に大学生になって、疎遠になっている中でも、
お互いの誕生日にはかならず「おめでとう」の連絡を
欠かさずに行っていた。ナナがそうしてくれていたから
僕もそうしていたし、
なんでかわからないけど、誕生日プレゼントを買いあったりもしていた。
そんな関係であることを「学年で一番足が速いやつ」は知っていて
「ナナが好きなのって、実はリュウなんじゃないの?」
と言われた。
まさか。
と思っていた矢先、「相談したいことがある」
と連絡がきた。
二人で久々にご飯を食べていて。
その理由は「同棲中、寂しかったから犬を飼い始めたら彼氏に怒られた」
だったらしく、犬と共に去りぬ。という状況だった。
ナナは彼氏と別れるたびに、僕に必ず連絡をくれる。
そして必ず、「好きだよ」と言ってくれる。
僕がお金持ちにならなくても、ずっと。
もし僕に、彼女がいなかったらよかったのだろうか。
それとも、僕の方に受け入れるだけの覚悟がなかったのだろうか。
婚約前夜、池袋のバルで、「このまま本当に結婚してもいいのかわからない」
という相談をされた時、僕が「そんな男と別れて、俺と結婚したら」
と言ったら、キミはどう思ったんだろう。
と同時に、「なんか話したいことあんだな」
と思う。
と言った。
お兄ちゃんかあ。
ずるくない?
まあいっか。
結婚、おめでとう。
頑張ってね。
晴れそうで雨降りそうな
深い愛と、濁った恋
笑ってるの怒ってる?
ああ、楽しい。ああ、少し好き。
「新機動戦記ガンダムW」という作品がある
1995年から1996年まで放送された、従来の「宇宙世紀」の世界観を一新し新たな世界観を構築・定着させた「機動武闘伝Gガンダム」に続く、まったく新たな視点から《ガンダムワールド》を描く新世代ガンダムの二作目である
人類がコロニーに住むようになって百数十年。地球を巣立った人類は、宇宙コロニーでの生活に新たな希望を求めていた。しかし、《地球圏統一連合》は宇宙での権益を確保するため、非武装を解く指導者を暗殺。正義と平和の名の下に、圧倒的な軍事力をもって各コロニーを制圧していった。アフターコロニー195年。作戦名オペレーション・メテオ。連合に反目する一部のコロニー居住者たちは、流星に偽装した新兵器を地球に送り込む行動に出た。それは、五体の最新型モビルスーツ「ガンダム」。そして、それらを操る五人の少年…戦闘のプロフェッショナル…彼らこそが、コロニーから送り込まれたエージェントだった。というあらすじだけど、Gに負けず劣らずこちらも非常に斬新だと思う。
僕はこの作品の存在を視聴する前から知っていた。ゲーム作品によく登場していたからだ。ガンダムWは放送中は勿論の事、放送が終わってからも非常に高い人気を誇り、長い間ロボットが登場するゲームには引っ張りだこだった。
そこで僕はこのガンダムWという作品に一目惚れをした。「こんなに美しいロボットが居るのか!?こんなに主題歌がカッコいいのか!?このヒイロって主人公クールすぎるだろ!」ともう好きになる要素しか無かった。何もかも好みだった。
厳密に言えばその作品は「Endless Waltz」というWの続編だったけど、事情をよく知らない僕はこういうサブタイトルなんだろうなと勘違いしていた。「ビーストウォーズ」の「超生命体トランスフォーマー」のような副題だと思っていた。
ガンダムシリーズを取り扱ったゲーム作品において、このガンダムWの人気の絶大だった。どの作品にも五人の少年と五機のガンダム達は登場していた。その中にTV版を取り扱った物もあったので、そこでやっと僕は勘違いに気付いた。
ガンダムWの主題歌はどれもカッコ良かった。「JUST COMMUNICATION」も、「RHYTHM EMOTION」も、「WHITE REFLECTION」も、そして「LAST IMPRESSION」も。原曲の良さがゲームのアレンジ曲から伝わってきた。
そして、本編もカッコ良かった。「お前を殺す」「死ぬほど痛いぞ」などWを視聴する前から知っていた有名な台詞を実際に聞く事が出来た。「50階建てのビルから飛び降りても骨折するだけで死なない」「骨折を自力で治す」「鉄格子を素手で握り潰す」などあまりにも有名な主人公ヒイロの逸話も全て真実だった。まさかGガンダムの後とはいえガンダムでこんな事を出来るキャラクター達が登場するとは。宇宙世紀の強化人間でもここまで人間離れしてない気がする。
Wといえばカトキハジメ氏が手掛けた数々のMSも忘れられない。古くからのガンダムファンの中には「GとWはガンダムとして認められない」と否定的な人間も昔は少なからず居たらしい。そんな人でもMS「トールギス」のデザインに関しては唸らずにいられなかったそうな。デュアルアイや特徴的なV字アンテナなど所謂「ガンダム」的な記号は無いのに、あれほどまでにヒロイックな印象を放つMSはそう無いと僕も思う。非ガンダムライバル機の頂点の一つではないだろうか。
ゲーム作品ではあまり出番の無いヒロイン「リリーナ・ドーリアン」の動向も気になった。序盤で父親を殺された彼女は父を殺した犯人への復讐を目論んだり、物心付く前に生き別れた兄と再会したり、とある王国の王女として国家再興のため学園を経営する事になったり、その国が攻められ再び滅びたと思ったら今度は世界国家の元首に祭り上げられた後すぐに辞めさせられたり。MSにも乗らないというのに何と波乱万丈な人生だろう。Wって4クールの話なのに。
設定記録集に抜粋された放送開始前の企画書によると「新機動戦記ガンダムW」という番組の最大の特色は、息をもつかせぬドラマ展開らしい。確かに、主人公達の立ち位置も倒すべき相手も次々に移り変わるガンダムWという作品は非常に目まぐるしくスピーディーな展開だった。勢力図の複雑さは歴代ガンダムNO.1と言っても良いと思う。Zガンダムにも同じ事が言えるけど、一度見ただけでストーリーを把握出来た人はきっと居ないんじゃないだろうか…?
物語の終盤、遂にコロニー側革命軍ホワイトファングと地球側世界統一国家軍は激突する。ガンダムのパイロット達は、どちらにも与さず双方を否定した。未来とは強者の支配によって訪れる物ではない、自分達の手で掴む物だと。
このガンダムWの終盤の展開は本当に熱い。それまで世界各地で戦っていたガンダムのパイロット達が、遂に5人全員肩を並べて戦うのだ。全49話のアニメでチームが結成されたのが44話目だと言うのだから堪らない。待ちかねたぞ、ガンダム!後期OPもラスト10話でようやく解禁された!その後期OPの映像が完成したのは何とラスト2話!最終回のTVシリーズとは思えない超絶作画といいガンダムWという作品のクライマックスは最高に面白かった!!傑作だ!
そしてこの「新機動戦記ガンダムW」という作品は前述したように非常に人気が高かった。宇宙世紀でない所謂「アナザーガンダム」であったにも拘らず翌年にはOVAが製作され、後にOVAを一本に纏めた劇場版も公開された。
僕はTV版を見終えた後すぐにこのOVA作品「Endless Waltz」を見た。この作品に僕が初めて「ガンダムW」の存在を知った時から恋い焦がれていた。ここまで長かった。そして…冒頭の戦闘シーンから度肝を抜かれてしまった。
「何だこの超絶作画は!?量産機の動きがTV版と全然違う!しかもこのMSの描き込み!!あ、ガンダムのデザインもEW版になってる!スゲー!!」とTV版から圧倒的に向上したOVAクオリティにもうテンションが上がった。
舞台はTVシリーズから1年後。地球と宇宙の戦いが終わり平和になった世界で突如何者かに誘拐されたリリーナを連れ戻すために、世間はクリスマスだというのにヒイロ達がまた働くはめになるという内容だった。いかにも続編物らしい。
何と言っても超絶美麗な作画が特徴で、90年代OVA作品としては「ガンダム0083」や「マクロスプラス」と同じくセル画ロボットアニメの極致の一つだと言えるかもしれない。その美麗な作画でカトキハジメ氏が新たにデザインを描き下ろしたガンダム達が戦う。この所謂「EW版」の機体はガンダムファンから絶大な人気を得ており、一時ガンダムWのガンダムといえばこの「EW版」を指す事もあった。現在でも定期的に新商品が出続けている。何という人気だろうか。
Endless Waltzでは最終的に『平和と自由』を自らの手で掴み取るために立ち上がる民衆の姿が描かれる。弱者たちの代弁者として戦っていたガンダムのパイロットは役割を終え愛機を爆破した。彼らは自分の道を歩いていった。
こうして、ガンダムWというお話は綺麗に終わった。TV版で完全平和への道を模索し様々な人達が戦った。EW版でその平和を維持するためには一部の人間が戦うだけでは駄目なのだと民衆が立ち上がり声をあげる姿が描かれた。
TV版では描き切れなかった問題とその解決までを描いた見事な続編だと思う。「Endless Waltz」の数十年後の世界を描いた「Frozen Teardrop」という作品もあってこちらでも何らかの事件は起きているらしいが、僕は恒久平和の実現は非常に難しいと考えているのでそういう続編があっても良いと思う。まだ最初の方しか読んでいないけど結構自分好みだったので僕は好きだ。古くからのガンダムWファンにはあまり評判が良くないなので人には薦めないけど…。
この「新機動戦記ガンダムW」という作品は非常に個性的で面白い。キャラクターのエキセントリックな言動や行動からギャグアニメという人も居るけど、平和と戦いについてキャラが哲学を続ける内容は硬派である、と高い人気がある。
ここからが本題なんだけど…実は「ガンダムW」という作品の結末は企画当初に予定されていた物から変更されたらしい。これは「ガンダム」に限らずどんな作品で起こりうる事なので悪い事ではない。変更した結果面白くなる事も多い。
TVアニメではラストに亡き父と同じ外務次官の任についたリリーナがヒイロから贈られた手紙とぬいぐるみを発見し、その手紙をヒイロの前で破り捨る所で話が終わる。1話でヒイロはリリーナからの手紙を破り捨てたのでお相子だろうか。
一方小説版とコミックボンボンでときた洸一先生が連載していた漫画版では微妙に異なる結末が描かれる。TV版ではヒイロ達5人の少年の顛末は描かれずその後幾つかの外伝を経て「Endless Waltz」に繋がるのだが、この二作ではヒイロ達は火星地球化計画に参加し開拓者として火星へ向かう事となる。ガンダムWで火星が舞台となるのは「Frozen Teardrop」なので、大分先取りしている事になる。というよりEWが無ければ即FTが始まるのだろうか。
これは完全に僕個人の好みなので良い悪いの話ではないけど、僕はTV版のラストより小説版やボンボン版で採用された企画当初に考えられていた終わり方の方が好きだ。ガンダムWという作品でTV版だけでは「ヒイロ達はこの戦いの後何をするんだろう?」という疑問が残るけど、当初の構想では彼らは火星に赴くと断言されている。また小説版でヒイロは《戦いしか知らない俺たちは今の世界にはすぐには適応できないだろう。俺は戦いの中に身を置く事に慣れきってしまったのかもしれない。赤い惑星には俺たちの戦いが待っている。俺は再び戦いの中に身を投じるつもりだ。だが、今度の戦いは死への戦いではない。生きるための戦いだ。俺は必ず生きてみせる》と語っている。幼い頃からエージェントとして戦闘訓練を受けてきた彼らが日常生活にすぐ適応できるかは分からない。実際で「Endless Waltz」においてガンダムのパイロットの一人であった「張五飛」は平和な世界で無用な存在であると切り捨てられた兵士のために立ち上がり、自らが「悪」になる覚悟でヒイロ達と戦った。ベトナム戦争でPTSDを負いどうしても平和な生活に馴染めなかった「ランボー」のような兵士がきっとあの世界にも沢山居たんだと思う。ヒイロも、トラウマに苦しめられていた。
僕がこの終わり方が好きなのはヒイロ達の戦いがまだまだ続く所にもあると思う。ヒイロはTV版で《地球圏統一連合》を裏から操る秘密結社「OZ」の企みにより地球と宇宙の和平を望む平和論者であり連合軍最高司令官でもある《ノベンタ元帥》を殺害してしまう。ヒイロは己の犯した過ちの審判を仰ぐため、元帥の一族すべてに面会する旅に出る。己の罪を告白した後相手に拳銃を手渡し「ご家族の怒りと無念だった元帥の魂が引き金で静まる事」を願う。
ノベンタ元帥の孫娘・シルビアは「こんな事させて自分だけ楽になろうなんて!!卑怯だわ!」とヒイロに怒る。僕も少しそう思う。僕は続編でヒイロが生きている事を知っているので、彼が元帥のご遺族に殺されない事を知っている。
「命なんて安いものだ。特にオレのはな…」という台詞にあるように、ヒイロ・ユイという主人公はとても自分の命を安く見ている。1話で民間人に顔を見られて早速自害しようとしたが死ねなかった。2話でも機密保持のために自殺じみた行為を行ったが死ねなかった。3話では飛び降り自殺を図ったが死ねなかった。10話ではガンダムをOZに渡さないために機体を自爆させたが死ねなかった。物語の序盤でこれだけ自殺を図った主人公は他に絶望先生くらいだろうか。
そんな死にたがりの彼にいきなり拳銃を手渡されて「貴方のご家族を私が殺しました。許せなければ撃ってください」と言われても大半の人は困惑すると思う。怒った相手に殺されたとしても死にたいヒイロからすれば願ったりだろうし。
そのヒイロが、最終回でついに「俺は死なないっ!!」と生きる意思を見せるシーンは感動だ。これまで手にかけた相手の事で内心ずっと悔やんでいたヒイロが、EWの終盤戦いを終え「オレはもう誰も殺さない…」と呟くシーンも良い!
つまり自分の行いを悔やんでいるヒイロには、火星開拓への従事という初期の終わり方は前向きな贖罪になったんじゃないだろうか?と僕は思うんだけど…その終わり方だと「Endless Waltz」という作品は生まれなかったろうな…。
続編の製作が決まる事で現在進行中の物語の結末が変わる事はきっとよくあるんだろうけど、それはつまりその作品の続編が生まれるという事だから良い事だ!と僕は思う。ガンダムW、今年で放送終了25周年らしいです!
ラインでしばらく会えそうもない、一人にしてくれと言われた。元気になったら話すと。
私は彼が元気じゃない時にそばに居れる存在ではない事が悔しかった。
でも、そばに居れても上手く慰められる自信はなかった。
初デートは餃子屋さんだった。一目惚れだった。ビールを飲んでいる時に目が合ったらにこっとしてきたのだ。きゅんとしてしまった。そんなのずるい。
彼は太陽みたいな人だ。笑顔が可愛くて、そばに居るとあったかい。いい奴って感じで、友達、知り合いが多い。
小学生の頃から不登校で引きこもりの私は、初めて見たものを親と思い込む小ガモのように、彼を親と認識してしまった。
この人なら暗い私を変えてくれるだろうと、他力本願も甚だしい期待を抱いてしまった。
それからそろそろ1年経つ。まだ付き合ってはいない。セックスは一度だけした。私から迫った。
月1も会えないが、会うと好きだと思う。
でも、自分を出せない。遠慮してしまって言葉が出なかったり、話を掘り下げられなかったりする。
元カノの人数を聞いて、多いと思った。だが、ふーんとしか言えなかった。話甲斐のない女だ。
次会ったらちゃんと自分の気持ちを伝えよう、と、何回思っただろうか。
気付いたら、彼が遠くにいた。当然だ。私は近づこうとしていなかった。自分を出す事をせず、顔色を伺っていた。
ハグもキスもしたが、心は遠く感じた。セックスの最中、好きと言いたいのに言えなかった。
彼が私の事をどうおもっているのか、怖くて聞けなかった。
次いつ会えるかラインしていたら、突然、「友達が死んで、しばらくそんな気分になれない」と言われた。
私は、何も聞けなかった。電話したいと言ったが、勘弁してくれと言われた。だから、連絡してくれるのを待つと言った。
本当は会いに行きたかった。彼のそばに居たかった。背中をさすりたかった。
はたして、また会えるのだろうか。彼は私に会いたいと思ってくれるだろうか。私は祈るしかない。彼が元気になるのを。